JP2021531988A - 工作物に穴を穿設する装置 - Google Patents

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Abstract

ドリル工具(2)と、前記ドリル工具(2)に割り与えられているか割り当て可能であって、かつ前記ドリル工具(2)を少なくとも1つの支持領域(6)で支持するように構成された支持装置(5)と、が備えられ、前記支持装置(5)には、少なくとも2つの本体要素(8a,8b)を有する細長い本体(8)が備えられ、前記本体(8)の長さ寸法を変化させるために、少なくとも1つの本体要素(8a)が、少なくとも1つの追加本体要素(8b)に対して可動となるように取付けられていることを特徴とする、工作物(4)に穴(3)を穿設するための装置(1)。【選択図】図1

Description

本発明は細長いドリル工具を備えた、工作物に穴を穿設するための装置に関する。
このような装置は工作物の機械加工の分野で、数多くの実施形態において原理的に知られている。このような装置の主な目的または機能は工作物に穴を穿設することである。
この種の穴を穿設するために、対応する装置には通常、ドリル工具が設けられる。ドリル工具には通常、ドライバー側端部と、前記ドライバー側末端部に対向する少なくとも1つのビットを有する端部と、が備えられている。
工作物に到達の難しい穴を穿設する際、ドリル工具が、ドライバー側端部と、少なくとも1つの対応するビットを有する端部との間の支持されていない自由長を「克服する」必要があるときに、ドリル工具の安定的な取付けと配置、ひいてはこのような穴を正確にあけることに困難を伴う場合がある。
本発明の目的は、上記のものと比較して改善した、工作物に穴を穿設する装置を提供することである。
本目的は請求項1に記載の装置により達成される。これに従属する請求項は、本装置の可能な実施形態に関する。
本明細書に記載の装置は工作物に一以上の穴を穿設するように構成されている。本装置は工作物において到達の難しい穿設位置または到達の難しい場所、つまりミリング工具でほとんど到達できないか、または到達不可能な部分または場所で穿設するように特に構成されている。本装置は特に、細長い穴、すなわち長さ寸法の大きな穴、具体的には例えば10mmよりも大きな長さ寸法を有する穴を、細長い工作物の中に、つまり長さ寸法の大きな工作物の中に、具体的には50mmよりも大きな長さ寸法を有する工作物の中に、穿設することができる。
本装置を使用して穿設することのできる穴は、原理的には止まり穴または貫通孔とすることができるが、穴が設けられることになる工作物において、到達の難しい部分または場所に穿設することができる。上述の通り、到達の難しい場所または部分は特に、ミリング工具でほとんど到達できないか、または到達不可能な場所または部分のことである。
本装置を用いて穿設することのできる穴は細長い形状を有することができる。本装置を使用して穿設することのできる対応する穴の深さ寸法または長さ寸法は、穴の径寸法よりも明らかに大きなものとすることができる。本装置を使用して穿設することのできる穴はしたがって、深い穴とすることができる。
原理的に、本装置を用いてあらゆる長さ寸法または深さを有する穴を穿設することができる。
本装置は特に、例えば回転対称を有する工作物の中心軸または回転軸に対して、同心か、または偏心している穴を穿設するように設計されている。工作物は、少なくとも部分的に、また好適にはその全体が、中空円筒状または回転対称を有するように構成することができる。本装置を用いて対応する穴を穿設することのできる工作物はしたがって、中空円筒状に構成された工作物とすることができ、したがって少なくとも部分的に、また好適にはその全体が回転対称を有するような工作物とすることができる。工作物はしたがって、例えば管状またはチューブ様とすることができる
原理的には、本装置を使用して、他の工作物形状または工作物設計に穴が穿設される場合もある。本装置は工作物の内径の領域における穴の穿設には限定されず、本装置は、工作物の外径の領域に穴を穿設することもできる。
その形状にかかわらず、工作物は通常、機械加工可能な材料、すなわち典型的には鋼鉄などの金属から構成される。
本装置には対応する穴を穿設するためのドリル工具が備えられる。ドリル工具は細長く構成することができる。工作物に穴を穿設することのできるあらゆるドリル工具を一般的に対応するドリル工具として考えることができる。ドリル工具は深穴ドリルまたは単一リップドリルとすることができる。ドリル工具について他の形状を考えることもできる。ドリル工具は通常、ドライバー側端部と、前記ドライバー側端部の反対側に、少なくとも1つのビットを有する端部と、を有する。ドリル工具はしたがって一端に、特に駆動トルクを生成する電動駆動装置への力伝達接続もしくはトルク伝達接続のための駆動インターフェースが設けられ、また他端には少なくとも1つのビットが設けられる。
