JP2021146386A - 鋳造装置及び鋳造方法 - Google Patents

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泰隆 松栄
敬夫 渡邉
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敬夫 渡邉
智紀 尾上
Tomoki Ogami
智紀 尾上
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Abstract

【課題】降温による溶湯の収縮が砂層に阻害されることを抑制して、良好に鋳造製品を得ることが可能な鋳造装置及び鋳造方法を提供する。【解決手段】鋳造装置10は、キャビティ12を形成可能な砂層14が設けられた下型16及び上型18を有する鋳型20と、下型16及び上型18の間で溶湯Mを押圧しながら鋳型20を型閉じする駆動機構22とを備える。キャビティ12は、鋳型20の型閉じ方向の厚さが、型閉じ方向に交差する方向の長さよりも小さい主部24と、主部24から厚さ方向に突出する拘束部26とを有する。砂層14は、拘束部26の基端部の近傍に、キャビティ12の内部の溶湯Mが降温により収縮することに応じて砂層14を変形可能とする脆弱部28が設けられる。【選択図】図2

Description

本発明は、砂層が設けられた鋳型を備える鋳造装置及び鋳造方法に関する。
例えば、特許文献1に示されるように、鋳鋼等の一般的に融点が高い材料から鋳造品を得る鋳造装置では、鋳型に高温の溶湯が供給される。このため、鋳型の少なくともキャビティを形成する部分を、耐熱性に優れた砂層から構成することが知られている。
特開平6−55255号公報
ところで、鋳造品を得るべく、鋳型のキャビティに充填した溶湯を降温させて凝固させる際に、砂層が収縮する収縮量は、溶湯が収縮する収縮量よりも少ない。このため、砂層によって形成されるキャビティが、例えば、溶湯の収縮を阻害する形状の拘束部等を有する場合、薄肉の鋳造製品を得ようとすると最終的に得られる鋳造品に変形やクラック等が生じる懸念がある。
そこで、本発明は、降温による溶湯の収縮が砂層に阻害されることを抑制して、鋳造品を良好に得ることが可能な鋳造装置及び鋳造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、キャビティを形成可能な砂層が設けられた下型及び上型を有する鋳型と、前記下型及び前記上型を相対的に移動させることが可能であり、前記下型及び前記上型の間で溶湯を押圧しながら型閉じする駆動機構と、を備える鋳造装置であって、前記キャビティは、前記鋳型の型閉じ方向の厚さが、前記型閉じ方向に交差する方向の長さよりも小さい主部と、前記主部から厚さ方向に突出する拘束部と、を有し、前記砂層は、前記拘束部の基端部の近傍に、前記キャビティの内部の前記溶湯が降温により収縮することに応じて該砂層を変形可能とする脆弱部が設けられる。
本発明の別の一態様は、キャビティを形成可能な砂層が設けられた下型及び上型を有する鋳型と、前記下型及び前記上型を相対的に移動させることが可能な駆動機構と、を備える鋳造装置を用いた鋳造方法であって、前記キャビティは、前記鋳型の型閉じ方向の厚さが、前記型閉じ方向に交差する方向の長さよりも小さい主部と、前記主部から厚さ方向に突出する拘束部と、を有し、前記砂層は、前記拘束部の基端部の近傍に脆弱部が設けられ、前記鋳造方法は、前記キャビティ形成時よりも前記下型及び前記上型の前記型閉じ方向の離間距離を大きくした状態で前記鋳型への注湯を開始する注湯開始工程と、前記下型及び前記上型の間で溶湯を押圧しながら型閉じして前記キャビティを形成する型閉じ工程と、前記キャビティの内部の前記溶湯を降温させて凝固させる凝固工程と、を有し、前記凝固工程では、前記溶湯が降温により収縮することに応じて、前記脆弱部を介して前記砂層を変形可能とする。
キャビティの主部は、その厚さが長さよりも小さい。このような主部の内部の溶湯は、降温する際、厚さ方向よりも長さ方向に大きく収縮する。主部の長さ方向に溶湯が収縮する際、主部から厚さ方向に突出する拘束部の内部の溶湯は、該拘束部を形成する砂層に拘束されて長さ方向の変位が規制され易い。このため、長さ方向に収縮し易い主部と、長さ方向の変位が規制され易い拘束部との接続部である拘束部の基端部の近傍において溶湯の収縮が特に阻害され易い。
