添付した図面及び以下の説明を参照することにより、本発明の前述及び他の特徴が明らかになる。なお、明細書及び図面では、本発明の特定の実施形態を開示するが、それは、本発明の原理を採用し得る一部のみの実施形態を示し、理解すべきは、本発明は、記載されている実施形態に限定されず、即ち、本発明は、添付した特許請求の範囲内のすべての変更、変形及び代替によるものも含むということである。
本発明の実施例では、用語「通信ネットワーク」又は「無線通信ネットワーク」は、次のような任意の通信規格に準ずるネットワークを指しても良く、例えば、LTE(LTE、Long Term Evolution)、LTE-A(LTE-Advanced)、WCDMA(登録商標)(Wideband Code Division Multiple Access)、HSPA(High-Speed Packet Access)などである。
また、通信システムにおける装置間の通信は、任意の段階の通信プロトコルに従って行われても良く、例えば、次のような通信プロトコルを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、1G(generation)、2G、2.5G、2.75G、3G、4G、4.5G及び将来の5G、新無線(NR、New Radio)など、及び/又は、その他の従来の又は将来に開発される通信プロトコルである。
本発明の実施例では、用語「ネットワーク装置」は、例えば、通信システムにおける、端末装置を通信ネットワークに接続し、且つ該端末装置にサービスを提供する装置を指す。ネットワーク装置は、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、基地局(BS、Base Station)、アクセスポイント(AP、Access Point)、送受信ポイント(TRP、Transmission Reception Point)、ブロードキャスト送信機、モバイル管理エンティティ(MME、Mobile Management Entity)、ネットワークゲートウェイ、サーバー、無線ネットワーク制御器(RNC、Radio Network Controller)、基地局制御器(BSC、Base Station Controller)などである。
そのうち、基地局は、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、ノードB(NodeB又はNB)、進化ノードB(eNodeB又はeNB)及び5G基地局(gNB)などであり、さらにRRH(Remote Radio Head)、RRU(Remote Radio Unit)、リレー(relay)又は低パワーノード(例えば、femto、picoなど)を含んでも良い。また、用語「基地局」は、それらの一部又はすべての機能を含んでも良く、各基地局は、特定の地理の分野に対して通信カバレッジを提供することができる。用語「セル」が指すのは、基地局及び/又はそのカバーする分野であっても良い、これは、該用語のコンテキストによるものである。
本発明の実施例では、用語「ユーザ装置」(UE、User Equipment)又は「端末装置」(TE、Terminal Equipment)は、例えば、ネットワーク装置により通信ネットワークにアクセスし、且つネットワークからのサービスを受ける装置を指す。ユーザ装置は、固定したもの又は移動するものであっても良く、また、移動ステーション(MS、Mobile Station)、端末、ユーザステーション(SS、Subscriber Station)、アクセス端末(AT、Access Terminal)、ステーションなどとも称される。
そのうち、ユーザ装置は、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、例えば、携帯電話(Cellular Phone)、PDA(Personal Digital Assistant)、無線モデム、無線通信装置、携帯装置、マシンタイプ通信装置、ラップトップコンピュータ、コードレス電話機、スマートフォン、スマートウォッチ、デジタルカメラなどである。
また、例えば、IoT(Internet of Things)などのシナリオでは、ユーザ装置は、さらに、監視又は測定を行う機器又は装置であっても良く、例えば、次のようなものを含んでも良いが、それに限定されず、即ち、マシンタイプ通信(MTC、Machine Type Communication)端末、車載通信端末、D2D(Device to Device)端末、M2M(Machine to Machine)端末などである。
以下、例を挙げて本発明の実施例におけるシナリオについて説明を行うが、本発明は、これに限られない。
図1は、本発明の実施例における通信システムを示す図であり、端末装置及びネットワーク装置を例とする場合を示している。図1に示すように、通信システム100は、ネットワーク装置101及び端末装置102を含んでも良い。便宜のため、図1では、1つのみの端末装置及び1つのみのネットワーク装置を例として説明を行うが、本発明は、これに限定されない。
本発明の実施例では、ネットワーク装置101と端末装置102との間は、従来のトラフィック又は将来実施可能なトラフィックが行われても良い。これらのトラフィックは、例えば、eMBB(enhanced Mobile Broadband)、mMTC(massive Machine Type Communication)、URLLC(Ultra-Reliable and Low-Latency Communication)などを含むが、これに限定されない。
以下、NRシステムを例として本発明の実施例について説明するが、本発明は、これに限定されず、類似問題が存在する任意の他のシステムに適用することもできる。
以下、図面を参照しながら、本発明の各種の実施例について説明する。なお、これらの実施例は、例示に過ぎず、本発明を限定しない。
今のところ、下りリンク制御シグナリングによりBWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーすることができ、例えば、active BWP上でBWPの切り替えをスケジューリング又は指示するためのPDCCHを受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。しかしながら、発明者が次のようなことを発見した。即ち、セルのアクティベーション又はセルの追加がBWPのアクティベーションを招くことがあり、このときに、ネットワーク側から追加の明示的なシグナリング(例えば、PDCCH)を送信してBWPをアクティブにする必要がないので、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーすることができず、そのため、端末装置は、合理的な時間内でBWPの関連操作を行うことができない。本発明の実施例1は、帯域幅パートタイミング方法を提供し、セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することにより、セルの追加又はセルのアクティベーションのシナリオにおいてBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することができないという問題を解決することができる。
図2は、本実施例における該帯域幅パートタイミング方法のフローチャートである。該方法は、端末装置側に応用され、図2に示すように、以下のステップを含む。
ステップ201:端末装置が、セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。
本実施例では、ネットワーク側は、端末装置のトラフィック量及び/又は各セルのチャネル品質に基づいて各セルの状態を管理することができ、例えば、端末装置のトラフィック量が比較的大きいときに、又は、或るセルのチャネル品質が比較的良いときに、ネットワーク側は、端末装置のために、セルを追加し又はセルをアクティブにすることができ、また、端末装置のためにBWP及び該BWPと関連付けられるタイマーをさらに設定することもできる。本実施例では、端末装置は、セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、該BWPと関連付けられるタイマー(timer associate with the BWP)を起動又は再起動することができる。
本実施例では、該BWPは、イニシャルBWP(initial BWP)、デフォルトBWP(default BWP)、アクティブBWP(active BWP)などを含んでも良く、該BWPは、端末装置がネットワーク側送信のデータを受信するための下りリンクBWPであっても良く、端末装置がネットワーク側にデータを送信するための上りリンクBWPであっても良く、そのうち、該上りリンクBWP及び下りリンクBWPに対応する周波数範囲が同じであっても良く、異なっても良く、本実施例は、これに限られない。
1つの実施方式において、発生するセルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントは、セルの追加又はセルのアクティベーションにより該BWPがアクティブにされることを含む。
この実施方式では、セルの追加又はセルのアクティベーションのときに、ネットワーク側は、追加の制御シグナリングを送信することで、ネットワーク側で端末装置のために設定するBWPをアクティブにする必要がなく、ネットワーク側で端末装置のために設定するBWPは、セルの追加又はセルのアクティベーションの発生によりアクティブにされ、アクティブにされる該BWPは、一回目にアクティブにされるBWPである。よって、現在にアクティブにされるBWPがセルの追加又はセルのアクティベーションによりアクティブにされるときに、アクティブにされるBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、シグナリングのオーバーヘッドを節約することができる。
1つの実施方式において、発生するセルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントは、ネットワーク側送信のセルの追加又はセルのアクティベーションのためのシグナリングを受信したことを含。
この実施方式では、ネットワーク側は、端末装置のためにセルの追加又はセルのアクティベーションを確定するときに、シグナリングを送信することで、セルの追加又はセルのアクティベーションを指示することができる。端末装置は、ネットワーク側送信のセルの追加又はセルのアクティベーションのためのシグナリングを成功裏に受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することにより、シグナリングのオーバーヘッドを節約することができる。
そのうち、該シグナリングは、媒体アクセス制御(MAC)層シグナリング、例えば、MAC制御エレメント(CE、control element)、又は無線リソース制御シグナリングであっても良く、本実施例は、これに限定されず、例えば、該シグナリングは、ビットマップであっても良く、ビット値が1又は0のときに、セルの追加又はセルのアクティベーションを指示することもできるが、本実施例は、これに限られない。
