JP2021117396A - ラベル帳票、及び印刷済みラベル帳票の製造方法 - Google Patents

ラベル帳票、及び印刷済みラベル帳票の製造方法 Download PDF

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崇史 大関
みどり 加藤
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みどり 加藤
実 藤田
Minoru Fujita
実 藤田
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Abstract

【課題】使用性が良好なラベル帳票を提供する。【解決手段】本発明のラベル帳票は、長方形の台紙80、並びに台紙に貼り付けられた第1及び第2ラベル片10、20を有する、ラベル帳票である。ここでは、長方形の台紙の長手方向に、剥離性の第1ラベル片貼付部、剥離性の第2ラベル片貼付部、及び説明記載部30がこの順で並んでおり、第1及び第2ラベル片はそれぞれ、第1及び第2ラベル片貼付部に、剥離可能に仮貼付されており、第1ラベル片貼付部には、山折予定部51が設けられており、第1及び第2ラベル片貼付部の間に、谷折予定部52が設けられており、それによって第1ラベル片を第2ラベル片上に貼り合わせる、貼り合わせ操作が可能にされており、説明記載部には、貼り合わせ操作の手順が説明記載されており、かつ第1ラベル片及び第2ラベル片は、一方が透明ラベル片であり、かつ他方が不透明ラベル片である。【選択図】図1

Description

本発明は、ラベル帳票、及び印刷済みラベル帳票の製造方法に関する。
監督官庁が発行する各種許可証や検査標章、大学又は企業等が構内への乗り入れを許可した車両の使用者に対して発行する入校許可証、駐車許可証、及び入場許可証等に使用されるものとして、壁や車体等の外表面に直接貼着される外貼り用ラベルと、透明なウィンドウガラス等の内側に貼着される内貼り用ラベルとが知られている(特許文献1及び2)。
これらの内貼り用ラベル及び外貼り用ラベルについては、特許文献1及び2に詳述されているとおりであり、特に特許文献1では、内貼り用ラベル及び外貼り用ラベルについて下記のように説明している。
上記の内貼り用ラベルは、透明ラベル片の表面に所要情報を裏向きに(鏡文字で)表示し、当該表面に不透明ラベル片を積層してなるものであり、該透明ラベル片の裏面に設けられた粘着剤層を介して透明なウィンドウガラス等の内側に貼着されることで、該ウィンドウガラスの外側から所要情報を視認し得るようになっている。
一方、外貼り用ラベルは、不透明ラベル片の表面に所要情報を表向きに(鏡文字ではなく正しい向きで)表示し、当該表面に透明ラベル片を積層してなるものである。
このような従来のラベル帳票の例を図11で示す。ここで、図11(a)は、従来のラベル帳票1100の表面図であり、図11(b)は、図11(a)で示した従来のラベル帳票1100の裏面図であり、図11(c)は、図11(a)で示した従来のラベル帳票1100を紙面下側から見た下面図である。
図11で示すラベル帳票1100の使用においては、図12(a)で示すように、第1ラベル片10のうちの、台紙80の山折予定部51よりも谷折予定部52側を台紙から剥離させ、山折予定部51を山折にし、かつ谷折予定部52を谷折りして、台紙80をZ字状に折り曲げ、図12(b)で示すように、第1ラベル片10を部分的に第2ラベル片20上に貼り合わせ、そして図12(c)で示すように、第1ラベル片10と第2ラベル片20との間の台紙80を引き抜くことにより、第1ラベル片10を第2ラベル片20上に貼り合わせることができる。ここで、この図11で示すラベル帳票1100では、この貼り合わせ操作の手順を記載した説明記載部30が、台紙80の裏面に存在し、したがって使用者は、この説明記載部30を見ながら、この貼り合わせ操作を行う。
また、他の従来のラベル帳票の例を図13で示す。ここで、図13(a)は、この従来のラベル帳票1300の表面図であり、図13(b)は、図13(a)で示した従来のラベル帳票1300の裏面図であり、図13(c)は、図13(a)で示した従来のラベル帳票1300を紙面下側から見た下面図であり、図13(d)は、図13(a)で示した従来のラベル帳票1300を紙面右側から見た側面図である。