本装置はさらに、ドリル工具に割り当てられているか割り当て可能な支持装置をさらに備えている。支持装置はドリル工具を、支持装置により形成された一以上の支持領域で支持するように構成されている。通常は、支持領域はドリル工具の長手軸に沿って配置されているか、配置させることができる。支持装置はしたがって、特に、ドリル工具を、ドリル工具の長手軸に沿って配置されたまたは配置可能な一以上の支持領域を介して支持するように構成されている。したがって支持装置は、ドリル工具の長手軸に沿って配置されたまたは配置可能な対応する支持領域を介してドリル工具を長手方向に支持するように特に構成されている。以下に明らかになるように、支持装置には通常一以上の支持要素が備えられ、これらの各々が少なくとも1つの対応した支持領域を形成する。
支持装置は、少なくとも2つの本体要素を有する細長い本体を備えている。この場合、本体の長さ寸法を変化させるために、少なくとも1つの本体要素は、少なくとも1つの追加本体要素に対して可動に取り付けられている。本体の長さ寸法を変化させる態様は、少なくとも1つの本体要素が少なくとも1つの追加本体要素に対して可動に取り付けられていることにより提供されるが、これにより支持装置の長さを個別に調節することができるため、ドリル工具を支持する支持領域を支持装置により形成することのできる領域の長さを、個別に調節することができる。
可動に取り付けられた本体要素の、任意選択的に同じように可動に取付けられた、少なくとも1つの追加本体要素に対する動きには、通常は並進運動成分、つまり並進軸に沿った運動成分が含まれるか、またはこれを構成する。対応する並進軸は通常、ドリル工具の長手軸と平行に延びている。可動に取り付けられた本体要素の少なくとも1つの追加本体要素 に対する運動は、例えば、移動運動または摺動運動とすることができる。
上記の複数の部品からなる本体の構成や、これに関連して少なくとも1つの本体要素を少なくとも1つの追加本体要素に対して動かす態様を用いることによって、ドリル工具を支持する(長さ)可変な態様が数多くの様々なドリル用途に対して提供され、具体的には特に、工作物の中または表面における配置やその長さ寸法が異なる数多くの穴および/または工作物に対して提供される。いずれにせよ、支持装置を用いてドリル工具を支持することにより、必要に応じて個々に(長さ)を変化させる態様によって、ドリル工具が、ドライバー側端部と、少なくとも1つの対応するビットを有する端部との間にある到達の難しい穿設箇所において、長く支持されていない自由長を「克服する」必要がないために、ドリル工具の安定した支持または取付け、ひいては対応する穴を正確に穿設することを確実にすることができる。
このようにして工作物を穿設するための改善された装置が提供される。
それぞれの本体要素は特に、互いに、第1位置状態と第2位置状態との間で移動可能であり、これらの位置状態がそれぞれ本体の一定の長さ寸法に関係している。したがって、少なくとも1つの本体要素は少なくとも1つの追加本体要素に対して、第1位置状態であって、つまり本体の第1長さ寸法に対応する伸長位置状態と、少なくとも1つの追加位置状態であって、つまり本体の第1長さ寸法とは異なる本体の別の長さ寸法に対応する収縮位置状態との間で、可動に取付けられている。それぞれの本体要素を、それぞれの第1位置状態と第2位置状態との間にある中間位置状態に動かすことも勿論可能である。それぞれの本体要素はしたがって、任意選択的に、それぞれの第1位置状態と第2位置状態との間を連続的に動かすことができる。
本体は伸縮自在に延長できるように構成することができる。したがって本体は、複数の伸縮要素を備える伸縮式組立体を構成することができるか、またはこのような伸縮式組立体の一体的な部分を構成することができる。この場合、第1本体要素が第1伸縮要素を形成するか、第1伸縮要素に連結され、また少なくとも1つの追加本体要素が、追加伸縮要素を形成するか、追加伸縮要素に連結され、追加伸縮要素は、1伸縮要素に対して伸縮自在に案内されるように移動できるように取り付けられている。
