JP2023056664A - 画像読取装置、及び、画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置、及び、画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023056664A
JP2023056664A JP2021166011A JP2021166011A JP2023056664A JP 2023056664 A JP2023056664 A JP 2023056664A JP 2021166011 A JP2021166011 A JP 2021166011A JP 2021166011 A JP2021166011 A JP 2021166011A JP 2023056664 A JP2023056664 A JP 2023056664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
recording medium
image reading
area
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021166011A
Other languages
English (en)
Inventor
理恵 鈴木
Rie Suzuki
達也 石井
Tatsuya Ishii
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2021166011A priority Critical patent/JP2023056664A/ja
Priority to EP22183841.0A priority patent/EP4163724A1/en
Priority to US17/864,767 priority patent/US11949826B2/en
Publication of JP2023056664A publication Critical patent/JP2023056664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00567Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
    • H04N1/0057Conveying sheets before or after scanning
    • H04N1/00591Conveying sheets before or after scanning from the scanning position
    • H04N1/00594Conveying sheets before or after scanning from the scanning position along at least a part of the same path as transport to the scanning position
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control
    • G03G15/5062Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control by measuring the characteristics of an image on the copy material
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00002Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for
    • H04N1/00026Methods therefor
    • H04N1/00037Detecting, i.e. determining the occurrence of a predetermined state
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00002Diagnosis, testing or measuring; Detecting, analysing or monitoring not otherwise provided for
    • H04N1/00026Methods therefor
    • H04N1/00039Analysis, i.e. separating and studying components of a greater whole
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00567Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
    • H04N1/0057Conveying sheets before or after scanning
    • H04N1/00588Conveying sheets before or after scanning to the scanning position
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00567Handling of original or reproduction media, e.g. cutting, separating, stacking
    • H04N1/0057Conveying sheets before or after scanning
    • H04N1/00599Using specific components
    • H04N1/00602Feed rollers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Image Input (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)
  • Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Abstract

【課題】画像検査の誤検知を抑制する。【解決手段】画像読取装置が、記録媒体の画像を読み取る画像読取部と、前記画像を検査して検査結果を出力する出力部と、前記画像読取部が前記画像を読み取る読取位置に対する前記記録媒体の位置、又は、前記記録媒体の種類に基づき、前記記録媒体の所定領域である第1領域を前記出力部が検査する領域から除外して、前記第1領域を除外した第2領域を設定する設定部とを備え、前記出力部は、前記第2領域に基づき、前記検査結果を出力することを特徴とする。【選択図】図19

Description

本発明は、画像読取装置、及び、画像形成装置に関する。
画像形成装置は、予期せぬ要因等により、用紙等の記録媒体へ意図した画像を形成できない場合がある。そこで、画像形成された画像を読み取り、形成された画像の良否を検査する技術が知られている。
具体的には、まず、画像検査装置は、用紙等の端部を検査対象から除外する画像検査除外領域として設定する。このような設定がされると、用紙の端部を除外して検査が行われる。このように、誤検知が発生しやすい領域を除外して検査を行い、画像検査装置は、用紙の変形等に起因する画像検査の誤検知を抑制する。例えば、用紙の変形は、用紙の端部に発生する曲がり等である(いわゆる「ヨレ」等である)。このようにして、画像検査における誤検知の発生を抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
従来の技術では、画像検査除外領域の設定をユーザが事前に行う。したがって、画像検査装置に対して搬送されてくる用紙に、搬送方向に対する姿勢にばらつき、又は、上記のような端部の変形があると、事前に設定された画像検査除外領域は、搬送されてきた用紙に対して適切な設定ではなくなる。その結果、画像検査除隊領域とすべき領域を適切に除外しきれない場合が生じる。すなわち、従来技術では、画像検査における誤検知の抑制において課題がある。
本発明は、画像検査の誤検知を抑制すること目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様である、画像読取装置は、
記録媒体の画像を読み取る画像読取部と、
