JP2022052272A - 無線タグ書込装置、無線タグ読取装置及びプログラム - Google Patents

無線タグ書込装置、無線タグ読取装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

Figure 2022052272000001
【課題】無線タグのビット化けに伴う商品の誤登録を抑制すること。
【解決手段】実施形態の無線タグ書込装置は、計数部と、発行部と、書込部とを備える。前記計数部は、書き込み対象の第1のビット列に含まれたビットのうち所定のバイナリ値を示すビットの個数を計数する。前記発行部は、前記計数されたビットの個数に応じて、前記第1のビット列のうちの固有のシリアルナンバーを示す第2のビット列を決定し、前記第1のビット列のすべてのビットのうち前記所定のバイナリ値を示すビットの個数が所定の条件を満たすタグ情報を発行する。前記書込部は、前記発行されたタグ情報を無線タグに書き込む。
【選択図】図6

Description

本発明の実施形態は、無線タグ書込装置、無線タグ読取装置及びプログラムに関する。
従来、商品などの物品を識別する情報を含むタグ情報をRFID(Radio Frequency Identification)タグなどの無線タグのメモリに書き込み、また、物品に付された無線タグのメモリからタグ情報を読み取ることにより当該物品を特定するシステムが知られている。
無線タグのメモリは、主としてフラッシュメモリと呼ばれる不揮発性のメモリが使用される。フラッシュメモリでは、メモリセルの経時劣化や衝撃の影響などに起因してビット化けが発生する場合がある。ここで、ビット化けとは、ビットのバイナリ値が値「0」から値「1」又は値「1」から値「0」のように、書き込まれた時点とは異なる値が読み出されることである。無線タグにビット化けが発生すると、書き込まれたタグ情報とは異なるタグ情報が読み出されるため、無線タグが付された物品とは異なる物品として登録される誤登録のおそれがあった。
本発明が解決しようとする課題は、無線タグのビット化けに伴う商品の誤登録を抑制することができる無線タグ書込装置、無線タグ読取装置及びプログラムを提供することである。
実施形態の無線タグ書込装置は、計数部と、発行部と、書込部とを備える。前記計数部は、書き込み対象の第1のビット列に含まれたビットのうち所定のバイナリ値を示すビットの個数を計数する。前記発行部は、前記計数されたビットの個数に応じて、前記第1のビット列のうちの固有のシリアルナンバーを示す第2のビット列を決定し、前記第1のビット列のすべてのビットのうち前記所定のバイナリ値を示すビットの個数が所定の条件を満たすタグ情報を発行する。前記書込部は、前記発行されたタグ情報を無線タグに書き込む。
図1は、実施形態に係るPOSシステム(無線タグ読取システム)の構成の一例を示す図である。 図2は、図1のプリンタ(無線タグ書込装置)のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、図1のRFIDスキャナ(無線タグ読取装置)のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、図1のPOS端末のハードウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る無線タグ情報の一例について説明するための図である。 図6は、図1のPOSシステムの機能構成の一例を示す図である。 図7は、図1のプリンタで実行される書込処理の一例を示すフローチャートである。 図8は、図1のRFIDスキャナで実行される読取処理の一例を示すフローチャートである。 図9は、図1のPOS端末で実行される商品登録処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、実施形態に係る無線タグ書込装置、無線タグ読取装置及びプログラムについて説明する。以下に説明する実施形態は、無線タグへ商品に関するタグ情報の書き込みを行う形態と、商品に付された無線タグからタグ情報の読み取りを行う形態とを例示するが、これに限らない。実施形態に係る技術は、無線タグへのタグ情報の書込処理と、当該無線タグからのタグ情報の読取処理とのうちの少なくとも一方を含む形態の各種の装置、システム、方法及びプログラムに適用可能である。
図1は、実施形態に係るPOS(Point of Sale System)システム1の構成の一例を示す図である。POSシステム1は、図1に示すように、プリンタ3、RFIDタグ5、RFIDスキャナ7及びPOS端末9を含む。RFIDスキャナ7及びPOS端末9は、USB(Universal Serial Bus)ケーブルなどの接続線Wを介して接続されるが、有線に限らず無線で接続されても構わない。ここで、POSシステム1は、無線タグ読取システムの一例である。
プリンタ3は、例えばラベル用紙のRFIDタグ5に無線通信を利用して非接触でタグ情報を書き込むとともに、そのラベル用紙の表面(印刷面)に文字列等の可視情報を印刷するラベルプリンタである。ここで、プリンタ3は、無線タグ書込装置の一例である。
