JP2021090646A - Nursing mat - Google Patents
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Abstract
【課題】介護の必要な寝たきりの利用者に対して介助の他、四肢を動かすことができない利用者に対して痛みを伴わず安全に移動できる介護マットを提供する。【解決手段】本発明の介護マット10は、被介護者200の胴体部が載置される縦長形状の第1マット部20と、縦長形状の下部に結合され被介護者200の脚部202が載置される第2マット部30と、第2マット部30の下部に結合され被介護者200の脚部202を覆う第3マット部40と、第1マット部20の左右側部に設けられた第1取手部101、102とを備える。【選択図】図1PROBLEM TO BE SOLVED: To provide a nursing mat capable of safely moving without pain to a user who cannot move his / her limbs, in addition to assisting a bedridden user who needs nursing care. SOLUTION: In the nursing care mat 10 of the present invention, a vertically elongated first mat portion 20 on which a body portion of a care recipient 200 is placed and a leg portion 202 of the care recipient 200 connected to a vertically elongated lower portion are formed. The second mat portion 30 to be placed, the third mat portion 40 which is connected to the lower part of the second mat portion 30 and covers the leg portion 202 of the care recipient 200, and the left and right side portions of the first mat portion 20 are provided. The first handle portions 101 and 102 are provided. [Selection diagram] Fig. 1
Description
本発明は、被介護者などに使用される介護マットに関する。 The present invention relates to a long-term care mat used for a care recipient or the like.
高齢化社会を迎え、被介護者(以後、利用者と言う)の数が年々増加している。また、不慮の事故により若年層の利用者も増えている。介護施設での看護や介護のみならず、我が国は在宅介護を推奨している現状にある。従来の介護マットは、利用者をベッドからストレッチャー、車椅子に移動させることに重きを置いている。また、利用者を介護する際、抱き起こす、体位変換させる(寝返りさせる)等、介助者の身体的負担を軽減させる器具も多くない。
例えば、特許文献1には、折り畳み可能な細長い形状を有し患者の身長方向に展開可能なシートと、シート長手方向の中央部及び両端部に各々配設された引き紐とを備え、引き紐は、シートの各側縁部に各一端が固着され中間部分は位置が固定されていない患者移乗用具が開示されている。
With the aging of society, the number of long-term care recipients (hereinafter referred to as users) is increasing year by year. In addition, the number of young users is increasing due to unexpected accidents. In addition to nursing and long-term care at long-term care facilities, Japan currently recommends home-based long-term care. Traditional long-term care mats emphasize moving the user from the bed to a stretcher or wheelchair. In addition, there are not many devices that reduce the physical burden on the caregiver, such as raising the user and changing the position (turning over) when caring for the user.
For example,
この患者移乗用具によれば、患者の背中の片側からにシートを挿入して、他方側から引き紐を引っ張って、患者の背中にシートを展開する。車椅子に患者を移動する場合や車椅子から患者をベッドに移す場合は、患者の背面に常にこのシート配置している。 According to this patient transfer device, the seat is inserted from one side of the patient's back and the drawstring is pulled from the other side to deploy the seat on the patient's back. When moving a patient to a wheelchair or moving a patient from a wheelchair to a bed, this seat is always placed on the back of the patient.
また、例えば、特許文献2には、被介護者を載せるマットと、マットの両端部に取りつけられた1組の取手紐と、マット背面側に開口部を有する筒状シートと、を備えた被介護者移動マットが開示されている。
この被介護者移動マットによれば、取手紐を移動方向に引き、利用者を乗せたマットを、筒状シートの上で利用者の身体の横方向に移動させることで利用者を移動させる。
Further, for example, Patent Document 2 includes a mat on which a care recipient is placed, a set of handle strings attached to both ends of the mat, and a tubular sheet having openings on the back side of the mat. The caregiver moving mat is disclosed.
According to this care recipient moving mat, the user is moved by pulling the handle string in the moving direction and moving the mat on which the user is placed in the lateral direction of the user's body on the tubular sheet.
しかしながら、特許文献1、2に記載の介護マットは、ベッドからストレッチャー又は、ストレッチャーからベッドに滑動させて利用者を移動させるだけのものである。したがって、仰向けで寝ている利用者に対して上半身を起こす、半身に向きを変えて寝返りをうたせる、車椅子又はベッドから抱きかかえて立たせるという動作は出来ない、という課題を有している。このように、従来の介護マットは、マットに利用者を乗せて横にスライドさせて移動するのみが目的であった。したがって、脚に障害を有する利用者などを移動させる場合は、マットから脚がはみ出したりして、利用者の脚を傷つけることがあった。
本発明は、利用者および介助者共に快適かつ、安心安全な介護生活が送れるようにとの観点から、上記課題を解決すべく開発されたものである。
本発明は、上半身を起こす、半身に向きを変えて寝返りをうたせるなどの動作を利用者は痛みを伴わず安全にかつ、容易に利用者を移動させることのできる介護マットを提供することを目的とする。
However, the nursing care mats described in
The present invention has been developed to solve the above problems from the viewpoint of enabling both the user and the caregiver to lead a comfortable, safe and secure long-term care life.
The present invention provides a nursing care mat that allows the user to move the user safely and easily without pain, such as raising the upper body or turning the half body to turn over. The purpose.
