JP2023020180A - 画像管理装置、画像管理方法、及びプログラム - Google Patents

画像管理装置、画像管理方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の画像の紐付け及び特定の画像の取り出しを自動化して画像管理における負担を軽減する。【解決手段】画像管理装置10は対象物の3次元点群データを構成する3次元の点のうち、対象物を撮影して得られた2次元画像から抽出した特徴点に対応する3次元の点を特定する、3次元点特定部11と、抽出された特徴点の抽出元となった2次元画像の識別情報、及び抽出された特徴点に対応する3次元の点を関連付ける、画像管理部12と、対象物の特定の部位が指定されると、指定された部位に対応する3次元の点を特定し、更に、特定した3次元の点に関連付けられた2次元画像の識別情報を特定する、2次元画像特定部13と、識別情報が特定された2次元画像を画面に表示する、表示部14と、を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数の画像を紐付けて管理するための、画像管理装置及び画像管理方法に関し、更には、これらを実現するためのプログラムに関する。
近年、空き家の増加が社会問題となっている(例えば、非特許文献1参照。)。このような社会問題となるのは、空き家は長年放置されていることが多く、老朽化による崩壊の可能性があり、危険だからである。また、不審者による放火の可能性や、不審者が空き家に勝手に住み着いてしまう可能性があり、空き家の増加は治安悪化につながるからである。
このような空き家の問題を解消するため、自治体等は空き家の実体調査を行っている。実体調査では、空き家の状況を把握するため、現地調査員による空き家の撮影が行われる。撮影は、全体だけでなく、細部に渡って行われる。そして、撮影された多数の画像は空き家毎に紐付けされ、紐付けられた状態で、データベース等に管理される。担当者は、画像を確認して、崩壊の可能性、放火の可能性、不審者の居住状況等を判断する。
「空家等に関する施策を総合的かつ計画的に実施するための基本的な指針」,[online],平成27年2月26日付け総務省・国土交通省告示第1号(最終改正 令和3年6月30日付け総務省・国土交通省告示第1号),[令和3年7月8日検索],インターネット<URL:https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/content/001411707.pdf>
ところで、上述したように、空き家の画像は、家単位で紐付けられて管理されるが、画像の紐付けは人手によって行われている。具体的には、画像の管理者が、表計算ソフト又はワープロソフトといったアプリケーションソフトの画面上で、全体画像に対して細部の各画像を矢印等で結びつけることによって行われる。このため、画像間の紐付け作業は、管理者にとって負担となっている。また、空き家の調査員が、特定の空き家の詳細を確認したい場合は、画面上で紐付けを確認して、所望の画像を特定する必要がある。このような詳細画像の取り出しも、調査員にとって負担となる。
本発明の目的の一例は、複数の画像の紐付け及び特定の画像の取り出しを自動化して画像管理における負担を軽減し得る、画像管理装置、画像管理方法、及びプログラムを提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の一側面における画像管理装置は、
対象物の3次元点群データを構成する3次元の点のうち、対象物を撮影して得られた2次元画像から抽出した特徴点に対応する3次元の点を特定する、3次元点特定部と、
抽出された前記特徴点の抽出元となった前記2次元画像の識別情報、及び抽出された前記特徴点に対応する前記3次元の点を関連付ける、画像管理部と、
対象物の特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、更に、特定した前記3次元の点に関連付けられた前記2次元画像の識別情報を特定する、2次元画像特定部と、
識別情報が特定された前記2次元画像を画面に表示する、表示部と、
を備えている、ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の一側面における画像管理方法は、
対象物の3次元点群データを構成する3次元の点のうち、対象物を撮影して得られた2次元画像から抽出した特徴点に対応する3次元の点を特定する、3次元点特定ステップと、
抽出された前記特徴点の抽出元となった前記2次元画像の識別情報、及び抽出された前記特徴点に対応する前記3次元の点を関連付ける、画像管理ステップと、
対象物の特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、更に、特定した前記3次元の点に関連付けられた前記2次元画像の識別情報を特定する、2次元画像特定ステップと、
識別情報が特定された前記2次元画像を画面に表示する、表示ステップと、
を有する、ことを特徴とする。
更に、上記目的を達成するため、本発明の一側面におけるプログラムは、
コンピュータに、
対象物の3次元点群データを構成する3次元の点のうち、対象物を撮影して得られた2次元画像から抽出した特徴点に対応する3次元の点を特定する、3次元点特定ステップと、
抽出された前記特徴点の抽出元となった前記2次元画像の識別情報、及び抽出された前記特徴点に対応する前記3次元の点を関連付ける、画像管理ステップと、
