JP2022077330A - 住宅 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022077330000001
【課題】家事及び仕事を効率化できると共に、家族コミュニケーションを円滑化可能な間取りを備える住宅を提供する。
【解決手段】本発明に係る住宅は、一居住者により占有可能な多目的占有スペース及び専用占有スペースのうちいずれかの占有スペースと、前記占有スペースにいる前記一居住者から視認可能に隣接する多目的共用スペースと、前記一居住者が前記占有スペースから前記多目的共用スペースを通らずに往来可能に配置されているキッチンと、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は住宅に関する。
近年、夫婦共働きの世帯が増加している。夫婦共働きの世帯では、洗濯や料理等の家事の時間が限られるため、家事効率のよい間取りを有する住宅が提案されている。特許文献1には、この種の住宅が記載されている。特許文献1に記載の住宅では、キッチンの横に隣接して家事室が設けられている。また、特許文献1に記載の家事室は、掃き出し窓部を介してウッドデッキと隣接している。
特開2018-178443号公報
昨今の在宅ワークの増加により、家事効率のみならず、仕事効率の両立が可能な間取りを備える住宅が求められている。また、在宅時間の増加により、家事効率及び仕事効率に加えて、家族コミュニケーションを円滑化する間取りに対しても高い関心が寄せられている。
本発明は、家事及び仕事を効率化できると共に、家族コミュニケーションを円滑化可能な間取りを備える住宅を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様としての住宅は、一居住者により占有可能な多目的占有スペース及び専用占有スペースのうちのいずれかの占有スペースと、前記占有スペースにいる前記一居住者から視認可能に隣接する多目的共用スペースと、前記一居住者が前記占有スペースから前記多目的共用スペースを通らずに往来可能に配置されているキッチンと、を備える。
本発明の1つの実施形態として、前記占有スペースと前記多目的共用スペースは、間仕切壁を挟んで隣接しており、前記多目的共用スペースは、前記間仕切壁の開口を通じて、前記占有スペースから視認可能である。
本発明の1つの実施形態として、前記占有スペース及び前記キッチンは、往来可能に隣接している、又は、特定共用スペースである介在スペースのみを通じて往来可能に配置されている。
本発明の1つの実施形態として、前記多目的共用スペースは、専用スペース又は特定共用スペースである所定スペースに隣接しており、前記多目的共用スペースは、前記所定スペースと少なくとも一部が常時連通する状態で、前記所定スペースと少なくとも一部が連通可能に、又は、前記所定スペースを視認可能に、隣接している。
本発明の1つの実施形態として、前記多目的共用スペースは、前記所定スペースと、開閉可能な建具を閉じることで間仕切り可能である。
本発明の1つの実施形態として、前記所定スペースは、前記占有スペースにいる居住者から、前記多目的共用スペースを通じて視認可能である。
本発明の1つの実施形態として、前記占有スペースは、前記多目的占有スペースであり、前記多目的共用スペースは、多目的共同利用スペースである。
本発明の1つの実施形態として、前記多目的共同利用スペースは、外部から採光可能な開口が設けられた外壁により、外部空間から区画されているインナーテラスである。
本発明の1つの実施形態としての住宅は、居住者以外の者が外部から出入り可能な特定共用スペースである宅配スペースを更に備え、前記キッチンは、前記宅配スペースに通じる内部出入口が設けられた間仕切壁を介して前記宅配スペースと隣接しており、前記内部出入口には、施錠付きの建具が設けられている。
本発明の1つの実施形態として、平面視で、前記占有スペース、前記キッチン、及び、前記宅配スペースが、隣接して配置されている。
本発明によれば、家事及び仕事を効率化できると共に、家族コミュニケーションを円滑化可能な間取りを備える住宅を提供することができる。
本発明の一実施形態としての住宅の1階平面図である。 本発明の一実施形態としての住宅の2階平面図である。
以下、本発明に係る住宅の実施形態について図面を参照して例示説明する。各図において共通する構成には同一の符号を付している。
図1は、本発明に係る住宅の一実施形態としての住宅100の1階平面図である。図2は、住宅100の2階平面図である。まず、住宅100の概略について説明する。
本実施形態の住宅100は、例えば鉄骨造の軸組みを有する2階建ての戸建て住宅である。本実施形態の住宅100は戸建て住宅であるが、複数の住戸を備える集合住宅であってもよい。
本実施形態の住宅100は、鉄筋コンクリート造の基礎と、柱や梁などの軸組部材で構成された軸組架構を有し、基礎に固定された上部構造体と、で構成される。本実施形態の上部構造体は、鉄骨造の軸組架構を有するが、例えば、木造の軸組みを有してもよく、その構造は特に限定されない。また、本実施形態の住宅100の軸組架構を構成する軸組部材は、予め規格化(標準化)されたものであり、予め工場にて製造されたのち建築現場に搬入されて組み立てられる。
具体的に、本実施形態の住宅100の上部構造体の軸組架構の外周部には、外周壁を構成する外装材等が配置される。また、軸組架構の層間部には、床部を構成する床スラブ材等が配置される。更に、軸組架構の上部には、陸屋根を構成する屋根床スラブ材等が配置される。