本発明の介護マットは、利用者の胴体部が載置される縦長形状の第1マット部と、縦長形状の第1マット部の下部に結合され利用者の脚部が載置される第2マット部と、第2マット部の下部に結合され利用者の脚部を覆う第3マット部と、第1マット部の左右側部に設けられた第1取手部とを備えている。 The care mat of the present invention has a vertically long first mat portion on which the user's body portion is placed and a second mat portion connected to the lower portion of the vertically elongated first mat portion on which the user's legs are placed. It includes a mat portion, a third mat portion that is connected to the lower part of the second mat portion and covers the leg portion of the user, and a first handle portion provided on the left and right side portions of the first mat portion.
本発明によれば、利用者に負担をかけることなく、容易に利用者を抱き起こしたり、寝返りをさせたり、移動させたりすることのできる介護マットを提供することが出来る。 According to the present invention, it is possible to provide a nursing care mat that can easily lift a user, turn over, or move the user without imposing a burden on the user.
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
図1〜図9を用いて本発明の介護マットの一実施形態について説明する。
本実施形態の介護マット10は、利用者200の胴体部201(図3参照)が載置される縦長形状の第1マット部20と、縦長形状の第1マット部20の下部に結合され利用者200の脚部202(図3参照)が載置される第2マット部30と、第2マット部30の下部に結合され利用者200の脚部202を覆う第3マット部40と、第1マット部20の左右側部に設けられた第1取手部101、102とを備えている。
An embodiment of the nursing care mat of the present invention will be described with reference to FIGS. 1 to 9.
The
また、本実施形態の介護マット10は、第2マット部30および第3マット部40のそれぞれの左右側部に設けられた着脱可能な結合部121、122としての面ファスナーと、第2マット部30の左右側部に設けられた第2取手部103とを備え、第2マット部30の左右側部の着脱可能な結合部121のそれぞれは、第3マット部40の左右側部の着脱可能な結合部122のそれぞれと結合される。
Further, the
また、本実施形態の介護マット10は、第1マット部20が、第2マット部30および第3マット部40を収納する収納部50(図8、9参照)を有する。第1マット部20は、図8、9に示されるように、表面部20Aと裏面部20Bの2枚の生地から構成され、表面部20A(利用者200が載置される側の生地)および裏面部20Bのそれぞれの上辺部21、左辺部22、右辺部23は、互いに縫い合わされ、下辺部24は縫い合わされずに解放されている。図1〜図7の点線はそれぞれ、第1マット部20の上辺部21、左辺部22、右辺部23が縫い合わされた縫い合わせ部70a、70b、70cを示している。
Further, in the
また、本実施形態の介護マット10は、第1取手部101、102が、第1マット部20の左右側部のそれぞれに2個設けられている。すなわち、左側部に第1取手部101、102の2つと、右側部に第1取手部101、102の2つが設けられている。
また、本実施形態の介護マット10は、第1マット部20の表面部20A(利用者200が載置される側の生地)および第3マット部40は、キルティングの素材(キルティング材)からなる。
Further, in the
Further, in the
さらに詳細には、本発明の実施形態に係る介護マット10は、利用者200の頭部203の少なくとも一部および胴体部201(要部および臀部を含む)を保持する第1マット部20、利用者200の脚部202を保持する第2マット部30、利用者200の脚部202を覆って保持する第3マット部40の3つのマット部から構成される。
第1マット部20の左右側部(長方形状の左辺部22および右辺部23)には、ループ状の紐などからなる、それぞれ2つずつ合計4つの取手部101、102を備える。第2マット部30の左右側部(左辺部32および右辺部33)にはそれぞれ1つずつ合計2つのU字形状の紐などの取手部103を備える。
More specifically, the
The left and right side portions (rectangular
第1取手部101は、利用者200の肩甲骨部分に位置しており、第1取手部102は、利用者200の臀部部分に位置している。本実施形態では、左右側部の第1取手部101は1つのループ状の材料を用いることにより一体化されており、同様に左右側部の第1取手部102は同様に1つのループ状の材料を用いることにより一体化されている。
図2では一体化された第1取手部101、102を示しており、点線はそれぞれ、第1マット部20と第1取手部101および第1取手部102との縫い合わせ部70dおよび縫い合わせ部70eを示している。本実施形態では、第1取手部101、102は、第1マット部20の裏面部20Bに縫い付けられているために、縫い合わせ部70d、70eは図2の背面図のみに現れている。
The
FIG. 2 shows the integrated
これら第1取手部101、102は、左右で一体化されなくとも、U字形状の取手を、第1マット部20の左側部の上方部および下方部、ならびに右側部の上方部および下方部にそれぞれ独立して設けられても良い。
Even if the
第2取手部103は、第2マット部30の中央部下方の左右側部に、本実施の形態では、独立して設けられている。しかし、第2取手部103は左右側部で、第1取手部101、102のように一体化されても良い。第2取手部103と第2マット部30とは、点線で示す縫い合わせ部70fで縫い合わされている。本実施形態では、第2マット部30は裏地を有しており、第2取手部103は、第2マット部30の表地と裏地との間に縫い付けられているため、縫い合わせ部70fは図2の背面図のみに現れている。
The
