JP2021002904A - 燃料電池車両 - Google Patents

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恵莉加 河迫
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Abstract

【課題】燃料電池の使用される温度環境に応じて、発電した電力や回生電力を有効活用することができる燃料電池車両を提供する。【解決手段】燃料電池115と、蓄電装置117と、回生電力を生成する電力回生部122,123,124,125と、発電電力または回生電力を消費する電力消費部126と、発電電力と回生電力の供給を制御する制御部111を備え、蓄電装置117の内部抵抗を検知する内部抵抗検知手段118を有し、制御部111は、蓄電装置117の内部抵抗が閾値未満である場合、発電電力または回生電力を蓄電装置に供給するよう制御し、内部抵抗が閾値以上である場合、発電電力または回生電力を電力消費部126に供給するよう制御する【選択図】図1

Description

この発明は、燃料電池を搭載する燃料電池車両に関する。
フォークリフト、トーイングトラクタといった産業車両において、燃料電池を搭載した燃料電池車両が実用化されている。一般的にこのような燃料電池車両では、燃料電池に接続される負荷と並列に蓄電装置が接続されている。燃料電池の発電電力が負荷の要求電力を上回る場合には、余剰の電力が蓄電装置に充電される。一方、発電電力が負荷の要求電力を下回る場合には、不足分の電力が蓄電装置から放電される。
また、燃料電池車両の走行中におけるアクセルオフまたはブレーキオン時に、走行モータを発電機として動作させて制動を行い、走行中の運動エネルギーを回生電力に変換して蓄電装置に充電する回生制動が、エネルギー効率の向上を図るために行われている。
燃料電池車両において、リチウムイオンバッテリ、またはリチウムイオンキャパシタが蓄電装置として使用されている。これらリチウムイオンバッテリ、またはリチウムイオンキャパシタは、低温時、例えば、氷点下環境において入出力可能な電力が低下する問題がある。したがって、低温時において燃料電池車両の回生制動を行う際に、蓄電装置が受け入れ可能な範囲を超える電力を、抵抗に熱消費させることが一般に行われていた。
回生電力を蓄電装置に充電する際の取り扱いについて、以下の特許文献1に各種の提案がなされている。
特開2001−240323号公報
上記特許文献1に記載された回生電力制御装置では、検知された蓄電装置の温度に応じて、通常温度時は回生電力を蓄電装置に充電し、通常より温度が低い低温時は回生電力を抵抗に熱消費させることが提案されている。このような特許文献1記載の技術では、回生電力を有効に活用することができない問題がある。燃料電池車両においては、燃料電池の使用される温度環境に応じて、燃料電池の発電や走行中の回生電力を、蓄電装置の周辺温度環境に応じて効率的に充電するとともに、蓄電装置が受け入れ可能な範囲を超える電力を燃料電池車両や燃料電池車両の運転者らに有益なものに活用することが求められる。
この発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、燃料電池の使用される温度環境に応じて、発電した電力や回生電力を有効に活用することができる燃料電池車両を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、この発明に係る燃料電池車両は、発電する燃料電池と、燃料電池の発電によって生成される発電電力を充電可能な蓄電装置と、回生電力を生成する電力回生部と、発電電力または回生電力を消費する電力消費部と、発電電力と回生電力の供給を制御する制御部とを備える燃料電池車両において、燃料電池車両には蓄電装置の内部抵抗を検知する内部抵抗検知手段を有し、制御部は、内部抵抗検知手段が検知した蓄電装置の内部抵抗が閾値未満である場合、発電電力または回生電力を蓄電装置に供給するよう制御し、内部抵抗が閾値以上である場合、発電電力または回生電力を電力消費部に供給するよう制御する。
蓄電装置の電圧と、蓄電装置を流れる電流を検知するセンサを備え、制御部は、所定タイミング毎に、センサの検知結果を参照し、蓄電装置から流れ出す電流値と、蓄電装置から電流が流れ出しているときの蓄電装置の電圧降下とから、蓄電装置の内部抵抗を求めてもよい。
電流値と電圧降下とに対応する内部抵抗のテーブルを備え、制御部は、センサの検知結果をテーブルに当てはめて内部抵抗を求めるようにしてもよい。
制御部は、回生電力により蓄電装置が充電され、内部抵抗に応じて蓄電装置の電圧が上昇する場合に、蓄電装置が接続されたいずれかの部位に異常が発生することになる電圧に対応する内部抵抗により、閾値を定めるようにしてもよい。
制御部は、アクセルオフ操作の検知信号、ブレーキオン操作の検知信号、スイッチバック操作の検知信号、およびフォーク下降操作の検知信号のいずれかに基づいて、接続状態を制御してもよい。
この発明に係る燃料電池車両によれば、燃料電池の発電した電力や回生電力を有効に活用することができる。
本発明の実施の形態1における燃料電池車両の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施の形態1における蓄電装置の温度と内部抵抗の特性を模式的に示したグラフである。 本発明の実施の形態1における燃料電池車両をフォークリフトに適用した構成を示す構成図である。 本発明の実施の形態1における燃料電池車両の電力の供給動作を示すフローチャートである。
以下、この発明による燃料電池車両の実施の形態につき、図面を用いて説明する。なお、各図において、同一部分には同一符号を付している。
実施の形態1.
