JP2023061896A - コアシェル型量子ドットの調製装置および調製方法 - Google Patents

コアシェル型量子ドットの調製装置および調製方法 Download PDF

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Abstract

【課題】合成の安定性を向上させ、調製時間を短縮するために、高効率の物質移動および熱移動を達成し得るコアシェル型量子ドットの調製装置を提供する。【解決手段】コアシェル型量子ドットの調製装置は、コア多段供給部品、コア反応部品、シェル供給部品およびシェル反応部品を含む。コア多段供給部品は、異なる反応溶液の供給ラインを含み、反応溶液の1つは、多段供給によって供給ラインを通して連続流路に輸送されるため、異なる反応物のモル比は、所定の比に維持される。コア反応部品は、コア多段供給部品と結合し、異なる反応溶液を反応させてコア構造を形成する。シェル反応部品は、コア反応部品の後の連続流路に結合され、シェル供給部品から供給されるシェルの反応溶液と連続流路からのコア構造とを受け取り、各コア構造の表面にシェル構造を形成する。【選択図】図1

Description

本開示は、コアシェル型量子ドットを調製するための装置および方法に関する。
コアシェル型量子ドットは、現在、あらゆる方面から注目されている発光材料の一つである。量子ドットの大きさを変更することによって、材料のエネルギーギャップを変更し得、量子ドットが発する光の色を調整し得る。加えて、量子ドットは、より狭い半値全幅(FWHM)を有するため、色純度もまた、他の発光材料より優れている。
しかしながら、従来のコアシェル型量子ドットの調製技術は、バッチプロセスである。すなわち、一定の収率の反応を一度に反応槽で行うため、その結果反応温度および反応物の濃度分布が不均一になる。特に収率の拡大は、プロセスの不安定化を容易にもたらし得る。例えば、反応時間および反応物のモル比などの特性を制御することは困難である。さらに、上記の反応を完了するためには、しばしば長い時間を要する。加えて、コアシェル型量子ドットの調製工程では、水分または酸素の影響を避けることが必要であるため、従来のバッチプロセスでは、必要な水分および酸素のバリア環境を実現することが困難である。
本開示は、合成の安定性を向上させ、調製時間を短縮するために、高効率の物質移動および熱移動を達成し得るコアシェル型量子ドットの調製装置を提供する。
本開示は、さらに、多段供給によってコアシェル型量子ドットの半値全幅を狭くし得、供給比によって発光波長を制御し得る、コアシェル型量子ドットの調製方法を提供する。
本開示におけるコアシェル型量子ドットの調製装置は、コア多段供給部品、コア反応部品、シェル供給部品およびシェル反応部品を含む。コア多段供給部品は、第1の反応物供給ライン、N個の第2の反応物供給ラインおよび(N+1)個の第1の予熱装置を含む。第1の反応物供給ラインは、第1の反応溶液を連続流路に輸送するように構成される。N個の第2の反応物供給ラインは、第2の反応溶液を連続流路の異なる区間に輸送するように構成され、Nは、1より大きい整数である。(N+1)個の第1の予熱装置は、第1および第2の反応物供給ラインをそれぞれ予熱するように構成される。コア反応部品は、コア多段供給部品に結合され、第1および第2の反応溶液を反応させてコア構造を形成し、コア反応部品は、N個の第1の混合器、N個の第1のマイクロ流体反応器および第1の温度制御装置を含む。N個の第1の混合器は、各第2の反応物供給ラインに接続される連続流路の異なる区間にそれぞれ配置される。N個の第1のマイクロ流体反応器は、連続流路の異なる区間にそれぞれ配置され、第1のマイクロ流体反応器の各々の供給端は、各々の第1の混合器にそれぞれ接続される。第1の温度制御装置は、N個の第1のマイクロ流体反応器の反応温度を制御するように構成される。シェル供給部品は、連続流路に結合され、シェル供給部品は、第3の反応物供給ラインと第2の予熱装置とを含む。第3の反応物供給ラインは、コア反応部品の後に第3の反応溶液を連続流路に輸送するように構成され、第2の予熱装置は、第3の反応物供給ラインを予熱するように構成される。シェル反応部品は、シェル供給部品に結合され、その結果、第3の反応溶液は、コア構造の表面で反応し、シェル構造を形成する。シェル反応部品は、第2の混合器、第2のマイクロ流体反応器および第2の温度制御装置を含む。第2の混合器は、コア反応部品の後の連続流路に配置され、第3の反応物供給ラインに接続される。第2のマイクロ流体反応器は、コア反応部品の後の連続流路に配置され、第2のマイクロ流体反応器の供給端は、第2の混合器に接続される。第2の温度制御装置は、第2のマイクロ流体反応器の反応温度を制御するように構成される。
