JP2022506294A - 多段エネルギー型の固定式安全検査ctシステム及び画像形成方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明が解決しようとする他の技術課題は、多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステムにて採用されている画像形成方法を提供することである。
上述の目的を実現するために、本発明は以下の技術案を採用する。
本発明の実施例における第一の方面では、少なくとも1組のN段画像リンク構造を備え、前記N段画像リンク構造の底部の内側には荷物伝送帯が設置されており、前記N段画像リンク構造及び前記荷物伝送帯はシャーシを介して、事前に設定された位置に固定されており、そのうちNは正の整数であり、
各組の前記N段画像リンク構造は、荷物通路の進行方向に順番にレイアウトされ、且つ、隣接する組の前記N段画像リンク構造の間はずれて配置されている、多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステムを提供する。
そのうち好ましくは、各組の前記N段画像リンク構造は、N個のシングル段画像リンクユニットにより構成されており、
各組の前記N段画像リンク構造うちの各前記シングル段画像リンクユニットは、荷物通路の進行方向に順番にレイアウトされ、且つ、隣接する前記シングル段画像リンクユニットの間はずれて配置されている。
そのうち好ましくは、各々の前記シングル段画像リンクユニットは、多焦点X線光源及び検出器アセンブリを備えており、そのうち、前記多焦点X線光源により形成される複数の焦点のうち、隣接する焦点の間は、等間隔の直線、等角度のアーク式または等角度の曲線式の中のいずれか一つの方式で配置される。
そのうち好ましくは、同じの前記シングル段画像リンクユニットに対して、前記多焦点X線光源により形成される多焦点において、最も外側に位置する2つの焦点それぞれから仮想回転中心までの接続線と、中間位置に位置する焦点から仮想回転中心までの接続線の間で形成された夾角は5°以下で、且つ、最も外側に位置する2つの焦点から仮想回転中心までの接続線により形成された夾角は10°以下である。
そのうち好ましくは、前記多焦点X線光源により形成される複数の焦点において、各々の焦点に対応する放射線ビームの開きファン角は荷物通路のエッジ部を覆い、且つ、各前記シングル段画像リンクユニットの前記多焦点X線光源と前記検出器アセンブリにより形成される等価回転角は180°+max(theta1、theta2、theta3、…、thetaM)以上であり、そのうち、max(theta1、theta2、theta3、…、thetaM)は、前記多焦点X線光源により形成される複数の焦点に対応する放射線ビームの開きファン角の中で選択された最大のファン角である。
そのうち好ましくは、前記多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステムには、各前記シングル段画像リンクユニットの各々の放射線チューブまたは放射線源の、発射/発射の停止を制御するゲート制御スイッチが設けられている。
そのうち好ましくは、前記検出器アセンブリは、アーク形検出器ブラケット及び複数の検出器を備えており、複数の前記検出器は、荷物通路の中心を円心とする前記アーク形検出器のブラケット上にレイアウトされ、且つ、複数の前記検出器は前記多焦点X線光源の複数の焦点の中間位置に向い合っている。
そのうち好ましくは、前記検出器は、単一エネルギー検出器、二重エネルギーサンドイッチ検出器、 光子計数検出器うちのいずれか一つまたは複数な組合せである。
そのうち好ましくは、前記検出器が前記単列検出器である場合、前記単列検出器は前記多焦点X線光源の焦点と共にXY平面にあり、且つ前記単列検出器は前記多焦点X線光源の複数の焦点の中間位置に向い合っており、
前記検出器が前記多列検出器である場合、前記多列検出器うちの中間列検出器は、前記多焦点X線光源の複数の焦点と共にXY平面にあり、且つ前記多列検出器は前記多焦点X線光源の複数の焦点の中間位置に向かい合っている。
本発明の実施形態の第2の方面において、上述の多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステムを介して実現される画像形成方法を提供しており、前記画像形成方法は、