この鋳造装置の砂層では、拘束部の基端部の近傍に脆弱部が設けられている。脆弱部は、キャビティの内部の溶湯が降温により収縮することに応じて、該脆弱部を介して砂層を変形可能とする。このように、溶湯の収縮が特に阻害され易い箇所に設けられた脆弱部を介して砂層を変形可能とすることで、溶湯の降温時に砂層の拘束力が生じることを効果的に低減できる。すなわち、キャビティ内部の溶湯の収縮が、砂層に阻害されることを効果的に抑制できる。その結果、変形やクラック等が生じることが抑制された鋳造品を得ることが可能となる。
以上から、本発明の鋳造装置及び鋳造方法によれば、降温による溶湯の収縮が砂層に阻害されることを抑制して、鋳造品を良好に得ることが可能となる。
本発明の実施形態に係る鋳造装置の注湯開始時を説明する概略断面図である。 図1の鋳造装置の型閉じ時を説明する概略断面図である。 図2の鋳造装置の要部概略上面図である。 図2の鋳造装置の吐かせを説明するための部分拡大図である。 図1の鋳造装置の溶湯凝固時を説明する概略断面図である。
本発明に係る鋳造装置及び鋳造方法について好適な実施形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の図において、同一又は同様の機能及び効果を奏する構成要素に対しては同一の参照符号を付し、繰り返しの説明を省略する場合がある。
図1に示す本実施形態に係る鋳造装置10は、薄肉(例えば、厚さ3mm以下、特に好適には厚さ1.5mm〜1.2mm程度)の鋳鋼製の鋳造製品(不図示)を得る場合に特に好適に適用することができる。そこで、以下では、鋳造装置10によって、薄肉の鋳鋼製の鋳造製品を得る場合を例に挙げて説明する。しかしながら、鋳造装置10によって得られる鋳造製品は、上記の薄肉に限定されるものではなく、種々の厚さとすることができる。また、鋳造装置10によって得られる鋳造製品の材料は、鋳鋼に限定されず、鋳鉄等の鉄合金、アルミニウム合金、銅合金、マグネシウム合金、亜鉛合金等の一般的な鋳造製品の製造に使用される金属とすることができる。
鋳造装置10は、キャビティ12(図2)を形成可能な砂層14が設けられた下型16及び上型18を有する鋳型20と、下型16及び上型18を相対的に移動させることが可能であり、下型16と上型18との間で溶湯Mを押圧しながら型閉じする駆動機構22とを備える。なお、図3では、駆動機構22の図示を省略している。
この鋳造装置10では、砂層14は、下型16に設けられる下側砂層14aと、上型18に設けられる上側砂層14bとを有し、一般的な金属製の鋳造用金型(不図示)等に比して耐熱性に優れる。駆動機構22により、下型16及び上型18を型閉じすることで、下側砂層14aと上側砂層14bの間にキャビティ12が形成される。なお、以下では、下側砂層14aと上側砂層14bとを特に区別しない場合等には、これらを総称して砂層14ともいう。
図2に示すように、キャビティ12は、鋳型20の型閉じ方向(本実施形態では上下方向、鋳型20の開閉方向)の厚さが、型閉じ方向に交差する方向(鋳造製品の主面の方向)の長さよりも小さい主部24と、該主部24から厚さ方向に突出する複数の拘束部26と、を有する。拘束部26の基端部の近傍の砂層14には、脆弱部28が設けられる。脆弱部28は、砂層14のキャビティ12に臨む部分よりも外側を切り欠いた薄肉部であり、キャビティ12の内部の溶湯Mが降温により収縮することに応じて該砂層14を変形可能とする。
本実施形態では、複数の拘束部26は、長さ方向に砂層14を挟んで互いに対向して配置され、これらの拘束部26同士の間に脆弱部28が配置されている。また、砂層14の、拘束部26同士の間には、キャビティ12に臨む部分よりも外側に凹空間30が設けられている。凹空間30は、厚さ方向で主部24に臨む側と反対側(凹空間30の内底部32と反対側)に向かって開口する開口部34を有する。
鋳型20は、上記の砂層14の他に、該砂層14を支持するべく、例えば、金属、セラミックス等から形成されるバックアップ部36を有する。バックアップ部36は、砂層14の開口部34を介して凹空間30の内部に進入可能な進退部38を有する。後述するように、例えば、駆動機構22によりバックアップ部36と砂層14とが個別に駆動されることで、進退部38が凹空間30の内底部32と当接又は離間することが可能となっている。なお、下型16が有するバックアップ部36を下側バックアップ部36aともいい、上型18が有するバックアップ部36を上側バックアップ部36bともいう。また、下側バックアップ部36a及び上側バックアップ部36bを特に区別しない場合等にはこれらを総称してバックアップ部36ともいう。
