JP2021068067A - マッピングルール作成支援装置及び方法 - Google Patents

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夏樹 塚野
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【課題】マッピングルールの作成作業の作業負担を低減させ得るマッピングルール作成支援装置及び方法を提案する。【解決手段】複数のAPI(Application Programming Interface)の各データ項目と、各APIを統合した共通APIの各データ項目とのマッピングルールの作成を支援するマッピングルール作成支援装置及び当該マッピングルール作成支援装置において実行されるマッピングルール作成支援方法であって、新たなマッピングルールを推定してマッピングルール候補として提示し、提示したマッピングルール候補に対してユーザにより入力された当該マッピングルール候補の修正を受け付け、受け付けたマッピングルールの修正内容に基づいて、他のマッピングルールの修正案を作成して提示するようにした。【選択図】 図13

Description

本発明はマッピングルール作成支援装置及び方法に関し、特に、複数のAPI(Application Programming Interface)の各データ項目と、これら複数のAPIを統合した共通APIの各データ項目とのマッピングのルール(以下、これをマッピングルールと呼ぶ)の作成を支援するAPIマッピングルール作成支援装置に適用して好適なものである。
近年、インターネット上では、通信販売やSNS(Social Network Service)などの様々なサービスが提供されている。そして、この種のサービスを提供している企業の一部は、かかるサービスを提供するウェブアプリケーション(以下、これを単にアプリケーションと呼ぶ)に対するウェブAPI(以下、これを単にAPIと呼ぶ)を提供している。
APIは、アプリケーションが提供する機能を外部の別のアプリケーションから呼び出して利用するための規則であり、このAPIを利用することによって、そのAPIに対応するアプリケーションと連携するクライアントアプリケーションの開発が可能となる。
また、例えば各地方自治体が提供するAPIを利用して全国版のクライアントアプリケーションを作成するなど、複数のAPIを利用することにより、クライアントアプリケーションの利便性を向上させることができる。
しかしながら、個々のAPI(以下、これを個別APIと呼ぶ)は、互換性などが考慮されることなくそれぞれ独自の仕様で作成されるため、それぞれリクエスト方法やレスポンスのデータ項目などの仕様が異なっている。
このため複数の個別APIを利用するためには、これら個別APIごとのリクエストの方法やレスポンスのデータ項目などの仕様をそれぞれ理解する必要があり、各個別APIにそれぞれ対応したクライアントアプリケーションをクライアントに実装するために多くの労力と時間を要する問題がある。
このような問題を解決する手段として、例えば特許文献1には、個別APIを他のAPIの規定に合わせたAPIに変換するためのAPIマッピングルールを類似度に基づいて自動生成することにより、APIマッピングルールの作成を容易化させ得る方法が提案されている。
特許第6457903号明細書
ところで、かかる特許文献1に開示された方法を利用することによって、かかるAPIマッピングルールを自動作成することは可能であるものの、最終的には作成されたAPIマッピングルールが適切であるか否かを人手により確認し、必要に応じてマッピングルールを修正する作業が必須となる。
この際、修正箇所が多いと、その分より多くの時間及び労力を要することになる。従って、APIマッピングルールを自動作成する段階で最終的に修正される箇所の発生を抑制することができれば、人手による修正作業に要する時間や労力を削減でき、その分、APIマッピングルールの作成作業の負荷を低減させ得るものと考えられる。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、マッピングルールの作成作業の作業負担を低減させ得るマッピングルール作成支援装置及び方法を提案しようとするものである。
かかる課題を解決するため本発明においては、複数のAPI(Application Programming Interface)の各データ項目と、各前記APIを統合した共通APIの各データ項目とのマッピングのルールでなるマッピングルールの作成を支援するマッピングルール作成支援装置において、新たな前記マッピングルールを推定してマッピングルール候補として提示するマッピングルール候補提示部と、前記マッピングルール候補提示部により提示された前記マッピングルール候補に対してユーザにより入力された当該マッピングルール候補の修正を受け付けるマッピングルール修正入力部と、前記マッピングルール修正入力部が受け付けた前記マッピングルールの修正内容に基づいて、他の前記マッピングルールの修正案を作成して提示するマッピングルール修正案提示部とを設けるようにした。
また本発明においては、複数のAPI(Application Programming Interface)の各データ項目と、各前記APIを統合した共通APIの各データ項目とのマッピングのルールでなるマッピングルールの作成を支援するマッピングルール作成支援装置において実行されるマッピングルール作成支援方法であって、新たな前記マッピングルールを推定してマッピングルール候補として提示する第1のステップと、提示した前記マッピングルール候補に対してユーザにより入力された当該マッピングルール候補の修正を受け付ける第2のステップと、受け付けた前記マッピングルールの修正内容に基づいて、他の前記マッピングルールの修正案を作成して提示する第3のステップとを設けるようにした。
本発明のマッピングルール作成支援装置及び方法によれば、ユーザは提示されたマッピングルールの修正案を採用するか又は却下するかを判断するだけで必要なマッピングルールの修正を行うことができるため、マッピングルールの修正に要する労力や時間を低減させることができる。
本発明によれば、マッピングルールの作成作業の作業負担を低減させ得るマッピングルール作成支援装置及び方法を実現できる。
