JP2022072861A - 制御装置、制御装置のためのコンピュータプログラム、及び、方法 - Google Patents

制御装置、制御装置のためのコンピュータプログラム、及び、方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 発送サービスに関する設定が有効である場合において、所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで消耗品を発送するための技術を提供する。【解決手段】 制御装置は、発送サービスに関する設定が第1の設定であるのか第2の設定であるのか否かを判断する判断部であって、第1の設定は、発送サービスの提供が有効である設定であり、第2の設定は、発送サービスの提供が有効でない設定である、判断部と、発送サービスに関する設定が第1の設定であると判断される場合に、制御装置のユーザからの指示に応じて、所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで消耗品の発送の指示を受け付けるための第2の指示画面を表示部に表示させる第2の画面制御部と、第2の指示画面において、指示が受け付けられる場合に、消耗品の発送をサーバに要求する発送要求処理を実行する処理実行部と、を備える。【選択図】 図3

Description

本明細書では、デバイスによって利用される消耗品をユーザに発送する発送サービスに関する技術を開示する。
特許文献1には、画像形成装置に装着されるカートリッジの自動発注サービスを提供するシステムが開示されている。システムは、PCと、画像形成装置と、カートリッジの自動発注サービスを提供するサーバと、を備える。PCは、カートリッジの残量が自動発注サービスのチェックのための所定の閾値以下である条件が満たされ、かつ、サービスに登録済みである場合に、カートリッジの発送状況を含むカートリッジ自動発注サービス画面を表示する。カートリッジ自動発注サービス画面は、さらに、ユーザの判断でカートリッジを発注するためのボタンを含む。一方、PCは、上記の条件が満たされ、かつ、サービスに未登録である場合に、カートリッジ購入受付画面を表示する。
特開2020-052566号公報
上記の技術では、サービスに登録済みである状況において、カートリッジを購入するタイミングは、カートリッジの残量が自動発注サービスのチェックのための所定の閾値以下である条件が満たされるタイミングである。即ち、上記の技術では、サービスに登録済みである状況において、上記の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングでカートリッジを購入することを何ら想定していない。
本明細書では、発送サービスに関する設定が有効である場合において、所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで消耗品を発送するための技術を提供する。
本明細書によって開示される制御装置は、サーバとの通信を実行するための通信インターフェイスであって、前記サーバは、デバイスの稼働状態が所定の条件を満たす場合に前記デバイスによって利用される消耗品を前記デバイスのユーザに発送する発送サービスを提供する、前記通信インターフェイスと、前記発送サービスに関する設定が第1の設定であるのか第2の設定であるのか否かを判断する判断部であって、前記第1の設定は、前記発送サービスの提供が有効である設定であり、前記第2の設定は、前記発送サービスの提供が有効でない設定である、前記判断部と、前記発送サービスに関する設定が前記第2の設定であると判断される場合に、前記制御装置のユーザからの指示に応じて、前記消耗品の発送の指示を受け付けるための第1の指示画面を表示部に表示させる第1の画面制御部と、前記発送サービスに関する設定が前記第1の設定であると判断される場合に、前記制御装置のユーザからの指示に応じて、前記所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで前記消耗品の発送の指示を受け付けるための第2の指示画面を前記表示部に表示させる第2の画面制御部と、前記第1の指示画面及び前記第2の指示画面のうちのいずれかの画面において、前記消耗品の発送の指示が受け付けられる場合に、前記通信インターフェイスを利用して、前記消耗品の発送を前記サーバに要求する発送要求処理を実行する処理実行部と、を備える。
上記の構成によれば、制御装置は、発送サービスに関する設定が有効である場合において、ユーザからの指示に応じて、所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで消耗品の発送の指示を受け付けるための第2の指示画面を表示する。即ち、発送サービスに関する設定が有効である場合において、所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで消耗品を発送することができる。
また、本明細書によって開示される方法は、発送サービスに関する設定が第1の設定であるのか第2の設定であるのか否かを判断する判断工程であって、前記発送サービスは、デバイスの稼働状態が所定の条件を満たす場合に前記デバイスによって利用される消耗品を前記デバイスのユーザに発送するサービスであり、前記第1の設定は、前記発送サービスの提供が有効である設定であり、前記第2の設定は、前記発送サービスの提供が有効でない設定である、前記判断工程と、前記発送サービスに関する設定が前記第2の設定であると判断される場合に、ユーザからの指示に応じて、前記消耗品の発送の指示を受け付けるための第1の指示画面を表示する第1の画面表示工程と、前記発送サービスに関する設定が前記第1の設定であると判断される場合に、ユーザからの指示に応じて、前記所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで前記消耗品の発送の指示を受け付けるための第2の指示画面を表示する第2の画面表示工程と、前記第1の指示画面及び前記第2の指示画面のうちのいずれかの画面において、前記消耗品の発送の指示が受け付けられる場合に、前記消耗品を発送するための発送処理を実行する処理実行工程と、を備える。
上記の方法でも、第2の指示画面の表示により、発送サービスに関する設定が有効である場合において、所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで消耗品を発送することができる。
上記の制御装置を実現するための制御方法、コンピュータプログラム、及び、当該コンピュータプログラムを格納するコンピュータ読取可能記録媒体も、新規で有用である。また、上記の制御装置と他の装置(例えば、デバイス、サーバ)とを備える通信システムも、新規で有用である。
