JP2022545601A - プッシュプルワゴン - Google Patents

Abstract

ワゴンフレーム、プッシュバー、およびハンドルを有するワゴンが提供される。このワゴンフレームは、第１の端部組立体および対向した第２の端部組立体を有する。第１および第２の後輪は、第２の端部組立体に隣接してワゴンフレームに回転可能に接続され、第１および第２の前輪は、第１の端部組立体に隣接してワゴンフレームに回転可能および枢動可能に接続される。ハンドルは、第１の端部組立体に枢動可能に接続され、プッシュバーは、第２の端部組立体に枢動可能に接続される。プッシュバーは、ラチェット機構を用いて複数の使用位置および収納位置にロック可能に配置できる。【選択図】図１

Description

関連出願の相互参照
[0001]本出願は、２０１９年８月３０日に出願した米国仮特許出願第６２／８９３，９９２号、および２０１９年９月２０日に出願した米国仮特許出願第６２／９０３，１４５号の利益を主張するものであり、これらの両出願は、参照により本明細書に明確に組み込まれ、本明細書の一部をなす。

[0002]本開示は、一般に、ワゴンに関し、より具体的には、プッシュおよびプルの機能性を有するワゴンに関する。

[0003]ワゴンは、世界中で使用され、当業界でよく知られている。先行技術によるそのようなワゴンは、いくつかの利点を有するが、それにもかかわらず、いくつかの制限を有する。本開示は、先行技術のこれらの制限および他の欠点のいくつかを克服し、これまで利用できなかった新たな特徴を提供しようとする。本開示の特徴および利点の完全な議論は、添付図面を参照して進める以下の詳細な説明へ後ろ倒しされる。

[0004]本開示のいくつかの態様によれば、本開示の技術は、プッシュハンドルまたはバーおよびプルハンドルを有するワゴンに関する。
[0005]本開示の技術は、第１の端部組立体および対向した第２の端部組立体を有するワゴンフレームと、第１の端部組立体と第２の端部組立体の間でワゴンフレームに接続されたフロア組立体であって、ワゴンフレームが開いた構成と折り畳まれた構成の間で折り畳まれる、フロア組立体と、第２の端部組立体に隣接してワゴンフレームに回転可能に接続された第１および第２の後輪と、第１の端部組立体に隣接してワゴンフレームに回転可能および枢動可能に接続された第１および第２の前輪と、第１の端部組立体に枢動可能に接続されたハンドルと、第２の端部組立体に枢動可能に接続され、複数の使用位置および収納位置にロック可能に配置できるプッシュバーとを備えるワゴンにさらに関する。

[0006]本開示の技術は、第１の端部組立体および対向した第２の端部組立体を有するワゴンフレームと、第２の端部組立体に隣接してワゴンフレームに回転可能に接続された第１および第２の後輪と、第１の端部組立体に隣接してワゴンフレームに回転可能および枢動可能に接続された第１および第２の前輪と、ラチェット機構を用いて第２の端部組立体に枢動可能に接続されたプッシュバーであって、ラチェット機構を介して複数の角度で設けられる使用位置でロック可能に配置できるプッシュバーとを備えるワゴンにさらに関する。

[0007]本開示の技術は、第１の端部組立体および対向した第２の端部組立体を有するワゴンフレームと、第２の端部組立体に隣接してワゴンフレームに回転可能に接続された第１および第２の後輪と、第１の端部組立体に隣接してワゴンフレームに回転可能および枢動可能に接続された第１および第２の前輪と、ワゴンフレームに接続されたプッシュバーと、第１の端部組立体に枢動可能に接続されたハンドルであって、ばね荷重式であり、第１の端部組立体に向かって付勢され、ハンドルを垂直位置に取り外し可能に固定するカム面を備えた枢動部材を有するハンドルとを備えるワゴンにさらに関する。

[0008]本開示の技術は、ハンドルは、第１の端部組立体に枢動可能に接続され、ハンドルは、ばね荷重式であり、第１の端部組立体に向かって付勢される、ワゴンにさらに関する。

[0009]本開示の技術は、ハンドルは、ハンドルを垂直位置に取り外し可能に固定するカム面を備えた枢動部材を有するワゴンにさらに関する。
[0010]本開示の技術は、カムは、枢動部材の弧状外面から延びる隆起突出部であり、カムは、止め部として働く嵌合壁に係合するその中央に向かってほぼ平坦面を有する、ワゴンにさらに関する。

[0011]本開示の技術は、ワゴンフレーム上に織物ハウジングをさらに備えるワゴンにさらに関する。
[0012]本開示の技術は、プッシュバーは、ラチェット機構を用いて第２の端部組立体に接続される、ワゴンにさらに関する。

[0013]本開示の技術は、プッシュバーの角度位置を調整するラチェット機構内のラチェットを係合解除するばね荷重式ボタンをさらに備えるワゴンにさらに関する。
[0014]本開示の技術は、プッシュバーは、ラチェット機構を介して複数の角度で設けられる使用位置でロック可能に配置できる、ワゴンにさらに関する。

