JP2021501071A - 構造体積取得方法及び装置、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体並びにプリンタ - Google Patents

構造体積取得方法及び装置、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体並びにプリンタ Download PDF

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Abstract

本願は構造体積取得方法及び装置、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体及プリンタを提供する。該方法では、所定の平面に置かれたモデルについて、前記所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定し(S101)、少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得(S102)、前記少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得(S103)、前記総体積及び前記モデルの体積に基づいて、前記モデルのサポート構造の体積を得る(S104)。

Description

本願は、2017年11月15日に中国専利局へ出願された、出願番号が201711126951.3、発明の名称が「構造体積取得方法及び装置、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体並びにプリンタ」の中国特許出願の優先権を主張し、その全体が引用により本願に組み込まれる。
本願は3D印刷の技術分野に関し、特に構造体積取得方法及び装置、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体並びにプリンタに関する。
3DP(3D印刷:3D Printing)技術は、AM(付加製造:Additive Manufacturing)技術又はRP(高速成形:Rapid Prototyping)技術とも呼ばれ、離散積層概念に基づいて、モデルについて層形成し、支持台上に層毎に印刷して複数層積み重ねることで、3Dオブジェクトを形成する立体造形技術であり、主にFDM(熱溶解積層:Fused Deposition Modeling)技術、SLA(光造形:Stereo Lithography Apparatus)技術、SLS(粉末焼結積層造形:Selective Laser Sintering)技術、DLP(デジタルライトプロセッシング:Digital Light Processing)技術、LOM(シート積層:Laminated Object Manufacturing)技術、インクジェット技術等を含む。
3D印刷時に、モデルが空中に浮かんだ部分を有する場合、上記層形成の前のモデリング段階に、この空中に浮かんだ部分にサポート構造を提供する必要がある。空中に浮かんだ部分は、モデルの置き姿勢に関連する。置き姿勢によって、空中に浮かんだ部分が異なる可能性があるため、サポート構造が異なる。サポート構造はサポート材で製造され、モデルの置き姿勢が異なる場合、異なるサポート構造は体積が異なるため、サポート材の使用量も異なる。モデルの置き姿勢の可変性により、サポート構造の体積が定められなければ、モデルの具体的なサポート材の使用量は明確化されない。
従来技術では、3Dプリントサービスが印刷すべきモデルに係る見積もりに関し、サポート構造の形成が印刷過程における一部として、そのサポート材の使用量も上記の見積もりに含まれている。従って、サポート材の使用量が定められない場合、モデルの印刷の見積もりをすることはできない。従って、サポート構造の体積を得ることは早急に解決しなければならない課題になる。
これを鑑みると、本願の実施例は、サポート構造の体積を得ることを実現するために、構造体積取得方法及び装置、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体並びにプリンタを提供する。
第1の態様では、本願の実施例は構造体積取得方法を提供する。方法は、所定の平面に置かれたモデルについて、前記所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定し、前記少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得、前記少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得、前記総体積及び前記モデルの体積に基づいて、前記モデルのサポート構造の体積を得ることを含む。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記所定の平面と垂直な方向において、隣接する2基準面間の距離それぞれが等しく、又は等しくない。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得ることは、少なくとも1つの基準面のうちの各基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得ることを含む。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得ることは、少なくとも1つの基準面のうちの最底部の基準面に基づいて、該基準面の上方におけるモデルの該基準面における垂直投影を取得して、第1の垂直投影とし、前記最底部の基準面以外の基準面から、垂直投影と前記第1の垂直投影とが重なり合う目標基準面を取得し、前記目標基準面が少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面である場合、前記第1の垂直投影の面積を取得して、各垂直投影面積とし、前記目標基準面が少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面ではない場合、前記第1の垂直投影の面積を取得して、前記目標基準面の下方の各基準面における垂直投影面積とするとともに、前記目標基準面の上方の各基準面における垂直投影面積を取得することを含む。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記最底部の基準面以外の基準面から目標基準面を取得することは、少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面から、最頂部から最底部への方向で順次に前記モデルの該基準面における垂直投影を取得して前記第1の垂直投影と重なり合うか否かを判定する処理を、前記第1の垂直投影と重なり合う垂直投影が所在する基準面を取得するまで行い、該基準面を前記目標基準面とすることを含む。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記最底部の基準面以外の基準面から目標基準面を取得することは、少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面における垂直投影と前記第1の垂直投影とが重なり合わなければ、最頂部の基準面及び最底部の基準面の間で、1つの二等分基準面を特定し、該1つの二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合うか否かを判定し、重なり合う場合、該1つの二等分基準面と最頂部の基準面との間で他の二等分基準面を1つ特定し、該他の二等分基準面における垂直投影と該1つの二等分基準面における垂直投影とが重なり合うか否かを判定する処理を、前記第1の垂直投影と重なり合う垂直投影が所在する基準面を取得するまで繰り返し、重なり合わない場合、該1つの二等分基準面と最底部の基準面との間で他の二等分基準面を1つ特定し、該他の二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合うか否かを判定することを、前記第1の垂直投影と重なり合う垂直投影が所在する基準面を取得するまで繰り返すことを含む。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。垂直投影面積を取得することは、垂直投影が所在する基準面を、所定の面積を有する四角形の領域に複数分割し、前記垂直投影に覆われた四角形の領域の数を特定し、前記所定の面積と前記数との積に基づいて、前記垂直投影面積を得ることを含む。