通信システムの構成を示す。 登録のシーケンス図を示す。 端末装置の処理のフローチャートを示す。 端末装置に表示される各画面を示す。 フラグON処理のフローチャートを示す。 端末装置に表示される各画面を示す。 フラグOFF処理のフローチャートを示す。
(第1実施例)
(通信システム2の構成;図1)
図1に示されるように、通信システム2は、端末装置10、多機能機100(以下では、多機能機を「MFP」と記載)、及び、サービス提供サーバ300(以下では、サービス提供サーバを「SPサーバ」と記載)、を備える。端末装置10は、デスクトップPC、ノートPC、タブレットPC、スマートフォン等の端末装置である。MFP100は、印刷機能、スキャン機能、FAX機能等の様々な機能を実行可能な装置である。端末装置10とMFP100は、LAN(Local Area Networkの略)4に接続されている。LAN4は、有線LAN及び無線LANのどちらでもよい。SPサーバ300は、インターネット6及びLAN4を介して、各装置10、100と通信可能である。
(SPサーバ300の構成)
SPサーバ300は、印刷機能に関する印刷サービスを提供するサーバである。印刷サービスは、MFP(例えばMFP100)に装着可能な色材カートリッジを発送する発送サービスと、発送サービスによって発送された色材カートリッジに収容されている色材(例えばインク、トナー等)によって印刷された印刷媒体の枚数を管理する管理サービスと、を含む。なお、以下では、「カートリッジ」を「CTG」と記載する。発送サービスでは、SPサーバ300は、色材CTGを発送するための発送処理(例えば作業員への発送の通知)を実行する。
管理サービスでは、所定期間(例えば1月)において印刷された印刷媒体の枚数(以下では「所定期間枚数」と記載)が所定の契約枚数(例えば1000枚)に到達することが管理される。例えば、ユーザは、所定期間における定額料金を支払う。所定期間枚数が所定の契約枚数に到達するまでは、ユーザは、MFP100の印刷機能を利用することができる。そして、所定期間枚数が所定の契約枚数を超える場合に、ユーザは、枚数に所定の単価(例えば、10円/枚)を乗じた追加料金を支払い、MFP100の印刷機能の利用を継続することができる。なお、変形例では、所定期間枚数が所定の契約枚数を超える場合に、MFP100の印刷機能の利用が禁止されてもよい。
SPサーバ300は、MFP100等のベンダによってインターネット6上に設置される。なお、変形例では、SPサーバ300は、当該ベンダとは異なる事業者によってインターネット6上に設置されてもよい。
SPサーバ300は、ユーザテーブル332とデバイステーブル334とを記憶する。ユーザテーブル332には、印刷サービスの提供を受ける1以上のユーザに対応する1個以上のユーザ情報が記憶される)。各ユーザ情報は、ユーザを識別するためのユーザ名(例えばUN)と、色材CTGの発送先(例えば当該ユーザの住所)を示す発送先情報(例えばDI)と、定額料金等の支払い元(例えば、当該ユーザのクレジットカードの番号)を示す支払い情報(例えばPI)と、を含む。また、ユーザテーブル332は、各ユーザ情報と関連付けて、PIN(Personal Identification Numberの略)コード(例えば「1234」)と、プラン情報(例えば「プラン1」)と、を記憶し得る。PINコードは、プリンタのシリアル番号をデバイステーブル334に登録するための認証に利用される。プラン情報は、印刷サービスの契約内容(即ち契約プラン)を示す情報である。プラン情報は、契約枚数、定額料金、発送サービスで発送される色材CTGの型番を示すCTG型番等を含む。
デバイステーブル334には、1個以上のデバイス関係情報が登録される。各デバイス関係情報は、ユーザ名(例えばUN)と、シリアル番号(例えばSN)と、アクセストークン(例えばAT)と、残量履歴情報(例えばHI1)と、所定期間枚数と、発送状態情報と、を含み得る。アクセストークンは、MFPとSPサーバ300との通信に利用される認証情報である。残量履歴情報は、MFPに現在装着されている色材CTGの残量の履歴を示す情報である。発送状態情報は、発送サービスにおいて色材CTGが現在発送中であることを示す「発送中」と、色材CTGが現在発送されていないことを示す「未発送」と、のうちのいずれかの値を示す。
(MFP100の構成)
MFP100は、メモリ124と、印刷実行部140と、を備える。なお、図面では、印刷機能以外の機能(例えばスキャン機能)を実行するための実行部(即ち機構)の記載が省略されている。
メモリ124は、MFP100を識別するためのシリアル番号SNと、MFP100のモデル名「mfp1」と、MFP100に適合する色材CTG142の型番を示すCTG型番と、サービス設定フラグと、を記憶する。サービス設定フラグは、印刷サービスの提供が有効であることを示す「ON」と、印刷サービスの提供が有効でないことを示す「OFF」と、のうちのいずれかの値を示す。サービス設定フラグは、デフォルトで「OFF」を示す。MFP100は、サービス設定フラグを記憶しているので、印刷サービスの提供に適合している。なお、サービス設定フラグを記憶していないMFPは、印刷サービスの提供に適合していない。
メモリ124内のCTG型番は、「B01」、「C01」、「M01」、「Y01」を含む。「B01」は、黒色の色材を収容するCTGの型番を示す。同様に、「C01」、「M01」、「Y01」は、それぞれ、シアン色、マゼンタ色、黄色の色材を収容するCTGの型番を示す。
印刷実行部140は、インクジェット方式又はレーザ方式の印刷機構を備える。印刷実行部140には、色材CTG142が装着される。色材CTG142にはICチップ(図示省略)が設けられており、印刷実行部140は、当該ICチップ内の情報を読み取り、色材CTG142の装着を認証する。
(端末装置10の構成)
端末装置10は、通信インターフェイス12、表示部14、操作部16、及び、制御部20を備える。各部12~20は、バス線(符号省略)に接続されている。なお、以下では、インターフェイスのことを「I/F」と記載する。
通信I/F12は、LAN4を介した通信を実行するためのI/Fであり、LAN4に接続されている。表示部14は、様々な情報を表示するためのディスプレイである。操作部16は、複数個のキーを備える。ユーザは、操作部16を操作することによって、様々な指示を端末装置10に入力することができる。なお、表示部14は、ユーザから指示を受け付けるタッチパネル(即ち操作部)として機能してもよい。
制御部20は、CPU22と、メモリ24と、を備える。CPU22は、メモリ24に記憶されているプログラム30、32に従って、様々な処理を実行する。メモリ24は、揮発性メモリ、不揮発性メモリ等によって構成される。OS(Operating Systemの略)プログラム30は、端末装置10の基本的な処理を実行するためのプログラムである。アプリケーションプログラム32(以下では、「アプリ32」と記載)は、MFP100を制御するためのプログラムである。また、アプリ32は、印刷サービスに関する処理(例えば、印刷サービスの提供を受けるための処理)を実行可能である。