本実施形態の住宅100の外周壁は、例えば、表面側に防水層としての塗膜が形成された軽量気泡コンクリート(ALC)からなるパネル状の外装材が連接されて構成された外部仕上げ層を備える。また、本実施形態の住宅100の外周壁は、例えば、フェノールフォーム等の発泡樹脂系のパネル状の断熱材が外装仕上げ層の内面に沿って連接されて構成された断熱層を備える。更に、本実施形態の住宅100の外周壁は、例えば、石膏ボートと石膏ボード表面に貼設された壁クロス等の仕上げ材とで構成された内部仕上げ層を備える。但し、住宅100の外周壁は、この構成に限られない。
本実施形態の住宅100の床部は、床スラブ材を含む。床スラブ材は、軸組架構の梁間に架設され、梁により直接的又は間接的に支持される。床スラブ材としては、例えば、ALCパネルを用いることできるが、折板、押出成形セメント板、木質パネル材などの別の部材を用いてもよい。床部は、床スラブ材に加えて、例えば、床スラブ材に対して直接的又は間接的に取り付けられる、1階の天井面を構成する天井内装材や、床スラブ材上に積層された、2階の床面を構成するフローリング等の床内装材などを含むものであってもよい。
なお、陸屋根を構成する屋根床スラブ材についても、ALCパネルを用いることができるが、ALCパネルに限られるものではない。また、屋根床スラブ材は、例えば塩化ビニル樹脂から形成されている防水シート等により覆われることにより、防水処理が施されている。また、建物の屋根は、陸屋根に限らず、スレート等の屋根外装材を用いた勾配屋根としてもよい。
次に、図1及び図2を参照して、本実施形態の住宅100の間取りについて説明する。
図1に示すように、住宅100の1階は、玄関11、1階廊下12、1階トイレ13、ダイニング14、キッチン15、洗面室16、浴室17、マルチリンクルーム18、インナーテラス19、リビング20、宅配スペース21、及び、シューズクローク22、を備える。
図2に示すように、住宅100の2階は、2階廊下31、第1寝室32、第2寝室33、第3寝室34、作業スペース35、ウォークインクローゼット36(以下、「WIC36」と記載する。)、洗濯物干し室37、2階トイレ38、第1バルコニー39、及び、第2バルコニー40、を備える。
図1、図2に示すように、住宅100の1階及び2階は、階段41により連結されており、階段41を利用して行き来可能である。
以下、各階の間取りの特徴について詳細に説明する。以下の間取りの説明には、「専用スペース」、「共用スペース」、「占有スペース」、「非占有スペース」という用語を用いるため、まず、これら用語について説明する。
「専用スペース」とは、特定の居住者によって使用されるスペースである。本実施形態の住宅100では、第1寝室32、第2寝室33及び第3寝室34が該当する。専用スペースは、例えば、子供部屋などであってもよい。特定の居住者の人数は1人に限られない。この点が、後述する「占有スペース」及び「非占有スペース」の区別と異なる。
「共用スペース」とは、使用主体が特定の居住者に限られないスペースである。本実施形態の住宅100では、上述した第1~第3寝室32~34以外のスペースが該当する。具体的に、本実施形態の住宅100の共用スペースは、玄関11、1階廊下12、1階トイレ13、ダイニング14、キッチン15、洗面室16、浴室17、マルチリンクルーム18、インナーテラス19、リビング20、宅配スペース21、シューズクローク22、2階廊下31、作業スペース35、WIC36、洗濯物干し室37、2階トイレ38、第1バルコニー39、及び、第2バルコニー40、である。共用スペースを同時使用する人数は1人に限られない。この点が、後述する「占有スペース」及び「非占有スペース」の区別と異なる。
また、「共用スペース」は、「多目的共用スペース」と、「特定共用スペース」と、の2種類に分類可能である。
「多目的共用スペース」は、特定の使用用途が予め決められていない共用スペースである。本実施形態の住宅100では、マルチリンクルーム18、インナーテラス19、作業スペース35、第1バルコニー39、及び、第2バルコニー40、が該当する。以下、屋内の多目的共用スペースを、単に「多目的共用スペース」と記載する。屋外の多目的共用スペースである第1バルコニー39及び第2バルコニー40は、屋内の多目的共用スペースと区別するため「屋外多目的共用スペース」と記載する。
「特定共用スペース」は、特定の使用用途が予め決められている共用スペースである。本実施形態の住宅100では、上述した多目的共用スペース以外の共用スペースが該当する。具体的に、本実施形態の住宅100の特定共用スペースは、玄関11、1階廊下12、1階トイレ13、ダイニング14、キッチン15、洗面室16、浴室17、リビング20、宅配スペース21、シューズクローク22、2階廊下31、WIC36、洗濯物干し室37、及び、2階トイレ38、である。
以下、本実施形態において、「多目的共用スペース」と「特定共用スペース」とを区別せずに記載する場合は、単に「共用スペース」と記載する。
更に、上述した「専用スペース」及び「共用スペース」の区別とは異なる観点で、「占有スペース」と「非占有スペース」との2種類に区別可能である。
「占有スペース」とは、一居住者により占有可能なスペースである。つまり、「占有スペース」は、一居住者により一時的又は継続的に占有されることが想定されているスペースを意味する。「占有スペース」には、物理的大きさの観点で一居住者に占有されることが想定されるスペースに限られず、プライバシーの観点、又は、在宅ワークなどの特定の使用目的の観点で、一居住者に占有されることが想定されているスペースを含む。占有スペースの占有する一居住者は、特定の一居住者であっても、不特定の一居住者であってもよい。したがって、「占有スペース」は、一居住者に占有されることが想定されるスペースであれば、上述した「専用スペース」であってもよく、上述した「共用スペース」であってもよい。本実施形態の住宅100では、1階トイレ13、マルチリンクルーム18、第2寝室33、第3寝室34、作業スペース35、WIC36、及び、2階トイレ38、が該当する。