対象物の特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、更に、特定した前記3次元の点に関連付けられた前記2次元画像の識別情報を特定する、2次元画像特定ステップと、
識別情報が特定された前記2次元画像を画面に表示する、表示ステップと、
を実行させる、ことを特徴とする。
以上のように本発明によれば、複数の画像の紐付け及び特定の画像の取り出しを自動化でき、画像管理における負担を軽減できる。
図1は、実施の形態における画像管理装置の概略構成を示す構成図である。 図2は、実施の形態における画像管理装置の構成を具体的に示す構成図である。 図3は、3次元点群データの生成用の動画データを構成するフレームの一例を示す図である。 図4は、3次元点群データの生成に用いられるペア画像の一例を示す図である。 図5は、カメラ行列から求められる、初期ペア画像のカメラの3次元座標と回転行列との一例を示す図である。 図6は、初期ペア画像の選択後に新たに選択された画像とそれから抽出された特徴点の組合せの一例を示す図である。 図7は、3次元点群データの3次元点と2次元画像データの特徴点との対応関係の一例を示す図である。 図8は、図7に示す対応関係から作成された関連付データの一例を示す図である。 図9は、2次元画像特定部による処理を説明する図である。 図10は、実施の形態における画像管理装置による3次元点群データ及び関連付データの生成処理を示すフロー図である。 図11は、実施の形態における画像管理装置による2次元画像の表示処理を示すフロー図である。 図12は、変形例において用いられる関連付データの一例を示す図である。 図13は、変形例における2次元画像特定部による処理の一例を説明する図である。 図14は、変形例における2次元画像特定部による処理の他の例を説明する図である。 図15は、実施の形態における画像管理装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
(実施の形態)
以下、実施の形態における、画像管理装置、画像管理方法、及びプログラムについて、図1~図15を参照しながら説明する。
[装置構成]
最初に、実施の形態における画像管理装置の概略構成について図1を用いて説明する。図1は、実施の形態における画像管理装置の概略構成を示す構成図である。
図1に示す画像管理装置10は、複数の画像を紐付けて管理するための装置である。図1に示すように、画像管理装置10は、3次元点特定部11と、画像管理部12と、2次元画像特定部13と、表示部14とを備えている。
3次元点特定部11は、対象物の3次元点群データを構成する3次元の点(以下「3次元点」と表記する。)のうち、対象物を撮影して得られた2次元画像から抽出した特徴点に対応する3次元点を特定する。ここで、3次元点群データは、3次元座標が算出された特徴点の集合で構成されたデータである。本明細書において3次元点は、3次元座標が算出された特徴点を意味する。画像管理部12は、抽出された特徴点の抽出元となった2次元画像の識別情報、及び抽出された特徴点に対応する3次元点を関連付ける。
2次元画像特定部13は、対象物の特定の部位が指定されると、指定された部位に対応する3次元点を特定し、更に、特定した3次元点に関連付けられた2次元画像の識別情報を特定する。表示部14は、識別情報が特定された2次元画像を画面に表示する。
このように、画像管理装置10は、対象物の3次元点群データを構成する3次元点と2次元画像とを自動的に紐付ける。また、画像管理装置10は、対象物の特定の部位が指定されると、自動的に、指定された部位に対応する2次元画像を特定し、特定した2次元画像を画面に表示する。つまり、画像管理装置10によれば、複数の画像の紐付け及び特定の画像の取り出しを自動化でき、画像管理における負担が軽減されることになる。
続いて、図2~図9を用いて、実施の形態における画像管理装置10の構成及び機能について具体的に説明する。図2は、実施の形態における画像管理装置の構成を具体的に示す構成図である。
図2に示すように、実施の形態においては、画像管理装置10は、上述した3次元点特定部11、画像管理部12、2次元画像特定部13、及び表示部14に加えて、データ取得部15と、特徴点抽出部16と、入力受付部17と、記憶部20とを備えている。
データ取得部15は、対象物の動画データ21及び2次元画像データ22を取得し、取得した動画データ21及び2次元画像データ22を記憶部20に格納する。記憶部20は、記憶装置の記憶領域によって構築されている。
3次元点特定部11は、実施の形態では、データ取得部15によって取得された、動画データ21の各フレームを用いて、対象物の3次元点群データを生成し、生成した3次元点群データ23を記憶部20に格納する。なお、3次元点群データの生成は、動画データ21と2次元画像データ22とを用いて行われても良いし、2次元画像データ22のみで行われても良い。
図3~図6を用いて、3次元点特定部11による3次元点群データの生成処理について具体的に説明する。図3は、3次元点群データの生成用の動画データを構成するフレームの一例を示す図である。図4は、3次元点群データの生成に用いられるペア画像の一例を示す図である。図5は、カメラ行列から求められる、初期ペア画像のカメラの3次元座標と回転行列との一例を示す図である。図6は、初期ペア画像の選択後に新たに選択された画像とそれから抽出された特徴点の組合せの一例を示す図である。
図3に示すように、3次元点特定部11は、最初に、動画データを構成するフレームの中から一組のペア画像(初期ペア画像)として画像31と画像32とを選択する。画像31及び画像32は2次元画像である。図3の例では、2枚の画像が例示されているが、3次元点特定部11は、3枚以上の画像を選択することもできる。