はじめに、本発明の実施の形態1における燃料電池車両100の構成について、図1を参照して説明する。図1は、本発明の実施の形態1における燃料電池車両100の構成を示す機能ブロック図である。
[燃料電池車両の構成]
図1に示される燃料電池車両100は、燃料電池システム110と、車両部120と、操作部130とを備える。なお、燃料電池車両100は、フォークリフト、トーイングトラクタといった産業車両である。
燃料電池システム110は、燃料電池システム制御部111と、水素タンク112と、コンプレッサ113と、水素供給弁114と、燃料電池スタック115と、DCDC変換部116と、蓄電装置117と、センサ118と、接続部119と、を備える。
燃料電池システム制御部111は、燃料電池システム110に関連する各種制御を行う制御部としてのコントローラである。燃料電池システム制御部111は、車両部120内の車両制御部121と互いに通信することが可能であり、蓄電装置117の内部抵抗を求め、接続部119の接続状態を制御する。なお、燃料電池システム制御部111は、
内部抵抗検知機能を有しており、後述するセンサ118と共に内部抵抗検知手段を構成する。
水素タンク112は、充填されている水素を燃料電池スタック115に供給する。コンプレッサ113は、燃料電池システム制御部111に制御され、酸素を含む空気を燃料電池スタック115に供給する。水素供給弁114は、燃料電池システム制御部111に制御され、水素タンク112から燃料電池スタック115に供給する水素ガス量を調整する。
燃料電池スタック115は、燃料電池システム制御部111の制御に基づいて、水素供給弁114を介した水素タンク112からの水素とコンプレッサ113からの空気に含まれる酸素とにより発電を行う、積層された燃料電池である。なお、燃料電池スタック115は、発電する複数の単セルを積層したスタック構造により構成されている。
DCDC変換部116は、燃料電池スタック115の発電電力を一定の電圧に変換する。たとえば、DCDC変換部116は、電圧80ボルトを電圧48ボルトに変換する。DCDC変換部116によって電圧変換された電力は、車両部120に供給される。
蓄電装置117は、接続部119を介して、DCDC変換部116と車両部120とに接続され、燃料電池スタック115の発電電力と後述する回生電力とが充電可能である。蓄電装置117は、燃料電池スタック115の発電時は、DCDC変換部116の出力と並列に接続されて充電され、車両部120に瞬間的な大電流が流れる際に放電する。蓄電装置117は、リチウムイオンバッテリ、リチウムイオンキャパシタなどにより構成される。なお、燃料電池車両100が産業車両である場合、充放電の特性から、リチウムイオンキャパシタが蓄電装置117として使用される。
センサ118は電圧センサと電流センサを有しており、蓄電装置117の電圧と、蓄電装置117を流れる電流を検知し、検知結果を燃料電池システム制御部111に通知する。センサ118から検知結果を通知された燃料電池システム制御部111は、所定タイミング毎において、蓄電装置117から流れ出す電流値と、そのときの蓄電装置117の電圧降下とから、蓄電装置117の内部抵抗を求める。ここで、センサ118と、燃料電池システム制御111中で蓄電装置117の内部抵抗を算出する機能とが、内部抵抗検知手段を構成する。
接続部119は、燃料電池システム110と車両部120の各部を電気的に接続しており、発電、暖機発電、回生制動の有無に応じて、燃料電池システム制御部111の制御に基づき、接続状態を以下のように切り替える。なお、回生制動とは、通常は電力を供給されて回転力を出力しているモータに対して、逆に軸回転を入力して発電機として作動させ、運動エネルギーを電気エネルギーに変換して回収することで、制動として利用する手法である。
接続部119は、燃料電池スタック115が通常の発電をしており、非回生制動時において、蓄電装置117の内部抵抗が後述する閾値未満であるとき、DCDC変換部116を通した発電電力を、蓄電装置117と、車両部120内の荷役モータ123または走行モータ125に供給する。接続部119は、燃料電池スタック115が通常の発電をしており、非回生制動時において、蓄電装置117の内部抵抗が閾値以上であるとき、DCDC変換部116を通した発電電力を、車両部120内の荷役モータ123または走行モータ125に供給する。
