JP2022165801A - 真贋判定サーバ及び制作者端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】制作者がスマートフォンやパソコンなどの端末を活用し、真作であることを示す指標を作品につけることで、簡単に作品の真贋判定を実行する真贋判定サーバ及び制作者端末を提供する。【解決手段】絵画の制作者の制作者端末103と、絵画のユーザのユーザ端末101と、真贋情報提供サイトの管理サーバ102とが、通信ネットワーク106を介して接続している真贋判定システム1において、ユーザ端末に通信ネットワークを経由して接続する真贋判定サーバである管理サーバ102は、作品に表示された真作識別情報を作品識別情報と関連付けて記憶する記憶手段と、ユーザ端末から作品の作品識別情報と真贋判定依頼情報とを受信する受信手段と、受信した真贋判定依頼情報と、記憶手段に記憶された作品識別情報に対応する真作識別情報と、に基づいて作品の真贋を判定する真贋判定手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、真贋判定サーバ及び制作者端末に関する。
アート作品、古物、絵画等の本物の美術品(以下、真作という)は、一般に数量が限定されており高価で容易には購入できない。
一方、昨今はネットオークションが普及している。一般的には電子商取引サイトやホームページ上に出品されている美術品の画面、金額等を購入者が確認して、真作であれば端末を操作して購入することになる。
本技術分野の背景技術として、特開2008-299743公報(特許文献1)がある。この公報には、「通信手段を介して互いに接続されたオークション出品する売り手側端末と、オークション落札する買い手側端末と、オークション仲介する管理者側端末とを備え、各売り手側端末と、買い手側端末と、管理者側端末は、略リアルタイムに通信する通信手段と、情報入出力手段と、情報表示手段と、演算処理手段と、記録手段とを備え、売り手側端末と買い手側端末との間に介在する管理者側端末によって、売り手側端末及び買い手側端末と情報授受してオークションを司るシステムにおいて、売り手と買い手との間での取引をナビゲートするオークショニアの動作を、そのオークショニアを示すキャラクターの動作として出力するバーチャルオークショニア制御手段を、管理者側端末に設ける」と記載されている(要約参照)。
また、特開2005-063255号公報(特許文献2)がある。この公報には、「美術作品1には、ICタグ3を含むICタグラベル4や認証ラベル12を添付する。認証ラベル12には、シリアル番号が表示され、認証機関10がインターネット11上に開設するWebサイトにアクセスしてシリアル番号を入力すると、美術作品1について、DB2に登録されている情報のうち、予め許可される範囲を閲覧することができる。シリアル番号の入力は、カメラ付携帯電話機9で認証ラベル12を撮像して、画像を送付することによっても可能とする。リーダ6でICタグ3に記憶されている情報を読取ってアクセスするときは、その美術作品1についてDB2に登録されている全情報の閲覧を可能にする。」と記載されている(要約参照)。
特開2008-299743号公報 特開2005-063255号公報
前記特許文献1には、美術品などについて、オークション出品する売り手側端末と、オークション落札する買い手側端末と、を仲介する仕組みが開示されているが、出品される美術品が真作であるかどうかを判定する仕組みについて検討がなされていない。
前記特許文献2には、ICタグを張り付けている仕組みが開示されているが、特別なICタグを用意する手間が煩雑である。
そこで、本発明は、制作者がスマートフォンやパソコンなどの端末を活用し、真作であることを示す指標を作品につけることで、簡単に作品の真贋判定を実行できる仕組みを提供する。
上記課題を解決するために、例えば特許請求の範囲に記載の構成を採用する。
本願は上記課題を解決する手段を複数含んでいるが、その一例を挙げるならば、ユーザ端末に通信ネットワークを経由して接続する真贋判定サーバであって、作品に表示された真作識別情報を作品識別情報と関連付けて記憶する記憶手段と、前記ユーザ端末から作品の作品識別情報と真贋判定依頼情報とを受信する受信手段と、前記受信した真贋判定依頼情報と、前記記憶手段に記憶された前記作品識別情報に対応する前記真作識別情報と、に基づいて前記作品の真贋を判定する真贋判定手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、制作者がスマートフォンやパソコンなどの端末を活用し、真作であることを示す指標を作品につけることで、簡単に作品の真贋判定を実行することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