「非占有スペース」とは、「占有スペース」以外のスペースを意味する。つまり、「非占有スペース」は、一居住者により一時的又は継続的に占有されることが想定されていないスペースを意味する。非占有スペースを使用する居住者は、特定の居住者であっても、不特定の居住者であってもよい。したがって、「非占有スペース」は、一居住者に占有されることが想定されていないスペースであれば、上述した「専用スペース」であってもよく、上述した「共用スペース」であってもよい。本実施形態の住宅100では、例えばダイニング14、リビング20、第1寝室32などが該当する。
以下、説明の便宜上、特定の使用用途が予め決められていない「多目的共用スペース」のなかで、一居住者により一時的又は継続的に占有されることが想定されている「占有スペース」を、「多目的占有スペース」と記載する。本実施形態の住宅100では、マルチリンクルーム18及び作業スペース35が該当する。
また、説明の便宜上、特定の使用用途が予め決められている「特定共用スペース」のなかで、一居住者により一時的又は継続的に占有されることが想定されている「占有スペース」を、「特定占有スペース」と記載する。本実施形態の住宅100では、1階トイレ13、WIC36、及び、2階トイレ38、が該当する。
更に、説明の便宜上、特定の使用用途が予め決められていない「多目的共用スペース」のなかで、一居住者により一時的又は継続的に占有されることが想定されていない「非占有スペース」を、「多目的共同利用スペース」と記載する。本実施形態の住宅100では、例えば、インナーテラス19など、が該当する。
また更に、説明の便宜上、特定の使用用途が予め決められている「特定共用スペース」のなかで、一居住者により一時的又は継続的に占有されることが想定されていない「非占有スペース」を、「特定共同利用スペース」と記載する。本実施形態の住宅100では、例えば、ダイニング14、キッチン15、リビング20など、が該当する。
また、説明の便宜上、特定の居住者によって使用される「専用スペース」のなかで、一居住者により一時的又は継続的に占有されることが想定されている「占有スペース」を、「専用占有スペース」と記載する。本実施形態の住宅100では、第2寝室33及び第3寝室34が該当する。
更に、説明の便宜上、特定の居住者によって使用される「専用スペース」のなかで、一居住者により一時的又は継続的に占有されることが想定されていない「非占有スペース」を、「専用非占有スペース」と記載する。本実施形態の住宅100では、第1寝室32が該当する。
<住宅100の1階の間取り>
[マルチリンクルーム18及びインナーテラス19]
図1に示すように、住宅100の1階には、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18が設けられている。マルチリンクルーム18には、例えば作業机18aが備え付けられてよい。更に、マルチリンクルーム18には、本棚などの収納が備え付けられていることが好ましい。居住者は、マルチリンクルーム18を利用することで、例えば在宅ワークなどを行うことができる。但し、マルチリンクルーム18は多目的占有スペースであり、その使用用途は特に限定されない。したがって、マルチリンクルーム18は、例えば、裁縫などの一部の家事を行うスペースとして使用されてもよい。
本実施形態のように、マルチリンクルーム18は、外部から採光可能な開口63aが設けられた、外周壁の一部である外壁63により、外部空間から区画されていてもよい。開口63aには、例えばガラス製の透明部を含む建具64が設置されている。但し、開口63aには、開閉不能な透明部材が嵌め殺しされている嵌め殺し窓であってもよい。このような開口63aを設けることで、マルチリンクルーム18の閉塞感を緩和できる。
また、図1に示すように、住宅100の1階には、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18にいる一居住者から視認可能に隣接する多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19が設けられている。
図1に示すように、インナーテラス19は、外部から採光可能な開口51aが設けられた、外周壁の一部である外壁51により、外部空間から区画されている。外壁51の開口51aは、例えば、開閉可能な建具52として全開放できる折れ戸が設けられていてもよい。このようにすることで、インナーテラス19の解放感を強調できる。また、開口51aは、インナーテラス19に面する外壁51の全幅の60%以上に亘って設けられていてもよく、70%以上に亘って設けられていてもよく、全幅に亘って設けられていてもよい。このようにすることで、インナーテラス19の解放感を、より強調できる。更に、インナーテラス19の床内装材は、外壁51を挟んで屋外側の外部空間に設けられたテラスと同様の構成としてもよい。このようにすることで、インナーテラス19と外部空間との連続性及び一体性を強調できる。
上述したように、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19は、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18にいる一居住者から視認可能である。このようにすることで、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18で例えば在宅ワークをしている居住者から、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19にいる子供などの家族の様子を確認することができる。そのため、多目的占有スペースで仕事などの作業に集中しながらも、家族とのコミュニケーションを維持することができる。