本開示の装置を用いたコアシェル型量子ドットの調製方法は、次の通りである。第1の反応物供給ラインとN個の第2の反応物供給ラインとを通して、第1の反応溶液と第2の反応溶液とは、N個の第1のマイクロ流体反応器に輸送され、N個の第1のマイクロ流体反応器内で反応してコア構造を形成する。第2の反応溶液の多段輸送によって、第1の反応溶液と第2の反応溶液とのモル比を所定の比に制御する。次に、第3の反応物供給ラインを通して、第3の反応溶液を第2のマイクロ流体反応器に輸送し、その結果、第2のマイクロ流体反応器において、第1のマイクロ流体反応器からのコア構造の表面にシェル構造を形成して、コアシェル型量子ドットを得る。
上記から、本開示では、狭い半値全幅を有するコアシェル型量子ドットを調製し供給比によって発光波長を変調させるために、多段供給とマイクロ流体反応器とを有する装置を採用し、これによって、高効率な物質移動と熱移動とによって合成安定性を向上させ得、調製時間を短縮し得る。したがって、本開示における方法は、高い色純度を有し要件に応じた特定の色の光を発するコアシェル型量子ドットを調製し得る。
本開示をさらに詳細に説明するために、図を伴ういくつかの例示的な実施形態について詳細に説明する。
本開示の一実施形態に係るコアシェル型量子ドットを調製するための装置の概略図である。
下記に、添付図面を参照して実施形態を詳細に説明するが、提供する実施形態は、本開示の範囲を限定することを意図しない。加えて、図面中の各構成要素の寸法は、説明の便宜上描かれており、本来の寸法に従って描かれているものではない。さらに、本明細書では、「第1」、「第2」等の用語を用いて種々の部品および/または組成物を説明するが、これらの部品および/または組成物は、これらの用語によって限定されるべきではない。むしろ、これらの用語は、ある構成要素または組成物を別の構成要素または組成物と区別するためにのみ使用される。したがって、下記に説明する第1の構成要素または組成物は、実施形態の教示から逸脱することなく、第2の構成要素または組成物と呼ばれ得る。
図1は、本開示の一実施形態に係るコアシェル型量子ドットを調製するための装置の概略図である。
図1を参照すると、本実施形態に係るコアシェル型量子ドットの調製装置は、コア多段供給部品100と、コア反応部品102と、シェル供給部品104と、シェル反応部品106と、を含む。コア多段供給部品100は、第1の反応物供給ライン108、N個の第2の反応物供給ライン110および110ならびに(N+1)個の第1の予熱装置112、112および112を含む。第1の予熱装置112、112、112は、例えば、加熱コイルである。本実施形態では、2つの第2の反応物供給ライン110および110を例に挙げているため、Nは2であることに留意されたい。ただし、本開示はこれに限定されず、Nは1より大きい整数であり得る。したがって、第2の反応物供給ラインの数もまた、3、4、それ以上であり得、第1の予熱装置の数もまた、第1および第2の反応物供給ラインの数に応じて増加する。第1の反応物供給ライン108は、第1の反応溶液を連続流路CCに輸送するように構成され、第2の反応物供給ライン110および110は、第2の反応溶液を連続流路CCの異なる区間に輸送するように構成される。連続流路CCは、異なる反応溶液を同時に供給してコアシェル型量子ドットを合成するという結果を得るために、コアシェル型量子ドットの調製装置全体を通過する流路である。第1の予熱装置112、112、112は、第1および第2の反応溶液が第1の反応物供給ライン108および第2の反応物供給ライン110、110から分離することを防ぐように、第1の反応物供給ライン108および第2の反応物供給ライン110、110をそれぞれ予熱するように構成される。すなわち、第1の予熱装置112は、第1の反応物供給ライン108の周囲に配置され、第1の予熱装置112は、第2の反応物供給ライン110の周囲に配置され、第1の予熱装置112は、第2の反応物供給ライン110の周囲に配置される。加えて、本開示では、マイクロ流体反応器を用いてコアシェル型量子ドットを調製するため、第1の反応溶液および第2の反応溶液の供給流量を制御する必要がある。したがって、コア多段供給部品100は、第1の反応物供給ライン108における第1の反応溶液の流量を制御する第1の流量調整装置114と、第2の反応物供給ライン110および110における第2の反応溶液の流量をそれぞれ制御する2つの第2の流量調整装置116および116と、をさらに設け得る。第1の流量調整装置114および第2の流量調整装置116、116は、例えば、ポンプまたはその他の適切な装置である。したがって、第1の反応溶液は、第1の流量調整装置114を通して第1の反応物供給ライン108に入る。第2の反応溶液は、第2の流量調整装置116を通して第2の反応物供給ライン110に入り、第2の反応溶液は、第2の流量調整装置116を通して第2の反応物供給ライン110に入る。