次に、3次元点特定部11は、画像毎に、例えば、SIFT特徴量、又はSURF特徴量を計算して特徴点を特定し、更に、画像間で対応する特徴点同士を、対応する特徴点の組合せとして抽出する。図3において、丸で囲まれた部分は特徴点の一つである。
図4に示すように、画像31から抽出されている特徴点(m~m)と、画像32から抽出されている特徴点(m’~m’)とは対応している。mとm’、mとm’、mとm’、mとm’、mとm’は、それぞれ特徴点の組合せ(以下「特徴点ペア」とも表記する)である。また、図4の例では、画像31はカメラ41によって撮影され、画像32はカメラ42によって撮影されている。図4において、M(M~M)は、各特徴点に対応する対象物上の3次元座標である。
続いて、3次元点特定部11は、初期ペア画像それぞれから抽出された特徴点ペア(m~m、m’~m’)を用いて、画像31を撮影したカメラ41のカメラ行列Pと、画像32を撮影したカメラ42のカメラ行列P’とを算出する。また、カメラ行列P及びカメラ行列P’は、カメラ41の位置を原点とすると、それぞれ下記の数1及び数2によって表すことができる。
Figure 2023020180000002
Figure 2023020180000003
上記数1において、Iは、カメラ41の回転行列である。図5に示すように、カメラ41の位置が原点となるので、I=(1,1,1)となる。また、上記数2において、Rは、カメラ42の回転行列である(R=(R,R,R))。tは、上述したように並進行列であり、カメラ42の位置の3次元座標に相当する(t=(t,t,t))。
従って、この場合は、カメラ行列P及びカメラ行列P’から逆算することによって、R及びtを算出することが出来る。3次元点特定部11は、各特徴点の座標を用いて、下記の数3~数5に示す方程式を解くことによって、R及びtを算出する。数3~数5において、mハットは、m(m~m)を正規化して得られた画像31上の座標である。同様に、m’ハットは、m’(m’~m’)を正規化して得られた画像32上の座標である。Eは、Essential行列、Kはカメラのキャリブレーション行列である。
Figure 2023020180000004
Figure 2023020180000005
Figure 2023020180000006
また、キャリブレーション行列Kは、下記の数6及び数7から求めることができる。なお、c、cは、カメラの中心座標である。
Figure 2023020180000007
Figure 2023020180000008
次に、3次元点特定部11は、各カメラの位置の3次元座標と回転行列とを用いて、三角測量法により特徴点の3次元座標M(M~M)を算出する。
次に、図6に示すように、3次元点特定部11は、特徴点が抽出されている画像であって、動画データ21を構成する、初期ペア画像以外のフレームの中から、1つのフレーム(画像33)を新たに選択し、新たに選択した画像33と初期ペア画像の1つとを新たなペア画像とする。画像33は、カメラ43によって撮影されている。なお、本例では、カメラ41~43は、対象物に対する相対位置の点で、それぞれ異なるが、実際には、動画を撮影した同じカメラである。
そして、3次元点特定部11は、画像32の特徴点に対応する画像33の特徴点(m’’~m’’)を特定し、画像32の特徴点と画像33との特徴点とを特徴点ペアとする。そして、3次元点特定部11は、画像33を撮影したカメラ43のカメラ行列Pnを算出する。カメラ行列Pnは、下記の数8によって表すことができる。
Figure 2023020180000009
具体的には、3次元点特定部11は、画像33の特定された特徴点の画像33における2次元座標と対応する3次元座標M~Mを用いて、PnP法によってカメラ43のカメラ行列PnのRn及びtnを算出する。
そして、3次元点特定部11は、上述の処理を繰り返し実行して、対象物の特徴点それぞれについて3次元座標を算出すると、3次元座標が算出された特徴点の集合によって、対象物の3次元点群データ23を構築する。また、3次元点特定部11は、構築した3次元点群データ23を記憶部20に格納する。
特徴点抽出部16は、記憶部20から2次元画像データ22を読み出し、読み出した2次元画像データによる2次元画像それぞれから特徴点を抽出する。具体的には、特徴点抽出部16は、上述した3次元点特定部11と同様に、2次元画像毎に、例えば、SIFT特徴量、又はSURF特徴量を計算して特徴点を特定し、特定した特徴点を抽出する。
また、3次元点特定部11は、特徴点抽出部16が2次元画像から特徴点を抽出すると、記憶部20に格納されている3次元点群データ23を読み出す。そして、3次元点特定部11は、読み出した3次元点群データ23を構成する3次元点の集合と、2次元画像から特徴点抽出部16によって抽出された特徴点とを、それぞれの特徴量について比較する。そして、3次元点特定部11は、抽出された特徴点毎に、特徴量の一致度合が閾値よりも高い3次元点を特定する。
なお、上述したように、3次元点群データ23の生成が、動画データ21と2次元画像データ22とで行われている場合、又は2次元画像データ22のみで行われている場合は、2次元画像の特徴量の抽出は、3次元点特定部11によって、3次元点群データの生成時に実行される。また、これらの場合、3次元点特定部11は、2次元画像の特徴点に対応する3次元点の特定処理を、3次元点群データの生成時に実行することになる。更に、これらの場合は、画像管理装置10は、特徴点抽出部16を備えていない構成となる。
