JP2021098577A - エレベータの表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】かご内の積載量に関する段階的なレベル表示が直観的に分かりやすいエレベータの表示装置を提供すること。【解決手段】エレベータのかご内の積載量を段階的なレベルで表示する表示装置は、表示領域を有する表示部と、表示部の表示領域における複数の点灯エリアのそれぞれの点灯状態を制御する制御部と、を備え、制御部は、複数の点灯エリアの点灯状態を積載量のレベルに応じて2次元的な広がりをもって変化するように制御する。【選択図】図3

Description

本発明は、エレベータのかご内の積載量を段階的なレベルで表示する表示装置に関する。
従来より、エレベータのかご内の積載量を段階的なレベルで表示する表示装置が開示されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特開第2013−151357号公報 特開第2017−178613号公報 特開第2017−178614号公報
本発明は、かご内の積載量に関する段階的なレベル表示が直観的に分かりやすいエレベータの表示装置を提供する。
本発明の一の態様のエレベータの表示装置は、
エレベータのかご内の積載量を段階的なレベルで表示する表示装置であって、
表示領域を有する表示部と、
前記表示部の前記表示領域における複数の点灯エリアのそれぞれの点灯状態を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記複数の点灯エリアの点灯状態を積載量のレベルに応じて2次元的な広がりをもって変化するように制御する。
本発明のエレベータの表示装置によれば、かご内の積載量に関する段階的なレベル表示が直観的に分かりやすい。
実施形態1に係るエレベータシステムを模式的に示した図(扉が閉じた状態) 実施形態1に係るエレベータシステムを模式的に示した図(扉が開いた状態) エレベータシステムの電気的構成を示したブロック図 実施形態1に係る表示装置を示す図(積載量が第3レベル) 実施形態1に係る表示装置を示す図(積載量が第1レベル) 実施形態1に係る表示装置を示す図(積載量が第2レベル) 実施形態1に係る表示装置を示す図(積載量が第3レベル) 実施形態1に係る表示装置を示す図(積載量が第4レベル) 実施形態1に係る表示装置を示す図(積載量が第5レベル)
(実施形態1)
本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
1.構成
1−1.エレベータシステムの構成
図1A、図1Bは、実施形態1に係るエレベータシステムを模式的に示した図である。実施形態1に係るエレベータシステムは、少なくとも1台のエレベータ2を有する。
実施形態1のエレベータ2は、扉4と、かご5(図1B)と、操作盤6と、表示装置8とを備える。図1Aは、扉4が閉じた状態を示し、図1Bは、扉4が開いた状態を示す。
操作盤6は、複数の呼出しボタン6A、6Bを有する。操作盤6は、呼出しボタン6A、6Bの押下を検出し、当該検出に応じて、後述する制御部10へ検出信号を送信する。
表示装置8は、エレベータ2の運転に関する情報を表示する装置である。表示装置8は後述するように、かご5内の積載量を段階的なレベルで表示する。図1A、図1Bに示す例では、表示装置8は操作盤6に隣接して設けているが、このような場合に限らず、エレベータ2の乗り場における任意の位置に設けてもよい。
図2は、実施形態1のエレベータシステムの電気的構成を示したブロック図である。図2に示すように、エレベータシステムはさらに、制御部10と、重量検出部12とを備える。
制御部10は、エレベータ2の運転を制御する部材である。制御部10は例えば、マイクロコンピュータを含んで構成される。制御部10には、前述した操作盤6および表示装置8に加えて、重量検出部12が電気的に接続されている。
重量検出部12は、かご5内の積載量を検出する部材である。重量検出部12は例えば、重量センサを含んで構成される。重量検出部12は、かご5内の積載量を検出し、当該検出に応じて、制御部10へ検出信号を送信する。
制御部10は、重量検出部12からの検出信号に基づいて、かご5内の積載量に応じた点灯パターンを表示させるように表示装置8を制御する。制御部10は特に、重量検出部12からの信号に基づいてかご5内の積載量を段階的なレベル(例えば5段階)に分類し、分類したレベルに応じた点灯パターンの表示を命じる信号を表示装置8に送信する。