引き続き図1を参照すると、コア反応部品102は、コア多段供給部品100に結合され、第1および第2の反応溶液を反応させてコア構造を形成する。コア反応部品102は、2つの第1の混合器118および118、2つの第1のマイクロ流体反応器120および120ならびに第1の温度制御装置122を含む。第1の混合器118および118は、第2の反応物供給ライン110および110の各々に接続される連続流路CCの異なる区間にそれぞれ配置される。例えば、第1の混合器118は、連続流路CCの第1の区間(前方区間など)に配置され、第2の反応物供給ライン110に接続され、そこで第2の反応溶液を第1の反応物供給ライン108からの第1の反応溶液と混合する。第1の混合器118は、連続流路CCの第2の区間(後方区間など)に配置され、第2の反応物供給ライン110に接続され、そこで第2の反応溶液を連続流路CCの前方区間からの結果物ならびに第1または/および第2の反応溶液の反応していない一部と混合する。第1のマイクロ流体反応器120、120は、それぞれ連続流路CCの異なる区間に配置され、第1のマイクロ流体反応器120、120の各々の供給端は、それぞれ第1の混合器118、118の各々に接続される。すなわち、第1のマイクロ流体反応器120は、連続流路CCの第1の区間(前方区間など)に配置され、第1のマイクロ流体反応器120の供給端は、第1の混合器118に接続される。したがって、第1の混合器118で混合された第1および第2の反応溶液は、第1のマイクロ流体反応器120で反応する。第1のマイクロ流体反応器120は、連続流路CCの第2の区間(後方区間など)に配置され、第1のマイクロ流体反応器120の供給端は、第1の混合器118に接続される。したがって、第1の混合器118内の混合物は、第1のマイクロ流体反応器120内で反応する。第1の温度制御装置122は、第1のマイクロ流体反応器120および120の反応温度を制御するように構成され、第1のマイクロ流体反応器120および120の反応温度は、コアシェル型量子ドットの種類によって同じ場合もあり得、異なる場合もあり得る。
再び図1を参照すると、シェル供給部品104は、連続流路CCに結合され、第3の反応物供給ライン124および第2の予熱装置126を含む。第3の反応物供給ライン124は、第3の反応物供給ライン124において第3の反応溶液が分離されることを防ぐように、コア反応部品102の後に第3の反応溶液を連続流路CCに輸送するように構成され、第2の予熱装置126は、第3の反応物供給ライン124を予熱するように構成される。加えて、シェル供給部品104は、第3の反応物供給ライン124における第3の反応溶液の流量を制御するための第3の流量調整装置128をさらに含み得る。シェル反応部品106は、シェル供給部品104に結合され、第1のマイクロ流体反応器120からのコア構造の表面で第3の反応溶液を反応させて、シェル構造を形成する。シェル反応部品106は、第2の混合器130と、第2のマイクロ流体反応器132と、第2の温度制御装置134とを含む。第2の混合器130は、コア反応部品102の後の連続流路CCに配置され、第3の反応物供給ライン124に接続される。第2のマイクロ流体反応器132は、コア反応部品102の後の連続流路CCに配置され、第2のマイクロ流体反応器132の供給端は、第2の混合器130に接続される。したがって、第2の混合器130内において混合された第3の反応溶液と第1のマイクロ流体反応器120からのコア構造とは、第2のマイクロ流体反応器132内で反応する。第2の温度制御装置134は、第2のマイクロ流体反応器132の反応温度を制御するように構成される。コアシェル型量子ドット内のシェル構造の主な機能の一つは、コア構造を保護し、コア構造の発光効率を妨げないことであるため、シェル構造は、概して薄い。したがって、多段供給は必要ではなく、単段供給方法を用いることによって、第3の反応溶液は、第3の反応物供給ライン124を通して投入され得る。