荷物またはパッケージを荷物通路に入れ、事前に設定されたタイミングに従って、各シングル段画像リンクユニットの多焦点X線光源における焦点が順番に露光するように制御し、且つ対応する検出器アセンブリを介して、荷物またはパッケージが各シングル段画像リンクユニットを通りすぎる時の投影データを収集するステップと、
前記荷物またはパッケージが各組のN段画像リンク構造の最後一つのシングル段画像リンクユニットに達する場合、前記荷物またはパッケージの最初の断層画像から始めて、各断層画像に対して順番に再構築及び識別を行うステップとを含む。
本発明にて提供される固定式安全検査CTシステムは、多焦点X線光源と検出器アセンブリにより構成される複数のシングル段画像リンクユニットを採用して、N段画像リンク構造を構成する。N段画像リンク構造において、異なるタイミングに放射線源を露光させることにより、螺旋CTシステムよりも時間解像度がより高く、エネルギースペクトルレベルをより多く有する画像を生成させ、禁制品の識別率及び荷物検査速度を向上させることができる。また、本固定式安全検査CTシステムは、スリップリングに対する依存性を抜け出しており、多焦点X線光源と検出器は回転する必要がなく、無回転の固定式CT画像形成を実現することによって、メンテナンスコストを低減し、装置の安定性を向上させている。
図1及び図2に示されるように、本発明にて提供される固定式安全検査CTシステムは、順番に接続されているハウジング1、入荷口シールドカーテン2及び出荷口シールドカーテン7を含み、ハウジング1の内部には、少なくとも1組のN段画像リンク構造5が設置されており、N段画像リンク構造5の底部の内側には、荷物伝送帯4が設置されており、被検査荷物またはパッケージ3が物伝送帯4によってN段画像リンク構造5に便利に運送されるように、N段画像リンク構造5と荷物伝送帯4はシャーシ8を介して本固定式安全検査CTシステムの事前に設定された位置に設置されており、投影データの収集は、N段画像リンク構造5により完成され、且つ、収集された投影データはコンピュータに伝送され、該被検査荷物またはパッケージ3の三次元断層の画像を生成する。
そのうち、各組のN段画像リンク構造5は、N個のシングル段画像リンクユニットにより構成される。Nは正の整数であり、好ましくは値を取る範囲は10~30の間である。例えば、本固定式安全検査CTシステムにおいて、各組のN段画像リンク構造5は、5つのシングル段画像リンクユニットにより構成された5段画像リンク構造であると仮定する場合、図3に示すように、該5段画像リンク構造は、それぞれシングル段画像リンクユニット5-1、シングル段画像リンクユニット5-2、シングル段画像リンクユニット5-3、シングル段画像リンクユニット5-4及びシングル段画像リンクユニット5-5を備える。
図4に示すように、異なる荷物またはパッケージに対する複数の走査角度の要求を実現するために、各組のN段画像リンク構造5の各シングル段画像リンクユニットは、荷物通路の進行方向に順番にレイアウトされ、且つ、隣接するシングル段画像リンクユニットの間は、同じまたは異なる角度でずれて配置されることができ、即、隣接するシングル段画像リンクユニットの間は、一定の角度θをずらす必要がある(例えば、シングル段画像リンクユニット5-1とシングル段画像リンクユニット5-2の間は角度θをずらす)。例えば、各組のN段画像リンク構造5において、第1のシングル段画像リンクユニットは0°位置にレイアウトされており、第2のシングル段画像リンクユニットは、第1のシングル段画像リンクユニットに対して円周方向に沿って角度θをずらしており、第3のシングル段画像リンクユニットは、第2のシングル段画像リンクユニットに対して円周方向に沿って角度θをずらしており、……順番に類推して行く。そのうち、隣接するシングル段画像リンクユニットとの間でずらした角度θと、各組のN段画像リンク構造のシングル段画像リンクユニットの数の選択は、実際の画像形成のニーズに応じて調節される必要がある。例えば、各組のN段画像リンク構造5の各々のシングル段画像リンクユニットにより形成される一定角度で物体の周りを回転する投影範囲(物体の周りを回転する角度)に基づいて、各組のN段画像リンク構造における隣接するシングル段画像リンクユニット間のずらし角度θとシングル段画像リンクユニットの数を調節する。
同様に、異なる荷物またはパッケージのマルチアングル画像形成のニーズを満たすために、各組のN段画像リンク構造5は、荷物通路の進行方向に順番にレイアウトされ、且つ、隣接する組のN段画像リンク構造5の間は、同じまたは異なる角度でずらして配置されても良く、即ち、隣接する組のN段画像リンク構造5の間は、一定の角度でずらす必要がある。そのうち、隣接する組のN段画像リンク構造5の間のずらし角度とN段画像リンク構造の組数の選択は、実際の画像形成のニーズに応じて調節される必要がある。