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得ることは、少なくとも1つの垂直投影面積及びそれぞれの2基準面間の距離に基づいて、少なくとも1つのサブ体積を取得し、少なくとも1つのサブ体積の累計和に基づいて、前記総体積を得ることを含む。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記総体積及び前記モデルの体積に基づいて、前記モデルのサポート構造の体積を得ることは、前記総体積と前記モデルの体積との差に基づいて、前記モデルのサポート構造の体積を得ることを含む。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記モデルのサポート構造の体積に基づいて、現在の置き姿勢での前記サポート構造の印刷に必要な第1の材料の使用量を特定し、前記モデルの体積に基づいて、前記モデルの印刷に必要な第2の材料の使用量を特定し、前記第1の材料の使用量及び前記第2の材料の使用量に基づいて、前記モデルの印刷に係る評価データを得ることをさらに含む。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記モデルのサポート構造の体積に基づいて、現在の置き姿勢での前記サポート構造の印刷に必要な第1の材料の使用量を特定し、前記モデルの体積に基づいて、前記モデルの印刷に必要な第2の材料の使用量を特定し、前記モデルの印刷時の廃棄材料の使用量を特定し、前記第1の材料の使用量、前記第2の材料の使用量及び前記廃棄材料の使用量に基づいて、前記モデルの印刷に係る評価データを得ることをさらに含む。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記モデルの印刷時の廃棄材料の使用量を特定することは、前記モデルの層形成時に、各印刷層の予め設定された層高さを特定し、前記モデルの印刷時に使用されるインク滴のプロパティ情報に基づいて、各印刷層の予測層高さを特定し、前記予測層高さと前記予め設定された層高さとの比に基づいて、前記廃棄材料の使用量を特定することを含む。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記総体積及び前記モデルの体積に基づいて前記モデルのサポート構造の体積を得る前に、さらに、
前記モデルの体積を取得することを含む。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記モデルの体積を取得することは、前記少なくとも1つの基準面について、モデルの各基準面と交差する輪郭を取得して、少なくとも1つの輪郭面積を取得し、前記少なくとも1つの輪郭面積に基づいて、前記モデルの体積を取得することを含む。
上記発明のうちの1つによれば、以下の有益な効果を奏することができる。本願の実施例に係る構造体積取得方法では、基準面を設定することで、基準面におけるモデルの垂直投影を取得して、垂直投影の面積に基づいて総体積を算出することができる。該総体積は、モデルの体積及びサポート構造の体積を含むものに相当する。さらに、既知のモデルの体積に基づいて、サポート構造の体積を得ることができ、モデルの現在の姿勢でのサポート構造の体積の算出が実現される。
第2の態様では、本願の実施例は構造体積取得装置を提供する。装置は、所定の平面に置かれたモデルについて、前記所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定するための基準面特定モジュールと、前記少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得るための面積取得モジュールと、前記少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得るとともに、前記総体積及び前記モデルの体積に基づいてモデルのサポート構造の体積を得るための体積算出モジュールとを備える。
第3の態様では、本願の実施例は非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を提供する。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、前記コンピュータ命令は、所定の平面に置かれたモデルについて、前記所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定し、前記少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得、前記少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得、前記総体積及び前記モデルの体積に基づいて、前記モデルのサポート構造の体積を得る処理をコンピュータに実行させる。
第4の態様では、本願の実施例はプリンタを提供する。プリンタは、1組又は複数組のプログラムコードを記憶するためのメモリと、前記メモリと結合されるプロセッサとを備えるプリンタであって、前記プロセッサは、所定の平面に置かれたモデルについて、前記所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定し、前記少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得、前記少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得、前記総体積及び前記モデルの体積に基づいて、前記モデルのサポート構造の体積を得る処理を実行するための、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出す。
上記発明のうちの1つによれば、以下の有益な効果を奏することができる。本願の実施例に係る構造体積取得方法では、基準面を設定することで、基準面におけるモデルの垂直投影を取得して、垂直投影の面積に基づいて総体積を算出することができる。該総体積は、モデルの体積及びサポート構造の体積を含むものに相当する。さらに、既知のモデルの体積に基づいて、サポート構造の体積を得ることができ、モデルの現在の姿勢でのサポート構造の体積の算出が実現される。
本願の実施例に係る発明を説明するために、以下では、実施例に必要な図面を簡単に説明する。明らかに、以下の図面は本発明の一部の実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な行為を必要とせずに、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
本願の実施例に係る構造体積取得方法のフローチャートである。 本願の実施例に係るモデル構造模式図である。 図2に示すモデルの置き方で印刷する際に必要なサポート構造の模式図である。 図2に示すモデルの基準面P1 、P2 ……Pn の模式図である。 図2に示すモデルの側面が下面になる方式で置かれた場合の構造模式図である。 図5に示すモデルの置き方で印刷する際に必要なサポート構造の模式図である。 図5に示すモデルの基準面P1 、P2 ……Pn の模式図である。 本願の実施例において垂直投影面積を得るための1つの実現方式のフローチャートである。 図5に示すモデルの置き方で所定の平面に置かれた場合の第1の垂直投影の模式図である。 最底部の基準面P1 と最頂部の基準面Pn との間の二等分基準面Pm の模式図である。 二等分基準面Pm と最頂部の基準面Pn との間の二等分基準面Pk の模式図である。 図5に示すモデルの置き方で目標基準面の上下部分において間隔が異なる模式図である。 図2に示すモデルの置き方の場合の第1の垂直投影の面積の模式図である。 本願の実施例に係る構造体積取得装置の機能ブロック図である。 本願の実施例に係るプリンタの機能ブロック図である。 本願の実施例に係る他の構造体積取得方法のフローチャートである。
本願発明を理解させるために、以下に、図面に基づいて本願の実施例を詳しく説明する。
説明する実施例は本願の一部の実施例に過ぎず、全部の実施例ではないと考えるべきである。当業者が本願の実施例に基づいて創造的な行為が要らずに得た他の実施例は、全て本発明の技術的範囲に属する。
本願の実施例に使用された用語は、具体的な実施例を説明することを目的とするものに過ぎず、本願発明を制限するものではない。本願の実施例及び特許請求の範囲に記載の単数形式の「1種類」、「前記」及び「該」は、上下文に他の意味が明示された場合を除き、複数形式をも含む。
