JP2021177779A - 新規インスリン誘導体及びその医学的使用 - Google Patents
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Abstract
Description
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
B26、B27、及び/又はB28位に位置するアミノ酸残基の1個、2個、又は3個は、次のとおりに置換されており、すなわち、
B26位に位置するアミノ酸残基は、Glu (E)又はAsp (D)で置換されており、かつ/又は
B27位に位置するアミノ酸残基は、Glu (E) Asp (D)、又はPro (P)で置換されており、かつ/又は
B28位に位置するアミノ酸残基は、Glu (E)、Asp (D)、又はArg (R)で置換されており、但し、
B27位に位置するアミノ酸残基が、Pro (P)で置換されている場合、B28位に位置するアミノ酸残基は、Glu (E)、Asp (D)、又はArg (R)で置換されており、
B28位に位置するアミノ酸残基が置換されていない場合、B29位に位置するアミノ酸残基は、B29Arg (R)に置換されており、又は
B28位に位置するアミノ酸残基が、Glu (E)又はAsp (D)で置換されている場合、B29位に位置するアミノ酸残基は、B29Pro (P)又はB29Arg (R)に置換されており、
B29位に位置するアミノ酸残基が、Pro (P)である場合、B30に位置するアミノ酸残基は、B30Arg (R)に置換されており、
B28位に位置するアミノ酸残基が、Arg (R)で置換されている場合、B29及びB30位に位置するアミノ酸残基は、欠失しており(すなわち、desB29、desB30)、
B29位に位置するアミノ酸残基が、Arg (R)で置換されている場合、B30位に位置するアミノ酸残基は、欠失しており(すなわち、desB30)、
類似体は、A8Arg (R)及び/又はA14Glu (E)置換を更に含んでもよく、
インスリン類似体は、A22位のリジン残基のイプシロンアミノ基を、式IIの基
[アシル]-[リンカー]-
[式中、
リンカー基は、gGlu及び/又はOEGから選択される1〜10個のアミノ酸残基から構成されるアミノ酸鎖であり、
gGluは、ガンマグルタミン酸残基を表し、
OEGは、8-アミノ-3,6-ジオキサオクタン酸の残基(すなわち、式-NH-(CH2)2-O-(CH2)2-O-CH2-CO-の基)を表し、
アミノ酸残基は、いずれの順序で存在してもよく、
アミノ酸鎖は、少なくとも1個のgGlu残基を含み、
アシル基は、1,14-テトラデカン二酸、1,15-ペンタデカン二酸、及び1,16-ヘキサデカン二酸から選択されるα,ω-ジ-カルボン酸の残基である]
でアシル化することにより誘導体化されている、
アシル化されているヒトインスリン類似体を提供する。
本発明は、その第1の態様において、アシル化されたヒトインスリン類似体である、新規インスリン誘導体を提供する。
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
B26、B27、及び/又はB28位に位置するアミノ酸残基の1個、2個、又は3個は、次のとおりに置換されており、すなわち、
B26位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Tyr)は、Glu (E)又はAsp (D)で置換されており、かつ/又は
B27位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Thr)は、Glu (E) Asp (D)、又はPro (P)で置換されており、かつ/又は
B28位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Pro)は、Glu (E)、Asp (D)、又はArg (R)で置換されており、但し、
B27位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Thr)が、Pro (P)で置換されている場合、B28位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Pro)は、Glu (E)、Asp (D)、又はArg (R)で置換されており、
B28位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Pro)が置換されていない場合、B29位に位置するアミノ酸残基は、B29Arg (R)に置換されており、又は
B28位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Pro)が、Glu (E)又はAsp (D)で置換されている場合、B29位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Lys)は、B29Pro (P)又はB29Arg (R)に置換されており、
B29位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Lys)が、Pro (P)である場合、B30に位置するアミノ酸残基(すなわち、Thr)は、B30Arg (R)に置換されており、
B28位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Pro)が、Arg (R)で置換されている場合、B29及びB30位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Lys及びThr)は、欠失しており(すなわち、desB29、desB30)、
B29位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Lys)が、Arg (R)で置換されている場合、B30位に位置するアミノ酸残基(すなわち、Thr)は、欠失しており(すなわち、desB30)、
類似体は、A8Arg (R)及び/又はA14Glu (E)置換を更に含んでもよく、
インスリン類似体は、A22位のリジン残基のイプシロンアミノ基を、式IIの基
[アシル]-[リンカー]-
[式中、
リンカー基は、gGlu及び/又はOEGから選択される1〜10個のアミノ酸残基から構成されるアミノ酸鎖であり、
gGluは、ガンマグルタミン酸残基を表し、
OEGは、8-アミノ-3,6-ジオキサオクタン酸の残基(すなわち、式-NH-(CH2)2-O-(CH2)2-O-CH2-CO-の基)を表し、
アミノ酸残基は、いずれの順序で存在してもよく、
アミノ酸鎖は、少なくとも1個のgGlu残基を含み、
アシル基は、1,14-テトラデカン二酸、1,15-ペンタデカン二酸、及び1,16-ヘキサデカン二酸から選択されるα,ω-ジ-カルボン酸の残基である]
でアシル化することにより誘導体化されている。
本発明のアシル化されているヒトインスリン類似体は、以下の条項の1つ又は複数を参照することで、更に特徴付けることができる。
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
B26、B27、及び/又はB28位に位置するアミノ酸残基の1個、2個、又は3個が、Glu (E)又はAsp (D)で置換されている、アシル化されているヒトインスリン類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-4xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-6xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu-2xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン
である、条項4に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B27E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2×OEG)、B3E、B27E、B29R、desB30ヒトインスリン、又は
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B27E、B29R、desB30ヒトインスリン
である、条項8に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、又は
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン
である、条項12に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、又は
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン
である、条項16に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B28E、B29P、B30Rヒトインスリン
である、条項19に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B26E、B27P、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン
である、条項26に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、又は
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン
である、条項29に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B26E、B28E、B29P、B30Rヒトインスリン
である、条項33に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、又は
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン
である、条項37に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B27E、B28E、B29P、B30Rヒトインスリン
である、条項40に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン
である、条項43に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B26E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン
