JP2021041866A - 水中航走体、制御方法、及びプログラム - Google Patents

水中航走体、制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】浮上時に障害物との衝突を抑制することができる水中航走体を提供する。【解決手段】水中航走体1は、本体部10と、前記本体部10の外部に放出可能であり、障害物の有無を検出するための第1センサ21を有するブイ20と、前記本体部10を浮上させる場合に、前記ブイ20を前記本体部10の外部に放出するブイ制御部112と、前記第1センサ21の検出信号に基づいて前記本体部10の浮上予定位置に障害物を検出した場合、前記本体部10の浮上行動は不可であると判断する浮上判断部113と、を備える。【選択図】図2

Description

本開示は、水中航走体、制御方法、及びプログラムに関する。
水中における調査などを行う装置として、水中を自律航走する水中航走体が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特許第5813090号公報
水中航走体は、GNSS(Global Navigation Satellite System)を用いた測位、ヘルスモニタリング通信、取得データの送信などを行うために水面付近へ浮上する場合がある。このとき、水中航走体が浮上する位置に障害物(船舶、漂流物など)が存在すると、水中航走体がこの障害物に衝突してしまう可能性がある。
本開示は、このような課題に鑑みてなされたものであって、浮上時に障害物との衝突を抑制することができる水中航走体、制御方法、及びプログラムを提供する。
本開示の一態様によれば、水中航走体は、本体部と、前記本体部の外部に放出可能であり、障害物の有無を検出するための第1センサを有するブイと、前記本体部を浮上させる場合に、前記ブイを前記本体部の外部に放出するブイ制御部と、前記第1センサの検出信号に基づいて前記本体部の浮上予定位置に障害物を検出した場合、前記本体部の浮上行動は不可であると判断する浮上判断部と、を備える。
本開示の一態様によれば、本体部と、前記本体部の外部に放出可能であり、障害物の有無を検出するための第1センサを有するブイと、を備える水中航走体の制御方法は、前記本体部を浮上させる場合に、前記ブイを前記本体部の外部に放出するステップと、前記第1センサの検出信号に基づいて前記本体部の浮上予定位置に障害物を検出した場合、前記本体部の浮上行動は不可であると判断するステップと、を有する。
本開示の一態様によれば、プログラムは、本体部と、前記本体部の外部に放出可能であり、障害物の有無を検出するための第1センサを有するブイと、を備える水中航走体のコンピュータに、前記本体部を浮上させる場合に、前記ブイを前記本体部の外部に放出するステップと、前記第1センサの検出信号に基づいて前記本体部の浮上予定位置に障害物を検出した場合、前記本体部の浮上行動は不可であると判断するステップと、を実行させる。
本開示に係る水中航走体、制御方法、及びプログラムによれば、浮上時に障害物との衝突を抑制することができる。
本開示の一実施形態に係る水中航走体の全体構成を示す図である。 本開示の一実施形態に係る水中航走体の機能構成を示す図である。 本開示の一実施形態に係る水中航走体の処理の一例を示す図である。 本開示の一実施形態に係る水中航走体のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本開示の一実施形態に係る水中航走体1について、図1〜図4を参照しながら説明する。
(水中航走体の全体構成)
図1は、本開示の一実施形態に係る水中航走体の全体構成を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係る水中航走体1は、本体部10と、ブイ20とを備えている。
本体部10は、不図示の慣性航法装置、対地速度計、方位系、深度計などを用いて自己位置を計測しつつ、水中を自律航走する。また、本体部10は、不図示の無線通信アンテナを有しており、水面に浮上した際に無線通信アンテナを通じてヘルスモニタリング通信、取得データの送信などを行う。更に、本体部10は、不図示のGNSSアンテナを有しており、水面に浮上した際にGNSSアンテナを通じて本体部10の絶対位置(緯度、経度)を特定して、自己位置の補正を行う。
ブイ20は、本体部10とケーブル30により接続される。ブイ20は袋状に形成されており、ブイ20に浮力を与えるためのガスを内部に封入可能なように、袋状に形成されている。無線通信又はGNSS測位を行う場合、本体部10の内部から放出されて水面に浮上する。ブイ20は、水面において無線通信アンテナ220を通じて無線通信を行うとともに、GNSSアンテナ230を通じて衛星から信号を受信して測位を行う。また、ブイ20は、本体部10がケーブル30を巻き取ることにより、本体部10の内部に回収されて収容される。このとき、ブイ20は内部に封入されたガスを放出して浮力を低減し、ブイ20の回収に要する張力を低減させる。
