JP2023066181A - 大型扉用の枠体、及び、大型扉 - Google Patents

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Tsutomu Kasai
和則 山口
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Abstract

Figure 2023066181000001
【課題】扉枠の施工後に扉枠の位置調整を行うことが可能となるため、扉枠と扉本体との間でシール性能を確保しやすくなる、大型扉用の枠体を提供する。
【解決手段】大型扉である扉10に設けられる枠体は、構造物における壁体Wの壁開口Waに設置され、壁開口Waに沿って設けられる扉枠(縦枠21・21及び上枠22)と、壁体Wの厚さ方向における扉枠の位置を調整する調整機構(縦枠調整機構23・23及び上枠調整機構24)と、を備え、支持部材である調整部材29・44と扉枠との間に一又は複数の調整板29b・44bが介挿されることにより、調整部材29・44と扉枠との相対位置が調整可能とされる。
【選択図】図3

Description

この開示は、構造物における壁体の開口に設置される大型扉用の枠体、及び、この枠体を備える大型扉に関する。
特許文献1には、引戸構造の扉構造により開口部を開閉する技術が記載されている。
特開2019-94667号公報
特許文献1に記載の扉構造によれば、開口部において枠体の位置調節ができないため、扉本体との間に隙間が生じた場合に扉構造のシール性能が低下する可能性があった。そこで、本開示は、上記に関する課題を解決することを目的とする。
本発明の第1観点に係る大型扉用の枠体は、構造物における壁体の開口に設置される大型扉用の枠体であって、前記開口に沿って設けられる扉枠と、前記壁体の厚さ方向における前記扉枠の位置を調整する調整機構と、を備える。
上記第1観点に係る大型扉用の枠体によれば、扉枠の施工後に扉枠の位置調整を行うことが可能となるため、扉枠と扉本体との間でシール性能を確保しやすくなる。なお、上記第1観点において、壁体の開口を、水平方向に変位する扉本体で開閉する構成とすることができる。また、上記第1観点において、壁体の開口を、上下方向に変位する扉本体で開閉する構成とすることも可能である。
本発明の第2観点に係る大型扉用の枠体は、第1観点に係る大型扉用の枠体であって、前記調整機構は、前記構造物に支持される支持部材と、前記支持部材と前記扉枠とを連結する連結部材と、を備え、前記支持部材は、前記扉枠に対して前記壁体の厚さ方向に隣接して設けられ、前記支持部材と前記扉枠との間に一又は複数の調整板が介挿されることにより、前記支持部材と前記扉枠との相対位置が調整可能とされる。
上記第2観点に係る大型扉用の枠体によれば、支持部材と扉枠との間で調整板の枚数を変更することにより、扉枠の位置調整を容易に行うことが可能となる。
本発明の第3観点に係る大型扉用の枠体は、第1観点に係る大型扉用の枠体であって、前記調整機構は、前記扉枠に固定される固定部と、前記固定部を前記壁体に固定する固定部材と、を備え、前記固定部は、前記壁体に対して前記壁体の厚さ方向に隣接して配置され、前記固定部と前記壁体との間に一又は複数の調整板が介挿されることにより、前記固定部と前記壁体との相対位置が調整可能とされる。
上記第3観点に係る大型扉用の枠体によれば、固定部と壁体との間で調整板の枚数を変更することにより、扉枠の位置調整を容易に行うことが可能となる。
本発明の第4観点に係る大型扉は、第1観点から第3観点の何れか一に係る大型扉用の枠体と、前記大型扉用の枠体に対して近接離間可能とされる扉本体と、を備える。
上記第4観点に係る大型扉によれば、扉枠の施工後に扉枠の位置調整を行うことが可能となるため、扉枠と扉本体との間でシール性能を確保しやすくなる。
本発明の第5観点に係る大型扉は、第4観点に係る大型扉であって、前記扉本体は、前記壁体に沿って変位可能に設けられ、前記扉本体と前記扉枠との何れか一方には、前記扉本体により前記開口を閉塞した際に前記扉本体と前記扉枠との間の隙間を閉塞する遮蔽部材が設けられる。
上記第5観点に係る大型扉によれば、遮蔽部材によってシール性能の調整を容易に行うことが可能となる。
本発明の第6観点に係る大型扉は、第5観点に係る大型扉であって、前記扉本体を前記壁体に沿ってスライド変位させる駆動装置を備える。
上記第6観点に係る大型扉によれば、駆動装置により大型扉を開閉することが可能となる。
