JP2022127335A - ワイヤハーネス - Google Patents

ワイヤハーネス Download PDF

Info

Publication number
JP2022127335A
JP2022127335A JP2021025424A JP2021025424A JP2022127335A JP 2022127335 A JP2022127335 A JP 2022127335A JP 2021025424 A JP2021025424 A JP 2021025424A JP 2021025424 A JP2021025424 A JP 2021025424A JP 2022127335 A JP2022127335 A JP 2022127335A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exterior member
connector
wire
heat
shrinkable tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021025424A
Other languages
English (en)
Inventor
真博 萩
Masahiro Hagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Wiring Systems Ltd, AutoNetworks Technologies Ltd, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority to JP2021025424A priority Critical patent/JP2022127335A/ja
Publication of JP2022127335A publication Critical patent/JP2022127335A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)
  • Details Of Indoor Wiring (AREA)

Abstract

【課題】防水部材による防水箇所における放熱性の向上を可能にしたワイヤハーネスを提供する。【解決手段】ワイヤハーネス20は、電線31と、電線31の端部に設けられたコネクタ22と、電線31が挿通される外装部材23と、コネクタ22と外装部材23との間からの水の浸入を防ぐ防水部材としての熱収縮チューブ26と、を備える。電線31の長さ方向において、外装部材23の端部はコネクタ22に対向している。そして、熱収縮チューブ26は、コネクタ22と外装部材23の端部とを覆っている。【選択図】図2

Description

本開示は、ワイヤハーネスに関するものである。
例えば特許文献1に、車両用のワイヤハーネスが開示されている。同ワイヤハーネスは、電線と、電線の端部に設けられたコネクタと、電線が挿通される外装部材とを備えている。電線の長さ方向において、外装部材の端部はコネクタに対向している。同ワイヤハーネスでは、コネクタと外装部材の端部との間からの水の浸入を防ぐゴムブーツが設けられている。ゴムブーツは、コネクタの外周面と外装部材の外周面の各々に密に接している。
特開2017-98010号公報
上記のようなワイヤハーネスでは、ゴムブーツの内部は密閉空間である。このため、何ら対策を講じない場合には、電線にて生じる熱がゴムブーツの内部に籠もるおそれがある。
本開示の目的は、防水部材による防水箇所における放熱性の向上を可能にしたワイヤハーネスを提供することにある。
本開示のワイヤハーネスは、電線と、前記電線の端部に設けられたコネクタと、前記電線が挿通される外装部材と、前記コネクタと前記外装部材との間からの水の浸入を防ぐ防水部材と、を備えるワイヤハーネスであって、前記電線の長さ方向において、前記外装部材の端部は前記コネクタに対向しており、前記防水部材は、熱収縮チューブであり、前記熱収縮チューブは、前記コネクタと前記外装部材の端部とを覆っている。
本開示によれば、防水部材による防水箇所における放熱性の向上を可能にしたワイヤハーネスを提供することが可能となる。
図1は、実施形態におけるワイヤハーネスを有する車両の模式図である。 図2は、同形態のワイヤハーネスにおけるコネクタ及びその周辺部の断面図である。 図3は、図2における3-3線断面図である。 図4は、変更例のワイヤハーネスにおけるコネクタ及びその周辺部の断面図である。 図5は、図4における5-5線断面図である。
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
本開示のワイヤハーネスは、
[1]電線と、前記電線の端部に設けられたコネクタと、前記電線が挿通される外装部材と、前記コネクタと前記外装部材との間からの水の浸入を防ぐ防水部材と、を備えるワイヤハーネスであって、前記電線の長さ方向において、前記外装部材の端部は前記コネクタに対向しており、前記防水部材は、熱収縮チューブであり、前記熱収縮チューブは、前記コネクタと前記外装部材の端部とを覆っている。