第2マット部30の左右側部(左辺部32および右辺部33)には、着脱可能な結合部121としての面ファスナーが設けられている。同様に、第3マット部40の左右側部(左辺部42および右辺部43)には、着脱可能な結合部122としての面ファスナーが設けられている。第2マット部30は図1の正面図では、表面(利用者200の脚部202が載置される面)にキルティング材が用いられている。第3マット部40も裏地を有しており、図1の正面図では、裏面(折り返したときに外側になる面)にキルティング材が用いられている。したがって、図1に示す正面図では、第1マット部20、第2マット部30はキルティング材の絵柄が見え、第3マット部40はキルティング材の裏地が見える。第3マット部40を、第2マット部30を覆うように折り返したときは、第3マット部40はキルティング材の絵柄が見えることになり、外観の美観が高まる。
The left and right side portions (
第2マット部30に設けられた結合部121は、図1、3に示すように、第2マット部30の左右側部のそれぞれにおいて、下辺部34から中央上方部まで設けられている。第3マット部40の結合部122も、同様に、図1、3に示すように、第3マット部40の左右側部のそれぞれにおいて、下辺部44から中央上方部まで設けられている。第3マット部40は第2マット部30を覆うように、ほぼ第2マット部30の下辺部34(第3マット部40の上辺部41)で折り返され、結合部121と結合部122とが結合されるように構成されている。
As shown in FIGS. 1 and 3, the connecting
すなわち、第2マット部30に載置される利用者200の脚部202を第3マット部40で覆って保持および固定するように、結合部121と結合部122とが結合される。結合部121、122を面ファスナーで構成することにより、結合部121、122の着脱が可能となり、第3マット部40の第2マット部30への折り返しが容易となる。しかし、結合部121、122は面ファスナーに限らず、線ファスナー、凹凸状のホック、ボタンとボタン穴などでも構成できる。しかし、面ファスナーは利用者などに傷などを与える可能性がなく、迅速に着脱が行える。
That is, the connecting
本実施形態では、結合部121および結合部122が、それぞれ長さJ、Kを有しているので、結合部121と結合部122との結合点を、ほぼ長さJ+Kの範囲で調整できる。したがって、利用者200の脚部202の長さや、足の大きさ、脚部の不自由さなどに応じて、第2マット部30と第3マット部40で利用者200の脚部202を覆って保持する力加減を調整でき、利用者200に負荷を課することはない。
In the present embodiment, since the
本実施形態の介護マット10は、図4に示すように、第1マット部20は短辺がA、長辺がBの長方形状である。第2マット部30は短辺がM、長辺がCの長方形状である。第3マット部40は、短辺がM、長辺がDの長方形状である。
As shown in FIG. 4, the
取手部101は、第1マット部20の上部の短辺(上辺部21)からEだけ離れた位置にFの幅で、第1マット部20の裏面部20Bに縫い付けられている。第1取手部102は、第1取手部101の下方からGだけ離れた位置にHの幅で、第1マット部20の裏面部20Bに縫い付けられている。したがって、第1取手部102の下方は、第1マット部20の下部の短辺(下辺部24)からIだけ離れた位置に設けられる。第2マット部30の両側部に設けられた結合部121は、第2マット部30の下辺部34から長さがJ、幅がLの帯状の面ファスナーである。第3マット部40の両側部に設けられた結合部122は、第3マット部40の下辺部44から長さがK、幅がLの帯状の面ファスナーである。
The
ここで、これら寸法は、本実施形態では、例えば、Aが480mm、Bが1010mm、Cが580mm、Dが370mm、Eが110mm、Fが180mm、Gが430mm、Hが180mm、Iが110mm、Jが370mm、Kが230mm、Lが50mm、Mが410mmである。 Here, in this embodiment, for example, A is 480 mm, B is 1010 mm, C is 580 mm, D is 370 mm, E is 110 mm, F is 180 mm, G is 430 mm, H is 180 mm, and I is 110 mm. J is 370 mm, K is 230 mm, L is 50 mm, and M is 410 mm.
収納部50は、本実施形態では、第1マット部20と一体に形成されている。すなわち、第1マット部20は、縦長形状で下方に開口部110を有する扁平筒形状の袋状を有している。すなわち、図8、9に示すように、第1マット部20は、同一形状の表面部20Aおよび裏面部20Bを構成する2枚の生地(キルティング材)から構成され、第1マット部20の上辺部21、左辺部22、右辺部23において表面部20Aおよび裏面部20Bが縫い付けられ、下辺部24が開口部110を有している。すなわち、それぞれ、図1、図2の点線で示す縫い付け部70a、70b、70cで縫い付けられている。
In the present embodiment, the
本実施形態では、図8に示されるように、第1マット部20の表面部20Aの下辺部24の内側に、第2マット部30の上辺部31が縫い合わされている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 8, the
また、本実施形態では、図8に示すように、第1マット部20の裏面部20Bの内側の下部と、第2マット部30の上辺部31の外側(表面側)とには、それぞれ互いに直脱可能な第1マット結合部123が形成されている。本実施形態では、第1マット結合部123も面ファスナーで構成されているが、凹凸状のホック、ボタンおよびボタン穴、など他の部材でも構成可能である。しかし、利用者200に傷の可能性などの不快感を与えないためには面ファスナーが好適である。
Further, in the present embodiment, as shown in FIG. 8, the lower portion inside the
なお、本実施形態では、第1マット部20を、同一形状の表面部20Aおよび裏面部20Bで構成したが、裏面部20Bの下方を表面部20Aより少し長くして、裏面部20Bの表面部20Aより長い延長部に第1マット結合部123を形成することも可能である。
In the present embodiment, the
以上のような構成により、図9に示すように、第2マット部30を、第1マット部20との縫い合わせ部で裏面側に折り返して開口部110から挿入することにより、第2マット部30と第3マット部40を第1マット部20の収納部50に収納することができる。このとき、第1マット部20の第1マット結合部123と第2マット部30の第1マット結合部123とを結合することにより、収納部50の開口部110を閉じて、第2マット部30および第3マット部40の収納部50からの脱落を防止できる。
With the above configuration, as shown in FIG. 9, the
