JP2022132066A - 回路基板固定構造、ランプソケットおよび照明装置 - Google Patents

回路基板固定構造、ランプソケットおよび照明装置 Download PDF

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Abstract

Figure 2022132066000001
【課題】本発明は、回路基板固定構造、当該回路基板固定構造を含むランプソケットおよび照明装置を提供し、従来技術における、ねじ止めまたは係合により回路基板を実装する時に存在するねじの近傍に回路および部品を配置するのが困難であるという問題を解決する。
【解決手段】当該回路基板固定構造は、回路基板と、回路基板の一方に設けられた放熱器と、回路基板に設けられた第1貫通孔と、第1貫通孔に対応するように、放熱器に設けられた第2貫通孔と、第1貫通孔に対応して設けられ、台座および環状絶縁スリーブを含む絶縁保護部材と、ねじ頭およびねじ軸を含むねじとを備え、ねじ軸は絶縁保護部材の台座、第1貫通孔および第2貫通孔の順に貫通して、ネジ穴が設けられた固定部にねじ込まれ、ねじ頭は絶縁保護部材に押し付けられ、絶縁保護部材には、ねじ頭を囲むように、所定の高さの環状絶縁スリーブが設けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電気器具分野に関し、具体的には回路基板固定構造、当該回路基板構造を有するランプソケットおよび当該ランプソケットを有する照明装置に関する。
LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)が、室内照明、屋外照明および商業照明に広く用いられるにつれて、LED照明装置が多く用いられている。
LED照明装置は、その発光メカニズムの理由により、回路基板を用いる必要がある。回路基板は、通常LED照明装置の内部に配置されるとともに、回路基板上に、チップ、変圧器、電解コンデンサ、抵抗等の各種電気部品を収容するので、動作により発熱するおそれがある。このため、通常、回路基板と対応する放熱器も配置される。
従来の回路基板をLED照明装置に配置および固定する固定方法は2通りある。1つ目の方法は、ねじ止めであり、ねじを用いて回路基板を他の部品例えば回路基板と隣接する放熱器に取り付け固定する。しかし、電源および駆動回路を集積した一体型LED照明装置は、機能を増加するとともに小型化する必要があるので、より多くの回路部品をより小さな回路基板上に設ける必要がある。しかし、ねじの材質の多くは金属であり、ねじ止めを用いる場合、金属材質のねじ頭を回路基板に設ける時に、絶縁および安全のための距離等の要因を考慮して、その周囲により多くの回路部品を緊密に設けることができない。このため、より多くの回路部品をより小さな回路基板上に設けるという両方のニーズに対応することが難しい。
従来の回路基板をLED照明装置に固定する2つ目の方法は、係合固定である。具体的には、回路基板の周縁と回路基板を収容するLED照明装置の外郭の内壁上の複数の係合点とを係合させるように整合および取り付けを行う。しかしながら、このような取り付け方法は、1度に回路基板と複数の係合点とを係合する必要があるので、取り付けの難度が高く、かつ、係合取り付け後の回路基板と放熱器との密着が往々にして不十分となり、回路基板の放熱には不向きである。
本発明は、上記の問題に鑑みて提案されたものであり、従来技術における、回路基板の係合取り付けが困難である、放熱効果が低い、およびねじ取り付け時にねじの近傍に回路および部品を配置するのが困難であるという問題を解決することができる回路基板固定構造、当該固定構造を含むランプソケットおよび照明装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の形態は、回路基板固定構造を提供し、当該固定構造は、回路基板と、当該回路基板の一方に設けられた放熱器と、回路基板に設けられた第1貫通孔と、第1貫通孔に対応するように、当該放熱器に設けられた第2貫通孔と、第1貫通孔に対応して設けられ、台座および環状絶縁スリーブを含む絶縁保護部材と、ねじ頭およびねじ軸を含むねじとを備え、ねじ軸は絶縁保護部材の台座、第1貫通孔および第2貫通孔の順に貫通して、固定部に設けられたネジ穴にねじ込まれ、ねじ頭は絶縁保護部材に押し付けられ、絶縁保護部材には、ねじ頭を囲むように、所定の高さの環状絶縁スリーブが設けられている。
