JP2021174545A - 分散制御システム内でのワークステーションのリモート展開および試運転 - Google Patents

分散制御システム内でのワークステーションのリモート展開および試運転 Download PDF

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Abstract

【課題】構成エンジニア等が、構成ワークステーション(構成WS)から遠隔でワークステーション(WS)を試運転および構成することができるプロセスおよびシステムを提供する。【解決手段】本発明は、プロセス制御プラント内のプロセス制御フィールドデバイスを制御、保守、構成するためのWSのリモートの試運転を容易にする。通信ネットワークによってWSに結合された構成WSを使用して、ユーザはソフトウェアでWSの構成を指定でき、試運転用のWSを選択すると、指定された構成に従って、構成WSからリモートでWSの構成を実行できる。WSの構成を実行することは、OS、アプリケーション、プロセスプラント構成等のインストール/更新、オペレータ、保守等が含まれ得る。構成が完了すると、WSは、プロセスコントローラと通信して、プロセス制御プラントの制御、保守、構成を実装するように動作可能である。【選択図】図1

Description

本開示は、プロセス制御システムの分野に関し、より具体的には、分散制御システム内の1つまたは複数のコンピュータワークステーションのリモートの試運転を可能にするシステムおよび方法に関する。
分散型制御システム(DCS)は、化学、石油化学、精製、製薬、食品および飲料、電力、セメント、上下水道、石油およびガス、パルプおよび紙、ならびに鉄鋼を含む様々なプロセス工業において使用され、単一の施設または遠隔地で動作するバッチ、供給バッチ、および連続プロセスを制御するために使用される。プロセスプラントは、通常、アナログバス、デジタルバス、もしくは組み合わせたアナログ/デジタルバスを介して、または無線通信リンクもしくはネットワークを介して、1つまたは複数のフィールドデバイスに通信可能に結合された1つまたは複数のプロセスコントローラを含む。まとめて、様々なデバイスが、監視、制御、およびデータ収集機能を実行して、プロセス、安全遮断システム、火災およびガス検出システム、機械の健常性監視システム、保守システム、意思決定支援、ならびに他のシステムを制御する。
例えば、バルブ、バルブポジショナ、スイッチ、およびトランスミッタ(例えば、温度センサ、圧力センサ、レベルセンサ、およびフローレートセンサ)である場合があるフィールドデバイスは、プロセス環境内に位置し、概して、バルブの開放または閉鎖、プロセスパラメータの測定などの物理的制御機能またはプロセス制御機能を実施して、プロセスプラント内またはシステム内で実行中の1つまたは複数のプロセスを制御する。周知のFieldbusプロトコルに準拠するフィールドデバイスなどのスマートフィールドデバイスは、制御計算、アラーム機能、およびコントローラ内で一般に実装される他の制御機能もまた実行し得る。プロセスコントローラは、これはまた典型的にはプラント環境内に位置付けられるが、フィールドデバイスによって行われるプロセス測定を指示する信号および/またはフィールドデバイスに関する他の情報を受信し、例えば、プロセス制御判断を行い、受信した情報に基づき制御信号を生成し、HART(登録商標)、WirelessHART(登録商標)、およびFOUNDATION(登録商標)Fieldbusフィールドデバイスなどのフィールドデバイスで実行される制御モジュールまたはブロックと連携する、異なる制御モジュールを実行するコントローラアプリケーションを実行する。コントローラ内の制御モジュールは、通信ラインまたはリンクを経由して、フィールドデバイスに制御信号を送信し、それによって、プロセスプラントまたはシステムの少なくとも一部分の動作を制御する。
フィールドデバイスおよびコントローラからの情報は、制御室もしくはより過酷なプラント環境から離れた他の場所に典型的に配置される、オペレータワークステーション、パーソナルコンピュータもしくはコンピューティングデバイス、データヒストリアン、レポートジェネレータ、集中データベース、または他の集中管理コンピューティングデバイスなどの1つまたは複数の他のハードウェアデバイスに対して、通常、データハイウェイを通じて利用可能にされる。これらのハードウェアデバイスの各々は、典型的には、プロセスプラントにわたって、またはプロセスプラントの一部分にわたって集中化される。これらのハードウェアデバイスは、例えば、オペレータが、プロセス制御ルーチンの設定の変更、コントローラもしくはフィールドデバイス内の制御モジュールのオペレーションの修正、プロセスの現在の状態の閲覧、フィールドデバイスおよびコントローラによって生成されるアラームの閲覧、要員の訓練もしくはプロセス制御ソフトウェアのテストを目的としたプロセスの動作のシミュレーション、構成データベースの維持および更新などの、プロセスの制御および/またはプロセスプラントの動作に関する機能を実施することを可能にし得るアプリケーションを実行する。ハードウェアデバイスにより利用されるデータハイウェイ、コントローラ、およびフィールドデバイスは、有線通信パス、無線通信パス、または有線および無線通信パスの組み合わせを含むことができる。
例として、Emerson Process Managementによって販売されているDeltaV(商標)制御システムは、プロセスプラント内の多様な場所に位置付けられている異なるデバイスに記憶され、それらによって実行される複数のアプリケーションを含む。1つまたは複数のワークステーションまたはコンピューティングデバイス内に備わる構成アプリケーションは、ユーザによる、プロセス制御モジュールの作成または変更、およびデータハイウェイを経由したこれらのプロセス制御モジュールの、専用分散型コントローラへのダウンロードを可能にする。典型的には、これらの制御モジュールは、通信可能に相互接続された機能ブロックで構成され、これらは、それに対する入力に基づき制御スキーム内で機能を実行し、出力を制御スキーム内の他の機能ブロックにもたらすオブジェクト指向プログラミングプロトコル内のオブジェクトである。構成アプリケーションはまた、データをオペレータに表示し、かつオペレータがプロセス制御ルーチン内のセットポイントなどの設定値を変更できるようにするためのオペレータインターフェースアプリケーションが使用するオペレータインターフェースを、構成エンジニアが作成または変更することを可能にし得る。各専用コントローラ、および一部の場合においては、1つまたは複数のフィールドデバイスは、実際のプロセス制御機能を実装するために、それらに割り当てられてダウンロードされた制御モジュールを実行するそれぞれのコントローラアプリケーションを記憶および実行する。オペレータインターフェースアプリケーションは、1つまたは複数のオペレータワークステーション(またはオペレータワークステーションおよびデータハイウェイと通信可能に接続された1つまたは複数のリモートコンピューティングデバイス)にて実行され得、これは、コントローラアプリケーションからデータハイウェイを経由してデータを受信し、ユーザインターフェースを使用してこのデータをプロセス制御システム設計者、オペレータ、またはユーザに表示して、オペレータのビュー、エンジニアのビュー、技師のビューなどのいくつかの異なるビューのうちのいずれかを提供し得る。オペレータワークステーションは、一般に、過酷なプロセスプラント環境から離れて配置されている。その結果、オペレータワークステーションは、プロセスプラントの様々な領域にリモートで配置される場合がある。
データヒストリアンアプリケーションが、典型的には、データハイウェイにわたって提供されたデータの一部またはすべてを収集および記憶するデータヒストリアンデバイスに記憶され、それによって実行される一方で、構成データベースアプリケーションが、現在のプロセス制御ルーチン構成およびそれと関連付けられたデータを記憶するために、データハイウェイに取り付けられたなおさらに離れたコンピュータで作動され得る。代替的に、構成データベースは、構成アプリケーションと同じワークステーションに位置していてもよい。
プロセスプラントは、複数のオペレータ、保守、およびプロセスプラント構成ワークステーションを有することができ、各々がプロセスプラントの別々の部分の制御、保守、および試運転をそれぞれ促進し、それに応じて、それぞれが互いからおよびワークステーションから離れて配置され、様々なタイプのワークステーションを構成するために使用される構成アプリケーションが存在する。これらのリモートワークステーションの試運転は、個別にもシステム全体でも時間のかかる作業である。リモートワークステーションを試運転するには、プロセス構成エンジニアなどのユーザが各リモートワークステーションに物理的に訪れ、各リモートワークステーションのオンサイトで試運転操作を実行せねばならない。リモートワークステーションは大規模なプラントの様々な場所に配置されている可能性があり、また互いに離れている可能性もあるため、ユーザはこれらのリモートワークステーションに簡単にアクセスできない可能性がある。
図1は、従来技術のDCS100の例を示し、地理的に分散し、遠隔に配置されたコンピュータワークステーション122、構成ワークステーション120、およびプロセスコントローラ134のネットワークを示しており、これらはすべて通信ネットワーク136を介して通信可能に結合される。リモートワークステーション122は、互いに遠く、構成ワークステーション120から遠く離れて配置されており、また、容易にアクセスできない場合がある。これらの理由のために、通常、構成ワークステーション120で作業するユーザ104は、各リモートワークステーション122を物理的に訪れる必要がある場合、時間と労力の両方の点で不便である。それにもかかわらず、従来技術のDCS構成において、それは、リモートワークステーション122を試運転するために、まさに必要とされるものである。
ユーザ104は、プロセスエンジニアまたはプロセス構成エンジニアであり得る。この仕様全体を通して、ユーザ、プロセスエンジニア、またはプロセス構成エンジニアという用語は同じ意味で使用される。プロセス構成エンジニア104は、一般に、例えば、構成ワークステーション120でプロセスプラント構成128を開発する責任がある。あるいは、必要なプロセスプラント構成128はすでに開発されている可能性があり、ユーザ104は、構成ワークステーション120のデジタルストレージからこの構成を取得する必要があるだけである。
一般に、プロセスプラント構成128は、1つまたは複数のコントローラによって、およびコントローラと協働でプロセスプラントの少なくとも一部を制御するように動作する1つまたは複数のワークステーションによって実行されるように構成される。リモートワークステーション122にて実行されるプロセスプラント構成128は、一般に、エマソン社によって提供されるDeltaV(商標)プロセスコントローラアプリケーションソフトウェアなどの分散制御ソフトウェア環境で実行される。もちろん、分散制御ソフトウェア環境自体は通常、ワークステーションのオペレーティングシステム内で実行される。したがって、ワークステーション122の1つを構成することは、オペレーティングシステムのインストールおよび/または構成、分散制御ソフトウェア環境に必要な様々なシステムコンポーネントのインストールおよび/または構成、分散制御ソフトウェア環境のインストールおよび/または構成、およびプロセスプラントの制御を実行するために必要なプロセスプラント構成をインストールおよび/または構成することを、時に必要とする場合がある。ワークステーション122を構成することは、追加の構成ワークステーション120を構成すること、および/または保守ワークステーションを構成することを必要とし得る。
構成ワークステーション120は、プロセス構成エンジニア104がリモートワークステーション122に展開したがっているプロセスプラント構成128を発展するために、プロセス構成エンジニア104が使用するプロセス開発およびプロセス管理ソフトウェアツールを含むコンピュータワークステーションであり、リモートワークステーション122を試運転する、すなわち、DCS100を監視および制御する目的ではオペレータワークステーションの場合に、プロセスプラントを構成する目的では追加の構成ワークステーションの場合に、および/または保守作業を実行する目的では保守ワークステーションの場合に、リモートワークステーション122を完全に動作可能にするようにする。