API統合システムの構成例を示すブロック図である。 第1及び第2の実施の形態によるAPIマッピングルール作成支援装置の全体構成を示すブロック図である。 第1及び第2の実施の形態によるAPIマッピングルール作成支援装置の論理構成を示すブロック図である。 共通API定義及び個別API定義のデータ構造の説明に供する図である。 共通API呼出し履歴及び個別API呼出し履歴のデータ構造の説明に供する図である。 APIマッピングルールのデータ構造の説明に供する図である。 APIマッピングルール修正履歴のデータ構造の説明に供する図である。 APIマッピングルール候補提示部の説明に供するブロック図である。 APIマッピングルール修正入力部の説明に供するブロック図である。 APIマッピングルール修正案提示部の説明に供するブロック図である。 APIマッピングルール出力部の説明に供するブロック図である。 APIマッピングルール候補一覧画面を示す図である。 APIマッピングルール候補一覧画面を示す図である。 APIマッピングルール候補提示処理の処理手順を示すフローチャートである。 第2の実施の形態の説明に供する図である。 第2の実施の形態によるAPIマッピングルール修正案提示処理の処理手順を示すフローチャートである。
以下図面について、本発明の一実施の形態を詳述する。
(1)第1の実施の形態
(1−1)API統合システム
図1は、複数の外部サーバ2がそれぞれ個別に提供する個別API3を統合した共通API4をAPIゲートウェイ5がクライアント6に提供するAPI統合システム1の構成例を示す。
このAPI統合システム1では、ウェブ上の各外部サーバ2がそれぞれ提供するウェブサービスを享受するための個別API3と、これら個別APIを統合した共通API4とのマッピング情報であるAPIマッピングルール7をAPIゲートウェイ5が管理している。
そしてAPIゲートウェイ5は、クライアント6のクライアントアプリケーション8から送信されてきた共通API4の様式に従ったリクエストを、かかるAPIマッピングルール7を参照して、対応する外部サーバ2の個別API3の仕様に変換してその外部サーバ2に転送する。
またAPIゲートウェイ5は、かかるリクエストに応じてその外部サーバ2から送信されてきたかかる個別API3の仕様に従ったレスポンスを、APIマッピングルール7を参照して、共通API4の仕様に変換してクライアント6に転送する。
(1−2)第1の実施の形態
(1−2−1)本実施の形態によるAPIマッピングルール作成支援装置の構成
図2は、本実施の形態によるAPIマッピングルール作成支援装置10の物理構成を示す。このAPIマッピングルール作成支援装置10は、図1について上述したAPIマッピングルール7の作成を支援するコンピュータ装置であり、CPU(Central Processing Unit)11、主記憶装置12、補助記憶装置13、通信装置14、入力装置15及び表示装置16を備えた汎用のサーバ装置から構成される。
CPU11は、APIマッピングルール作成支援装置10全体の動作制御を司るプロセッサである。また主記憶装置12は、例えば揮発性の半導体メモリから構成され、CPU11のワークメモリとして利用される。主記憶装置12には、APIマッピングルール作成支援装置10の起動時等に補助記憶装置13からロードされた後述のAPIマッピングルール作成プログラム17が格納される。
補助記憶装置13は、例えば、ハードディスク装置やSSD(Solid State Drive)又はフラッシュメモリなどの不揮発性の大容量の記憶装置から構成され、各種プログラムや各種データが格納される。後述するデータベース18も補助記憶装置13に格納されて保持される。また通信装置14は、NIC(Network Interface Card)などから構成され、ネットワークを介した外部機器との通信時におけるプロトコル制御を行う。
入力装置15は、例えばマウスやキーボード及び又はタッチパネルなどから構成され、ユーザが所望する指示や情報を入力するために利用される。また表示装置16は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどから構成され、必要な画面や情報を表示するために利用される。
図3は、本実施の形態によるAPIマッピングルール作成支援装置10の論理構成を示す。この図3に示すように、APIマッピングルール作成支援装置10は、データベース18及びPIマッピングルール作成部20を備えて構成される。
データベース18には、共通API定義30、個別API定義31、共通API呼出し履歴32、個別API呼出し履歴33、APIマッピングルール修正履歴34及びAPIマッピングルール35の各情報が格納される。
共通API定義30は、図1について上述した共通API4の定義情報であり、個別API定義31は、各外部サーバ2(図1)からそれぞれ取得した各個別API3(図1)の定義情報である。共通API定義30及び個別API定義31のデータ構造の一例を図4に示す。
この図4に示すように、1つのAPI(共通API及び個別API)は、1つのURL(Uniform Resource Locator)をもち、そのURLは複数のエンドポイントをもつ。また1つのエンドポイントには、そのエンドポイントが返すレスポンスのデータ構造の定義をもつ。レスポンスのデータ構造は、基本的にツリー構造である。さらに各エンドポイントは、それぞれ1又は複数のデータ項目をもつ。
例えば、図4では、APIが「https://api-url」というURLをもち、そのURLが「endpoint1」、「endpoint2」、……というエンドポイントをもつことが示されている。また図4では、「endpoint1」が「spots/name/name1/spoken」、「spots/name/name1/written」、「spots/place/coordinates/latitude」、「spots/place/coordinates/longitude」及び「spots/place/phone」という5つのデータ項目をもつことが示されている。
なお共通API定義30及び個別API定義31の各情報は、ユーザの手作業によりデータベース18に格納するようにしてもよく、また本APIマッピングルール作成支援装置10がウェブ上の各外部サーバ2(図1)からそれぞれ収集してデータベース18に格納するようにしてもよい。
共通API呼出し履歴32及び個別API呼出し履歴33は、共通API4や個別API3の各データ項目と、当該データ項目に対して実際に呼び出された実データとの対応関係を表す履歴情報である。共通API呼出し履歴32及び個別API呼出し履歴33のデータ構造の一例を図5に示す。
この図5に示すように、1つのAPI呼出し履歴(共通API呼出し履歴32又は個別API呼出し履歴33)40は、API定義(共通API定義30又は個別API定義31)の各データ項目にそれぞれ対応する実データをもつ。この図5の例では、「履歴1」については、「spots/name/name1/spoken」というデータ項目に対して「カンコウチA」という実データをもち、「spots/name/name1/written」というデータ項目に対して「観光地A」という実データをもつことが示されている。また図5の例の場合、「履歴2」については、「spots/name/name1/spoken」というデータ項目に対して「カンコウチB」という実データをもち、「spots/name/name1/written」というデータ項目に対して「観光地B」という実データをもつことが示されている。
