JP2022188357A - 洗浄剤組成物 - Google Patents

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JP2022188357A JP2021096326A JP2021096326A JP2022188357A JP 2022188357 A JP2022188357 A JP 2022188357A JP 2021096326 A JP2021096326 A JP 2021096326A JP 2021096326 A JP2021096326 A JP 2021096326A JP 2022188357 A JP2022188357 A JP 2022188357A
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Abstract

【課題】泡立ちがよく、洗い流し直後のしっとり感があり、洗い流し後のしっとり感が持続し、かつべたつきのない洗浄剤組成物を提供する。【解決手段】(A)アニオン性界面活性剤、(B)両性界面活性剤、(C)ラウリン酸プロピレングリコールを含有する洗浄剤組成物。【選択図】なし

Description

本発明は、洗浄剤組成物に関するものである。さらに詳しくは、皮膚、特に顔に適用する洗浄剤組成物に関するものである。
洗浄剤組成物は、基剤となる成分の組み合わせにより外相が油性である油性型と外相が水性である水性型に大別される。例えば、油性型にはクレンジングオイルや油中水滴乳化型が、水性型には、可溶化型、水中油滴乳化型等が主に挙げられる。
また、これらの洗浄剤組成物のうち、液状もしくはペースト状の洗浄剤組成物は、高い洗浄力、使用時の泡立ちや良好な泡質を備えていることが多い。
従来より、高い洗浄性と良好な泡立ちを得ることのできる洗浄剤組成物を提供することを目的として、アニオン性界面活性剤と、両性界面活性剤と、親水性非イオン性界面活性剤と、油性成分を含有する洗浄剤組成物が提案されている(特許文献1)。
また、優れた洗浄効果を発揮し得る油性洗浄料を提供することを目的として、HLB9~16のノニオン界面活性剤と、液状油分と、ラウリン酸プロピレングリコールを含有する油性洗浄料が提案されている(特許文献2)。
さらに、昨今の消費者のニーズの多様化により、使用時のゆたかな泡立ちや、良好な泡質だけでなく、洗浄後の肌の状態を良好にすることのできる洗浄剤組成物の需要が市場で高まっている。
国際公開第2018/074149号公報 国際公開第2019/054362号公報
しかしながら、上記特許文献1の組成物は、過度な脱脂により乾燥後の肌の保湿感が不十分になることがあった。上記特許文献2の組成物は、洗浄後の肌のべたつきがない使用感と洗浄後に得られる保湿感を両立することが困難であった。
このことから、泡立ちのよさだけではなく、洗い流し直後のしっとり感が得られ、洗い流し後においてもしっとり感が持続する一方で、べたつきのない洗浄剤組成物が求められていた。
本発明者は、前記問題を解決するため鋭意検討した結果、(A)アニオン性界面活性剤、(B)両性界面活性剤、(C)ラウリン酸プロピレングリコールを含有する洗浄剤組成物とすることで、上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明により、泡立ちがよく、洗い流し直後のしっとり感があり、洗い流し後のしっとり感が持続し、かつべたつきのない洗浄剤組成物を提供する。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、含有量を示す単位は、特に明記しない限り全て質量%である。
本発明は、泡立ちがよく、べたつきのなさの観点から(A)アニオン性界面活性剤を含有する。
本発明で用いられる前記(A)成分としては、特に限定されないが、脂肪酸塩、N-アシルメチルタウリン塩、N-アシルアミノ酸塩、N-アシルタウリン塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルカンスルホン酸塩、アルケニルスルホン酸塩、アルキルスルホン酸塩、α-オレフィンスルホン酸塩、アシルイセチオン酸塩、ポリオキシエチレンアルキルスルホコハク酸塩、アルキルスルホコハク酸塩、アルキル硫酸エステル塩、アルキルエーテル硫酸エステル塩、スルホ脂肪酸メチルエステル塩、脂肪酸アルカノールアミド硫酸エステル塩、モノアシルグリセリン硫酸エステル塩、アルキルリン酸エステル塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテルリン酸塩、アルキルアリールエーテルリン酸塩、脂肪酸アミドエーテルリン酸塩、エーテルカルボン酸塩等が挙げられる。これらは1種以上含有することができる。