プリンタ3のラベル用紙としては、例えば帯状の台紙の表面にラベル用紙が等間隔で貼付されたロール紙が利用可能である。帯状の台紙は、剥離紙などで形成され、ラベル用紙が剥離可能に貼付されている。各ラベル用紙の表面は、可視情報の印刷面である。また、各ラベル用紙の裏面側(台紙との接着面側)には、RFIDタグ5が封入されている。
なお、無線タグ書込装置としては、RFIDタグ5に無線通信を利用して非接触でタグ情報を書き込む装置であればよく、プリンタ3の他の書込装置であっても構わない。
図2は、図1のプリンタ3のハードウェア構成の一例を示す図である。プリンタ3は、図2に示すように、プロセッサ31、メモリ32、コントローラ33、リーダ/ライタ341、アンテナ342、ヘッド駆動部351、印刷ヘッド352、操作部36、通信I/F37及び搬送部38を有する。プロセッサ31、メモリ32及びコントローラ33は、バス39などを介して接続されている。
プロセッサ31は、メモリ32のROM(Read Only Memory)やHDD(Hard Disk Drive)に記憶された各種プログラムやデータファイル等を読み出して、メモリ32のRAM(Random Access Memory)にロードする。プロセッサ31は、メモリ32のRAMにロードされた各種プログラムやデータファイルなどと協働することで、プリンタ3の動作を統括的に制御する。
コントローラ33は、プロセッサ31及びメモリ32と、プリンタ3の各種設定及び動作制御などを行う入出力機器とを接続する。具体的には、コントローラ33は、リーダ/ライタ341、ヘッド駆動部351、操作部36、通信I/F37及び搬送部38にさらに接続される。リーダ/ライタ341、アンテナ342から送信される電波の交信領域内に存在するRFIDタグ5に対してタグ情報の書き込み又は読み取りを行う。リーダ/ライタ341は、アンテナ342にさらに接続されている。アンテナ342は、リーダ/ライタ341の制御により電波を送信し、この電波を受信したRFIDタグ5から送信される応答波を受信する。ここで、応答波には、送信元のRFIDタグ5のシリアルナンバーが含まれる。印刷ヘッド352は、ヘッド駆動部351により駆動され、搬送部38により搬送されるラベル用紙の表面に種々の可視情報を印刷する。印刷ヘッド352としては、例えばサーマルヘッドが利用可能である。操作部36は、各種キーや表示部などを有する。操作部36は、各種パラメータの設定やキャリブレーションなどの操作指示を受け付ける。通信I/F37は、例えばパソコンなどの上位機器と接続するためのインタフェース回路である。プリンタ3は、通信I/F37を介してRFIDタグ5に書込むタグ情報やラベル用紙へ印刷する印刷データなどを上位機器から受信する。搬送部38は、モータ等の駆動源を有し、プロセッサ31の制御の下、ラベル用紙を搬送する。
RFIDタグ5は、ICタグ等とも呼ばれ、ICチップ及びアンテナを薄いフィルムに内蔵した構造を有している。RFIDタグ5は、アンテナが電波を受信すると電力が発生し、発生した電力によってICチップ内のフラッシュメモリなどのメモリに記憶されている情報(実施形態ではタグ情報)を発信する無線タグである。RFIDタグ5は、例えば粘着面を有し、粘着力で物品に貼付される。なお、RFIDタグ5は、物品にバンドなどで取り付けられていてもよい。また、RFIDタグ5は、物品の包装に埋め込まれるなど、物品の包装の一部として形成されることにより物品に取り付けられていても構わない。ここで、RFIDタグ5は、無線タグの一例である。
RFIDスキャナ7は、商品などの物品に付されたRFIDタグ5からタグ情報を読み取る。RFIDスキャナ7は、RFIDタグ5から読み取ったタグ情報を、POS端末9からの出力要求に応じてPOS端末9に出力する。なお、RFIDスキャナ7は、例えば据え置き型であるが、持ち運び可能なハンディタイプのスキャナとして実現されても構わない。ここで、RFIDスキャナ7は、無線タグ読取装置の一例である。
図3は、図1のRFIDスキャナ7のハードウェア構成の一例を示す図である。RFIDスキャナ7は、図3に示すように、プロセッサ71、メモリ72、リーダ731、アンテナ732、操作部74及び通信I/F75を有する。プロセッサ71、メモリ72、リーダ731、操作部74及び通信I/F75は、バス79などを介して接続されている。
プロセッサ71は、メモリ72のROMやHDDに記憶された各種プログラムやデータファイル等を読み出して、メモリ72のRAMにロードする。プロセッサ71は、メモリ72のRAMにロードされた各種プログラムやデータファイルなどと協働することで、RFIDスキャナ7の動作を統括的に制御する。