図1は、本実施の形態の真贋判定システムの概略構成図の例である。 図2は、ユーザ端末101の概略構成図の例である。 図3は、管理サーバ102の概略構成図の例である。 図4は、制作者端末103の概略構成図の例である。 図5は、作品テーブルのデータを説明する説明図の例である。 図6は、制作者テーブルのデータを説明する説明図の例である。 図7は、作品制作者テーブルのデータを説明する説明図の例である。 図8は、個別作品テーブルのデータを説明する説明図の例である。 図9は、アート作品登録処理のシーケンス図の例である。 図10は、アート作品登録処理のシーケンス図(続き)の例である。 図11は、真贋判定処理のシーケンス図の例である。 図12は、絵画のマーク画像の説明図の例である。 図13は、絵画のマーク描画及び撮影画像の説明図の例である。 図14は、制作者端末103又はユーザ端末101に提供する画像の説明図の例である。
以下、実施例を図面を用いて説明する。
本実施の形態は本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、下記のものに特定するものではない。
本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。図面は模式的なものであり、装置やシステムの構成等は現実のものとは異なることに留意すべきである。
図1は本実施の形態の真贋判定システム1の概略構成図の例である。本実施の形態ではアーティストの作品(例えば絵画、彫刻、掛け軸、版画等)を絵画として説明するが、これに限定されるものではない。
図1に示す真贋判定システム1は、絵画の制作者(以下、アーティストと称する)の制作者端末103(アーティスト端末ともいう)と、絵画のユーザ(購入者ともいう)のユーザ端末101(購入者端末ともいう)と、真贋情報提供サイトの管理サーバ102(真贋判定サーバともいう)とを通信ネットワーク(以下、インターネット網106という)と接続して、真贋情報提供サイトから絵画に対してアーティストに書き込みさせるマークの場所を制作者端末103に提供(送信)する。
制作者端末103はマークの撮影画像を管理サーバ102に返信する。そして、購入者のユーザ端末101が購入した絵画の撮影画像を管理サーバ102へ送信する。管理サーバ102は、この絵画の撮影画像に前述のマーク等が正しい場所にあるかどうかの解析結果を真贋判定として購入者のユーザ端末101に送信する。
真贋判定システム1のそれぞれの端末や管理サーバ102は、例えば、スマートフォン、タブレット、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)などの携帯端末(モバイル端末)でもよいし、メガネ型や腕時計型、着衣型などのウェアラブル端末でもよい。また、据置型または携帯型のコンピュータや、クラウドやネットワーク上に配置されるサーバでもよい。また、機能としてはVR(仮想現実:Virtual Reality)端末、AR(拡張現実:Augmented Reality)端末、MR(複合現実:Mixed Reality)端末でもよい。あるいは、これらの複数の端末の組合せであってもよい。例えば、1台のスマートフォンと1台のウェアラブル端末との組合せが論理的に一つの端末として機能し得る。またこれら以外の情報処理端末であってもよい。
真贋判定システム1のそれぞれの端末や管理サーバ102は、それぞれオペレーティングシステムやアプリケーション、プログラムなどを実行するプロセッサと、RAM(Random Access Memory)等の主記憶装置と、ICカードやハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等の補助記憶装置と、ネットワークカードや無線通信モジュール、モバイル通信モジュール等の通信制御部と、タッチパネルやキーボード、マウス、音声入力、カメラ部の撮像による動き検知による入力などの入力装置と、モニタやディスプレイ等の出力装置とを備える。なお、出力装置は、外部のモニタやディスプレイ、プリンタ、機器などに、出力するための情報を送信する装置や端子であってもよい。
主記憶装置には、各種プログラムやアプリケーションなど(モジュール)が記憶されており、これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサが実行することで全体システムの各機能要素が実現される。なお、これらの各モジュールは集積化する等によりハードウェアで実装してもよい。また、各モジュールはそれぞれ独立したプログラムやアプリケーションでもよいが、1つの統合プログラムやアプリケーションの中の一部のサブプログラムや関数などの形で実装されていてもよい。
本明細書では、各モジュールが、処理を行う主体(主語)として記載をしているが、実際には各種プログラムやアプリケーションなど(モジュール)を処理するプロセッサが処理を実行する。
