JP2021531818A - 相互接続された活性成分含有パウチ - Google Patents

相互接続された活性成分含有パウチ Download PDF

Info

Publication number
JP2021531818A
JP2021531818A JP2021512494A JP2021512494A JP2021531818A JP 2021531818 A JP2021531818 A JP 2021531818A JP 2021512494 A JP2021512494 A JP 2021512494A JP 2021512494 A JP2021512494 A JP 2021512494A JP 2021531818 A JP2021531818 A JP 2021531818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
active ingredient
pouch
composition
containing product
tobacco
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2021512494A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7197071B2 (ja
Inventor
ネリー フランセン,
ラーシュ ウェンスター,
ニルス シーグバーン,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niconovum AB
Original Assignee
Niconovum AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niconovum AB filed Critical Niconovum AB
Publication of JP2021531818A publication Critical patent/JP2021531818A/ja
Priority to JP2022190090A priority Critical patent/JP2023022200A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7197071B2 publication Critical patent/JP7197071B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24BMANUFACTURE OR PREPARATION OF TOBACCO FOR SMOKING OR CHEWING; TOBACCO; SNUFF
    • A24B13/00Tobacco for pipes, for cigars, e.g. cigar inserts, or for cigarettes; Chewing tobacco; Snuff
    • A24B13/02Flakes or shreds of tobacco
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F23/00Cases for tobacco, snuff, or chewing tobacco
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F23/00Cases for tobacco, snuff, or chewing tobacco
    • A24F23/02Tobacco pouches
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D33/00Details of, or accessories for, sacks or bags
    • B65D33/008Individual filled bags or pouches connected together

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
  • Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