ドリル工具の支持領域を形成する少なくとも1つの支持要素を、少なくとも1つの本体要素に配置または形成することができる。したがって、本体要素には各々、少なくとも1つの対応する支持要素が設けられている。同時に、個々の本体要素に対応する支持要素7が設けられていない場合もありえる。支持装置により提供可能な支持機能はしたがって、各支持要素の数や配置により、意図的に調節することができる。ある実施形態において、ドリル工具の支持領域を形成する少なくとも1つの支持要素を、第1本体要素および少なくとも1つの追加本体要素に、それぞれ配置または形成することができる。
関連する支持要素は例えば、ドリル工具用の開放型または閉鎖型の受け入れ開口部により形成されるか、またはこれを備えることができる。対応する受け入れ開口部の寸法、つまり特にその断面形状は、通常はドリル工具の寸法に適合しており、特にその断面形状に適合し、ドリル工具が安定的に支持されるようになっている。関連する受け入れ開口部10が閉鎖的に設計される場合、ドリル工具は、関連する受け入れ開口部を少なくとも部分的に、任意選択的には完全に貫通することができる。
それぞれの支持要素をそれぞれの本体要素に取り外し可能に(損傷または破壊することなく)配置または形成することが考えられ、これにより個々に適合可能な支持機能について、追加の自由度が提供される支持要素が本体要素に取り外し可能な配置または構成は、例えば、特に対応している、支持要素側の固定要素と本体側の固定要素との間の、形状篏合および/または力ロックの相互作用により実現することができる。これら対応する固定要素は例えば、ラッチ式またはスクリュー式の固定要素を備えるか、或いはこれらにより形成される。原理的には、形状篏合固定および/または力ロック固定以外の固定態様、例えば磁気的な固定態様を考えることもできる。
本体は、少なくとも部分的な、任意選択的に全体が中空の外形状をしているものとして形成することができる。したがって、それぞれの本体要素は、少なくとも部分的な、任意選択的に全体が中空の外形状をしているものとして形成することもできる。本体またはそれぞれの本体要素はしたがって、支持装置の一以上の機能部品を配置または形成することのできる内部容積部を有することができる。
本体または各本体要素を中空外形状に形成することは、本体を伸縮自在に延長可能な上記実施形態に好都合である。第1伸縮要素と、前記第1伸縮要素に対して伸縮自在に可動に取付けられた少なくとも1つの追加伸縮要素と、を備える伸縮式組立体はしたがって、例えば中空外形状に形成された本体の内部に配置または形成することができる。複数の伸縮要素を有する伸縮式組立体の部品を本体が形成する上記の態様はしたがって、各伸縮要素が中空形状の内部に配置または形成されるようにして実施することができる。この場合、第1伸縮要素を第1本体要素に対して特に可動に連結させ、また少なくとも1つの追加伸縮要素を、少なくとも1つの追加本体要素に対して特に可動に連結させることができる。各本体要素と各伸縮要素との連結または可動な連結は、例えば、本体要素側の連結要素と、特にこれに対応している伸縮要素側の連結要素との、形状篏合および/または力ロックおよび/または結合の相互作用により行うことができる。これら対応する固定要素は例えば、ラッチ式またはスクリュー式の固定要素を備えるか、或いはこれらにより形成することができる。原理的には、形状篏合固定および/または力ロック固定以外の固定態様、具体的には例えば磁気的な固定態様を考えることもできる。
本装置には、本体に割り当てられているか、或いは割り当て可能であって、可動に取付けた本体要素を少なくとも1つの追加本体要素に対して動かすようなプレロード力を生成するように構成されている、少なくとも1つのプレロード装置を備えることができる。このプレロード力は、可動に取付けられた少なくとも1つの本体要素を、常に先端方向に動かそうとする効果、つまり通常は、それぞれの切削要素が設けられたドリル工具の端部の方向に、常に動かそうとする効果を発揮することができ、これによりドリル工具をその長手軸に沿って確実に支持されることが確実となる。プレロード装置は例えば、このようにプレロードされたバネを備えるか、またはこれにより形成することができる。
この文脈において、特に電動駆動装置が本装置に割り当て可能であるか、または割り当てられており、この電動駆動装置は、可動に取付けられている第1本体要素を少なくとも1つの追加本体要素に対して移動させる力を生成するように構成されていることを言及する必要がある。本体要素の動きはしたがって、電動駆動で制御することもできる。特に、この文脈において、本体または本体要素の長手方向の偏位を正確に検知することのできる運動センサーまたは距離センサーを実装させることを考えることもできる。したがって、「プレロード装置」との用語は任意選択的に、対応する駆動装置が含まれる場合がある。対応プレロード装置にはしたがって、必要に応じて対応する駆動装置が含まれる場合もある。
