JP2023004056A - インペラ及び水中ポンプ - Google Patents

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央隆 飯盛
Hisataka Iimori
ディン ファプ チャン
Dinh Phap Tran
利造 高橋
Toshizo Takahashi
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Abstract

【課題】製造コストを低減できるとともに、機械的バランスを向上可能な、インペラ及び水中ポンプを提供すること。【解決手段】インペラ42は、樹脂材料で形成され、回転軸24に固定される裏シュラウド52と、樹脂材料で形成され、裏シュラウド52と対向して設けられ、その中心に吸込口を有する表シュラウド53と、樹脂材料で形成され、裏シュラウド52及び表シュラウド53の間に一体に形成される羽根54と、を備える。【選択図】 図1

Description

本発明は、汚水等を送水するインペラ及び水中ポンプに関する。
汚水等の送水に用いる水中ポンプは、渦巻形のケーシング内にインペラが収容された渦巻ポンプが用いられる。このような水中ポンプは、例えば、インペラが回転することで、ケーシングの下面に設けられた吸込口から汚水を吸い込み、ケーシングの側面に設けられた吐出口から吐出する。
このような汚水等の送水に用いられる水中ポンプは、汚水中に含まれた異物が回転軸やインペラ等に巻き込まれることによる故障等を防止するために、汚水中に含まれる汚物を確実に排出できる構成が要求される。
このため、例えば、インペラとして、一枚のシュラウドに羽根が複数設けられた所謂セミオープンインペラと呼ばれるものが用いられる。しかし、このようなインペラは、ポンプ効率が悪いことから、高効率が要求される場合において用いられるクローズドインペラが知られている。
このようなクローズドインペラは、二枚のシュラウド間に羽根が設けられる構成であり、セミオープンインペラに比べて、インペラ内に異物が巻き込まれる虞が高い。
このため、異物の巻き込みを防止するために、クローズドノンクロッグインペラとしてシュラウド間に一枚の羽根を設けたインペラが知られている(例えば、特許文献1参照)。そして、このようなインペラは、鋳造により、ねずみ鋳鉄又はステンレス鋳鋼にて製造される。
特開2012-77671号公報
しかしながら、上述したインペラは、鋳造により製造されているため、表面粗さが粗くなり、ポンプ効率を低下させる虞がある。また、ねずみ鋳鉄で製造したインペラは、錆び防止のために、塗装が必要であり、製造コストが増加する。
ステンレス鋳鋼で製造したインペラは、製造に時間を要するために、調達上の問題となることがある。
また、このようなインペラは、比重が大きい材料で形成されることから、インペラ回転時の機械的バランスを取る必要があるという問題もある。
そこで本発明は、製造コストを低減できるとともに、機械的バランスを向上可能な、インペラ及び水中ポンプを提供することを目的とする。
本発明の一態様によれば、インペラは、樹脂材料で形成され、回転軸に固定される裏シュラウドと、前記樹脂材料で形成され、前記裏シュラウドと対向して設けられ、その中心に吸込口を有する表シュラウドと、前記樹脂材料で形成され、前記裏シュラウド及び前記表シュラウドの間に一体に形成される羽根と、を備える。
本発明の一態様によれば、水中ポンプは、モータと、ポンプケーシングと、一端が前記モータに接続され、他端が前記ポンプケーシング内に配置される回転軸と、樹脂材料で形成され、前記回転軸に固定される裏シュラウド、前記樹脂材料で形成され、前記裏シュラウドと対向して設けられ、その中心に吸込口を有する表シュラウド、並びに、前記樹脂材料で形成され、前記裏シュラウド及び前記表シュラウドの間に一体に形成される羽根、を有するインペラと、を備える。
本発明によれば、製造コストを低減できるとともに、機械的バランスを向上可能なインペラ及び水中ポンプを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る水中ポンプの構成を一部断面で示す説明図。 同水中ポンプに用いるインペラの要部構成を示すとともに、インペラの製造の一例を示す説明図。
以下、本発明の一実施の形態に係る水中ポンプ1及びインペラ42を、図1及び図2を用いて説明する。
図1は本発明の一実施の形態に係る水中ポンプ1の構成を一部断面で示す説明図、図2は、水中ポンプ1に用いられるインペラ42の要部構成を示すとともに、インペラ42の製造の一例を示す説明図である。
図1に示すように、水中ポンプ1は、モータ10と、軸封装置11と、ポンプ12と、連結管13と、を備える。このような水中ポンプ1は、汚水槽及び下水道等に設置され、異物(汚物等)を含む汚水を送水する所謂水中汚水ポンプと呼ばれるものである。