オペレータワークステーションを構成する場合、例えば、ユーザ104が構成ワークステーション120で、必要なプロセスプラント構成128を開発した後、ユーザ104は、このプロセスプラント構成128をモバイルコンピュータ記憶媒体130に転送しなければならない。必要なプロセスプラント構成128が先行してすでに開発されており、構成ワークステーション120のコンピュータ内にすでに存在している可能性もある。この場合、ユーザは、構成ワークステーション120のデジタルストレージからこのプロセスプラント構成128を検索し、プロセスプラント構成128をモバイルコンピュータ記憶媒体130に配置する必要がある。モバイルコンピュータ記憶媒体130は、これらに限定されることなく、USBドライブ、CDおよび/またはDVD−ROMメディア、セキュアデジタル(SD)カードなどを含む、任意の既知のモバイルコンピュータ記憶媒体130であり得るが、他の多種多様なモバイルコンピュータ記憶媒体もこの目的に使用できる。
プロセス構成エンジニア104は、例えば、プロセスプラントの異なる領域のために、異なるタイプのプロセスプラント構成128を開発してきた場合もあり、異なるタイプまたは異なるバージョンのプロセスプラント構成128をリモートワークステーション122の異なるものに展開したいと望み得る。本開示では、プロセスプラント構成128という用語は、プロセス構成エンジニア104が構成ワークステーション120で開発してきた可能性がある、開発し得る、または開発中であり得るプロセスプラント構成128のすべての異なるタイプおよび異なるバージョンを指す。
ユーザ104がプロセスプラント構成128をモバイルコンピュータ記憶媒体130にコピーした後、ユーザ104は、構成ワークステーション120を離れ、モバイルコンピュータ記憶媒体130を、ユーザが試運転しようとする特定のリモートワークステーション122に運ぶ。ユーザ104は、構成ワークステーション120からリモートワークステーション122まで(経路140によって示される)、歩く、乗る、運転する、または他の方法で移動することができる。ユーザ104はまた、リモートワークステーション122への輸送のために、モバイルコンピュータ記憶媒体130を別の人に与えることができる。いずれにせよ、誰かが、何らかの手段で、モバイルコンピュータ記憶媒体130を、構成ワークステーション120からリモートワークステーション122に運ぶか、または輸送する。
ユーザ104がモバイルコンピュータ記憶媒体130を備えたリモートワークステーション122にいると、ユーザ104は、プロセスプラント構成128をモバイルコンピュータ記憶媒体130からリモートワークステーション122に転送し、プロセスプラント構成128を、リモートワークステーション122のコンピュータにインストールする。プロセスプラント構成128をダウンロードし、プロセスプラント構成128をリモートワークステーション122にインストールするこのプロセスは、リモートワークステーション122において、かなりの時間(クロックまたはタイマー138によって示される)を要する。時々、プロセスプラント構成128をリモートワークステーション122にインストールするだけでなく、オペレーティングシステム、システムコンポーネント、および/またはプロセスプラント構成128が動作する分散制御ソフトウェア環境をインストールまたは構成することも必要となる場合がある。
この試運転プロセス(オペレーティングシステム、システムコンポーネント、分散制御ソフトウェア環境、およびプロセスプラント構成128のそれぞれのインストールおよび構成の全体を含み得る)の間、ユーザ104は、一般に、リモートワークステーション122で待機し、オペレーティングシステム、分散制御ソフトウェア環境などのダウンロードおよびインストールプロセスを終了させなければならず、これは、ユーザ104がリモートワークステーション122に物理的に存在し、ダウンロードおよびインストールプロセス全体の間待機することを必要とし得る。なぜなら、ダウンロードおよびインストールのプロセス全体を通して、ユーザ104によって1つまたは複数のアクションが必要とされ得るからである。例えば、リモートワークステーション122は、オペレーティングシステムのインストールプロセス中または分散制御ソフトウェア環境のインストールプロセス中に、再起動を複数回確認するようにユーザ104に促すことができる。このため、ユーザ104が特定のリモートワークステーション122に一定期間留まらねばならないだけでなく、ユーザ104は、少なくともすべての再起動が正常に完了するまで、インストールプロセスに集中し続けねばならない。
試運転プロセスが最初に分散制御ソフトウェア環境のインストールを必要とする場合、そのインストールは、構成アプリケーションから、または構成アプリケーション内で作成された構成ファイルの形式で提供されるプロセスプラント構成128のインストールの前提条件のステップにすぎない(例えば、Emersonが提供するProPlus(商標)構成ソフトウェア)。リモートワークステーションの試運転プロセスのこのフェーズの間に、リモートワークステーション122のユーザ104は、構成ワークステーション120に戻り、構成アプリケーションを開き、次に、仮想論理的端末であり得るワークステーションプレースホルダを作成および構成することを要求され得る。次に、ユーザは、プレースホルダをエクスポートし、それをモバイルコンピュータ記憶媒体130にコピーし、モバイルコンピュータ記憶媒体130を再びリモートワークステーション122に戻し、その時点で、ユーザ104は、ワークステーションプレースホルダを、ユーザがインストールプログラムを使用してプレースホルダを試運転およびインポートしようとしているリモートワークステーション122にコピーする。ユーザ104がリモートワークステーション122に物理的に存在し続けて、さらなる再起動を確認し、インストールプログラムによって促されたときに補足情報を提供するので、さらに待機が続く。次に、ユーザは、構成ワークステーション120に戻り、ワークステーションをダウンロードして、それをシステムに接続する。
例示的なオペレータワークステーションの試運転に関して上で説明したが、保守ワークステーションまたはさらなる構成ワークステーションの試運転にも同様の一連の手順が必要であり、特定のソフトウェアコンポーネントとプログラミングは異なる場合があるが、全体的なプロセスはほぼ同じであり、同様にそれは構成をリモートワークステーションに移し、様々なタスクを実行して試運転の間に操作を再起動するために、試運転およびインストールプロセス中にオペレータが注意を払う必要がある。
図1を参照して上に示したように、リモートワークステーション122を構成および試運転するために、ユーザ104は、通常、構成ワークステーション120とリモートワークステーション122との間で数回の行き来を行い、ワークステーション122各々が構成され、試運転されている間、各リモートワークステーション122で物理的に待機しなければならない。このインストールプロセスは、DCS100を備えた複数の場所に配置された複数のリモートワークステーション122に対して、連続的に繰り返されなければならない。複数のリモートワークステーションを試運転するこの方法は、非常に時間がかかり、非効率的である。
プロセス制御プラントにおける選択されたワークステーションのリモートでの試運転を容易にするためのシステムは、製品を生産するためにプロセスプラント内の物理的材料を処理するように動作する複数のプロセス制御フィールドデバイスを含む。複数のプロセス制御フィールドデバイスに結合されたプロセスコントローラは、プロセス制御フィールドデバイスから第1の信号を受信し、プロセス制御フィールドデバイスに制御信号を送信するように構成されている。システムは、通信ネットワーク、および通信ネットワークに結合された構成ワークステーションを含み、構成ワークステーションは、プロセッサとプロセッサに結合されたメモリを含み、メモリは、プロセッサによって実行可能である機械可読命令を格納する。機械可読命令は、プロセス制御フィールドデバイスを制御するための制御モジュールおよび機能ブロックを作成し、プロセス制御フィールドデバイスの制御を実装するために制御モジュールおよび機能ブロックをプロセスコントローラにダウンロードするためにユーザによって操作可能なグラフィカル構成システムをもたらすために、プロセッサによって実行される。機械可読命令は、通信ネットワークに結合されたワークステーションの指定された構成をユーザから受信し、通信ネットワークに結合された複数のワークステーションからワークステーションの選択を受信し、選択されたワークステーションを指定された構成に従って構成し、ワークステーションがプロセスコントローラと通信して、プロセス制御プラント内に構成、操作、および/または保守機能を実装できるようにすることが、プロセッサによって、実行可能である。
プロセス制御プラント内のオペレータワークステーションをリモートで試運転する方法は、構成ワークステーションで動作するグラフィカル構成システムの構成エディタで、プロセス制御プラントのプロセス構成、プロセスコントローラを指定するプロセスプラントの構成、複数のプロセス制御フィールドデバイス、および複数のプロセス制御フィールドデバイスを制御するためのプロセスコントローラによる実装のための制御手順を作成することを含む。方法はまた、構成エディタにおいて、プロセスプラントを制御するように試運転されるオペレータワークステーションの構成を指定すること、および構成ワークステーションに通信可能に結合された通信ネットワークを検索して、1つまたは複数の廃止されたオペレータワークステーションを識別することを含む。さらに、選択された廃止されたオペレータワークステーションを試運転されるオペレータワークステーションとして識別する、廃止されたオペレータワークステーションの1つの選択を受信し、選択された廃止されたオペレータワークステーションが、試運転されるオペレータワークステーションの指定された構成に従って構成され、その結果、オペレータワークステーションが、プロセスコントローラと通信して、プロセス制御フィールドデバイスの制御を実行し、プロセス制御プラントの動作可能なデータを受信することを、方法は含む。
図1は、構成ワークステーションおよび複数のリモートコンピュータワークステーションのネットワークを含む分散制御システム(DCS)の図である。 図2は、本説明による例示的なプロセスプラントの図である。 図3は、構成ワークステーションに存在するソフトウェア要素のいくつかを示すブロック図である。 図4は、説明された実施形態による、リモートオペレータワークステーションを試運転するために使用される構成を準備するためのワークフローを示すフローチャートである。 図5は、例示的な構成ワークステーションおよび例示的なリモートステーションが構成ワークステーションによって試運転されているブロック図である。 図6は、リモートワークステーションを試運転および構成するための例示的な方法を示すフローチャートである。
現在説明されている実施形態は、構成エンジニアまたは他のユーザが、構成ワークステーションから遠隔でワークステーション(例えば、オペレータワークステーション、保守ワークステーション、追加の構成ワークステーション)を試運転および構成することができるプロセスおよびシステムを提供する。ユーザがリモートワークステーションのそれぞれに、時には複数回移動し、試運転プロセス中に様々なプロンプトへの応答に積極的に参加する必要があった従来技術のシステムとは対照的に、現在説明されている実施形態は、リモートワークステーションに物理的に存在することなくリモートワークステーションをユーザが構成し、試運転することを可能にし、時間を節約し、場合によっては、1人のユーザが複数のリモートワークステーションを同時にまたは少なくとも並行して構成および試運転できるようにする。
図2は、リモートワークステーション122のリモートの試運転および構成を容易にするように構成された例示的なプロセスプラントネットワーク102を示している。本明細書で詳細に説明するように、リモートワークステーション122(それらは通常、互いに、および構成ワークステーション120から離れているため、本明細書で言及される)は、ユーザの介入またはリモートワークステーション122での存在を必要とせずに、構成ワークステーション120から構成することができ、したがって、オペレータワークステーション122の試運転を担当する担当者のために時間と労力の両方を節約する。本明細書では、主にオペレータワークステーションであるリモートワークステーション122の構成に関して説明されているが、リモートワークステーション122はまた、追加の構成ワークステーションおよび/または保守ワークステーションでもあり得、主な違いは、それぞれにインストールされるインターフェースアプリケーションソフトウェアである。