具体的には、鋳型20の下型16は、下側砂層14aと、該下側砂層14aを支持する下側バックアップ部36aとを有する。下側砂層14aは、湯口形成部40と、湯道形成部42と、下側製品キャビティ形成部44と、吐かせ形成部46とを有する。図3に示すように、鋳造装置10の上面視で、凹状の下側砂層14aの内部に、上型18の少なくとも一部を収容可能である。また、下側砂層14aの湯口形成部40は、該下側砂層14aに収容された上型18よりも外側に配置されて、図1に示すように上方から下方に延在する湯口48を形成する。
湯道形成部42は、湯口48の下方に連通する湯道50を形成する。下側製品キャビティ形成部44は、湯口48及び湯道50を介して溶湯Mが供給される。すなわち、下側砂層14aでは、湯口形成部40の下端部と湯道形成部42の上流側端部とが連続して設けられるとともに、湯道形成部42の下流側端部と下側製品キャビティ形成部44とが連続して設けられる。
下側製品キャビティ形成部44には、不図示の鋳造製品の主面から厚さ方向の一端側に突出するリブ部を形成するべく、下方に陥没する複数の拘束部26が設けられている。上記の通り、これらの拘束部26の基端部近傍の下側砂層14aに、脆弱部28が設けられている。
図3に示すように、吐かせ形成部46は、下側製品キャビティ形成部44の外周縁部に設けられ、製品キャビティ部72から流出した溶湯Mが流入可能な吐かせ52を形成する。なお、吐かせ52の詳細については後述する。
図1に示すように、下側製品キャビティ形成部44と吐かせ形成部46との境界には、キャビティ12の内部の溶湯Mが降温により収縮することに応じて下側砂層14aを変形可能とする境界脆弱部54が設けられている。境界脆弱部54は、脆弱部28と同様に、下側砂層14aのキャビティ12に臨む部分よりも外側を切り欠いた薄肉部であり、キャビティ12の内部の溶湯Mが降温により収縮することに応じて該下側砂層14aを変形可能とする。
下側バックアップ部36aは、下側砂層14aと上下方向に接近又は離間可能に設けられ、該下側バックアップ部36aが下側砂層14aに当接した状態で下側砂層14aを支持する。また、下側バックアップ部36aの進退部38は、開口部34から進入し、該進退部38の上面が凹空間30の内底部32と当接又は離間することが可能となっている。
鋳型20の上型18は、上側砂層14bと、該上側砂層14bを支持する上側バックアップ部36bとを有する。上側砂層14bは、下側砂層14aの下側製品キャビティ形成部44と型閉じ方向(上下方向)に対向する部分に上側製品キャビティ形成部56が設けられている。上側砂層14bは、下側砂層14aの湯道形成部42に対向する部分が、該湯道形成部42とともに湯道50を形成する。また、上側砂層14bの周面のうち、下側砂層14aの湯口形成部40に対向する部分は、該湯口形成部40とともに湯口48を形成する。さらに、上側砂層14bの周面のうち、下側砂層14aの吐かせ形成部46に対向する部分(湯口形成部40に対向する部分を除く部分)は、該吐かせ形成部46とともに吐かせ52を形成する。
本実施形態では、上側製品キャビティ形成部56には、不図示の鋳造製品の主面から厚さ方向の他端側に突出するリブ部を形成するべく、上方に陥没する複数の拘束部26が設けられている。また、上下方向に延在する湯口48は、主部24から厚さ方向に突出する部分を有するため、該部分も拘束部26を構成する。上記の通り、これらの拘束部26の基端部近傍の上側砂層14bには、脆弱部28が設けられている。さらに、上側砂層14bでは、下型16の吐かせ形成部46に対向する部分と、上側製品キャビティ形成部56との境界に、境界脆弱部54が設けられている。
上側バックアップ部36bは、上側砂層14bと上下方向に接近又は離間可能に設けられ、該上側バックアップ部36bが上側砂層14bに当接した状態で上側砂層14bを支持する。また、上側バックアップ部36bの進退部38は、開口部34から進入し、該進退部38の下面が凹空間30の内底部32と当接又は離間することが可能となっている。