活性成分含有組成物が入った外側の透水性パウチチャンバを備える、活性成分の放出に適する活性成分含有製品が開示される。本製品において、前記パウチチャンバは、同じ又は別の組成物が入った別のパウチチャンバに相互接続され、以て、それぞれが組成物を含む少なくとも2つの相互接続されたパウチチャンバとなり、分離部は1つのパウチチャンバを別のパウチチャンバから分離する。それぞれのパウチチャンバは、約1mm〜約40mmの長さ、及び約10mm以下の幅を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、活性成分含有組成物を備える相互接続されたパウチに関する。
口腔内投与は、薬理的活性成分、特にニコチン及びニコチンのような刺激剤の投与のためによく知られている技法である。ニコチン置換療法(NRT:nicotine replacement therapy)は、喫煙をやめるための方法としてニコチンを摂取する医学的に認められた方法である。NRTを行う方法として知られているのは、例えば、ニコチンパッチ、ニコチンロゼンジ、又はスヌースパウチと類似の、歯茎と上唇の間に置くように構成されたニコチンパウチによるものである。以て、使用者は、前記パウチに含まれるニコチンを口腔粘膜を通じて吸収することができる。多くの場合、それぞれのNRTパウチ内のニコチンの量は、スヌースなどのタバコ製品のニコチン含有量に比べて比較的少ない。類似の製品は、スヌースが入ったパウチ/サッシェで、前記タバコを燃やさずにタバコを消費する方法である。スヌースは伝統的なスウェーデン製品であり、たいていは歯茎と上唇との間に置かれるタバコの湿潤混合物である。以て、使用者は、前記スヌースに含まれるニコチンを、口腔粘膜を通じて吸収することができる。したがって、スヌースは、煙を吸引することなくニコチンを吸収する方法である。別の類似の形態は、ときどきニコポッド(nicopod)とも言われる、タバコなしでニコチンを入れたパウチ/サッシェで、医学的承認はない。ニコポッドはたいてい、歯茎と上唇との間に置かれる。以て、使用者は、前記スヌースに含まれるニコチンを、口腔粘膜を通じて吸収することができる。本明細書では、ニコチン含有製品という用語は、すべての異なる形態をまとめて記述するために使用される。
少量のニコチンを消費したいだけの人は、1つのニコチン含有製品を使用することによってそのようにすることができ、一方、より多くを好む他の人は、同時に2つ以上のニコチン含有製品を消費して所望の効果を達成することができる。
同じ考えは、口腔内投与に適する広範な他の活性成分、例えば医薬製品に適用され、また、パウチ形態の他の成分を加えることによってニコチン及びタバコの感覚を置き換えることによって作用するニコチンなしのタバコ代替品にも適用される。
口の中に同時に2つ以上のパウチが入っているときの問題は、それらを定位置に保つことが難しくなり得ることである。パウチを唇の下に安定して置くと、組成物を1つの場所に集中させ、希釈及び/又は嚥下を防ぐので、消費者は恩恵を受けるであろう。
概要
本発明の目的は、上記の問題のいくつかを解決することである。本発明の幅広い態様によれば、活性成分含有組成物が入った外側の透水性パウチチャンバを備える、活性成分の放出に適する活性成分含有製品が開示される。本製品は、前記パウチチャンバが、同じ又は別の組成物が入った別のパウチチャンバに相互接続され、以て、それぞれが組成物を含む少なくとも2つの相互接続されたパウチチャンバとなり、分離部が1つのパウチチャンバを別のパウチチャンバから分離することを特徴とする。
この発明は、本明細書に開示される特定の形態、プロセスのステップ、材料に限定されるものではなく、したがって、形態、プロセスのステップ、材料は多少変わってもよいことは理解されよう。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲及びその等価物によってのみ限定されるので、本明細書に使用される用語は、特定の実施形態を説明するためだけに使用され、限定することを意図しないこともまた理解されよう。
この明細書及び特許請求の範囲に使用されるとき、単数形「1つの(a)」、「1つの(an)」、及び「その(the)」は、文脈がそうでないことを明示していなければ、複数の対象物を包含することを留意しなければならない。
この明細書では、特記なければ、本発明の、又は本発明の方法において使用される活性成分含有製品又は組成物又はパッケージ内の成分の量を修飾する用語「約(about)」は、例えば、現実の世界で濃縮物の作製又は溶液を使用するための典型的な測定及び液体取扱い手順を通じて、これらの手順における意図しない誤りを通じて、活性成分含有製品又は組成物を作るため、或いは本方法を実行するために使用される成分の製造、供給源、又は純度における違いなどを通じて生じ得る数量のばらつきを指す。用語「約」は、特定の初期混合物から生じる組成物に対する平衡条件の違いによって異なる量も包含する。用語「約」によって修飾されようとされまいと、特許請求の範囲は、これらの量と等価な量を含む。
本明細書において与えられた範囲は、成分のそれぞれの好ましい量を提供する。これらの範囲のそれぞれは、単独で、又は本発明の好ましい態様を与える1つ又は複数の他の成分と組み合わせて受け取られてもよい。
本発明の態様によれば、活性成分の放出に適する活性成分含有製品が提供され、前記活性成分含有製品は、活性成分含有組成物が入った外側の透水性パウチチャンバを備え、前記パウチチャンバは、同じ又は別の組成物が入った別のパウチチャンバに相互接続され、以て、それぞれが組成物を含む少なくとも2つの相互接続されたパウチチャンバとなり、分離部は1つのパウチチャンバを別のパウチチャンバから分離し、それぞれのパウチチャンバは、約1mm〜約40mmの長さ、及び約10mm以下の幅を有する。
活性成分含有製品とは、1つ又は複数の活性成分を含有する製品を意味する。活性成分は、薬理効果を有することによって特徴付けられ、ニコチン、ニコチン塩(例えば、ニコチン二酒石酸塩/ニコチン酒石酸塩)、ニコチンなしのタバコ代替品、カフェインなどの他のアルカロイド、医薬製品、又は必須栄養素を含んでもよい。医薬製品は、鎮痛剤、アレルギー緩和物質、又は乗り物酔いを治療する物質を含んでもよい。必須栄養素は、ビタミン及び/又はミネラルを含んでもよい。これらのタイプの活性成分に共通しているのは、ニコチンなしのタバコ代替品など、口腔粘膜/歯茎を通して吸収できること、或いは、液体、例えば水に溶かすことができること、或いは、局所的な効果又は感覚を有することである。活性成分は、活性成分含有組成物に含まれる。したがって、前記活性成分含有組成物は、活性成分含有製品に取り入れられる。活性成分にニコチンを使用するとき、前記ニコチンは、ニコチン置換療法(NRT)、タバコスヌース、又は医学的承認なしのタバコなしのニコチン製品の一部として入れられてもよい。NRTの一部であるニコチンを使用する場合、本製品はニコチン含有医薬製品と考えることができる。同様に、一般的に、活性成分含有製品は、ニコチンとともに使用されるとき、ニコチン含有製品と考えることができる。NRTは、タバコ以外の手段でニコチンを摂取する医学的に承認された方法である。これは、禁煙を助けるために使用される。したがって、本発明による活性成分含有製品は、NRT組成物とともに、タバコ、ニコチンなしのタバコ代替品とともに、タバコなしのニコチンとともに使用されてもよい。さらに、活性成分含有製品は、医薬製品、例えば鎮痛剤とともに使用されるとき、医薬用に使用されてもよい。
いくつかの実施形態では、活性成分含有製品は、ニコチン又はニコチンなしのタバコ代替品を含む活性成分含有組成物を含む。ニコチンは、ニコチン置換療法(NRT)、タバコスヌース、又は医学的承認なしのタバコなしのニコチン製品の一部として入れられてもよい。NRTの一部であるニコチンを使用する場合、製品はニコチン含有医薬製品と考えることができる。同様に、一般的に、活性成分含有製品は、ニコチンとともに使用されるとき、ニコチン含有製品と考えることができる。NRTは、タバコ以外の手段でニコチンを摂取する医学的に承認された方法である。これは、禁煙を助けるために使用される。したがって、本発明による活性成分含有製品は、NRT組成物とともに、タバコ、ニコチンなしのタバコ代替品とともに、タバコなしのニコチンとともに使用されてもよい。したがって、活性成分含有製品は、ニコチン含有製品又はニコチンなしのタバコ代替製品であってもよい。
製品が活性成分の放出に適するとは、そのような活性成分を含むことができ、さらにそのような収容部を通して/そのような収容部の向こう側に放出することができる製品を意味する。例えば、本製品は口腔内投与に適することができる、すなわち、本製品は、使用者の口腔内に挿入するように構成される、すなわち、製品を口腔内に、好ましくは歯茎と上唇との間に挿入及び収容することを可能にする寸法を有する製品である。例えば、本発明によるそれぞれのパウチチャンバは、1〜4cm程度の寸法を有してもよい。例えば、それぞれのパウチチャンバは、3cmより長い、例えば3.5cm又は4cmの長さを有してもよい。
それぞれのパウチチャンバは、約1mm〜約40mmの長さ、及び約10mm以下の幅を有してもよい。いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約10mmより狭い幅を有してもよい。いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約3mm〜約10mmの幅など、約3mm〜約9.5mmの幅など、約3mm〜約9mmの幅など、約5mm〜約9mmの幅など、約5mm〜約7mmの幅など、約1mm〜約10mmの幅を有してもよい。いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約7mm〜約9mmの幅を有してもよい。
いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約20mm〜約40mmの長さ、及び約10mm以下の幅を有してもよい。いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約25mm〜約40mmの長さ、及び約10mm以下の幅を有してもよい。
いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバの幅に対する長さの比は、約3〜約5など、約3.5〜約4.5など、約3〜約6である。
いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバの厚さは、約3mm〜約7mmなど、約4mm〜約6mmなど、約2mm〜約8mmであってもよい。いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバの厚さは約2mm〜約3mmであってもよい。それぞれのパウチチャンバの厚さはまた、チャンバの「高さ」と称せられてもよく、それはパウチチャンバの幅に垂直な方向の寸法である。厚さは、パウチチャンバの長さの中央における、すなわち、パウチチャンバの最大長さの半分における(圧縮されていない状態の)パウチチャンバの高さとして測定することができる。