(サービスの開始;図2)
図2を参照して、ユーザが印刷サービスの提供を受けるための処理のシーケンス図を示す。なお、以下では、各デバイスの各CPU(例えば端末装置10のCPU22等)が実行する処理について、理解の容易さの観点から、各CPUを主体として記載せずに、各デバイス(例えば端末装置10等)を主体として記載する。また、端末装置10とMFP100との通信は、通信I/F12及びLAN4を介して実行され、端末装置10又はMFP100とSPサーバ300との通信は、LAN4及びインターネット6を介して実行される。以下では、特に言及しない限り、「通信I/F12を介して」、「LAN4を介して」、及び、「インターネット6を介して」という説明を省略する。
図2の初期状態では、ユーザテーブル332には、ユーザ名UNが登録されている(図1参照)。ユーザ名UNは、例えば、ユーザが端末装置10を操作することによってSPサーバ300に登録される。
端末装置10は、操作部16において、ユーザから、アプリ32を起動する指示と印刷サービスを開始するための開始指示とを受け付けると、T10において、アプリ32を利用して、契約要求をSPサーバ300に送信する。なお、変形例では、契約要求の送信は、汎用的なWebブラウザを利用して実行されてもよい。
開始指示は、ユーザ名UN、発送先情報DI、支払い情報PI、及び、プラン情報「プラン1」の入力を含む。ここで、プラン情報「プラン1」は、MFP100において利用可能な複数のプランのうちの1つであり、ユーザは、複数のプランの中からプラン情報「プラン1」を選択する。T10の契約要求は、開始指示において入力された各情報を含む。
SPサーバ300は、T10において、端末装置10から契約要求を受信すると、T12において、PINコード「1234」を生成し、契約要求内のユーザ名UNと関連付けて、契約要求内の他の情報とPINコード「1234」とをユーザテーブル332に記憶する。そして、SPサーバ300は、T14において、PINコード「1234」を端末装置10に送信する。
端末装置10は、T14において、SPサーバ300からPINコード「1234」を受信すると、T16において、PINコード「1234」を表示部14に表示させる。これにより、ユーザは、PINコード「1234」を知ることができる。
MFP100は、T20において、ユーザからPINコード「1234」の入力を受け付けると、T22において、サービス設定フラグを「OFF」から「ON」に変更する。そして、MFP100は、T24において、開始要求をSPサーバ300に送信する。開始要求は、印刷サービスの開始を要求するコマンドであり、PINコード「1234」と、MFP100のシリアル番号SNと、を含む。
SPサーバ300は、T24において、MFP100から開始要求を受信すると、T26において、開始要求に含まれるPINコード「1234」の認証を実行する。本ケースでは、開始要求に含まれるPINコード「1234」がユーザテーブル332内のPINコード「1234」と一致するので、SPサーバ300は、PINコードの認証が成功したと判断し、PINコード「1234」に関連付けて記憶されているユーザ名UNを印刷サービスの対象のユーザ名として決定する。次いで、SPサーバ300は、T28において、アクセストークンATを生成する。
T30では、SPサーバ300は、ユーザ名UNと、開始要求に含まれるシリアル番号SNと、アクセストークンATと、を関連付けて、デバイステーブル334に記憶する。なお、現時点では、ユーザ名UNと関連付けて、残量履歴情報がデバイステーブル334に記憶されていない。また、現時点では、所定期間枚数は0枚を示し、発送状態情報は、「未発送」を示す。
T40では、SPサーバ300は、アクセストークンATをMFP100に送信する。これにより、MFP100は、アクセストークンATをMFP100のメモリ124に記憶する。
MFP100は、T42において、メモリ124内のアクセストークンATを利用して、SPサーバ300とのXMPP(Extensible Messaging and Presence Protocolの略)接続を確立する。XMPP接続は、いわゆる常時接続であり、MFP100の電源が切断されるまで確立され続ける接続である。SPサーバ300は、XMPP接続を利用すれば、MFP100から要求を受信しなくても、MFP100が所属するLAN4のファイヤウォールを越えて、MFP100に要求を送信することができる。なお、SPサーバ300からMFP100に要求を送信する仕組みは、XMPP接続ではなく、他の手法であってもよい。例えば、MFP100とSPサーバ300との間にHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secureの略)接続が確立されてもよい。
SPサーバ300は、T42において、MFP100とのXMPP接続を確立すると、T50において、MFP100の現在の状態を示す装置状態情報をSPサーバ300に繰り返し送信することを要求するSubscribe要求をMFP100に送信する。
MFP100は、T50において、SPサーバ300からSubscribe要求を受信すると、T52において、Subscribe要求に従って、装置状態情報を送信することを開始する。装置状態情報は、シリアル番号SNと、MFP100に現在装着されている色材CTGの残量を示す残量情報と、MFP100で印刷された印刷媒体の枚数を示す枚数情報と、を含む。なお、枚数情報は、例えば、MFP100の出荷後の最初の印刷から現在に至るまでにMFP100で印刷された印刷媒体の累積枚数である。
SPサーバ300は、T52において、MFP100から装置状態情報を受信すると、T54において、装置状態情報内のシリアル番号SNに関連付けて、装置状態情報内の残量情報を残量履歴情報HIとしてデバイステーブル334に記憶する。また、SPサーバ300は、装置状態情報内の枚数情報を利用して所定期間枚数を算出し、シリアル番号SNに関連付けて、算出済みの所定期間枚数をデバイステーブル334に記憶する。
T60では、SPサーバ300は、定期的なタイミング(例えば、1時間周期の到来のタイミング)において、残量履歴情報HIの履歴のうちの最新の残量情報によって示される最新の残量が予め決められている閾値(例えば10%)以下であるのか否かを判断する。本ケースでは、SPサーバ300は、最新の残量が閾値以下であると判断し、T62において、発送処理を実行する。発送処理では、SPサーバ300は、ユーザテーブル332から発送先情報DIと、プラン情報「プラン1」と、を取得する。そして、SPサーバ300は、取得済みのプラン情報「プラン1」内のCTG型番によって示される色材CTG142を取得済みの発送先情報DIによって示される発送先に発送することを作業員に通知する。なお、色材CTG142を発送するための条件は、最新の残量が閾値以下である条件に限らず、例えば、残量履歴情報HIの履歴から算出される残量の変化量が所定値以上である条件、又は、これら条件の組合せ等であってもよい。
