JP2022137430A - 画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム - Google Patents

画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】周囲の光環境に影響されない新たな判定方式を採用することで、表示針とメータ盤面とを明確に識別することができ、これによって表示針の位置判定の精度を向上させることが可能な画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供する。【解決手段】画像抽出部2で抽出した画像データに基づき、針可動領域内にある全画素の明るさの平均値を取るとともに、当該平均値と針可動領域内にある各画素の明るさとの差から画素毎の相対値を算出する演算部3と、この演算部3で演算された針可動領域内の各画素の相対値を、予め定めた設定値で区切ることにより該針可動領域内における表示針の位置を判別する針値算出部4とを有する。【選択図】図1

Description

本発明は、メータ針等の表示針を目的物として撮影した画像認識処理において、暗い環境や明るい環境のいずれにおいても目的物の認識精度を向上させることが可能な画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムに関する。
メータ針等の画像を認識する技術として、特許文献1,2に示される画像処理装置が知られている。
具体的には、特許文献1に示されるアナログメータの自動読取装置では、アナログメータを撮影することで表示針の指示値を示す計測画像を得る計測手段と、極座標に基づき当該表示針の回転角を求める針回転角算出手段と、当該回転角とマスター画像となる基準画像とから計測画像が示す表示針の指示値を求める指示値算出手段と、を有している。
また、特許文献2に示される操作盤のデータ収集システムでは、旧式の工作機械の操作盤に、これを撮影するためのデジタルカメラを後付けで設置しておき、ランプで光を照射した状態で当該デジタルカメラにより操作盤を撮影し、その撮影画像を解析処理してデータ化することで、表示針の現在値を取得する。
さらに、特許文献2の画像解析処理部では、デジタルカメラで撮影した操作盤のデジタル画像を、予め登録してある基準画像に照らし合わせて、当該デジタル画像から監視エリアを切り出して、各々の監視エリアの画像に付き適正なる補正処理を行うことで、操作盤が指し示す位置を認識する。
特開2006-120133号公報 特開2017-069963号公報
特許文献1及び2で示す画像解析処理では、予め撮影しておいた基準画像と、測定時に撮影した撮影画像との比較から、アナログメータの表示針の指し示す値を認識するようにしている。
このような中、特に特許文献2に示される画像解析処理では、ランプの光が照射されるエリアにおいて、表示針が指し示す位置を認識するようにしている。
しかしながら、上記画像解析処理では、表示針を照射するランプ光の状況が周囲の環境に影響されることが多く、例えば夜間等の周囲の光が乏しい場合など、表示針とメータ盤面との色の差が出難く、当該表示針とメータ盤面とを明確に識別できないという問題が生じていた。
また、ランプ光を用いない特許文献1においても、同様に、周囲の光環境の悪さから撮影画像の表示針を認識できないという問題があり、新たな解決手段の提供が期待されていた。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、周囲の光環境に影響されない新たな判定方式を採用することで、表示針と背景となるメータ盤面とを明確に識別することができ、これによって表示針の位置判定の精度を向上させることが可能な画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムを提供する。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の第1態様に示す画像処理装置では、表示盤とこの表示盤上に設けられて所定の範囲を動く表示針とを撮影して針値認識対象領域の画像データを取得する画像撮影部と、この画像撮影部に取り込まれた画像データから前記表示針の可動範囲に相当する針可動領域の画像データを切り出す画像抽出部と、この画像抽出部で抽出した画像データに基づき、前記針可動領域内にある全画素の明るさの平均値を取るとともに、当該平均値と前記針可動領域内にある各画素の明るさとの差から画素毎の相対値を算出する演算部と、この演算部で演算された針可動領域内の各画素の相対値を、予め定めた設定値で区切ることにより該針可動領域内における表示針の位置を判別する針値算出部と、を有することを特徴とする。