である、条項49に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B26E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン
である、条項52に記載のアシル化されている類似体。
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B26E、B27E、B29P、B30Rヒトインスリン
である、条項57に記載のアシル化されている類似体。
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン
である、条項60に記載のアシル化されている類似体。
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B26E、B27P、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン
である、条項73に記載のアシル化されている類似体。
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン
である、条項76に記載のアシル化されている類似体。
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン
である、条項81に記載のアシル化されている類似体。
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン
である、条項85に記載のアシル化されている類似体。
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B26E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン
である、条項92に記載のアシル化されている類似体。
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3Q、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン
である、条項102に記載のアシル化されている類似体。
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、又は
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン
である、条項114に記載のアシル化されている類似体。
[A8R、A22K、B3E、B26E、B27E、B28R、desB29、desB30]、
[A8R、A22K、B3E、B26E、B27P、B28R、desB29、desB30]、
[A8R、A22K、B3E、B26E、B28E、B29R、desB30]、
[A8R、A22K、B3E、B26E、B29R、desB30]、
[A8R、A22K、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30]、
[A8R、A22K、B3E、B27E、B28R、desB29、desB30]、
[A14E、A22K、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30]、
[A14E、A22K、B3Q、B27E、B28E、B29R、desB30]、
[A14E、A22K、B3Q、B28D、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B26E、B27E、B28E、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B26E、B27E、B28R、desB29、desB30]、
[A22K、B3E、B26E、B27E、B29P、B30R]、
[A22K、B3E、B26E、B27P、B28R、desB29、desB30]、
[A22K、B3E、B26E、B28E、B29P、B30R]、
[A22K、B3E、B26E、B28E、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B26E、B28D、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B26E、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B27E、B28E、B29P、B30R]、
[A22K、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B27E、B28R、desB29、desB30]、
[A22K、B3E、B27E、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B28D、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B28E、B29P、B30R]、
[A22K、B3Q、B26E、B28E、B29R、desB30]、又は
[A22K、B3Q、B26E、B29R、desB30]
である、アシル化されているヒトインスリン類似体。
[アシル]-[リンカー]-
[式中、リンカー基は、gGlu及び/又はOEGから選択される1〜10個のアミノ酸残基から構成されるアミノ酸鎖であり、
gGluは、ガンマグルタミン酸残基を表し、
OEGは、8-アミノ-3,6-ジオキサオクタン酸の残基(すなわち、式-NH-(CH2)2-O-(CH2)2-O-CH2-CO-の基)を表し、
アミノ酸残基は、いずれの順序で存在してもよく、
アミノ酸鎖は、少なくとも1個のgGlu残基を含み、
アシル基は、1,14-テトラデカン二酸、1,15-ペンタデカン二酸、及び1,16-ヘキサデカン二酸から選択されるα,ω-ジ-カルボン酸の残基である]。
テトラデカンジオイル-4xgGlu、
テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG、
ヘキサデカンジオイル-4xgGlu、
ヘキサデカンジオイル-4xgGlu-2xOEG、
ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG、
ヘキサデカンジオイル-gGlu-4xOEG、又は
ヘキサデカンジオイル-gGlu-6xOEG
である、アシル化されているヒトインスリン類似体。
テトラデカンジオイル-4×gGlu、
テトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG、
ヘキサデカンジオイル-4×gGlu、又は
ヘキサデカンジオイル-gGlu-2×OEG
である、アシル化されているヒトインスリン類似体。
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27P、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン、
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27P、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン、
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン、
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B28E、B29P、B30Rヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28E、B29P、B30Rヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29P、B30Rヒトインスリン、
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27E、B29P、B30Rヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-4xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-6xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu-2xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、又は
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4×gGlu)、B3Q、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン
である、アシル化されているヒトインスリン類似体。
命名法
本明細書では、インスリンの命名は、以下の原則に従って行う。
用語「類似体」は、往々にして、更なる化学修飾(誘導体化)、特にアシル化を受ける前の、当該インスリンタンパク質又はペプチドに対して使用される。そのような化学修飾(誘導体化)の結果として生じる生成物は、「誘導体」又は「アシルされた化類似体」と呼ぶのが普通である。しかし、本出願の状況では、用語「類似体」は、ヒトインスリンの類似体に加えて、そのようなヒトインスリン類似体の(アシル化された)誘導体も示す。
次の構造(化学式3)の部分:
N{アルファ}([GluB3,GluB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)-ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]Lys,(B)-ペプチド
本明細書で使用する、インスリン調製物の「物理的安定性」という用語は、タンパク質が、熱機械的応力、及び/又は疎水性表面や界面等の不安定化する界面及び表面との相互作用に曝される結果として、生物学的に不活性及び/又は不溶性のタンパク質凝集体を形成する傾向を指す。水性タンパク質調製物の物理的安定性は、適切な容器(たとえば、カートリッジ又はバイアル)に詰めた調製物を異なる温度で様々な期間にかけて機械的/物理的応力(たとえば、撹拌)に曝した後の目視検査及び/又は濁り度測定によって評価される。調製物の目視検査は、背景を暗くして焦点を絞った光のもとで行われる。調製物は、昼光において目に見える濁りを示すとき、タンパク質凝集に関して、物理的に不安定であると分類される。別法として、調製物の濁り度は、当業者によく知られている簡単な濁り度測定によって評価することもできる。水性タンパク質調製物の物理的安定性は、高次構造状態のタンパク質の分光剤又はプローブを使用して評価することもできる。プローブは、タンパク質の非天然配座異性体に優先的に結合する小分子であることが好ましい。タンパク質構造の小分子分光プローブの一例は、Thioflavin Tである。Thioflavin Tは、アミロイド原線維の検出に広く使用されている蛍光色素である。原線維の存在下、ことによるとその上に他のタンパク質立体配置の存在下でも、Thioflavin Tは、原線維タンパク質形態に結合したとき、約450nmでの最大励起、及び約482nmでの発光増強を新たに生じる。未結合Thioflavin Tは、本質的に、これらの波長では蛍光性でない。