前記画像を検査して検査結果を出力する出力部と、
前記画像読取部が前記画像を読み取る読取位置に対する前記記録媒体の位置、又は、前記記録媒体の種類に基づき、前記記録媒体の所定領域である第1領域を前記出力部が検査する領域から除外して、前記第1領域を除外した第2領域を設定する設定部とを備え、
前記出力部は、
前記第2領域に基づき、前記検査結果を出力する
ことを特徴とする。
本発明によれば、画像検査における誤検知を抑制できる。
画像形成装置の全体構成例を示す図である。 画像検査の概要を示す図である。 領域の設定例を示す図である。 第1比較例を示す図である。 第2比較例を示す図である。 第3挟持搬送部を備える例を示す図である。 設定画面の例を示す図である。 第4挟持搬送部を備える例を示す図である。 両面印刷の例を示す図である。 用紙レベルの取得例を示す図である。 明るさの変化例を示す図である。 読取結果の例を示す図である。 学習結果に基づく正常範囲の設定例を示す図である。 学習結果に基づく判断基準の変更例を示す図である。 画像読取装置の第1変形例を示す図である。 画像読取装置の第2変形例を示す図である。 画像読取装置の第3変形例を示す図である。 第1面読取装置及び第2面読取装置の例を示す図である。 機能構成例を示す図である。 全体処理例を示す図である。
以下、添付する図面を参照し、具体例を説明する。なお、実施形態は、以下に説明する具体例に限られない。
[第1実施形態]
[全体構成例]
図1は、画像形成装置の全体構成例を示す図である。以下、記録媒体の搬送方向を「Y方向」とする。また、搬送方向に対し、直交する方向を「X方向」とする。さらに、X-Y面に対し、垂直となる方向を「Z方向」とする。
例えば、画像形成装置1は、図示するように、画像形成器20、給紙装置10、画像読取装置30、及び、後処理装置40を備える。
画像形成器20は、用紙Sに対し、入力画像データに基づく画像を形成する装置である。
給紙装置10は、画像形成器20に対し、用紙Sを供給する装置である。
画像読取装置30は、画像形成器20から排出された用紙S、すなわち、用紙Sに形成された画像を読み取る装置である。
後処理装置40は、複数の排紙トレイ等を有する装置である。本実施形態において、後処理装置40は、第1排紙トレイ42、及び、第2排紙トレイ43を有する
画像形成装置1で、搬送方向の上流側(図では右側となる。)から下流側に向かって、給紙装置10、画像形成器20、画像読取装置30、及び、後処理装置40が順に物理的に接続する。これら複数の装置同士が連結されて画像形成装置1が構成される。ゆえに、用紙Sが搬送される搬送経路Pは、複数の装置で構成される。この搬送経路Pは、後処理装置40が有する仕分装置41によって、下方に位置する第1排紙トレイ42への第1経路P1と、上方に位置する第2排紙トレイ43への第2経路P2に分岐する。
なお、図1では、搬送経路Pを1本の線で示すが、両面印刷等のために、両面印刷用の搬送路があってもよい。また、排紙のための経路は、排紙トレイの数等に応じて、3本以上に分岐する経路であってもよい。
給紙装置10は、種々のサイズ、又は、様々な紙種の用紙Sを収容する。例えば、給紙装置10は、収容された用紙Sを1枚ずつ給紙する給紙ローラ、及び、給紙ローラを駆動するモータ等を有する。
画像形成器20は、例えば、電子写真プロセス技術を利用した中間転写方式で画像形成を行う形成器21を有する。
形成器21は、まず、感光体ドラム上に形成されたY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、及び、K(ブラック)等の各色トナー像を中間転写ベルトに一次転写する。次に、形成器21は、中間転写ベルト上で4色のトナー像を重ね合わせる。その後、形成器21は、用紙Sに二次転写する。このようにして、形成器21は、用紙S上にトナー像を形成する。
また、画像形成器20は、搬送方向における形成器21の下流側には、用紙Sを加熱、及び、加圧して、用紙Sにトナー像を定着させる定着器22を有する。
なお、画像形成の方式、及び、画像形成器20の構成は、上記以外であってもよい。
画像形成器20は、操作表示装置25を有する。操作表示装置25は、例えば、タッチパネル付きの液晶ディスプレイ(LCD)で等である。具体的には、操作表示装置25は、表示装置26、及び、操作装置27等で構成される。
表示装置26は、表示制御信号に従って、操作画面、画像の状態、及び、各機能の動作状況等を表示する。
操作装置27は、テンキー、及び、スタートキー等で構成する。そして、操作装置27は、ユーザによる入力操作を受け付けて、操作信号を制御装置等に出力する。
また、表示装置26は、画面において、カーソル、又は、ポインタ等でアイコンを表示し、かつ、ユーザによる入力操作を受け付けて、操作信号を制御装置等に出力してもよい。
画像形成器20は、入力画像データに対して階調補正等の補正を行う画像処理装置等を有してもよい。また、画像形成器20は、搬送ローラを駆動する用紙搬送装置、又は、通信ネットワーク等を通じて外部装置と通信する通信装置等を有してもよい。
ほかにも、画像形成器20は、原稿を用紙Sに複写するコピー機としての構成、すなわち、Auto Document Feeder(ADF)等の装置、及び、原稿を走査する装置(いわゆるスキャナである)等を有してもよい。
画像読取装置30は、用紙S上に形成される画像を光学的に読み取る出力画像読取装置31を有する。具体的には、出力画像読取装置31は、Charge Coupled Device(CCD)等のセンサで用紙Sの片面、又は、両面を読み取り、読取結果に基づいて読取画像データを生成する。
また、画像読取装置30は、演算装置、制御装置、記憶装置、入力装置、出力装置、及び、通信装置等を有し、センサで取得する画像等を処理する。例えば、画像読取装置30は、Central Processing Unit(CPU、以下「CPU32」という。)、Read Only Memory(ROM、以下「ROM33」という。)、及び、Random Access Memory(RAM、以下「RAM34」という。)等を有する。
CPU32は、演算装置、及び、制御装置の例である。
ROM33、及び、RAM34は、記憶装置の例である。
仕分装置41は、用紙Sの排出先を切り替える切り替えゲート、切り替えゲートを駆動するソレノイド等の駆動源、及び、データの送受信を行うインターフェース等を有する。
後処理装置40は、用紙Sを裁断するカッター、ステープル綴じを行うステイプラー、用紙Sを折る紙折り機構等を有してもよい。
[検査の例]
図2は、画像検査の概要を示す図である。以下、画像形成装置に入力する画像データ(以下「入力画像データ201」という。)を用紙Sに画像形成する場合を例にする。
図示するように、用紙Sには、入力画像データ201に基づく画像が形成された後、搬送方向の下流(図では左側をいう。)に配置されているセンサ203が、用紙S上に形成された画像を読み取る。このようにして、画像読取装置30は、センサ203の読取結果に基づく画像データ(以下「読取画像データ202」という。)を生成する。
画像検査(以下単に「検査」という場合がある。)は、入力画像データ201と読取画像データ202を比較して行う。具体的には、画像読取装置30は、入力画像データ201を基準とし、読取画像データ202に入力画像データ201にはない画像がないか等で検査する。
より詳しくは、検査は、トナー、若しくは、インク等による汚れ、搬送等において発生した傷、印刷のムラ、位置合わせ等におけるずれ(いわゆる「見当ずれ」又は「版ずれ」等である。)、又は、これらの組み合わせ(以下「汚れ等」という。)の有無等を調べる。なお、検査の基準は、許容値が事前に設定され、許容値以上の汚れがないか等としてもよい。
例えば、画像検査は、画像認識等で実現する。すなわち、画像検査は、読取画像データ202が入力画像データ201と一致する画像であるか否か等に基づいて行う。ゆえに、画像検査は、ゴミ等を画像認識する処理で実現してもよい。
なお、入力画像データ201は、検査を行う前に生成されていればよい。例えば、入力画像データ201は、一度生成した後、他の検査に用いてもよい。このようにすると、入力画像データ201を生成する処理を減らして処理の負荷を軽減できる。
そして、画像読取装置30は、汚れ等がある場合には、異常が発生した旨を知らせる検査結果を出力する。一方で、画像読取装置30は、汚れ等がない場合には、正常である旨を知らせる検査結果を出力する。