駆動機構22は、下側バックアップ部36aを駆動する第1下側駆動部64と、下側砂層14aを駆動する第2下側駆動部66と、上側バックアップ部36bを駆動する第1上側駆動部68と、上側砂層14bを駆動する第2上側駆動部70とを有し、例えば、不図示の制御部によって制御される。第1下側駆動部64及び第2下側駆動部66によって、下側バックアップ部36aと下側砂層14aとを一体化した状態又は上下方向に分離した状態とすることができる。同様に、第1上側駆動部68及び第2上側駆動部70によって、上側バックアップ部36bと上側砂層14bとを一体化した状態又は上下方向に分離した状態とすることができる。
本実施形態では、第1上側駆動部68及び第2上側駆動部70は、一体化した状態の上側砂層14b及び上側バックアップ部36b(上型18)を、一体化した状態の下側砂層14a及び下側バックアップ部36a(下型16)に対して接近又は離間する方向に移動させることが可能である。このため、例えば、第1上側駆動部68及び第2上側駆動部70は、図1に示すように、上型18と下型16とを離間させた状態から、型閉じ方向(矢印X方向)に上型18を平行移動させて下型16に接近させることで、図2に示すように、下側砂層14aと上側砂層14bとの間にキャビティ12を形成することが可能となっている。
このようにして形成されるキャビティ12は、上側製品キャビティ形成部56と下側製品キャビティ形成部44との間の製品キャビティ部72(図3)と、該製品キャビティ部72以外の方案キャビティ部74として、吐かせ52、湯口48、湯道50等を有する。このため、キャビティ12に充填された溶湯Mを凝固させて得られる鋳造品は、不図示ではあるが、製品キャビティ部72内で凝固した製品部と、方案キャビティ部74内で凝固した方案部とを有する。鋳造品に対し、必要に応じて、例えば切断、切削、研削等の機械加工を施し、製品部から方案部を除去すること等によって、鋳造製品を得ることが可能となっている。
なお、本実施形態では、駆動機構22は、下型16に対して、上型18を移動可能とするが、例えば、上型18に代えて下型16を移動可能であることとしてもよいし、上型18及び下型16の両方を移動可能であることとしてもよい。また、不図示ではあるが、駆動機構22は、上型18を回動可能に構成されてもよい。この場合、駆動機構22により上型18を回動させて下型16に接近させることで、鋳型20を型閉じして、下側砂層14aと上側砂層14bとの間にキャビティ12を形成することができる。
第1下側駆動部64及び第2下側駆動部66は、下側バックアップ部36aと下側砂層14aとを上下方向に接近させることで互いを一体化した状態とすることができる。この際、下側バックアップ部36aの進退部38が下側砂層14aの凹空間30に進入することで、該進退部38の上面を凹空間30の内底部32に当接させることができる。また、第1下側駆動部64及び第2下側駆動部66は、下側バックアップ部36aと下側砂層14aとを上下方向に離間させることで互いを分離した状態とすることができる。この際、下側バックアップ部36aの進退部38が下側砂層14aの凹空間30から退避することで、該進退部38の上面を凹空間30の内底部32から離間させることができる。
第1上側駆動部68及び第2上側駆動部70は、上側バックアップ部36bと上側砂層14bとを上下方向に接近させることで互いを一体化した状態とすることができる。この際、上側バックアップ部36bの進退部38が上側砂層14bの凹空間30に進入することで、該進退部38の下面を凹空間30の内底部32に当接させることができる。また、第1上側駆動部68及び第2上側駆動部70は、上側バックアップ部36bと上側砂層14bとを上下方向に離間させることで互いを分離した状態とすることができる。この際、上側バックアップ部36bの進退部38が上側砂層14bの凹空間30から退避することで、該進退部38の下面を凹空間30の内底部32から離間させることができる。
なお、第1下側駆動部64、第2下側駆動部66、第1上側駆動部68、第2上側駆動部70のそれぞれは公知の構成を採用することができるため、詳細な説明は省略する。
本実施形態に係る鋳造装置10は基本的には上記のように構成される。以下、鋳造装置10を用いた鋳造方法について説明する。この鋳造方法では、図1に示すように、下型16及び上型18の型閉じ方向の離間距離を、キャビティ12形成時よりも大きくした状態で、例えば、取鍋76等を介して湯口48への注湯を開始する注湯開始工程を行う。この注湯により、鋳型20内に所定量の溶湯Mが供給された後、型閉じ工程を行う。