本実施例では、上述のセルの追加は、特殊セル(SPcell)の追加又はプライマリーセル(PCell)の追加又はセコンダリーセル(SCell)の追加を含み、セルのアクティベーションは、セコンダリーセル(SCell)のアクティベーション又はサービングセル(serving cell)のアクティベーションを含む。例えば、端末装置がプライマリー基地局に接続される場合、ネットワーク装置が端末装置のためにセコンダリー基地局で新しいプライマリーセルを設定及び追加する必要があるときに、プライマリーセルの追加であり、又は、端末装置が基地局に接続され、かつプライマリーセルがサービングすることをもとに、ネットワーク装置が端末装置のために新しいセコンダリーセルを設定及び追加するときに、セコンダリーセルの追加である。なお、以上、例示に過ぎず、本実施例は、これに限られない。
本実施例では、ステップ201において、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する前に、該方法はさらに、該BWPをアクティブにすることを含む。
本実施例では、該BWPと関連付けられるタイマーは、該端末装置が、タイマーが切れた後に、該BWPに関する操作を行うように制御するために用いられる。よって、該タイマーが切れた後に、該方法はさらに、次のようなこと(図示せず)を含んでも良く、即ち、端末装置は、該BWPに関する操作を行い、該BWP関する操作は、該BWPをアクティブにし又は該BWPをディアクティベーションし、該BWPの使用を再開(回復)し又は該BWPを一時停止し、該BWPのパラメータ設定を修正し、該BWPを切り替えることを含む。
例えば、該BWPと関連付けられるタイマーは、BWPインアクティブタイマー(BWP-InactivityTimer)であり、該BWPインアクティブタイマーが切れた後に、端末装置は、現在のBWPからデフォルトBWP又はイニシャルBWPに切り替え、そのうち、ネットワーク側が端末装置のためにデフォルトBWPを設定したときに、端末装置は、デフォルトBWPに切り替え、デフォルトBWPを未設定するときに、端末装置は、イニシャルBWPに切り替えし、そのうち、現在のBWPは、アクティブBWPであり、且つ該アクティブBWPは、イニシャルBWPでないが、本実施例は、これに限られない。これにより、該タイマーが切れた後に、端末装置がBWPの切り替えを行うことで、エネルギーの節約の効果を達成することができる。
図3及び図4は、本実施例における帯域幅パートタイミング方法を示す図である。以下、図3及び図4をもとに、セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、端末装置側の行為(behavior)及び操作についてそれぞれ説明する。
図3に示すように、セルの追加について、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ301:ネットワーク側送信のシグナリングを受信し、該シグナリングは、セルの追加を指示するために用いられ、例えば、該シグナリングは、RRCシグナリングであっても良い。
そのうち、該シグナリングにはさらに、追加しようとするセルの関連パラメータ、及びネットワーク側設定のBWPの関連情報が含まれても良いが、本実施例は、これに限られない。該関連パラメータ及び該関連情報はさらに、他の少なくとも1つのシグナリングにより別々で送信されても良く又は一緒に送信されても良い。なお、該関連パラメータ及び関連情報の具体的な実施方式については、実施例4を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
ステップ302:セルを追加することで、設定される該BWPをアクティブにすることをトリガーし;
ステップ303:設定される該BWPをアクティブにすると同時に、該BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動し;
ステップ304:該BWPと関連付けられるタイマーが切れた後に、該端末装置が現在のアクティブBWPからデフォルトBWPに切り替える。
図4に示すように、セルのアクティベーションについて、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ401:ネットワーク側送信のシグナリングを受信し、該シグナリングは、セルのアクティベーションを指示するために用いられ、例えば、該シグナリングは、MAC CEであっても良い。
そのうち、該シグナリングにはさらに、アクティベーションしようとするセルの関連パラメータ、及びネットワーク側設定のBWPの関連情報が含まれも良いが、本実施例は、これに限られない。該関連パラメータ及び該関連情報はさらに、他の少なくとも1つのシグナリングにより別々で送信されても良く又は一緒に送信されても良い。
ステップ402:セルをアクティブにし、また、設定される該BWPをアクティブにし;
ステップ403:設定される該BWPをアクティブにすると同時に、該BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動し;
ステップ404:該BWPと関連付けられるタイマーが切れた後に、該端末装置が現在のアクティブBWPからデフォルトBWPに切り替える。
上述の実施例から分かるように、セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、セルの追加又はセルのアクティベーションのシナリオにおいてBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することができないという問題を解決することができ、シグナリングを節約することができる。
今のところ、下りリンク制御シグナリングによりBWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーすることができ、例えば、active BWP上でBWPの切り替えをスケジューリング又は指示するためのPDCCHを受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。また、発明者が次のようなことを発見した。即ち、ランダムアクセスプロシージャにおけるランダムアクセスレスポンス(random access response)もPDCCHによりスケジューリングされ、スケジューリングのためのPDCCHを受信することのみを、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーするトリガー条件とすれば、RARの下りリンクスケジューリングを受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーすることもできる。しかしながら、端末が異なるBWP上でランダムアクセスプロシージャを行うことを避けるために、今のところ、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおいてBWPと関連付けられるタイマーをランニングし又はランダムアクセスプロシージャにおいてBWPの切り替えを行うなどの操作が許されず、即ち、端末装置がランダムアクセスプロシージャを開始(初期化)するときに、BWPと関連付けられるタイマーを停止する必要がある。よって、スケジューリングのためのPDCCHを受信したすべてのシナリオにおいて、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーする必要があるとは言えない。
上述のような問題を解決するために、本発明の実施例2は、帯域幅パートタイミング方法を提供し、スケジューリング指示用の制御シグナリングを受信しており、かつ該スケジューリング指示用の制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。このようにして、普通のスケジューリングのための制御シグナリングと、RARのスケジューリングのための制御シグナリングとを区別することができ、普通のスケジューリングのための制御シグナリング(ランダムアクセスプロシージャに関係がない)を受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動し、RARのスケジューリングのための制御シグナリング又はランダムアクセスプロシージャに関係がある他の制御シグナリングを受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動しない。これにより、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおいてBWPの切り替えを行わないように確保することができる。
図5は、本実施例における帯域幅パートタイミング方法のフローチャートである。該方法は、端末装置側に適用され、図5に示すように、以下のステップを含む。
ステップ501:端末装置が、スケジューリング指示用の制御シグナリングを受信しており、かつ該スケジューリング指示用の制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャ(Random Access procedure)に関係がないときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。
本実施例では、スケジューリング指示用の制御シグナリングを受信しており、かつ該スケジューリング指示用の制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないときに(即ち、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することにより、ランダムアクセスプロシージャにおけるBWPの切り替えの発生を招くことがないときに)、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動し、即ち、スケジューリング指示用の制御シグナリングを受信しており、かつ該スケジューリング指示用の制御シグナリングがランダムプロシージャに関係があるときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動しない。これにより、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおいてBWPの切り替えを行わないように確保することができる。
本実施例では、該スケジューリング指示用の制御シグナリングは、下りリンク制御チャネル(PDCCH、 Physical Downlink Control Channel)であっても良く、そのうち、該BWP上で該制御シグナリングを受信することができ、例えば、該BWPは、アクティブBWPであっても良く、即ち、アクティブBWP上でスケジューリング指示用のPDCCHを受信することができる。なお、以上、例示に過ぎず、本実施例は、これに限られない。
本実施例では、スケジューリングの指示のための制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないとは、該制御シグナリングがランダムアクセス無線ネットワーク一時標識(識別子)(RA-RNTI)以外の他の無線ネットワーク一時標識(RNTI)によりスクランブリングされ、又は、該制御シグナリングがスケジューリングランダムアクセスレスポンス(RAR)の指示のためのものでなく、又は、該制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに受信されるものでなく、又は、現在に実行しているランダムアクセスプロシージャがなく、又は、端末装置がランダムアクセスプロシージャを完成しており、又は、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおけるランダムアクセスレスポンス(RAR)を成功裏に受信していることを指す。
そのうち、該ランダムアクセスプロシージャは、コンテンションベースのランダムアクセスプロシージャであっても良く、非コンテンションベースのランダムアクセスプロシージャであっっても良い。