ここで、マルチリンクルーム18からインナーテラス19を視認可能に、両スペースを隣接させる構成は、特に限定されない。図1に示すように、本実施形態では、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18と、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19とが、間仕切壁53を挟んで隣接している。多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19は、間仕切壁53の開口53aを通じて、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18から視認可能である。開口53aは、マルチリンクルーム18及びインナーテラス19を行き来可能にする出入口であってもよく、本実施形態のように、相互で視通可能な窓開口であってもよい。開口53aには、開き戸、開閉窓などの建具が設けられてもよい。建具は、透明なガラス製又は樹脂製の板材などにより、視通可能な透明部を含んでいてもよい。また、本実施形態のように、開口53aには、透明なガラス製又は樹脂製の板材など、視通可能な透明部材54が開閉不能な状態で固定されていてもよい。更に、開口53aには何ら設けられておらず、マルチリンクルーム18及びインナーテラス19が開口53aを通じて連通していてもよい。
更に、マルチリンクルーム18及びインナーテラス19は、間仕切壁53により区画されていなくてもよい。マルチリンクルーム18及びインナーテラス19は、例えば、腰壁など、備え付けの所定高さの間仕切り部によって区画されていてもよい。更に、マルチリンクルーム18及びインナーテラス19は、何ら仕切られることなく、隣接して連なるスペースであってもよい。
但し、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18と、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19とは、隣接しているが、少なくとも分断可能な構成とすることが好ましい。2つのスペースが「隣接」するとは、平面視(図1及び図2参照)で、隣り合って配置されていることを意味し、2つのスペースの間に間仕切壁、建具などが介在するか否かは問わない。「分断」とは、連通しない状態を意味する。したがって、マルチリンクルーム18とインナーテラス19とは、建具がなく、開口53aに視通可能な透明部材54が設けられた間仕切壁53により完全に分断されていること、又は、視通可能な透明部分を有する建具が開口に設けられた間仕切壁により分断可能であること、が好ましい。このようにすることで、マルチリンクルーム18からインナーテラス19を視認可能としつつも、マルチリンクルーム18をインナーテラス19から、少なくとも一時的に分断できる。そのため、視覚による家族とのコミュニケーションを維持しつつも、インナーテラス19側からの音の伝達を抑制できるため、マルチリンクルーム18での作業に集中でき、作業効率を高めることができる。開口53aに、開閉窓が設けられており、建具は、透明なガラス製又は樹脂製の板材などにより、視通可能な透明部を含んだものであると、視覚による家族とのコミュニケーションを維持しつつ、会話による家族とのコミュニケーションが必要なシーンや仕事などでインナーテラス19側からの音の伝達を抑制することが必要なシーンに対応がしやすくなる。
本実施形態では、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18に、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19が隣接しているが、多目的共用スペースに隣接していればよく、この構成に限られない。したがって、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18に、別の多目的占有スペースが隣接していてもよい。但し、本実施形態のように、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18が、インナーテラス19などの、多目的共同利用スペースに隣接していることが好ましい。このようにすることで、マルチリンクルーム18が別の多目的占有スペースに隣接する構成と比較して、家族の様子を含む家の中の様子を把握し易くなる。
[マルチリンクルーム18及びキッチン15]
キッチン15は、少なくともキッチンセット15aを含むスペースである。キッチンセット15aは、少なくともコンロ及びシンクを含む。本実施形態のキッチン15には、冷蔵庫置き場15b及び備え付け棚15cが設けられているが、キッチン15の構成は、この構成に限られない。
図1に示すように、本実施形態のキッチン15は、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18にいる一居住者が、マルチリンクルーム18から多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19を通らずに往来可能に配置されている。このように、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18は、利用する一居住者が多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19を視認可能であると共に、利用する一居住者が多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19を通らずにキッチン15に往来可能に、構成されている。そのため、多目的占有スペースとしてマルチリンクルーム18を利用して例えば在宅ワークを行う一居住者は、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19にいる家族とのコミュニケーションを維持しつつ、作業の合間などにキッチン15との間を往来することで、家事を進めることができる。つまり、上記間取りを採用することで、家事及び仕事を効率化できると共に、家族コミュニケーションを円滑化することができる。