画像管理部12は、実施の形態では、抽出された特徴点の抽出元となった2次元画像の識別情報と、抽出された特徴点に対応するとして特定された3次元点とを関連付け、これらの関連性を示す関連付データ24を作成する。また、画像管理部12は、作成した関連付データ24を記憶部20に格納する。
また、画像管理部12は、関連付データ24を記憶部20に格納する場合に、3次元点によってkd木構造を構築することもできる。このような態様とする場合は、後述する2次元画像特定部13による関連付データ24の照合処理(検索処理)を高速化することができる。
図7及び図8を用いて、特徴点抽出部16、3次元点特定部11及び画像管理部12による処理について具体的に説明する。図7は、3次元点群データの3次元点と2次元画像データの特徴点との対応関係の一例を示す図である。図8は、図7に示す対応関係から作成された関連付データの一例を示す図である。
図7の例では、特徴点抽出部16は、記憶部20から2次元画像データ22として、2次元画像データID1~ID3を読み出す。そして、特徴点抽出部16は、2次元画像データID1から特徴点a、a、aを抽出し、2次元画像データID2から特徴点a’、a’、a’を抽出し、更に、2次元画像データID3から特徴点a’’、a’’、a’’を抽出する。
図7の例では、3次元点特定部11は、記憶部20から読み出した3次元点群データ23を構成する3次元点の集合と、特徴点抽出部16によって抽出された特徴点(a、a、a、a’、a’、a’、a’’、a’’、a’’)とを、それぞれの特徴量について比較する。そして、3次元点特定部11は、2次元画像データID1の特徴点(a、a’、a’’)に対応して3次元点Aを特定する。また、3次元点特定部11は、2次元画像データID2の特徴点(a、a’、a’’)に対応して3次元点Aを特定し、2次元画像データID3の特徴点(a、a’、a’’)に対応して3次元点Aを特定する。
3次元点特定部11によって、2次元画像データの特徴点に対応する3次元点が特定されると、図8に示すように、画像管理部12は、特徴点の抽出元の2次元画像の識別情報(ID)と、3次元点とを関連付け、関連付データ24を作成する。図8の例では、3次元点は、2次元画像データの識別情報(ID)と、2次元画像データの特徴点とに、関連付けられている。
表示部14は、図2に示すように表示装置50に接続されており、表示装置50の画面に情報を表示する。実施の形態では、情報の表示先は、画像管理装置10に接続された端末装置の画面であっても良い。表示部14は、上述した2次元画像だけでなく、3次元点群データ23も画面上に表示する。
表示部14によって3次元点群データ23が画面上に表示されると、実施の形態では、ユーザは、画面上で、入力機器を用いて、3次元点群データ23によって表示されている対象物上で、その特定の部位を指定する。入力受付部17は、入力機器を介して、指定された部位の情報の入力を受け付け、受け付けた部位の情報を、2次元画像特定部13に送る。入力機器としては、タッチパネル、マウス、キーボード、端末装置等が挙げられる。
2次元画像特定部13は、実施の形態では、まず、記憶部20から、3次元点群データ23と関連付データ24とを読み出す。そして、2次元画像特定部13は、対象物の特定の部位が指定されると、指定された部位に存在する3次元点を特定する。具体的には、2次元画像特定部13は、例えば、対象物上の一点がクリックなどによって指定されると、その点を中心とした設定範囲内において、3次元点を探索し、探索された3次元点のうち、指定された点に最も近い3次元点を特定する。続いて、2次元画像特定部13は、特定した3次元点を関連付データ24に照合して、3次元点に関連付けられた2次元画像データのIDを特定する。
その後、2次元画像特定部13は、特定したIDを表示部14に通知する。これにより、表示部14は、記憶部20から、通知されたIDに該当する2次元画像データを読み出し、読み出した2次元画像データを表示装置50の画面に表示する。
図9を用いて、2次元画像特定部13による処理について具体的に説明する。図9は、2次元画像特定部による処理を説明する図である。
図9に示すように、ユーザが、3次元点群データ上で特定の部位を指定したとする。この場合、2次元画像特定部13は、指定された部位に存在する3次元点として、3次元点Aを特定し、更に、特定した3次元点Aを関連付データ24(図8参照)に照合する。
図8に示したように、3次元点Aは、2次元画像データID1~ID3に関連付けられているので、2次元画像特定部13は、ID1~3を特定する。これにより、表示部14は、画面上に、2次元画像データID1~ID3の2次元画像を表示する。
[装置動作]
続いて、実施の形態における画像管理装置の動作について図10及び図11を用いて説明する。以下の説明においては、適宜図1~図9を参照する。また、実施の形態では、画像管理装置を動作させることによって、画像管理方法が実施される。よって、実施の形態における画像管理方法の説明は、以下の画像管理装置の動作説明に代える。
まず、図10を用いて、3次元点群データ23及び関連付データ24の生成までの処理について説明する。図10は、実施の形態における画像管理装置による3次元点群データ及び関連付データの生成処理を示すフロー図である。
図10に示すように、最初に、データ取得部15は、対象物の動画データ21及び2次元画像データ22を取得する(ステップA1)。ステップA1では、データ取得部15は、取得した動画データ21及び2次元画像データ22を記憶部20に格納する。