図13で示すラベル帳票1300の使用においては、予め、ミシン目等の易破断線53に沿って説明記載部30を切り取り、その後で、図12で示すようにして、第1ラベル片10を第2ラベル片20上に貼り合わせることができる。ここで、この図13で示すラベル帳票1300では、この貼り合わせ操作の手順を記載した説明記載部30が、台紙80の切り取られた部分に存在し、したがって使用者は、この切り取られた部分の説明記載部30を見ながら、この貼り合わせ操作を行う。
特開2005−010529号公報 特開2018−017807号公報
使用性が良好なラベル帳票を提供する。
本発明の実施態様としては、下記の態様を挙げることができる。
〈態様1〉
長方形の台紙、並びに前記台紙に貼り付けられた第1ラベル片及び第2ラベル片を有する、ラベル帳票であって、
前記長方形の台紙の長手方向に、
剥離性の第1ラベル片貼付部、
剥離性の第2ラベル片貼付部、及び
説明記載部
がこの順で並んでおり、
前記第1ラベル片は、前記第1ラベル片貼付部に、剥離可能に仮貼付されており、
前記第2ラベル片は、前記第2ラベル片貼付部に、剥離可能に仮貼付されており、
前記第1ラベル片貼付部には、前記長方形の台紙を短手方向に横断している山折予定部が設けられており、
前記第1ラベル片貼付部と前記第2ラベル片貼付部との間に、前記長方形の台紙を短手方向に横断している谷折予定部が設けられており、
前記第1ラベル片の、前記山折予定部よりも前記谷折予定部側を前記第1ラベル片貼付部から剥離させ、前記山折予定部を山折にし、かつ前記谷折予定部を谷折りして、前記長方形の台紙をZ字状に折り曲げ、前記第1ラベル片を部分的に前記第2ラベル片上に貼り合わせ、そして前記第1ラベル片と前記第2ラベル片との間の前記台紙を引き抜くことにより、前記第1ラベル片を前記第2ラベル片上に貼り合わせる、貼り合わせ操作が可能にされており、
前記説明記載部には、前記貼り合わせ操作の手順が説明記載されており、かつ
前記第1ラベル片及び前記第2ラベル片は、一方が透明ラベル片であり、かつ他方が不透明ラベル片である、
ラベル帳票。
〈態様2〉
長方形の台紙、並びに前記台紙に貼り付けられた第1ラベル片及び第2ラベル片を有する、ラベル帳票であって、
前記長方形の台紙の長手方向に、
剥離性の第1ラベル片貼付部、
剥離性の第2ラベル片貼付部、及び
説明記載部
がこの順で並んでおり、
前記第1ラベル片は、前記第1ラベル片貼付部に、剥離可能に仮貼付されており、
前記第2ラベル片は、前記第2ラベル片貼付部に、剥離可能に仮貼付されており、
前記第2ラベル片貼付部には、前記長方形の台紙を短手方向に横断している山折予定部が設けられており、
前記第1ラベル片貼付部と前記第2ラベル片貼付部との間に、前記長方形の台紙を短手方向に横断している谷折予定部が設けられており、
前記第2ラベル片の、前記山折予定部よりも前記谷折予定部側を前記第2ラベル片貼付部から剥離させ、前記山折予定部を山折にし、かつ前記谷折予定部を谷折りして、前記長方形の台紙をZ字状に折り曲げ、前記第2ラベル片を部分的に前記第1ラベル片上に貼り合わせ、そして前記第2ラベル片と前記第1ラベル片との間の前記台紙を引き抜くことにより、前記第2ラベル片を前記第1ラベル片上に貼り合わせる、貼り合わせ操作が可能にされており、
前記説明記載部には、前記貼り合わせ操作の手順が説明記載されており、かつ
前記第1ラベル片及び前記第2ラベル片は、一方が透明ラベル片であり、かつ他方が不透明ラベル片である、
ラベル帳票。
〈態様3〉
前記台紙の、前記第2ラベル片貼付部と前記説明記載部との間には、易破断線、易折り曲げ破断線、折曲案内印刷線、又はそれらの組み合わせ易破断線が設けられていない、態様1又は2に記載のラベル帳票。
〈態様4〉
前記長方形の台紙が、下記のいずれかのサイズである、態様1〜3のいずれか一項に記載のラベル帳票:
写真L判サイズ、
写真2L判サイズ、
はがきサイズ、
往復はがきサイズ、
封筒長形3号サイズ、
封筒長形4号サイズ、