具体的に、本実施形態の住宅100において、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18と、キッチン15とは、往来可能に隣接している。より具体的に、本実施形態のマルチリンクルーム18及びキッチン15は、出入口55aが形成されている間仕切壁55を挟んで隣接している。出入口55aには、建具56としての引き戸が設けられている。建具56は、引き戸に限られず、例えば引き戸など、別の構成であってもよい。このように、本実施形態のマルチリンクルーム18及びキッチン15は、建具56を閉じることで間仕切壁55及び建具56により分断可能な状態で、隣接している。
なお、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18とキッチン15とは、間仕切壁55により区画されていなくてもよい。マルチリンクルーム18及びキッチン15は、何ら仕切られることなく、連通して隣接するスペースであってもよい。但し、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18と、キッチン15とは、本実施形態のように分断可能な構成とすることが好ましい。マルチリンクルーム18とキッチン15とを分断することで、特定共同利用スペースとしてのキッチン15側からの音の伝達を抑制できるため、マルチリンクルーム18を占有する一居住者は作業に集中でき、作業効率を高めることができる。その一方で、マルチリンクルーム18とキッチン15との分断を解除、すなわち、建具56を開けて往来可能な状態とすることで、マルチリンクルーム18での作業の合間などに、キッチン15での家事を行い易くなる。
なお、本実施形態のマルチリンクルーム18及びキッチン15は隣接しているが、この構成に限られない。マルチリンクルーム18及びキッチン15は、特定共用スペースである介在スペースのみを通じて往来可能に配置されていてもよい。介在スペースとしては、例えば、収納室やダイニングなどが挙げられる。但し、マルチリンクルーム18及びキッチン15は、本実施形態のように往来可能に隣接していることが好ましい。マルチリンクルーム18及びキッチン15が、介在スペースなく隣接することで、往来し易くなるため、マルチリンクルーム18での作業の合間にキッチン15での家事を進め易くなる。
[インナーテラス19並びにダイニング14及びリビング20]
次に、マルチリンクルーム18以外で、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19が隣接するスペースについて説明する。
本実施形態のインナーテラス19は、専用スペース又は特定共用スペースである所定スペースに隣接している。所定スペースが特定共用スペースである場合、特定占有スペースであってもよく、特定共同利用スペースであってもよい。図1に示すように、本実施形態のインナーテラス19は、特定共同利用スペースとしてのダイニング14及びリビング20それぞれと隣接している。
更に、本実施形態のインナーテラス19は、特定共同利用スペースとしてのダイニング14及びリビング20それぞれと、少なくとも一部が連通可能に隣接している。より具体的に、本実施形態のインナーテラス19は、ダイニング14と、開閉可能な建具57のみを介して隣接している。したがって、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19は、所定スペースとしてのダイニング14と、開閉可能な建具57を開けることで、何ら間仕切りが無い状態で連通する。換言すれば、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19は、所定スペースとしてのダイニング14と、開閉可能な建具57を閉じることで間仕切り可能である。
また、本実施形態のインナーテラス19は、リビング20と、開閉可能な建具58のみを介して隣接している。したがって、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19は、所定スペースとしてのリビング20と、開閉可能な建具58を開けることで、何ら間仕切りが無い状態で連通する。換言すれば、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19は、所定スペースとしてのリビング20と、開閉可能な建具58を閉じることで間仕切り可能である。
建具57、58としては、例えば、全開放できる引き込み戸、折れ戸などを用いることができる。建具57、58は、例えばガラス製、樹脂製などの透明又は半透明の板材を含んでもよいが、全体が不透明な構成であってもよい。
建具57を開放することで、インナーテラス19とダイニング14とを、連続的な空間として使用できる。また、建具58を開放することで、インナーテラス19とリビング20とを、連続的な空間として使用できる。したがって、建具57、58により、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19を、特定共同利用スペースとしてのダイニング14及びリビング20に連なる空間として利用できる。このように利用することで、ダイニング14、リビング20などの特定共同利用スペースを広く活用できる。
