JP2022096243A - 作業機 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、作業機の保護機構の内部の暖房を効率良く行うことを目的とする。
先ず、作業機1の全体構成について説明する。
図6は、作業機1の全体側面図である。
作業機1は電動バックホーである。作業機1は、機体(旋回台)2と走行装置10と作業装置20等を備えている。
なお、本実施形態においては、運転席4に着座した作業者の前側(図6の矢印A1方向)を前方、当該作業者の後側(図6の矢印A2方向)を後方として説明する。また、その前後方向に直交する水平方向を幅方向として説明する。さらに、運転席8に着座した作業者が前方A1に向いた状態で、左側を左方、作業者の右側を右方として説明する。
走行機構12は、例えばクローラ式の走行機構である。走行機構12は、走行フレーム11の左側と右側にそれぞれ設けられている。走行機構12は、アイドラ13と、駆動輪14と、複数の転輪15と、無端状のクローラベルト16と、走行モータML、MRとを有している。
左用走行モータMLは、走行フレーム11の左側にある走行機構12に含まれている。右用走行モータMRは、走行フレーム11の右側にある走行機構12に含まれている。これら走行モータML、MRは、油圧モータから構成されている。各走行機構12では、走行モータML、MRの動力により、駆動輪14が回転駆動して、クローラベルト16を周方向に循環回走させる。
機体2は、走行フレーム11上に旋回ベアリング3を介して、旋回軸心X回りに回転可能に支持されている。機体2の内部には、旋回モータMTが設けられている。旋回モータMTは、油圧モータ(油圧機器に含まれる油圧アクチュエータ)から構成されている。機体2は、旋回モータMTの動力により旋回軸心X回りに旋回する。
スイングブラケット24は、機体2内に設置されたスイングシリンダC1の伸縮によって左右に揺動する。ブーム21は、ブームシリンダC2の伸縮によって上下(前後)に揺動する。アーム22は、アームシリンダC3の伸縮によって上下(前後)に揺動する。バケット23は、バケットシリンダ(作業具シリンダ)C4の伸縮によってスクイ動作及びダンプ動作を行う。スイングシリンダC1、ブームシリンダC2、アームシリンダC3、及びバケットシリンダC4は、油圧シリンダから構成されている。
次に、作業機1の電気的構成について説明する。
作業機1の操作装置5は、操作レバー5aと操作スイッチ5bとを有している。操作レバー5aと操作スイッチ5bは、運転席5に着座した作業者が操作可能になっている。図1では、便宜上、操作レバー5aと操作スイッチ5bをそれぞれ1つのブロックで示しているが、実際には、操作レバー5aと操作スイッチ5bはそれぞれ複数設けられている。
スタータスイッチ8は、保護機構6の内部に設けられ、運転席5に着座した作業者が操作可能になっている。スタータスイッチ8をオン操作することで、制御装置7が作業機1に備わる各部を始動させる。また、スタータスイッチ8をオフ操作することで、制御装置7が作業機1に備わる各部を停止させる。
バッテリユニット30は蓄電池であり、複数のバッテリパック31、32を有している。複数のバッテリパック31、32は、互いに並列に接続されている。バッテリパック31、32は、例えばリチウムイオン電池や鉛蓄電池等の二次電池から成る。バッテリパック31、32は、内部に複数のセルを有しており、複数のセルが電気的に直列及び/又は並列に接続されている。図1では、バッテリユニット30に2つのバッテリパック31、32を設けているが、バッテリユニット30が有するバッテリパックの数は2つに限定されず、1つでもよいし又は3つ以上でもよい。
油熱暖房装置43は、油圧アクチュエータML、MR、MT、C1~C5を作動させるための作動油の熱により保護機構6の内部の暖房を行う。油熱暖房装置43は、ファンモータ43bを有している。ファンモータ43bは、後述するファン43f(図3等に図示)を回転駆動させる。
電動冷房装置46は、例えばエアコンから構成されている。電動冷房装置46は、低圧バッテリ33の電力により駆動して、保護機構6の内部の冷房を行う。