本明細書で使用する、タンパク質調製物の「化学的安定性」という用語は、未変性タンパク質構造に比べて生物学的効力が低下している可能性及び/又は免疫原性特性が増大している可能性を秘めた化学的分解生成物の生成をもたらす、共有結合性タンパク質構造の変化を指す。未変性タンパク質の種類及び性質並びにタンパク質が曝される環境に応じて、種々の化学的分解生成物が生成しうる。化学的分解生成物の量の漸増は、タンパク質調製物の貯蔵中及び使用中に認められることが多い。大部分のタンパク質は、グルタミニル又はアスパラギニル残基中の側鎖アミド基が加水分解されて遊離カルボン酸が生成される、又はアスパラギニル残基ではisoAsp誘導体が生成される過程である、脱アミドに陥りがちである。他の分解経路には、高分子量生成物の生成が伴い、この場合では、2つ以上のタンパク質分子がアミド基転移及び/又はジスルフィド相互作用を経て互いに共有結合して、共有結合した二量体、オリゴマー、及びポリマー分解生成物の生成へとつながる(Stability of Protein Pharmaceuticals、Ahern TJ & Manning MG、Plenum Press、New York 1992)。(たとえば、メチオニン残基の)酸化は、別の種類の化学的分解として挙げることができる。タンパク質調製物の化学的安定性は、異なる環境条件に曝した後の種々の時点で化学的分解生成物の量を測定して評価することができる(分解生成物の生成は、多くの場合、たとえば、温度を上昇させて加速させることができる)。個々の各分解生成物の量は、往々にして、種々のクロマトグラフィー技術(たとえば、SEC-HPLC及び/又はRP-HPLC)を使用して、分解生成物を、分子サイズ、疎水性、及び/又は電荷に応じて分離することにより求められる。HMWP生成物は、免疫原性である可能性もあり、生物学的に活性がないため、HMWPのレベルが低いことが有利である。
本発明のインスリン誘導体は、インスリン、インスリン類似体、及びインスリン誘導体の従来の調製方法、特に、作業実施例に記載の方法によって取得することができる。
別の態様では、本発明は、医薬品として使用するため、又は医薬品若しくは医薬組成物の製造において使用するための、新規インスリン誘導体を提供する。
本発明は、医薬品として有用な、又は医薬組成物/医薬品の製造に有用な、アシル化されているインスリン類似体に関する。
インスリン調製物は、伝統的に、医薬調製物において許容される安定性を実現するために、たとえば塩化物又は酢酸塩として加えられた亜鉛を含む。しかし、本発明のインスリン誘導体が、十分な化学的及び物理的安定性を維持しながら、亜鉛を加えずに医薬組成物に製剤化され、その結果、十分な化学的及び物理的安定性の維持にZn2+イオンを必要とする、同等なインスリン類似体よりも急速な作用の発現を実現できることが、思いがけなく見出された。無亜鉛製剤は、皮下組織により急速に吸収され、したがって食事前の使用が可能になる。
本発明の組成物は、従来の方法によって投与することができる。
本発明は、治療用途のための薬物に関する。より詳細には、本発明は、糖尿病に関係する医学的状態を治療又は予防するための、本発明のヒトインスリン類似体のアシル化誘導体の使用に関する。
インスリン類似体の発現
本発明に従って使用される、インスリン類似体、すなわち、2本の鎖の、アシル化されていないインスリン類似体は、たとえばUS6500645で開示されているような、よく知られている技術によって、適切な宿主細胞中で、当該インスリン類似体をコードするDNA配列を発現させることにより、組換え産生される。インスリン類似体は、直接に、又はB鎖におけるN末端延長部及び/若しくはB鎖とA鎖の間の連結ペプチド(Cペプチド)を有していてもよい前駆体分子として発現される。このN末端延長部及びCペプチドは、適切なプロテアーゼ、たとえば、アクロモバクター・リティカス(Achromobactor lyticus)プロテアーゼ(ALP)又はトリプシンによってin vitroで切り離され、したがって、それぞれB1位及びA1位の隣に切断部位を有することになる。本発明に従う使用に適する種類のN末端延長部及びCペプチドは、たとえば、US5395922、EP765395、及びWO9828429で開示されている。
分泌されたインスリン類似体又はその前駆体は、遠心分離する、濾過する、インスリン類似体若しくはその前駆体をイオン交換マトリックス若しくは逆相吸収マトリックスに捕らえる若しくは吸着させる、又は塩による濾過によって、たとえば硫酸アンモニウムによって上清のタンパク質性成分を沈殿させることにより酵母細胞を培地から分離した後、様々なクロマトグラフィー手順、たとえばイオン交換クロマトグラフィー、アフィニティークロマトグラフィー等によって精製することを含めた従来の手順によって、培地から回収することができる。
B鎖のN末端延長部、及びB鎖とA鎖の間の修飾によるCペプチドを含んでいてもよい、単鎖インスリン類似体前駆体は、陽イオン交換によって、酵母培養上清から精製及び濃縮される(Kjeldsenら(1998) Prot. Expr. Pur. 14 309〜316)。
インスリン類似体前駆体を含有する、陽イオン交換クロマトグラフィーステップからの溶出液を、水で希釈して、エタノール濃度を15〜20%とする。グリシンを加えて濃度を50mMとし、NaOHでpHを9.0〜9.5に調整する。トリプシンを1:300(w:w)の割合で加え、4度で消化を進行させる。消化は、消化が完了するまで20分毎に分析してモニターする。消化は、1Mのクエン酸を3:100(体積:体積)の割合で加えて終結させる。
ALP - アクロモバクター・リティカスプロテアーゼ
Cペプチド - 連結ペプチド
HPLC - 高速液体クロマトグラフィー
IR - インスリン受容体
IGF-1R インスリン様成長因子1受容体
LC - 液体クロマトグラフィー
MALDI-TOF - マトリックス支援レーザー脱離イオン化 飛行時間型
MS - 質量分析
PD - 薬力学(血中/血漿グルコース低下効果)
PK - 薬力学(血中/血漿インスリン濃度対時間プロファイル)
tBuは、tert-ブチルであり、
DCMは、ジクロロメタンであり、
DIPEA=DIEAは、N,N-ジイソプロピルエチルアミンであり、
DMFは、N,N-ジメチルホルムアミドであり、
DMSOは、ジメチルスルホキシドであり、
Fmocは、9-フルオレニルメチルオキシカルボニルであり、
γGlu(gGlu)は、ガンマL-グルタミルであり、
HClは、塩酸であり、
NMPは、N-メチルピロリドンであり、
OtBuは、tert-ブチルエステルであり、
OEGは、[2-(2-アミノエトキシ)エトキシ]エチルカルボニルであり、
OSuは、スクシンイミジル-1-イルオキシ=2,5-ジオキソ-ピロリジン-1-イルオキシであり、
RTは、室温であり、
TFAは、トリフルオロ酢酸であり、
TRISは、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタンであり、
TSTUは、O-(N-スクシンイミジル)-1,1,3,3-テトラメチルウロニウムテトラフルオロボレートである。
T1/2は、終末相半減期であり、
MRTは、平均滞留時間であり、
Fは、生物学的利用能(吸収された画分)であり、
Tmaxは、最大血漿中暴露量になる時間であり、
Cmaxは、最大血漿濃度であり、
Dは、用量であり、
Cmax/Dは、用量に対して正規化した最大血漿濃度であり、
AUCは、曲線下面積であり、
AUC/Dは、用量に対して正規化した曲線下面積であり、
%extrapは、外挿されたプロファイルの百分率である。
以下の実施例及び一般手順では、本明細書及び合成スキームにおいて明らかにした中間体化合物及び最終生成物に言及する。本発明の化合物の調製について、以下の実施例を使用して詳述するが、記載する化学反応は、本発明の化合物を調製することへの、その一般的な適用可能性に関して開示する。
RP-HPLC系:
次のものからなるGilson系:リキッドハンドラーModel 215、ポンプModel 322-H2、及びUV検出器Model 155(UV215nm及び280nm)
Akta Explorer系は、次のものからなる。ポンプModel P-900、UV検出器Model UV-900(UV214、254、及び280nm)、pH及び伝導率検出器Model pH/C-900、画分収集装置Model Frac-950
カラム:Phenomenex Gemini、5μM 5u C18 110Å、30×250mm
流量:20mL/min
緩衝液A:水中0.1%TFA
緩衝液B:アセトニトリル中0.1%TFA
カラム:Phenomenex Gemini、5μM 5u C18 110Å、30×250mm
流量:20mL/min
緩衝液A:10mMトリス、15mM(NH4)2SO4、pH=7.3、milliQ中20%アセトニトリル
緩衝液B:アセトニトリル中20% milliQ
カラム:Poros50HQ又はSource30Q
流量:カラム次第
緩衝液A:15mMトリス、25mM NH4OAc、50%EtOH、pH=7.5
緩衝液B:15mMトリス、500mM NH4OAc、50%EtOH、pH=7.5
カラム:HiPrep 26/10
流量:20mL/min
緩衝液A:水中0.1%TFA
緩衝液B:アセトニトリル中0.1%TFA
[アシル]-[リンカー]-Act
式中、アシル及びリンカー基は、上で規定したとおりであり、Actは、N-ヒドロキシスクシンイミド(OSu)や1-ヒドロキシベンゾトリアゾール等の、活性エステルの脱離基であり、アシル部分のアシル及びリンカー部分内のカルボン酸は、tert-ブチルエステルとして保護されている。
テトラデカンジオイル-4×gGlu-OSu(化学式4)の合成
収率:14.77g(89%)。
1H NMRスペクトル(300 MHz, CDCl3, δH): 7.22 (d, J=7.7 Hz, 1 H); 6.97 (d, J=7.9 Hz, 1 H); 6.72 (d, J=7.9 Hz, 1 H); 6.41 (d, J=7.9 Hz, 1 H); 4.59-4.43 (m, 4 H); 2.49-2.13 (m, 16 H); 2.06-1.72 (m, 4 H); 1.70-1.52 (m, 4 H); 1.52-1.38 (m, 45 H); 1.35-1.21 (m, 16 H).
LC-MS純度: 100% (ELSD).
LC-MS Rt (Sunfire 4.6 mm x 100 mm, アセトニトリル/水 50:50〜100:0 + 0.1% FA): 7.39分
LC-MS m/z: 1055.0 (M+H)+.
