JP2021181285A - 車両用センサ搭載構造及び車両センサ用ブラケットセット - Google Patents

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Abstract

【課題】従来のルーフ中央にセンサを集める構造と比べて車両前後方向におけるセンサの死角を少なくできる。【解決手段】車両のルーフに対して外部環境を検出する複数のセンサを搭載した車両用センサ搭載構造であって、カメラ、ミリ波レーダ、ライダーのうち少なくとも二種類を含む複数のセンサからなる第一センサ群と、第一センサ群が上面に設置される第一ブラケットと、を有する第一センサキットと、カメラ、ミリ波レーダ、ライダーのうち少なくとも二種類を含む複数のセンサからなる第二センサ群と、第二センサ群が上面に設置される第二ブラケットと、を有する第二センサキットと、ルーフの車両前側に形成され、上面が露出するように第一ブラケットが嵌め込まれる第一嵌め込み部と、第一嵌め込み部と車両前後方向で対向するようにルーフの車両後側に形成され、上面が露出するように第二ブラケットが嵌め込まれる第二嵌め込み部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、車両用センサ搭載構造及び車両センサ用ブラケットセットに関する。
従来、車両用センサ搭載構造に関する技術文献として米国特許出願公開2016/0334790号明細書が知られている。この公報には、車両のルーフ中央にセンサ類が一体となって配置される構造が示されている。
米国特許出願公開2016/0334790号明細書
しかしながら、車両のルーフ中央にセンサ類を集める構造とすると、車両前後方向にルーフ端部によるセンサの死角が生じやすくなる。この場合において、車両前後方向におけるセンサの死角を減らすためにセンサの取り付け位置を高くすると、車両の空力性能を悪化させる上、センサの取付け部分の剛性が低下し、走行時の振動又は風の影響によるセンサ精度の低下を招くおそれがある。
本発明の一態様は、車両のルーフに対して外部環境を検出する複数のセンサを搭載した車両用センサ搭載構造であって、カメラ、ミリ波レーダ、ライダーのうち少なくとも二種類を含む複数のセンサからなる第一センサ群と、第一センサ群が上面に設置される第一ブラケットと、を有する第一センサキットと、カメラ、ミリ波レーダ、ライダーのうち少なくとも二種類を含む複数のセンサからなる第二センサ群と、第二センサ群が上面に設置される第二ブラケットと、を有する第二センサキットと、ルーフの車両前側に形成され、上面が露出するように第一ブラケットが嵌め込まれる第一嵌め込み部と、第一嵌め込み部と車両前後方向で対向するようにルーフの車両後側に形成され、上面が露出するように第二ブラケットが嵌め込まれる第二嵌め込み部と、を備える。
本発明の一態様に係る車両用センサ搭載構造によれば、第一センサキットがルーフの車両前側に形成された第一嵌め込み部に嵌め込まれ、第二センサキットがルーフの車両後側に形成された第二嵌め込み部に嵌め込まれるので、従来のルーフ中央にセンサを集める構造と比べてセンサの取り付け位置を高くしなくても、車両前後方向におけるセンサの死角を少なくできる。また、複数のセンサからなる第一センサ群を第一ブラケットに載せて第一センサキットとして集合部品化(ASSY化)することで、ルーフ上にセンサを個別に取り付ける場合と比べて、複数のセンサの相互の位置関係を高精度に維持することができる。このことは複数センサを用いた各種の車両制御の精度向上につながる。更に、予め組み上げた第一センサキットをルーフ側に予め形成された第一嵌め込み部に嵌め込み固定することで車両へ搭載することができ、ルーフ上にセンサを個別に取り付ける場合と比べて、取り付け工数を削減できる。第一センサキットはカテゴリの異なる車種にも流用できるため設計の工数削減にもつながる。上述の点は第二センサキットも同様である。
本発明の一態様に係る車両用センサ搭載構造において、第一センサ群には、車両前方を向く前方センサ群と、車両前方右側を向く前方右側センサ群と、車両前方左側を向く前方左側センサ群と、が含まれ、第二センサ群には、車両後方を向く後方センサ群と、車両後方右側を向く後方右側センサ群と、車両後方左側を向く後方左側センサ群と、が含まれてもよい。
この車両用センサ搭載構造によれば、ルーフの車両左側及び車両右側に複数のセンサを個々に直接取り付ける場合と比べて、多くのセンサを集合部品化することができるので、多数のセンサの相互の位置関係を高精度に維持することができる。また、取り付け工数の削減にも寄与する。
本発明の一態様に係る車両用センサ搭載構造において、第一ブラケットは、ルーフ上で車両幅方向に延在して前方センサ群が設置されるフロント部と、フロント部の右端から車両後方に向かって延在し、前方右側センサ群が設置されるフロント右サイド部と、フロント部の左端から車両後方に向かって延在し、前方左側センサ群が設置されるフロント左サイド部と、を有する平面視でコの字状の部材であり、第二ブラケットは、ルーフ上で車両幅方向に延在して後方センサ群が設置されるリア部と、リア部の右端から車両前方に向かって延在し、後方右側センサ群が設置されるリア右サイド部と、リア部の左端から車両前方に向かって延在し、後方左側センサ群が設置されるリア左サイド部と、を有する平面視でコの字状の部材であってもよい。