図1中の装置は、連続供給が可能なマイクロ流体反応装置である。したがって、図1中の装置を用いたコアシェル型量子ドットの調製方法では、第1の反応溶液および第2の反応溶液は、第1のマイクロ流体反応器120、120内で反応させてシェル構造を形成するために、第1の反応物供給ライン108および第2の反応物供給ライン110、110を通して第1のマイクロ流体反応器120、120に輸送され得る。第1の反応溶液と第2の反応溶液とのモル比は、第2の反応溶液の多段輸送によって、所定の比に制御され得る。次いで、第3の反応物供給ライン124を通して、第3の反応溶液は、第2のマイクロ流体反応器132に輸送され、その結果、第2のマイクロ流体反応器132内において、第1のマイクロ流体反応器120からのコア構造の表面にシェル構造を形成し、コアシェル型量子ドット136を得る。
本開示において、コアシェル型量子ドットは、カドミウム系とカドミウムフリー系とに分けられ得る。カドミウム系は、主にCdSe/ZnSであり、カドミウムフリー系は、主にInP/ZnSである。しかしながら、本開示は、これに限定されない。コアシェル型量子ドットは、CdSe/CdS、CdSe/ZnSe、CdS/HgS、CdS/CdSe、CdS/ZnSe、CdS/ZnS、CdTe/CdSe、ZnSe/CdSe、ZnSe/ZnS、InP/CdS、InP/ZnSeまたはPbS/CdSから選択され得る。
例として、コアシェル型量子ドットがCdSe/ZnSである場合、第1の反応溶液は、酢酸カドミウム(Cd(CHCOO))溶液、第2の反応溶液は、セレン(Se)溶液、第3の反応溶液は、硫化亜鉛(ZnS)溶液である。第1の反応物供給ライン108における第1の反応溶液の流量は、第1の流量調整装置114によって1ml/min~5ml/minの間で制御され得る。第2の反応物供給ライン110における第2の反応溶液の流量は、第2の流量調整装置116によって1ml/min~5ml/minの間で制御され得る。第2の反応物供給ライン110における第2の反応溶液の流量は、第2の流量調整装置116によって1ml/min~5ml/minの間で制御され得る。第3の反応物供給ライン124における第3の反応溶液の流量は、第3の流量調整装置128によって5ml/min~10ml/minの間で制御され得る。第1のマイクロ流体反応器120および120における流量は、例えば、2ml/min~10ml/minの間で制御され、第2のマイクロ流体反応器132における流量は、例えば、10ml/min~15ml/minの間で制御される。例えば、第1の反応物供給ライン108における第1の反応溶液の流量が1ml/minであり、第2の反応物供給ライン110における第2の反応溶液の流量が3ml/minである場合、第1のマイクロ流体反応器120における流量は、両者の合計、すなわち4ml/minである。同様に、第1のマイクロ流体反応器120における流量が4ml/minであり、第2の反応物供給ライン110における第2の反応溶液の流量が2ml/minであるとき、第1のマイクロ流体反応器120における流量は6ml/minであり、残りは類似で導出され得る。加えて、第1の予熱装置112、112、112、第2の予熱装置126の温度を、全て100℃~150℃に設定する。第1のマイクロ流体反応器120および120の反応温度は、第1の温度制御装置122を通して230℃~280℃に制御され得、第2のマイクロ流体反応器132の反応温度は、第2の温度制御装置134を通して250℃~300℃に制御され得る。
加えて、例として、コアシェル型量子ドットがInP/ZnSである場合、第1の反応溶液は、酢酸インジウム(In(CHCOO))溶液、第2の反応溶液は、トリス(ジエチルアミノ)ホスフィン(P[N(C)溶液、第3の反応溶液は、硫化亜鉛(ZnS)溶液である。第1の反応物供給ライン108の第1の反応溶液は、第1の流量調整装置114によって、0.5ml/min~3ml/minの間で制御され得る。第2の反応物供給ライン110における第2の反応溶液の流量は、第2の流量調整装置116によって1ml/min~5ml/minの間で制御され得る。第2の反応物供給ライン110における第2の反応溶液の流量は、第2の流量調整装置116によって1ml/min~5ml/minの間で制御され得る。第3の反応物供給ライン124における第3の反応溶液の流量は、第3の流量調整装置128によって5ml/min~10ml/minの間で制御され得る。