型閉じ工程では、図1の矢印X方向に鋳型20を型閉じすることで、下型16の下側砂層14a及び上型18の上側砂層14bの間で溶湯Mを押圧しながら図2に示すキャビティ12を形成する。型閉じ工程では、下側バックアップ部36aの進退部38を下側砂層14aの凹空間30に進入させて、該進退部38の上面を凹空間30の内底部32に当接させておく。また、上側バックアップ部36bの進退部38を上側砂層14bの凹空間30に進入させて、該進退部38の下面を凹空間30の内底部32に当接させておく。
なお、本実施形態では、湯口48への注湯完了後に、駆動機構22による上型18の移動を開始して型閉じすることとしたが、駆動機構22による上型18の移動を開始した後に、湯口48に対する注湯を完了することとしてもよい。
上記の通り、鋳造装置10では、製品キャビティ部72の外周縁部に吐かせ52(図3)が設けられている。このため、型閉じ工程において、下側製品キャビティ形成部44と上側製品キャビティ形成部56の間の溶湯Mは吐かせ52に流出する。これによって、型閉じ時に鋳型20にかかる溶湯Mの圧力が低減される。
図4に示すように、例えば、吐かせ52に流入する溶湯Mの流入方向Fは、吐かせ形成部46の第1壁面78に沿う。第1壁面78は、製品キャビティ部72から、該製品キャビティ部72の外側且つ上方に向かって延在する。第1壁面78の外側(キャビティ12の外周縁部側)には、該第1壁面78と連続して第2壁面80が設けられている。すなわち、第2壁面80は、吐かせ52への溶湯Mの流入方向Fの前方に設けられている。
第2壁面80と溶湯Mの流入方向F(第1壁面78の面方向)とがなす角度θは、90°より大きく180°以下であることが好ましく、135°であることが一層好ましい。角度θを90°より大きくすることで、吐かせ52に流入した溶湯Mが第2壁面80に衝突して製品キャビティ部72側に跳ね返されることを抑制できるため、型閉じ時に鋳型20にかかる溶湯Mの圧力が増大することを抑制できる。角度θを180°以下とすることで、上記のように鋳型20にかかる溶湯Mの圧力が増大することを抑制しつつ、鋳型20(本実施形態では特に下型16)が製品キャビティ部72の外側に大型化することを抑制できる。角度θを135°とすることで、鋳型20にかかる溶湯Mの圧力の増大を抑制することと、鋳型20の大型化を抑制することとの均衡を一層適切に図ることが可能になる。
次に、上記のようにして鋳型20を型閉じして、キャビティ12を形成した状態で、該キャビティ12の内部の溶湯Mを放冷又は冷却により降温させて凝固させる凝固工程を行う。凝固工程では、下側バックアップ部36aの進退部38を下側砂層14aの凹空間30から退避させて、該進退部38の上面を凹空間30の内底部32から離間させるとともに、上側バックアップ部36bの進退部38を上側砂層14bの凹空間30から退避させて、該進退部38の下面を凹空間30の内底部32から離間させた状態で、溶湯Mを降温させる。
この凝固工程では、溶湯Mが降温により収縮することに応じて、砂層14が脆弱部28を介して変形可能となっている。キャビティ12のうち、厚さよりも長さが大きい主部24に充填された溶湯Mは、厚さ方向よりも長さ方向に大きく収縮する。主部24の長さ方向に溶湯Mが収縮する際、主部24から厚さ方向に突出する拘束部26の内部の溶湯Mは、該拘束部26を形成する砂層14に拘束されて長さ方向の変位が規制され易い。このため、長さ方向に収縮し易い主部24と、長さ方向の変位が規制され易い拘束部26との接続部である拘束部26の基端部の近傍において溶湯Mに対する砂層14からの拘束が生じ易い。換言すると、拘束部26の基端部を形成する砂層14には、該拘束部26に充填された溶湯Mからその降温時に長さ方向に押圧される押圧力が生じ易い。
上記の通り、拘束部26の基端部近傍の砂層14には脆弱部28が設けられている。すなわち、拘束部26に充填された溶湯Mに対して砂層14からの拘束が生じ易い箇所に脆弱部28が設けられている。また、長さ方向に対向する拘束部26同士の間には、凹空間30が設けられている。このため、上記のように降温時に溶湯Mから砂層14に対して押圧力が加えられると、脆弱部28が形成されているために拘束部26が凹空間30の内部側に向かって容易に変形する(撓む又は崩壊する)ことができる。これによって、溶湯Mの収縮を阻害するような砂層14からの拘束が生じることを抑制しつつ、溶湯Mを降温させて凝固させることができる。
このようにして、溶湯Mを凝固させた後、離型することにより鋳造品(不図示)が得られる。この鋳造品の製品部から、上記の通り、方案部を除去すること等によって鋳造製品を得ることができる。
