JP2022014032A - 基板用コネクタ - Google Patents

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裕矢 岸端
Yuya Kishihata
幸一 大山
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Abstract

【課題】ハウジングの回路基板への実装に対し、回路基板に負荷をかけることなくハウジングを実装することができ、端子と回路基板の接触部の信頼性を向上させることができる基板用コネクタを提供する。【解決手段】合成樹脂製のハウジング11と、このハウジング11に保持され、回路基板20に設けられた複数のスルーホール21に先端部31側がそれぞれ圧入される複数の端子30と、を備え、回路基板20に実装される基板用コネクタ10であって、ハウジング11は、回路基板20に設けられた位置決め孔22に挿通される位置決め用ボス12を備え、位置決め用ボス12は、回路基板20に当たると弾性変形する可撓性アーム部13を有している。【選択図】図2

Description

本発明は、複数のプレスフィット端子を備えるプレスフィットコネクタ等の基板用コネクタに関する。
この種の基板用コネクタとして、特許文献1に開示されたものがある。この特許文献1に開示された電気コネクタは、絶縁ハウジングと、この絶縁ハウジングに保持され、回路基板に設けられた複数の導電ビアに先端部側のプレスフィット部がそれぞれ圧入される複数の自己支持型端子と、を備えている。
そして、絶縁ハウジングの最下部から延びる複数の整合脚を、回路基板に設けられた複数の開口に押し入れ、各整合脚の肩が回路基板の表面に当たるまで絶縁ハウジングを押圧することで、端子のプレスフィット部を回路基板の導電ビアに圧入して実装している。
特表2018-516442号公報
しかしながら、前記従来の電気コネクタでは、絶縁ハウジングを回路基板に実装する際に、回路基板に反りが発生し、回路基板に既に半田付けされた他部品の半田に応力がかかりクラックが生じる問題がある。
本発明は、このような従来技術が有する課題に鑑みてなされたものである。そして本発明の目的は、ハウジングの回路基板への実装に対し、回路基板に負荷をかけることなくハウジングを実装することができ、端子と回路基板の接触部の信頼性を向上させることができる基板用コネクタを提供することにある。
本発明の態様に係る基板用コネクタは、合成樹脂製のハウジングと、前記ハウジングに保持され、回路基板に設けられた複数のスルーホールに先端部側がそれぞれ圧入される複数の端子と、を備え、前記回路基板に実装される基板用コネクタであって、前記ハウジングは、前記回路基板に設けられた位置決め孔に挿通される位置決め用ボスを備え、前記位置決め用ボスは、前記回路基板に当たると弾性変形する可撓性アーム部を有したものである。
前記可撓性アーム部は、前記回路基板に当たると滑る基板当て面を有した先端部と、前記位置決め用ボスの実装軸に対して前記先端部が離れる方向に傾斜した本体部と、を備えることが好ましい。
前記可撓性アーム部は、前記位置決め用ボスの基端部の両側にそれぞれ設けられていることが好ましい。
前記端子は、先端部側に前記回路基板のスルーホールに圧入されるプレスフィット部を有したプレスフィット端子であることが好ましい。
本発明によれば、ハウジングの回路基板への実装に対し、回路基板に負荷をかけることなくハウジングを実装することができ、端子と回路基板の接触部の信頼性を向上させることができる基板用コネクタを提供することができる。
本発明の実施形態に係る基板用コネクタを回路基板に実装する途中の状態の一例を示す側面図である。 上記基板用コネクタを回路基板に実装した状態を示す側面図である。 上記基板用コネクタの位置決め用ボスを一部断面で示す斜視図である。 図1中A部分の拡大側面図である。 図2中B部分の拡大側面図である。 図2中C部分の拡大断面図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態に係る基板用コネクタについて詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態に係る基板用コネクタを回路基板に実装する途中の状態の一例