図5に示すように、各々のシングル段画像リンクユニットは、多焦点X線光源9と検出器アセンブリ10とを備える。多焦点X線光源9は、M個の放射線チューブにより一体の放射線源に実装されることができる。Mは正の整数であり、値を取る範囲は2~24の間であることが好ましい。多焦点X線光源9は、複数の小さい放射線源により1つのアセンブリに組み立てられることができる。そのうち、多焦点X線光源9により形成された複数の焦点において、隣接する焦点の間は、等間隔の直線に配置されてもよく、また、等角度の円弧式または曲線式に配置されてもよい。
具体的に、各組のN段画像リンク構造5の各シングル段画像リンクユニットの間には、XY平面内の座標が(0、0)である仮想回転中心が存在し、各シングル段画像リンクユニットの仮想回転中心の座標は同じであり、即ち、共通回転中心である。XY平面内における仮想回転中心の座標は(0、0)であり、各組のN段画像リンク構造5の各シングル段画像リンクユニットにより囲まれて合成されたアーチ構造の円心座標である。そのうち、図1及び図2に示されるように、XY平面とは、荷物伝送帯4の幅方向に平行する方向をX軸とし、荷物伝送帯4の表面に垂直する上方向をY軸とし、荷物伝送帯4の長さ方向をZ軸とし、X軸とY軸により構成される平面が即ちXY平面である。
本固定式安全検査CTシステムの画像形成の視野が十分に大きい(FOVが十分に大きい)ことを確保するために、各々のシングル段画像リンクユニットの多焦点X線光源9の複数の焦点が同じ検出器アセンブリを共用するようにし、また本固定式安全検査CTシステムが二重エネルギー画像形成の実現も確保する場合、二重エネルギーサンドイッチ検出器の画素は、後述する高低エネルギー検出器の低エネルギー検出器の画素と高エネルギー検出器の画素像素とが正対位することによって、低エネルギー検出器の各画素の画像形成データが高エネルギー検出器の各画素の画素形成データと1対1に対応するようにし、同じのシングル段画像リンクユニットに対して、多焦点X線光源9により形成される多焦点において、最も外側に位置する2つの焦点それぞれから仮想回転中心までの接続線と、中間位置に位置する焦点から仮想回転中心までの接続線の間に形成される夾角が5°以下であり、また、最も外側に位置する2つの焦点から仮想回転中心までの連続線により形成される夾角は10°以下である。
多焦点X線光源9によって形成された複数の焦点において、異なる焦点に対応する放射線チューブまたは放射線源(小放射線源)の位置が異なるため、異なる焦点に対応する放射線ビームの開きファン角は異なる可能性があり、それぞれtheta1、theta2、theta3、……thetaMに対応して表すことができる。そのうち、各焦点に対応する放射線ビームの開きファン角は荷物通路のエッジ部を被覆することによって、各焦点に対応する放射線チューブまたは放射線源(小放射線源)から放出されるX放射線ビームが、被検査荷物またはパッケージを完全に被覆できるように確保する。また、各組のN段画像リンク構造5において、各シングル段画像リンクユニットの多焦点X線光源9と検出器アセンブリ10は、物体を中心として回転する一定の角度の投影範囲を形成しており、多焦点X線光源9から放射線ビームが放出される場合、対応する検出器アセンブリが物体の周りを等価回転する投影データを受け入れることを確保するために、各シングル段画像リンクユニットの多焦点X線光源9と検出器アセンブリ10により形成される等価回転角は180°+max(theta1、theta2、theta3、…、thetaM)以上であり、よって、多焦点X線光源9と検出器アセンブリにより形成される等価回転角が、半走査のデータ範囲を満たすことができ、max(theta1、theta2、theta3、…、thetaM)は、多焦点X線光源9により所形成された複数の焦点に対応する放射線ビームの開きファン角の中から選択した最大のファン角である。
本固定式安全検査CTシステムには、各組のN段画像リンク構造5における、シングル段画像リンクユニットの各々の放射線チューブまたは放射線源(小放射線源)を制御して、X放射線ビームを快速に発射/発射を停止させるゲート制御スイッチがさらに設置されている。該ゲート制御スイッチを利用して、本固定式安全検査CTシステムにおける荷物伝送帯4の運転速度、各組のN段画像リンク構造5における各検出器アセンブリのライン数及びその応答時間に基づいて、多焦点X線光源9の異なる焦点(焦点9-1~9-3のように)の露光する前後順番と露光線量の大きさを正確に制御することができる。