[領域の設定例]
図3は、領域の設定例を示す図である。図3は、用紙Sの搬送状態が変化する様子を示す図である。以下、図示するように、画像読取装置30は、センサ203より上流の位置(図において下の方向である。)に、第1挟持搬送部の例である第1ローラ対301を備える。さらに、画像読取装置30は、センサ203より下流の位置(図において上の方向である。)に、第2挟持搬送部の例である第2ローラ対302を備える。
以下、用紙Sが搬送され、図3(A)、図3(B)、図3(C)、及び、図3(D)の順に状態が変わっていく例で説明する。すなわち、図3における各図は、用紙Sが第1挟持搬送部、及び、第2挟持搬送部によって把持されている状態が異なる。
図3(A)、又は、図3(D)に示す状態は、第1ローラ対301(第1挟持搬送部)、第2ローラ対302(第2挟持搬送部)のうち、いずれか一方で用紙Sを挟持している状態である。このように、用紙Sが搬送経路Pを構成するローラ対で把持されていない状態になると、用紙Sの搬送状態が不安定になりやすい(いわゆる「バタつく」ことが多い)。
具体的には、図3(A)に示す状態では、第2ローラ対302が用紙Sを把持しているが、第1ローラ対301が用紙Sを把持していない。この状態では、用紙Sの先端となる領域等(以下「先端領域311」という。)がバタつきやすい。
また、図3(D)に示す状態では、第1ローラ対301が用紙Sを把持しているが、第2ローラ対302が用紙Sを把持していない。この状態では、用紙Sの後端となる領域等(以下「後端領域312」という。)がバタつきやすい。
これらの状態に対し、図3(B)、及び、図3(C)のような状態では、用紙Sが第1ローラ対301、及び、第2ローラ対302のいずれでも把持されているため、用紙Sが安定する。
用紙Sがバタついた状態で画像検査を行う場合、センサ203による読み取り精度は低下する可能性がある。そこで、画像読取装置30は、搬送している用紙Sの位置によって、センサ203が読み取った結果から生成される読取画像データ202において、バタつきが発生しやすい領域を除外する処理を行う。この「除外する処理」は、センサ203の読取り結果から特定の領域を「検査対象外とする」処理である。言い換えると、読取画像データ202の一部に対してマスク処理を実行するための設定をする。なお、「除外する処理」は、「検査対象外とする」又は「マスクする」等という場合もある。
以下、検査をする領域から除外される所定領域を「第1領域」という。そして、第1領域を除外した領域、すなわち、検査をする領域(検査対象領域)を「第2領域」という。
第1領域、及び、第2領域は、用紙Sが搬送されている状態等に応じて設定されるのが望ましい。例えば、図3(A)に示す状態では、第1領域は、先端領域311である。そして、図3(D)に示す状態では、第1領域は、後端領域312である。
このように、用紙Sが搬送されている状態に応じて、バタつきやすい領域等を除外し、それ以外の領域である第2領域が検査対象とされるのが望ましい。このように、状態に応じて第1領域が設定されると、より検査の精度を向上できる。
ほかにも、第1領域は、画像の有無等に応じて設定されてもよい。すなわち、入力画像データ201によって、画像形成がされず、文字等の画像がない領域が発生する場合がある。このような場合には、文字等の画像がない領域を第1領域として設定する処理を実行してもよい。
また、第1領域は、余白等の領域が設定されてもよい。すなわち、第1領域は、画像形成を行わない領域等を含んでもよい。
このように、画像読取装置30は、検査を行う領域を少なくして検査を高速にできる。
ただし、文字等の画像がない領域を用いて、画像読取装置30は、トナー、又は、インク等の汚れが発生していないかを検査してもよい。
なお、先端領域311、及び、後端領域312をどの程度とするかは、用紙Sの種類等に応じて異なってもよい。例えば、用紙Sの硬さ等によってバタつきやすさは異なる。したがって、バタつきやすい種類の場合には、先端領域311、及び、後端領域312とする面積が広く設定される等でもよい。
同様に、用紙Sを把持する位置から読取位置が離れていると、バタつきの影響で読み取りの精度が悪くなりやすい。
このように、読取位置に対する用紙Sの位置、又は、用紙Sの種類等に基づいて、第1領域に設定する範囲が変更されてもよい。このような変更がされると、読み取りにくい領域を精度良く除外できる。
なお、挟持搬送部を用いると、画像読取装置30は、用紙Sを安定して搬送できる。ゆえに、画像読取装置30は、挟持搬送部を備えると精度良く検査ができる。また、画像読取装置30は、複数の挟持搬送部を備えると、複数の位置で用紙Sを挟持するため、用紙Sをより安定して搬送できる。なお、挟持搬送部の位置、数、及び、形状は、例示するものに限られない。
[比較例]
図4は、第1比較例を示す図である。例えば、第1比較例は、検査から除外する領域を入力画像データ201が示す特定の画像(以下「特定画像401」という。)とする設定を事前に行う例である。
図5は、第2比較例を示す図である。例えば、第2比較例は、検査から除外する領域を入力画像データ201が示す端部(以下単に「端部402」という。)とする設定を事前に行う例である。
第1比較例、及び、第2比較例は、記録媒体のバタつき、又は、ヨレ等があると、精度良く検査ができない場合がある。
[第2実施形態]
図6は、第3挟持搬送部を備える例を示す図である。以下、図1に示す画像読取装置30、及び、後処理装置40を例に説明する。例えば、画像読取装置30は、後処理装置40等の周辺機器を考慮して、領域の設定、又は、検査の判断基準等を変更するのが望ましい。
具体的には、後処理装置40が、第3挟持搬送部の例となる第3ローラ対303を備える例である。
用紙Sには、先端が第3ローラ対303に進入したタイミングにショックが発生しやすい。すなわち、先端を第3ローラ対303に搬送するタイミングに、センサ203による読み取りにおいて、用紙Sの変形等が起きやすい。
特に、画像読取装置30と後処理装置40の間で、用紙Sを搬送する力が異なると、ショックが大きくなりやすい。例えば、画像読取装置30と後処理装置40が有する各々のローラ対が異なる回転速度であると、ショックが大きくなりやすい。すなわち、用紙Sの先端が第3ローラ対303に進入する際に、用紙Sの搬送速度と、用紙Sの先端が第3ローラ対303によって挟持されて搬送される搬送速度に差異があると、用紙Sの先端部分とそれ以外の部分での搬送速度にばらつきが生ずる。その結果、用紙Sの全体に対し、第3ローラ対303への進入タイミングでのショックが発生することがある。このショックによって、用紙Sに変形等が起きやすい。
後処理装置40は、様々な機種に変更が可能である。そのため、周辺機器の機種等に応じて、読取位置601から、第3ローラ対303で把持する位置(以下「下流把持位置602」という。)までの距離が変わる場合がある。
例えば、後処理装置40の入口から下流把持位置602までの距離(以下「第1距離611」という。)、及び、読取位置601から画像読取装置30の出口までの距離(以下「第2距離612」という。)は、下記(表1)に示すような組み合わせがある。
Figure 2023056664000002
上記(表1)の例では、「第1周辺機」、「第2周辺機」、及び、「第3周辺機」の3種類の後処理装置40がある。
以下、第3挟持搬送部に用紙Sを搬送するタイミングを距離で設定する例で説明する。ただし、タイミングは、時間等で設定されてもよい。
「無効領域」は、検査を無効にする領域の設定例である。「無効領域」は、例えば、第1距離と第2距離を合わせた距離、すなわち、読取位置601から下流把持位置602までの距離を計算した値である。具体的には、「第1周辺機」の場合には、「無効領域」は、「40mm+100mm=140mm」と計算する。
また、「無効領域」は、中心とする距離に対し、一定の前後領域も領域とする。上記(表1)の例では、「±10mm」を「無効領域」とする。したがって、「第1周辺機」の場合には、「無効領域」は、「140mm±10mm」が「無効領域」となる。
「無効領域」には、周辺機器により、用紙Sにショックが起きやすいタイミングで検査対象となる領域を設定する。したがって、ショックが起きやすいタイミングでは、用紙Sに異常が起きやすいため、検査を無効にする。すなわち、「無効領域」では、画像読取装置30は、検査を停止する、又は、検査で異常を検知しても無視する。