[0015]本開示の技術は、後輪の少なくとも１つを回転可能にロックする第２の端部組立体に隣接した足起動式ブレーキ機構をさらに備えるワゴンにさらに関する。
[0016]本開示の技術は、ワゴンフレームに固定される伸縮式支柱に接続された取り外し可能なキャノピをさらに備えるワゴンにさらに関する。

[0017]本開示の技術は、フロア組立体は第１の端部組立体に対して枢動する第１のフロア組立体と第２の端部組立体に対して枢動する第２のフロア組立体とを備え、第１のフロア組立体はワゴンフレームの折り畳みを可能にするように第２のフロア組立体に対して枢動可能である、ワゴンにさらに関する。

[0018]本開示の技術は、フロア組立体の下にリンケージ組立体をさらに備え、リンケージ組立体は第１の端部組立体に枢動可能に接続された第１のリンケージおよび第２の端部組立体に枢動可能に接続された第２のリンケージを有し、第１のリンケージは第２のリンケージにも枢動可能に接続される、ワゴンにさらに関する。

[0019]本開示の技術は、ワゴンフレームが開いた構成と折り畳まれた構成の間で折り畳まれ、ワゴンフレームは第１の端部組立体と第２の端部組立体の間にフロア組立体を有し、フロア組立体は第１の端部組立体に対して枢動する第１のフロア組立体と第２の端部組立体に対して枢動する第２のフロア組立体とを備え、第１のフロア組立体はワゴンフレームの折り畳みを可能にするように第２のフロア組立体に対して枢動可能であり、ワゴンフレームはフロア組立体の下にリンケージ組立体をさらに有し、リンケージ組立体は第１の端部組立体に枢動可能に接続された第１のリンケージおよび第２の端部組立体に枢動可能に接続された第２のリンケージを有し、第１のリンケージは第２のリンケージにも枢動可能に接続される、ワゴンにさらに関する。

[0020]主題技術の他の実施形態および構成は、主題技術の様々な構成が例示によって図示および説明されている以下の詳細な説明から当業者に容易に理解されるであろうと理解される。お気づきとなるように、主題技術は、他の構成および異なる構成が可能であり、そのいくつかの詳細は、様々な他の態様において修正可能であり、全ては主題技術の範囲から逸脱しない。したがって、図面および詳細な説明は、本質的に例示であるとみなされるべきであり、限定とみなされるべきではない。

[0021]本開示を理解するために、次に、本開示は、本開示の実施形態が図示される添付図面を参照して例によって説明され、下記説明と共に、本明細書に組み込まれ、本明細書の一部を構成し、本開示の原理を説明する役割を果たす。

[0022]一実施形態による折り畳みプッシュプルワゴンの上正面斜視図である。 [0023]一実施形態による折り畳みプッシュプルワゴンのためのフレームの上正面斜視図である。 [0024]一実施形態による折り畳みプッシュプルワゴンのためのフレームの上後面斜視図である。 [0025]一実施形態による折り畳みプッシュプルワゴンのためのフレームの下正面斜視図である。 [0026]折り畳まれた向きにおける図１の折り畳みプッシュプルワゴンの上斜視図である。 [0027]一実施形態による折り畳みプッシュプルワゴンのための統合されたブレーキプッシュバーブラケットの上側斜視図である。 [0028]一実施形態による折り畳みプッシュプルワゴンのためのブレーキ組立体の上後面斜視図である。 [0029]プッシュプルバーが様々な向きにある図１の折り畳みプッシュプルワゴンのプッシュプルバーの側面図である。 [0030]図１の折り畳みプッシュプルワゴンのプッシュプルバーの折り畳み機構の分解組立図である。 [0031]ロックされた向きにおける図９の折り畳み機構の断面図である。 [0032]ロック解除された向きにおける図９の折り畳み機構の断面図である。 [0033]図１の折り畳みプッシュプルワゴンの回転可能なプルハンドルの側面図である。 [0034]ハウジングを部分的に取り除いたプルハンドルナックルの一実施形態の部分正面斜視図である。 [0035]プルハンドルナックルの他の実施形態の部分正面斜視図である。 [0036]図１４のプルハンドルナックルの部分分解組立斜視図である。 [0037]ロック位置における図１４のプルハンドルナックルの断面図である。 [0038]ハウジングを取り除いた図１４のプルハンドルナックルの側面図である。

[0039]本開示は多くの異なる形態における実施形態の余地があるが、本開示は本開示の原理の例示とみなされるべきであり、本開示の幅広い態様を図示の実施形態に限定することは意図されないという理解の下で、図面に示されており、本明細書中で詳細な好ましい実施形態において説明される。図面に示された特徴は、必ずしも原寸に比例せず、一実施形態の特徴は、本明細書中に明示的に述べられていない場合でも、当業者が認識する他の実施形態で用いられてもよいことに留意されたい。さらに、よく知られている構成要素および加工技術の説明は、本開示の実施形態を不必要に曖昧にしないように省略され得る。本明細書中に使用される例は、本開示を実施することができるやり方の理解を助け、さらに、当業者が本開示の実施形態を実施することを可能にすることを目的とするものにすぎない。したがって、本明細書中の例および実施形態は、添付の特許請求の範囲および適用法によってもっぱら定められる本開示の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。また、同じ参照番号は、本開示の図面のうちのいくつかの図に全体にわたって同様の部分を表すことに留意されたい。

