JP2023039064A - 胴縁固定具 - Google Patents

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Abstract

Figure 2023039064000001
【課題】コンクリート躯体の打設後に、胴縁部材を側方から容易に取付けることができると共に、アンカーボルトの位置の誤差を吸収して固定することのできる胴縁固定具を提供する。
【解決手段】コンクリート躯体10に埋込固定されるアンカーボルト22と、アンカーボルト22に固定される第1固定部材24と、胴縁部材11に固定される第2固定部材26と、第1固定部材24と第2固定部材26とを固定する第3固定部材28と、を有し、第1固定部材24と第2固定部材26には、幅方向に沿ってそれぞれ互いに係止する第1係止部44と第2係止部51とが設けられ、第3固定部材28は、第1固定部材44と第2固定部材51にそれぞれ係止される結合係止部60を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、鉄骨の縦胴縁を固定する土台となる胴縁部材を、コンクリート躯体に対して固定する胴縁固定具に関する。
鉄骨造の建物を建設する際には、基礎となるコンクリート躯体の上面に沿って土台となる胴縁部材を固定し、胴縁部材に鉄骨の縦胴縁が固定される。縦胴縁には水平方向に沿う横胴縁が高さ方向に沿って複数固定され、壁材を支持する下地として使用される。土台となる胴縁部材としては、リップ付き軽量溝形鋼や、軽量角形鋼管などが使用される。土台となる胴縁部材のコンクリート躯体に対する固定構造としては、例えば特許文献1に挙げるようなものがある。
特開2006-307573号公報
胴縁部材は、コンクリート躯体に埋込固定されるアンカーボルトに対して固定される。アンカーボルトは、コンクリートを打設して硬化するまでに位置に誤差を生じるため、胴縁部材のアンカーボルトに対する固定孔は、コンクリートの硬化後に、アンカーボルトの位置を計測して、建設現場で形成される。このように建設現場で胴縁部材に固定孔を形成するのは、手間を要すると共に、精度も十分には確保しにくいため、孔の開け直しや径の拡大などをさらに要することがある。
また、建物の建設工程において、コンクリート躯体の打設前に、工場で作成された鉄骨骨組みが予め建て込まれており、土台となる胴縁部材は、既に建て込まれた鉄骨骨組みに含まれる縦胴縁の下端とコンクリート躯体との間の狭い空間に固定する必要がある。このため、胴縁部材の固定時に、縦胴縁の接合部を緩めるなどして、空間を広げる作業も必要となり、作業がより煩雑となっていた。
本発明は前記課題を鑑みてなされたものであり、コンクリート躯体の打設後に、胴縁部材を側方から容易に取付けることができると共に、アンカーボルトの位置の誤差を吸収して固定することのできる胴縁固定具を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る胴縁固定具は、長手方向に沿って延びる長尺な胴縁部材をコンクリート躯体に固定する胴縁固定具であって、前記コンクリート躯体に埋込固定されるアンカーボルトと、前記アンカーボルトに固定される第1固定部材と、
前記胴縁部材に固定される第2固定部材と、前記第1固定部材と第2固定部材とを固定する第3固定部材と、を有し、前記第1固定部材と前記第2固定部材には、幅方向に沿ってそれぞれ互いに係止する第1係止部と第2係止部とが設けられ、前記第3固定部材は、前記第1固定部材と第2固定部材にそれぞれ係止される結合係止部を有することを特徴として構成されている。
また、本発明に係る胴縁固定具は、前記第1固定部材は、前記アンカーボルトを挿通させる挿通孔部を有する基準面部を有し、前記挿通孔部は、前記基準面部内において長手方向と幅方向に対し傾斜した方向に沿って延びる長孔状に形成されることを特徴として構成されている。
また、本発明に係る胴縁固定具は、前記アンカーボルトは、前記第1固定部材を固定する締結具と、前記締結具を一定の高さ範囲における任意の位置に固定する上部ネジ部を有することを特徴として構成されている。
また、本発明に係る胴縁固定具は、前記アンカーボルトは、下端部に形成される下部ネジ部と、前記下部ネジ部に螺合する下部締結具と、前記下部締結具より下部と前記下部締結具より上部であってコンクリート躯体に埋め込まれる範囲に設けられるカバー部と、を有することを特徴として構成されている。
また、本発明に係る胴縁固定具は、前記締結具は、前記上部ネジ部に螺合する高さ調整部材と、前記高さ調整部材を覆うカバー部と、前記第1固定部材を挟んで前記高さ調整部材に螺合する固定ボルトと、を有することを特徴として構成されている。