この車両用センサ搭載構造によれば、平面視でコの字状の第一ブラケットを用いることで第一センサ群を構成する前方センサ群、前方右側センサ群、及び前方左側センサ群について余裕をもって配置することができる。第二ブラケット及び第二センサ群についても同様である。
本発明の一態様に係る車両用センサ搭載構造において、第一ブラケットのフロント右サイド部及びフロント左サイド部は、平面視で車両幅方向に延在するルーフリーンフォースを跨ぐように設けられていてもよい。
この車両用センサ搭載構造によれば、コの字状の第一ブラケットのフロント右サイド部及びフロント左サイド部が平面視で車両幅方向に延在するルーフリーンフォースを跨ぐように設けられていることで、ルーフリーンフォースを跨がずに配置される場合と比べて、剛性を高めることができる。
本発明の一態様に係る車両用センサ搭載構造において、第一ブラケット及び第二ブラケットは、I字状の部材であってもよい。
この車両用センサ搭載構造によれば、第一ブラケット及び第二ブラケットがI字状の部材であるため、複雑な形状である場合と比べて、ルーフへの取り付けを容易にすることができる。
本発明の他の態様は、車両のルーフ上に外部環境を検出する複数のセンサを搭載するための車両センサ用ブラケットセットであって、カメラ、ミリ波レーダ、ライダーのうち少なくとも二種類を含む複数のセンサからなる第一センサ群が上面に設置される第一ブラケットと、カメラ、ミリ波レーダ、ライダーのうち少なくとも二種類を含む複数のセンサからなる第二センサ群が上面に設置される第二ブラケットと、を備え、第一ブラケットは、上面が露出した状態でルーフの車両前側に形成された第一嵌め込み部に嵌め込まれ、第二ブラケットは、第一ブラケットと車両前後方向で対向するように、上面が露出した状態でルーフの車両後側に形成された第二嵌め込み部に嵌め込まれる。
本発明の他の態様に係る車両センサ用ブラケットセットによれば、第一センサキットがルーフの車両前側に形成された第一嵌め込み部に嵌め込まれ、第二センサキットがルーフの車両後側に形成された第二嵌め込み部に嵌め込まれるので、従来のルーフ中央にセンサを集める場合と比べてセンサの取り付け位置を高くしなくても、車両前後方向におけるセンサの死角を少なくできる。また、複数のセンサからなる第一センサ群を第一ブラケットに載せて第一センサキットとして集合部品化(ASSY化)することで、ルーフ上にセンサを個別に取り付ける場合と比べて、複数のセンサの相互の位置関係を高精度に維持することができる。このことは複数センサを用いた各種の車両制御の精度向上につながる。更に、予め組み上げた第一センサキットをルーフ側に予め形成された第一嵌め込み部に嵌め込み固定することで車両へ搭載することができ、ルーフ上にセンサを個別に取り付ける場合と比べて、取り付け工数を削減できる。第一センサキットはカテゴリの異なる車種にも流用できるため設計の工数削減にもつながる。上述の点は第二センサキットも同様である。
本発明の他の態様に係る車両センサ用ブラケットセットにおいて、第一ブラケットは、ルーフ上で車両幅方向に延在するフロント部と、フロント部の右端から車両後方に向かって延在するフロント右サイド部と、フロント部の左端から車両後方に向かって延在するフロント左サイド部と、を有する平面視でコの字状の部材であり、第二ブラケットは、ルーフ上で車両幅方向に延在するリア部と、リア部の右端から車両前方に向かって延在するリア右サイド部と、リア部の左端から車両前方に向かって延在するリア左サイド部と、を有する平面視でコの字状の部材であってもよい。
この車両センサ用ブラケットセットによれば、平面視でコの字状の第一ブラケットを用いることで車両前方向きのセンサ、前方右側向きのセンサ、及び前方左側向きのセンサについて余裕をもって配置することができる。第二ブラケットについても同様である。
本発明の一態様に係る車両用センサ搭載構造及び他の態様に係る車両センサ用ブラケットセットによれば、従来のルーフ中央にセンサを集める構造と比べてセンサの取り付け位置を高くしなくても、車両前後方向におけるセンサの死角を少なくできる。また、複数のセンサからなる第一センサ群を第一ブラケットに載せて第一センサキットとして集合部品化(ASSY化)することで、ルーフ上にセンサを個別に取り付ける場合と比べて、複数のセンサの相互の位置関係を高精度に維持することができる。
一実施形態に係る車両用センサ搭載構造を説明するための車両全体の斜視図である。 第一センサキットにおけるセンサ配置の一例を示す図である。 (a)車両用センサ搭載構造を説明するための部分断面図である。(b)第一ブラケットの一例を示す部分断面図である。 第一ブラケット上のセンサ取付構造の一例を示す斜視図である。 図4のV−V線に沿った端面図である。 カメラ及びセンサブラケットの一例を示す斜視図である。 センサブラケットの一例を示す斜視図である。 カメラ及びセンサブラケットの一例を示す平面図である。 車両用センサ搭載構造の変形例を説明するための斜視図である。 (a)第一ブラケットの第一の変形例を示す平面図である。(b)第一ブラケットの第二の変形例を示す平面図である。(c)第一ブラケットの第三の変形例を示す平面図である。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。本開示における車両用センサ搭載構造は、車両のルーフの上に搭載された車両の外部環境を検出するセンサの搭載構造である。車両の車種やルーフの形状は特に限定されない。外部環境には、例えば車両周囲の他車両の状況などが含まれる。