なお共通API呼出し履歴32及び個別API呼出し履歴33の各情報は、ユーザが手動でデータベース18に格納するようにしてもよく、また実働するAPIゲートウェイ5(図1)が蓄積する履歴を取得してデータベース18に格納するようにしてよい。実働するAPIゲートウェイ5を利用する場合、データ量が増えるほどマッピングルール作成部20の精度が高まるという利点がある。
APIマッピングルール35は、共通API4(図1)のエンドポイントのデータ項目と、個別API3(図1)のエンドポイントのデータ項目との対応関係を規定したルールである。
図6は、このようなAPIマッピングルール35のデータ構造の一例を示す。この図6に示すように、1つのAPIマッピングルール35は、共通API4のURL(「https://common-api」)、エンドポイント(「endpoint1」)及びレスポンスのデータの1つと、個別API3のURL(「https://individual-api」)、エンドポイント(「endpoint1」)及びレスポンスのデータの1つとのペアをもつ。図6の例では、共通API4の「エンドポイント1」の1つのデータ項目である「spots/name/name1/written」と、個別API3の「エンドポイント1」の1つのデータ項目である「facility/name/textual_expression」とが対応付けられている(マッピングされている)ことが示されている。
APIマッピングルール修正履歴34は、APIマッピングルール候補提示部21が提示した新たなAPIマッピングルールの候補(以下、これをAPIマッピングルール候補と呼ぶ)に対するユーザの修正履歴を表す情報である。後述のように、本APIマッピングルール作成支援装置10の場合、データベース18に格納された共通API定義30や個別API定義31などの各情報に基づいてAPIマッピングルール候補提示部21が新たなAPIマッピングルールを推定し、これをAPIマッピングルール候補としてユーザに提案する。APIマッピングルール修正履歴34は、このように提案されたAPIマッピングルール候補に対してユーザにより行われた修正内容を表す情報である。
図7は、このようなAPIマッピングルール修正履歴34のデータ構造の一例を示す。この図7に示すように、1つのAPIマッピングルール修正履歴34は、APIマッピングルール35と同様のデータのペアを2つもつ。1つは修正前の間違ったAPIマッピングルール(図7の「Wrong Mapping」であり、より具体的にはAPIマッピングルール候補提示部21により提示されたAPIマッピングルール候補)であり、もう1つは修正後の正しいAPIマッピングルール(図7の「Correct Mapping」であり、より具体的にはユーザにより修正されて新たなAPIマッピングルールとして採用されたかかるAPIマッピングルール候補)である。
この図7の例では、間違ったAPIマッピングルール候補である、共通API4の「エンドポイント1」の「spots/name/name1/written」というデータ項目と、個別API3の「エンドポイント1」の「facility/address/textual_expression」というデータ項目とのマッピングが、正しいAPIマッピングルールである、共通API4の「エンドポイント1」の「spots/name/name1/written」というデータ項目と、個別API3の「エンドポイント1」の「facility/name/textual_expression」というデータ項目とのマッピングに修正されたことを示している。
一方、APIマッピングルール作成部20は、主記憶装置12(図2)にロードしたAPIマッピングルール作成プログラム17(図2)をCPU11(図2)が実行することにより具現化される機能部であり、図3に示すように、APIマッピングルール候補提示部21、APIマッピングルール修正入力部22、APIマッピングルール修正案提示部23及びAPIマッピングルール出力部24を備えて構成される。
APIマッピングルール候補提示部21は、データベース18に格納されている各種情報に基づいて新たなAPIマッピングルール35を推定し、これをAPIマッピングルール候補としてユーザに提示する機能を有する機能部である。
実際上、APIマッピングルール候補提示部21は、図8に示すように、データベース18に格納された共通API定義30、個別API定義31、共通API呼出し履歴32、個別API呼出し履歴33及びAPIマッピングルール修正履歴34の各情報に基づいて、ルールベース又は機械学習技術を利用して新たなAPIマッピングルールを推定する。またAPIマッピングルール候補提示部21は、推定した新たなAPIマッピングルールをAPIマッピングルール候補として掲載した図12について後述するAPIマッピングルール候補一覧画面50を作成し、これを表示装置16(図2)に表示する。
なお、新たなAPIマッピングルール(APIマッピングルール候補)の推定方法としては、以下の方法を適用することができる。
まず、共通API定義30及び個別API定義31の各情報を用いて、マッピングされている共通API4のデータ項目の名称(以下、これを項目名と呼ぶ)及び各個別API3のデータ項目の項目名の類似度や、共通API及び各個別APIのデータ構造の類似度をそれぞれ算出する。また、共通API呼出し履歴32及び個別API呼出し履歴33を用いて、マッピングされている共通API4及び個別API3の各データ項目の実データの値同士の類似度を算出する。類似度の算出方法としては、編集距離やコサイン類似度を用いた文字列としての類似度の算出手法や、同義語辞書、Word2Vecなどを用いた意味的な類似度の算出手法を適用することができる。
そして、これらの算出結果に基づき、マッピングされるべき共通APIのデータ項目と、個別APIのデータ項目との各上記類似度の範囲を機械学習し、学習結果に基づいて新たなAPIマッピングルールの候補であるAPIマッピングルール候補を推定する。この際、推定したAPIマッピングルール候補に対して、そのAPIマッピングルール候補が妥当であるかの判断材料を付加することも可能である。このような判断材料としては、算出された類似度や、機械学習の際に算出したスコア等が考えられる。
APIマッピングルール修正入力部22は、図9に示すように、表示装置16に表示された各APIマッピングルール候補に対してユーザにより入力されたその修正案を受け付ける機能を有する機能部である。APIマッピングルール修正入力部22は、入力装置15を介してユーザによるAPIマッピングルール候補の修正案の採用を受け付けた場合、その修正内容をAPIマッピングルール修正履歴34としてデータベース18に登録する。