本発明の第2態様に示す画像処理方法では、表示盤とこの表示盤上に設けられて所定の範囲を動く表示針とを撮影して針値認識対象領域の画像データを取得する画像撮影段階と、この画像撮影段階で取り込まれた画像データから前記表示針の可動範囲に相当する針可動領域の画像データを切り出す画像抽出段階と、この画像抽出段階で抽出した画像データに基づき、前記針可動領域内にある全画素の明るさの平均値を取るとともに、当該平均値と前記針可動領域内にある各画素の明るさとの差から画素毎の相対値を算出する演算段階と、この演算段階で演算された針可動領域内の各画素の相対値を、予め定めた設定値で区切ることにより該針可動領域内における表示針の位置を判別する針値算出段階と、を有することを特徴とする。
本発明の第3態様に示す画像処理プログラムでは、表示盤とこの表示盤上に設けられて所定の範囲を動く表示針とを撮影して針値認識対象領域の画像データを取得する画像撮影段階と、この画像撮影段階で取り込まれた画像データから前記表示針の可動範囲に相当する針可動領域の画像データを切り出す画像抽出段階と、この画像抽出段階で抽出した画像データに基づき、前記針可動領域内にある全画素の明るさの平均値を取るとともに、当該平均値と前記針可動領域内にある各画素の明るさとの差から画素毎の相対値を算出する演算段階と、この演算段階で演算された針可動領域内の各画素の相対値を、予め定めた設定値で区切ることにより該針可動領域内における表示針の位置を判別する針値算出段階と、を有することを特徴とする。
本発明では、周囲の光環境に影響されない相対値による新たな判定方式を採用することで、表示針とその背景とを明確に識別することができ、これによって表示針の位置判定の精度を向上させることが可能となる。
本発明に係る画像処理装置の最小構成を示す概略図である。 本発明の実施形態に係る画像処理装置の概略構成図である。 第1処理部の初期設定部にて実行されるマスター画像の設定処理を示すフローチャートである。 第2処理部の針値認識部で実行される針値認識処理を示すフローチャートである。 表示針の針可動領域を正規化処理するためのフローチャートである。 針可動領域を規定するための工程を示す説明図である。 表示針の針可動領域を特定するための工程を示す説明図である。 画素毎の相対値分布を示す図である。 (A)メータ画像が全体的に暗い場合の表示針識別を示す図、(B)メータ画像が全体的に明るい場合の表示針識別を示す図、(C)針可動領域にて表示針の位置を明確化した場合の図である。
本発明に係る画像処理装置100の最小構成について図1を参照して説明する。
この画像処理装置100は、画像撮影部1、画像抽出部2、演算部3及び針値算出部4を主な構成要素とする。
画像撮影部1は、表示盤とこの表示盤上に設けられて所定の範囲を動く表示針とを撮影して針値認識対象領域の画像データを取得する。
画像抽出部2は、画像撮影部1に取り込まれた針値認識対象領域の画像データから、表示針の針可動領域における画像データを切り出す。
演算部3は、画像抽出部2で抽出した画像データに基づき、針可動領域内にある全画素の明るさの平均値を取るとともに、当該平均値と針可動領域内にある各画素の明るさとの差から画素毎の相対値を算出する。
例えば、演算部3では、画像データに基づき、針可動領域内にある全画素の明るさの平均値と針可動領域内にある各画素の明るさとの差から、画素毎の相対値となる偏差値を算出する。
針値算出部4は、演算部3で演算された針可動領域内の各画素の相対値を、予め定めた設定値で区切ることにより該針可動領域内における表示針の位置を判別する。
そして、以上のように構成された画像処理装置100では、まず、画像撮影部1にて、表示盤とこの表示盤上に設けられて所定の範囲を動く表示針とを撮影してその画像データを取得する。
その後、画像抽出部2にて、画像撮影部1に取り込まれた画像データから表示針の針可動領域にある画像データを切り出した後、演算部3にて、画像抽出部2で抽出した針可動領域内にある全画素の明るさの平均値を取るとともに、当該平均値と針可動領域内にある各画素の明るさとの差から画素毎に相対値を算出する。
その後、針値算出部4では、演算部3で演算された針可動領域内の各画素の相対値を、予め定めた設定値で区切ることにより該針可動領域内における表示針の位置を判別する。