この構成によれば、防水部材としての熱収縮チューブが、コネクタの形状、外装部材の形状、及びコネクタと外装部材との間の形状に倣って収縮変形する。このため、熱収縮チューブの内部空間の体積を小さく構成することが可能となる。その結果、電線にて生じた熱を熱収縮チューブの内部に籠もりにくくすることが可能となる。従って、熱収縮チューブによる防水箇所において、放熱性を向上させることが可能となる。また、熱収縮チューブは、組付前において熱収縮チューブの径を大きく設定することが可能である。このため、収縮不可であるゴムブーツなどの防水部材に比べて、コネクタ及び外装部材に対する組付性を向上させることが可能となる。
[2]前記熱収縮チューブは、その内周面に設けられた接着層を有し、前記接着層は、前記コネクタ及び前記外装部材の各々に接している。
この構成によれば、接着層によって、コネクタと熱収縮チューブとの間を好適に止水することが可能となる。また、接着層によって、外装部材と熱収縮チューブとの間を好適に止水することが可能となる。従って、接着層を有する熱収縮チューブによって、コネクタと外装部材との間からの水の浸入をより確実に防ぐことが可能となる。
[3]前記接着層は、導電性を有する。
この構成によれば、外装部材の端部からコネクタまでにわたる範囲を、熱収縮チューブの導電性を有する接着層によってシールドすることができる。
[4]前記ワイヤハーネスは、前記外装部材に挿通されている電磁シールド部材と、前記電磁シールド部材を前記コネクタに固定する固定部材と、を備え、前記電磁シールド部材は、前記電線を覆う電線被覆部と、前記コネクタを覆うコネクタ被覆部と、を有し、前記固定部材は、前記コネクタ被覆部を前記コネクタに固定しており、前記熱収縮チューブは、前記コネクタ被覆部及び前記固定部材を覆っている。
この構成によれば、電磁シールド部材によって電線をシールドすることが可能となる。また、外装部材の端部からコネクタまでにわたる範囲においても、電磁シールド部材によってシールドすることができる。
[5]前記ワイヤハーネスは、前記外装部材に挿通されている電磁シールド部材を備え、前記電磁シールド部材には、前記電線が挿通されており、前記電磁シールド部材は、前記電磁シールド部材の端部が前記外装部材の外周側に折り返されている折り返し部を有し、前記折り返し部は、前記外装部材の外周面と前記熱収縮チューブの内周面とによって挟まれており、前記熱収縮チューブ及び前記折り返し部は、前記接着層によって前記外装部材の外周面に接着されている。
この構成によれば、熱収縮チューブの接着層によって電磁シールド部材が外装部材に固定されるため、電磁シールド部材を外装部材やコネクタに固定するための部材を別途必要としない。このため、部品点数の増加を抑えることが可能となる。また、接着層が導電性を有する場合には、電磁シールド部材の折り返し部が接着層によって外装部材に接着されることで、電磁シールド機能を有する接着層と電磁シールド部材とを電気的に接続することが可能となる。これにより、熱収縮チューブの接着層と電磁シールド部材との間において、シールド経路が途切れることなく構成することが可能となる。
[6]前記熱収縮チューブは、前記電線の長さ方向における前記折り返し部の全体を覆っている。
この構成によれば、熱収縮チューブによって折り返し部をより強固に外装部材に固定することが可能となる。
[7]前記ワイヤハーネスは、複数の前記電線によって構成された電線束を有し、前記電線束は、前記外装部材に挿通されており、前記外装部材は、非円形の横断面形状を有している。
この構成によれば、外装部材の横断面形状が円形である場合に比べて、電線束と外装部材の内周面との間の空気層を減少させることが可能となる。これにより、電線にて生じた熱を外装部材の内部に籠もりにくくすることが可能となる。その結果、ワイヤハーネスの放熱性をより向上させることが可能となる。また、電線束と外装部材の内周面との間の空気層が減少されると、各電線が外装部材の内部で動きにくくなる。また、外装部材の横断面形状が円形である場合に比べて、外装部材を長さ方向に直交する方向において小型化することが可能となる。
[8]前記外装部材は、前記電線束の横断面形状に沿った横断面形状を有している。
この構成によれば、電線束と外装部材の内周面との間の空気層を好適に減少させることが可能となる。これにより、電線にて生じた熱を外装部材の内部に好適に籠もりにくくすることが可能となる。
[9]前記ワイヤハーネスは、前記外装部材の内周面と前記電線束との間に潤滑剤を備えている。
この構成によれば、電線束を外装部材の内部に通す際、潤滑剤によって電線束と外装部材との間の摩擦を軽減させることが可能となる。これにより、電線束を外装部材に通しやすくなり、組付性の向上に寄与できる。
[本開示の実施形態の詳細]