支持装置または装置は通常、ドリル工具に割り当てられているか、割り当て可能な機械加工ヘッドに固定することができ、特に(破壊または破損することなく)取り外し可能に構成されている。支持装置または本装置を対応する機械加工ヘッドに固定するため、支持装置は、本体の特に本体要素に形成または配置される固定体を備えることができ、この固定体は機械加工ヘッドの対応する固定要素に固定されるか固定することができ、特に機械的な固定要素を用いて、(損傷または破壊されることなく)取り外し可能になっている。機械加工ヘッドに対する固定体の固定は例えば、固定体側の少なくとも1つの固定要素と、特に対応する機械加工ヘッド側の少なくとも1つの固定要素との間における形状篏合および/または力ロックの作用を用いて行うことができる。篏合的に相互作用する対応する固定要素は、固定体側の形状篏合要素、例えば蟻継ぎ状または蟻継ぎ様の固定部分と、これに対応する機械加工ヘッドの形状篏合要素、つまり蟻継ぎ状または蟻継ぎ様の固定部分に対応するレセプタクルと、を含むか、またはこれらにより形成することができる。力ロック式に相互作用する対応する固定要素は、例えば、スクリュー式の固定要素により構成されるか、またはこれを備えることができる。
対応する機械加工ヘッドには通常、ドリル工具のドライバー側端部に連結されたまたは連結可能な電動駆動装置が特に設けられている。対応する機械加工ヘッドは通常、ドリル工具に連結されたまたは連結可能な少なくとも1つの力伝達要素を備えており、この要素を用いて、対応する駆動装置により生成されたまたは生成可能な駆動力をドリル工具に伝達させることができる。
全ての実施形態に共通して、本体の自由端を形成する本体要素の自由端には、停止面などにより形成された停止要素を備えるか、またはこれにより形成することができる。装置の作動中、停止要素は、例えば対向停止面により形成された、工作物の対向停止要素に当接することができ、これにより本体を安定的に支持することを確実にすることができ、これによりドリル工具の支持に関して良い効果を発揮することができる。例えば、中空円筒状の工作物において、対応する対向停止要素は、例えば、工作物の内側容積部に形成された放射状ステップにより形成することができる。
本発明はまた上記装置の支持装置に関する。支持装置はドリル工具を、少なくとも1つの支持領域で支持するように構成され、少なくとも2つの本体要素を有する細長い本体を備えており、少なくとも1つの本体要素が、少なくとも1つの追加本体要素に対して可動となるように取付けられており、これにより本体の長さ寸法が変化するようになっている。本装置に関する全ての実施形態は支持装置に対しても同様に適用される。
本発明はさらに、上記の装置を少なくとも1つ含む、工作物を機械加工するための機械加工センターに関する。本装置に関する全ての実施形態は機械加工センターに対しても同様にして適用される。機械加工センターには通常、少なくとも1つの機械加工ヘッドが含まれる。支持装置は通常、ドリル工具または本装置に割り当てられたまたは割り当て可能な機械加工ヘッドに対して、特に(損傷または破壊することなく)取り外し可能に、固定することができる。機械加工ヘッドは通常、機械加工センターの取付け装置に、少なくとも1つの並進および/または回転運動の自由度に、可動に取付けられている。機械加工センターには工具用のマガジン、具体的には特にドリル工具用のマガジンを備えることができ、ここに特にドリル工具などの工具を取り付けることができる。工具は、例えば、操作ロボットなどの好適な操作装置などを用いて、対応するマガジンに、自動的に挿入および/取り外すことができる。
最後に、本発明は穴、例えば細長い止まり穴を工作物に穿設する方法に関する。この方法によれば、穿設するために上記の装置が操作または使用される。本装置に関する全ての実施形態は本方法に対しても同様に適用される。
本発明の例示的な実施形態を、以下において、図面と併せてより詳細に説明する。
図1は第1の実施形態に係る装置の概略図である。 図2は第1の実施形態に係る装置の概略図である。 図3は第1の実施形態に係る装置の概略図である。 図4は第1の実施形態に係る装置の概略図である。 図5は第1の実施形態に係る装置の概略図である。 図6は第1の実施形態に係る装置の概略図である。 図7は別の実施形態に係る装置の概略図である。
図1〜6は何れも、第1の実施形態に係る装置1の概略図である。装置1は図1〜4において側面図で図示され、図5において正面図で示され、図6において背面図で示されている。図7は作動状態にある別の実施形態に係る装置の概略図である。