当該技術手段によると、回路基板固定構造は回路基板および放熱器を含み、ねじを用いて回路基板および放熱器を固定部に一体に固定し、絶縁保護部材を提供し、台座およびねじ頭を囲む絶縁保護部材によりねじを覆うことで回路基板および回路基板上の他の部品と分離することにより、ねじと回路基板上の他の部品との絶縁性が向上し、ねじの近傍に回路および部品を配置することでスペースを十分に利用することができ、回路基板配置を配置する際の安全性がさらに向上するとともに、他の方法例えば係合方法により回路基板を取り付け固定する必要がなく、回路基板を放熱器に固定するだけで、放熱器を他の部分例えば筐体に固定する構造を用いて、回路基板のスムーズな取り付けおよび固定を実現することができる。
上記の技術手段において、当該環状絶縁スリーブと反対側の当該絶縁保護部材の台座に、凸部が設けられ、回路基板に当該凸部と整合し対応する凹部が設けられていることが好ましい。当該好ましい技術手段によると、絶縁保護部材に凸部を設け当該凸部をそれと整合し対応して設けられた凹部に嵌め込む組み立て工程において、まず、凸部と凹部との嵌合により、絶縁保護部材を回路基板に固定し、回路基板と一体に形成し、その後、絶縁保護部材、回路基板を一体として、ねじによりネジ穴が設けられた固定部に固定することにより、絶縁保護部材と回路基板との相互位置の位置決めが容易となり、回路基板の固定組み立て作業が容易となる。
上記の技術手段において、凸部が台座から突出する長さは、少なくとも回路基板の厚さより大きいことが好ましい。当該好ましい技術手段によると、凸部を絶縁保護部材に設け、さらに回路基板を貫通させ放熱器内まで延伸させ固定し、組み立て工程において、まず、凸部を回路基板で貫通させ放熱器に挿入し、絶縁保護部材、回路基板および放熱器を一時的に位置決めおよび一体に固定し、その後、絶縁保護部材、回路基板および放熱器を一体としてねじによりネジ穴が設けられた固定部に固定することにより、絶縁保護部材と回路基板との相互位置の位置決めが容易となり、回路基板の固定組み立て作業が容易となる。
上記の技術手段において、回路基板に設けられた第1貫通孔、放熱器に設けられた第2貫通孔、ねじ頭を囲む絶縁保護部材およびねじはいずれも少なくとも2つあることが好ましい。当該好ましい技術手段の回路基板固定構造では、複数の固定手段を有し、共通に組み合わせて回路基板と放熱器とを固定することにより、回路基板と放熱器の両者の位置決め効果がさらに強化され、貫通孔とネジ穴の数が増加するので、単一のねじによる固定時に生じる応力集中を分散することができる。
上記の技術手段において、ねじ頭を囲む環状絶縁スリーブの所定の高さは、少なくともねじ頭の高さより大きいことが好ましい。環状絶縁スリーブの高さをねじ頭の高さより大きくすることにより、台座と整合してねじを囲んで分離することがより容易となり、さらに金属ねじと他の回路基板部品との絶縁性が得られる。
上記の技術手段において、放熱器にさらに絶縁保護部材の凸部と互いに整合するスロット部が設けられ、凸部がスロット部に挿入されることが好ましい。当該好ましい技術手段によると、放熱器に凸部と整合するスロット部を設けることにより、凸部と放熱器との位置決めおよび整合がより容易となり、絶縁保護部材と放熱器との位置決めおよび取り付けがスムーズとなり、ねじによる取り付けがより容易となるとともに、凸部とスロット部との整合により、固定を補助する効果も得られる。
本発明の第2の形態は、上記のいずれか1つの回路基板固定構造のランプソケットを提供し、当該ランプソケットは、内部に回路基板固定構造を収容する外郭を備え、当該回路基板固定構造は上記のいずれかの回路基板固定構造であり、ネジ穴が設けられた固定部と外郭とが一体に形成される。
本発明が提供するランプソケットによると、ねじにより回路基板および放熱器をランプソケットの外郭に一体に固定することにより、回路基板および放熱器の固定組み立て作業を簡略化し、取り付け効率を向上させることができる。