APIマッピングルール修正案提示部23は、図10に示すように、データベース18に格納された共通API定義30、個別API定義31、共通API呼出し履歴32、個別API呼出し履歴33及びAPIマッピングルール修正履歴34の各情報に基づいて、データベース18に登録されている既存のAPIマッピングルール35の修正案をそれぞれ推定し、推定したこれらの修正案を表示装置16に表示する機能を有する機能部である。
なお、既存のAPIマッピングルールの修正案の推定方法としては、APIマッピングルール候補提示部21が新たなAPIマッピングルール(APIマッピングルール候補)を推定するときと同様の推定方法を利用し、APIマッピングルール修正履歴34の更新分の共通APIのデータ項目と、これとマッピングされた個別APIのデータ項目との間における上述の類似度を機械学習し、学習結果に基づいて既存のAPIマッピングルール35の修正案をそれぞれ推定する方法を適用することができる。なお、かかる機械学習の際にAPIマッピングルール修正履歴34の更新分の共通APIのデータ項目と、これとマッピングされた個別APIのデータ項目との間における上述の類似度に大きく重み付けすることにより反映の度合いを大きくするようにしてもよい。
APIマッピングルール出力部24は、採用されたAPIマッピングルール候補を新たなAPIマッピングルール35としてデータベース18に追加登録したり、修正後のAPIマッピングルール35をデータベース18に新規登録又は上書き登録する機能を有する機能部である。実際上、APIマッピングルール出力部24は、図11に示すように、かかるAPIマッピングルール候補一覧画面50を用いてユーザにより採用が指示されたAPIマッピングルール候補や、修正後のAPIマッピングルール35をデータベース18に登録する。
(1−3)APIマッピングルール候補一覧画面の構成
図12は、APIマッピングルール候補提示部21により表示装置16に表示される上述のAPIマッピングルール候補一覧画面50の構成例を示す。このAPIマッピングルール候補一覧画面50は、APIマッピングルール候補提示部21により推定された新たなAPIマッピングルール(APIマッピングルール候補)をユーザに提示するための画面であり、APIマッピングルール候補一覧51と、修正案提示ボタン52及び完了ボタン53とを備える。
APIマッピングルール候補一覧51は、共通API欄51A、個別API欄51B及び可否入力欄51Cを備えて構成される。そして共通API欄51Aには、APIマッピングルール候補提示部21により作成されたAPIマッピングルール候補における共通API4(図1)のエンドポイントのデータ項目が格納され、同じ行の個別API欄51Bには、そのデータ項目にマッピングすべき個別API3(図1)のエンドポイントのデータ項目が格納される。
また各行の可否入力欄51Cには、それぞれ「可」という文字に対応付けられた第1のトグルボタン51CAと、「否」という文字に対応付けられた第2のトグルボタン51CBが表示される。これら第1及び第2のトグルボタン51CA,51CBは、クリックによりいずれか一方のみをオン状態に設定可能なボタンである。
そしてユーザは、同じ行の共通API欄51Aに格納された共通API4のデータ項目と、その行の個別API欄51Bに格納された個別API3のデータ項目とをマッピングするAPIマッピングルール候補を新たなAPIマッピングルールとして採用する場合には、第1のトグルボタン51CAをクリックしてオン状態に設定し、かかるAPIマッピングルール候補を新たなAPIマッピングルールとして採用しない場合には、第2のトグルボタン51CBをクリックしてオン状態に設定するようにする。
そしてAPIマッピングルール候補一覧画面50では、上述のように対応する第1又は第2のトグルボタン51CA,51CBをオン状態に設定するようにしてマッピングルール候補一覧51に掲載された各APIマッピングルール候補の採用/却下をそれぞれ指定した後、完了ボタン53をクリックすることによって、第1のトグルボタン51CAがオン状態に設定された各APIマッピングルール候補を新たなAPIマッピングルールとして採用することができる。このとき採用された各APIマッピングルール候補がAPIマッピングルール出力部24により新たなAPIマッピングルール35としてデータベース18に登録される。
またAPIマッピングルール候補一覧画面50では、マッピングルール候補一覧51の最下段の共通API欄51A及び個別API欄51Bが空欄となっており、ユーザが入力装置15を操作してかかる最下段の共通API欄51A及び個別API欄51Bにそれぞれ所望する共通APIのデータ項目や個別APIのデータ項目を入力することにより、所望するAPIマッピングルール候補を手動でマッピングルール候補一覧51に登録することができる。これによりユーザは、マッピングルール候補一覧51で採用を却下したAPIマッピングルール候補(可否入力欄51Cで第2のトグルスイッチ51CBがオン状態に設定されたAPIマッピングルール候補)の修正案をマッピングルール候補一覧51に追加することができる。
この場合、ユーザにより追加されたAPIマッピングルール候補は採用の可否をユーザが判断する必要がないため(常に採用となるため)、そのAPIマッピングルール候補に対応する行の可否入力欄51Cには、第1及び第2のトグルボタン51CA,51CBが表示されず、「追加」という文字列が表示される。
そして、このようにユーザによりAPIマッピングルール候補がAPIマッピングルール候補一覧51に追加された場合、その後、完了ボタン53がクリックされた段階で、ユーザにより追加されたそのAPIマッピングルール候補(以下、これをユーザ追加APIマッピングルール候補と呼ぶ)がAPIマッピングルール出力部24により新たなAPIマッピングルール35としてデータベース18に登録される。
また、この場合、APIマッピングルール修正入力部22により、マッピングルール候補一覧51で採用が却下された各APIマッピングルール候補の共通APIのデータ項目及び個別APIのデータ項目と、ユーザ追加APIマッピングルール候補の共通APIのデータ項目及び個別APIのデータ項目とがそれぞれ比較される。
そして、かかる比較の結果、APIマッピングルール候補一覧51において採用が却下されたAPIマッピングルール候補のうち、ユーザ追加APIマッピングルール候補と共通APIのデータ項目及び個別APIのデータ項目のいずれか一方が一致するAPIマッピングルール候補が検出された場合、そのユーザ追加APIマッピングルール候補をそのAPIマッピングルール候補の修正結果とするAPIマッピングルール修正履歴34がAPIマッピングルール修正入力部22により生成されてデータベース18に登録される。
一方、APIマッピングルール候補一覧画面50では、上述のようにAPIマッピングルール候補一覧51に掲載されたAPIマッピングルール候補の修正案(ユーザ追加APIマッピングルール)をユーザがAPIマッピングルール候補一覧51に追加した後、修正案提示ボタン52をクリックすることによって、図13に示すようなAPIマッピングルール修正案一覧54をAPIマッピングルール候補一覧51の下側に表示させることができる。