図1は、一実施形態に係る車両用センサ搭載構造を説明するための車両全体の斜視図である。図1ではセンサの図示を省略している。各図において、車両Mの前方向をFr、車両Mの左方向をL、車両Mの上方向をZとした三次元直交座標系を示す。
図1に示す車両Mは、例えば、自動運転機能を有する自動運転車両である。自動運転とは、運転者が運転操作を行うことなく、自動で目的地に向かって走行する車両制御である。なお、車両Mは必ずしも自動運転車両である場合に限られない。
車両Mは、ルーフ100を有している。ルーフ100には、車両前側の第一嵌め込み部101と車両後側の第二嵌め込み部102とが形成されている。第一嵌め込み部101及び第二嵌め込み部102は、車両の前後方向において対向するように形成されている穴又は凹部である。第一嵌め込み部101及び第二嵌め込み部102は、ルーフ100の表面だけではなく、後述するルーフリーンフォースと合わせて画成されていてもよい。
第一嵌め込み部101及び第二嵌め込み部102は、一例として、ルーフ100を前後方向で三等分したうち車両前側の領域と車両後側の領域に含まれるように形成される。第一嵌め込み部101及び第二嵌め込み部102は、ルーフ100を前後方向で四等分したうち最も車両前側の領域と最も車両後側の領域に含まれるように形成されてもよい。
第一嵌め込み部101には、第一センサキットK1を構成する第一ブラケット10が嵌め込まれている。また、第二嵌め込み部102には、第二センサキットK2を構成する第二ブラケット20が嵌め込まれている。第一ブラケット10及び第二ブラケット20は、車両センサ用ブラケットセットを構成している。
図2は、第一センサキットK1におけるセンサ配置の一例を示す図である。図2に示すように、第一センサキットK1は、カメラ、ミリ波レーダ、ライダー[LiDAR : Light Detection and Ranging]のうち少なくとも二種類を含む複数のセンサからなる第一センサ群S1と、第一センサ群S1が上面に設置される第一ブラケット10と、を有している。
第一センサ群S1には、車両前方を向く前方センサ群30と、車両前方右側を向く前方右側センサ群40と、車両前方左側を向く前方左側センサ群50とが含まれる。前方センサ群30には、センサ31、32、33が含まれる。センサ31、32、33の組み合わせは特に限定されないが、例えば、ミリ波レーダ、ライダー、カメラの組み合わせとすることができる。前方右側センサ群40を構成するセンサ41、42、43と前方左側センサ群50を構成するセンサ51、52、53についても同様である。
前方センサ群30、前方右側センサ群40、前方左側センサ群50の含むセンサ数は特に限定されず、それぞれ少なくとも1つ以上のセンサを含んでいればよい。なお、第一センサ群S1は、少なくとも前方センサ群30を含んでいればよく、必ずしも前方右側センサ群40及び前方左側センサ群50を含む必要はない。
第一ブラケット10は、第一センサ群S1をルーフ100に取り付けるための部材である。第一ブラケット10上には、ボルト、ネジ又は粘着固定によって第一センサ群S1が設置されている。第一ブラケット10は、フロント部10a、フロント右サイド部10b、フロント左サイド部10cを有する平面視でコの字状の部材として形成されている。
フロント部10aは、ルーフ100上で車両幅方向に延在して前方センサ群30が設置される部位である。フロント右サイド部10bは、フロント部10aの右端から車両後方に向かって延在し、前方右側センサ群40が設置される部位である。フロント左サイド部10cは、フロント部の左端から車両後方に向かって延在し、前方左側センサ群50が設置される部位である。
続いて、図3(a)及び図3(b)を参照して車両用センサ搭載構造を説明する。図3(a)は、車両用センサ搭載構造を説明するための部分断面図である。図3(b)は、第一ブラケット10の一例を示す部分断面図である。
図3(a)及び図3(b)に示すように、第一ブラケット10は、センサが設置されるセンサ設置面(上面)11と第一嵌め込み部101に嵌め込むための外周縁部12及び内周縁部13とを有している。第一ブラケット10は、例えば一枚の金属板又は樹脂製の板から形成されている。
センサ設置面11の高さは特に限定されないが、一例としてルーフ100の上面と同じ高さとすることができる。センサ設置面11の高さは、ルーフ100の上面より高くてもよく、ルーフ100の上面より僅かに低くてもよい。第一ブラケット10は、センサ設置面11が露出するように第一嵌め込み部101に嵌め込まれている。
センサ設置面11には、センサ取付け用の基準孔11a及び調整用長孔11bが複数形成されている。基準孔11aは円形状の孔である。調整用長孔11bは、基準孔11aを中心とした円に沿って形成された円弧状の長孔である。各センサは、例えば、基準孔11a及び調整用長孔11bに下から挿通されたボルトによってセンサ設置面11上に設置される。円弧状の調整用長孔11bに挿通されたボルトの位置は、基準孔11aを中心とした円方向に調整することができる。これにより、各センサは、車両のヨーイング方向に調整可能となるようにセンサ設置面11上に設置されている。センサの向き調整について詳しくは後述する。