補助記憶装置には、各種情報を記憶するデータベース(DB)が記憶されている。「データベース」とは、プロセッサまたは外部のコンピュータからの任意のデータ操作(例えば、抽出、追加、削除、上書きなど)に対応できるようにデータ集合を記憶する機能要素(記憶部)である。データベースの実装方法は限定されず、例えばデータベース管理システムでもよいし、表計算ソフトウェアでもよいし、XML、JSONなどのテキストファイルでもよい。
(ユーザ端末101)
図2は、ユーザ端末101の概略構成図の例である。
ユーザ端末101は、例えばスマートフォンやコンピュータ等で構成される。
主記憶装置201と、補助記憶装置202とを備え、さらに、プロセッサ203と、入力装置204と、出力装置205と、カメラ部206と、インターネット網に接続された通信制御部207等を備えている。
主記憶装置201は、購入するアートをモバイルに登録し送信するモバイルアート登録処理モジュール210と、アートの認証処理の操作を管理するモバイルアート認証処理モジュール211等を有している。これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ203が実行することでユーザ端末101の各機能要素が実現される。
補助記憶装置202は、ユーザ端末101と管理サーバの相互通信で得た管理情報を記憶する端末管理情報220等を有している。
(管理サーバ)
図3は、管理サーバ102の概略構成図の例である。
真贋情報提供サイトの管理サーバ102は、主記憶装置301と、補助記憶装置302とを備え、さらに、プロセッサ303と、入力装置304と、出力装置305と、インターネット網に接続された通信制御部306等を備えている。
主記憶装置301は、制作者端末103からアートの各種データを受信して登録するアート登録処理モジュール310と、受信したアートの各種情報からアートの真贋を判定する真贋判定処理モジュール311と、隠しマークを生成するマーク生成処理モジュール312等を有している。これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ303が実行することで管理サーバ102の各機能要素が実現される。
補助記憶装置302は、ユーザに関する特定の情報を記憶するユーザ情報記憶部600と、アーティストに関する各種情報を記憶するアーティスト情報記憶部700と、アートに関する特定の情報を記憶するアート情報800記憶部等を有している。
(制作者端末103)
図4は、制作者端末103の概略構成図の例である。
制作者端末103は、主記憶装置401と、補助記憶装置402とを備え、さらに、プロセッサ403と、入力装置404と、出力装置405と、インターネット網に接続された通信制御部406等を備えている。
主記憶装置401は、制作者端末103側で送信するアートに関する各種情報を登録する制作者端末アート登録処理モジュール410と、制作者端末103でアートの真贋判定を行う制作者端末アート認証処理モジュール411と、アート画像、アートデータを表示するアート情報表示モジュール412と、制作者真贋判定のときに(図11参照)制作者とユーザがWeb通話できる映像通話処理モジュール等を有している。
これらのプログラムやアプリケーションをプロセッサ403が実行することで制作者端末103の各機能要素が実現される。
補助記憶装置402は、ユーザに関する特定の情報を記憶するユーザ情報記憶部600と、アーティストに関する特定の情報を記憶するアーティスト情報記憶部700と、アートに関する特定の情報を記憶するアート情報記憶部800等を有している。
(各種テーブルの説明)
真贋情報提供サイトの管理サーバ102は、補助記憶装置302に、図5に示す作品テーブル501と、図6に示す制作者テーブル601と、図7に示す作品制作者テーブル701と、図8に示す個別作品テーブル801とを記憶している。これらは例えば、ユーザ情報記憶部600、アーティスト情報記憶部700及びアート情報記憶部800により記憶される。
図5は、作品テーブルのデータを説明する説明図の例である。
作品テーブル501は、作品IDと、作品名と、マークと、マーク位置と、機械学習データ等を記憶し、それぞれのデータが関連づけられている。なお、マーク位置は、例えば作品左上からの、x、y、z方向の座標情報等である。作品の2次元方向xyだけでなく、例えば、油画の場合は裏の木枠(フレーム)にマークをつける場合もあるので、フレームの奥行であるz軸方向の値を座標情報に含ませている。
機械学習データのfeature部分には、マークに対してAI(Artificial Intelligence)による画像解析を行い、機械学習によって生成した特徴情報を記憶する。また例えば、隠しマークのマーク、位置、機械学習データはXMLまたはJSON形式で記憶することができる。
なお、特徴情報の生成には機械学習を用いることなく、画像解析などにより特徴情報を生成して、その特徴情報を記憶する構成であってもよい。
図6は、制作者テーブルのデータを説明する説明図の例である。