オペレータワークステーションを介したプロセスプラントの動作に関して、プラント要員は、一般に、1つまたは複数のオペレータインターフェースアプリケーション124を利用して、プロセスプラント102およびプロセスプラント102内に実装された分散制御システム(DCS)100の動作を監視または制御する。オペレータインターフェースアプリケーション124は、一般に、ユーザインターフェースアプリケーションを含み、それは様々な異なるディスプレイを使用して、オペレータおよび保守技師、ならびに/またはワークステーション、例えばワークステーション122における他のユーザの各々に対し、プロセスのグラフィックスをグラフで図示する。
図2のプロセスプラント環境はまた、構成ワークステーション120で動作するグラフィカル構成システム126も含む。グラフィカル構成システム126は、一般に、グラフィカルディスプレイを含む、プロセスプラントの制御のための制御および監視スキームの作成を容易にする。グラフィカル構成システム126は、例えば構成エディタ132を含み得、これは、制御モジュールおよび制御モジュールテンプレート、グラフィカルディスプレイおよびテンプレート、ならびにライブラリに記憶された制御システムの他の態様を作成するために使用され得、また後に、制御モジュールのインスタンスをコントローラにダウンロードすることにより、またはプラント102の動作中に、例えば、オペレータおよび保守要員に提示されるユーザディスプレイのグラフィカルディスプレイのインスタンスを実行することにより、プロセスプラントの制御で実際に実行されているインスタンスまたは使用を作成するために使用され得る。当然ながら、グラフィカル構成システム126、構成エディタ132、ならびに様々な制御モジュール、テンプレート、およびグラフィカルディスプレイ(本明細書ではまとめて「構成ソフトウェア」と称される)の各々は、有形のコンピュータ可読メモリまたは媒体に記憶され、本明細書に説明される機能を実施するように1つまたは複数のプロセッサ上で実行する。
一般的にそうであるように、図2に示す分散型制御システム100は、1つまたは複数のコントローラ134を有し、それらの各々は、例えば、Fieldbusインターフェース、Profibusインターフェース、HARTインターフェース、標準的な4−20maインターフェースなどであってもよい入力/出力(I/O)デバイスまたはカード148を介して、1つまたは複数のフィールドデバイス144および146(これらは、スマートデバイスであってもよい)に接続される。コントローラ134はまた、例えば、イーサネットリンクであってもよいデータハイウェイまたは通信ネットワーク136を介して、1つまたは複数のホストまたはオペレータワークステーション122にも結合される。プロセスデータのデータベース158は、通信ネットワーク136に接続され得、プロセス変数、プロセスパラメータ、ステータス、ならびにコントローラ134、フィールドデバイス144、146、およびプラント102内の任意の他のデバイスと関連付けられた他のデータを収集および記憶するように動作する。プロセスプラント102の動作中、プロセスデータベース158は、通信ネットワーク136を介して、コントローラ140から、および間接的に、フィールドデバイス144、146からプロセスデータを受信することができる。
構成データベース160は、コントローラ140およびフィールドデバイス144、146内にダウンロードおよび記憶されたときに、プラント102内の分散型制御システム100の現在の構成を記憶する。この構成データベース160は、分散型制御システム100の1つまたはいくつかの制御手順、デバイス144、146の構成パラメータ、デバイス144、146の、プロセス制御機能への割り当て、およびプロセスプラント102に関連する他の構成データを定義するプロセス制御機能を記憶する。構成データベース160は、グラフィカルオブジェクトまたはユーザディスプレイ、およびこれらのオブジェクトまたはディスプレイと関連付けられた構成データを追加的に記憶して、プロセスプラント102内の要素の様々なグラフィカル表現を提供し得る。記憶されたグラフィカルオブジェクトのうちのいくつかは、プロセス制御機能(例えば、特定のPIDループのために開発されたプロセスグラフィック)に対応し得、他のグラフィカルオブジェクトは、デバイス固有(例えば、圧力センサに対応するグラフィック)であり得る。
データヒストリアン162(別のデータベース)は、イベント、アラーム、コメント、およびオペレータによってとられたアクションの過程を記憶する。イベント、アラーム、およびコメントは、個々のデバイス(例えば、バルブ、トランスミッタ)、通信リンク(例えば、有線Fieldbusセグメント、WirelessHART通信リンク)、またはプロセス制御機能(例えば、所望される温度設定値を維持するためのPI制御ループ)に関係し得る。さらに、ソフトウェアリポジトリデータベース164は、本明細書で説明するように、オペレーティングシステムに関連するインストールファイル、オペレータインターフェースアプリケーション124に関連するインストールファイル、複数のコンポーネントのインストールを容易にするためのインストールプログラムなどを含む、リモートワークステーション122の1つまたは複数を試運転するために必要とされ得るインストールファイルおよびソフトウェアファイルを格納し得る。
データベース158〜164の各々は、任意の所望されるタイプのメモリと、データを記憶するための任意の所望されるかまたは既知のソフトウェア、ハードウェアもしくはファームウェアと、を有する任意の所望されるタイプのデータ記憶装置または収集ユニットであり得る。当然ながら、データベース158〜164は、別個の物理デバイスに存在する必要はない。したがって、いくつかの実施形態において、データベース158〜164のうちのいくつかは、共有データプロセッサおよびメモリに実装され得る。一般に、より少ないデータベースまたはより多いデータベースを利用して、図2のシステムの例におけるデータベース158〜164によって集合的に記憶され管理されたデータを記憶することも可能である。
コントローラ134、I/Oカード148、ならびにフィールドデバイス144、146は、典型的には、過酷な場合があるプラント環境内に位置し、その全体に分散されるが、オペレータワークステーション120および122、ならびにデータベース158〜164の構成は、通常、コントローラ、保守、および他の様々なプラント要員によって容易に評価可能である制御室または他の相対的に過酷ではない環境に位置する。
公知のように、例として、Emerson Process Managementによって販売されるDeltaV(商標)コントローラであり得る、コントローラ134の各々は、任意の数の異なる、独立して実行される、制御モジュールまたはブロック170を使用する制御手順を実装するコントローラアプリケーションを記憶および実行する。制御モジュール170の各々は、一般に、機能ブロックと呼ばれるものから構成することができ、各機能ブロックは、制御ルーチン全体の一部またはサブルーチンであり、他の機能ブロックと共に動作して(リンクと呼ばれる通信を介して)、プロセスプラント102内でプロセス制御ループを実装する。周知のように、オブジェクト指向プログラミングプロトコル内のオブジェクトであり得る機能ブロックは、典型的には、トランスミッタ、センサ、もしくは他のプロセスパラメータ測定デバイスと関連付けられるものなどの入力機能、PID、ファジー論理などの制御を実行する制御ルーチンと関連付けられるものなどの制御機能、またはバルブなどの何らかのデバイスの動作を制御して、プロセスプラント102内で何らかの物理的機能を行う出力機能のうちの1つを行う。当然ながら、モデル予測コントローラ(MPC)、最適化器などの、ハイブリッドおよび他のタイプの複雑な機能ブロックが存在する。FieldbusプロトコルおよびDeltaVシステムプロトコルは、オブジェクト指向プログラミングプロトコルで設計され、実装される制御モジュールおよび機能ブロックを使用するが、制御モジュールは、例えば、シーケンシャル機能ブロック、ラダー論理などを含む任意の所望の制御プログラミングスキームを使用して設計することができ、機能ブロックまたは任意の他の特定のプログラミング技術を使用して設計し、実装することに限定されない。コントローラ134の各々はまた、Emerson Process Managementによって販売されるアプリケーションのAMS(登録商標)スイートをサポートし得、予測知能を使用して、機械設備、電気システム、プロセス設備、器具、非スマートおよびスマートフィールドデバイス144、146などを含む、生産資産の利用可能性および性能を改善し得る。
説明したように、DCS100は、制御室のワークステーション120、122に通信可能に結合されたコントローラ134の1つまたは複数を含む。コントローラ134は、オペレータワークステーション122を介して実施されるプロセス制御手順を実行することによって、プロセス領域内のフィールドデバイス144、146の制御を自動化する。例示的なプロセス手順には、圧力センサフィールドデバイスを使用して圧力を測定し、圧力測定に基づいてフローバルブを開閉するためにバルブポジショナにコマンドを自動的に送ることが挙げられる。I/Oカード148は、フィールドデバイス144、146から受信された情報をコントローラ134と互換性のあるフォーマットに変換し、コントローラ134からの情報をフィールドデバイス144、146に互換性のあるフォーマットに変換する。
I/Oカード148を介して、コントローラ134は、コントローラ134にダウンロードされている制御モジュール170に従ってフィールドデバイス144、146と通信し得る。制御モジュール170は、構成ワークステーション120で実行される構成エディタ132を使用してプログラムされる。構成エディタ132において、構成エンジニア104は、例えば、1つまたは複数の機能ブロックをインスタンス化することによって、制御モジュール170を作成することができる。例として、構成エンジニア104は、フィールドデバイス144、146のうちの一方からアナログ入力を受信するためにAI機能ブロックをインスタンス化し得、AI機能ブロックは、フィールドデバイス144、146のアナログ出力と関連付けられた様々な値(例えば、信号値、アラームの上限および下限、信号の状態など)を受信し得る。AI機能ブロックは、対応する信号を別の機能ブロック(例えば、比例積分微分(PID)制御機能ブロック、カスタム機能ブロック、ディスプレイモジュールなど)に出力することができる。一旦AI機能ブロックがインスタンス化されると、機能ブロックを、フィールドデバイス144、146に関連付けられた固有のデバイスタグに関連付けることにより、以前にコントローラ134にダウンロードされた機能ブロックを、適切なI/Oカード148と協働させて、正しいフィールドデバイス144、146からの情報を処理させる。
図2に示されたプラントネットワーク102において、コントローラ134に接続されたフィールドデバイス144、146は、標準的な4〜20maのデバイスであってもよく、プロセッサおよびメモリを含むHART(登録商標)、Profibus、またはFOUNDATION(登録商標)Fieldbusフィールドデバイスなどのスマートフィールドデバイスであってもよく、または任意の他の所望のタイプのデバイスであってもよい。これらのデバイスのうちのいくつか、例えばFieldbusフィールドデバイス(図2の参照符号146で標識される)は、コントローラ134内に実装された制御手順と関連付けられるか、またはプロセスプラント内でデータ収集、トレンド、アラーム、較正などの他のアクションを行う機能ブロックなどのモジュールまたはサブモジュールを記憶し実行し得る。2つの異なるFieldbusフィールドデバイス146に配設されるように図2に示される機能ブロック172は、周知であるように、コントローラ134内で制御モジュール170の実行と共に実行されて、プロセス制御を実装し得る。当然ながら、フィールドデバイス144、146は、センサ、バルブ、トランスミッタ、ポジショナなどの任意のタイプのデバイスであってもよく、I/Oデバイス148は、HART、Fieldbus、Profibusなどの任意の所望される通信またはコントローラプロトコルに準拠する任意のタイプのI/Oデバイスであってもよい。
続けて図2を参照すると、ワークステーション120および122は、プラント102内の要員によって行われる様々な異なる機能に使用される様々なアプリケーションを含み得る。ワークステーション120および122の各々は、様々なアプリケーション、プログラム、データ構造などを記憶するメモリ180、およびメモリ180に記憶されたアプリケーションのいずれかを実行するために使用され得るプロセッサ182を含む。図2に示した例では、ワークステーション120はまた、オペレータインターフェースアプリケーション124に加えて、構成エディタ132の一部として1つまたは複数のプロセスコントローラ構成アプリケーションも含み、これは、例えば、制御モジュール作成アプリケーション、オペレータインターフェースアプリケーション、ならびに任意の認証された構成エンジニアがアクセスして制御モジュール170および機能ブロック172などの制御ルーチンまたはモジュールを作成し、それらをプラント102の様々なコントローラ134およびデバイス146にダウンロードすることができる他のデータ構造を含み得る。
