JP2021178361A

JP2021178361A - 鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置

Info

Publication number: JP2021178361A
Application number: JP2020135499A
Authority: JP
Inventors: 黄金磊; Jinlei Huang
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 2020-05-12
Filing date: 2020-08-10
Publication date: 2021-11-18
Also published as: CN111451417A; CN111451417B

Abstract

【課題】本発明は鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置を開示した。【解決手段】取り付け箱を含み、前記取り付け箱の内部には取り付け空間が設置され、前記取り付け空間の内部には鉄筋を運搬して本発明に送り込むための移動機構が設置され、前記取り付け空間の内部には鉄筋の両側を押圧し、且つ鉄筋にせん断処理を行えるせん断機構が設置され、前記せん断機能はせん断処理時、鉄筋を揺れないように確保でき、前記取り付け空間の内部には鉄筋にせん断処理を行う時、鉄筋をもう一度挟持固定してせん断の一瞬に、巨大の衝撃力の発生を避けられる補強機構が設置され、本発明は鉄筋を挟持して固定することにより、せん断時、鉄筋の激烈な揺れを避け、作業員が作業する時、せん断の一瞬に発生した巨大な衝撃力で傷つくことを回避し、またせん断後、鉄筋の断面を研磨できる。【選択図】図１

Description

本発明は鉄筋せん断技術分野に関わり、具体的には鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置である。

鉄筋はコンクリートに埋め込んで、その引張力に対する弱さを補強するために用いる鉄棒で、その形状によって断面が円形の丸鋼とコンクリ−トとの付着を高めるための凹凸の付いた異形棒鋼の二種類に分けられる。鉄筋は構造物において、引張力に対して弱いコンクリートを補強する作用で、大量に使用され、しかし、鉄筋が長すぎると、せん断処理を行う必要があり、せん断処理の時、せん断の一瞬、鉄筋は巨大な衝撃力が発生し、激烈に揺れて作業員に悪影響を与え、またせん断後、鉄筋の断面は尖った角を有する形になり、作業員が鉄筋を運搬する時、その尖ったところに傷つけられやすい。

中国特許出願公開第１０７１８６２６３号明細書

上記の技術的不足に対し、本発明の鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置を考案する。

本発明は鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置であって、取り付け箱を含み、前記取り付け箱の内部には取り付け空間が設置され、前記取り付け空間の内部には鉄筋を運搬して本発明に送り込むための移動機構が設置され、前記取り付け空間の内部には鉄筋の両側を押圧し、且つ鉄筋にせん断処理を行えるせん断機構が設置され、前記せん断機能はせん断処理時、鉄筋を揺れないように確保でき、前記取り付け空間の内部には鉄筋にせん断処理を行う時、鉄筋をもう一度挟持固定してせん断の一瞬に、巨大の衝撃力の発生を避けられる補強機構が設置され、前記補強機構は、前記取り付け空間の底壁に設置され且つ上方に開口した第二載置空間を含み、前記第二載置空間の内部には第二載置ブロックがスライド可能に取り付けられ、前記第二載置ブロックの上面には第二載置板が固定的に取り付けられ、前記第二載置板は前後面が斜面であり、且つ上面に弧状溝が形成され、前記取り付け空間の底壁には前記第二載置ブロックに関して対称になる移動板が前後スライド可能に取り付けられ、前記移動板には前記第二載置板の斜面に当接した斜面があり、前記移動板の外側端面と前記取り付け空間の内側端面とが回転ばねにより固定的に連結され、前記取り付け空間の右壁には前記第二載置板に関して対称になる回転軸が前後に固定され、前記回転軸には回転ブロックが固定的に取り付けられ、前記回転ブロックの上面には鉄筋を挟持して固定できるチャックが固定的に取り付けられ、前記回転ブロックには回転溝が形成され、前記移動板の右面には前記回転溝の内部にスライド可能に連結された移動ブロックが固定的に取り付けられ、前記取り付け空間の内部には後期の運搬作業において、作業員の引っ掻き傷を避けるために、せん断後に、鉄筋の両端の断面を研磨できる研磨機構が設置され、前記研磨機構は、前記取り付け空間の底壁に設置され且つ前記第二載置空間の左側に位置して上方に開口した第二研磨空間を含み、前記第二研磨空間の後壁には捻りばねを備えた第一研磨軸が回転可能に取り付けられ、前記第一研磨軸には第一回転板が固定的に取り付けられ、前記第一回転板の左右面はいずれも斜面であり、前記第二研磨空間の右端壁には第一固定ブロックが固定的に取り付けられ、前記第一固定ブロックには前記第一回転板の右部分の斜面に当接している第一押し動かしブロックがスライド可能に取り付けられ、前記取り付け空間の内部にはせん断後に、鉄筋の断面を研磨するための第一研磨ブロックがスライド可能に取り付けられ、前記第一研磨ブロックには前記第一押し動かしブロックにスライド可能に取り付けられた第一研磨溝が形成され、前記第一研磨溝の上壁と前記第一押し動かしブロックの上面とが第一研磨ばねにより固定的に連結されている。