本装置1は工作物4に一以上の穴3を穿設するように構成されている(図7を参照のこと)。本装置1は到達の難しい穿設配置で穴3を穿設するために使用することができ、つまりミリングでほとんど到達できないか、または到達不可能な場所または配置で穴3を穿設するために使用することができる。特に、本装置1は細長い穴3、すなわち長さ寸法の大きな穴3、具体的には例えば10mmよりも大きな長さ寸法を有する穴3を、細長い工作物の中に、つまり長さ寸法の大きな工作物4の中に、具体的には50mmよりも大きな長さ寸法を有する工作物の中に、穿設することができる。本装置1を使用して穿設することのできる穴3の深さ寸法または長さ寸法は、穴3の径寸法よりも明らかに大きなものとすることができる。本装置1を使用して穿設することのできる穴3はしたがって、深い穴とすることができる。
本装置1は中空円筒状の工作物4の中(図7を参照)に、回転対称を有する工作物4の中心軸または回転軸に対して、同心か、または偏心している穴3を穿設するように、設計することができる。本装置1を用いて対応する穴を穿設可能な工作物4はしたがって、中空円筒状であって、回転対称的に構成される工作物4とすることができる(図7を参照のこと)。工作物4はしたがって、例えば管状またはチューブ様とすることができる。しかし、穴3は本装置1を使用して、他の工作物の構成または形状に穿設される場合もある。本装置1は工作物4の内径の領域における穴3の穿設には限定されず、本装置1は、工作物4の外径の領域に穴3を穿設することもできる。
形状にかかわらず、工作物4は通常、機械加工可能な材料、すなわち典型的には鋼鉄などの金属から構成される。
本装置1には対応する穴3を穿設するためのドリル工具2が備えられる。ドリル工具2は例えば、深穴ドリルまたは単一リップドリルとすることができ、ドリル工具2について他の構成を考えることもできる。ドリル工具2は、ドライバー側端部2bと、前記ドライバー側末端部に対向する少なくとも1つのビット(図示せず)を有する端部2aと、を有する。ドリル工具2はしたがって一端に、特に駆動トルクを生成する電動駆動装置(図示せず)への力伝達もしくはトルク伝達接続のための駆動インターフェースが設けられ、また他端には少なくとも1つのビットが設けられる。
本装置1はさらに、ドリル工具2に割り当てられているか割り当て可能な支持装置5をさらに備えている。支持装置5はドリル工具2を、支持装置5により形成された複数の支持領域6で支持するように構成されている。図1および図2を参照すると、支持領域6がドリル工具2の長手軸Lに沿って配置されていることが明らかである。支持装置5はしたがって、ドリル工具2を、ドリル工具2の長手軸Lに沿って配置された複数の支持領域6を介して支持し、これによりドリル工具2を長手方向に支持するように構成されている。以下に明らかになるように、支持装置5には複数の支持要素7が備えられ、これらの各々が少なくとも1つの対応した支持領域6を形成する。
支持装置5または本装置1は、ドリル工具2に割り当て可能かまたは割り当てられている機械加ヘッド11に固定されており、特に(損傷または破壊されることなく)取り外し可能になっている。支持装置5または本装置1を機械加工ヘッド11に固定するため、支持装置5は、本体8の特に第2本体要素8bに形成または配置される固定体12を備えており、固定体12は、特に(損傷または破壊されることなく)取り外し可能になっている固定要素13を用いて、機械加工ヘッド11の対応する固定要素14に固定することができる。各図面に示された実施形態において、例として、固定体12は機械加工ヘッド11に、固定体側の固定要素13と対応する機械加工ヘッド側の固定要素14の形状篏合作用により固定される。篏合的に相互作用する固定要素13,14は、固定体12側の形状篏合要素、例えば蟻継ぎ状または蟻継ぎ様の固定部分と、これに対応する機械加工ヘッド11の形状篏合要素、つまり蟻継ぎ状または蟻継ぎ様の固定部分に対応するレセプタクル(図6を参照のこと)と、により形成される。
機械加工ヘッド11には通常、特にドリル工具2のドライバー側端部に連結しているまたは連結可能な電動駆動装置(図示せず)が設けられている。機械加工ヘッド11はしたがって、ドリル工具2に連結されているか、または連結可能な力伝達要素(符号は付されていない)が備えられ、この伝達要素を用いることにより、対応する駆動装置により生成されたまたは生成可能な駆動力を、ドリル工具2に伝達させることができる。