例えば、ランダムアクセスプロシージャにおいて、該UEは、PDCCHを監視することで、該ネットワーク側からのランダムアクセスレスポンスメッセージ(Msg.2)を受信することができ、そのうち、該PDCCHがRA-RNTIによりスクランブリングされ、UEは、該RA-RNTIに基づいてPDCCHをデスクランブリングし、成功裏にデスクランブリングしたときに、ネットワーク側からのMsg.2を受信することができ、該Msg.2には、RARが含まれる。よって、RA-RNTIを利用して該制御シグナリングをスクランブリングするときに、該制御シグナリングがMsg.2を搬送するために用いられることを示し、即ち、該制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャと関係があり、言い換えると、RA-RNTI以外の他のRNTIを用いて該制御シグナリングをスクランブリングするときに、該制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないことを示し、このときに、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動のトリガーにより、ランダムアクセスプロシージャにおけるBWPの切り替えの発生を引き起こすことがない。
例えば、該制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャにおいて受信されるものでなく、又は、現在に実行しているランダムアクセスプロシージャがないことはすべて、該制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャと関係がないことを示すことができる。このときに、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーすることにより、ランダムアクセスプロシージャにおけるBWPの切り替えの発生を来すことがない。
例えば、端末装置がランダムアクセスプロシージャを完成したときに、そのうち、ランダムアクセスプロシージャの完成は、ランダムアクセスプロシージャの失敗又は成功を含み、該制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないことを示すことができ、このときに、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動のトリガーにより、ランダムアクセスプロシージャにおけるBWPの切り替えの発生を引き起こすことがない。そのうち、ランダムアクセスプロシージャが非コンテンションベースのランダムアクセスプロシージャであるときに、ランダムアクセスプロシージャの成功とは、Msg.2を成功裏に受信したことを指し、ランダムアクセスプロシージャの失敗とは、Msg.2の受信の失敗が所定の回数に達していることを指し、また、ランダムアクセスプロシージャがコンテンションベースのランダムアクセスプロシージャであるときに、ランダムアクセスプロシージャの成功とは、Msg.4を成功裏に受信したことを指し、ランダムアクセスプロシージャの失敗とは、Msg.4の受信の失敗が所定の回数達していることを指す。
例えば、該ランダムアクセスプロシージャが非コンテンションベースのランダムアクセスプロシージャであるときに、該制御シグナリングがスケジューリングランダムアクセスレスポンス(RAR)の指示のためものでないことは、該制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャにおいて受信されないものであることを示すことができる。このような場合、端末装置の受信したスケジューリング指示用の制御シグナリングが普通のスケジューリングのための制御シグナリングであり、該ランダムアクセスプロシージャと関係がなく、即ち、このときに、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーすることにより、ランダムアクセスプロシージャにおけるBWPの切り替えの発生を来すことがない。
例えば、該ランダムアクセスプロシージャがコンテンションベースのランダムアクセスプロシージャであるときに、該制御シグナリングがスケジューリングランダムアクセスレスポンス(RAR)の指示のためのものでないことは、該制御シグナリングがMsg.4において受信される、コンテンション解決のための制御シグナリングであっても良いことを示すことができ、該コンテンションのランダムアクセスプロシージャ以外において受信される、普通のスケジューリング指示用の制御シグナリングであっても良いことを示すこともでき、即ち、該ランダムアクセスプロシージャと関係がなく、このときに、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動のトリガーにより、ランダムアクセスプロシージャにおけるBWPの切り替えの発生を引き起こすことがない。
例えば、該ランダムアクセスプロシージャが非コンテンションベースのランダムアクセスプロシージャであるときに、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおけるランダムアクセスレスポンス(RAR)を成功裏に受信したことは、該端末装置がMsg.2の受信を完成したことを示すことができ、このような場合、端末装置の受信したスケジューリング指示用の制御シグナリングが該ランダムアクセスプロシージャに関係がなく、即ち、このときに、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーすることにより、ランダムアクセスプロシージャにおけるBWPの切り替えの発生を来すことがない。
例えば、該ランダムアクセスプロシージャがコンテンションベースのランダムアクセスプロシージャであるときに、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおけるランダムアクセスレスポンス(RAR)を成功裏に受信したことは、該端末装置がMsg.2の受信を完成したことを表すことができ、このような場合、端末装置の受信したスケジューリング指示用の制御シグナリングがMsg.4において受信されるコンテンション解決のための制御シグナリングであっても良く、該コンテンションのランダムアクセスプロシージャ以外において受信されるスケジューリング指示用の制御シグナリングであっても良い。ランダムアクセスプロシージャにおけるRARを成功裏に受信したので、即ち、該シグナリングが該ランダムアクセスプロシージャと関係がないので、このときに、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーするにより、ランダムアクセスプロシージャにおけるBWPの切り替えの発生を引き起こすことがない。
本実施例では、該BWPは、上りリンク又は下りリンクBWPであっても良く、その意味については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。該BWPと関連付けられるタイマーは、該端末装置が、タイマーが切れた後に、該BWPに関する操作を行うように制御するために用いられる。よって、該タイマーが切れた後に、該方法はさらに、次のようなこと(図示せず)を含んでも良く、即ち、端末装置は、該BWPに関する操作を行い、該BWPに関する操作は、該BWPをアクティブにし又は該BWPをディアクティベーションし、該BWPの使用を回復(再開)し又は該BWPを一時停止、該BWPのパラメータ設定を修正し、該BWPを切り替えることを含む。
例えば、該BWPと関連付けられるタイマーは、BWPインアクティブタイマー(BWP-InactivityTimer)であり、その具体的な実施方式については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
上述の実施例から分かるように、普通のスケジューリングのための制御シグナリング(ランダムアクセスプロシージャと関係がない)を受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動し、RARのスケジューリングのための制御シグナリング又はランダムアクセスプロシージャに関係がある他の制御シグナリングを受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動しないようにすることで、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおいてBWPの切り替えを行わないように確保することができる。
今のところ、端末が異なるBWP上でランダムアクセスプロシージャを行うことを避けるために、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおいてBWPと関連付けられるタイマーをランニングすることが許されず、即ち、端末装置がランダムアクセスプロシージャを開始(初期化)するときに、BWPと関連付けられるタイマーを停止する必要がある。しかしながら、ランダムアクセスプロシージャ完了後に、依然として、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動しなければ、端末装置は、該タイマーに基づいてBWPの操作を行うことができない。該タイマーの起動又は再起動を必要とする場合、追加の下りリンク制御シグナリングによりBWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーすることが要される。
本発明の実施例3は、帯域幅パートタイミング方法を提供し、端末装置がランダムアクセスプロシージャを完成した後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動し、これにより、追加の下りリンク制御シグナリングにより、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーする必要がない。このようにして、シグナリングの節約の効果を実現することができる。
図6は、本実施例における帯域幅パートタイミング方法のフローチャートである。該方法は、端末装置側に応用され、図6に示すように、以下のステップを含む。
ステップ601:端末装置がランダムアクセスプロシージャを完成した後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。
本実施例では、該BWPは、上りリンク又は下りリンクBWPであっても良く、その意味については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。該BWPと関連付けられるタイマーは、該端末装置が、タイマーが切れた後に、該BWPに関する操作を行うように制御するために用いられる。これにより、エネルギーの節約の効果を達成することができる。よって、該タイマーが切れた後に、該方法はさらに、次のようなこと(図示せず)を含んでも良く、即ち、端末装置は、該BWPに関する操作を行い、該BWPに関する操作は、該BWPをアクティブにし又は該BWPをディアクティベーションし、該BWPの使用を回復し又は該BWPを一時停止し、該BWPのパラメータ設定を修正し、該BWPを切り替えることを含む。
例えば、該BWPと関連付けられるタイマーは、BWPインアクティブタイマー(BWP-InactivityTimer)であり、その具体的な実施方式については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、ランダムアクセスプロシージャの完成は、ランダムアクセスプロシージャの失敗又は成功を含み、ランダムアクセスプロシージャの失敗及びランダムアクセスプロシージャの成功の意味については、実施例2を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