なお、水中航走体1は、例えば小容量のデータの送受信を行う場合は、ブイ20を浮上させて無線通信アンテナ220を通じて無線通信を行う。一方、水中航走体1は、大容量のデータの送受信を行う場合は、本体部10を浮上させて、本体部10の無線通信アンテナを通じて無線通信を行う。このように、水中航走体1は、送受信するデータの内容、容量などに応じて、本体部10又はブイ20を浮上させて無線通信を行う。
(水中航走体の機能構成)
図2は、本開示の一実施形態に係る水中航走体の機能構成を示す図である。
図2に示すように、水中航走体1の本体部10は、CPU11と、センサ12(第2センサ)と、スラスタ13と、舵14と、接続部15とを備えている。
センサ12は、水中における障害物の有無を検出する。例えば、センサ12は、光学カメラ、ソナーなどを有している。
スラスタ13は、本体部10の前後、左右、及び上下への推進力を発生させる推進装置である。舵14は、本体部10の航走方向、深度などを変更する。本体部10は、スラスタ13及び舵14を動作させることにより、水中の所定位置へ航走、又は停止(ホバリング)を行うことができる。なお、本実施形態において、スラスタ13及び舵14は、本体部10を水面に浮上させる浮上機構としても機能する。
接続部15は、ケーブル30を介して本体部10及びブイ20を接続する。接続部15は、ウィンチ(不図示)によりケーブル30を繰り出してブイ20を本体部10の外部に放出するとともに、ケーブル30を巻き取ってブイ20を本体部10の内部に回収する。
CPU11は、所定のプログラムに基づいて動作することで、検出部110、行動決定部111、ブイ制御部112、浮上判断部113としての機能を発揮する。
検出部110は、センサ12の検出信号に基づいて本体部10の進行方向において障害物の有無を検出する。
行動決定部111は、所定の条件を満たした場合、本体部10の浮上行動が必要であると決定する。行動決定部111は、例えば、本体部10は、定期的に本体部10の測位、又は通信(自己状態を伝達するヘルスモニタ通信、取得データの送信など)を実行するために、所定のタイミングで浮上行動を行うとする。この場合、行動決定部111は、所定のタイミングとなった場合、浮上行動が必要であると判断する。また、行動決定部111は、検出部110が本体部10の進行方向に障害物を検出した場合、浮上行動が必要であると判断する。更に、行動決定部111は、自己状態の伝達が必要な場合、浮上行動が必要であると判断する。自己状態の伝達が必要な場合とは、例えば、バッテリ残量が低下した場合などである。
ブイ制御部112は、本体部10を浮上させる場合、即ち、行動決定部111により浮上行動が必要であると判断された場合に、ブイ20を本体部10の外部に放出して水面に浮上させる。
浮上判断部113は、ブイ20のセンサ21の検出信号に基づいて本体部10の浮上予定位置に障害物を検出した場合、本体部10の浮上行動は不可であると判断する。また、浮上判断部113は、本体部10の浮上行動は不可であると判断した場合、本体部10を現在位置で待機させる。
また、図2に示すように、ブイ20は、センサ21(第1センサ)と、無線通信部22と、GNSS受信機23と、接続部24とを備えている。
センサ21は、水面(水上)における障害物の有無を検出する。例えば、センサ21は、光学カメラ、レーダーなどを有している。
無線通信部22は、無線通信アンテナ220を通じて船舶、航空機、通信衛星などの通信対象との間でデータの送受信を行う。例えば、無線通信部22は、ブイ20が水面に浮上した際、本体部10が収集した調査データを通信対象に送信する。また、無線通信部22は、本体部10への指示及びデータなどを通信対象から受信する。
GNSS受信機23は、GNSSアンテナ230を通じて衛星から信号を受信して、ブイ20の位置情報(緯度、経度)を取得する。
接続部24は、ケーブル30を介して本体部10及びブイ20を接続する。
(水中航走体の処理フロー)
図3は、本開示の一実施形態に係る水中航走体の処理の一例を示す図である。
以下、図3を参照しながら水中航走体1の処理の流れについて説明する。
まず、本体部10の行動決定部111は、本体部の水面への浮上行動が必要であるか否かを判断する(ステップS01)。例えば、行動決定部111は、定期測位又は定期通信のタイミングが到来すると、浮上行動が必要であると判断する(ステップS01:YES)。また、行動決定部111は、検出部110が本体部10の進行方向に障害物を検出した場合、浮上行動が必要であると判断する(ステップS01:YES)。一方、行動決定部111は、これらの条件を満たしていない場合、浮上行動は必要でないと判断し(ステップS01:NO)、処理の先頭に戻る。