2つの第1マット結合部123は互いに着脱可能に結合できて収納部50の開口部110を閉じることができればよいので、第2マット部30に第1マット結合部123を設ける替わりに、第1マット部20の表面部20Aの下辺部24の内側に第1マット結合部123を設け、第1マット部20の表面部20Aと裏面部20Bとで開口部110を閉じることも可能である。
Since it is sufficient that the two first mat joints 123 can be detachably joined to each other and the
また、第2マット部30を第1マット部20の裏面部20Bの下辺部24の内側に縫い付け、第2マット部30を、第1マット部20との縫い合わせ部で表面側に折り返すことにより、第2マット部30と第3マット部40を第1マット部20の収納部50に収納することも可能である。この場合は、第1マット部20の表面部20Aの下辺部24の内側に第1マット結合部123を設け、さらに第2マット部30の上辺部31の外側(裏面側)に、第1マット結合部123を設け、これら2つの第1マット結合部123を結合することにより、開口部110を閉じることが可能である。しかし、利用者200に対する縫い目の段差などによる負担を考えると、本実施形態が好適である。
Further, the
図8に示すように、第2マット部30は、上辺部31が、袋状の第1マット部20の開口部110の表面部20Aの下辺部24の内側に縫い付けられている。第3マット部40は、上辺部41が第2マット部30の裏面側下辺部34に縫い合わせて一体化されている。
As shown in FIG. 8, the
本発明の使用状態を示す図13の矢印に示すように、第3マット部40を第2マット部30の表面側に折り返し、着脱可能な結合部121と結合部122とを結合する。これにより、第2マット部30と第3マット部40とで形成される袋状部分に利用者200の脚部202を保持、固定することができる。なお、第2マット部30と第3マット部40とを1枚の生地で構成し、第2マット部30と第3マット部40との境界部分に縫い目を付けるなどして、第2マット部30と第3マット部40とを折り返し可能に構成することも可能である。
As shown by the arrow in FIG. 13 showing the state of use of the present invention, the
上記したように、第2マット部30と第3マット部40は、第1マット部20と第2マット部30との結合部で裏面側に折り返して、収納部50に収納され、第1マット部20および第2マット部30の第1マット結合部123同士が結合され、開口部110が閉じられる。すなわち、この状態では、第1マット部20は、表面部20Aと、裏面部20Bと、収納部50内の第2マット部30および第3マット部40との三重構造になる。
As described above, the
以上のように本実施形態では、不使用時には、第2マット部30と第3マット部40を収納部50に収納した状態で保管する。使用する際には、四肢の機能に障害を有する利用者200に対しては、第2マット部30、第3マット部40を収納部50から取り出し、第3マット部40を第2マット部30の表面側に折り返し、結合部121、122を結合する(面ファスナーの場合は互いに貼付ける)。このように、第3マット部40を第2マット部30の表面側に折り返して着脱可能な結合部121、122で結合することにより、第2マット部30と第3マット部40とで両足を入れる袋を作ることができ、利用者200の両足(脚部202)を保持、固定することができる。また、第1取手部101、102、第2取手部103を把持して、3名の介助者で利用者200を持ち上げ、容易に移動することができる。
As described above, in the present embodiment, when not in use, the
また、脚部202の機能に障害を有しない利用者200に対しては、第2マット部30、第3マット部40を収納部50に収納した三重構造のままで、第1マット部20に利用者200を載置して、第1取手部101、102を把持して介助者2名で利用者200の移動を行うことができる。
Further, for the
第1マット部20の収納部50に第2マット部30、第3マット部40を収納することでコンパクト化することが出来、2名の介助者で利用者200を持ち上げ、浮かせての移動が可能である。コンパクトに収納した介護マット10は、介護の必要な寝たきりの利用者に対して、三重構造のクッション性を有してベッドに敷いたままに出来、仰向きに寝た状態の利用者を起こす、体位を変える、寝返りを打たせる、の動作が容易に出来る。
By storing the
また、椅子に座ったままの利用者200に対しては、収納部50に第2マット部30、第3マット部40を収納した状態で、さらに4つ折りにした介護マット10を利用者の両脇に挟み、介助者が第1取手部101を手前上部に引き寄せることで痛みを伴わずに立たせることが出来る。
Further, for the
介護マット10は、利用者200を載置して搬送などするためのものでもあり、強度を保ち、かつ利用者の肌に馴染みやすく、通気性、即乾性にも優れているキルティング材を、図1〜5に示すように縫製して(第1マット部20は二重に縫製して)使用する。
The
介護マット10に使用する第1取手部101、102、第2取手部103は、手芸用カラーテープを使用する。手芸用カラーテープは軽量で丈夫な素材であり、手芸用カラーテープを第1マット部20の裏面部20B、第2マット部30の裏地(底部)に幾重にも渡って縫製することにより、介護マット自体の強度を増すことができる。手芸用テープを、例えば、キルティング材に縫製する際、第1取手部101、102、第2取手部103の長さを第1マット部20、第2マット部30の本体左右側部から外側に突出するように縫製する。
The
図1〜5に示す第1マット部20は、表面部20Aおよび裏面部20Bで二重にしたキルティング材の開口部110を除き、上辺部21、左辺部22、右辺部23の3つの辺の縁をそれぞれ縫い合わせ、第1マット部20全体を袋状にして収納部50を形成する。第1マット部20の開口部110の裏面部20Bの内側に、図8、9に示すように、第1マット結合部123としての面ファスナーを縫い合わせる。第1マット部20の開口部110から、図6に示す第2マット部30および図7に示す第3マット部40を、両者を一体にした状態で収納部50に挿入して収納する。第1マット部20の収納部50に第2マット部30および第3マット部40を収納した介護マット10は、脚部202に障害のない利用者200に対して使用する。
The
図6に示すように、第2マット部30の左辺部32、右辺部33のそれぞれの下方には着脱可能な結合部121としての面ファスナーを縫い合わせる。また、図7に示すように、第3マット部40の左辺部42、右辺部43のそれぞれの下方には、着脱可能な結合部121としての面ファスナー122を縫い合わせる。これにより、着脱可能な結合部121、122を結合することで、利用者200の脚部202を第2マット部30および第3マット部40を包んで保持、固定できる。結合部121、122の長さを適宜設定することにより、利用者200の脚部202を保持、固定する程度を調整できる。