大雑把に言えば、オペレータインターフェースアプリケーション124は、オペレータがプロセスプラント102の特定のエリアの動作に関する特定の情報を提供し、ディスプレイモジュール上の情報に応じてプロセスプラント102の動作を制御するように構成されたディスプレイモジュールを閲覧するのを可能にする。ディスプレイモジュールは、ワークステーション120、122上で描画され、コントローラ134およびフィールドデバイス144、146から受信したリアルタイムのプロセスデータを組み込む。本明細書に使用される際、データの「リアルタイム」通信は、追加の大幅な遅延を意図的に導入せずに、処理、ルーティング、および送信にて起こる通常の遅延での電子通信ネットワークを介したデータの電子通信を指す。いくつかの実施形態において、5秒未満(好ましくは、2秒未満)の些細な遅延が、リアルタイムでデータを通信するときのネットワークの輻輳を低減するために導入され得る。ディスプレイモジュールは、例えば、オペレータまたは他の使用がデータの値を操作して(例えば、読み出しまたは書き込みを実行して)、フィールドデバイス144、146、制御モジュール170、および機能ブロック172、ならびにDCS100およびプロセスプラント102全体としての動作を監視または変更することを可能にする任意のタイプのインターフェースであってもよい。ディスプレイモジュールは、ワークステーション120、122のメモリ180に記憶され得、また構成データベース160にも記憶され得る。
制御モジュール170、およびいくつかの実施形態では、ディスプレイモジュールは、構成データベース160の構成ファイル174の一部であってもよい。つまり、制御モジュール170は、ディスプレイモジュールと共に、またはディスプレイモジュールとは別個に、構成ファイル174に記憶され得る。いずれにしても、構成ファイル174は、一般に、デバイス、デバイスタグ、フレンドリ名、変数が各制御ループに関連付けられているデータフォーマット情報(例えば、スケーリング情報、ユニットタイプなど)、定義されている制御手順などを含む、DCS100の全体的な構成を記憶する。以前に示したように、構成ファイル174はまた、コントローラ134にダウンロードされて、構成ファイル174に定義された制御手順を実装してもよい。
理解されるように、プロセスプラント102は、数百、数千、さらには数万の信号、数百もしくは数千のフィールドデバイス144、146のトランスミッタ(すなわち、センサ)からの出力、および/または制御モジュール170にプログラムされた制御手順に応じて、フィールドデバイス144、146に制御機能を実行させる、それらのフィールドデバイス144、146への入力を含み得る。プラント102は、様々なエリアに分割され得、それらのエリアのうちの複数は、単一のコントローラ134によって制御され得、それらのエリアの各々は、単一のコントローラもしくは複数のコントローラ134、または何らかの組み合わせによって制御されてもよい。いずれにしても、プロセスプラント102を構成するフィールドデバイス144、146は、プロセスプラント102内で何回も別々に複製される見込みがある(例えば、多くの任意のタイプのバルブ、多くのポンプ、多くのヒータ、多くのタンクなどが存在してもよい)。フィールドデバイス144、146はまた、物理的エリア(「プロセスエリア」)内の機能グループに組み合わされてもよく、そこでは、そのプロセスエリア内のフィールドデバイス144、146は、プロセス全体のうちの特定の部分を実行する。例えば、特定のプロセスエリアは、プロセスの他の部分に蒸気を発生させるための設備を有してもよい。プロセスエリア内には、同様の構造および機能を共有する設備の複製された部分またはグループ(「プロセスユニット」)があってもよい。例として、蒸気発生プロセスエリアのプロセスユニットは、ボイラーおよびターボジェネレータを含んでもよく、プロセスエリアは、このプロセスユニットの複数のインスタンスを含んでもよい。
図3および4は、それぞれ、本明細書による構成ワークステーション120に存在するソフトウェア要素のいくつかを示すブロック図200、および現在説明されている実施形態によるリモートオペレータワークステーション122を試運転するために使用される構成を準備するためのワークフロー202を示すフローチャートである。
プロセスプラント構成128に加えて、構成ワークステーション120はまた、構成エンジニア104がプロセスプラント構成128を作成することができる構成エディタ132を含む、構成環境126(例えば、エマソンによって提供されるProPlus(商標)構成ソフトウェア)を含み得る。例えば、オペレータインターフェースアプリケーション124のインストールされたコピー224、他のワークステーションにオペレーティングシステムをインストールするためのインストールファイル225、他のワークステーションでオペレータインターフェースアプリケーション124をインストールするためのインストールファイル226、他のワークステーションにインストールされる可能性のある他のアプリケーションおよびサービス用のインストールファイル228などを含む、様々な他のアプリケーションも、構成ワークステーション120に存在し得る。あるいは、様々なインストールファイル225、226、228は、構成ワークステーション120の外部、例えば、ソフトウェアリポジトリデータベース164または通信ネットワーク136を介してアクセス可能な他のデジタルストレージ(図示せず)に格納され得る。構成ワークステーション120はまた、以下に説明されるように、インストールアプリケーション230を含み得る。
説明される実施形態では、プロセス構成エンジニア104は、グラフィカル構成システム126内でリモートワークステーション構成ワークフロー202に入り、グラフィカル構成システム126内で、試運転される特定のリモートワークステーション122を表す仮想論理ワークステーション232を作成する(ブロック204)。(試運転プロセスが完了するまで、所与のリモートワークステーション122は「廃止されている」と見なされ得る。)仮想論理ワークステーション232は、グラフィカル構成システム126内のプログラミング構造またはオブジェクトであり得、これは、ターゲットのリモートワークステーション122を試運転および構成するのに必要なすべてのパラメータを受信し、インストールプロセスのインスタンス化時に、インストールプロセスが、例として、特定のオペレーティングシステム(例えば、Windows10(登録商標)、Windows8(登録商標)、Windows7(登録商標)、WindowsNT(登録商標)、Linux(登録商標)など)、オペレーティングシステムのインストールパラメータ(例えば、様々なタスクおよび/またはソフトウェアコンポーネントにメモリを割り当てる/確保する方法、ストレージのパーティション分割、ネットワーク構成、セキュリティパラメータ、ユーザアカウントなど)、オペレータインターフェースアプリケーション124、オペレータインターフェースアプリケーション124のインストールパラメータ(例えば、インストールパス、ユーザアカウント、表示設定、I/O設定など)、他のアプリケーションまたはサービスまたはファイル(例えば、保守アプリケーション、デバイスドライバー、特殊な通信スタックなど)、およびプロセスプラント構成128を含む、ターゲットのリモートワークステーション122を試運転および構成するために必要なすべての情報を有する。
プロセス構成エンジニア104は、この仮想論理ワークステーション232において、リモートワークステーション122がホストするであろう様々なアプリケーションおよびサービスを選択および実装することによって、この仮想論理ワークステーション232(ブロック206)を構成することができる。例えば、構成エンジニア104は、特定のオペレーティングシステム、オペレータインターフェースアプリケーション124、および望ましいまたは必要な他の任意のアプリケーションまたは機能を仮想論理ワークステーション232に「インストール」することができ、各オペレーティングシステム、オペレータインターフェースアプリケーション124、およびそれぞれの中の構成オプション(例えば、ユーザプリファレンス、ユーザアカウントなど)の設定を含む、必要に応じた他のアプリケーションまたは機能を「構成」することができる。構成エンジニア104はまた、プロセスプラント構成128を用いて仮想論理ワークステーション232を構成することができる。オペレーティングシステム、オペレータインターフェースアプリケーション124、他のアプリケーション、および/またはプロセスプラント構成128などの「インストール」ソフトウェアは、例えば、仮想論理ワークステーション122に、そのようなインストールまたは構成に必要な1つまたは複数のファイルの場所を指すドライブまたはネットワークパスを提供することを含み得る。例えば、ドライブまたはネットワークパスは、インストールファイルまたは構成ファイルが格納される構成ワークステーション122内のメモリデバイスの場所を指すことができ、インストールファイルまたは構成ファイル、またはそれぞれの何らかの組み合わせが保存されるソフトウェアリポジトリデータベース164の場所を指すことができる。
仮想論理ワークステーション232が完全に構成されると、構成エンジニア104は、通信ネットワーク136を介してこの仮想論理ワークステーション232を展開し、仮想論理ワークステーションを、通信ネットワーク136に結合され、プロセスエンジニア104が構成と試運転を担当する任意のリモートワークステーション122にエクスポートすることができる。例えば、実施形態では、構成エンジニア104は、グラフィカル構成システム126内で、試運転を希望するリモートワークステーションのプレースホルダ234を作成する(ブロック208)ことができ、また仮想論理ワークステーション232に従って、プレースホルダ234を構成するべきであることを示すべく、仮想論理ワークステーション232をプレースホルダ234にリンク割り当てまたはリンクする(ブロック210)ことができる。次に、構成エンジニア104は、通信ネットワーク136に存在する、どの廃止されたリモートワークステーション122が、プレースホルダ234に従って構成されるべきであるかを示す(ブロック212)ことができる。実施形態では、構成エンジニア104は、廃止されたリモートワークステーション122がプレースホルダ234に従って構成されるべきであることを示すために、廃止されたリモートワークステーション122のグラフィカル表現(例えば、アイコン)をプレースホルダ234に「ドラッグ」することができる。次に、構成エンジニア104は、リモートワークステーション122の試運転および構成を開始する(ブロック214)ことができる。
図5は、構成ワークステーション120およびリモートワークステーション122に存在し得る様々な要素のいくつかをより詳細に示している。もちろん、理解されるように、構成ワークステーション120は、そのメモリサブシステム180に常駐し、そのプロセッサ182で実行されるインストールされたオペレーティングシステム236を有し得、通信インターフェース184を経て通信ネットワーク136を介して通信するように動作可能であり得る。メモリサブシステム180は、以下でより詳細に説明するように、グラフィカル構成システム126、インストールファイルリポジトリ238、およびインストールアプリケーション230を含む、他の様々なソフトウェア要素をさらに格納することができる。一般に、本明細書に記載のソフトウェア要素はすべて、プロセッサ182によって実行されてプロセッサ182に本明細書に記載の様々な機能を実行させるときに、動作可能なコンピュータ実行可能命令を含む。命令を実行するとき、プロセッサ182は、コンピュータ実行可能命令によって指定された特定の機能を実行するように構成されたハードウェアであると見なされ、その結果、メモリに格納された命令は、本質的に、汎用または多目的プロセッサを、特定のタスク用または特定のアルゴリズムを実行するように構成されるプロセッサに変換する。
DCS100で動作する多くのワークステーションについて、構成ワークステーション224、特にメモリサブシステム180は、オペレータインターフェースアプリケーションのインストールされたコピー224を含み得る。オペレータインターフェースアプリケーションのインストールされたコピー224は、構成エンジニア104が、作成されたときに様々な制御モジュールおよび機能ブロックの動作をテストすることを可能にでき、または明白なはずであるように、プロセスプラント102を構成ワークステーション120がプラントオペレータによって使用されるリモートワークステーション122の1つであるかのように、構成ワークステーション120から監視および/または制御することを可能にし得る。