以上から、この鋳造装置10では、溶湯Mの収縮が特に阻害され易い箇所に設けられた脆弱部28を介して砂層14を変形可能とすることができるため、溶湯Mの降温時に砂層14の拘束力が生じることを効果的に低減できる。すなわち、キャビティ12内部の溶湯Mの収縮が、砂層14に阻害されることを効果的に抑制できる。その結果、変形やクラック等が生じることが抑制された鋳造品を得ることが可能となる。
従って、本実施形態に係る鋳造装置10及び鋳造方法によれば、鋳型20にキャビティ12を形成可能な砂層14を設けることで該鋳型20の耐熱性を向上させることができる。また、このように砂層14からキャビティ12を形成しても、溶湯Mの降温による収縮が砂層14に阻害されることを抑制して、良好に鋳造製品を得ることができる。
特に、鋳鋼製の鋳造製品を得る場合、溶融させた鋼(溶鋼)からなる溶湯Mが鋳型20に供給される。鋼はアルミニウム等の他の金属に比して融点が高い分、溶湯Mの温度が高く、降温による収縮量も大きい。このため、本実施形態に係る鋳造装置10及び鋳造方法を適用して、鋳鋼製の鋳造製品を得る場合に、上記の効果を特に有効に得ることが可能となる。
上記の実施形態に係る鋳造装置10では、キャビティ12は、長さ方向に砂層14を挟んで対向する複数の拘束部26を有し、脆弱部28は、拘束部26同士の間に設けられる、こととした。また、上記の実施形態に係る鋳造方法の凝固工程では、長さ方向に砂層14を挟んで対向する複数の拘束部26同士の間に設けられた脆弱部28を介して砂層14を変形可能とすることとした。
拘束部26同士の間に介在する砂層14は、主部24の内部の溶湯Mが長さ方向に収縮する際、拘束部26の内部の溶湯Mが長さ方向に変位することを規制することで、溶湯Mの収縮を妨げ易い。このような拘束部26同士の間の砂層14に脆弱部28を設けることで、溶湯Mの収縮時に、溶湯Mが砂層14に拘束されることを効果的に抑制できる。ひいては、鋳造製品に変形やクラック等が生じることを一層効果的に抑制できる。
上記の実施形態に係る鋳造装置10では、脆弱部28は、砂層14のキャビティ12に臨む部分よりも外側を切り欠いた薄肉部である、こととした。また、上記の実施形態に係る鋳造方法の凝固工程では、砂層14のキャビティ12に臨む部分よりも外側を切り欠いた薄肉部である脆弱部28を介して砂層14を変形可能とすることとした。
これらの場合、脆弱部28を簡単な構成とすることができるとともに、溶湯Mの降温による収縮に応じて、砂層14を良好に変形可能とすることができる。なお、脆弱部28は、溶湯Mの降温による収縮に応じて、砂層14を変形可能に設けられればよく、特に、上記の薄肉部に限定されるものではない。
上記の実施形態に係る鋳造装置10では、砂層14の、拘束部26同士の間には、キャビティ12に臨む部分よりも外側に凹空間30が設けられる、こととした。また、上記の実施形態に係る鋳造方法の凝固工程では、拘束部26同士の間のキャビティ12に臨む部分よりも外側に設けられた凹空間30の内部に向かって、砂層14を変形可能とすることとした。
これらの場合、凹空間30の内部に向かって砂層14を一層変形し易くすることができるため、溶湯Mの収縮時に、溶湯Mが砂層14に拘束されることを抑制して、鋳造製品に変形やクラック等が生じることを一層効果的に抑制できる。なお、砂層14には、凹空間30が設けられていなくてもよい。
上記の実施形態に係る鋳造装置10では、凹空間30は、厚さ方向で主部24に臨む側と反対側に向かって開口する開口部34を有し、鋳型20は、砂層14を支持するバックアップ部36を有し、バックアップ部36は、開口部34を介して凹空間30の内底部32と当接又は離間することが可能な進退部38を有し、進退部38は、鋳型20の型閉じ時には内底部32と当接し、キャビティ12の内部の溶湯Mの降温時には内底部32と離間することとした。
また、上記の実施形態に係る鋳造方法では、凹空間30は、厚さ方向で主部24に臨む側と反対側に向かって開口する開口部34を有し、鋳型20は、砂層14を支持するバックアップ部36を有し、バックアップ部36は、開口部34を介して凹空間30の内底部32と当接又は離間することが可能な進退部38を有し、型閉じ工程では、進退部38と内底部32とを当接させた状態で鋳型20を型閉じし、凝固工程では、進退部38と内底部32とを離間させた状態で、溶湯Mを降温させることとした。
