JP2021078614A - 遊技媒体管理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技媒体レス遊技機において遊技者の遊技意欲を高めることができる遊技媒体管理装置を提供すること。【解決手段】遊技媒体管理装置が、遊技機で行われた遊技による遊技媒体の増減についての情報を取得する取得部と、取得部で取得された情報に基づいて遊技者が所持している遊技媒体の総数を算出する算出部と、算出部で算出された遊技媒体の総数に基づいて遊技機の表示装置を介して演出を発生させる演出発生部とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、遊技媒体管理に関する。
特許文献1には、貯留部に貯留された遊技媒体が所定の貯留量に達しているかを検出する貯留量検出手段と、貯留量検出手段により所定の貯留量に達したことが検出されたことに基づいて状態報知演出とは異なる演出を実行する状態報知手段とを備える遊技機が開示されている。
特開2014−200589号公報
ところで、近年、「射幸性の抑制」または「出玉情報の管理が容易にする」ことを目的に、遊技球または遊技メダル等の物理的な遊技媒体ではなく、電子的な遊技媒体を使用して遊技が行われる「遊技媒体レス遊技機」の実現が検討されている。「遊技媒体レス遊技機」が主流となった場合、物理的な遊技媒体の増加による遊技の興趣を遊技者に提供できなくなり、遊技者の遊技意欲を低下させるおそれがある。
本発明は、遊技媒体レス遊技機において遊技者の遊技意欲を高めることができる遊技媒体管理装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様の遊技媒体管理装置は、
電子的な遊技媒体を用いて遊技が行われる遊技機に対して直接または間接に接続されて、遊技者が所持している前記遊技媒体の総数を表示可能な遊技媒体管理装置であって、
前記遊技機で行われた遊技による前記遊技媒体の増減についての第1情報を取得する取得部と、
前記取得部で取得された前記第1情報に基づいて、遊技者が所持している前記遊技媒体の総数を算出する算出部と、
前記算出部で算出された前記遊技媒体の総数に基づいて、前記遊技機の表示装置を介して演出を発生させる演出発生部と
を備える。
前記態様の遊技媒体管理装置によれば、遊技機で行われた遊技による遊技媒体の増減についての第1情報を取得する取得部と、取得部で取得された第1情報に基づいて遊技者が所持している遊技媒体の総数を算出する算出部と、算出部で算出された遊技媒体の総数に基づいて遊技機の表示装置を介して演出を発生させる演出発生部とを備えている。このような構成により、遊技媒体レス遊技機において遊技者の遊技意欲を高めることができる遊技媒体管理装置を実現できる。
本発明の一実施形態の遊技媒体管理装置1を示すブロック図。 図1の遊技媒体管理装置の演出発生処理を説明するためのフローチャート。
本発明の一実施形態の遊技媒体管理装置1は、図1に示すように、電子的な遊技媒体を用いて遊技が行われる遊技機10に対して直接または間接に接続されて、遊技者が所持している遊技媒体の総数を表示可能に構成されている。この実施形態では、遊技媒体の総数は、一例として、遊技機10の表示装置11を介して表示される。
遊技機10は、所謂、遊技媒体レス遊技機であれば、ぱちんこ遊技機または回胴式遊技機のいずれであってもよい。遊技媒体の増減は、遊技媒体が払い出された際および遊技媒体が使用された際に出力される各種信号に基づいて算出される。表示装置11は、遊技中の各種演出が表示される表示装置であってもよいし、遊技媒体の総数のみが表示される専用の表示装置であってもよい。
図1に示すように、遊技媒体管理装置1は、さらに、遊技機10に接続されて遊技媒体を貸し出す貸出装置20に対して直接または間接に接続されている。貸出装置20は、例えば、遊技機10に隣接して配置されている。