As shown in FIG. 6, a hook-and-loop fastener as a removable
次に、本実施形態にかかる介護マット10の製造方法の一例について説明する。
まず、横480mm、縦1960mmの大きさで、厚さ7mmのキルティング材と、横480mm、縦1010mmの大きさで、厚さ7mmのキルティング材との2枚のキルティング材と手芸用カラーテープを縫製して介護マット10を制作する。
Next, an example of the manufacturing method of the
First, two pieces of quilting material, 480 mm wide and 1960 mm long and 7 mm thick, and 480 mm wide and 1010 mm long and 7 mm thick, and color tape for handicrafts are sewn. Then, the
介護マット10は、生地にキルティング材を用いるため強度を保つことができる。強度を更に高めるために、キルティング材を二重とすることも可能である。横480mm、縦1960mmの大きさのキルティング材から、第1マット部20に対応する横480mm、縦1010mmの大きさのキルティング材と、第2マット部30に対応する横410mm、縦580mmの大きさのキルティング材と、第3マット部40に対応する横410mm、縦370mmの大きさのキルティング材とを切り出す。
Since the
第1マット部20に対応する横480mm、縦1010mmの大きさの2枚のキルティング材は、一方を表面部20Aとし、他方を裏面部20Bとして、2枚共、絵柄のある面を外側にして縫製する。第2マット部30に対応する横410mm、縦580mmの大きさのキルティング材と、第3マット部40に対応する横410mm、縦370mmの大きさのキルティング材とには、それぞれ裏地を縫い合わせる。
Two quilting materials having a size of 480 mm in width and 1010 mm in length corresponding to the
図1、4に示す正面図では、第1マット部20は表面部20Aのキルティング材の面が、第2マット部30はキルティング材の面が、第3マット部40はキルティング材の裏地の面が、利用者200の載置面となるように、第1マット部20、第2マット部30、第3マット部40が縫い合わされる。第1マット部20の表面部20Aの下辺部24の内側と第2マット部30の上辺部31の外側とが縫い合わされ(図8、9参照)、第2マット部30の下辺部34と第3マット部40の上辺部41とが縫い合わされる。
In the front view shown in FIGS. 1 and 4, the
手芸用カラーテープを、第1マット部20の裏面部20Bに対応するキルティング材の内側面、第2マット部30に対応するキルティング材と裏地との間、のそれぞれに幾重にも縫付けて合計6個(左右各3個)の第1取手部101、102、第2取手部103を取り付ける。
A total of handicraft color tapes are sewn on the inner surface of the quilting material corresponding to the
第1マット部20の収納部50を形成するため、第1マット部20のキルティング材の表面部20Aおよび裏面部20Bの上辺部21、左辺部22、右辺部23の縁のみを縫い合わせ、下辺部24に開口部110を設けて袋状にする。
In order to form the
また、図2、8、9に示すように、袋状の開口部110(第1マット部20の裏面部20Bの下辺部24)の中央部に第1マット結合部123としての面ファスナー123を縫い合わせる。
Further, as shown in FIGS. 2, 8 and 9, a hook-and-
また、図6に示すように、第2マット部30のキルティング材の絵柄のある表面側(裏地とは反対側)の左辺部32および右辺部33のそれぞれの下部に長さ370mm、幅50mmの結合部121としての面ファスナーを縫い合わせる。第2マット部30のキルティング材の絵柄のある表面側(裏地とは反対側)の上辺部31の中央部に、第1マット結合部123としての面ファスナー123を縫い合わせる。
Further, as shown in FIG. 6, a length of 370 mm and a width of 50 mm are formed at the lower portions of the
さらに、図7に示すように、第3マット部40のキルティング材の裏地面側(絵柄のある表面側とは反対側)の左辺部42および右辺部43のそれぞれの下部に長さ230mm、幅50mmの結合部122としての面ファスナーを縫い合わせる。
Further, as shown in FIG. 7, a length of 230 mm and a width of 230 mm at the lower portions of the
第2マット部30と第3マット部40とを縫い合わせて一体化し、扁平筒形状の袋状の第1マット部20の下辺部24に、第3マット部40と一体に形成された第2マット部30の上辺部31を縫製して介護マット10が完成する。なお、第2マット部20と第3マット部40とは、1枚の生地から形成されても良いし、図6の第2マット部30と図7に示す第3マット部とが縫製されて形成されても良い。
The
以上のように縫製することにより、第1マット部20には収納部50が形成され、第2マット部30と第3マット部40とにより、利用者200の脚部202を包む袋状部分を形成できる。また、第2マット部30に利用者200の脚部202を載置して第3マット部40を第2マット部上に折り返したとき、介護マット10の表面側にはキルティング材の絵柄が現れ、利用者200に明るい影響を与える。また、第2マット部30および第3マット部40を収納部50に収納したとき、第1マット部20の表面部20Aおよび裏面部20Bのキルティング材の絵柄が、第1マット部20の外面として現れるので、介護マット10の保管や持ち運びなどに美観を損なわない。
By sewing as described above, the
このようにして得られた介護マット10は、第1マット部20の収納部50に第2マット部30および第3マット部40を収納することにより、介護マット10のコンパクト化を図ることができる。さらに、介護マット10は、第1マット部20、第2マット部30および第3マット部40の三重構造の厚みで高いクッション性が得られる。
The
以上のようにして、介護マット10を製造することが出来る。なお、本発明は、このような製造方法に限らず、第1〜第3マット部20〜40を一体として縫製するなど、任意の製造方法を採用できる。
As described above, the
次に、図10〜図24に従って、本実施形態に係る介護マット10の使用方法の一例について説明する。
Next, an example of how to use the