次に、3次元点特定部11は、ステップA1で取得された、動画データ21の各フレームを用いて、図3~図6に示したように、対象物の3次元点群データ23を生成する(ステップA2)。ステップA2では、3次元点特定部11は、生成した3次元点群データ23を記憶部20に格納する。
次に、特徴点抽出部16は、図7に示したように、ステップA1で取得された2次元画像データ22による2次元画像それぞれから、特徴点を抽出する(ステップA3)。
次に、3次元点特定部11は、ステップA2で生成された3次元点群データ23を構成する3次元点の集合と、ステップA3で抽出された特徴点とを、それぞれの特徴量について比較する。そして、3次元点特定部11は、図7に示したように、比較結果に基づいて、ステップA3で抽出された特徴点に対応する3次元点を特定する(ステップA4)。
なお、上述したように、3次元点群データ23の生成が、動画データ21と2次元画像データ22とで行われている、又は2次元画像データ22のみで行われている、とする。これの場合は、2次元画像の特徴量の抽出処理(ステップA3)と抽出された特徴点に対応する3次元点の特定処理(ステップA4)とは、ステップA2における3次元点群データの生成処理において実行されることになる。これらの場合においては、ステップA3とステップA4とはステップA2に統合される。但し、これらの場合においても、新たに2次元画像データが追加される場合は、新たに追加された2次元画像データに対して、ステップA3及びA4が実行される。
次に、画像管理部12は、ステップA3で抽出された特徴点の抽出元となった2次元画像の識別情報と、ステップA4で特定された3次元点とを関連付け、これらの関連性を示す関連付データ24を作成する(ステップA5)。ステップA5では、画像管理部12は、作成した関連付データ24を記憶部20に格納する。
ステップA1~A5の実行により、自動的に複数の画像の紐付けが行われる。ユーザにおいて、画像管理における負担が軽減される。
図11を用いて、3次元点群データ23及び関連付データ24の生成までの処理について説明する。図11は、実施の形態における画像管理装置による2次元画像の表示処理を示すフロー図である。
図11に示すように、最初に、表示部14は、表示装置50の画面上に、3次元点群データ23によって対象物を表示する(ステップB1)。対象物としては、図9に示したように家屋が挙げられる。
次に、入力受付部17は、ユーザが入力機器を用いて、画面上で対象物の特定の部位を指定すると、入力機器を介して、指定された部位の情報の入力を受け付ける(ステップB2)。ステップB2では、入力受付部17は、受け付けた部位の情報を、2次元画像特定部13に送る。
次に、2次元画像特定部13は、ステップB2の実行後、記憶部20から、3次元点群データ23と関連付データ24とを読み出し、指定された部位に存在する3次元点を特定する(ステップB3)。
次に、2次元画像特定部13は、特定した3次元点を関連付データ24に照合して、3次元点に関連付けられた2次元画像データのIDを特定する(ステップB4)。ステップB4では、2次元画像特定部13は、特定したIDを表示部14に通知する。
その後、表示部14は、記憶部20から、ステップB4で特定されたIDに該当する2次元画像データを読み出し、読み出した2次元画像データの2次元画像を表示装置50の画面に表示する(ステップB5)。
ステップB1~B5の実行により、ユーザが、3次元点群データ上で特定の部位を指定するだけで、自動的に特定部位の2次元画像も画面に表示される。ユーザは、関連付を人手で辿って2次元画像を確認する必要がない。
以上のように、実施の形態では、画像管理装置10は、対象物の3次元点群データ23と2次元画像データ22と関連付ける関連付データ24を生成することで、これらを自動的に紐付ける。また、画像管理装置10は、関連付データ24を用いることで、対象物の特定の部位が指定されると、自動的に、指定された部位に対応する2次元画像を画面に表示することができる。画像管理装置10によれば、複数の画像の紐付け及び対象物の詳細画像の取り出しを自動化でき、対象物の画像管理における負担が軽減されることになる。
[変形例]
続いて、実施の形態の変形例について図12~図14を用いて説明する。図12は、変形例において用いられる関連付データの一例を示す図である。図13は、変形例における2次元画像特定部による処理の一例を説明する図である。図14は、変形例における2次元画像特定部による処理の他の例を説明する図である。
本変形例においても、図12に示すように、画像管理部12は、関連付データとして、図8に示した、2次元画像の識別情報(ID)と3次元点とを関連付ける関連付データ(以下「第1の関連付データ」と表記する。)を作成する。但し、本変形例では、画像管理部12は、第1の関連付データに加えて、2次元画像データ毎に特徴点と対応する3次元点とを関連付ける関連付データ(以下「第2の関連付データ」と表記する。)も作成する。
このため、図13に示すように、本変形例では、2次元画像データの2次元画像が表示されている場合に、ユーザは、2次元画像上で、入力機器を用いて、対象物上の特定の部位を指定することができる。
2次元画像特定部13は、指定された部位に存在する特徴点を特定する。具体的には、2次元画像特定部13は、例えば、対象物上の一点がクリックなどによって指定されると、その点を中心とした設定範囲内において、2次元画像の特徴点を探索し、探索された特徴点のうち、指定された点に最も近い特徴点を特定する。続いて、2次元画像特定部13は、特定した特徴点を第2の関連付データに照合して、対応する3次元点を特定し、更に、特定した3次元点を第1の関連付データに照合して、3次元点に関連付けられた2次元画像データのIDを特定する。