LC-MS(エレクトロスプレー):m/z=872.2(M+H+)。計算値:871.9。
テトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG-OSu(化学式5)の合成
2-クロロトリチル樹脂100〜200メッシュ1.7mmol/g(79.8g、135.6mmol)を、無水ジクロロメタン(450mL)中に20分間放置して膨潤させた。{2-[2-(9H-フルオレン-9-イルメトキシカルボニルアミノ)-エトキシ]-エトキシ}-酢酸(Fmoc-OEG-OH、34.9g、90.4mmol)及びN,N-ジイソプロピルエチルアミン(59.9mL、343,6mmol)を無水ジクロロメタン(100mL)に溶かした溶液を樹脂に加え、混合物を4時間振盪した。樹脂を濾別し、N,N-ジイソプロピルエチルアミン(31.5mL、180.8mmol)のメタノール/ジクロロメタン混合物(4:1、150mL、2×5min)溶液で処理した。次いで、樹脂をN,N-ジメチルホルムアミド(2×300mL)、ジクロロメタン(2×300mL)、及びN,N-ジメチルホルムアミド(3×300mL)で洗浄した。ジメチルホルムアミド中20%ピペリジンで処理(1×5min、1×30min、2×300mL)して、Fmoc基を除去した。樹脂をN,N-ジメチルホルムアミド(3×300mL)、2-プロパノール(2×300mL)、及びジクロロメタン(350mL、2×300mL)で洗浄した。
収率:55.2g(77%)。
RF(SiO2、ジクロロメタン/メタノール 9:1):0.35。
1H NMRスペクトル(300 MHz, CDCl3, δH): 7.37 (bs, 1 H); 7.02 (bs, 1 H); 6.53 (d, J=7.9 Hz, 1 H); 4.54-4.38 (m, 1 H); 4.17 (s, 2 H); 4.02 (s, 2 H); 3.82-3.40 (m, 16 H); 2.37-2.12 (m, 7 H); 2.02-1.82 (m, 1 H); 1.71-1.51 (m, 4 H); 1.47 (s, 9 H); 1.43 (s, 9 H); 1.25 (bs, 16 H).
LC-MS純度: 100%.
LC-MS Rt (Sunfire 4.6 mm x 100 mm, アセトニトリル/水 70:30〜100:0 + 0.1% FA): 3.93分
LC-MS m/z: 791.0 (M+H)+.
LC-MS(エレクトロスプレー):m/z=775,33、計算値:774,8。
発明のインスリン誘導体をアシル化し、精製する一般手順(A)は、以下の実施例1において詳細に記載しており、以下に示すとおり、追加の化合物の合成に応用した。こうした誘導体の一部については、他の方法を使用する精製(上述のとおり)も行っている。
本発明のインスリン誘導体の固相合成及び精製のための一般手順(B)は、以下で詳細に記載しており、以下に示すとおり、追加の化合物の合成に応用した。こうした誘導体の一部については、(上述のとおりの)他の方法を使用する精製も行った。
Fmoc-Lys(Mtt)-Wang及びFmoc-Arg-Pbf-Wang
Fmoc-Ala-OH;Fmoc-Arg(Pbf)-OH;Fmoc-Asn(Trt)-OH;Fmoc-Asp(OtBu)-OH;Fmoc-Cys(Trt)-OH;Fmoc-Gln(Trt)-OH;Fmoc-Glu(OtBu)-OH;Fmoc-Gly-OH;Fmoc-His(Trt)-OH;Fmoc-Ile-OH;Fmoc-Leu-OH;Fmoc-Lys(Boc)-OH;Fmoc-Met-OH;Fmoc-Phe-OH;Fmoc-Pro-OH;Fmoc-Ser(tBu)-OH;Fmoc-Thr(tBu)-OH;Fmoc-Trp(Boc)-OH;Fmoc-Tyr(tBu)-OH;及びFmoc-Val-OH
樹脂上で使用した標準結合条件は、8当量のアミノ酸、DIC、コリジン、及びオキシマ(エチル(ヒドロキシイミノ)シアノアセタート)、NMP中、1時間であり、Fmoc-Arg(Pbf)-OHの場合では、二倍の結合プロトコール(2×1時間)を使用した。
工程1: 樹脂にHFIP (12mL)を加え、反応液を20分間振盪した。濾過によって溶媒を除去した後、樹脂をDCM (4×15ml)で洗浄し、窒素流中で乾燥させた。
工程2: 上記樹脂に、DMF (8mL)及びDIPEA (1.5mL)を加えた。次いで、活性化アシル化試薬の溶液(2mLのDMF中に0.75g)を加え、反応液を15時間振盪し、排液し、DCM(3×15ml)で洗浄した。
樹脂にHFIP (6mL)を加え、反応液を20分間インキュベートした。溶媒を除去した後、樹脂をDCM (6mL)で洗浄した。樹脂にHFIP (6mL)を加え、反応液を20分間インキュベートした。樹脂をDCM (2×7.5mL)及びコリジン(2×7.5mL)で洗浄した後、DCM (2×7.5mL)で更に洗浄した。
樹脂を0.5%のヨウ素DCM/HFIP溶液(1:1混合物30mL)で15分間処理した。濾過によって溶媒を除去した後、樹脂をDCM (3×20ml)で洗浄し、窒素流中で乾燥させた。
樹脂を、TFA (30mL)、トリイソプロピルシラン(1mL)、水(0.75ml)、及びジチオジピリジン(0.75g)からなる溶液で3時間処理し、次いで、濾液を集め、(6つのプラスチックNUNC管に分けられた)150mlのエーテルに加えて、ペプチドを沈殿させた。管を3500rpmで3分間遠心分離した、エーテル層をデカントし、このエーテルステップを更に3回繰り返した。粗材料を合わせ、終夜室温で乾燥させて、所望のペプチドA鎖を得た。
樹脂を、TFA (30mL)、トリイソプロピルシラン(1mL)、水(0.75ml)、及びジチオトレイトール(0.5g)からなる溶液で3時間処理し、次いで、濾液を集め、エーテル(150ml、6つのプラスチックNUNC管に分けられたもの)に加えて、ペプチドを沈殿させた。管を3500rpmで3分間遠心分離した、エーテル層をデカントし、このエーテルステップを更に3回繰り返した。粗材料を終夜室温で乾燥させて、所望のペプチドB鎖を得た。
A鎖(0.33g)とB鎖(0.33g)の混合物に、DMSO (8mL)及びDIPEA (1mL)を加え、混合物を20分間撹拌し、次いで、140mLの中性緩衝液(水、TRIS (10mM)、硫酸アンモニウム(15mM)、20%のアセトニトリル)に、撹拌しながら滴下して、合計体積をおよそ150mLとした。
・Phenomenex Gemini 5μM 5u C18 110Å 30×250mmカラム、20mL/minの流れ 40分かけて10%のB〜60%のB
・溶離液A=10mMのTRIS、15mMの硫酸アンモニウム、pH=7.3、milliQ水中20%のACN
・溶離液B=アセトニトリル中20%のmilliQ水
前のステップからの凍結乾燥された中間体を、5mLのDMSOに溶解し直した。酢酸(20mL)及び水(4mL)を加えた後、ヨウ素AcOH溶液(40mM、3mL)を加えた。
・Phenomenex Gemini 5μM 5u C18 110Å 30×250mmカラム、20mL/minの流れ 40分かけて10%のB〜45%のB
・溶離液A=milliQ水中0.1%のTFA
・溶離液B=アセトニトリル中0.1%のTFA
一般手順(A)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン(配列番号: 3及び16)
IUPAC (OpenEye社、IUPAC style)名: N{アルファ}([GluB3,GluB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]Lys,(B)-ペプチド
LC-MS (エレクトロスプレー): m/z = 1650.4 (M+4)/4。計算値: 1650.4.
