JP2021151100A - アクチュエータのブリーザ構造 - Google Patents

アクチュエータのブリーザ構造 Download PDF

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Abstract

【課題】フィルタを保護しつつアクチュエータの搭載性を向上することができるブリーザ構造を提供する。【解決手段】ブリーザ構造60は、リアハウジング22を内外に貫通する呼吸孔61と、呼吸孔61を経由したハウジング内外の液体および固体の流通を抑制しつつ気体の流通を許容するフィルタ71と、ブロック部81とを備える。ブロック部81は、呼吸孔61の外側開口63からフィルタ71への経路の一部を塞ぎ、外部空間57からフィルタ71への固体および液体の到達を抑制する。【選択図】図4

Description

本発明は、アクチュエータのブリーザ構造に関する。
従来から、防水性を備えたアクチュエータには、圧力調整のためのブリーザが設けられている。特許文献1に開示されたアクチュエータでは、ハウジングに呼吸用通路が形成されており、呼吸用通路の外側にフィルタユニットが取り付けられている。フィルタユニットは、ハウジングの外壁に圧入された筒状の保持部材と、保持部材の端部に設けられた膜状のフィルタと、フィルタを覆うように保持部材の外側に設けられた有底筒状のキャップとを有する。
特許第4560743号公報
特許文献1のようにハウジング外で突出するようにフィルタユニットが設けられ、さらに高圧の液体からフィルタユニットを保護するためにハウジングに防護壁が形成されると、搭載される相手部品とのクリアランスを確保するため、その相手部品の対応箇所に凹みを設けたり、アクチュエータを相手部品から離して設置したりする必要がある。そのため、アクチュエータの搭載性が低下する。
これに対して、フィルタユニットがハウジング外で突出するように設けられるのを回避するべく、フィルタをハウジングに直接取り付けが考えられるが、これによると高圧の液体が直撃したときフィルタが剥がれたり、損傷したりするおそれがある。
本発明は、上述の点に鑑みてなされたものであり、その目的は、フィルタを保護しつつアクチュエータの搭載性を向上することができるブリーザ構造を提供することである。
本発明のブリーザ構造は、アクチュエータ(10)のハウジング(20)に設けられるブリーザ構造(60)であって、呼吸孔(61)、フィルタ(71)およびブロック部(81)を備える。呼吸孔は、ハウジングを内外に貫通する。フィルタは、呼吸孔を経由したハウジング内外の液体および固体の流通を抑制しつつ気体の流通を許容する。ブロック部は、呼吸孔の外部空間(57)側の開口としての外側開口(63)からフィルタへの経路の一部を塞ぎ、外部空間からフィルタへの液体および固体の到達を抑制する。
本発明によれば、フィルタが少なくとも呼吸孔の外側開口よりもハウジング内側に配置され、フィルタがハウジング外で突出するように設けられるのを回避できるので、アクチュエータの搭載性が向上する。また、高圧の液体が呼吸孔に流れ込もうとするときにブロック部が液体の圧力を弱めるので、フィルタを保護できる。
図1は、第1実施形態のアクチュエータが適用されたシフトバイワイヤシステムを説明する模式図である。 図2は、第1実施形態のアクチュエータの断面図である。 図3は、図2のリアハウジングおよびブリーザ構造を矢印III方向から見たときの図である。 図4は、図2のIII部拡大図であって、ブリーザ構造周辺を示す断面図である。 図5は、図3のV部拡大図であって、ブリーザ構造周辺を示す図である。 図6は、図5のフィルタおよびブロック部のVI−VI線断面図である。 図7は、第2実施形態のブリーザ構造を示す断面図であって、第1実施形態における図4に対応する図である。 図8は、第3実施形態のブリーザ構造周辺を示す図であって、第1実施形態における図5に対応する図である。 図9は、図8のフィルタおよびブロック部のIX−IX線断面図である。 図10は、第4実施形態のブリーザ構造周辺を示す図であって、第1実施形態における図5に対応する図である。 図11は、図10のフィルタおよびブロック部のXI−XI線断面図である。 図12は、図11のブロック部のXII−XII線断面図である。 図13は、第5実施形態のブリーザ構造周辺を示す図であって、第1実施形態における図5に対応する図である。 図14は、図13のフィルタおよびブロック部のXIV−XIV線断面図である。
以下、アクチュエータの複数の実施形態を図面に基づき説明する。実施形態同士で実質的に同一の構成には同一の符号を付して説明を省略する。
[第1実施形態]
図1に示すように、第1実施形態のアクチュエータ10は、車両用変速機11のケース12の外壁に固定され、シフトバイワイヤシステム13の駆動部として用いられる。アクチュエータ10は、シフト操作装置14からの指令信号に応じて制御装置15により駆動制御されることで、変速機11のシフトレンジ切替機構16を作動させてシフトレンジを切り替える。
(アクチュエータ)
先ず、アクチュエータ10の全体構成について図2を参照して説明する。アクチュエータ10は、ハウジング20、モータ30および減速機40を備える。
ハウジング20は、カップ状のフロントハウジング21およびリアハウジング22を有する。フロントハウジング21およびリアハウジング22は、開口部同士が組み合わされてボルト23により互いに締結されている。フロントハウジング21には、有底筒状の金属プレート24が埋め込まれている。リアハウジング22は、フロントハウジング21とは反対側に突き出す筒状突出部28を有する。リアハウジング22の外壁にはブラケット29が固定されている。アクチュエータ10は、ブラケット29を用いて変速機11のケース12(図1参照)に取り付けられる。