行動決定部111により浮上行動が必要であると判断された場合(ステップS01:YES)、ブイ制御部112はブイ20を本体部10の外部に放出して水面に浮上させる(ステップS02)。
次に、浮上判断部113は、ブイ20のセンサ21の検出信号に基づいて、本体部10の浮上予定位置に障害物(漂流物、船舶など)があるか否かを判断する(ステップS03)。例えば、浮上判断部113は、ブイ20のセンサ21が有する光学カメラにより撮影された画像に所定の画像処理を施して、浮上予定位置に障害物があるか判断する。また、浮上判断部113は、ブイ20のセンサ21が有するレーダーが放射した電磁波の反射波を測定することにより、浮上予定位置の水面付近に障害物があるか判断する。
浮上判断部113は、浮上予定位置に障害物が存在すると検出した場合(ステップS03:YES)、本体部10の浮上行動は不可であると判断し、本体部10を現在位置で待機させる(ステップS04)。このとき、浮上判断部113は、障害物が浮上予定位置から移動して存在が検出されなくなるまで、ステップS03〜S04の処理を繰り返す。
一方、浮上判断部113は、浮上予定位置に障害物が存在しないと検出した場合(ステップS03:NO)、本体部10の浮上行動は可能であると判断し、本体部10を浮上予定位置に浮上させる(ステップS05)。なお、本体部10の接続部15は、本体部10の浮上行動中にケーブル30を巻き取ってブイ20を回収するようにしてもよい。
(水中航走体のハードウェア構成)
図4は、本開示の一実施形態に係る水中航走体のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図4を参照しながら、本実施形態に係る水中航走体1の本体部10及びブイ20のハードウェア構成について説明する。
コンピュータ900は、プロセッサ901、主記憶装置902、補助記憶装置903、インタフェース904を備える。
上述の本体部10及びブイ20は、それぞれコンピュータ900に実装される。そして、上述した各機能部の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置903に記憶されている。プロセッサ901は、プログラムを補助記憶装置903から読み出して主記憶装置902に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、プロセッサ901は、プログラムに従って、上述した各記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置902に確保する。プロセッサ901の例としては、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphic Processing Unit)、マイクロプロセッサなどが挙げられる。
プログラムは、コンピュータ900に発揮させる機能の一部を実現するためのものであってもよい。例えば、プログラムは、補助記憶装置903に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせ、または他の装置に実装された他のプログラムとの組み合わせによって機能を発揮させるものであってもよい。なお、他の実施形態においては、コンピュータ900は、上記構成に加えて、または上記構成に代えてPLD(Programmable Logic Device)などのカスタムLSI(Large Scale Integrated Circuit)を備えてもよい。PLDの例としては、PAL(Programmable Array Logic)、GAL(Generic Array Logic)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)が挙げられる。この場合、プロセッサ901によって実現される機能の一部または全部が当該集積回路によって実現されてよい。このような集積回路も、プロセッサの一例に含まれる。
補助記憶装置903の例としては、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD−ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等が挙げられる。補助記憶装置903は、コンピュータ900のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インタフェース904または通信回線を介してコンピュータ900に接続される外部記憶装置910であってもよい。また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ900に配信される場合、配信を受けたコンピュータ900が当該プログラムを主記憶装置902に展開し、上記処理を実行してもよい。少なくとも1つの実施形態において、補助記憶装置903は、一時的でない有形の記憶媒体である。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置903に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
