JP2022500115A - パルセータ洗濯機及びそのスプレーシステム並びに外ドラムカバー - Google Patents

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Abstract

本発明は、スプレー装置の分野に属し、具体的には、パルセータ洗濯機及びそのスプレーシステム、並びにその外ドラムカバーを提供する。本発明は、従来におけるスプレー機能を有するパルセータ洗濯機が衣類をスプレーするときに効果が悪いという問題を解決することを目的とする。そのため、本発明のスプレーシステムは、循環ポンプ及び外ドラムカバーに設置される複数のノズルを含む。ここでは、循環ポンプの給水口は外ドラムの内腔に連通し、循環ポンプの排水口は、複数のノズルにそれぞれ連通する。各ノズルの噴射口の延伸方向と水平方向との角度はいずれも異なる。循環ポンプが動作するとき、複数のノズルから噴出した洗濯水は内ドラムにおける各同心円においていずれも高さ差を形成することができ、更に洗濯水の液面を浮上した衣類を立体的、全方位にスプレーすることができ、それにより、洗濯水は衣類を十分に浸潤させ、パルセータ洗濯機のスプレー効果を高め、パルセータ洗濯機の洗濯効果を最適化する。

Description

本発明は、スプレー装置の分野に属し、具体的には、パルセータ洗濯機及びそのスプレーシステム、並びにその外ドラムカバーを提供する。
パルセータ洗濯機は主に筐体、外ドラム、内ドラム、及びパルセータを含む。ここでは、外ドラムは筐体に固定的に設置され、内ドラムは外ドラム内に回転可能に設置され、パルセータは外ドラムの底部に回転可能に設置される。パルセータ洗濯機が洗濯、濯ぎ作業を行う時に、パルセータは外ドラム中の洗濯水と衣類を駆動して回転させて、衣類を洗浄するという目的を達成する。パルセータ洗濯機で乾燥作業をする時に、内ドラムがその内の衣類を連動させて高速に回転させて、衣類上の水分が遠心力の作用で衣類から離れるようにする。
パルセータ洗濯機を使用する過程には以下の問題がよく存在する。一つ目は、洗剤、洗濯液が外ドラムの底部に沈積して、洗濯水に溶解されにくいことであり、二つ目は、洗濯物が多い場合、洗濯物の一部が洗濯水に浸潤しないことが現れやすいことであり、三つ目は、羽毛などの洗濯物が洗濯時にいつも洗濯水の液面以上に浮かび、洗濯効果が悪いことである。
上記の問題を解決するために、従来のパルセータ洗濯機において、一般的に外ドラムカバーにスプレー装置が設置される。例えば、特許文献1には、パルセータ洗濯機が開示され、このパルセータ洗濯機の外ドラムカバーには複数のノズルが設置される。前記パルセータ洗濯機が動作する時、循環ポンプは、複数のノズルが内ドラム内の衣類に洗濯水をスプレーするように、前記外ドラムから前記複数のノズルに洗濯水をポンピングすることができる。しかし、このパルセータ洗濯機は、スプレーの効果が低く、洗濯水の液面を露出した衣類を全面的にスプレーすることができない。
従って、本分野では、上記の問題点を解決するために、新たなパルセータ洗濯機及びそのスプレーシステム並びに外ドラムカバーが求められている。
中国実用新案第204282066号明細書
従来技術における上記の問題を解決し、即ち、従来におけるスプレー機能を有するパルセータ洗濯機が衣類をスプレーするときに効果が悪いという問題を解決することを目的とする。
本発明の技術的解決策1は、筐体、前記筐体内に固定的に設置される外ドラム、及び前記外ドラムに回転可能に設置される内ドラムを含むパルセータ洗濯機のスプレーシステムを提供し、前記スプレーシステムは、給水装置と複数組のノズルとを含み、各組の前記ノズルはいずれも噴射口の延長方向が互いに同じである一つ又は複数のノズルを含み、各前記ノズルは前記外ドラムの最上部に設けられ、かつ各前記ノズルの給水口はいずれも前記給水装置に連通し、各前記ノズルの噴射口はいずれも前記内ドラムに向けられ、洗濯水が前記複数組のノズルにより噴出された後に前記内ドラムの周方向に高さ差を形成できるように、各組の前記ノズルの噴射口の延長方向と水平方向との角度はいずれも同じではない。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記ノズルは、ノズル本体と、前記ノズル本体に固定的に接続され又は一体的に作製される遮水構造とを含み、前記噴射口は、前記ノズル本体と前記遮水構造との間に形成され、各組の前記ノズルの前記遮水構造と水平方向との角度は異なる。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記遮水構造の前記ノズル本体に面する側に円弧状の凹部が設けられ、前記凹部は、前記ノズル本体から噴出した洗濯水を分散させて前記内ドラムに跳ね返すために用いられる。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記パルセータ洗濯機は、前記外ドラムの最上部に設けられた外ドラムカバーを更に含み、各前記ノズルはいずれも前記外ドラムカバーに固定的に接続され又は一体的に作製される。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、全ての前記ノズルは前記外ドラムの周方向に等間隔で設けられる。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記スプレーシステムは、前記外ドラムに設けられる環状腔を更に含み、前記環状腔は前記給水装置と各前記ノズルにそれぞれ連通する。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記給水装置は循環ポンプであり、前記循環ポンプの給水口は前記外ドラムの内腔に連通し、前記循環ポンプの排水口は前記環状腔に連通するか、又は、前記給水装置は給水弁であり、前記給水弁の給水口は外部に通じ、前記給水弁の排水口は、前記環状腔に連通する。
更に、本発明の技術的解決策1は、パルセータ洗濯機の外ドラムカバーを更に提供し、前記外ドラムカバーはカバー体と、前記カバー体に固定的に接続され又は一体的に作製される複数組のノズルとを含み、各組の前記ノズルは一つ又は複数のノズルを含み、各前記ノズルの噴射口はいずれも前記パルセータ洗濯機の内ドラムに向けられ、洗濯水が前記複数組のノズルにより噴出された後に前記内ドラムの周方向に高さ差を形成できるように、各組の前記ノズルの噴射口の延長方向と水平方向との角度はいずれも同じではない。
前記外ドラムカバーの好適な技術的解決策において、全ての前記ノズルは前記外ドラムカバーの周方向に等間隔で設けられること、前記カバー体に各前記ノズルにいずれも連通する環状腔が設けられること、前記カバー体には前記ノズルを遮蔽するための遮蔽構造が設けられることのうちの少なくとも一つを含む。
また、本発明の技術的解決策1は、上記の好適な実施形態のいずれか一項に記載のスプレーシステムを含むパルセータ洗濯機を提供する。
当業者であれば理解できるように、本発明の好適な技術的解決策において、外ドラムの最上部に複数組のノズルを設置し、各組のノズルの噴射口の延伸方向と水平方向の角度をいずれも等しくしないようにすることにより、複数組のノズルから噴出した洗濯水が内ドラムの周方向に高さ差を形成することができ、更に、複数組のノズルから噴出した洗濯水は、洗濯水の液面を浮上した衣類を立体的、全方位にスプレーすることができ、それにより、洗濯水は衣類を十分に浸潤させ、パルセータ洗濯機のスプレー効果を高め、パルセータ洗濯機の洗濯効果を最適化する。
更に好ましくは、各ノズルの噴射口の延伸方向と水平方向の角度と異なるため、ノズル毎に噴出した洗濯水の内ドラム軸線を通過する際の位置の高さが異なる。そのため、上記複数のノズルの組み合わせにより、噴出した洗濯水は内ドラムにおける各同心円においていずれも高さ差を形成することができ、更に内ドラムの液面に浮いた衣類に立体的なスプレーを施すことができる。