本開示のワイヤハーネスの具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。各図面では、説明の便宜上、構成の一部を誇張または簡略化して示す場合がある。また、各部分の寸法比率については各図面で異なる場合がある。また、本明細書における「平行」や「直交」は、厳密に平行や直交の場合のみでなく、本実施形態における作用ならびに効果を奏する範囲内で概ね平行や直交の場合も含まれる。
なお、本明細書の説明で使用される「筒状」は、周方向全周にわたって連続して周壁が形成されたものだけではなく、複数の部品を組み合わせて筒状をなすものや、C字状のように周方向の一部に切り欠きなどを有するものも含む。また、「筒状」の形状には、円形、楕円形、及び、尖ったまたは丸い角を有する多角形が含まれる。また、本明細書の説明で使用される「環状」という用語は、ループを形成する任意の構造、または端部のない連続形状、並びに、C字形のようなギャップを有する、一般的にループ形状の構造を指すことがある。なお、「環状」の形状には、円形、楕円形、及び、尖ったまたは丸い角を有する多角形が含まれるが、これらに限定されない。
また、本明細書における「対向」とは、面同士又は部材同士が互いに正面の位置にあることを指し、互いが完全に正面の位置にある場合だけでなく、互いが部分的に正面の位置にある場合を含む。また、本明細書における「対向」とは、2つの部分の間に、2つの部分とは別の部材が介在している場合と、2つの部分の間に何も介在していない場合の両方を含む。
図1に示す本実施形態の車両10は、例えばハイブリッド車や電気自動車などである。車両10は、車載の電気機器としてモータ11と電力供給源12とを備えている。モータ11は、例えば、車両10の走行用のモータである。電力供給源12は、例えば、高圧バッテリやインバータ回路を含む。モータ11と電力供給源12とは、ワイヤハーネス20により互いに電気的に接続されている。なお、図1におけるモータ11及び電力供給源12の配置位置やワイヤハーネス20の配策態様等は一例である。
(ワイヤハーネス20の構成)
図2に示すように、ワイヤハーネス20は、電線束21と、コネクタ22と、外装部材23と、電磁シールド部材24と、固定部材25と、熱収縮チューブ26と、を備えている。
電線束21は、複数の電線31によって構成されている。電線束21は、例えば2つの電線31から構成されている。複数の電線31は、並走するように横並びに配置されている。図3に示すように、各電線31は、導体よりなる芯線32と、芯線32の外周を被覆する絶縁被覆33とを有する被覆電線である。
芯線32としては、例えば、複数の金属素線を撚り合わせてなる撚り線などを用いることができる。また、芯線32の材料としては、例えば、銅系やアルミニウム系などの金属材料を用いることができる。芯線32の横断面形状、すなわち長さ方向と直交する平面によって芯線32を切断した断面形状は、例えば、円形状、半円状、多角形状、正方形状や扁平形状など、任意の形状にすることができる。本実施形態では、芯線32の横断面形状は略円形である。
絶縁被覆33は、例えば、芯線32の外周面を周方向全周にわたって被覆している。絶縁被覆33は、例えば、合成樹脂などの絶縁材料によって構成されている。絶縁被覆33は、例えば、芯線32に対する押出成形によって形成することができる。
図2に示すように、コネクタ22には、各電線31の端部が接続されている。コネクタ22は、ハウジング22aを有している。また、コネクタ22は、ハウジング22aに収容されている図示しない端子を有している。当該端子は、各電線31の芯線32に電気的に接続されている。各電線31は、ハウジング22aからその外部に引き出されている。なお、コネクタ22は、電線束21の長さ方向の両端部に設けられている。図1に示すように、一方のコネクタ22はモータ11に接続され、他方のコネクタ22は電力供給源12に接続されている。
(外装部材23の構成)
図2に示すように、外装部材23は、全体として長尺の筒状をなしている。外装部材23の内部空間には、電線束21が収容されている。外装部材23は、例えば、電線束21の外周を周方向全周にわたって包囲するように形成されている。外装部材23は、例えば、飛翔物や水滴から電線束21を保護する。外装部材23は、例えば、導電性を有さない合成樹脂にて構成されている。外装部材23としては、例えば、樹脂製のパイプや、樹脂製のプロテクタ、樹脂などからなり可撓性を有するコルゲートチューブを用いることができる。樹脂材料としては、例えば、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリエステル、ABS樹脂などの合成樹脂を用いることができる。
電線束21の長さ方向において、外装部材23の端部はハウジング22aに対向している。本実施形態では、外装部材23の端部はハウジング22aから離れているが、これに限らず、外装部材23の端部がハウジング22aに直接当接していてもよい。