図5に示すように、検出器アセンブリ10は、アーク形検出器ブラケット13及び複数の検出器11を備え、複数の検出器11は、託送される荷物通路の中心を円心(円心12)とするアーク検出器ブラケット13の上にレイアウトされ、且つ、複数の検出器は多焦点X線光源の複数の焦点の中間位置に向い合っている。複数の検出器(検出器11-1及び検出器11-N)の間に形成された多焦点X線光の走査領域は、被検査荷物通路15全体をカバーするほど十分な大きさはずである。
そのうち、検出器11は、単一エネルギー検出器、二重エネルギーサンドイッチ検出器、光子計数検出器のいずれか一種または多種の組合せであることができる。例えば、検出器は高低エネルギー検出器である二重エネルギーサンドイッチ検出器を使用していると仮定した場合、図6に示すように、各々の高低エネルギー検出器は、上層に位置する低エネルギー検出器111と下層に位置する高エネルギー検出器112により構成されており、被検査荷物またはパッケージ3が入荷口から荷物伝送帯4を経由して順番にある1組のN段画像リンク構造の各々のシングル段画像リンクユニットを通過する場合、各々のシングル段画像リンクユニットは、多焦点X放射線源9から順番に扇形のX放射線ビームを放出し、各々のシングル段画像リンクユニットに対応する検出器アセンブリ10の高低エネルギー検出器は、貨物によって減衰されたX放射線ビームを受信し、該X放射線ビームには低エネルギーと高低エネルギーのXスペクトルが含まれており、検出器アセンブリ10における低エネルギーと高エネルギーの検出器は、それぞれ対応するX線信号データを受信し、且つ該データをバックグラウンドコンピュータに送信し、各々の被検査荷物またはパッケージはN段画像リンク構造により収集されたデータを得て、所定のアルゴリズムで処理し、該荷物またはパッケージの三次元断層画像を生成する。
画像形成範囲のニーズに応じて、検出器アセンブリ10うちの検出器は、単列または多列の検出器であってもよい。図6に示すように、画像形成範囲が小さい場合、単列検出器を選択することができ、この時、該単列検出器は多焦点X線光源の焦点と共にXY平面にあり、且つ単列検出器は、多焦点X線光源の複数の焦点の中間位置に向い合っている。図7に示すように、画像形成範囲が大きい場合、多列検出器を選択することができ、この時、該多列検出器における中間列検出器は、多焦点X線光源の複数の焦点と共にXY平面にあり、且つ多列検出器は、多焦点X線光源の複数の焦点の中間位置に向い合っている。
図2に示すように、本固定式安全検査CTシステムは、各々の多焦点X線光源に電圧を提供する高電圧発生器6をさらに含む。検出器アセンブリ10における検出器として単一エネルギー検出器を使用する場合、各々の多焦点X線光源の動作電圧は異なる電圧であっても良いため、各々の多焦点X線光源が異なる動作電圧にあるように、高電圧発生器6から放射される高電圧を制御することによって、さらに、本固定式安全検査CTシステムが二重エネルギー画像形成、三エネルギー画像形成またはマルチエネルギー画像形成を実現することができる。さらに、検出器として二重エネルギーサンドイッチ検出器を使用して、本固定式安全検査CTシステムを実現することによって、二重エネルギー画像形成を完成することができ、例えば、高低エネルギー検出器を使用して同じ電圧値を用いて、本固定式安全検査CTシステムを実現することによって、二重エネルギー画像形成を完成するか、または、検出器アセンブリとして光子計数検出器を使用して本固定式安全検査CTシステムを実現することによって、マルチエネルギー画像形成を完成する。
以上、本発明にて提供される固定式安全検査CTシステムの構造について詳細に説明しており、以下、本発明にて提供される固定式安全検査CTシステムにて採用されている画像形成方法について詳細に説明する。
図8に示すように、本発明にて提供される固定式安全検査CTシステムにて採用されている画像形成方法は、
荷物またはパッケージを荷物通路に入れ、事前に設定された順番に従って、各シングル段画像リンクユニットの多焦点X線光源における焦点が順番に露光するように制御し、且つ、対応する検出器アセンブリを介してパッケージが各シングル段画像リンクユニットを通り過ぎる時の投影データを収集するステップS1を含む。