ここで使用された用語「及び/又は」は関連対象の関連関係についての説明に過ぎず、3つの関係が存在することを示すと考えるべきである。例えば、A及び/又はBは、Aのみが存在する場合、A及びBともに存在する場合、Bのみが存在する場合という3つの場合を示すことができる。なお、ここで、符号「/」は、一般的に、前後の関連対象が「又は」の関係にあることを示す。
本願の実施例では、用語の第1、第2、第3等を使用して材料の使用量を説明することがあるが、これらの材料の使用量はこれらの用語に限らないと考えるべきである。これらの用語は材料の使用量を区別させるためのものに過ぎない。例えば、本願の実施例の範囲を逸らさない場合、第1の材料の使用量は、第2の材料の使用量と呼ばれてもよく、同様に、第2の材料の使用量は第1の材料の使用量と呼ばれてもよい。
文脈により、ここで使用された「ば」は、「…場合」、「とき」、「確定に応答し」、又は「検知に応答し」と解釈されてもよい。同様に、文脈により、「確定すれば」又は「(説明した条件又はイベントを)検知すれば」は、「確定した場合」、「確定に応答し」、又は「(説明した条件又はイベントを)検知した場合」、「(説明した条件又はイベントの)検知に応答し」と解釈されてもよい。
実施例1
本願の実施例は構造体積取得方法に関する。図1は、本願の実施例に係る構造体積取得方法のフローチャートである。該方法は以下のステップを有する。
S101:所定の平面に置かれたモデルについて、所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定する。
S102:少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得る。
S103:少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得る。
S104:総体積及びモデルの体積に基づいて、モデルのサポート構造の体積を得る。
よく理解させるために、本願の実施例では、3D印刷技術について簡単に説明する。3D印刷の過程は、主に以下の3つのステップを有する。
ステップa:オブジェクトについてモデリングを行ってモデルを形成し、モデルについて層形成処理を行う。
ステップb:各層の層データに基づいて印刷ヘッドを制御して印刷を行う。
ステップc、複数の層を積み重ねてオブジェクトを形成する。
ここで、ステップaにおいてオブジェクトについてモデリングを行う際に、先にオブジェクトをデータ構造に変換する。例えば、スキャンによってオブジェクトの情報を得ることができる。
そして、オブジェクトの情報を形式変換して、変換されたデータが層形成スライス技術によって認識されるようにする。この形式は、STL形式、PLY形式又はWRL形式等を含むが、これらに限らない。実際の実現時に、オブジェクトの情報は層を単位とされてもよい。
その後、層形成スライス技術によってモデル及びサポート構造について層形成処理を行って、層画像を得て、各層画像を解析して各層の層データを得る。
上記ステップにおけるモデリングの後、層形成処理の前に、モデルの空中に浮かんだ部分に基づいてサポート構造を生成する必要がある。
以下に、本願の実施例に係る構造体積取得方法における各ステップについて説明する。
本願の実施例では、所定の平面は実際に存在する平面であってもよく、空間座標系における平面であってもよい。例えば、モデルを現在の置き方で置いた際に底部が所在する平面を所定の平面としてもよい。又は、例えば、空間座標系X−Y−Zにおける任意の平面(XY平面、YZ平面又はXZ平面)を所定の平面としてもよい。
説明の便宜上、モデルを現在の置き方で置いた際に底部が所在する平面を所定の平面とする場合、所定の平面において、モデルが置かれている側を所定の平面の上方と記す。また、該所定の平面は最底部の基準面ともされ、少なくとも1つの基準面のうちの1つである。この場合、特定された少なくとも1つの基準面は、所定の平面(最底部の基準面)の上方に位置し、モデルと同じ側にある。
また、説明の便宜上、本願の実施例に係る垂直投影面積とは、該当する基準面を投影面として取得された、該基準面の上方のモデルの該基準面における垂直投影をいう。ここで、基準面の上方は、該基準面の所定の平面(最底部の基準面)から離れる側を指す。
異なる基準面において、モデルの垂直投影の輪郭が異なる可能性がある。従って、1つの基準面におけるモデル投影は、1つの印刷層と見なされてもよい。モデルの印刷の精度は、モデルの印刷層の数に依存する。同じ形状のモデルにとって、基準面の数が多ければ多いほど、その印刷の精度が高い。
説明の便宜上、以下に、図2に示すモデルの構造に基づいて該構造体積取得方法を説明する。
図2は本願の実施例に係るモデルの構造模式図である。該モデルの構造は、2つの円錐台形の物体を組み合わせて形成した構造と見なされる。ここで、正置した1つの円錐台形の物体の、面積が比較的に小さい円形平面は、倒置した1つの円錐台形の物体の、面積が比較的に小さい円形平面に接する。
図3は、図2に示すモデルの置き方で印刷する際に必要なサポート構造の模式図である。図3に示すように、図2に示すモデルはXY平面に置かれている。また、図3における黒色の部分は、現在の置き方の場合に必要なサポート構造を示す。
図4は、図2に示すモデルの基準面P1 、P2 ……Pn の模式図である。図4に示すように、基準面P1 、P2 ……Pn それぞれはXY平面と平行である。ここで、P1 は最底部の基準面、Pn は該モデルの最頂部の基準面である。図4に示す構造では、隣接する2つの基準面の間の距離をhで示す。
所定の平面と垂直な方向において、隣接する2つの基準面の間の距離(h)それぞれは、等しく、又は等しくない。
この場合、任意の隣接する2つの基準面の間の距離が等しいこと、任意の隣接する2つの基準面の間の距離が等しくないこと、及び一部の隣接する2つの基準面間の距離が等しくかつ一部の隣接する2つの基準面間の距離が等しくないことのうち、任意の1つを含んでもよい。
ここで、これらの基準面に距離が等しくない隣接する基準面がある場合、必要に応じて、これらの隣接する基準面の間の距離を順次に増大させ、減少させ、又は他の予め設定された規則に適合させることができる。これについて、本願の実施例では特に限定しない。
本発明によって3D印刷を実現する場合、各基準面における垂直投影をそれぞれに1つの印刷層とすることができる。モデルの印刷の精度は印刷層の数に依存する。即ち、hの値はモデルの精度及び速度に関連する。
具体的には、1つのモデルにとって、hが小さければ小さいほど、特定された基準面の数が多く、印刷の精度が高く、印刷の速度が遅い。これに対して、hが大きければ大きいほど、基準面の数が少なく、印刷の精度が低く、印刷の速度が速い。
S102を実行する際に、本願の実施例は以下の2つの実行可能な実現方式を提供する。
1つ目の方式では、少なくとも1つの基準面のうちの各基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得る。
この場合、n個の基準面P1 、P2 ……Pn の場合、n個の垂直投影面積を取得する必要があり、S1 、S2 ……Sn と記す。ここで、S1 は、基準面P1 の上方に位置するモデルの基準面P1 における垂直投影面積であり、S2 は基準面P2 の上方に位置するモデルの基準面P2 における垂直投影面積であり、Sn は基準面Pn の上方に位置するモデルの基準面Pn における垂直投影面積である。
モデル構造が異なるため、取得した垂直投影面積S1 、S2 ……Sn は、同じ可能性も、異なる可能性もある。
このような実現方式によって少なくとも1つの垂直投影面積を取得する場合、特定した基準面の数が多ければ多いほど、印刷の精度が高い。
2つ目の方式では、本願の実施例がサポート構造の体積及びその材料の使用量の取得に使用される可能性があり、かつ、所定の条件において、サポート構造に必要な体積がモデル全体と同じ高さを有する必要はないことを考慮している。
この場合、図5及び図6を参照すればよい。図5は図2に示すモデルの側面が下面になる方式で置かれた場合の構造模式図である。図6は図5に示すモデルの置き方で印刷する際に必要なサポート構造の模式図である。
図6に示すように、図5に示すモデルをXY平面に置いた場合、図6における黒色の部分で示す現在の置き方に必要なサポート構造は、高さが該モデルの高さよりも遥かに小さい。
図7は、図5に示すモデルの基準面P1 、P2 ……Pn の模式図である。図7に示すように、基準面P1 、P2 ……Pn それぞれがXY平面と平行である。ここで、P1 は最底部の基準面、Pn は該モデルの最頂部の基準面である。図7に示す構造では、隣接する2つの基準面の間の距離をhで示す。
以上に基づき、本願の実施例は、少なくとも1つの垂直投影面積を得るための2つ目の方式を提供する。