モータ30は、ステータ31、ロータ34およびシャフト37を有する。ステータ31は、金属プレート24に例えば圧入等により固定された環状のステータコア32と、ステータコア32に設けられたコイル33とを有する。ロータ34は、ステータ31の内側において回転可能に設けられている。シャフト37は、モータ側軸受35および減速機側軸受36により回転軸心AX1まわりに回転可能に支持され、ロータ34とともに回転してモータ30のトルクを出力する。モータ側軸受35は、金属プレート24に設けられている。減速機側軸受36は、後述の出力部材44に設けられている。
減速機40は、偏心軸41、リングギア42、偏心ギア43、出力部材44および伝達機構45を備える。偏心軸41は、回転軸心AX1に対して偏心する偏心軸心AX2上に設けられ、シャフト37と一体に形成されている。リングギア42は、回転軸心AX1と同軸上に設けられ、リアハウジング22に固定されている。偏心ギア43は、リングギア42の内歯部46と噛み合う外歯部47を有し、偏心軸41に設けられた軸受48により遊星運動可能に支持されている。遊星運動とは、偏心軸心AX2まわりに自転しつつ回転軸心AX1まわりに公転する運動のことである。遊星運動時の偏心ギア43の自転速度は、シャフト37の回転速度に対して減速させられる。
出力部材44は、回転軸心AX1と同軸上に設けられ、リアハウジング22に設けられた軸受49により回転可能に支持されている。出力部材44は、「駆動対象」としてのコントロール軸18にモータ30のトルクを出力する出力部である。伝達機構45は、偏心ギア43に形成された係合突起51と、出力部材44に形成されて係合突起51が挿入された係合孔52とから構成され、偏心ギア43の偏心軸心AX2まわりの回転を出力部材44に伝達する。
アクチュエータ10では、コイル33の通電相が切り替えられることにより回転磁界が発生し、この回転磁界により生じる磁気的吸引力または反発力を受けてロータ34が回転する。ロータ34と共に偏心軸41が回転軸心AX1まわりに回転すると偏心ギア43が遊星運動し、ロータ34の回転に対して減速させられた偏心ギア43の回転が出力部材44から外部に出力される。
(ブリーザ構造)
次に、アクチュエータ10が備えるブリーザ構造について図2〜図6を参照して説明する。ハウジング20は、モータ30および減速機40を収容する収容空間56を有する。収容空間56は、フロントハウジング21およびリアハウジング22の内部空間から構成されている。アクチュエータ10は、ハウジング20内の空間(以下、収容空間)56とハウジング20外の空間(以下、外部空間)57との圧力差を小さくするためのブリーザ構造60を有する。
ブリーザ構造60は、呼吸孔61、フィルタ71およびブロック部81を備える。呼吸孔61は、ハウジング20を内外に貫通する通孔であり、収容空間56と外部空間57とを連通させている。第1実施形態では、呼吸孔61は、アクチュエータ10の車両搭載状態においてリアハウジング22の底部の上部に位置し、収容空間56の比較的上部につながっている。呼吸孔61は段付状であって、収容空間56側の開口(以下、内側開口)62を含む小径部64と、外部空間57側の開口(以下、外側開口)63を含む大径部65とを有する。
フィルタ71は、呼吸孔61を経由したハウジング20内外の液体および固体の流通を抑制しつつ気体の流通を許容する。第1実施形態では、フィルタ71は防水透湿機能をもつ膜であって、呼吸孔61の段差面66(すなわち、大径部65のうち小径部64側の端部)に固定されている。
ブロック部81は、呼吸孔61の外側開口63からフィルタ71への経路の一部を塞ぎ、外部空間57からフィルタ71への液体および固体の到達を抑制する。第1実施形態では、ブロック部81はハウジング20とは別体であり、大径部65に固定されている。フィルタ71は、段差面66とブロック部81との間に設けられている。
ブロック部81は、大径部65に圧入された筒部82と、筒部82の通孔83内に形成された第1ブロック部84および第2ブロック部85とを有する。第1ブロック部84および第2ブロック部85は、通孔83の貫通方向に略直交する方向からみてジグザグに配置された突起状の障害物である。
第1ブロック部84は、外側開口63からフィルタ71への経路の途中に設けられている。第1実施形態では、第1ブロック部84は、通孔83の外部空間57側の端部の中央で、通孔83の内壁のうち貫通方向に略直交する方向の一方から他方まで延びるように形成されている。
第2ブロック部85は、第1ブロック部84とフィルタ71との間に位置し、外側開口63からフィルタ71側をみたとき第1ブロック部84以外の開口部に完全に重なるように設けられている。上記「第1ブロック部84以外の開口部」とは、第1実施形態の場合、通孔83の内壁と第1ブロック部84とで区画される空間のことである。第2ブロック部85は、外側開口63からフィルタ71側をみたとき第1ブロック部84の両側に1つずつ設けられている。第1ブロック部84および第2ブロック部85は、フィルタ71が外側開口63から見えないように配置されている。
第1ブロック部84および第2ブロック部85は、アクチュエータ10の車両搭載状態において天地方向に延びるように形成されている。通孔83の内壁と第1ブロック部84および第2ブロック部85とで区画される空間も同様に車両搭載状態において天地方向に延びる空間になっている。
ブリーザ構造60は、呼吸孔61の外側開口63よりも外部空間57側に突出しつつ、外側開口63の周囲に沿って延びるようにリアハウジング22に形成された壁部91をさらに備える。壁部91は、外側開口63の周囲の半分以上を囲んでいる。また、壁部91は、アクチュエータ10の車両搭載状態において天地方向の地側に切欠き92を有する。切欠き92は、呼吸孔61から天地方向の地側に延びる凹溝である。
(効果)