荷物またはパッケージが入荷口から荷物伝送帯4を経由してある1組のN段画像リンク構造の各々のシングル段画像リンクユニットを順番に通り過ぎる場合、本固定式安全検査CTシステムの荷物伝送帯4の動作速度、各組のN段画像リンク構造5における各検出器アセンブリのライン数及びその応答時間に基づいて、ゲート制御スイッチを介して、各組のN段画像リンク構造5における、各シングル段画像リンクユニットの多焦点X線光源うちの焦点の露光する前後順序と露光線量の大きさを制御する。
各シングル段画像リンクユニットの多焦点X線光源には、一度に放射線ビームを放射できる放射線チューブまたは放射線源が1つしかないため、各シングル段画像リンクユニットの多焦点X線光源における焦点の露光順序に従って、ゲート制御スイッチを介して、各シングル段画像リンクユニットの多焦点X線光源うちの1つの放射線チューブまたは放射線源を、一度に制御しながら放射線ビームを発射することができる。このように、ゲート制御スイッチを介して、各シングル段画像リンクユニットの多焦点X線光源における焦点が順番に露光するように制御することができ、各々のシングル段画像リンクユニットの多焦点X線光源うちの焦点が露光された後、対応する検出器アセンブリに投影され、対応する検出器アセンブリを介して、荷物またはパッケージが各シングル段画像リンクユニットを通り過ぎる時の投影データを収集することができる。各シングル段画像リンクユニットの検出器アセンブリにより収集された投影データは、バックグラウンドコンピュータに送信される。
ステップS2:荷物またはパッケージが各組のN段画像リンク構造の最後のシングル段画像リンクユニットに達した場合、荷物またはパッケージの最初の断層画像から始めて、各断層画像に対して順番に再構築及び識別を行う。
1つの荷物またはパッケージの三次元断層画像は複数の断層画像により構成されており、且つ、各々の荷物またはパッケージの三次元断層画像において、各々の断層画像は、荷物またはパッケージに対応する断層位置が現在組のN段画像リンク構造の全てのシングル段画像リンクユニットを順番に経由した後、各シングル段画像リンクユニットにより収集された該断層位置の投影データを再構築することによって、形成された該断層位置に対応する断層画像である。
荷物またはパッケージが各組のN段画像リンク構造の最後のシングル段画像リンクユニットに達する場合、現在組のN段画像リンク構造の各シングル段画像リンクユニットは、荷物またはパッケージ頭部の断層位置の投影データの収集を完成し、よって、収集された投影データに基づいて、荷物またはパッケージ頭部の断層位置に対応する第1の断層画像の再構築を実現し、且つ予めにインストールされたコンピュータの識別プログラム(例えば、既存の検査装置にて常に使用している画像識別プログラム等)によって、且つ第1の断層画像の減衰係数、電子密度、等価原子番号に基づいて、再構築された第1の断層画像を識別することによって、該断層画像に禁制品があるかどうかを判断する。荷物またはパッケージの進行に伴い、荷物またはパッケージの複数の断層位置は、各組のN段画像リンク構造の最後の一つのシングル段画像リンクユニットを順番に通り過ぎ、この時、第1の断層画像の再構築と識別方法を用いて、荷物またはパッケージの他の断層画像を順番に再構築及び識別する。
バックグラウンドコンピュータは、解析的再構成アルゴリズムまたは反復再構成アルゴリズムを用いて、荷物またはパッケージの各々の断層画像を再構築することができ、バックグラウンドコンピュータは、また、解析および反復ハイブリッド再構成アルゴリズムを用いて、荷物またはパッケージの各々断層画像を再構築することができることを強調したい。そのうち、各組のN段画像リンク構造のシングル段画像リンクユニットの個数と各々のシングル段画像リンクユニットの多焦点放射線源の焦点数の積が大きい場合、例えば、該積が720より大きい場合、解析的再構成アルゴリズムを用いて、荷物またはパッケージの各々の断層画像を再構築することが好ましく、解析的再構成アルゴリズムの実現過程については、李保磊等の論文「X線二重エネルギー計算機トモグラフィー投影分解の最適化反復方法」(「光学学報」2017,10:365-374に掲載、)、Xiangyang Tang等の論文《A three-dimensional-weighted cone beam filtered backprojection (CB-FBP) algorithm for image reconstruction in volumetric CT-helical scanning》(「Phys Med Bio」51 (2006) 855-874に掲載)を参照することができる。