また、制作者テーブル601は、制作者IDと、制作者の署名(サイン)と、機械学習データ等よりなる。なお、機械学習データのfeature部分には、サインに対してAIによる画像解析を行い、機械学習によって生成した特徴情報を記憶する。
また、例えば署名は画像で記憶し、機械学習のデータはXML形式で記録する。
なお、特徴情報の生成には機械学習を用いることなく、画像解析などにより特徴情報を生成して、その特徴情報を記憶する構成であってもよい。
図7は、作品制作者テーブルのデータを説明する説明図の例である。
作品制作者テーブル701は、個々の作品を識別するための作品IDと、個々の制作者を識別するための制作者ID等を記憶する。制作者IDには、制作者テーブルの制作者IDが記憶される。
図8は、個別作品テーブルのデータを説明する説明図の例である。
個別作品テーブル801は、個別作品ID(例えば、作品IDに版画などの初版すりから版を重ねるに従った連番号を合体させたものをいう)と、作品IDと、隠しマーク及び備考等よりなる。備考には、例えばアートには「細かい傷がある」等の詳細事項が記憶される。
隠しマークはアート作品に描いた隠しマークの内容が記載されている。
(シーケンス)
次に、図9~図11を用いて真贋判定処理のシーケンスを説明する。
図9は、アート作品登録処理のシーケンス図の例である。
制作者端末103の制作者端末アート登録処理モジュール410は、アーティストの操作により、真贋情報提供サイトの管理サーバ102にログインする(d10)。
管理サーバ102の制作者端末アート登録処理モジュール410は、アーティスト基本情報登録画面(制作基本情報登録画面ともいう:図示せず)を生成し、ユーザ端末101に提供する。
制作者端末103の制作者端末アート登録処理モジュール410は、アーティスト基本情報入力画面に入力されたアーティスト基本登録情報(アーティスト名、ジャンル、登録日、住所、電話番号、メールアドレス等)をインターネット網106を介して管理サーバ102に送信する(d12)。
管理サーバ102のアート登録処理モジュール310がアーティスト基本登録情報を受信し、記憶手段(アーティスト情報記憶部700)に記憶(アーティストID付)する(d14)。
また、アート登録処理モジュール310は、制作者端末103からのアプリ操作等によるログインを受け付ける(d16)。
アート登録処理モジュール310は、ログイン要求に含まれているアーティスト名(制作者名)を有するアーティスト登録情報が記憶手段(アーティスト情報記憶部700)に記憶されているかどうかを判定する(d18)。つまり、本サービスの利用者かどうかを判定する。
アート登録処理モジュール310は、d18の利用判定の結果、アーティストの登録が確認されると、利用許可情報をユーザ端末101に送信する(d20)。
また、d18の利用判定の結果、ログイン要求に含まれているアーティスト名が利用者ではないと判定された場合には、アート登録処理モジュール310は、サービスを利用できないことを示す情報を制作者端末103に送信する(d22)。
制作者端末103の制作者端末アート登録処理モジュール410は、制作者により入力された、若しくは制作者端末103にあらかじめ登録されている、アーティストID、作品名、ジャンル、大きさ等の制作者や作品に関する情報を含む作品登録依頼情報を管理サーバ102に送信する(d24)。
管理サーバ102のアート登録処理モジュール310は、受領した作品登録依頼情報に含まれる制作者や作品に関する情報をアート情報記憶部800の、作品テーブル501や作品制作者テーブル701等に記憶する(d26)。
次に、管理サーバ102のアート登録処理モジュール310は、アーティスト情報記憶部700やアート情報記憶部800に記憶された情報に基づいて、QRコードQ1を生成し(d28)、これを制作者端末103に送信する(d30)。QRコードQ1には作品を特定する作品ID等の作品識別情報が含まれている。
また、作品識別情報はQRコード(登録商標)に埋め込まれた作品ID等だけではなく、その2次元マトリックスコードその物であってもよい。
制作者端末103のアート登録処理モジュール310は、受領したQRコードQ1の情報を出力装置405の一つである制作者プリンタに送信して(d32)、QRコードラベルを印刷発行する。このQRコードラベルは制作者によりアートに貼付される。
また、QRコードラベルは、管理サーバ102が印刷し、制作者の住所に郵送する構成でもよい。
次に、管理サーバ102のマーク生成処理モジュール312は、マークをアーティストに記載させるためのマークエリアを算出するマーク書き込み場所算出処理(マーク書き込み位置算出処理ともいう)を行う(d34)。
このマーク書き込み場所算出処理は、裏側撮影画像の絵画の木枠フレームの縦横の大きさと、この絵画に応じた木枠フレームを分割した大きさ(メッシュ)等と、過去の算出エリア等に基づいて、ランダムなエリア(図12(b)又は図12(c)参照)を算出する。
図12は、絵画のマーク画像の説明図の例である。