本発明の技術的解決策2は、筐体、前記筐体内に固定的に設置される外ドラム、及び前記外ドラムに回転可能に設置される内ドラムを含むパルセータ洗濯機のスプレーシステムを提供し、前記スプレーシステムは、給水装置と複数のノズルとを含み、各前記ノズルはいずれも前記外ドラムの最上部に設けられ、かつ各前記ノズルの給水口はいずれも前記給水装置に連通し、各前記ノズルの噴射口はいずれも前記内ドラムに向けられ、洗濯水が前記複数のノズルにより噴出された後に前記内ドラムの周方向に高さ差を形成できるように、各前記ノズルの軸線と水平方向の角度と同じではない。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記ノズルは、ノズル本体と、前記ノズル本体に固定的に接続され又は一体的に作製される遮水構造とを含み、前記噴射口は、前記ノズル本体と前記遮水構造との間に形成され、各組の前記ノズルのそれぞれの前記遮水構造と水平方向との角度は異なる。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記遮水構造の前記ノズル本体に面する側に円弧状の凹部が設けられ、前記凹部は、前記ノズル本体から噴出した洗濯水を分散させて内ドラムに跳ね返すために用いられる。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記パルセータ洗濯機は、前記外ドラムの最上部に設けられた外ドラムカバーを更に含み、各前記ノズルはいずれも前記外ドラムカバーに固定的に接続され又は一体的に作製される。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、全ての前記ノズルは前記外ドラムの周方向に等間隔で設けられる。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記スプレーシステムは、前記外ドラムに設けられる環状腔を更に含み、前記環状腔は前記給水装置と各前記ノズルにそれぞれ連通する。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記給水装置は循環ポンプであり、前記循環ポンプの給水口は前記外ドラムの内腔に連通し、前記循環ポンプの排水口は前記環状腔に連通するか、又は、前記給水装置は給水弁であり、前記給水弁の給水口は外部に通じ、前記給水弁の排水口は、前記環状腔に連通する。
更に、本発明の技術的解決策2は、パルセータ洗濯機の外ドラムカバーを更に提供し、前記外ドラムカバーはカバー体と、前記カバー体に固定的に接続され又は一体的に作製される複数のノズルとを含み、各前記ノズルの噴射口はいずれも前記パルセータ洗濯機の内ドラムに向けられ、洗濯水が前記複数のノズルにより噴出された後に前記内ドラムの軸線まわりの方向に高さ差を形成できるように、各前記ノズルの軸線と水平方向との角度は同じではない。
前記外ドラムカバーの好適な技術的解決策において、全ての前記ノズルは前記外ドラムカバーの周方向に等間隔で設けられること、前記カバー体に各前記ノズルにいずれも連通する環状腔が設けられること、前記カバー体には前記ノズルを遮蔽するための遮蔽構造が設けられることのうちの少なくとも一つを含む。
また、本発明の技術的解決策2は、上述した好適な実施形態のいずれか一つに記載のスプレーシステムを含むパルセータ洗濯機を更に提供する。
当業者であれば理解できるように、本発明の好適な技術的解決策において、外ドラムの最上部に複数組のノズルを設置し、各組のノズルの噴射口の延伸方向と水平方向の角度をいずれも等しくしないようにすることにより、複数のノズルから噴出した洗濯水が内ドラムの周方向に高さ差を形成することができ、各ノズルから噴出した洗濯水が内ドラム軸線を通過する際にある位置の高さがいずれも異なり、更に、複数のノズルから噴出した洗濯水は、洗濯水の液面を浮上した衣類を立体的、全方位にスプレーすることができ、それにより、洗濯水は衣類を十分に浸潤させ、パルセータ洗濯機のスプレー効果を高め、パルセータ洗濯機の洗濯効果を最適化する。
本発明の技術的解決策3は、筐体、前記筐体内に固定的に設置される外ドラム、及び前記外ドラムに回転可能に設置される内ドラムを含むパルセータ洗濯機のスプレーシステムを提供し、前記スプレーシステムは、給水装置と、複数のノズルと、複数の遮水構造とを含み、前記複数のノズルと前記複数の遮水構造はいずれも前記外ドラムの最上部に設けられ、かつ各前記ノズルの一端はそれぞれ前記給水装置に連通し、各前記ノズルの他端はそれぞれ一つの前記遮水構造に向けられ、前記遮水構造の前記ノズルに面する側は前記外ドラムの周方向に傾斜して設けられ、動作時に、前記給水装置は、洗濯水を複数のノズルに供給し、前記ノズルは、洗濯水を前記遮水構造へ噴出し、前記遮水構造は、洗濯水を分散させて前記内ドラムに跳ね返す。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記遮水構造の前記ノズルに面する側に凹部が設けられ、前記遮水構造は、前記凹部によって洗濯水を分散させて前記内ドラムに跳ね返す。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記凹部は、円弧表面を有する凹部であることと、前記遮水構造の一端に近い前記ノズルの端面は前記遮水構造の前記側と平行に設けられることのうちの少なくとも一つを含む。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記パルセータ洗濯機は、前記外ドラムの最上部に設けられた外ドラムカバーを更に含み、前記複数のノズルと前記複数の遮水構造はそれぞれ前記外ドラムカバーに固定的に接続され又は一体的に作製される。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策においては、前記外ドラムに環状腔が設けられ、前記環状腔は前記給水装置と前記複数のノズルにそれぞれ連通することと、前記ノズルは前記外ドラムの周方向に等間隔で設けられることとのうちの少なくとも一つを含む。
上記スプレーシステムの好適な技術的解決策において、前記給水装置は循環ポンプであり、前記循環ポンプの給水口は前記外ドラムの内腔に連通し、前記循環ポンプの排水口は前記環状腔に連通するか、又は、前記給水装置は給水弁であり、前記給水弁の給水口は水源に通じ、前記給水弁の排水口は、前記環状腔に連通する。
また、本発明の技術的解決策3は、外ドラムカバーを更に提供し、前記外ドラムカバーはカバー体、複数のノズルと複数の遮水構造を含み、前記複数のノズルと前記複数の遮水構造はいずれも前記カバー体に固定的に接続され又は一体的に作製され、各前記ノズルの一端はいずれも水源に通じ、各前記ノズルの他端はそれぞれ一つの前記遮水構造に向けられ、前記遮水構造の前記ノズルに面する側は前記カバー体の周方向に傾斜して設けられることによって、前記遮水構造は、前記ノズルから噴出した洗濯水を分散させて対象物に跳ね返す。
前記外ドラムカバーの好適な技術的解決策において、前記遮水構造の前記ノズルに面する側に凹部が設けられ、前記遮水構造は、前記凹部によって洗濯水を分散させて前記対象物に跳ね返す。
上記外ドラムカバーの好適な技術的解決策において、前記凹部は、円弧表面を有する凹部であることと、前記遮水構造の一端に近い前記ノズルの端面は前記遮水構造の前記側と平行に設けられることと、前記ノズルは、前記カバー体の周方向に等間隔で設けられることとのうちの少なくとも一つを含む。
他の態様では、本発明の技術的解決策3は、上述した好適な実施形態のいずれか一つに記載のスプレーシステムを含むパルセータ洗濯機を提供する。
当業者であれば理解できるように、本発明の好適な技術的解決策では、外ドラムの最上部に複数のノズルと複数の遮水構造を設け、各ノズルの一端がそれぞれ一つの遮水構造に向けることによって、遮水構造は洗濯水を分散させて内ドラムに跳ね返すことができる。遮水構造のノズルに面する側を外ドラムの周方向に傾斜させて設置することにより、遮水構造に当たって跳ね返す洗濯水は内ドラムの半径方向に傾斜して内ドラム内に吹込むことができるだけでなく、内ドラムの周方向に傾斜して内ドラム内に吹込むことができるようになり、洗濯水が内ドラムの周方向に高さ差を形成し、更に複数のノズルから噴出した洗濯水は、洗濯水の液面を浮上した衣類を立体的、全方位にスプレーすることができ、それにより、洗濯水は衣類を十分に浸潤させ、パルセータ洗濯機のスプレー効果を高め、パルセータ洗濯機の洗濯効果を最適化する。