また、発送処理では、SPサーバ300は、さらに、装置状態情報内のシリアル番号SNに関連付けて記憶されている発送状態情報を「未発送」から「発送中」に変更する。なお、例えば、作業員が色材CTG142の発送が完了したことをSPサーバ300に入力すると、発送状態情報「発送中」は、「未発送」に変更される。
(端末装置の処理;図3、図4)
図3、図4を参照して、端末装置10のCPU22が、アプリ32に従って実行する処理について説明する。CPU22は、操作部16においてアプリ32を起動する指示を受け付けると、図4に示すメニュー画面SC1を表示部14に表示させる。メニュー画面SC1は、印刷機能の実行を要求する印刷要求の送信のための「Print」ボタンと、スキャン機能の実行を要求するスキャン要求の送信のための「Scan」ボタンと、印刷要求及びスキャン要求の送信先のMFPの状態を閲覧するための「Status」ボタンと、を含む。本ケースでは、印刷要求及びスキャン要求の送信先として特定のMFP(例えばMFP100)がユーザによって指定されている。メニュー画面SC1は、印刷要求及びスキャン要求の送信先である特定のMFP(以下では、「指定済みのMFP」と記載)のモデル名(例えば「mfp1」)を示す画像IM1を含む。なお、端末装置10は、指定済みのMFPを示す情報(例えば、指定済みのMFPのIPアドレス、モデル名)をメモリ24に記憶する。
メニュー画面SC1に対応する画面データは、端末装置10のメモリ24に記憶されている。CPU22は、アプリ32に従って、メモリ24から画面データを取得して、メニュー画面SC1を表示部14に表示させる。また、後述する他の画面(例えば購入指示画面SC5)に対応する画面データもメモリ24に記憶されている。本実施例では、アプリ32に従って、メモリ24から画面データを取得することが、「画面を表示部に表示させる」ことの一例である。なお、変形例では、画面データは、インターネット上のサーバ(図示省略)に記憶されていてもよい。この場合、CPU22は、アプリ32に従って、当該サーバに要求を送信して、当該サーバから画面データを受信してもよい。そして、CPU22は、受信済みの画面データに対応する画面(例えばメニュー画面SC1)を表示部14に表示させてもよい。この場合、CPU22は、起動済みのアプリ32を利用して、当該画面を表示部14に表示させてもよいし、Webブラウザを起動して、当該画面を表示部14に表示させてもよい。本変形例では、アプリ32に従って、サーバに要求を送信して、サーバから画面データを受信することが、「画面を表示部に表示させる」ことの一例である。
CPU22は、メニュー画面SC1内の「Status」ボタンが選択されると、通信I/F12を介して、MFP100から残量情報を受信する。そして、CPU22は、受信済みの残量情報によって示される残量を示す画像IM2と、「Buy」ボタンと、を含む状態画面SC2(図4参照)を表示部14に表示させる。「Buy」ボタンは、色材CTGを購入するためのボタンである。図3の処理は、状態画面SC2内の「Buy」ボタンが選択されることをトリガとして開始される。なお、当該「Buy」ボタンは、状態画面SC2に限らず、例えば、メニュー画面SC1に含まれていてもよい。
S10では、CPU22は、確認画面SC3(図4参照)を表示部14に表示させる。確認画面SC3は、指定済みのMFPに適合する色材CTGを購入するのか否かを確認するメッセージと、「YES」ボタンと、「NO」ボタンと、を含む。
S12では、CPU22は、確認画面SC3内の「YES」ボタンが選択されるのか否かを判断する。CPU22は、確認画面SC3内の「NO」ボタンが選択されたと判断する場合(S12でNO)に、指定済みのMFPとは異なるMFP(以下では、「他のMFP」と記載)に適合する色材CTGが購入されると判断し、S14に進む。
S14では、CPU22は、入力画面SC4(図4参照)を表示部14に表示させる。入力画面SC4は、他のMFPのモデル名を入力するための入力欄を含む。そして、CPU22は、入力画面SC4内の入力欄に入力されるモデル名を利用して、他のMFPに適合する複数個の色材CTGに対応する複数個のCTG型番を特定する。なお、変形例では、入力画面SC4は、CTG型番を入力するための入力欄を含んでいてもよい。
続くS16では、CPU22は、色材CTGの購入の指示を受け付けるための購入指示画面SC5(図4参照)を表示部14に表示させる。購入指示画面SC5は、S14で特定された複数個のCTG型番の中から特定のCTG型番(例えば「C02」)を選択するためのラジオボタンと、「Buy」ボタンと、「Cancel」ボタンと、を含む。
S18では、CPU22は、購入指示画面SC5内の「Buy」ボタンが選択されるのか否かを判断する。CPU22は、購入指示画面SC5内の「Buy」ボタンが選択されたと判断する場合(S18でYES)に、S20に進む。
S20では、CPU22は、購入指示画面SC5において選択されたCTG型番によって示される色材CTGを購入するための購入処理を実行する。具体的には、CPU22は、ユーザ名UNと、選択済みのCTG型番と、を含む購入要求をSPサーバ300に送信する。これにより、SPサーバ300は、購入要求内のCTG型番によって示される色材CTGをユーザ名UNに関連付けて記憶されている発送先情報DIによって示される発送先に発送することを作業員に通知する。S20の処理が終了すると、CPU22は、図3の処理を終了する。
また、CPU22は、購入指示画面SC5内の「Cancel」ボタンが選択されたと判断する場合(S18でNO)に、S20の処理をスキップして、図3の処理を終了する。
また、CPU22は、確認画面SC3内の「YES」ボタンが選択されたと判断する場合(S12でYES)に、指定済みのMFPに適合する色材CTGが購入されると判断し、S30に進む。
S30では、CPU22は、印刷サービスに関する設定を示すサービス設定情報を要求するための設定要求を指定済みのMFPに送信し、指定済みのMFPからサービス設定情報を受信する。ここで、指定済みのMFPが印刷サービスの提供に適合している場合には、サービス設定情報は、サービス設定フラグの値(「ON」又は「OFF」)を含む。一方、指定済みのMFPが印刷サービスの提供に適合していない場合には、サービス設定情報は、サービス設定フラグの値を含まない。