(作用、効果)
以上に説明した構成によれば、水中航走体1は、本体部10の浮上を行う際にブイ20を浮上させ、本体部10の浮上予定位置に障害物(船舶、漂流物など)が検出された場合は本体部10の浮上行動は不可であると判断する。このようにすることで、本体部10は、浮上行動を行う前に浮上予定位置に存在する障害物を検出して、当該障害物への衝突を抑制することができる。
また、水中航走体1の本体部10は、浮上行動が不可であると判断された場合、現在位置で待機する。このようにすることで、本体部10は、浮上予定位置に障害物が存在する間は浮上行動を行わずに待機することにより、障害物への衝突を抑制することができる。更に、本体部10は、障害物が移動して存在しなくなったことを確認してから、安全に浮上行動を行うことができる。このとき、本体部10は、現在位置で待機する。これにより、進行方向に存在する障害物への衝突を抑制しつつ、浮上予定位置の障害物が通り過ぎることを安全に待つことができる。
また、水中航走体1の本体部10は、所定の条件を満たした場合、即ち、定期測位又は定期通信のタイミングとなった場合、自己状態の伝達が必要な場合、若しくは進行方向に障害物を検出した場合、浮上行動が必要であると判断し、ブイ20を浮上させる。このようにすることで、本体部10は、様々な条件下の浮上行動において、浮上予定位置にブイ20を浮上させて障害物の有無を確認することができる。
また、水中航走体の本体部10は、センサ12を用いて進行方向の障害物を検出した場合は、ブイ20を浮上させて浮上予定位置の安全を確認した上で、浮上行動を実施することができる。これにより、本体部10は、進行方向及び浮上予定位置の両方の障害物を安全に回避することができる。
以上のとおり、本発明に係るいくつかの実施形態を説明したが、これら全ての実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これらの実施形態及びその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上述の実施形態において、本体部10の行動決定部111は、センサ12(第2センサ)により障害物を検出すると浮上行動が必要であると判断する態様について説明したが、これに限られることはない。他の実施形態では、本体部10は、探索対象を検出する第3センサを更に備え、行動決定部111は、第3センサにより探索対象を検出すると浮上行動が必要であると判断してもよい。なお、探索対象を検出するセンサは、例えば光学カメラ、ソナーなどである。探索対象とは、例えば他の水中航走体、設置物などである。これにより、水中航走体1は、探索対象に検出に関する通信を行うために本体部10を浮上させる際、障害物の有無を確認した上で、安全に浮上させることができる。
<付記>
上述の実施形態に記載の水中航走体、制御方法、及びプログラムは、例えば以下のように把握される。
本開示の第1の態様によれば、水中航走体は、本体部と、前記本体部の外部に放出可能であり、障害物の有無を検出するための第1センサを有するブイと、前記本体部を浮上させる場合に、前記ブイを前記本体部の外部に放出するブイ制御部と、前記第1センサの検出信号に基づいて前記本体部の浮上予定位置に障害物を検出した場合、前記本体部の浮上行動は不可であると判断する浮上判断部と、を備える。
このようにすることで、水中航走体の本体部は、浮上行動を行う前に浮上予定位置に存在する障害物を検出して、当該障害物への衝突を抑制することができる。
本開示の第2の態様によれば、第1の態様に係る水中航走体において、前記浮上判断部は、前記本体部の浮上行動は不可であると判断した場合、前記本体部を現在位置で待機させる。
このようにすることで、水中航走体の本体部は、浮上予定位置に障害物が存在する間は浮上行動を行わずに待機することにより、障害物への衝突を抑制することができる。更に、本体部10は、障害物が移動して存在しなくなったことを確認してから、安全に浮上行動を行うことができる。このとき、本体部は、現在位置で待機してもよい。これにより、進行方向に存在する障害物への衝突を抑制しつつ、浮上予定位置の障害物が通り過ぎることを安全に待つことができる。
本開示の第3の態様によれば、第1又は第2の態様に係る水中走行体は、所定の条件を満たした場合、前記本体部の浮上行動が必要であると決定する行動決定部を更に備え、前記ブイ制御部は、前記行動決定部により前記本体部の浮上行動が必要であると判断された場合、前記ブイを前記本体部の外部に放出する。
このようにすることで、水中航走体の本体部は、様々な条件下の浮上行動において、浮上予定位置にブイを浮上させて障害物の有無を確認することができる。