次に、作業機1に備わる油圧回路について説明する。
油圧回路Kには、油圧アクチュエータC1~C5、ML、MR、MT、コントロールバルブV、油圧ポンプP1、P2、作動油タンクT、オイルクーラ37、操作弁PV1~PV6、アンロード弁58、及び油路50等の油圧機器が設けられている。
複数設けられた油圧ポンプP1、P2のうち、一方は作動用油圧ポンプP1であり、他方はコントロール用油圧ポンプP2である。これらの油圧ポンプP1、P2は、電動モータ9の動力により駆動する。
コントロール用油圧ポンプP2は、作動油タンクTに貯留された作動油を吸引した後吐出することにより、信号用又は制御用等の油圧を出力する。即ち、コントロール用油圧ポンプP2はパイロット油を供給(吐出)する。コントロール用油圧ポンプP2も適宜数設ければよい。
具体的には、スイング制御弁V1は、スイングシリンダC1に供給する作動油の流量を制御する。ブーム制御弁V2は、ブームシリンダC2に供給する作動油の流量を制御する。アーム制御弁V3は、アームシリンダC3に供給する作動油の流量を制御する。バケット制御弁V4は、バケットシリンダC4に供給する作動油の流量を制御する。ドーザ制御弁V5は、ドーザシリンダC5に供給する作動油の流量を制御する。左用走行制御弁V6は、左側の走行モータMLに供給する作動油の流量を制御する。右用走行制御弁V7は、右側の走行モータMRに供給する作動油の流量を制御する。旋回制御弁V8は、旋回モータMTに供給する作動油の流量を制御する。
第1吸引油路54は、作動用油圧ポンプP1が作動油タンクTから吸引した作動油を流す流路である。第2吸引油路55は、コントロール用油圧ポンプP2が作動油タンクTから吸引した作動油を流す流路である。
第2油路52は、制御弁V1~V8を通過した作動油を作動油タンクTに向かって流す流路である。作動油タンクTは作動油を貯留する。第2油路52には、往復油路52aと排出油路52bとが含まれている。往復油路52aは、各制御弁V1~V8と制御対象の油圧アクチュエータC1~C5、ML、MR、MTとを2本1対で接続するように複数設けられている。往復油路52aは、接続された制御弁V1~V8から油圧アクチュエータC1~C5、ML、MR、MTに作動油を供給したり、油圧アクチュエータC1~C5、ML、MR、MTから制御弁V1~V8に作動油を戻したりする流路である。排出油路52bの一端側は複数に分岐して、各制御弁V1~V8に接続されている。排出油路52bの他端部は、作動油タンクTに接続されている。
制限油路57には、アンロード弁58が設けられている。アンロード弁58は、作動用油圧ポンプP1から油圧アクチュエータC1~C5、ML、MR、MTに対する作動油の供給を遮断することにより、油圧アクチュエータC1~C5、ML、MR、MTの駆動、即ち作業装置20の駆動を禁止又は制限する。
図3は、作業機1に備わる暖房システムH1の一例の構成図である。
暖房システムH1は、保護機構6の内部の暖房を行うためのシステムである。暖房システムH1では、油熱暖房装置43は、作動油を流す第3油路53に設けられている。第3油路53は、図2に示した油路50に含まれている。図3に示すように、第3油路53は、コントロールバルブVのいずれかの制御弁V1~V8(図2)を通過した作動油を流す第2油路52の排出油路52bから分岐している。そして、第3油路59は、保護機構6の内部(運転室4R)を通って、排出油路52bに合流している。また、第3油路59は、オイルクーラ37よりもコントロールバルブV側(制御弁V1~V8側)で排出油路52bに接続されている。
排出油路52bからの第3油路53の分岐点には、切替弁44が設けられている。切替弁44は、排出油路52bを流れる作動油を、第3油路53に対して流通させる第1位置と、第3油路53に対して遮断する第2位置とに切り替わり可能である。
油圧ポンプP1から吐出された作動油は、第1油路51を通って、油圧機器に含まれるコントロールバルブVに向かって流れて行く。そして、コントロールバルブVのいずれかの制御弁V1~V8を通過した作動油は、第2油路52を通って、油圧機器に含まれる油圧アクチュエータC1~C5、ML、MR、MTのいずれかを経由し又は油圧アクチュエータC1~C5、ML、MR、MTを経由せず、切替弁44を経由して、オイルクーラ37に流れて行く。