前記移動機構は、前記取り付け空間の底壁に設置され且つ前記第二研磨空間の左側に位置して上方に開口した第一載置空間を含み、前記第一載置空間の内部には第一載置ブロックがスライド可能に取り付けられ、前記第一載置ブロックの下面と前記第一載置空間の下壁とが載置ばねにより連結され、前記載置ばねの上面には第一載置板が固定的に取り付けられ、前記第一載置板は前面が斜面であり、上面に弧状溝が形成され、前記取り付け空間の内部には前記第一載置板の後側に位置している斜面ブロックがスライド可能に取り付けられ、前記斜面ブロックに弧状溝が形成され、また前記斜面ブロックに斜面があり、前記斜面ブロックの後面と前記取り付け空間の後壁とが取り付けばねにより連結されている。

前記移動機構はまた、前記取り付け空間の左面に固定的に取り付けられたモータを含み、前記モータの右端が駆動軸と伝動可能に連結され、前記駆動軸には第一傘歯車が固定的に取り付けられ、前記取り付け空間の前面には従動軸が回転可能に取り付けられ、前記従動軸には駆動歯車が固定的に取り付けられ、前記取り付け空間の底壁にはスライド移動溝が形成され、前記スライド移動溝の内部には斜面を有する駆動板が設置され、前記駆動板が前記スライド移動溝の内部にスライド可能に取り付けられ、且つ斜面を前記第一載置板の斜面に当接させており、前記駆動板の後面と前記取り付け空間の後壁とが駆動ばねにより連結され、前記駆動板の左面には駆動ブロックが固定的に取り付けられ、前記駆動ブロックにはスライド移動ブロックが固定的に取り付けられている。

前記移動機構はまた、前記取り付け空間の前壁に回転可能に取り付けられた伝動軸を含み、前記伝動軸には前記駆動歯車と噛み合っている伝動歯車が固定的に取り付けられ、前記伝動軸には前記伝動歯車の後側に位置する第四傘歯車が固定的に取り付けられ、前記取り付け空間の底壁には移動軸が回転可能に取り付けられ、前記移動軸には前記第四傘歯車と噛み合っている第三傘歯車が固定的に取り付けられ、前記移動軸にはまた前記第三傘歯車の下側に位置する移動回転筒が固定的に取り付けられ、前記スライド移動ブロックには前記従動軸とスプラインにより連結されたスプラインスリーブが回転可能に取り付けられ、前記スプラインスリーブには前記第一傘歯車と噛み合っている第二傘歯車が固定的に取り付けられている。

前記せん断機構は、前記駆動軸に固定的に取り付けられ且つ前記第一傘歯車の右側に位置して桶状を呈する偏心輪を含み、前記取り付け空間の前後壁には加圧溝が前記駆動軸に関して対称になるように形成され、前記加圧溝の内部には押圧箱がスライド可能に取り付けられ、前記押圧箱の上面と前記加圧溝の上壁とが加圧ばねにより連結され、前記加圧ばねが前記駆動軸に関して前後対称となる。