続くS32では、CPU22は、指定済みのMFPが印刷サービスの提供に適合しているのか否かを判断する。CPU22は、S30で受信したサービス設定情報がサービス設定フラグの値を含まないことに起因して、指定済みのMFPが印刷サービスの提供に適合していないと判断する場合(S32でNO)に、S16の処理に進む。図4の購入指示画面SC6は、S32でNOと判断される場合にS16で表示される画面である。購入指示画面SC6は、指定済みのMFPに適合する複数個の色材CTGに対応する複数個のCTG型番の中から特定のCTG型番(例えば「B03」等)を選択するためのラジオボタンを含む点を除いて、購入指示画面SC5と同様である。
また、CPU22は、S30で受信したサービス設定情報がサービス設定フラグの値を含むことに起因して、指定済みのMFPが印刷サービスの提供に適合していると判断する場合(S32でYES)に、S40に進む。
S40では、CPU22は、サービス設定情報内のサービス設定フラグが「ON」を示すのか否かを判断する。CPU22は、サービス設定情報内のサービス設定フラグが「ON」を示すと判断する場合(S40でYES)に、S42において、後述するフラグON処理(図5参照)を実行する。一方、CPU22は、サービス設定情報内のサービス設定フラグが「OFF」を示すと判断する場合(S40でNO)に、S44において、後述するフラグOFF処理(図7参照)を実行する。S42又はS44が終了すると、CPU22は、図3の処理を終了する。
(フラグON処理;図5、図6)
図5、図6を参照して、図3のS42のフラグON処理について説明する。S100では、CPU22は、図6の確認画面SC10を表示部14に表示させる。確認画面SC10は、指定済みのMFPにおいて印刷サービス(即ち発送サービス)の提供を現在受けていることを示すメッセージと、指定済みのMFPに適合する色材CTGを購入するのか否か(即ち発送するのか否か)を確認するメッセージと、「YES」ボタンと、「Status」ボタンと、「NO」ボタンと、を含む。指定済みのMFPにおいて発送サービスの提供を現在受けている状況では、指定済みのMFPの最新の残量が閾値以下である所定の条件が満たされる場合に、色材CTGが発送される。このような構成によれば、所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで色材CTGを別途に発送してもよいのか否かをユーザに確認することができる。例えば、ユーザが所定の条件が満たされるタイミングにおいて色材CTGが発送されればよいと考える場合には、ユーザは、「NO」ボタンを選択して、色材CTGの購入(即ち色材CTGの別途の発送)をキャンセルすることができる。
続くS102では、CPU22は、確認画面SC10内の「YES」ボタンが選択されるのか否かを判断する。CPU22は、確認画面SC10内の「YES」ボタンが選択されたと判断する場合(S102でYES)に、後述するS104~S130の処理をスキップして、S136に進む。
S136~S140は、指定済みのMFPが印刷サービスに適合するMFP100である点、及び、図6の購入指示画面SC7が表示される点を除いて、図3のS16~S20と同様である。購入指示画面SC7は、MFP100に適合する色材CTG142のCTG型番(例えば「B01」)を選択するためのラジオボタンを含む。S140の処理が終了すると、図5の処理が終了する。
購入指示画面SC7は、MFP100に適合する色材CTG142のCTG型番を選択するためのラジオボタンを含み、MFP100に適合しない色材CTGのCTG型番を選択するためのラジオボタンを含まない。これにより、ユーザがMFP100に適合しない色材CTGを誤って購入することを抑制することができる。なお、変形例では、購入指示画面SC7は、MFP100に適合しない色材CTGのCTG型番を選択するためのラジオボタンを含んでもよい。
また、CPU22は、確認画面SC10内の「YES」ボタンが選択されていないと判断する場合(S102でNO)に、S104に進む。S104では、CPU22は、確認画面SC10内の「Status」ボタンが選択されるのか否かを判断する。CPU22は、確認画面SC10内の「NO」ボタンが選択されたと判断する場合(S104でNO)に、後述するS110~S130、及び、S136~S140の処理をスキップして、図5の処理を終了する。
また、CPU22は、確認画面SC10内の「Status」ボタンが選択されたと判断する場合(S104でYES)に、S110に進む。S110では、CPU22は、発送状態情報を要求する情報要求をSPサーバ300に送信する。情報要求は、ユーザ名(例えばユーザ名UN)を含む。そして、CPU22は、SPサーバ300から情報要求に含まれるユーザ名に関連付けて記憶されている発送状態情報を受信する。
続くS112では、CPU22は、S110で受信した発送状態情報が「発送中」を示すのか否かを判断する。CPU22は、発送状態情報が「発送中」を示すと判断する場合(S112でYES)に、S114に進む。S114では、CPU22は、後述する発送状態画面内に色材CTGが現在発送中であることを示すメッセージ(例えば「発送中」)を表示することを決定する(図6のSC12A参照)。
また、CPU22は、発送状態情報が「未発送」を示すと判断する場合(S112でNO)に、S120に進む。S120では、CPU22は、指定済みのMFP(即ちMFP100)に現在装着されている色材CTG142の残量が所定値(例えば12%)以下であるのか否かを判断する。CPU22は、SPサーバ300から残量履歴情報HIを受信し、受信済みの残量履歴情報HIを利用して、S120の判断を実行する。なお、変形例では、CPU22は、MFP100から現在の残量を示す残量情報を受信し、受信済みの残量情報を利用して、S120の判断を実行してもよい。ここで、「所定値」は、発送サービスの所定の条件の基準である閾値(図2のT60参照)よりも大きい値に設定される。なお、変形例では、「所定値」は、閾値と同じであってもよい。
CPU22は、MFP100に現在装着されている色材CTG142の残量が所定値以下であると判断する場合(S120でYES)に、S122に進む。色材CTG142の残量が所定値以下であることは、色材CTG142がまもなく発送されることを意味する。S122では、CPU22は、発送状態画面内に色材CTG142がまもなく発送されることを示すメッセージ(例えば「まもなく発送します」)を表示することを決定する(図6のSC12B参照)。
また、CPU22は、MFP100に現在装着されている色材CTG142の残量が所定値より大きいと判断する場合(S120でNO)に、S124に進む。色材CTG142の残量が所定値より大きいことは、現在が、色材CTG142の発送のタイミングから遠いことを意味する。S124では、CPU22は、発送状態画面内に現在が色材CTG142の発送のタイミングから遠いことを示すメッセージ(例えば「残量が10%以下で発送します」)を表示することを決定する(図6のSC12C参照)。