[0040]次に、図を参照する。最初に図１～図４を参照すると、プッシュプルワゴン１０が示されている。様々な実施形態では、プッシュプルワゴン１０は、折り畳み可能なプッシュバー１２と、折り畳まれていないまたは使用の構成（図１～図４）と潰されたまたは折り畳まれた構成（図５）の間で可動である潰すことができるまたは折り畳み可能なフレーム組立体１４と、を備えた折り畳み可能なプッシュプルワゴン１０であり得る。しかしながら、代替として、フレーム組立体１４は、潰すことができるまたは折り畳み可能である必要はなく、プッシュバー１２は、木製ワゴン、プラスチックワゴン、および折り畳み式でないワゴンを含む他のタイプのワゴンと共に使用されてもよい。

[0041]ワゴン１０が折り畳み可能であるワゴン１０の一実施形態では、フレーム組立体１４は、第１の端部組立体１６と、第２の端部組立体１８と、第１の端部組立体１６と第２の端部組立体１８の間のワゴンフレーム１４に接続されたフロア組立体と、リンケージ組立体２４とを備える。一実施形態では、第１のフロア組立体２０は、第１の端部組立体１６に枢動可能に接続され、第１の端部組立体１６から延び、第２のフロア組立体２２は、第２の端部組立体１８に枢動可能に接続され、第２の端部組立体１８から延び、リンケージ組立体２４は、第１の端部組立体１６を第２の端部組立体１８に接続する。さらに、図１に示されるように、折り畳み可能なワゴン１０は、折り畳み可能なフレーム組立体１４に接続された可撓性ハウジング２６を備える。

[0042]一実施形態では、全体的に、第１の端部組立体１６は、２つの垂直部材３０および３２の底部に向かって前部下側横支持体３４によって接続された２つの垂直部材３０および３２を備える。同様に、一実施形態では、全体的に、第２の端部組立体１８は、２つの垂直部材４０および４２の底部に向かって後部下側横支持体４４によって接続された２つの垂直部材４０および４２を備える。一実施形態では、キャノピ組立体（図示せず）は、ワゴンフレーム１４に固定された伸縮式支柱３１に取り外し可能に接続され得る。

[0043]様々な実施形態では、ワゴン１０は、第１の端部組立体１６に隣接してフレーム組立体１４に回転可能および枢動可能に接続された第１および第２の前輪４６を備える。前輪４６は、その軸４８周りに回転する。一実施形態では、前輪４６は、枢動可能なキャスタ組立体であり得る。代替実施形態では、ワゴン１０は、いくつかの前輪または３つ以上の前輪を有してもよい。さらに、代替実施形態では、前輪は、操舵可能な組立体を提供するように操舵機構を介してハンドルに接続されてもよい。

[0044]一実施形態では、ワゴン１０は、第１の端部組立体１６に枢動可能に接続されたハンドル５０も備える。一実施形態では、ハンドル５０は、枢動用ナックル組立体５２に枢動可能に接続される。ナックル組立体５２は、第１の端部組立体１６の前面下側横支持体３４に固定することができる。一実施形態では、図１２～図１３に示されるように、ハンドル５０は、直立／垂直位置に向かって、およびしたがって第１の端部組立体１７に向かって付勢される。ハンドル５０のナックル組立体５２は、ばねで荷重がかけられてもよく、したがって、その中にねじりばね５４などの１つまたは複数のばね５４を有し、それによってハンドル５０を上向きにおよび第１の端部組立体１６に向かって付勢し、したがってハンドル５０が使用者によって操作されていないときに、ハンドル５０は、垂直上向きにそのままであり、よってそれは、ワゴン１０が第２の端部組立体１８に隣接した折り畳み可能なプッシュバー１２を用いて使用者によって押されるときにワゴン１０の移動を妨げない。

[0045]ワゴン１０は、第２の端部組立体１８に回転可能に接続された第１および第２の後輪６０も有する。一実施形態では、後輪６０は、固定軸６２に回転可能に接続されるが、代替実施形態では、後輪６０は、第２の端部組立体１８の対向した両側に回転可能に接続された別個の軸に接続されている。

[0046]図２～図５に示されるように、一実施形態では、第１のフロア組立体２０は、第１の端部組立体１６に枢動可能に接続され、第１の端部組立体１６から延びる。全体的に、第１のフロア組立体２０は、２つの側部材７０、第１の端部材７２、第２の端部材７４、および複数の中央支持部材７６を備える。一実施形態では、第１の端部材７２は、第１の端部組立体１６の２つの垂直部材３０、３２の間で枢動可能に接続されている。段付きボルトまたは他の締付け機構が、第１の端部組立体１６の２つの垂直部材３０、３２間でまたはそれらへ第１の端部材７２を枢動可能に接続するために使用されてもよい。好ましくは、２つの側部材７０は、第１の端部材７２の対向した両端に隣接して固定され、ワゴン１０のフロアの中心に向かって延びる。第２の端部材７４および複数の中央支持部材７６は、第１のフロア組立体２０に剛性を与えるために利用される。