本発明で用いられる前記(A)成分のうち、泡立ちのよさ、べたつきのなさの観点から、(A-1)N-アシルメチルタウリン塩または(A-2)N-アシルアミノ酸塩を2種以上用いることが好ましく、さらに前記(A)成分は、(A-1)N-アシルメチルタウリン塩から選ばれる1種以上および(A-2)N-アシルアミノ酸塩から選ばれる1種以上であることがより好ましい。
本発明で用いられる前記(A-1)成分としては、例えば、ヤシ油脂肪酸タウリン塩、N-ヤシ油脂肪酸-N-メチルタウリン塩、N-ラウロイル-N-メチルタウリン塩、N-パーム油脂肪酸-N-エチルタウリン塩等が挙げられる。これらの塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等のアルカノールアミン塩、アルキルアミン塩、アンモニウム塩、タウリンナトリウム、タウリンカリウム等が挙げられる。
本発明で用いられる前記(A-1)成分は、泡立ちのよさ、べたつきのなさの観点からN-ヤシ油脂肪酸-N-メチルタウリン塩が好ましい。前記N-ヤシ油脂肪酸-N-メチルタウリン塩のうち、N-ヤシ油脂肪酸-N-メチルタウリンナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸-N-メチルタウリンタウリンナトリウムが好ましく、N-ヤシ油脂肪酸-N-メチルタウリンナトリウムがより好ましい。
本発明で用いられる前記(A-2)成分のアミノ酸残基としては、例えば、グルタミン酸、アスパラギン酸等の酸性アミノ酸、グリシン、アラニン、スレオニン、メチルアラニン、サルコシン(メチルグリシン)等の中性アミノ酸、リジン、アルギニン等の塩基性アミノ酸等が挙げられる。これらの塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、モノエタノールアミン塩、ジエタノールアミン塩、トリエタノールアミン塩等のアルカノールアミン塩、アルキルアミン塩、アンモニウム塩等が挙げられる。
本発明で用いられる前記(A-2)成分は、泡立ちのよさ、べたつきのなさの観点から、N-アシルアラニン塩、N-アシルグリシン塩、N-アシルグルタミン酸塩、N-アシルアスパラギン酸塩が好ましく、前記(A-2)成分のうち、N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム、ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム、N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸ナトリウム、N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウムがより好ましく、N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウムがより好ましい。
本発明で用いられる前記(A)成分の含有量は、0.45~12%、より好ましくは1.5~9%、さらに好ましくは2.5~6%である。前記(A)成分の含有量が0.45%未満の場合、泡立ちが悪くなり、べたつきが生じる恐れがある。前記(A)成分の含有量が12%を超える場合、洗い流し後のしっとり感の持続がなくなる恐れがある。
本発明は、泡立ちのよさ、洗い流し直後のしっとり感の観点から(B)両性界面活性剤を含有する。
本発明で用いられる前記(B)成分としては、特に限定されないが、イミダゾリニウムベタイン型両性界面活性剤、アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤、カルボキシベタイン型両性界面活性剤、スルホベタイン型両性界面活性剤、ヒドロキシスルホベタイン型両性界面活性剤、アミドスルホベタイン型両性界面活性剤、ホスホベタイン型両性界面活性剤、アミノカルボン酸塩型両性界面活性剤、アミドアミン型両性界面活性剤等が挙げられる。これらは1種以上含有することができる。
本発明で用いられる前記(B)成分のうち、泡立ちのよさ、洗い流し直後のしっとり感の観点から、(B-1)イミダゾリニウムベタイン型両性界面活性剤または(B-2)アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤を2種以上用いることが好ましく、さらに前記(B)成分は(B-1)イミダゾリニウムベタイン型両性界面活性剤から選ばれる1種以上および(B-2)アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤から選ばれる1種以上であることがより好ましい。
本発明で用いられる前記(B-1)成分としては、例えば、N-ラウロイル-N’-カルボキシメチル-N’-ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、2-アルキル-N-カルボキシメチル-N-ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム等が挙げられる。前記(B-1)成分のうち、泡立ちのよさ、洗い流し直後のしっとり感の観点から、N-ラウロイル-N’-カルボキシメチル-N’-ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウムが好ましい。