これらの場合、鋳型20の型閉じ時には、凹空間30の内底部32に、バックアップ部36の進退部38を当接させることができる。このため、砂層14に凹空間30を設けても、型閉じ時の砂層14の強度が低下することを抑制できる。つまり、鋳型20の型閉じ時においては、砂層14にかかる溶湯Mの圧力等によって砂層14が変形することを効果的に回避できる。
一方、キャビティ12の内部の溶湯Mの降温時には、凹空間30の内底部32から、バックアップ部36の進退部38を離間させることができるため、凹空間30の内部に向かって砂層14を変形し易くすることができる。これによって、溶湯Mの降温による収縮時には、溶湯Mが砂層14に拘束されることを抑制できるため、鋳造製品に変形やクラック等が生じることを一層効果的に抑制できる。
上記の実施形態に係る鋳造装置10では、キャビティ12は、鋳造品の製品部の形状に応じた製品キャビティ部72と、製品キャビティ部72から流出した溶湯Mが流入可能な吐かせ52とを有し、砂層14は、製品キャビティ部72と吐かせ52との境界に、キャビティ12の内部の溶湯Mが降温により収縮することに応じて砂層14を変形可能とする境界脆弱部54が設けられる、こととした。
また、上記の実施形態に係る鋳造方法では、キャビティ12は、鋳造品の製品部の形状に応じた製品キャビティ部72と、製品キャビティ部72から流出した溶湯Mが流入可能な吐かせ52とを有し、凝固工程では、製品キャビティ部72と吐かせ52との境界に設けられた境界脆弱部54を介して砂層14を変形可能とする、こととした。
一般的に吐かせ52や湯口48の内部の溶湯Mが凝固することで形成される、鋳造品の方案部の厚さは、製品部の厚さよりも大きい。このため、製品キャビティ部72の内部の溶湯Mが降温により収縮する収縮量よりも、方案キャビティ部74の内部の溶湯Mが降温により収縮する収縮量の方が大きくなり易い。このような場合であっても、境界脆弱部54が設けられることで、方案キャビティ部74の内部の溶湯Mの降温による収縮に応じて、砂層14を良好に変形させることができる。その結果、鋳造製品に変形やクラック等が生じることを効果的に抑制できる。なお、砂層14には、境界脆弱部54が設けられていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、駆動機構22により、バックアップ部36の全体と砂層14の全体とが離間可能であることとしたが、バックアップ部36の進退部38のみが凹空間30の内底部32から離間可能に設けられてもよい。また、バックアップ部36の全体と砂層14の全体とは、互いに離間することなく一体に設けられていてもよい。さらに、バックアップ部36は、進退部38を備えていなくてもよいし、鋳型20は、バックアップ部36を有していなくてもよい。
本発明は、上記した実施形態に特に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、上記の実施形態では、吐かせ52が製品キャビティ部72の外周縁部に設けられていることとしたが特にこれに限定されるものではない。吐かせ52は、製品キャビティ部72の外周縁部に断続的に設けられてもよいし、製品キャビティ部72よりも外側に部分的に設けられてもよい。
また、脆弱部28は、上記の拘束部26の基端部近傍の砂層14の他にも、キャビティ12の内部の他の箇所に比して、溶湯Mが降温により収縮する収縮量が大きくなる箇所の近傍の砂層14に設けられていることが好ましい。収縮量が大きくなる箇所の例としては、溶湯Mの体積が、キャビティ12の内部の他の箇所に比して大きくなる箇所や、溶湯Mの温度が、キャビティ12の内部の他の箇所に比して高くなる箇所等が挙げられる。
10…鋳造装置 12…キャビティ
14…砂層 16…下型
18…上型 20…鋳型
22…駆動機構 24…主部
26…拘束部 28…脆弱部
30…凹空間 32…内底部
34…開口部 36…バックアップ部
38…進退部 52…吐かせ
54…境界脆弱部 72…製品キャビティ部
M…溶湯

Claims (12)

  1. キャビティを形成可能な砂層が設けられた下型及び上型を有する鋳型と、前記下型及び前記上型を相対的に移動させることが可能であり、前記下型及び前記上型の間で溶湯を押圧しながら型閉じする駆動機構と、を備える鋳造装置であって、
    前記キャビティは、前記鋳型の型閉じ方向の厚さが、前記型閉じ方向に交差する方向の長さよりも小さい主部と、前記主部から厚さ方向に突出する拘束部と、を有し、
    前記砂層は、前記拘束部の基端部の近傍に、前記キャビティの内部の前記溶湯が降温により収縮することに応じて該砂層を変形可能とする脆弱部が設けられる、鋳造装置。