封筒洋形4号サイズ、
封筒洋形6号サイズ、
ワイド101.6mmx180.6mmサイズ、及び
名刺サイズ。
〈態様5〉
前記第1ラベル片の、前記第1ラベル片貼付部に貼り付けられている側と反対側の面、及び/又は前記第2ラベル片の、前記第2ラベル片貼付部に貼り付けられている側と反対側の面に、印刷が可能である、態様1〜4のいずれか一項に記載のラベル帳票。
〈態様6〉
前記面に、前記インクジェット印刷による印刷が可能である、態様5に記載のラベル帳票。
〈態様7〉
態様5又は6に記載の前記ラベル帳票の、前記第1ラベル片の前記第1ラベル片貼付部に貼り付けられている側と反対側の面、及び/又は前記第2ラベル片の前記第2ラベル片貼付部に貼り付けられている側と反対側の面に、印刷を行うことを含む、印刷済みラベル帳票の製造方法。
本発明によれば、使用性が良好なラベル帳票を提供される。
図1は、本発明の第1の態様のラベル帳票を示す図であり、図1(a)は、このラベル帳票の表面図であり、図1(b)は、図1(a)で示したラベル帳票を紙面右側から見た側面図である。 図2は、図1で示す本発明の第1の態様のラベル帳票を用いて、第1ラベル片を第2ラベル片上に貼り合わせる操作の手順について説明する図である。 図3は、本発明の第2の態様のラベル帳票を示す図であり、図3(a)は、このラベル帳票の表面図であり、図3(b)は、図3(a)で示したラベル帳票を紙面右側から見た側面図である。 図4は、本発明の第3の態様のラベル帳票を示す図であり、図4(a)は、このラベル帳票の表面図であり、図4(b)は、図4(a)で示したラベル帳票を紙面下側から見た下面図である。 図5は、本発明の第4の態様のラベル帳票を示す図であり、図5(a)は、このラベル帳票の表面図であり、図5(b)は、図5(a)で示したラベル帳票を紙面下側から見た下面図である。 図6は、本発明の第5の態様のラベル帳票を示す図であり、図6(a)は、このラベル帳票の表面図であり、図6(b)は、図6(a)で示したラベル帳票を紙面右側から見た側面図である。 図7は、図6で示す本発明の第5の態様のラベル帳票を用いて、第1ラベル片を第2ラベル片上に貼り合わせる操作の手順について説明する図である。 図8は、本発明の第6の態様のラベル帳票を示す図であり、図8(a)は、このラベル帳票の表面図であり、図8(b)は、図8(a)で示したラベル帳票を紙面右側から見た側面図である。 図9は、本発明の第7の態様のラベル帳票を示す図であり、図9(a)は、このラベル帳票の表面図であり、図9(b)は、図9(a)で示したラベル帳票を紙面下側から見た下面図である。 図10は、本発明の第8の態様のラベル帳票を示す図であり、図10(a)は、このラベル帳票の表面図であり、図10(b)は、図10(a)で示したラベル帳票を紙面下側から見た下面図である。 図11は、従来のラベル帳票を示す図であり、図11(a)は、このラベル帳票の表面図であり、図11(b)は、図11(a)で示したラベル帳票の裏面図であり、図11(c)は、図11(a)で示したラベル帳票を紙面下側から見た側面図である。 図12は、図11で示す従来のラベル帳票を用いて、第1ラベル片を第2ラベル片上に貼り合わせる操作の手順について説明する図である。 図13は、他の従来のラベル帳票を示す図であり、図13(a)は、このラベル帳票の表面図であり、図13(b)は、図13(a)で示したラベル帳票を紙面上側から見た上面図であり、図13(c)は、図13(a)で示したラベル帳票を紙面下側から見た側面図であり、図13(d)は、図13(a)で示したラベル帳票を紙面右側から見た側面図である。
〈本発明の第1〜第4の態様のラベル帳票〉
図1〜5で例示するように、本発明の第1〜第4の態様のラベル帳票100、200、300、400は、長方形の台紙80、並びに台紙80に貼り付けられた第1ラベル片10及び第2ラベル片20を有する。
ここで、この本発明の第1〜第4の態様のラベル帳票100、200、300、400では、長方形の台紙80の長手方向に、剥離性の第1ラベル片貼付部、剥離性の第2ラベル片貼付部、及び説明記載部30がこの順で並んでいる。