なお、検査の無効は、異常と判断する基準を変更してもよい。例えば、「無効領域」に対する検査は、他の領域とは異なる基準で行う設定とする。具体的には、色味について検査する場合では、検査は、「無効領域」には、理想的な色と検査対象とする色の差が、他の領域よりも大きい差であっても正常と判断するように行う。
用紙Sの形状を検査する場合では、用紙Sが遅く、又は、速く搬送されるため、検査対象となる画像の副走査倍率が変化する場合がある。ゆえに、検査で異常と判断されやすくなる。したがって、画像読取装置30は、異常と判断する基準を他の領域よりも緩めるように設定するのが望ましい。
このように、第3挟持搬送部を考慮して、検査を無効にすると、誤検知を少なくできる。
なお、上記(表1)の例では、第3ローラ対303の位置を基準に「無効領域」を設定しているが、「無効領域」は、後処理装置40の入口等を基準にして設定されてもよい。
検査の判断基準は、例えば、以下のようなGraphical User Interface(GUI)等で設定する。
図7は、設定画面の例を示す図である。例えば、検査の判断基準は、設定画面701に対するユーザの操作等で設定される。設定画面701は、検査設定ボタン702、基準画像設定ボタン703、及び、判断基準設定ボタン704等で構成する。
検査設定ボタン702は、検査を行うか否かを切り替える操作を受け付けるGUIである。
基準画像設定ボタン703は、検査の基準となる画像、すなわち、入力画像データ201を設定するGUIである。
判断基準設定ボタン704は、検査の判断基準を設定するGUIである。図示する例では、検査の判断基準は、「緩い」、「普通」、及び、「厳しい」の3段階から選ばれる。なお、検査の判断基準は、3段階に限られない。このように、検査の判断基準が設定できると、用紙Sの繊維等を誤検知しないような基準にできる。
また、宛名等の用紙Sごとに画像形成する画像が異なる領域(いわゆる「バリアブル部分」である。)を検査から除外するように設定できると、利便性が高くできる。
以上のように設定される項目に基づき、汚れ、又は、イメージ欠け等の異常が検査される。なお、検査された用紙Sは、所定のトレイ等に排出される。そして、検査で異常と判定された場合には、画像形成器20は、異常とされた画像が形成された用紙Sの代わりとなる用紙Sに画像形成等を行ってもよい(いわゆるリカバリー印刷等である)。
なお、設定を行うための画面は、設定画面701の構成に限られない。すなわち、検査の判断基準は、設定画面701以外の設定方法で設定されてもよい。
[第3実施形態]
図8は、第4挟持搬送部を備える例を示す図である。以下、図1に示す画像読取装置30、及び、画像形成器20を例に説明する。例えば、画像読取装置30は、画像形成器20等の周辺機器を考慮して、領域の設定、又は、検査の判断基準等を変更するのが望ましい。
なお、画像読取装置30は、画像形成器20以外の装置が画像形成した用紙Sを検査対象としてもよい。また、画像読取装置30より上流に位置する装置は、画像形成装置以外の種類であってもよい。
具体的には、画像形成器20が、第4挟持搬送部の例となる第4ローラ対304を備える例である。
第2実施形態と同様に、用紙Sには、後端が第4ローラ対304を抜けるタイミングにショックが発生しやすい。すなわち、後端が第4ローラ対304から搬送されるタイミングに、センサ203による読み取りにおいて、用紙Sの変形等が起きやすい。
特に、画像読取装置30と画像形成器20の間で、用紙Sを搬送する力が異なると、ショックが大きくなりやすい。例えば、画像読取装置30と画像形成器20が有する各々のローラ対が異なる回転速度であると、ショックが大きくなりやすい。
画像形成器20は、様々な機種に変更が可能である。そのため、周辺機器の機種等に応じて、第4ローラ対304で把持する位置(以下「上流把持位置801」という。)から画像形成器20の出口までの距離が変わる場合がある。
例えば、上流把持位置801から画像形成器20の出口までの距離(以下「第3距離811」という。)、及び、画像読取装置30の入口から読取位置601までの距離(以下「第4距離812」という。)は、下記(表2)に示すような組み合わせがある。
Figure 2023056664000003
上記(表2)の例では、「第4周辺機」、「第5周辺機」、及び、「第6周辺機」の3種類の画像形成器20、又は、他の種類の装置がある。
以下、第4挟持搬送部から用紙Sが搬送されるタイミングを距離で設定する例で説明する。ただし、タイミングは、時間等で設定されてもよい。
「無効領域」は、検査を無効にする領域の設定例である。「無効領域」は、例えば、第3距離と第4距離を合わせた距離、すなわち、上流把持位置801から読取位置601までの距離を計算した値である。具体的には、「第4周辺機」の場合には、「無効領域」は、「40mm+90mm=130mm」と計算する。
また、「無効領域」は、中心とする距離に対し、一定の前後領域も領域とする。上記(表2)の例では、「±10mm」を「無効領域」とする。したがって、「第4周辺機」の場合には、「無効領域」は、「130mm±10mm」が「無効領域」となる。
「無効領域」は、周辺機器により、用紙Sにショックが起きやすいタイミングである。したがって、ショックが起きやすいタイミングでは、用紙Sに異常が起きやすいため、検査を無効にする。すなわち、「無効領域」では、画像読取装置30は、検査を停止する、検査で異常を検知しても無視する、又は、異常と判断する基準を変更する等である。
このように、第4挟持搬送部等を考慮して、検査を無効にすると、誤検知を少なくできる。
[第4実施形態]
図9は、両面印刷の例を示す図である。用紙Sの両面に対し、どちらの面にも画像形成を行う場合には、一方の面に対して画像形成を行った後、図示するように、センサ203等は、画像形成された面(以下「おもて面」という。)を検査する。検査が終わると、用紙Sは、おもて面とは異なる面(以下「裏面」という。)に対し、画像形成、及び、検査を行うため、裏返す。以下、おもて面と裏面を反転させる搬送路を「反転路」という。
両面印刷、すなわち、用紙Sの表裏を反転させる場合には、搬送方向が以下のようになる。
搬送方向において、第1挟持搬送部の上流となる位置で用紙Sを搬送する方向を「第1方向S1」という。一方で、第1挟持搬送部が第1挟持搬送部から用紙Sを搬送する方向を「第2方向S2」という。
両面印刷の場合には、第1方向S1と第2方向S2が異なる。具体的には、図示する例では、第1方向S1は、図において、右から左へ用紙Sを搬送する方向である。一方で、第2方向S2は、図において、上から下へ用紙Sを搬送する方向である。このように、両面印刷を行う場合には、第1方向S1と第2方向S2が異なる方向となる。
搬送方向において、第2挟持搬送部の下流となる位置で用紙Sを搬送する方向を「第3方向S3」という。一方で、第2挟持搬送部が第2挟持搬送部から用紙Sを搬送する方向を「第4方向S4」という。
両面印刷の場合には、第3方向S3と第4方向S4が異なる。具体的には、図示する例では、第3方向S3は、図において、左から右へ用紙Sを搬送する方向である。すなわち、第3方向S3は、裏面に画像形成を行うため、画像形成等の処理を行う装置に向かう方向である。一方で、第4方向S4は、図において、上から下へ用紙Sを搬送する方向である。このように、両面印刷を行う場合には、第3方向S3と第4方向S4が異なる方向となる。
用紙Sをおもて面から裏面に裏返すには、画像形成装置1は、例えば、図示するような曲率のある搬送路等を用いて、用紙Sを搬送する。曲率のある搬送路は、用紙Sを反転させる搬送路等である。なお、曲率、及び、搬送路の形状は、図示する例に限られない。例えば、曲率のある搬送路は、画像形成装置と周辺機の間における搬送位置の高さが異なる場合等にも用いられる搬送路でもよい。
反転路では、用紙Sは、第3方向S3に搬送される状態となる。このような状態となると、センサ203付近では、用紙Sの一部が跳ね上がる(すなわち、図では上へ持ち上がる。)場合が多い。ゆえに、用紙Sとセンサ203の距離が近くなる。特に、第1ローラ対301を抜けると、用紙Sは、跳ね上がりやすい。
このように、用紙Sとセンサ203の距離が変化すると、明るさ等が変わり、画像上の見え方が異なる場合がある。このような色の変化等があると、画像読取装置30は、異常であると誤検知してしまう場合がある。