外周縁部12は、コの字状のセンサ設置面11の外周側(ルーフ100の外側)に沿って形成され、センサ設置面11から一段下がった位置に設けられている。同様に、内周縁部13は、コの字状のセンサ設置面11の内周側(ルーフ100の中央側)に沿って形成され、センサ設置面11から一段下がった位置に設けられている。外周縁部12及び内周縁部13は、ルーフ100の下に嵌め込まれることで第一ブラケット10の脱落を防止している。外周縁部12及び内周縁部13は、第一ブラケット10の下面を形成している。外周縁部12及び内周縁部13の下面は、一例として、車幅方向に延在するルーフリーンフォース110と接している。
なお、外周縁部12及び内周縁部13は必ずしもルーフリーンフォース110に支えられている必要はない。ルーフ100の一部が凹部を形成することで第一嵌め込み部101が形成されていてもよく、車体に固定されたその他の部材によって第一ブラケット10を支える構造であってもよい。また、必ずしも第一ブラケット10を下から支える必要はなく、接着又は溶接などにより外周縁部12及び内周縁部13がルーフ100の裏面に対して固定されてもよい。
第二センサキットK2は、第一センサキットK1と同様の構成とすることができる。例えば、第二センサキットK2は、車両後方の第二嵌め込み部102に嵌め込まれる以外は、第一センサキットK1と同じ構成であってもよい。
第二センサキットK2を構成する第二センサ群は、第一センサキットK1の第一センサ群S1と同じ構成とすることができる。第二センサ群は、車両後方を向く後方センサ群と、車両後方右側を向く後方右側センサ群と、車両後方左側を向く後方左側センサ群とを含んでもよい。後方センサ群、後方右側センサ群、及び後方左側センサ群は、第一センサ群S1の前方センサ群30、前方右側センサ群40、及び前方左側センサ群50にそれぞれ対応する。
なお、第二センサ群は、必ずしも第一センサ群S1と同じ構成である必要はない。第二センサ群は、第一センサ群S1と異なるセンサの組み合わせ又は異なるセンサ数であってもよい。第二センサ群は後方センサ群のみから構成されていてもよい。
第二ブラケット20も、第一ブラケット10と同じ構成とすることができる。第二ブラケット20は、ルーフ100上で車両幅方向に延在して後方センサ群が設置されるリア部と、リア部の右端から車両前方に向かって延在して後方右側センサ群が設置されるリア右サイド部と、リア部の左端から車両前方に向かって延在して後方左側センサ群が設置されるリア左サイド部と、を有する平面視でコの字状の部材とすることができる。なお、第二ブラケット20は、必ずしも第一ブラケット10と同じ構成である必要はない。第二ブラケット20は、第一ブラケット10と異なる形状を有していてもよい。ブラケットの変形例について詳しくは後述する。
図4は、第一ブラケット10上のセンサ取付構造の一例を示す斜視図である。図5は、図4のV−V線に沿った端面図である。ここでは、一例として車両前方を向く第一センサ群S1の前方センサ群30におけるカメラ32の取付構造を説明する。
図4及び図5に示されるように、第一実施形態の車両用センサ搭載構造は、カメラ32、カバー部材60、及びセンサブラケット70を備えている。カメラ32は、車両のルーフ100の上に搭載されて車両の外部環境を検出するセンサの一例である。本実施形態では、カメラ32は車両の前方向を撮像するように搭載されている。
カメラ32の種類は特に限定されない。カメラ32は単眼カメラであってもステレオカメラであってもよい。また、車両の外部環境を検出するセンサはカメラに限定されず、ミリ波レーダ、マイクロ波レーダ、ライダー[LIDAR:Light Detection and Ranging]、赤外線センサ、又はソナーセンサなどであってもよい。
カメラ32は、ワイヤハーネスWを介して車両のバッテリ及びECU[Electronic Control Unit]と接続されている(図5参照)。ワイヤハーネスWとは、電力供給や信号の伝達に用いられる複数の電線の束などから構成された集合部品である。カメラ32は、ワイヤハーネスWと接続するための接続部32aを背面に有している。接続部1aの位置は、カメラ32の背面に限定されない。接続部32aは、カメラ32の下面に位置してもよく、側面に位置してもよく、上面に位置してもよい。ワイヤハーネスWは、ルーフ100のワイヤ通過孔100aを下から通り抜けてカバー部材60内に突出し、カメラ32に接続されている。
センサブラケット70は、ルーフ100に対して取り付けられ、センサとしてのカメラ32を揺動可能に支持する部材である。センサブラケット70は、例えば樹脂又は金属(アルミなど)から形成されている。センサブラケット70は、ルーフ100に対して他の部材を介して取り付けられていてもよい。センサブラケット70の構成については後述する。
カバー部材60は、カメラ32を上から覆うようにルーフ100に対して設けられた部材である。カバー部材60は、例えば樹脂から形成されている。カバー部材60は、車両のバンパーなどと同じ素材としてもよい。カバー部材60は、センサ用開口部60a、前壁部60b、側壁部60c、センサカバー部60d、及びワイヤハーネスカバー部60eを有している。