その結果、上記画像処理装置100では、各画素の明るさと針可動領域全体の明るさとの差を表わし、かつ針可動領域内での相対的な明るさを示す各画素の相対値を利用することで、表示針とその背景とを確実に分離することが可能になり、全体的に暗い画像/全体的に明るい画像に関わらず、常に一定の閾値をもって針と背景の分離が可能になる。
すなわち、本発明の画像処理装置100では、周囲の光環境に影響されない相対値による新たな判定方式を採用することで、表示針とメータ盤面としての背景とを明確に識別することができ、これによって表示針の位置判定の精度を向上させることが可能となる。
(実施形態)
次に、本発明の実施形態に係る画像処理装置101について図2~図9を参照して説明する。
この画像処理装置101は、図2に示すように、メータの表示盤上に設けられた針値認識対象領域(図6参照)を定めるためのマスター画像を予め規定する第1処理部20Aと、マスター画像が定める針値認識対象領域内にてメータの表示盤上にある表示針の現在位置を認識する第2処理部20Bと、を有する。
第1処理部20Aは、メータMの表示盤30(図6(A)参照)を撮影するメータ画像撮影部21と、該メータ画像撮影部21で撮影したメータ画像の針値認識対象領域A1から表示針31の針可動領域A2を定める初期設定部22と、初期設定部22で定めた針可動領域A2をマスター画像として記憶するマスター画像記憶部23と、を有する。
なお、第1処理部20Aの初期設定部22にて実行されるマスター画像の設定処理については図3を参照して後述する。
第2処理部20Bは、メータ画像撮影部11、針可動範囲切り出し部12、明度正規化部13及び針値算出部14を主な構成要素とする。
メータ画像撮影部11は、表示盤30及びこの表示盤30上に設けられて入力信号に応じて所定の可動範囲を動く表示針31(図6(A)参照)を撮影して針値認識対象領域A1の画像データを取得する。
針可動範囲切り出し部12は、メータ画像撮影部11に取り込まれた画像データから表示針31の可動範囲に相当する針可動領域A2の画像データを切り出す。
明度正規化部13は、針可動範囲切り出し部12で抽出した画像データに基づき、針可動領域A2内にある全画素の明るさ(本例では255段階で表される輝度)の平均値を取るとともに、当該平均値と針可動領域A2内にある各画素の明るさとの差から画素毎の相対値を算出する。
例えば、明度正規化部13では、画像データに基づき、針可動領域A2内にある全画素の明るさの平均値と針可動領域A2内にある各画素の明るさとの差から、画素毎の相対値となる偏差値を算出する。
針値算出部14は、明度正規化部13で演算された針可動領域A2内の各画素の相対値を、予め定めた設定値で区切ることにより該針可動領域A2内における表示針31の位置を判別する。
なお、第2処理部20Bにおいて、針可動範囲切り出し部12、明度正規化部13及び針値算出部14により針値認識部15が構成される。この針値認識部15にて実行される処理については図4及び図5を参照して後述する。
次に、図3を参照して、第1処理部20Aの初期設定部22にて実行されるマスター画像の設定処理についてステップS毎に説明する。
なお、このフローチャートは、動作するメータに対して複数回の角度検出処理(ステップS2~ステップS4)を実行することで、表示針31の可動範囲となる針可動領域A2を定める。
〔ステップS1〕
メータMに対して、表示針31の角度検出処理を複数回実行する処理が終了したか否かを判断し、YESの場合に次のステップS5に進み、NOの場合に次のステップS2に進む。
〔ステップS2〕
メータ画像撮影部21で撮影した画像から表示針31の角度を検出した後、次のステップS3に進む。
〔ステップS3〕
ステップS2で検出した表示針31の検出角度が計測した中で、最も小さい場合に当該検出角度を「最小角度」に決定して登録した後(図6(A)及び(B)参照)、次のステップS4に進む。
〔ステップS4〕
ステップS2で検出した表示針31の検出角度が計測した中で、最も大きい場合に当該検出角度を「最大角度」に決定して登録した後(図6(A)及び(C)参照)、ステップS4に進む。
〔ステップS5〕
画像読み込み処理が終了した場合(ステップS1でYESの場合)に、ステップS3で登録した「最小角度」と、ステップS4で登録した「最大角度」とから、表示針31の可動範囲となる針可動領域A2を決定するともに、当該針可動領域A2をマスター画像Gとして登録した後(図7参照)、本フローチャートを終了する。
次に、図4を参照して、第2処理部20Bの針値認識部15で実行される針値認識処理についてステップS毎に説明する。
〔ステップS10~S11〕