S114、S122、及び、S124のうちのいずれかの処理が終了すると、CPU22は、S116において、発送状態画面(図6のSC12A~SC12Cのいずれか)を表示部14に表示させる。発送状態画面は、S114、S122、及び、S124のうちのいずれかにおいて決定されたメッセージと、「Buy」ボタンと、「Cancel」ボタンと、を含む。
続くS130では、CPU22は、発送状態画面内の「Buy」ボタンが選択されるのか否かを判断する。CPU22は、発送状態画面内の「Buy」ボタンが選択されたと判断する場合(S130でYES)に、S136に進む。即ち、購入指示画面が表示され、色材CTG142が購入される。一方、CPU22は、発送状態画面内の「Cancel」ボタンが選択されたと判断する場合(S130でNO)に、S136~S140の処理をスキップして、図5の処理を終了する。
図5の処理によれば、発送状態画面は、色材CTG142の発送の状態を示すメッセージを含む(図6のSC12A~SC12C)。これにより、ユーザは、色材CTG142の発送の状態を考慮して、色材CTG142を別途に購入するのか否かを判断できる。
また、発送状態画面は、色材CTG142が現在発送中である場合に、メッセージ「発送中」を含み(SC12A)、色材CTG142が現在発送されていない場合に、メッセージ「まもなく発送します」又は「残量が10%以下で発送します」を含む(SC12B又はSC12C)。例えば、メッセージ「発送中」の表示と、メッセージ「まもなく発送します」又は「残量が10%以下で発送します」の表示との、一方を実行する比較例が想定される。この比較例では、ユーザは、色材CTG142が現在発送中であるのか否かを正確に把握することができない。例えば、色材CTG142が現在発送中である状況において色材CTG142の別途の購入を望まないユーザが、色材CTG142を誤って購入する可能性がある。本実施例では、色材CTGが現在発送中であるのか否かの状況に応じた様々なメッセージを表示することにより、ユーザは、色材CTGが現在発送中であるのか正確に把握することができる。なお、変形例では、上記の比較例の構成を採用してもよい。
(フラグOFF処理;図7)
図7を参照して、図3のS44のフラグOFF処理について説明する。S200では、CPU22は、案内画面SC20を表示部14に表示させる。案内画面SC20は、印刷サービス(即ち発送サービス)の開始を案内するメッセージ(例えば「発送サービスを利用しますか?」)と、「YES」ボタンと、「NO」ボタンと、を含む。フラグOFF処理が実行される状況は、指定済みのMFP内のサービス設定フラグが「OFF」を示す、即ち、指定済みのMFPにおいて発送サービスが開始されていない状況である(図3のS40でNO参照)。指定済みのMFPにおいて発送サービスが開始されていない状況において、発送サービスの開始をユーザに促すことができる。
続くS202では、CPU22は、案内画面SC20内の「YES」ボタンが選択されるのか否かを判断する。CPU22は、案内画面SC20内の「NO」ボタンが選択されたと判断する場合(S202でNO)に、後述するS204~S210の処理をスキップして、S236に進む。S236~S240は、図5のS136~S140と同様である。即ち、発送サービスが開始されることなく、色材CTG142の購入が実行される。
CPU22は、案内画面SC20内の「YES」ボタンが選択されたと判断する場合(S202でYES)に、S204に進む。S204では、CPU22は、選択画面SC22を表示部14に表示させる。選択画面SC22は、MFP100において利用可能な複数のプランの中から特定のプランを選択するためのラジオボタンと、「OK」ボタンと、「Cancel」ボタンと、を含む。
S206では、CPU22は、選択画面SC22内の「OK」ボタンが選択されるのか否かを判断する。CPU22は、選択画面SC22内の「Cancel」ボタンが選択されたと判断する場合(S206でNO)に、S236に進む。一方、CPU22は、選択画面SC22内の「OK」ボタンが選択されたと判断する場合(S206でYES)に、S208に進む。S208では、CPU22は、選択画面SC22において選択されたプランを示すプラン情報を含む契約要求をSPサーバ300に送信する(図2のT10参照)。続くS210では、CPU22は、SPサーバ300から契約要求に対する応答としてPINコードを受信し、受信済みのPINコードを表示部14に表示させる(図2のT16参照)。これにより、図2のT20以降と同様の処理が実行されて、MFP100のサービス設定フラグが「OFF」から「ON」に変更され、印刷サービスが開始される。S210の処理が終了すると、CPU22は、図7の処理を終了する。
(本実施例の効果)
本実施例の構成によれば、端末装置10は、指定済みのMFP内のサービス設定フラグが「ON」である場合、即ち、発送サービスに関する設定が有効である場合に、ユーザからの指示(図4の確認画面SC3の「YES」ボタンの選択)に応じて、購入指示画面SC7を表示する(図5のS136)。即ち、発送サービスに関する設定が有効である場合において、発送サービスの所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで色材CTG142を発送することができる。例えば、ユーザは、発送サービスによって発送される色材CTG142に加えて、色材CTG142を別途に購入することができる。ユーザは、予備の色材CTG142を保持することができる。
また、本実施例では、MFP100とは異なる端末装置10が操作されることに応じて、端末装置10に購入指示画面が表示される。このような構成によれば、MFP100が操作部及び表示部を備えない場合でも、端末装置10を操作することにより、色材CTG142の別途の購入を実行することができる。また、MFP100の操作部がタッチパネル等でないことに起因して、ユーザがMFP100の操作を難しく感じる場合でも、端末装置10を操作することにより、色材CTG142の別途の購入を実行することができる。ユーザの利便性が向上する。
(対応関係)
端末装置10、SPサーバ300、「制御装置」、「サーバ」の一例である。MFP100が、「デバイス(及び特定のデバイス)」の一例である。色材CTG142が、「消耗品」の一例である。サービス設定フラグ「ON」、サービス設定フラグ「OFF」が、それぞれ、「第1の設定」、「第2の設定」の一例である。サービス設定フラグが、「サービス設定情報」の一例である。最新の残量が閾値以下である条件が、「所定の条件」の一例である。デバイステーブル334内の発送状態情報が、「発送状態情報」の一例である。通信I/F12が、「通信インターフェイス」の一例である。