したがって、第1方向S1と第2方向S2が異なる方向、又は、第3方向S3と第3方向S3が異なる方向である場合には、画像読取装置30は、検査を停止する、検査で異常を検知しても無視する、又は、異常と判断する基準を変更する等である。
このように、反転路を考慮すると、画像読取装置30は、誤検知を少なくできる。
なお、用紙Sの跳ね上がりは、用紙Sの種類に応じて異なる。具体的には、用紙Sが硬い種類、又は、厚い場合には、用紙Sは跳ね上がやすい。ゆえに、影響が大きくなりやすい。一方で、用紙Sが柔らかい種類、又は、薄い場合には、用紙Sは反転路に沿って変形しやすい。
ゆえに、用紙Sの厚み、重さ、又は、種類(例えば、Overhead projector(OHP)シート等のフィルムメディア、又は、メタリック紙等であるか否かである。)を考慮して、画像読取装置30は、異常と判断する基準を変更するのが望ましい。
[学習結果に基づく判断基準の設定例]
画像読取装置30は、異常、及び、正常を判断する基準を設定するために、事前に以下のように設定する。
図10は、用紙レベルの取得例を示す図である。以下、2種類の用紙Sを読み取ると、第1読取結果1001、及び、第2読取結果1002となる例で説明する。なお、読み取りは、画像形成を行う前に、用紙Sを搬送して行う。
第1平均値1003は、第1読取結果1001を主走査方向に平均した結果である。
第2平均値1004は、第2読取結果1002を主走査方向に平均した結果である。
第1読取結果1001、及び、第2読取結果1002が示すように、用紙Sの種類ごとに明るさが異なる。ゆえに、第1平均値1003、及び、第2平均値1004のように、正常とする用紙レベルは、用紙Sごとに別々に設定するのが望ましい。
例えば、画像読取装置30は、第1平均値1003、及び、第2平均値1004のように平均値を計算して基準となる値を得る。このように、明るさ等の値が用紙Sごとに異なるため、画像形成される文字等の明るさも用紙Sごとに異なる。ゆえに、異常、及び、正常を判断する基準は、事前に取得する用紙Sごとの値を基準に設定されるのが望ましい。
図11は、明るさの変化例を示す図である。以下、用紙Sの明るさを読み取ると、図示するような読取結果となる場合を例に説明する。具体的には、用紙Sを読み取っていくと、比較的暗い領域(以下「暗領域1101」という。)、及び、比較的明るい領域(以下「明領域1102」という。)があるとする。
暗領域1101、及び、明領域1102は、例えば、用紙Sとセンサ203の距離が変化する等が原因となって生じる。具体的には、暗領域1101は、明るさが平均値よりも低い領域である。一方で、明領域1102は、明るさが平均値よりも高い領域である。
図12は、読取結果の例を示す図である。図11に示す変化のある状態において、主走査方向に読取値を平均する。読取結果は、例えば、以下のような分布になる。
暗領域1101を読み取った読取値(以下「第1読取値1202」という。)は、平均値等よりも低い値となる。
明領域1102を読み取った読取値(以下「第2読取値1203」という。)は、平均値等よりも高い値となる。
このような読取結果に対し、事前に正常と判定する範囲を「正常範囲1201」と設定する場合を例に説明する。例えば、正常範囲1201は、平均値等に対し、事前に設定する許容値等で定まる。
正常範囲1201は、平均値等で定まるため、用紙Sごとの明るさの変化による影響は少なくできる。一方で、第1読取値1202、及び、第2読取値1203のような急激な変化があると、読取値は、正常範囲1201の範囲外の値になる場合がある。このような読取値があると、画像読取装置30は、汚れ等がなくとも異常と判断する、すなわち、誤検知とする場合がある。
そこで、異常、及び、正常を判断する基準は、事前に読取結果を学習し、学習結果に基づいて設定されるのが望ましい。なお、学習は、用紙Sの種類、サイズ、厚み等で分けて行われてもよい。例えば、学習は、人工知能(Artificial Intelligence(AI))等で実現する。
図13は、学習結果に基づく正常範囲の設定例を示す図である。図12と比較すると、図13では、正常範囲1201が第1読取値1202、及び、第2読取値1203の付近で設定が変わっている点が異なる。
例えば、背景が黒色であるとする。そして、図11のような明るさは、ラインセンサ等で取得する。なお、用紙Sと背景の境は、反射光の明度の違い等で判断される。ゆえに、用紙Sの領域が特定される。
学習は、第1読取値1202、及び、第2読取値1203のように急激な変化する読取値等を異常と判定しないように行う。具体的には、画像読取装置30は、事前に用紙Sをスキャンし、プロファイルを取得する。このようなプロファイルが取得できると、画像読取装置30は、明るさの変化等を学習できる。そして、学習がされると、画像読取装置30は、図13に示すように、学習結果に基づいて、正常範囲を広げる設定等ができる。ゆえに、画像読取装置30は、誤検出を少なくできる。
また、学習結果に基づいて、画像読取装置30は、以下のように判断基準を変更するでもよい。
図14は、学習結果に基づく判断基準の変更例を示す図である。以下、図12と同様の結果が得られる場合を例に説明する。
第1読取値1202が得られる付近の領域を「第1読取領域1401」という。第2読取値1203が得られる付近の領域を「第2読取領域1402」という。第1読取領域1401、及び、第2読取領域1402のどちらでもない領域を「第3読取領域1403」という。
画像読取装置30は、学習結果に基づいて、第1読取領域1401、及び、第2読取領域1402では、第3読取領域1403と異なる基準で判断する。具体的には、第1読取領域1401、及び、第2読取領域1402では、画像読取装置30は、第3読取領域1403と異なる検品レベルで検査する。
特定の領域が全体の平均と比較して誤検知が多くなる場合がある。以下、誤検知が多くなる領域を「特定領域」という。すなわち、特定領域は、特定領域以外の領域と比較して検査が悪い結果となりやすい領域である。
例えば、機械的なレイアウト等によって、特定領域が定まる、又は、推定できる場合がある。すなわち、特定領域は、設計段階等で特定できる場合が多い。したがって、設計等において、特定領域を特定し、画像読取装置30は、特定領域を事前に記憶する。例えば、画像読取装置30は、テーブルデータ等の形式で特定領域等を記憶する。
画像読取装置30は、特定領域に応じて、基準を変更してもよい。具体的には、画像読取装置30は、用紙Sの先端から40mmに対して、検品レベルを「99%」とする。一方で、画像読取装置30は、他の領域については検品レベルを「100%」とする。このように、画像読取装置30は、特定領域に対する基準を特定領域以外の領域より低い基準とするように設定する。
また、平均値を計算する等において、画像読取装置30は、特定領域を除外して計算してもよい。
このように、特定領域に基づいて検査を行うと、画像読取装置30は、誤検出を少なくできる。
[ガイドの設置例]
画像読取装置30は、ガイド2001を備えるのが望ましい。例えば、ガイド2001は、図6、図8、図9に示す位置等に設置する。ガイド2001があると、用紙Sのバタつきを抑制できる。そのため、ガイド2001があると、用紙Sが安定して搬送されるため、画像読取装置30は、精度良く検査ができる。
[変形例]
図15は、画像読取装置の第1変形例を示す図である。なお、図15は、側面図である。画像読取装置30は、以下のような構成でもよい。
画像読取装置30は、複数の撮像素子11a、照射装置11b、及び、コンタクトガラス12を有する。また、画像読取装置30は、第1搬送ローラ14、及び、第2搬送ローラ15を有する。
照射装置11bは、読取位置を通過するシート材に光を照射する。
撮像素子11aは、画素ごとに光電変換を行い、画像データを生成する。撮像素子11aは、搬送方向と直交する方向に一次元状に並べてラインイメージセンサとなる。
リボルバ13は、搬送路を挟んで撮像素子11aと対向する位置に配置する。そして、リボルバ13は、画像の読み取り時にシート材に照射される照射光を反射する。
コンタクトガラス12は、リボルバ13と対向する位置に配置する。また、コンタクトガラス12は、透明部材である。コンタクトガラス12は、照射する光、リボルバ13で反射する光、及び、シート材で反射する光を透過する。
第1搬送ローラ14、及び、第2搬送ローラ15は、駆動モータによって回転する。なお、清掃等では、第1搬送ローラ14、及び、第2搬送ローラ15は、搬送速度が異なってもよい。