本発明で用いられる前記(B-2)成分としては、例えば、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、イソステアリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核脂肪酸アミドプロピルベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルベタイン等が挙げられる。前記(B-2)成分のうち、泡立ちのよさ、洗い流し直後のしっとり感の観点から、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、パーム核油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタインが好ましく、ラウリン酸アミドプロピルベタインがより好ましい。
本発明で用いられる前記(B)成分の含有量は、0.5~12%、より好ましくは2.5~10%、さらに好ましくは3.5~8%である。前記(B)成分の含有量が0.5%未満の場合、泡立ちが悪くなり、洗い流し直後のしっとり感がなくなる恐れがある。前記(B)成分の含有量が12%を超える場合、べたつきが生じる恐れがある。
本発明で用いられる前記(A)成分と前記(A)成分および前記(B)成分との質量比(A)/((A)+(B))は、好ましくは0.08~0.9、より好ましくは0.36~0.56である。前記(A)/((A)+(B))の質量比が0.08未満の場合、泡立ちが悪くなり、べたつきが生じる恐れがある。前記(A)/((A)+(B))の質量比が0.9を超える場合、泡立ちが悪くなり、洗い流し直後のしっとり感がなくなる恐れがある。
本発明は、洗い流し後のしっとり感の持続の観点から(C)ラウリン酸プロピレングリコールを含有する。
本発明で用いられる前記(C)成分の含有量は、0.2~1.5%、より好ましくは0.4~1%、さらに好ましくは0.5~0.8%である。前記(C)成分の含有量が0.2%未満の場合、洗い流し後のしっとり感の持続がなくなる恐れがある。前記(C)成分の含有量が1.5%を超える場合、べたつきが生じる恐れがある。
本発明は、泡立ちのよさ、洗い流した後のしっとり感の持続、べたつきのなさを向上させる観点から、さらに(D)糖アルコールを含有することができる。
本発明で用いられる前記(D)成分としては、特に限定されないが、ソルビトール、エリスリトール、マルトース、マルチトール、キシリトール、キシロース、トレハロース、イノシトール、グルコース、マンニトール、ペンタエリスリトール、果糖、蔗糖およびそのエステル、デキストリンおよびその誘導体、ハチミツ、黒砂糖抽出物等が挙げられる。前記(D)成分のうち、泡立ちのよさ、洗い流した後のしっとり感の持続、べたつきのなさを向上させる観点からソルビトールが好ましい。
本発明で用いられる前記(D)成分の含有量は、0.5~12%、より好ましくは2.5~10%、さらに好ましくは3~8%である。前記(D)成分の含有量が0.5%未満の場合、泡立ちのよさ、洗い流し後のしっとり感の持続、べたつきのなさが向上しない恐れがある。前記(D)成分の含有量が12%を超える場合、べたつきが生じる恐れがある。
本発明は、洗い流し後の直後のしっとり感、洗い流し後のしっとり感の持続、べたつきのなさを向上させる観点から、さらに(E)アミノ酸誘導体を含有することができる。
本発明で用いられる前記(E)成分としては、特に限定されないが、トリメチルグリシン、γ-ブチロベタイン、ホマリン、トリゴネリン、β-アラニンベタイン、カルニチン、アトリニン、アントプレウリン、バリンベタイン、リジンベタイン、アラニンベタイン、グルタミン酸ベタイン等が挙げられる。前記(E)成分のうち、洗い流し直後のしっとり感、洗い流し後のしっとり感の持続、べたつきのなさを向上させる観点からトリメチルグリシンが好ましい。
本発明で用いられる前記(E)成分の含有量は、0.5~10%、より好ましくは1~8%、さらに好ましくは2~6%である。前記(E)成分の含有量が0.5%未満の場合、洗い流し直後のしっとり感、洗い流し後のしっとり感の持続、べたつきのなさが向上しない恐れがある。前記(E)成分の含有量が10%を超える場合、洗い流し後のしっとり感の持続、べたつきのなさが向上しない恐れがある。
本発明は、泡立ちのよさ、洗い流し直後のしっとり感、洗い流し後のしっとり感の持続、べたつきのなさを向上させる観点から、さらに(F)加水分解タンパクまたはその誘導体を含有することができる。