図8は、本願の実施例において垂直投影面積を得るための1つの実現方式のフローチャートである。
S1021:少なくとも1つの基準面のうち、最底部の基準面に基づいて、該基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影を取得して、第1の垂直投影とする。
S1022:最底部の基準面以外の基準面から、目標基準面を取得する。目標基準面は、その垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合う基準面である。
この場合、目標基準面は、最底部の基準面以外の任意の1つの基準面であってもよい。このように、S1023a及びS1023bという2つの可能な場合がある。
S1023a:目標基準面が少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面であれば、第1の垂直投影の面積を取得して、各垂直投影面積とする。
S1023b:目標基準面が少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面でなければ、第1の垂直投影の面積を取得して、目標基準面の下方における各基準面における垂直投影面積とする。
S1024:目標基準面の上方における各基準面に対応する垂直投影面積をそれぞれに取得する。
図3に示す実現方式では、S1023a及びS1023bは並列に実現される2つのステップである。両者は「又は」の関係にあり、S1022を実行した後にS1023a又はS1023bを実行し、S1023a又はS1023bを実行した後にS1024を実行する。
ここで、目標基準面を取得するステップS1022を実行する場合、本願の実施例はさらに以下のいくつかの実現方式を提供する。
実現方式A:少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面から、最頂部から最底部への方向で順次にモデルの該基準面における垂直投影を取得し、第1の垂直投影と重なり合うか否かを判定する。第1の垂直投影と重なり合う垂直投影が所在する基準面を取得するまで上記処理を行い、取得された基準面を目標基準面とする。
図5−図7に示す構造を例としてS1022について説明する。該印刷すべき最底部の基準面P1 における第1の垂直投影の場合、各基準面をPn 、Pn-1 、Pn-2 ……P2 の順で各基準面における投影を逐一に第1の垂直投影と対比する。第1の垂直投影と重なり合う垂直投影を基準面Pn 、Pn-1 、Pn-2 ……P2 から得た場合、該基準面を目標基準面とする。この場合、目標基準面はPn 、Pn-1 、Pn-2 ……P2 のうちの任意の1つの基準面であってもよい。
実現方式B:少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面における垂直投影が第1の垂直投影と重なり合わなければ、最頂部の基準面と最底部の基準面との間で一つの二等分基準面を特定し、そして、該二等分基準面における垂直投影が第1の垂直投影と重なり合うか否かを判定する。「YES」の(該二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合う)場合、該二等分基準面と最頂部の基準面との間で他の二等分基準面を1つ特定し、該他の二等分基準面における垂直投影と該一つの二等分基準面における垂直投影とが重なり合うか否かを判定するという処理を、第1の垂直投影と重なり合う垂直投影が所在する基準面を得るまで繰り返す。又は、「NO」の(該一つの二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合わない)場合、該一つの二等分基準面と最底部の基準面との間で他の二等分基準面を1つ特定し、該他の二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合うか否かを判定するという処理を、第1の垂直投影と重なり合う垂直投影が所在する基準面を得るまで繰り返す。
図5−図7に示す構造を例としてS1022について説明する。
図9は、図5に示すモデルの置き方で所定の平面に置かれた場合の第1の垂直投影の模式図である。図9に示す第1の垂直投影は、XY平面における六角形である。この六角形をX軸方向における中軸線(図9における点線)に沿って切断すると、この六角形は2つの台形の組み合わせに見え、2つの台形の上底が接触する。
該印刷すべき最底部の基準面P1 における第1の垂直投影と最頂部の基準面Pn における投影とが重なり合わなければ、基準面Pn-1 、Pn-2 ……P2 から二等分基準面Pm を特定する。この場合、図10を参照すればよい。図10は、最底部の基準面P1 と最頂部の基準面Pn との間の二等分基準面Pm の模式図である。図10に示すように、Y軸方向において、二等分基準面Pm が最底部の基準面P1 と最頂部の基準面Pn との間を二等分する。
その後、二等分基準面Pm における垂直投影を第1の垂直投影と対比する。
両者が重なり合えば、二等分基準面Pm を目標基準面と特定する。
両者が重なり合わなければ、二等分基準面Pm と最頂部の基準面Pn との間で他の二等分基準面Pk を1つ特定する。この場合は図11を参照すればよい。図11は、二等分基準面Pm と最頂部の基準面Pn との間の二等分基準面Pk の模式図である。図11に示すように、Y軸方向において、二等分基準面Pk は二等分基準面Pm と最頂部の基準面Pn との間を二等分する。
その後、二等分基準面Pk における垂直投影を図9に示す第1の垂直投影と対比する。
上記のステップを繰り返す。
第1の垂直投影と重なり合う基準面における垂直投影を取得した場合、該基準面を目標基準面と特定する。
本願の実施例では、S1022によって目標基準面を特定した後に、特定した目標基準面に基づく必要がある。該目標基準面はサポート構造の上面と認められる。従って、総体積を算出する際に算出ステップを簡略化するとともに処理効率を向上させるために、目標基準面と最底部の基準面との間の垂直投影それぞれを第1の垂直投影と同様なものとみなすことができる。第1の垂直投影と同様なこれらの垂直投影は、対応する体積が印刷すべきモデルの第1部分の体積及びサポート材の体積を含む。一方で、サポート構造の上面については、各基準面における垂直投影の面積を算出すればよい。この場合、この部分の体積はモデルの第2部分の体積であり、第1部分の体積と第2部分の体積とでモデルの体積を構成する。
具体的な実現過程において、目標基準面の上方の各基準面間の間隔h1は、目標基準面の下方の各基準面間の間隔h2と異なってもよい。
図12は、図5に示すモデルの置き方で目標基準面の上下部分において間隔が異なる模式図である。図12に示すように、目標基準面Pj は、モデルを目標基準面Pj の上方におけるr部分及び目標基準面Pj の下方におけるR部分に分ける。
r部分では、r部分に対応する基準面におけるモデルの投影輪郭はそれぞれ異なるが、R部分では、r部分に対応する基準面におけるモデルの投影輪郭それぞれは第1の垂直投影の面積と同等する。従って、r部分における各基準面間の間隔はR部分における各基準面間の間隔よりも小さく、即ち、h1<h2である。
このように設定する理由は以下の通りである。r部分では、各基準面における垂直投影の輪郭それぞれが異なるため、h1を相対的に小さい数値に設定することで、印刷によって形成されたr部分の物体は相対的に高い精度を有し、モデルの設計に一層近い。一方、R部分では、各投影の輪郭それぞれは第1の垂直投影の輪郭と同等するため、その間隔距離を相対的に大きい数値に設定することができる。これにより、印刷によって形成されたR部分の物体は相対的に高い形成効率を有する。このように処理する理由は、投影輪郭が同じ、即ち各印刷層間の印刷輪郭が同じ、印刷の精度への影響が比較的に小さく、ひいては無視できるからである。
これに基づき、S1023aを実行する際に、目標基準面が最頂部の基準面Pn である。この場合、最底部の基準面P1 における第1の垂直投影と最頂部の基準面Pn における垂直投影とが重なり合う。両者間の全ての基準面における垂直投影は該第1の垂直投影と同等し、その垂直投影面積も全て等しく、即ちS1 =S2 =……=Sn である。
これに基づき、S1023bを実行する際に、目標基準面が最頂部の基準面Pn ではない。目標基準面がPj であれば、kが1より大きく、かつnより小さい整数である。このため、目標基準面Pj と最底部の基準面P1 との間の全ての垂直投影は該第1の垂直投影と同等し、その垂直投影面積も全て等しく、即ちS1 =S2 =……=Sj である。ここで、Sj は目標基準面Pj における垂直投影面積である。
