JP2021513831A - 電気モータ並びに電気モータを製造するための方法 - Google Patents

電気モータ並びに電気モータを製造するための方法 Download PDF

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Abstract

電気モータは、絶縁部を備えるステータ(A)、ロータ、及び、底部(4)を有する電子機器及び/又は接続ハウジング(1)を有しており、電子機器及び/又は接続ハウジング(1)内に電気モータを駆動するために設けられた電気的/電子的な構成部品が収容されている。電子機器及び/又は接続ハウジング(1)は被覆部(17b)によってステータ(A)と共にステータユニットに対して固定的に接続されており、その際、電子機器及び/又は接続ハウジング(1)の底部(4)が、上面側で被覆部(17b)によって少なくとも部分的に覆われている。従って被覆部は、ステータのためだけに設けられているのではなく、同時に、電子機器及び/又は接続ハウジングを巻線されたステータと接続させるために、接続手段としても利用される。それにより追加的な接続部は省略される。その後、熱伝導性で、電気的に絶縁的な合成物質が被覆部(17b)を形成するために入れられる。それはステータ及び電子機器及び/又は接続ハウジング(1)を互いに固定的にステータへと接続させる。電子機器及び/又は接続ハウジング(1)の底部(4)は上部側で被覆部(17b)によって少なくとも部分的に覆われているので、電子機器及び/又は接続ハウジング(1)とステータ(A)の間でのより確実な形状的に固定された接続が保障されている。

Description

本発明は、請求項1の前提部分に従う電気モータ並びに請求項17の前提部分に従うその種の電気モータを製造するための方法に関するものである。
ステータ(固定子)が巻線後に熱可塑性又は熱硬化性プラスチックを用いて絶縁部を形成するために覆われ、覆われたこのステータにアルミニウム製の電子機器ハウジングがネジ締め固定される、複数の電気モータが知られている。絶縁部には複数の雌ねじが設けられており、それらを介して顧客側で固定ネジを用いた電子機器ハウジングでの固定が行われる。より大きなモータの場合、特にはより高重量でありまたより大きな出力に基づき同様により高重量のファンインペラを支持することが出来るより大きな電気機器を備える電気モータの場合、断熱部でのネジ式接続はその制限(限界)となる。
電気モータのステータを鋳造体で覆い(包み)、当該鋳造体が電子機器ハウジングの底部にある複数の開口部内へ差し込まれそしてこれを塞ぐことも、知られている(特許文献1)。それにより、ステータは鋳造体を介して電子機器ハウジングと接続される。
DE 10 2014 200 763 A1
本発明の課題は、構造的に簡潔な実施形態及び製造において電気モータのより確実な固定が保障されているように、従来の電気モータ及び従来の方法を形成することである。
この課題は、従来の電気モータの場合には本発明に従い請求項1の特徴部分の特徴により、また、従来の方法の場合には本発明に従い請求項17の特徴部分の特徴により、解決される。
本発明に従う電気モータにおいては、電子機器用及び/又は接続部用ハウジング(以下、電子機器及び/又は接続ハウジング、という)、及び、ステータは、その被覆部によって、互いに固定的にステータユニットへと接続される。それは完成した構成ユニットを形成しており、その結果、簡潔な様態での電気モータの製造が可能である。被覆部は従って、ステータのためだけに設けられているのではなく、それは同時に、電子機器及び/又は接続ハウジングを巻線されたステータに接続するための、接続手段としても設けられている。それにより、電子機器及び/又は接続ハウジングとステータの間の追加の接続部品は削減される。その際、唯1つの被覆工程のみが必要となる。被覆部の材料は、電子機器及び/又は接続ハウジング内でのステータの巻線領域からの最適な熱排出を可能とする。電子機器及び/又は接続ハウジングの底部は、上部側では被覆部によって少なくとも部分的に覆われている。それにより、電子機器及び/又は接続ハウジングとステータの間での形状的に固定されたより確実な接続が、保障されている。
有利には、被覆部は、電子機器及び/又は接続ハウジングをステータと形状的に固定して接続する。それにより、電子機器及び/又は接続ハウジングとステータが、確実に互いに固定的に接続されており、その結果、組み立て中にそしてまた電気モータの使用中に意図せず外れることが排除される。