図4のメニュー画面SC1、SC1内の「Print」ボタン、SC1内の「Status」ボタンが、それぞれ、「メニュー画面」、「印刷ボタン」、「送信ボタン」の一例である。図6の確認画面SC10、SC10内の「YES」ボタンの選択が、「確認画面」、「第1の指示」の一例である。図6の購入指示画面SC7が、「第2の指示画面」の一例である。図6の発送状態画面SC12A~SC12Cのいずれか、SC12A~SC12Cのいずれかに含まれる「Buy」ボタンの選択が、それぞれ、「通知画面」、「第2の指示」の一例である。発送状態画面SC12A内のメッセージ、発送状態画面SC12B及びSC12C内のメッセージが、「第1のメッセージ」、「第2のメッセージ」の一例である。図7の案内画面SC20が、「設定変更画面」の一例である。図7のS236において表示される購入指示画面が、「第1の指示画面」の一例である。購入処理において購入要求をSPサーバ300に送信することが、「発送要求処理」の一例である。
図3のS40が、「判断部」によって実現される処理の一例である。図5のフラグON処理のS136、図7のフラグOFF処理のS236が、それぞれ、「第2の画面制御部」、「第1の画面制御部」によって実現される処理の一例である。図5のS140又は図7のS240が、「処理実行部」によって実現される処理の一例である。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。上記の実施例の変形例を以下に列挙する。
(変形例1)「制御装置」は、端末装置10に限らず、例えば、MFP100の制御部(図示省略)でもよい。この場合、「表示部」は、MFP100の表示部(図示省略)であってもよい。
(変形例2)「デバイス」は、MFP100に限らず、例えば、印刷機能のみを有するプリンタ、スキャン機能のみを有するスキャナ、FAX装置、PC等であってもよい。「デバイス」がスキャナである場合、「消耗品」は、例えば、スキャナ内の所定の部品であってもよい。
(変形例3)「消耗品」は、色材CTGに限らず、例えば、印刷媒体であってもよい。
(変形例4)「所定の条件」は、残量が閾値以下である条件に限らず、例えば、所定期間内の印刷枚数が所定の枚数以上である条件、所定期間においてMFP100が稼働していた稼働時間が所定の時間以上である条件であってもよい。
(変形例5)MFP100は、サービス設定フラグを記憶しなくてもよい。この場合、端末装置10は、図3のS30において、指定済みのMFPのシリアル番号がデバイステーブル334に記憶されているのか否かを問い合わせる問い合わせコマンドをSPサーバ300に送信してもよい。そして、端末装置10は、S40において、問い合わせコマンドに対する応答を利用して、発送サービスの提供が有効であるのか否かを判断してもよい。本変形例では、問い合わせコマンドに対する応答を利用した判断が、「判断部」によって実行される処理の一例である。また、本変形例では、「第2の受信部」を省略可能である。
(変形例6)「発送要求処理」は、図5のS140において、端末装置10が購入要求をSPサーバ300に送信する処理に限らず、例えば、端末装置10が購入要求の送信をMFP100に指示し、MFP100が購入要求をSPサーバ300に送信する処理であってもよい。
(変形例7)図5のS100の処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「確認画面」を省略可能である。
(変形例8)図5のS110~S130の処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「発送状態情報」、「通知画面」を省略可能である。
(変形例9)図5のS120~S124の処理、及び、図5のS114の処理のうちのいずれかの処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「第2のメッセージ」を省略可能である。
(変形例10)図7のS200の処理は実行されなくてもよい。本変形例では、「設定変更画面」を省略可能である。
(変形例11)上記の各実施例では、図2~図7の各処理がソフトウェア(例えばプログラム30、32)によって実現されるが、これらの各処理のうちの少なくとも1つが論理回路等のハードウェアによって実現されてもよい。
また、本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
2:通信システム、6:インターネット、10:端末装置、12:通信I/F、14:表示部、16:操作部、20:制御部、22:CPU、24:メモリ、30:OSプログラム、32:アプリ、100:MFP、124:メモリ、140:印刷実行部、色材CTG:142、300:SPサーバ、332:ユーザテーブル、334:デバイステーブル、AT:アクセストークン、SN:シリアル番号、DI:発送先情報、PI:支払い情報、HI:残量履歴情報、SC1:メニュー画面、SC2:状態画面、SC3:確認画面、SC4:入力画面、SC5~SC7:購入指示画面、SC10:確認画面、SC12A~SC12C:発送状態画面、SC20:案内画面、SC22:選択画面、IM1、IM2:画像

Claims (9)

  1. 制御装置であって、
    サーバとの通信を実行するための通信インターフェイスであって、前記サーバは、デバイスの稼働状態が所定の条件を満たす場合に前記デバイスによって利用される消耗品を前記デバイスのユーザに発送する発送サービスを提供する、前記通信インターフェイスと、
    前記発送サービスに関する設定が第1の設定であるのか第2の設定であるのか否かを判断する判断部であって、前記第1の設定は、前記発送サービスの提供が有効である設定であり、前記第2の設定は、前記発送サービスの提供が有効でない設定である、前記判断部と、
    前記発送サービスに関する設定が前記第2の設定であると判断される場合に、前記制御装置のユーザからの指示に応じて、前記消耗品の発送の指示を受け付けるための第1の指示画面を表示部に表示させる第1の画面制御部と、
    前記発送サービスに関する設定が前記第1の設定であると判断される場合に、前記制御装置のユーザからの指示に応じて、前記所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで前記消耗品の発送の指示を受け付けるための第2の指示画面を前記表示部に表示させる第2の画面制御部と、
    前記第1の指示画面及び前記第2の指示画面のうちのいずれかの画面において、前記消耗品の発送の指示が受け付けられる場合に、前記通信インターフェイスを利用して、前記消耗品の発送を前記サーバに要求する発送要求処理を実行する処理実行部と、
    を備える、制御装置。
  2. 前記制御装置は、さらに、
    前記発送サービスに関する設定が前記第1の設定であると判断される場合に、前記制御装置のユーザからの指示に応じて、前記消耗品を発送するのか否かを確認するための確認画面を前記表示部に表示させる第3の画面制御部を備え、