このAPIマッピングルール修正案一覧54は、APIマッピングルール候補一覧51と同様の構成を有する。そしてAPIマッピングルール修正案一覧54には、APIマッピングルール修正履歴34の更新分を機械学習した学習結果に基づいてAPIマッピングルール修正案提示部23により判定された、既存のAPIマッピングルール35のうちの修正すべきAPIマッピングルール35の修正案が掲載される。
具体的に、APIマッピングルール修正案一覧54では、データベース18に登録されている既存のAPIマッピングルール35のうち、APIマッピングルール修正案提示部23により修正すべきと判定されたAPIマッピングルール35における共通API4のエンドポイントのデータ項目が共通API欄54Aに格納され、そのデータ項目とマッピングされている個別API3のデータ項目が個別API欄54Bに格納される。
またAPIマッピングルール修正案一覧54では、掲載された各APIマッピングルール候補の修正案の採用/却下を、対応する行の可否入力欄54Cに表示された第1又は第2のトグルボタン54CA,54CBを用いてAPIマッピングルール候補一覧51と同様に指定することができる。
そしてAPIマッピングルール候補一覧画面50では、APIマッピングルール修正案一覧54において採用が却下されたAPIマッピングルール候補の修正案(その行の可否入力欄54Cにおいて第2のトグルボタン54CBがオン状態に設定されている修正案)が存在する場合、図12の修正案提示ボタン52に代えて図13のように表示された修正案再提示ボタン55をクリックすることによって、そのAPIマッピングルール候補の修正案に代えて、当該修正案のさらなる修正案をAPIマッピングルール修正案一覧54に表示させることができる。
このようにして、ユーザは、APIマッピングルール候補一覧画面50のAPIマッピングルール修正案一覧54に掲載されたAPIマッピングルール候補の修正案が適切でないと判断した場合には修正案再提示ボタン55をクリックすることによって、その修正案が適切な修正案となるまで繰り返し変更させることができる。
そしてAPIマッピングルール候補一覧画面50では、上述のように対応する第1又は第2のトグルボタン54CA,54CBをオン状態に設定するようにしてAPIマッピングルール修正案一覧54に掲載された各APIマッピングルール候補の修正案の採用/却下を指定した後に、完了ボタン53をクリックすることによって、APIマッピングルール候補一覧51において採用が指定されたAPIマッピングルール候補に加えて、そのときAPIマッピングルール修正案一覧54に掲載されている各APIマッピングルール候補の修正案のうちの採用が指定された修正案を、元のAPIマッピングルール35に代えて新たなAPIマッピングルール35として設定することができる。このとき設定された新たなAPIマッピングルール35がAPIマッピングルール出力部24によりデータベース18に登録される。
(1−4)APIマッピングルール作成支援装置において実行される各種処理
(1−4−1)APIマッピングルール候補提示部の処理
図14は、APIマッピングルール候補提示部21(図3)により実行される一連の処理(以下、これをAPIマッピングルール候補提示処理と呼ぶ)の具体的な処理内容を示す。APIマッピングルール候補提示部21は、この図14に示す処理手順に従ってAPIマッピングルール候補を作成し、作成したAPIマッピングルール候補が掲載された上述のAPIマッピングルール候補一覧画面50(図12)を表示装置16(図2)に表示する。
実際上、APIマッピングルール候補提示部21は、例えば、ユーザが入力装置15(図2)を操作してAPIマッピングルール候補一覧画面50の表示指示を入力すると、この図14に示すAPIマッピングルール候補提示処理を開始し、まず、すべての個別API3(図1)のすべてのデータ項目をステップS2以降が未処理であるものと設定する(S1)。
続いて、APIマッピングルール候補提示部21は、共通API4(図1)の各データ項目のうち、ステップS4以降が未処理のデータ項目が存在するか否かを判断する(S2)。そしてAPIマッピングルール候補提示部21は、この判断で肯定結果を得るとステップS4以降が未処理のデータ項目の中から1つのデータ項目を選択する(S3)。
またAPIマッピングルール候補提示部21は、ステップS3で選択したデータ項目(以下、これを共通APIの選択データ項目と呼ぶ)の定義をデータベース18に格納されている共通API定義30(図3)から取得すると共に、当該選択データ項目の呼出し履歴をデータベース18に格納されている共通API呼出し履歴33から取得する(S4)。
次いで、APIマッピングルール候補提示部21は、ステップS7以降が未処理の個別API3が存在するか否かを判断する(S5)。そしてAPIマッピングルール候補提示部21は、この判断で否定結果を得るとステップS1に戻り、この後、ステップS2以降の処理を上述と同様に実行する。
これに対して、APIマッピングルール候補提示部21は、ステップS5の判断で肯定結果を得ると、ステップS7以降が未処理の個別API3を1つ選択し(S6)、選択した個別API3(以下、これを選択個別API3と呼ぶ)にステップS9以降が未処理のデータ項目があるか否かを判断する(S7)。そしてAPIマッピングルール候補提示部21は、この判断で否定結果を得るとステップS5に戻り、この後、ステップS5以降を上述と同様に実行する。
またAPIマッピングルール候補提示部21は、ステップS7の判断で肯定結果を得ると、選択個別API3のデータ項目のうち、ステップS9以降が未処理のデータ項目を1つ選択し(S8)、選択したデータ項目(以下、これを選択個別API3の選択データ項目と呼ぶ)の定義をデータベース18に格納されている選択個別API3の定義(個別API定義31)から取得すると共に、選択データ項目の呼出し履歴をデータベース18に格納されている対応する個別API呼出し履歴33から取得する(S9)。
続いて、APIマッピングルール候補提示部21は、ステップS4で取得した共通API4の定義(共通API定義30)と、ステップS9で取得した選択個別API3の定義(個別API定義31)とに基づいて、共通API4及び選択個別API3の類似度を算出する(S10)。
またAPIマッピングルール候補提示部21は、ステップS3で取得した共通API4の選択データ項目の呼出し履歴と、ステップS9で取得した選択個別API3の選択データ項目の呼出し履歴との類似度とを算出する(S11)。
そしてAPIマッピングルール候補提示部21は、ステップS10で算出した共通API4及び選択個別API3間の類似度と、ステップS11で算出した共通API4の選択データ項目及び選択個別API3の選択データ項目間の類似度と、それまでの機械学習により得られたマッピングされるべき共通APIのデータ項目と、個別APIのデータ項目との類似度の範囲とに基づいて、これらをマッピングすべきか否かを判断する(S12)。