構成ワークステーション120に常駐するグラフィカル構成サブシステム126は、プロセッサ182によって実行されて、プロセスプラント、または例えばリモートワークステーション122を含むプロセスプラント内の様々なシステムの構成エンジニア104による構成を容易にすることができる。構成サブシステム126の構成エディタ132は、当業者によって一般的に理解されているように、構成エンジニアが機能ブロック、制御モジュール、またはプロセスプラント102の制御に使用するための他の制御要素およびアルゴリズムを作成することができるキャンバス(図示せず)を含み得、I/Oデバイス148を介したプロセスコントローラ134およびフィールドデバイス144、146間の通信を構成し得、同様のことをし得る。本明細書で説明するように、構成エディタ132はまた、リモートワークステーション122の試運転および構成を容易にすることができる。
上記のように、構成エンジニア104は、構成エディタ132内に1つまたは複数のリモートワークステーションプレースホルダ234を作成することができる。各プレースホルダ234は、プロセスプラント102の全部または一部を制御するように構成された1つまたは複数のオペレータワークステーションを表すことができる。異なるプロセスプラントは異なる方法で構成することができ、さらに、大規模なプロセスプラントは複数の領域を含み得て、それぞれがプロセスプラント内の他の領域とは異なっていても同一でもよいため、同じプロセスプラントの異なる部分を異なるワークステーションによって制御することができ、したがって、それに応じて構成する必要がある。したがって、異なるワークステーションの構成ごとに、および対応する異なるプロセスプラントまたはプロセスプラントの一部ごとに、特定のオペレータワークステーション122を構成する必要がある。さらに、各リモートワークステーション122は、構成および試運転されるとき、フィールドデバイス144、146を制御するプロセスコントローラ134を含む、その制御下にあるプロセスプラントの残りと「同期」しなければならない。したがって、完全に試運転されたリモートワークステーション122は、関連するコントローラ134のアドレス、フィールドデバイス144、146の特定のデバイスタグ、特定のI/O構成などを含む、関連するプロセスプラント(またはプロセスプラントの一部)の構成でプログラムされる。このため、構成エンジニア104は、特定の構成に関連付けられたオペレータワークステーション122のプレースホルダ234を構成に含む。
また上で説明したように、構成エンジニア104は、仮想論理ワークステーション232を作成することができる。仮想論理ワークステーション232は、ソフトウェア環境内の論理構造であり、以下の態様、すなわちオペレーティングシステム;オペレーティングシステムのバージョン;オペレーティングシステムの構成(例えば、メモリ割り当て、ユーザアカウントなど);オペレータインターフェースアプリケーション;オペレータインターフェースアプリケーションのバージョン;オペレータインターフェースアプリケーション構成;リモートワークステーションに関連付けられたプロセスプラントの構成;その他のワークステーション構成パラメータ(ドライブパーティションなど);などのうちの任意の1つまたは複数を含む、企図されるリモートワークステーションの構成を指定する。したがって、仮想論理ワークステーション232は、構成エンジニア104が、関連する廃止されたワークステーションの正確な将来の構成を指定することを可能にする。
グラフィカル構成システム126はまた、1つまたは複数のプロセスプラント102および/または単一のプロセスプラント102の1つまたは複数の領域のための様々な構成240を格納することができる。
構成ワークステーション120のメモリサブシステム180内のインストールファイルリポジトリ238は、リモートワークステーション122を構成および試運転するために必要な様々なソフトウェアファイルを格納することができる。上記のように、インストールファイルリポジトリ238は、1つまたは複数のオペレーティングシステムおよび/またはオペレーティングシステムのバージョンのインストールファイル225を格納することができ、1つまたは複数のオペレータインターフェースアプリケーションおよび/またはオペレータインターフェースアプリケーションのバージョンのインストールファイル226を格納することができ、他のアプリケーション(例えば、保守アプリケーション、資産管理アプリケーションなど)用のインストールファイル228を格納することができ、他のファイルまたはコンポーネント(例えば、様々なデバイス用のソフトウェアドライバ)を格納することができる。インストールファイルリポジトリ238はまた、構成および試運転プロセスの残りを管理するためにリモートワークステーション122にインストールされ得るリモートインストールマネージャ242のためのインストールファイル242を含み得る。諸実施形態では、インストールファイルリポジトリ238に格納されたアイテムのいくつかまたはすべては、インストールファイルリポジトリ238ではなく、ソフトウェアリポジトリデータベース164に格納され得る。
インストールアプリケーション230は、リモートワークステーション122の試運転および構成を容易にする様々なサブルーチンを含む。これらのサブルーチンの中には、以下に説明するように構成プロセスを監視し、ユーザインターフェースサブルーチン248を介して構成ワークステーション120で構成エンジニア104に報告して、構成エンジニア104に構成および試運転のプロセスの進行状況を通知する進行監視サブルーチン244がある。ノード識別サブルーチン246は、通信ネットワーク136上に存在するリモートワークステーション122ノードについて通信ネットワーク136を検索するように動作可能であり得、諸実施形態では、個々のノードを照会して、それぞれが試運転または廃止されているかどうかを判定するように動作可能であり得る。またさらに、諸実施形態では、ノード識別サブルーチン246は、個々のノードを照会して、試運転されたノードについて、各ノードの現在の構成を判定するように動作可能であり得る。代替的または追加的に、リモート点検サブルーチン249は、識別されたノードを照会して、各々が試運転または廃止されているかどうか、各ノードにインストールされているソフトウェアおよびソフトウェアのバージョンであるかなどを判定することができる。
ユーザインターフェースサブルーチン248は、例えば、試運転するプレースホルダワークステーション234を選択し、プレースホルダワークステーション234に関連させながら試運転する特定のリモートワークステーション(すなわち、ノード)を選択することによって、構成エンジニア104が、リモートワークステーション122の試運転を開始および制御することを可能にし、リモートワークステーション122で実行する1つまたは複数の構成操作(例えば、オペレーティングシステムのインストール、オペレータインターフェースアプリケーションのインストール、構成ファイルのインストールなど)を選択し、インストール/構成操作の進行を監視し得る。
マスターインストールマネージャサブルーチン250は、インストールプロセス全体を管理する。インストールマネージャサブルーチン250は、ダウンロードマネージャサブルーチン252を使用して、必要なファイルをリモートワークステーション122にダウンロードすることができる。例えば、ダウンロードマネージャサブルーチン252は、インストールファイルおよび/または構成ファイルを、インストールファイルリポジトリ238および/またはソフトウェアリポジトリデータベース164からリモートワークステーション122にダウンロードすることができる。インストールマネージャサブルーチン250は、サブルーチン244、246、248、および252を呼び出すこと、およびリモートワークステーション122に関する全体的な構成および試運転のプロセスを管理することを担当することができる。
一方、リモートワークステーション122は、諸実施形態で、全体的または部分的に廃止され得る。すなわち、リモートワークステーション122は、様々な状態、つまりオペレーティングシステムを有し得ない、最小限のオペレーティングシステムを有し得る、古いバージョンのオペレーティングシステムを有し得る、または意図された構成を指定する仮想論理ワークステーション232で指定されるオペレーティングシステムを有し得る状態のうちの1つであり得る。同様に、リモートワークステーション122は、オペレータインターフェースアプリケーションがすでにインストールされていてもよく、それは、古いバージョンであっても、対応する仮想論理ワークステーション232で指定されたものとは異なるバージョンまたは同じバージョンであってよい。様々な状態で、リモートワークステーション122にインストールされてもされなくてもよいリモートワークステーション122の要素は、点線を使用して図5に示されている。リモートワークステーション122の状態が何であれ、リモートワークステーション122は、プロセッサ254、メモリサブシステム256、および通信ネットワーク136を介した通信を容易にする通信インターフェース258を含む。
構成エンジニア(または他のユーザ)104によってインスタンス化されるとき、インストールアプリケーション230は、マスターインストールマネージャ250をインスタンス化することができ、それは、(例えば、グラフィカル構成システム126または構成エンジニア104に照会することによって)仮想論理ワークステーション232に関連付けられる1つまたは複数のプレースホルダ234を判定することができ、また複数のプレースホルダ234が仮想論理ワークステーション232に関連付けられている場合、構成エンジニア104に照会して、どのプレースホルダワークステーション234を構成するべきかを判定することができる。マスターインストールマネージャ250は、同様に、ノード識別子サブルーチン246を呼び出して、通信ネットワーク136に通信可能に結合され、構成/試運転に利用可能なノード(例えば、リモートワークステーション122)を識別することができる。マスターインストールマネージャ250は、ユーザインターフェースサブルーチン248を介して、構成のための1つまたは複数のノードを構成エンジニア104に提供することができ、選択すると、マスターインストールマネージャ250は、選択/判定されたプレースホルダワークステーション234、特に、関連する仮想論理ワークステーション232に従って、選択されたノードの構成に進むことができる。次に、マスターインストールマネージャ250は、ダウンロードマネージャサブルーチン252を呼び出して、関連する仮想論理ワークステーション232に従って、インストールファイルリポジトリ238および/またはソフトウェアリポジトリデータベース164から、選択されたリモートワークステーション122に必要なファイルを転送することができる。さらに、マスターインストールマネージャ250は、構成のために選択された1つまたは複数のノードの現在の構成に関するデータを、リモート点検サブルーチン249から受信することができ、またダウンロードマネージャサブルーチン252を呼び出して、選択されたノードを、ノード識別子サブルーチン249および/またはリモート点検サブルーチン249によって識別されるような現在の状態から、プレースホルダワークステーション234および関連する仮想論理ワークステーション232によって指定される所望の状態にするのに必要なファイルのみを転送することができる。
諸実施形態では、マスターインストールマネージャ250は、最初に、リモートインストールマネージャのインストールファイル242をリモートワークステーション122に転送する。リモートインストールマネージャのインストールファイル242がリモートワークステーション122に転送されると、マスターインストールマネージャ240は、インストールファイル242をリモートワークステーション122で実行させて、インストールアプリケーション260をリモートワークステーション122にインストールさせることができる。インストールアプリケーション260は、リモートワークステーション122の構成および試運転を通してマスターインストールマネージャ240と通信するように動作可能なリモートインストールマネージャ262を含み得る。いくつかの実施形態では、例えば、リモートインストールマネージャ262は、リモートワークステーション122を点検して、リモートワークステーション122の現在の構成を判定し、リモートワークステーション122の現在の構成をマスターインストールマネージャ240に伝える。次に、マスターインストールマネージャ240は、選択されたワークステーションプレースホルダ234(および関連する仮想論理ワークステーション232)に従ってリモートワークステーション122を構成および試運転するために、どのプロセスを完了しなければならないか(例えば、オペレーティングシステムのインストール、オペレーティングシステムの更新、オペレータインターフェースアプリケーションのインストール、オペレーティングインターフェースアプリケーションの更新、DCS構成ファイルのインストールなど)を判定することができる。その後、マスターインストールマネージャ250は、ダウンロードマネージャサブルーチン252を呼び出して、インストールファイルリポジトリ238および/またはソフトウェアリポジトリデータベース164から、リモートワークステーション122の構成および試運転を完了するために必要なファイルのみを転送することができる。