上記の流れに基づき、S1024において基準面における垂直投影面積を取得する必要がある。本願の実施例はさらに垂直投影の面積を取得する実現方式を以下通りに提供する。
垂直投影が所在する基準面を所定の面積となる四角形の領域に均一に複数分ける。
垂直投影に覆われる四角形の領域の数を特定する。
所定の面積と数との積に基づいて垂直投影の面積を得る。
具体的には図13を参照すればよい。図13は、図2に示すモデルの置き方の場合の第1の垂直投影の面積の模式図である。以下、図13に示す第1の垂直投影の面積を例として、最底部の基準面P1 を、大きさが同じ、面積がaとなる四角形に分分割する。図13における円形は、第1の垂直投影T1 を示す。従って、図13に示す分割模式図に基づき、該円形の領域に覆われる四角形の数を得れば、該第1の垂直投影の面積を得ることができる。例えば、該円形の領域によって覆われる四角形の数がiである場合、第1の垂直投影の面積S1 =i×aである。
該方式で基準面における垂直投影面積を取得する場合、四角形の体積が小さければ小さいほど、その数が多く、得た垂直投影面積の精度が高い。
本願の実施例では、少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得るためのステップS103を実行する必要がある。この場合、以下の方式を参考とすることができる。
少なくとも1つの垂直投影面積及びそれぞれの2基準面間の距離に基づいて、少なくとも1つのサブ体積を得る。そして、少なくとも1つのサブ体積の累計和に基づいて総体積を得る。
該考え方を踏まえて、S102における垂直投影面積を得るための2つの方式に対して、以下の2つの具体的な実現方式を提供する。
1つ目では、各基準面P1 、P2 ……Pn における各垂直投影面積S1 、S2 ……Sn を得るとともに、任意の隣接する2つの基準面の間の距離がhとなる場合、総体積はV=(S1 +S2 +……+Sn )×hによって算出される。
2つ目では、目標基準面Pj を特定し、目標基準面Pj と最底部の基準面P1 との間の体積は、V1 =S1 ×j×h1で表し、目標基準面Pj と最頂部の基準面Pn との間の体積は、V2 =(Sj+1 +Sj+2 +……+Sn )×h2で表すことができる。このように、総体積V=V1 +V2 である。
本願の実施例では、上記のステップによって得られた総体積は、モデルの体積と、該モデルのサポート構造の体積とを含む。
これに基づき、モデルの体積が既知である場合、以下の方式で該モデルのサポート構造の体積を得ることができる。総体積とモデルの体積との差に基づいて、モデルのサポート構造の体積を得る。この場合、VS =V−VM で表すことができる。ここで、VS はモデルのサポート構造の体積、VM はモデルの体積、Vは総体積を示す。
本願の実施例に係る構造体積取得方法は、モデルの印刷に係る評価データの取得に使用されてもよい。
具体的な実現過程において、モデルの印刷に係る評価データは、サポート構造の第1の材料の使用量と、モデルの印刷に必要な第2の材料の使用量とを含む。
従って、該方法は以下のステップをさらに有してもよい。
モデルのサポート構造の体積に基づいて、現在の置き姿勢でのサポート構造の印刷に必要な第1の材料の使用量を特定する。
モデルの体積に基づいて、モデルの印刷に必要な第2の材料の使用量を特定する。
第1の材料の使用量及び第2の材料の使用量に基づいて、モデルの印刷に係る評価データを得る。
実際の印刷過程において、予め設定された各印刷層の層高さ(基準面の間の距離h)及び印刷消耗品の物理パラメータに基づいて各印刷層の高さを予測する。また、一般的に、印刷層の予測層高さは設定された層高さよりも大きい。このように、印刷過程において、平準化装置で各印刷層を平準化することにより、実際の印刷層の高さを設定された層高さと等しくさせるとともに、印刷層全体を平準化することができる。平準化工程によって除去された材料は印刷過程に生じた廃棄材料となる。
従って、他の具体的な実現過程において、実際の印刷過程において廃棄材料が存在することを考慮すると、モデルの印刷に係る評価データは、サポート構造の第1の材料の使用量と、モデルの印刷に必要な第2の材料の使用量と、廃棄材料の使用量とを含むことができる。
従って、該方法は以下のステップをさらに有してもよい。
モデルのサポート構造の体積に基づいて、現在の置き姿勢でのサポート構造の印刷に必要な第1の材料の使用量を特定する。
モデルの体積に基づいて、モデルの印刷に必要な第2の材料の使用量を特定する。
モデルの印刷時の廃棄材料の使用量を特定する。
第1の材料の使用量、第2の材料の使用量及び廃棄材料の使用量に基づいて、モデルの印刷に係る評価データを得る。
本願の実施例では、第1の材料及び第2の材料の材質は特に限定されない。両者の材料は異なってもよく、同じであってもよい。
上記の2つ目の実現方式におけるモデルの印刷時の廃棄材料の使用量を特定することについて、本願の実施例は以下の特定方法を提供する。
モデルの層形成時に、各印刷層の予め設定された層高さを特定する。
モデルの印刷時に使用されるインク滴のプロパティ情報に基づいて、各印刷層の予測層高さを特定する。
予測層高さと、予め設定された層高さとの比に基づいて、廃棄材料の使用量を特定する。
本願の実施例では、印刷消耗品はインクを含むが、これに限らない。
ここで、印刷消耗品がインクである場合、その物理パラメータは、インク滴の大きさ及びインク滴の状態のうちの少なくとも1つを含むことができる。ここで、インク滴の大きさは、インク滴の直径で表すことができるが、インク滴の直径に限らない。インク滴の状態はインク滴の粘度や温度等で表すことができるが、これらに限らない。
具体的な実現過程において、予測層高さを特定する方法は以下のステップを有することができる。異なる温度又は粘度で、平準化を経ず、印刷層の高さがnである試験モデルを1つ実際に印刷し、該モデルの最小高さh(平準化を経ないため、層表面が滑らかではなく、凹凸があり、よって、高さが異なる)を測定し、予測層高さをh/nとして特定する。
又は、他の実現過程において、以下のような予測層高さの特定方法であってもよい。印刷ヘッド及び印刷材料のパラメータに基づいて、インク滴の大きさ(直径)、及び1つの印刷層に印刷平面と垂直な方向において積層されるインク滴の数を特定し、さらに、該インク滴の直径とインク滴の数との積に基づいて、予測層高さを得る。
上記のステップにて特定された予測層高さによって、予測層高さと設定された層高さとの比に基づいて平準化過程において除去される廃棄材料の使用量を特定することができる。本願の実施例では、廃棄材料の使用量をも材料総量に加えて処理するため、評価データを一層向上させることができる。
本願の実施例では、S104を実行する前に、図16に示すように、以下のステップを有してもよい。
S1031:モデルの体積を取得する。
説明すべきことは、本願の実施例において、ステップS1031及びステップS103の実行順序について特に限定されず、同時に実行されてもよく、図16に示すような順序で実行されてもよく、又は、先にS1031を実行してからS103を実行してもよい。
また、説明すべきことは、具体的な実現過程において、モデルの体積が既知のデータである場合、既知のデータを直接に使用すれば、重複して取得する必要はない。
モデルの体積が未知である場合、以下の通りにステップS1031を実行することができる。
前記少なくとも1つの基準面に基づいて、モデルの各基準面と交差する輪郭を取得して、少なくとも1つの輪郭面積を得る。
前記少なくとも1つの輪郭面積に基づいて、前記モデルの体積を得る。
ここで、輪郭面積は、基準面とモデルの外面とが交差して形成された輪郭の面積を示し、輪郭面積の算出方式は垂直投影面積の算出方式に類似するため、説明を省略する。なお、少なくとも1つの輪郭面積に基づいてモデルの体積を得ることができる。モデルの体積の算出方式は、総体積の算出方式に類似するため、説明を省略する。
これに基づき、総体積とモデルの体積との差を得て、サポート構造の体積を得ることができる。なお、得られた基準面の数が多ければ多いほど、算出されたモデルの体積の精度が高い。
これに基づき、本願の実施例では、各基準面のモデルと交差する輪郭を取得することで輪郭面積を得る。これにより、モデルの体積が未知である場合、モデルの体積を自動的に算出することができ、モデルの現在の姿勢でのサポート構造の体積の算出が実現される。これにより、モデルの体積を手動で取得する作業量はある程度低減され、操作ステップは簡略化される。
本願の実施例に係る構造体積取得方法に基づき、本願の実施例は、さらに、非一時的なコンピュータ可読記憶媒体を提供する。非一時的なコンピュータ可読記憶媒体は、コンピュータ命令を記憶する。コンピュータ命令はコンピュータに以下の処理を実行させるためのものである。