貸出装置20は、例えば、プリペイドカードまたは紙幣を投入可能に構成され、プリペイドカードまたは紙幣を投入することで、遊技媒体を遊技機10に電子的に移動させて、遊技媒体の貸出を行う。また、貸出装置20は、遊技機10に対して所定の精算操作を行うことで、遊技機10に貯留されている遊技媒体を貸出装置20に電子的に移動させて、遊技媒体の精算を行う。例えば、遊技媒体の精算は次のように行われる。遊技機10に設けられている精算ボタンが押されると、遊技機10に貯留されている遊技媒体が貸出装置20に移動する。遊技機10に貯留されている遊技媒体が貸出装置20に移動すると、移動した遊技媒体に関する情報が記録されたICカードが貸出装置20から遊技者に提供される。これにより、遊技媒体の精算が完了する。なお、ICカードは、遊技場の会員カードでもよいし、貸出装置20が新たに提供するカードでもよい。また、貸出装置20は、遊技媒体に関する情報が記録されたICカードに代えて、遊技媒体自体(例えば、遊技メダルまたは遊技球)を遊技者に払い出すように構成してもよい。
この実施形態では、遊技媒体管理装置1、遊技機10および貸出装置20は、相互に無線LANルータを介して直接通信可能に接続されている。
遊技媒体管理装置1は、例えば、演算等を行う処理装置(図示せず)を備え、図1に示すように、取得部2と、算出部3と、演出発生部4と、計測部5と、操作部6と、使用制限部7とを有している。取得部2、算出部3、演出発生部4、計測部5、操作部6および使用制限部7の各々は、例えば、処理装置が所定のプログラムを実行することにより実現される機能である。
取得部2は、遊技機10で行われた遊技による遊技媒体の増減についての第1情報を取得する。例えば、遊技機10が回胴式遊技機であった場合、第1情報は、1ゲーム毎に取得され、投入された遊技メダルの枚数に関する情報と、払い出された遊技メダルの枚数とに関する情報とを含む。
また、取得部2は、貸出装置20と遊技機10との間で行われる遊技媒体の移動についての第2情報と、貸出装置20と遊技機10との間で遊技媒体の移動が行われた日付についての第3情報とをさらに取得する。第2情報は、例えば、貸出装置20に紙幣等が投入され、遊技媒体が遊技者に貸し出されたときに取得され、貸し出された遊技媒体の数に関する情報を含む。第3情報は、例えば、遊技者が遊技を終了するときに獲得した遊技媒体を貸出装置20に移動させたときに取得され、遊技機10から貸出装置20に移動した遊技媒体の数に関する情報を含む。
なお、第1〜第3情報は、例えば、遊技媒体管理装置1に設けられた記憶装置(図示せず)に記憶されるように構成してもよいし、無線LANルータ等を介して無線通信可能なサーバ(図示せず)に記憶されるように構成してもよい。第1〜第3情報がサーバに記憶されるように構成した場合、遊技媒体管理装置1、遊技機10および貸出装置20は、相互にサーバを介して間接的に接続されてもよい。また、遊技媒体管理装置1を構成する各部の一部または全部をサーバに設けてもよい。さらに、遊技媒体管理装置1と、サーバに接続された貸出装置20とをLANケーブル等で直接的に接続し、貸出装置20を介して第1〜第3情報の入出力および記憶を行うように構成してもよい。
算出部3は、取得部2で取得された第1情報に基づいて、または、取得部2で取得された第1情報および第2情報に基づいて、遊技者が所持している遊技媒体の総数と、遊技機10に投入された遊技媒体の数と遊技機10から払い出された遊技媒体の数との差数とを算出する。遊技媒体の総数および差数は、例えば、遊技場の1日の営業時間内に遊技機10で遊技を行った遊技者に対して、個別に算出される。
演出発生部4は、算出部3で算出された遊技媒体の総数に基づいて、遊技機10の表示装置11を介して演出を発生させる。例えば、遊技機10が回胴式遊技機である場合の演出例を以下に示す。演出発生部4は、以下の演出例の一部または全部を発生可能に構成されている。
・遊技メダルの獲得枚数または差枚数が1000枚、2000枚に到達したときに、演出発生部4は、遊技機10の表示装置11に「1000枚突破」、「2000枚突破」を表示させる。