接続部119は、回生制動時において、蓄電装置117の内部抵抗が閾値未満であるとき、車両部120内の荷役モータ123または走行モータ125の回生により生成される電力(以下、「回生電力」という)を、蓄電装置117に供給する。接続部119は、回生制動時において、蓄電装置117の内部抵抗が閾値以上であるとき、車両部120内の荷役モータ123または走行モータ125により生成された回生電力を、電力消費部としてのシートヒータ126に供給する。接続部119は、燃料電池スタック115が暖機発電を行う際、DCDC変換部116を通した暖機発電による発電電力を、電力消費部としてのシートヒータ126に供給する。
車両部120は、車両制御部121と、インバータ122と、荷役モータ123と、インバータ124と、走行モータ125と、電力消費部としてのシートヒータ126とを有する。
車両制御部121は、ECU(Electronic Control Unit)等により構成され、操作部130で受け付けた操作に対応し、インバータ122を介した荷役モータ123の荷役動作と、インバータ124を介した走行モータ125の走行動作とを制御する。車両制御部121は、回生検知部として、操作部130の操作により、荷役モータ123と走行モータ125の回生を検知する。
インバータ122は、車両制御部121の制御に基づいて、燃料電池システム110から供給される直流の電力を三相交流電力に変換し、荷役モータ123へ三相交流電力を供給する。インバータ122は、荷役モータ123の回生制動時に、荷役モータ123が生成する回生電力を三相交流から直流に変換し、燃料電池システム110側へ電力を供給する。
荷役モータ123は、フォークの上昇と下降を制御する荷役用の油圧ポンプを駆動しており、インバータ122から供給される三相交流電力の周波数調整により回転数が変化する。荷役モータ123は、フォークの下降時に発電機として作用し、回生電力を生成する。ここで、インバータ122と、荷役モータ123とで、荷役用の電力回生部を構成する。この電力回生部は、電力供給を受けて駆動力を生成し、回生制動時には駆動力に応じて回生電力を生成する。
インバータ124は、車両制御部121の制御に基づいて、燃料電池システム110から供給される直流の電力を三相交流電力に変換し、走行モータ125へ三相交流電力を供給する。また、インバータ124は、走行モータ125の回生制動時に、走行モータ125が生成する回生電力を三相交流から直流に変換し、燃料電池システム110側へ電力を供給する。
走行モータ125は、燃料電池車両100の駆動輪を駆動しており、インバータ124から供給される三相交流電力の周波数調整により回転数が変化する。走行モータ125は、燃料電池車両100の減速時に発電機として作用し、回生電力を生成する。ここで、インバータ124と、走行モータ125とで、走行用の電力回生部を構成する。この電力回生部は、電力供給を受けて駆動力を生成し、回生制動時には駆動力に応じて回生電力を生成する。
シートヒータ126は、電力消費部であり、接続部119を介して供給される電力を消費する。そして、シートヒータ126は、電力を消費することにより発熱し、燃料電池車両100の運転席に熱を供給することで、運転者の運転環境を調温する調温装置である。なお、シートヒータ126は、座面と背あたりのいずれの領域を温めるような構成であってもよい。
操作部130は、キースイッチ131と、アクセルペダル132と、ブレーキペダル133と、リフトレバー134と、チルトレバー135と、ディレクションレバー136とを備える。
キースイッチ131がオンされると、燃料電池システム制御部111の制御により燃料電池システム110が起動して稼働状態になり、燃料電池車両100が使用可能状態になる。また、キースイッチ131がオフにされると、燃料電池システム制御部111の制御により燃料電池システム110が停止して非稼働状態になり、燃料電池車両100が使用停止状態になる。
アクセルペダル132が踏まれてオン操作されると、車両制御部121の制御によりインバータ124を通じて走行モータ125に電力が供給され、燃料電池車両100が加速状態または走行状態になる。
ブレーキペダル133が踏まれてオン操作されると、またはアクセルペダル132の踏み込みが解除されてアクセルオフ操作されると、車両制御部121の制御によりインバータ124を通じて走行モータ125に電力供給が遮断され、燃料電池車両100が減速状態または停止状態になる。走行モータ125は、減速する際に発電機として作用し、回生電力を生成する。
リフトレバー134が操作されると、車両制御部121の制御によりインバータ122を通じて荷役モータ123に電力が供給され、フォークが上昇方向または下降方向に移動する。リフトレバー134が操作されてフォークが下降する場合、荷役モータ123が回生制動により発電機として作用し、回生電力を生成する。チルトレバー135が操作されると、車両制御部121の制御によりインバータ122を通じて荷役モータ123に電力が供給され、フォークの傾きが変えられる。