[0047]同様に、様々な実施形態の第２のフロア組立体２２は、第２の端部組立体１８に枢動可能に接続され、第２の端部組立体１８から延びる。全体的に、第２のフロア組立体２２は、２つの側部材８０、第１の端部材８２、第２の端部材８４、および複数の中央支持部材８６を備える。一実施形態では、第１の端部材８２は、第２の端部組立体１８の２つの垂直部材４０、４２間で枢動可能に接続されている。段付きボルトまたは他の締付け機構は、第２の端部組立体１８の２つの垂直部材４０、４２間でおよびこれらに第１の端部材８２を枢動可能に接続するために使用されてもよい。好ましくは、２つの側部材８０は、第２の端部材８２の対向した両端に隣接して固定され、ワゴン１０のフロアの中心に向かって延びる。第２の端部材８４および複数の中央支持部材８６は、第２のフロア組立体２２に剛性を与えるために利用される。一実施形態では、フロアパネル８８は、可撓性ハウジング２６が載り得るワゴン１０のための基部またはフロアを用意するようにフロア組立体２０、２２の上部に固定され得る。

[0048]一実施形態では、第１および第２のフロア組立体２０、２２は、中央ブレース９０で接続される。好ましくは、中央ブレース９０は、第１のフロア組立体２０が第２のフロア組立体２２に枢動可能に接続されることを可能にするように第１のフロア組立体２０および第２のフロア組立体２２に枢動可能に接続することができる。一実施形態では、中央ブレース９０は、第１および第２のフロア組立体２０、２２それぞれの側部材７０および８０をそこに接続するように延びる円形状または他の形状の管あるいは中実部材などの細長い部材である。さらに、好ましい実施形態では、第１のフロア組立体２０の側部材７０の少なくとも一部が外面であるが、第２のフロア組立体２０の側部材８０に隣接することを可能にするように、クリアランスのために、第１のフロア組立体２０の少なくとも一部の幅は、第２のフロア組立体２２の少なくとも一部の幅よりも大きい。第１および第２のフロア組立体２０、２２は、ワゴン１０のフロアを定める。

[0049]図４に最もよく示されるように、一実施形態では、リンケージ組立体２４は、フロア組立体の下に設けられ、第１の端部組立体１６を第２の端部組立体１８に接続し、開いた構成と閉じた構成の両方でワゴン１０に剛性を与えるが、第１の端部組立体１６および第２の端部組立体１８が互いに隣接するようにワゴン１０が潰されたりまたは折り畳まれたりすることも可能にする（図５参照）。一実施形態では、リンケージ組立体２４は、第１の端部リンケージ１００と、第２の端部リンケージ１０６とを備える。第１の端部リンケージ１００は、第１の端部１０２および第２の端部１０４を有する。第１の端部リンケージ１００の第１の端部１０２は、第１の端部組立体１６に枢動可能に接続される。第２の端部リンケージ１０６は、第１の端部１０８および第２の端部１１０を有する。第２の端部リンケージ１０６の第１の端部１０８は、第２の端部組立体１８に枢動可能に接続される。

[0050]さらに、一実施形態では、第１の端部リンケージ１００の第２の端部１０４は、第２の端部リンケージ１０６の第２の端部１１０に枢動可能に接続される。一実施形態では、図４に示されるように、第１の端部リンケージ１００と第２の端部リンケージ１０６の間の枢動接続部１１８は、クレビスおよびタングの向きのものである。例えば、第１の端部リンケージ１００の第２の端部１０４または第２の端部リンケージ１０６の第２の端部１１０の一方は、クレビス１２０を有し、第１の端部リンケージ１００の第２の端部１０４または第２の端部リンケージ１０６の第２の端部１１０の他方は、クレビス１２０内に嵌まるタング１２２を有する。ピン１２４は、クレビス１２０とタング１２２を連結し、ワゴン１０の開閉中に第１の端部リンケージ１００および第２の端部リンケージ１０６が互いに対して枢動することを可能にする。第１の端部リンケージ１００および第２の端部リンケージ１０６は、開いた構成と潰された構成の両方で、および開いた構成と潰された構成の間の移行中に、第１の端部組立体１６が第２の端部組立体１８に固定され続けるのを助けるようにツーバーリンケージを形成する。さらに、好ましい実施形態では、第１の端部リンケージ１００および第２の端部リンケージ１０６は、第１および第２の端部組立体１６、１８にある角度で延びる第１のセクション１３０と、ワゴン１０の長手方向軸にほぼ平行に延びる第２のセクション１３２とをそれぞれ有する。第２のセクション１３２は、第１および第２の端部リンケージ１００、１０６間の枢動接続部１１８で相まみえる。

[0051]一実施形態では、ワゴン１０は、側壁を定めるワゴンフレーム上に、好ましくは、ワゴン１０の底部またはフロア上に、ハウジング組立体２６も備える。好ましい実施形態では、ハウジング組立体２６は、織物で作製され、可撓性ハウジング２６と呼ばれる。図１に示されるように、好ましくは、可撓性ハウジング２６は、側部分１４０、端部分１４２、および底壁１４４またはフロア１４４を備える。さらに、好ましい実施形態では、ハウジング組立体２６の端部分１４２は、その中に硬質壁部材１４５を有する（図４参照）。ワゴン１０は、可撓性ハウジング２６の端部分１４２を介して硬質壁部材１４５に固定する安全ベルト１４６を有することもできる。一実施形態では、図１に示されるように、安全ベルト１４６は、端部分１４２および硬質壁部材１４５に沿った可変高さで開口部１４８を使用することでワゴン１０内の子供のサイズに調節可能である５点安全ベルト１４６である。