リーダ731は、アンテナ732を用いることで、RFIDタグ5からタグ情報を読み取るための変調波(電波)を所定の時間間隔(例えば、数十ミリ秒間隔)で発信させる。また、リーダ731は、アンテナ732を介してRFIDタグ5が保持するタグ情報を読み取り、読み取ったタグ情報をプロセッサ71に出力する。アンテナ732は、リーダ731に接続されている。アンテナ732は、例えば略平板状の筐体の内部に配置される。アンテナ732の筐体上には、客が購入する商品を収納した買い物カゴが載置される。アンテナ732は、RFIDタグ5と交信可能な電波を上方に出力することで、買い物カゴ内に収納された各商品のRFIDタグ5との間でタグ情報読み取りのための交信を行う。操作部74は、ユーザ操作を受け付ける各種の操作キーを有する。通信I/F75は、POS端末9と接続するためのインタフェース回路である。RFIDスキャナ7は、通信I/F75を介してPOS端末9に接続される。
POS端末9は、客が購入する商品に付されたRFIDタグ5やバーコードなどのコードシンボルから読み取られた商品コードに基づいて、その買上げ商品の登録処理や精算処理などを行うPOSレジスタである。具体的には、POS端末9は、RFIDスキャナ7で読み取られたタグ情報に含まれる商品コードに基づき、当該商品コードに対応する商品の取引(商取引)に係る処理を実行する。また、POS端末9は、コードスキャナ96で読み取られたバーコードなどのコードシンボルが示す商品コードに基づき、当該商品コードに対応する商品の取引(商取引)に係る処理を実行する。取引は、商品の購入に係る一連の手続きを意味する。より具体的には、POS端末9は、取引が開始されると、RFIDスキャナ7に対しタグ情報の出力を要求することで、RFIDスキャナ7で読み取られたタグ情報を取得する。POS端末9は、店舗で販売される各商品の商品コードと、当該商品の商品名、価格等の商品情報とを関連付けた商品マスタを参照することで、RFIDスキャナ7で読み取られたタグ情報に含まれる商品コードに対応する商品を購入対象の商品として特定する。
図4は、図1のPOS端末9のハードウェア構成の一例を示す図である。POS端末9は、図4に示すように、プロセッサ91、メモリ92、ディスプレイ93、操作部94、通信I/F95、コードスキャナ96、ドロワ97及びプリンタ98を有する。プロセッサ91、メモリ92、ディスプレイ93、操作部94、通信I/F95、コードスキャナ96、ドロワ97及びプリンタ98は、バス99などを介して接続されている。
プロセッサ91は、メモリ92のROMやHDDに記憶された各種プログラムやデータファイル等を読み出して、メモリ92のRAMにロードする。プロセッサ91は、メモリ92のRAMにロードされた各種プログラムやデータファイルなどと協働することで、POS端末9の動作を統括的に制御する。
ディスプレイ93は、LCD(Liquid Crystal Display)などのディスプレイであり、取引の内訳等の各種情報を表示する。操作部94は、テンキー、取引開始キー、精算開始キーなどの各種操作キーを有し、ユーザ操作を受け付ける。通信I/F95は、RFIDスキャナ7やPOSシステム1の外部に接続するためのインタフェース回路である。コードスキャナ96は、例えばRFIDタグ5が付されていない商品について、当該商品に付されたバーコードなどのコードシンボルを読み取る。コードシンボルには、商品の種別を識別するための商品コードなどが保持される。ドロワ97は、例えばPOS端末9の本体の下部に設けられ、硬貨や紙幣を収納する。プリンタ98は、領収書などのレシートを印字し、POS端末9の本体に設けられているレシート排出口から印字したレシートを排出する。なお、コードスキャナ96、ドロワ97及びプリンタ98は、POS端末9に設けられず、POS端末9の外部に設けられて通信I/F95を介して接続されていてもよい。
なお、プロセッサ31,71,91としては、それぞれ、例えばCPU(Central Processing Unit)が利用されるが、GPU(Graphics Processing Unit)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の他のプロセッサが利用されても構わない。
メモリ32,72,92のRAMは、ワーキングメモリとして利用され、それぞれ、プロセッサ31,71,91が演算処理を実行する際にデータが格納される揮発性メモリである。また、メモリ32,72,92のROMやHDDは、それぞれ、プロセッサ31,71,91が実行する制御プログラムなどのプログラムやパラメータなどのデータを記憶する不揮発性メモリである。なお、メモリ32,72,92としては、それぞれ、例えばRAM、ROM及びHDDが利用されるが、SSD(Solid State Drive)やフラッシュメモリなどの他の不揮発性メモリが利用されても構わない。
なお、プリンタ3、RFIDスキャナ7及びPOS端末9のうちの少なくとも2つは、一体に形成されていても構わない。一例として、RFIDスキャナ7及びPOS端末9は、1つの装置として構成されていてもよい。
図5は、実施形態に係るタグ情報の一例について説明するための図である。図5は、一例として、SGTIN(Serialized Global Trade Item Number)形式のタグ情報を例示する。