所定の平面に置かれたモデルについて、所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定する。
少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得る。
少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得る。
総体積及びモデルの体積に基づいて、モデルのサポート構造の体積を得る。
本願の実施例によれば、以下の有益な効果を奏することができる。
本願の実施例に係る構造体積取得方法では、基準面を設定することで、基準面におけるモデルの垂直投影を取得して、垂直投影の面積に基づいて総体積を算出することができる。該総体積は、モデルの体積及びサポート構造の体積を含むものに相当する。さらに、既知のモデルの体積に基づいて、サポート構造の体積を得ることができ、モデルの現在の姿勢でのサポート構造の体積の算出が実現される。
実施例2
上記実施例1に係る構造体積取得方法に基づき、本願の実施例は、さらに、上記方法に係る実施例における各ステップ及び方法を実現するための装置に係る実施例を提供する。
図14は、本願の実施例に係る構造体積取得装置の機能ブロック図である。該装置1400は、基準面特定モジュール141、面積取得モジュール142、及び体積算出モジュール143を備える。
基準面特定モジュール141は、所定の平面に置かれたモデルについて、所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定するために使用される。
面積取得モジュール142は、少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得るために使用される。
体積算出モジュール143は、少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得るとともに、総体積及びモデルの体積に基づいてモデルのサポート構造の体積を得るために使用される。
図15は、本願の実施例に係るプリンタの機能ブロック図である。該プリンタ1500は、メモリ151及びプロセッサ152を備える。
メモリ151は、1組又は複数組のプログラムコードを記憶するために使用される。
プロセッサ152は、メモリ151と結合し、メモリ151に記憶されているプログラムコードを呼び出して以下の処理を実行するために使用される。
所定の平面に置かれたモデルについて、所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定する。
少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得る。
少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得る。
総体積及びモデルの体積に基づいて、モデルのサポート構造の体積を得る。
本願の実施例に係るメモリ151は、ランダムアクセスメモリ(RAM:random access memory)、フラッシュメモリ、リードオンリーメモリ(ROM:Read−Only Memory)、書き込み・消去可能なROM(EPROM:Erasable Programmable Read Only Memory)、ハードディスク、又は本分野で知られている任意の他の形の記憶媒体を含むが、これらに限らない。
本発明を実際に適用する際に、メモリ151をプロセッサ152と統合し、メモリ151がプロセッサ152の構成要素となるように設けてもよく、又は、メモリ151及びプロセッサ152を特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)に設けてもよい。
本願の実施例に係るプロセッサ152は、そのハードウェアが具体的な機能を果たすことが可能な汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processing)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA:Field−Programmable Gate Array)、又は他のプログラム可能なロジックデバイス、個別ゲートまたはトランジスタロジックデバイス、個別ハードウェア構成要素、あるいは前述したこれらのハードウェアの組み合わせであってもよい。変形例として、計算デバイスの組み合わせによって実現されてもよい。計算デバイスの組み合わせは、DSPとマイクロプロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサの組み合わせ、DSPと通信して結合した1つ又は複数のマイクロプロセッサの組み合わせ等が例示される。
本実施例における各ユニットは、図1に示す方法を実行することができる。このため、本実施例に詳しく説明されなかった部分については、図1についての説明を参照すればよい。
本願の実施例によれば、以下の有益な効果を奏することができる。
本願の実施例に係る構造体積取得方法では、基準面を設定することで、基準面におけるモデルの垂直投影を取得して、垂直投影の面積に基づいて総体積を算出することができる。該総体積は、モデルの体積及びサポート構造の体積を含むものに相当する。さらに、既知のモデルの体積に基づいて、サポート構造の体積を得ることができ、モデルの現在の姿勢でのサポート構造の体積の算出が実現される。
説明の便宜上、前述したシステム、装置及びユニットの具体的な作業過程は、前述した方法に係る実施例における対応した過程を参考すればよく、説明を省略する。これについて、当業者であれば明確に理解できる。
本願に係るいくつかの実施例では、開示されるシステム、装置及び方法は他の方式で実現されてもよいと理解すべきである。例えば、以上に説明された装置の実施例は模式的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの区画は論理機能上の区画に過ぎず、実際に実現する際に、他の区画方式を用いてもよく、例えば複数のユニット又は構成要素は他のシステムに結合又は統合されてもよく、又はいくつかの特徴は省略してもよく、又は実行しなくてもよい。一方、表示又は検討される相互間の結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインターフェース、装置又はユニットによる間接結合又は通信接続であってもよく、電気、機械又は他の形式であってもよい。
分離部材として説明された前記ユニットは物理的に分離してもよいし、物理的に分離しなくてもよく、ユニットとして表示される部材は物理ユニットであってもよいし、物理ユニットでなくてもよく、つまり、一箇所に位置してもよいし、複数のネットワークユニットに分布されてもよい。実際の必要に応じて、その一部又は全部のユニットを選択して本実施例案の目的を実現してもよい。
また、本願の各実施例では、各機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、各ユニットは独立して物理的に存在してもよく、2つ又は3つ以上のユニットは1つのユニットに統合されてもよい。上記統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよいし、ハードウェアとソフトウェア機能ユニットとの組み合わせの形式で実現されてもよい。
上記ソフトウェア機能の形式で実現されて統合されたユニットは、1つのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。上記ソフトウェア機能ユニットは、1つの記憶媒体に記憶されており、1台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク機器等であってもよい)に本願の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるための複数の命令を含む。前述した記憶媒体は、USBメモリ、ポータブルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
以上は本願の好ましい実施例に過ぎず、本発明を制限するためのものではなく、本発明の思想及び原則内における変更、均等な置換、改善等は、いずれも本願の技術的範囲内に含まれるべきである。