図12(a)は、絵画の表面を示す図である。図12(b)絵画の裏側を示す図である。図12(b)の例では、マーク生成処理モジュール312は、マーク書き込み位置を、マークA1は絵画裏側の右上に、マークB1は絵画裏側の右下に、決定している。
図12(c)の例では、マークA2が額縁の上側、マークB2が額縁の下側に決定されている。
隠しマークは、作品の表側の絵画の鑑賞に邪魔にならないエリア(例えば、5cm×5cm:このエリア内にマークを記載できればよいので、マークの記載は容易である)に配置している。そして、マーク生成処理モジュール312は、マークをどのようなものにするかを決定し、決定したマーク(△、□、○等)とマーク書き込み位置を示す情報をマーク書き込み指示情報として制作者端末103に送信し(d36)、制作者端末103の画面に表示させる。
図13は、絵画のマーク描画及び撮影画像の説明図の例である。
制作者端末103の制作者端末アート登録処理モジュール410は、受信したマーク書き込み指示情報を表示する。
図13(a)は、マーク書き込み指示画像131の例である。隠しマークの形状を指示する情報132及びは、マーク書き込み位置を指示する情報133を表示する(d38)。制作者端末アート登録処理モジュール410は、マーク書き込み位置について、絵画の裏側のイラスト上にマークの位置を表示してもよいし、制作者端末103がスマートフォン等であってカメラを有している場合には、カメラで撮影されたリアルタイムな画像上に隠しマークを重ねてAR表示してもよい。
制作者であるアーティストは、画面に表示された絵画の裏のマーク書き込み位置(エリア)に指示されたマークを描くと共に、QRコードのラベルQ1を貼り付ける。
アーティストは、例えば、画面に表示されたエリアにマーク(△、□、○、・・・)を、光照射で発行する塗料のペン(例えば紫外線発光塗料)で記載する。紫外線発光と量は、平常時には発光しておらず、他人が見ても隠しマークがあることが分からないが、紫外線で照らすと、塗料が発光し、隠しマークが現れる。
図10は、アート作品登録処理のシーケンス図(続き)の例である。
管理サーバ102のアート登録処理モジュール310は、マーク書き込み指示の表示に続き、書き込まれた隠しマークを撮影する隠しマーク等撮影要求情報を、制作者端末103に送信する(d50)。
制作者端末103の制作者端末アート登録処理モジュール410は、図13(b)のように、アート作品に直接描かれた隠しマークを撮影する指示を表示する。
指示を受けた制作者は、制作者端末103または、これに画像を送信するカメラやスマートフォンにより隠しマークを撮影し、制作者端末103にマーク等撮影画像を記憶する(d52)。なお、隠しマークの位置は1か所とは限られず、図12(b)(c)のように複数個所であっても構わない。また、隠しマークは蛍光ペンをかざすと浮き出るようなマークであってもよく、隠しマークは立体であってもよい。また、複数の隠しマークを描くようにしつつ、いくつかの隠しマークはダミーであって、実際の認証には使用しないという構成であってもよい。また、本実施例では、隠しマークを登録の都度描く構成だが、隠しマークはアーティストに事前登録させてもよい。
制作者端末アート登録処理モジュール410は撮影された隠しマークを含むマーク等撮影画像を管理サーバ102に送信する(d54)。
管理サーバ102は、マーク等撮影画像を制作者端末103から受領する(d54)。管理サーバ102のマーク生成処理モジュール312は、隠しマーク等の特徴情報を自動生成し(d56)、これを隠しマークの内容、位置、等と関連付けて図5のアート情報記憶部800に記憶する(d58)。つまり、絵画の裏(又はフレーム)のどの位置にどのようなマークがあるかを記憶する。記憶するマークの位置は、例えば、マークの中心の座標がフレームの例えば左下角からどれくらいの距離にあるか、例えばxy座標、又はフレームの奥行きも加味したxyz座標の値で示すことができる。
なお、特徴情報の生成は、機械学習等の手段を用いて得られたアーティストの特徴を元に生成する事もできる。
このとき、管理サーバ102のマーク生成処理モジュール312は、隠しマークの内容、位置、隠しマークの機械学習により生成された特徴情報等を、記憶手段の制作者テーブル601、作品テーブル501、個別作品テーブル801等に記憶する。
管理サーバ102のアート登録処理モジュール310は、制作者端末103に、アーティストの絵画のサインS1の登録要求(署名要求)を送信する(d60)。アーティストは、この要求に伴って、例えば絵画の表(裏でも構わない)にサインS1をする(d62)。なお、署名は立体であってもよい。
管理サーバ102のアート登録処理モジュール310は、アート作品の表側を撮影するアート表側撮影要求を送信する(d64)。そして、制作者端末は、内蔵又は外付けされるカメラで絵画の表面(サイン付近含む)を撮影して取得し(d66)、制作者端末103を介して、撮影されたアート表側画像を管理サーバ102送信する(d68)。