第1のマイクロ流体反応器120および120における流量は、例えば、2ml/min~8ml/minの間で制御され、第2のマイクロ流体反応器132における流量は、例えば、8ml/min~12ml/minの間で制御される。例えば、第1の反応物供給ライン108における第1の反応溶液の流量が0.5ml/minであり、第2の反応物供給ライン110における第2の反応溶液の流量が1.5ml/minである場合、第1のマイクロ流体反応器120における流量は、両者の合計、すなわち2ml/minである。同様に、第1のマイクロ流体反応器120における流量が2ml/min、第2の反応物供給ライン110における第2の反応溶液の流量が1.5ml/minであるとき、第1のマイクロ流体反応器120における流量は、3.5ml/minであり、残りは類似で導出され得る。加えて、第1の予熱装置112、112、112および第2の予熱装置126の温度を、全て100℃~150℃に設定する。第1のマイクロ流体反応器120および120の反応温度は、第1の温度制御装置122を通して、170℃~250℃に制御され得る。第1のマイクロ流体反応器120の反応温度は、第1の温度制御装置122を通して、220℃~250℃に制御され得る。第2のマイクロ流体反応器132の反応温度は、第2の温度制御装置134を通して、250℃~280℃に制御され得る。また、InPの合成反応性に対応するため、コア反応ステージにおいて、温度勾配が必要である。したがって、第1のマイクロ流体反応器120の反応温度は、好ましくは170℃~220℃に制御され、第1のマイクロ流体反応器120の反応温度は、好ましくは220℃~250℃に制御される。言い換えると、第1の温度制御装置122は、異なる反応温度を有するために、第1のマイクロ流体反応器120および120をそれぞれ制御し得る。
下記に、本開示の有効性を検証するための実験を提示するが、本開示は、以下の内容に限定されない。
(実施例1)
出発材料を、下記の表1に示す。
Figure 2023061896000002
調製工程は、次を含む。
1-1. 500mlの一口反応ボトルを用意する。R1、R3および溶媒をボトルに入れて撹拌し、溶解するまで加熱した後30分間排気し、次いでArで置換して1時間反応させた後室温まで冷却する。これが、Cd溶液(第1の反応溶液)の出発材料である。500mlの一口反応ボトルを用意する。R2、R4および溶媒をボトルに入れ、撹拌して溶解させ、30分間排気した後Arで置換し、1時間反応させた後室温まで冷却する。これは、Se溶液(第2の反応溶液)の出発材料である。500mlの一口反応ボトルを用意する。R5、R6および溶媒をボトルに入れ、超音波振動で溶解するまで撹拌する。これは、ZnS溶液(第3の反応溶液)の出発材料である。
1-2. 図1に示す装置を用い、第1および第2の温度制御装置によって、温度を250℃および290℃にそれぞれ制御し、1時間予熱を行う。Cd、SeおよびZnS溶液の出発材料を予熱槽(予熱装置)に入れ、全ての予熱装置の温度を120℃に設定する。予熱温度を、30分間の加熱後に安定させる。
1-3. 流量調整装置を使用する。Cd溶液(第1の反応溶液)の出発材料の流量を1.0ml/minに設定する。第1の区間におけるSe溶液(第2の反応溶液)の出発材料の流量を4.0ml/minに設定する。第2の区間におけるSe溶液(第2の反応溶液)の出発材料の流量を1.0ml/minに設定する。ZnS溶液(第3の反応溶液)の出発材料の流量を6.0ml/minに設定する。設定完了後、マイクロ流体反応器(MRT)の合成を開始する。20分間合成した後、10mlメスフラスコで流量を確認し、記録する。
1-4. 30分毎にMRTを合成した後、5ml採取してトルエンで希釈し、蛍光分光器によって発光波長および半値全幅を確認した後、CdSe/ZnS生成物を回収する。表2に、発光波長および半値全幅の結果を示す。
(実施例2~4)
実施例1と同様の方法であるが、第1の区間および第2の区間におけるSe溶液(第2の反応溶液)の出発材料の流量を表2の流量に変更して、CdSe/ZnSを調製する。また、蛍光分光器によって確認した発光波長および半値全幅の結果を表2に示す。
(比較例1)
図1に示す装置を用い、実施例1と同様の方法において、CdSe/ZnSを調製する。しかしながら、Se溶液の出発材料(第2の反応溶液)については単段供給を採用し(第2の反応物供給ラインを1本のみ使用)、流量を5.0ml/minに設定する。また、蛍光分光器で確認した発光波長および半値全幅の結果を表2に示す。
Figure 2023061896000003