モータ10は、モータケーシング21と、固定子22と、回転子23と、回転軸24と、を備える。またモータ10は、回転軸24を回転可能に支持する複数の軸受25と、固定子22を外部電源等に接続する電源ケーブル26と、を有する。モータケーシング21は、両端が閉塞する円筒形状に形成され、一方の端面が軸封装置11にボルト等により固定される。
固定子22は、モータケーシング21の内面に固定される。固定子22は、電源ケーブル26を介して供給された電力により、回転子23を回転可能に形成される。回転子23は、その回転に追従して回転軸24を回転可能に、回転軸24と固定される。
回転軸24は、モータケーシング21の一端側から突出し、且つ、モータケーシング21にベアリング等の軸受25を介して回転自在に軸支される。なお、回転軸24は、水中ポンプ1を設置面に設置した姿勢において、モータケーシング21から重力方向に延設される。
軸封装置11は、シールケーシング30と、メカニカルシール31と、を備える。軸封装置11は、モータ10、ポンプ12及び回転軸24間を液密に仕切る。
シールケーシング30は、内部にメカニカルシール31を収納可能に形成されている。このようなシールケーシング30は、両端が閉塞する円筒状に形成され、その両端面に回転軸24を挿入する挿入孔33が形成される。また、シールケーシング30は、その内部に、メカニカルシール31の潤滑油を充満可能な油室34を形成する。例えば、シールケーシング30は、軸方向で分割される二つの構成部品で構成され、一体に組み立てることで、内部に油室34を形成する。
メカニカルシール31は、シールケーシング30と回転軸24との間を密閉することで、ポンプ12からの汚水の浸入及びモータ10への潤滑油の浸入を防止する。
ポンプ12は、ケーシング41と、インペラ42と、を備える。ケーシング41は、その内部にインペラ42を収納する渦巻ケーシングであり、その内部にポンプ室43を形成する。ケーシング41は、複数の構成部品で構成され、組み立てることでその内部にポンプ室43を形成する。
ケーシング41は、水中ポンプ1を据付面に据付ける複数の脚部48を備える。また、ケーシング41は、底面であって、且つ、複数の脚部48間に設けられた吸込開口49と、側面の一部に設けられた吐出開口50と、を備える。
吐出開口50は、その口径(吐出径)がインペラ42を通過可能な粒径の異物を通過可能に形成される。具体的には、吐出開口50の口径は、インペラ42を通過可能な所定の粒径の異物と略同一径に形成される。ここで、インペラ42を通過可能な所定の粒径の異物とは、例えば、水中ポンプ1の吐出開口50の口径(吐出径)と同直径(所定の粒径)の球形固形物である。
吸込開口49は、インペラ42の後述する吸込口58と略同一の口径に形成されている。なお、吸込開口49は、インペラ42を回動可能に支持するライナリングを有する構成であってもよい。
インペラ42は、クローズドノンクロッグインペラであって、所定の粒径の異物を通過可能に形成される。このようなインペラ42は、軸封装置11側に配置される裏シュラウド52と、裏シュラウド52と対向して設けられ、吸込開口49側に配置される表シュラウド53と、これらシュラウド52、53間に設けられた羽根54と、を備える。
また、インペラ42は、表シュラウド53に設けられた流体を吸込む吸込口58と、裏シュラウド52、表シュラウド53及び羽根54により形成され、吸込んだ流体を吐出する吐出口59を有する。このようなインペラ42は、裏シュラウド52、表シュラウド53及び羽根54が樹脂材料により成形され、溶着によって一体に形成される。
インペラ42を構成する樹脂材料は、例えば、ポリアミド樹脂である。ポリアミド樹脂は、1ユニット内の炭素数が6を超える低吸水性のポリアミド樹脂であることが好ましい。また、ポリアミド樹脂は、半芳香族ポリアミド樹脂であることが好ましい。
また、具体例として、図1及び図2に示すように、インペラ42は、裏シュラウド52及び羽根54が、射出成形によって一体に成形された主板101と、表シュラウド53が射出成形によって成形された側板102とを溶着で一体化することで形成される。
例えば、図2に示すように、表シュラウド53である側板102は、羽根54の軸方向で端部が配置される第1溝102a、及び、第1溝102aの底面に形成され、第1溝102aよりも幅が狭い第2溝102bを有する。
第1溝102aは、羽根54の軸方向の端面の形状に形成される。第1溝102aは、羽根54の端部が挿入されることで、羽根54の位置合わせを可能とする。このため、第1溝102aの幅は、羽根54の幅と同じ幅か、又は、羽根54よりも若干大きい幅に設定される。第2溝102bは、第1溝102aに挿入された羽根54と側板102(表シュラウド53)を溶着したときに、主板101の羽根54及び側板102(表シュラウド53)が溶融した一部が流れ込む溶込のための空間を構成する。第2溝102bは、羽根54の幅よりも小さい幅に設定される。