一実施形態に係る大型扉の閉状態を示す正面図。 一実施形態に係る大型扉の開状態を示す正面図。 図1中のX-X線断面図。 図1中のY-Y線断面図。 第一実施例に係る扉枠の支持構造を示した拡大水平断面図。 第二実施例に係る扉枠の支持構造を示した拡大水平断面図。 扉枠の支持構造を示した側方断面図。 (a)及び(b)はそれぞれ、第一実施例及び第二実施例に係る扉枠の支持構造を示した拡大側方断面図。 第一変形例に係る調整機構を示した拡大水平断面図。 第二変形例に係る調整機構を示した拡大水平断面図。
[扉10の全体構成]
以下では図1から図4を用いて、本発明に係る大型扉の一実施形態である扉10の全体構成について説明する。本実施形態においては、図1に示す正面視で扉10の方向を規定する。即ち、図1における右側を扉10の右側方とし、図1における紙面手前側を扉10の前方とする。図1から図4に示す如く、本実施形態に係る扉10は、床面Fに立設された構造物の壁体Wに設けられる。
図1から図4に示す如く、壁体Wには矩形の壁開口Waが形成されている。本実施形態に係る扉10が備える枠体は、壁開口Waに沿って設けられる扉枠(縦枠21・21、上枠22、及び、下枠37)と、壁体Wの厚さ方向における扉枠の位置を調整する調整機構(縦枠調整機構23・23及び上枠調整機構24)と、を備える。
壁開口Waには、扉枠を構成する縦枠21・21が壁開口Waの左右の内側面に沿って設けられる。また、壁開口Waには、扉枠を構成する上枠22が壁開口Waの上側の内面に沿って設けられる。また、壁開口Waには、扉枠を構成する下枠37が壁開口Waの下側の内面にそって設けられる。
本実施形態に係る扉10において、縦枠21・21、上枠22、及び、下枠37によって開口部が形成される。縦枠21・21、上枠22、及び、下枠37の前面には、前側に延出される遮蔽部材25が組付けられる(図5、図6及び図8を参照)。
床面Fにおける壁開口Waの前側には、壁開口Waの下辺に沿ってレール支持部材11が設けられる。レール支持部材11には、扉本体30を支持するレール12が固定される。本実施形態に係る扉10においては、レール12に沿って扉本体30が左右にスライド変位することにより、開口部が開閉される。本実施形態においては、扉本体30が開口部の前側に位置する図1の状態を「閉状態」とする。また、扉本体30が開口部の前から右側方に退避した図2の状態を「開状態」とする。
扉本体30は金属製部材を組み合わせて構成された、前後方向に厚みのある板状に形成されている。具体的に扉本体30は、複数本のH型鋼やL型鋼等、様々な材種とサイズの鋼材により形成された扉フレームが矩形に組み合わされ、組み合わされた扉フレームの前後両面に板材がそれぞれ設けられる。扉本体30の周縁部分には後方に延出された突出部31が形成される。
扉本体30の左下部には駆動ケース32が設けられる。駆動ケース32の内部には駆動輪33及び駆動装置であるモータMが収容される。一方、扉本体30の右下部には従動ケース34が設けられる。従動ケース34の内部には従動輪35が収容される。モータMが駆動することにより駆動輪33が回転し、駆動輪33及び従動輪35がレール12の上を転動する。これにより、扉本体30がレール12に沿って左右にスライド変位可能とされる。
図7に示す如く、本実施形態に係る扉10において上枠22は上枠支持板22aに固定されている。上枠支持板22aには前方に突出する庇部41が設けられる。庇部41の内部には下方に向けてガイドレール42が設けられる。
また、扉本体30の上部には、三個のガイドローラ36がローラ支持部36aを介して設けられる。それぞれのガイドローラ36は上下方向に向けた回動軸を中心に回動可能とされ、ガイドレール42の内側に収容される。ガイドレール42はガイドローラ36を前後方向から挟持することにより、扉本体30の前後方向への変位を規制するとともに、左右方向へのスライド変位をガイドする。
[調整機構]
次に、図5から図8を用いて、壁体Wの厚さ方向である前後方向における扉枠の位置を調整する調整機構について説明する。本実施形態に係る扉10においては調整機構として、図1から図4に示す如く、縦枠21・21の前後方向における位置を調整する縦枠調整機構23・23と、上枠22の前後方向における位置を調整する上枠調整機構24と、を備える。なお、扉10の左右に設けられた縦枠調整機構23・23は左右対称で同様に構成されているため、以下では左側の縦枠調整機構23を中心に説明する。