具体的には、図1で示す本発明の第1の態様のラベル帳票100では、説明記載部30の説明記載が正しい向きで読めるように置いたときに、遠い側から手元側に向かって、剥離性の第1ラベル片貼付部、剥離性の第2ラベル片貼付部、及び説明記載部30がこの順で並んでいる。図3で示す本発明の第2の態様のラベル帳票200では、説明記載部30の説明記載が正しい向きで読めるように置いたときに、手元側から遠い側に向かって、剥離性の第1ラベル片貼付部、剥離性の第2ラベル片貼付部、及び説明記載部30がこの順で並んでいる。図4で示す本発明の第3の態様のラベル帳票300では、説明記載部30の説明記載が正しい向きで読めるように置いたときに、左側から右側に向かって、剥離性の第1ラベル片貼付部、剥離性の第2ラベル片貼付部、及び説明記載部30がこの順で並んでいる。図5で示す本発明の第4の態様のラベル帳票400では、説明記載部30の説明記載が正しい向きで読めるように置いたときに、右側から左側に向かって、剥離性の第1ラベル片貼付部、剥離性の第2ラベル片貼付部、及び説明記載部30がこの順で並んでいる。
第1ラベル片10は、第1ラベル片貼付部に、剥離可能に仮貼付されており、また第2ラベル片20は、第2ラベル片貼付部に、剥離可能に仮貼付されている。
また、記第1ラベル片貼付部には、長方形の台紙を短手方向に横断している山折予定部が設けられており、第1ラベル片貼付部と第2ラベル片貼付部との間に、長方形の台紙80を短手方向に横断している谷折予定部52が設けられている。
このラベル帳票は、第1ラベル片10の、山折予定部51よりも谷折予定部52側を第1ラベル片貼付部から剥離させ、山折予定部51を山折にし、かつ谷折予定部52を谷折りして、長方形の台紙80をZ字状に折り曲げ、第1ラベル片10を部分的に第2ラベル片20上に貼り合わせ、そして第1ラベル片10と第2ラベル片20との間の台紙80を引き抜くことにより、第1ラベル片10を第2ラベル片20上に貼り合わせる、貼り合わせ操作が可能にされている。
具体的には例えば、図1で示す本発明の第1の態様のラベル帳票100の使用においては、図2(a)で示すように、第1ラベル片10のうちの、台紙80の山折予定部51よりも谷折予定部52側を台紙から剥離させ、山折予定部51を山折にし、かつ谷折予定部52を谷折りして、台紙80をZ字状に折り曲げ、図2(b)で示すように、第1ラベル片10を部分的に第2ラベル片20上に貼り合わせ、そして図2(c)で示すように、第1ラベル片10と第2ラベル片20との間の台紙80を引き抜くことにより、第1ラベル片10を第2ラベル片20上に貼り合わせることができる。
また、台紙80の説明記載部30には、上記のような貼り合わせ操作の手順が、説明記載されている。また、第1ラベル片10及び第2ラベル片20は、一方が透明ラベル片であり、かつ他方が不透明ラベル片である。
〈本発明の第5〜第8の態様のラベル帳票〉
図6〜10で例示するように、本発明の第5〜第8の態様のラベル帳票500、600、700、800は、長方形の台紙80、並びに台紙80に貼り付けられた第1ラベル片10及び第2ラベル片20を有する。
ここで、この本発明の第5〜第8の態様のラベル帳票500、600、700、800では、山折予定部51が、第1ラベル片貼付部ではなく、第2ラベル片貼付部に設けられていることを除いて、それぞれ、図1〜5で例示される本発明の第1〜第4の態様のラベル帳票100、200、300、400と同様である。
したがって、この本発明の第5〜第8の態様のラベル帳票では、第2ラベル片20の、山折予定部51よりも谷折予定部52側を第2ラベル片貼付部から剥離させ、山折予定部51を山折にし、かつ谷折予定部52を谷折りして、長方形の台紙80をZ字状に折り曲げ、第2ラベル片20を部分的に第1ラベル片10上に貼り合わせ、そして第2ラベル片20と第1ラベル片10との間の台紙80を引き抜くことにより、第2ラベル片20を第1ラベル片10上に貼り合わせる、貼り合わせ操作が可能にされており、説明記載部30には、この貼り合わせ操作の手順が説明記載されている。