前述した態様及びいずれかの可能な実現方式によって、1つの実現方式をさらに提供する。前記最底部の基準面以外の基準面から目標基準面を取得することは、少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面における垂直投影と前記第1の垂直投影とが重なり合わなければ、最頂部の基準面及び最底部の基準面の間で、1つの二等分基準面を特定し、該1つの二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合うか否かを判定し、重なり合う場合、該1つの二等分基準面と最頂部の基準面との間で他の二等分基準面を1つ特定し、該他の二等分基準面における垂直投影と該1つの二等分基準面における垂直投影とが重なり合うか否かを判定する処理を、前記第1の垂直投影と重なり合う最後の1つの垂直投影が所在する基準面を取得するまで繰り返し、重なり合わない場合、該1つの二等分基準面と最底部の基準面との間で他の二等分基準面を1つ特定し、該他の二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合うか否かを判定することを、前記第1の垂直投影と重なり合う垂直投影が所在する基準面を取得するまで繰り返すことを含む。
上記発明のうちの1つによれば、以下の有益な効果を奏することができる。本願の実施例に係る構造体積取得装置では、基準面を設定することで、基準面におけるモデルの垂直投影を取得して、垂直投影の面積に基づいて総体積を算出することができる。該総体積は、モデルの体積及びサポート構造の体積を含むものに相当する。さらに、既知のモデルの体積に基づいて、サポート構造の体積を得ることができ、モデルの現在の姿勢でのサポート構造の体積の算出が実現される。
また、説明の便宜上、本願の実施例に係る垂直投影面積とは、該当する基準面を投影面として取得された、該基準面の上方のモデルの該基準面における垂直投影の面積をいう。ここで、基準面の上方は、該基準面の所定の平面(最底部の基準面)から離れる側を指す。
に示す実現方式では、S1023a及びS1023bは並列に実現される2つのステップである。両者は「又は」の関係にあり、S1022を実行した後にS1023a又はS1023bを実行し、S1023a又はS1023bを実行した後にS1024を実行する。
図5−図7に示す構造を例としてS1022について説明する。該印刷すべき最底部の基準面P1 における垂直投影を第1の垂直投影とした場合、各基準面をPn 、Pn-1 、Pn-2 ……P2 の順で各基準面における垂直投影を逐一に第1の垂直投影と対比する。第1の垂直投影と重なり合う垂直投影を基準面Pn 、Pn-1 、Pn-2 ……P2 から得た場合、該基準面を目標基準面とする。この場合、目標基準面はPn 、Pn-1 、Pn-2 ……P2 のうちの任意の1つの基準面であってもよい。
実現方式B:少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面における垂直投影が第1の垂直投影と重なり合わなければ、最頂部の基準面と最底部の基準面との間で一つの二等分基準面を特定し、そして、該二等分基準面における垂直投影が第1の垂直投影と重なり合うか否かを判定する。「YES」の(該二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合う)場合、該二等分基準面と最頂部の基準面との間で他の二等分基準面を1つ特定し、該他の二等分基準面における垂直投影と該一つの二等分基準面における垂直投影とが重なり合うか否かを判定するという処理を、第1の垂直投影と重なり合う最後の1つの垂直投影が所在する基準面を得るまで繰り返す。又は、「NO」の(該一つの二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合わない)場合、該一つの二等分基準面と最底部の基準面との間で他の二等分基準面を1つ特定し、該他の二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合うか否かを判定するという処理を、第1の垂直投影と重なり合う垂直投影が所在する基準面を得るまで繰り返す。
該印刷すべき最底部の基準面P1 における第1の垂直投影と最頂部の基準面Pn における投影とが重なり合わなければ、基準面Pn-1 、Pn-2 ……P2 から二等分基準面Pm を特定する。この場合、図10を参照すればよい。図10は、最底部の基準面P1 と最頂部の基準面Pn との間の二等分基準面Pm の模式図である。図10に示すように、軸方向において、二等分基準面Pm が最底部の基準面P1 と最頂部の基準面Pn との間を二等分する。
両者が重なり合えば、二等分基準面P m と最頂部の基準面P n との間で他の二等分基準面P k を1つ特定する。
の場合は図11を参照すればよい。図11は、二等分基準面Pm と最頂部の基準面Pn との間の二等分基準面Pk の模式図である。図11に示すように、軸方向において、二等分基準面Pk は二等分基準面Pm と最頂部の基準面Pn との間を二等分する。
上記のステップを繰り返す。第1の垂直投影と重なり合う最後の1つの基準面における垂直投影を取得した場合、該最後の1つの基準面を目標基準面と特定する。
両者が重なり合わなければ、二等分基準面P m と最底部の基準面P 1 との間で他の二等分基準面を1つ特定し、該他の二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合うか否かを判定するという処理を、第1の垂直投影と重なり合う垂直投影が所在する基準面を得るまで繰り返す。
r部分では、r部分に対応する基準面におけるモデルの投影輪郭はそれぞれ異なるが、R部分では、部分に対応する基準面におけるモデルの投影輪郭それぞれの面積は第1の垂直投影の面積と同等する。従って、r部分における各基準面間の間隔はR部分における各基準面間の間隔よりも小さく、即ち、h1<h2である。
これに基づき、S1023bを実行する際に、目標基準面が最頂部の基準面Pn ではない。目標基準面がPj であれば、が1より大きく、かつnより小さい整数である。このため、目標基準面Pj と最底部の基準面P1 との間の全ての垂直投影は該第1の垂直投影と同等し、その垂直投影面積も全て等しく、即ちS1 =S2 =……=Sj である。ここで、Sj は目標基準面Pj における垂直投影面積である。
具体的な実現過程において、予測層高さを特定する方法は以下のステップを有することができる。異なる温度又は粘度で、平準化を経ず、印刷層の高さがである試験モデルを1つ実際に印刷し、該モデルの最小高さ(平準化を経ないため、層表面が滑らかではなく、凹凸があり、よって、高さが異なる)を測定し、予測層高さを 2 として特定する。
本願の実施例に係る構造体積取得装置では、基準面を設定することで、基準面におけるモデルの垂直投影を取得して、垂直投影の面積に基づいて総体積を算出することができる。該総体積は、モデルの体積及びサポート構造の体積を含むものに相当する。さらに、既知のモデルの体積に基づいて、サポート構造の体積を得ることができ、モデルの現在の姿勢でのサポート構造の体積の算出が実現される。

Claims (17)

  1. 所定の平面に置かれたモデルについて、前記所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定し、
    前記少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得、
    前記少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得、
    前記総体積及び前記モデルの体積に基づいて、前記モデルのサポート構造の体積を得る
    ことを含むことを特徴とする構造体積取得方法。
  2. 前記所定の平面と垂直な方向において、隣接する2基準面間の距離それぞれが等しく、又は等しくない
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得ることは、
    少なくとも1つの基準面のうちの各基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得る
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 前記少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得ることは、
    少なくとも1つの基準面のうちの最底部の基準面に基づいて、該基準面の上方におけるモデルの該基準面における垂直投影を取得して、第1の垂直投影とし、
    前記最底部の基準面以外の基準面から、垂直投影と前記第1の垂直投影とが重なり合う目標基準面を取得し、