図2は基板用コネクタを回路基板に実装した状態を示す側面図である。図3は基板用コネクタの位置決め用ボスを一部断面で示す斜視図である。図4は図1中A部分の拡大側面図である。図5は図2中B部分の拡大側面図である。図6は図2中C部分の拡大断面図である。
図2に示すように、プレスフィットコネクタ(基板用コネクタ)10は、合成樹脂製のハウジング11と、このハウジング11に保持され、回路基板20に設けられた複数のスルーホール21に先端部側が圧入される複数のプレスフィット端子30と、を備えている。そして、図1に示すように、プレスフィットコネクタ10は、組付装置40の上側の治具41でハウジング11を下方に押圧することで、下側の治具42上に保持された回路基板20のスルーホール21にプレスフィット端子30が圧入されて実装されるものである。
図1、図2に示すように、ハウジング11は、その底部11aの3箇所(2箇所でも4箇所でも良い)に回路基板20の四隅に設けられた円形の各位置決め孔22に圧入される円柱状の位置決め用ボス12をそれぞれ備えている。この各位置決め用ボス12は、図3に示すように、その先端部12aにスルーホール案内用の円錐面12bが形成されている。そして、位置決め用ボス12が回路基板20の位置決め孔22に圧入され始めると、回路基板20の複数のスルーホール21と後述する複数のプレスフィット端子30の先端部31とが同位置に位置するように位置決めされるようになっている。また、位置決め用ボス12は、スルーホール21とプレスフィット端子30の位置決め機能の他に、回路基板20の位置決め孔22に圧入されることで、回路基板20とハウジング11との間の保持機能も併せ持っている。詳述すると、プレスフィット端子30のプレスフィット部32の回路基板20のスルーホール21への圧入と、位置決め用ボス12の回路基板20の位置決め孔22への圧入とによる各接触保持力で、ハウジング11は回路基板20に固定されるようになっている。
また、図3~図5に示すように、各位置決め用ボス12は、その基端部12cの両側に回路基板20の表面20aに当たると弾性変形する可撓性アーム部13をそれぞれ有している。なお、位置決め用ボス12は、ハウジング11の底部11aに一体突出形成されている。
図3~図5に示すように、左右一対の可撓性アーム部13,13は、回路基板20の表面20aに当たると滑る基板当て面14aを有した先端部14と、位置決め用ボス12の実装軸Hに対して先端部14が離れる方向に鋭角で傾斜した本体部15と、を備える。図4に示すように、各可撓性アーム部13の先端部14の基板当て面14aは、側面アール形状に形成されていて、回路基板20の表面20aに当たった際に点接触となるため、回路基板20の表面20a上をスムーズに滑るようになっている。なお、一対の可撓性アーム部13,13は、位置決め用ボス12の基端部12cの両側に一体突出形成されている。
図2、図6に示すように、プレスフィット端子(端子)30は、ハウジング11の底部11aから外側に複数本所定間隔毎にそれぞれ導出されており、その先端部31側に回路基板20のスルーホール21に圧入されるプレスフィット部32を有している。このプレスフィット部32は、偏平な薄板状になっていて、その中央に形成されたスリット32aと、このスリット32aの幅方向の両側に張り出した膨出部32bと、を有している。この膨出部32bは、回路基板20のスルーホール21の孔径よりも大きい寸法に形成されている。そして、図6に示すように、プレスフィット端子30は、プレスフィット部32がスルーホール21に圧入されてその接触圧によりスルーホール21との電気的接続を果たし、プレスフィット端子30と回路基板20との電気接続に半田付けを不要とするものである。
以上実施形態のプレスフィットコネクタ10によれば、組付装置40の各治具41,42でハウジング11の位置決め用ボス12を回路基板20の位置決め孔22に圧入すると、位置決め用ボス12の可撓性アーム部13の先端部14が回路基板20に接触する。組付装置40は、可撓性アーム部13の先端部14が回路基板20に接触した荷重を検知し停止する。この際、可撓性アーム部13の先端部14の基板当て面14aが回路基板20の表面20a上を滑るため、組付装置40が停止するまで、可撓性アーム部13が位置決めボス12に対して開く方向に弾性変形する。この弾性変形により、可撓性アーム部13の先端部14が回路基板20を下方に押圧してその反力によりハウジング11の底部11aの中央が下方向に撓むことがない。