[0052]ワゴン１０は、ハウジング組立体２６なしで操作されてもよいことも理解されよう。この方向性において、ワゴンフレーム１４は、使用者が望むものは何でも運搬する構造を与える。

[0053]図に示されるように、ワゴン１０は、折り畳み可能であり得る、または複数の角度で設けられる使用位置および収納位置にロック可能に配置できる別のやり方でおくことができるプッシュバー１２も備える。プッシュバー１２は、上側プッシュハンドル１５０、ならびに第１および第２の下側プッシュバー支持体１５２を備えることができる。一実施形態では、プッシュハンドル１５０は、一実施形態ではラチェット機構１５４を用いることを含めて、第２の端部組立体１８に枢動可能に接続される。さらに、一実施形態では、プッシュハンドル１５０は、枢動可能なラチェット機構１５４などの一対の枢動可能な機構１５４で第１および第２の下側プッシュバー支持体１５２に接続される。

[0054]一実施形態では、プッシュバー１２は、第２の端部組立体１８に枢動可能に接続される。さらに、一実施形態では、プッシュバー１２は、第１および第２の上側コネクタ１５６、および第１および第２の下側コネクタ１５８を介してワゴンフレーム１４に固定される。図２～図５および図８に示されるように、一実施形態では、上側コネクタ１５６の一方は、第１の下側プッシュバー支持体１５２をワゴンフレーム１４の垂直部材４０に固定し、上側コネクタ１５６の他方は、第２の下側プッシュバー支持体１５２をワゴンフレーム１４の垂直部材４２に固定する。そのような実施形態では、下側プッシュバー支持体１５２は、ワゴンフレーム１４の背後で、ある距離でワゴンフレーム１４に固定される。

[0055]概して、上側プッシュハンドル１５０は、Ｕ形部材を備えることができる。そのような実施形態では、１つの枢動可能なラチェット機構１５４が、第１の下側プッシュバー支持体１５２の第１の端部１５８に設けられ、別の枢動可能なラチェット機構１５４が、第２の下側プッシュバー支持体１５２の第１の端部１５８に設けられる。次いで、２つの枢動可能なラチェット機構１５４は、上側プッシュハンドル１５０の２つの端部に固定される。

[0056]一実施形態では、図８～図１１に示されるように、枢動可能なラチェット機構１５４は、プッシュバー１２の角度位置を調整するためにラチェット機構１５４におけるラチェット１６２を係合解除するばね荷重式ボタン１６０を有する。各ラチェット機構１５４のボタン１６０を押し込むことによって、図１１に示されるように、ラチェット機構１５４は、図１０４に示されるような使用位置における高さ調整能力のためにプッシュハンドル１５０を様々な位置に調整およびロックすることができる。さらに、ラチェット機構１５４は、ハンドル１５０が第１および第２の下側プッシュバー支持体１５２に隣接して折り畳まれるときに、図５および図８に示されるように、プッシュハンドル１５０が収納位置に配置されることを可能にする。

[0057]一実施形態では、第１の下側コネクタ１５８は、第１の下側プッシュバー支持体１５２の第２の端部１６４をワゴンフレーム１４の垂直部材４０に固定し、第２の下側コネクタ１５８は、第２の下側プッシュバー支持体１５２の第２の端部１６４をワゴン１０の第２の端部組立体１８でワゴンフレーム１４の垂直部材４２に固定する。下側コネクタ１５８は、後軸６２がコネクタ１５８を通って延び、垂直部材４０、４２に固定されることを可能にする開口部も有する。

[0058]第１および第２の下側コネクタ１５８は、ブレーキプッシュバーブラケット１５８とも呼ばれる。それは、一実施形態では、下側コネクタ１５８が、ブレーキブラケット１６８を介してブレーキバー１６６を枢動可能に支持するからである。ブレーキバーは、使用者の足で操作可能である。ブレーキブラケット１６８は、ブレーキバー１６６に対してホイールハブ１７４をロックし、後輪６０が回転するのを防ぐためにホイールハブ１７４内のスポーク１７２を係合するピン１７０をそれぞれ有する。