    前記目標基準面が少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面である場合、前記第1の垂直投影の面積を取得して、各垂直投影面積とし、
    前記目標基準面が少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面ではない場合、前記第1の垂直投影の面積を取得して、前記目標基準面の下方の各基準面における垂直投影面積とするとともに、前記目標基準面の上方の各基準面における垂直投影面積を取得する
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記最底部の基準面以外の基準面から目標基準面を取得することは、
    少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面から、最頂部から最底部への方向で順次に前記モデルの該基準面における垂直投影を取得して前記第1の垂直投影と重なり合うか否かを判定する処理を、前記第1の垂直投影と重なり合う垂直投影が所在する基準面を取得するまで行い、該基準面を前記目標基準面とする
    ことを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 前記最底部の基準面以外の基準面から目標基準面を取得することは、
    少なくとも1つの基準面のうちの最頂部の基準面における垂直投影と前記第1の垂直投影とが重なり合わなければ、最頂部の基準面及び最底部の基準面の間で、1つの二等分基準面を特定し、
    該1つの二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合うか否かを判定し、
    重なり合う場合、該1つの二等分基準面と最頂部の基準面との間で他の二等分基準面を1つ特定し、該他の二等分基準面における垂直投影と該1つの二等分基準面における垂直投影とが重なり合うか否かを判定する処理を、前記第1の垂直投影と重なり合う垂直投影が所在する基準面を取得するまで繰り返し、
    重なり合わない場合、該1つの二等分基準面と最底部の基準面との間で他の二等分基準面を1つ特定し、該他の二等分基準面における垂直投影と第1の垂直投影とが重なり合うか否かを判定することを、前記第1の垂直投影と重なり合う垂直投影が所在する基準面を取得するまで繰り返す
    ことを含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  7. 垂直投影面積を取得することは、
    垂直投影が所在する基準面を、所定の面積を有する四角形の領域に複数分割し、
    前記垂直投影に覆われた四角形の領域の数を特定し、
    前記所定の面積と前記数との積に基づいて、前記垂直投影面積を得る
    ことを含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の方法。
  8. 前記少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得ることは、
    少なくとも1つの垂直投影面積及びそれぞれの2基準面間の距離に基づいて、少なくとも1つのサブ体積を取得し、
    少なくとも1つのサブ体積の累計和に基づいて、前記総体積を得る
    ことを含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の方法。
  9. 前記総体積及び前記モデルの体積に基づいて、前記モデルのサポート構造の体積を得ることは、
    前記総体積と前記モデルの体積との差に基づいて、前記モデルのサポート構造の体積を得る
    ことを含むことを特徴とする請求項1から6のいずれか1つに記載の方法。
  10. 前記モデルのサポート構造の体積に基づいて、現在の置き姿勢での前記サポート構造の印刷に必要な第1の材料の使用量を特定し、
    前記モデルの体積に基づいて、前記モデルの印刷に必要な第2の材料の使用量を特定し、
    前記第1の材料の使用量及び前記第2の材料の使用量に基づいて、前記モデルの印刷に係る評価データを得る
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 前記モデルのサポート構造の体積に基づいて、現在の置き姿勢での前記サポート構造の印刷に必要な第1の材料の使用量を特定し、
    前記モデルの体積に基づいて、前記モデルの印刷に必要な第2の材料の使用量を特定し、
    前記モデルの印刷時の廃棄材料の使用量を特定し、
    前記第1の材料の使用量、前記第2の材料の使用量及び前記廃棄材料の使用量に基づいて、前記モデルの印刷に係る評価データを得る
    ことをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 前記モデルの印刷時の廃棄材料の使用量を特定することは、
    前記モデルの層形成時に、各印刷層の予め設定された層高さを特定し、
    前記モデルの印刷時に使用されるインク滴のプロパティ情報に基づいて、各印刷層の予測層高さを特定し、
    前記予測層高さと前記予め設定された層高さとの比に基づいて、前記廃棄材料の使用量を特定する
    ことを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記総体積及び前記モデルの体積に基づいて前記モデルのサポート構造の体積を得る前に、さらに、
    前記モデルの体積を取得する
    ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  14. 前記モデルの体積を取得することは、
    前記少なくとも1つの基準面について、モデルの各基準面と交差する輪郭を取得して、少なくとも1つの輪郭面積を取得し、
    前記少なくとも1つの輪郭面積に基づいて、前記モデルの体積を取得する
    ことを含むことを特徴とする請求項13に記載の方法。
  15. 所定の平面に置かれたモデルについて、前記所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定するための基準面特定モジュールと、
    前記少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得るための面積取得モジュールと、
    前記少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得るとともに、前記総体積及び前記モデルの体積に基づいてモデルのサポート構造の体積を得るための体積算出モジュールと
    を備える
    ことを特徴とする構造体積取得装置。
  16. コンピュータ命令を記憶する非一時的なコンピュータ可読記憶媒体であって、
    前記コンピュータ命令は、
    所定の平面に置かれたモデルについて、前記所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定し、
    前記少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得、
    前記少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得、
    前記総体積及び前記モデルの体積に基づいて、前記モデルのサポート構造の体積を得る
    処理をコンピュータに実行させる
    ことを特徴とする非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
  17. 1組又は複数組のプログラムコードを記憶するためのメモリと、前記メモリと結合されるプロセッサとを備えるプリンタであって、
    前記プロセッサは、
    所定の平面に置かれたモデルについて、前記所定の平面と平行な方向において少なくとも1つの基準面を特定し、
    前記少なくとも1つの基準面について、各基準面の上方に位置するモデルの該基準面における垂直投影面積を取得して、少なくとも1つの垂直投影面積を得、
    前記少なくとも1つの垂直投影面積に基づいて総体積を得、
    前記総体積及び前記モデルの体積に基づいて、前記モデルのサポート構造の体積を得る
    処理を実行するための、前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出す
    ことを特徴とするプリンタ。
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