各組のN段画像リンク構造のシングル段画像リンクユニットの個数と、各々のシングル段画像リンクユニットの多焦点放射線源の焦点数の積が小さい場合、例えば、該積が360より小さい場合、反復再構成アルゴリズムを用いて、荷物またはパッケージの各々の断層画像を再構築することが好ましい。反復再構成アルゴリズムの実現過程については、Ruoqiao Zhang等の論文「Model-Based Iterative Reconstruction for Dual-Energy X-Ray CT Using a Joint Quadratic Likelihood Model」(「IEEE Transactions on Medical Imaging」2014、33:117-1134に掲載)を参照することができる。
各組のN段画像リンク構造のシングル段画像リンクユニットの個数と、各々のシングル段画像リンクユニットの多焦点放射線源の焦点数の積が360~720の間である場合、解析と反復ハイブリッド再構成アルゴリズムを用いて、荷物またはパッケージの各々の断層画像に対する再構築することが好ましい。解析と反復ハイブリッド再構成アルゴリズムの実現過程については、Mengfei Li等の論文「Accurate iterative FBP reconstruction method for material decomposition of dual energy CT」(「IEEE Transactions on Medical Imaging」、2018に掲載)を参照することができる。
荷物またはパッケージが、各組のN段画像リンク構造の最後の1つのシングル段画像リンクユニットから離れた後、荷物またはパッケージに対する現在組のN段画像リンク構造の投影データ収集が完成され、ステップS2の方法を用いて、再構築及び識別が行われていない現在の荷物またはパッケージにおける残りの断層画像に対して、順番に断層画像の再構築と識別し続ける。
荷物やパッケージの各々の断層画像の再構築と識別が完了した後、該荷物やパッケージの中に禁制品がある可能性があると識別されると、すぐに警報情報を提供し、検査員が後続の開包検査を行うことを便利にする。
本発明にて提供される固定式安全検査CTシステムは、多焦点X線光源及び検出器アセンブリにより構成された複数のシングル段画像リンクユニットを使用して、N段画像リンク構造を構成している。N段画像リンク構造において、異なるタイミングに放射線源を露光させることにより、螺旋CTシステムよりも時間解像度がより高く、エネルギースペクトルレベルをより多く有する画像が生成され、禁制品の識別率及び荷物検査速度を向上させることができる。また、本固定式安全検査CTシステムは、スリップリングに対する依存性を抜け出しており、多焦点X線源と検出器は回転する必要がなく、無回転の固定式CT画像形成を実現することによって、メンテナンスコストを低減し、装置の安定性を向上させている。
以上、本発明にて提供される多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステム及び画像形成方法に対して詳細に説明した。当業者において、本発明の実質的な内容を逸脱しない前提下で本発明に対して行われた如何なる明らかな変更は、いずれも本発明の特許権の保護範囲に属する。
Claims (10)
- 多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステムであって、
少なくとも1組のN段画像リンク構造を備え、前記N段画像リンク構造の底部の内側には荷物伝送帯が設置されており、前記N段画像リンク構造及び前記荷物伝送帯はシャーシを介して事前に設定された位置に固定されており、そのうちNは正の整数であり、
各組の前記N段画像リンク構造は、荷物通路の進行方向に順番にレイアウトされ、且つ、隣接する組の前記N段画像リンク構造の間はずれて配置される、ことを特徴とする多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステム。 - 各組の前記N段画像リンク構造は、N個のシングル段画像リンクユニットにより構成されており、
各組の前記N段画像リンク構造における各前記シングル段画像リンクユニットは、荷物通路の進行方向に順番にレイアウトされ、且つ、隣接する前記シングル段画像リンクユニットの間はずれて配置される、ことを特徴とする請求項1に記載の多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステム。 - 各々の前記シングル段画像リンクユニットは、多焦点X線光源及び検出器アセンブリを備えており、そのうち、前記多焦点X線光源により形成される複数の焦点において、隣接する焦点の間は、等間隔の直線、等角度のアーク式または等角度の曲線式のうちのいずれか一つの方式で配置される、ことを特徴とする請求項2に記載の多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステム。