裏シュラウド52は、円板状に形成されている。裏シュラウド52は、その中央側に、回転軸24が挿入可能であって、キー溝を有する挿入孔52aが形成される。なお、挿入孔52aは、例えば、回転軸24を強固に固定可能、且つ、強度向上のために、キー溝が形成され、回転軸24を固定可能なインサート部材が裏シュラウド52にインサートされることで形成されていてもよい。裏シュラウド52は、インペラ42が回転軸24に固定された際に、重力方向に対して表シュラウド53の上方に位置する。
表シュラウド53は、円環状に形成されている。表シュラウド53は、その中央に吸込口58が形成される。
羽根54は、裏シュラウド52及び表シュラウド53間に一体に設けられる。羽根54は、1枚又は2枚設けられる。本実施形態において、羽根54は、1枚設けられる。羽根54の表面及び裏面の間の幅は、第1溝102aの幅と同じ幅か、又は、第1溝102aよりも若干小さい幅に設定される。
次に、このように構成されたインペラ42の製造方法を、図2を用いて説明する。
先ず、図2に示すステップST1のように、裏シュラウド52及び羽根54が一体に成形された主板101及び表シュラウド53である側板102を射出成形で成形する。そして、図2に示すステップST2のように、主板101の羽根54を側板102の第1溝102aに配置する。このとき、羽根54の表面及び裏面を第1溝102aに合わせる。そして、図2に示すステップST3のように、超音波振動によって摩擦熱を生じさせる超音波溶着等によって、羽根54を表シュラウド53(側板102)に溶着する。これらの工程によって、インペラ42が形成される。
なお、インペラ42は、裏シュラウド52及び羽根54を射出成形で一体に成形する例を説明したが、例えば、裏シュラウド52及び羽根54を別体でそれぞれ射出成形によって成形する構成であってもよい。この場合、裏シュラウド52にも第1溝102a及び第2溝102bを設ける構成とし、裏シュラウド52と羽根54とを溶着する構成とすれば良い。また、表シュラウド53及び羽根54を射出成形で一体に成形してもよい。
連結管13は、吐出開口50に接続される。連結管13は、例えば、吐出開口50から90°ベントして上方へ向かうベント管である。連結管13は、例えば、脚部13aを有する。
このように構成されたインペラ42及び水中ポンプ1によれば、インペラ42を樹脂材料で形成することから、金属材料で形成したインペラよりも表面粗さを低減することができるため、インペラ42の表面を滑らかにすることができる。このため、水中ポンプ1の駆動時に、水の抵抗や摩擦を低減でき、ポンプ効率を向上することが可能となる。
また、樹脂材料でインペラ42が形成されることで、インペラ42が腐食する虞が無いことから、金属材料としてネズミ鋳鉄等でインペラを成形したときに要していた腐食性を向上させるための塗装等を行う必要がない。よって、インペラ42の製造が容易となり、インペラ42の製造コストを低減することができる。
また、樹脂材料をポリアミド樹脂とすることで、高い耐摩耗性を得ることができる。特に、クローズドノンクロッグのインペラ42は、汚水の揚水に用いられることが多く、汚水内の不純物によるインペラ42の摩耗を抑制できる。
また、ポリアミド樹脂は、樹脂材料の中で比較的剛性が高い。また、熱可塑性樹脂材料であることから、射出成形で成形可能であり、上述した例のように、裏シュラウド52及び羽根54を一体成形し、表シュラウド53を溶着することで、インペラ42を一体に組み立てることが可能となる。このように、製造方法が容易であるとともに、座屈強度や圧縮強度野等の強度が比較的高いインペラ42とすることができるため、水中ポンプ1の駆動による変形や破損を防止することができる。
また、インペラ42を1ユニット内の炭素数が6を超えるポリアミド樹脂、より具体的には、半芳香族ポリアミド樹脂とすることで、低吸水性を有することになる。これにより、インペラ42が吸水することを抑制できる。特に、インペラ42が吸水すると、加水分解による強度低下や、吸水による寸法の変化が生じる虞があり、これは、破損やポンプ効率の低下等の要因となる。これに対し、本実施形態のインペラ42は、低吸水性の樹脂材料を用いることから、破損やポンプ効率の低下を抑制することができる。
また、インペラ42は、樹脂材料とすることで、金属材料で成形するよりも重量を小さくすることができる。特に、インペラ42は、ノンクロッグインペラであるところ、羽根54を一枚用いる構成とすると、非対称形状となり、機械的バランスが回転中心からずれた位置となる。しかし、樹脂材料は、金属材料よりも比重が小さくなるため、インペラ回転時の機械的バランスの影響を低減できる。このため、インペラ42は、機械的バランスを得る為の加工を要さないため、製造工程及び製造コストを低減できる。また、インペラ回転時の機械的バランスが向上することで、アンバランスによって軸受25に加わる荷重、例えばラジアル荷重が低減することから、軸受25の寿命を向上させることが可能となる。