電子機器及び/又は接続ハウジングとステータの間の信頼性の高い固定的な接続は、電子機器及び/又は接続ハウジングが被覆部の材料を通過させるための複数の開口部を備えていることによって達成される。当該材料は開口部を通過し、その結果材料は電子機器及び/又は接続ハウジングの開口部を有する対応する部分の両側に存在する。そうして得られた形状的に固定された接続は、より確実でありまた大きな負荷にも耐える。
電子機器及び/又は接続ハウジングの底部に被覆部の材料を通過させるための複数の開口部が設けられている場合、特に有利である。それにより、この材料が開口部を通過して電子機器及び/又は接続ハウジング内へと至り、また従って、底部を例えば両側で覆い、それにより、電子機器及び/又は接続ハウジングとステータの間の形状的に固定された確実な接続が保証されている。同時に、電子機器及び/又は接続ハウジングの底部の開口部は、電子機器及び/又は接続ハウジングの内部へステータの複数の接続接触部(接続接点)をもたらすためにも、使用され得る。その後、被覆部が、これらの接続接触部を取り囲み、その結果、それらは、電子機器及び/又は接続ハウジング内の電子機器へ接続するために、正確に位置決めされており、それは電気モータの取り付けを本質的に容易にする。
複数の開口部を通って、センサのような別の構成部品、例えば温度センサ、ホールセンサ及びそれらに類似のものが、通過されてもよい。
被覆部が、底部を、上面側でまた同様に下面側で、少なくとも部分的に覆っている場合が有利である。
有利な実施形態においては、電子機器及び/又は接続ハウジングの底部の上面側は、電子機器及び/又は接続ハウジングの側面部に接続し周囲を取り囲む縁部と比べて、凹に形成されている。従って、電子機器及び/又は接続ハウジング内部にそのように形成された凹部は、被覆部の材料が底部の開口部を通って電子機器及び/又は接続ハウジング内へ到達する場合、その材料のための受容空間として用いることが出来る。
底部の上面側を覆う被覆部の上面側が、周囲を取り囲む縁の上面側を含む平面に存在する場合、電子機器及び/又は接続ハウジングとステータの間の信頼性の高い固定的な接続が獲得される。それにより、電子機器及び/又は接続ハウジングの受容空間は、側面部まで到達する平坦な底部面を有しており、これは電子機器及び/又は接続ハウジング内の電子機器の取り付けを容易にする。
電子機器及び/又は接続ハウジングの側面部の周囲に渡って延びる縁は、比較的狭く形成されていてもよく、その結果、被覆部を受容するための、凹部によって形成される十分に大きな容積が存在する。
電子機器及び/又は接続ハウジングは、好ましくは固定フランジを有しており、当該固定フランジは少なくとも大部分に被覆部が存在しない。この固定フランジには、固定ネジを通過させるための複数の開口部が設けられていてもよく、当該開口部を用いて電気モータは顧客側で固定され得る。代替的に、固定フランジは、固定ボルト用の固定ネジ部を備えていてもよい。固定フランジは好ましくは電子機器及び/又は接続ハウジングの周囲に渡って延伸している。しかしながら固定フランジとしては、電子機器及び/又は接続ハウジングの周囲に渡って例えば2つ又はそれ以上の互いに間隔をおいて存在する突出したフランジ部が設けられている実施も、理解される。
好ましくは、固定フランジは電子機器及び/又は接続ハウジングの側面部と一体的に形成されている。その場合、側面部を固定フランジと接続するために追加的な加工は必要ない。
有利には底部も、電子機器及び/又は接続ハウジングの側面部と一体的に形成されている。この様態では、電子機器及び/又は接続ハウジングは、固定フランジ及び底部と共に射出成形法により、特にはアルミニウムから、製造され得る。電子機器及び/又は接続ハウジング用の別の材料としては、良好な熱伝導的特性を有する別の材料も考えられる。
ステータに対する電子機器及び/又は接続ハウジングの確実な半径方向での配置を保障するため、電子機器及び/又は接続ハウジングの底部は、有利な様態では、中心の開口部を備えており、当該中心の開口部の縁には、ステータのステータパケットへの方向で突出するリング部が接続している。このリング部は周囲に渡って閉じられていてもよいが、単なる部分リング(リングの一部分)から構成されていても、又は、互いに間隔をおいて存在する個別の複数のリング部分から構成されていてもよい。リング部は、電子機器及び/又は接続ハウジングを半径方向でステータに対して整列させるため、ステータのステータブッシュと共に協働する。
有利な実施形態においては、リング部は電気的に絶縁的な中間絶縁要素によって取り囲まれている。
別の有利な実施形態においては、中間絶縁要素を省略しまたそのために被覆部をリング部まで延ばすことも可能である。