上記の技術手段において、回路基板の放熱器と反対側に、さらに弾性放熱パッドが設けられることが好ましい。弾性放熱パッドと放熱器とはそれぞれ回路基板1の両面で放熱を行い、回路基板の一部の熱を放熱器の反対側から放出することにより、放熱効率がさらに向上し、回路基板のいずれか一方に熱が蓄積するのを防止し、また、弾性放熱パッドは一定の柔軟性を有し、圧力を受けて変形することにより、他の部品例えば回路基板と反対側に位置するLEDモジュール放熱器を位置決めし易くなり、さらに、弾性放熱パッドは往々にして絶縁材を用いるので、放熱器と他の部品との間の絶縁をさらに保証することができ、回路基板およびLEDモジュール放熱器が動作する際の安全性が向上し、弾性放熱パッドはさらに一定の保護および緩衝効果を有し、回路基板の構造が運搬等の過程で衝撃を受け破損するのを防止することができる。
上記の技術手段において、絶縁保護部材に対応する位置において、弾性放熱パッドに切欠部が設けられることが好ましい。当該好ましい技術手段によると、絶縁保護部材またはねじ頭の突起により弾性放熱パッドが回路基板に取り付けられた後に絶縁保護部材により突き上げられて、弾性放熱パッドと回路基板との有効接触面積が縮小されることを効果的に防止することができる。
本発明の第3の形態は、照明装置を提供し、当該照明装置は上記の技術手段におけるいずれか1項のランプソケットを備え、当該照明装置は弾性放熱パッドの前記回路基板と反対側に、さらにLEDモジュール放熱器が設けられ、LEDモジュール放熱器の他方に、さらにLEDモジュール基板が設けられる。
上記の技術手段の照明装置において、上記の本発明が提供する回路基板固定構造を用いることにより、照明装置を組み立てる時、照明装置の外郭内部において、外郭の開口箇所から、放熱器、回路基板、放熱パッド、LEDモジュール放熱器、LED発光モジュールを順に組み立てることができる。回路基板は上記の回路基板固定構造を用いて照明装置の外郭で放熱器と一体化されるので、組み立て工程が簡単で確実であり、回路基板の係合取り付けが困難であるという問題、放熱効果が低いという問題、およびねじ取り付け時に存在する可能性があるねじの近傍に回路および部品を配置するのが困難であるという問題を解決することができ、さらに、弾性放熱パッドの他方にLEDモジュール放熱器を設けることにより、伝導により回路基板の一部の熱をLEDモジュール放熱器から放出することができ、放熱効率がさらに向上する。
図1は、本発明が提供する回路基板固定構造の部品取り付け模式図である。 図2は、図1の回路基板固定構造を貫通孔の軸線箇所の面に沿って切断した一部断面拡大図である。 図3は、本発明が提供する他の回路基板固定構造の一部断面拡大図である。 図4は、本発明が提供するさらに他の回路基板固定構造の一部断面拡大図である。 図5は、本発明が提供するランプソケットの部品取り付け模式図である。 図6は、本発明が提供する照明装置の部品取り付け模式図である。
以下、具体的な実施の形態を結び付けて本発明について詳細な説明を行う。以下、実施の形態は当業者が本発明をより理解するのに役立つが、本発明は如何なる形態にも限定されるものではない。特に、当業者にとって、本発明の思想を逸脱しない限り、若干の変形および改良がなされてもよい。これらはいずれも本発明の保護範囲に含まれる。
(実施の形態1)
図1は本発明が提供する回路基板固定構造の部品取り付け模式図であり、図2は図1の回路基板固定構造を貫通孔の軸線に沿って切断した一部断面拡大図である。図1および図2を結び付けて示されるように、当該回路基板固定構造は、回路基板1と、当該回路基板1の一方に設けられた放熱器2と、回路基板1に設けられた第1貫通孔3と、第1貫通孔3に対応するように、当該放熱器2に設けられた第2貫通孔4と、第1貫通孔3に対応して設けられ、台座51および環状絶縁スリーブ52を含む絶縁保護部材5と、ねじ頭61およびねじ軸62を含むねじ6とを備え、ねじ軸62は、絶縁保護部材5の台座51、第1貫通孔3および第2貫通孔4の順に貫通して、固定部12に設けられたネジ穴にねじ込まれ、ねじ頭61は絶縁保護部材5に押し付けられ、絶縁保護部材5には、ねじ頭61を囲むように、所定の高さの環状絶縁スリーブ52が設けられている。