図16は、画像読取装置の第2変形例を示す図である。画像形成装置、及び、画像読取装置は、以下のような構成でもよい。
制御装置150は、画像形成装置1の全体動作を制御して、用紙Sに対し画像形成を行う処理を制御する。なお、制御装置150は、清掃制御装置等を含んでもよい。
感光体ドラム112は、各色の画像形成材(例えば、トナーである)となるイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、及び、ブラック(K)のトナーによる画像形成プロセスに対応するように配置する。例えば、感光体ドラム112は、中間転写ベルト111に沿って配置する。
中間転写ベルト111は、駆動ローラと複数の従動ローラに掛け回される。そして、中間転写ベルト111には、感光体ドラム112で現像された画像(トナー画像)が転写される。また、中間転写ベルト111は、一次転写位置と用紙Sへトナー画像が転写される二次転写位置の間を移動する。
二次転写位置には、転写ローラ113aと対向ローラ113bが配置される。そして、二次転写位置では、用紙Sに中間転写ベルト111からトナー像が転写される。なお、転写ローラ113aと対向ローラ113bの間は、中間転写ベルト111と用紙Sが挟持され、かつ、用紙Sが通過可能な程度の隙間が形成される。また、用紙Sは、この隙間に挟持され、かつ、搬送方向(すなわち、副走査方向である。)に搬送されながら画像が転写される。
用紙Sは、第1供給トレイ121A、又は、第2供給トレイ121Bから供給される。
おもて面に画像が形成された用紙Sは、定着ローラ123で画像を定着する。定着の後、用紙Sは、搬送経路切替装置124に搬送される。その後、用紙Sは、進行方向が逆転し、反転パス125に搬送される。次に、用紙Sは、裏面に画像形成がされる。また、裏面も、おもて面と同様に、定着、及び、検査等が行われる。
図17は、画像読取装置の第3変形例を示す図である。図16と比較すると、画像読取装置30の構成が異なる。
図18は、第1面読取装置及び第2面読取装置の例を示す図である。以下、上流に配置する読取装置を「第2面読取装置130b」とする。一方で、下流に配置する読取装置を「第1面読取装置130a」とする。以下、第1面読取装置130a、及び、第2面読取装置130bが同じハードウェアである例で説明する。
第1面読取装置130aは、撮像素子11a、照射装置11b、リボルバ13、第1搬送ローラ14、及び、第2搬送ローラ15等を有する。
第1面読取装置130aは、読取位置を通過する用紙Sの動作に合わせて画像を読み取る。図示する例では、第1面読取装置130aがおもて面に形成される画像を読み取り、かつ、第2面読取装置130bが裏面に形成される画像を読み取る。
リボルバ13は、画像の読み取り時に、用紙Sに照射する照射光を反射する。
第1搬送ローラ14は、第1駆動ローラ14aを回転させて用紙Sを搬送する。
第2搬送ローラ15は、第2駆動ローラ15aを回転させて用紙Sを搬送する。
また、第1面読取装置130aは、ガイド2001を備えるのが望ましい。
画像読取装置30は、第1面読取装置130aと第2面読取装置130bを備える。このように、第1面読取装置130aと第2面読取装置130bがあると、おもて面と裏面をほぼ同時に読み取ることができる。
なお、第1面読取装置130a、及び、第2面読取装置130bは、逆の配置でもよい。
[機能構成例]
図19は、機能構成例を示す図である。例えば、画像読取装置30は、画像読取部30F1、出力部30F2、及び、設定部30F3等を備える。また、画像読取装置30は、送信部30F4、操作部30F5、及び、学習部30F6等を更に備えてもよい。
画像読取部30F1は、記録媒体の画像を読み取る画像読取手順を行う。例えば、画像読取部30F1は、センサ203等で実現する。
出力部30F2は、第2領域に基づいて、画像を検査して検査結果を出力する出力手順を行う。例えば、出力部30F2は、CPU32等で実現する。
設定部30F3は、読取位置に対する記録媒体の位置、又は、記録媒体の種類に基づき、第1領域を検査する領域から除外して、第2領域を設定する設定手順を行う。例えば、設定部30F3は、CPU32等で実現する。
送信部30F4は、操作部30F5、又は、表示端末50等に検査結果を送信する送信手順を行う。例えば、送信部30F4は、通信装置等で実現する。
操作部30F5は、ユーザによる操作を入力、又は、ユーザに対して画面を出力する操作手順を行う。例えば、操作部30F5は、操作表示装置25等で実現する。
学習部30F6は、読取結果を学習する学習手順を行う。例えば、学習部30F6は、CPU32等で実現する。
表示端末50は、ネットワーク、又は、ケーブル等で接続するパソコン(PC)、又は、タブレット等の情報処理装置である。
画像読取装置30は、第1領域を検査する領域から除外して、第2領域を設定する。このように設定する第2領域に基づいて検査が行われると、画像読取装置30は、画像検査における誤検知を抑制できる。
[全体処理例]
図20は、全体処理例を示す図である。
ステップS2001では、画像読取装置30は、第1領域を検査する領域から除外して、第2領域を設定する。
ステップS2002では、画像読取装置30は、記録媒体に画像形成された画像を読み取る。
ステップS2003では、画像読取装置30は、第2領域に基づいて画像を検査して検査結果を出力する。
[その他の実施形態]
画像形成装置は、上記のような構成に限られない。例えば、画像形成装置は、上記に示す以外の装置を有してもよい。また、各々の装置の配置等は、図示する以外であってもよい。
記録媒体は、例えば、用紙S(「普通紙」等ともいう。)以外でもよい。例えば、記録媒体は、コート紙、ラベル紙等の他、オーバヘッドプロジェクタシート、フィルム、又は、可撓性を持つ薄板等でもよい。すなわち、記録媒体の素材は、インク滴が付着可能、一時的に付着可能、付着して固着、又は、付着して浸透する材質等であればよい。具体的には、記録媒体は、用紙、フィルム、若しくは、布等の被記録媒体、電子基板、圧電素子(「圧電部材」等ともいう。)等の電子部品、粉体層(「粉末層」等ともいう。)、臓器モデル、又は、検査用セル等である。このように、記録媒体の材質は、液体が付着可能であって、紙、糸、繊維、布帛、皮革、金属、プラスチック、ガラス、木材、セラミックス、又は、これらの組み合わせ等であればよい。
装置は、複数の装置であってもよい。すなわち、各装置は、複数の装置で分散、冗長、又は、並列に処理を行う構成等でもよい。一方で、各装置は、一体であってもよい。すなわち、上記に説明した複数の装置が1台の装置で実現されてもよい。
上記のような画像読取方法は、画像読取プログラムによって実現されてもよい。すなわち、画像読取プログラムは、コンピュータが備える演算装置、制御装置、及び、記憶装置等の装置を協働して動作させて、画像読取方法を実現する。また、画像読取プログラムは、コンピュータが読取可能な記録媒体、又は、電気通信回線等を介して配布されてもよい。
上記の実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者であれば、開示した内容から様々な変形例を実現することが可能である。そのような変形例も、特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
1 :画像形成装置
25 :操作表示装置
30 :画像読取装置
30F1 :画像読取部
30F2 :出力部
30F3 :設定部
30F4 :送信部
30F5 :操作部
30F6 :学習部
31 :出力画像読取装置
40 :後処理装置
50 :表示端末
201 :入力画像データ
202 :読取画像データ
203 :センサ
S :用紙
特開2020-053761号公報

Claims (9)

  1. 記録媒体の画像を読み取る画像読取部と、
    前記画像を検査して検査結果を出力する出力部と、
    前記画像読取部が前記画像を読み取る読取位置に対する前記記録媒体の位置、又は、前記記録媒体の種類に基づき、前記記録媒体の所定領域である第1領域を前記出力部が検査する領域から除外して、前記第1領域を除外した第2領域を設定する設定部とを備え、
    前記出力部は、
    前記第2領域に基づき、前記検査結果を出力する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記画像読取部より記録媒体搬送方向上流の位置で前記記録媒体を挟持して搬送する第1挟持搬送部と、