・遊技機10の表示装置11に表示されるキャラクターを遊技者が任意に設定できる場合、例えば、遊技メダルの獲得枚数または差枚数が1000枚、2000枚、3000枚を超える毎に、演出発生部4は、異なる種類のキャラクター、衣装、音声等を獲得可能な演出を発生させる。
・演出発生部4は、算出部3で算出された遊技媒体の総量に応じて、段階的に変化した演出を表示させる。例えば、遊技メダルの獲得枚数または差枚数が1000枚、2000枚、3000枚を超える毎に、演出発生部4は、成長したキャラクターまたは時間が経過した背景を表示させる。
・遊技機10から貸出装置20への遊技メダルの移動が行われた場合、演出発生部4は、第3情報すなわち、遊技媒体の移動が行われた日付を含む演出を発生させる。
・演出発生部4は、算出部3で算出された差枚数に基づいて、演出を変化させる。例えば、算出部3で算出された差枚数が遊技者にとってマイナスの場合、演出発生部4は、遊技機10の設定を示唆する演出を発生させる。また、算出部3で算出された差枚数が予め設定された閾値(例えば、マイナス2000枚)を超えた場合、演出発生部4は、差枚数がマイナス2000枚を超えたことを遊技者に報知する演出を発生させる。
・遊技機10に対して所定の精算操作が行われた場合、演出発生部4は、取得部2で算出された第3情報(すなわち、日付に関する情報)と、算出部3で算出された遊技メダルの総数とに基づいて、精算が行われた日付の表示と、遊技機10から貸出装置20に移動した遊技メダルの数の表示とを含む演出を発生させる。
・算出部3により算出された遊技メダルの総数および差数と、取得部2により取得された第1情報および第2情報とを比較してずれがあった場合、演出発生部4は、不正(所謂、ゴト行為)が行われている可能性があるとして、エラーが発生していることを報知する演出を発生させる。
・演出発生部4は、算出部3により算出された差枚数と、計測部5により計測された時間とに基づいて、演出を発生させる。例えば、算出部3で算出された差枚数が遊技者にとってマイナスである場合、演出発生部4は、計測部5で計測された時間から遊技場の営業終了までの時間を算出し、遊技機10のスペック、残り営業時間および現在の差枚数の各情報から、差枚数をゼロ以上にすることができるか否かを判定する。差枚数をゼロ以上にすることができないと判定された場合、演出発生部4は、差枚数をゼロ以上にすることができない旨を報知する演出を発生させる。なお、遊技機10のスペックは、例えば、予め取得部2で取得する。また、遊技場の営業時間は、例えば、操作部6を介して遊技場の管理者もしくはスタッフまたは遊技者が任意に設定できる。
・算出部3により算出された遊技メダルの総数が、1回の遊技に必要な遊技メダルの数(例えば、3枚)を下回っている場合、演出発生部4は、遊技ができないことを報知する演出を発生させる。
・算出部3により算出された遊技メダルの総数が、1回の遊技に必要な遊技メダルの数(例えば、3枚)を上回っているにも関わらず、貸出装置20から遊技機10に遊技メダルが移動してきた場合、演出発生部4は、遊技可能な遊技メダルが遊技機10に貯留されていることを報知する演出を発生させる。また、例えば、算出部3により算出された遊技メダルの総数が1回の遊技に必要な遊技メダルの数を上回っているにも関わらず、貸出装置20に対して遊技メダルの移動操作が行われた場合、遊技媒体管理装置1は、遊技メダルの移動を禁止して、演出発生部4が、遊技メダルの移動を禁止したことを報知する演出を発生させる。
計測部5は、時間を計測する。計測する時間は、例えば、日本標準時であってもよいし、遊技機10が設置されている遊技場の営業開始から経過した時間であってもよいし、遊技機10の電源が投入されたときから経過した時間であってもよい。