図5に示すように、タグ情報は、サイズなどを示す情報、ヘッダー、企業コード、商品名及びシリアルの各項目を示すバイナリ形式の複数のビット列が結合されて構成されている。サイズなどを示す情報は、タグ情報に含まれる各情報のデータサイズなどを示す16ビットのバイナリ値である。ヘッダーは、タグ情報のデータ形式を識別するための14ビットのバイナリ値である。例えば、図5に例示するタグ情報において、ヘッダーは、タグ情報のデータ形式がSGTIN-96であることを識別するための値を格納する。企業コードは、事業者を示すコードを示す20ビットのバイナリ値である。商品名は、商品を示すコードを示す24ビットのバイナリ値である。ここで、企業コード及び商品名の組は、実地形態の商品コードに対応する。シリアルは、複数のRFIDタグ5の各々に固有のシリアルナンバーを示す38ビットのバイナリ値である。シリアルナンバーを示すビット列は、1ビットの補正ビットを含む。ここで、補正ビットは、パリティ(偶奇性)補正用のビットの一例である。このように、複数の項目を示すバイナリ形式の複数のビット列は、結合されている。また、結合されたビット列は、タグ情報を構成する。以下、タグ情報を構成するビット列を第1のビット列と記載する。また、シリアルナンバーを示すビット列を第2のビット列と記載する。
図6は、図1のPOSシステム1の機能構成の一例を示す図である。なお、POSシステム1の各装置が実現する機能の一部又は全部は、2以上の装置の協働により実現されてもよいし、各装置に搭載された専用回路などのハードウェア構成により実現されても構わない。
プリンタ3のプロセッサ31は、メモリ32のRAMにロードされた制御プログラムを実行することにより、印刷部301、計数部302、発行部303及び書込部304としての機能を実現する。
印刷部301は、ヘッド駆動部351及び搬送部38を制御し、ラベル用紙の表面に種々の可視情報を印刷する。
計数部302は、RFIDタグ5への書き込み対象の第1のビット列のすべてのビットのうち所定のバイナリ値を示すビットの個数(ビット数)を計数する。所定のバイナリ値は、メモリ32などに予め設定されて記憶されているとする。所定のバイナリ値としては、値「1」又は値「0」が適宜利用可能である。
発行部303は、計数部302により計数された所定のバイナリ値のビットの個数が所定の条件を満たすようにタグ情報を発行する。ここで、所定の条件とは、所定のバイナリ値のビットの個数が指定パリティであることである。つまり、発行部303は、計数部302により計数された所定のバイナリ値のビットの個数が指定パリティになるようにタグ情報を発行する。ここで、指定パリティは、メモリ32などに予め設定されて記憶されているとする。指定パリティとは、予め定められた偶奇性(パリティ)であり、偶数又は奇数である。具体的には、発行部303は、計数部302により計数された所定のバイナリ値のビットの個数に応じて、RFIDタグ5に固有のシリアルナンバーを示す第2のビット列を決定する。発行部303は、計数されたビットの個数が指定パリティではないとき、第1のビット列の所定のバイナリ値のビットの個数が指定パリティになるように、第2のビット列のうちの補正ビットのバイナリ値を変更する。換言すれば、発行部303は、第1のビット列の所定のバイナリ値を示すビットの個数が指定パリティになるように、第2のビット列を決定する。また、発行部303は、決定された第2のビット列を含む第1のビット列により構成されるタグ情報を発行する。
書込部304は、リーダ/ライタ341を制御し、アンテナ342からの電波により発行部303からのタグ情報をRFIDタグ5に書き込む。
RFIDタグ5は、プリンタ3からのタグ情報を書き込む電波を受信したとき、受信したタグ情報を内部のメモリに記憶するとともに、記憶されたメモリ内のタグ情報に対してCRCチェックコードを作成し、作成されたCRCチェックコードをさらに記憶する。また、RFIDタグ5は、RFIDスキャナ7からのタグ情報を読み出す電波を受信したとき、受信した時点でのメモリ内のタグ情報に対してCRCチェックコードを再作成し、CRCチェックコードの値を更新する。
RFIDスキャナ7のプロセッサ71は、メモリ72のRAMにロードされた制御プログラムを実行することにより、読取部701、判定部702及び出力部703としての機能を実現する。
読取部701は、アンテナ732からの電波に応じたRFIDタグ5からの電波により、RFIDタグ5からタグ情報を読み取る。
判定部702は、読み取られたタグ情報のビット列のすべてのビットのうち所定のバイナリ値を示すビットの個数を計数する。また、計数されたビットの個数が指定パリティではない場合には、読み取られたタグ情報が無効であると判定する。出力部703は、読み取られたタグ情報が無効であると判定されたとき、読み取りエラーを通知するエラー通知をPOS端末9などへ出力する。
出力部703は、読み取られたタグ情報が無効ではないとき、読み取られたタグ情報又は当該タグ情報に含まれる商品コードをPOS端末9へ出力する。