同様に、本製品は液体に浸すのに適することができ、以て、それは、本製品の設計及び材料を選ぶことによってそのように浸すことができることを意味し、この場合、活性成分含有組成物が、開示された透水性パウチチャンバ内に入れられる。したがって、活性成分は前記液体に溶けることができる、又は活性成分を前記液体に放出することができる。液体は水であってもよい。したがって、本製品はティーバッグに似ていてもよい。したがって、本製品は活性成分含有組成物を入れることができ、活性成分含有組成物は、開示された透水性パウチを通って液体、例えば口腔内投与における口の唾液、又は浸漬時のグラス内の水に溶けることができる。言い換えれば、本製品は、少なくとも部分的に溶解可能な組成物を入れるのに適しており、ここでは、前記組成物の成分は透水性パウチチャンバを通過することができる。
透水性パウチチャンバとは、透水性材料、例えば、織物又は紙のような膜から作られた壁を備えたパウチチャンバを意味する。使用時に、口の中での唾液(水分の多い体液)の生成及び存在によって、パウチチャンバには経時的に唾液が浸み込み、前記パウチチャンバに入っている組成物の成分の放出を加速する。同様に、本製品を液体に浸す場合、成分の放出は同様に加速される。製造プロセス時に、活性成分含有組成物はそれぞれのパウチに入れられ、そのときに、前記パウチは封止され、その結果、前記活性成分含有組成物が入ったチャンバが形成される。
パウチチャンバが別のパウチチャンバに相互接続されるとは、少なくとも2つのパウチチャンバが接続されることを意味する。開示された分離部によって、前記パウチチャンバは物理的に接続されるが、第1のパウチチャンバの内容物は、第2のパウチチャンバの内容物と接触していない。むしろ、パウチチャンバは、透水性材料から作られた部分によって接続され、前記部分は前記材料を一緒に接合することによって作られてもよい。言い換えれば、第1のパウチチャンバの内容物は、第2のパウチチャンバの内容物と連通していない。
いくつかの実施形態では、パウチチャンバは、透水性材料から作られた部分によって接続されてもよい。いくつかの実施形態では、分離部は、前記材料を一緒に接合することによって作られてもよい。
2つより多くのパウチチャンバが相互接続されることが好ましい。例えば、10、15、又は20個のパウチチャンバが、本発明による分離部によって相互接続されてもよい。パウチチャンバは、本明細書の残りの部分ではパウチと称せられる。分離部により、本製品は一様でない厚さ(厚さの変動)になることがあり、これは、その柔軟性と組み合わさって、前記唇が厚さの変動に適合するので、唇の下により入れやすくなり、以て、このような分離部を備えない製品で経験されるよりも良好に本製品を適所に保持する。
以て、使用者は、活性成分含有組成物の量をより容易に投与することができる。例えば、パウチのそれぞれには、ほとんどの使用者の必要性を満足しない量の活性成分含有組成物が入っているが、前記パウチが相互接続されていることにより、使用者は、前記パウチの2つ以上を引きちぎる/切り離すことを選ぶことができ、その結果、前記使用者は使用者が望む量を得る。このようなカスタマイズは、ニコチン含有組成物とともに使用するのに特に適切であり、この必要性はそれぞれの使用者に対してより個別的である。したがって、前記パウチのそれぞれは比較的小さく、紛失の危険性により口の中に入れておくには不快であるが、相互接続されたパウチの提供により、本製品は、口の中で取り扱うのがより容易になる。例えば、ほとんどの使用者は、使用者の必要性を満たすために一度に2つ又は3つのパウチを投与することができ、以て、パウチは、それらの相互接続された特性により、口の中で制御することがより容易になる。同様に、液体に浸して、前記液体の中への活性成分の放出を促すために、使用者は、所望の数のパウチ(以てまだ相互接続されている)を引きちぎることによって、量を容易に調節することができて取扱いが容易になる。
したがって、いくつかの実施形態では、分離部は、透水性材料から作られ、それぞれのパウチチャンバは、約1mm〜約40mmの長さ、及び約3mm〜約10mmの幅など、約1mm〜約40mmの長さ、及び約10mm以下の幅を有してもよい。
さらに、前記パウチが相互接続されていることにより、本製品を容器に保管することは容易であり、それは、審美的/視覚的印象を高める。さらに、本発明による製品は、相互接続された特性により包装時に予想できるようにパウチがふるまうことにより、包装手順を最適化することができるので、より小さな保管容器の使用を可能にする。
さらに、本発明によれば、パウチは相互接続されて大きな列又はアレイになり、それは、概して、経口用又は個人使用向けの製品とは容易には分からないので、本製品は子供の興味をあまり引かない可能性がある。
一実施形態では、本製品は、少なくとも3つのパウチチャンバを備えてもよく、1つのパウチチャンバの対向する側部は、対向する側部にある2つの他のパウチチャンバに接続される。
対向する側部によって、前記パウチは多角形、例えば矩形であってもよいことが理解される。以て、本製品は、一列又は一続きの相互接続されたパウチに似ていてもよい。前記列は、3つより多くのパウチ、例えば、相互接続された10、15、又は20個のパウチを含んでもよい。包装プロセス時、相互接続されたパウチを使用することによって、それぞれのパッケージに入れるパウチの数を決定するときの決定因子として長さを使用することができる。包装機械の特定の形態においては、例えば、計数又は質量の代わりに、決定因子として長さを使用することはより容易な場合がある。例えば、長さを使用することは、それぞれのパッケージ内のパウチの質量を測定するための秤を組み入れることよりも容易である。
一実施形態では、本製品は少なくとも3つのパウチチャンバを備えてもよく、1つのパウチチャンバの隣り合う側部は、隣り合う側部にある2つの他のパウチチャンバに接続される。
いくつかの実施形態では、本製品は少なくとも3つのパウチチャンバを備え、1つのパウチチャンバの2つの隣り合う側部はそれぞれ、別個の他のパウチチャンバに接続される。いくつかの実施形態では、本製品は少なくとも4つのパウチチャンバを備え、1つのパウチチャンバの3つの隣り合う側部は、3つの他のパウチチャンバに接続される。
以て、本製品は、相互接続されたパウチチャンバのアレイを形成してもよい。このようなパウチチャンバのアレイにより、空間の最適化及び審美的特徴を含む、包装手順における特定の利点を得ることができる。アレイの面積又は寸法を使用してパウチの数を決定することができ、その結果、包装手順を最適化することができる。アレイは、相互接続されたパウチの二次元シートと考えることができる。
一実施形態では、分離部は分離線を備えてもよい。分離線とは、1つのパウチチャンバを別のパウチチャンバから切り離すことを容易にする線を意味する。分離線は、使用時に1つのパウチチャンバが別のパウチチャンバから切り離されないような強度のものであることが好ましい。パウチを形成するために使用される透水性材料に液体/唾液が浸み込み、以て分離部に液体/唾液が浸み込むと、その強度は低下する場合があることに留意すべきである。
一実施形態では、分離線は、引き裂くことによって1つのパウチチャンバを別のパウチチャンバから切り離すことを可能にするミシン目又は穴の列を含んでもよい。一実施形態では、分離線は、引き裂く、引きちぎる、又は切断することによって1つのパウチチャンバを別のパウチチャンバから切り離すことを可能にするミシン目又は穴の列を含んでもよい。
以て、便利で使いやすい分離線を使用することができる。
一実施形態では、分離部は、向かい合うパウチ面を一緒に接合することによって作られてもよく、以て、分離部は隣り合うパウチチャンバ間の接合部となる。
パウチは所望の透水性材料の長い管から作られてもよく、前記管の側壁は、形成された接合部内に活性成分含有組成物が配置されないように一緒に接合される。その代わり、接合部は、前記活性成分含有組成物が、前記接合部及び側壁によって画定された個々のパウチチャンバ内に確実に入っているようにする。
一実施形態では、接合部は、効率的な分離を確実にして分離部の面積を最小化する形状であってもよい。
例えば、接合部は湾曲してもよく、それによって、相互接続されたパウチを互いから切り離すプロセスを容易にすることができる。これに代えて、接合部は、それぞれのパウチの幅より狭い幅を有してもよく、その結果、使用者は長い距離を引きちぎる必要がなくなる。このような形状は、使用される材料の量を削減する。
一実施形態では、少なくとも2つの相互接続されたパウチチャンバはそれぞれ、第1の組成物及び第2の組成物を備えてもよく、前記第1の組成物は前記第2の組成物と異なる。いくつかの実施形態では、第1の組成物及び第2の組成物のうちの少なくとも1つは、ニコチン又はニコチンなしのタバコ代替品を含む。
言い換えれば、第1のパウチは第1の組成物を備えてもよいが、第2のパウチは、第1の組成物とは異なる第2の組成物を備えてもよい。
以て、使用者は、前記パウチを相互接続させながら、使用者が口の中に挿入する/液体に浸すパウチを混ぜることができ、その結果、これらのパウチは前記口/液体により容易に入れられる。内容物を前記パウチのそれぞれの中に分割することは、前記内容物が使用前に混合するのに適さない場合、又は、使用者の欲する混合物に使用者が制御したい場合、有益となり得る。
いくつかの実施形態では、活性成分含有組成物の少なくとも1つは加香剤を含む。例えば、加香剤は、ニコチン及び/又はタバコ代替品と同じ活性成分含有組成物に含まれてもよい。これに代えて、第1の活性成分含有組成物はニコチン及び/又はタバコ代替品を含んでもよく、第2の活性成分含有組成物は加香剤を含んでもよい。
一実施形態では、第1の組成物は香料組成物であってもよい。本明細書では、用語「香料」及び「香味料」は、成人消費者用の製品において所望の味又は香りを生成するために(現地の規制によって許可される場合に)使用することができる材料を指す。これらは、抽出物(例えば、カンゾウ、アジサイ、ホオノキの葉、カモミール、フェヌグリーク、クローブ、メンソール、ニホンハッカ、アニシード、シナモン、ハーブ、ウィンターグリーン、サクランボ、ベリー、モモ、リンゴ、ドランブイ、バーボン、スコッチ、ウイスキー、スペアミント、ペパーミント、ラベンダー、カルダモン、セロリ、カスカリラ、ナツメグ、ビャクダン、ベルガモット、ゼラニウム、はちみつエッセンス、ローズ油、バニラ、レモン油、オレンジ油、カシア、キャラウェイ、コニャック、ジャスミン、イランイラン、セージ、ウイキョウ、ピーマン、ショウガ、アニス、コリアンダー、コーヒー、又はハッカ属の任意の種からのハッカ油など)、香味強化剤、苦味受容体部位遮断剤、感覚受容体部位活性化剤、若しくは感覚受容体部位刺激剤、糖及び/又は代替糖(例えば、スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、サッカリン、チクロ、ラクトース、スクロース、グルコース、フルクトース、ソルビトール、又はマンニトール)、並びに、チャコール、クロロフィル、ミネラル、植物性物質、又は息清涼剤などの他の添加物を含んでいてもよい。これらは、模造品、合成材料又は天然材料、或いはこれらの混合物であってもよい。これらは、任意の適切な形態、例えば、油、液体、又は粉末であってもよい。