これらのように、射出成形によって樹脂材料でインペラ42を成形することで、ネズミ鋳鉄やステンレス鋳鋼を用いた鋳造によってインペラを製造するよりも、品質面では表面粗さ、腐食性及び軽量性を向上することができ、コストとしては、塗装やバランス加工を要さないことから低減でき、また、鋳造では例えば1ヶ月程度を要していた調達期間も1日程度と短縮することができる。
また、インペラ42を樹脂材料で成形するときに、裏シュラウド52及び羽根54を一体成形することで、裏シュラウド52の強度を向上することも可能となる。
上述したように本発明の一実施形態に係るインペラ42及びインペラ42を用いた水中ポンプ1によれば、製造コストを低減できるとともに、機械的バランスを向上することが可能となる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の発明が含まれており、開示される複数の構成要件から選択された組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、課題が解決でき、効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
1…水中ポンプ、10…モータ、11…軸封装置、12…ポンプ、13…連結管、13a…脚部、21…モータケーシング、22…固定子、23…回転子、24…回転軸、25…軸受、26…電源ケーブル、30…シールケーシング、31…メカニカルシール、33…挿入孔、34…油室、41…ケーシング、42…インペラ、43…ポンプ室、48…脚部、49…吸込開口、50…吐出開口、52…裏シュラウド、52a…挿入孔、53…表シュラウド、54…羽根、58…吸込口、59…吐出口、101…主板、102…側板、102a…第1溝、102b…第2溝。

Claims (14)

  1. 樹脂材料で形成され、回転軸に固定される裏シュラウドと、
    前記樹脂材料で形成され、前記裏シュラウドと対向して設けられ、その中心に吸込口を有する表シュラウドと、
    前記樹脂材料で形成され、前記裏シュラウド及び前記表シュラウドの間に一体に形成される羽根と、
    を備えるインペラ。
  2. 前記樹脂材料は、ポリアミド樹脂である、請求項1に記載のインペラ。
  3. 前記ポリアミド樹脂は、1ユニット内の炭素数が6を超える、低吸水性である、請求項2に記載のインペラ。
  4. 前記ポリアミド樹脂は、半芳香族ポリアミド樹脂である、請求項2又は請求項3に記載のインペラ。
  5. 前記裏シュラウド及び前記表シュラウドの一方並びに前記羽根は、一体成形され、
    前記裏シュラウド及び前記表シュラウドの他方並びに前記羽根は、溶着される、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のインペラ。
  6. 前記裏シュラウド及び前記羽根が一体に成形され、
    前記表シュラウド及び前記羽根が溶着される、請求項5に記載のインペラ。
  7. 前記表シュラウドは、前記羽根が配置される第1溝、及び、前記第1溝の底面に形成され、前記第1溝よりも幅が狭い第2溝を有し、
    前記羽根が前記第1溝に配置された状態で、前記表シュラウド及び前記羽根が溶着される、請求項6に記載のインペラ。
  8. モータと、
    ポンプケーシングと、
    一端が前記モータに接続され、他端が前記ポンプケーシング内に配置される回転軸と、
    樹脂材料で形成され、前記回転軸に固定される裏シュラウド、前記樹脂材料で形成され、前記裏シュラウドと対向して設けられ、その中心に吸込口を有する表シュラウド、並びに、前記樹脂材料で形成され、前記裏シュラウド及び前記表シュラウドの間に一体に形成される羽根、を有するインペラと、
    を備える水中ポンプ。
  9. 前記樹脂材料は、ポリアミド樹脂である、請求項8に記載の水中ポンプ。
  10. 前記ポリアミド樹脂は、1ユニット内の炭素数が6を超える、低吸水性である、請求項9に記載の水中ポンプ。
  11. 前記ポリアミド樹脂は、半芳香族ポリアミド樹脂である、請求項9又は請求項10に記載の水中ポンプ。
  12. 前記裏シュラウド及び前記表シュラウドの一方並びに前記羽根は、一体成形され、
    前記裏シュラウド及び前記表シュラウドの他方並びに前記羽根は、溶着される、請求項8乃至請求項11のいずれか一項に記載の水中ポンプ。
  13. 前記裏シュラウド及び前記羽根が一体に成形され、
    前記表シュラウド及び前記羽根が溶着される、請求項12に記載の水中ポンプ。
  14. 前記表シュラウドは、前記羽根が配置される第1溝、及び、前記第1溝の底面に形成され、前記第1溝よりも幅が狭い第2溝を有し、
    前記羽根が前記第1溝に配置された状態で、前記表シュラウド及び前記羽根が溶着される、請求項13に記載の水中ポンプ。
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