操作部6は、遊技機10の管理者(例えば、遊技機10が設置されている遊技場の管理責任者)または遊技者が操作可能に構成され、操作部6を操作することにより演出を変化させる条件を変更できる。例えば、算出部3で算出された差枚数がマイナス2000枚を超えた場合に、差枚数がマイナス2000枚を超えたことを遊技者に報知する演出が発生するように設定されているとする。この場合、操作部6を操作することで、マイナス2000枚をマイナス1000枚またはマイナス3000枚に変更することができる。
使用制限部7は、算出部3で算出された差数が、遊技者にとってマイナスである場合、遊技媒体の使用を制限または禁止する。使用制限部7による遊技媒体の使用の制限または禁止は、例えば、算出部3で算出された差数が予め設定された数(例えば、マイナス3000枚)に到達した場合に、行われる。具体的には、算出された差枚数が予め設定された閾値以上になると、使用制限部7は、遊技機10に対する遊技に関する操作の受付を禁止し、および/または、貸出装置20から遊技メダルの移動操作および貸出装置20に対する紙幣の投入操作を含む貸出装置20に対する貸出操作の受付を禁止する。
また、使用制限部7は、計測部5により計測された時間が、遊技者により設定された遊技場の営業時間に到達した場合、遊技機10における遊技を一時的に禁止する。遊技の禁止は、例えば、一定時間の経過で解除される、または、遊技場の管理者が特別な操作(例えば、設定値の変更操作)を行うことによって解除される。このように、遊技者が遊技場の営業時間を設定することで、遊技場の営業時間内の任意の時間に、遊技機10における遊技を強制的に終了させることができる。遊技が強制終了した遊技機10については、遊技者だけで遊技を再開することができないため、遊技者に自制を促して、遊技に対する過度の依存を抑制することができる。
なお、遊技場の管理者が特別な操作を行った場合であっても、閉店までの残り時間が所定時間以下(例えば、2時間以下)であった場合、遊技が再開されないようにすることもできる。また、悪戯防止の観点から、遊技者により設定可能な営業時間を所定時間以上(例えば、1時間以上)にすることもできる。設定される営業時間は、日本標準時であってもよいし、貸出装置20に対して遊技媒体の貸出操作が初めて行われたときから経過した時間(すなわち、遊技時間)であってもよい。閉店までの残り時間および遊技時間については、例えば、計測部5で計測される。
続いて、図2を参照して、遊技媒体管理装置1の演出発生処理について説明する。なお、以下に説明する制御は、遊技媒体管理装置1が所定のプログラムを実行することで実施される。
図2に示すように、遊技が開始されると、取得部2は、第1〜第3情報を取得する(ステップS1)。第1〜第3情報が取得されると、演出発生部4は、演出を発生させるか否かを判定する(ステップS2)。演出を発生させると判定された場合、演出発生部4は、取得部2で取得された第1〜第3情報に基づく演出を遊技機10の表示装置11に発生させる(ステップS3)。
ステップS2で演出を発生させないと判定された場合、また、ステップS3の後、演出発生部4は、遊技機10に対して精算操作が行われたか否かを判定する(ステップS4)。精算操作が行われたと判定された場合、演出発生部4は、精算操作を条件とする演出を遊技機10の表示装置11に発生させ(ステップS5)、演出発生処理を終了する。また、精算操作が行われていないと判定された場合、ステップS1に戻り、ステップS4にて精算操作が行われたと判定されるまで、ステップS1〜ステップS4を繰り返す。
本実施形態の遊技媒体管理装置1によれば、次のような効果を発揮できる。
遊技機10で行われた遊技による遊技媒体の増減についての第1情報を取得する取得部2と、取得部2で取得された第1情報に基づいて遊技者が所持している遊技媒体の総数を算出する算出部3と、算出部3で算出された遊技媒体の総数に基づいて遊技機10の表示装置11を介して演出を発生させる演出発生部4とを備えている。このような構成により、遊技媒体レス遊技機において遊技者の遊技意欲を高めることができる遊技媒体管理装置1を実現できる。
演出発生部4は、算出部3で算出された遊技媒体の総量に応じて、演出を段階的に変化させる。このような構成により、遊技媒体レス遊技機において遊技者の遊技意欲をより高めることができる。