[0059]図１２～図１７を参照すると、代替実施形態では、ワゴンハンドル５０のためのナックル組立体５２は、ハンドル５０をアップ位置（ｕｐ ｐｏｓｉｔｉｏｎ）にさらに固定するカム特徴１７６も有する。ナックル組立体５２は、全体的に、ブラケット１７８と、ハウジング１７９と、シャフト１８２を用いてブラケット１７８に枢動可能に固定された枢動部材１８０と、枢動部材１８０およびハンドル５０を直立／垂直位置に向かって付勢する一対のばね５４とを備える。枢動部材１８０は、ハンドル５０を中に受け入れ、固定する開口部１８１を有する。好ましくは、ブラケット１７８は、前面下側横支持体３４に固定される。一実施形態では、ブラケット１７８は、枢動部材１８０を枢動可能に支持するシャフト１８２を支持する耳部１８４を有する。枢動部材１８０は、ブラケット１７８および枢動部材１８０に接続されたねじりばね５４などの１つまたは複数のばね５４を用いることによって直立／垂直位置に向かって付勢され得る。ばね５４は、ハンドル５０が使用者によって操作されていないときに、ハンドル５０をほぼ垂直上向きにおよび第１の端部組立体１６に向かって付勢し、それによってワゴン１０が第２の端部組立体１８に隣接した折り畳み可能なプッシュバー１２を用いて使用者によって押されるときにハンドル５０がワゴン１０の移動を妨げないようになっている。

[0060]好ましくは、カム特徴１７６またはカム面１７６は、枢動部材１８０の表面に設けられる。一実施形態では、カム特徴１７６は、枢動部材１８０の弧状外面から延びる隆起突出部１８６である。好ましくは、隆起突出部１８６は、その中央にほぼ平坦面１８８を有する。隆起突出部１８６の平坦面１８８は、平坦面１８８がブラケット１７８の嵌合壁１９０に係合するときに停止するように動作する。カム面１７６は、ハンドル５０を垂直位置に取り外し可能に固定するのを助ける。

[0061]したがって、付勢ばね５４は、ハンドル５０を直立位置に向かって付勢する。しかしながら、付勢ばね５４の力は、カム１７６の縁部１９２に対する嵌合壁１９０の干渉力に打ち勝つには十分でない場合がある。干渉力に打ち勝つために、使用者は、ハンドル５０をほぼ垂直位置に保持するために、そのカム１７６を用いて、およびカム１７６の平坦部１８８がスナップのようなやり方でブラケット１７８の嵌合壁１９０に係合する一定の回転で、枢動部材１８０を回転させるのに十分な力でハンドル５０をさらに回転させなければならない。ハンドル５０をほぼ垂直位置からより水平な位置へ回転させるために、同様に、使用者は、逆の枢動回転でカム１７６に対する嵌合壁１９０の干渉力に打ち勝つのに十分な力を使用しなければならない。

[0062]いくつかの代替実施形態および例が本明細書中で説明および図示されてきた。当業者は、個々の実施形態の特徴、構成要素の可能な組合せおよび変形を理解するであろう。当業者は、実施形態のいずれかが、本明細書に開示された他の実施形態との任意の組合せで与えられてもよいことをさらに理解するであろう。さらに、本明細書中で使用されるとき、「第１の」、「第２の」、「第３の」、および「第４の」という用語は、例示のためだけのものであり、実施形態を少しも限定するものではない。さらに、本明細書中で使用されるとき、「複数」という用語は、必要に応じて、無限数まで択一的または接続的に２以上の任意の数を示す。さらに、本開示と特許請求の範囲の両方において、本明細書中で使用されるとき、「有する」という用語は、オープンエンド形式で利用される。

[0063]本明細書で使用されるとき、一連の項目に先行する「少なくとも１つ」というフレーズは、項目のいずれかを分離する「および」または「または」という用語と共に、リストをこのリストの各要素（すなわち、各項目）ではなく全体として修飾する。「少なくとも１つ」というフレーズは、少なくとも１つの項目の選択を必要とはせず、むしろ、このフレーズは、項目のうちのいずれか１つの少なくとも１つ、および／または項目の任意の組合せのうちの少なくとも１つ、および／または各項目の少なくとも１つを含む意味を可能にする。例として、「Ａ、Ｂ、およびＣのうちの少なくとも１つ」または「Ａ、Ｂ、またはＣのうちの少なくとも１つ」というフレーズは、Ａのみ、Ｂのみ、またはＣのみ、Ａ、Ｂ、およびＣの任意の組合せ、ならびに／あるいはＡ、Ｂ、およびＣのそれぞれのうちの少なくとも１つをそれぞれ指す。

[0064]「含む、備える」、「有する」などの用語が明細書または特許請求の範囲内で使用される限り、そのような用語は、「含む、備える」が請求項内の移行語として用いられるときに解釈されるように「含む、備える（ｃｏｍｐｒｉｓｅ）」という用語に類似したやり方で包括的であることが意図される。一態様、態様、別の態様、いくつかの態様、１つまたは複数の態様、一実施、実施、別の実施、いくつかの実施、１つまたは複数の実施、一実施形態、実施形態、他の実施形態、いくつかの実施形態、１つまたは複数の実施形態、一構成、構成、別の構成、いくつかの構成、１つまたは複数の構成、主題技術、本開示（ｔｈｅ ｄｉｓｃｌｏｓｕｒｅ）、本開示（ｔｈｅ ｐｒｅｓｅｎｔ ｄｉｓｃｌｏｓｕｒｅ）、これの他の変形例等などのフレーズは、便宜上のためであり、そのようなフレーズに関連した開示が主題技術に不可欠であること、またはそのような開示が主題技術の全ての構成に適用されることを示唆しない。そのようなフレーズに関連した開示は、全ての構成、あるいは１つまたは複数の構成に当てはまり得る。そのようなフレーズに関連した開示は、１つまたは複数の例を提供することができる。態様またはいくつかの態様などのフレーズは、１つまたは複数の態様を言及することができ、逆も同じであり、これは、他の前述のフレーズに同様に当てはまる。