図10〜図12は、介護マット10を利用者200の背面とベッド400との間に配置する使用状態を説明する図である。
10 to 12 are views for explaining a usage state in which the
まず、介護マット10は、収納部50に第2マット部30および第3マット部40を収納した状態で使用する。図10に示すように、ベッド400上で寝ている利用者200を、矢印で示す左方向に変換させ、介護マット10の第1マット部20を、長手方向に平行な方向で折り曲げて、利用者200の背中にあてがう。
First, the
次に、図11に示すように、利用者200を矢印で示す右方向に変換させ、利用者200の左方向から第1マット部20を引っ張って第1マット部20をベッド400の上に展開する。次に、図12に示すように、利用者200を左方向に変換させ、利用者200を介護マット10の第1マット部20の上に仰向けにさせて、介護マット10を利用者200の背中とベッド400との間に敷く。介護マット10は、素材がキルティング材のため、介護マット10を丸めたり折り曲げたりする作業が容易であるため、簡単に利用者の背中に敷くことができる。
Next, as shown in FIG. 11, the
図13〜15は、四肢に障害を有する利用者200の移動の使用状態を説明する図である。
13 to 15 are diagrams for explaining the mobile usage state of the
まず、第2マット部20、第3マット40を収納部50から引き出し、図10〜図12で説明した手順で、図13に示すように、介護マット10を利用者200の背中に敷く。
次に、利用者200を仰向けにさせた状態で、図13の矢印に示すように、第2マット部30の結合部(面ファスナー)121および第3マット部40の結合部(面ファスナー)122を貼り合わせて、第3マット部40で第2マット部30上の脚部202を覆うようにして、利用者200の両足を入れる脚袋を作る。
First, the
Next, with the
このような状態で、利用者200を移動する際は、図14に示すように、介助者301〜303の3名で利用者200の身体を浮かせて移動する。すなわち、介護マット10の左右、足許に介助者301、302、303がそれぞれ立ち、介助者301、302が第1取手部101、102を、介助者303が第2取手部103をそれぞれ一つずつ片手で持ち、利用者200の身体を浮かせて移動する。
When moving the
さらに、利用者200を車椅子401移動する際は、図15に示すように、利用者200の身体を浮かせて移動した後、介護マット10を敷いたままゆっくりと車椅子401に乗車させる。このとき、第2マット部30および第3マット部40が結合部(面ファスナー)121、122により利用者200の脚部202を保持して固定しているので、利用者200の足元を乱すことなく、脚部202をフットレスト(足を乗せるステップ)402に乗せることができ、適切に利用者200を車椅子401に乗せることができる。
Further, when the
第2マット部30の結合部(面ファスナー)121と第3マット部40の結合部(面ファスナー)122は、利用者200の脚部2020を第2マット部30に載置してから結合しても、先に結合して脚袋を形成してから利用者200の脚部202を挿入しても良い。
The joint portion (hook-and-loop fastener) 121 of the
いずれにしても、本実施形態では、第3マット部40を第2マット部30に折り返して結合部121、122で結合しているので、身長の大小にかかわらず適正に利用者200の脚部202を保持、固定できる。
In any case, in the present embodiment, since the
さらに、第2マット部30および第3マット部40のそれぞれの左右側部に形成された着脱可能な結合部(面ファスナー)121、122の結合であるため、脚部にマチ(空間)404が生まれ、利用者200の脚部202の移動の自由度を確保することができ、利用者200に不快感を与えることはない。結合部(面ファスナー)121、122が、本実施形態のように、長さJまたはKを有することにより、結合位置を調整可能とすることができ、結合の程度を調整することができ、利用者200の快適な位置で脚部202を保持、固定できる。
Further, since the detachable connecting portions (face fasteners) 121 and 122 formed on the left and right side portions of the
図25は、本発明の介護マットの使用時の要部を示す図であって、第2マット部30および第3マット部40で利用者200の脚部202を保持、固定している脚部202を示す拡大図である。図25では、結合部(面ファスナー)121、122を長さ方向すべてに結合しているので、脚202の両側部は覆われており、図15に示すような、側面から見た時のマチ(空間)404は現れないが、第2マット部30および第3マット部40で形成される袋状の内部ではマチ(空間)が発生している。
FIG. 25 is a diagram showing a main part when the nursing care mat of the present invention is used, and the
このように、本実施形態の介護マット10の特徴の1つは、図13、図15、図25に示すように、第3マット部40を第2マット部30の表面側に折り返して面ファスナー121、122で結合し、利用者200の脚部202を包むことができる点にある。利用者200の脚部202を第2マット部30および第3マット部40で包むことにより、車椅子401に乗車させた利用者200のフットレスト402の前後左右やステップ間の隙間から片足または両足を床面に落とす脱落事故を防止することができる。更に車椅子401に乗車させた状態の利用者200を介護福祉車両(介護タクシーなど)に乗車させるとき、車椅子401を介護福祉車両に搭載のウインチで車内に移動させる際に生じるフットレスト402の前後左右やステップ間の隙間から、利用者200の片足が落ちる事故も防止することができる。また、足を骨折した状態の利用者200をベッド400からストレッチャーに移乗させる際、利用者200の両足を包むことにより固定が出来、安全に移乗することができる。さらに、介護マット10の素材がキルティング材であることから、レントゲン撮影時も利用者200は介護マット10を敷いた状態で、両足を包んだ状態での安定した撮影が可能である。このように利用者200の脚202を保持、固定する必要性があることは、いつも利用者の傍で介護をしている者でないと理解できないことであり、脚を包むことによって、利用者も介護者も安心、安全な介護が行える。
As described above, one of the features of the
図16〜図20は、第1マット部20の収納部50に第2マット部30および第3マット部40を収納した状態で利用者200の体位を変える動作を説明する図である。