本発明の技術的解決策1に係るパルセータ洗濯機の平面図である。 図1のA−A方向に沿った断面図である。 本発明の技術的解決策1に係る外ドラムカバーの側面図である。 本発明の技術的解決策1に係る外ドラムカバーの平面図である。 本発明の技術的解決策1に係る外ドラムカバーの下面図である。 図4のB1−B1方向に沿った断面図である(第1実施例)。 図4のB2−B2方向に沿った断面図である(第1実施例)。 本発明の技術的解決策1に係るノズルの第1側面図である(第1実施例)。 本発明の技術的解決策1に係るノズルの第2側面図である(第1実施例)。 本発明の技術的解決策1に係るノズルの正面図である(第1実施例)。 図10のC−C方向に沿った断面図である(第1実施例)。 本発明の技術的解決策1に係る第1実施例におけるノズルのスプレー効果を模式的に示す第1図である。 本発明の技術的解決策1に係る第1実施例におけるノズルのスプレー効果を模式的に示す第2図である。 図4のB1−B1方向に沿った断面図である(第2実施例)。 図10のC−C方向に沿った第1ノズルの断面図である(第2実施例)。 図10のC−C方向に沿った第2ノズルの断面図である(第1実施例)。 本発明の技術的解決策2に係るパルセータ洗濯機の平面図である。 図16のA−A方向に沿った断面図である。 本発明の技術的解決策2に係る外ドラムカバーの側面図である。 本発明の技術的解決策2に係る外ドラムカバーの平面図である。 本発明の技術的解決策2に係る外ドラムカバーの下面図である。 図19のB1−B1方向に沿った断面図である(第1実施例)。 図19のB2−B2方向に沿った断面図である(第1実施例)。 本発明の技術的解決策2に係るノズルの第1側面図である(第1実施例)。 本発明の技術的解決策2に係るノズルの第2側面図である(第1実施例)。 本発明の技術的解決策2に係るノズルの正面図である(第1実施例)。 図25のC−C方向に沿った断面図である(第1実施例)。 本発明の技術的解決策2に係る第1実施例におけるノズルのスプレー効果を模式的に示す第1図である。 本発明の技術的解決策2に係る第1実施例におけるノズルのスプレー効果を模式的に示す第2図である。 図19のB1−B1方向に沿った断面図である(第2実施例)。 図25のC−C方向に沿った第1ノズルの断面図である(第2実施例)。 図25のC−C方向に沿った第2ノズルの断面図である(第1実施例)。 本発明の技術的解決策3に係るパルセータ洗濯機の平面図である。 図31のA−A方向に沿った断面図である。 本発明の技術的解決策3に係る第1実施例における外ドラムカバーの側面図である。 本発明の技術的解決策3に係る第1実施例における外ドラムカバーの下面図である。 本発明の技術的解決策3に係る外ドラムカバーの平面図である。 図34のB部の拡大図である(第1実施例)。 図35のC−C方向に沿った断面図である(第1実施例)。 図37のD部の拡大図である(第1実施例)。 本発明の技術的解決策3に係る第1実施例におけるノズルのスプレー効果を模式的に示す図である。 図35のC−C方向に沿った断面図である(第2実施例)。 図40のE部の拡大図である(第2の実施例)。 本発明の技術的解決策3に係る第2実施例におけるノズルの構造を示す模式図である。 本発明の技術的解決策3に係る第3実施例における外ドラムカバーの下面図である。 図43におけるF部の拡大図である(第3実施例)。 本発明の技術的解決策3の第3実施例における外ドラムカバーの部分断面図である。
以下、本発明の好適な実施形態について、パルセータ洗濯機を参照し、図面を参照しながら説明する。
ここの実施形態が本発明の技術的原理を説明するためのものに過ぎず、本発明の保護範囲を限定するものではないことを、当業者は理解するであろう。例えば、図面中の各部品間は一定の比例関係で描かれているが、このような比例関係は必ずしも一定ではない。当業者は必要に応じてそれを調整して、具体的な応用状況に適応することができ、調整後の技術的解決策は依然として本発明の保護範囲に含まれる。
なお、本発明の説明において、「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「垂直」、「水平」、「内」、「外」などの方向又は位置関係を示す用語は、単に図面に示された方向又は位置関係に基づくものであり、これは単に説明を容易にするためのものであって、上記装置又は要素が特定の方位を有し、特定の方位で構成し動作しなければならないことを示すものではない。したがって、本発明に対する制限として理解することはできない。また、「第1」、「第2」、「第3」という用語は、目的を説明するためにのみ使用され、相対的な重要性を示すもの又は暗示的なものとして理解することはできない。
なお、本発明の説明においては、特に明確な規定や限定がない限り、用語「取り付け」、「接続」、「連結」は広義に理解されるべきであり、例えば、固定接続であってもよく、取り外し可能な接続であってもよく、一体的な接続であってもよく、機械的接続であってもよく、電気接続であってもよく、直接接続であってもよく、中間媒体によって間接的に接続されてもよく、2つの要素内部の連通であってもよい。当業者であれば、具体的な状況によって上述した用語の本発明における具体的な意味を理解することができる。
技術的解決策1:
図1及び図2に示すように、本発明のパルセータ洗濯機は、主に筐体1と、外ドラム2と、内ドラム3と、パルセータ4と、駆動モータ5と、排水弁6と、排水管7とを備える。ここで、外ドラム2は、筐体1の内部に固定的に設置され、内ドラム3は外ドラム2に回転可能に設置され、パルセータ4は内ドラム3の底部に回転可能に設置される。駆動モータ5は筐体1又は外ドラム2に固定的に取り付けられ、駆動モータ5は回転軸により内ドラム3及びパルセータ4とそれぞれ駆動接続される。駆動モータ5は、内ドラム3とパルセータ4の回転を選択的に駆動することができる。駆動モータ5は、内ドラム3とパルセータ4とを選択的に駆動する技術的解決手段が当業者によく知られている技術手段であるため、ここではこれ以上説明しない。更に、排水弁6の給水口は排水管を介して外ドラム2の内腔に連通し、排水弁6の排水口は排水管7を介して筐体1の外に通じる。外ドラム2内の洗濯水を排出する必要がある場合、排水弁6が開放され、洗濯水は排水管7から外部へ排出される。
好ましくは、排水弁6に連通した外ドラム2上の排水口は、外ドラム2の底部に位置し、外ドラム2内の洗濯水がこの排水口を介して全部排出できるようにする。更に好ましくは、排水弁6が筐体1の内壁に取り付けられるか、当業者であっても必要に応じて外ドラム2の外壁に排水弁6を取り付けてもよい。また、当業者は必要に応じて排水弁6と外ドラム2との間の水管を省き、排水弁6を外ドラム2に直接取り付け、外ドラム2の内腔に連通させることもできる。
図2に示すように、本発明の筐体1の最上部にはハブ11が取り付けられ、ハブ11にはドアカバー12がヒンジ接続される。外ドラム2の最上部には外ドラムカバー21が設置され、外ドラムカバー21は内ドラム3の上縁を遮蔽するために用いられ、衣類は外ドラム2と内ドラム3との間の中間層に入ることを防止する。
図3から図6に示すように、外ドラムカバー21は、主に、カバー体211、環状腔212、及び給水口213を含み、ここでは、環状腔212及び給水口213は、共にカバー体211に設置される。当業者であれば理解できるように、カバー体211は一体的に製造された構造であってもよいし、複数の別体構造で取り付けてもよい。例示的には、カバー体211は、上カバー体と下カバー体とを含み、上カバー体と下カバー体の少なくとも一つに環状溝が設置される。上カバー体と下カバー体とが一体になって取り付けられると、上カバー体と下カバー体とは、環状溝を前記環状腔212に閉鎖する。
図2、図5及び図6に示すように、本発明のパルセータ洗濯機は、循環ポンプ8、循環水管9、環状腔212、給水口213、及び複数のノズル10を含むスプレーシステムを更に備える。
図2に示すように、循環ポンプ8の給水口は、水管を介して外ドラム2の内腔に連通し、循環ポンプ8の排水口は、循環水管9を介して外ドラムカバー21上の給水口213に連通する。好ましくは、外ドラム2上の循環ポンプ8に連通する排水口は外ドラム2の底部に位置する。更に好ましくは、循環ポンプ8が筐体1の内壁に取り付けられるか、当業者であっても必要に応じて外ドラム2の外壁に循環ポンプ8を取り付けてもよい。また、当業者は必要に応じて循環ポンプ8と外ドラム2との間の水管を省き、循環ポンプ8を外ドラム2に直接取り付け、外ドラム2の内腔に連通させることもできる。
図5及び図6に示すように、複数のノズル10は、外ドラムカバー21の周方向に沿って等間隔に、カバー体211に固定的に接続され又は一体的に成形され、各ノズル10はそれぞれ環状腔212に連通する。更に、各ノズル10の噴射口は内ドラム3に向けられる。また、当業者であれば、必要に応じて複数のノズル10を不均等間隔でカバー体211に設置することもできる。