まず、ステップS5で求めた表示針31の針可動領域A2をマスター画像Gとした後(ステップS10)、当該針可動領域A2を正規化により明確化させる(ステップS11)。なお、ステップS11の正規化処理は、図3のステップS2~S4を処理するに際して同時に実行される。また、ステップS11の正規化処理ついては、図5を参照して後述する。
〔ステップS12〕
メータ画像撮影部11で撮影した表示盤30の針値認識対象領域A1を示す画像データと、図3のステップS5で取得した針可動領域A2を示すマスター画像Gとから、針値認識対象領域A1内に存在する表示針31の針可動領域A2を特定する(図7参照)
すなわち、本ステップS12では、図3のステップS5で取得した針可動領域A2を示すマスター画像Gを利用して、メータ画像撮影部11で撮影した表示盤30の針値認識対象領域A1から、表示針31の針可動領域A2を切り出す処理を行う。
〔ステップS13〕
ステップS12で切り出した表示針31の針可動領域A2を正規化処理する。なお、ステップS13の正規化処理ついては、図5を参照して後述する。
〔ステップS14〕
ステップS13での正規化により算出した表示針31を表す画素毎の相対値と、予め定めた設定値とを比較する。
〔ステップS15〕
ステップS13での正規化により算出した表示針31を表す相対値を、予め定めた設定値で区切ることにより針可動領域A2内における表示針31の位置を判別した後、本フローチャートを終了する。
例えば、ステップS15では、図8に示すように表示針31を表す画素毎の相対値を示す偏差値を、予め定めた設定値(本例では設定値=50)で区切ることで、針可動領域A2内の表示針31の位置を明確化する。
その結果、ステップS15では、図9(A)に示すようにメータMが全体的に暗い画像である場合、又は図9(B)に示すようにメータMが全体的に明るい画像である場合であっても、図8で示す判別方法を採用することで、図9(C)に示すように、針可動領域A2内における表示針31の位置を明確化することが可能となる。
次に、図5を参照して、図4のステップS11及びS13に示される正規化処理について説明する。
〔ステップS20〕
表示針31の針可動領域A2内にある全画素の明るさの平均値を取った後、次のステップ21に進む。
〔ステップS21〕
針可動領域A2内で既定した画素領域を表す各ピクセル(図8で示す区画)に対して、ステップS20で算出した平均値との差を算出する。
〔ステップS22〕
針可動領域A2内にある全画素の明るさの平均値と、針可動領域A2内にある各画素領域の明るさとの差から、画素毎に相対値となる偏差値(図8参照)を算出した後、本フローチャートを終了する。
そして、以上のように構成された画像処理装置101では、メータ画像撮影部11にて、表示盤30とこの表示盤30上に設けられて入力信号に応じて所定の可動範囲を動く表示針31とを撮影してその画像データを取得する。
その後、針可動範囲切り出し部12では、メータ画像撮影部11に取り込まれた画像データから表示針31の可動範囲に相当する針可動領域A2の画像データを切り出す。
その後、明度正規化部13では、針可動範囲切り出し部12で抽出した画像データに基づき、針可動領域A2内にある全画素の明るさの平均値を取るとともに、当該平均値と針可動領域A2内にある各画素の明るさとの差から画素毎に相対値を算出する(図4のステップS13)(図8参照)。
その後、針値算出部14では、明度正規化部13で演算された針可動領域A2内の各画素の相対値を、予め定めた設定値で区切ることにより該針可動領域A2内における表示針31の位置を判別する(図4のステップS14~S15)(図8参照)。
その結果、上記画像処理装置101では、各画素の明るさと針可動領域A2全体の明るさとの差を表わし、かつ針可動領域A2内での相対的な明るさを示す各画素の相対値を利用することで、表示針31とその背景とを確実に分離することが可能になり(図8参照)、全体的に暗い画像/全体的に明るい画像に関わらず、常に一定の閾値をもって針と背景の分離が可能になる(図9参照)。
すなわち、本実施形態の画像処理装置101では、周囲の光環境に影響されない相対値による新たな判定方式を採用することで、表示針31とメータ表示盤30としての背景とを明確に識別することができ、これによって表示針31の位置判定の精度を向上させることが可能となる。
なお、上記相対値として偏差値の他、適宜定めた計算式を用いることで、針可動領域A2内にある全画素の明るさの平均値と針可動領域A2内にある各画素の明るさとの差から画素毎の相対値を算出しても良い。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