なお、本実施の形態において、当該回路基板固定構造を照明器具における放熱器2と回路基板1との相互固定取り付けに適用する場合を例に挙げて説明したが、当業者にとって、本発明はこれに限定されず、他の電気装置内で回路基板1および放熱器2に対しねじ6および絶縁保護部材5を用いて固定を行う場合も同様に本発明を適用することができると理解することができる。
なお、本実施の形態において、第1貫通孔3および第2貫通孔4の形状および構造について限定していないが、当業者にとって、第1貫通孔3または第2貫通孔4は、ねじ6のねじ軸62が貫通しかつ当該ねじ6のねじ頭61をブロックする孔型に形成され、例えば、一実施の形態において、ねじ6の回路基板1および放熱器2に対する固定をさらに強化するように、第1貫通孔3または第2貫通孔4はネジ穴として形成されてもよく、他の実施の形態において、第1貫通孔3または第2貫通孔4は一般的な円形孔として形成されてもよく、上記の貫通孔構造はいずれも本発明の保護範囲を逸脱しないと理解することができる。
本実施の形態において、具体的には、本発明の回路基板固定構造の組み立て完了後に、ねじ6のねじ軸62は、絶縁保護部材5、回路基板1に設けられた第1貫通孔3、放熱器2に設けられた第2貫通孔4の順に貫通して、さらに固定部12に設けられたネジ穴にねじ込まれて整合し、このようにねじ6を用いて回路基板1と放熱器2とを一体に固定することにより、放熱器2と回路基板1との位置決めおよび固定を効果的に行うことができる。また、本実施の形態において、絶縁保護部材5が設けられているので、絶縁保護部材5の台座51およびねじ頭61を囲む環状絶縁スリーブ52によりねじ6を囲んで覆うことにより、ねじ頭61と回路基板1の表面および回路基板1上の他の部品との間の電気絶縁性が向上する。これにより、ねじ6の近傍に回路および部品を配置できるので、スペースを十分に利用することができ、かつ、回路基板1を配置する際の安全性がさらに向上する。しかも、他の方法、例えば係合方法により回路基板1を取り付け固定する必要がないので、回路基板1を放熱器2とともに、ねじ6を用いて他の部分、例えば固定部12に固定する構造のみで、回路基板1の簡便かつ迅速な取り付けおよび固定を実現することができる。
特に、組み立て準備工程において、予めねじ6のねじ軸62を絶縁保護部材5、回路基板1に設けられた第1貫通孔3の順に貫通させた後、予め絶縁保護部材5と回路基板1とを全体として1つにして、1度に固定部12に取り付けることができる。予めねじ6のねじ軸62を絶縁保護部材5、回路基板1に設けられた第1貫通孔3および放熱器2に設けられた第2貫通孔4の順に貫通させた後、予め絶縁保護部材5、回路基板1および放熱器2を全体として1つにして、1度に固定部12に実装することもできる。これにより実装の効率および確実性が向上する。
ここで、回路基板1に設けられた第1貫通孔3、放熱器2に設けられた第2貫通孔4、ねじ頭61を囲む絶縁保護部材5およびねじ6はいずれも少なくとも2つあり、かつ、回路基板1上の相応しい位置に対応して互いに対称に設けられることが好ましい。本実施の形態において、複数の当該固定構造を組み合わせて回路基板1および放熱器2を固定することにより、回路基板1と放熱器2の両者の位置決めの効果をさらに強化することができ、かつ、第1貫通孔3および第2貫通孔4の数が増加するので、単一のねじ6による固定時に生じる応力集中を分散することができる。
ここで、ねじ頭61を囲む環状絶縁スリーブ52の所定の高さは、少なくともねじ頭61の高さよりも高いことが好ましい。環状絶縁スリーブ52の高さがねじ頭61よりも高いことにより、台座51と整合してねじ6を囲んで分離することがより容易となることにより、金属ねじ等のねじ6と他の回路基板1に設けられた部品とが接触する可能性がさらに低下し、絶縁効果が向上し、ねじの近傍の回路および部品の配置に対し影響を及ぼすことを防止し、スペースを十分に利用することができる。
(実施の形態2)
図3は本発明が提供する他の回路基板固定構造の一部断面拡大図であり、その切断位置は図2の切断位置と同じである。図3において、実施の形態1と同じ構造に対していずれも同じ符号を用いて、繰り返し説明しない。