上述の実施例から分かるように、端末装置がランダムアクセスプロシージャを完成した後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、追加の下りリンク制御シグナリングにより、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーする必要がなく、これにより、エネルギーの節約の効果を達成することができる。
本発明の実施例4は、帯域幅パートタイミング方法を提供し、該方法は、ネットワーク装置側に応用される。なお、該方法が問題を解決する原理が実施例1における方法と同様であるため、その具体的な実施については、実施例1における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明が省略される。
図7は、本実施例における帯域幅パートタイミング方法のフローチャートである。図7に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ701:ネットワーク側が端末装置のために、追加しようとするセル又はアクティベーションしようとするセルの関連パラメータを設定し、及び端末装置のために、該セルにおいてデータを送信又は受信するためのBWPの関連情報を設定する。
ステップ701では、設定される該関連パラメータは、セルID、セルのキャリア情報などのパラメータを含むが、ここでは、網羅的な列挙を省略し、設定される該関連情報は、例えば、一回目にアクティブにされるBWPのID、即ち、SCellの MACによりアクティブにされるときに使用するfirstActiveDownlinkBwp-Idを含み、又は、デフォルトBWPのIDをさらに含んでも良い。
ステップ702:設定された該関連パラメータ及び該BWPの関連情報を第一シグナリングにより該端末装置に送信し;
ステップ703:端末装置側でセルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、ネットワーク側は該BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。
本実施例では、ネットワーク側は、端末装置のトラフィック量及び/又は各セルのチャネル品質に基づいて各セルの状態を管理することができ、例えば、端末装置のトラフィック量が比較的大きいときに、又は或るセルのチャネル品質が比較的良いときに、ネットワーク側は、端末装置のために、セルを追加し又はセルをアクティブにすることができ、また、端末装置のために、BWP及び該BWPと関連付けられるタイマーをさらに設定することができ、そして、第一シグナリングにより下り送信しても良く、他のシグナリングにより下り送信しても良く、そのうち、セルを追加し又はアクティブにするシグナリングがネットワーク装置から端末装置に送信されるので、ネットワーク装置は、端末装置側でのセルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントの発生を確定することができる。
本実施例では、該第一シグナリングは、媒体アクセス制御(MAC)層シグナリング又は無線リソース制御(RRC)シグナリングである。
本実施例では、ステップ703の具体的な実施方式については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、タイマーが切れた後に、ネットワーク側は、端末装置の行為に基づいてそれ相応の操作を行うことができ、例えば、タイマーが切れた後に、端末装置が1つの新しいBWPに切り替え、又はそれをアクティブし、ネットワーク装置は、該新しいBWP上で端末装置とデータの送受信を行うことができる。なお、ここでは、網羅的列挙を省略する。
上述の実施例から分かるように、セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、セルの追加又はセルのアクティベーションのシナリオにおいてBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することができないという問題を解決することができ、シグナリングを節約することができる。
本発明の実施例5は、帯域幅パートタイミング方法を提供し、該方法は、ネットワーク装置側に応用される。該方法が問題を解決する原理が実施例2における方法と同様であるため、その具体的な実施については、実施例2における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明が省略される。
図8は、本実施例における帯域幅パートタイミング方法のフローチャートである。図8に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ801:ネットワーク側が端末装置側にスケジューリング指示用の制御シグナリングを送信し;
ステップ802:ユーザ側でスケジューリング指示用の制御シグナリングを受信しており、かつ該スケジューリング指示用の制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないときに、ネットワーク側はBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。
本実施例では、ステップ802の具体的な実施方式については、実施例2を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、該制御シグナリングの意味、該スケジューリング指示用の制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないことの意味、BWPの意味、及び該タイマーの意味については、実施例2を参照することができ、また、該タイマーの設定方式については、実施例4を参照することができるから、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、タイマーが切れた後に、ネットワーク側は、端末装置の行為に基づいてそれ相応の操作を行うことができ、例えば、タイマーが切れた後に、端末装置が1つの新しいBWPに切り替え、又はそれをアクティブにし、ネットワーク装置は、該新しいBWP上で端末装置とデータの送受信を行うことができる。なお、ここでは、網羅的な列挙を省略する。
上述の実施例から分かるように、普通のスケジューリングのための制御シグナリング(ランダムアクセスプロシージャと関係がない)を受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動し、RARのスケジューリングのための制御シグナリング又はランダムアクセスプロシージャに関係がある他の制御シグナリングを受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動しないようにすることで、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおいてBWPの切り替えを行わないように確保することができる。
本発明の実施例6は、帯域幅パートタイミング方法を提供し、該方法は、ネットワーク装置側に適用される。該方法が問題を解決する原理が実施例3における方法と同様であるため、その具体的な実施については、実施例3における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
図9は、本実施例における帯域幅パートタイミング方法のフローチャートである。図9に示すように、該方法は、以下のステップを含む。
ステップ901:ユーザ側のランダムアクセスプロシージャ完了後に、ネットワーク側はBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。
本実施例では、ユーザ側でランダムアクセスプロシージャを開始した後に、ネットワーク側は、ユーザ側送信のランダムアクセスプリアンブル(Msg.1)を受信し、そして、ユーザ側にランダムアクセスレスポンス(Msg.2)を返すことができ、該ランダムアクセスプロシージャの具体的な実施方式については、従来技術を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。そのうち、ユーザ側がランダムアクセスプロシージャの完成を確定した後に、ネットワーク側は、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動すする。なお、ステップ901の具体的な実施方式については、実施例3を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、該ランダムアクセスプロシージャの完成の意味、BWPの意味及び該タイマーの意味については、実施例3を参照することができ、また、該タイマーの設定方式については、実施例4を参照することができるので、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、タイマーが切れた後に、ネットワーク側は、端末装置の行為に基づいてそれ相応の操作を行うことができ、例えば、タイマーが切れた後に、端末装置が1つの新しいBWPに切り替え、又はそれをアクティブにし、ネットワーク装置は、該新しいBWP上で端末装置とデータの送受信を行うことができる。なお、ここでは、網羅的な列挙を省略する。
上述の実施例から分かるように、ランダムアクセスプロシージャ完了後に、ネットワーク装置がBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、追加の下りリンク制御シグナリングにより、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーする必要がなく、これにより、エネルギーの節約の効果を実現することができる。
本実施例7は、帯域幅パートタイミング装置が提供される。該装置が問題を解決する原理が実施例1における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例1における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
図10は、本発明の実施例7における帯域幅パートタイミング装置を示す図である。図10に示すように、該装置1000は、以下のものを含む。
第一処理ユニット1001:セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動するために用いられる。
本実施例では、該第一処理ユニット1001の実施方式については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、該セルの追加は、特殊セルの追加又はプライマリーセルの追加又はセコンダリーセルの追加を含み、該セルのアクティベーションは、セコンダリーセルのアクティベーション又はサービングセルのアクティベーションを含み、その具体的な意味については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、該第一処理ユニット1001はさらに、該BWPと関連付けられるタイマー前を起動又は再起動する前に、該BWPをアクティブにするために用いられる。
1つの実施方式において、発生する該イベントは、セルの追加又はセルのアクティベーションにより、該BWPがアクティブにされることを含む。