16 to 20 are views for explaining an operation of changing the posture of the
図16は、利用者200が仰向けで寝ている状態を示している。図10〜12で説明した動作で、利用者200を介護マット10の上に寝かせる。
FIG. 16 shows a state in which the
図17は、仰向けで寝ている利用者200の上半身を介助者301が、介護マット10の左右両方の両肩甲骨部分の第1取手部101を把持し、介助者301が、矢印に示すように、手前に引き起こしている状態を示している。介助者301は、仰向けで寝ている利用者200の右腹部あたりに座り、又は立った状態で介護マット10の左右両方の両肩甲骨部分の第1取手部101のそれぞれ左右を持ち、手前に引いて利用者200の上半身を起こす。
In FIG. 17, the
図18は、仰向けで寝ている利用者200を、矢印に示す右向きに寝返りを打たせている状態を示している。介助者301は利用者200が寝ている左側の肩甲骨部分の第1取手部101および左側の臀部部分の第1取手部102をそれぞれ片手で一つずつ持ち、手前に引いて右側に寝返りを打たせる。
FIG. 18 shows a state in which the
図19は、仰向けで寝ている利用者200を、矢印に示す左向きに寝返りを打たせている状態を示している。介助者301は仰向けで寝ている利用者200の右側に座り、介護マット10の右側の肩甲骨部分の第1取手部101および右側の臀部部分の第1取手部102をそれぞれ片手で一つずつ持ち、利用者200の左側に押し込むようにして左に寝返りを打たせる。なお、このとき、まくらなどの補助具403を利用者200の臀部部分にあてがうと寝返りを打たせやすい。
FIG. 19 shows a state in which the
図20は、仰向けで寝ている利用者200を二人の介助者301、302が利用者200の身体を浮かせて移動する状態を示している。介助者301、302の2名がそれぞれ左右の位置又は前後に立ち、右側に立った介助者302が右側の肩甲骨部分の第1取手部101および臀部部分の第1取手部102を持ち、左側に立った介助者301が左側の肩甲骨部分の第1取手部101および左側の臀部部分の第1取手部102を持って持ち上げ、移動する。
FIG. 20 shows a state in which two
図16〜20に示す介護マット10の利用では、利用者200は脚部202に障害がないため、第2マット部30および第3マット部40で利用者200の脚部202を保持していない。しかし、利用者200の脚部202に障害がなくても、第2マット部30および第3マット部40で利用者200の脚部202を保持、固定して移動することは可能である。利用者200が高齢者の場合は、第2マット部30および第3マット部40で利用者200の脚部202を保持、固定することは効果的である。
In the use of the
上記したように本実施形態では、第2マット部30と第3マット部40の左右側部の着脱可能な結合部121、122で利用者200の脚部202を覆うため、脚部202の周囲にマチ(空間)404を確保でき、利用者200に不快感を与えずに脚部202を保持、固定できる。
As described above, in the present embodiment, since the
図21〜図24は本実施形態の介護マット10の他の使用形態を説明する図である。
21 to 24 are views for explaining other usage modes of the
図21は、第2マット部30および第3マット部40を収納部50に収納した状態で、介護マット10(すなわち第1マット部20)を4つ折りに畳む方法を示す図である。まず、第1マット部20の開口部110から収納部50に第2マット部30および第3マット部40を入れて収納する(ステップa〜b)。
FIG. 21 is a diagram showing a method of folding the nursing care mat 10 (that is, the first mat portion 20) in four with the
次に、介護マット10の短辺と平行な方向で介護マット10を中央部で折り返す(ステップc〜d)。第1取手部101、102は第1マット部20のそれぞれ短辺から同じ位置に設けられているので、介護マット10を中央部で折り返したときに、第1取手部101、102は互いに重なるように位置する(ステップd)。
Next, the
次に、介護マット10の短辺と平行な方向で介護マット10を第1取手部101(102)の縫い付け部でさらに折り返す(ステップe〜f)。
Next, the
これにより、第2マット30および第3マット40を収納して4つ折りにして第1取手部101、102同士を合わせた介護マット10が得られる(ステップg)。
As a result, the
図22は、車椅子401に座った状態の利用者200の背中から両脇の下にかけて、図21に示す方法で4つ折りに畳んだ介護マット10を挟んだ状態を示している。図23は、利用者200の両脇左右に挟んだ第1取手部101、102を介助者301が利用者200の正面に立ち、左右それぞれの第1取手部101、102を持ち、介助者301の胸元まで引き付けて利用者200を立たせた状態を示している。図24は、利用者200を引き上げたままベッド400にゆっくりと座らせた状態を示している。
FIG. 22 shows a state in which the
従来の介護方法は、介助者が車椅子に乗った状態の利用者の正面に立ち、利用者の背中に介助者が両手を組んで引き上げ、立たせている。このような従来の介護方法では、場合によっては介助者の肌が利用者の皮膚に擦れて利用者の皮膚が剥がれたり、痛みも伴ったりする。本実施形態の介護マット10を使用することで、利用者と介助者とが直接に肌を合わせることもなくなり、利用者の皮膚が剥がれたり、痛みが伴ったりすることはない。
以上に述べたように、本実施形態の介護マット10を用いることで、施設介護だけでなく在宅介護においても、利用者200を、痛みを伴わず容易にベッド400から車椅子401やストレッチャーに移動させることができる。また、寝たきりの利用者に対しても容易に体位変換をさせることができ、床擦れ予防になる。介護マット10は柔らかいキルティング材を二重にして縫製していることから軽量でありかつ、丈夫である。
In the conventional care method, the caregiver stands in front of the user in a wheelchair, and the caregiver raises and stands on the back of the user with both hands folded. In such a conventional care method, in some cases, the caregiver's skin rubs against the user's skin, causing the user's skin to peel off or causing pain. By using the