図3に示すように、外装部材23の横断面形状、すなわち長さ方向と直交する平面によって外装部材23を切断した断面形状は、例えば非円形の環状をなしている。また、外装部材23の横断面形状は、例えば、電線束21の横断面形状に沿った形状をなしている。詳しくは、本実施形態の外装部材23は、電線束21の横断面形状に合わせて、一対の直線部34と、一対の湾曲部35とを有している。一対の直線部34は、2つの電線31が並ぶ方向に沿って延びている。また、各直線部34は、2つの電線31が並ぶ方向に対して平行な平板状をなしている。一対の直線部34の間に2つの電線31が配置される。一対の湾曲部35は、一対の直線部34の両端部をそれぞれ連結する。各湾曲部35は、電線31の径に応じた円弧状をなしている。
(電磁シールド部材24の構成)
電磁シールド部材24は、電線束21の外周を包囲している。電磁シールド部材24において、電線束21の長さ方向に直交する断面形状は環状をなす。電磁シールド部材24は、電線束21をシールドする。すなわち、電磁シールド部材24は、電線束21から放射される電磁波を、電磁シールド部材24の外側に漏れないように抑制する。
電磁シールド部材24は、例えば、可撓性を有している。電磁シールド部材24としては、例えば、複数の金属素線が筒状に編み込まれた編組線や金属箔を用いることができる。本実施形態の電磁シールド部材24は、編組線である。電磁シールド部材24の材料としては、例えば、銅系やアルミニウム系などの金属材料を用いることができる。
図2に示すように、電磁シールド部材24は、電線束21を覆う電線被覆部41と、ハウジング22aを覆うコネクタ被覆部42とを有している。電線被覆部41の長さ方向の一部は、外装部材23に挿通されている。電線被覆部41とコネクタ被覆部42とは連続的に繋がっている。すなわち、電線被覆部41は、電線束21において、外装部材23の端部から導出されてコネクタ22まで至る部分においてもシールドする。
固定部材25は、コネクタ被覆部42をコネクタ22に固定している。固定部材25は、例えば、かしめ金具である。固定部材25は、例えば、コネクタ被覆部42をハウジング22aの外周面に固定している。
なお、図3に示すように、電線被覆部41において、外装部材23の内側に配置される部位における横断面形状は、例えば、電線束21の横断面形状に沿った形状をなしている。
(熱収縮チューブ26の構成)
図2に示すように、熱収縮チューブ26は、外装部材23の端部とコネクタ22における外周を覆っている。熱収縮チューブ26は、外装部材23の端部からハウジング22aまで至る範囲を覆っている。これにより、熱収縮チューブ26は、コネクタ22と外装部材23との間からの水の浸入を防ぐ防水部材として機能する。なお、熱収縮チューブ26は、電線束21の長さ方向において、ハウジング22aを部分的に覆っている。また、熱収縮チューブ26は、電磁シールド部材24のコネクタ被覆部42及び固定部材25を覆っている。
熱収縮チューブ26は、筒状をなすチューブ本体51と、チューブ本体51の内周面に設けられている接着層52とを有している。
チューブ本体51は、例えば、押出成形により筒状に成形された樹脂部材が、加熱された状態で太い筒状へ引き伸ばされた後に冷却されることによって得られる。このようにして得られたチューブ本体51は、加熱された場合に、引き伸ばされる前の筒状まで収縮する形状記憶特性を有する。チューブ本体51の材料としては、例えば、ポリオレフィン系、ポリエステル系、ナイロン系、シリコン系やフッ素樹脂系などの合成樹脂を用いることができる。
接着層52は、例えば、チューブ本体51の内周面に設けられた接着剤である。接着層52は、例えば、チューブ本体51の長さ方向の全体にわたって設けられている。接着層52は、ハウジング22aの外周面及び外装部材23の外周面の各々に接着している。接着層52としては、例えば、熱可塑性の接着剤を用いることができる。接着層52としては、例えば、変性オレフィン系やポリエステル系のホットメルト接着剤を用いることができる。接着層52の材料としては、1種の材料を単独で、又は2種以上の材料を適宜組み合わせて用いることができる。接着層52は、例えば、加熱によって溶融された後に、冷えて固化されることによって形成される。ハウジング22aとチューブ本体51との隙間、及び外装部材23とチューブ本体51との隙間が接着層52によって埋められている。
また、ワイヤハーネス20は、潤滑剤53を備えている。潤滑剤53は、外装部材23の内周面と電磁シールド部材24との間に設けられている。潤滑剤53は、電磁シールド部材24に覆われた電線束21に対して吹き付け、または塗布される。潤滑剤53は、例えば液状をなす。潤滑剤53は、電磁シールド部材24と外装部材23との間の摩擦を軽減させることが可能な特性を有する。なお、本実施形態の電磁シールド部材24は編組線である。このため、潤滑剤53は、編組線を構成する金属素線間を通って電線31の表面にも付着する。