図13の例では、2次元画像データID2の2次元画像が表示装置50の画面に表示され、この2次元画像において特定の部位が指定される。これにより、2次元画像特定部13は特徴点a’を特定し、更に、これに対応する3次元点Aを特定する。そして、2次元画像特定部13は、3次元点Aに関連付けられているID2以外のID1及びID3を特定する。その後、表示部は、2次元画像データID1及びID3の2次元画像を表示装置50の画面に表示する。
また、本変形例では、対象物の全体を示す2次元画像の2次元画像データを用意しておき、この2次元画像データも含めて第1の関連付データ及び第2の関連付データを作成することもできる。この場合は、図14に示すように、対象物の全体を示す2次元画像を画面に表示し、この2次元画像において、ユーザに特定の部位を指定させても良い。また、この場合は、ユーザにおいて、全体を確認しつつ、細部を確認することが容易となる。
3次元点群データは、画面に表示した場合、2次元画像に比べて、ディティールを明確に表示することが難しいという問題がある。これに対して、本変形例によれば、ユーザは、3次元点群データではなくて、2次元画像上で、特定の部位を指定することができるので、ユーザにとって部位の指定が容易となる。
[プログラム]
実施の形態におけるプログラムは、コンピュータに、図10に示すステップA1~A5、図11に示すステップB1~B5を実行させるプログラムであれば良い。このプログラムをコンピュータにインストールし、実行することによって、実施の形態における画像管理装置10と画像管理方法とを実現することができる。この場合、コンピュータのプロセッサは、特徴点抽出部16、3次元点特定部11、画像管理部12、2次元画像特定部13、表示部14、データ取得部15、及び入力受付部17として機能し、処理を行なう。コンピュータとしては、汎用のPCの他に、スマートフォン、タブレット型端末装置が挙げられる。
また、実施の形態では、記憶部20は、コンピュータに備えられたハードディスク等の記憶装置に、これらを構成するデータファイルを格納することによって実現されていても良いし、別のコンピュータの記憶装置によって実現されていても良い。
また、実施の形態におけるプログラムは、複数のコンピュータによって構築されたコンピュータシステムによって実行されても良い。この場合は、例えば、各コンピュータが、それぞれ、特徴点抽出部16、3次元点特定部11、画像管理部12、2次元画像特定部13、表示部14、データ取得部15、及び入力受付部17のいずれかとして機能しても良い。
[物理構成]
ここで、実施の形態におけるプログラムを実行することによって、画像管理装置10を実現するコンピュータについて図15を用いて説明する。図15は、実施の形態における画像管理装置を実現するコンピュータの一例を示すブロック図である。
図15に示すように、コンピュータ110は、CPU(Central Processing Unit)111と、メインメモリ112と、記憶装置113と、入力インターフェイス114と、表示コントローラ115と、データリーダ/ライタ116と、通信インターフェイス117とを備える。これらの各部は、バス121を介して、互いにデータ通信可能に接続される。
また、コンピュータ110は、CPU111に加えて、又はCPU111に代えて、GPU(Graphics Processing Unit)、又はFPGA(Field-Programmable Gate Array)を備えていても良い。この態様では、GPU又はFPGAが、実施の形態におけるプログラムを実行することができる。
CPU111は、記憶装置113に格納された、コード群で構成された実施の形態におけるプログラムをメインメモリ112に展開し、各コードを所定順序で実行することにより、各種の演算を実施する。メインメモリ112は、典型的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory)等の揮発性の記憶装置である。
また、実施の形態におけるプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体120に格納された状態で提供される。なお、本実施の形態におけるプログラムは、通信インターフェイス117を介して接続されたインターネット上で流通するものであっても良い。
また、記憶装置113の具体例としては、ハードディスクドライブの他、フラッシュメモリ等の半導体記憶装置が挙げられる。入力インターフェイス114は、CPU111と、キーボード及びマウスといった入力機器118との間のデータ伝送を仲介する。表示コントローラ115は、ディスプレイ装置119と接続され、ディスプレイ装置119での表示を制御する。
データリーダ/ライタ116は、CPU111と記録媒体120との間のデータ伝送を仲介し、記録媒体120からのプログラムの読み出し、及びコンピュータ110における処理結果の記録媒体120への書き込みを実行する。通信インターフェイス117は、CPU111と、他のコンピュータとの間のデータ伝送を仲介する。
また、記録媒体120の具体例としては、CF(Compact Flash(登録商標))及びSD(Secure Digital)等の汎用的な半導体記憶デバイス、フレキシブルディスク(Flexible Disk)等の磁気記録媒体、又はCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの光学記録媒体が挙げられる。