また、本発明に係る胴縁固定具は、前記基準面部は、前記挿通孔部の周囲に凹凸部を有し、前記締結具は、前記凹凸部に噛合する凹凸状の固着面を有した押圧固定部材を有することを特徴として構成されている。
また、本発明に係る胴縁固定具は、前記結合係止部は、前記第1係止部と前記第2係止部とが係止した状態の前記第1固定部材と前記第2固定部材に対し、スライドして係止されることを特徴として構成されている。
また、本発明に係る胴縁固定具は、前記第2固定部材は、前記胴縁部材の下面に当接して接合される固定面部と、該固定面部の一端に設けられる前記第2係止部と、前記固定面部の一端に設けられ前記結合係止部が係止される第3係止部と、を有することを特徴として構成されている。
また、本発明に係る胴縁固定具は、前記第2固定部材は、長手方向に沿う中央面を基準として両側に対称な形状を有することを特徴として構成されている。
本発明に係る胴縁固定具によれば、第1固定部材と第2固定部材とが幅方向に沿ってそれぞれ互いに係止するので、コンクリート躯体の打設後に、胴縁部材を側方から容易に取付けることができ、また、胴縁部材をアンカーボルトに対して直接固定しないので、位置調整も可能にすることができる。
本実施形態の胴縁固定具が用いられる建物構造の部分斜視図である。 胴縁部材をコンクリート躯体に固定した胴縁固定具の断面図である。 第1固定部材の平面図である。 アンカーボルトの正面図である。 アンカーボルトの分解図である。 第2固定部材が固定された胴縁部材の斜視図であって、長手方向の一部を表した図である。 コンクリート躯体に埋設されたアンカーボルトの正面図であって、上部カバー部と下部カバー部を断面で表した図である。(a)はアンカーボルト埋設時の状態を、(b)はアンカーボルトの高さを調整した状態を、それぞれ示した図である。 アンカーボルトに第1部材を固定した状態の正面図である。 第1固定部材と押圧固定部材の分解状態部分拡大断面図である。 胴縁部材に固定された第2固定部材を、アンカーボルトに固定された第1固定部材に取付けた状態の正面図である。 第1固定部材と第2固定部材に対し第3固定部材を取付ける際の斜視図である。 変形例に係るアンカーボルトと第1固定部材の分解図である。 コンクリート躯体に埋設されたアンカーボルト上部の正面図であって、(a)はアンカーボルト埋設時の状態を、(b)はアンカーボルトの高さを調整して第1固定部材を固定した状態を、それぞれ示した図である。
本発明の実施形態について図面に沿って詳細に説明する。図1には、本実施形態の胴縁固定具20が用いられる建物構造の部分斜視図を示している。本実施形態の胴縁固定具20は、鉄骨造の建物において、コンクリート躯体10に沿って土台となる胴縁部材11を固定することができる。胴縁部材11は長手方向に沿って延びる長尺な部材であり、長さ方向に沿って複数の縦胴縁12が固定される。
図2には、胴縁部材11をコンクリート躯体10に固定した胴縁固定具20の断面図を示している。胴縁部材11は、下面11aの中央部が開放された略方形状の断面形状を有している。胴縁固定具20は、コンクリート躯体10に埋込固定されるアンカーボルト22と、アンカーボルト22に固定される第1固定部材24と、胴縁部材20に固定される第2固定部材26と、第1固定部材24と第2固定部材26とを固定する第3固定部材28と、を有している。胴縁固定具20は、胴縁部材11の幅方向の範囲内に全て納まる幅を有する。このため、胴縁部材11の幅方向両側に配置される内外装材と胴縁固定具20とが干渉しないようにすることができる。
図3には、第1固定部材24の平面図を示している。第1固定部材24は、アンカーボルト22を挿通させる挿通孔部41を有した基準面部40を備えている。挿通孔部41は、基準面部40内において、長手方向と幅方向に対し傾斜した方向に沿って延びる長孔状に形成されている。基準面部40は、挿通孔部41の周囲に凹凸部42を有している。凹凸部42は、表面に細かい凹凸を多数有している。
第1固定部材24は、幅方向の一端に基準面部40から立ち上がる立ち上がり部43を有し、立ち上がり部43の上端部には、断面略U字状の第1係止部44が形成されている。また、第1固定部材24は、幅方向の他端に断面略U字状の第4係止部45が形成されている。
第2固定部材26は、胴縁部材11の下面11aに当接して接合される固定面部50を有している。固定面部50の一端には、固定面部50から段落ちして端部に向かって延びる爪状の第2係止部51が形成され、固定面部50の他端には、固定面部50から段落ちして端部に向かって延びる爪状の第3係止部52が形成されている。第2係止部51は、第1固定部材24の第1係止部44に対して係止することができる。