前記せん断機構はまた、前記押圧箱の内部に設置された押圧空間を含み、前記押圧空間の内部には押圧板がスライド可能に取り付けられ、前記押圧空間の下壁には前記押圧板の内部にスライド可能に取り付けられたせん断ヘッドが固定的に取り付けられ、前記押圧板の上面と前記押圧空間の上端壁とが押圧ばねにより連結され、前記押圧ばねが前記せん断ヘッドに関して左右対称となり、前記取り付け空間の底壁には前記第二研磨空間の右側に位置するせん断台が固定的に取り付けられている。

前記研磨機構はまた、前記取り付け空間の底壁に設置され且つ前記第二載置空間と前記せん断台との間に位置して上方に開口した第一研磨空間を含み、前記第一研磨空間の後壁には捻りばねを備えた第二研磨軸が回転可能に取り付けられ、前記第二研磨軸には第二回転板が固定的に取り付けられ、前記第二回転板の左右面はいずれも斜面であり、前記第二載置板の下面には前記第二回転板の右部分にある斜面に当接している第二加圧ブロックが固定的に取り付けられ、前記第一載置板の下面には前記第一回転板の左部分にある斜面に当接している第一加圧ブロックが固定的に取り付けられている。

前記研磨機構はまた、前記第一研磨空間の左壁に固定的に取り付けられた第二固定ブロックを含み、前記第二固定ブロックには前記第二回転板の左部分にある斜面に当接している第二押し動かしブロックがスライド可能に取り付けられ、前記取り付け空間の内部にはせん断後の断面を研磨するための第二研磨ブロックがスライド可能に取り付けられ、前記第二研磨ブロックには前記第二押し動かしブロックにスライド可能に取り付けられた第二研磨溝が形成され、前記第二研磨溝の上壁と前記第二押し動かしブロックの上面とが第二研磨ばねにより連結されている。

本発明は鉄筋を挟持して固定することにより、せん断時、鉄筋の激烈な揺れを避け、作業員が作業する時、せん断の一瞬に発生した巨大な衝撃力で傷つくことを回避し、またせん断後、鉄筋の断面を研磨でき、後期の運搬作業において、作業員に引っ掻き傷がかかることも回避できる。

下記に図１〜６をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する：図１は本発明装置の正面図であり、本願に記載の各方向が、図１と同じ向きに装置を見た際の方向である。

図１は本発明の構成正面図図２は図１の「Ａ―Ａ」の構成概略図図３は図１の「Ｂ―Ｂ」の構成概略図図４は図１の「Ｃ」部の拡大構成概略図図５は図２の「Ｄ―Ｄ」の構成概略図図６は図１の「Ｅ」方向の構成概略図