遊技機10の管理者が操作することにより、演出を変化させる条件を変更可能な操作部6をさらに備える。このような構成により、貸出レートの異なる遊技場(例えば、1000円で50貸の遊技場と1000円で47貸の遊技場と)で、演出を変化させる条件を変更することができるので、各遊技場に応じた適切な演出を発生させることができる。その結果、遊技媒体レス遊技機において遊技者の遊技意欲をより高めることができる。
遊技媒体管理装置1が、遊技機10に接続されて遊技媒体の貸出および精算を行う貸出装置20に対して直接または間接に接続されている。取得部2は、貸出装置20と遊技機10との間で行われる遊技媒体の移動についての第2情報と、貸出装置20と遊技機10との間で遊技媒体の移動が行われた日付についての第3情報とをさらに取得する。算出部3は、第1情報および第2情報に基づいて、遊技者が所持している遊技媒体の総数を算出する。演出発生部4は、遊技機10から貸出装置20への遊技媒体の移動が行われた場合、第3情報を含む演出を発生させる。このような構成により、遊技媒体レス遊技機において遊技者の遊技意欲をより高めることができる。
算出部3は、取得部2で取得された第1情報および第2情報から、遊技機10に投入された遊技媒体の数と、遊技機10から払い出された遊技媒体の数との差数を算出し、演出発生部4は、算出部3で算出された差数に基づいて、演出を変化させる。このような構成により、遊技媒体レス遊技機において遊技者の遊技意欲をより高めることができる。
演出発生部4は、算出部3で算出された差数が遊技者にとってマイナスである場合、差数がマイナスであることを報知する演出を発生させる。このような構成により、遊技に対する過度の依存を抑制することができる。
演出発生部4は、取得部2で算出された第3情報と、算出部3で算出された遊技媒体の総数とに基づいて、演出を発生させる。このような構成により、遊技媒体レス遊技機において遊技者の遊技意欲をより高めることができる。
算出部3で算出された差数が遊技者にとって閾値以上マイナスである場合、遊技媒体の使用を制限または禁止する使用制限部7をさらに備える。このような構成により、例えば、算出された差枚数が閾値以上になると、貸出装置20から遊技機10への遊技媒体の移動操作、または、貸出装置20に対する紙幣の投入操作を禁止して、遊技に対する過度の依存を抑制することができる。
演出発生部4は、算出部3により算出された遊技媒体の総数および差数と、取得部2により取得された第1情報および第2情報とを比較してずれがあった場合、エラーが発生していることを報知する演出を発生させる。このような構成により、不正の発生をより迅速に発見することができる。
時間を計測する計測部5をさらに備え、演出発生部4は、算出部3により算出された差数と、計測部5により計測された時間とに基づいて、演出を発生させる。このような構成により、例えば、遊技機10のスペック、遊技場の残り営業時間および現在の差枚数の各情報から、差枚数をゼロ以上にすることができない場合にその旨を報知することで、遊技に対する過度の依存を抑制することができる。
演出発生部4は、算出部3により算出された遊技媒体の総数が、1回の遊技に必要な遊技媒体の数を下回っている場合、遊技ができないことを報知する演出を発生させる。このような構成により、遊技の利便性を向上させることができる。
本実施形態の遊技媒体管理装置1は、次のように構成することもできる。
遊技媒体管理装置1は、少なくとも遊技機10に対して直接または間接に接続されていればよく、貸出装置20に対して接続されていなくてもよい。
遊技媒体管理装置1、遊技機10および貸出装置20は、相互に有線で直接接続されていてもよいし、遊技媒体管理装置1を遊技機10または貸出装置20のいずれかと一体に設けてもよい。
遊技媒体管理装置1は、少なくとも、取得部2、算出部3および演出発生部4を備えていればよい。すなわち、計測部5、操作部6および使用制限部7の各部は、省略しても構わない。例えば、計測部5を省略する場合、取得部2がインターネット等を介して時間を取得するように構成してもよいし、取得部2、算出部3および演出発生部4のいずれかが計測部5を兼ねてもよい。