いずれにせよ、マスターインストールマネージャ250は、リモートワークステーション122にインストールされたダウンロードマネージャ252およびリモートインストールマネージャ262と協働して、必要なファイルがリモートワークステーション122に転送されることを保証することができ、その結果、メモリサブシステム256は、また、オペレーティングシステム用のインストールファイル225のコピー、オペレータインターフェースアプリケーション用のインストールファイル226のコピー、他のアプリケーション用のインストールファイル228のコピー、他のコンポーネント(例えば、ドライバなど)のコピー264、リモートワークステーション122を構成するために必要なDCS構成ファイルのコピー266、および諸実施形態で、インストールアプリケーション260に対してリモートワークステーション122の所望の構成を指定するワークステーション構成ファイルのコピー268を有し得る。
リモートインストールマネージャ262は、ワークステーション構成ファイル268を使用して、および/またはマスターインストールマネージャ250と協働で、リモートワークステーション122をインストールおよび構成することができる。これは、オペレーティングシステム236のインストールまたは更新、オペレータインターフェースアプリケーション224のインストールまたは更新、DCS構成ファイル270のインストール、他のアプリケーション272のインストール、および他のいずれかのコンポーネント274のインストールを含み得る。
リモートインストールマネージャ262と協働で、またそれと通信することによって、マスターインストールマネージャ250は、構成用のノードを選択すること、選択したノードに対して実行するアクションを選択すること、特定のソフトウェア要素のインストールを確認すること、ノードのシステムの再起動を確認すること(必要な場合)などで、構成エンジニア104が、進行監視ルーチン244を介してインストールの進行を監視してプロセスに参加する(例えば、プロセスへの入力を行うことによって)ことを可能にし得る。
図6は、リモートワークステーション122を試運転および構成するための例示的な方法300を示すフローチャートである。構成エンジニア104は、様々な方法のいずれかでインストールアプリケーション230をインスタンス化することができる。例えば、諸実施形態では、構成エンジニアは、プレースホルダワークステーション234を選択し、構成エディタ132の「試運転ワークステーション」のメニューの項目またはボタンをクリックすることによって、インストールアプリケーション230をインスタンス化する。構成ワークステーション120でのインストールアプリケーション230のインスタンス化時に、ノード識別子サブルーチン246は、通信ネットワーク136でリモートワークステーションノードを検索することができる(ブロック302)。いくつかの実施形態では、ノード識別子サブルーチン246は、それが識別する各リモートワークステーションノードについて、リモートワークステーション122が試運転されているかまたは廃止されているか判定するように動作可能であり得る(ブロック304)。そのような実施形態では、インストールアプリケーション230のユーザインターフェースサブルーチン248は、いくつかの実施形態ではノード識別子サブルーチン246によって廃止されたノードとして識別されたノードのみを表示し得るが、他の実施形態では、インストールアプリケーション230のユーザインターフェースサブルーチン248は、ノード識別子によって識別されたすべてのノードを表示しながらも、提示されたユーザインターフェース(例えば、図8のもの)で、識別された各リモートワークステーションノードが試運転されるのか廃止されるのかを区別できる。さらに他の実施形態では、ノード識別子サブルーチン246は、個々のリモートワークステーション122が試運転または廃止されるかどうかを判定せず、試運転および構成する1つまたは複数のノードを選択するときにその判定を行うように構成エンジニア104に任せることができる。
ユーザインターフェースサブルーチン248は、構成エンジニア104に、構成エンジニア104が、選択されたプレースホルダワークステーション234に従って試運転および構成するために1つまたは複数のノードを選択することができるリモートワークステーションノードのリストを提示する。インストールアプリケーション230は、ユーザインターフェースサブルーチン248を介して、試運転する1つまたは複数のノードの選択を受信する(ブロック306)。試運転および構成するノードの選択を受信すると、インストールアプリケーション230は、通信ネットワーク136を介して、選択されたリモートワークステーションノードのそれぞれと通信して、それぞれの現在の状態とそれぞれで実行されているソフトウェアの現在の状態とを判定するように構成されたリモート点検サブルーチン249をインスタンス化することができる。リモート点検サブルーチン249は、選択されたリモートワークステーションノードのそれぞれを点検して(ブロック308)、最初に、オペレーティングシステム236がリモートワークステーション122にインストールされているかどうかを判定する(ブロック310)。
インストールアプリケーション230、特にマスターインストールマネージャサブルーチン250は、リモートワークステーション122にオペレーティングシステムがインストールされていない場合(ブロック310)、オペレータインターフェースアプリケーション224、DCS構成270、他のコンポーネント274、および他のアプリケーション272もインストールされていないと判定し得る。したがって、マスターインストールマネージャサブルーチン250は、ダウンロードマネージャサブルーチン252に、オペレーティングシステム225、オペレータインターフェースアプリケーション226、および構成240を、インストールファイルリポジトリ238またはソフトウェアリポジトリデータベース164から、リモートワークステーション122のメモリサブシステム256にコピーさせるように進むことができる(ブロック312)。他方、リモート点検サブルーチン249が、オペレーティングシステム236がリモートワークステーション122にインストールされていると判定した場合(ブロック310)、リモート点検サブルーチン249は、インストールされたオペレーティングシステム236が正しいバージョンであるかどうか(すなわち、プレースホルダ234に関連付けられた仮想論理ワークステーション232によって指定されたバージョン)を判定できる(ブロック314)。リモート点検サブルーチン249が、リモートワークステーション122にインストールされたオペレーティングシステム236が正しいバージョンではないと判定した場合、マスターインストールマネージャサブルーチン250は、ダウンロードマネージャサブルーチン252に、オペレーティングシステム225を、インストールファイルリポジトリ238またはソフトウェアリポジトリデータベース164から、リモートワークステーション122のメモリサブシステム256にコピーさせることができる(ブロック316)。
リモート点検サブルーチン249が、オペレーティングシステム236がリモートワークステーション122にインストールされていると判定した場合(ブロック310)、リモート点検サブルーチン249は、オペレーティングシステム236が正しいバージョンであるかどうか(ブロック314)に関わらず進んでいき、オペレータインターフェースアプリケーション224がリモートワークステーション122にインストールされているかどうか判定することができる(ブロック318)。インストールアプリケーション230、特にマスターインストールマネージャサブルーチン250は、リモートワークステーション122にオペレータインターフェースアプリケーション224がインストールされていない場合(ブロック318)、DCS構成270もインストールされていないと判定し得る。したがって、マスターインストールマネージャサブルーチン250は、ダウンロードマネージャサブルーチン252に、オペレータインターフェースアプリケーション226、および構成240を、インストールファイルリポジトリ238またはソフトウェアリポジトリデータベース164から、リモートワークステーション122のメモリサブシステム256にコピーさせるように進むことができる(ブロック320)。他方、リモート点検サブルーチン249が、オペレータインターフェースアプリケーション224がリモートワークステーション122にインストールされていると判定した場合(ブロック318)、リモート点検サブルーチン249は、インストールされたオペレータインターフェースアプリケーション224が正しいバージョンであるかどうか(すなわち、プレースホルダ234に関連付けられた仮想論理ワークステーション232によって指定されたバージョン)を判定できる(ブロック322)。リモート点検サブルーチン249が、リモートワークステーション122にインストールされたオペレータインターフェースアプリケーション224が正しいバージョンではないと判定した場合、マスターインストールマネージャサブルーチン250は、ダウンロードマネージャサブルーチン252に、オペレータインターフェースアプリケーション226を、インストールファイルリポジトリ238またはソフトウェアリポジトリデータベース164から、リモートワークステーション122のメモリサブシステム256にコピーさせることができる(ブロック324)。
リモート点検サブルーチン249が、オペレータインターフェースアプリケーション224がリモートワークステーション122にインストールされていると判定した場合(ブロック318)、オペレータインターフェースアプリケーション224が正しいバージョンであるかどうかに関係なく(ブロック322)、リモート点検サブルーチン249を進めることができ、DCS構成270がリモートワークステーション122(ブロック326)にインストールされているかどうか、およびインストールされている場合、DCS構成270が正しいバージョン(すなわち、プレースホルダ234に関連付けられた仮想論理ワークステーション232によって指定されたバージョン)であるかどうかを判定する(ブロック328)。DCS構成270がインストールされていない場合、またはインストールされているが正しいバージョンではない場合、インストールアプリケーション230、特に、マスターインストールマネージャサブルーチン250は、ダウンロードマネージャサブルーチン252に、DCS構成240を、インストールファイルリポジトリ238またはグラフィカル構成システム126またはソフトウェアリポジトリデータベース164から、リモートワークステーション122のメモリサブシステム256にコピーさせることができる(ブロック330)。
リモート点検サブルーチン249は、他のアプリケーション272、他のコンポーネント274、および他の構成パラメータがリモートワークステーション122に適切にインストール/構成されているかどうかを判定するために同様の照会を実行し得、理解されるべきであるように、必要に応じてダウンロードまたはダウンロードのためにキューに入れられ得る。マスターインストールマネージャサブルーチン250はさらに、ダウンロードマネージャサブルーチン252に、リモートワークステーション122への様々なコンポーネントのインストールをローカルに管理するためのリモートインストールマネージャサブルーチン262を、リモートワークステーション122へとダウンロードさせることができる。