リング部は有利な実施形態においては、それがロータシャフト用の回転軸受のための軸受座を有しているように、形成されていてもよい。リング部を介して、電子機器ハウジングに隣接するこの回転軸受からの良好な熱排出が、もたらされる。この回転軸受は通常、電気モータの使用時には、電子機器及び/又は接続ハウジングから離れたところにある別の回転軸受よりも熱的により大きく負荷を掛けられるが、その理由は、ステータの巻線と同様に、電子機器及び/又は接続ハウジング内に入れられたパワー電子機器も、直接この回転軸受に隣接していることにある。
本発明に従う方法においては、ステータのステータパケットは巻きつけが行われ、そしてその後、電子機器及び/又は接続ハウジングと共に射出成形機へ入れられる。その後、熱伝導性があり電気的に絶縁性の合成物質(プラスチック)が射出成形機内へ入れられる。この際、ステータにはオーバーモールド(外側被覆)が施され、また同時に、ステータは、ステータユニットへと、電子機器及び/又は接続ハウジングに接続される。この様態では、それ以上の加工処理を必要としない単一部品的で完全なステータがもたらされる。
本願の対象は、個々の請求項の対象のみからもたらされるものではなく、図面及び明細書中に開示されるすべての記載及び特徴によってももたらされる。それらが請求項の対象でない場合でも、それらが個別に又は組み合わせで、従来技術に対して新規である限り、それらは発明的に重要であるものとして請求される。
本発明のその他の特徴はその他の請求項、明細書、及び、図面からもたらされる。
本発明は、以下において図面に表されたいくつかの実施例を用いて、より詳細に詳述される。
本発明に従うECモータの電子機器ハウジング、中間絶縁要素、及び、ステータを、分解図で示す。 図1に従い互いに接続された複数の部品を切断する軸断面を示す。 本発明に従うECモータを切断する軸断面を示す。 本発明に従うECモータの電子機器ハウジングを拡大された斜視図で示す。 図4に従う電子機器ハウジングを斜視下方図で示す。 本発明に従うECモータの第2の実施形態の、ステータに接続された電子機器ハウジングを、軸断面図で示す。 本発明に従うECモータの第3の実施形態を軸断面図で示す。 図7に従うECモータの電子機器ハウジングを斜視下方図で示す。 本発明に従う電気モータの別の実施形態を軸断面図で示す。 本発明に従う電気モータの別の実施形態を軸断面図で示す。
モータは、実施例においては、電子機器ハウジング1を有するECモータであり、当該電子機器ハウジング1はECモータを駆動するために必要な電気的/電子的な複数の構成部品(コンポーネント)を収容している。ステータパケット2に向かい合わされた端部では、電子機器ハウジング1は半径方向外側へ突出して周囲を取り囲む固定フランジ3が設けられている。それはECモータを顧客側で固定するために利用される。
ハウジング1は例えば、非同期モータ又はリラクタンスモータ用の接続ハウジング或いはクランプケース、であってもよい。以下においては、簡潔化のため、電子機器ハウジングについてのみ説明する。
電子機器ハウジング1は、中心の開口部5を設けられた底部4を有している(図1から図5)。
底部4は、周囲を取り囲み高さを上げられた縁部6によって取り囲まれ(図3及び図4)、そこから左右方向に周囲を取り囲む側面部(周面部)7が突出している。
凹にされた(下げられた)底部4には、周に渡って、分配された複数の開口部8が存在し、当該開口部8はステータパケットの、後述されるべき全被覆部を結合させるために用いられる。更に、底部4には更に、連絡(接触)を実行するための複数の別の開口部9が設けられている。それらの開口部9は、単に例示的に、縦長の外形を有している。開口部8も、必ずしも図示されている円形状の外形を有している必要はない。
中心の開口部5の縁には、底部4の下側から垂直に突出するリング部10が接続しており、当該リング部10は開口部5の周囲の一部分に渡ってのみ延伸している。
少なくとも側面部7及び固定フランジ3は、特にはアルミニウムといった金属性の材料から、一体的に製造されている。有利には、電子機器ハウジング1の底部4も、側面部7と一体的に形成されている。
電気モータを顧客側で固定するために、固定フランジ3は、その周囲に渡って分布した、固定ボルト用の複数の貫通部11を有している。固定フランジ3は金属から構成されておりまた側面部7と一体的に形成されているので、ECモータのより確実なボルト連結(スクリュー連結)が保証されている。固定フランジ3は電気モータの重量並びに連結されているベンチレータの重量を、ボルト連結の緩みが危惧されることなく、確実に受容することが出来る。
貫通部11は、図1が例示的に示しているように、固定フランジ3の側面部7に対して離背する下部面にて、突出したリング部12によって取り囲まれており、その結果、貫通部11を通って差し込まれたボルトは確実に保持される。