図6及び図7に示すように、本発明の第1の実施例では、各ノズル10はそれぞれ同じであり、各ノズル10の噴射口の延伸方向と水平方向(又は垂直方向)との角度がいずれも異なる。例示的には、図6の左側のノズル10は、そのノズル本体101(図8に示す)の軸線と垂直方向との角度が90°であり、図6の右側のノズル10は、そのノズル本体101(図8に示す)と垂直方向との角度が98°であり、図7の右側のノズル10は、そのノズル本体101(図8に示す)の軸線と垂直方向との角度が76°である。
当業者であれば理解できるように、各ノズル10と水平方向(又は垂直方向)との角度によって、洗濯水がノズル10から噴出された後、内ドラム3の周方向に沿って高さ差が形成され(図6及び図7に示す)、各ノズル10から噴出された洗濯水が内ドラム3の軸線を通過する際に、互いに高さが異なる。このため、スプレーされた洗濯水は、特にパルセータ4の回転に伴って衣類が回転する時に、内ドラム3における洗濯水の液面以上に浮いている衣類を立体的で、全方位にスプレーすることができる。
また、当業者は、必要に応じて、各組に少なくとも2つのノズル10が含まれるように、複数のノズル10を複数組に分けることもできる。各組のノズル10のうちの全てのノズル10と水平方向(又は垂直方向)との角度はいずれも同じである。当業者であれば理解できるように、同じ組内の複数のノズル10は隣接して設置されてもよいし、間隔をあけて設置されてもよく、各組のノズル10の数は同一であっても、異なっていてもよい。
引き続き図5及び図6を参照すると、外ドラムカバー21のカバー体211の内側には環状の遮蔽構造2111が更に設置され、この遮蔽構造2111はノズル10を遮蔽して、ノズル10がユーザーに視認されないようにすることで、カバー21の外観を好適にする。
図には示されていないが、本発明の別の可能な実施例では、当業者が必要に応じて、複数のノズル10を外ドラム2の最上部に直接固定してから、循環水管9を直接又は他の水管を介して各ノズル10に連通させるようにしてもよい。
図2に示すように、循環ポンプ8が動作する際には、外ドラム2内の洗濯水を吸引し、外ドラムカバー21上の環状腔212に循環水管9を介してポンプで送ることができ、更にノズル10が内ドラム3内に洗濯水を噴出し、内ドラム3内の衣類にスプレーをかけることができる。
なお、図には示されていないが、本発明のスプレーシステムの別の可能な実施例においては、当業者は必要に応じて外ドラムカバー21上の給水口213を、水管を介してパルセータ洗濯機の給水弁に連通させるようにしてもよい。給水弁の給水口が蛇口に接続されている場合、水道水は給水弁、水管及び給水口213の経路に沿って環状腔212に供給され、ノズル10が水道水を内ドラム3内の衣類に噴射し、衣類を濡らすことができる。
更に、当業者は、必要に応じて、本発明のスプレーシステムが、上記の循環ポンプ8、循環水管9、給水弁及び給水弁と給水口213とを連通させる水管を同時に有し、且つ、給水弁と給水口213とに一つの遮断弁を直列に接続させるようにしてもよい。この場合、循環ポンプ8と給水弁は、それぞれ又は共同で給水装置として使用することができる。水道水で洗濯物をスプレーする必要がある場合、給水弁と遮断弁が開放される。外ドラム2内の洗濯水で衣類をスプレーする必要がある場合、循環ポンプ8が動作する。
本発明のノズル10について、図8から図13を参照しながら詳細に説明する。
図8から図11に示すように、ノズル10はノズル本体101及び遮水構造102を含む。ここで、ノズル本体101と遮水構造102は、例えば、はんだづけ、溶接、接着などの任意の可能な接続方式を用いて固定されてもよい。或いは、当業者であれば、必要に応じてノズル本体101と遮水構造102とを一体にして作製してもよい。
図9及び図11に示すように、ノズル本体101内には噴射通路1011が設置される。ノズル10が外ドラムカバー21に取り付けられると、図10の噴射通路1011の下端は環状腔212に連通する。環状腔212における洗濯水は、噴射通路1011を流れた後、図10の噴射通路1011の上端から遮水構造102に噴出し、遮水構造102は、洗濯水を分散させ、内ドラム3に跳ね返す。当業者であれば、ノズル本体101は、例えば、円形柱構造、角パイプ柱構造、円錐管柱構造等の任意の可能な形状であってもよい。
図8から図11に示すように、遮水構造102は、ノズル本体101の軸方向に沿って噴射通路1011を遮蔽する。遮水構造102のノズル本体101に面する側に凹部1021が設置される。好ましくは、該凹部1021は、円弧面を有する凹部であり、すなわち凹部1021の内面が円弧面である。更に好ましくは、遮水構造102は全体的にスプーン状構造である。また、当業者は必要に応じて、遮水構造102を他の任意の可能な構造、例えば、凹面を有する板状構造又は凹面を有するブロック構造に設定してもよい。
図10に示すように、噴射通路1011から洗濯水が噴出した後、凹部1021内に束状に噴出する。凹部1021内に落下した洗濯水は、落下点から凹部1021の弧面に沿って広がり、最後に凹部1021の縁から扇形をなす滝状の水流(図12及び図13に示す)が流れて内ドラム3内に入る。
当業者であれば理解できるように、凹部1021における弧形の凹面の角度を変化させることで、洗濯水が噴出する形状を調整できる。図12に示すように凹部1021の凹面は均一な球面であり、図13に示すように凹部1021の凹面は左右対称で不均一な円弧面であり、この凹面はより洗濯水が集中し、できるだけ遠くまで噴出するように対称軸に締められる。
当業者が更に理解できるように、噴射通路1011から噴出した洗濯水を分散させることができるという前提の下で、凹部1021は円弧であることに加えて、任意の可能な形状、例えばU字状の凹部又はフレア凹部であってもよい。
図14に示すように、本発明の第2実施例では、各ノズル10のノズル本体101はいずれも水平方向に平行であり、各ノズル10の噴射口の延伸方向と水平方向(又は垂直方向)との角度はいずれも異なる。例示的には、図6の左側のノズル10は、その噴射口の延伸方向(すなわち、洗濯水が噴出する方向)と垂直方向との角度が34°であり、図6の右側のノズル10は、その噴射口の延伸方向(すなわち、洗濯水が噴出する方向)と垂直方向との角度が57°である。
第2実施例では、各ノズル10のノズル本体101がいずれも水平に設置されていることを前提として、各ノズル10の噴射口の延伸方向と水平方向(又は垂直方向)との角度がいずれも異なるように、各ノズル10の遮水構造102と水平方向(又は垂直方向)との角度がいずれも異なる。例示的には、図15aに示すノズル10の遮水構造102と図15aの水平方向との角度はaであり、図15bに示すノズル10の遮水構造102と図15bの水平方向との角度はbである。ここでは、a<bである。
また、当業者は、必要に応じて、各組に少なくとも2つのノズル10が含まれるように、複数のノズル10を複数組に分けることもできる。同じ組内の各ノズル10の構造はいずれも同じである。当業者であれば理解できるように、同じ組内の複数のノズル10は隣接して設置されてもよいし、間隔をあけて設置されてもよく、各組のノズル10の数は同一であっても、異なっていてもよい。
以上のように、本発明の好適な技術的解決策では、遮水構造102のノズル本体101に面する側に凹部1021を設けることにより、噴射通路1011から噴出された束状の洗濯水を凹部1021に均一に分散させて内ドラム3内に流し、内ドラム3中の衣類に均一にスプレーすることができる。このため、本発明のノズル10は、パルセータ洗濯機の内ドラム3内の衣類に対するスプレー効果を向上させ、更にパルセータ洗濯機の衣類に対する洗浄効果を最適化することができる。
技術的解決策2
図16及び図17に示すように、本発明のパルセータ洗濯機は、主に筐体1と、外ドラム2と、内ドラム3と、パルセータ4と、駆動モータ5と、排水弁6と、排水管7とを備える。ここで、外ドラム2は、筐体1の内部に固定的に設置され、内ドラム3は外ドラム2に回転可能に設置され、パルセータ4は内ドラム3の底部に回転可能に設置される。駆動モータ5は筐体1又は外ドラム2に固定的に取り付けられ、駆動モータ5は回転軸により内ドラム3及びパルセータ4とそれぞれ駆動接続される。駆動モータ5は、内ドラム3とパルセータ4の回転を選択的に駆動することができる。駆動モータ5は、内ドラム3とパルセータ4とを選択的に駆動する技術的解決手段が当業者によく知られている技術手段であるため、ここではこれ以上説明しない。更に、排水弁6の給水口は排水管を介して外ドラム2の内腔に連通し、排水弁6の排水口は排水管7を介して筐体1の外に通じる。外ドラム2内の洗濯水を排出する必要がある場合、排水弁6が開放され、洗濯水は排水管7から外部へ排出される。