これに代えて、第1の組成物は、香料組成物と活性成分含有組成物との混合物であってもよく、その結果、前記第1の組成物は、活性成分含有組成物の量を減らす代わりに香料を供する。前記減らした量は、純粋な活性成分含有組成物を含む加香しない第2の組成物によって補われてもよい。使用者は、一度に2つの相互接続されたパウチを投与/挿入することができるので、使用するのがより容易になる。
以て、第1の組成物は、製品の体験に香りを加えるのに適することができる。
一実施形態では、本製品は、前記第1及び第2の相互接続されたパウチを含む少なくとも10個の相互接続されたパウチチャンバを備えてもよい。
以て、本製品は、複数の相互接続されたパウチ、例えば列又はアレイに配置されたパウチを備える。このような複数の相互接続されたパウチは、パッケージ/容器内により容易に配置することができ、その結果、前記パッケージ/容器の大きさを小さくすることができる。同様に、パウチが相互接続され、したがって予想可能にふるまうことにより、包装手順を高速化することができる。最後に、包装プロセス時にパウチの数を決定するときに、質量又は計数の代わりに長さ又は面積を使用することができる。
一実施形態では、活性成分含有組成物はニコチンを含んでもよい。
第1の組成物と第2の組成物とを備える2つの相互接続されたパウチチャンバがあるいくつかの実施形態では、第1の組成物及び第2の組成物のうちの少なくとも1つはニコチンを含んでもよい。
ニコチンは、NRT、スヌース、様々な形態のタバコ、タバコなしのニコチン製品、又はニコチン塩として具現化されてもよい。以て、活性成分含有組成物は、ニコチン含有組成物と考えられてもよい。いくつかの実施形態では、第1の組成物及び第2の組成物のうちの少なくとも1つはニコチン含有組成物であると考えられてもよい。このようなニコチン含有組成物を含む製品は、例えば、使用者に追加の消費選択肢を提供することによって、ニコチン消費の分野で有益なことがある。
いくつかの実施形態では、活性成分含有組成物はタバコを含む。第1の組成物と第2の組成物とを備える2つの相互接続されたパウチチャンバがあるいくつかの実施形態では、第1の組成物及び第2の組成物のうちの少なくとも1つはタバコを含んでもよい。したがって、いくつかの実施形態では、活性成分含有組成物は「無煙口腔タバコ製品」である。本明細書では、「タバコ」は、ニコチアナ(Nicotiana)属の任意の種類の葉、花、又は茎などの任意の部分、及びその再生された材料を含む。いくつかの実施形態では、「タバコ」は、処理済みタバコを含む。いくつかの実施形態では、「タバコ」は、抽出されたものであろうと合成されたものであろうと、ニコチンなどの天然のタバコに見出される特定の化合物などの派生物、及び、タバコの葉の繊維部などの構造的派生物を含む。本明細書では、用語「タバコ」はタバコ抽出物を含む。
タバコが植物材料を含むとき、その植物の様々な部分の所定量が使用されてもよい。例えば、タバコ混合物中の茎の量は、最大、タバコの50重量%、60重量%、又は70重量%であってもよい。いくつかの実施形態では、タバコ中の茎の量は、タバコの10重量%〜65重量%など、タバコの15重量%〜65重量%など、タバコの20重量%〜60重量%など、タバコの25重量%〜55重量%など、タバコの30重量%〜50重量%など、タバコの5重量%〜70重量%である。
本発明に使用されるタバコは、暗色空気乾燥タバコ、熱風乾燥タバコ、バーレータバコ、オリエンタルタバコ、メリーランドタバコ、暗色タバコ、暗色火力乾燥タバコ、及びラスティカ(Rustica)タバコ、並びに他の希少又は特殊なタバコなどのタバコのタイプを含んでもよい。
タバコは、丸ごとでもよく、或いは、細断、脱穀、切断、粉砕、乾燥、エージング、発酵、又はその他の処理(例えば、粒状化又はカプセル化)がされてもよい。いくつかの実施形態では、タバコは挽きタバコ及び/又は微粒子の形態である。いくつかの実施形態では、タバコは、螺旋形態又は切断薄膜形態である。
いくつかの実施形態では、タバコは乾燥形態又は湿潤形態の嗅ぎタバコであってもよい。「嗅ぎタバコ」は、無煙タバコ製品の一分類を一般的に説明するために本明細書に使用され、これは典型的には、乾燥されて、0.01〜3mmなど、0.01〜1.0mmなど、0.01〜5mmのふるい分けによって測定された質量中央粒子寸法を有するように粉末にされた乾燥タバコを含む。
いくつかの実施形態では、タバコは乾燥嗅ぎタバコであってもよい。いくつかの実施形態では、タバコの水分含有量は、活性成分含有製品全体の12重量%より少ないなど、活性成分含有製品全体の10重量%より少ないなど、活性成分含有製品全体の5重量%より少ないなど、活性成分含有製品全体の3重量%より少ないなど、活性成分含有製品全体の2重量%より少ないなど、活性成分含有製品全体の1重量%より少ないなど、無煙口腔タバコ製品全体の16重量%より少ない。
いくつかの実施形態では、タバコの一部又はすべては湿潤形態である。湿潤タバコは、無煙口腔タバコ製品に組み入れるのに適した任意の形態であってもよい。いくつかの実施形態では、湿潤タバコは湿潤嗅ぎタバコを含む。
いくつかの実施形態では、湿潤嗅ぎタバコには、スヌース型タバコ又はスヌースとも呼ばれることもあるスウェーデン式の嗅ぎタバコが含まれる。いくつかの実施形態では、湿潤嗅ぎタバコはスウェーデン式の嗅ぎタバコ(スヌース)である。スヌースは、乾燥嗅ぎタバコの変形から生じた湿潤粉末タバコ製品である。本明細書では、スヌースは、発酵されず、むしろ低温殺菌などの熱処理された口腔タバコ製品である。スヌースは典型的には、長時間、上唇の下に置くことによって使用される。
いくつかの実施形態では、タバコの水分含有量は、活性成分含有組成物の少なくとも25重量%など、活性成分含有組成物の少なくとも30重量%など、活性成分含有組成物の少なくとも35重量%など、活性成分含有組成物の少なくとも40重量%など、活性成分含有組成物の少なくとも45重量%など、活性成分含有組成物の少なくとも50重量%など、活性成分含有組成物の少なくとも60重量%など、活性成分含有組成物全体の少なくとも20重量%である。いくつかの実施形態では、タバコの水分含有量は活性成分含有組成物の約20重量%〜約60重量%である。本明細書では、用語「水分含有量」は、言及される組成物又は製品内の水及び他のオーブン揮発物(例えばプロピレングリコール)などのオーブン揮発成分の全量を指す。
活性成分含有製品がスヌースを含む実施形態では、スヌースは塩及び/又は他の香味料を含んでもよい。これに代えて、又はこれに加えて、スヌースは、低温殺菌されてもよく、又は低温殺菌に類似したプロセスを受けてもよく、任意選択で、スヌースの所望のpH及び/又は水分含有量にするために熟成されてもよい。低温殺菌及び熟成に適した方法及び装置は当業者には知られている。
いくつかの実施形態では、活性成分含有組成物は、タバコを含むタバコ組成物(例えば、挽きタバコ、刻みタバコ)、水、塩(例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、又はこれらの混合物)、pH調整剤、及び、任意選択で、1つ又は複数の加香剤、清涼剤、加熱剤、甘味剤、着色剤、保湿剤、保存剤、結合剤、充填剤、又はこれらの混合物を含む。
これに代えて、又はこれに加えて、湿潤嗅ぎタバコは浸漬タバコの形態であってもよい。活性成分含有製品が浸漬タバコを含む実施態様では、浸漬タバコは発酵によって処理されてもよく、又は発酵に類似したプロセスを受けてもよく、任意選択で、エージングなどの1つ又は複数のさらなるプロセスを受けてもよい。浸漬タバコの処理に適した方法及び装置は当業者には知られている。
これに代えて、又はこれに加えて、タバコは、米国の湿潤嗅ぎタバコ及び/又は噛みタバコの形態であってもよい。
活性成分含有製品中のタバコの量は変わり得る。いくつかの実施形態では、活性成分含有製品中のタバコの量は、活性成分含有製品の少なくとも約10重量%など、活性成分含有製品の少なくとも約15重量%など、活性成分含有製品の少なくとも約20重量%など、活性成分含有製品の少なくとも約25重量%など、活性成分含有製品の少なくとも約30重量%など、活性成分含有製品の少なくとも約40重量%など、活性成分含有製品の少なくとも約50重量%など、活性成分含有製品の少なくとも約55重量%など、活性成分含有製品の少なくとも約60重量%など、活性成分含有製品の少なくとも約5重量%である。
いくつかの実施形態では、活性成分含有製品中のタバコの量は、活性成分含有製品の約85重量%以下など、活性成分含有製品の約80重量%以下など、活性成分含有製品の約75重量%以下など、活性成分含有製品の約70重量%以下など、活性成分含有製品の約90重量%以下である。
いくつかの実施形態では、活性成分含有製品中のタバコの量は、活性成分含有製品の約20重量%〜85重量%など、活性成分含有製品の約20重量%〜80重量%など、活性成分含有製品の約20重量%〜75重量%など、活性成分含有製品の約20重量%〜70重量%など、活性成分含有製品の約20重量%〜65重量%など、活性成分含有製品の約20重量%〜60重量%など、活性成分含有製品の約25重量%〜60重量%など、活性成分含有製品の約30重量%〜60重量%など、活性成分含有製品の約35重量%〜60重量%など、活性成分含有製品の約20重量%〜90重量%である。
一実施形態では、活性成分含有組成物は、ニコチンなしのタバコ代替品を含んでもよい。
第1の組成物と第2の組成物とを備える2つの相互接続されたパウチチャンバがあるいくつかの実施形態では、第1の組成物及び第2の組成物のうちの少なくとも1つはニコチンなしのタバコ代替品を含んでもよい。本明細書では、用語「タバコ代替品」は、適切に調製されると天然タバコに物理的に類似する個別の化学物質及び/又は複合化学物質を含むタバコ代替品を含む。これに代えて、又はこれに加えて、本明細書では、用語「タバコ代替品」は、タバコと類似の口当たりを与え、タバコによって与えられる局所的及び/又は薬理的な感覚を送達する材料を含む。
ニコチンなしのタバコ代替品とは、ニコチンはないがそれでも、タバコによって与えられる局所的及び/又は薬理的な感覚を生じさせる特定の活性成分を与える組成物を意味する。例えば、タバコ代替品は、選ばれた天然物、例えばニコチンなしの植物材料の混合物を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、活性成分含有組成物はニコチンなしのタバコ代替品を含み、ここで、ニコチンなしのタバコ代替品は、非タバコ植物材料、塩(例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化マグネシウム、塩化カルシウム、又はこれらの混合物)、pH調整剤、及び、任意選択で、1つ又は複数の加香剤、清涼剤、加熱剤、甘味剤、着色剤、保湿剤、保存剤、結合剤、充填剤、又はこれらの混合物を含む。
いくつかの実施形態では、タバコ代替品は、非タバコ植物材料を含む。タバコ代替品に使用される非タバコ植物材料の例は、トウモロコシの繊維、カラスムギの繊維、トマトの繊維、大麦の繊維、ライムギの繊維、砂糖大根の繊維、ソバの繊維、ジャガイモの繊維、リンゴの繊維、ココアの繊維、竹の繊維、柑橘類の繊維、及びこれらの組合せなど、食用の植物繊維である。
以て、使用者は、ニコチンの消費なしにタバコのような組成物を消費することを選ぶことができる。