貫通部の代わりに、固定フランジ3は、固定ボルトをねじ込むためのネジ部を設けられていてもよい。
電子機器ハウジング1は有利には完全に金属から構成されているので、ECモータを使用する際に発生する熱の確実な排出がもたらされる。従って、電子機器ハウジング1は好ましいアルミニウムから構成されているだけではなく、その他の熱伝導性のある金属材料から構成されていてもよい。
底部4からステータパケット2の方向へ向かって突出しているリング部10は有利には、同様に、底部4と一体的に形成されている。リング部10は、電気絶縁性の材料から構成されている中間絶縁要素13によって、取り囲まれている。それは、成形に関してはステータパケット2の形態に適合されており、また、例えばリング又はリングセグメントとして形成されていてもよい。
図示されている実施例においては、中間絶縁要素13はリング形状に形成されている。
図2が示すように、リング形状の中間絶縁要素13は、リング部10の外側並びに底部4の下側に当接している。
ステータパケット2は、既知の様態で互いに重なり合う複数の金属薄片から形成され、それらは適切な様態で互いに固定的に接続されている。ステータパケット2は、既知の様態で、巻線14を備えられている。巻線14の接続接触部15は、電子機器ハウジング1の底部4の開口部9を通って突出しており、また、電子機器ハウジング1に取り付けられた電子機器16(図3参照)と電気的に接続されている。
ステータパケット2は、電気絶縁性の合成物質から構成されている内部の被覆部17aによって取り囲まれている。それは、ステータパケット2を巻線14に対して絶縁するために利用され、また、例えば、ポリアミドやPETのような熱可塑性物資から構成されていてもよい。内部の被覆部17aには、接触部を収容するための複数の措置部が設けられていてもよい。
ステータパケット2を通って、2つの回転軸受22、23内で支持されているロータシャフト19(図3)が突出している。当該2つの回転軸受22、23はそれぞれ軸受座20、21に取り付けられている。軸受座20、21は、ステータパケット2の上方及び下方の領域に存在しており、また、内部の被覆部17aによって形成される。回転軸受22、23は、図示されているように、玉軸受であってもよい。ECモータの形態に応じて、回転軸受22、23は、その他の転がり軸受又は滑り軸受であってもよい。
ロータシャフト19は、軸受座21を超えて突出しており、また、この端部で有利には冷却ホイール24を担持している。当該冷却ホイール24は、回転固定的にロータシャフト19に着座しており、そしてECモータを冷却するために用いられる。
ロータシャフト19は既知の様態でロータカバー25を担持しており、当該ロータカバー25はステータパケット2を囲っており又その内壁部に接して複数の永久磁石26を有しており、当該永久磁石26はロータカバー25の周に渡って分布して配設されている。永久磁石26は、リング形状のエアギャップ27を形成しつつ、ステータパケット2を取り囲んでいる。永久磁石26は、両方の端部で、軸方向でステータパケット2を超えて突出している。永久磁石26自体は、固定フランジ3に向かい合わされた端部にて、ロータカバー25により軸方向で上に突き抜かされている。
ステータAを製造するため、固定フランジ3を備える金属性の電子機器ハウジング1、及び、巻線されたステータパケット2は、射出成形機内へ入れられ、その中で良好な熱伝導性を有し電気的に絶縁性の合成物質が射出され、当該合成物質は外側の被覆部17bを形成する。そのような合成物質は有利には、例えばBMC(Bulk Molding Compound:バルク成形コンパウンド)のような、熱硬化性物質である。これはファイバーマトリックス半製品である。それは少なくとも、ガラス短繊維(短ガラス繊維)、及び、ポリエステル樹脂又はビニルエステル樹脂、から構成されている。それは熱可塑性物質であってもよい。合成物質は、外側のステータ被覆部17bを形成する。同時に、この射出された合成物質を介して、電子機器ハウジング1とステータAの間の固定的な接続が行われる。これは、合成物質が開口部8、9(図1から図5参照)を通って電子機器ハウジング1の底部4内へ入り込みまたそれにより電子機器ハウジング1及びステータAの間の形状に基づき固定された接続がもたらされることによって、達成される。電子機器ハウジング1の底部4は、被覆部17bの下面29及び底部4の縁部6の上面30が共通の平面に存在するような状態で、合成物質28によって覆われる(図2)。更に、底部4はその下面にて完全に合成物質28によって覆われ、当該合成物質28は、ステータパケット2の外側及びステータパケット2の下方の巻線端部も取り囲んでいる。