好ましくは、排水弁6に連通した外ドラム2上の排水口は、外ドラム2の底部に位置し、外ドラム2内の洗濯水がこの排水口を介して全部排出できるようにする。更に好ましくは、排水弁6が筐体1の内壁に取り付けられるか、当業者であっても必要に応じて外ドラム2の外壁に排水弁6を取り付けてもよい。また、当業者は必要に応じて排水弁6と外ドラム2との間の水管を省き、排水弁6を外ドラム2に直接取り付け、外ドラム2の内腔に連通させることもできる。
図17に示すように、本発明の筐体1の最上部にはハブ11が取り付けられ、ハブ11にはドアカバー12がヒンジ接続される。外ドラム2の最上部には外ドラムカバー21が設置され、外ドラムカバー21は内ドラム3の上縁を遮蔽するために用いられ、衣類は外ドラム2と内ドラム3との間の中間層に入ることを防止する。
図18から図21に示すように、外ドラムカバー21は、主に、カバー体211、環状腔212、及び給水口213を含み、ここでは、環状腔212及び給水口213は、共にカバー体211に設置される。当業者であれば理解できるように、カバー体211は一体的に製造された構造であってもよいし、複数の別体構造で取り付けてもよい。例示的には、カバー体211は、上カバー体と下カバー体とを含み、上カバー体と下カバー体の少なくとも一つに環状溝が設置される。上カバー体と下カバー体とが一体になって取り付けられると、上カバー体と下カバー体とは、環状溝を前記環状腔212に閉鎖する。
図17、図20及び図21に示すように、本発明のパルセータ洗濯機は、循環ポンプ8、循環水管9、環状腔212、給水口213、及び複数のノズル10を含むスプレーシステムを更に備える。
図17に示すように、循環ポンプ8の給水口は、水管を介して外ドラム2の内腔に連通し、循環ポンプ8の排水口は、循環水管9を介して外ドラムカバー21上の給水口213に連通する。好ましくは、外ドラム2上の循環ポンプ8に連通する排水口は外ドラム2の底部に位置する。更に好ましくは、循環ポンプ8が筐体1の内壁に取り付けられるか、当業者であっても必要に応じて外ドラム2の外壁に循環ポンプ8を取り付けてもよい。また、当業者は必要に応じて循環ポンプ8と外ドラム2との間の水管を省き、循環ポンプ8を外ドラム2に直接取り付け、外ドラム2の内腔に連通させることもできる。
図20及び図21に示すように、複数のノズル10は、外ドラムカバー21の周方向に沿って等間隔に、カバー体211に固定的に接続され又は一体的に成形され、各ノズル10はそれぞれ環状腔212に連通する。更に、各ノズル10の噴射口は内ドラム3に向けられる。また、当業者であれば、必要に応じて複数のノズル10を不均等間隔でカバー体211に設置することもできる。
図21及び図22に示すように、本発明の第1の実施例では、各ノズル10はそれぞれ同じであり、各ノズル10の噴射口の延伸方向と水平方向(又は垂直方向)との角度がいずれも異なる。例示的には、図21の左側のノズル10は、そのノズル本体101(図23に示す)の軸線と垂直方向との角度が90°であり、図21の右側のノズル10は、そのノズル本体101(図23に示す)と垂直方向との角度が98°であり、図22の右側のノズル10は、そのノズル本体101(図23に示す)の軸線と垂直方向との角度が76°である。
当業者であれば理解できるように、各ノズル10と水平方向(又は垂直方向)との角度によって、洗濯水がノズル10から噴出された後、内ドラム3の周方向に沿って高さ差が形成され(図21及び図22に示す)、各ノズル10から噴出された洗濯水が内ドラム3の軸線を通過する際に、互いに高さが異なる。このため、スプレーされた洗濯水は、特に、パルセータ4の回転に伴って衣類が回転する時に、内ドラム3における洗濯水の液面以上に浮いている衣類を立体的で、全方位にスプレーすることができる。
また、当業者は、必要に応じて、各組に少なくとも2つのノズル10が含まれるように、複数のノズル10を複数組に分けることもできる。各組のノズル10のうちの全てのノズル10と水平方向(又は垂直方向)との角度はいずれも同じである。当業者であれば理解できるように、同じ組内の複数のノズル10は隣接して設置されてもよいし、間隔をあけて設置されてもよく、各組のノズル10の数は同一であっても、異なっていてもよい。
引き続き図20及び図21を参照すると、外ドラムカバー21のカバー体211の内側には環状の遮蔽構造2111が更に設置され、この遮蔽構造2111はノズル10を遮蔽し、ノズル10がユーザーに視認されないようにすることで、カバー21の外観を好適にする。
図には示されていないが、本発明の別の可能な実施例では、当業者が必要に応じて、複数のノズル10を外ドラム2の最上部に直接固定してから、循環水管9を直接又は他の水管を介して各ノズル10に連通させるようにしてもよい。
図17に示すように、循環ポンプ8が動作する際には、外ドラム2内の洗濯水を吸引し、外ドラムカバー21上の環状腔212に循環水管9を介してポンプで送ることができ、更にノズル10が内ドラム3内に洗濯水を噴出し、内ドラム3内の衣類にスプレーをかけることができる。
なお、図には示されていないが、本発明のスプレーシステムの別の可能な実施例においては、当業者は必要に応じて外ドラムカバー21上の給水口213を、水管を介してパルセータ洗濯機の給水弁に連通させるようにしてもよい。給水弁の給水口が蛇口に接続されている場合、水道水は給水弁、水管及び給水口213の経路に沿って環状腔212に供給され、ノズル10が水道水を内ドラム3内の衣類に噴射し、衣類を濡らすことができる。
更に、当業者は、必要に応じて、本発明のスプレーシステムが、上記の循環ポンプ8、循環水管9、給水弁及び給水弁と給水口213とを連通させる水管を同時に有し、且つ、給水弁と給水口213とに一つの遮断弁を直列に接続させるようにしてもよい。この場合、循環ポンプ8と給水弁は、それぞれ又は共同で給水装置として使用することができる。水道水で洗濯物をスプレーする必要がある場合、給水弁と遮断弁が開放される。外ドラム2内の洗濯水で衣類をスプレーする必要がある場合、循環ポンプ8が動作する。
本発明のノズル10について、図23から図28を参照しながら詳細に説明する。
図23から図26に示すように、ノズル10はノズル本体101及び遮水構造102を含む。ここで、ノズル本体101と遮水構造102は、例えば、はんだづけ、溶接、接着などの任意の可能な接続方式を用いて固定されてもよい。或いは、当業者であれば、必要に応じてノズル本体101と遮水構造102とを一体にして作製してもよい。
図24及び図26に示すように、ノズル本体101内には噴射通路1011が設置される。ノズル10が外ドラムカバー21に取り付けられると、図25の噴射通路1011の下端は環状腔212に連通する。環状腔212における洗濯水は、噴射通路1011を流れた後、図25の噴射通路1011の上端から遮水構造102に噴出し、遮水構造102は、洗濯水を分散させ、内ドラム3に跳ね返す。当業者であれば、ノズル本体101は、例えば、円形柱構造、角パイプ柱構造、円錐管柱構造等の任意の可能な形状であってもよい。
図23から図26に示すように、遮水構造102は、ノズル本体101の軸方向に沿って噴射通路1011を遮蔽する。遮水構造102のノズル本体101に面する側に凹部1021が設置される。好ましくは、この凹部1021は、円弧面を有する凹部であり、すなわち凹部1021の内面が円弧面である。更に好ましくは、遮水構造102は全体的にスプーン状構造である。また、当業者は必要に応じて、遮水構造102を他の任意の可能な構造、例えば、凹面を有する板状構造又は凹面を有するブロック構造に設定してもよい。
図25に示すように、洗濯水は噴射通路1011から噴出した後、凹部1021内に束状に噴出する。凹部1021内に落下した洗濯水は、落下点から凹部1021の弧面に沿って広がり、最後に凹部1021の縁から扇形をなす滝状の水流(図27及び図28に示す)が流れて内ドラム3内に入る。
当業者であれば理解できるように、凹部1021における弧形の凹面の角度を変化させることで、洗濯水が噴出する形状を調整できる。図27に示すように凹部1021の凹面は均一な球面であり、図28に示すように凹部1021の凹面は左右対称で不均一な円弧面であり、この凹面はより洗濯水が集中し、できるだけ遠くまで噴出するように対称軸に締められる。
当業者が更に理解できるように、噴射通路1011から噴出した洗濯水を分散させることができるという前提の下で、凹部1021は円弧であることに加えて、任意の可能な形状、例えばU字状の凹部又はフレア凹部であってもよい。