1つの実施方式において、発生する該イベントは、ネットワーク側送信のセルの追加又はセルのアクティベーションのためのシグナリングを受信したことを含み、そのうち、該シグナリングは、媒体アクセス制御層シグナリング又は無線リソース制御シグナリングである。
本実施例では、該BWPは、上りリンクBWP又は下りリンクBWPであっても良く、該BWPと関連付けられるタイマーは、BWPインアクティブタイマーBWP-InactivityTimerであり、その具体的な意味については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
上述の実施例から分かるように、セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、セルの追加又はセルのアクティベーションのシナリオにおいてBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することができないという問題を解決することができ、シグナリングを節約することができる。
本実施例はさらに、端末装置を提供する。該装置が問題を解決する原理が実施例1における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例1における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
本実施例ではさらに、端末装置(図示せず)が提供され、該端末装置には、前述の帯域幅パートタイミング装置1000が設置される。
本実施例はさらに、端末装置を提供し、図11は、本発明の実施例11における端末装置の構成を示す図である。図11に示すように、端末装置1100は、中央処理装置(CPU)1101及び記憶器1102を含んでも良く、記憶器1102は、中央処理装置1101に設置される。そのうち、該記憶器1102は、各種のデータを記憶することができ、また、データ処理用のプログラムをさらに記憶することができ、かつ中央処理装置1101の制御下で該プログラムを実行することで、帯域幅パートタイミングを行うことができる。
1つの実施方式において、装置1000の機能が中央処理装置1101に統合されても良い。そのうち、中央処理装置1101は、実施例1に記載の帯域幅パートタイミング方法を実現するように構成されても良い。
例えば、中央処理装置1101は、次のように構成されても良く、即ち、セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。
本実施例では、該セルの追加は、特殊セルの追加又はプライマリーセルの追加又はセコンダリーセルの追加を含み、該セルのアクティベーションは、セコンダリーセルのアクティベーション又はサービングセルのアクティベーションを含み、その具体的な意味については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、中央処理装置1101は、次のように構成されても良く、即ち、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する前に、該BWPをアクティブにする。
1つの実施方式において、発生する該イベントは、セルの追加又はセルのアクティベーションにより、該BWPがアクティブにされることを含む。
1つの実施方式において、発生する該イベントは、ネットワーク側送信のセルの追加又はセルのアクティベーションのためのシグナリングを受信したことを含み、そのうち、該シグナリングは、媒体アクセス制御層シグナリング又は無線リソース制御シグナリングである。
もう1つの実施方式において、上述の装置1000が中央処理装置1101と別々設置されても良く、例えば、装置1000を、中央処理装置1101に接続されるチップ(chip)として構成し、図11に示す帯域幅パートタイミングユニットのように、中央処理装置1101の制御により装置1000の機能を実現しても良い。
また、図11に示すように、端末装置1100はさらに、通信モジュール1103、入力ユニット1104、音声処理器1105、表示器1106、アンテナ1107、電源1108などを含んでも良い。そのうち、これらの部品の機能については、従来技術を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。なお、端末装置1100は、図11に示すすべての部品を含む必要がない。また、端末装置1100はさらに、図11に無い部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
上述の実施例から分かるように、セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、セルの追加又はセルのアクティベーションのシナリオにおいてBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することができないという問題を解決することができ、シグナリングを節約することができる。
本実施例9では、帯域幅パートタイミング装置が提供される。該装置が問題を解決する原理が実施例2における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例2における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
図12は、本発明の実施例9における帯域幅パートタイミング装置を示す図である。図12に示すように、該装置1200は、以下のものを含む。
第二処理ユニット1201:スケジューリング指示用の制御シグナリングを受信しており、かつ該スケジューリング指示用の制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動するために用いられる。
本実施例では、該第二処理ユニット1201の実施方式については、実施例2を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、該装置はさらに、以下のものを含む。
受信ユニット(図示せず):該BWP上で該制御シグナリングを受信し、例えば、該BWPは、アクティブBWPであって良い。該制御シグナリングは、例えば、下りリンク制御チャネルPDCCHである。
本実施例では、該スケジューリング指示用の制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないとは、該制御シグナリングがランダムアクセス無線ネットワーク一時標識以外の他の無線ネットワーク一時標識によりスクランブリングされ、又は該制御シグナリングがスケジューリングランダムアクセスレスポンスの指示用のものでなく、又は該制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャにおいて受信されるものでなく、又は現在に実行しているランダムアクセスプロシージャがなく、又は端末装置がランダムアクセスプロシージャを完成しており、又は端末装置がランダムアクセスプロシージャにおけるランダムアクセスレスポンスを成功裏に受信していることを指し、その具体的な実施方式については、実施例2を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、該BWPは、上りリンクBWP又は下りリンクBWPであっても良く、該BWPと関連付けられるタイマーは、BWPインアクティブタイマーBWP-InactivityTimerであり、その具体的な意味については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
上述の実施例から分かるように、普通のスケジューリングのための制御シグナリング(ランダムアクセスプロシージャと関係がない)を受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動し、RARのスケジューリングのための制御シグナリング又はランダムアクセスプロシージャに関係がある他の制御シグナリングを受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動しないようにすることで、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおいてBWPの切り替えを行わないように確保することができる。
本実施例はさらに、端末装置を提供する。該装置が問題を解決する原理が実施例2における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例2における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
本実施例ではさらに、端末装置(図示せず)が提供され、該端末装置には、前述の帯域幅パートタイミング装置1200が構成される。
本実施例はさらに、端末装置を提供し、図13は、本発明の実施例13における端末装置の構成を示す図である。図13に示すように、端末装置1300は、中央処理装置(CPU)1301及び記憶器1302を含んでも良く、記憶器1302は、中央処理装置1301に接続される。そのうち、該記憶器1302は、各種のデータを記憶することができ、データ処理用のプログラムをさらに記憶することができ、かつ中央処理装置1301の制御下で該プログラムを実行することで、帯域幅パートタイミングを行うことができる。
1つの実施方式において、装置1200の機能が中央処理装置1301に統合されても良い。そのうち、中央処理装置1301は、実施例2に記載の帯域幅パートタイミング方法を実現するように構成されても良い。
例えば、中央処理装置1301は、次のように構成されても良く、即ち、スケジューリング指示用の制御シグナリングを受信しており、かつ該スケジューリング指示用の制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。
例えば、中央処理装置1301は、次のように構成されても良く、即ち、該BWP上で該制御シグナリングを受信し、例えば、該BWPは、アクティブBWPであっても良い。
例えば、該制御シグナリングは、下りリンク制御チャネルPDCCHである。
本実施例では、該スケジューリング指示用の制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないとは、該制御シグナリングがランダムアクセス無線ネットワーク一時標識以外の他の無線ネットワーク一時標識によりスクランブリングされ、又は該制御シグナリングがスケジューリングランダムアクセスレスポンスの指示用のものでなく、又は該制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャにおいて受信されるものでなく、又は現在に実行しているランダムアクセスプロシージャがなく、又は端末装置がランダムアクセスプロシージャを完成しており、又は端末装置がランダムアクセスプロシージャにおけるランダムアクセスレスポンスを成功裏に受信していることを指し、その具体的な実施方式については、考実施例2を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、該BWPは、上りリンクBWP又は下りリンクBWPであっても良く、該BWPと関連付けられるタイマーは、BWPインアクティブタイマーBWP-InactivityTimerであり、その具体的な意味については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