リング部10に着座しておりまた底部4の下面に当接している中間絶縁要素13もまた、合成物質28によって包囲されまた電子機器ハウジング1及びステータAの結合体に包まれる。底部4内の開口部9を通って電子機器ハウジング1内へ突き出ている接続接触部15もまた、合成物質28によって保持される。
被覆工程の後に、電子機器ハウジング2を有する、完全な、一個体から構成されるステータパケットがもたらされる。固定フランジ3は被覆部17a、17bからは独立している。
基本的には、固定フランジ3に下面に被覆部17bを設けることも可能である。
基本的には、電子機器ハウジング1の内部領域の複数の部分に外側の被覆部17bを張ることも可能であり、その結果、電気的に絶縁性の層が電子機器ハウジングの内壁に作成される。
被覆部17bを用いてステータAに電子機器ハウジング1を結合させた後に、電子機器ハウジング1内へ複数の電子機器が搭載される。電気的/電子的な構成要素は、適切な様態で固定される少なくとも1つのプリント基板31(図3)上に着座している。プリント基板31と電子機器ハウジング1の底部4の間には、中間絶縁部32が設けられており、当該中間絶縁部32は、例えば平坦な絶縁ワッシャとして形成されており、また、適切な様態で、電子機器ハウジング1内で固定される。
絶縁部が外側の被覆部17bによって形成される場合、中間絶縁部32は省略されてもよい。
電子機器ハウジング1の側面部7の端部側にはカバー33が乗せられ、当該カバー33はボルトを用いて取り外し可能に側面部7に接続される。
電子機器ハウジング1内には、例えば2つの平坦な接触要素34、35が配設されており(図4)、当該接触要素34、35はそれぞれ側面部7の内壁部に対して傾いて延びており、また、その周方向にある端部で側面部7と接続されている。側面部7及び接触要素34、35の間には、複数の収容空間36が形成され、その中へ固定要素/クランプ要素が挿入され、それらは構成部品を側面部7の接触要素34、35に対して押し付ける。これらの構成部品と側面部7の間の接触に基づき、ECモータの駆動時にこれらの構成部品内で発生する熱が側面部7を介して排出される。
側面部7は直線部分37を有しており、当該直線部分37には電力ケーブル用の貫通開口部38が存在し、当該電力ケーブルは電子機器ハウジング1内で適切な端子に接続される。側面部7はその他の部分の大半では円筒状に延伸している。ネジ穴39の領域のみで、側面部7は、内側へ延びる部分円形状の湾曲部を備えている。ネジ穴39内には、カバー33を固定するためのボルトがネジ止めされる。有利には側面部7はネジ穴39の領域で厚みを増して形成されており、その結果、カバー33は確実に側面部7の端部側にネジ止めされ得る。
側面部7の端部側には、有利にはシーリング面40が存在し、それは側面部の周に渡って延びており、また、(シーリングを含む)カバー33及び側面部7の間の密閉を保証する(図3及び図4)。
電子機器ハウジング1の側面部7と固定フランジ3の間の固定的で、特には一体的な結合は、顧客側でのベンチレータを固定するための締結接続が、特には高重量のベンチレータためであっても、確実であるという利点を提供する。外側の被覆部17bは、電子機器ハウジング1のステータAへの広範囲での機械的な接合を可能とする。電子機器ハウジング1或いはその側面部7が好ましい様態で固定フランジ3と一体的に形成されている場合、そのためにただ1つの構成部品のみ、特にはアルミダイキャスト部のみ、が必要となる。ステータAを完全にオーバーモールド(被覆)するためには、また、同時にステータA及び電子機器ハウジング1の間の堅牢で形状的に固定された接続部を作成するためには、上述された様態での被覆工程のみが必要である。被覆部17bは、電子機器ハウジング1の底部4及び被覆部 17bによって形成されるモータフランジ28a(図2)の間での追加的な密閉が必要ないという、更なる利点も有している。
電子機器ハウジング1の底部4への被覆部17bの広範囲に渡る熱的な結合に基づいて、ステータAの巻線14の領域からの改善された熱排出ももたらされる。同じ様態で、被覆部17b介する、電子機器ハウジング1の底部4への、ステータ側の回転軸受22及び電子機器からの改善された熱排出が保証されている。
電子機器ハウジング1は上述の様態で被覆部17bを介してステータAと互いに接続されるので、電子機器並びにパワー半導体を容易に取り付けることが出来る。
被覆部17bの材料は、騒音及び振動に関して、電子機器ハウジング1からのステータAの改善された分離も可能とする。被覆部17bの材料は、適切な減衰体として利用される。