支持装置5は、2つの本体要素8a,8bを有する細長い本体8を備えている。2つの本体要素8a,8bのみが図面に図示されているが、本体8は、2を超える本体要素8a,8bを備えることもできる。この場合、第1本体要素8aは、第2本体要素8bに対して可動になるように取り付けられることで、本体8の長さ寸法が変化する。本体8の長さ寸法を変化させる態様は、第2本体要素8bに対する第1本体要素8aの移動可能な取付けにより提供されるが、これにより支持装置5の長さを個別に調節することができるため、ドリル工具2を支持する支持領域6が支持装置5により形成可能な領域の長さを、個別に調節することができる。
第2本体要素8bに対して可動に取り付けられた第1本体要素8aの動きには、図1および図2に矢印P1として示されている通り、部品の並進運動、つまり並進軸に沿った部品の運動が含まれるか、構成される。並進軸はドリル工具2の長手軸Lと平行に延びている。第2本体要素8bに対して可動に取り付けられた第1本体要素8aの運動は、移動運動または摺動運動とすることができる。
複数の部品からなる本体8の構成や、これに関連して第1本体要素8aを第2本体要素8bに対して移動させる態様を用いることによって、ドリル工具2を支持する(長さ)可変な態様が数多くの様々なドリル用途に対して提供され、具体的には特に、配置や長さ寸法が異なる数多くの穴3および/または工作物4に対して提供される。支持装置5を用いてドリル工具2を支持することにより、必要に応じて個々に(長さ)を変化させる態様によって、ドリル工具2が、ドライバー側端部2bと、少なくとも1つの対応するビットを有する端部2aとの間にある、長く支持されていない自由長を「克服する」必要がない場合に、ドリル工具2の安定した支持または取付け、ひいては対応する穴3を正確に穿設することを確実にすることができる。
ドリル工具2の支持領域6を形成する少なくとも1つの支持要素7が、本体要素8a,8bの各々に配置または形成されている。したがって、本体要素8a,8bには各々、少なくとも1つの対応する支持要素7が設けられている。図示されていないが、本体要素8a,8bに、対応する支持要素7が設けられていない場合もありえる。支持装置5を用いて達成可能な支持機能はしたがって、各支持要素7の数や配置により、意図的に調節することができる。
図示の実施形態では、例えば、各支持要素7がドリル工具2の閉鎖型受け入れ開口部10により形成されるか、または支持要素7にはそれぞれ対応する受け入れ開口部10が設けられる。各受け入れ開口部10の寸法、つまり特にその断面形状は、通常はドリル工具2の寸法に適合しており、特にその断面形状に適合し、ドリル工具2を安定的に支持できるようになっている。図面に示されたそれぞれの受け入れ開口部10が閉じている形状において、ドリル工具2が受け入れ開口部10を貫通する。
図1〜4を参照すると、第1本体要素8aが第2本体要素8bに対して、第1位置状態と第2位置状態との間で移動可能であり、これらの位置状態がそれぞれ本体8の所定の長さ寸法に関係している。したがって、第1本体要素8aは第2本体要素8bに対して、(図1および図3に図示された)第1位置状態であって、本体8の第1長さ寸法に対応する伸長位置状態と、(図2および図4に図示された)位置状態であって、つまり本体8の第1長さ寸法とは異なり、これよりも短い本体8の長さ寸法に対応する収縮位置状態との間で、可動に取付けられている。第1本体要素8aは、第1位置状態と第2位置状態との間にある中間位置状態に可動とすることも勿論可能である。第1本体要素8aはしたがって、任意選択的に、第1位置状態と第2位置状態との間を連続的に移動することができる。
各図面に図示の実施形態において、本体8は例えば伸縮自在に延長できるように構成することができる。本体8はしたがって、2つの伸縮要素9a,9bを備える伸縮式組立体9を備えることができる。この場合、第1本体要素8aが第1伸縮要素9aを形成し、第2本体要素8bが第2伸縮要素9bを形成し、第2伸縮要素9bは、1伸縮要素9aに対して伸縮自在に可動に取り付けられている。
各本体要素8a,8bにそれぞれ支持要素7を(破損または破壊することなく)取り外し可能に配置または形成することが考えられ、これにより個々に適応可能な支持機能について追加の自由度が提供される。支持要素7が本体要素8a,8bに取り外し可能な配置または構成は、例えば、特に対応している、支持要素側の固定要素(図示せず)と本体側の固定要素(図示せず)との間の、形状篏合および/または力ロックの相互作用により実施することができる。これら対応する固定要素は例えば、ラッチ式またはスクリュー式の固定要素を備えるか、或いはこれらにより形成される。原理的には、形状篏合固定および/または力ロック固定以外の固定態様、例えば磁気的な固定態様を考えることもできる。