一実施形態では、活性成分含有組成物は薬剤を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、薬剤は、ニコチン及び/又はタバコ代替品と同じ活性成分含有組成物に含まれてもよい。これに代えて、1つのパウチチャンバ内の第1の活性成分含有組成物はニコチン及び/又はタバコ代替品を含んでもよく、第2のパウチチャンバ内の第2の活性成分含有組成物は薬剤を含んでもよい。
薬剤とは、症状を緩和又は防止する、或いは病気を治療する物質を意味する。薬剤は、粘膜/歯茎を通して吸収されることを意図されてもよい、すなわち、本発明による製品を通って口腔内に投与されることに適してもよく、又は、薬剤は、液体に溶けることを意図されてもよい、すなわち、本発明による製品を通って液体に浸されるのに適してもよい。組成物に発泡性効果を付け加えてもよい。
以て、使用者は、このような適切な薬剤を含む、本発明による製品の使用によって、容易に、関連する病気を治療したり関連する症状を緩和したりすることができる。
いくつかの実施形態では、薬剤はパラセタモールであってもよい。
一実施形態では、活性成分含有組成物は必須栄養素を含んでもよい。いくつかの実施形態では、必須栄養素は、ニコチン及び/又はタバコ代替品と同じ活性成分含有組成物に含まれてもよい。これに代えて、1つのパウチチャンバ内の第1の活性成分含有組成物はニコチン及び/又はタバコ代替品を含んでもよく、第2のパウチチャンバ内の第2の活性成分含有組成物は必須栄養素を含んでもよい。
必須栄養素とは、ビタミン又はミネラルを意味する。
以て、使用者は、本発明による製品を液体に浸し、以て前記栄養素を前記液体に放出することによって、又は口腔内投与によってこのような必須栄養素を容易に消費することができる。前者の場合、ばらにしたパウチを使用してもよい。組成物に発泡性効果を付け加えてもよい。
一実施形態では、活性成分含有組成物はアルカロイドを含んでもよい。いくつかの実施形態では、アルカロイドは、ニコチン及び/又はタバコ代替品と同じ活性成分含有組成物に含まれてもよい。これに代えて、1つのパウチチャンバ内の第1の活性成分含有組成物はニコチン及び/又はタバコ代替品を含んでもよく、第2のパウチチャンバ内の第2の活性成分含有組成物はアルカロイドを含んでもよい。
アルカロイドとは、薬理効果を有する植物由来の成分、例えばカフェインを意味する。
以て、使用者は、本発明による製品を液体に浸し、以て前記栄養素を前記液体に放出することによって、又は口腔内投与によってこのようなアルカロイドを容易に消費することができる。前者の場合、ばらにしたパウチを使用してもよい。組成物に発泡性効果を付け加えてもよい。
いくつかの実施形態では、活性成分は、活性医薬物質、食品添加物、天然薬剤、又は人間に効果を有し得る天然に存在する物質よりなる群から選択されてもよい。いくつかの実施形態では、活性成分は、カフェイン、ニコチン、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンE、バイオペリン、Q10、セレニウム、グルタチオン、リポ酸、葉酸、ジンセン、花粉抽出物、抗酸化剤、ミネラル、パラセタモール、アセチルサリチル酸、ロシアルート(Russian root)及びローズルートよりなる群から選択されてもよい。
一実施形態では、活性成分は、ニコチン、アサ、カンナビノイド、又はこれらの混合物よりなる群から選択されてもよい。カンナビノイドは、脳内の神経伝達物質放出を抑制する、細胞内のカンナビノイド受容体(すなわち、CB1及びCB2)に作用する天然又は合成化合物の一分類である。最も重要なカンナビノイドの2つは、テトラヒドロカンナビノール(THC:tetrahydrocannabinol)及びカンナビジオール(CBD:cannabidiol)である。カンナビノイドは、アサなどの植物から自然に生じたもの(植物性カンナビノイド)、動物から自然に生じたもの(エンドカンナビノイド)でもよく、人工的に製造されたものでもよい(合成カンナビノイド)。
カンナビノイドは、血液脳関門を容易に横切ることができること、弱毒性、及び副作用が少ないなどの特定の特性を示す環状分子である。
アサ種は、少なくとも85種の異なる植物性カンナビノイドを発現し、カンナビゲロール、カンナビクロメン、カンナビジオール、テトラヒドロカンナビノール、カンナビノール、カンナビノジオール、及び他のカンナビノイドを含む下位分類に分けられる。
アサに見出されるカンナビノイドは、限定するものではないが、カンナビゲロール(CBG:cannabigerol)、カンナビクロメン(CBC:cannabichromene)、カンナビジオール(CBD)、テトラヒドロカンナビノール(THC)、カンナビノール(CBN:cannabinol)及びカンナビノジオール(CBDL:cannabinodiol)、カンナビシクロール(CBL:cannabicyclol)、カンナビバリン(CBV:cannabivarin)、テトラヒドロカンナビバリン(THCV:tetrahydrocannabivarin)、カンナビジバリン(CBDV:cannabidivarin)、カンナビクロメバリン(CBCV:cannabichromevarin)、カンナビゲロバリン(CBGV:cannabigerovarin)、カンナビゲロールモノメチルエーテル(CBGM:cannabigerol monomethyl ether)、カンナビネロール酸、カンナビジオール酸(CBDA:cannabidiolic acid)、カンナビノールプロピル変異体(CBNV:cannabinol propyl variant)、カンナビトリオール(CBO:cannabitriol)、テトラヒドロカンナビノール酸(THCA:tetrahydrocannabinolic acid)並びにテトラヒドロカンナビバリン酸(THCVA:tetrahydrocannabivarinic acid)を含む。
いくつかの実施形態では、活性成分含有組成物は加香剤を含む。本明細書では、用語「加香剤」は、成人消費者用の製品において所望の味又は香りを生成するために(現地の規制によって許可される場合に)使用することができる材料を指す。これらは、抽出物(例えば、カンゾウ、アジサイ、ホオノキの葉、カモミール、フェヌグリーク、クローブ、メンソール、ニホンハッカ、アニシード、シナモン、ハーブ、ウィンターグリーン、サクランボ、ベリー、モモ、リンゴ、ドランブイ、バーボン、スコッチ、ウイスキー、スペアミント、ペパーミント、ラベンダー、カルダモン、セロリ、カスカリラ、ナツメグ、ビャクダン、ベルガモット、ゼラニウム、はちみつエッセンス、ローズ油、バニラ、レモン油、オレンジ油、カシア、キャラウェイ、コニャック、ジャスミン、イランイラン、セージ、ウイキョウ、ピーマン、ショウガ、アニス、コリアンダー、コーヒー、又はハッカ属の任意の種からのハッカ油など)、香味強化剤、苦味受容体部位遮断剤、感覚受容体部位活性化剤、若しくは感覚受容体部位刺激剤、糖及び/又は代替糖(例えば、スクラロース、アセスルファムカリウム、アスパルテーム、サッカリン、チクロ、ラクトース、スクロース、グルコース、フルクトース、ソルビトール、又はマンニトール)、並びに、チャコール、クロロフィル、ミネラル、植物性物質、又は息清涼剤などの他の添加物を含んでいてもよい。これらは、模造品、合成材料又は天然材料、或いはこれらの混合物であってもよい。これらは、任意の適切な形態、例えば油、液体、粉末であってもよい。
さらに、本発明は、前述の開示による製品を備えるパッケージに関する。
パッケージとは、前述の開示による少なくとも2つの相互接続されたパウチを保管することができる容器を意味する。容器は、複数の相互接続されたパウチ、例えば、10、15、又は20個の相互接続されたパウチを保管することでき、その結果、前記パウチは、相互接続された一列/一続き又はアレイとして前記パッケージ/容器内に配置されることが好ましい。
以下に、本発明による例示的な実施形態を説明する。
本発明による活性成分含有製品の斜視図である。 本発明による活性成分含有製品の側面図である。 本発明による複数の活性成分含有製品の側面図である。 本発明による活性成分含有製品のアレイの図である。 前述の開示による製品を備えるパッケージの図である。
以下に、本発明の実施形態を通じて本発明を詳細に説明するが、これらの実施形態は本発明を限定するものと考えるべきではない。
図1は、本発明による活性成分含有製品100の斜視図である。製品100は、分離部102によって相互接続された少なくとも2つのパウチ101(パウチチャンバとも呼ばれる)を備える。前記パウチ101のそれぞれは、組成物、例えば活性成分含有組成物(図示せず)を封入する。前記パウチ101のそれぞれは、使用者の口腔内への挿入(口腔内投与)に適するようにする寸法、例えば1〜4cm程度の長さ又は幅を有する。さらに、2つ以上相互接続されたパウチ101は、同様に、口腔内への挿入(口腔内投与)に適するようにする組合せ寸法であり、その結果、使用者は複数の相互接続されたパウチ101を使用者の口腔内に入れることができる。例えば、単一のパウチ101には、一般的に使用されるであろう量よりも少ない、例えば、ほとんどの個人に効果/医学的反応を引き起こす量よりも少ない活性成分含有組成物が入っていてもよい。しかしながら、前記パウチ101が本発明に従って相互接続されていることにより、使用者は、封入されたニコチン含有組成物に対する使用者の耐性に応じて、1つより多くのパウチ、例えば、2つ又は3つのパウチを投与することを選んでもよい。相互接続の特性により、例えば紛失/嚥下の危険性なしに、パウチ101をより容易に口腔内に入れておくこと/入れることができる。実際、単一のパウチ101はほとんどの個人にとっては小さすぎる場合があるが、2つ以上の相互接続されたパウチは好ましい大きさになるであろう。
パウチ101は透水性材料103より作られ、それによって、液体/水又は口の唾液は、前記パウチ101によって封入された組成物に浸み込み、以て、前記組成物の成分、例えばその活性成分の放出を加速することができる。したがって、透水性材料103は、水及び水に溶けた成分を通すことができ、その結果、前記成分は、液体に溶けることができる、又は使用者によって吸収される、例えば粘膜/歯茎を通して血管に吸収されることができる。一方、透水性材料103は、水/唾液が浸み込んで分解しないように選ばれた濡れ強度を有する。その理由は、このような分解によって封入された組成物が使用者の消化器系に入り、これは有害で何の効果も与えることがないからである。透水性材料103は織物又は紙のような膜から作られることが好ましい。
パウチ101の第1の断面A及び第2の断面Bは破線で強調されており、これらは、活性成分含有組成物を入れるように意図された内部容積/チャンバ104を示している。
前記パウチ101のそれぞれは、例えば、透水性材料103の向かい合う側壁を一緒に接合することによって形成された分離部102によって分割され、以て、前記分離部103は接合部と考えられてもよい。
破線Cは、製品100が続く場合を示しており、以て、前記製品100は3つ以上の相互接続されたパウチ101を備えてもよく、その結果、前記パウチ101のそれぞれは、分離部102によって、隣り合うパウチに互いに相互接続され、その結果、前記パウチ101は一列に延在する。