図3に示すように、本発明の実施の形態2では、実施の形態1と比較して、当該絶縁保護部材5の台座51の当該環状絶縁スリーブ52と反対側の面に、さらに凸部8が設けられている点が異なる。回路基板1にさらに当該凸部8と整合し対応する凹部8aが設けられている。
絶縁保護部材5の台座51の当該環状絶縁スリーブ52と反対側の面に、さらに凸部8が設けられ、回路基板1に当該凸部8と整合し対応する凹部8aが設けられているので、凸部8が凹部8aに嵌め込まれることにより、絶縁保護部材5を回路基板1上で位置決めすることを補助し、ねじ6を挿通させて組み立てる際に、絶縁保護部材5と回路基板1とが一体として組み立てられ、組み立て工程が簡単となり、かつ、絶縁保護部材5が独立した固定構造を有するので、滑動またはズレが生じない。
図3において、1つの凸部8および凹部8aの構造のみを示しているが、本実施の形態はこれに限定されず、1つの絶縁保護部材5に、複数の凸部8を設けてもよい。1つの絶縁保護部材5に複数の凸部8を設ける場合、これに対応して、回路基板1に複数の凹部8aを設けてもよい。複数の凸部8と凹部8aとの整合により、絶縁保護部材5を回路基板1に位置決めおよび固定することがより効果的となる。
また、図3に示す凹部8aは回路基板1を貫通しない凹構造であるが、本実施の形態はこれに限定されない。また、凹部8aにおける回路基板1で窪む表面の深さは限定されず、回路基板1の厚さ方向を貫通する貫通孔構造でもよい。凹部8aは、凸部8と嵌合し凸部8を収容する形状であればよい。
また、図3により示される凸部8は、長さ方向において勾配変化を有しないが、本実施の形態はこれに限定されず、凸部8は長さ方向において勾配変化を有してもよく、例えばその端部に向かって先細りの楔形または錐形であってもよい。これに対応して、凸部8と整合するように、凹部8aは回路基板1の表面から次第に広がる楔形または錐形であってもよい。楔形または錐形の凸部8は、より容易に凹部8aに挿入され、回路基板1に絶縁保護部材5を組み立てるのにより効果的である。
(実施の形態3)
図4は本発明が提供するさらに他の回路基板固定構造の一部断面拡大図であり、その切断位置は図2および図3の切断位置と同じである。図4において、実施の形態1および実施の形態2と同じ構造に対していずれも同じ符号を用いて、繰り返し説明しない。
実施の形態3の回路基板固定構造は、実施の形態2と比較して、絶縁保護部材5の台座51が位置する平面から突出する凸部8の長さは、少なくとも回路基板1の厚さより大きい点が異なる。放熱器2にさらに凸部8と互いに整合するスロット部7が設けられ、凸部8をスロット部7に挿入することができる。また、本実施の形態における回路基板1の凹部8aは、回路基板1を貫通する貫通孔構造である。
当該好ましい実施の形態において、絶縁保護部材5に凸部8を設け、その長さは回路基板1を貫通して放熱器2のスロット部7内に到達して固定を行うのに十分であり、組み立て工程において、まず、凸部8を回路基板1で貫通させ、凸部8を用いて絶縁保護部材5を予め回路基板1に実装し、絶縁保護部材5と回路基板1とを一時的に位置決めおよび一体に固定し、その後、さらに絶縁保護部材5と回路基板1とを一体化し、凸部8の先端をスロット部7に挿入するように、絶縁保護部材5、回路基板1および放熱器2を一時的に位置決めおよび一体に固定し、その後、さらにねじ6によりネジ穴が設けられた固定部12に固定することにより、放熱器2と回路基板1との相互位置の位置決めが容易となり、回路基板1の固定組み立て作業が容易となる。
そのため、本実施の形態において、凸部8および凸部8と互いに整合するスロット部7を設けることにより、回路基板1の固定組み立て作業効率の向上に効果的である。また、凸部8とスロット部7との整合により固定を補助する効果も得られる。
なお、本発明の実施の形態の図4では、1つの凸部8のみを示しているが、これに限定されず、同一の絶縁保護部材5に複数の例えば2つまたは3つの凸部8を設けてもよい。凸部8が2つまたは3つである時、より安定して予め絶縁保護部材5を回路基板1、回路基板1および放熱器2に固定することができる。
なお、図4に示すように、凸部8がより確実に放熱器2と整合し挿入されるように、好ましくは凸部8に幅が狭くなる楔形を用い、スロット部7にもそれと互いに整合する楔形を用いることにより、実装前に予め固定する効果および実装後に固定を補助する効果が向上する。