積載量のレベルの分類方法は例えば、重量検出部12が検出したかご5内の積載量を、予め定められたかご5内の定格積載量により除算して得られる割合に基づいて算出してもよい。この割合は、「乗車率」(単位:%)とも称する。
実施形態1では、積載量のレベルを第1レベル〜第5レベルの5段階に分類する。例えば、乗車率が0%以上20%未満のときに最小レベルの第1レベルに分類し、乗車率が20%以上40%未満のときに第2レベルに分類し、乗車率が40%以上60%未満のときに第3レベルに分類し、乗車率が60%以上80%未満のときに第4レベルに分類し、乗車率が80%以上100%未満のときに最大レベルの第5レベルに分類する。
1−2.表示装置の構成
表示装置8の構成について、図3を用いて説明する。図3に示すように、実施形態1の表示装置8は、エレベータ2に関する情報を液晶画面に表示する液晶表示部11を有する。
液晶表示部11はその前面に表示領域を有する。図3に示すように、液晶表示部11の表示領域には複数の点灯エリアが設定されており、図3に示す例では、枠状点灯部13と、人型点灯エリア14とが点灯エリアとして表示されている。
枠状点灯部13は、枠状に点灯する点灯領域である。実施形態1の枠状点灯部13は、人型点灯エリア14を内側に囲むように線状の四角形状を有する。枠状点灯部13は、エレベータ2のかご5に関連付けられた「かご枠」に相当する。図3に示す例では、枠状点灯部13は濃い色(例えば黄色)で点灯している。
人型点灯エリア14は、人型の形状に点灯する領域である。実施形態1の人型点灯エリア14は、複数の人型点灯エリア14A〜14Eを有する。人型点灯エリア14A〜14Eの点灯状態が積載量のレベルに応じて2次元的な広がりをもって変化するように制御されることで、かご5内の積載量を段階的なレベルで表示する。人型点灯エリア14A〜14Eは、かご5内の積載量のレベルを段階的に表示する「レベル表示部」に相当する。
図3に示すように、複数の人型点灯エリア14A〜14Eは上下に複数列並べられている。具体的には、下方から上方に向かって順に、第1人型点灯エリア14Aと、第2人型点灯エリア14Bと、第3人型点灯エリア14Cと、第4人型点灯エリア14Dと、第5人型点灯エリア14Eとが設定される。
第1人型点灯エリア14Aは第1列目の点灯エリアを構成する。同様に、第2人型点灯エリア14Bは第2列目の点灯エリアを構成し、第3人型点灯エリア14Cは第3列目の点灯エリアを構成し、第4人型点灯エリア14Dは第4列目の点灯エリアを構成し、第5人型点灯エリア14Eは第5列目の点灯エリアを構成する。
図3に示すように、人型点灯エリア14A〜14Eの各列はそれぞれ同じ高さ位置に配置されている。
図3に示す例では、各列を構成する人型点灯エリア14の数が異なっている。具体的には、第1人型点灯エリア14Aおよび第5人型点灯エリア14Eはそれぞれ人型形状が1つであり、第2人型点灯エリア14Bおよび第4人型点灯エリア14Dはそれぞれ人型形状が2つであり、第3人型点灯エリア14Cは人型形状が3つである。
このように、上下に配列された複数列の人型点灯エリア14において、端の列から中央の列に向かうほど、各列を構成する人型点灯エリア14の数が漸増するように構成している。
図3に示す例では、人型点灯エリア14A〜14Eは、下方側の列が上方側の列よりも前方に位置するような重なり状態を表す。具体的には、最も下方に位置する人型点灯エリア14Aが完全な人型の形状であるのに対し、人型点灯エリア14Aに隣接する人型点灯エリア14Bは、人型点灯エリア14Aの後方に位置して人型点灯エリア14Aによって被覆されるような部分的な人型の形状を有する。同様に、人型点灯エリア14Bに隣接する人型点灯エリア14Cは、人型点灯エリア14A、14Bの後方に位置して人型点灯エリア14A、14Bによって被覆されるような部分的な人型の形状を有する。人型点灯エリア14Cに隣接する人型点灯エリア14Dは、人型点灯エリア14A、14B、14Cの後方に位置して人型点灯エリア14A、14B、14Cによって被覆されるような部分的な人型の形状を有する。人型点灯エリア14Dに隣接する人型点灯エリア14Eは、人型点灯エリア14A、14B、14C、14Dの後方に位置して人型点灯エリア14A、14B、14C、14Dによって被覆されるような部分的な人型の形状を有する。
このように、複数の人型点灯エリア14A〜14Eが前後方向に重なっているような重なり状態を表すことで、枠状点灯部13の内側のスペースを有効活用しながら、混雑度合いの表示に適したものとしている。