本発明は、メータ針等の表示針を目的物として撮影した画像認識処理において、暗い環境や明るい環境において目的物の認識精度を向上させることが可能な画像処理装置、画像処理方法及び画像処理プログラムに関する。
1 画像撮影部
2 抽出部
3 演算部
4 針値算出部
11 メータ画像撮影部
12 針可動範囲切り出し部
13 明度正規化部
14 針値算出部
15 針値認識部
20A 第1処理部
20B 第2処理部
21 メータ画像撮影部
22 初期設定部
23 マスター画像記憶部
30 表示盤
31 表示針
100 画像処理装置
101 画像処理装置
A1 針値認識対象領域
A2 針可動領域
G マスター画像
M メータ

Claims (8)

  1. 表示盤とこの表示盤上に設けられて所定の範囲を動く表示針とを撮影して針値認識対象領域の画像データを取得する画像撮影部と、
    この画像撮影部に取り込まれた画像データから前記表示針の可動範囲に相当する針可動領域の画像データを切り出す画像抽出部と、
    この画像抽出部で抽出した画像データに基づき、前記針可動領域内にある全画素の明るさの平均値を取るとともに、当該平均値と前記針可動領域内にある各画素の明るさとの差から画素毎の相対値を算出する演算部と、
    この演算部で演算された針可動領域内の各画素の相対値を、予め定めた設定値で区切ることにより該針可動領域内における表示針の位置を判別する針値算出部と、を有することを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記演算部で算出した相対値は偏差値であることを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 前記画素は一定の領域を表すピクセルの範囲で規定されることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  4. 前記画像抽出部では、前記針可動領域を示すマスター画像を予め記憶しておき、このマスター画像に基づき、前記画像撮影部に取り込まれた画像データから針可動領域に相当する画像を抽出することを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  5. 前記画像抽出部では、前記マスター画像として、前記画像撮影部で撮影した画像データに基づき前記表示針の最小角及び最大角の位置を検出し、かつこれら表示針の最小角及び最大角の間に針可動領域があると予め認識しておくことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 前記演算部では、画像抽出部で抽出した画像データの輝度に基づき画素の明るさを検出することを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  7. 表示盤とこの表示盤上に設けられて所定の範囲を動く表示針とを撮影して針値認識対象領域の画像データを取得する画像撮影段階と、
    この画像撮影段階で取り込まれた画像データから前記表示針の可動範囲に相当する針可動領域の画像データを切り出す画像抽出段階と、
    この画像抽出段階で抽出した画像データに基づき、前記針可動領域内にある全画素の明るさの平均値を取るとともに、当該平均値と前記針可動領域内にある各画素の明るさとの差から画素毎の相対値を算出する演算段階と、
    この演算段階で演算された針可動領域内の各画素の相対値を、予め定めた設定値で区切ることにより該針可動領域内における表示針の位置を判別する針値算出段階と、を有することを特徴とする画像処理方法。
  8. 表示盤とこの表示盤上に設けられて所定の範囲を動く表示針とを撮影して針値認識対象領域の画像データを取得する画像撮影段階と、
    この画像撮影段階で取り込まれた画像データから前記表示針の可動範囲に相当する針可動領域の画像データを切り出す画像抽出段階と、
    この画像抽出段階で抽出した画像データに基づき、前記針可動領域内にある全画素の明るさの平均値を取るとともに、当該平均値と前記針可動領域内にある各画素の明るさとの差から画素毎の相対値を算出する演算段階と、
    この演算段階で演算された針可動領域内の各画素の相対値を、予め定めた設定値で区切ることにより該針可動領域内における表示針の位置を判別する針値算出段階と、を有することを特徴とする画像処理プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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