また、建具57を閉鎖することで、インナーテラス19とダイニング14とを、分断された別空間としても使用できる。また、建具58を閉鎖することで、インナーテラス19とリビング20とを、分断された別空間としても使用できる。したがって、建具57、58により、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19を、特定共同利用スペースとしてのダイニング14及びリビング20から分断された空間として利用できる。これにより、例えばリビング20を、客室などの臨時の専用スペースとして利用してもよい。
本実施形態のインナーテラス19は、ダイニング14及びリビング20それぞれと、建具57及び58によって、連通可能に隣接しているが、この構成に限られない。インナーテラス19は、ダイニング14及びリビング20それぞれと、少なくとも一部が常時連通する状態で隣接していてもよい。また、インナーテラス19は、ダイニング14及びリビング20それぞれと、間仕切壁の一部のみが建具により連通可能な状態で隣接していてもよい。更に、インナーテラス19は、ダイニング14及びリビング20それぞれと、間仕切壁に設けられた透明部を通じて視通可能な状態で隣接していてもよい。間仕切壁の透明部は、例えばガラス板、樹脂板などにより構成されてよい。
このように、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19が、特定共同利用スペースとしてのダイニング14及びリビング20それぞれと、少なくとも一部が常時連通した状態で隣接する、少なくとも一部が連通可能に隣接する、又は、少なくとも一部が視通可能に隣接する、ことで、マルチリンクルーム18にいる居住者は、インナーテラス19越しに、特定共同利用スペースとしてのダイニング14及びリビング20を視認できる、又は、ダイニング14及びリビング20の雰囲気を感じることができる。これにより、マルチリンクルーム18にいる居住者は、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19のみならず、インナーテラス19に隣接する特定共同利用スペースとしてのダイニング14及びリビング20での家族の様子を窺い知ることができる。
特に、特定共同利用スペースとしてのダイニング14及びリビング20は、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18にいる居住者から、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19を通じて、視認可能であることが好ましい。このようにすることで、特定共同利用スペースとしてのダイニング14及びリビング20での家族の様子を、確実に把握できる。
特定共同利用スペースとしてのリビング20は、平面視(図1参照)で、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18と、多目的共同利用スペースとしてのインナーテラス19を挟んで反対側に配置されている。このようにすることで、マルチリンクルーム18からインナーテラス19越しでのリビング20の視認性を高めることができる。但し、マルチリンクルーム18からの視認性を確保できれば、本実施形態のダイニング14のように、インナーテラス19を挟んで反対側に配置されていなくてもよい。
また、インナーテラス19と、ダイニング14及びリビング20それぞれとを、例えば建具等により、視通不能に完全に仕切ることができる構成とすれば、マルチリンクルーム18で作業する居住者は、ダイニング14、リビング20での家族の様子により気が散ることを抑制し、マルチリンクルーム18での作業に集中し易い状態をも両立できる。
なお、本実施形態でインナーテラス19に隣接する所定スペースは、特定共用スペースとしてのダイニング14及びリビング20であるが、例えば、インナーテラス19と間仕切壁により区画されている寝室など、専用スペースとしての個室であってもよい。インナーテラス19が専用スペースと隣接する場合、インナーテラス19と専用スペースとの間の間仕切壁は、両スペースを視通不能に完全に仕切ることができる構成とすることが好ましい。このようにすることで、専用スペースのプライバシーを確保できる。
[キッチン15と宅配スペース21]
宅配スペース21は、居住者以外の者が外部から出入り可能な特定共用スペースである。宅配スペース21は、外部空間から出入り可能な外部出入口59aが形成された、外周壁の一部である外壁59により、外部空間と区画されている。外部出入口59aには、施錠付きの建具60が設けられている。建具60の施錠は、例えばスマートロックを利用することができる。宅配業者は、建具60のスマートロックを一時的に解除可能な解除情報を、居住者より取得することで、建具60の施錠を解除して、宅配スペース21に入ることができる。そして、宅配業者は、宅配スペース21に宅配物を置くことで、居住者に直接手渡しすることなく宅配を完了することができる。また、宅配業者は、居住者が予め宅配スペース21に置いた発送物を、居住者から直接手渡しされることなく、集荷してもよい。このように、宅配スペース21を設けることで、居住者及び宅配業者は、直接対面することなく、宅配物の受け取り及び荷送りを行うことができる。