センサ用開口部60aは、車両の前方(外周側)に向かって開口しており、センサ用開口部60aを通じてカメラ32による車両前方の撮像が行われる。また、センサ用開口部60aは、カメラ32の向きを調整しても外部環境の撮像を妨げない大きさを持つ開口として形成されている。
前壁部60bは、カバー部材60を構成する前側の壁部である。前壁部60bは、カメラ32の前方に位置し、センサ用開口部60aの下縁を形成している。前壁部60bの下端は前方に突出して前端縁60fを形成している。
前端縁60fは、カバー部材60において最も前方の部位である(図5参照)。前端縁60fの下面はルーフ100に接しておらず、前端縁60fとルーフ100との間には、空気導入用の間隙taが形成されている。空気導入用の間隙taの大きさは、特に限定されないが、例えば5mmの間隙とすることができる。空気導入用の間隙taは、7mmであってもよく、10mmであってもよい。空気導入用の間隙taは、5mm以上の任意の大きさとしてもよい。車両の走行時には、空気導入用の間隙taからカバー部材60内に空気が入り込む。
側壁部60cは、カバー部材60を構成する左右一対の壁部である。側壁部60cは、センサ用開口部60aの左右の縁を形成している。側壁部60cの下面もルーフ100に密着しておらず、側壁部60cの下面とルーフ100との間には間隙が形成されている。
側壁部60cの下面には、カバー部材60の側方に突出する締結用板部60gが接着されている。締結用板部60gは、ボルト61aによりカバー締結部材61と締結されることでルーフ100に対して固定されている。カバー締結部材61は、金属板を側面視で略ハット形状(略帽子形状)に折り曲げて形成されている。カバー締結部材61は、ルーフ100に固定された一対の脚部と、一対の脚部により持ち上げて支持され、ボルト61aが通るボルト穴が形成された中央台座部とを有している。
カバー部材60は、締結用板部60g及びカバー締結部材61の締結によりルーフ100に対して固定されている。締結用板部60g及びカバー締結部材61は、カバー部材60の右側にも設けられており、カバー部材60は左右からルーフ100に対して固定されている。なお、カバー部材60の固定構造は上記の構造に限定されず、周知の固定構造を採用することができる。
センサカバー部60dは、カバー部材60の天井部分を形成する部位である。センサカバー部60dは、カメラ32の上方でカメラ32を覆うように設けられており、センサ用開口部60aの上縁を形成している。センサカバー部60dは、カメラ32を収納する十分な高さの空間を形成するように設けられている。
ワイヤハーネスカバー部60eは、センサカバー部60dと共にカバー部材60の天井部分を形成する部位である。ワイヤハーネスカバー部60eは、カメラ32に接続されたワイヤハーネスWを上から覆うように設けられている。ワイヤハーネスカバー部60eは、側壁部60cと共にワイヤハーネスWを収納する空間を形成している。ワイヤハーネスWは、カバー部材60の外に露出していない。
ワイヤハーネスカバー部60eは、センサカバー部60dと連続する部位であり、カバー部材60におけるルーフ100の内側(中央寄り)に位置している。ワイヤハーネスカバー部60eは、センサカバー部60dから見てカバー部材60の後側に設けられている。
ワイヤハーネスカバー部60eは、センサ用開口部60aから離れるほど(車両後方に向かうほど)ルーフ100に高さが近づくように形成されている。すなわち、カバー部材60は、車両走行時に風切り音の原因となる渦の発生を避けるため、センサ用開口部60aから離れるほどルーフ100に高さが近づくように形成されている。ワイヤハーネスカバー部60eは、一例として、車両後方に向かって高さが低くなる流線形状を成している。
ワイヤハーネスカバー部60eの後端縁60hは、カバー部材60における最も後方の部位である(図5参照)。後端縁60hの下面はルーフ100に接しておらず、後端縁60hとルーフ100との間には、空気排出用の間隙tbが形成されている。
空気排出用の間隙tbの大きさは、特に限定されないが、例えば20mmとすることができる。空気排出用の間隙tbは、15mmであってもよく、30mmであってもよい。空気排出用の間隙tbは、カバー部材60の前端側の空気導入用の間隙taと比べて大きい間隙とすることができる。車両の走行時には、空気排出用の間隙tbからカバー部材60内に空気が排出される。雨天時には、センサ用開口部60aなどからカバー部材60内に入り込んだ雨水を排出することができる。
次に、センサブラケット70の支持構造について図6〜図8を参照して説明を行う。図6は、カメラ32及びセンサブラケット70の一例を示す斜視図である。図7は、ブラケットの一例を示す斜視図である。図8は、カメラ及びブラケットの一例を示す平面図である。
図6〜図8に示すように、センサブラケット70は、カメラ32の光軸Caの向きを調整可能とするため、カメラ32を車両のピッチング方向及びヨーイング方向に揺動可能に支持している。図6に示す揺動軸Yaは、カメラ32のピッチング方向の揺動に対応する揺動軸である。図7に示す揺動軸Zaは、カメラ32のピッチング方向の揺動に対応する揺動軸である。