本発明で用いられる前記(F)成分としては、特に限定されないが、コラーゲン、ケラチン、エラスチン、フィブロイン、エッグ、シルク、コンキオリン、カゼイン、ゼラチン等のタンパク質、コメ、コムギ、オオムギ、カラスムギ、ダイズ、エンドウ、アーモンド、ブラジルナッツ、ジャガイモおよびトウモロコシ等の植物から得られるタンパク質を酸、アルカリ、酵素等により加水分解した加水分解タンパク加水分解およびその誘導体が挙げられる。前記(F)成分のうち、泡立ちのよさ、洗い流し直後のしっとり感、洗い流し後のしっとり感の持続、べたつきのなさを向上させる観点から、加水分解シルク、加水分解エンドウタンパク、ラウロイル加水分解シルクナトリウムが好ましい。
本発明で用いられる前記(F)成分の含有量は、0.025~0.8%、より好ましくは0.05~0.67%、さらに好ましくは0.2~0.5%である。前記(F)成分の含有量が0.025%未満の場合、泡立ちのよさ、洗い流し直後のしっとり感、洗い流し後のしっとり感の持続、べたつきのなさを向上しない恐れがある。前記(F)成分の含有量が0.8%を超える場合、べたつきが生じる恐れがある。
本発明の洗浄剤組成物には、前記成分の他に、通常の化粧料、医薬部外品、医薬品等に用いられる各種成分、例えば、キレート剤、(A)成分および(B)成分以外の界面活性剤、(D)成分以外の保湿剤、(E)成分以外のアミノ酸類、(F)成分以外の加水分解タンパクまたはその誘導体、油性成分、増粘剤、薬効成分、タンパク誘導体、安定化剤、酸化防止剤、植物性抽出物、生薬抽出物、ビタミン類、防腐剤、色素、顔料、粉体、pH調整剤、紫外線吸収剤、香料等を用いることができ、これらは1種または2種以上含有してもよい。ただし、これら例示に限定されるものでない。
本発明の洗浄剤組成物の20℃条件下でのpHは、特に限定されないが、使用性の観点から好ましくは5.5~7.5である。
本発明による洗浄剤組成物の20℃条件下でのpHは、常法にて調製し、得られた洗浄剤組成物をサンプル瓶(食品140:第一硝子株式会社製)に120mL充填し、20℃条件下で24時間静置した後に、ガラス電極式水素イオン濃度指示計(F-71:堀場製作所製)にて測定したものである。
本発明の洗浄剤組成物の20℃条件下での粘度は、特に限定されないが、使用性の観点から好ましくは1,000~20,000mPa・s、より好ましくは1,000~10,000mPa・sである。
本発明による洗浄剤組成物の20℃条件下での粘度は、常法にて調製し、得られた洗浄剤組成物をサンプル瓶(食品140:第一ガラス株式会社製)に120g充填し、20℃で24時間静置した後に、粘度が1,000~10,000mPa・s未満の場合、B型粘度計(モデル:デジタル粘度計TVB-10M、東機産業株式会社製)を使用し、M3号ローターを用いて20℃、12rpmで1分間回転させた後に測定する。粘度が10,000mPa・s以上の場合はM3号ローターを用いて20℃、6rpmで1分間回転させた後に測定する。
本発明の洗浄剤組成物の使用部位は、特に限定されないが、好ましくは皮膚、より好ましくは顔に使用することができる。
以下に実施例を挙げて本発明をより詳細に説明する。なお、これらは本発明を何ら限定するものではない。
本明細書に示す評価試験において、洗浄剤組成物に含まれる成分およびその含有量を種々変更しながら実施した。各成分の含有量を示す単位はすべて質量%であり、これを常法にて調製した。
本発明に示す評価試験において、「泡立ちのよさ」、「洗い流し直後のしっとり感」、「洗い流し後のしっとり感の持続」および「べたつきのなさ」について評価した。
[泡立ちのよさ]
専門のパネラー15名が、40℃の温水に濡らして、軽く水気をとった泡立てネット(ホイップ洗顔S;株式会社大創産業社製)に、実施例および比較例で得られた洗浄剤組成物3gを取り、泡立てネットを10回擦って泡立てたときの、泡立ちを官能にて評価した。
(評価基準)
6:15人中13人以上が泡立ちがよいと感じた。
5:15人中11~12人が泡立ちがよいと感じた。
4:15人中9~10人が泡立ちがよいと感じた。
3:15人中7~8人が泡立ちがよいと感じた。
2:15人中5~6人が泡立ちがよいと感じた。
1:15人中4人以下が泡立ちがよいと感じた。
[洗い流し直後のしっとり感]
専門のパネラー15名が、40℃の温水に濡らして、軽く水気をとった泡立てネット(ホイップ洗顔S;株式会社大創産業社製)に、実施例および比較例で得られた洗浄剤組成物を3g取り、泡立てネットを10回擦って泡立てた泡で、専門のパネラーが洗顔し、タオルドライした後、洗い流し直後のしっとり感を官能にて評価した。なお、評価試験は室温20℃、湿度60%の条件下で行った。
(評価基準)
6:15人中13人以上が洗い流し直後のしっとり感を得た。
5:15人中11~12人が洗い流し直後のしっとり感を得た。
4:15人中9~10人が洗い流し直後のしっとり感を得た。
3:15人中7~8人が洗い流し直後のしっとり感を得た。
2:15人中5~6人が洗い流し直後のしっとり感を得た。