本実施形態の住宅100では、キッチン15が、宅配スペース21に通じる内部出入口61aが設けられた間仕切壁61を介して宅配スペース21と隣接している。この内部出入口61aには、施錠付きの建具62が設けられている。居住者は、建具62が設けられた内部出入口61aを通じて宅配スペース21と往来可能である。建具62の施錠は、例えば通常のピンシリンダータイプの鍵やディンプルシリンダータイプの鍵などを利用することができる。宅配スペース21側からの建具62の施錠解除には、鍵が必要であるが、キッチン15側からの建具62の施錠解除には、鍵は不要である。
宅配スペース21は、例えばパントリー、シューズクローク、納戸などを兼ねてもよい。
このような宅配スペース21をキッチン15と隣接して配置することで、キッチン15での家事を行う合間に、宅配スペース21に行き来し易く、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態の住宅100では、平面視(図1参照)で、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18、キッチン15、及び、宅配スペース21が、隣接して配置されている。このような配置とすることで、マルチリンクルーム18での作業及びキッチン15での家事を行う合間に、宅配スペース21に行き来し易く、より利便性を向上させることができる。特に、本実施形態の住宅100では、平面視(図1参照)で、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18、キッチン15、及び、宅配スペース21が、直線状に配置されている。このようにすることで、相互間の行き来が、より容易になる。なお、本実施形態の宅配スペース21は、平面視で、キッチン15を挟んでマルチリンクルーム18と反対側に配置されている。
[1階のその他のスペースについて]
図1に示すように、外周壁の一部である、玄関11を区画する外壁65には、外部空間に出入り可能な玄関口65aが形成されている。玄関口65aには、建具66としての施錠付きの開き戸が設けられているが、建具66の種類は特に限定されない。
また、玄関11には、出入口67aが形成されている間仕切壁67を介して、シューズクローク22が隣接している。出入口67aには建具68としての引き戸が設けられている。更に、シューズクローク22は、出入口69aが形成されている間仕切壁69を介して、洗面室16と隣接している。出入口69aには、建具70としての引き戸が設けられている。本実施形態の建具68、70は引き戸であるが、その種類は特に限定されない。
このように、本実施形態の住宅100では、玄関11からダイニング14、リビング20などを通ることなく、洗面室16に行くことができる。
なお、洗面室16は、出入口71aが形成されている間仕切壁71を介して、ダイニング14と隣接している。出入口71aには、建具72としての引き戸が設けられているが、建具72の種類は引き戸に限定されない。更に、洗面室16は、浴室17と隣接している。したがって、住宅100では、ダイニング14及び浴室17が、洗面室16から行き来可能に配置されている。
図1に示すように、玄関11は1階廊下12と隣接している。1階廊下12には、1階トイレ13が間仕切壁73を介して隣接している。間仕切壁73には、トイレ出入口73aが形成されている。トイレ出入口73aには、建具74としての引き戸が設けられている。
また、1階廊下12は、ダイニング14と隣接している。1階廊下12及びダイニング14は、出入口75aを通じて行き来可能である。出入口75aには、建具76としての引き戸が設けられているが、建具76の種類は特に限定されない。
更に、1階廊下12には、階段41及びリビング20に通じる出入口77aが設けられている。出入口77aには建具78としての開き戸が設けられているが、建具78の種類は特に限定されない。
<住宅100の2階の間取り>
次に、図2を参照して、住宅100の2階の間取りの詳細について説明する。
図2に示すように、階段41に連なる2階廊下31は、第1バルコニー39以外の全てのスペースに隣接している。つまり、2階廊下31を区画する周囲の間仕切壁及び外壁には、第1寝室32に出入り可能な出入口79a、第2寝室33に出入り可能な出入口80a、第3寝室34に出入り可能な出入口81a、作業スペース35に出入り可能な出入口82a、WIC36に出入り可能な出入口83a、洗濯物干し室37に出入り可能な出入口84a、2階トイレ38に出入り可能な出入口85a、及び、第2バルコニー40に出入り可能な出入口86a、が形成されている。上記出入口79a~86aそれぞれには、各種の建具87~94が設けられている。
作業スペース35は、例えば書斎、在宅ワークのためのスペースなどとして使用可能な多目的占有スペースである。作業スペース35は、屋外多目的共用スペースとしての第1バルコニー39に隣接している。作業スペース35と第1バルコニー39との間は、出入口95aが形成された外壁95により区画されている。出入口95aには、建具96として、例えば引き違い窓などが設けられている。
本実施形態の作業スペース35は、建具90を閉じることで、隣接する屋内スペースとの間で相互に視認不能な状態となる。つまり、作業スペース35は、建具90を閉じることで、他の屋内スペースから視覚的及び空間的に隔離される。このようにすることで、作業スペース35を使用する一居住者は、作業に集中し易くなる。
作業スペース35には、例えば作業机35aが備え付けられてよい。更に、作業スペース35には、本棚などの収納が備え付けられていることが好ましい。
また、本実施形態の作業スペース35は、作業スペース35以外で専用スペースとしての第2寝室33のみと出入り可能な屋外多目的共用スペースとしての第1バルコニー39に隣接している。換言すれば、第1バルコニー39は、作業スペース35以外の屋内の共用スペースと隣接していない。そのため、作業スペース35を使用する一居住者は、他の家族の状況を気にすることなく、第1バルコニー39で休憩することができる。また、休憩しつつも、作業の集中力を維持し易い。