次に、ワイヤハーネス20の製造方法について説明する。
電線束21の一端部に一方のコネクタ22を組み付ける。このとき、電線束21の他端側にはまだコネクタ22は組み付けない。
次に、電線束21に対してその他端側から電磁シールド部材24を通す。そして、電磁シールド部材24の端部を電線束21の一端部に組み付いているコネクタ22に固定部材25にて固定する。
次に、電磁シールド部材24に覆われた電線束21に対し、電磁シールド部材24の上から潤滑剤53を吹き付け、または塗布する。
次に、電線束21及び電磁シールド部材24に対し他端側から外装部材23を外挿する。このとき、潤滑剤53によって、電線束21及び電磁シールド部材24を外装部材23に通しやすくなっている。
次に、外装部材23に対してその他端側から、収縮前の熱収縮チューブ26を通す。このとき、一端側及び他端側のコネクタ22にそれぞれ対応する2つの熱収縮チューブ26を通す。収縮前の熱収縮チューブ26は、外装部材23の外径、及びハウジング22aの外形よりも大きい径をなす。なお、図2では、収縮前の熱収縮チューブ26を2点鎖線で模式的に示している。
次に、電線束21の他端部に他方のコネクタ22を組み付ける。
次に、熱収縮チューブ26をコネクタ22と外装部材23の端部とに跨がる位置に配置する。その後、熱収縮チューブ26を加熱して収縮させる。なお、この熱収縮チューブ26の処理は、一端側及び他端側のそれぞれのコネクタ22においてなされる。この工程では、チューブ本体51が、ハウジング22aや外装部材23の外形に倣った形状になるまで収縮する。さらに、加熱により溶融した接着層52が、ハウジング22aとチューブ本体51との隙間、及び外装部材23とチューブ本体51との隙間を埋める。以上の工程によって、ワイヤハーネス20が完成する。
本実施形態の効果について説明する。
(1)ワイヤハーネス20は、コネクタ22と外装部材23との間からの水の浸入を防ぐ防水部材としての熱収縮チューブ26を備える。熱収縮チューブ26は、コネクタ22と外装部材23の端部とを覆っている。この構成によれば、防水部材としての熱収縮チューブ26が、コネクタ22の形状、外装部材23の形状、及びコネクタ22と外装部材23との間の形状に倣って収縮変形する。このため、熱収縮チューブ26の内部空間の体積を小さく構成することが可能となる。その結果、電線束21にて生じた熱を熱収縮チューブ26の内部に籠もりにくくすることが可能となる。従って、熱収縮チューブ26による防水箇所において、放熱性を向上させることが可能となる。また、熱収縮チューブ26は、組付前において熱収縮チューブ26の径を大きく設定することが可能である。このため、収縮不可であるゴムブーツなどの防水部材に比べて、コネクタ22及び外装部材23に対する組付性を向上させることが可能となる。
(2)熱収縮チューブ26は、その内周面に設けられた接着層52を有している。そして、接着層52は、コネクタ22及び外装部材23の各々に接している。この構成によれば、接着層52によって、コネクタ22と熱収縮チューブ26との間を好適に止水することが可能となる。また、接着層52によって、外装部材23と熱収縮チューブ26との間を好適に止水することが可能となる。従って、接着層52を有する熱収縮チューブ26によって、コネクタ22と外装部材23との間からの水の浸入をより確実に防ぐことが可能となる。
(3)ワイヤハーネス20は、外装部材23に挿通されている電磁シールド部材24と、電磁シールド部材24をコネクタ22に固定する固定部材25と、を備えている。電磁シールド部材24は、電線31を覆う電線被覆部41と、コネクタ22を覆うコネクタ被覆部42と、を有している。固定部材25は、コネクタ被覆部42をコネクタ22に固定している。そして、熱収縮チューブ26は、コネクタ被覆部42及び固定部材25を覆っている。この構成によれば、電磁シールド部材24によって電線31をシールドすることが可能となる。また、外装部材23の端部からコネクタ22までにわたる範囲においても、電磁シールド部材24によってシールドすることができる。
(4)ワイヤハーネス20は、複数の電線31によって構成された電線束21を有している。電線束21は、外装部材23に挿通されている。そして、外装部材23の横断面形状は、非円形をなしている。この構成によれば、外装部材23の横断面形状が円形である場合に比べて、電線束21と外装部材23の内周面との間の空気層を減少させることが可能となる。これにより、電線束21にて生じた熱を外装部材23の内部に籠もりにくくすることが可能となる。その結果、ワイヤハーネス20の放熱性をより向上させることが可能となる。また、電線束21と外装部材23の内周面との間の空気層が減少されると、各電線31が外装部材23の内部で動きにくくなる。すなわち、外装部材23の内部において、各電線31の位置が安定する。また、外装部材23の横断面形状が円形である場合に比べて、外装部材23を長さ方向に直交する方向において小型化することが可能となる。