もう1つの実施方式において、上述の装置1200が中央処理装置1301と別々で配置されても良く、例えば、装置1200を、中央処理装置1301に接続されるチップとして構成し、図13に示す帯域幅パートタイミングユニットのように、中央処理装置1301の制御により装置1200の機能を実現しても良い。
また、図13に示すように、端末装置1300はさらに、通信モジュール1303、入力ユニット1304、表示器1306、音声処理器1305、アンテナ1307、電源1308などを含んでも良い。そのうち、これらの部品の機能については、従来技術を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。なお、端末装置1300は、図13に示すすべての部品を含む必要がない。また、端末装置1300はさらに、図13に無い部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
上述の実施例から分かるように、普通のスケジューリングのための制御シグナリング(ランダムアクセスプロシージャと関係がない)を受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動し、RARのスケジューリングのための制御シグナリング又はランダムアクセスプロシージャに関係がある他の制御シグナリングを受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動しないようにすることで、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおいてBWPの切り替えを行わないように確保することができる。
本実施例11では、帯域幅パートタイミング装置が提供される。該装置が問題を解決する原理が実施例3における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例3における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
図14は、本発明の実施例11における帯域幅パートタイミング装置を示す図である。図14に示すように、該装置1400は、以下のものを含む。
第三処理ユニット1401:ランダムアクセスプロシージャ完了後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動するために用いられる。
本実施例では、該第三処理ユニット1401の実施方式については、実施例3を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、該BWPは、上りリンクBWP又は下りリンクBWPであっても良く、該BWPと関連付けられるタイマーは、BWPインアクティブタイマーBWP-InactivityTimerであり、その具体的な意味については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、ランダムアクセスプロシージャの完成は、ランダムアクセスプロシージャ失敗又は成功を含み、その具体的な意味については、実施例2を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
上述の実施例から分かるように、端末装置がランダムアクセスプロシージャ完了後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、追加の下りリンク制御シグナリングにより、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーする必要がなく、これにより、エネルギーの節約の効果を実現することができる。
本実施例はさらに、端末装置を提供する。該装置が問題を解決する原理が実施例3における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例3における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
本実施例ではさらに、端末装置(図示せず)が提供され、該端末装置には、前述の帯域幅パートタイミング装置1400が配置される。
本実施例はさらに、端末装置を提供し、図15は、本発明の実施例12における端末装置の構成を示す図である。図15に示すように、端末装置1500は、中央処理装置(CPU)1501及び記憶器1502を含んでも良く、記憶器1502は、中央処理装置1501に接続される。そのうち、該記憶器1502は、各種のデータを記憶することができ、データ処理用のプログラムをさらに記憶することができ、かつ中央処理装置1501の制御下で該プログラムを実行することで、帯域幅パートタイミングを行うことができる。
1つの実施方式において、装置1400の機能が中央処理装置1501に統合されても良い。そのうち、中央処理装置1501は、実施例3に記載の帯域幅パートタイミング方法を実現するように構成されても良い。
例えば、中央処理装置1501は、次のように構成されても良く、即ち、ランダムアクセスプロシージャ完了後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。
本実施例では、該BWPは、上りリンクBWP又は下りリンクBWPであっても良く、該BWPと関連付けられるタイマーは、BWPインアクティブタイマーBWP-InactivityTimerであり、その具体的な意味については、実施例1を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本実施例では、ランダムアクセスプロシージャの完成は、ランダムアクセスプロシージャ失敗又は成功を含み、その具体的な意味については、実施例2を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
もう1つの実施方式において、上述の装置1400が中央処理装置1501と独立して構成されても良く、例えば、装置1400を、中央処理装置1501に接続されるチップとして構成し、図15に示す帯域幅パートタイミングユニットのように、中央処理装置1501の制御により装置1400の機能を実現しても良い。
また、図15に示すように、端末装置1500はさらに、通信モジュール1503、入力ユニット1504、音声処理器1505、表示器1506、アンテナ1507、電源1508などを含んでも良い。そのうち、これらの部品の機能については、従来技術を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。なお、端末装置1500は、図15に示すすべての部品を含む必要がない。また、端末装置1500はさらに、図15に無い部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
上述の実施例から分かるように、端末装置がランダムアクセスプロシージャ完了後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、追加の下りリンク制御シグナリングにより、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーする必要がなく、これにより、エネルギーの節約の効果を実現することができる。
本実施例13はさらに、帯域幅パートタイミング装置を提供し、該装置が問題を解決する原理が実施例4における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例4における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
図16は、本発明の実施例13における帯域幅パートタイミング装置を示す図である。図16に示すように、該装置1600は、以下のものを含む。
設定ユニット1601:端末装置のために、追加しようとするセル又はアクティベーションしようとするセルの関連パラメータを設定し、及び端末装置のために、前記セルにおいてデータを送信又は受信するためのBWPの関連情報を設定するために用いられ;
第一送信ユニット1602:設定された前記関連パラメータ及び前記BWPの関連情報を第一シグナリングにより前記端末装置に送信し;
第四処理ユニット1603:端末装置側でセルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、前記BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動するために用いられる。
本実施例では、設定ユニット1601、第一送信ユニット1602、及び第四処理ユニット1603の具体的な実施方式については、実施例1、4を参照することができ、ここでは、重複説明が省略される。
本実施例では、該第一シグナリングは、媒体アクセス制御層シグナリング又は無線リソース制御シグナリングである。
上述の実施例から分かるように、セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、セルの追加又はセルのアクティベーションのシナリオにおいてBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することができないという問題を解決することができ、シグナリングを節約することができる。
本実施例14は、ネットワーク装置を提供する。該装置が問題を解決する原理が実施例4における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例4における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
本実施例ではさらに、ネットワーク装置(図示せず)が提供され、該ネットワーク装置には、前述の帯域幅パートタイミング装置1600が配置される。
本実施例14はさらに、ネットワーク装置を提供し、該装置が問題を解決する原理が実施例4における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例4における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。図17は、該ネットワーク装置構成を示す図である。図17に示すように、ネットワーク装置1700は、中央処理装置(CPU)1701及び記憶器1702を含んでも良く、記憶器1702は、中央処理装置1701に接続される。そのうち、該記憶器1702は、各種のデータを記憶することができ、データ処理用のプログラム1705をさらに記憶することができ、かつ中央処理装置1701の制御下で該プログラムを実行することで、関連情報を送信することができる。
1つの実施方式において、装置1600の機能が中央処理装置1701に集積されても良い。そのうち、中央処理装置1701は、実施例4に記載の帯域幅パートタイミング方法を実現するように構成されても良い。
例えば、中央処理装置1701は、次のように構成されても良く、即ち、端末装置のために、追加しようとするセル又はアクティベーションしようとするセルの関連パラメータを設定し、及び端末装置のために、該セルにおいてデータを送信又は受信するためのBWPの関連情報を設定し;設定された該関連パラメータ及び該BWPの関連情報を第一シグナリングにより該端末装置に送信し;及び、端末装置側でセルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、該BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。
また、該中央処理装置1701の具体的な構成方式については、実施例4を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