上述した構成を有する枠状点灯部13および人型点灯エリア14A〜14Eは、かご5内の積載量のレベルに応じて濃い色又は薄い色で点灯するように制御される。図3に示す例では、枠状点灯部13および人型点灯エリア14A、14Bが濃い色で点灯され、人型点灯エリア14C、14D、14Eが薄い色で点灯されている。これにより、かご5内の積載量のレベルが第3レベルであることを表示する。具体的な積載量のレベルの表示方法については後述する。
上述した構成を有する人型点灯エリア14A〜14Eは、点灯色を様々な色に変更可能である。図3に示す例では、枠状点灯部13および人型点灯エリア14A、14Bが濃い色として黄色で点灯されている。具体的な点灯色については後述する。
上述した構成を有する人型点灯エリア14A〜14Eは、積載量のレベルに応じて各列ごとに点灯状態が制御される。具体的には、第2人型点灯エリア14Bおよび第4人型点灯エリア14Dが点灯する際には、それぞれ2つの人型形状が同時に点灯し、第3人型点灯エリア14Cが点灯する際には、3つの人型形状が同時に点灯するように制御される。
2.動作
上述したエレベータ2の動作の一例について、図2および図4A〜図4Eを用いて説明する。図4A〜図4Eはそれぞれ、人型点灯エリア14A〜14Eのそれぞれの点灯状態を示す図である。
まず、図2に示した重量検出部12が、かご5内の積載量を検出し、検出信号を制御部10に送信する。制御部10は、重量検出部12からの検出信号に基づいてかご5内の積載量のレベルを5段階に分類し、分類したレベルに対応する点灯パターンの表示を命じる信号を表示装置8に送信する。
制御部10は例えば、重量検出部12からの検出信号に基づいて、前述した乗車率(重量検出部12が検出したかご5内の積載量/予め定められたかご5内の定格積載量)が0%以上20%未満と算出されたときに、積載量のレベルを第1レベルに分類し、第1レベルに対応する点灯パターンの表示を命じる信号を表示装置8に送信する。同様に、乗車率が20%以上40%未満のときは第2レベルに分類し、第2レベルに対応する点灯パターンの表示を命じる信号を送信する。同様に、乗車率が40%以上60%未満のときは第3レベルに分類し、第3レベルに対応する点灯パターンの表示を命じる信号を送信する。同様に、乗車率が60%以上80%未満のときは第4レベルに分類し、第4レベルに対応する点灯パターンの表示を命じる信号を送信する。同様に、乗車率が80%以上100%未満のときは第5レベルに分類し、第5レベルに対応する点灯パターンの表示を命じる信号を送信する。
表示装置8は、制御部10からの信号に基づいて積載量のレベルに応じた点灯パターンを表示させる。
図4Aでは、第1レベルの積載量に対応する点灯パターンが表示されている。図4Aに示す点灯パターンでは、枠状点灯部13のみが濃い色で点灯し、人型点灯エリア14A〜14Eが薄い色で点灯している。特に、人型点灯エリア14A〜14Eを濃い色で点灯させずに薄い色で点灯させることで、かご5内の積載量のレベルが最小レベルの第1レベルであることを表示している。
図4Bでは、第2レベルの積載量に対応する点灯パターンが表示されている。図4Bに示す点灯パターンでは、枠状点灯部13および人型点灯エリア14Aが濃い色で表示され、人型点灯エリア14B〜14Eが薄い色で表示されている。第1レベルの点灯パターンに比べて、第1人型点灯エリア14Aの点灯色を薄い色から濃い色に変更することで、かご5内の積載量のレベルが第1レベルの次に高い第2レベルであることを表示している。
図4Cでは、第3レベルの積載量に対応する点灯パターンが表示されている。図4Cに示す点灯パターンでは、枠状点灯部13および人型点灯エリア14A、14Bが濃い色で表示され、人型点灯エリア14C〜14Eが薄い色で表示されている。第2レベルの点灯パターンに比べて、第2人型点灯エリア14Bの点灯色を薄い色から濃い色に変更することで、かご5内の積載量のレベルが第2レベルの次に高い第3レベルであることを表示している。濃い色の点灯箇所を人型点灯エリア14Aから人型点灯エリア14A、14Bに広げることで、人型点灯エリア14の点灯状態を2次元的な広がりをもって変化させている。
図4Dでは、第4レベルの積載量に対応する点灯パターンが表示されている。図4Dに示す点灯パターンでは、枠状点灯部13および人型点灯エリア14A〜14Cが濃い色で表示され、人型点灯エリア14D、14Eが薄い色で表示されている。第3レベルの点灯パターンに比べて、第3人型点灯エリア14Cの点灯色を薄い色から濃い色に変更することで、かご5内の積載量のレベルが第3レベルの次に高い第4レベルであることを表示している。濃い色の点灯箇所を人型点灯エリア14A、14Bから人型点灯エリア14A、14B、14Cに広げることで、人型点灯エリア14の点灯状態を2次元的な広がりをもって変化させている。