センサブラケット70は、ブラケット本体71、左脚部72、及び右脚部73を有している。ブラケット本体71は、カメラ32を抱えるように支持する舟形の部材である。左脚部72及び右脚部73は、ブラケット本体71の左右に配置され、ブラケット本体71を車両のピッチング方向(揺動軸Ya回り)で揺動可能に支持している。
左脚部72及び右脚部73は、ブラケット本体71を左右から揺動可能に支持する平面視でL字状の板部材である。L字状の左脚部72の一方の辺側は、揺動用ボルト72aを介してブラケット本体71に接続されており、他方の辺側は二個のルーフ用ボルト72bによりルーフ100に固定されている。同様に、L字状の右脚部73の一方の辺側は、揺動用ボルト73aを介してブラケット本体71に接続されており、他方の辺側は二つのルーフ用ボルト73bによりルーフ100に固定されている。
揺動用ボルト72a及び揺動用ボルト73aはブラケット本体71を挟んで対向するように設けられており、ブラケット本体71を車両のピッチング方向に揺動可能に支持している。揺動用ボルト72a及び揺動用ボルト73aの対向方向が揺動軸Yaの延在方向に対応する。揺動用ボルト72a及び揺動用ボルト73aは、特別な構成を有する必要はなく、一般的なボルトを採用可能である。
センサブラケット70は、揺動用ボルト72a及び揺動用ボルト73aの締結力を調整することで、ブラケット本体71が揺動軸Ya回りで揺動可能となっている。すなわち、本実施形態における「揺動可能に支持」には、揺動用ボルト72a及び揺動用ボルト73aの締結力の調整などにより、カメラ32(センサ)を揺動自在な状態とロック状態(車両走行時にセンサの姿勢を維持できる状態)とを切り換え可能な状態も含まれる。「揺動可能に支持」には、周知のロック機構により、カメラ32を揺動自在な状態とロック状態とを切り換え可能な状態を含んでもよい。カメラ32を揺動自在な状態に切り換え可能であれば、カメラ32がロック状態であっても「揺動可能に支持」に含まれる。以降の説明においても同様である。
なお、「車両のピッチング方向に揺動可能」とは、車両のピッチング方向とセンサの揺動方向が一致する場合に限られない。例えば、平面視において車両のピッチングの回転中心軸(車両幅方向に延在する仮想の回転中心軸)とセンサの揺動軸とのなす角度(狭角)が45°未満である場合も、車両のピッチング方向に揺動可能としてもよい。
図7に示すように、ブラケット本体71は、底面71a、左壁部71b、右壁部71cを有している。左壁部71bは、左脚部72と揺動用ボルト72aによって接続された壁部である。右壁部71cは、右脚部73と揺動用ボルト73aによって接続された壁部である。左壁部71b及び右壁部71cは、底面71aを挟んで対向するように位置している。
底面71aには、カメラ基準孔71d及び調整用長孔71eが形成されている。カメラ基準孔71dは円形状の孔であり、カメラ32に接続するカメラ用ボルト80が下から挿し込まれる。カメラ基準孔71dの挿通方向が揺動軸Zaに対応する。調整用長孔71eは、カメラ基準孔71dを中心とした円に沿って形成された円弧状の長孔である。調整用長孔71eにも、カメラ32に接続するカメラ用ボルト81が下から挿し込まれる。
カメラ用ボルト80、81は、例えばブラケット本体71の底面71aに下から挿通された状態でカメラ32のボルト溝に螺合されることで、カメラ32をセンサブラケット70に取り付ける(図6参照)。カメラ用ボルト81は、円弧状の調整用長孔71eに沿って車両のヨーイング方向に位置を調整可能である。この構成により、カメラ32は、カメラ基準孔3dを通るカメラ用ボルト80を中心として、車両のヨーイング方向に揺動可能に支持されている。なお、カメラ32の下面にはボルト溝を有する別部材が固定されていてもよい。
図4〜図8に示すセンサ取付構造によれば、センサブラケット70によりカメラ32(センサ)を揺動可能に支持するので、ルーフ100上のカメラ32の向きを調整することが可能になる。更に、このセンサ取付構造によれば、ルーフ100を下から通り抜けてカバー部材60内へ突出し、カメラ32に接続されるワイヤハーネスWを覆うワイヤハーネスカバー部60eを有するので、ワイヤハーネスWが車外に露出することを避けることができる。これにより、このセンサ取付構造では、ワイヤハーネスWが大きく露出している場合と比べて、ワイヤハーネスWの損傷などに起因するカメラ精度の低下を抑制することができる。また、車両の意匠性の観点からも好適である。
また、このセンサ取付構造によれば、車両のピッチング方向及び車両のヨーイング方向に揺動可能となるようにカメラ32が支持されるので、一方向にのみ揺動可能な場合と比べて、カメラ32の向きの調整の自由度を高めることができる。
更に、このセンサ取付構造によれば、カバー部材60が車両の後方に向かうほどルーフ100に高さが近づくように形成されている。具体的に、カバー部材60におけるルーフ100の内側(車両後方側)に位置するワイヤハーネスカバー部60eがルーフ100の外周側のセンサ用開口部60aから離れるほどルーフ100に高さが近づくように形成されているので、ワイヤハーネスカバー部60eが急な段差を形成するような場合と比べて、車両の走行時に風切り音の原因となる渦の発生を抑制することができる。