1:15人中4人以下が洗い流し直後のしっとり感を得た。
[洗い流し後のしっとり感の持続]
専門のパネラー15名が、40℃の温水に濡らして、軽く水気をとった泡立てネット(ホイップ洗顔S;株式会社大創産業社製)に実施例および比較例で得られた洗浄剤組成物を3g取り、泡立てネットを10回擦って泡立てた泡で、専門のパネラーが洗顔し、タオルドライした後、洗い流し後のしっとり感と洗い流してから5分後のしっとり感の差を官能にて、評価した。なお、評価試験は室温20℃、湿度60%の条件下で行った。
(評価基準)
6:15人中13人以上がしっとり感の持続を得た。
5:15人中11~12人がしっとり感の持続を得た。
4:15人中9~10人がしっとり感の持続を得た。
3:15人中7~8人がしっとり感の持続を得た。
2:15人中5~6人がしっとり感の持続を得た。
1:15人中4人以下がしっとり感の持続を得た。
[べたつきのなさ]
専門のパネラー15名が、40℃の温水に濡らして、軽く水気をとった泡立てネット(ホイップ洗顔S;株式会社大創産業社製)に実施例および比較例で得られた洗浄剤組成物を3g取り、泡立てネットを10回擦って泡立てた泡で、専門のパネラーが洗顔し、タオルドライした後、べたつきのなさを官能にて、評価した。なお、評価試験は室温20℃、湿度60%の条件下で行った。
(評価基準)
6:15人中13人以上がべたつきがないと感じた。
5:15人中11~12人がべたつきがないと感じた。
4:15人中9~10人がべたつきがないと感じた。
3:15人中7~8人がべたつきがないと感じた。
2:15人中5~6人がべたつきがないと感じた。
1:15人中4人以下がべたつきがないと感じた。
Figure 2022188357000001
Figure 2022188357000002
Figure 2022188357000003
Figure 2022188357000004
Figure 2022188357000005
Figure 2022188357000006
Figure 2022188357000007
表1~7に示す実施例1~55から、「泡立ちのよさ」、「洗い流し直後のしっとり感」、「洗い流し後のしっとり感の持続」および「べたつきのなさ」について良好な結果を得ることが確認された。
実施例56~58で得られた洗浄剤組成物を使用して各種評価試験を行っても、「泡立ちのよさ」、「洗い流し直後のしっとり感」、「洗い流し後のしっとり感の持続」および「べたつきのなさ」のいずれの評価も良好であった。
<実施例56>
成分名 含有量(%)
(A)(A-1)N-ヤシ油脂肪酸-N-メチルタウリンナトリウム 3.00
(A)(A-2)N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム 1.50
(B)(B-1)N-ラウロイル-N’-カルボキシメチル-N’-
ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム 3.00
(B)(B-2)ラウリン酸アミドプロピルベタイン 2.00
(C)ラウリン酸プロピレングリコール 0.60
(D)ソルビトール 5.60
(E)トリメチルグリシン 4.00
(F)加水分解シルク 0.06
(F)ラウロイル加水分解シルクナトリウム 0.10
(F)加水分解エンドウタンパク 0.10
ジステアリン酸ポリエチレングリコール(1) 0.75
パーム核油脂肪酸ジエタノールアミド(1) 0.60
ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル 1.50
ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン 0.18
オリーブ油PEG-7カルボン酸Na 0.10
エデト酸二ナトリウム 0.30
パラオキシ安息香酸メチル 0.30
ベルガモット果実油 0.01
ローズマリー葉油 0.01
ローズマリー葉エキス 0.01
ビルベリー葉エキス 0.01
セイヨウハッカ葉エキス 0.01
カミツレ花エキス 0.01
ユキノシタエキス 0.01
セイヨウサンザシ果実エキス 0.01
リン酸二水素ナトリウム 0.95
リン酸一水素ナトリウム 0.05
香料 0.40
精製水 74.83
合計 100.00
pH(20℃):6.88
粘度(20℃):6,270mPa・s
<実施例57>
成分名 含有量(%)
(A)(A-1)ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム 1.90
(A)(A-2)N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム 0.80
(B)(B-1)N-ラウロイル-N’-カルボキシメチル-N’-
ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム 3.00