そしてAPIマッピングルール候補提示部21は、ステップS12の判断で否定結果を得るとステップS7に戻り、この後ステップS7以降の処理を上述と同様に実行する。
これに対して、APIマッピングルール候補提示部21は、ステップS12の判断で肯定結果を得ると、共通API4の選択データ項目と、選択個別API3の選択データ項目とをマッピングするAPIマッピングルールを、図12について上述したAPIマッピングルール候補一覧画面50のAPIマッピングルール候補一覧51に掲載するAPIマッピングルール候補の1つに決定した後(S13)、ステップS7に戻る。そしてAPIマッピングルール候補提示部21は、この後、ステップS7以降を上述と同様に処理する。
そしてAPIマッピングルール候補提示部21は、やがて共通API4のすべてのデータ項目についてすべての個別API3のすべてのデータ項目とのマッピングの可否を判定し終えることによりステップS2で肯定結果を得ると、それまでにステップS13でAPIマッピングルール候補に決定されたすべてのAPIマッピングルールがAPIマッピングルール候補一覧51(図12)に掲載されたAPIマッピングルール候補一覧画面50を生成し、これを表示装置16に表示させる(S14)。
そしてAPIマッピングルール候補提示部21は、この後、このAPIマッピングルール候補提示処理を終了する。
(1−4−2)APIマッピングルール修正提示部の処理
APIマッピングルール修正案提示部23の処理内容は、図14について上述したAPIマッピングルール候補提示処理とほぼ同様であるため、ここでの説明は省略する。
ただし、APIマッピングルール候補提示部21は、APIマッピングルール候補提示処理のステップS14において、既存のAPIマッピングルールにおける共通API4及び個別API3の各データ項目間における項目名やデータ構造の類似度と、共通API4及び個別API3の各データ項目の実データの値同士の類似度との範囲の機械学習の学習結果を、共通API4のデータ項目と、個別API3のデータ項目とをマッピングするか否かの判定材料とするのに対して、APIマッピングルール修正案提示部23は、APIマッピングルール修正履歴34の更新分に基づく共通APIのデータ項目と、個別APIのデータ項目との各上記類似度の範囲の機械学習の学習結果を、かかるマッピングするか否かの判定材料とする点が相違する。
(1−5)本実施の形態の効果
以上のように本実施の形態によるAPIマッピングルール作成支援装置10では、APIマッピングルール候補提示部21により作成されたAPIマッピングルール候補がAPIマッピングルール候補一覧画面50(図12)のAPIマッピングルール候補一覧51(図12)に表示される。
またAPIマッピングルール作成支援装置10では、APIマッピングルール候補一覧画面50に表示されたAPIマッピングルール候補に対してユーザが行った修正内容を機械学習し、学習結果に基づいて既存のAPIマッピングルール35のうちの修正すべきAPIマッピングルール35を抽出し、その修正案をAPIマッピングルール修正案一覧54に表示する。
そして本APIマッピングルール作成支援装置10では、このように表示された既存のAPIマッピングルールの修正案を採用するか又は却下するかを選択するだけでAPIマッピングルール35の修正を行うことができるため、既存のAPIマッピングルール35を1つ1つ確認し、必要に応じて修正しながらAPIマッピングルール35を作成する従来の方法と比べて、APIマッピングルール35の修正に要する労力や時間を低減することができる。従って、本APIマッピングルール作成支援装置10によれば、APIマッピングルールの作成及び修正作業の作業負担を低減させることができる。
(2)第2の実施の形態
図2及び図3において、60は全体として第2の実施の形態によるAPIマッピングルール作成支援装置を示す。このAPIマッピングルール作成支援装置60は、CPU11が主記憶装置12に格納されたAPIマッピングルール作成プログラム61(図2)を実行することにより具現化されるAPIマッピングルール修正案提示部62(図3)の処理内容が第1の実施の形態によるAPIマッピングルール修正案提示部23と異なる点を除いて第1の実施の形態のAPIマッピングルール作成支援装置10と同様に構成されている。
実際上、本実施の形態のAPIマッピングルール作成支援装置60の場合、APIマッピングルール修正案提示部62は、APIマッピングルール候補一覧画面50(図12)のAPIマッピングルール候補一覧51(図12)に表示されたAPIマッピングルール候補に対するユーザの修正内容に基づいて、修正前後のデータ項目の項目名の一致部分と相違部分とを抽出し、抽出した一致部分及び相違部分から修正パターンを算出し、算出した修正パターンを他のデータ項目にも適用して、新たなAPIマッピングルール候補又は既存のAPIマッピングルール35(図3)の修正案を作成し、これをAPIマッピングルール修正案一覧54(図13)に表示する。
例えば、図15に示すように、APIマッピングルール候補提示部21(図3)により提示された共通API4の「spots/updated_at」というデータ項目と、個別API3の「facility/date_and_time」というデータ項目とをマッピングしたAPIマッピングルール候補(図15の「Wrong Mapping」のAPIマッピングルール候補)が、ユーザにより共通APIの「spots/updated_at」というデータ項目と、個別APIの「facility/updeted_in」というデータ項目とのマッピング(図15の「Correct Mapping」のマッピング)に修正されたものとする。
この場合、ユーザによるAPIマッピングルール候補の修正前後におけるデータ項目の項目名の文字列の一致部分は「updated_」であり、相違部分は「at」と「in」である。そして、これらの一致部分及び相違部分から次式
Figure 2021068067
という修正パターンを抽出することができる。この修正パターンは正規表現であり、「半角小文字のアルファベットが1文字以上続いた後に、(1)式の修正パターンが1文字続き、この後、“at”又は“in”が続く」ことを意味する。そして、この修正パターンは、共通API4の「spots/created_at」というデータ項目と、個別API3の「facility/created_in」というデータ項目との関係にも当てはまる。
そこで、本実施の形態のAPIマッピングルール修正案提示部62は、この場合に、共通API4の「spots/created_at」というデータ項目と、個別API3の「facility/created_in」というデータ項目とをマッピングしたAPIマッピングルールを、新たなAPIマッピングルール候補又は既存の対応するAPIマッピングルール35の修正案としてAPIマッピングルール候補一覧画面50のAPIマッピングルール修正案一覧54(図13)に表示する。