被覆部17bを用いたステータA及び電子機器ハウジング1の間の接続は、電子機器ハウジングでの機械的な加工を必要としない、という長所を提供する。複数のネジが孔39にまた場合によっては貫通部11内に取り付けられさえすればよい。
電子機器ハウジング1及びステータAの間の接続は、追加的な接続部分を必要とせず、その結果、ECモータの取り付けは容易に行われ得る。
固定フランジ3の下面に複数の冷却フィンが設けられている場合、ECモータの改善された冷却に有利に寄与する。それらは半径方向ではあるが、リング形状の固定フランジ3の周方向に対して傾いて延伸していてもよい。
図6は1つの実施例を示しており、それは中間絶縁要素が設けられていない点で先の実施例とは異なっている。この場合、被覆部17bは軸受座20を取り囲んでいる。接触部15と電子機器ハウジング1の間の最小空間及び沿面距離が維持されることが保障されている場合、中間絶縁要素を省略することが出来る。その他の部分に関しては、この実施例は、前述の実施例と同一形状に形成されている。この場合も、図1から図5に従う実施形態に関連して詳述されたものと同じ利点がもたらされる。
図7及び図8に従う実施形態は基本的に、図1から図5に従う実施形態に対応している。違いは、電子機器ハウジング1に向かい合わされた回転軸受22のための軸受座20が、電子機器ハウジングの底部4内の中心開口部5を取り囲むリング部2の一部である点にある。リング部10の自由縁は、軸受座20を形成するためにオフセットされており、その結果、リング形状の受台面41が形成される(図8)。それは、被覆部17b用の軸方向でのストッパーとして用いられる。軸受座21は内側の被覆部17aによって形成される。
この実施形態ではリング部10は、前述の実施例とは異なり、軸受座20を形成するために延長されているので、リング部10を介した電子機器ハウジング1への回転軸受22の改善された熱排出がもたらされる。巻線14及びパワー電子機器16が回転軸受22に隣接しているので、駆動時には回転軸受22は回転軸受23よりも熱的により強く負荷が掛けられる。熱は、リング部10の軸受座20を介して最適に電子機器ハウジング1へ導かれ得る。
その他の部分に関しては、図7及び図8に従う実施形態は、図1から図5の実施例と同様に形成されている。
図9に従う実施形態は、基本的には図3に従う実施例に対応している。図9には、ステータを取り囲むロータは図示されていない。
電子機器ハウジング1は半径方向外側へ突出して周りを取り囲む固定フランジ3を有しており、当該固定フランジ3を用いてECモータを顧客側で固定することが出来る。
少なくとも側面部7及び固定フランジ3は、金属材料から一体的に作製されており、特にはアルミニウムから作製されている。図3に従う実施例の場合のように、電子機器ハウジング1の底部4も、有利には側面部7と一体的に形成されている。
ステータパケット2は、完全に被覆部17bによって取り囲まれている。図3に従う実施形態とは異なり、被覆部17bは、それが電子機器ハウジング1の側面部7の内側42をその高さの一部分に渡って覆うように、形成されている。被覆部部分43は、例えばハウジング側面部7の内側42の半分の高さよりも僅かに渡って延伸している。実施形態に応じて、被覆部部分43はより高く形成されていてもよい。内側42全体を被覆部部分43で覆うことも可能である。
被覆部部分43はごく僅かな厚みのみを有している。それは、電子機器ハウジング1の電子機器空間44内に存在する電気的/電子的な構成部品の電子機器ハウジング1に対する電気的な絶縁が保障されている程度の厚みしかない。
電気的に絶縁された特性を有する被覆部17b用の合成物質28を適切に材料選択した場合、例えば、電子機器ハウジング1内部の中間絶縁要素13は省略することが出来る、その理由は、その絶縁性能が、電子機器ハウジング1内部で被覆部17bによって、特には被覆部部分43によって、担われているからである。
更に、被覆部部分43は、それが十分な絶縁特性を有していない場合でさえ、電子機器空間44内及び電子機器ハウジング1内の電気的/電子的な構成部品の間の間隔を保障するという長所を有している。この様態では、必要とされる空間距離及び沿面距離をより確実に維持することが出来る。
図示されている実施例においては、被覆部部分43は側面部7の周囲に渡って延伸している。しかしながら、電気的な絶縁部が必要とされる場所にのみ、被覆部部分43を設けることも可能である。電気的な絶縁部が必要とされないその他の領域は空けておかれ、その結果そこには、例えば、駆動時に熱を発生する複数の構成部品が電子機器空間44に関して、それらが側面部7との接触部を有するように、取り付けられ得る。従って、これらの電気的/電子的な構成部品における熱は、確実に、側面部に直接放熱され得る。