なお、第1バルコニー39と専用スペースとしての第2寝室33との間の外壁には、建具98が設けられた出入口97aが形成されている。建具98の種類は特に限定されない。
洗濯物干し室37は、例えば物干し竿を固定可能な吊り下げ具などの洗濯用具が備え付けられている特定共用スペースである。洗濯物干し室37には、例えば洗濯機置き場が備え付けれていてもよい。洗濯物干し室37は、第2バルコニー40と外壁を介して隣接している。洗濯物干し室37と第2バルコニー40とは、例えば引き違い窓などの建具99が設けられた出入口を通じて行き来可能である。
ここで、本実施形態の住宅100では、作業スペース35、WIC36、及び、洗濯物干し室37が、2階廊下31を介してそれぞれ行き来可能に配置されている。そのため、作業スペース35で作業をする一居住者は、作業の合間などにおいて、2階廊下31を介してWIC36及び洗濯物干し室37と行き来することができる。これにより、作業スペース35において作業に集中しつつも、その合間などに、家事としての洗濯作業を、効率的に行うことができる。
本発明に係る住宅は、上述した実施形態に示す具体的な構成に限られず、特許請求の範囲の記載を逸脱しない限り、種々の変形、変更が可能である。例えば、上述の実施形態では、2階建ての戸建ての住宅100について例示説明しているが、集合住宅における一住戸に、住宅100の1階と同様の間取りが採用されていてもよく、住宅100の1階及び2階と同様の間取りが採用されていてもよい。
また、上述した実施形態の住宅100は、多目的占有スペースとしてのマルチリンクルーム18を備えるが、同位置に、例えば子供部屋、寝室、書斎などの専用占有スペースが配置されていてもよい。
本発明は住宅に関する。
11:玄関
12:1階廊下
13:1階トイレ
14:ダイニング(特定共用スペースの一例)
15:キッチン
15a:キッチンセット
15b:冷蔵庫置き場
15c:備え付け棚
16:洗面室
17:浴室
18:マルチリンクルーム(多目的占有スペースの例)
18a:作業机
19:インナーテラス(多目的共用スペース及び多目的共同利用スペースの例)
20:リビング(特定共用スペースの一例)
21:宅配スペース
22:シューズクローク
31:2階廊下
32:第1寝室(専用スペースの一例)
33:第2寝室(専用占有スペースの一例)
34:第3寝室(専用占有スペースの一例)
35:作業スペース(多目的占有スペースの例)
36:WIC
37:洗濯物干し室
38:2階トイレ
39:第1バルコニー
40:第2バルコニー
41:階段
51、59、63、65、95:外壁
51a、53a、63a:開口
52、56、57、58、60、62、64、66、68、70、72、74、76、78、87~94、96、98、99:建具
53、55、61、67、69、71、73:間仕切壁
54:透明部材
55a、67a、69a、71a、75a、77a、79a~86a、95a、97a:出入口
59a:外部出入口
61a:内部出入口
65a:玄関口
73a:トイレ出入口
100:住宅

Claims (10)

  1. 一居住者により占有可能な多目的占有スペース及び専用占有スペースのうちいずれかの占有スペースと、
    前記占有スペースにいる前記一居住者から視認可能に隣接する多目的共用スペースと、
    前記一居住者が前記占有スペースから前記多目的共用スペースを通らずに往来可能に配置されているキッチンと、を備える、住宅。
  2. 前記占有スペースと前記多目的共用スペースは、間仕切壁を挟んで隣接しており、
    前記多目的共用スペースは、前記間仕切壁の開口を通じて、前記占有スペースから視認可能である、請求項1に記載の住宅。
  3. 前記占有スペース及び前記キッチンは、
    往来可能に隣接している、又は、
    特定共用スペースである介在スペースのみを通じて往来可能に配置されている、請求項1又は2に記載の住宅。
  4. 前記多目的共用スペースは、専用スペース又は特定共用スペースである所定スペースに隣接しており、
    前記多目的共用スペースは、
    前記所定スペースと少なくとも一部が常時連通する状態で、
    前記所定スペースと少なくとも一部が連通可能に、又は、
    前記所定スペースを視認可能に、
    隣接している、請求項1から3のいずれか1つに記載の住宅。
  5. 前記多目的共用スペースは、前記所定スペースと、開閉可能な建具を閉じることで間仕切り可能である、請求項4に記載の住宅。
  6. 前記所定スペースは、前記占有スペースにいる居住者から、前記多目的共用スペースを通じて視認可能である、請求項4又は5に記載の住宅。
  7. 前記占有スペースは、前記多目的占有スペースであり、
    前記多目的共用スペースは、多目的共同利用スペースである、請求項1から6のいずれか1つに記載の住宅。
  8. 前記多目的共同利用スペースは、外部から採光可能な開口が設けられた外壁により、外部空間から区画されているインナーテラスである、請求項7に記載の住宅。
  9. 居住者以外の者が外部から出入り可能な特定共用スペースである宅配スペースを更に備え、
    前記キッチンは、前記宅配スペースに通じる内部出入口が設けられた間仕切壁を介して前記宅配スペースと隣接しており、
    前記内部出入口には、施錠付きの建具が設けられている、請求項1から8のいずれか1つに記載の住宅。
  10. 平面視で、前記占有スペース、前記キッチン、及び、前記宅配スペースが、隣接して配置されている、請求項9に記載の住宅。
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