    前記画像読取部より記録媒体搬送方向下流の位置で前記記録媒体を挟持して搬送する第2挟持搬送部とを更に備え、
    前記出力部は、
    前記第1挟持搬送部、及び、前記第2挟持搬送部のうち、いずれか一方で前記記録媒体を挟持している状態であると、前記第2領域に基づき、前記検査結果を出力する
    請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記第1挟持搬送部に前記記録媒体を搬送する第1方向と、前記第1挟持搬送部から前記記録媒体を搬送する第2方向とが異なる、
    又は、
    前記第2挟持搬送部に前記記録媒体を搬送する第3方向と、前記第2挟持搬送部から搬送する第4方向とが異なる
    請求項2に記載の画像読取装置。
  4. 前記第2挟持搬送部より記録媒体搬送方向下流の位置で前記記録媒体を挟持して搬送する第3挟持搬送部とを更に備え、
    前記出力部は、
    前記第3挟持搬送部に前記記録媒体を搬送するタイミングで検査を無効にする
    請求項2又は3に記載の画像読取装置。
  5. 前記第1挟持搬送部より記録媒体搬送方向上流の位置で前記記録媒体を挟持して搬送する第4挟持搬送部とを更に備え、
    前記出力部は、
    前記第4挟持搬送部から前記記録媒体が搬送されるタイミングで検査を無効にする
    請求項2乃至4のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  6. 前記画像読取部による読取結果を学習する学習部を更に備え、
    前記出力部は、
    前記学習部による学習結果に基づき、前記検査結果を異常とするか正常とするかを判断する基準を設定する
    請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  7. 前記画像読取部は、
    複数の前記記録媒体の画像を読み取り、
    前記学習部は、
    前記記録媒体ごとに学習し、
    前記基準を前記記録媒体ごとに変更する
    請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 前記検査結果が悪くなる特定領域を記憶し、
    前記出力部は、
    前記特定領域に対する前記検査結果を異常とするか正常とするかを判断する基準を前記特定領域以外の領域とは異なる設定にする
    請求項1乃至7のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の画像読取装置を有する画像形成装置。
JP2021166011A 2021-10-08 2021-10-08 画像読取装置、及び、画像形成装置 Pending JP2023056664A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021166011A JP2023056664A (ja) 2021-10-08 2021-10-08 画像読取装置、及び、画像形成装置
EP22183841.0A EP4163724A1 (en) 2021-10-08 2022-07-08 Image reading device and image forming apparatus incorporating same
US17/864,767 US11949826B2 (en) 2021-10-08 2022-07-14 Image reading device and image forming apparatus incorporating same

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021166011A JP2023056664A (ja) 2021-10-08 2021-10-08 画像読取装置、及び、画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023056664A true JP2023056664A (ja) 2023-04-20

Family

ID=82701741

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021166011A Pending JP2023056664A (ja) 2021-10-08 2021-10-08 画像読取装置、及び、画像形成装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US11949826B2 (ja)
EP (1) EP4163724A1 (ja)
JP (1) JP2023056664A (ja)

Family Cites Families (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08328431A (ja) 1995-05-26 1996-12-13 Canon Inc 画像形成装置
US6868175B1 (en) * 1999-08-26 2005-03-15 Nanogeometry Research Pattern inspection apparatus, pattern inspection method, and recording medium
US7106887B2 (en) * 2000-04-13 2006-09-12 Fuji Photo Film Co., Ltd. Image processing method using conditions corresponding to an identified person
JP2005316550A (ja) * 2004-04-27 2005-11-10 Fuji Xerox Co Ltd 画像処理装置、画像読取装置、画像検査装置、およびプログラム
JP5334902B2 (ja) * 2010-03-30 2013-11-06 大日本スクリーン製造株式会社 印刷装置およびカメラ位置調整方法
JP5879815B2 (ja) 2010-09-15 2016-03-08 株式会社リコー 画像形成装置および通信制御プログラム
JP5912374B2 (ja) 2011-09-29 2016-04-27 株式会社Screenホールディングス 画像検査装置
TW201430336A (zh) * 2013-01-23 2014-08-01 Huang Tian Xing 缺陷檢測方法、裝置及系統
JP6361140B2 (ja) 2013-03-15 2018-07-25 株式会社リコー 画像検査装置、画像検査システム及び画像検査方法
JP6326829B2 (ja) 2014-01-28 2018-05-23 株式会社リコー 電気機器及び残留電荷放電方法
JP5995929B2 (ja) * 2014-08-28 2016-09-21 富士フイルム株式会社 画像記録装置及び方法
US9609165B2 (en) 2014-12-15 2017-03-28 Ricoh Company, Ltd. Processing image read by overlapping adjacent line sensors by detecting frequency of density variations in seam-read image and synthesizing seam-read images based on detection result to form seam image
US9906668B2 (en) 2014-12-17 2018-02-27 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus, front-back magnification correction method, and computer program product
JP2017216620A (ja) * 2016-06-01 2017-12-07 キヤノン株式会社 画像読取装置、画像形成装置、画像読取方法、及びコンピュータプログラム
JP6750489B2 (ja) 2016-12-06 2020-09-02 株式会社リコー 電子機器、画像形成装置、制御方法、およびプログラム