もう1つの実施方式において、上述の装置1600が中央処理装置1701と別々で配置されても良く、例えば、装置1600を、中央処理装置1701に接続されるチップとして構成し、図17に示すユニットのように、中央処理装置1701の制御により装置1600の機能を実現しても良い。
また、図17に示すように、ネットワーク装置1700はさらに、送受信機1703、アンテナ1704などを含んでも良く、そのうち、これらの部品の機能については、従来技術を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。なお、ネットワーク装置1700は、図17に示すすべての部品を含む必要がない。また、ネットワーク装置1700はさらに、図17に無い部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
上述の実施例から分かるように、セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、セルの追加又はセルのアクティベーションのシナリオにおいてBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することができないという問題を解決することができ、シグナリングを節約することができる。
本実施例15はさらに、帯域幅パートタイミング装置を提供する。該装置が問題を解決する原理が実施例5における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例5における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
図18は、本発明の実施例15における帯域幅パートタイミング装置を示す図である。図18に示すように、該装置1800は、以下のものを含む。
第二送信ユニット1801:端末装置側にスケジューリング指示用の制御シグナリングを送信するために用いられ;
第五処理ユニット1802:ユーザ側でスケジューリング指示用の制御シグナリングを受信しており、かつ該スケジューリング指示用の制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動するために用いられる。
本実施例では、第二送信ユニット1801及び第五処理ユニット1802の具体的な実施方式については、実施例2、5を参照することができ、ここでは、重複説明が省略される。
本実施例では、該制御シグナリングは、下りリンク制御チャネルPDCCHであり、該第二送信ユニット1801は、該BWP上で該制御シグナリングを送信することができ、例えば、該BWPは、アクティブBWPであっても良い。
上述の実施例から分かるように、普通のスケジューリングのための制御シグナリング(ランダムアクセスプロシージャと関係がない)を受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動し、RARのスケジューリングのための制御シグナリング又はランダムアクセスプロシージャに関係がある他の制御シグナリングを受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動しないようにすることで、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおいてBWPの切り替えを行わないように確保することができる。
本実施例16は、ネットワーク装置を提供する。該装置が問題を解決する原理が実施例5における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例5における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
本実施例ではさらに、ネットワーク装置(図示せず)が提供され、該ネットワーク装置には、前述の帯域幅パートタイミング装置1800が構成される。
本実施例16はさらに、ネットワーク装置を提供し、該装置が問題を解決する原理が実施例5における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例5における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。図19は、該ネットワーク装置の構成を示す図である。図19に示すように、ネットワーク装置1900は、中央処理装置(CPU)1901及び記憶器1902を含んでも良く、記憶器1902は、中央処理装置1901に接続される。そのうち、該記憶器1902は、各種のデータを記憶することができ、データ処理用のプログラム1905をさらに記憶することができ、且つ中央処理装置1901の制御下で該プログラムを実行することで、関連情報を送信することができる。
1つの実施方式において、装置1800の機能が中央処理装置1901に統合されても良い。そのうち、中央処理装置1901は、実施例5に記載の帯域幅パートタイミング方法を実現するように構成されても良い。
例えば、中央処理装置1901は、次のように構成されても良く、即ち、端末装置側にスケジューリング指示用の制御シグナリングを送信し;及び、ユーザ側でスケジューリング指示用の制御シグナリングを受信しており、かつ該スケジューリング指示用の制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。
また、該中央処理装置1901の具体的な構成方式については、実施例5を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
もう1つの実施方式において、上述の装置1800が中央処理装置1901と別々で配置されても良く、例えば、装置1800を、中央処理装置1901に接続されるチップとして構成し、図19に示すユニットのように、中央処理装置1901の制御により、装置1800の機能を実現しても良い。
また、図19に示すように、ネットワーク装置1900はさらに、送受信機1903、アンテナ1904などを含んでも良く、そのうち、これらの部品の機能については、従来技術を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。なお、ネットワーク装置1900は、図19に示すすべての部品を含む必要がない。また、ネットワーク装置1900はさらに、図19に無い部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
上述の実施例から分かるように、普通のスケジューリングのための制御シグナリング(ランダムアクセスプロシージャと関係がない)を受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動し、RARのスケジューリングのための制御シグナリング又はランダムアクセスプロシージャに関係がある他の制御シグナリングを受信したときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動しないようにすることで、端末装置がランダムアクセスプロシージャにおいてBWPの切り替えを行わないように確保することができる。
本実施例17はさらに、帯域幅パートタイミング装置を提供する。該装置が問題を解決する原理が実施例6における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例6における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
図20は、本発明の実施例17における帯域幅パートタイミング装置を示す図である。図20に示すように、該装置2000は、以下のものを含む。
第六処理ユニット2001:ユーザ側のランダムアクセスプロシージャ完了後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動するために用いられる。
本実施例では、該第六処理ユニット2001の具体的な実現方式については、実施例3、6を参照することができ、ここでは、重複説明が省略される。
上述の実施例から分かるように、端末装置がランダムアクセスプロシージャ完了後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、追加の下りリンク制御シグナリングにより、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーする必要がなく、これにより、エネルギーの節約の効果を実現することができる。
本実施例18は、ネットワーク装置を提供する。該装置が問題を解決する原理が実施例6における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例6における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。
本実施例ではさらに、ネットワーク装置(図示せず)が提供され、該ネットワーク装置には、前述の帯域幅パートタイミング装置2000が構成される。
本実施例18はさらに、ネットワーク装置を提供し、該装置が問題を解決する原理が実施例6における方法と同様であるから、その具体的な実施については、実施例6における方法の実施を参照することができ、ここでは、内容が同じである重複説明を省略する。図21は、該ネットワーク装置の構成を示す図である。図21に示すように、ネットワーク装置2100は、中央処理装置(CPU)2101及び記憶器2102を含んでも良く、記憶器2102は、中央処理装置2101に接続される。そのうち、該記憶器2102は、各種のデータを記憶することができ、データ処理用のプログラム2105をさらに記憶することができ、かつ中央処理装置2101の制御下で該プログラムを実行することで、関連情報を送信することができる。
1つの実施方式において、装置2000の機能が中央処理装置2101に統合されても良い。そのうち、中央処理装置2101は、実施例6に記載の帯域幅パートタイミング方法を実現するように構成されても良い。
例えば、中央処理装置2101は、次のように構成されても良く、即ち、ユーザ側のランダムアクセスプロシージャ完了後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する。
また、該中央処理装置2101の具体的な構成方式については、実施例6を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。
もう1つの実施方式において、上述の装置2000が中央処理装置2101と別々で配置されても良く、例えば、装置2000を、中央処理装置2101に接続されるチップとして構成し、図21に示すユニットのように、中央処理装置2101の制御により、装置2000の機能を実現しても良い。
また、図21に示すように、ネットワーク装置2100はさらに、送受信機2103、アンテナ2104などを含んでも良く、そのうち、これらの部品の機能については、従来技術を参照することができ、ここでは、その詳しい説明を省略する。なお、ネットワーク装置2100は、図21に示すすべての部品を含む必要がない。また、ネットワーク装置2100はさらに、図21に無い部品を含んでも良く、これについては、従来技術を参照することができる。
上述の実施例から分かるように、端末装置がランダムアクセスプロシージャ完了後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することで、追加の下りリンク制御シグナリングにより、BWPと関連付けられるタイマーの起動又は再起動をトリガーする必要がなく、これにより、エネルギーの節約の効果を実現することができる。