[0065]単数形の要素の言及は、具体的に述べられていない限り「１つおよびただ１つ」を意味するのではなく、むしろ「１つまたは複数の」を意味することが意図される。「いくつかの」という用語は、１つまたは複数を指す。下線付きおよび／またはイタリック体の見出しおよび小見出しは、便宜のためだけに使用され、主題技術を限定するものではなく、主題技術の説明の解釈に関連して言及されない。第１および第２等などの関連用語が、そのような実体間または行為間の何らかの実際のそのような関係または順序を必ずしも必要とすることなくまたは示唆することなく、ある実体または行為を別のものと区別するために使用され得る。当業者に知られているまたは後で知られることになるこの開示全体にわたって説明される様々な構成の要素の全ての構造的および機能的均等物は、参照により本明細書に明示的に組み込まれ、主題技術によって包含されることが意図される。また、本明細書で開示されたものはどれも、そのような開示が上記説明に明示的に記載されているかどうかに関わらず、公衆に提供されることが意図されたものではない。請求項の要素のいずれも、この要素が「～のための手段」というフレーズを用いて明示的に記載されていない限り、または方法の請求項の場合には、要素が「～のためのステップ」というフレーズを用いて記載されていない限り、米国特許法第１１２条第６パラグラフの規定の下で解釈されるべきではない。

[0066]本明細書は、多くの具体例を含むが、これらは権利主張され得るものの範囲に対する限定と解釈されるべきではなく、むしろ主題事項の特定の実施の説明と解釈されるべきである。別々の実施形態の文脈で本明細書に記載されるいくつかの特徴は、単一の実施形態で組み合わせて実施することもできる。逆に、単一の実施形態の文脈で説明される様々な特徴は、複数の実施形態で別々に、または任意の適切なサブコンビネーションで実施することもできる。また、特徴はいくつかの組合せで働くものとして、およびさらに当初にそのように権利主張されたものとして上述され得るが、場合によっては、権利主張された組合せからの１つまたは複数の特徴は、組合せから削除されてもよく、権利主張された組合せがサブコンビネーションまたはサブコンビネーションの変形例に向けられてもよい。

[0067]発明の名称、背景、図面の簡単な説明、要約、および図面は、これによって本開示に組み込まれ、限定的な説明としてではなく、本開示の実例として与えられる。それらは、特許請求の範囲の範囲または意味を限定するために使用されないとの理解の下で提出されている。加えて、詳細な説明では、説明は実例を与え、様々な特徴が本開示を合理化する目的で様々な実施において一緒にグループ化されていることが理解できる。開示の方法は、請求項に記載された主題が、各請求項において明示的に列挙されているものよりも多くの特徴を必要とするという意図を表すものとして解釈されるべきではない。むしろ、特許請求の範囲が表すように、発明の主題は、単一の開示された構成または動作の全ての特徴よりも少ない。特許請求の範囲は、これによって詳細な説明に組み込まれ、各請求項は、別々に権利主張される主題として独立して存在する。

[0068]本発明はその趣旨または中心的特徴から逸脱することなく、他の特定の形態で具体化されてもよいことが理解されよう。したがって、本例および本実施形態は、全ての点で例示としてみなされ、限定としてはみなされず、本発明は、本明細書に与えられた詳細に限定されるべきではない。したがって、特定の実施形態が図示および説明されてきたが、本発明の趣旨から大きく逸脱することなく多数の修正形態に想到し、保護範囲は、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。

[0069]さらに、特許請求の範囲は、本明細書に記載された態様に限定されることは意図されず、文言上の特許請求の範囲と一致する完全な範囲に一致し、全ての法的な均等物を包含すべきである。それにもかかわらず、請求項のどれも、適用可能な特許法の要件を満足することができない主題事項を包含することは意図されず、それらは、そのように解釈されるべきではない。

Claims (20)