- 同じの前記シングル段画像リンクユニットに対して、前記多焦点X線光源により形成される多焦点において、最も外側に位置する2つの焦点それぞれから仮想回転中心までの接続線と、中間位置に位置する焦点から仮想回転中心までの接続線の間で形成される夾角は5°以下で、且つ、最も外側に位置する2つの焦点から仮想回転中心までの接続線により形成される夾角は10°以下である、ことを特徴とする請求項3に記載の多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステム。
- 前記多焦点X線光源により形成される複数の焦点において、各々の焦点に対応する放射線ビームの開きファン角は荷物通路のエッジ部を覆い、且つ、各前記シングル段画像リンクユニットの前記多焦点X線光源と前記検出器アセンブリにより形成される等価回転角は180°+max(theta1、theta2、theta3、…、thetaM)以上であり、そのうち、max(theta1、theta2、theta3、…、thetaM)は、前記多焦点X線光源により形成される複数の焦点に対応する放射線ビームの開きファン角うちで選択された最大のファン角である、ことを特徴とする請求項4に記載の多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステム。
- 前記多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステムには、各前記シングル段画像リンクユニットの放射線チューブまたは放射線源の、発射/発射の停止を制御するゲート制御スイッチが設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載の多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステム。
- 前記検出器アセンブリは、アーク検出器のブラケット及び複数の検出器を備えており、複数の前記検出器は、荷物通路の中心を円心とする前記アーク形検出器のブラケット上にレイアウトされ、且つ、複数の前記検出器は、前記多焦点X線光源の複数の焦点の中間位置に向い合っている、ことを特徴とする請求項3に記載の多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステム。
- 前記検出器は、単一エネルギー検出器、二重エネルギーサンドイッチ検出器、 光子計数検出器のうちのいずれか一つまたは複数な組合せである、ことを特徴とする請求項7に記載の多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステム。
- 前記検出器が単列検出器である場合、前記単列検出器は、前記多焦点X線光源の焦点と共にXY平面にあり、且つ前記単列検出器は、前記多焦点X線光源の複数の焦点の中間位置に向い合っており、
前記検出器が多列検出器である場合、前記多列検出器うちの中間列の検出器は、前記多焦点X線光源の複数の焦点と共にXY平面にあり、且つ前記多列検出器は、前記多焦点X線光源の複数の焦点の中間位置に向かい合う、ことを特徴とする請求項8に記載の多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステム。 - 請求項1~9のいずれか一項に記載の多段エネルギー型の固定式安全検査CTシステムを介して実現される、画像形成方法であって、
荷物またはパッケージを荷物通路に入れ、事前に設定されたタイミングに従って、各シングル段画像リンクユニットの多焦点X線光源における焦点が順番に露光するように制御し、且つ対応する検出器アセンブリによって荷物またはパッケージが各シングル段画像リンクユニットを通り過ぎる時の投影データを収集するステップと、
前記荷物またはパッケージが各組のN段画像リンク構造の最後一つのシングル段画像リンクユニットに達すると、前記荷物またはパッケージの最初の断層画像から始め、各断層画像に対して順番に再構築及び識別を行うステップとを含む、ことを特徴とする画像形成方法。
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