本発明は鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置であり、取り付け箱１０を含み、前記取り付け箱１０の内部には取り付け空間１１が設置され、前記取り付け空間１１の内部には鉄筋を運搬して本発明に送り込むための移動機構８０が設置され、前記取り付け空間１１の内部には鉄筋の両側を押圧し、且つ鉄筋にせん断処理を行えるせん断機構７７が設置され、前記せん断機能７７はせん断処理時、鉄筋を揺れないように確保でき、前記取り付け空間１１の内部には鉄筋にせん断処理を行う時、鉄筋をもう一度挟持固定してせん断の一瞬に、巨大の衝撃力の発生を避けられる補強機構７８が設置され、前記補強機構７８は、前記取り付け空間１１の底壁に設置され且つ上方に開口した第二載置空間２６を含み、前記第二載置空間２６の内部には第二載置ブロック２５がスライド可能に取り付けられ、前記第二載置ブロック２５の上面には第二載置板２４が固定的に取り付けられ、前記第二載置板２４は前後面が斜面であり、且つ上面に弧状溝が形成され、前記取り付け空間１１の底壁には前記第二載置ブロック２５に関して対称になる移動板５９が前後スライド可能に取り付けられ、前記移動板５９には前記第二載置板２４の斜面に当接した斜面があり、前記移動板５９の外側端面と前記取り付け空間１１の内側端面とが回転ばね５６により固定的に連結され、前記取り付け空間１１の右壁には前記第二載置板２４に関して対称になる回転軸５５が前後に固定され、前記回転軸５５には回転ブロック５４が固定的に取り付けられ、前記回転ブロック５４の上面には鉄筋を挟持して固定できるチャック２３が固定的に取り付けられ、前記回転ブロック５４には回転溝５７が形成され、前記移動板５９の右面には前記回転溝５７の内部にスライド可能に連結された移動ブロック５８が固定的に取り付けられ、前記取り付け空間１１の内部には後期の運搬作業において、作業員の引っ掻き傷を避けるために、せん断後に、鉄筋の両端の断面を研磨できる研磨機構７９が設置され、前記研磨機構７９は、前記取り付け空間１１の底壁に設置され且つ前記第二載置空間２６の左側に位置して上方に開口した第二研磨空間２９を含み、前記第二研磨空間２９の後壁には捻りばねを備えた第一研磨軸６８が回転可能に取り付けられ、前記第一研磨軸６８には第一回転板６７が固定的に取り付けられ、前記第一回転板６７の左右面はいずれも斜面であり、前記第二研磨空間２９の右端壁には第一固定ブロック６６が固定的に取り付けられ、前記第一固定ブロック６６には前記第一回転板６７の右部分の斜面に当接している第一押し動かしブロック６４がスライド可能に取り付けられ、前記取り付け空間１１の内部にはせん断後に、鉄筋の断面を研磨するための第一研磨ブロック６１がスライド可能に取り付けられ、前記第一研磨ブロック６１には前記第一押し動かしブロック６４にスライド可能に取り付けられた第一研磨溝６２が形成され、前記第一研磨溝６２の上壁と前記第一押し動かしブロック６４の上面とが第一研磨ばね６３により固定的に連結されている。

有益なように、前記移動機構８０は、前記取り付け空間１１の底壁に設置され且つ前記第二研磨空間２９の左側に位置して上方に開口した第一載置空間３０を含み、前記第一載置空間３０の内部には第一載置ブロック３１がスライド可能に取り付けられ、前記第一載置ブロック３１の下面と前記第一載置空間３０の下壁とが載置ばね２７により連結され、前記載置ばね２７の上面には第一載置板１２が固定的に取り付けられ、前記第一載置板１２は前面が斜面であり、上面に弧状溝が形成され、前記取り付け空間１１の内部には前記第一載置板１２の後側に位置している斜面ブロック１３がスライド可能に取り付けられ、前記斜面ブロック１３に弧状溝が形成され、また前記斜面ブロック１３に斜面があり、前記斜面ブロック１３の後面と前記取り付け空間１１の後壁とが取り付けばね３３により連結され、
鉄筋を前記斜面ブロック１３の斜面から通し、鉄筋が前記取り付け空間１１の内部に入り、そして前記斜面ブロック１３の弧状溝により前記第一載置板１２の弧状溝に置かれる。

有益なように、前記移動機構８０はまた、前記取り付け空間１１の左面に固定的に取り付けられたモータ１５を含み、前記モータ１５の右端が駆動軸１６と伝動可能に連結され、前記駆動軸１６には第一傘歯車１４が固定的に取り付けられ、前記取り付け空間１１の前面には従動軸４１が回転可能に取り付けられ、前記従動軸４１には駆動歯車４２が固定的に取り付けられ、前記取り付け空間１１の底壁にはスライド移動溝５１が形成され、前記スライド移動溝５１の内部には斜面を有する駆動板３５が設置され、前記駆動板３５が前記スライド移動溝５１の内部にスライド可能に取り付けられ、且つ斜面を前記第一載置板１２の斜面に当接させており、前記駆動板３５の後面と前記取り付け空間１１の後壁とが駆動ばね３７により連結され、前記駆動板３５の左面には駆動ブロック３６が固定的に取り付けられ、前記駆動ブロック３６にはスライド移動ブロック３８が固定的に取り付けられ、
前記第一載置板１２にある鉄筋にせん断処理を行うには、前記第一載置板１２を押して前記第一載置ブロック３１を下方に移動させ、そして前記駆動板３５を前に移動させ、駆動ブロック３６が前記スライド移動ブロック３８を前に移動させる。