1. 第１の端部組立体およびこれに対向した第２の端部組立体を有するワゴンフレームと、
   前記第１の端部組立体と前記第２の端部組立体の間で前記ワゴンフレームに接続されたフロア組立体であって、前記ワゴンフレームが開いた構成と折り畳まれた構成の間で折り畳まれる、フロア組立体と、
   前記第２の端部組立体に隣接して前記ワゴンフレームに回転可能に接続された第１および第２の後輪と、
   前記第１の端部組立体に隣接して前記ワゴンフレームに回転可能および枢動可能に接続された第１および第２の前輪と、
   前記第１の端部組立体に枢動可能に接続されたハンドルと、
   前記第２の端部組立体に枢動可能に接続され、複数の使用位置および収納位置にロック可能に配置できるプッシュバーと
   を備えるワゴン。
2. 前記ハンドルは、ばね荷重式であり、前記第１の端部組立体に向かって付勢される、請求項１に記載のワゴン。
3. 前記ハンドルは、前記ハンドルを垂直位置に取り外し可能に固定するカム面を備えた枢動部材を有する、請求項１に記載のワゴン。
4. 前記ワゴンフレーム上に織物ハウジングをさらに備える、請求項１に記載のワゴン。
5. 前記プッシュバーは、ラチェット機構を用いて前記第２の端部組立体に接続される、請求項１に記載のワゴン。
6. 前記プッシュバーの角度位置を調整する前記ラチェット機構内のラチェットを係合解除するばね荷重式ボタンをさらに備える、請求項５に記載のワゴン。
7. 前記後輪の少なくとも１つを回転可能にロックする前記第２の端部組立体に隣接した足起動式ブレーキ機構をさらに備える、請求項１に記載のワゴン。
8. 前記ワゴンフレームに固定される伸縮式支柱に接続された取り外し可能なキャノピをさらに備える、請求項１に記載のワゴン。
9. 前記フロア組立体は、前記第１の端部組立体に対して枢動する第１のフロア組立体と、前記第２の端部組立体に対して枢動する第２のフロア組立体とを備え、前記第１のフロア組立体は前記ワゴンフレームの折り畳みを可能にするように前記第２のフロア組立体に対して枢動可能である、請求項１に記載のワゴン。
10. 前記フロア組立体の下にリンケージ組立体をさらに備え、前記リンケージ組立体は前記第１の端部組立体に枢動可能に接続された第１のリンケージおよび前記第２の端部組立体に枢動可能に接続された第２のリンケージを有し、前記第１のリンケージは前記第２のリンケージにも枢動可能に接続される、請求項９に記載のワゴン。
11. 第１の端部組立体および対向した第２の端部組立体を有するワゴンフレームと、
    前記第２の端部組立体に隣接して前記ワゴンフレームに回転可能に接続された第１および第２の後輪と、
    前記第１の端部組立体に隣接して前記ワゴンフレームに回転可能および枢動可能に接続された第１および第２の前輪と、
    ラチェット機構を用いて前記第２の端部組立体に枢動可能に接続されたプッシュバーであって、前記ラチェット機構を介して複数の角度で設けられる使用位置でロック可能に配置できるプッシュバーと
    を備えるワゴン。
12. 前記ワゴンフレームが開いた構成と折り畳まれた構成の間で折り畳まれ、前記ワゴンフレームは前記第１の端部組立体と前記第２の端部組立体の間にフロア組立体を有し、前記フロア組立体は前記第１の端部組立体に対して枢動する第１のフロア組立体と前記第２の端部組立体に対して枢動する第２のフロア組立体とを備え、前記第１のフロア組立体は前記ワゴンフレームの折り畳みを可能にするように前記第２のフロア組立体に対して枢動可能であり、前記ワゴンフレームは前記フロア組立体の下にリンケージ組立体をさらに有し、前記リンケージ組立体は前記第１の端部組立体に枢動可能に接続された第１のリンケージおよび前記第２の端部組立体に枢動可能に接続された第２のリンケージを有し、前記第１のリンケージは前記第２のリンケージにも枢動可能に接続される、請求項１１に記載のワゴン。
13. 前記ワゴンフレーム上に織物ハウジングをさらに備える、請求項１１に記載のワゴン。
14. 前記第１の端部組立体に枢動可能に接続されたハンドルをさらに備え、前記ハンドルは、ばね荷重式であり、前記第１の端部組立体に向かって付勢される、請求項１１に記載のワゴン。
15. 前記ハンドルは、前記ハンドルを垂直位置に取り外し可能に固定するカム面を備えた枢動部材を有する、請求項１４に記載のワゴン。
16. 前記プッシュバーの前記角度で設けられる使用位置を調整する前記ラチェット機構内のラチェットを係合解除するばね荷重式ボタンをさらに備える、請求項１１に記載のワゴン。
17. 第１の端部組立体および対向した第２の端部組立体を有するワゴンフレームと、
    前記第２の端部組立体に隣接して前記ワゴンフレームに回転可能に接続された第１および第２の後輪と、
    前記第１の端部組立体に隣接して前記ワゴンフレームに回転可能および枢動可能に接続された第１および第２の前輪と、
    前記ワゴンフレームに接続されたプッシュバーと、
    前記第１の端部組立体に枢動可能に接続されたハンドルであって、ばね荷重式であり、前記第１の端部組立体に向かって付勢され、前記ハンドルを垂直位置に取り外し可能に固定するカム面を備えた枢動部材を有するハンドルと
    を備えるワゴン。
18. カムは、前記枢動部材の弧状外面から延びる隆起突出部であり、前記カムは、止め部として働く嵌合壁に係合するその中央に向かってほぼ平坦面を有する、請求項１７に記載のワゴン。
19. 前記プッシュバーは、ラチェット機構を用いて前記第２の端部組立体に接続され、前記プッシュバーは、前記ラチェット機構を介して複数の角度で設けられる使用位置でロック可能に配置できる、請求項１７に記載のワゴン。
20. 前記ワゴンフレームは、前記第１の端部組立体に対して枢動する第１のフロア組立体、および前記第２の端部組立体に対して枢動する第２のフロア組立体を有するフロア組立体を有し、前記第１のフロア組立体は、前記ワゴンフレームの折り畳みを可能にするように前記第２のフロア組立体に対して枢動可能である、請求項１７に記載のワゴン。
    

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