図7に図示の実施形態に認められる通り、本体8は、少なくとも部分的な、任意選択的に全体が中空の外形状をしているものとして形成することができる。したがって、本体要素8a,8bは、少なくとも部分的な、任意選択的に全体が中空の外形状をしているものとして形成することもできる。本体8またはそれぞれの本体要素8a,8bはしたがって、支持装置5の一以上の機能部品を配置または形成することのできる内部容積部を有することができる。
本体8または本体要素8a,8bを中空外形状に形成することは、本体8を伸縮自在に延長可能な実施形態に好都合である。伸縮自在に取付けられ互いに移動可能な2つの伸縮要素9a,9bを備える伸縮式組立体9は、図7に図示されるように、中空外形状に形成された本体8の内部に配置または形成することができる。本体8が複数の伸縮要素9a,9bを有する伸縮式組立体9の部品を形成する態様はしたがって、各伸縮要素9a,9bが中空形状の内部に配置または形成されるようにして実施することができる。この場合、第1伸縮要素9aを第1本体要素8aに連結させ、第2伸縮要素9bを第2本体要素8bに連結させることができる。各本体要素8a,8bと各伸縮要素9a,9bとの連結は、例えば、本体要素側の連結要素(図示せず)と、特にこれに対応している伸縮要素側の連結要素(図示せず)との、形状篏合および/または力ロックおよび/または結合の相互作用により行うことができる。対応する連結要素は、例えば、ラッチ式またはスクリュー式の固定要素により形成されるか、またはこれを備えることができる。原理的には、形状篏合連結および/または力ロック連結以外の連結態様、例えば磁気的な連結態様を考えることもできる。
全ての実施形態に共通して、本装置1には、本体8に割り当てられているか、或いは割り当て可能であって、第2本体要素8bに対して第1本体要素8aを可動に取付けた第1本体要素8aを移動させるようなプレロード力を生成するように構成されている、プレロード装置(図示せず)を備えることができる。このプレロード力は、第1本体要素8aを常に先端方向に動かそうとする効果、つまり通常は、それぞれの切削要素が設けられたドリル工具2の(先)端部2aの方向に、常に動かそうとする効果を発揮することができ、これによりドリル工具2は、その長手軸Lに沿って確実に支持される。プレロード装置は例えば、このようにプレロードされたバネを備えるか、またはこれにより形成することができる。
この文脈において、特に電動駆動装置(図示せず)は装置1に割り当て可能であるか、または割り当てられており、この装置は、可動に取付けられている第1本体要素8aを第2本体要素8bに対して移動させる力を生成するように構成されていることを言及する必要がある。本体要素8a,8bの動きはしたがって、電動式駆動で制御することもできる。特に、この文脈において、本体8または本体要素8a,8bの長手方向の偏位を正確に検知することのできる運動センサーまたは距離センサーを実装することを考えることもできる。
また全ての実施形態に共通して、本体8の自由端を形成する本体要素8aは、停止面などにより形成された停止要素(図示せず)を備えるか、またはこれにより形成することができる。装置1の作動中、図7に図示の通り、停止要素は、例えば対向停止面により形成された、工作物4の対向停止要素に当接することができ、これにより本体8を安定的に支持することを確実にすることができ、これによりドリル工具2の支持に関して良い効果を発揮することができる。例えば、中空円筒状の工作物4において、図7に図示の通り、対応する対向停止要素は、例えば、工作物4の内側容積部に形成された放射状ステップにより形成することができる。
本装置1は工作物4を機械加工する機械加工センター(図示せず)の中で使用することができる。機械加工センターには、少なくとも1つの機械加工ヘッド11が備えられる。支持装置5または装置1は通常、機械加工ヘッド11に固定され、特に(破壊または破損することなく)取り外し可能に構成されている。機械加工ヘッド11は通常、例えば、機械加工センターのフランジ状の取付け装置(図示せず)に、少なくとも1つの並進および/または回転運動の自由度に、可動に取付けられている。機械加工センターには工具用のマガジン、特にドリル工具用のマガジンを備えることができ、特にドリル工具2などの工具を取り付けることができる。工具は、例えば操作ロボットなどの好適な操作装置などを用いて、対応するマガジンに、自動的に挿入および/取り外すことができる。
本装置1を用いて、工作物4に穴3を穿設する方法を実施することができる。この方法によれば、工作物4に穴3を穿設するために本装置1が操作される。