図29に示すように、本発明の第2実施例では、各ノズル10のノズル本体101はいずれも水平方向に平行であり、各ノズル10の噴射口の延伸方向と水平方向(又は垂直方向)との角度はいずれも異なる。例示的には、図21の左側のノズル10は、その噴射口の延伸方向(すなわち、洗濯水が噴出する方向)と垂直方向との角度が34°であり、図21の右側のノズル10は、その噴射口の延伸方向(すなわち、洗濯水が噴出する方向)と垂直方向との角度が57°である。
第2実施例では、各ノズル10のノズル本体101がいずれも水平に設置されていることを前提として、各ノズル10の噴射口の延伸方向と水平方向(又は垂直方向)との角度がいずれも異なるように、各ノズル10の遮水構造102と水平方向(又は垂直方向)との角度がいずれも異なる。例示的には、図30aに示すノズル10の遮水構造102と図30aの水平方向との角度はaであり、図30bに示すノズル10の遮水構造102と図30bの水平方向との角度はbである。ここでは、a<bである。
また、当業者は、必要に応じて、各組に少なくとも2つのノズル10が含まれるように、複数のノズル10を複数組に分けることもできる。同じ組内の各ノズル10の構造はいずれも同じである。当業者であれば理解できるように、同じ組内の複数のノズル10は隣接して設置されてもよいし、間隔をあけて設置されてもよく、各組のノズル10の数は同一であっても、異なっていてもよい。
以上のように、本発明の好適な技術的解決策では、遮水構造102のノズル本体101に面する側に凹部1021を設けることにより、噴射通路1011から噴出された束状の洗濯水を凹部1021に均一に分散させて内ドラム3内に流し、内ドラム3中の衣類に均一にスプレーすることができる。このため、本発明のノズル10は、パルセータ洗濯機の内ドラム3内の衣類に対するスプレー効果を向上させ、更にパルセータ洗濯機の衣類に対する洗浄効果を最適化することができる。
技術的解決策3
図31及び図32に示すように、本発明のパルセータ洗濯機は、主に筐体1と、外ドラム2と、内ドラム3と、パルセータ4と、駆動モータ5と、排水弁6と、排水管7とを備える。ここで、外ドラム2は、筐体1の内部に固定的に設置され、内ドラム3は外ドラム2に回転可能に設置され、パルセータ4は内ドラム3の底部に回転可能に設置される。駆動モータ5は筐体1又は外ドラム2に固定的に取り付けられ、駆動モータ5は回転軸により内ドラム3及びパルセータ4とそれぞれ駆動接続される。駆動モータ5は、内ドラム3とパルセータ4の回転を選択的に駆動することができる。駆動モータ5は、内ドラム3とパルセータ4とを選択的に駆動する技術的解決手段が当業者によく知られている技術手段であるため、ここではこれ以上説明しない。更に、排水弁6の給水口は排水管を介して外ドラム2の内腔に連通し、排水弁6の排水口は排水管7を介して筐体1の外に通じる。外ドラム2内の洗濯水を排出する必要がある場合、排水弁6が開放され、洗濯水は排水管7から外部へ排出される。
好ましくは、排水弁6に連通した外ドラム2上の排水口は、外ドラム2の底部に位置し、外ドラム2内の洗濯水がこの排水口を介して全部排出できるようにする。更に好ましくは、排水弁6が筐体1の内壁に取り付けられるか、当業者であっても必要に応じて外ドラム2の外壁に排水弁6を取り付けてもよい。また、当業者は必要に応じて排水弁6と外ドラム2との間の水管を省き、排水弁6を外ドラム2に直接取り付け、外ドラム2の内腔に連通させることもできる。
図32に示すように、本発明の筐体1の最上部にはハブ11が取り付けられ、ハブ11にはドアカバー12がヒンジ接続される。外ドラム2の最上部には外ドラムカバー21が設置され、外ドラムカバー21は内ドラム3の上縁を遮蔽するために用いられ、衣類は外ドラム2と内ドラム3との間の中間層に入ることを防止する。
図33から図35及び図37に示すように、外ドラムカバー21は、主に、カバー体211、環状腔212、及び給水口213を含み、ここでは、環状腔212及び給水口213は、共にカバー体211に設置される。当業者であれば理解できるように、カバー体211は一体的に製造された構造であってもよいし、複数の別体構造で取り付けてもよい。例示的には、カバー体211は、上カバー体と下カバー体とを含み、上カバー体と下カバー体の少なくとも一つに環状溝が設置される。上カバー体と下カバー体とが一体になって取り付けられると、上カバー体と下カバー体とは、環状溝を前記環状腔212に閉鎖する。
図32、図34及び図37に示すように、本発明のパルセータ洗濯機は、循環ポンプ8、循環水管9、環状腔212、給水口213、複数のノズル10aと複数の遮水構造10bを含むスプレーシステムを更に備える。
図32に示すように、循環ポンプ8の給水口は、水管を介して外ドラム2の内腔に連通し、循環ポンプ8の排水口は、循環水管9を介して外ドラムカバー21上の給水口213に連通する。好ましくは、外ドラム2上の循環ポンプ8に連通する排水口は外ドラム2の底部に位置する。更に好ましくは、循環ポンプ8が筐体1の内壁に取り付けられるか、当業者であっても必要に応じて外ドラム2の外壁に循環ポンプ8を取り付けてもよい。また、当業者は必要に応じて循環ポンプ8と外ドラム2との間の水管を省き、循環ポンプ8を外ドラム2に直接取り付け、外ドラム2の内腔に連通させることもできる。
図36から図38に示すように、本発明の第1実施例では、各ノズル10aがそれぞれ一つの遮水構造10bに対応しており、かつ各ノズル10aは対応する遮水構造10bとが固定的に接続され又は一体的に作製される。当業者であれば、該固定接続方式は、はんだ付け、溶接、接着など、任意可能な方法であってもよいことを理解することができる。更に、ノズル10aと遮水構造10bとの間には噴射口(図示せず)が形成され、各噴射口はいずれも内ドラム3に向けられる。
図38に示すように、ノズル10aの右端面は遮水構造10bの左端面と平行に設けられ、それにより、噴射口から噴出した洗濯水が扇形の滝状に形成される。あるいは、当業者であれば、必要に応じて、ノズル10aと遮水構造10bが互いに隣接する2つの端面を平行にしなくてもよい。
なお、図中には図示していないが、当業者であれば、必要に応じて、複数の遮水構造10bの一部又はそれぞれのノズル10aに面す側(図38の遮水構造10bの左側)はいずれもカバー体211(又は外ドラム2)の周方向に傾斜して設置され、例示的には、図36の遮水構造10bのノズル10aに面する側(図36の遮水構造10bの下側)は図36の左右方向に傾斜して設置されてもよく、すなわち、図36の遮水構造10bは左側が右側より低く、また、図36の遮水構造10bのノズル10aに面する側は図36の上下方向に傾斜して設けられる。それにより、遮水構造10bは、ノズル10aから噴出した洗濯水を分散させて内ドラム3内に跳ね返すことができるだけでなく、洗濯水を内ドラム3の周方向に沿って傾斜して(図39に示す)、内ドラム3内に吹き出すこともでき、洗濯水を内ドラム3の周方向に高さ差(図32に示す)を形成させ、更に、複数のノズル10aから噴出した洗濯水を洗浄液表面を浮上した衣類を立体的、全方位にスプレーすることができ、それにより、洗濯水は衣類を十分に浸潤させ、特にパルセータ4の回転に伴って衣服を回転させる場合はそうである。
図33及び図34に示すように、複数のノズル10aは、外ドラムカバー21の周方向に沿ってカバー体211に、等間隔、固定的に接続され又は一体的に成形され、各ノズル10aはそれぞれ環状腔212に連通する。更に、各ノズル10aの噴射口は内ドラム3に向けられる。また、当業者であれば、必要に応じて複数のノズル10aを不均等間隔でカバー体211に設置することもできる。
引き続き図36から図38を参照すると、外ドラムカバー21のカバー体211の内側には環状の遮蔽構造2111が更に設置され、この遮蔽構造2111はノズル10と遮水構造10bを遮蔽し、ノズル10と遮水構造10bがユーザーに視認されないようにすることで、カバー21の外観を好適にする。
図には示されていないが、本発明の別の可能な実施例では、当業者が必要に応じて、複数のノズル10と複数の遮水構造10bを外ドラム2の最上部に直接固定してから、循環水管9を直接又は他の水管を介して各ノズル10aに連通させるようにしてもよい。
なお、図には示されていないが、本発明のスプレーシステムの別の可能な実施例においては、当業者は必要に応じて外ドラムカバー21上の給水口213を、水管を介してパルセータ洗濯機の給水弁に連通させるようにしてもよい。給水弁の給水口が蛇口に接続されている場合、水道水は給水弁、水管及び給水口213の経路に沿って環状腔212に供給され、ノズル10aが水道水を内ドラム3内の衣類に噴射し、衣類を濡らすことができる。