別の構成においては、被覆部部分43は、それがハウジング側面部7の自由縁に渡って突出する程まで、引き伸ばされ得る。従って、被覆部部分43はシーリング面40上で縁側のシーリングを形成し、当該シーリングはカバー33を電子機器ハウジング1の側面部7に対して密閉している。このケースでは、個別の密閉要素は必要ない。
その他の部分に関しては、図9に従う実施形態は、図3に従う実施例と同様に形成されている。
図10は、両方の軸受座20、21が全被覆部17bに形成されているバリエーションを示している。これらの軸受座20、21を作成するため、ステータパケット2並びに電子機器ハウジング1は、全被覆するための装置内へ入れられる。その後、全被覆部17bのための合成物質が装置内へ射出される。その後合成物質28は、被覆部17bを形成し、当該被覆部17bを用いてステータパケット2及び電子機器ハウジング1は互いに固定的に接続されている。同時に、被覆装置(オーバーモールディングツール)内では、両方の軸受座20、21がもたらされる。被覆器具は対応的に設計されている。被覆器具は、両方の軸受座20、21の整列を保障する。
被覆部17b用に有利な様態でBMC材料が用いられる場合、それは、軸受座20、21の十分な剛性及び耐摩耗性を提供しさえする。
軸受座20、21は、円筒状の外側形状又は僅かにウェーブした外側形状を有していてもよい。
その他の部分に関しては、実施例は、図3に従う実施形態と同様に形成されている。
被覆部17における軸受座20、21の記載された形状は、記載されたその他の実施例においても、設けられ得る。
記載された実施形態において、電子機器ハウジングの全範囲が被覆部17から構成されていることも可能である。
内側及び外側の被覆部17a、17bは、異なる材料から構成されていてもよい。しかしながら、内側の被覆部17aを、外側の被覆部17bと同じ材料から、特にはBMCから製造することも可能である。
1 電子機器及び/又は接続ハウジング
2 ステータパケット
3 固定フランジ
4 底部
5 中心の開口部
6 縁
7 側面部
8 開口部
9 開口部
10 リング部
13 中間絶縁要素
17 被覆部
17a 被覆部
17b 被覆部
19 ロータシャフト
20 軸受座
21 軸受座
22 回転軸受
28 合成物質
29 被覆部17bの上面側
30 縁6の上面側
42 側面部7の内側
A ステータ

Claims (17)

  1. 絶縁部を備えるステータ(A)、ロータ、及び、底部(4)を有する電子機器及び/又は接続ハウジング(1)、を備える電気モータにして、
    当該電子機器及び/又は接続ハウジング(1)内に前記電気モータを駆動するために設けられた電気的/電子的な構成部品が収容されており、また、当該電子機器及び/又は接続ハウジング(1)は被覆部(17b)によって前記ステータ(A)と共に、ステータユニットになるように固定的に接続されている、電気モータにおいて、
    前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)の前記底部(4)が、上面側で前記被覆部(17b)によって少なくとも部分的に覆われていること、
    を特徴とする電気モータ。
  2. 請求項1に記載の電気モータにおいて、
    前記被覆部(17b)が、前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)及び前記ステータ(A)を形状的に固定して互いに接続すること、
    を特徴とする電気モータ。
  3. 請求項1又は2に記載の電気モータにおいて、
    前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)が、前記被覆部(17b)の材料を通過させるための複数の開口部(8、9)を有すること、
    を特徴とする電気モータ。
  4. 請求項1から3の何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)が、前記被覆部(17b)の材料を通過させるための複数の開口部(8、9)を備える底部(4)を、有していること、
    を特徴とする電気モータ。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)の前記底部(4)が、下面側で前記被覆部(17b)によって少なくとも部分的に覆われていること、
    ことを特徴とする電気モータ。
  6. 請求項1から5の何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)の前記底部(4)の前記上面側が、前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)の側面部(7)に接続し周囲を取り囲む縁部(6)と比べて、凹に形成されていること、