有益なように、前記移動機構８０はまた、前記取り付け空間１１の前壁に回転可能に取り付けられた伝動軸４９を含み、前記伝動軸４９には前記駆動歯車４２と噛み合っている伝動歯車４８が固定的に取り付けられ、前記伝動軸４９には前記伝動歯車４８の後側に位置する第四傘歯車４３が固定的に取り付けられ、前記取り付け空間１１の底壁には移動軸５０が回転可能に取り付けられ、前記移動軸５０には前記第四傘歯車４３と噛み合っている第三傘歯車４０が固定的に取り付けられ、前記移動軸５０にはまた前記第三傘歯車４０の下側に位置する移動回転筒３９が固定的に取り付けられ、前記スライド移動ブロック３８には前記従動軸４１とスプラインにより連結されたスプラインスリーブ４４が回転可能に取り付けられ、前記スプラインスリーブ４４には前記第一傘歯車１４と噛み合っている第二傘歯車４５が固定的に取り付けられ、
前記スライド移動ブロック３８が前に移動することにより、前記スプラインスリーブ４４が前に移動し、前記第二傘歯車４５が前記第一傘歯車１４と噛み合わないようになる。

有益なように、前記せん断機構７７は、前記駆動軸１６に固定的に取り付けられ且つ前記第一傘歯車１４の右側に位置して桶状を呈する偏心輪１７を含み、前記取り付け空間１１の前後壁には加圧溝５３が前記駆動軸１６に関して対称になるように形成され、前記加圧溝５３の内部には押圧箱１８がスライド可能に取り付けられ、前記押圧箱１８の上面と前記加圧溝５３の上壁とが加圧ばね５２により連結され、前記加圧ばね５２が前記駆動軸１６に関して前後対称となり、
前記偏心輪１７の回転により前記押圧箱１８が下方に進んで鉄筋に対するせん断処理を行う。

有益なように、前記せん断機構７７はまた、前記押圧箱１８の内部に設置された押圧空間１９を含み、前記押圧空間１９の内部には押圧板２１がスライド可能に取り付けられ、前記押圧空間１９の下壁には前記押圧板２１の内部にスライド可能に取り付けられたせん断ヘッド２０が固定的に取り付けられ、前記押圧板２１の上面と前記押圧空間１９の上端壁とが押圧ばね２２により連結され、前記押圧ばね２２が前記せん断ヘッド２０に関して左右対称となり、前記取り付け空間１１の底壁には前記第二研磨空間２９の右側に位置するせん断台６０が固定的に取り付けられ、
前記押圧箱１８が下方に移動することにより前記押圧板２１と前記せん断ヘッド２０が下方に移動し、前記押圧板２１が両側の鉄筋に当接すると、前記第一載置板１２と前記第二載置板２４が下方に移動し、前記せん断ヘッド２０と前記せん断台６０により鉄筋にせん断処理を行う。

有益なように、前記研磨機構７９はまた、前記取り付け空間１１の底壁に設置され且つ前記第二載置空間２６と前記せん断台６０との間に位置して上方に開口した第一研磨空間２８を含み、前記第一研磨空間２８の後壁には捻りばねを備えた第二研磨軸６９が回転可能に取り付けられ、前記第二研磨軸６９には第二回転板７０が固定的に取り付けられ、前記第二回転板７０の左右面はいずれも斜面であり、前記第二載置板２４の下面には前記第二回転板７０の右部分にある斜面に当接している第二加圧ブロック７２が固定的に取り付けられ、前記第一載置板１２の下面には前記第一回転板６７の左部分にある斜面に当接している第一加圧ブロック６５が固定的に取り付けられ、
前記第一載置板１２と前記第二載置板２４が下方に移動することにより前記第一加圧ブロック６５と前記第二加圧ブロック７２は下方に移動し、そして前記第一回転板６７が前記第一加圧ブロック６５により押圧され、前記第二回転板７０が前記第二加圧ブロック７２により押圧され、前記第一回転板６７が前記第一研磨軸６８の周りを回り、前記第二回転板７０が前記第二研磨軸６９の周りを回る。