一般手順(A)
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号2及び16)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:{アルファ}([GluA14,GluB3,GluB27,GluB28、ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号2及び16)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB27,GluB28,ArgB29]、des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]-ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号2及び16)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluA14,GluB3,GluB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び17)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,ProB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]-エトキシ]アセチル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び18)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB27,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び20)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,AspB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]-アセチル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(B)
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号2及び22)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluA14,GlnB3,AspB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(B)
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号2及び19)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluA14,GlnB3,GluB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び20)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,AspB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A及びB)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び10)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A及びB)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び11)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]-アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(B)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27P、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び7)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,ProB27,ArgB28]-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]-アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B1-28)-ペプチド
一般手順(B)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び14)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB27,ArgB28]-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]-ブタノイル]Lys,(B1-B28)-ペプチド
一般手順(B)
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号1及び11)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([ArgA8,GluB3,GluB26,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]-ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(B)
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27P、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン;(配列番号1及び7)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([ArgA8,GluB3,GluB27,ArgB28]-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]-アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B1-28)-ペプチド
一般手順(B)
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン;(配列番号1及び14)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([ArgA8,GluB3,GluB27,ArgB28]-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]-アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B1-B28)-ペプチド
一般手順(B)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び5)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,GluB27,ArgB28]-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]-アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B1-B28)-ペプチド
一般手順(B)
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン;(配列番号1及び5)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([ArgA8,GluB3,GluB26,GluB27,ArgB28]-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]-アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B1-B28)-ペプチド
一般手順(A及びB)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B28E、B29P、B30Rヒトインスリン;(配列番号3及び21)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB28,ProB29,ArgB30]-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]-アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(B)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28E、B29P、B30Rヒトインスリン;(配列番号3及び9)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,GluB28,ProB29,ArgB30]-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(B)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29P、B30Rヒトインスリン;(配列番号3及び15)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB27,GluB28,ProB29,ArgB30]-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]-ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(B)
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号1及び10)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([ArgA8,GluB3,GluB26,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(B)
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号1及び16)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([ArgA8,GluB3,GluB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び18)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB27,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]-エトキシ]アセチル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A14E、A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号2及び16)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluA14,GluB3,GluB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A14E、A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号2及び16)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluA14,GluB3,GluB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び16)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]-アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び17)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,ProB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]-エトキシ]アセチル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び17)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,ProB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び16)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]-エトキシ]アセチル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び18)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB27,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]-ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び20)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,AspB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A又はB)に従って調製することができる
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び8)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,AspB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A又はB)に従って調製することができる