第2油路52の排出油路52bにおける第3油路59との分岐点より、油圧機器ML、MR、MT、C1~C5、V側には、油温検出装置47が設けられている。油温検出装置47は、排出油路52bを流れる作動油の油温を検出して、当該検出結果を制御装置7に出力する。他の例として、排出油路52bにおける、第3油路59との合流点とオイルクーラ37の間や、オイルクーラ37と作動油タンクTの間や、第1油路51や作動油タンクT内等に、油温検出装置47を設けて、当該油路を流れる作動油の油温を検出してもよい。
電動暖房装置42は、電熱線42aと第2ファン42fとを有している。電熱線42aは、低圧バッテリ33から通電されることにより、高熱を発して、周囲の空気を暖める。第2ファン42fは、ファンモータ42b(図1)の動力により回転駆動することで、電熱線42aにより暖められた周囲の空気を、保護機構6の内部に向かって送風する。これにより、電動暖房装置42によっても保護機構80の内部の暖房が行われる。
次に、作業機1の暖房システムH1による暖房動作を説明する。
例えば制御装置7は、作業者によりスタータスイッチ8(図1)がオン操作されたことを検出した(図4AのS1:YES)後、操作スイッチ5b(図1)で所定の操作が行われることにより、保護機構6の内部(運転室4R)を暖房する暖房指示が有ったことを検出する(S2:YES)。この場合、制御装置7は油熱暖房装置43をオン(駆動)する(S5)。即ち、制御装置7は、切替弁44(図3)を第1位置に切り替えて、作動油を第3油路53に通して油熱暖房装置43へ流し込み、油熱暖房装置43により保護機構6の内部の暖房を行う。
油熱暖房装置43をオンした場合(S5)、制御装置7は、油温検出装置47(図3)により作動油の油温Toを検出する(S6)。このとき、油温Toが所定の閾値T3以上であれば(S7:NO)、油熱暖房装置43に流した作動油の温度が高いので、電動暖房装置42を駆動させなくても油熱暖房装置43だけで保護機構6の内部を暖房することが十分可能である。この場合、制御装置7は、保護機構6の内部の暖房を停止する暖房停止指示の有無を確認する(S12)。
例えば、操作スイッチ5bで所定の操作が行われなかったため、制御装置7は、暖房停止指示が無いことを検出し(S12:NO)、さらにスタータスイッチ8のオフ操作が無いことを検出する(S14:NO)。この場合、制御装置7は、再び油温検出装置47により油温Toを検出して(S6)、以降の処理を実行する。また、油熱暖房装置43は、保護機構6の内部の暖房を継続して行う。
低圧バッテリ33の残容量Qが所定の閾値Q1以上であれば(S9:YES)、制御装置7は電動暖房装置42をオン(駆動)する(S10)。即ち、制御装置7は、電動暖房装置42の電熱線42aとファンモータ42bと第2ファン42fを駆動して、電動暖房装置42により保護機構6の内部の暖房を行う。上記閾値Q1は、例えば作業機1に備わる各種電装品を所定時間駆動するのに必要な最低限度の低圧バッテリ33の電気容量より、若干高い値に予め設定されて、記憶部7bに記憶されている。
それに対して、油温Toが閾値T3以上であれば(S15:YES)、制御装置7は、室温検出装置48により保護機構6の内部の室温Taを検出する(S16)。このとき、室温Taが所定の閾値T2未満であれば(S17:NO)、制御装置7は、容量検出装置34により低圧バッテリ33の残容量Qを検出する(S18)。なお、上記閾値T2は、例えば一般的に運転室4Rに居る作業者が寒気を感じない温度で且つ閾値T1より高い温度に予め設定されて、記憶部7bに記憶されている。
一方、室温Taが閾値T1未満に低下すると(S22:NO)、制御装置7は、再び容量検出装置34により低圧バッテリ33の残容量Qを検出する(図4AのS8)。そして、低圧バッテリ33の残容量Qが所定の閾値Q1以上であれば(S9:YES)、制御装置7は、再び電動暖房装置42をオンし(S10)、以降の処理を実行する。
図4Aの処理S13又は図4Bの処理S24の後、スタータスイッチ8がオフ操作されると(図4AのS14:YES、又は図4BのS25:YES)、暖房動作が終了する。