本実施形態に係る扉10において、縦枠調整機構23は図3に示す如く、壁体Wを備える構造物に支持される支持部材として、構造物の内部に立設されたH鋼である支持柱26と、支持柱26に固定される第一支持部27と、第一支持部27に固定される第二支持部28と、第二支持部28に固定される調整部材29と、を備える。また、支持部材を構成する調整部材29と縦枠21とを連結する連結部材としてボルトBが設けられる。
図5及び図6に示す如く、支持部材を構成する調整部材29は、縦枠21に対して壁体Wの厚さ方向である後方に隣接して、縦枠21に沿って設けられている。また、縦枠21の後面には雌ねじ孔が形成された複数個の縦スペーサ21aが所定の間隔を空けて固定される。ボルトBが調整部材29を貫通してそれぞれの縦スペーサ21aの雌ねじ孔に螺入されることにより、支持部材と縦枠21とが連結される。
縦枠調整機構23においては図5及び図6に示す如く、調整部材29の前面である調整面29aと縦枠21に設けられた縦スペーサ21aとの間に一又は複数の調整板29bが介挿される。そして、この調整板29bの枚数を調節することにより、調整部材29と縦枠21との相対位置が調整可能とされる。即ち、図5に示す第一実施例の如く調整板29bを二枚とした場合と比較して、図6に示す第二実施例の如く調整板29bを五枚とした場合は、縦枠21を前側に位置させることができる。
また、本実施形態に係る扉10において、上枠調整機構24は図7に示す如く、壁体Wを備える構造物に支持される支持部材として、支持柱26と、支持柱26に固定される第三支持部43と、第三支持部43の上下両端部に固定される調整部材44・44と、を備える。また、支持部材を構成する調整部材44と上枠22とを連結する連結部材としてボルトBが設けられる。
図8(a)及び(b)に示す如く、支持部材を構成する調整部材44・44は、上枠22を支持する上枠支持板22aに対して壁体Wの厚さ方向である後方に隣接して、上枠支持板22aに沿って設けられている。また、上枠支持板22aの後面には雌ねじ孔が形成された複数個の上スペーサ22bが所定の間隔を空けて固定される。ボルトBが調整部材44を貫通してそれぞれの上スペーサ22bの雌ねじ孔に螺入されることにより、支持部材と、上枠支持板22a及び上枠22と、が連結される。
上枠調整機構24においては図8(a)及び(b)に示す如く、調整部材44の前面である調整面44aと上枠支持板22aに設けられた上スペーサ22bとの間に一又は複数の調整板44bが介挿される。そして、この調整板44bの枚数を調節することにより、調整部材44と、上枠支持板22a及び上枠22と、の相対位置が調整可能とされる。即ち、図8(a)に示す第一実施例の如く調整板44bを二枚とした場合と比較して、図8(b)に示す第二実施例の如く調整板44bを五枚とした場合は、上枠支持板22a及び上枠22を前側に位置させることができる。
上記の如く、本実施形態に係る扉10においては、調整機構(縦枠調整機構23・23及び上枠調整機構24)により、壁体Wの厚さ方向における扉枠(縦枠21・21及び上枠22)の位置を調整可能としている。これにより、扉枠の施工後に扉枠の位置調整を行うことが可能となる。このため、施工後に扉枠と扉本体30との間隔が所定の範囲内にない場合でも、扉枠の前後位置を調整できるため、扉枠と扉本体30との間でシール性能を確保しやすくすることができる。
本実施形態に係る扉10において、扉枠には、扉本体30により開口を閉塞した際に扉本体30と扉枠との間の隙間を閉塞する遮蔽部材25が設けられる。扉10においては、扉枠の前後位置を調整できるため、扉枠と扉本体30との間で遮蔽部材25によるシール性能の調整を容易に行うことが可能となる。
また、本実施形態に係る扉10においては、支持部材(調整部材29・44)と扉枠との間に一又は複数の調整板29b・44bが介挿されることにより、支持部材と扉枠との相対位置が調整可能とされる。これにより、支持部材と扉枠との間で調整板29b・44bの枚数を変更することにより、扉枠の位置調整を容易に行うことが可能となる。
また、本実施形態に係る扉10においては、縦スペーサ21a及び上スペーサ22bは所定の間隔を空けて複数個設けられているため、部分的に調整板29b・44bの枚数を変更することにより、扉枠の前後位置の調整を局所的に行うことも可能となる。
[第一変形例]