更に、当業者は、必要に応じて、本発明のスプレーシステムが、上記の循環ポンプ8、循環水管9、給水弁及び給水弁と給水口213とを連通させる水管を同時に有し、且つ、給水弁と給水口213とに一つの遮断弁を直列に接続させるようにしてもよい。この場合、循環ポンプ8と給水弁は、それぞれ又は共同で給水装置として使用することができる。水道水で洗濯物をスプレーする必要がある場合、給水弁と遮断弁が開放される。外ドラム2内の洗濯水で衣類をスプレーする必要がある場合、循環ポンプ8が動作する。
図40から図42に示すように、本発明の第2実施例では、第1実施例と異なって、遮水構造10bのノズル10aに面する側に凹部10b1が設けられる。好ましくは、この凹部10b1は、円弧面を有する凹部であり、すなわち凹部10b1の内面が円弧面である。更に好ましくは、遮水構造10bは全体的にスプーン状構造である。また、当業者は必要に応じて、遮水構造10bを他の任意の可能な構造、例えば、凹面を有する板状構造又は凹面を有するブロック構造に設定してもよい。
図10に示すように、洗濯水はノズル10aから噴出した後、凹部10b1内に束状に噴出する。凹部10b1内に落下した洗濯水は、落下点から凹部10b1の弧面に沿って広がり、最後に凹部10b1の縁から扇形をなす滝状の水流(図32及び図39に示す)が流れて内ドラム3内に入る。
更に、当業者であれば、必要に応じて、図42におけるノズル10aの上端の環状面を、図42の遮水構造10bの下端(凹部10b1を形成する端)の環状面と平行に設けて、噴射口から噴出した洗濯水が扇形の滝状に形成されるようにしてもよい。
更に、当業者であれば、必要に応じて、第2の実施例における遮水構造10bも、第1実施例における遮水構造10bと同様に、外ドラム2の周方向に傾斜して設けてもよい。すなわち、図42における遮水構造10bの左縁から図42におけるノズル10aの下端面までの距離は図42の遮水構造10bの右縁から図12におけるノズル10aの下端面までの距離より大きいか小さい。
図43から図45に示すように、本発明の第3実施例では、第1実施例及び第2実施例とは異なり、ノズル10aと遮水構造10bは別体設置され、すなわち、ノズル10aと遮水構造10bが構造的に直接接続されず、互いに分離している。ノズル10aと遮水構造10bを対応的にひとまとめにして設置されるように、ノズル10aと遮水構造10bとがそれぞれカバー体211に固定され又は一体化される。
図44及び図45に示すように、本発明の第3実施例では、第1実施例と異なって、遮水構造10bのノズル10aに面す側(図44の遮水構造10bの下側)はいずれもカバー体211の周方向に傾斜して設置され、例示的には、図45の遮水構造10bのノズル10aに面する側(図44の遮水構造10bの下側)は図44の左右方向に傾斜して設置され(図44に示される角度d)、また、図44と図45の遮水構造10bのノズル10aに面する側は図44と図45の上下方向に傾斜して設けられる。それにより、遮水構造10bは、ノズル10aから噴出した洗濯水を分散させて内ドラム3内に跳ね返すことができるだけでなく、洗濯水を内ドラム3の周方向に沿って傾斜して(図39に示す)、内ドラム3内に吹き出すこともでき、洗濯水を内ドラム3の周方向に高さ差(図32に示す)を形成させ、更に、複数のノズル10aから噴出した洗濯水を洗浄液表面を浮上した衣類を立体的、全方位にスプレーすることができ、それにより、洗濯水は衣類を十分に浸潤させ、特にパルセータ4の回転に伴って衣服を回転させる場合はそうである。
上記第1実施例、第2実施例、又は第3実施例にかかわらず、ノズル10aは、例えば、円管、円錐管、楕円管、多角管等、任意の可能な構造であってもよい。
当業者であれば理解できるように、本発明のノズル10aと10bの組み合わせ態様は、上述した第1実施例、第2実施例及び第3実施例に限定されるものではなく、この3つの例のうちの2つ又は3つの組み合わせ、又は他の任意の可能な組み合わせであってもよい。
以上の記載によって、当業者であれば分かるように、本発明は、遮水構造10bのノズル10aに面する側を外ドラム2の周方向に傾斜させて設置することにより、遮水構造10bに当たって跳ね返す洗濯水は内ドラム3の半径方向に傾斜して内ドラム3内に吹込むことができるだけでなく、内ドラム3の周方向に傾斜して内ドラム内に吹込むことができるようになり、洗濯水が内ドラム3の周方向に高さ差を形成し、更に複数のノズル10aから噴出した洗濯水は、洗濯水の液面を浮上した衣類を立体的、全方位にスプレーすることができ、それにより、洗濯水は衣類を十分に浸潤させ、パルセータ洗濯機のスプレー効果を高め、パルセータ洗濯機の洗濯効果を最適化する。
以上、図面に示す好適な実施形態に関連して本発明の技術的解決策を説明したが、当業者であれば、本発明の保護範囲がこれらの具体的な実施形態に限定されないことは明らかである。本発明の原理から逸脱することなく、当業者は、関連する技術的特徴を同等に変更又は置換することができ、これらの変更又は置換後の技術的解決策は、本発明の保護範囲内に含まれるものである。
技術的解決策1の符号の説明
1、筐体;11、ハブ;12、ドアカバー;2、外ドラム;21、外ドラムカバー;211、カバー体;2111、遮蔽構造;212、環状腔;213、給水口;3、内ドラム;4、パルセータ;5、駆動モータ;6、排水弁;7、排水管;8、循環ポンプ;9、循環水管;10、ノズル;101、ノズル本体;1011、噴水通路;102、遮水構造;1021、凹部
技術的解決策2の符号の説明
1、筐体;11、ハブ;12、ドアカバー;2、外ドラム;21、外ドラムカバー;211、カバー体;2111、遮蔽構造;212、環状腔;213、給水口;3、内ドラム;4、パルセータ;5、駆動モータ;6、排水弁;7、排水管;8、循環ポンプ;9、循環水管;10、ノズル;101、ノズル本体;1011、噴水通路;102、遮水構造;1021、凹部
技術的解決策3の符号の説明
1、筐体;11、ハブ;12、ドアカバー;2、外ドラム;21、外ドラムカバー;211、カバー体;2111、遮蔽構造;212、環状腔;213、給水口;3、内ドラム;4、パルセータ;5、駆動モータ;6、排水弁;7、排水管;8、循環ポンプ;9、循環水管;10a、ノズル;10b、遮水構造;10b1、凹部

Claims (30)

  1. 筐体、前記筐体内に固定的に設置される外ドラム、及び前記外ドラムに回転可能に設置される内ドラムを含むパルセータ洗濯機のスプレーシステムであって、
    前記スプレーシステムは、給水装置と複数組のノズルとを含み、
    各組の前記ノズルはいずれも噴射口の延長方向が互いに同じである一つ又は複数のノズルを含み、
    各前記ノズルは前記外ドラムの最上部に設けられ、かつ各前記ノズルの給水口はいずれも前記給水装置に連通し、各前記ノズルの噴射口はいずれも前記内ドラムに向けられ、
    洗濯水が前記複数組のノズルにより噴出された後に前記内ドラムの周方向に高さ差を形成できるように、各組の前記ノズルの噴射口の延長方向と水平方向との角度はいずれも同じではないことを特徴とするスプレーシステム。
  2. 前記ノズルは、ノズル本体と、前記ノズル本体に固定的に接続され又は一体的に作製される遮水構造とを含み、前記噴射口は、前記ノズル本体と前記遮水構造との間に形成され、各組の前記ノズルの前記遮水構造と水平方向との角度は異なることを特徴とする請求項1に記載のスプレーシステム。
  3. 前記遮水構造の前記ノズル本体に面する側に円弧状の凹部が設けられ、前記凹部は、前記ノズル本体から噴出した洗濯水を分散させて前記内ドラムに跳ね返すために用いられることを特徴とする請求項2に記載のスプレーシステム。
  4. 前記パルセータ洗濯機は、前記外ドラムの最上部に設けられた外ドラムカバーを更に含み、各前記ノズルはいずれも前記外ドラムカバーに固定的に接続され又は一体的に作製されることを特徴とする請求項3に記載のスプレーシステム。
  5. 全ての前記ノズルは前記外ドラムの周方向に等間隔で設けられることを特徴とする請求項4に記載のスプレーシステム。
  6. 前記スプレーシステムは、前記外ドラムに設けられる環状腔を更に含み、前記環状腔は前記給水装置と各前記ノズルにそれぞれ連通することを特徴とする請求項5に記載のスプレーシステム。
  7. 前記給水装置は循環ポンプであり、前記循環ポンプの給水口は前記外ドラムの内腔に連通し、前記循環ポンプの排水口は前記環状腔に連通するか、