以上説明したように第1実施形態では、ブリーザ構造60は、ハウジング20を内外に貫通する呼吸孔61と、呼吸孔61を経由したハウジング20内外の液体および固体の流通を抑制しつつ気体の流通を許容するフィルタ71と、ブロック部81とを備える。ブロック部81は、呼吸孔61の外側開口63からフィルタ71への経路の一部を塞ぎ、外部空間57からフィルタ71への固体および液体の到達を抑制する。このブリーザ構造60によれば、フィルタ71がハウジング20外で突出するように設けられるのを回避できるので、アクチュエータ10の搭載性が向上する。また、高圧の液体が呼吸孔61に流れ込もうとするときにブロック部81が液体の圧力を弱めるので、フィルタ71を保護できる。
また、第1実施形態では、ブロック部81は、外側開口63からフィルタ71への経路の途中に設けられた第1ブロック部84と、第1ブロック部84とフィルタ71との間に位置し、外側開口63からフィルタ71側をみたとき第1ブロック部84以外の開口部に完全に重なるように設けられた第2ブロック部85とを有する。これによりフィルタ71が外側開口63から見えないように第1、第2ブロック部85が配置されるので、外部空間57からの液体がフィルタ71に直撃するのを回避できる。
また、第1実施形態では、ブロック部81は、アクチュエータ10の搭載状態において天地方向に延びるように形成されている。これにより呼吸孔61に入った液体が外に出ていき易くなり、液体が呼吸孔61に溜まることを抑制できる。
また、第1実施形態では、ブロック部81はハウジング20とは別体である。そのためアクチュエータ10の搭載方向に合わせてブロック部81の方向を調整できる。
また、第1実施形態では、ブリーザ構造60は、外側開口63よりも外部空間57側に突出しつつ、外側開口63の周囲に沿って延びるようにリアハウジング22に形成された壁部91をさらに備える。そのため壁部91が障壁となって、呼吸孔61への液体の流入を抑制できる。
また、第1実施形態では、壁部91は外側開口63の周囲の半分以上を囲む。そのため呼吸孔61への液体の流入を一層抑制できる。
また、第1実施形態では、壁部91は、アクチュエータ10の搭載状態において天地方向の地側に切欠き92を有する。そのため、呼吸孔61の上側から当該呼吸孔61に液体が流入するのを抑制できる。また、液体が呼吸孔61に流入した場合でも、切欠き92を伝って地方向に液体が流出できる。
[第2実施形態]
第2実施形態では、図7に示すように、フィルタ71は、内側開口62を塞ぐようにリアハウジング22の内壁面に固定されている。すなわちフィルタ71は、内側開口62の縁部に設けられている。このようにフィルタ71の配置に違いがあるものの、第2実施形態によれば第1実施形態と同様の効果を奏する。
[第3実施形態]
第3実施形態では、図8および図9に示すように、第1ブロック部843および第2ブロック部853は1つずつ設けられている。第1ブロック部843は、通孔83のうち貫通方向に略直交する方向の一方側を塞ぐように形成されている。第2ブロック部853は、通孔83のうち貫通方向に略直交する方向の他方側を塞ぐように形成されている。第1ブロック部843および第2ブロック部853の形状および配置に違いがあるものの、第1ブロック部843および第2ブロック部853によりフィルタ71が外側開口63から見えないように配置されているため、第3実施形態によれば第1実施形態と同様の効果を奏する。
[第4実施形態]
第4実施形態では、図10〜図12に示すように、第1ブロック部844は十字形状であって、通孔83の中央から四方へ延びるように形成されている。第2ブロック部854は、外側開口63側からみて第1ブロック部844と重なる十字形状の開口部を通孔83の内壁との間に区画するように、通孔83の内壁から中央に向けて突き出す4つの突起を形成している。第1ブロック部844および第2ブロック部854の形状および配置に違いがあるものの、第1ブロック部844および第2ブロック部854によりフィルタ71が外側開口63から見えないように配置されているため、第4実施形態によれば第1実施形態と同様の効果を奏する。
[第5実施形態]
第5実施形態では、図13および図14に示すように、第1ブロック部845および第2ブロック部855は別部材である。第1ブロック部845は複数の第1通孔831を有する。第2ブロック部855は、外側開口63からフィルタ71側をみたとき第1通孔831とは異なる位置に設けられた複数の第2通孔832を有する。第1ブロック部845および第2ブロック部855の形状および配置に違いがあるものの、第1ブロック部845および第2ブロック部855によりフィルタ71が外側開口63から見えないように配置されているため、第5実施形態によれば第1実施形態と同様の効果を奏する。また、第1ブロック部845と第2ブロック部855を別部材とすることで、ブロック部81が複雑な形状である場合にも製造可能である。
[他の実施形態]
他の実施形態では、呼吸孔は、ハウジングを内外に貫通していればハウジングのどこに設けられてもよい。呼吸孔は段付状でなくてもよい。呼吸孔は複数設けられてもよい。
他の実施形態では、ブロック部はハウジングに一体に形成に形成されてもよい。すなわちブロック部とハウジングが同一部材であってもよい。また、ブロック部は3つ以上の部材から構成されてもよい。また、ブロック部は、必ずしもフィルタが外側開口から見えないように配置されてなくてもよい。少なくとも外側開口からフィルタへの経路の一部を塞ぐようにブロック部が設けられれば、フィルタを保護できる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の形態で実施可能である。
10 アクチュエータ、20 ハウジング、57 外部空間、60 ブリーザ構造、
61 呼吸孔、63 外側開口、71 フィルタ、81 ブロック部。