    前記第2の画面制御部は、前記確認画面において前記第2の指示画面を表示するための第1の指示が受け付けられる場合に、前記第2の指示画面を前記表示部に表示させ、
    前記確認画面において前記第1の指示が受け付けられない場合に、前記第2の指示画面は表示されない、請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御装置は、さらに、
    前記発送サービスに関する設定が前記第1の設定であると判断される場合に、前記制御装置のユーザからの指示に応じて、前記通信インターフェイスを介して、前記サーバから前記消耗品の現在の発送の状態を示す発送状態情報を受信する第1の受信部と、
    受信済みの発送状態情報を利用して、前記消耗品の現在の発送の状態を通知する通知画面を前記表示部に表示させる第4の画面制御部と、
    を備え、
    前記第2の画面制御部は、前記通知画面において前記第2の指示画面を表示するための第2の指示が受け付けられる場合に、前記第2の指示画面を前記表示部に表示させ、
    前記通知画面において前記第2の指示が受け付けられない場合に、前記第2の指示画面は表示されない、請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記第4の画面制御部は、
    前記発送状態情報が、前記消耗品が現在発送されていることを示す場合に、第1のメッセージを含む前記通知画面を前記表示部に表示させ、
    前記発送状態情報が、前記消耗品が現在発送されていないことを示す場合に、前記第1のメッセージとは異なる第2のメッセージを含む前記通知画面を前記表示部に表示させる、請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記デバイスは、印刷機能を有し、
    前記制御装置は、前記デバイスとは異なる端末装置であり、
    前記制御装置は、さらに、
    前記制御装置のユーザからの指示に応じて、メニュー画面を前記表示部に表示させる第5の画面制御部であって、前記メニュー画面は、印刷の実行を要求する印刷要求を前記デバイスに送信するための印刷ボタンと、前記発送サービスに関する設定を要求するための設定要求を前記デバイスに送信するための送信ボタンと、を含む、前記第5の画面制御部と、
    前記メニュー画面内の前記送信ボタンが選択される場合に、前記設定要求を前記デバイスに送信し、前記デバイスから前記発送サービスに関する設定を示すサービス設定情報を受信する第2の受信部と、
    を備え、
    前記判断部は、受信済みの前記サービス設定情報を利用して、前記デバイスに関する設定が前記第1の設定であるのか前記第2の設定であるのか否かを判断する、請求項1から4のいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記デバイスは、前記制御装置と通信可能な複数個のデバイスのうち、前記メニュー画面内の前記印刷ボタンが選択される場合に送信される前記印刷要求の送信先である特定のデバイスであり、
    前記第2の指示画面は、前記特定のデバイスに適合する前記消耗品の発送の指示を受け付けるためボタンを含み、前記特定のデバイスに適合しない消耗品の発送の指示を受け付けるためのボタンを含まない、請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記制御装置は、さらに、
    前記発送サービスに関する設定が前記第2の設定であると判断される場合に、前記制御装置のユーザからの指示に応じて、前記デバイスに関する設定を前記第2の設定から前記第1の設定に変更する指示を受け付けるための設定変更画面を前記表示部に表示させる第6の画面制御部を備える、請求項1から6のいずれか一項に記載の制御装置。
  8. 制御装置のためのコンピュータプログラムであって、
    前記制御装置のコンピュータを、以下の各部、即ち、
    サーバとの通信を実行するための通信インターフェイスであって、前記サーバは、デバイスの稼働状態が所定の条件を満たす場合に前記デバイスによって利用される消耗品を前記デバイスのユーザに発送する発送サービスを提供する、前記通信インターフェイスと、
    前記発送サービスに関する設定が第1の設定であるのか第2の設定であるのか否かを判断する判断部であって、前記第1の設定は、前記発送サービスの提供が有効である設定であり、前記第2の設定は、前記発送サービスの提供が有効でない設定である、前記判断部と、
    前記発送サービスに関する設定が前記第2の設定であると判断される場合に、前記制御装置のユーザからの指示に応じて、前記消耗品の発送の指示を受け付けるための第1の指示画面を表示部に表示させる第1の画面制御部と、
    前記発送サービスに関する設定が前記第1の設定であると判断される場合に、前記制御装置のユーザからの指示に応じて、前記所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで前記消耗品の発送の指示を受け付けるための第2の指示画面を前記表示部に表示させる第2の画面制御部と、
    前記第1の指示画面及び前記第2の指示画面のうちのいずれかの画面において、前記消耗品の発送の指示が受け付けられる場合に、前記通信インターフェイスを利用して、前記消耗品の発送を前記サーバに要求する発送要求処理を実行する処理実行部と、
    として機能させる、コンピュータプログラム。
  9. 発送サービスに関する設定が第1の設定であるのか第2の設定であるのか否かを判断する判断工程であって、前記発送サービスは、デバイスの稼働状態が所定の条件を満たす場合に前記デバイスによって利用される消耗品を前記デバイスのユーザに発送するサービスであり、前記第1の設定は、前記発送サービスの提供が有効である設定であり、前記第2の設定は、前記発送サービスの提供が有効でない設定である、前記判断工程と、
    前記発送サービスに関する設定が前記第2の設定であると判断される場合に、ユーザからの指示に応じて、前記消耗品の発送の指示を受け付けるための第1の指示画面を表示する第1の画面表示工程と、
    前記発送サービスに関する設定が前記第1の設定であると判断される場合に、ユーザからの指示に応じて、前記所定の条件が満たされるタイミングとは異なるタイミングで前記消耗品の発送の指示を受け付けるための第2の指示画面を表示する第2の画面表示工程と、
    前記第1の指示画面及び前記第2の指示画面のうちのいずれかの画面において、前記消耗品の発送の指示が受け付けられる場合に、前記消耗品を発送するための発送処理を実行する処理実行工程と、
    を備える、方法。
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