なお、本実施の形態における画像管理装置10は、プログラムがインストールされたコンピュータではなく、各部に対応したハードウェア(例えば、電子回路等)を用いることによっても実現可能である。更に、画像管理装置10は、一部がプログラムで実現され、残りの部分がハードウェアで実現されていてもよい。
上述した実施の形態の一部又は全部は、以下に記載する(付記1)~(付記12)によって表現することができるが、以下の記載に限定されるものではない。
(付記1)
対象物の3次元点群データを構成する3次元の点のうち、対象物を撮影して得られた2次元画像から抽出した特徴点に対応する3次元の点を特定する、3次元点特定部と、
抽出された前記特徴点の抽出元となった前記2次元画像の識別情報、及び抽出された前記特徴点に対応する前記3次元の点を関連付ける、画像管理部と、
対象物の特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、更に、特定した前記3次元の点に関連付けられた前記2次元画像の識別情報を特定する、2次元画像特定部と、
識別情報が特定された前記2次元画像を画面に表示する、表示部と、
を備えている、
ことを特徴とする画像管理装置。
(付記2)
付記1に記載の画像管理装置であって、
前記2次元画像特定部が、画面に表示された前記3次元点群データにおいて前記特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、そして、前記2次元画像の識別情報を特定する、
ことを特徴とする画像管理装置。
(付記3)
付記1に記載の画像管理装置であって、
前記画像管理部が、前記対象物の特定の画像から抽出された特徴点を、それに対応する前記3次元の点に更に関連付けており、
前記2次元画像特定部が、画面に表示された前記特定の画像において前記特定の部位が指定されると、指定された部位に対応する特徴点を特定し、更に、特定した特徴点に対応する前記3次元の点を特定し、そして、前記2次元画像の識別情報を特定する、
ことを特徴とする画像管理装置。
(付記4)
付記1~3のいずれかに記載の画像管理装置であって、
前記画像管理部が、前記識別情報と前記3次元の点とを関連付けた状態で、且つ、前記3次元の点によってkd木構造が構築されるようにして、前記識別情報と前記3次元の点とを記憶装置の記憶領域に格納する、
ことを特徴とする画像管理装置。
(付記5)
対象物の3次元点群データを構成する3次元の点のうち、対象物を撮影して得られた2次元画像から抽出した特徴点に対応する3次元の点を特定する、3次元点特定ステップと、
抽出された前記特徴点の抽出元となった前記2次元画像の識別情報、及び抽出された前記特徴点に対応する前記3次元の点を関連付ける、画像管理ステップと、
対象物の特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、更に、特定した前記3次元の点に関連付けられた前記2次元画像の識別情報を特定する、2次元画像特定ステップと、
識別情報が特定された前記2次元画像を画面に表示する、表示ステップと、
を有する、
ことを特徴とする画像管理方法。
(付記6)
付記5に記載の画像管理方法であって、
前記2次元画像特定ステップにおいて、画面に表示された前記3次元点群データにおいて前記特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、そして、前記2次元画像の識別情報を特定する、
を更に備えている、
ことを特徴とする画像管理方法。
(付記7)
付記5に記載の画像管理方法であって、
前記画像管理ステップにおいて、前記対象物の特定の画像から抽出された特徴点を、それに対応する前記3次元の点に更に関連付けており、
前記2次元画像特定ステップにおいて、画面に表示された前記特定の画像において前記特定の部位が指定されると、指定された部位に対応する特徴点を特定し、更に、特定した特徴点に対応する前記3次元の点を特定し、そして、前記2次元画像の識別情報を特定する、
ことを特徴とする画像管理方法。
(付記8)
付記5~7のいずれかに記載の画像管理方法であって、
前記画像管理ステップにおいて、前記識別情報と前記3次元の点とを関連付けた状態で、且つ、前記3次元の点によってkd木構造が構築されるようにして、前記識別情報と前記3次元の点とを記憶装置の記憶領域に格納する、
ことを特徴とする画像管理方法。
(付記9)
コンピュータに、
対象物の3次元点群データを構成する3次元の点のうち、対象物を撮影して得られた2次元画像から抽出した特徴点に対応する3次元の点を特定する、3次元点特定ステップと、
抽出された前記特徴点の抽出元となった前記2次元画像の識別情報、及び抽出された前記特徴点に対応する前記3次元の点を関連付ける、画像管理ステップと、
対象物の特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、更に、特定した前記3次元の点に関連付けられた前記2次元画像の識別情報を特定する、2次元画像特定ステップと、
識別情報が特定された前記2次元画像を画面に表示する、表示ステップと、
を実行させる、プログラム。
(付記10)
付記9に記載のプログラムであって、
前記2次元画像特定ステップにおいて、画面に表示された前記3次元点群データにおいて前記特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、そして、前記2次元画像の識別情報を特定する、