(B)(B-2)ラウリン酸アミドプロピルベタイン 2.00
(C)ラウリン酸プロピレングリコール 0.60
(D)ソルビトール 5.60
(E)トリメチルグリシン 4.00
(F)加水分解シルク 0.05
(F)ラウロイル加水分解シルクナトリウム 0.10
(F)加水分解エンドウタンパク 0.08
ジステアリン酸ポリエチレングリコール(1) 0.80
パーム核油脂肪酸ジエタノールアミド(1) 0.60
ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル 1.50
ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン 0.18
オリーブ油PEG-7カルボン酸Na 0.06
エデト酸二ナトリウム 0.30
パラオキシ安息香酸メチル 0.30
ベルガモット果実油 0.01
ローズマリー葉油 0.01
ローズマリー葉エキス 0.01
ビルベリー葉エキス 0.01
セイヨウハッカ葉エキス 0.01
カミツレ花エキス 0.01
ユキノシタエキス 0.01
セイヨウサンザシ果実エキス 0.01
リン酸二水素ナトリウム 0.95
リン酸一水素ナトリウム 0.05
香料 0.60
精製水 76.45
合計 100.00
pH(20℃):6.73
粘度(20℃):5,540mPa・s
<実施例58>
成分名 含有量(%)
(A)(A-1)N-ヤシ油脂肪酸-N-メチルタウリンナトリウム 2.00
(A)(A-2)N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム 0.80
(B)(B-1)N-ラウロイル-N’-カルボキシメチル-N’-
ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム 3.00
(B)(B-2)ラウリン酸アミドプロピルベタイン 2.00
(C)ラウリン酸プロピレングリコール 0.70
(D)ソルビトール 5.60
(E)トリメチルグリシン 4.00
(F)加水分解シルク 0.05
(F)ラウロイル加水分解シルクナトリウム 0.10
(F)加水分解エンドウタンパク 0.08
ジステアリン酸ポリエチレングリコール(1) 0.90
パーム核油脂肪酸ジエタノールアミド(1) 0.70
ポリオキシエチレンヤシ油脂肪酸グリセリル 1.50
ビスPEG-18メチルエーテルジメチルシラン 0.18
オリーブ油PEG-7カルボン酸Na 0.10
エデト酸二ナトリウム 0.30
パラオキシ安息香酸メチル 0.30
ベルガモット果実油 0.01
ローズマリー葉油 0.01
ローズマリー葉エキス 0.01
ビルベリー葉エキス 0.01
セイヨウハッカ葉エキス 0.01
カミツレ花エキス 0.01
ユキノシタエキス 0.01
セイヨウサンザシ果実エキス 0.01
リン酸二水素ナトリウム 0.70
リン酸一水素ナトリウム 0.05
香料 0.55
精製水 78.56
合計 100.00
pH(20℃):6.78
粘度(20℃):1,650mPa・s
本発明により、泡立ちがよく、洗い流し直後のしっとり感があり、洗い流し後のしっとり感が持続し、かつべたつきのない洗浄剤組成物を得ることができる。

Claims (7)

  1. (A)アニオン性界面活性剤、
    (B)両性界面活性剤、
    (C)ラウリン酸プロピレングリコール、
    を含有する洗浄剤組成物。
  2. 前記(A)成分が(A-1)N-アシルメチルタウリン塩または(A-2)N-アシルアミノ酸塩より選ばれる1種以上である請求項1に記載の洗浄剤組成物。
  3. 前記(B)成分が(B-1)イミダゾリニウム型両性界面活性剤または(B-2)アミドプロピルベタイン型両性界面活性剤より選ばれる1種または2種以上である請求項1または請求項2に記載の洗浄剤組成物。
  4. 前記(A)成分と前記(A)成分および前記(B)成分との質量比(A)/((A)+(B))が0.08~0.9である請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の洗浄剤組成物。
  5. さらに(D)成分として糖アルコールを含有する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の洗浄剤組成物。
  6. さらに(E)成分としてアミノ酸誘導体を含有する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の洗浄剤組成物。
  7. さらに(F)成分として加水分解タンパクまたはその誘導体を含有する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の洗浄剤組成物。
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