以上説明した車両用センサ搭載構造によれば、第一センサキットK1がルーフ100の車両前側に形成された第一嵌め込み部101に嵌め込まれ、第二センサキットK2がルーフ100の車両後側に形成された第二嵌め込み部102に嵌め込まれるので、従来のルーフ中央にセンサを集める構造と比べてセンサの取り付け位置を高くしなくても、車両前後方向におけるセンサの死角を少なくできる。
また、複数のセンサからなる第一センサ群S1を第一ブラケット10に載せて第一センサキットK1として集合部品化(ASSY化)することで、ルーフ100上にセンサを個別に取り付ける場合と比べて、複数のセンサの相互の位置関係を高精度に維持することができる。このことは複数センサを用いた各種の車両制御の精度向上につながる。
更に、予め組み上げた第一センサキットK1をルーフ100に予め形成された第一嵌め込み部101に嵌め込み固定することで車両へ搭載することができ、ルーフ100上にセンサを個別に取り付ける場合と比べて、取り付け工数を削減できる。第一センサキットK1はカテゴリの異なる車種にも流用できるため設計の工数削減にもつながる。上述の点は第二センサキットK2も同様である。
また、この車両用センサ搭載構造によれば、第一センサ群S1が前方センサ群30、前方右側センサ群40、及び前方左側センサ群50を有し、これらが第一ブラケット10に組み合わせられて集合部品化されることで、ルーフ100の車両左側及び車両右側に複数のセンサを個々に直接ルーフ100に取り付ける場合と比べて、多くのセンサを集合部品化することができるので、多数のセンサの相互の位置関係を高精度に維持することができる。また、取り付け工数の削減にも寄与する。
更に、この車両用センサ搭載構造によれば、平面視でコの字状の第一ブラケット10を用いることで第一センサ群S1を構成する前方センサ群30、前方右側センサ群40、及び前方左側センサ群50について余裕をもって配置することができる。第二ブラケット20及び第二センサ群についても同様である。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は上述した実施形態に限定されるものではない。本開示は、上述した実施形態を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した様々な形態で実施することができる。
図9は、車両用センサ搭載構造の変形例を説明するための斜視図である。図9に、車両のルーフ200、第一嵌め込み部201、コの字状の第一ブラケット300、ルーフリーンフォース210,211を示す。第一ブラケット300は、フロント部300a、フロント右サイド部300b、フロント左サイド部300cを有している。
図9に示す変形例では、第一ブラケット300のフロント部300aがルーフリーンフォース210上に設けられている。また、第一ブラケット300のフロント右サイド部300b及びフロント左サイド部300cは、平面視で車両幅方向に延在するルーフリーンフォース211を跨ぐように設けられている。
このように、変形例における車両用センサ搭載構造では、コの字状の第一ブラケット300のフロント右サイド部300b及びフロント左サイド部300cが平面視で車両幅方向に延在するルーフリーンフォース211を跨ぐように設けられていることで、ルーフリーンフォースを跨がずに配置される場合と比べて、剛性を高めることができる。なお、第一ブラケット300のフロント部300aは必ずしもルーフリーンフォース210上に設けられていなくてもよい。また、図9に示す変形例は、車両後方の第二ブラケットに対しても適用可能である。
続いて、ブラケットの変形例について説明する。以下、第一ブラケットの変形例について説明するが、第二ブラケットにも適用可能である。図10(a)は、第一ブラケットの第一の変形例を示す平面図である。図10(a)に示す第一ブラケット400は、コの字状ではなく、I字状の部材として形成されている。
I字状の第一ブラケット400には、例えば、第一センサ群S1の前方センサ群30のみが設置される。或いは、第一ブラケット400の左端に車両左方向を向いたセンサが設置されてもよく、右端に車両右方向を向いたセンサが設置されてもよい。また、複数のI字状の第一ブラケット400をコの字状に配置することで、第一センサ群S1の前方センサ群30、前方右側センサ群40、及び前方左側センサ群50をそれぞれ設置してもよい。
このように、図10(a)に示す変形例では、第一ブラケット400(及び/又は第二ブラケット)がI字状の部材であるため、ブラケット形状が複雑な場合と比べて、ルーフ100への取り付けが容易になる。また、コの字状の場合と比べて、ルーフ100の前後左右に離れてI字状のブラケットを搭載することができるので、ルーフ100の大きさやルーフ100の形状に合わせた配置位置の調整が容易であり、車両設計の自由度を高めることができる。
図10(b)は、第一ブラケットの第二の変形例を示す平面図である。図10(b)に示す第一ブラケット500は、円弧状の部材として形成されている。第一ブラケット500は、円弧であれば角度は限定されないが、例えば180°の角度を有する半円弧とすることができる。このような円弧状の第一ブラケット500には、第一センサ群S1が円弧に沿って曲線状に配置されることになる。