管理サーバ102は、これを受信し、マーク生成処理モジュール312が署名(サインS1)の特徴情報を自動生成して(d70)、前述の隠しマーク等に関連付けて記憶手段(アート情報記憶部800)に記憶する(d72)。
なお、特徴情報の生成は、機械学習等の手段を用いて得られたアーティストの特徴を元に生成する事もできる。
アート登録処理モジュール310は、登録完了通知を制作者端末103に送信する(d74)。すなわち、アート登録処理モジュール310は、制作者が描いたマーク、サインS1等の指標及び作品の画像P等を真作識別情報として記憶装置に記憶している。
すなわち、管理サーバ102は、マークを生成するマーク生成処理モジュール312を有し、制作者端末103に表示されたマークにより描かれたマークの画像情報を、真作識別情報として前記制作者端末から受信し、受信した真作識別情報を作品識別情報と対応付けて記憶する。
図11は、真贋判定処理のシーケンス図の例である。
アート作品に出合ったユーザ(例えば購入者)は、ユーザ端末101により、作品の裏側に付されたQRコードQ1を読み取って管理サーバ102を示すURLを取得する(d81)。
ユーザ端末101のモバイルアート認証処理モジュール211は、URLで指定された管理サーバ102にアクセスする(d83)。また、QRコードには、作品を特定する作品別IDが埋め込まれており、ユーザ端末101は、作品別IDも併せて管理サーバ102に送信する。管理サーバ102の真贋判定処理モジュール311は、受信した作品別IDにより、どの作品についての新贋判定を行うかを特定する作品別ID特定処理を行う(d85)。
なお、管理サーバ102の真贋判定処理モジュール311は、QRコードに含まれている作品IDにより作品を特定する他、ユーザID等でユーザが購入した絵画を特定し、この真作識別情報に含まれている作品IDを記憶手段の情報に基づいて特定してもよい。
管理サーバ102の真贋判定処理モジュール311は、マーク、サインS1等の描かれた例えば絵画の裏側を撮影させる指示メッセージ、又は、絵画の表面を撮影させる指示メッセージ、を含む画像撮影要求情報をユーザ端末101に送信する(d87)。
ユーザ端末101は、カメラ部206により撮影指示メッセージに基づいて絵画の裏側および表側を撮影し、画像を保持する(d89)。撮影指示メッセージに基づいて、例えば図13(b)の隠しマーク撮影画面135の例では、作品テーブル501の隠しマーク位置に基づいて特定された絵画の中の隠しマークのある位置を示す情報136が表示される。このとき、マークを特殊な塗料(透明)で書き込んでいる場合には、紫外線や、特定波長の光を発光するライトペンにより、表示された隠しマークのある位置に光を当てると、そこに描かれている隠しマークを浮き出させて表示し、撮影させるのが好ましい。
ユーザ端末101のモバイルアート認証処理モジュール211は、これらの隠しマーク等の画像を真贋判定要求画像情報(端末コード、ユーザID、真贋判定要求コード、年月日時刻、裏画像、表画像等)として管理サーバ102に送信する(d91)。管理サーバ102は、これらの情報を受信して記憶手段に記憶する(d93)。
管理サーバ102の真贋判定処理モジュール311は、真贋判定要求画像情報の裏画像(QRコード、隠しマーク、サインを含む)と、表画像Pとを、予め記憶している画像やその特徴情報と比較して認証する真贋判定処理(サーバ側真贋判定処理ともいう)を行う(d95)。例えば、真贋判定処理モジュール311は、受信した隠しマークの画像情報を、機械学習により生成された判定モジュールに入力することで、機械学習データ(特徴データ)と類似するかどうかを判定する。
すなわち、サインが一致しているかどうかと、隠しマークが一致しているかどうかと、作品画像が合っているかどうかについて、機械学習の判定を行う。
すなわち、制作者が作品に描いたマーク、署名、及び作品の画像、またはこれらから機械学習等により生成された特徴情報のうちの少なくとも1つに関する情報である真作識別情報が、作品識別情報と関連付けて記憶されており、ユーザ端末101から作品の作品識別情報と真贋判定依頼情報とを受信する。この受信した真贋判定依頼情報と、管理サーバ102の記憶手段に記憶された作品識別情報に対応する真作識別情報と、に基づいて前記作品の真贋を判定する。
真贋判定処理モジュール311は、認証結果が「NG」の場合は、ユーザ端末101に贋作であることを知らせるメッセージを送信する(d97)。
認証結果が真作であると判定した場合は、真贋判定処理モジュール311は、制作者端末103に接続処理を行い(d101)、真贋判定要求を制作者端末103に送信する(d103)。つまり、真贋判定処理モジュール311が真作と判定した場合は制作者端末103に真贋判定依頼情報を送信し、真贋判定依頼情報に基づいて入力された作品の真贋の再判定の結果を受信し、再判定の結果に基づいて生成された最終真贋判定結果をユーザ端末101に送信する。この様に、管理サーバ102側で一度真作と判定した場合であっても、アーティストに最終確認をとって、信頼性を向上している。