本開示の第4の態様によれば、第3の態様に係る水中航走体は、水中おける障害物の有無を検出するための第2センサを更に備え、前記行動決定部は、前記第2センサの検出信号に基づいて前記本体部の進行方向に障害物を検出した場合、前記浮上行動が必要であると判断する。
このようにすることで、水中航走体の本体部は、進行方向に障害物を検出した場合は、ブイを浮上させて浮上予定位置の安全を確認した上で、浮上行動を実施することができる。これにより、本体部は、進行方向及び浮上予定位置の両方の障害物を安全に回避することができる。
本開示の第5の態様によれば、第3の態様に係る水中航走体は、水中おける探索対象を検出するための第3センサを更に備え、前記行動決定部は、前記第2センサの検出信号に基づいて前記探索対象を検出した場合、前記浮上行動が必要であると判断する。
このようにすることで、水中航走体の本体部は、探索対象を検出した場合は、ブイを浮上させて浮上予定位置の安全を確認した上で、浮上行動を安全に実施することができる。
本開示の第6の態様によれば、本体部と、前記本体部の外部に放出可能であり、障害物の有無を検出するための第1センサを有するブイと、を備える水中航走体の制御方法は、前記本体部を浮上させる場合に、前記ブイを前記本体部の外部に放出するステップと、前記第1センサの検出信号に基づいて前記本体部の浮上予定位置に障害物を検出した場合、前記本体部の浮上行動は不可であると判断するステップと、を有する。
本開示の第7の態様によれば、プログラムは、本体部と、前記本体部の外部に放出可能であり、障害物の有無を検出するための第1センサを有するブイと、を備える水中航走体のコンピュータに、前記本体部を浮上させる場合に、前記ブイを前記本体部の外部に放出するステップと、前記第1センサの検出信号に基づいて前記本体部の浮上予定位置に障害物を検出した場合、前記本体部の浮上行動は不可であると判断するステップと、を実行させる。
1 水中航走体
10 本体部
11 CPU
110 検出部
111 行動決定部
112 ブイ制御部
113 浮上判断部
12 センサ(第2センサ)
13 スラスタ
14 舵
15 接続部
20 ブイ
21 センサ(第1センサ)
22 無線通信部
220 無線通信アンテナ
23 GNSS受信機
230 GNSSアンテナ
24 接続部
30 ケーブル
900 コンピュータ

Claims (7)

  1. 本体部と、
    前記本体部の外部に放出可能であり、障害物の有無を検出するための第1センサを有するブイと、
    前記本体部を浮上させる場合に、前記ブイを前記本体部の外部に放出するブイ制御部と、
    前記第1センサの検出信号に基づいて前記本体部の浮上予定位置に障害物を検出した場合、前記本体部の浮上行動は不可であると判断する浮上判断部と、
    を備える水中航走体。
  2. 前記浮上判断部は、前記本体部の浮上行動は不可であると判断した場合、前記本体部を現在位置で待機させる、
    請求項1に記載の水中航走体。
  3. 所定の条件を満たした場合、前記本体部の浮上行動が必要であると決定する行動決定部を更に備え、
    前記ブイ制御部は、前記行動決定部により前記本体部の浮上行動が必要であると判断された場合、前記ブイを前記本体部の外部に放出する、
    請求項1又は2に記載の水中航走体。
  4. 水中おける障害物の有無を検出するための第2センサを更に備え、
    前記行動決定部は、前記第2センサの検出信号に基づいて前記本体部の進行方向に障害物を検出した場合、前記浮上行動が必要であると判断する、
    請求項3に記載の水中航走体。
  5. 水中における探索対象を検出するための第3センサを更に備え、
    前記行動決定部は、前記第3センサの検出信号に基づいて前記探索対象を検出した場合、前記浮上行動が必要であると判断する、
    請求項3に記載の水中航走体。
  6. 本体部と、前記本体部の外部に放出可能であり、障害物の有無を検出するための第1センサを有するブイと、を備える水中航走体の制御方法であって、
    前記本体部を浮上させる場合に、前記ブイを前記本体部の外部に放出するステップと、
    前記第1センサの検出信号に基づいて前記本体部の浮上予定位置に障害物を検出した場合、前記本体部の浮上行動は不可であると判断するステップと、
    を有する制御方法。
  7. 本体部と、前記本体部の外部に放出可能であり、障害物の有無を検出するための第1センサを有するブイと、を備える水中航走体のコンピュータに、
    前記本体部を浮上させる場合に、前記ブイを前記本体部の外部に放出するステップと、
    前記第1センサの検出信号に基づいて前記本体部の浮上予定位置に障害物を検出した場合、前記本体部の浮上行動は不可であると判断するステップと、
    を実行させるプログラム。
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