次に、図9を用いて、壁体Wの厚さ方向である前後方向における扉枠の位置を調整する調整機構の第一変形例について説明する。以下に記載する変形例において、調整機構以外の大型扉の全体構成は概ね共通するため、大型扉の詳細な説明は省略する。本変形例に係る縦枠調整機構123は図9に示す如く、縦枠21に沿って固定される固定部125と、固定部125を壁体Wに固定する固定部材であるアンカーボルト124及びナットNと、を備える。アンカーボルト124は所定の間隔を空けて複数本固定されている。
固定部125は、壁体Wに対して壁体Wの厚さ方向である後方に隣接して配置されている。図9に示す如く、アンカーボルト124が固定部125を貫通した状態でナットNがアンカーボルト124に螺合されることにより、固定部125が壁体Wに固定される。
本変形例に係る縦枠調整機構123においては図9に示す如く、固定部125の前面である調整面125aと壁体Wとの間に一又は複数の調整板125bが介挿される。そして、この調整板125bの枚数を調節することにより、固定部125と壁体Wとの相対位置が調整可能とされる。即ち、図9に示す如く調整板125bを二枚とした場合と比較して、調整板125bの枚数を増やした場合は、縦枠21を後側に位置させることができる。
上記の如く、本変形例に係る縦枠調整機構123においても、壁体Wの厚さ方向における縦枠21の位置を調整可能としている。これにより、扉枠の施工後に扉枠を扉枠の位置調整を行うことが可能となる。このため、施工後に扉枠と扉本体30との間隔が所定の範囲内にない場合でも、扉枠の前後位置を調整できるため、扉枠と扉本体30との間でシール性能を確保しやすくすることができる。
また、本変形例に係る縦枠調整機構123においても、固定部125と壁体Wとの間に一又は複数の調整板125bが介挿されることにより、縦枠21と壁体Wとの相対位置が調整可能とされる。これにより、固定部125と壁体Wとの間で調整板125bの枚数を変更することにより、扉枠の位置調整を容易に行うことが可能となる。
[第二変形例]
次に、図10を用いて、壁体Wの厚さ方向である前後方向における扉枠の位置を調整する調整機構の第二変形例について説明する。本変形例に係る縦枠調整機構223は図10に示す如く、縦枠21に沿って固定される固定部225と、固定部225を壁体Wに固定するための固定部材である枠部材224、枠部材224に固定される埋め込みナット224a、及び、ボルトBと、を備える。枠部材224及び埋め込みナット224aは壁体Wと一体的に構成される。埋め込みナット224aは所定の間隔を空けて複数個設けられている。
固定部225は、壁体Wに対して壁体Wの厚さ方向である後方に隣接して配置されている。図10に示す如く、ボルトBが固定部225を貫通した状態で埋め込みナット224aに螺入されることにより、固定部225が壁体Wに固定される。
本変形例に係る縦枠調整機構223においては図10に示す如く、固定部225の前面である調整面225aと壁体Wとの間に一又は複数の調整板225bが介挿される。そして、この調整板225bの枚数を調節することにより、固定部225と壁体Wとの相対位置が調整可能とされる。即ち、図10に示す如く調整板225bを二枚とした場合と比較して、調整板225bの枚数を増やした場合は、縦枠21を後側に位置させることができる。
上記の如く、本変形例に係る縦枠調整機構223においても、壁体Wの厚さ方向における縦枠21の位置を調整可能としている。これにより、扉枠の施工後に扉枠の位置調整を行うことが可能となる。このため、施工後に扉枠と扉本体30との間隔が所定の範囲内にない場合でも、扉枠の前後位置を調整できるため、扉枠と扉本体30との間でシール性能を確保しやすくすることができる。
また、本変形例に係る縦枠調整機構223においても、固定部225と壁体Wとの間に一又は複数の調整板225bが介挿されることにより、縦枠21と壁体Wとの相対位置が調整可能とされる。これにより、固定部225と壁体Wとの間で調整板225bの枚数を変更することにより、扉枠の位置調整を容易に行うことが可能となる。
[他の変形例]
上記実施形態は、以下の変形例に示すように適宜変形が可能である。なお、各変形例は、矛盾が生じない範囲で他の変形例と組み合わせて適用されてもよい。
本実施形態に係る扉10は、壁体Wに形成された開口部において扉本体30を左右にスライド変位させて開閉するように構成されているが、本発明に係る大型扉は本実施形態に限定されるものではない。即ち、壁体Wに開口された開口部を、上下方向に変位する扉本体で開閉する構成とすることも可能である。また、水平面に開口された開口部を、水平方向又は上下方向に変位する扉本体で開閉するハッチタイプの構成とすることも可能である。