構成ワークステーション120のマスターインストールマネージャサブルーチン250は、リモートワークステーション122のリモートインストールマネージャサブルーチン262と協働で、リモートワークステーション122へのインストール/更新のためのコンポーネントおよびその構成を指定することができる。その後、リモートインストールマネージャサブルーチン262は、オペレーティングシステム236、オペレータインターフェースアプリケーション224、DCS構成270、および必要な他の任意のアプリケーション272およびコンポーネント274をインストールおよび/または更新することができる(ブロック332)。明確であるべきであるが、リモートインストールマネージャ262は、一般に、オペレータインターフェースアプリケーション224をインストールまたは更新する前にオペレーティングシステム224をインストールまたは更新し、一般に、DCS構成ファイル270をインストールまたは更新する前にオペレータインターフェースアプリケーション224をインストールまたは更新する。
リモートインストールマネージャサブルーチン262は、インストールアプリケーション230と、特に、インストールアプリケーション230の進行監視サブルーチン244と通信することができ、その結果、構成エンジニア104は、リモートワークステーション122の試運転および構成の進行を監視することができる。
インストール/更新および構成アクティビティが完了する(ブロック332)と、マスターインストールマネージャサブルーチン250は、リモート点検サブルーチン249を再インスタンス化し得る、そうでなければリモートワークステーション122を点検して、リモートワークステーション122の現在の構成が、リモートワークステーション122のプレースホルダ234に関連付けられた仮想論理ワークステーション232で指定されたものと一致することを確認することができる。リモートワークステーション122が実際に適切に構成されている場合、マスターインストールマネージャサブルーチン250は、物理リモートワークステーション122が仮想論理ワークステーション232と「同期している」ことを構成エディタ132に通信することができ、物理リモートワークステーション122は、プロセスプラント構成に従ってプロセスプラント102を制御するために直ちに使用可能になる。
本開示で提示されるリモートワークステーションをリモートで試運転する方法は、例えば、例によればプロセス構成エンジニアである可能性があるユーザに対し、物理的にリモートワークステーションに訪れる必要なく、複数のリモートワークステーションをリモートで構成するための効率的かつ便利な方法を提供する。ユーザは、構成ワークステーションからリモートで作業し、構成ワークステーションであるまさに1台のみのマシンとの対話を通じて、複数のリモートワークステーションすべてとインターフェースすることで、リモートワークステーションを構成するという同じ目的を達成できる。
以下の態様の列挙は、本願によって明示的に企図される様々な実施形態を反映する。当業者であれば、以下の態様は、本明細書に開示される実施形態を限定するものでもなく、上記の開示から考えられるすべての実施形態を網羅するものでもなく、代わりに本質的に例示的なものであることを意図している旨を容易に理解するであろう。
1.プロセス制御プラントの選択されたワークステーションのリモート試運転を容易にするためのシステムであって、製品を製造するためにプロセスプラントで物理的材料を処理するように動作する複数のプロセス制御フィールドデバイス、複数のプロセス制御フィールドデバイスに結合されたプロセスコントローラであって、プロセス制御フィールドデバイスから第1の信号を受信し、プロセス制御フィールドデバイスに制御信号を送信するように構成されたプロセスコントローラ、通信ネットワーク、通信ネットワークに結合された構成ワークステーションであって、プロセッサとプロセッサに結合されたメモリを含み、メモリが機械可読命令を格納し、機械可読命令が、プロセッサによって、プロセス制御フィールドデバイスを制御するための制御モジュールおよび機能ブロックを作成し、プロセス制御フィールドデバイスの制御を実装するために制御モジュールおよび機能ブロックをプロセスコントローラにダウンロードするためにユーザによって操作可能なグラフィカル構成システムをもたらし、通信ネットワークに結合されたワークステーションの指定された構成をユーザから受信し、通信ネットワークに結合された複数のワークステーションからワークステーションの選択を受信し、選択されたワークステーションを指定された構成に従って構成し、ワークステーションがプロセスコントローラと通信して、プロセス制御プラント内に構成、操作、および/または保守機能を実装できるようにすることが実行可能である構成ワークステーションを含む、システム。
2.機械可読命令は、ワークステーションがプロセス制御フィールドデバイスを制御し、プロセス制御プラントの動作データを受信するように動作可能なオペレータワークステーションになるように、選択されたワークステーションを構成するために、プロセッサによって実行可能である、態様1に記載のシステム。
3.通信ネットワークに結合された選択されたワークステーションの指定された構成をユーザから受信するためにプロセッサによって実行可能な命令は、選択されたワークステーションにインストールするアプリケーションおよびサービスを選択することによって仮想論理ワークステーションを作成するために実行可能である、態様1に記載のシステム。
4.通信ネットワークに結合された選択されたワークステーションの指定された構成をユーザから受信するためにプロセッサによって実行可能な命令は、仮想論理ワークステーションをグラフィカル構成システムのプレースホルダワークステーションに関連付けるためにさらに実行可能である、態様3に記載のシステム。
5.構成ワークステーションのメモリが、プロセッサによって、通信ネットワークを介して、選択されたワークステーションにインストールするための1つまたは複数の要素を、選択されたワークステーションに転送し、選択されたワークステーションに1つまたは複数の要素をインストールさせ、構成ワークステーションからリモートで選択されたワークステーションへの1つまたは複数の要素のインストールを完了し、完了時に、選択されたワークステーションが、プロセスコントローラと通信して、プロセス制御フィールドデバイスを効果的に制御できるようにすることが実行可能な機械可読命令をさらに格納する、態様4に記載のシステム。
6.構成ワークステーションのメモリが、プロセッサによって、通信ネットワークを介して、選択されたワークステーションにインストールするための1つまたは複数の要素を、選択されたワークステーションに転送し、選択されたワークステーションに1つまたは複数の要素をインストールさせ、構成ワークステーションからリモートで選択されたワークステーションへの1つまたは複数の要素のインストールを完了し、完了時に、選択されたワークステーションが、プロセスコントローラと通信して、プロセス制御フィールドデバイスを効果的に制御できるようにすることが実行可能な機械可読命令をさらに格納する、態様1に記載のシステム。
7 選択されたワークステーションのための特定の構成が、指定されたオペレーティングシステム、指定されたオペレーティングシステムのバージョン、指定されたオペレータインターフェースアプリケーションであって、プロセスコントローラを介したプロセスプラントの制御を容易にするように動作可能なオペレータインターフェースアプリケーション、指定されたオペレータインターフェースアプリケーションのバージョン、指定されたプロセスプラント構成を含む、態様1〜6のいずれか1つに記載のシステム。
8.構成ワークステーションのメモリは、通信ネットワークによって構成ワークステーションに通信可能に結合されたオペレータワークステーションを識別するためにプロセッサによって実行可能な機械可読命令をさらに格納する、態様1〜7のいずれか1つに記載のシステム。
9.構成ワークステーションのメモリは、識別されたワークステーションを点検してそれぞれの現在の構成を判定するためプロセッサによって実行可能な機械可読命令をさらに格納する、態様8に記載のシステム。
10.ワークステーションを特定の構成に従って構成するためにプロセッサによって実行可能な命令が、プロセッサに、選択されたワークステーションにオペレーティングシステムをインストールさせ、オペレータインターフェースアプリケーションを選択されたワークステーションにインストールさせ、オペレータインターフェースアプリケーションがプロセスコントローラを介したプロセスプラントの制御を容易にするように動作可能であり、および/または選択されたワークステーションにプロセスプラント構成をインストールさせるために実行可能な命令を含む、態様1に記載のシステム。
11.プロセス制御プラント内のオペレータワークステーションをリモートで試運転するための方法であって、構成ワークステーションで動作するグラフィカル構成システムの構成エディタで、プロセス制御プラントのプロセス構成、プロセスコントローラを指定するプロセスプラントの構成、複数のプロセス制御フィールドデバイス、および複数のプロセス制御フィールドデバイスを制御するためのプロセスコントローラによる実装のための制御手順を作成し、構成エディタで、プロセスプラントの制御を試運転するオペレータワークステーションの構成を指定し、構成ワークステーションに通信可能に結合された通信ネットワークを検索して、1つまたは複数の廃止されたオペレータワークステーションを識別し、選択された廃止されたオペレータワークステーションを、試運転されるオペレータワークステーションとして識別する、廃止されたオペレータワークステーションの1つの選択を受信し、選択された廃止されたオペレータワークステーションは、試運転されるオペレータワークステーションの指定された構成に従って構成され、その結果、オペレータワークステーションは、プロセスコントローラと通信して、プロセス制御フィールドデバイスの制御を実装し、プロセス制御プラントの動作可能なデータを受信することを含む、方法。
12.試運転されるオペレータワークステーションの構成を指定することは、構成エディタで仮想論理ワークステーションを作成することを含む、態様11に記載の方法。
13.仮想論理ワークステーションを作成することは、選択されたワークステーションのための特定の構成が、指定されたオペレーティングシステム、指定されたオペレーティングシステムのバージョン、指定されたオペレータインターフェースアプリケーションであって、プロセスコントローラを介したプロセスプラントの制御を容易にするように動作可能なオペレータインターフェースアプリケーション、指定されたオペレータインターフェースアプリケーションのバージョン、指定されたプロセスプラント構成を指定することを含む、態様12に記載の方法。
14.プロセス制御プラントのプロセス構成を作成することは、プロセス構成において、プロセスプラントを制御するように試運転されるオペレータワークステーションを表すプレースホルダワークステーションを作成することを含む、態様11〜13のいずれか1つに記載の方法。
15.プロセス制御プラントのプロセス構成を作成することは、プロセス構成において、プロセスプラントを制御するように試運転されるオペレータワークステーションを表すプレースホルダワークステーションを作成することを含み、さらに、仮想論理ワークステーションをプレースホルダワークステーションに関連付けることを含む、態様12または態様13に記載の方法。
16.選択された廃止されたオペレータワークステーションを、試運転されるオペレータワークステーションの指定された構成に従って構成することは、選択された廃止されたオペレータワークステーションを点検して、廃止されたオペレータワークステーションにオペレーティングシステムがインストールされているかどうか、廃止されたオペレータワークステーションにインストールされているオペレーティングシステムのバージョン、廃止されたオペレータワークステーションにオペレータインターフェースアプリケーションがインストールされているかどうか、廃止されたオペレータワークステーションにインストールされているオペレータインターフェースアプリケーションのバージョン、プロセス制御プラントのプロセス構成が、廃止されたオペレータワークステーションにインストールされているかどうかのうちの少なくとも1つを判定することを含む、態様11〜15のいずれか1つに記載の方法。
17.選択された廃止されたオペレータワークステーションを、試運転されるオペレータワークステーションの指定された構成に従って構成することは、廃止されたオペレータワークステーションにインストールするオペレーティングシステムのインストールファイル、廃止されたオペレータワークステーションにインストールするオペレータインターフェースアプリケーションのインストールファイル、および廃止されたオペレータワークステーションにインストールするプロセス制御プラントのプロセス構成のインストールファイルの少なくとも1つを廃止されたオペレータワークステーションに転送することを含む、態様11〜16のいずれか1つに記載の方法。