図2は、製品100の3つの実施形態の側面図であり、ここでは、図1による要素と類似の要素は、類似の参照符号を有する。すべての実施形態には、分離部102内に配置された分離線112が示されている。前記分離線112は、分離部102を形成するために使用される材料に設けられたミシン目又は穴の列を含み、前記分離線112が、引き裂くことによって1つのパウチ101を別のパウチから切り離すことを可能にすることが好ましい。斑点状の内部容積104は活性成分含有組成物105を示す。図2aでは、分離部102及び分離線112は真っ直ぐであるが、図2bは、前記分離部102及び分離線112が湾曲している場合を示す。分離部102が湾曲している特性によって、切り離しが容易になる、又は使用される材料の量を削減することができる。図2cは、それぞれのパウチ101の最大幅Wより実質的に短い分離部102によって分離された2つの相互接続されたパウチ101を示す。これによって、それぞれのパウチ101を分離するために使用される材料の量を削減することができる。さらに、この分離は、使用者によってより容易に実施することができる。
図3は、本発明による製品100を形成する一列/一続きの複数の相互接続されたパウチ101を示す。この実施形態では、1つのパウチ101の対向する側部101a、101bは、同様に対向する側部101a’、101b’にある2つの他のパウチ101に接続される。複数の相互接続されたパウチ101の列は、例えば、円形のパッケージ/容器(図示せず、図5a参照)内に螺旋状に保管することができる。
図4は、本発明による製品100を形成する相互接続されたパウチ101のアレイを示す。この実施形態では、1つのパウチ101の隣り合う側部101a、101cは、同様に対向する側部101a’、101c’にある2つの他のパウチチャンバに接続され、以てアレイを形成する。アレイは、パッケージ/容器(図示せず、図5b参照)内に容易に保管することができる。
図5は、前述の開示による製品100を備えるパッケージ/容器200の2つの実施形態を示す。図5aは、本発明による相互接続されたパウチ101を受け入れるように構成された、側壁201、底202、及び開放端203を有する円形のパッケージ200aを示す。開放端203は、蓋204によって閉じることができる。例えば、相互接続されたパウチ101は、図の渦巻によって示されるように、螺旋状に保管することができる。図5bは、図5aの円形のパッケージと同じ特徴部を有する四角形のパッケージ200bを示し(類似の特徴部は類似の参照符号が付けられている)、前記四角形のパッケージ200bは、図4に示すような相互接続されたパウチ101のアレイを保管することができる。
参照しやすくするために、本発明のこれら及びさらなる態様は、適切な段落の見出しの下で論じられた。しかしながら、それぞれの段落の下での教示は必ずしもそれぞれの特定の段落に限定されるものではない。
(さらに広範な態様)
本発明の態様によれば、活性成分の放出に適する活性成分含有製品が提供され、前記活性成分含有製品は、活性成分含有組成物が入った外側の透水性パウチチャンバを備え、前記パウチチャンバは、同じ又は別の組成物が入った別のパウチチャンバに相互接続され、以て、それぞれが組成物を含む少なくとも2つの相互接続されたパウチチャンバとなり、分離部は1つのパウチチャンバを別のパウチチャンバから分離し、それぞれのパウチチャンバは、約1mm〜約40mmの長さ、及び約3mm〜約25mmの幅を有する。
いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約3mm〜約25mmの幅を有してもよい。いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約10mm〜約20mmなど、約10mm〜約15mmなど、約5mm〜約20mmの幅を有してもよい。いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約5mm〜約15mmの幅を有してもよい。
いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約1mm〜約40mmの長さ、及び約5mm〜約20mmの幅を有してもよい。いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約1mm〜約40mmの長さ、及び約10mm〜約20mmの幅を有してもよい。いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約1mm〜約40mmの長さ、及び約10mm〜約15mmの幅を有してもよい。いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約1mm〜約40mmの長さ、及び約5mm〜約15mmの幅を有してもよい。
いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約20mm〜約40mmの長さ、及び約5mm〜約20mmの幅を有してもよい。いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバは、約25mm〜約40mmの長さ、及び約5mm〜約20mmの幅を有してもよい。
いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバの厚さは、約3mm〜約7mmなど、約4mm〜約6mmなど、約2mm〜約8mmであってもよい。いくつかの実施形態では、それぞれのパウチチャンバの厚さは、約2mm〜約3mmであってもよい。いくつかの実施形態では、活性成分含有製品は、ニコチン含有製品又はニコチンなしのタバコ代替製品であってもよい。いくつかの実施形態では、活性成分含有組成物はニコチンを含んでもよい。例えば、活性成分含有組成物はタバコを含んでもよい。いくつかの実施形態では、活性成分含有組成物は、ニコチンなしのタバコ代替品を含んでもよい。
いくつかの実施形態では、この態様による活性成分含有製品は、概要及び詳細な説明を参照して上で説明されたような特徴のいずれかを含む。
本発明の態様によれば、活性成分の放出に適する活性成分含有製品が提供され、前記活性成分含有製品は、活性成分含有組成物が入った外側の透水性パウチチャンバを備え、前記パウチチャンバは、同じ又は別の組成物が入った別のパウチチャンバに相互接続され、以て、それぞれが組成物を含む少なくとも2つの相互接続されたパウチチャンバとなり、分離部は1つのパウチチャンバを別のパウチチャンバから分離し、
前記少なくとも2つの相互接続されたパウチチャンバはそれぞれ、第1の組成物及び第2の組成物を備え、前記第1の組成物は前記第2の組成物と異なり、
第1の組成物及び第2の組成物のうちの少なくとも1つは、ニコチン又はニコチンなしのタバコ代替品を含む。
いくつかの実施形態では、この態様による活性成分含有製品は、概要及び詳細な説明を参照して上で説明されたような特徴のいずれかを含む。
次に、以下の番号付きのパラグラフで本発明をさらに詳細に説明する。
1.活性成分の放出に適する活性成分含有製品であって、前記活性成分含有製品が、活性成分含有組成物が入った外側の透水性パウチチャンバを備え、前記パウチチャンバが、同じ又は別の組成物が入った別のパウチチャンバに相互接続され、以て、それぞれが組成物を含む少なくとも2つの相互接続されたパウチチャンバとなり、分離部が1つのパウチチャンバを別のパウチチャンバから分離することを特徴とする活性成分含有製品。
2.前記製品が、少なくとも3つのパウチチャンバを備え、1つのパウチチャンバの対向する側部が、対向する側部にある2つの他のパウチチャンバに接続される、パラグラフ1に記載の活性成分含有製品。
3.前記製品が、少なくとも3つのパウチチャンバを備え、1つのパウチチャンバの隣り合う側部が、隣り合う側部にある2つの他のパウチチャンバに接続される、パラグラフ1に記載の活性成分含有製品。
4.前記分離部が分離線を備える、パラグラフ1〜3のいずれか一つに記載の活性成分含有製品。
5.前記分離線が、引き裂くことによって1つのパウチチャンバを別のパウチチャンバから切り離すことを可能にするミシン目又は穴の列を含む、パラグラフ4に記載の活性成分含有製品。
6.前記分離部が、向かい合うパウチ面を一緒に接合することによって作られ、以て、分離部が隣り合うパウチチャンバ間の接合部となる、パラグラフ1〜5のいずれか一つに記載の製品。
7.前記接合部が、効率的な分離を確実にして分離部の面積を最小化する形状である、パラグラフ6に記載の活性成分含有製品。
8.前記少なくとも2つの相互接続されたパウチチャンバがそれぞれ、第1の組成物及び第2の組成物を備え、前記第1の組成物が前記第2の組成物と異なる、パラグラフ1〜7のいずれか一つに記載の製品。
9.前記第1の組成物が香料組成物である、パラグラフ1〜8のいずれか一つに記載の活性成分含有製品。
10.前記第1及び第2の相互接続されたパウチを含む少なくとも10個の相互接続されたパウチチャンバを備える、パラグラフ1〜9のいずれか一つに記載の活性成分含有製品。
11.活性成分含有組成物がニコチンを含む、パラグラフ1〜10のいずれか一つに記載の活性成分含有製品。
12.活性成分含有組成物がニコチンなしのタバコ代替品を含む、パラグラフ1〜10のいずれか一つに記載の活性成分含有製品。
13.活性成分含有組成物が薬剤を含む、パラグラフ1〜10のいずれか一つに記載の活性成分含有製品。
14.活性成分含有組成物がアルカロイドを含む、パラグラフ1〜10のいずれか一つに記載の活性成分含有製品。
15.活性成分含有組成物が必須栄養素を含む、パラグラフ1〜10のいずれか一つに記載の活性成分含有製品。
16.パラグラフ1〜15のいずれか一つに記載の活性成分含有製品を備えるパッケージ。
本明細書で説明した様々な実施形態は、特許請求される特徴の理解と教示を助けるためだけに提示されている。これらの実施形態は、実施形態の単なる代表的な例として供され、すべての実施形態を網羅するものでもなければ、他の実施形態を排除するものでもない。本明細書で説明した利点、実施形態、例、機能、特徴、構造、及び/又は他の態様は、特許請求の範囲によって規定されたように本発明の範囲を限定するものと考えるべきではなく、或いは特許請求の範囲に対する等価物を制限するものと考えるべきではなく、特許請求される本発明の範囲から逸脱することなく他の実施形態を利用し、変形を施すことができることを理解されたい。本発明の様々な実施形態は、本明細書で詳細に説明されたもの以外の、開示された要素、構成、特徴、部品、ステップ、手段などの適切な組合せを適切に含み、それらのみから構成され、或いは実質的にそれらから構成されてもよい。さらに、本開示は、現在は特許請求されていないが将来特許請求される可能性のある他の発明を含むことができる。
A 第1の断面
B 第2の断面
C 製品100の続き
W パウチ101の幅
100 製品
101 パウチ
101a パウチ101の側部
101a’ 101aの対向する側部
101b パウチ101の側部
101b’ 101bの対向する側部
101c パウチ101の側部
101c’ 101cの対向する側部
102 分離部
103 透水性材料
104 内部容積
105 活性成分含有組成物
112 分離線
200 パッケージ
200a 円形のパッケージ
200b 四角形のパッケージ
201 側壁
202 底
203 開放端
204 蓋