POS端末9のプロセッサ91は、メモリ92のRAMにロードされた制御プログラムを実行することにより、商品登録部901、会計処理部902及びエラー表示部903としての機能を実現する。商品登録部901は、RFIDスキャナ7からのタグ情報に含まれる商品コードに基づいて、RFIDスキャナ7により読み取られた商品を購入対象の商品として登録する商品登録処理を行う。会計処理部902は、商品登録部901により登録された商品に関する会計処理を行う。エラー表示部903は、RFIDスキャナ7からのエラー通知を受信したとき、読み取りエラーが発生したことを示す情報をディスプレイ93に表示する。
以下、図面を参照して、実施形態に係るPOSシステム1で実行される各処理の流れについて説明する。
以下、説明の簡単のために、所定のバイナリ値は、値「1」であるとする。また、指定パリティは、偶数であるとする。また、補正ビットのバイナリ値の初期値は、値「0」であるとする。なお、所定のバイナリ値及び指定パリティは、POSシステム1において共通であり、予め定められて各装置のメモリ32,72,92などにそれぞれ記憶されているとする。
図7は、図1のプリンタ3で実行される書込処理の一例を示すフローチャートである。図7の書込処理と、ラベル用紙の表面に種々の可視情報を印刷する印刷処理とは、例えば、一連の流れとして実行される。
発行部303は、通信I/F37を介してRFIDタグ5に書込むタグ情報を上位機器から受信する(S101)。計数部302は、タグ情報を構成するバイナリ形式の第1のビット列のすべてのビットのうち値「1」を示すビットの個数を計数する(S102)。発行部303は、計数されたビットの個数が偶数か否かを判定する(S103)。
計数されたビットの個数が指定パリティの偶数ではない、すなわち奇数であるとき(S103:No)、発行部303は、補正ビットのバイナリ値を「0」から「1」に変更し、補正ビットのバイナリ値が変更された第2のビット列を決定する(S104)。その後、発行部303は、決定された第2のビット列を含む第1のビット列により構成されるタグ情報を、RFIDタグ5に書き込むタグ情報として発行する(S105)。
一方で、計数されたビットの個数が指定パリティの偶数であるとき(S103:Yes)、発行部303は、補正ビットのバイナリ値を変更せず、受信されたタグ情報をRFIDタグ5に書き込むタグ情報として発行する(S105)。
書込部304は、リーダ/ライタ341を制御し、アンテナ342からの電波により発行部303からのタグ情報をRFIDタグ5に書き込む(S106)。
発行部303は、書込処理を終了するか否かを判定する(S107)。本判定では、例えば書込処理を終了する通知を上位機器から受信したときや次のRFIDタグ5に書込むタグ情報を受信する前にタイムアウトしたとき、書込処理を終了すると判定される。書込処理を終了しないと判定されたとき(S107:No)、図7の書込処理は、S101に戻る。一方で、書込処理を終了すると判定されたとき(S107:Yes)、図7の書込処理は、終了する。
図8は、図1のRFIDスキャナ7で実行される読取処理の一例を示すフローチャートである。
読取部701は、アンテナ732からの電波に応じたRFIDタグ5からの電波により、RFIDタグ5からタグ情報を読み取る(S201)。判定部702は、読み取られたタグ情報の第1のビット列のすべてのビットのうち値「1」を示すビットの個数を計数する(S202)。
計数されたビットの個数が指定パリティの偶数であるとき(S203:Yes)、出力部703は、読み取られたタグ情報又は当該タグ情報に含まれる商品コードをPOS端末9へ出力する。
一方で、計数されたビットの個数が指定パリティの偶数ではない、すなわち奇数であるとき(S203:No)、すなわち計数されたビットの個数が所定の条件を満たさない場合には、判定部702は、読み取られたタグ情報が無効であると判定する(S205)。また、出力部703は、読み取りエラーを通知するエラー通知をPOS端末9などへ出力する(S204)。
読取部701は、読取処理を終了するか否かを判定する(S207)。本判定では、例えば読取処理を終了する通知をPOS端末9から受信したときや次のタグ情報を受信する前にタイムアウトしたとき、読取処理を終了すると判定される。読取処理を終了しないと判定されたとき(S207:No)、図8の読取処理は、S201に戻る。一方で、読取処理を終了すると判定されたとき(S207:Yes)、図8の読取処理は、終了する。
図9は、図1のPOS端末9で実行される商品登録処理の一例を示すフローチャートである。図9の商品登録処理は、例えば一取引ごとに実行される。
エラー表示部903は、RFIDスキャナ7からのエラー通知を受信したか否かを判定する(S301)。RFIDスキャナ7からのエラー通知を受信したとき(S301:Yes)、読み取りエラーが発生したことを示す情報をディスプレイ93に表示する(S302)。RFIDスキャナ7からのエラー通知を受信していないとき(S301:No)又はS302の処理の後、図9の商品登録処理は、S303の処理へ進む。