制作者による作品の真贋の再判定の際に、真贋判定処理モジュール311が、制作者端末及び/又は制作者自身の認証を行い、認証された制作者のみが入力できる構成とすることで、さらに信頼性を向上することができる。
一方で、全ての真贋判定を全てアーティストに送付していると、アーティストの負荷が高くなってしま。本実施例では、管理サーバ102側で、制作者が作品に描いたマーク、署名、及び作品の画像、またはこれらから機械学習により生成された特徴情報が管理サーバ102に記憶されている情報と合致するかどうかを審査し、贋作と判定された場合はユーザ端末101に判定結果を送信して判定処理を終了することで、アーティストの真贋判定回数を減らしている。
制作者端末103の制作者端末アート認証処理モジュール411は、管理サーバ102から送信された新贋判定要求に含まれる作品の画像(ユーザ端末101が撮影した画像、または管理サーバ102が保持する画像)を画面に表示して制作者真贋判定処理を実行する(d105)。
図14は、制作者端末103又はユーザ端末101に提供する画像の説明図の例である。
真贋判定要求(d103)を受領した制作者端末103の制作者端末アート認証処理モジュール411は、真贋判定要求に含まれるアート情報の書誌情報146を図14(b)のアート情報表示画面145に表示する。
制作者端末アート認証処理モジュール411は、アート情報の書誌情報146やアート作品の画像142を確認した制作者から、図14(a)のアート作品の真贋判定画面141に表示される真贋判定入力ボタン143を介して、表示されたアート作品が真作であるか贋作であるかの入力を受け付ける。
制作者端末アート認証処理モジュール411は、真贋判定結果を管理サーバ102に送信する(d107)。
管理サーバ102の真贋判定処理モジュール311は、受領した真贋判定結果を処理し、図14(c)の真贋判定結果表示画面147を生成し、ユーザ端末101に真贋判定結果として送信する(d111)。
ユーザ端末101のモバイルアート認証処理モジュール211は、アート作品の画像および書誌情報と共に、真贋の判定結果148を表示する。
上述の通り、管理サーバ102の真贋判定処理モジュール311が、図14(c)の真贋判定結果表示画面147を生成し、ユーザ端末101に送信し、ユーザ端末101は受信した画面情報を表示する。しかしながら、真贋判定処理モジュール311が真作か贋作かを示す情報のみを真贋判定結果としてユーザ端末101に送信し(d111)、ユーザ端末101のモバイルアート認証処理モジュール211が、受信した真贋判定結果に基づいて、図14(c)のような真贋判定結果表示画面を生成して表示する構成としてもかまわない。
<他の実施の形態>
一般に、アーティストが制作した絵画は非常に高価である。これに対して、昨今は技術が向上して複製品も本物と遜色がない時代になっている。このような複製品は、アーティストの許可を得て、アーティストのサイン付きでシリアルナンバー等を付けて販売することもある。そこで、アーティストの作品(例えば絵画)の複製品を生成し(個別作品ともいう)、この個別作品をユーザに所持させて(アート所持者ともいう)、上記の実施の形態の各処理で真贋判定を行ってもよい。
なお、制作者の他に鑑定人の端末に送信してその結果を受領してもよい。この場合鑑定人の使用する鑑定人端末は、制作者端末103と同様の構成を有する。また、絵画の他に古物、置物、彫刻等の美術品であってもよい。また美術品以外であっても、真贋判定を行う必要のある対象物であれば、本実施例の方式を適用できる。
また、作品を制作したアーティスト本人だけではなく、他の作品に紐づくアーティストに接続して真贋判定を行うこととしてもよい。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
なお、上述の実施例は少なくとも以下の構成及び特許請求の範囲に記載の構成を開示している。
(1)ユーザ端末に通信ネットワークを経由して接続する真贋判定サーバであって、
作品に表示された真作識別情報を作品識別情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
前記ユーザ端末から作品の作品識別情報と真贋判定依頼情報とを受信する受信手段と、
前記受信した真贋判定依頼情報と、前記記憶手段に記憶された前記作品識別情報に対応する前記真作識別情報と、に基づいて前記作品の真贋を判定する真贋判定手段と、
を備えたことを特徴とする真贋判定サーバ。
(2)真贋判定サーバであって、
マークを生成するマーク生成手段を有し、
前記受信手段は、前記制作者端末に表示された前記マークにより描かれた前記マークの画像情報を、前記真作識別情報として前記制作者端末から受信し、
前記記憶手段は、前記制作者端末から受信した前記真作識別情報を前記作品識別情報と対応付けて記憶することを特徴とする真贋判定サーバ。