遊技媒体管理装置1に表示装置を設け、この表示装置を介して遊技媒体の総数を表示するように構成してもよい。この場合、演出発生部4は、遊技媒体管理装置1の表示装置および遊技機10の表示装置11のいずれか一方のみを介して演出を発生させてもよいし、遊技媒体管理装置1の表示装置および遊技機10の表示装置11の両方を介して演出を発生させてもよい。
第2情報の取得は、貸出装置20に紙幣が投入されたときでもよいし、遊技媒体が遊技者に貸し出されたとき(言い換えると、貸出装置20から遊技機10に電子的な遊技媒体が移動したとき)でもよい。
使用制限部7は、例えば、遊技場の会員カードから遊技機10で遊技している遊技者を特定可能に構成することができる。この場合、遊技者毎に差枚数を算出して、遊技媒体の使用を制限または禁止することができる。遊技者の特定は、遊技場の会員カードに限らず、マイナンバーカード、免許証、保険証等、身分証明が可能な手段の1つを用いてもよいし、または、これらの手段の複数を連携して用いてもよい。
遊技媒体管理装置1は、遊技機10で遊技している遊技者を撮像する撮像部と、撮像部で撮像された画像から遊技機10で遊技している遊技者の顔を認識する顔認識部とをさらに備えることができる。この場合、例えば、お金を使いすぎている(言い換えると、負けすぎている)遊技者の情報を複数の遊技場とクラウドで共有して、遊技場を変更したとしても、貸出装置20に対する紙幣の投入操作を禁止したり、遊技媒体の貸出を禁止したりすることができる。これにより、遊技に対する過度の依存をより確実に抑制することができる。
演出発生部4が発生させる演出に、遊技機10の表示装置11に遊技場の名前、および/または、遊技者の名前を表示させる演出を含むこともできる。これらの演出に表示される名前は、例えば、操作部6を操作することで入力される。
算出部3は、少なくとも、第1情報に基づいて、遊技媒体の総数を算出できればよい。
前述の通り、本発明の技術的思想は、回胴式遊技機に限らず、ぱちんこ遊技機にも適用できる。
1つの遊技媒体管理装置1に対して複数の遊技機10を接続してもよい。
遊技媒体管理装置1は、ソフトウェアと協働して所定の機能を実行する処理装置に代えて、ハードウェアのみで所定の機能を実現するように専用に設計されているFPGA(field-programmable gate array)、または、ASIC(application specific integrated circuit)を有することもできる。
なお、前記様々な実施形態または変形例のうちの任意の実施形態または変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせまたは実施例同士の組み合わせまたは実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態または実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
1 遊技媒体管理装置
2 取得部
3 算出部
4 演出発生部
5 計測部
6 操作部
7 使用制限部
10 遊技機
11 表示装置
20 貸出装置

Claims (12)

  1. 電子的な遊技媒体を用いて遊技が行われる遊技機に対して直接または間接に接続されて、遊技者が所持している前記遊技媒体の総数を表示可能な遊技媒体管理装置であって、
    前記遊技機で行われた遊技による前記遊技媒体の増減についての第1情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得された前記第1情報に基づいて、遊技者が所持している前記遊技媒体の総数を算出する算出部と、
    前記算出部で算出された前記遊技媒体の総数に基づいて、前記遊技機の表示装置を介して演出を発生させる演出発生部と