  2. 請求項1記載の鋳造装置において、
    前記キャビティは、前記長さ方向に前記砂層を挟んで対向する複数の前記拘束部を有し、
    前記脆弱部は、前記拘束部同士の間に設けられる、鋳造装置。
  3. 請求項1又は2記載の鋳造装置において、
    前記脆弱部は、前記砂層の前記キャビティに臨む部分よりも外側を切り欠いた薄肉部である、鋳造装置。
  4. 請求項2又は3記載の鋳造装置において、
    前記砂層の、前記拘束部同士の間には、前記キャビティに臨む部分よりも外側に凹空間が設けられる、鋳造装置。
  5. 請求項4記載の鋳造装置において、
    前記凹空間は、前記厚さ方向で前記主部に臨む側と反対側に向かって開口する開口部を有し、
    前記鋳型は、前記砂層を支持するバックアップ部を有し、
    前記バックアップ部は、前記開口部を介して前記凹空間の内底部と当接又は離間することが可能な進退部を有し、
    前記進退部は、前記鋳型の型閉じ時には前記内底部と当接し、前記キャビティの内部の前記溶湯の降温時には前記内底部と離間する、鋳造装置。
  6. 請求項1〜5の何れか1項に記載の鋳造装置において、
    前記キャビティは、鋳造品の製品部の形状に応じた製品キャビティ部と、前記製品キャビティ部から流出した前記溶湯が流入可能な吐かせとを有し、
    前記砂層は、前記製品キャビティ部と前記吐かせとの境界に、前記キャビティの内部の前記溶湯が降温により収縮することに応じて該砂層を変形可能とする境界脆弱部が設けられる、鋳造装置。
  7. キャビティを形成可能な砂層が設けられた下型及び上型を有する鋳型と、前記下型及び前記上型を相対的に移動させることが可能な駆動機構と、を備える鋳造装置を用いた鋳造方法であって、
    前記キャビティは、前記鋳型の型閉じ方向の厚さが、前記型閉じ方向に交差する方向の長さよりも小さい主部と、前記主部から厚さ方向に突出する拘束部と、を有し、
    前記砂層は、前記拘束部の基端部の近傍に脆弱部が設けられ、
    前記鋳造方法は、
    前記キャビティ形成時よりも前記下型及び前記上型の前記型閉じ方向の離間距離を大きくした状態で前記鋳型への注湯を開始する注湯開始工程と、
    前記下型及び前記上型の間で溶湯を押圧しながら型閉じして前記キャビティを形成する型閉じ工程と、
    前記キャビティの内部の前記溶湯を降温させて凝固させる凝固工程と、
    を有し、
    前記凝固工程では、前記溶湯が降温により収縮することに応じて、前記脆弱部を介して前記砂層を変形可能とする、鋳造方法。
  8. 請求項7記載の鋳造方法において、
    前記凝固工程では、前記長さ方向に前記砂層を挟んで対向する複数の前記拘束部同士の間に設けられた前記脆弱部を介して前記砂層を変形可能とする、鋳造方法。
  9. 請求項7又は8記載の鋳造方法において、
    前記凝固工程では、前記砂層の前記キャビティに臨む部分よりも外側を切り欠いた薄肉部である前記脆弱部を介して前記砂層を変形可能とする、鋳造方法。
  10. 請求項8又は9記載の鋳造方法において、
    前記凝固工程では、前記拘束部同士の間の前記キャビティに臨む部分よりも外側に設けられた凹空間の内部に向かって、前記砂層を変形可能とする、鋳造方法。
  11. 請求項10記載の鋳造方法において、
    前記凹空間は、前記厚さ方向で前記主部に臨む側と反対側に向かって開口する開口部を有し、
    前記鋳型は、前記砂層を支持するバックアップ部を有し、
    前記バックアップ部は、前記開口部を介して前記凹空間の内底部と当接又は離間することが可能な進退部を有し、
    前記型閉じ工程では、前記進退部と前記内底部とを当接させた状態で前記鋳型を型閉じし、
    前記凝固工程では、前記進退部と前記内底部とを離間させた状態で、前記溶湯を降温させる、鋳造方法。
  12. 請求項7〜11の何れか1項に記載の鋳造方法において、
    前記キャビティは、鋳造品の製品部の形状に応じた製品キャビティ部と、前記製品キャビティ部から流出した前記溶湯が流入可能な吐かせとを有し、
    前記凝固工程では、前記製品キャビティ部と前記吐かせとの境界に設けられた境界脆弱部を介して前記砂層を変形可能とする、鋳造方法。
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