ディレクションレバー136が操作されると、車両制御部121の制御によりインバータ124を通じて走行モータ125に供給される電力の位相が切り替えられ、燃料電池車両100の走行が前進から後進、あるいは後進から前進へと切り替えられる。ディレクションレバー136の操作により燃料電池車両100の進行方向が変わる直前の減速時に、走行モータ125は発電機として作用し回生電力を生成する。
[燃料電池システム制御部の特徴]
以上の説明に加え、燃料電池システム制御部111は以下のような特徴を有する。
燃料電池システム制御部111は、蓄電装置117の内部抵抗が閾値未満であり、燃料電池スタック115の発電が行われる場合、発電電力を荷役モータ123または走行モータ125と、蓄電装置117に供給するよう、接続部119の接続状態を制御する。
燃料電池システム制御部111は、蓄電装置117の内部抵抗が閾値未満であり、電力回生部で回生が行われることが車両制御部121により検知された場合、回生電力を蓄電装置117に供給するよう、接続部119の接続状態を制御する。
燃料電池システム制御部111は、蓄電装置の内部抵抗が閾値以上であり、燃料電池スタック115で通常の発電が行われる場合、発電電力を荷役モータ123または走行モータ125に供給するよう、接続部119の接続状態を制御する。燃料電池システム制御部111は、蓄電装置の内部抵抗が閾値以上であり、電力回生部で回生が行われることが車両制御部121により検知された場合、回生電力を電力消費部としてのシートヒータ126に供給するよう、接続部119の接続状態を制御する。
燃料電池システム制御部111は、蓄電装置の内部抵抗が閾値以上であり、燃料電池スタック115で暖機発電が行われる場合、暖機発電による発電電力を電力消費部としてのシートヒータ126に供給するよう、接続部119の接続状態を制御する。なお、燃料電池システム制御部111は、燃料電池システム110の温度を参照し、暖機運転が必要か否かを判定する。燃料電池システム制御部111は、暖機運転が必要であると判定した場合、発電要求信号を生成し、燃料電池スタック115に暖機発電を実行させる。
燃料電池システム制御部111は、所定のタイミングにおいてセンサ118から通知された検知結果を参照し、蓄電装置117から流れ出す電流値と、そのときの蓄電装置117の電圧降下とから、蓄電装置117の内部抵抗を求める。なお、このように蓄電装置117の内部抵抗を求める際、電圧降下を正確に求めるため、蓄電装置117はDCDC変換部116から電力の供給を受けず、充電されている電力の出力のみを行う。
燃料電池システム制御部111は、蓄電装置117の電流値と電圧降下とに対応する内部抵抗のテーブルを備えており、センサ118の検知結果をテーブルに当てはめて、蓄電装置117の内部抵抗を求める。
燃料電池システム制御部111は、回生電力により蓄電装置117が充電され、内部抵抗に応じて蓄電装置117の電圧が上昇する場合に、蓄電装置117が接続されたいずれかの部位に異常が発生することになる電圧に対応する内部抵抗により、閾値を定める。例えば、蓄電装置117とその周囲の各回路が電圧48ボルトで動作するよう構成されている場合、内部抵抗が通常より高くなっている蓄電装置117に充電されることにより、蓄電装置117の電圧が上昇する。そして、例えば電圧が60ボルトに上昇した時点で、蓄電装置117の周囲の各回路に異常が生じたとする。異常が生じるとは、システムのシャットダウンが発生することも含む。この場合、回生電力により充電された場合に蓄電装置117の電圧が上昇して、回路またはシステムに異常が生じさせる可能性のある内部抵抗により、以上の閾値を定める。
なお、通常動作時よりも低温時、例えば0℃以下の環境において蓄電装置117の内部抵抗が上昇し、蓄電装置117への充電電流に応じて電圧上昇が発生し、燃料電池システム110に異常が発生することがある。このため、0℃の蓄電装置117の内部抵抗を、以上の閾値として定めてもよい。また、外気温が20℃または25℃の時に測定された蓄電装置117の内部抵抗を基準として、基準の2倍または3倍の内部抵抗を、以上の閾値として定めてもよい。図2に示すように、蓄電装置117は、温度に応じて内部抵抗が変化する。特に、0℃よりも温度が下がる場合、内部抵抗は0℃よりも高い温度変化の場合と比べて、変化量が大きくなる。
燃料電池システム制御部111は、アクセルオフ操作の検知信号、ブレーキオン操作の検知信号、スイッチバック操作の検知信号、およびフォーク下降操作の検知信号を受信した車両制御部121から通知を受け、回生が行われることを認識する。