有益なように、前記研磨機構７９はまた、前記第一研磨空間２８の左壁に固定的に取り付けられた第二固定ブロック７１を含み、前記第二固定ブロック７１には前記第二回転板７０の左部分にある斜面に当接している第二押し動かしブロック７３がスライド可能に取り付けられ、前記取り付け空間１１の内部にはせん断後の断面を研磨するための第二研磨ブロック７６がスライド可能に取り付けられ、前記第二研磨ブロック７６には前記第二押し動かしブロック７３にスライド可能に取り付けられた第二研磨溝７５が形成され、前記第二研磨溝７５の上壁と前記第二押し動かしブロック７３の上面とが第二研磨ばね７４により連結され、
前記第二回転板７０の回転により前記第二押し動かしブロック７３が上方に移動し、前記第二研磨ブロック７６も上方に移動してせん断後の断面を研磨する。

初期状態では、載置ばね２７、押圧ばね２２、加圧ばね５２、第一研磨ばね６３、第二研磨ばね７４、駆動ばね３７、取り付けばね３３及び回転ばね５６がいずれも変形していない状態にある。

作業時、鉄筋を斜面ブロック１３の斜面から通し、鉄筋が取り付け空間１１の内部に入り、そして斜面ブロック１３の弧状溝により鉄筋を固定して第一載置板１２の弧状溝に置き、
モータ１５を始動し、モータ１５が駆動軸１６を回転させ、駆動軸１６が第一傘歯車１４と第二傘歯車４５との噛合による伝動でスプラインスリーブ４４を回転させ、そして従動軸４１を回転させ、従動軸４１が駆動歯車４２と伝動歯車４８との噛合による伝動で伝動軸４９を回転させ、伝動軸４９が第四傘歯車４３と第三傘歯車４０との噛合による伝動で移動軸５０を回転させ、そして移動回転筒３９を回転させ、移動回転筒３９と鉄筋との間に発生した摩擦力により第一載置板１２に置かれた鉄筋を右方に押し動かし、第一載置板１２に載置されていない鉄筋の部分を第二載置板２４に載置し、
駆動軸１６が回転する時、偏心輪１７を回転させ、偏心輪１７の回転により押圧箱１８が下方に移動することにより押圧板２１とせん断ヘッド２０が下方に移動し、押圧板２１が両側の鉄筋に当接すると、第一載置板１２と第二載置板２４が下方に移動し、せん断ヘッド２０とせん断台６０により鉄筋にせん断処理を行い、
第一載置板１２が下方に移動すると、第一載置ブロック３１を下方に移動させ、そして駆動板３５を前に移動させ、駆動ブロック３６がスライド移動ブロック３８を前に移動させ、スライド移動ブロック３８が前に移動することにより、スプラインスリーブ４４が前に移動し、第二傘歯車４５を第一傘歯車１４と噛み合わないようにし、移動回転筒３９を回転させなくて鉄筋を右方に押し動かし、また第一載置板１２が下方に移動すると、第一加圧ブロック６５を下方に移動させ、第一回転板６７が第一研磨軸６８の周りを回り、第一回転板６７の回転により、第一押し動かしブロック６４を上方に移動させ、そして第一研磨ブロック６１も上方に移動してせん断後の鉄筋の左部分の断面を研磨し、
押圧板２１が第二載置板２４を押圧して下方に移動させ、そして移動板５９が外側に移動し、移動ブロック５８が外側に移動し、回転ブロック５４が回転軸５５の周りを回り、チャック２３により鉄筋を固定することにより、鉄筋にせん断処理を行う時、鉄筋に対する固定挟持を補強し、せん断の一瞬に、巨大な衝撃力の発生を避け、そして第二載置板２４が下方に移動すると、第二加圧ブロック７２が下方に移動して第二回転板７０を押圧し、そして第二回転板７０が第二研磨軸６９の周りを回り、第二研磨軸６９の回転により第二押し動かしブロック７３が上方に移動し、第二研磨ブロック７６が上方に移動してせん断後の鉄筋の右部分の断面を研磨し、後期の運搬作業において、作業員を傷つけることを避け、以上の動作を全部完成した後、モータ１５を止め、本発明は初期位置に戻る。