商品登録部901は、商品情報を受信したか否かを判定する(S303)。ここで、商品情報としては、RFIDスキャナ7により読み取られたタグ情報又は当該タグ情報に含まれる商品コードやコードスキャナ96により読み取られたコードシンボルの示す商品コードが適宜利用可能である。商品情報を受信したとき(S303:Yes)、商品登録部901は、受信した商品情報に基づいて購入対象の商品を特定し、特定された商品を登録する商品登録処理を行う(S304)。商品情報を受信していないとき(S303:No)又はS304の処理の後、図9の商品登録処理は、S305の処理へ進む。
会計処理部902は、読取終了か否かを判定する(S305)。本判定では、例えば操作部94の精算開始キーが操作されたとき、読取終了であると判定される。読取終了ではないと判定されたとき(S305:No)、図9の商品登録処理は、S301に戻る。一方で、読取終了であると判定されたとき(S305:Yes)、図9の商品登録処理は、会計処理(S306)を行った後に終了する。
このように、実施形態のプリンタ3は、シリアルナンバーとしてRFIDタグ5に割り当てる値を変更することにより、発行するタグ情報を構成する全ビットのうち所定のバイナリ値のビットの合計数の偶奇を変更する。つまり、プリンタ3は、発行するタグ情報を構成する全ビットのうち所定のバイナリ値のビットの合計数(ビット数)が予め定められた偶奇(指定パリティ)になるようにタグ情報を発行する。
この構成によれば、実施形態のプリンタ3によりタグ情報が書き込まれたRFIDタグ5においては、タグ情報を構成する全ビットのうち所定のバイナリ値のビットの合計数を、予め定められた指定パリティに固定することができる。このため、その時点でのタグ情報に応じて再計算されるCRCチェックコードとは異なり、タグ情報が1ビット変化したことを検知することができる。換言すれば、タグ情報を構成するいずれかのビットにビット化けが発生しているか否かを検知することができる。したがって、実施形態に係るプリンタ3によれば、RFIDタグ5のビット化けに伴う商品の誤登録を抑制することができる。
また、実施形態に係るプリンタ3は、発行するタグ情報を構成する全ビットのうち所定のバイナリ値のビットの合計数の偶奇を変更する際には、タグ情報を構成する全ビットのうち、RFIDタグ5に固有のシリアルナンバーを示すビット列を変更する。具体的には、実施形態のタグ情報において、シリアルナンバーを示すビット列には、パリティ補正用の補正ビットが含まれている。プリンタ3は、補正ビットのバイナリ値を変更することにより、発行するタグ情報を構成する全ビットのうち所定のバイナリ値のビットの合計数の偶奇を変更する。この構成によれば、シリアルナンバーとしてRFIDタグ5に割り当てる値を変更することができる。
また、実施形態に係るPOSシステム1は、上記のプリンタ3と、RFIDスキャナ7とを含む。ここで、POSシステム1においては、所定のバイナリ値及び指定パリティは共通である。RFIDスキャナ7は、RFIDタグ5から読み取られたタグ情報に関して、プリンタ3と同様にして所定のバイナリ値を示すビットの個数を計数し、計数されたビットの個数の偶奇が指定パリティであるか否かを判定する。RFIDスキャナ7は、計数されたビットの個数の偶奇が指定パリティでない場合には、読み取られたタグ情報が無効であると判定し、読み捨てる。ここで、RFIDタグ5は、書き込み対象の第1のビット列のすべてのビットのうち所定のバイナリ値を示すビットの個数が所定の条件を満たすように発行されたタグ情報であって、第1のビット列に含まれたビットのうち所定のバイナリ値を示すビットの個数に応じて、第1のビット列のうちの固有のシリアルナンバーを示す第2のビット列が決定されたタグ情報が書き込まれた無線タグである。この構成によれば、RFIDタグ5のビット化けに伴う商品の誤登録を抑制することができる。
また、実施形態に係るPOSシステム1において、RFIDスキャナ7は、計数されたビットの個数の偶奇が指定パリティでない場合にはエラー通知を出力し、指定パリティである場合には商品情報を出力する。また、POSシステム1は、RFIDスキャナ7からエラー通知又は商品情報を受信するPOS端末9をさらに含む。POS端末9は、RFIDスキャナ7からのエラー通知に応じて、RFIDスキャナ7の故障をユーザに通知したり、読み取りエラーの発生をユーザに通知したりするためのエラー表示を行う。この構成によれば、ユーザは、RFIDタグ5のビット化けの発生を把握できるため、他の手段で適切な商品コードをPOS端末9へ入力することができる。
なお、上述の実施形態は、所定のバイナリ値(例えば値「1」)のビットの個数を計数する対象として、図5に矢印TAで示すように、サイズなど、ヘッダー、企業コード、商品名及びシリアルの項目を使用する場合を例示するが、これに限らない。つまり、計数対象(書き込み対象)の第1のビット列は、タグ情報を構成するすべてのビット列でなくても構わない。例えば、計数対象としては、図5に矢印TBで示すように、ヘッダー、企業コード、商品名及びシリアルの項目を使用してもよいし、図5に矢印TCで示すように、企業コード、商品名及びシリアルの項目を使用してもよい。また、計数対象のビット列において、シリアルの項目は、補正ビットを含むビット(図5の例では38ビット)であってもよいし、補正ビットを除くビット(図5の例では37ビット)であってもよい。なお、計数対象のビット列に補正ビットが含まれるか否かについては、例えば、パリティ指定や補正ビットのバイナリ値の初期値、計数結果の偶奇判定の判定式などに応じて適宜決定されればよい。これらの構成であっても、上述の実施形態と同様の効果が得られる。