図16は、このような本実施の形態のAPIマッピングルール修正案提示部62により実行される処理(以下、これをAPIマッピングルール修正案提示処理と呼ぶ)の具体的な処理内容を示す。
APIマッピングルール修正案提示部62は、APIマッピングルール候補一覧画面50(図12)のAPIマッピングルール候補一覧51(図12)にユーザによりに追加登録されたAPIマッピングルール候補が、そのAPIマッピングルール候補一覧51において採用が却下されたいずれかのAPIマッピングルール候補(以下、これを対象APIマッピングルール候補と呼ぶ)の修正案であるとの判断を得た場合にこの図16に示すAPIマッピングルール修正案提示処理を開始する。
そして、APIマッピングルール修正案提示部62は、まず、対象APIマッピングルール候補の各データ項目の項目名における修正前後で一致する部分(一致部分)と、相違する部分(相違部分)とをそれぞれ抽出する(S20)。
続いて、APIマッピングルール修正案提示部62は、ステップS20で抽出した一致部分及び相違部分に基づいて、ユーザによりそのとき行われた対象APIマッピングルール候補に対する修正の修正パターンを上述のように算出する(S21)。
次いで、APIマッピングルール修正案提示部62は、すべての個別API3のすべてのデータ項目をステップS23以降が未処理であるものと設定する(S22)。またAPIマッピングルール修正案提示部62は、共通API4の各データ項目のうち、ステップS25以降が未処理のデータ項目が存在するか否かを判断する(S23)。そしてAPIマッピングルール修正案提示部62は、この判断で肯定結果を得るとステップS25以降が未処理のデータ項目の中から1つのデータ項目を選択する(S24)。
またAPIマッピングルール修正案提示部62は、ステップS24で選択したデータ項目(以下、これを共通API4の選択データ項目と呼ぶ)の定義をデータベース18(図3)に格納されている共通API定義30(図3)から取得すると共に、当該データ項目の呼出し履歴をデータベース18に格納されている共通API呼出し履歴33から取得する(S25)。
さらにAPIマッピングルール修正案提示部62は、ステップS27以降が未処理の個別API3が存在するか否かを判断する(S26)。そしてAPIマッピングルール修正案提示部62は、この判断で否定結果を得るとステップS22に戻り、この後、ステップS22以降の処理を上述と同様に実行する。
これに対して、APIマッピングルール修正案提示部62は、ステップS26の判断で肯定結果を得ると、ステップS27以降が未処理の個別API3を1つ選択し(S27)、選択した個別API3(以下、これを選択個別API3と呼ぶ)にステップS29以降が未処理のデータ項目があるか否かを判断する(S28)。そしてAPIマッピングルール修正案提示部62は、この判断で否定結果を得るとステップS26に戻り、この後、ステップS26以降を上述と同様に実行する。
またAPIマッピングルール修正案提示部62は、ステップS28の判断で肯定結果を得ると、選択個別APIのデータ項目のうち、ステップS30以降が未処理のデータ項目を1つ選択し(S29)、選択したデータ項目(以下、これを選択個別APIの選択データ項目と呼ぶ)の定義をデータベース18に格納されている選択個別API3の定義(個別API定義31)から取得すると共に、選択データ項目の呼出し履歴をデータベース18(図3)に格納されている対応する個別API呼出し履歴33(図3)から取得する(S30)。
続いて、APIマッピングルール修正案提示部62は、ステップS25で取得した共通API4の選択データ項目の定義及び共通API呼出し履歴32と、ステップS30で取得した選択個別API3の選択データ項目の定義及び個別API呼出し履歴33とに基づいて、これら共通API4の選択データ項目と、選択個別API3の選択データ項目との関係がステップS21で算出した修正パターンに該当するか否かを判断する(S31)。
そしてAPIマッピングルール修正案提示部62は、この判断で否定結果を得るとステップS28に戻り、この後、ステップS28以降の処理を上述と同様に実行する。
これに対して、APIマッピングルール修正案提示部62は、ステップS31の判断で肯定結果を得ると、共通API4のステップS24で選択したデータ項目(選択データ項目)と、選択個別API3のステップS27で選択したデータ項目(選択データ項目)とをマッピングすべき旨の新たなAPIマッピングルール候補、又は、既存のAPIマッピングルール35(図3)の修正案を作成する(S32)。
そしてAPIマッピングルール修正案提示部62は、この判断で否定結果を得るとステップS28に戻り、この後、ステップS28以降の処理を上述と同様に実行する。
そしてAPIマッピングルール修正案提示部62は、やがて共通API4のすべてのデータ項目についてすべての個別API3のすべてのデータ項目とのマッピングの可否を判定し終えることによりステップS23で肯定結果を得ると、それまでにステップS32で作成した新たなAPIマッピングルール候補又は既存のAPIマッピングルール35の修正案がすべてAPIマッピングルール修正案一覧54(図13)に掲載されたAPIマッピングルール候補一覧画面50を生成し、これを表示装置16に表示させる(S33)。
そしてAPIマッピングルール修正案提示部62は、この後、このAPIマッピングルール修正案提示処理を終了する。
以上のように本実施の形態のAPIマッピングルール作成支援装置60では、APIマッピングルール修正案提示部62が、APIマッピングルール候補に対するユーザの修正内容に基づいて、修正前後のデータ項目の項目名の一致部分と相違部分とを抽出し、抽出した一致部分及び相違部分から修正パターンを算出し、算出した修正パターンを他のデータ項目にも適用して、新たなAPIマッピングルール候補又は既存のAPIマッピングルール35の修正案を作成し、これをAPIマッピングルール修正案一覧54に表示する。
従って、本実施の形態のAPIマッピングルール作成支援装置60によれば、事前の機械学習を行うことなく、ユーザの修正パターンに応じた新たなAPIマッピングルール候補又は既存のAPIマッピングルール35の修正案を作成することができるため、第1の実施の形態により得られる効果と同様の効果に加えて、機械学習の時間を省略してより簡易かつ迅速に構築可能なAPIマッピングルール作成支援装置を実現できる。また本実施の形態のAPIマッピングルール作成支援装置60によれば、直前にユーザが行った修正を反映したAPIマッピングルール候補を直ちにユーザに提示できるという効果をも得ることができる。
(3)他の実施の形態