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27E、B29P、B30Rヒトインスリン;(配列番号3及び6)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,GluB27,GluB28,ProB29,ArgB30]-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(B)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び4)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,GluB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び4)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,AspB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]-ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び17)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,ProB27,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び12)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GlnB3,GluB26,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]-アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び13)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GlnB3,GluB26,GluB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]-ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び11)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,ArgB29],des-ThrB30-インスリン-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]-ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び11)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,ArgB29],des-ThrB30-インスリン-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシ-ペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]-アセチル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-4xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び11)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,ArgB29],des-ThrB30-インスリン-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]-アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]-アセチル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-6xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び11)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,ArgB29],des-ThrB30-インスリン-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]-アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]-アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu-2xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び11)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GluB3,GluB26,ArgB29],des-ThrB30-インスリン-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]-アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]-Lys,(B)-ペプチド
一般手順(A)
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン;(配列番号3及び12)
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([GlnB3,GluB26,ArgB29],des-ThrB30-インスリン-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]-ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B29R、desB30ヒトインスリン:WO2009 022013;実施例45
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(15-カルボキシペンタデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]Lys,(B)-ペプチド
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B29R、desB30ヒトインスリン:先行技術類似体1のテトラデカン二酸類似体
IUPAC(OpenEye社、IUPAC style)名:N{アルファ}([ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[2-[2-[2-[[2-[2-[2-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイル-アミノ)ブタノイル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]アミノ]エトキシ]エトキシ]アセチル]Lys,(B)-ペプチド
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン: WO2007096431で開示されているインスリン類似体のテトラデカンジオイル-4×gGlu類似体
IUPAC (OpenEye社、IUPAC style)名: N{アルファ}([AspB28,ArgB29],des-ThrB30-インスリン(ヒト)-(A)-ペプチジル)-N{イプシロン}[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-[[(4S)-4-カルボキシ-4-(13-カルボキシトリデカノイルアミノ)ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]アミノ]ブタノイル]Lys,(B)-ペプチド
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG)、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン: WO2009022013で開示されているインスリン類似体のテトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG類似体
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン: WO2009022013で実施例18として開示されている、オクタデカン二酸を主体とする側鎖(オクタデカンジオイル-gGlu-2×OEG)を有する同様のインスリン類似体のテトラデカンジオイル-4×gGlu類似体
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG)、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン: WO2009022013で実施例18として開示されている、オクタデカン二酸を主体とする側鎖(オクタデカンジオイル-gGlu-2×OEG)を有する同様のインスリン類似体のテトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG類似体
可溶化された受容体で測定した、選択された本発明のインスリン誘導体のインスリン受容体親和性
本発明のインスリン類似体のヒトインスリン受容体(IR)に対する相対的な結合親和性を、シンチレーション近接検定(SPA)における競合結合によって明らかにする(Glendorf Tら(2008) Biochemistry 47 4743〜4751に従う)。
膜結合型受容体で測定した、選択された本発明のインスリン誘導体のインスリン受容体及びインスリン様成長因子1受容体親和性
ヒトIR-A、IR-B、又はIGF-IRいずれかの挿入断片を収容するpZem219Bベクターを堅固に形質移入したBHK細胞から、膜結合型ヒトIR及びIGF-1Rを精製する。BHK細胞を収穫し、氷冷緩衝液(25mMのHEPES pH7.4、25mMのCaCl2、及び1mMのMgCl2、250mg/Lのバシトラシン、0.1mMのPefablock)中でホモジナイズする。ホモジネートを41%(w/v)スクロースクッションに層状に重ね、4℃で75分間、95000gで遠心分離する。形質膜を集め、緩衝液(上記のとおり)で1:5希釈し、4℃で45分間、40000gで再び遠心分離する。ペレットを最小体積の緩衝液に再懸濁し、針(サイズ23)で3回抜き差ししてから、使用するまで-80℃で保管する。
ラット脂肪細胞における脂質生合成
本発明のインスリンのin vitro効力の尺度として、脂質生合成を使用することができる。
X線小角散乱(SAXS)によって測定した自己会合
SAXSデータを使用して、試験されるインスリン類似体の皮下注射後の自己会合状態を推定した。SAXSデータは、0.6mMの試験されるインスリン類似体及び140mMのNaClを含有するpH7.4の無Zn製剤から収集した。各類似体について、SAXS散乱プロファイルの強度に、多成分混合物中の個々の成分すべてが寄与するということを使用して、単量体、二量体、及びより大きいインスリンの相対量を推定した。各成分からの強度(形状因子)を使用することにより、混合物中の各成分の体積分率寄与を推定することが可能である。非負又は制約なし最小二乗のアルゴリズムを使用する線形方程式の系を使用して、実験と計算による散乱曲線の相違を最小限に抑える。形状因子は、単量体、二量体、六量体等の結晶構造から計算する。体積分率は、百分率(%)で示す。
医薬調製物の調製
本発明の医薬調製物は、水溶液として製剤することができる。水溶液は、たとえば、塩化ナトリウム及び/又はグリセロールを用いて等張性にすることができる。更に、水性媒質が、緩衝液及び保存剤を含有してもよい。調製物のpH値は、所望の値に調整され、当該インスリン類似体の等電点pIに応じて、約3〜約8.5の間、約3〜約5の間、又は約6.5、約7.4、若しくは約7.5とすることができる。
最終製剤中0.6mMのインスリン類似体、16mMのm-クレゾール、16mMのフェノール及び適量のニコチンアミド及びグリセロールを含有する水溶液に、無亜鉛インスリン類似体を溶解させ、1N塩酸/1N NaOHを使用してpHを7.3〜7.5(室温で測定)に調整した。水を加えて最終体積とし、溶液を0.2μmフィルターで滅菌濾過した。製剤を2mlバイアルに充填し、クリンプキャップを使用して密封した。
タンパク質製剤の物理的安定性を評価するためのThT原線維形成検定
ペプチドの物理的安定性が低いと、サンプル中に秩序だった糸状の高分子構造として認められ、最終的にはゲル形成をもたらす、アミロイド原線維の形成につながりかねない。Thioflavin T(ThT)は、原線維に結合すると、明瞭な蛍光サインを伴う[Naikiら(1989) Anal. Biochem. 177 244〜249、LeVine (1999) Methods. Enzymol. 309 274〜284]。
サンプルは、各検定前に新たに調製した。各組成物のサンプルを、990:10の体積比でThT水溶液(0.1mM ThT)と混合し、96ウェルマイクロタイタープレート(Packard Opti-Plate(商標)-96、白色ポリスチレン)に移した。普通は、各サンプルの(1つの試験条件に対応する)4つ又は8つの複製を、1列のウェルに配置した。プレートをScotch 15 Pad(Qiagen社)で密閉した。
所与の温度でのインキュベーション、振盪、及びThT蛍光発光の測定を、Fluoroskan Ascent FL蛍光プレートリーダー又はVarioskanプレートリーダー(Thermo Labsystems社)において行った。温度は、37℃に調整した。オービタル振盪は、示した全データにおいて1mmの振幅で960rpmに調整した。蛍光測定は、444nmフィルターを介した励起及び485nmフィルターを介した発光測定を使用して行った。各行程を、プレートを検定温度で10分間インキュベートすることにより開始した。プレートを45時間まで20分毎に測定した。各測定の間に、プレートを記載したとおりに振盪及び加熱した。
蛍光対時間のプロットをMicrosoft Excelで作成し、図1A、図1B、及び図1Cに例示するとおり、ずれ区間と細動区間の線形近似の切片として、ずれ時間を推定した。ずれ時間の増大は、物理的安定性の増大に相当する。データ点は、通常、4つ又は8つのサンプルの平均である。
インスリンの化学的安定性の分析
サイズ排除クロマトグラフィー
使用した製剤:実施例52を参照されたい。