図10(c)は、第一ブラケットの第三の変形例を示す平面図である。図10(c)に示す第一ブラケット600は、L字状の二つのブラケット部材610,620から形成されている。第一ブラケット600は、L字状の二つのブラケット部材610,620を並べてコの字状を成すようにルーフ100上に嵌め込まれる。
このように、第一ブラケット600は複数の部材から形成されてもよい。このとき、第一センサ群S1は、L字状の二つのブラケット部材610,620に分けて設置される。なお、二つのブラケット部材610,620には、同じセンサの組み合わせが搭載されてもよく、異なるセンサの組み合わせが搭載されてもよい。上述した図10(a)〜図10(c)に示す変形例は、第二ブラケット20にも適用可能である。
10,300,500,600…第一ブラケット、10a,300a…フロント部、10b,300b…フロント右サイド部、10c,300c…フロント左サイド部、11…センサ設置面(上面)、20…第二ブラケット、30…前方センサ群、40…前方右側センサ群、50…前方左側センサ群、100,200…ルーフ、101,201…第一嵌め込み部、102…第二嵌め込み部、110,210,211…ルーフリーンフォース、K1…第一センサキット、K2…第二センサキット、M…車両、S1…第一センサ群。

Claims (7)

  1. 車両のルーフに対して外部環境を検出する複数のセンサを搭載した車両用センサ搭載構造であって、
    カメラ、ミリ波レーダ、ライダーのうち少なくとも二種類を含む複数の前記センサからなる第一センサ群と、前記第一センサ群が上面に設置される第一ブラケットと、を有する第一センサキットと、
    カメラ、ミリ波レーダ、ライダーのうち少なくとも二種類を含む複数の前記センサからなる第二センサ群と、前記第二センサ群が上面に設置される第二ブラケットと、を有する第二センサキットと、
    前記ルーフの車両前側に形成され、前記上面が露出するように前記第一ブラケットが嵌め込まれる第一嵌め込み部と、
    前記第一嵌め込み部と車両前後方向で対向するように前記ルーフの車両後側に形成され、前記上面が露出するように前記第二ブラケットが嵌め込まれる第二嵌め込み部と、
    を備える、車両用センサ搭載構造。
  2. 前記第一センサ群には、車両前方を向く前方センサ群と、車両前方右側を向く前方右側センサ群と、車両前方左側を向く前方左側センサ群と、が含まれ、
    前記第二センサ群には、車両後方を向く後方センサ群と、車両後方右側を向く後方右側センサ群と、車両後方左側を向く後方左側センサ群と、が含まれる、請求項1に記載の車両用センサ搭載構造。
  3. 前記第一ブラケットは、前記ルーフ上で車両幅方向に延在して前記前方センサ群が設置されるフロント部と、前記フロント部の右端から車両後方に向かって延在し、前記前方右側センサ群が設置されるフロント右サイド部と、前記フロント部の左端から車両後方に向かって延在し、前記前方左側センサ群が設置されるフロント左サイド部と、を有する平面視でコの字状の部材であり、
    前記第二ブラケットは、前記ルーフ上で車両幅方向に延在して前記後方センサ群が設置されるリア部と、前記リア部の右端から車両前方に向かって延在し、前記後方右側センサ群が設置されるリア右サイド部と、前記リア部の左端から車両前方に向かって延在し、前記後方左側センサ群が設置されるリア左サイド部と、を有する平面視でコの字状の部材である、請求項2に記載の車両用センサ搭載構造。
  4. 前記第一ブラケットの前記フロント右サイド部及び前記フロント左サイド部は、平面視で車両幅方向に延在するルーフリーンフォースを跨ぐように設けられている、請求項3に記載の車両用センサ搭載構造。
  5. 前記第一ブラケット及び前記第二ブラケットは、前記ルーフ上で車両幅方向に延在するI字状の部材である、請求項1に記載の車両用センサ搭載構造。
  6. 車両のルーフ上に外部環境を検出する複数のセンサを搭載するための車両センサ用ブラケットセットであって、
    カメラ、ミリ波レーダ、ライダーのうち少なくとも二種類を含む複数の前記センサからなる第一センサ群が上面に設置される第一ブラケットと、
    カメラ、ミリ波レーダ、ライダーのうち少なくとも二種類を含む複数の前記センサからなる第二センサ群が上面に設置される第二ブラケットと、
    を備え、
    前記第一ブラケットは、前記上面が露出した状態で前記ルーフの車両前側に形成された第一嵌め込み部に嵌め込まれ、
    前記第二ブラケットは、前記第一ブラケットと車両前後方向で対向するように前記上面が露出した状態で前記ルーフの車両後側に形成された第二嵌め込み部に嵌め込まれる、車両センサ用ブラケットセット。
  7. 前記第一ブラケットは、前記ルーフ上で車両幅方向に延在するフロント部と、前記フロント部の右端から車両後方に向かって延在するフロント右サイド部と、前記フロント部の左端から車両後方に向かって延在するフロント左サイド部と、を有する平面視でコの字状の部材であり、
    前記第二ブラケットは、前記ルーフ上で車両幅方向に延在するリア部と、前記リア部の右端から車両前方に向かって延在するリア右サイド部と、前記リア部の左端から車両前方に向かって延在するリア左サイド部と、を有する平面視でコの字状の部材である、請求項6に記載の車両センサ用ブラケットセット。
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