18.選択された廃止されたオペレータワークステーションを、試運転されるオペレータワークステーションの指定された構成に従って構成することは、通信ネットワークを介して、廃止されたオペレータワークステーションにインストールするための1つまたは複数の要素を、廃止されたオペレータワークステーションに転送し、廃止されたオペレータワークステーションに1つまたは複数の要素をインストールさせ、構成ワークステーションからリモートで廃止されたオペレータワークステーションへの1つまたは複数の要素のインストールを完了し、完了時に、オペレータワークステーションが、試運転され、プロセスコントローラと通信して、プロセス制御フィールドデバイスを効果的に制御できるようにすることを含む、態様11〜16のいずれか1つに記載の方法。

Claims (18)

  1. プロセス制御プラントの選択されたワークステーションのリモート試運転を容易にするためのシステムであって、
    製品を製造するために前記プロセスプラントで物理的材料を処理するように動作する複数のプロセス制御フィールドデバイス、
    前記複数のプロセス制御フィールドデバイスに結合されたプロセスコントローラであって、前記プロセス制御フィールドデバイスから第1の信号を受信し、前記プロセス制御フィールドデバイスに制御信号を送信するように構成されたプロセスコントローラ、
    通信ネットワーク、
    前記通信ネットワークに結合された構成ワークステーションであって、プロセッサと前記プロセッサに結合されたメモリを含み、前記メモリが機械可読命令を格納し、前記機械可読命令が、前記プロセッサによって、
    前記プロセス制御フィールドデバイスを制御するための制御モジュールおよび機能ブロックを作成し、前記プロセス制御フィールドデバイスの制御を実装するために前記制御モジュールおよび機能ブロックを前記プロセスコントローラにダウンロードするためにユーザによって操作可能なグラフィカル構成システムをもたらし、
    前記通信ネットワークに結合されたワークステーションの指定された構成をユーザから受信し、
    前記通信ネットワークに結合された複数のワークステーションから前記ワークステーションの選択を受信し、
    前記選択されたワークステーションを前記指定された構成に従って構成し、前記ワークステーションが前記プロセスコントローラと通信して、前記プロセス制御プラント内に構成、操作、および/または保守機能を実装できるようにすることが実行可能である構成ワークステーションを含む、システム。
  2. 前記機械可読命令は、前記ワークステーションが前記プロセス制御フィールドデバイスを制御し、前記プロセス制御プラントの動作データを前記受信するように動作可能なオペレータワークステーションになるように、前記選択されたワークステーションを構成するために、前記プロセッサによって実行可能である、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記通信ネットワークに結合された前記選択されたワークステーションの前記指定された構成を前記ユーザから受信するために前記プロセッサによって実行可能な前記命令は、前記選択されたワークステーションにインストールするアプリケーションおよびサービスを選択することによって仮想論理ワークステーションを作成するために実行可能である、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記通信ネットワークに結合された前記選択されたワークステーションの前記指定された構成を前記ユーザから受信するために前記プロセッサによって実行可能な前記命令は、前記仮想論理ワークステーションを前記グラフィカル構成システムのプレースホルダワークステーションに関連付けるためにさらに実行可能である、請求項3に記載のシステム。
  5. 前記構成ワークステーションの前記メモリが、前記プロセッサによって、
    前記通信ネットワークを介して、前記選択されたワークステーションにインストールするための1つまたは複数の要素を、前記選択されたワークステーションに転送し、
    前記選択されたワークステーションに前記1つまたは複数の要素を前記インストールさせ、
    前記構成ワークステーションからリモートで前記選択されたワークステーションへの前記1つまたは複数の要素の前記インストールを完了し、完了時に、前記選択されたワークステーションが、前記プロセスコントローラと通信して、前記プロセス制御フィールドデバイスを効果的に制御できるようにすることが実行可能な機械可読命令をさらに格納する、請求項4に記載のシステム。
  6. 前記構成ワークステーションの前記メモリが、前記プロセッサによって、
    前記通信ネットワークを介して、前記選択されたワークステーションにインストールするための1つまたは複数の要素を、前記選択されたワークステーションに転送し、
    前記選択されたワークステーションに前記1つまたは複数の要素を前記インストールさせ、
    前記構成ワークステーションからリモートで前記選択されたワークステーションへの前記1つまたは複数の要素の前記インストールを完了し、完了時に、前記選択されたワークステーションが、前記プロセスコントローラと通信して、前記プロセス制御フィールドデバイスを効果的に制御できるようにすることが実行可能な機械可読命令をさらに格納する、請求項1に記載のシステム。
  7. 前記選択されたワークステーションのための特定の前記構成が、
    指定されたオペレーティングシステム、
    指定されたオペレーティングシステムのバージョン、
    指定されたオペレータインターフェースアプリケーションであって、前記プロセスコントローラを介した前記プロセスプラントの制御を容易にするように動作可能なオペレータインターフェースアプリケーション、
    指定されたオペレータインターフェースアプリケーションのバージョン、
    指定されたプロセスプラント構成を含む、請求項1に記載のシステム。
  8. 前記構成ワークステーションの前記メモリは、前記通信ネットワークによって前記構成ワークステーションに通信可能に結合されたオペレータワークステーションを識別するために前記プロセッサによって実行可能な機械可読命令をさらに格納する、請求項1に記載のシステム。
  9. 前記構成ワークステーションの前記メモリは、識別されたワークステーションを点検してそれぞれの現在の構成を判定するために前記プロセッサによって実行可能な機械可読命令をさらに格納する、請求項8に記載のシステム。
  10. 前記ワークステーションを前記特定の構成に従って構成するために前記プロセッサによって実行可能な前記命令が、前記プロセッサに、
    前記選択されたワークステーションにオペレーティングシステムをインストールさせ、
    オペレータインターフェースアプリケーションを前記選択されたワークステーションにインストールさせ、前記オペレータインターフェースアプリケーションが前記プロセスコントローラを介した前記プロセスプラントの制御を容易にするように動作可能であり、および/または
    前記選択されたワークステーションにプロセスプラント構成をインストールさせるために実行可能である命令を含む、請求項1に記載のシステム。
  11. プロセス制御プラント内のオペレータワークステーションをリモートで試運転するための方法であって、
    構成ワークステーションで動作するグラフィカル構成システムの構成エディタで、前記プロセス制御プラントのプロセス構成、プロセスコントローラを指定する前記プロセスプラントの前記構成、複数のプロセス制御フィールドデバイス、および前記複数のプロセス制御フィールドデバイスを制御するための前記プロセスコントローラによる実装のための制御手順を作成し、
    前記構成エディタで、前記プロセスプラントの制御を試運転するオペレータワークステーションの構成を指定し、
    前記構成ワークステーションに通信可能に結合された通信ネットワークを検索して、1つまたは複数の廃止されたオペレータワークステーションを識別し、
    前記選択された廃止されたオペレータワークステーションを、試運転される前記オペレータワークステーションとして識別する、前記廃止されたオペレータワークステーションの1つの選択を受信し、
    前記選択された廃止されたオペレータワークステーションは、試運転される前記オペレータワークステーションの前記指定された構成に従って構成され、その結果、前記オペレータワークステーションは、前記プロセスコントローラと通信して、前記プロセス制御フィールドデバイスの制御を実装し、前記プロセス制御プラントの動作可能なデータを受信することを含む、方法。
  12. 試運転される前記オペレータワークステーションの構成を指定することは、
    前記構成エディタで仮想論理ワークステーションを作成することを含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記仮想論理ワークステーションを作成することは、前記仮想論理ワークステーションのために、
    指定されたオペレーティングシステム、
    指定されたオペレーティングシステムのバージョン、
    指定されたオペレータインターフェースアプリケーションであって、前記プロセスコントローラを介した前記プロセスプラントの制御を容易にするように動作可能なオペレータインターフェースアプリケーション、
    指定されたオペレータインターフェースアプリケーションのバージョン、
    指定されたプロセスプラント構成を指定することを含む、請求項12に記載の方法。
  14. プロセス制御プラントのプロセス構成を作成することは、前記プロセス構成において、前記プロセスプラントを制御するように試運転される前記オペレータワークステーションを表すプレースホルダワークステーションを作成することを含む、請求項11に記載の方法。
  15. 前記プロセス制御プラントのプロセス構成を作成することは、前記プロセス構成において、前記プロセスプラントを制御するように試運転される前記オペレータワークステーションを表すプレースホルダワークステーションを作成することを含み、さらに、前記仮想論理ワークステーションを前記プレースホルダワークステーションに関連付けることを含む、請求項12に記載の方法。
  16. 前記選択された廃止されたオペレータワークステーションを、試運転される前記オペレータワークステーションの前記指定された構成に従って構成することは、前記選択された廃止されたオペレータワークステーションを点検して、
    前記廃止されたオペレータワークステーションにオペレーティングシステムがインストールされているかどうか、
    前記廃止されたオペレータワークステーションにインストールされているオペレーティングシステムのバージョン、
    前記廃止されたオペレータワークステーションにオペレータインターフェースアプリケーションがインストールされているかどうか、
    前記廃止されたオペレータワークステーションにインストールされているオペレータインターフェースアプリケーションのバージョン、
    前記プロセス制御プラントの前記プロセス構成が、前記廃止されたオペレータワークステーションにインストールされているかどうかのうちの少なくとも1つを判定することを含む、請求項11に記載の方法。
  17. 前記選択された廃止されたオペレータワークステーションを、試運転される前記オペレータワークステーションの前記指定された構成に従って構成することは、
    前記廃止されたオペレータワークステーションにインストールするオペレーティングシステムのインストールファイル、
    前記廃止されたオペレータワークステーションにインストールするオペレータインターフェースアプリケーションのインストールファイル、および
    前記廃止されたオペレータワークステーションにインストールする前記プロセス制御プラントの前記プロセス構成のインストールファイルの少なくとも1つを前記廃止されたオペレータワークステーションに転送することを含む、請求項11に記載の方法。
  18. 前記選択された廃止されたオペレータワークステーションを、試運転される前記オペレータワークステーションの前記指定された構成に従って構成することは、
    前記通信ネットワークを介して、前記廃止されたオペレータワークステーションにインストールするための1つまたは複数の要素を、前記廃止されたオペレータワークステーションに転送し、
    前記廃止されたオペレータワークステーションに前記1つまたは複数の要素を前記インストールさせ、
    前記構成ワークステーションからリモートで前記廃止されたオペレータワークステーションへの前記1つまたは複数の要素の前記インストールを完了し、完了時に、前記オペレータワークステーションは、試運転され、前記プロセスコントローラと通信して、前記プロセス制御フィールドデバイスを効果的に制御できるようにすることを含む、請求項11に記載の方法。
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