CN109862201A (zh) 2017-11-30 2019-06-07 株式会社理光 读取装置、图像形成装置、基准图案读取方法
JP6946983B2 (ja) * 2017-11-30 2021-10-13 株式会社リコー 位置検出装置、画像読取装置、画像形成装置、プログラムおよび位置検出方法
US10931845B2 (en) 2017-11-30 2021-02-23 Ricoh Company, Ltd. Reading device, image forming apparatus, correction value calculating method, and storage medium storing program code
EP3546400B1 (en) 2018-03-30 2021-01-27 Ricoh Company, Ltd. Conveying device, image forming apparatus incorporating the conveying device, position detecting method of the image forming apparatus, and carrier medium
JP7327918B2 (ja) 2018-09-25 2023-08-16 コニカミノルタ株式会社 画像検査システム、画像検査方法、および画像検査プログラム
US10848631B2 (en) 2018-09-26 2020-11-24 Ricoh Company, Ltd. Reading device and image forming apparatus
JP7183669B2 (ja) 2018-09-28 2022-12-06 株式会社リコー 画像読取装置、画像形成装置および画像読取方法
JP2020091792A (ja) 2018-12-07 2020-06-11 コニカミノルタ株式会社 画像検査装置、画像検査方法、および画像検査プログラム
JP7363035B2 (ja) * 2019-01-21 2023-10-18 コニカミノルタ株式会社 画像検査装置、プログラム、画像処理装置及び画像形成装置
JP7305963B2 (ja) * 2019-01-22 2023-07-11 コニカミノルタ株式会社 画像検査装置、画像形成システム、画像検査方法及びプログラム
JP7275597B2 (ja) * 2019-01-22 2023-05-18 コニカミノルタ株式会社 画像検査装置、画像形成システム、画像検査方法及びプログラム
JP2020127135A (ja) * 2019-02-05 2020-08-20 コニカミノルタ株式会社 画像検査装置、画像形成装置、画像検査方法及びプログラム
JP7363254B2 (ja) 2019-09-18 2023-10-18 株式会社リコー 画像読取装置、画像検査装置、及び画像形成装置
JP7338381B2 (ja) 2019-10-01 2023-09-05 株式会社リコー 位置ずれ補正装置および画像形成装置
JP7419764B2 (ja) 2019-11-20 2024-01-23 株式会社リコー 情報処理装置およびコンフィグレーション方法
EP3828635A1 (en) 2019-11-28 2021-06-02 Ricoh Company, Ltd. Edge position detecting apparatusand image forming apparatus
JP7400480B2 (ja) 2020-01-14 2023-12-19 株式会社リコー 画像読取装置および画像読取方法
US11381709B2 (en) 2020-02-20 2022-07-05 Ricoh Company, Ltd. Image reading device and image forming apparatus incorporating same
JP7487568B2 (ja) * 2020-06-04 2024-05-21 株式会社リコー 画像検査装置、表示方法及びプログラム
JP7472703B2 (ja) * 2020-07-27 2024-04-23 株式会社リコー 情報処理装置、出力方法、および出力プログラム
US11700344B2 (en) 2020-10-02 2023-07-11 Ricoh Company, Ltd. Image reading device and image forming apparatus incorporating the image reading device
JP2022061211A (ja) * 2020-10-06 2022-04-18 株式会社リコー カラーチャート、画像形成装置、及び、読取装置
JP2022134809A (ja) * 2021-03-04 2022-09-15 株式会社リコー 画像検査装置及び画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP4163724A1 (en) 2023-04-12
US11949826B2 (en) 2024-04-02
US20230113044A1 (en) 2023-04-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2017090911A (ja) 画像形成装置およびプログラム
US8783683B2 (en) Image forming apparatus and image forming system
JP5316577B2 (ja) 搬送装置および画像形成装置
JP4806058B2 (ja) シート搬送装置、及びそれを備える自動原稿送り装置、画像形成装置
US8882106B2 (en) Post-processing apparatus having sheet alignment function and method of controlling the same
US11972314B2 (en) Information processing apparatus with automatic detection and interruption of defective image forming operations
US11800037B2 (en) Image inspecting device and image forming apparatus incorporating the image inspecting device
JP5539952B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2020184687A (ja) 画像形成装置、画像形成方法及びそのプログラム
US7471912B2 (en) Image forming apparatus including intermediate transfer member and method of controlling the same
CN113746995A (zh) 检查装置、图像形成系统、检查方法以及记录介质
JP2023056664A (ja) 画像読取装置、及び、画像形成装置
JP5213437B2 (ja) 記録紙検査装置
JP5168068B2 (ja) 反転両面ユニット及び画像形成装置
JP2014210621A (ja) 給紙装置、画像形成装置及び画像形成システム
JP2014038241A (ja) 画像形成装置
US20130071167A1 (en) Image forming apparatus
JP2017222504A (ja) 画像形成装置及びその制御方法
JP6848551B2 (ja) 画像形成システム
US20240267472A1 (en) Image reading apparatus and image reading method
JP6579437B2 (ja) 原稿搬送装置、及び、画像形成装置
JP6702252B2 (ja) 画像形成装置
JP2022135567A (ja) 画像検査装置、および画像形成装置
JP2022151631A (ja) 画像形成システム
JP6647828B2 (ja) 用紙搬送装置および画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20240823