高分子量タンパク質(HMWP)及び単量体インスリン類似体の定量を、Waters Acquity BEH200 SECカラム(150×2.4mm、部品番号186005225)において、55%(v/v)のアセトニトリル、0.05%のTFAを含有する溶離液を用い、0.2ml/minの流量及び40℃のカラム温度で行った。検出は、調整可能な吸光度検出器(Waters Acquity TUV)によって215nmで行った。注入体積は、600μMのインスリン類似体製剤と600μMのヒトインスリン標準物質のどちらも、1.5μlとした。各類似体調製物は、2mlバイアルにおいて、5、25、及び37℃でインキュベートした。所定の時間に、調製物のHMWP含有量を測定した。
インスリン関連不純物の定量を、CSH Phenyl-Hexylカラム、(2.1×150mm、1.7μm)、(Waters社部品番号186005408)を使用するUPLC系において、0.3ml/minの流量、30℃で、215nmでのUV検出を用いて行った。溶離は、A:10%(v/v)のアセトニトリル、100mMのリン酸水素二アンモニウム、pH3.6、及びB:80%(v/v)のアセトニトリルからなる移動相、0〜3分は26%のBから28.5%のBへの線形変化、3〜34分は37%のBへの線形変化、34〜36分は80%のBへと線形変化してカラム洗浄の後、39分に26%のBの初期条件に復帰という勾配を用いて行った。不純物の量は、測定された吸光度域として、保存剤が溶離された後に求められた総吸光度域に対するパーセントにして求めた。各類似体調製物は、2mlバイアルにおいて、5、25、及び37℃でインキュベートした。所定の時間に、調製物のインスリン関連不純物を測定した。
LYDブタにおける皮下PK/PDプロファイル
本発明のインスリン誘導体は、たとえば、市販製剤としてのインスリンアスパルト(NovoRapid)と比較する、又はこのプロトコールに従う先行技術の同様のA22Kアシル化インスリン類似体と比較する、ブタへの皮下投与によって試験することができる。誘導体は、薬動学的及び/又は薬力学的パラメーターについて試験することができる。
超音波検査及び注射場所の作製
永久静脈カテーテルを設置するための麻酔の間、Esaote社の超音波走査装置モデル「MyLabFive」及び線形プローブ型「LA435 6-18 MHz」を用い、超音波によってブタを検査する。右側又は左側(カテーテルの反対側)の耳と肩甲骨の中間の頸部、すなわち、下に筋肉のない(皮下注射に適する)2×2cmの範囲を特定し、入れ墨で印を付ける。
ブタは、実験前に絶食させる(朝食なし)。
PenfillをNovoPen(登録商標)4に取り付ける。それぞれのブタに新しい針を使用する。針ストッパーを使用して、表皮の5mm下への最大皮下貫通を確実にする。用量体積(IU体積)を計算し、それぞれのブタについて書き留める。
用量体積(U)=((体重×用量nmol/kg)/濃度nmol/mL)×100U/mL
ブタには、頸部の右側又は左側(カテーテルの反対側)において、横から皮下組織に投薬を行い、注射した後最低10秒間は針を皮下組織に入れたままにして、化合物の沈着を確実にする。
皮下投与後、低血糖を予防するために、グルコース溶液の静脈内注射の準備ができているべきであり、すなわち、4〜5本の注射器(20mL)に、使用できる状態の滅菌20%グルコースが充填される。低血糖の診断は、臨床症状及び糖測定器(Glucocard X-meter)での血中グルコース測定に基づく。
実験前に、10IU/mLのヘパリン添加なしの滅菌0.9%NaClで、頸静脈カテーテルの開通性を点検する。
投薬前(-10、0)、3、6、9、12、15、20、30、45、60、90、120、150、180、240、300、360、420、480、540、600、720分
無菌技術を使用して血液サンプル採取を行っていなかった場合、10kgあたり1mlのPentrexyl(登録商標)(1gのアンピシリンが10mlの0.9%NaClに溶解したもの)での1回の静脈内処置を、血液サンプル採取に使用していたカテーテルからゆっくりと静脈内投与することができる。この処置に続いて、カテーテルに10mlの0.9%NaClを流す。
血漿グルコース:10ulの血漿を500ulの緩衝溶液にピペットで移して、BIOSEN自動分析装置で血漿中のグルコース濃度を測定する。
LYDブタにおける実施例12のインスリン誘導体の皮下PK/PDプロファイル
上記一般手順に従って、実施例12のインスリン誘導体、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリンについて、以下のPK及びPDプロファイルを取得した。
実施例12化合物、608.6μM; 1.6% (w/vol)のグリセロール; 16mMのフェノール; 16mMのm-クレゾール; 7mMのホスフェート、10mMの塩化ナトリウム; pH=7.4 (無Zn/六量体)、1nmol/kg
LYDブタにおける実施例1のインスリン誘導体の皮下PK/PDプロファイル
上記一般手順に従って、実施例1のインスリン誘導体、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリンについて、以下のPK及びPDプロファイルを取得した。
実施例1の化合物、611.6μM; 2% (w/vol)のグリセロール; 16mMのフェノール; 16mMのm-クレゾール; 7mMのホスフェート; pH=7.4 (無Zn/六量体)、1nmol/kg
LYDブタにおける実施例7のインスリン誘導体の皮下PK/PDプロファイル
上記一般手順に従って、実施例7のインスリン誘導体、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリンについて、以下のPK及びPDプロファイルを取得した。
実施例7の化合物、610μM; 2% (w/vol)のグリセロール; 16mMのフェノール; 16mMのm-クレゾール; 7mMのホスフェート; pH=7.4 (無Zn/六量体)、1nmol/kg
LYDブタにおける実施例10のインスリン誘導体の皮下PK/PDプロファイル
上記一般手順に従って、実施例10のインスリン誘導体、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4×gGlu)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリンについて、以下のPK及びPDプロファイルを取得した。
実施例10の化合物、610μM; 2% (w/vol)のグリセロール; 16mMのフェノール; 16mMのm-クレゾール; 7mMのホスフェート; pH=7.4 (無Zn/六量体)、1nmol/kg
LYDブタにおける先行技術のインスリン誘導体の皮下PK/PDプロファイル
上記一般手順に従って、先行技術(先行技術類似体1)のインスリン誘導体、A22K(N(eps)-ヘキサデカンジオイル-gGlu-2×OEG)、B29R、desB30ヒトインスリン(WO2009/022013、実施例45)について、以下のPK及びPDプロファイルを取得した。
WO2009/022013実施例45の化合物、588μM;1.6%(w/vol)のグリセロール;30mMのフェノール;7mMのトリス、pH=7.4(無Zn/六量体)、1nmol/kg
LYDブタにおける先行技術のインスリン誘導体の近縁類似体の皮下PK/PDプロファイル
上記一般手順に従って、WO2009/022013に記載のとおりの先行技術(詳細には、実施例45(A22K(N(eps)-ヘキサデカンジオイル-gGlu-2×OEG)、B29R、desB30ヒトインスリンを参照されたい)を代表する、C14二酸類似体(先行技術類似体2)のA22K(N(eps)-テトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG)、B29R、desB30ヒトインスリンについて、以下のPK及びPDプロファイルを取得した。
A22K(N(eps)-テトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG)、B29R、desB30ヒトインスリン(WO2009/022013実施例45の1,16-ヘキサデカンジオイル(C16二酸)類似体の1,14-テトラデカンジオイル(C14二酸)類似体)、588μM;1.6%(w/vol)のグリセロール;30mMのフェノール;7mMのトリス、pH=7.4(無Zn/六量体)
Sprague Dawleyラットにおける本発明及び先行技術のインスリン類似体の皮下PK/PDプロファイル
本発明のインスリン誘導体は、ラットへの皮下投与によって、たとえば、このプロトコールに従い、市販製剤としてのインスリンアスパルト(NovoRapid)と比較して、又は先行技術の同様のB29Kアシル化インスリン類似体と比較して試験することができる。誘導体は、薬動学的及び/又は薬力学的パラメーターについて試験することができる。
こうした実験用に、約400グラムである雄のSprague-Dawleyラットを使用する。ラットは、試験する前には絶食していない。3時間の研究期間の間、ラットは、水には自由に接触できるが、食べ物には接触できない。インスリン誘導体の投与から0分後(投与前)、3、7、15、30、60、120、及び180分後の時点で、麻酔していない動物から血液サンプルを採取し(舌下静脈、microvette(登録商標)200 EDTA管へ200μl)、血漿を集める。Softfine(登録商標) 12mm針を装着したNovoPen Echo(登録商標)を使用して、ラットに首から皮下投与する(25nmol/kg、インスリン誘導体の600μM製剤)。グルコース及びインスリン誘導体の血漿濃度を、それぞれ、BIOSEN分析装置及び免疫検定/LCMS分析を使用して定量する。
図2A及び図2Bは、Sprague Dawleyラットへの皮下注射後の、本発明のC14系類似体(それぞれ、実施例11及び12並びに実施例4及び10)と先行技術のC14系類似体(先行技術類似体2及び3並びに先行技術類似体2及び3)のPKプロファイルをそれぞれ示すものであり、
図2Cは、Sprague Dawleyラットへの皮下注射後の、本発明のC16系類似体(実施例33)と先行技術のC16系類似体(先行技術類似体1)のPKプロファイルを示すものであり、
図2D1及び図2D2は、Sprague Dawleyラットへの皮下注射後の、本発明のC14二酸系類似体と先行技術のC14二酸系類似体の(図2Aに示したPKプロファイルから得られる)PDプロファイルを示すものであり、
図2E1及び図2E2は、Sprague Dawleyラットへの皮下注射後の、本発明のC14二酸系類似体と先行技術のC14二酸系類似体の(図2Bに示したPKプロファイルから得られる)PDプロファイルを示すものであり、
図2F1及び図2F2は、Sprague Dawleyラットへの皮下注射後の、本発明のC16二酸系類似体と先行技術のC16二酸系類似体の(図2Cに示したPKプロファイルから得られる)PDプロファイルを示すものである。
Claims (34)
- アシル化されているヒトインスリン類似体であって、ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
B26、B27、及び/又はB28位に位置するアミノ酸残基の1個、2個、又は3個は、次のとおりに置換されており、すなわち、
B26位に位置するアミノ酸残基は、Glu (E)又はAsp (D)で置換されており、かつ/又は
B27位に位置するアミノ酸残基は、Glu (E) Asp (D)、又はPro (P)で置換されており、かつ/又は
B28位に位置するアミノ酸残基は、Glu (E)、Asp (D)、又はArg (R)で置換されており、但し、
B27位に位置するアミノ酸残基が、Pro (P)で置換されている場合、B28位に位置するアミノ酸残基は、Glu (E)、Asp (D)、又はArg (R)で置換されており、
B28位に位置するアミノ酸残基が置換されていない場合、B29位に位置するアミノ酸残基は、B29Arg (R)に置換されており、又は
B28位に位置するアミノ酸残基が、Glu (E)又はAsp (D)で置換されている場合、B29位に位置するアミノ酸残基は、B29Pro (P)又はB29Arg (R)に置換されており、
B29位に位置するアミノ酸残基が、Pro (P)である場合、B30に位置するアミノ酸残基は、B30Arg (R)に置換されており、
B28位に位置するアミノ酸残基が、Arg (R)で置換されている場合、B29及びB30位に位置するアミノ酸残基は、欠失しており(すなわち、desB29、desB30)、
B29位に位置するアミノ酸残基が、Arg (R)で置換されている場合、B30位に位置するアミノ酸残基は、欠失しており(すなわち、desB30)、
類似体は、A8Arg (R)及び/又はA14Glu (E)置換を更に含んでもよく、
インスリン類似体は、A22位のリジン残基のイプシロンアミノ基を、式IIの基
[アシル]-[リンカー]-
[式中、
リンカー基は、gGlu及び/又はOEGから選択される1〜10個のアミノ酸残基から構成されるアミノ酸鎖であり、
gGluは、ガンマグルタミン酸残基を表し、
OEGは、8-アミノ-3,6-ジオキサオクタン酸の残基(すなわち、式-NH-(CH2)2-O-(CH2)2-O-CH2-CO-の基)を表し、
アミノ酸残基は、いずれの順序で存在してもよく、
アミノ酸鎖は、少なくとも1個のgGlu残基を含み、
アシル基は、1,14-テトラデカン二酸、1,15-ペンタデカン二酸、及び1,16-ヘキサデカン二酸から選択されるα,ω-ジ-カルボン酸の残基である]
でアシル化することにより誘導体化されている、アシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B29Arg、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