(実施の形態4)
図5は本発明が提供するランプソケットの構造模式図である。図5に示すように、当該ランプソケットは、内部に回路基板固定構造を収容する外郭13を含む。当該回路基板固定構造は実施の形態1~実施の形態3のいずれかの回路基板固定構造であってもよい。ここで、特に、本実施の形態において、ネジ穴が設けられた固定部12は外郭13と一体に形成される。
当実施の形態が提供するランプソケットは、ねじ6により回路基板1および放熱器2をランプソケットの外郭13に一体に固定することにより、回路基板1および放熱器2の固定組み立て作業を簡略化し、実装効率を向上させることができる。
特に、図5において、当該外郭13の具体的な構成について限定的に説明していないが、当業者にとって、ネジ穴を有する固定部12が位置する回路基板固定構造を収容することができる外郭13はいずれも本発明に適用することができる。
ここで、回路基板1の放熱器2と反対側に、さらに、弾性放熱パッド9を設けることが好ましい。弾性放熱パッド9と放熱器2とはそれぞれ回路基板1の両面で放熱を行い、回路基板1の一部の熱を放熱器2の反対側から放出することにより、放熱効率がさらに向上し、回路基板1のいずれか一方に熱が蓄積することを防止することができ、また、弾性放熱パッド9は一定の柔軟性を有し、圧力を受けて変形することにより、他の部品を位置決めし易くなり、さらに、弾性放熱パッド9は往々にして絶縁材を用いるので、放熱器2と他の部品との間の絶縁をさらに保証することができ、弾性放熱パッド9はさらに一定の保護および緩衝効果を有し、回路基板1の構造が運搬等の過程で衝撃を受け破損するのを防止することができる。
例えば、本発明の一実施の形態において、弾性放熱パッド9は、回路基板1とLED放熱モジュール(図示せず)との間に設けられる。この時、弾性放熱パッド9は、回路基板1の一部の熱を放熱器2の反対側のLEDモジュール放熱器から放出することができ、また、LEDモジュール放熱器と回路基板1とを整合して実装する時、両者間の弾性放熱パッド9に対し圧力が生じるが、弾性放熱パッド9は一定の柔軟性を有するので、押圧の過程で圧力を受けて変形して両者の密着を保持することができる。また、実装の過程において、LEDモジュール放熱器は、回路基板1に対応して固定される場合に回路基板1との絶縁を保つ必要があり、絶縁材を用いて製造した弾性放熱パッド9を両者の間に設けることにより、LEDモジュール放熱器を位置決めするとともに、LEDモジュール放熱器と回路基板1の絶縁維持を保証することができるので、回路基板1およびLEDモジュール放熱器の動作の安全性が向上する。
ここで、絶縁保護部材5に対応する位置において、弾性放熱パッド9に切欠部91が設けられることが好ましい。本発明の好ましい実施の形態において、絶縁保護部材5またはねじ頭61の突起により弾性放熱パッド9が実装後に突き上げられて、弾性放熱パッド9と回路基板1との有効接触面積が縮小されることを効果的に防止することができる。
(実施の形態5)
図6は本発明が提供する照明装置の構造模式図である。当該照明装置は、実施の形態3におけるいずれかのランプソケットを含み、図6に示すように、当該照明装置は弾性放熱パッド9の回路基板1と反対側に、さらにLEDモジュール放熱器10が設けられ、LEDモジュール放熱器10の他方に、さらにLEDモジュール基板11が設けられている。本実施の形態が提供する照明装置において、実施の形態1、実施の形態2、実施の形態3または実施の形態4が提供する回路基板固定構造またはランプソケットを用いるので、照明装置を組み立てる時に、照明装置の外郭13の内部において、外郭13の開口部から、放熱器2および回路基板1により構成される回路基板固定構造、弾性放熱パッド9、LEDモジュール放熱器10、LEDモジュール基板11の順に組み立てることができる。回路基板1は上記の回路基板固定構造を用いて照明装置の外郭13で放熱器2と一体化されるので、組み立て工程が簡単で確実であり、回路基板1の係合実装が困難であるという問題、放熱効果が低いという問題、およびねじ6を実装する際に存在する可能性があるねじの近傍に回路および部品を配置するのが困難であるという問題を解決することができ、さらに、弾性放熱パッド9の他方にLEDモジュール放熱器10を設けることにより、伝導により回路基板1の一部の熱をLEDモジュール放熱器10から放出することができ、放熱効率がさらに向上する。