Claims (18)

  1. 活性成分の放出に適する活性成分含有製品であって、前記活性成分含有製品が、活性成分含有組成物が入った外側の透水性パウチチャンバを備え、前記パウチチャンバが、同じ又は別の組成物が入った別のパウチチャンバに相互接続され、以て、それぞれが組成物を含む少なくとも2つの相互接続されたパウチチャンバとなり、分離部が1つのパウチチャンバを別のパウチチャンバから分離し、
    それぞれのパウチチャンバが、約1mm〜約40mmの長さ、及び約10mm以下の幅を有する、活性成分含有製品。
  2. 前記製品が、少なくとも3つのパウチチャンバを備え、1つのパウチチャンバの対向する側部が、対向する側部にある2つの他のパウチチャンバに接続される、請求項1に記載の活性成分含有製品。
  3. 前記製品が、少なくとも3つのパウチチャンバを備え、1つのパウチチャンバの隣り合う側部が、隣り合う側部にある2つの他のパウチチャンバに接続される、請求項1に記載の活性成分含有製品。
  4. 前記分離部が分離線を備える、請求項1〜3のいずれか一項に記載の活性成分含有製品。
  5. 前記分離線が、引き裂くことによって前記1つのパウチチャンバを前記別のパウチチャンバから切り離すことを可能にするミシン目又は穴の列を含む、請求項4に記載の活性成分含有製品。
  6. 前記分離部が、向かい合うパウチ面を一緒に接合することによって作られ、以て、前記分離部が隣り合うパウチチャンバ間の接合部となる、請求項1〜5のいずれか一項に記載の活性成分含有製品。
  7. 前記接合部が、効率的な分離を確実にして前記分離部の面積を最小化する形状である、請求項6に記載の活性成分含有製品。
  8. 前記少なくとも2つの相互接続されたパウチチャンバがそれぞれ、第1の組成物及び第2の組成物を備え、前記第1の組成物が前記第2の組成物と異なる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の活性成分含有製品。
  9. 前記第1の組成物が香料組成物である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の活性成分含有製品。
  10. 前記第1及び第2の相互接続されたパウチを含む少なくとも10個の相互接続されたパウチチャンバを備える、請求項1〜9のいずれか一項に記載の活性成分含有製品。
  11. 前記活性成分含有組成物がニコチンを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の活性成分含有製品。
  12. 前記活性成分含有組成物がニコチンなしのタバコ代替品を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の活性成分含有製品。
  13. 前記活性成分含有組成物が薬剤を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の活性成分含有製品。
  14. 前記活性成分含有組成物がアルカロイドを含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の活性成分含有製品。
  15. 前記活性成分含有組成物が必須栄養素を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載の活性成分含有製品。
  16. それぞれのパウチチャンバが約3mm〜約10mmの幅を有する、請求項1〜15のいずれか一項に記載の活性成分含有製品。
  17. それぞれのパウチチャンバが約20mm〜約40mmの長さを有する、請求項1〜16のいずれか一項に記載の活性成分含有製品。
  18. 請求項1〜17のいずれか一項に記載の活性成分含有製品を備えるパッケージ。
JP2021512494A 2018-07-19 2019-07-19 相互接続された活性成分含有パウチ Active JP7197071B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022190090A JP2023022200A (ja) 2018-07-19 2022-11-29 相互接続された活性成分含有パウチ