(5)外装部材23は、電線束21の横断面形状に沿った横断面形状を有している。この構成によれば、電線束21と外装部材23の内周面との間の空気層を好適に減少させることが可能となる。これにより、電線束21にて生じた熱を外装部材23の内部に好適に籠もりにくくすることが可能となる。
(6)電線束21は、互いに並走する2つの電線31にて構成されている。そして、外装部材23は、電線束21の横断面形状に合わせて、一対の直線部34と、一対の湾曲部35とを有している。この構成によれば、外装部材23の横断面形状が円形である場合に比べて、外装部材23の柔軟性を向上させることが可能となる。すなわち、外装部材23は、直線部34に直交する方向において曲がりやすくなる。
(7)ワイヤハーネス20は、外装部材23の内周面と電線束21との間に潤滑剤53を備えている。この構成によれば、電線束21を外装部材23の内部に通す際、潤滑剤53によって電線束21と外装部材23との間の摩擦を軽減させることが可能となる。これにより、電線束21を外装部材23に通しやすくなり、組付性の向上に寄与できる。特に、本実施形態では、外装部材23の横断面形状が、電線束21の横断面形状に沿った形状をなす。このため、電線束21及び電磁シールド部材24を外装部材23に挿通する際、外装部材23の内周面と電磁シールド部材24との接触面積が大きくなり、その結果、その間の摩擦力が大きくなりやすい。このため、上記形状の外装部材23を有する構成において潤滑剤53を用いることで、潤滑剤53の効果がより顕著となる。
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・ワイヤハーネス20を図4及び図5に示すような構成に変更してもよい。
図4に示すように、電磁シールド部材24は、電磁シールド部材24の端部が外装部材23の外周側に折り返されている折り返し部61を有している。折り返し部61は、例えば、外装部材23の端部において、外装部材23の外周を包囲している。折り返し部61は、外装部材23の外周面と熱収縮チューブ26の内周面とによって挟まれている。そして、熱収縮チューブ26及び折り返し部61は、接着層52によって外装部材23の外周面に接着されている。なお、電磁シールド部材24が編組線である場合、接着層52を構成する接着剤は、折り返し部61に浸透するとともに、折り返し部61の内周側の外装部材23の表面に達する。また、熱収縮チューブ26は、電線31の長さ方向における折り返し部61の全体を覆っている。これにより、熱収縮チューブ26によって折り返し部61をより強固に外装部材23に固定することが可能となる。
図4及び図5に示す構成において、熱収縮チューブ26の接着層52は導電性を有している。接着層52としては、例えば、導電性を有する接着剤や、導電性を有しない接着剤に導体粉末や導電布などを含ませたものを用いることができる。接着層52は、導電性を有することにより電磁シールド機能を有している。すなわち、同構成における熱収縮チューブ26は、接着層52によって、電線束21から放射される電磁波を外側に漏れないように抑制する。これにより、外装部材23の端部からコネクタ22までにわたる範囲を、熱収縮チューブ26によって電磁シールドすることができる。
図4及び図5に示すような構成によれば、電磁シールド部材24の折り返し部61が、導電性を有する接着層52によって外装部材23に接着されることで、電磁シールド機能を有する接着層52と電磁シールド部材24とを電気的に接続することが可能となる。これにより、熱収縮チューブ26の接着層52と電磁シールド部材24との間において、シールド経路が途切れることなく構成することが可能となる。また、熱収縮チューブ26の接着層52によって電磁シールド部材24が外装部材23に固定されるため、電磁シールド部材24を外装部材23やコネクタ22に固定するための部材を別途必要としない。このため、部品点数の増加を抑えることが可能となる。また、熱収縮チューブ26は、電線31の長さ方向における折り返し部61の全体を覆っている。このため、熱収縮チューブ26によって折り返し部61をより強固に外装部材23に固定することが可能となる。
なお、図4に示すワイヤハーネス20の製造方法について以下に説明する。
電線束21の一端部に一方のコネクタ22を組み付ける。このとき、電線束21の他端側にはまだコネクタ22は組み付けない。
次に、電線束21に対してその他端側から電磁シールド部材24を通す。
次に、電磁シールド部材24に覆われた電線束21に対し、電磁シールド部材24の上から潤滑剤53を吹き付け、または塗布する。
次に、電線束21及び電磁シールド部材24に対し他端側から外装部材23を外挿する。その後、電磁シールド部材24の長さ方向の両端部において、折り返し部61を形成する。
次に、外装部材23に対してその他端側から、収縮前の熱収縮チューブ26を通す。このとき、一端側及び他端側のコネクタ22にそれぞれ対応する2つの熱収縮チューブ26を通す。