上記の複数の実施の形態において、各実施の形態の説明のいずれにおいてもそれぞれ重点が置かれ、ある実施の形態において詳細な説明がない部分について、他の実施の形態の関連する説明を参照することができ、かつ、異なる実施の形態の技術手段を相互に組み合わせることができ、組み合わされた形態は依然として本発明の保護範囲に含まれる。
ここまで、図面と結び付けて本発明の技術手段を説明したが、当業者にとって、本発明の保護範囲はこれらの具体的な実施の形態に限定されないことは自明であると理解することができる。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者は関連する技術的特徴に対し同等の変形あるいは置き換えを行ってもよく、これらの変形または置き換え後の技術手段はいずれも本発明の保護範囲に含まれる。
1 回路基板
2 放熱器
3 第1貫通孔
4 第2貫通孔
5 絶縁保護部材
51 台座
52 環状絶縁スリーブ
6 ねじ
61 ねじ頭
62 ねじ軸
7 スロット部
8 凸部
8a 凹部
9 弾性放熱パッド
91 切欠部
10 LEDモジュール放熱器
11 LEDモジュール基板
12 固定部
13 外郭

Claims (10)

  1. 回路基板と、
    前記回路基板の一方に設けられた放熱器と、
    前記回路基板に設けられた第1貫通孔と、
    前記第1貫通孔に対応するように、前記放熱器に設けられた第2貫通孔と、
    前記第1貫通孔に対応して設けられ、台座および環状絶縁スリーブを含む絶縁保護部材と、
    ねじ頭およびねじ軸を含むねじとを備え、
    前記ねじ軸は、前記絶縁保護部材の前記台座、前記第1貫通孔および前記第2貫通孔の順に貫通して、ネジ穴が設けられた固定部にねじ込まれ、
    前記ねじ頭は、前記絶縁保護部材に押し付けられ、前記絶縁保護部材には、前記ねじ頭を囲むように、所定の高さの環状絶縁スリーブが設けられていることを特徴とする
    回路基板固定構造。
  2. 前記絶縁保護部材の台座の、前記環状絶縁スリーブと反対側の面に、凸部が設けられ、
    前記回路基板に前記凸部と整合し対応する凹部が設けられていることを特徴とする
    請求項1に記載の回路基板固定構造。
  3. 前記凸部が前記台座から突出する長さは、少なくとも前記回路基板の厚さより大きいことを特徴とする
    請求項2に記載の回路基板固定構造。
  4. 前記第1貫通孔、前記第2貫通孔、前記絶縁保護部材、前記ねじは、いずれも少なくとも2つあることを特徴とする
    請求項1~3のいずれか1項に記載の回路基板固定構造。
  5. 前記環状絶縁スリーブの所定の高さは、少なくともねじ頭の高さより大きいことを特徴とする
    請求項1~4のいずれか1項に記載の回路基板固定構造。
  6. 前記放熱器にさらにスロット部が設けられ、前記凸部が前記スロット部に挿入されることを特徴とする
    請求項2又は3に記載の回路基板固定構造。
  7. 内部に回路基板固定構造を収容する外郭を備え、
    前記回路基板固定構造は請求項1~6のいずれか1項に記載の回路基板固定構造であり、前記固定部と前記外郭とが一体に形成されることを特徴とする
    ランプソケット。
  8. 前記回路基板の前記放熱器と反対側に、さらに弾性放熱パッドが設けられることを特徴とする
    請求項7に記載のランプソケット。
  9. 前記絶縁保護部材に対応する位置において、前記弾性放熱パッドに切欠部が設けられることを特徴とする
    請求項8に記載のランプソケット。
  10. 請求項8又は9に記載のランプソケットを備え、
    前記弾性放熱パッドの前記回路基板と反対側に、さらにLEDモジュール放熱器が設けられ、
    前記LEDモジュール放熱器の他方に、さらにLEDモジュール基板が設けられることを特徴とする
    照明装置。
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