具体的には例えば、図6で示す本発明の第5の態様のラベル帳票500の使用においては、図7(a)で示すように、第2ラベル片20のうちの、台紙80の山折予定部51よりも谷折予定部52側を台紙から剥離させ、山折予定部51を山折にし、かつ谷折予定部52を谷折りして、台紙80をZ字状に折り曲げ、図7(b)で示すように、第2ラベル片20を部分的に第1ラベル片10上に貼り合わせ、そして図7(c)で示すように、第2ラベル片20と第1ラベル片10との間の台紙80を引き抜くことにより、第2ラベル片20を第1ラベル片10上に貼り合わせることができる。
〈本発明のラベル帳票による作用効果〉
このような本発明のラベル帳票によれば、説明記載部30を、第1及び第2ラベル片10、20を有する第1及び第2ラベル片貼付部と一体としたまま、貼り合わせ操作を行うことができるので、説明記載部を保持して見ながら、第1ラベル片10を第2ラベル片20上に、又は第2ラベル片20を第1ラベル片10上に、貼り合わせる操作を行うことができる。
特にこのような本発明のラベル帳票によれば、説明記載部を保持して見ながら貼り合わせる操作を行うことができるので、老眼等によって目のピント範囲が狭い使用者であっても、説明記載部30と、第1及び第2ラベル片10、20を有する第1及び第2ラベル片貼付部とを、共に、最適なピント範囲に維持しながら、貼り合わせ操作を行うことができる。
また、このような本発明のラベル帳票によれば、説明記載部30を事前に切除する必要がなくなるので、台紙80の断片化による廃棄の手間の増加を防ぐことができる。
〈本発明のラベル帳票の各構成〉
以下では、本発明のラベル帳票の各構成について説明する。
(長方形の台紙)
長方形の台紙は、その長手方向に、剥離性の第1ラベル片貼付部、剥離性の第2ラベル片貼付部、及び説明記載部をこの順に有する。
剥離性の第1及び第2ラベル片貼付部としては、それぞれ第1及び第2ラベル片を、剥離可能に仮貼付できる任意の剥離性表面であってよく、特に限定されないが、例えば、剥離処理層を有する表面、フッ素系樹脂からなる低接着性表面、無極性樹脂からなる低接着性表面等を用いることができる。また、剥離性の第1及び第2ラベル片貼付部とは、互いに独立した剥離性表面であっても、互いに連続な剥離性表面であってもよい。また、長方形の台紙の、第1及び第2ラベル片貼付部を有する面の全体が、剥離性表面であってもよい。
第1又は第2ラベル片貼付部には、長方形の台紙を短手方向に横断している山折予定部が設けられている。また、第1ラベル片貼付部と第2ラベル片貼付部との間には、長方形の台紙を短手方向に横断している谷折予定部が設けられている。
ここで、この山折予定部及び谷折予定部はそれぞれ独立に、ミシン目等の易折り曲げ線、印刷点線等の折曲案内印刷線、又はそれらの組み合わせであってよい。
長方形の台紙の説明記載部には、貼り合わせ操作の手順が説明記載されている。この説明記載部に記載されている貼り合わせ操作の手順は、図、文字又はそれらの組み合わせを用いて説明されていてよく、特に図及び文字の組み合わせを用いて説明されていてよい。
なお、本発明のラベル標章では、実際の台紙の上下の向きと台紙の説明記載中の台紙の上下の向きとを揃え、又は実際の台紙の左右の向きと台紙の説明記載中の台紙の左右の向きとを揃え、かつ使用者がこれを変更できないようにすることができる。すなわち例えば図4、5、9及び10で示される本発明の第3、4、7及び8の態様でのように、実際の台紙の左右の向きと、台紙の説明記載中の台紙の左右の向きとを揃えることによって、更に貼り付け操作の理解が容易になる。
台紙の、第2ラベル片貼付部と説明記載部との間には、ミシン目等の易破断線を設けないことができる。この構成によれば、使用者が誤って台紙を第2ラベル片貼付部と説明記載部との間で切断することを防ぐことができ、それによって本発明のラベル帳票による効果を確実に得ることができる。
長方形の台紙の短辺及び長辺の長さ、並びに長方形の台紙の短辺の長さに対する長辺の長さの比(長辺の長さ/短辺の長さ)は、意図するラベル片のサイズ、説明記載部に必要なサイズ、貼り合わせ操作の容易さ等に基づいて決定することができる。したがって、例えば長方形の台紙の短辺の長さは、5cm以上、6cm以上、7cm以上、8cm以上、9cm以上、又は10cm以上であってよく、また20cm以下、18cm以下、16cm以下、14cm以下、又は12cm以下であってよい。長方形の台紙の短辺の長さに対する長辺の長さの比(長辺の長さ/短辺の長さ)は、例えば1.1以上、1.2以上、1.3以上、又は1.4以上であってよく、また3.0以下、2.5以下、2.0以下、1.8以下、1.6以下、又は1.5以下であってよい。