次に、電線束21の他端部に他方のコネクタ22を組み付ける。
次に、熱収縮チューブ26をコネクタ22と外装部材23の端部とに跨がる位置に配置する。その後、熱収縮チューブ26を加熱して収縮させる。なお、この熱収縮チューブ26の処理は、一端側及び他端側のそれぞれのコネクタ22においてなされる。この工程では、チューブ本体51が、ハウジング22aや外装部材23の外形に倣った形状になるまで収縮する。さらに、加熱により溶融した接着層52が、ハウジング22aとチューブ本体51との隙間、及び外装部材23とチューブ本体51との隙間を埋める。また、このとき、折り返し部61は、接着層52によって外装部材23の外周面に接着される。これにより、接着層52と折り返し部61とが電気的に接続される。
なお、図4に示す構成では、熱収縮チューブ26が、電線31の長さ方向における折り返し部61の全体を覆っているが、これに限らず、熱収縮チューブ26が折り返し部61の全体を覆っていなくてもよい。
また、図4に示す構成では、熱収縮チューブ26の接着層52が電磁シールド機能を果たすべく導電性を有する構成としているが、これに特に限定されるものではなく、接着層52が導電性を有しない構成としてもよい。接着層52が導電性を有しない構成とした場合、例えば、熱収縮チューブ26が接着層52とは別に電磁シールド層を有する構成であってもよい。この場合、電磁シールド層は、導電布などで構成してもよい。
また、図4に示す構成において、外装部材23を、導電性を有する合成樹脂やまたは金属製のパイプに変更してもよい。これにより、外装部材23に電磁シールド機能を持たせることが可能となる。この場合、電磁シールド部材24を省略することが可能となる。なお、外装部材23に用いる金属製のパイプの材料としては、銅系やアルミニウム系などの金属材料を用いることができる。
・上記実施形態、すなわち図2及び図3に示すような構成において、熱収縮チューブ26の接着層52が導電性を有していてもよい。この場合、電磁シールド部材24及び接着層52の双方の作用によって、電線31の電磁シールドをより強固にすることが可能となる。
・上記実施形態において、外装部材23の横断面形状は、電線束21の横断面形状に厳密に沿っていなくてもよい。外装部材23の横断面形状が非円形であれば、電線束21と外装部材23の内周面との間の空気層を減少させることが可能である。
・上記実施形態では、外装部材23の内周面と電線束21との間に潤滑剤53が存在していることとしているが、これに特に限らず、潤滑剤53が気化して存在していない場合もあり得る。
・上記実施形態において、外装部材23を電線束21に外挿する際、外装部材23の内側に空気送り込むことで、外装部材23を拡張させながら組み付けてもよい。この態様によれば、外装部材23を電線束21にスムーズに外挿することが可能となる。
・上記実施形態において、収縮後のチューブ本体51の密着性によって防水性が確保できる場合には、熱収縮チューブ26から接着層52を省略した構成としてもよい。
・今回開示された実施形態及び変更例はすべての点で例示であって、本発明はこれらの例示に限定されるものではない。すなわち、本発明の範囲は、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 車両
11 モータ
12 電力供給源
20 ワイヤハーネス
21 電線束
22 コネクタ
22a ハウジング
23 外装部材
24 電磁シールド部材
25 固定部材
26 熱収縮チューブ(防水部材)
31 電線
32 芯線
33 絶縁被覆
34 直線部
35 湾曲部
41 電線被覆部
42 コネクタ被覆部
51 チューブ本体
52 接着層
53 潤滑剤
61 折り返し部

Claims (9)

  1. 電線と、
    前記電線の端部に設けられたコネクタと、
    前記電線が挿通される外装部材と、
    前記コネクタと前記外装部材との間からの水の浸入を防ぐ防水部材と、
    を備えるワイヤハーネスであって、
    前記電線の長さ方向において、前記外装部材の端部は前記コネクタに対向しており、
    前記防水部材は、熱収縮チューブであり、
    前記熱収縮チューブは、前記コネクタと前記外装部材の端部とを覆っている、
    ワイヤハーネス。
  2. 前記熱収縮チューブは、その内周面に設けられた接着層を有し、
    前記接着層は、前記コネクタ及び前記外装部材の各々に接している、
    請求項1に記載のワイヤハーネス。
  3. 前記接着層は、導電性を有する、
    請求項2に記載のワイヤハーネス。
  4. 前記外装部材に挿通されている電磁シールド部材と、
    前記電磁シールド部材を前記コネクタに固定する固定部材と、を備え、
    前記電磁シールド部材は、前記電線を覆う電線被覆部と、前記コネクタを覆うコネクタ被覆部と、を有し、
    前記固定部材は、前記コネクタ被覆部を前記コネクタに固定しており、