第2固定部材26は、長手方向に沿う中央面を基準として、両側に対称な形状を有している。このため、第2固定部材26は胴縁部材11に対して左右いずれの向きでも固定することができ、第2固定部材26の胴縁部材11に対する固定作業を容易にすることができる。
第3固定部材28は、断面略S字状に形成され、第1固定部材24の第4係止部45と第2固定部材26の第3係止部52とにそれぞれ係止される結合係止部60を有している。第1固定部材24と第2固定部材26は、一端側では第1係止部44と第2係止部51とによって結合し、他端側では第3固定部材28の結合係止部60によって結合し、両者が一体化される。第1固定部材24はアンカーボルト22に、第2固定部材26は胴縁部材11に、それぞれ固定されているので、第1固定部材24と第2固定部材26とが一体化されることで、胴縁部材11がアンカーボルト22に対し固定される。
図4にはアンカーボルト22の正面図を、図5にはアンカーボルト22の分解図を、それぞれ示している。アンカーボルト22は、棒状のアンカーボルト本体30を有している。アンカーボルト本体30は、上部ネジ部31と下部ネジ部32とを有している。上部ネジ部31には、締結具35を構成するナット70が螺合され、座金72が挿通される。ナット70と座金72は、溶接等によりアンカーボルト本体30に固定されている。下部ネジ部32には、座金73が挿通されると共に、ナット71が螺合される。
アンカーボルト22は、上部ネジ部31に螺合されたナット70と、下部ネジ部32に挿通された座金73との間に、アンカーボルト本体30を覆う上部カバー部33を有する。また、アンカーボルト22は、下部ネジ部32に螺合されたナット71より下部のアンカーボルト本体30を覆う下部カバー部34を有する。上部カバー部33と下部カバー部34は、アンカーボルト22がコンクリート躯体10内に埋設された際に、アンカーボルト本体30がコンクリート躯体10に直接接触しないようにすることができる。これにより、アンカーボルト本体30は、コンクリート躯体10内でナット71に対して回転することができる。上部ネジ部31のナット71はアンカーボルト本体30に固定されているので、これを回転させることにより、アンカーボルト本体30を下部ネジ部32に螺合したナット72に対して回転させ、コンクリート躯体10に対し高さ位置を調整することができる。
図2に示すように、アンカーボルト22の上部に設けられる締結具35は、第1固定部材24をアンカーボルト22に固定するものであって、前述のナット70および座金72と、座金72との間に第1固定部材24の基準面部40を挟む押圧固定部材37と、押圧固定部材37を固定するナット74とを有している。
次に、胴縁固定具20の機能につき、胴縁部材11のコンクリート躯体10に対する取付工程と共に説明する。図6に示すように、予め、胴縁部材11に対して第2固定部材26を固定しておく。第2固定部材26は、固定面部50を胴縁部材11の下面11aに当接させ、溶接により胴縁部材11に固定される。図6は、胴縁部材11の長さ方向のうち一部のみを示しているが、第2固定部材26は、胴縁部材11の長さ方向に沿って、複数が取付けられる。第2固定部材26の取付間隔は、コンクリート躯体10に埋設されるアンカーボルト22の間隔に対応する。なお、本実施形態の胴縁部材11は、下方に開放状の形状を有しているが、上方に開放状の形状、あるいは開放する部分を有しない矩形状であってもよく、いずれに対しても第2固定部材26を固定することができる。
アンカーボルト22は、コンクリート躯体10の打設時に埋設される。図7(a)に示すように、コンクリートが硬化した状態において、アンカーボルト22は、上部ネジ部31に固定されたナット70より上部が、コンクリート躯体10から露出した状態となる。前述のように、アンカーボルト本体30は、上部カバー部33および下部カバー部34に覆われているので、下部ネジ部32に螺合するナット71に対して回転することができ、図7(b)に示すように、コンクリート躯体10に対する高さ位置を調整することができる。これにより、第1固定部材24のコンクリート躯体10に対する高さ位置の調整を行うことができる。上部カバー部33および下部カバー部34は、樹脂材、金属材、あるいは紙材等で形成することができる。
アンカーボルト22の高さ位置調整を行ったら、図8に示すように、アンカーボルト22に対して第1固定部材24を固定する。第1固定部材24は、前述のように長孔状の挿通孔部41を有しているので、アンカーボルト22に対する取付位置を調整することができる。第1固定部材24は、胴縁部材11の幅方向における位置が適切となるように位置決めされる。これにより、アンカーボルト22の位置に誤差があっても、胴縁部材11を所定位置に固定できるようにすることができる。