図4Eでは、第5レベルの積載量に対応する点灯パターンが表示されている。図4Eに示す点灯パターンでは、枠状点灯部13および人型点灯エリア14A〜14Eの全てが濃い色で表示されている。第4レベルの点灯パターンに比べて、第4人型点灯エリア14Dおよび第5人型点灯エリア14Eの点灯色を薄い色から濃い色に変更し、人型点灯エリア14A〜14Eの全てを点灯させることで、かご5内の積載量のレベルが最大レベルの第5レベルであることを表示している。濃い色の点灯箇所を人型点灯エリア14A、14B、14Cから人型点灯エリア14A、14B、14C、14D、14Eに広げることで、人型点灯エリア14の点灯状態を2次元的な広がりをもって変化させている。
図4A〜図4Eに示す点灯パターンにおいて、濃い色はそれぞれ異なる点灯色に設定されている。実施形態1では、図4Aの点灯パターンで水色、図4Bの点灯パターンで緑色、図4Cの点灯パターンで黄色、図4Dの点灯パターンでオレンジ色、図4Eの点灯パターンで赤色に設定されている。
一方で、図4A〜図4Eに示す点灯パターンのいずれにおいても、薄い色は全て同じ色に設定される。実施形態1ではグレーに設定される。
3.作用
図4A〜図4Eに示したように、制御部10は、人型点灯エリア14A〜14Eの点灯状態を積載量のレベルに応じて2次元的な広がりをもって変化するように制御する。このような制御によれば、積載量のレベルを1次元的な長さによって表す棒状グラフなどの場合に比べて、段階的なレベルの表示が直観的に分かりやすくなる。
図4A〜図4Eに示したように、積載量のレベルの増加に応じて、濃い色で点灯する点灯エリア14の数の増加割合を異ならせている。具体的には、第1レベルから第2レベルに変化する際には、濃い色の点灯エリアとして第1人型点灯エリア14Aが増加する(すなわち、増加割合は1)。第2レベルから第3レベルに変化する際には、濃い色の点灯エリアとして第2人型点灯エリア14Bが増加する(すなわち、増加割合は2)。第3レベルから第4レベルに変化する際には、濃い色の点灯エリアとして第3人型点灯エリア14Cが増加する(すなわち、増加割合は3)。第4レベルから第5レベルに変化する際には、濃い色の点灯エリアとして第4人型点灯エリア14Dと第5人型点灯エリア14Eが合計増加する(すなわち、増加割合は3)。
このように、積載量のレベルの増加に応じて濃い色で点灯する点灯エリア14の数の増加割合を異ならせることで、1次元的な棒状のグラフを規則的に変化させる場合に比べて、様々な表示形態を実現することができる。図4A〜図4Eに示す例では、積載量のレベルが増加するほど、濃い色で点灯する点灯エリア14の増加割合が大きくなっており、混雑度合いがより直観的に分かりやすくなる。
このような点灯パターンを実現するために、人型点灯エリア14の各列を構成する数を異ならせている。実施形態1では特に、端の列から中央の列に向かうほど、各列を構成する人型点灯エリア14の数が漸増するように構成している。このような人型点灯エリア14の数の設定によれば、図4A〜図4Eに示すような点灯パターンを実現できるとともに、多様な点灯パターンを実現することができる。また、枠状人型点灯エリア13の内側のスペースで人型点灯エリア14をバランス良い形状とすることができる。
図4A〜図4Eに示したように、積載量のレベルの増加に応じて、人型点灯エリア14A〜14Eにおける下側の列から順に濃い色で点灯させている。具体的には、最も下側の第1列目を構成する第1人型エリア14Aは第2レベル〜第5レベルにて濃い色で点灯され、第2列目を構成する第2人型エリア14Bは第3レベル〜第5レベルにて濃い色で点灯され、第3列目を構成する第3人型エリア14Cは第4レベル〜第5レベルにて濃い色で点灯され、第4列目を構成する第4人型エリア14Dおよび第5列目を構成する第5人型エリア14Eは第5レベルにて濃い色で点灯される。
このように、人型点灯エリア14の下側の列から順に濃い色で点灯させることで、ユーザにとって点灯パターンがより見やすいものとなり、混雑度合いの表示としてもより分かりやすくなる。さらに、人型点灯エリア14の列ごとに点灯制御することで、より簡単な制御とすることができる。