上記の実施例は本発明の技術的構想と特徴を説明するだけであり、その目的は当業者に本発明内容を了解させてさらに実施させるのであり、本発明の保護範囲を制限することはできない。本発明の精神の実質に基づいて行われたすべての等価的な変化又は修飾は、本発明の保護範囲の中に含むべきである。

Claims

取り付け箱を含み、前記取り付け箱の内部には取り付け空間が設置され、前記取り付け空間の内部には鉄筋を運搬して本発明に送り込むための移動機構が設置され、前記取り付け空間の内部には鉄筋の両側を押圧し、且つ鉄筋にせん断処理を行えるせん断機構が設置され、前記せん断機能はせん断処理時、鉄筋を揺れないように確保でき、前記取り付け空間の内部には鉄筋にせん断処理を行う時、鉄筋をもう一度挟持固定してせん断の一瞬に、巨大の衝撃力の発生を避けられる補強機構が設置され、前記補強機構は、前記取り付け空間の底壁に設置され且つ上方に開口した第二載置空間を含み、前記第二載置空間の内部には第二載置ブロックがスライド可能に取り付けられ、前記第二載置ブロックの上面には第二載置板が固定的に取り付けられ、前記第二載置板は前後面が斜面であり、且つ上面に弧状溝が形成され、前記取り付け空間の底壁には前記第二載置ブロックに関して対称になる移動板が前後スライド可能に取り付けられ、前記移動板には前記第二載置板の斜面に当接した斜面があり、前記移動板の外側端面と前記取り付け空間の内側端面とが回転ばねにより固定的に連結され、前記取り付け空間の右壁には前記第二載置板に関して対称になる回転軸が前後に固定され、前記回転軸には回転ブロックが固定的に取り付けられ、前記回転ブロックの上面には鉄筋を挟持して固定できるチャックが固定的に取り付けられ、前記回転ブロックには回転溝が形成され、前記移動板の右面には前記回転溝の内部にスライド可能に連結された移動ブロックが固定的に取り付けられ、前記取り付け空間の内部には後期の運搬作業において、作業員の引っ掻き傷を避けるために、せん断後に、鉄筋の両端の断面を研磨できる研磨機構が設置され、前記研磨機構は、前記取り付け空間の底壁に設置され且つ前記第二載置空間の左側に位置して上方に開口した第二研磨空間を含み、前記第二研磨空間の後壁には捻りばねを備えた第一研磨軸が回転可能に取り付けられ、前記第一研磨軸には第一回転板が固定的に取り付けられ、前記第一回転板の左右面はいずれも斜面であり、前記第二研磨空間の右端壁には第一固定ブロックが固定的に取り付けられ、前記第一固定ブロックには前記第一回転板の右部分の斜面に当接している第一押し動かしブロックがスライド可能に取り付けられ、前記取り付け空間の内部にはせん断後に、鉄筋の断面を研磨するための第一研磨ブロックがスライド可能に取り付けられ、前記第一研磨ブロックには前記第一押し動かしブロックにスライド可能に取り付けられた第一研磨溝が形成され、前記第一研磨溝の上壁と前記第一押し動かしブロックの上面とが第一研磨ばねにより固定的に連結されていることを特徴とする鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置。
前記移動機構は、前記取り付け空間の底壁に設置され且つ前記第二研磨空間の左側に位置して上方に開口した第一載置空間を含み、前記第一載置空間の内部には第一載置ブロックがスライド可能に取り付けられ、前記第一載置ブロックの下面と前記第一載置空間の下壁とが載置ばねにより連結され、前記載置ばねの上面には第一載置板が固定的に取り付けられ、前記第一載置板は前面が斜面であり、上面に弧状溝が形成され、前記取り付け空間の内部には前記第一載置板の後側に位置している斜面ブロックがスライド可能に取り付けられ、前記斜面ブロックに弧状溝が形成され、また前記斜面ブロックに斜面があり、前記斜面ブロックの後面と前記取り付け空間の後壁とが取り付けばねにより連結されていることを特徴とする請求項１に記載の鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置。