表2によれば、第2の反応溶液の総流量が変わらない条件下では、多段供給によって調製したコアシェル型量子ドットの半値全幅は、単段供給で合成した生成物の半値全幅よりも狭くなる。そのため、コアシェル型量子ドットの色純度を向上させ得る。さらに、本開示では、異なる区間において流量を変えることによって、発光波長をさらに変調させ得る。例えば、実施例1で調製したCdSe/ZnSの発光波長は、632nmである。総流量を変化させずに、第1の区間と第2の区間との流量を徐々に減少または増加させると、CdSe/ZnSの発光波長を625nmまで徐々に調整し得る(実施例4)。これに対し、単段供給の比較例1では、発光波長は、635nmの1波長のみである。
(比較例2)
比較例1と同様の方法で、CdSe/ZnSを調製した。操作時間を変更することによって反応量を変化させ、様々な反応量の生成物の発光波長および半値全幅を蛍光分光器で確認し、結果を表3-1に示す。
Figure 2023061896000004
(実施例5)
実施例2と同様の方法で、CdSe/ZnSを調製した。操作時間を変更することによって反応量を変化させ、様々な反応量の生成物の発光波長および半値全幅を蛍光分光器で確認し、結果を表3-2に示す。
Figure 2023061896000005
表3-1および表3-2によれば、比較例2の生成物の半値全幅は、実施例5の生成物よりも大きく、これは、実施例5の生成物が反応量を増加させてもなお色純度が良好であることを示す。したがって、比較例2と比較すると、本開示における調製装置および方法は、スケールアップしてもより良い色純度を有することが推察される。
(実施例6)
出発材料を下記の表4に示す。
Figure 2023061896000006
調整工程は、下記を含む。
6-1. 500mlの一口反応ボトルを用意する。R7、R9および溶媒をボトルに入れて撹拌し、溶解するまで加熱した後30分間排気し、次いでArで置換して1時間反応させた後室温まで冷却する。これが、In溶液(第1の反応溶液)の出発材料である。500mlの一口反応ボトルを用意する。R8、R4および溶媒をボトルに入れ、撹拌して溶解させ、30分間排気した後Arで置換し、1時間反応させた後室温まで冷却する。これは、P溶液(第2の反応溶液)の出発材料である。500mlの一口反応ボトルを用意する。R5、R6および溶媒をボトルに入れ、超音波振動で溶解するまで撹拌する。これは、ZnS溶液(第3の反応溶液)の出発材料である。
6-2. 図1に示す装置を使用する。第1および第2の温度制御装置によって、第1のマイクロ流体反応器の第1の温度を180℃に、第1のマイクロ流体反応器の第2の温度を240℃に、第2のマイクロ流体反応器の第2の温度を260℃にそれぞれ制御して1時間予熱を行う。In、PおよびZnS溶液の出発材料を予熱槽(予熱装置)に入れ、全ての予熱装置の温度を120℃に設定する。予熱温度を、30分間の加熱後に安定させる。
6-3. 流量調整装置を使用する。In溶液(第1の反応溶液)の出発材料の流量を0.5ml/minに設定する。第1の区間におけるP溶液(第2の反応溶液)の出発材料の流量を2.5ml/minに設定する。第2の区間におけるP溶液(第2の反応溶液)の出発材料の流量を0.5ml/minに設定する。ZnS溶液(第3の反応溶液)の出発材料の流量を7.0ml/minに設定する。設定完了後、マイクロ流体反応器(MRT)の合成を開始する。20分間合成した後、10mlメスフラスコで流量を確認し、記録する。
6-4. 30分毎にMRTを合成した後、5ml採取してトルエンで希釈し、蛍光分光器によって発光波長および半値全幅を確認した後、InP/ZnS生成物を回収する。表5に、発光波長および半値全幅の結果を示す。
(実施例7~9)
実施例6と同様の方法であるが、第1の区間および第2の区間におけるP溶液(第2の反応溶液)の出発材料の流量を表5の流量に変更して、InP/ZnSを調製する。また、蛍光分光器によって確認した発光波長および半値全幅の結果を表5に示す。
(比較例3)
図1に示す装置を用い、実施例6と同様の方法において、InP/ZnSを調製する。しかしながら、P溶液の出発材料(第2の反応溶液)については単段供給を採用し(第2の反応物供給ラインを1本のみ使用)、流量を3.0ml/minに設定する。また、蛍光分光器で確認した発光波長および半値全幅の結果を表5に示す。
Figure 2023061896000007