また、長方形の台紙は、一般的なプリンタ、例えば一般的なインクジェットプリンタに給紙可能なサイズであることが、ラベル片への印刷を容易にできる点で好ましい。したがって、例えば長方形の台紙は、下記のサイズであることができる:
写真L判サイズ(約89mm×約127mm)
写真2L判サイズ(約127mm×約178mm)
はがきサイズ(90mm〜107mm×140mm〜154mm、特に約102×152mm又は約100mm×約148mm)
往復はがきサイズ(約200mm×約148mm)
封筒長形3号サイズ(約120mm×約235mm)
封筒長形4号サイズ(約90mm×約205mm)
封筒洋形4号サイズ(約105mm×約235mm)
封筒洋形6号サイズ(約98mm×約190mm)
ワイド101.6mmx180.6mmサイズ(約101.6mm×約180.6mm)
名刺サイズ(約55mm×約91mm)。
長方形の台紙は、紙、ポリマー、又はこれらの組み合わせであってよく、特に表面にポリマーコーティングを有する紙であってよい。
(第1ラベル片及び第2ラベル片)
第1ラベル片及び第2ラベル片は、一方が透明ラベル片であり、かつ他方が不透明ラベル片である。
それによれば、特許文献1及び2に記載のように、透明ラベル片の表面に所要情報を裏向きに(鏡文字で)表示し、この表面に不透明ラベル片を積層し、この透明ラベル片の裏面に設けられた粘着剤層を介して透明なウィンドウガラス等の内側に貼着することで、ウィンドウガラス等の透明基材の外側から、所要情報を視認することができる。
また、不透明ラベル片の表面に所要情報を表向きに(鏡文字ではなく正しい向きで)表示し、この表面に透明ラベル片を積層し、不透明ラベル片の裏面の粘着剤層と、透明ラベル片の、裏面の粘着剤層の外周部とを介して、車体等の外表面に貼付することができる。
本発明のラベル帳票の第1及び第2ラベル片を貼り合わせて得られる積層ラベルは、監督官庁が発行する各種許可証や検査標章、大学又は企業等が構内への乗り入れを許可した車両の使用者に対して発行する入校許可証、駐車許可証、及び入場許可証等に使用されるもの積層ラベル、特に自動車又はバイクの検査標章、より特に自動車検査標章であってよい。
透明及び不透明ラベル片はそれぞれ、透明及び不透明シートの一方の面に粘着層を積層して得ることができる。
第1ラベル片の、第1ラベル片貼付部に貼り付けられている側と反対側の面、及び/又は第2ラベル片の、第2ラベル片貼付部に貼り付けられている側と反対側の面は、印刷が可能な面であってよい。このような印刷としては、凸版印刷、凹版(グラビア)印刷、平版(オフセット)印刷、孔版(シルクスクリーン)印刷、インクジェット印刷等を挙げることができ、特にインクジェットプリンタを用いるインクジェット印刷を挙げることができる。
なお、このようなインクジェット印刷が可能な面を形成するためには、印刷において使用するインクに対して膨潤してインクを吸収する性質を有する樹脂によって、又はインクを吸収する無機粒子を含有するコーティング材料によって、ラベル片の表面にインク受容層を形成すること等ができる。
10 第1ラベル片
20 第2ラベル片
30 説明記載部
51 山折予定部
52 谷折予定部
80 台紙
100、200、300、400、500、600、700、800 本発明のラベル帳票
1100、1300 従来のラベル帳票

Claims (7)

  1. 長方形の台紙、並びに前記台紙に貼り付けられた第1ラベル片及び第2ラベル片を有する、ラベル帳票であって、
    前記長方形の台紙の長手方向に、
    剥離性の第1ラベル片貼付部、
    剥離性の第2ラベル片貼付部、及び
    説明記載部
    がこの順で並んでおり、
    前記第1ラベル片は、前記第1ラベル片貼付部に、剥離可能に仮貼付されており、
    前記第2ラベル片は、前記第2ラベル片貼付部に、剥離可能に仮貼付されており、