処理S29では、前述した図4Aの処理S13及び図4Bの処理S24と同様に、制御装置7は、油熱暖房装置43又は電動暖房装置42を停止して、それらによる暖房動作も停止する。
図5は、作業機1に備わる他の例の暖房システムH2の構成図である。
暖房システムH2は、保護機構6の内部の暖房を行うためのシステムである。暖房システムH2では、油熱暖房装置43は、作動油を流す第3油路59に設けられている。第3油路59は、図2に示した作業機1の油路50に含まれている。図5に示すように、第3油路59は、油圧ポンプP1が吐出した作動油を油圧機器に含まれるコントロールバルブVに向かって流す第1油路51から分岐し、保護機構6の内部を通って第1油路51に合流している。
その際、制御装置7は、例えば切替弁44に備わる電磁弁のソレノイドを励磁することで、切替弁44を第1位置に切り替えて、作動油を第3油路59に対して流通させる。またそれと共に、制御装置7は、ファンモータ43b(図1)により第1ファン43fを回転駆動させる。これにより、油圧ポンプP1等で温められた作動油が第3油路59を流れて、油熱暖房装置43の熱交換部43a内を通り、当該作動油と周囲の空気との間で熱交換が行われる。そして、暖められた空気が保護機構80の内部(運転室4R)に送られて、保護機構80の内部の暖房が行われる。なお、油路54、51、52を1回以上循環した作動油は、油圧ポンプP1だけでなく、コントロールバルブVの制御弁V1~V8や油圧アクチュエータML、MR、MT、C1~C5でも温められている。
暖房システムH2では、制御装置7は、ジャンクションボックス39とDC-DCコンバータ40とを制御して、バッテリユニット30の電力により、電動暖房装置42を駆動する。即ち、電動暖房装置42の電熱線42aとファンモータ42b(図1)は、バッテリユニット30からジャンクションボックス39とDC-DCコンバータ40を経由して供給される電力により駆動される。油熱暖房装置43のファンモータ43b、切替弁44、油熱検出装置47、又は室温検出装置48は、電動暖房装置42と同様に、バッテリユニット30の電力により駆動してもよいし、又は低圧バッテリ33の電力により駆動してもよい。
上述した暖房システムH2においても、図4A及び図4Bに示したのと同様の処理を実行することができる。その場合、図4Aの処理S8及び図4Bの処理S18に代えて、バッテリユニット30のBMU31b、32bにより給電中のバッテリパック31、32の残容量を検出する処理を実行すればよい。また、図4Aの処理S9及び図4Bの処理S19に代えて、給電中のバッテリパック31、32の残容量と所定の閾値とを比較する処理を実行すればよい。
本実施形態の作業機1は、機体2と、機体2に設けられた運転席4を保護する保護機構6と、機体2に搭載された蓄電池30、33と、蓄電池30の電力により駆動される電動モータ9と、電動モータ9の動力により駆動される油圧ポンプP1、P2と、油圧ポンプP1、P2から供給された作動油の油圧により駆動される作業装置10、20と、作動油の熱により保護機構6の内部の暖房を行う油熱暖房装置43と、蓄電池33、30の電力により駆動されて保護機構6の内部の暖房を行う電動暖房装置42と、を備えている。
上述した実施形態では、本発明をバックホー等の作業機1に適用する場合の例について説明したが、本発明の適用対象はこれに限らず、例えば、ホイールローダ、コンパクトトラックローダ、スキッドステアローダ等の他の建設機械に適用してもよく、トラクター、コンバイン、田植機、芝刈機等の農業機械に適用してもよい。また、本発明は、電動作業機に限らず、電動モータ以外のエンジンなどの駆動源を搭載した作業機にも適用可能である。
2 機体
4 運転席
6 保護機構
7 制御装置
9 電動モータ
10 走行装置(作業装置)
20 作業装置
30 バッテリユニット(蓄電池)
31b BMU(容量検出装置)
32b BMU(容量検出装置)
33 低圧バッテリ(蓄電池)
34 容量検出装置
37 オイルクーラ(油冷却装置)
42 電動暖房装置
42a 電熱線
42f 第2ファン
43 油熱暖房装置