表5によれば、第2の反応溶液の総流量が変わらない条件下では、多段供給によって調製されたカドミウムフリーコアシェル型量子ドットの半値全幅もまた、単段供給によって合成された生成物と比較して狭くなっていることが確認された。そのため、コアシェル型量子ドットの色純度を向上させ得る。さらに、本開示では、カドミウムフリーコアシェル型量子ドットの発光波長は、異なる区間で流量を変えることによって、さらに変調され得る。
上記に基づいて、本開示に係る装置は、マイクロ流体反応器と温度制御装置とを有する多段供給設計を含む。そのため、コアシェル型量子ドットのコア構造の調製中に、高効率な物質移動および熱移動を実現し得、これによって合成安定性を向上させ、高い色純度(狭いFWHM)および高精度の寸法(変調され得る波長)を有するコアシェル型量子ドットを調製する。
本開示の範囲または精神から逸脱することなく、開示された実施形態の構造に対して様々な修正および変形を行うことができることは、当業者にとって明らかであろう。上記の観点から、本開示は、添付の特許請求の範囲およびその均等物の範囲に入ることを条件として、本開示の修正および変形を含むことを意図する。
本開示における装置および方法は、コアシェル型量子ドットの調製に適用し得る。
100 コア多段供給部品
102 コア反応部品
104 シェル供給部品
106 シェル反応部品
108 第1の反応物供給ライン
110 第2の反応物供給ライン
110 第2の反応物供給ライン
112 第1の予熱装置
112 第1の予熱装置
112 第1の予熱装置
114 第1の流量調整装置
116 第2の流量調整装置
116 第2の流量調整装置
118 第1の混合器
118 第1の混合器
120 第1のマイクロ流体反応器
120 第1のマイクロ流体反応器
122 第1の温度制御装置
124 第3の反応物供給ライン
126 第2の予熱装置
128 第3の流量調整装置
130 第2の混合器
132 第2のマイクロ流体反応器
134 第2の温度制御装置
136 コアシェル型量子ドット
CC 連続流路

Claims (14)

  1. コアシェル型量子ドットの調製装置であって、
    コア多段供給部品であって、
    第1の反応溶液を連続流路に輸送するように構成される、第1の反応物供給ラインと、
    第2の反応溶液を前記連続流路の異なる区間に輸送するように構成され、ここで、Nは1より大きい整数である、N個の第2の反応物供給ラインと、
    前記第1の反応物供給ラインとN個の前記第2の反応物供給ラインとをそれぞれ予熱するように構成される、(N+1)個の第1の予熱装置と、
    を備える、コア多段供給部品と、
    前記コア多段供給部品に結合され、前記第1の反応溶液と前記第2の反応溶液とを反応させてコア構造を形成する、コア反応部品であって、前記コア反応部品は、
    前記第2の反応物供給ラインの各々に接続される前記連続流路の異なる区間にそれぞれ配置される、N個の第1の混合器と、
    前記連続流路の異なる区間にそれぞれ配置される、N個の第1のマイクロ流体反応器であって、ここで、N個の前記第1のマイクロ流体反応器の供給端は、それぞれN個の前記第1の混合器に接続される、N個の第1のマイクロ流体反応器と、
    N個の前記第1のマイクロ流体反応器の反応温度を制御するように構成される、第1の温度制御装置と、
    を備える、コア反応部品と、
    前記連続流路に結合された、シェル供給部品であって、前記シェル供給部品は、
    前記コア反応部品の後に第3の反応溶液を前記連続流路に輸送するように構成される、第3の反応物供給ラインと、
    前記第3の反応物供給ラインを予熱するように構成される、第2の予熱装置と、
    を備える、シェル供給部品と、
    前記シェル供給部品に結合され、コア構造の表面で前記第3の反応溶液を反応させてシェル構造を形成する、シェル反応部品であって、ここで、前記シェル反応部品は、
    前記コア反応部品の後の前記連続流路に配置され、前記第3の反応物供給ラインに接続される第2の混合器と、
    前記コア反応部品の後の前記連続流路に配置される、第2のマイクロ流体反応器であって、ここで、前記第2のマイクロ流体反応器の供給端は、前記第2の混合器に接続される、第2のマイクロ流体反応器と、
    前記第2のマイクロ流体反応器の反応温度を制御するように構成される、第2の温度制御装置と、
    を備える、シェル反応部品と、
    を備える、コアシェル型量子ドットの調製装置。
  2. 前記コア多段供給部品は、前記第1の反応物供給ラインにおける前記第1の反応溶液の流量を制御するように構成される第1の流量調整装置をさらに備える、請求項1に記載のコアシェル型量子ドットの調製装置。