    前記熱収縮チューブは、前記コネクタ被覆部及び前記固定部材を覆っている、
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
  5. 前記外装部材に挿通されている電磁シールド部材を備え、
    前記電磁シールド部材には、前記電線が挿通されており、
    前記電磁シールド部材は、前記電磁シールド部材の端部が前記外装部材の外周側に折り返されている折り返し部を有し、
    前記折り返し部は、前記外装部材の外周面と前記熱収縮チューブの内周面とによって挟まれており、
    前記熱収縮チューブ及び前記折り返し部は、前記接着層によって前記外装部材の外周面に接着されている、
    請求項2または請求項3に記載のワイヤハーネス。
  6. 前記熱収縮チューブは、前記電線の長さ方向における前記折り返し部の全体を覆っている、
    請求項5に記載のワイヤハーネス。
  7. 複数の前記電線によって構成された電線束を有し、
    前記電線束は、前記外装部材に挿通されており、
    前記外装部材は、非円形の横断面形状を有している、
    請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のワイヤハーネス。
  8. 前記外装部材は、前記電線束の横断面形状に沿った横断面形状を有している、
    請求項7に記載のワイヤハーネス。
  9. 前記外装部材の内周面と前記電線束との間に潤滑剤を備えている、
    請求項7または請求項8に記載のワイヤハーネス。
JP2021025424A 2021-02-19 2021-02-19 ワイヤハーネス Pending JP2022127335A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021025424A JP2022127335A (ja) 2021-02-19 2021-02-19 ワイヤハーネス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021025424A JP2022127335A (ja) 2021-02-19 2021-02-19 ワイヤハーネス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022127335A true JP2022127335A (ja) 2022-08-31

Family

ID=83059900

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021025424A Pending JP2022127335A (ja) 2021-02-19 2021-02-19 ワイヤハーネス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022127335A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20180233893A1 (en) Structure of Inter-Conducting Path Connecting Portion and Wire Harness
US9819164B2 (en) Wire harness intermediate member, and wire harness
US9502153B2 (en) Wire harness with coaxial composite conductive path
CN110785821B (zh) 线束
WO2015079881A1 (ja) ワイヤハーネス
JP2013114785A (ja) ワイヤハーネス
JP7463859B2 (ja) ワイヤハーネスユニット
WO2020026884A1 (ja) ワイヤハーネス
CN113168940A (zh) 线束
JP2022127335A (ja) ワイヤハーネス
JP7463860B2 (ja) ワイヤハーネスユニット
JP7463861B2 (ja) ワイヤハーネスユニット
JP7256456B2 (ja) ワイヤハーネス
JP7315044B2 (ja) ワイヤハーネス
JP7524673B2 (ja) ワイヤハーネスユニット
JP7497655B2 (ja) ワイヤハーネス
WO2022153850A1 (ja) ワイヤハーネス
JP7524674B2 (ja) ワイヤハーネスユニット
JP7463862B2 (ja) ワイヤハーネスユニット
JP7497656B2 (ja) ワイヤハーネス
JP7497654B2 (ja) ワイヤハーネス
WO2023189984A1 (ja) ワイヤハーネス
WO2022059354A1 (ja) ワイヤハーネス
JP7480638B2 (ja) ワイヤハーネスユニット
WO2023190054A1 (ja) ワイヤハーネス