図4A〜図4Eに示したように、いずれの点灯パターンにおいても枠状点灯部13を濃い色で点灯させている。このような制御によれば、液晶表示部11が点灯状態であることを積載量のレベルに関わらず認識することができる。
図4A〜図4Eに示したように、いずれの点灯パターンにおいても、濃い色で点灯させる箇所以外の点灯エリアについては薄い色で点灯させている。このような制御によれば、濃い色で点灯させる箇所以外を点灯させない場合と比較して、人型点灯エリア14の全体的な形状を積載量のレベルに関わらず把握することができ、混雑度合いの表示としてより分かりやすくなる。
図4A〜図4Eに示したように、人型の形状を有する人型点灯エリア14を液晶表示部11に表示させている。これにより、人型以外の形状によって積載量のレベルを表す場合に比べて、かご5内の積載量のレベル表示であることが直観的に分かりやすくなる。このため、「空」や「満員」の文字等、エレベータ2の積載量のレベルに関するシンボルを設けなくても、積載量のレベル表示として認識することができ、このようなシンボルを省略して、液晶表示部11の構成や表示パターンを簡素化することができる。
4.まとめ
実施形態1のエレベータ2の表示装置8は、
エレベータ2のかご5内の積載量を段階的なレベルで表示する表示装置であって、
表示領域を有する液晶表示部11と、
液晶表示部11の表示領域における複数の点灯エリア14A〜14Eのそれぞれの点灯状態を制御する制御部10と、を備え、
制御部10は、複数の点灯エリア14A〜14Eの点灯状態を積載量のレベルに応じて2次元的な広がりをもって変化するように制御する。
この表示装置8によれば、複数の点灯エリア14A〜14Eの点灯状態を積載量のレベルに応じて2次元的な広がりをもって変化させることで、かご5内の積載量に関する段階的なレベル表示が直観的に分かりやすい。
また、実施形態1のエレベータ2の表示装置8では、
複数の点灯エリア14A〜14Eのそれぞれは人型の形状を有する。
この表示装置8によれば、点灯エリア14A〜14Eを人型形状とすることで、かご5内の積載量のレベル表示であることが直観的に分かりやすい。
また、実施形態1のエレベータ2の表示装置8では、
点灯エリア14A〜14Eは上下に複数列配置される。
この表示装置8によれば、点灯エリア14A〜14Eを配置するスペースを有効活用できるとともに、液晶表示部11がより見やすくなる。
また、実施形態1のエレベータ2の表示装置8では、
点灯エリア14A〜14Eの隣接する列同士は、下方側の列が上方側の列よりも前方に位置するような重なり状態を表す。
この表示装置8によれば、点灯エリア14A〜14Eの隣接する列同士を上下に重複させることで、かご5内の混雑度合いを表すのに適した表示部とすることができ、液晶表示部11のスペースを有効活用することができる。
また、実施形態1のエレベータ2の表示装置8では、
制御部10は、点灯エリア14A〜14Eの列ごとに積載量のレベルに応じて点灯状態を変化させように制御する。
この表示装置8によれば、点灯制御を簡単なものにすることができる。
また、実施形態1のエレベータ2の表示装置8では、
制御部10は、積載量のレベルの増加に応じて点灯エリア14A〜14Eの下方側の列から順に点灯させるように制御する。
この表示装置8によれば、混雑度合いの違いがより分かりやすくなる。
また、実施形態1のエレベータ2の表示装置8では、
点灯エリア14A〜14Eは、少なくとも3つの列を有し、
各列を構成する点灯エリア14A〜14Eの数は、端の列から中央の列に向かって漸増する。
この表示装置8によれば、液晶表示部11の表示スペースを有効活用しながら、点灯エリア14をバランス良い形状とすることができる。
また、実施形態1のエレベータ2の表示装置8では、
点灯エリア14A〜14Eの隣接する列同士において、各列を構成する点灯エリア14A〜14Eの数が互いに異なる。
この表示装置8によれば、様々な点灯パターンが実現可能となる。
以上、上述の実施形態1を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施形態1に限定されない。
5.変形例
(i)実施形態1では、積載量のレベルを5段階に分類する場合について説明したが、このような場合に限らない。5段階に限らず、2段階以上の任意のレベルに分類してもよい。また積載量のレベルを分類する方法として、「乗車率」を用いる場合について説明したが、このような場合に限らず、任意の分類方法を採用してもよい。例えば、かご5の中で人が占有する占有面積などに基づいて、積載量のレベルを分類してもよい。