なお上述の第1及び第2の実施の形態においては、APIマッピングルール候補提示部21が共通API4のデータ項目の項目名及び各個別API3のデータ項目の項目名の類似度と、マッピングされている共通API4のデータ項目及び個別API3のデータ項目の実データの値同士の類似度とに基づいて類似度の範囲を機械学習し、学習結果に基づいて新たなAPIマッピングルール候補を推定するようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、かかるデータ項目の項目名の類似度等と、かかるデータ構造の類似度との少なくとも一方に基づいてその類似度の範囲を機械学習し、学習結果に基づいてAPIマッピングルール候補を推定するようにしてもよい。
また上述の第1及び第2の実施の形態においては、APIマッピングルール候補一覧画面50を図12や図13のような画面構成とするようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、この他種々の画面構成を広く適用することができる。
さらに上述の第1及び第2の実施の形態においては、図1について上述したAPIゲートウェイ5とは別個にAPIマッピングルール作成支援装置10,60を設けるようにした場合について述べたが、本発明はこれに限らず、かかるAPIゲートウェイ5に第1又は第2の実施の形態のAPIマッピングルール作成支援装置10,60の機能を搭載するようにしてもよい。
本発明は、共通APIの各データ項目と、各個別APIのデータ項目とのマッピングルールの作成を支援する種々の構成のマッピングルール作成支援装置に広く適用することができる。
2……外部サーバ、3……個別API、4……共通API、10,60……APIマッピングルール作成支援装置、11……CPU、15……入力装置、16……表示装置、17,61……APIマッピングルール作成プログラム、18……データベース、20……APIマッピングルール作成部、21……APIマッピングルール候補提示部、22……APIマッピングルール修正入力部、23,62……APIマッピングルール修正案提示部、24……APIマッピングルール出力部、30……共通API定義、31……個別API定義、32……共通API呼出し履歴、33……個別API呼出し履歴、34……APIマッピングルール修正履歴、35……APIマッピングルール、50……APIマッピングルール候補一覧画面、51……APIマッピングルール候補一覧、54……APIマッピングルール修正案一覧。

Claims (8)

  1. 複数のAPI(Application Programming Interface)の各データ項目と、各前記APIを統合した共通APIの各データ項目とのマッピングのルールでなるマッピングルールの作成を支援するマッピングルール作成支援装置において、
    新たな前記マッピングルールを推定してマッピングルール候補として提示するマッピングルール候補提示部と、
    前記マッピングルール候補提示部により提示された前記マッピングルール候補に対してユーザにより入力された当該マッピングルール候補の修正を受け付けるマッピングルール修正入力部と、
    前記マッピングルール修正入力部が受け付けた前記マッピングルールの修正内容に基づいて、他の前記マッピングルールの修正案を作成して提示するマッピングルール修正案提示部と
    を備えることを特徴とするマッピングルール作成支援装置。
  2. 前記マッピングルール候補提示部は、
    前記共通APIの前記データ項目の項目名及び各前記APIの前記データ項目の項目名の類似度、又は、前記共通API及び各前記APIのデータ構造の類似度と、マッピングされている前記共通APIのデータ項目及び前記APIのデータ項目の実データの値同士の類似度との少なくとも一方に基づいて当該類似度の範囲を機械学習し、学習結果に基づいて前記APIマッピングルール候補を推定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマッピングルール作成支援装置。
  3. 前記マッピングルール修正案提示部は、
    前記マッピングルール修正入力部が受け付けた前記マッピングルールの修正内容を機械学習し、当該機械学習の学習結果に基づいて他の前記マッピングルールの前記修正案を作成して提示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマッピングルール作成支援装置。
  4. 前記マッピングルール修正案提示部は、
    前記マッピングルール修正入力部が受け付けた前記マッピングルールの修正の修正パターンを算出し、算出した前記修正パターンに基づいて他の前記マッピングルールの前記修正案を作成して提示する
    ことを特徴とする請求項1に記載のマッピングルール作成支援装置。
  5. 複数のAPI(Application Programming Interface)の各データ項目と、各前記APIを統合した共通APIの各データ項目とのマッピングのルールでなるマッピングルールの作成を支援するマッピングルール作成支援装置において実行されるマッピングルール作成支援方法であって、
    新たな前記マッピングルールを推定してマッピングルール候補として提示する第1のステップと、
    提示した前記マッピングルール候補に対してユーザにより入力された当該マッピングルール候補の修正を受け付ける第2のステップと、
    受け付けた前記マッピングルールの修正内容に基づいて、他の前記マッピングルールの修正案を作成して提示する第3のステップと
    を備えることを特徴とするマッピングルール作成支援方法。
  6. 前記第1のステップでは、
    前記共通APIの前記データ項目の項目名及び各前記APIの前記データ項目の項目名の類似度、又は、前記共通API及び各前記APIのデータ構造の類似度と、マッピングされている前記共通APIのデータ項目及び前記APIのデータ項目の実データの値同士の類似度との少なくとも一方に基づいて当該類似度の範囲を機械学習し、学習結果に基づいて前記APIマッピングルール候補を推定する
    ことを特徴とする請求項5に記載のマッピングルール作成支援方法。
  7. 前記第3のステップでは、
    受け付けた前記マッピングルールの修正内容を機械学習し、当該機械学習の学習結果に基づいて他の前記マッピングルールの前記修正案を作成して提示する
    ことを特徴とする請求項5に記載のマッピングルール作成支援方法。
  8. 前記第3のステップでは、
    受け付けた前記マッピングルールの修正の修正パターンを算出し、算出した前記修正パターンに基づいて他の前記マッピングルールの前記修正案を作成して提示する
    ことを特徴とする請求項5に記載のマッピングルール作成支援方法。
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