図9に示すように、押圧固定部材37は、第1固定部材24に接する側の面に細かい凹凸を有する固着面37aを備えている。固着面37aは、第1固定部材24の凹凸部42に対して噛合し、ナット74で固定されることにより、第1固定部材24とアンカーボルト22との位置ずれを防止する。第1固定部材24をアンカーボルト22に対して位置決めしたら、押圧固定部材37をアンカーボルト本体30に挿通すると共に、ナット74を螺合させて、第1固定部材24を座金72と押圧固定部材37とによって挟持固定する。
第1固定部材24をアンカーボルト22に固定したら、図10に示すように、第1固定部材24に対し胴縁部材11に固定された第2固定部材26を取付ける。第2固定部材26の第2係止部51を、第1固定部材24の第1係止部44に対して幅方向に係止することで、第2固定部材26を第1固定部材24に取付けることができる。第1固定部材24と第2固定部材26とが幅方向に沿って係止されるので、第2固定部材26が固定された胴縁部材11を、第1固定部材24に対して側方から取付けることができる。これによって、既に建て込まれている鉄骨骨組みが有する縦胴縁12とコンクリート躯体10との隙間に胴縁部材11を差し入れて取付けることができる。
次に、図11に示すように、第1固定部材24と第2固定部材26の係止された側とは反対側に、第3固定部材28を長手方向にスライドして係止させる。第3固定部材28の結合係止部60は、下側の部分が第1固定部材24の第4係止部45に囲まれるように係止し、上側の部分が第2固定部材26の第3係止部52を囲むように係止する。第3係止部52は、長手方向に沿ってスライド係止させることができるので、コンクリート躯体10と胴縁部材11との間の狭い空間内においても、容易に取付作業を行うことができる。
第3固定部材28を取付けることで、第1固定部材24と第2固定部材26とが一体化され、胴縁部材11がアンカーボルト22に対して固定された状態となる。これによって、胴縁部材11に対する外力をコンクリート躯体10側に伝達することができるようになる。
第3固定部材28の第1固定部材24および第2固定部材26に対する係止が緩い場合には、結合係止部60に対してタッピングビスを打ち込むようにしてもよい。これにより、胴縁部材11の固定をより強固にすることができる。ただし、一般に胴縁部材11より下方にはモルタルが充填されるので、第1固定部材24と第2固定部材26および第3固定部材28の位置関係は、タッピングビスを使用しなくても維持される。
建物の工事中において、固定した胴縁部材11の微調整を必要とする場合がある。この場合には、第3固定部材28をスライドさせて取り外すことで、胴縁部材11を簡単に取り外すことができる。また、胴縁部材11の取付位置等の調整を行った上で、簡単に再固定することができる。
次に、アンカーボルトの変形例について説明する。図12には、変形例に係るアンカーボルト80と第1固定部材24の分解図を示している。この図に示すように、アンカーボルト80は、上部ネジ部82を有するアンカーボルト本体81と、上部ネジ部31に螺合する内側ネジ部83aを有する高さ調整部材83と、高さ調整部材83を覆うカバー部84と、第1固定部材24を挟んで高さ調整部材83の内側ネジ部83aに螺合する固定ボルト86と、を有している。高さ調整部材83は、上端部にナット形状を有しており、高さ調整部材83の内側ネジ部83aは、高さ調整部材83の全長に渡り貫通するように形成されている。また、第1固定部材24は、前述のアンカーボルト22と同様に、座金85と押圧固定部材87によって挟持される。
図13(a)に示すように、アンカーボルト80は、高さ調整部材83のうちナット形状を有する上端部より下方部分が、コンクリート躯体10に埋設される。高さ調整部材83は、カバー部84によって覆われているので、アンカーボルト本体81に対して回転することが可能である。図13(b)に示すように、高さ調整部材83を回転させて高さ位置を調整し、高さ調整部材83の上に、座金85と押圧固定部材87に挟まれた第1固定部材24を載置し、固定ボルト86を高さ調整部材83の内側ネジ部83aに螺合させることで、第1固定部材24をアンカーボルト80に固定することができる。
このアンカーボルト80は、アンカーボルト本体81の上部に高さ調整部材83を介して固定ボルト86を螺合させて第1固定部材24を固定するので、アンカーボルト本体81が高さ調整部材83より上方に突出することがない。このため、アンカーボルト本体81が胴縁部材11と干渉しないようにすることができ、高さ調整の範囲を広くすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の適用は本実施形態に限られず、その技術的思想の範囲内において様々に適用されうる。