(3)真贋判定サーバから作品識別情報を受信する作品識別情報受信手段と、
前記真贋判定サーバからマークと前記マークを描画する描画位置を示す情報を受信するマーク受信手段と、
前記マークに基づいて前記描画位置に描かれたマークの画像、署名及び作品の画像のうちの少なくとも1つを真作識別情報として撮影して、前記真贋判定サーバに送信する作品登録処理手段と、
前記真贋判定サーバでの真贋判定により真贋判定依頼情報が送信された場合に、当該真贋判定依頼情報に基づいて再判定を実施し、再判定の結果を前記真贋判定サーバに送信する判定結果送信手段と、
を備えたことを特徴とする制作者端末。
101 ユーザ端末
102 管理サーバ
103 制作者端末
201 主記憶装置
210 モバイルアート登録処理モジュール
211 モバイルアート認証処理モジュール
600 ユーザ情報記憶部
700 アーティスト情報記憶部
800 アート情報記憶部

Claims (14)

  1. ユーザ端末に通信ネットワークを経由して接続する真贋判定サーバであって、
    作品に表示された真作識別情報を作品識別情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記ユーザ端末から作品の作品識別情報と真贋判定依頼情報とを受信する受信手段と、
    前記受信した真贋判定依頼情報と、前記記憶手段に記憶された前記作品識別情報に対応する前記真作識別情報と、に基づいて前記作品の真贋を判定する真贋判定手段と、
    を備える真贋判定サーバ。
  2. 前記真作識別情報は作品に描かれたマーク、署名及び作品の画像のうちの少なくとも1つに関する情報であることを特徴とする請求項1に記載の真贋判定サーバ。
  3. 前記真作識別情報は、マーク、署名及び作品の画像のうちの少なくとも1つに対して機械学習を行うことで生成した特徴情報であることを特徴とする請求項1又は2に記載の真贋判定サーバ。
  4. 前記真贋判定手段は贋作と判定した場合は前記ユーザ端末に判定結果を送信して判定処理を終了することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の真贋判定サーバ。
  5. 前記真贋判定手段が真作と判定した場合は制作者端末に前記真贋判定依頼情報を送信し、前記真贋判定依頼情報に基づいて入力された前記作品の真贋の再判定の結果を受信し、前記再判定の結果に基づいて生成された最終真贋判定結果を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の真贋判定サーバ。
  6. 前記作品の真贋の再判定は、前記真贋判定サーバにより認証された制作者により入力されることを特徴とする請求項5記載の真贋判定サーバ。
  7. 前記マークは紫外線を照射することで発光する塗料で記載されていることを特徴とする請求項2から6のいずれか1項に記載の真贋判定サーバ。
  8. 前記真贋判定サーバは、
    マークを生成するマーク生成手段を有し、
    前記受信手段は、前記制作者端末に表示された前記マークにより描かれた前記マークの画像情報を、前記真作識別情報として前記制作者端末から受信し、
    前記記憶手段は、前記制作者端末から受信した前記真作識別情報を前記作品識別情報と対応付けて記憶することを特徴とする請求項2から7のいずれか1項に記載の真贋判定サーバ。
  9. 前記マーク生成手段は複数のマークを生成することを特徴とする請求項8に記載の真贋判定サーバ。
  10. 前記マーク生成手段は前記マークを描画する場所である描画位置を指定し、前記制作者端末に出力することを特徴とする請求項8又は9に記載の真贋判定サーバ。
  11. 前記真贋判定手段は、前記描画位置を前記ユーザ端末に出力する請求項10に記載の真贋判定サーバ。
  12. 前記作品識別情報は2次元マトリックスコードであることを特徴とする請求項1から12のいずれか1項に記載の真贋判定サーバ。
  13. サーバを、請求項1から12のいずれか1項に記載の真贋判定サーバの各手段として機能させるためのプログラム。
  14. 真贋判定サーバから作品識別情報を受信する作品識別情報受信手段と、
    前記真贋判定サーバからマークと前記マークを描画する描画位置を示す情報を受信するマーク受信手段と、
    前記マークに基づいて前記描画位置に描かれたマークの画像、署名及び作品の画像のうちの少なくとも1つを真作識別情報として撮影して、前記真贋判定サーバに送信する作品登録処理手段と、
    前記真贋判定サーバでの真贋判定により真贋判定依頼情報が送信された場合に、当該真贋判定依頼情報に基づいて再判定を実施し、再判定の結果を前記真贋判定サーバに送信する判定結果送信手段と、
    を備えたことを特徴とする制作者端末。
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