さらに、組付装置40の各治具41,42からハウジング11を開放しても回路基板20が上方向に撓むことがない。よって、ハウジング11を回路基板20に実装する際に、回路基板20の反りを確実に防止することができる。また、回路基板20に既に半田付けされた図示しない他部品の半田に応力がかかることがなく、さらに、半田にクラックが発生することもない。これらにより、ハウジング11の回路基板20への実装に対し、プレスフィット端子30のプレスフィット部32と回路基板20のスルーホール21との接触部の信頼性をより一段と向上させることができる。そして、回路基板20に負荷をかけることなくハウジング11を実装することができる効果は、プレスフィット端子30の数が多い、例えば、50極以上の多極コネクタに採用されることでより発揮される。
また、可撓性アーム部13の先端部14の基板当て面14aが側面アール形状になっているため、位置決め用ボス12の先端部12aが回路基板20の位置決め孔22に挿通される際に、基板当て面14aを回路基板20の表面20a上に滑らせることができる。この滑りにより、可撓性アーム部13が位置決め用ボス12の実装軸Hに対して鋭角に傾斜していても先端部14が突っ張るような状態で回路基板20の表面20aに突き当たることがなく、可撓性アーム部13を確実に弾性変形させることができる。
さらに、位置決め用ボス12の位置決め孔22への圧入とプレスフィット端子30のプレスフィット部32のスルーホール21への圧入でハウジング11が回路基板20に固定されるため、ハウジング11の回路基板20側に基板固定用のアーム部が不要となる。これにより、ハウジング11の回路基板20側に基板固定用のアーム部を設けるスペースが不要になり、その分、ハウジング11の小型薄型化を図ることができる。
以上、本実施形態を説明したが、本実施形態はこれらに限定されるものではなく、本実施形態の要旨の範囲内で種々の変形が可能である。
すなわち、前記実施形態によれば、可撓性アーム部の先端部の基板当て面を側面アール形状にして回路基板上を滑り易くしたが、先端部の基板当て面をテーパ面状に形成して回路基板上を滑り易くしても良い。
また、前記実施形態によれば、位置決め用ボスの外周面から可撓性アーム部を一体突出形成したが、可撓性アーム部を位置決め用ボスから独立させて別途設けても良い。
さらに、前記実施形態によれば、位置決め用ボスの両側の180°隔てた位置に可撓性アーム部を一対設けたが、位置決め用ボスの周囲に3つ以上の可撓性アーム部を等間隔毎にそれぞれ設けても良い。
さらに、前記実施形態は、基板に対して嵌合方向が平行なコネクタでも、組付装置がハウジングを介して端子を基板に圧入する場合に使用できる。基板に対して嵌合方向が垂直なコネクタでは、ハウジングを介して圧入する場合があり、本実施形態を適用する効果が大きい。
10 プレスフィットコネクタ(基板用コネクタ)
11 合成樹脂製のハウジング
12 位置決め用ボス
12c 基端部
13 可撓性アーム部
14 先端部
14a 基板当て面
15 本体部
20 回路基板
21 スルーホール
22 位置決め孔
30 プレスフィット端子(端子)
31 先端部
32 プレスフィット部
H 実装軸

Claims (4)

  1. 合成樹脂製のハウジングと、前記ハウジングに保持され、回路基板に設けられた複数のスルーホールに先端部側がそれぞれ圧入される複数の端子と、を備え、前記回路基板に実装される基板用コネクタであって、
    前記ハウジングは、前記回路基板に設けられた位置決め孔に挿通される位置決め用ボスを備え、
    前記位置決め用ボスは、前記回路基板に当たると弾性変形する可撓性アーム部を有した基板用コネクタ。
  2. 前記可撓性アーム部は、前記回路基板に当たると滑る基板当て面を有した先端部と、
    前記位置決め用ボスの実装軸に対して前記先端部が離れる方向に傾斜した本体部と、
    を備える、請求項1に記載の基板用コネクタ。
  3. 前記可撓性アーム部は、前記位置決め用ボスの基端部の両側にそれぞれ設けられている、請求項1又は2に記載の基板用コネクタ。
  4. 前記端子は、先端部側に前記回路基板のスルーホールに圧入されるプレスフィット部を有したプレスフィット端子である、請求項1から3のいずれか1項に記載の基板用コネクタ。
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