10 コンクリート躯体
11 胴縁部材
11a 下面
12 縦胴縁
20 胴縁固定具
22 アンカーボルト
24 第1固定部材
26 第2固定部材
28 第3固定部材
30 アンカーボルト本体
31 上部ネジ部
32 下部ネジ部
33 上部カバー部
34 下部カバー部
35 締結具
37 押圧固定部材
37a 固着面
40 基準面部
41 挿通孔部
42 凹凸部
43 立ち上がり部
44 第1係止部
45 第4係止部
50 固定面部
51 第2係止部
52 第3係止部
60 結合係止部
70 ナット
71 ナット
72 座金
73 座金
74 ナット
80 アンカーボルト
81 アンカーボルト本体
82 上部ネジ部
83 高さ調整部材
83a 内側ネジ部
84 カバー部
85 座金
86 固定ボルト
87 押圧固定部材
前記課題を解決するため、本発明に係る胴縁固定具は、長手方向に沿って延びる長尺な胴縁部材をコンクリート躯体に固定する胴縁固定具であって、前記コンクリート躯体に埋込固定されるアンカーボルトと、前記アンカーボルトに固定される第1固定部材と、前記胴縁部材に固定される第2固定部材と、前記第1固定部材と第2固定部材とを固定する第3固定部材と、を有し、前記第1固定部材と前記第2固定部材には、幅方向に沿ってそれぞれ互いに係止する第1係止部と第2係止部とが設けられ、前記第3固定部材は、前記第1固定部材と第2固定部材にそれぞれ係止される結合係止部を有し、前記第1固定部材は、前記アンカーボルトを挿通させる挿通孔部を有する基準面部を有し、前記挿通孔部は、前記基準面部内において長手方向と幅方向に対し傾斜した方向に沿って延びる長孔状に形成されることを特徴として構成されている。

Claims (9)

  1. 長手方向に沿って延びる長尺な胴縁部材をコンクリート躯体に固定する胴縁固定具であって、
    前記コンクリート躯体に埋込固定されるアンカーボルトと、
    前記アンカーボルトに固定される第1固定部材と、
    前記胴縁部材に固定される第2固定部材と、
    前記第1固定部材と第2固定部材とを固定する第3固定部材と、を有し、
    前記第1固定部材と前記第2固定部材には、幅方向に沿ってそれぞれ互いに係止する第1係止部と第2係止部とが設けられ、
    前記第3固定部材は、前記第1固定部材と第2固定部材にそれぞれ係止される結合係止部を有することを特徴とする胴縁固定具。
  2. 前記第1固定部材は、前記アンカーボルトを挿通させる挿通孔部を有する基準面部を有し、
    前記挿通孔部は、前記基準面部内において長手方向と幅方向に対し傾斜した方向に沿って延びる長孔状に形成されることを特徴とする請求項1に記載の胴縁固定具。
  3. 前記アンカーボルトは、前記第1固定部材を固定する締結具と、前記締結具を一定の高さ範囲における任意の位置に固定する上部ネジ部を有することを特徴とする請求項2に記載の胴縁固定具。
  4. 前記アンカーボルトは、下端部に形成される下部ネジ部と、前記下部ネジ部に螺合する下部締結具と、前記下部締結具より下部と前記下部締結具より上部であってコンクリート躯体に埋め込まれる範囲に設けられるカバー部と、を有することを特徴とする請求項3に記載の胴縁固定具。
  5. 前記締結具は、前記上部ネジ部に螺合する高さ調整部材と、前記高さ調整部材を覆うカバー部と、前記第1固定部材を挟んで前記高さ調整部材に螺合する固定ボルトと、を有することを特徴とする請求項3に記載の胴縁固定具。
  6. 前記基準面部は、前記挿通孔部の周囲に凹凸部を有し、
    前記締結具は、前記凹凸部に噛合する凹凸状の固着面を有した押圧固定部材を有することを特徴とする請求項3~5のいずれか1項に記載の胴縁固定具。
  7. 前記結合係止部は、前記第1係止部と前記第2係止部とが係止した状態の前記第1固定部材と前記第2固定部材に対し、スライドして係止されることを特徴とする請求項1~6のいずれか1項に記載の胴縁固定具。
  8. 前記第2固定部材は、前記胴縁部材の下面に当接して接合される固定面部と、該固定面部の一端に設けられる前記第2係止部と、前記固定面部の一端に設けられ前記結合係止部が係止される第3係止部と、を有することを特徴とする請求項1~7のいずれか1項に記載の胴縁固定具。
  9. 前記第2固定部材は、長手方向に沿う中央面を基準として両側に対称な形状を有することを特徴とする請求項8に記載の胴縁固定具。
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