前記移動機構はまた、前記取り付け空間の左面に固定的に取り付けられたモータを含み、前記モータの右端が駆動軸と伝動可能に連結され、前記駆動軸には第一傘歯車が固定的に取り付けられ、前記取り付け空間の前面には従動軸が回転可能に取り付けられ、前記従動軸には駆動歯車が固定的に取り付けられ、前記取り付け空間の底壁にはスライド移動溝が形成され、前記スライド移動溝の内部には斜面を有する駆動板が設置され、前記駆動板が前記スライド移動溝の内部にスライド可能に取り付けられ、且つ斜面を前記第一載置板の斜面に当接させており、前記駆動板の後面と前記取り付け空間の後壁とが駆動ばねにより連結され、前記駆動板の左面には駆動ブロックが固定的に取り付けられ、前記駆動ブロックにはスライド移動ブロックが固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載の鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置。
前記移動機構はまた、前記取り付け空間の前壁に回転可能に取り付けられた伝動軸を含み、前記伝動軸には前記駆動歯車と噛み合っている伝動歯車が固定的に取り付けられ、前記伝動軸には前記伝動歯車の後側に位置する第四傘歯車が固定的に取り付けられ、前記取り付け空間の底壁には移動軸が回転可能に取り付けられ、前記移動軸には前記第四傘歯車と噛み合っている第三傘歯車が固定的に取り付けられ、前記移動軸にはまた前記第三傘歯車の下側に位置する移動回転筒が固定的に取り付けられ、前記スライド移動ブロックには前記従動軸とスプラインにより連結されたスプラインスリーブが回転可能に取り付けられ、前記スプラインスリーブには前記第一傘歯車と噛み合っている第二傘歯車が固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載の鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置。
前記せん断機構は、前記駆動軸に固定的に取り付けられ且つ前記第一傘歯車の右側に位置して桶状を呈する偏心輪を含み、前記取り付け空間の前後壁には加圧溝が前記駆動軸に関して対称になるように形成され、前記加圧溝の内部には押圧箱がスライド可能に取り付けられ、前記押圧箱の上面と前記加圧溝の上壁とが加圧ばねにより連結され、前記加圧ばねが前記駆動軸に関して前後対称となることを特徴とする請求項１に記載の鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置。
前記せん断機構はまた、前記押圧箱の内部に設置された押圧空間を含み、前記押圧空間の内部には押圧板がスライド可能に取り付けられ、前記押圧空間の下壁には前記押圧板の内部にスライド可能に取り付けられたせん断ヘッドが固定的に取り付けられ、前記押圧板の上面と前記押圧空間の上端壁とが押圧ばねにより連結され、前記押圧ばねが前記せん断ヘッドに関して左右対称となり、前記取り付け空間の底壁には前記第二研磨空間の右側に位置するせん断台が固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項５に記載の鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置。
前記研磨機構はまた、前記取り付け空間の底壁に設置され且つ前記第二載置空間と前記せん断台との間に位置して上方に開口した第一研磨空間を含み、前記第一研磨空間の後壁には捻りばねを備えた第二研磨軸が回転可能に取り付けられ、前記第二研磨軸には第二回転板が固定的に取り付けられ、前記第二回転板の左右面はいずれも斜面であり、前記第二載置板の下面には前記第二回転板の右部分にある斜面に当接している第二加圧ブロックが固定的に取り付けられ、前記第一載置板の下面には前記第一回転板の左部分にある斜面に当接している第一加圧ブロックが固定的に取り付けられていることを特徴とする請求項１に記載の鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置。
前記研磨機構はまた、前記第一研磨空間の左壁に固定的に取り付けられた第二固定ブロックを含み、前記第二固定ブロックには前記第二回転板の左部分にある斜面に当接している第二押し動かしブロックがスライド可能に取り付けられ、前記取り付け空間の内部にはせん断後の断面を研磨するための第二研磨ブロックがスライド可能に取り付けられ、前記第二研磨ブロックには前記第二押し動かしブロックにスライド可能に取り付けられた第二研磨溝が形成され、前記第二研磨溝の上壁と前記第二押し動かしブロックの上面とが第二研磨ばねにより連結されていることを特徴とする請求項７に記載の鉄筋に対する固定を補強してせん断後の鉄筋断面を処理する装置。