    を備える、遊技媒体管理装置。
  2. 前記演出発生部は、
    前記算出部で算出された前記遊技媒体の総量に応じて、前記演出を段階的に変化させる、請求項1の遊技媒体管理装置。
  3. 前記遊技機の管理者または遊技者が操作することにより、前記演出を変化させる条件を変更可能な操作部をさらに備える、請求項1または2の遊技媒体管理装置。
  4. 前記遊技機に接続されて前記遊技媒体の貸出および精算を行う貸出装置に対して直接または間接に接続され、
    前記取得部は、
    前記貸出装置と前記遊技機との間で行われる前記遊技媒体の移動についての第2情報と、前記貸出装置と前記遊技機との間で前記遊技媒体の移動が行われた日付についての第3情報とをさらに取得し、
    前記算出部は、
    前記第1情報および前記第2情報に基づいて、遊技者が所持している前記遊技媒体の総数を算出し、
    前記演出発生部は、
    前記遊技機から前記貸出装置への前記遊技媒体の移動が行われた場合、前記第3情報を含む前記演出を発生させる、請求項1から3のいずれか1つの遊技媒体管理装置。
  5. 前記遊技機に接続されて前記遊技媒体の貸出および精算を行う貸出装置に対して直接または間接に接続され、
    前記取得部は、
    前記貸出装置と前記遊技機との間で行われる前記遊技媒体の移動についての第2情報をさらに取得し、
    前記算出部は、
    前記取得部で取得された前記第1情報および前記第2情報から、前記遊技機に投入された前記遊技媒体の数と、前記遊技機から払い出された前記遊技媒体の数との差数を算出し、
    前記演出発生部は、
    前記算出部で算出された前記差数に基づいて、前記演出を変化させる、請求項1から4のいずれか1つの遊技媒体管理装置。
  6. 前記演出発生部は、
    前記算出部で算出された前記差数が、遊技者にとってマイナスである場合、前記差数がマイナスであることを報知する前記演出を発生させる、請求項5の遊技媒体管理装置。
  7. 前記算出部で算出された前記差数が、遊技者にとって閾値以上マイナスである場合、前記遊技媒体の使用を制限または禁止する使用制限部をさらに備える、請求項5または6の遊技媒体管理装置。
  8. 前記演出発生部は、
    前記算出部により算出された前記遊技媒体の総数および前記差数と、前記取得部により取得された前記第1情報および前記第2情報とを比較してずれがあった場合、エラーが発生していることを報知する前記演出を発生させる、請求項5から7のいずれか1つの遊技媒体管理装置。
  9. 時間を計測する計測部をさらに備え、
    前記演出発生部は、
    前記算出部により算出された前記差数と、前記計測部により計測された前記時間とに基づいて、前記演出を発生させる、請求項5から8のいずれか1つの遊技媒体管理装置。
  10. 前記遊技機に接続されて前記遊技媒体の貸出および精算を行う貸出装置に対して直接または間接に接続され、
    前記取得部は、
    前記貸出装置と前記遊技機との間で前記遊技媒体の移動が行われた日付についての第3情報をさらに取得し、
    前記演出発生部は、
    前記取得部で算出された前記第3情報と、前記算出部で算出された前記遊技媒体の総数とに基づいて、前記演出を発生させる、請求項1から9のいずれか1つの遊技媒体管理装置。
  11. 前記演出発生部は、
    前記算出部により算出された前記遊技媒体の総数が、1回の遊技に必要な前記遊技媒体の数を下回っている場合、遊技ができないことを報知する前記演出を発生させる、請求項1から10のいずれか1つの遊技媒体管理装置。
  12. 前記遊技機で遊技している遊技者を撮像する撮像部と、
    前記撮像部で撮像された画像から前記遊技機で遊技している遊技者の顔を認識する顔認識部と
    をさらに備える、請求項1から11のいずれか1つの遊技媒体管理装置。
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