また、例えば第2のビット列のうち補正ビットを除くビット列に関して、偶奇性が予め定められている場合など所定の条件を満たす場合には、書込処理における計数対象には、シリアルの項目は含まれていなくてもよい。ここで、第2のビット列のうち補正ビットを除くビット列に関して偶奇性が予め定められている場合とは、例えば第2のビット列により表現可能なシリアルナンバーのうち、偶数又は奇数の1つ飛ばしのシリアルナンバーだけを使用する場合である。
なお、上述の実施形態は、図5に示すように、シリアルナンバーを示す第2のビット列の末尾の1ビットが補正ビットである場合を例示するが、これに限らない。補正ビットは、第2のビット列の先頭の1ビットであってもよいし、第2のビット列の先頭及び末尾の他の任意の位置のビットであっても構わない。これらの構成であっても、上述の実施形態と同様の効果が得られる。
なお、上述の実施形態は、シリアルナンバーを示す第2のビット列のうちの1ビットを補正ビットとして使用する場合を例示するが、これに限らない。補正ビットとしては、2以上のビットが使用されても構わない。補正ビットとして使用するビットの数は、ビット化けが発生したビットとして検知可能なビットの数と、有効なシリアルナンバーとして要求される数とのバランスに応じて適宜決定されればよい。一例として、シリアルナンバーを示す第2のビット列のうちの2ビットを補正ビットとして使用する場合、発行部303は、所定のバイナリ値を示すビットの個数が4を法として0、1、2又は3である予め定められた指定値に合同のタグ情報を発行する。換言すれば、発行部303は、所定のバイナリ値を示すビットの個数が、4で割ったときの余りが予め定められた指定値になるように、タグ情報を発行する。ここで、所定のバイナリ値を示すビットの個数が、4で割ったときの余りが予め定められた指定値になることは、所定の条件の一例である。なお、所定のバイナリ値及び指定値は、POSシステム1において共通であり、予め定められて各装置のメモリ32,72,92などにそれぞれ記憶されているとする。なお、シリアルナンバーを示す第2のビット列のうちの2ビットを補正ビットとして使用する場合において、偶奇での判定と、4を法として合同な値での判定とを組み合わせることもできる。例えば、偶奇での判定において読み取りエラーと判定された場合に、4を法として合同な値での判定を実行するといった判定方法が実現可能である。これらの構成であっても、シリアルナンバーとしてRFIDタグ5に割り当てる値を変更することができる。また、有効なシリアルナンバーの数が減少する一方で、2以上のビットでビット化けが発生した場合でも検出可能となるため、RFIDタグ5のビット化けに伴う商品の誤登録をより確実に抑制することができる。
なお、シリアルナンバーとしてRFIDタグ5に割り当てる値(ビット列)の候補として、所定のバイナリ値を示すビットの個数が互いに異なる2つのビット列の組が予め用意されていても構わない。この場合、発行部303は、計数されたビットの個数に応じて2つのビット列からシリアルナンバーとしてRFIDタグ5に割り当てる値(第2のビット列)を決定する。あるいは、シリアルナンバーとしてRFIDタグ5に割り当てる値(ビット列)の候補として、所定のバイナリ値を示すビットの個数が4を法として0、1、2又は3であり、かつ、互いに異なる4つのビット列の組が予め用意されていても構わない。これらの構成であっても、シリアルナンバーとしてRFIDタグ5に割り当てる値を変更することができる。
以上説明した少なくとも1つの実施形態によれば、RFIDタグ5のビット化けに伴う商品の誤登録を抑制することができる。
なお、本実施形態の各装置(プリンタ3、RFIDスキャナ7及びPOS端末9)で実行される各制御プログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。
本実施形態の各装置(プリンタ3、RFIDスキャナ7及びPOS端末9)で実行される各制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD-ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD-R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
さらに、本実施形態の各装置(プリンタ3、RFIDスキャナ7及びPOS端末9)で実行される各制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の各装置(プリンタ3、RFIDスキャナ7及びPOS端末9)で実行される各制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