Claims (15)

  1. ドリル工具(2)を備え、工作物(4)に穴(3)を穿設するための装置(1)であって、前記装置(1)には、前記ドリル工具(2)に割り与えられているか割り当て可能であって、かつ前記ドリル工具(2)を少なくとも1つの支持領域(6)で支持するように構成された支持装置(5)が備えられ、前記支持装置(5)には少なくとも2つの本体要素(8a,8b)を有する細長い本体(8)が備えられ、前記本体(8)の長さ寸法を変化させるために、少なくとも1つの本体要素(8a)が、少なくとも1つの追加本体要素(8b)に対して可動となるように取付けられていることを特徴とする装置。
  2. 少なくとも1つの本体要素(8a)が、少なくとも1つの追加本体要素(8b)に対して可動に取付けられており、前記本体(8)の第1長さ寸法に対応する第1位置状態と、前記本体(8)の第1長さ寸法とは異なる前記本体(8)の別の長さ寸法に対応する少なくとも1つの追加位置状態と、の間で可動に取付けられていることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記本体(8)が伸縮自在に延長可能に構成され、
    第1本体要素(8a)が第1伸縮要素(9a)を形成するかまたは前記第1伸縮要素(9a)に連結され、
    少なくとも1つの追加本体要素(8b)が追加伸縮要素(9b)を形成するかまたは前記追加伸縮要素(9b)に連結され、前記追加伸縮要素(9b)が、前記第1伸縮要素(9a)に対して伸縮自在に可動となるように取り付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記ドリル工具(2)の支持領域(6)を形成する少なくとも1つの支持要素(7)が、少なくとも1つの本体要素(8a,8b)に配置または形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の装置。
  5. 前記ドリル工具(2)の支持領域(6)を形成する少なくとも1つの支持要素(7)が、第1本体要素(8a)と少なくとも1つの追加本体要素(8b)の両方に配置または形成されていることを特徴とする請求項4に記載の装置。
  6. 支持要素(7)が前記ドリル工具(2)用の開放型または閉鎖型の受け入れ開口部により形成されていることを特徴とする請求項4または5に記載の装置。
  7. 前記本体(8)が少なくとも部分的に中空の外形状をなすものとして形成されていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の装置。
  8. 第1伸縮要素(9a)と、前記第1伸縮要素(9a)に対して伸縮自在に案内されるように可動に取付けられた少なくとも1つの追加伸縮要素(9b)と、を備える伸縮式組立体が、中空の外形状をなすものとして形成された前記本体(8)の内部に、配置または形成されていることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  9. 前記第1伸縮要素(9a)が第1本体要素(8a)に連結され、前記少なくとも1つの追加伸縮要素(9b)が少なくとも1つの追加本体要素(8b)に連結されていることを特徴とする請求項8に記載の装置。
  10. 前記本体(8)に割り当てられており、可動に取付けた本体要素(8a)を少なくとも1つの追加本体要素(8b)に対して動かすようなプレロード力を生成するように構成されているプレロード装置、を備えていることを特徴とする請求項1〜9の何れか一項に記載の装置。
  11. 前記ドリル工具(2)に割り当てられているか、或いは割り当て可能な機械加工ヘッド(11)に対して前記支持装置(5)が取り外し可能に固定されていることを特徴とする請求項1〜10の何れか一項に記載の装置。
  12. 前記支持装置(5)には、前記本体(8)、特に本体要素(8a,8b)、に配置または形成された固定体(12)が備えられ、前記固定体(12)は固定要素(13)を用いて前記機械加工ヘッド(11)の固定要素(14)に固定可能であることを特徴とする請求項11に記載の装置。
  13. 請求項1〜12の何れか一項に記載の装置のための支持装置(5)。
  14. 請求項1〜12の何れか一項に記載の装置を少なくとも1つ備える機械加工センター。
  15. 請求項1〜12の何れか一項に記載の装置を穴(3)の穿設に使用することを特徴とする、工作物(4)に穴(3)を穿設する方法。
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