    を特徴とする電気モータ。
  7. 請求項1から6の何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    前記底部(4)の前記上面側を覆う前記被覆部(17b)の上面側(29)が、1つの平面内で、周りを取り囲む縁(6)の上面側(30)と共に存在していること、
    を特徴とする電気モータ。
  8. 請求項1から7の何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)が、固定フランジ(3)を有しており、当該固定フランジ(3)が少なくとも大部分で前記被覆部(17b)がないこと、
    を特徴とする電気モータ。
  9. 請求項1から8の何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    固定フランジ(3)が、前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)の側面部(7)と一体的に形成されていること、
    を特徴とする電気モータ。
  10. 請求項1からの9何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    前記底部(4)が、前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)の側面部(7)と一体的に形成されていること、
    を特徴とする電気モータ。
  11. 請求項1から10の何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)の前記底部(4)が、中心の開口部(5)を有しており、その縁に、前記ステータ(A)のステータパケット(2)の方向で突出するリング部(10)又はリングセグメントが接続していること、
    を特徴とする電気モータ。
  12. 請求項1から11の何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    前記リング部(10)又は前記リングセグメントが、電気的に絶縁された中間絶縁要素(13)によって取り囲まれていること、
    を特徴とする電気モータ。
  13. 請求項1から11の何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    前記被覆部(17b)が、前記リング部(10)又は前記リングセグメントまで、設けられていること、
    を特徴とする電気モータ。
  14. 請求項1から13の何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    前記リング部(10)又は前記リングセグメントが、ロータシャフト(19)のための回転軸受(22)用の軸受座(20)を有していること、
    を特徴とする電気モータ。
  15. 請求項1から14の何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    前記被覆部(17b)が、前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)の側面部(7)の内側(42)を、少なくともその周囲の一部分及び/又はその高さの一部分に渡って、覆っていること、
    を特徴とする電気モータ。
  16. 請求項1から15の何れか一項に記載の電気モータにおいて、
    前記被覆部(17b)内に、ロータシャフト(19)の回転軸受(22)用の軸受座(20、21)が形成されていること、
    を特徴とする電気モータ。
  17. 特には請求項1から16の何れか一項に記載の電気モータを製造するための方法にして、ステータが電気的な絶縁部を設けられまた電子機器及び/又は接続ハウジングと接続される、方法において、
    前記ステータ(A)のステータパケット(2)が巻線されまた前記電子機器ハウジング(1)と共に射出成形機内へ入れられること、及び、その後、熱伝導性で電気的に絶縁性の合成物質(28)が被覆部(17b)を形成するために入れられ、当該被覆部(17b)が前記ステータ(A)及び前記電子機器及び/又は接続ハウジング(1)を互いに固定的にステータユニットになるように接続すること、
    を特徴とする方法。
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