Claims (7)

  1. アクチュエータ(10)のハウジング(20)に設けられるブリーザ構造(60)であって、
    前記ハウジングを内外に貫通する呼吸孔(61)と、
    前記呼吸孔を経由した前記ハウジング内外の液体および固体の流通を抑制しつつ気体の流通を許容するフィルタ(71)と、
    前記呼吸孔の外部空間(57)側の開口としての外側開口(63)から前記フィルタへの経路の一部を塞ぎ、前記外部空間から前記フィルタへの液体および固体の到達を抑制するブロック部(81)と、
    を備えるアクチュエータのブリーザ構造。
  2. 前記ブロック部は、前記外側開口から前記フィルタへの経路の途中に設けられた第1ブロック部(84)と、前記第1ブロック部と前記フィルタとの間に位置し、前記外側開口から前記フィルタ側をみたとき前記第1ブロック部以外の開口部に完全に重なるように設けられた第2ブロック部(85)とを有する、請求項1に記載のアクチュエータのブリーザ構造。
  3. 前記ブロック部は、前記アクチュエータの搭載状態において天地方向に延びるように形成されている、請求項1または2に記載のアクチュエータのブリーザ構造。
  4. 前記ブロック部は、前記ハウジングとは別体である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のアクチュエータのブリーザ構造。
  5. 前記ブリーザ構造は、前記外側開口よりも前記外部空間側に突出しつつ、前記外側開口の周囲に沿って延びるように前記ハウジングに形成された壁部(91)をさらに備える、請求項1〜4のいずれか一項に記載のアクチュエータのブリーザ構造。
  6. 前記壁部は、前記外側開口の周囲の半分以上を囲む、請求項5に記載のアクチュエータのブリーザ構造。
  7. 前記壁部は、前記アクチュエータの搭載状態において天地方向の地側に切欠き(92)を有する、請求項6に記載のアクチュエータのブリーザ構造。
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