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DKPA201870490 2018-07-19
DKPA201870490 2018-07-19
PCT/EP2019/069559 WO2020016432A1 (en) 2018-07-19 2019-07-19 Interconnected active ingredient containing pouches

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022190090A Division JP2023022200A (ja) 2018-07-19 2022-11-29 相互接続された活性成分含有パウチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021531818A true JP2021531818A (ja) 2021-11-25
JP7197071B2 JP7197071B2 (ja) 2022-12-27

Family

ID=67402938

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021512494A Active JP7197071B2 (ja) 2018-07-19 2019-07-19 相互接続された活性成分含有パウチ
JP2022190090A Pending JP2023022200A (ja) 2018-07-19 2022-11-29 相互接続された活性成分含有パウチ

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022190090A Pending JP2023022200A (ja) 2018-07-19 2022-11-29 相互接続された活性成分含有パウチ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20210235752A1 (ja)
EP (1) EP3823473A1 (ja)
JP (2) JP7197071B2 (ja)
CA (1) CA3106859C (ja)
MX (1) MX2021000772A (ja)
RU (1) RU2769307C1 (ja)
WO (1) WO2020016432A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20220354155A1 (en) * 2021-04-30 2022-11-10 Nicoventures Trading Limited Multi-compartment oral pouched product

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004095959A1 (en) * 2003-04-29 2004-11-11 Swedish Match North Europe Ab Oral snuff product and method for producing the same
WO2004095950A1 (en) * 2003-04-28 2004-11-11 Woong-Shik Shin Processing method for garlic
JP2008514235A (ja) * 2004-09-30 2008-05-08 ザ ハーシー カンパニー 密封型可食性フィルムの帯状パケット並びにその製造法及び使用法
JP2009545315A (ja) * 2006-08-01 2009-12-24 アール・ジェイ・レノルズ・タバコ・カンパニー 無煙たばこ
JP2013523102A (ja) * 2010-03-26 2013-06-17 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 汚れ抑止剤を含む固形経口感覚製品
EP3087852A1 (en) * 2015-04-17 2016-11-02 Swedish Match North Europe AB Oral pouched product having a rectangular shape
JP2018501788A (ja) * 2014-12-19 2018-01-25 ジェイティー インターナショナル エス.エイ. 無煙タバコ用の容器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2527711C2 (ru) * 2010-03-04 2014-09-10 Джапан Тобакко Инк. Удерживающее устройство для орального продукта
CN107568782B (zh) * 2010-08-05 2020-10-27 奥驰亚客户服务有限责任公司 复合无烟烟草产品、系统及方法
US9462827B2 (en) * 2013-03-14 2016-10-11 Altria Client Services Llc Product portion enrobing process and apparatus, and resulting products
WO2016099960A1 (en) * 2014-12-16 2016-06-23 Goode Read Fisher Jr Seamless oral pouch product
US11612183B2 (en) * 2015-12-10 2023-03-28 R.J. Reynolds Tobacco Company Protein-enriched tobacco composition

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004095950A1 (en) * 2003-04-28 2004-11-11 Woong-Shik Shin Processing method for garlic
WO2004095959A1 (en) * 2003-04-29 2004-11-11 Swedish Match North Europe Ab Oral snuff product and method for producing the same
JP2008514235A (ja) * 2004-09-30 2008-05-08 ザ ハーシー カンパニー 密封型可食性フィルムの帯状パケット並びにその製造法及び使用法
JP2009545315A (ja) * 2006-08-01 2009-12-24 アール・ジェイ・レノルズ・タバコ・カンパニー 無煙たばこ
JP2013523102A (ja) * 2010-03-26 2013-06-17 フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム 汚れ抑止剤を含む固形経口感覚製品
JP2018501788A (ja) * 2014-12-19 2018-01-25 ジェイティー インターナショナル エス.エイ. 無煙タバコ用の容器
EP3087852A1 (en) * 2015-04-17 2016-11-02 Swedish Match North Europe AB Oral pouched product having a rectangular shape

Also Published As

Publication number Publication date
EP3823473A1 (en) 2021-05-26
JP7197071B2 (ja) 2022-12-27
CA3106859A1 (en) 2020-01-23
US20210235752A1 (en) 2021-08-05
CA3106859C (en) 2023-07-25
JP2023022200A (ja) 2023-02-14
WO2020016432A1 (en) 2020-01-23
RU2769307C1 (ru) 2022-03-30
MX2021000772A (es) 2021-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11318125B2 (en) Multi-phase delivery compositions and products incorporating such compositions
US11717017B2 (en) Flavoured moist oral pouched nicotine product comprising triglyceride
US7946295B2 (en) Smokeless tobacco composition
US8061362B2 (en) Smokeless tobacco composition
EP2552245B1 (en) Inhibition of sensory irritation during consumption of non-smokeable tobacco products
US7810507B2 (en) Smokeless tobacco composition
US20080166395A1 (en) Article for delivering substrates to the oral cavity
CN103549646B (zh) 含烟草超微粉末的口崩片型无烟烟草制品及其制备方法
US20120325228A1 (en) Alkaloid composition for e-cigarette
WO2015117011A1 (en) Tea composition for oral administration
JP2017505629A (ja) タバコ含有ゲル組成物
US20050034738A1 (en) Chewing tobacco substitute containing nicotine
JP2023022200A (ja) 相互接続された活性成分含有パウチ
US20060112965A1 (en) Chewing tobacco substitute containing cotinine
CN107950740A (zh) 一种富含硒的烟草口香糖
US20240164436A1 (en) Nicotine Pouch Product Container, and a Method of Consuming Nicotine Pouch Products Therein
DK181399B1 (en) Pouch composition with specific nicotine to solvent ratio
RU2779390C1 (ru) Пакетированный продукт, подходящий для применения в ротовой полости
DK181550B1 (en) Method for producing a pouch composition
US20230200430A1 (en) Oral products with high-density load
CN114568736A (zh) 一种口含烟及其制备方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210304

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220412

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220419

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7197071

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150