ことを特徴とするプログラム。
(付記11)
付記9に記載のプログラムであって、
前記画像管理ステップにおいて、前記対象物の特定の画像から抽出された特徴点を、それに対応する前記3次元の点に更に関連付けており、
前記2次元画像特定ステップにおいて、画面に表示された前記特定の画像において前記特定の部位が指定されると、指定された部位に対応する特徴点を特定し、更に、特定した特徴点に対応する前記3次元の点を特定し、そして、前記2次元画像の識別情報を特定する、
ことを特徴とするプログラム。
(付記12)
付記9~11のいずれかに記載のプログラムであって、
前記画像管理ステップにおいて、前記識別情報と前記3次元の点とを関連付けた状態で、且つ、前記3次元の点によってkd木構造が構築されるようにして、前記識別情報と前記3次元の点とを記憶装置の記憶領域に格納する、
ことを特徴とするプログラム。
以上のように本発明によれば、複数の画像の紐付け及び特定の画像の取り出しを自動化でき、画像管理における負担を軽減できる。本発明の多数の画像を関連付けて管理することが求められる種々のシステムに有用である。
10 画像管理装置
11 3次元点特定部
12 画像管理部
13 2次元画像特定部
14 表示部
15 データ取得部
16 特徴点抽出部
17 入力受付部
20 記憶部
21 動画データ
22 2次元画像データ
23 3次元点群データ
24 関連付データ
31,32,33 画像(2次元画像)
41,42,43 カメラ
50 表示装置
110 コンピュータ
111 CPU
112 メインメモリ
113 記憶装置
114 入力インターフェイス
115 表示コントローラ
116 データリーダ/ライタ
117 通信インターフェイス
118 入力機器
119 ディスプレイ装置
120 記録媒体
121 バス

Claims (6)

  1. 対象物の3次元点群データを構成する3次元の点のうち、前記対象物を撮影して得られた2次元画像から抽出した特徴点に対応する3次元の点を特定する、3次元点特定部と、
    抽出された前記特徴点の抽出元となった前記2次元画像の識別情報、及び抽出された前記特徴点に対応する前記3次元の点を関連付ける、画像管理部と、
    対象物の特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、更に、特定した前記3次元の点に関連付けられた前記2次元画像の識別情報を特定する、2次元画像特定部と、
    識別情報が特定された前記2次元画像を画面に表示する、表示部と、
    を備えている、
    ことを特徴とする画像管理装置。
  2. 請求項1に記載の画像管理装置であって、
    前記2次元画像特定部が、画面に表示された前記3次元点群データにおいて前記特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、そして、前記2次元画像の識別情報を特定する、
    ことを特徴とする画像管理装置。
  3. 請求項1に記載の画像管理装置であって、
    前記画像管理部が、前記対象物の特定の画像から抽出された特徴点を、それに対応する前記3次元の点に更に関連付けており、
    前記2次元画像特定部が、画面に表示された前記特定の画像において前記特定の部位が指定されると、指定された部位に対応する特徴点を特定し、更に、特定した特徴点に対応する前記3次元の点を特定し、そして、前記2次元画像の識別情報を特定する、
    ことを特徴とする画像管理装置。
  4. 請求項1~3のいずれかに記載の画像管理装置であって、
    前記画像管理部が、前記識別情報と前記3次元の点とを関連付けた状態で、且つ、前記3次元の点によってkd木構造が構築されるようにして、前記識別情報と前記3次元の点とを記憶装置の記憶領域に格納する、
    ことを特徴とする画像管理装置。
  5. 対象物の3次元点群データを構成する3次元の点のうち、対象物を撮影して得られた2次元画像から抽出した特徴点に対応する3次元の点を特定する、3次元点特定ステップと、
    抽出された前記特徴点の抽出元となった前記2次元画像の識別情報、及び抽出された前記特徴点に対応する前記3次元の点を関連付ける、画像管理ステップと、
    対象物の特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、更に、特定した前記3次元の点に関連付けられた前記2次元画像の識別情報を特定する、2次元画像特定ステップと、
    識別情報が特定された前記2次元画像を画面に表示する、表示ステップと、
    を有する、
    ことを特徴とする画像管理方法。
  6. コンピュータに、
    対象物の3次元点群データを構成する3次元の点のうち、対象物を撮影して得られた2次元画像から抽出した特徴点に対応する3次元の点を特定する、3次元点特定ステップと、
    抽出された前記特徴点の抽出元となった前記2次元画像の識別情報、及び抽出された前記特徴点に対応する前記3次元の点を関連付ける、画像管理ステップと、
    対象物の特定の部位が指定されると、指定された前記部位に対応する前記3次元の点を特定し、更に、特定した前記3次元の点に関連付けられた前記2次元画像の識別情報を特定する、2次元画像特定ステップと、
    識別情報が特定された前記2次元画像を画面に表示する、表示ステップと、
    を実行させる、プログラム。
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