    前記第1ラベル片貼付部には、前記長方形の台紙を短手方向に横断している山折予定部が設けられており、
    前記第1ラベル片貼付部と前記第2ラベル片貼付部との間に、前記長方形の台紙を短手方向に横断している谷折予定部が設けられており、
    前記第1ラベル片の、前記山折予定部よりも前記谷折予定部側を前記第1ラベル片貼付部から剥離させ、前記山折予定部を山折にし、かつ前記谷折予定部を谷折りして、前記長方形の台紙をZ字状に折り曲げ、前記第1ラベル片を部分的に前記第2ラベル片上に貼り合わせ、そして前記第1ラベル片と前記第2ラベル片との間の前記台紙を引き抜くことにより、前記第1ラベル片を前記第2ラベル片上に貼り合わせる、貼り合わせ操作が可能にされており、
    前記説明記載部には、前記貼り合わせ操作の手順が説明記載されており、かつ
    前記第1ラベル片及び前記第2ラベル片は、一方が透明ラベル片であり、かつ他方が不透明ラベル片である、
    ラベル帳票。
  2. 長方形の台紙、並びに前記台紙に貼り付けられた第1ラベル片及び第2ラベル片を有する、ラベル帳票であって、
    前記長方形の台紙の長手方向に、
    剥離性の第1ラベル片貼付部、
    剥離性の第2ラベル片貼付部、及び
    説明記載部
    がこの順で並んでおり、
    前記第1ラベル片は、前記第1ラベル片貼付部に、剥離可能に仮貼付されており、
    前記第2ラベル片は、前記第2ラベル片貼付部に、剥離可能に仮貼付されており、
    前記第2ラベル片貼付部には、前記長方形の台紙を短手方向に横断している山折予定部が設けられており、
    前記第1ラベル片貼付部と前記第2ラベル片貼付部との間に、前記長方形の台紙を短手方向に横断している谷折予定部が設けられており、
    前記第2ラベル片の、前記山折予定部よりも前記谷折予定部側を前記第2ラベル片貼付部から剥離させ、前記山折予定部を山折にし、かつ前記谷折予定部を谷折りして、前記長方形の台紙をZ字状に折り曲げ、前記第2ラベル片を部分的に前記第1ラベル片上に貼り合わせ、そして前記第2ラベル片と前記第1ラベル片との間の前記台紙を引き抜くことにより、前記第2ラベル片を前記第1ラベル片上に貼り合わせる、貼り合わせ操作が可能にされており、
    前記説明記載部には、前記貼り合わせ操作の手順が説明記載されており、かつ
    前記第1ラベル片及び前記第2ラベル片は、一方が透明ラベル片であり、かつ他方が不透明ラベル片である、
    ラベル帳票。
  3. 前記台紙の、前記第2ラベル片貼付部と前記説明記載部との間には、易破断線が設けられていない、請求項1又は2に記載のラベル帳票。
  4. 前記長方形の台紙が、下記のいずれかのサイズである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のラベル帳票:
    写真L判サイズ、
    写真2L判サイズ、
    はがきサイズ、
    往復はがきサイズ、
    封筒長形3号サイズ、
    封筒長形4号サイズ、
    封筒洋形4号サイズ、
    封筒洋形6号サイズ、
    ワイド101.6mmx180.6mmサイズ、及び
    名刺サイズ。
  5. 前記第1ラベル片の、前記第1ラベル片貼付部に貼り付けられている側と反対側の面、及び/又は前記第2ラベル片の、前記第2ラベル片貼付部に貼り付けられている側と反対側の面に、印刷が可能である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のラベル帳票。
  6. 前記面に、前記インクジェット印刷による印刷が可能である、請求項5に記載のラベル帳票。
  7. 請求項5又は6に記載の前記ラベル帳票の、前記第1ラベル片の前記第1ラベル片貼付部に貼り付けられている側と反対側の面、及び/又は前記第2ラベル片の前記第2ラベル片貼付部に貼り付けられている側と反対側の面に、印刷を行うことを含む、印刷済みラベル帳票の製造方法。
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