  3. 前記コア多段供給部品は、N個の前記第2の反応物供給ラインにおける前記第2の反応溶液の流量をそれぞれ制御するように構成されるN個の第2の流量調整装置をさらに備える、請求項1に記載のコアシェル型量子ドットの調製装置。
  4. 前記シェル供給部品は、前記第3の反応物供給ラインにおける前記第3の反応溶液の流量を制御するように構成される第3の流量調整装置をさらに備える、請求項1に記載のコアシェル型量子ドットの調製装置。
  5. 前記第1の反応物供給ラインおよびN個の前記第2の反応物供給ラインを通して前記第1の反応溶液および前記第2の反応溶液をN個の前記第1のマイクロ流体反応器に輸送し、N個の前記第1のマイクロ流体反応器内で反応させて前記コア構造を形成し、ここで、前記第1の反応溶液および前記第2の反応溶液のモル比は、前記第2の反応溶液の多段輸送によって所定の比に制御されることと、
    前記第3の反応物供給ラインを通して前記第3の反応溶液を前記第2のマイクロ流体反応器に輸送し、その結果、前記第2のマイクロ流体反応器において、前記第1のマイクロ流体反応器からの前記コア構造の表面に前記シェル構造を形成して前記コアシェル型量子ドットを得ることと、
    を含む、請求項1に記載の装置を使用してコアシェル型量子ドットを調製する方法。
  6. 前記コアシェル型量子ドットは、CdSe/ZnS、CdSe/CdS、CdSe/ZnSe、CdS/HgS、CdS/CdSe、CdS/ZnSe、CdS/ZnS、CdTe/CdSe、ZnSe/CdSe、ZnSe/ZnS、InP/ZnS、InP/CdS、InP/ZnSeまたはPbS/CdSを備える、請求項5に記載のコアシェル型量子ドットの調製方法。
  7. 前記第1の反応溶液は、酢酸カドミウム(Cd(CHCOO))溶液であり、前記第2の反応溶液は、セレン(Se)溶液であり、前記第3の反応溶液は、硫化亜鉛(ZnS)溶液である、請求項5に記載のコアシェル型量子ドットの調製方法。
  8. 前記第1の反応物供給ラインにおける前記第1の反応溶液の流量およびN個の前記第2の反応物供給ラインにおける前記第2の反応溶液の流量の両方を1ml/min~5ml/minに制御し、前記第3の反応物供給ラインにおける前記第3の反応溶液の流量を5ml/min~10ml/minに制御する、請求項7に記載のコアシェル型量子ドットの調製方法。
  9. N個の前記第1のマイクロ流体反応器における流量を2ml/min~10ml/minに制御し、前記第2のマイクロ流体反応器における流量を10ml/min~15ml/minに制御する、請求項7に記載のコアシェル型量子ドットの調製方法。
  10. (N+1)個の前記第1の予熱装置および前記第2の予熱装置の温度を全て100℃~150℃に設定し、N個の前記第1のマイクロ流体反応器の前記反応温度を230℃~280℃に制御し、前記第2のマイクロ流体反応器の前記反応温度を250℃~300℃に制御する、請求項7に記載のコアシェル型量子ドットの調製方法。
  11. 前記第1の反応溶液は、酢酸インジウム(In(CHCOO))溶液であり、前記第2の反応溶液は、トリス(ジエチルアミノ)ホスフィン(P[N(C)溶液であり、前記第3の反応溶液が硫化亜鉛(ZnS)溶液である、請求項5に記載のコアシェル型量子ドットの調製方法。
  12. 前記第1の反応物供給ラインにおける前記第1の反応溶液の流量を0.5ml/min~3ml/minに制御し、N個の前記第2の反応物供給ラインにおける前記第2の反応溶液の流量を全て1ml/min~5ml/minに制御し、前記第3の反応物供給ラインにおける前記第3の反応溶液の流量を5ml/min~10ml/minに制御する、請求項11に記載のコアシェル型量子ドットの調製方法。
  13. N個の前記第1のマイクロ流体反応器における流量を2ml/min~8ml/minに制御し、前記第2のマイクロ流体反応器における流量を8ml/min~12ml/minに制御する、請求項11に記載のコアシェル型量子ドットの調製方法。
  14. (N+1)個の前記第1の予熱装置および前記第2の予熱装置の温度を全て100℃~150℃に設定し、N個の前記第1のマイクロ流体反応器の前記反応温度を170℃~250℃に制御し、前記第2のマイクロ流体反応器の前記反応温度を250℃~280℃に制御する、請求項11に記載のコアシェル型量子ドットの調製方法。
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