本実施形態のプリンタ3で実行される制御プログラムは、上述した各部(印刷部301、計数部302、発行部303及び書込部304)を含むモジュール構成となっている。CPU(プロセッサ31)は、上記記憶媒体から制御プログラムを読み出して、上記各部を主記憶装置上にロードする。これにより、印刷部301、計数部302、発行部303及び書込部304が、主記憶装置上に生成される。
本実施形態のRFIDスキャナ7で実行される制御プログラムは、上述した各部(読取部701、判定部702及び出力部703)を含むモジュール構成となっている。CPU(プロセッサ71)は、上記記憶媒体から制御プログラムを読み出して、上記各部を主記憶装置上にロードする。これにより、読取部701、判定部702及び出力部703が、主記憶装置上に生成される。
本実施形態のPOS端末9で実行される制御プログラムは、上述した各部(商品登録部901、会計処理部902及びエラー表示部903)を含むモジュール構成となっている。CPU(プロセッサ91)は、上記記憶媒体から制御プログラムを読み出して、上記各部を主記憶装置上にロードする。これにより、商品登録部901、会計処理部902及びエラー表示部903が、主記憶装置上に生成される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 POSシステム(無線タグ読取システム)
3 プリンタ(無線タグ書込装置)
301 印刷部
302 計数部
303 発行部
304 書込部
5 RFIDタグ(無線タグ)
7 RFIDスキャナ(無線タグ読取装置)
701 読取部
702 判定部
703 出力部
9 POS端末
901 商品登録部
902 会計処理部
903 エラー表示部
特開2012-068769号公報

Claims (6)

  1. 書き込み対象の第1のビット列に含まれたビットのうち所定のバイナリ値を示すビットの個数を計数する計数部と、
    前記計数されたビットの個数に応じて、前記第1のビット列のうちの固有のシリアルナンバーを示す第2のビット列を決定し、前記第1のビット列のすべてのビットのうち前記所定のバイナリ値を示すビットの個数が所定の条件を満たすタグ情報を発行する発行部と、
    前記発行されたタグ情報を無線タグに書き込む書込部と
    を具備する無線タグ書込装置。
  2. 前記シリアルナンバーを示す前記第2のビット列は、1ビットのパリティ補正用のビットを含み、
    前記所定の条件は、前記所定のバイナリ値を示すビットの個数の偶奇性が予め定められた偶奇性であることであり、
    前記発行部は、前記計数されたビットの個数に応じて前記パリティ補正用のビットのバイナリ値を決定することにより、前記第1のビット列のすべてのビットのうち前記所定のバイナリ値を示すビットの個数の偶奇性を、前記予め定められた偶奇性に設定する、
    請求項1に記載の無線タグ書込装置。
  3. 前記シリアルナンバーを示す前記第2のビット列は、2ビットのパリティ補正用のビットを含み、
    前記所定の条件は、前記所定のバイナリ値を示すビットの個数を4で割ったときの余りが0、1、2又は3である予め定められた指定値であることであり、
    前記発行部は、前記計数されたビットの個数に応じて前記パリティ補正用のビットのバイナリ値を決定することにより、前記第1のビット列のすべてのビットのうち前記所定のバイナリ値を示すビットの個数を4で割ったときの余りを、前記予め定められた指定値に設定する、
    請求項1に記載の無線タグ書込装置。
  4. 前記第2のビット列のうちのパリティ補正用のビットを除くビット列は、前記所定の条件を満たすビット列である、請求項2又は請求項3に記載の無線タグ書込装置。
  5. 書き込み対象の第1のビット列のすべてのビットのうち所定のバイナリ値を示すビットの個数が所定の条件を満たすように発行されたタグ情報であって、前記第1のビット列に含まれたビットのうち前記所定のバイナリ値を示すビットの個数に応じて、前記第1のビット列のうちの固有のシリアルナンバーを示す第2のビット列が決定された前記タグ情報が書き込まれた無線タグから、前記タグ情報を読み取る読取部と、
    前記無線タグから読み取られたタグ情報を構成するビット列のすべてのビットのうち前記所定のバイナリ値を示すビットの個数が前記所定の条件を満たさない場合には、前記無線タグから読み取られたタグ情報が無効であると判定する判定部と
    を備える無線タグ読取装置。
  6. 書き込み対象の第1のビット列に含まれたビットのうち所定のバイナリ値を示すビットの個数を計数することと、
    前記計数されたビットの個数に応じて、前記第1のビット列のうちの固有のシリアルナンバーを示す第2のビット列を決定し、前記第1のビット列のすべてのビットのうち前記所定のバイナリ値を示すビットの個数が所定の条件を満たすタグ情報を発行することと、
    前記発行されたタグ情報を無線タグに書き込むことと
    をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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