本実施例19は、通信システムを提供し、それは、実施例18におけるネットワーク装置及び実施例12における端末装置を含み、又は実施例16におけるネットワーク装置及び実施例10における端末装置を含み、又は実施例14におけるネットワーク装置及び実施例8における端末装置を含む。なお、これらの実施例の内容がここに合併され、ここでは、その詳しい説明を省略する。
本発明の実施例はさらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、帯域幅パートタイミング装置又は端末装置の中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、前記帯域幅パートタイミング装置又は端末装置に、実施例1-3に記載の帯域幅パートタイミング方法を実行させる。
本発明の実施例はさらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、帯域幅パートタイミング装置又は端末装置に、実施例1-3に記載の帯域幅パートタイミング方法を実行させる。
本発明の実施例はさらに、コンピュータ可読プログラムを提供し、そのうち、帯域幅パートタイミング装置又はネットワーク装置の中で前記プログラムを実行するときに、前記プログラムは、前記帯域幅パートタイミング装置又はネットワーク装置に、実施例4-6に記載の帯域幅パートタイミング方法を実行させる。
本発明の実施例はさらに、コンピュータ可読プログラムを記憶した記憶媒体を提供し、そのうち、前記コンピュータ可読プログラムは、帯域幅パートタイミング装置又はネットワーク装置に、実施例4-6に記載の帯域幅パートタイミング方法を実行させる。
また、上述の装置及び方法は、ソフトウェア又はハードウェアにより実現されても良く、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されても良い。本発明は、さらに、下記のようなコンピュータ読み取り可能なプログラムに関し、即ち、該プログラムは、ロジック部品により実行されるときに、該ロジック部品に、上述の装置又は構成部品を実現させ、又は、該ロジック部品に、上述の各種の方法又はステップを実現させる。ロジック部品は、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)、マイクロプロセッサ、コンピュータに用いる処理器などであっても良い。本発明は、さらに、上述のプログラムを記憶した記憶媒体、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ハードディスク、DVD、フラッシュメモリなどにも関する。
さらに、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、本明細書に記載の機能を実行するための汎用処理器、デジタル信号処理器(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)又は他のプログラム可能な論理部品、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理部品、ディスクリートハードウェアアセンブリ又は他の任意の適切な組む合わせとして実現されても良い。また、図面に記載の機能ブロックのうちの1つ又は複数の組み合わせ及び/又は機能ブロックの1つ又は複数の組み合わせは、さらに、計算装置の組み合わせ、例えば、DSP及びマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPと通信により接続される1つ又は複数のマイクロプロセッサ又は他の任意の構成の組み合わせとして構成されても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されず、本発明の趣旨を離脱しない限り、本発明に対するあらゆる変更は本発明の技術的範囲に属する。
また、以上の実施例などに関し、以下のような付記をさらに開示する。
(付記1)
帯域幅パートタイミング方法であって、
ネットワーク側で端末装置のために、追加しようとするセル又はアクティベーションしようとするセルの関連パラメータを設定し、及び端末装置のために、前記セルにおいてデータを送信又は受信するためのBWPの関連情報を設定し;
設定された前記関連パラメータ及び前記BWPの関連情報を第一シグナリングにより前記端末装置に送信し;及び
端末装置側でセルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、ネットワーク側は前記BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することを含む、方法。
(付記2)
付記1に記載の方法であって、
前記第一シグナリングは、媒体アクセス制御層シグナリング又は無線リソース制御シグナリングである、方法。
(付記3)
帯域幅パートタイミング方法であって、
ネットワーク側から端末装置側にスケジューリング指示用の制御シグナリングを送信し;
ユーザ側でスケジューリング指示用の制御シグナリングを受信しており、かつ前記スケジューリングの指示のための制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないときに、ネットワーク側はBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することを含む、方法。
(付記4)
付記3に記載の方法であって、
前記制御シグナリングは、下りリンク制御チャネルPDCCHである、方法。
(付記5)
付記3に記載の方法であって、
前記ネットワーク側は、前記BWP上で前記制御シグナリングを送信する、方法。
(付記6)
帯域幅パートタイミング方法であって、
ユーザ側のランダムアクセスプロシージャ完了後に、ネットワーク側はBWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することを含む、方法。
(付記7)
帯域幅パートタイミング方法であって、
端末装置が、セルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することを含む、方法。
(付記8)
付記7に記載の方法であって、
前記セルの追加は、特殊セルの追加又はプライマリーセルの追加又はセコンダリーセルの追加を含む、方法。
(付記9)
付記7に記載の方法であって、
前記セルのアクティベーションは、セコンダリーセルのアクティベーション又はサービングセルのアクティベーションを含む、方法。
(付記10)
付記7に記載の方法であって、
前記BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動する前に、前記BWPをアクティブにする、方法。
(付記11)
付記7に記載の方法であって、
発生する前記イベントは、
セルの追加又はセルのアクティベーションにより、前記BWPがアクティブにされることを含む、方法。
(付記12)
付記7に記載の方法であって、
発生する前記イベントは、
ネットワーク側が送信するセルの追加又はセルのアクティベーションのためのシグナリングを受信したことを含む、方法。
(付記13)
付記12に記載の方法であって、
前記シグナリングは、媒体アクセス制御層シグナリング又は無線リソース制御シグナリングである、方法。
(付記14)
帯域幅パートタイミング方法であって、
端末装置が、スケジューリング指示用の制御シグナリングを受信しており、かつ前記スケジューリングの指示のための制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することを含む、方法。
(付記15)
付記14に記載の方法であって、
前記BWP上で前記制御シグナリングを受信する、方法。
(付記16)
付記14に記載の方法であって、
前記制御シグナリングは、下りリンク制御チャネルPDCCHである、方法。
(付記17)
付記14に記載の方法であって、
前記スケジューリングの指示のための制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないとは、
前記制御シグナリングがランダムアクセス無線ネットワーク一時標識以外の他の無線ネットワーク一時標識によりスクランブリングされること、又は前記制御シグナリングがスケジューリングランダムアクセスレスポンスの指示用のものでないこと、又は前記制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャにおいて受信されるものでないこと、又は現在に実行しているランダムアクセスプロシージャがないこと、又は端末装置がランダムアクセスプロシージャを完成したこと、又は端末装置がランダムアクセスプロシージャにおけるランダムアクセスレスポンスを成功裏に受信したことを指す、方法。
(付記18)
付記14に記載の方法であって、
前記BWPは、アクティブBWPである、方法。
(付記19)
帯域幅パートタイミング方法であって、
端末装置が、ランダムアクセスプロシージャ完了後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動することを含む、方法。
(付記20)
付記7又は14又は19に記載の方法であって、
前記BWPは、上りリンクBWP又は下りリンクBWPである、方法。
(付記21)
付記7又は14又は19に記載の方法であって、
前記BWPと関連付けられるタイマーは、BWPインアクティブタイマーBWP-InactivityTimerである、方法。
(付記22)
付記17又は19に記載の方法であって、
ランダムアクセスプロシージャの完成は、ランダムアクセスプロシージャ失敗又は成功を含む、方法。
(付記23)
帯域幅パートタイミング装置であって、
端末装置のために、追加しようとするセル又はアクティベーションしようとするセルの関連パラメータを設定し、及び端末装置のために、前記セルにおいてデータを送信又は受信するためのBWPの関連情報を設定するための設定ユニット;
設定された前記関連パラメータ及び前記BWPの関連情報を第一シグナリングにより前記端末装置に送信するための第一送信ユニット;及び
端末装置側でセルの追加又はセルのアクティベーションに関するイベントが発生するときに、前記BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動するための第四処理ユニットを含む、装置。
(付記24)
付記23に記載の装置であって、
前記第一シグナリングは、媒体アクセス制御層シグナリング又は無線リソース制御シグナリングである、装置。
(付記25)
帯域幅パートタイミング装置であって、
端末装置側にスケジューリング指示用の制御シグナリングを送信するための第二送信ユニット;及び
ユーザ側でスケジューリング指示用の制御シグナリングを受信しており、かつ前記スケジューリングの指示のための制御シグナリングがランダムアクセスプロシージャに関係がないときに、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動するための第五処理ユニットを含む、装置。
(付記26)
付記25に記載の装置であって、
前記制御シグナリングは、下りリンク制御チャネルPDCCHである、装置。
(付記27)
付記25に記載の装置であって、
前記第二送信ユニットは、前記BWP上で前記制御シグナリングを送信する、装置。
(付記28)
帯域幅パートタイミング装置であって、
ユーザ側のランダムアクセスプロシージャ完了後に、BWPと関連付けられるタイマーを起動又は再起動するための第六処理ユニットを含む、装置。