B26、B27、及び/又はB28位に位置するアミノ酸残基の1個、2個、又は3個が、Glu (E)又はAsp (D)で置換されている、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B26aar2、B29Arg、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar2は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B27aar3、B29Arg、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar3は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B27Pro、B28aar4、B29Arg、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar4は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B28aar4、B29Arg、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar4は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B28aar4、B29Pro、B30Arg]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar4は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B26aar2、B27Pro、B28Arg、desB29、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar2は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B26aar2、B28aar4、B29Arg、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar2は、Glu (E)又はAsp (D)を表し、
aar4は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B26aar2、B28aar4、B29Pro、B30Arg]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar2は、Glu (E)又はAsp (D)を表し、
aar4は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B27aar3、B28aar4、B29Arg、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar3は、Glu (E)又はAsp (D)を表し、
aar4は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B27aar3、B28aar4、B29Pro、B30Arg]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar3は、Glu (E)又はAsp (D)を表し、
aar4は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B27aar3、B28Arg、desB29、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar3は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A22Lys、B3aar1、B26aar2、B27aar3、B28Arg、desB29、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar2は、Glu (E)又はAsp (D)を表し、
aar3は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A8Arg、A22Lys、B3aar1、B26aar2、B29Arg、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar2は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A8Arg、A22Lys、B3aar1、B26aar2、B27Pro、B28Arg、desB29、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar2は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A8Arg、A22Lys、B3aar1、B26aar2、B28aar4、B29Arg、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar2は、Glu (E)又はAsp (D)を表し、
aar4は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A8Arg、A22Lys、B3aar1、B27aar3、B28aar4、B29Arg、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar3は、Glu (E)又はAsp (D)を表し、
aar4は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A8Arg、A22Lys、B3aar1、B27aar3、B28Arg、desB29、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar3は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A8Arg、A22Lys、B3aar1、B26aar2、B27aar3、B28Arg、desB29、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar2は、Glu (E)又はAsp (D)を表し、
aar3は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A14Glu、A22Lys、B3aar1、B28aar4、B29Arg、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar4は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して[A14Glu、A22Lys、B3aar1、B27aar3、B28aar4、B29Arg、desB30]であり、
aar1は、Glu (E)、Gln (Q)、Asp (D)、Ser (S)、又はThr (T)を表し、
aar3は、Glu (E)又はAsp (D)を表し、
aar4は、Glu (E)又はAsp (D)を表す、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - ヒトインスリンに対して、
[A8R、A22K、B3E、B26E、B27E、B28R、desB29、desB30]、
[A8R、A22K、B3E、B26E、B27P、B28R、desB29、desB30]、
[A8R、A22K、B3E、B26E、B28E、B29R、desB30]、
[A8R、A22K、B3E、B26E、B29R、desB30]、
[A8R、A22K、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30]、
[A8R、A22K、B3E、B27E、B28R、desB29、desB30]、
[A14E、A22K、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30]、
[A14E、A22K、B3Q、B27E、B28E、B29R、desB30]、
[A14E、A22K、B3Q、B28D、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B26E、B27E、B28E、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B26E、B27E、B28R、desB29、desB30]、
[A22K、B3E、B26E、B27E、B29P、B30R]、
[A22K、B3E、B26E、B27P、B28R、desB29、desB30]、
[A22K、B3E、B26E、B28E、B29P、B30R]、
[A22K、B3E、B26E、B28E、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B26E、B28D、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B26E、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B27E、B28E、B29P、B30R]、
[A22K、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B27E、B28R、desB29、desB30]、
[A22K、B3E、B27E、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B28D、B29R、desB30]、
[A22K、B3E、B28E、B29P、B30R]、
[A22K、B3Q、B26E、B28E、B29R、desB30]、又は
[A22K、B3Q、B26E、B29R、desB30]
である、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - 式IIの基
[アシル]-[リンカー]-
において、
リンカー基が、gGlu及び/又はOEGから選択される1〜10個のアミノ酸残基から構成されるアミノ酸鎖であり、アミノ酸残基は、いずれの順序で存在してもよく、アミノ酸鎖は、少なくとも1個のgGlu残基を含む、請求項1から23のいずれか一項に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - 式IIの基
[アシル]-[リンカー]-
において、
アシル基が、1,14-テトラデカン二酸、1,15-ペンタデカン二酸、及び1,16-ヘキサデカン二酸から選択されるα,ω-ジ-カルボン酸の残基である、請求項1から23のいずれか一項に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - 式IIの基が、
テトラデカンジオイル-4×gGlu、
テトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG、
ヘキサデカンジオイル-4×gGlu、
ヘキサデカンジオイル-4×gGlu-2×OEG、
ヘキサデカンジオイル-gGlu-2×OEG、
ヘキサデカンジオイル-gGlu-4×OEG、又は
ヘキサデカンジオイル-gGlu-6×OEG
である、請求項1から23のいずれか一項に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2×OEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27P、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン、
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27P、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン、
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン、
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27E、B28R、desB29、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B28E、B29P、B30Rヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28E、B29P、B30Rヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29P、B30Rヒトインスリン、
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A8R、A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A14E、A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27E、B29P、B30Rヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B27E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B28D、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B27P、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)テトラデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B26E、B28E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-2xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-4xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-gGlu-6xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu-2xOEG)、B3E、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン、又は
A22K(N(eps)ヘキサデカンジオイル-4xgGlu)、B3Q、B26E、B29R、desB30ヒトインスリン
である、請求項1に記載のアシル化されているインスリン類似体。 - 請求項1から27のいずれか一項に記載のインスリン誘導体と、薬学的に許容される1種又は複数の担体又は希釈剤とを含む医薬組成物。
- 添加された亜鉛イオンを含まない低亜鉛組成物として製剤化されている、請求項28に記載の医薬組成物。
- 6インスリン分子あたり0.2未満のZn2+イオンを含む、低亜鉛組成物として製剤化されている、請求項29に記載の医薬組成物。
- 界面活性剤が添加されていない、請求項29又は30に記載の低亜鉛医薬組成物。
- ニコチン系化合物、詳細にはニコチンアミドを含む、請求項29から31のいずれか一項に記載の低亜鉛医薬組成物。
- 医薬として使用するための、請求項1から27のいずれか一項に記載のインスリン類似体又は薬学的に許容されるその塩。
- ヒトを含めた、生きている動物体の代謝性疾患、障害、又は状態を治療、予防、又は緩和する方法であって、それを必要とする前記生きている動物体に、治療有効量の請求項1から27のいずれか一項に記載のアシル化されているインスリン類似体を投与する工程を含む方法。
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