As described above, by using the long-
また、本実施形態の介護マット10は、第1マット部20の幅Aが480mmであるため、利用者200の身体の下に入れ込み易いサイズでかつ、キルティング材の柔らかさも伴って違和感もない。従って、利用者200の身体の下に敷いたままでの利用が可能である。また、キルティング材は通気性も良く洗濯も可能であり、即乾性にも優れている。
Further, since the width A of the
このように、本実施形態の介護マット10は、キルティング材を素材としているため、
(1)通気性に優れ、柔らかくて軽く丈夫である。
(2)寝たきりの利用者にも違和感無く、布団やベッドに敷いたまま使用できる。
(3)洗濯が簡単で即乾性に優れ、清潔である。
(4)寝たきりの利用者に対して、起こす、体位を変える、ハンモックの様に持ち上げ、浮かせての移動、移乗が可能である。
(5)床擦れ防止に役立てることができる。
(6)四肢を動かせない利用者に対して両足を包み込むことにより、安全かつ、痛みを伴うことなく移動が可能である。
As described above, since the
(1) It has excellent breathability, is soft, light and durable.
(2) Even bedridden users can use it while laying it on a futon or bed without any discomfort.
(3) Easy to wash, quick-drying, and clean.
(4) For bedridden users, it is possible to wake up, change body position, lift like a hammock, float and move, and transfer.
(5) It can be useful for preventing floor rubbing.
(6) By wrapping both feet for a user who cannot move his or her limbs, it is possible to move safely and painlessly.
また、本実施形態の介護マット10は、第1マット部20の収納部50の中は空洞になっているため、第2マット部30および第3マット部40を簡単に収納することができる。用途によっては容易にコンパクト化することができる。
Further, since the
本実施形態の介護マット10は、第1マット部20、第2マット部30のキルティング材に、第1取手部101、102として手芸用カラーテープを合わせて縫製していることから、体重の重い利用者200にも安心して使用できる。
Since the
本実施形態の介護マット10は、今後、日本国のみならず諸外国においても実用可能である。さらに、在宅介護で利用者を自宅で介護する家庭や、病院、介護施設、介護福祉タクシー等、実用の範囲は広い。また、動物病院等、大型動物の移動にも使用できるものである。
The
本発明は、利用者に負担をかけずに利用者の介護を容易に行えるので、高齢者、傷害者だけでなく、動物などの介護マットに有効である。 Since the present invention can easily care for a user without imposing a burden on the user, it is effective not only for elderly people and injured persons but also for care mats for animals and the like.
10 介護マット
20 第1マット部
20A 表面部
20B 裏面部
21、31、41 上辺部
22、32、42 左辺部
23、33、43 右辺部
24、34、44 下辺部
30 第2マット部
40 第3マット部
50 収納部
70a〜70f 縫い合わせ部
101、102 第1取手部
103 第2取手部
110 開口部
121、122 結合部
123 第1マット結合部
200 利用者
201 胴体部
202 脚部
203 頭部
301、302、303 介助者
400 ベッド
401 車椅子
402 フットレスト
403 補助具
404 マチ(空間)
10
本発明の介護マットは、被介護者の胴体部が載置される縦長形状の第1マット部と、縦長形状の第1マット部の下部に結合され被介護者の脚部が載置される第2マット部と、第2マット部の下部に結合され被介護者の脚部を覆う第3マット部と、第1マット部の左右側部に設けられた第1取手部とを備え、第1マット部は、第2マット部および第3マット部を収納する収納部を有する。 In the nursing care mat of the present invention, a vertically long first mat portion on which the body portion of the care recipient is placed and a leg portion of the care recipient are placed on the lower portion of the vertically elongated first mat portion. It is provided with a second mat portion, a third mat portion that is connected to the lower part of the second mat portion and covers the leg portion of the care recipient, and a first handle portion provided on the left and right sides of the first mat portion . The 1 mat portion has a storage portion for accommodating the second mat portion and the third mat portion .
さらに詳細には、本発明の実施形態に係る介護マット10は、利用者200の頭部203の少なくとも一部および胴体部201(腰部および臀部を含む)を保持する第1マット部20、利用者200の脚部202を保持する第2マット部30、利用者200の脚部202を覆って保持する第3マット部40の3つのマット部から構成される。
第1マット部20の左右側部(長方形状の左辺部22および右辺部23)には、ループ状の紐などからなる、それぞれ2つずつ合計4つの取手部101、102を備える。第2マット部30の左右側部(左辺部32および右辺部33)にはそれぞれ1つずつ合計2つのU字形状の紐などの取手部103を備える。
More specifically,
The left and right side portions (rectangular
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