43a 熱交換部
43f 第1ファン
44 切替弁
47 油温検出装置
51 第1油路
52 第2油路
53 第3油路
59 第3油路
C1~C5、ML、MR 油圧アクチュエータ
P1、P2 油圧ポンプ
Q 残容量
Q1 閾値(第2閾値)
T 作動油タンク
T3 閾値(第1閾値)
To 作動油の温度
V1~V7 制御弁
Claims (10)
- 機体と、
前記機体に設けられた運転席を保護する保護機構と、
前記機体に搭載された蓄電池と、
前記蓄電池の電力により駆動される電動モータと、
前記電動モータの動力により駆動される油圧ポンプと、
前記油圧ポンプから供給された前記作動油の油圧により駆動される作業装置と、
前記作動油の熱により前記保護機構の内部の暖房を行う油熱暖房装置と、
前記蓄電池の電力により駆動されて前記保護機構の内部の暖房を行う電動暖房装置と、を備えた作業機。 - 前記油熱暖房装置及び前記電動暖房装置の動作を制御する制御装置を備えた請求項1に記載の作業機。
- 前記作動油の温度を検出する油温検出装置を備え、
前記制御装置は、前記油温検出装置の検出結果に基づいて、前記油熱暖房装置及び前記電動暖房装置の動作を制御する請求項2に記載の作業機。 - 前記制御装置は、
前記作動油の温度が所定の第1閾値未満である場合に、前記電動暖房装置による暖房を実行し、且つ前記油熱暖房装置による暖房を停止又は実行し、
前記作動油の温度が前記第1閾値以上である場合に、前記電動暖房装置による暖房を停止し、且つ前記油熱暖房装置による暖房を実行する請求項3に記載の作業機。 - 前記蓄電池の残容量を検出する容量検出装置を備え、
前記制御装置は、前記容量検出装置の検出結果に基づいて、前記電動暖房装置の動作を制御する請求項2~4のいずれか1項に記載の作業機。 - 前記作動油の温度を検出する油温検出装置と、
前記蓄電池の残容量を検出する容量検出装置と、を備え、
前記制御装置は、
前記作動油の温度が所定の第1閾値未満であり、且つ前記蓄電池の残容量が所定の第2閾値以上である場合に、前記電動暖房装置による暖房を実行し、且つ前記油熱暖房装置による暖房を停止又は実行し、
前記作動油の温度が所定の第1閾値未満であり、且つ前記蓄電池の残容量が前記第2閾値未満である場合に、前記電動暖房装置による暖房を停止し、且つ前記油熱暖房装置による暖房を停止又は実行し、
前記作動油の温度が所定の第1閾値以上である場合に、前記電動暖房装置による暖房を停止し、且つ前記油熱暖房装置による暖房を実行する請求項2に記載の作業機。 - 前記作動油を貯留する作動油タンクと、
前記油圧ポンプから前記作業装置が有する油圧アクチュエータへの前記作動油の流量を制御する制御弁と、
前記油圧ポンプが前記作動油タンクから吸引した後吐出した前記作動油を前記制御弁に向かって流す第1油路と、
前記制御弁を通過した前記作動油を前記作動油タンクに向かって流す第2油路と、
前記第1油路と前記第2油路のうち一方の油路から分岐して、前記保護機構の内部を通って前記一方の油路に合流する第3油路と、を備え、
前記油熱暖房装置は、
前記第3油路を流れる前記作動油と周囲にある空気との熱交換を行う熱交換部と、
前記熱交換部の周囲の空気を前記保護機構の内部に向かって送風する第1ファンと、を有する請求項1~6のいずれか1項に記載の作業機。 - 前記第3油路に対して前記作動油を流通させる第1位置と前記作動油を遮断する第2位置とに切り替え可能な切替弁を備え、
前記制御装置は、前記切替弁を前記第1位置又は前記第2位置に切り替えることにより、前記油熱暖房装置による暖房の実行と停止とを切り替える請求項7に記載の作業機。 - 前記第2油路に設けられ且つ前記第2油路を流れる前記作動油を冷却する油冷却装置を備え、
前記第3油路は、前記油冷却装置よりも前記制御弁側で前記第2油路に接続されている請求項7又は8に記載の作業機。 - 前記電動暖房装置は、
通電されることにより熱を発する電熱線と、
前記電熱線の周囲の空気を前記保護機構の内部に向かって送風する第2ファンと、を有する請求項1~9のいずれか1項に記載の作業機。
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