(ii)実施形態1では、人型の形状を有する人型点灯エリア14を液晶表示部11に表示する場合について説明したが、このような場合に限らない。人型形状に限らず、その他の任意の形状を採用してもよい。すなわち、「点灯エリア」であればよい。
(iii)実施形態1では、人型点灯エリア14として、5列の人型点灯エリア14A〜14Eを設ける場合について説明したが、このような場合に限らず、その他の列数であってもよい。また、各列を構成する人型点灯エリア14の数についても、図4A〜図4Eに示した例に限らず、任意の数を用いてもよい。
(iv)実施形態1では、複数列の点灯エリア14A〜14Eに関して、積載量のレベルの増加に応じて下方側の列から順に点灯させる場合について説明したが、このような場合に限らず、任意の順に点灯させてもよい。また実施形態1では、点灯エリア14の各列ごとに点灯状態を変更させる場合について説明したが、このような場合に限らず、点灯エリア14の各列の点灯状態を部分的に変更するように制御してもよい。
(v)実施形態1では、第1レベル〜第5レベルの点灯パターンにおける濃い色の点灯色をそれぞれ異ならせる場合について説明したが、このような場合に限らない。一部の点灯パターンのみ点灯色を異ならせる場合や、いずれの点灯パターンでも同じ点灯色を用いてもよい。また、濃い色や薄い色の具体的な点灯色については、実施形態1で例示した色に限らず、その他の色を用いてもよい。
(vi)実施形態1では、点灯エリア14A〜14Eのうち濃い色で点灯させる箇所以外の点灯エリアを薄い色で表示する場合について説明したが、このような場合に限らない。濃い色で点灯させる箇所以外の点灯エリアを点灯させないようにしてもよい。
(vii)実施形態1では、液晶表示部11を設ける場合について説明したが、このような場合に限らない。液晶表示部に限らず、有機ELを用いた表示部や、LED、電球によって点灯表示させる表示部など、任意の形態の表示部であってもよい。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、各実施の形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
なお、上記様々な実施の形態のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、エレベータの表示装置であれば適用可能である。
2 エレベータ
4 扉
5 かご
6 操作盤
6A,6B 呼出しボタン
8 表示装置
10 制御部
11 液晶表示部(表示部)
12 重量検出部
13 枠状点灯部
14 人型点灯エリア
14A 第1人型点灯エリア
14B 第2人型点灯エリア
14C 第3人型点灯エリア
14D 第4人型点灯エリア
14E 第5人型点灯エリア

Claims (8)

  1. エレベータのかご内の積載量を段階的なレベルで表示する表示装置であって、
    表示領域を有する表示部と、
    前記表示部の前記表示領域における複数の点灯エリアのそれぞれの点灯状態を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記複数の点灯エリアの点灯状態を積載量のレベルに応じて2次元的な広がりをもって変化するように制御する、
    エレベータの表示装置。
  2. 前記複数の点灯エリアのそれぞれは人型の形状を有する、請求項1に記載のエレベータの表示装置。
  3. 前記点灯エリアは上下に複数列配置される、請求項1又は2に記載のエレベータの表示装置。
  4. 前記点灯エリアの隣接する列同士は、下方側の列が上方側の列よりも前方に位置するような重なり状態を表す、請求項3に記載のエレベータの表示装置。
  5. 前記制御部は、前記点灯エリアの列ごとに積載量のレベルに応じて点灯状態を変化させように制御する、請求項3又は4に記載のエレベータの表示装置。
  6. 前記制御部は、積載量のレベルの増加に応じて前記点灯エリアの下方側の列から順に点灯させるように制御する、請求項5に記載のエレベータの表示装置。
  7. 前記点灯エリアは、少なくとも3つの列を有し、
    各列を構成する前記点灯エリアの数は、端の列から中央の列に向かって漸増する、請求項3から6のいずれか1つに記載のエレベータの表示装置。
  8. 前記点灯エリアの隣接する列同士において、各列を構成する前記点灯エリアの数が互いに異なる、請求項3から7のいずれか1つに記載のエレベータの表示装置。
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