    又は、前記給水装置は給水弁であり、前記給水弁の給水口は外部に通じ、前記給水弁の排水口は、前記環状腔に連通することを特徴とする請求項6に記載のスプレーシステム。
  8. パルセータ洗濯機の外ドラムカバーであって、前記外ドラムカバーはカバー体と、前記カバー体に固定的に接続され又は一体的に作製される複数組のノズルとを含み、
    各組の前記ノズルは、噴射口の延長方向が互いに同じである一つ又は複数のノズルを含み、各前記ノズルの噴射口はいずれも前記パルセータ洗濯機の内ドラムに向けられ、
    洗濯水が前記複数組のノズルにより噴出された後に前記内ドラムの周方向に高さ差を形成できるように、各組の前記ノズルの噴射口の延長方向と水平方向との角度はいずれも同じではないことを特徴とする外ドラムカバー。
  9. 全ての前記ノズルは前記外ドラムカバーの周方向に等間隔で設けられること、前記カバー体に各前記ノズルにいずれも連通する環状腔が設けられることのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項8に記載の外ドラムカバー。
  10. パルセータ洗濯機であって、請求項1〜7のいずれか一項に記載のスプレーシステムを含むことを特徴とするパルセータ洗濯機。
  11. 筐体、前記筐体内に固定的に設置される外ドラム、及び前記外ドラムに回転可能に設置される内ドラムを含むパルセータ洗濯機のスプレーシステムであって、
    前記スプレーシステムは、給水装置と複数のノズルとを含み、
    各前記ノズルは前記外ドラムの最上部に設けられ、かつ各前記ノズルの給水口はいずれも前記給水装置に連通し、各前記ノズルの噴射口はいずれも前記内ドラムに向けられ、
    洗濯水が前記複数のノズルにより噴出された後に前記内ドラムの周方向に高さ差を形成できるように、各前記ノズルの軸線と水平方向との角度はいずれも同じではないことを特徴とするスプレーシステム。
  12. 前記ノズルは、ノズル本体と、前記ノズル本体に固定的に接続され又は一体的に作製される遮水構造とを含み、前記噴射口は、前記ノズル本体と前記遮水構造との間に形成され、各前記ノズルの軸線と水平方向との角度はいずれも異なることを特徴とする請求項11に記載のスプレーシステム。
  13. 前記遮水構造の前記ノズル本体に面する側に円弧状の凹部が設けられ、前記凹部は、前記ノズル本体から噴出した洗濯水を分散させて内ドラムに跳ね返すために用いられることを特徴とする請求項12に記載のスプレーシステム。
  14. 前記パルセータ洗濯機は、前記外ドラムの最上部に設けられた外ドラムカバーを更に含み、各前記ノズルはいずれも前記外ドラムカバーに固定的に接続され又は一体的に作製されることを特徴とする請求項13に記載のスプレーシステム。
  15. 全ての前記ノズルは前記外ドラムの周方向に等間隔で設けられることを特徴とする請求項14に記載のスプレーシステム。
  16. 前記スプレーシステムは、前記外ドラムに設けられる環状腔を更に含み、前記環状腔は前記給水装置と各前記ノズルにそれぞれ連通することを特徴とする請求項15に記載のスプレーシステム。
  17. 前記給水装置は循環ポンプであり、前記循環ポンプの給水口は前記外ドラムの内腔に連通し、前記循環ポンプの排水口は前記環状腔に連通するか、
    又は、前記給水装置は給水弁であり、前記給水弁の給水口は外部に通じ、前記給水弁の排水口は、前記環状腔に連通することを特徴とする請求項16に記載のスプレーシステム。
  18. パルセータ洗濯機の外ドラムカバーであって、前記外ドラムカバーはカバー体と、前記カバー体に固定的に接続され又は一体的に作製される複数のノズルとを含み、
    各前記ノズルの噴射口はいずれも前記パルセータ洗濯機の内ドラムに向けられ、洗濯水が前記複数のノズルにより噴出された後に前記内ドラムの軸線まわりの方向に高さ差を形成できるように、各前記ノズルの軸線と水平方向との角度は同じではないことを特徴とする外ドラムカバー。
  19. 全ての前記ノズルは前記外ドラムカバーの周方向に等間隔で設けられること、前記カバー体に各前記ノズルにいずれも連通する環状腔が設けられること、前記カバー体には前記ノズルを遮蔽するための遮蔽構造が設けられることのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項18に記載の外ドラムカバー。
  20. パルセータ洗濯機であって、請求項11〜17のいずれか一項に記載のスプレーシステムを含むことを特徴とするパルセータ洗濯機。
  21. 筐体、前記筐体内に固定的に設置される外ドラム、及び前記外ドラムに回転可能に設置される内ドラムを含むパルセータ洗濯機のスプレーシステムであって、
    前記スプレーシステムは、給水装置と、複数のノズルと、複数の遮水構造とを含み、
    前記複数のノズルと前記複数の遮水構造はいずれも前記外ドラムの最上部に設けられ、かつ各前記ノズルの一端はそれぞれ前記給水装置に連通し、各前記ノズルの他端はそれぞれ一つの前記遮水構造に向けられ、
    前記遮水構造の前記ノズルに面する側は前記外ドラムの周方向に傾斜して設けられ、
    動作時に、前記給水装置は、洗濯水を複数のノズルに供給し、前記ノズルは、洗濯水を前記遮水構造へ噴出し、前記遮水構造は、洗濯水を分散させて前記内ドラムに跳ね返すことを特徴とするスプレーシステム。
  22. 前記遮水構造の前記ノズルに面する側に凹部が設けられ、前記遮水構造は、前記凹部によって洗濯水を分散させて前記内ドラムに跳ね返すことを特徴とする請求項21に記載のスプレーシステム。
  23. 前記凹部は、円弧表面を有する凹部であることと、
    前記遮水構造の一端に近い前記ノズルの端面は前記遮水構造の前記側と平行に設けられることとのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項22に記載のスプレーシステム。
  24. 前記パルセータ洗濯機は、前記外ドラムの最上部に設けられた外ドラムカバーを更に含み、前記複数のノズルと前記複数の遮水構造はそれぞれ前記外ドラムカバーに固定的に接続され又は一体的に作製されることを特徴とする請求項23に記載のスプレーシステム。
  25. 前記外ドラムに環状腔が設けられ、前記環状腔は前記給水装置と前記複数のノズルにそれぞれ連通することと、
    前記ノズルは前記外ドラムの周方向に等間隔で設けられることとのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項24に記載のスプレーシステム。
  26. 前記給水装置は循環ポンプであり、前記循環ポンプの給水口は前記外ドラムの内腔に連通し、前記循環ポンプの排水口は前記環状腔に連通するか、
    又は、前記給水装置は給水弁であり、前記給水弁の給水口は水源に通じ、前記給水弁の排水口は、前記環状腔に連通することを特徴とする請求項25に記載のスプレーシステム。
  27. 外ドラムカバーであって、前記外ドラムカバーはカバー体、複数のノズルと複数の遮水構造を含み、
    前記複数のノズルと前記複数の遮水構造はいずれも前記カバー体に固定的に接続され又は一体的に作製され、
    各前記ノズルの一端はいずれも水源に通じ、各前記ノズルの他端はそれぞれ一つの前記遮水構造に向けられ、
    前記遮水構造の前記ノズルに面する側は前記カバー体の周方向に傾斜して設けられることによって、前記遮水構造は、前記ノズルから噴出した洗濯水を分散させて対象物に跳ね返すことを特徴とする外ドラムカバー。
  28. 前記遮水構造の前記ノズルに面する側に凹部が設けられ、前記遮水構造は、前記凹部によって洗濯水を分散させて前記対象物に跳ね返すことを特徴とする請求項27に記載の外ドラムカバー。
  29. 前記凹部は、円弧表面を有する凹部であることと、
    前記遮水構造の一端に近い前記ノズルの端面は前記遮水構造の前記側と平行に設けられることと、
    前記ノズルは、前記カバー体の周方向に等間隔で設けられることとのうちの少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項28に記載の外ドラムカバー。
  30. パルセータ洗濯機であって、請求項21〜26のいずれか一項に記載のスプレーシステムを含むことを特徴とするパルセータ洗濯機。
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