本実施形態に係る扉10は、開口部の下側に設けたレール12に沿って扉本体30をスライド変位させる構成としたが、扉本体の上部に車輪を設け、開口部の上側に設けたレールに沿って扉本体をスライド変位させる構成とすることも可能である。また、扉本体をチェーン等の吊下部材で吊下げた状態で吊下部材を変位させることにより、扉本体を変位させる構成とすることも可能である。
本実施形態に係る扉10において、扉本体30は駆動装置としてモータMを採用したが、扉本体30の駆動装置として、電動以外に油圧機構等の他の構成を採用することも可能である。
本実施形態に係る扉10において、遮蔽部材25は扉枠に設けられる構成としたが、遮蔽部材を扉本体30における突出部31の後面に設ける構成とすることも可能である。
本実施形態に係る扉10において、ボルトBが貫通する調整部材29・44の孔を長孔とすることにより、扉枠を長手方向に直交する方向(縦枠21においては左右方向、上枠22においては上下方向)への変位を許容する構成とすることも可能である。
本実施形態に係る扉10においては、支持部材(調整部材29・44)と扉枠との間に調整板29b・44bを介挿して扉枠の位置調整を行っているが、支持部材と扉枠の位置調整の方法としては、押しボルトとダブルナットとを組合せた構成等、他の方法を採用することも可能である。
10 扉(大型扉) 11 レール支持部材
12 レール
21 縦枠(扉枠) 21a 縦スペーサ
22 上枠(扉枠) 22a 上枠支持板
22b 上スペーサ
23 縦枠調整機構(調整機構)
24 上枠調整機構(調整機構)
25 遮蔽部材 26 支持柱(支持部材)
27 第一支持部(支持部材)
28 第二支持部(支持部材)
29 調整部材(支持部材)
29a 調整面 29b 調整板
30 扉本体 31 突出部
32 駆動ケース 33 駆動輪
34 従動ケース 35 従動輪
36 ガイドローラ 36a ローラ支持部
37 下枠
41 庇部 42 ガイドレール
43 第三支持部(支持部材)
44 調整部材(支持部材)
44a 調整面 44b 調整板
123 縦枠調整機構(第一変形例)
124 アンカーボルト(固定部材)
125 固定部
125a 調整面 125b 調整板
223 縦枠調整機構(第二変形例)
224 枠部材(固定部材)
224a 埋め込みナット(固定部材)
225 固定部 225a 調整面
225b 調整板
W 壁体 Wa 壁開口(開口)
F 床面 M モータ(駆動装置)
B ボルト N ナット(固定部材)

Claims (6)

  1. 構造物における壁体の開口に設置される大型扉用の枠体であって、
    前記開口に沿って設けられる扉枠と、
    前記壁体の厚さ方向における前記扉枠の位置を調整する調整機構と、を備える、大型扉用の枠体。
  2. 前記調整機構は、前記構造物に支持される支持部材と、前記支持部材と前記扉枠とを連結する連結部材と、を備え、
    前記支持部材は、前記扉枠に対して前記壁体の厚さ方向に隣接して設けられ、
    前記支持部材と前記扉枠との間に一又は複数の調整板が介挿されることにより、前記支持部材と前記扉枠との相対位置が調整可能とされる、請求項1に記載の大型扉用の枠体。
  3. 前記調整機構は、前記扉枠に固定される固定部と、前記固定部を前記壁体に固定する固定部材と、を備え、
    前記固定部は、前記壁体に対して前記壁体の厚さ方向に隣接して配置され、
    前記固定部と前記壁体との間に一又は複数の調整板が介挿されることにより、前記固定部と前記壁体との相対位置が調整可能とされる、請求項1に記載の大型扉用の枠体。
  4. 請求項1から請求項3の何れか1項に記載の大型扉用の枠体と、
    前記大型扉用の枠体に対して近接離間可能とされる扉本体と、を備える、大型扉。
  5. 前記扉本体は、前記壁体に沿って変位可能に設けられ、
    前記扉本体と前記扉枠との何れか一方には、前記扉本体により前記開口を閉塞した際に前記扉本体と前記扉枠との間の隙間を閉塞する遮蔽部材が設けられる、請求項4に記載の大型扉。
  6. 前記扉本体を前記壁体に沿ってスライド変位させる駆動装置を備える、請求項5に記載の大型扉。


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