次に、本発明の実施の形態1における燃料電池車両100の具体例を説明する。図3は、本発明の実施の形態1における燃料電池車両100をフォークリフトに適用した構成を示す構成図である。なお、以下の説明における「前」、「後」、「左」、「右」、「上」、および「下」は、燃料電池車両100のオペレータが運転席に着座して、前進側を向いた状態を基準として示す。
図3に示すように、燃料電池車両100は、車体101、駆動輪102F、操舵輪102R、運転席103、荷役装置104、燃料電池システム110、操作部130、を備えている。
車体101内に、燃料電池システム110としての、燃料電池システム制御部111、水素タンク112、燃料電池スタック115と、を備えている。また、車体101内に、車両部120としての、車両制御部121、荷役モータ123、走行モータ125と、を備えている。
駆動輪102Fは、車体101の前部に設けられ、走行モータ125により駆動される。操舵輪102Rは、車体101の後部に設けられ、ステアリングホイール137の操作により向きが変更される。
運転席103は、車体101の中央付近に設けられている。運転席103の座面には、シートヒータ126が配置されている。運転席103の前方には、操作部130が設けられている。
荷役装置104は、車体101の前部に設けられ、マスト104a、リフトブラケット104b、フォーク104c、リフトシリンダ104d、を備えている。
マスト104aは、車体101の前部に立設され、リフトブラケット104bを備えている。リフトブラケット104bは、マスト104aに対して昇降自在に構成されている。フォーク104cは、左右一対に構成され、リフトブラケット104bに設けられている。
リフトシリンダ104dは、マスト104aに設けられており、車体101に搭載された油圧ポンプ123pから供給される作動油により作動する。なお、油圧ポンプ123pは、荷役モータ123により駆動される。以上の構成において、リフトシリンダ104dの作動によるマスト104aの昇降に伴って、フォーク104cを備えたリフトブラケット104bは昇降する。
[走行、減速、リフト下降、回生の基本動作]
次に、本発明の実施の形態1における燃料電池車両100の走行、荷役、回生について基本的な説明をする。
オペレータがディレクションレバー136を前進側に位置させ、アクセルペダル132を踏み込んでアクセルオン操作を行うと、車両制御部121はアクセルオン操作を検知する。車両制御部121は、アクセルオン操作に応じて、インバータ124を制御し、走行モータ125の回転数を増大させる。これにより、燃料電池車両100は、増速し、前進する。
オペレータがアクセルペダル132の踏み込みを解除し、アクセルオフ操作を行うと、車両制御部121はアクセルオフ操作を検知する。車両制御部121は、アクセルオフ操作に応じて、インバータ124を制御し、走行モータ125への電力供給を停止する。これにより、燃料電池車両100は、減速する。この際に、走行モータ125は、発電機として機能し、燃料電池車両100の運動エネルギーを回生電力に変換する。走行モータ125にて生成された回生電力は、インバータ124により直流に変換され、接続部119を介して、蓄電装置117またはシートヒータ126へ供給される。
オペレータによりブレーキペダル133が踏み込まれ、ブレーキオン操作されたときは、車両制御部121はブレーキオン操作を検知する。車両制御部121は、ブレーキオン操作に応じて、アクセルオフ操作の場合と同様に走行モータ125の回生を行うようにインバータ124を制御する。
ディレクションレバー136のスイッチバック操作、すなわち前進側から後進側へ切り換える操作が行われると、車両制御部121は、スイッチバック操作を検知する。車両制御部121は、スイッチバック操作に応じて、アクセルオフ操作やブレーキオン操作の場合と同様に、走行モータ125の回生を行うようにインバータ124を制御する。
リフトレバー134のフォーク下降が行われると、車両制御部121は、フォーク下降操作を検知する。車両制御部121は、フォーク下降操作に応じて、インバータ122を制御し、荷役モータ123への電力供給を停止する。これにより、フォーク104cを備えたリフトブラケット104bは自重で下降し、荷役モータ123は、発電機として機能し、フォークの下降エネルギーを回生電力に変換する。荷役モータ123にて生成された回生電力は、インバータ122により直流に変換され、接続部119を介して、蓄電装置117またはシートヒータ126へ供給される。
[燃料電池車両の動作]
次に、本発明の実施の形態1における燃料電池車両100の回生に関する特徴的な動作について、図4を参照して説明する。図4は、本発明の実施の形態1における燃料電池システム110の電力の供給動作を示すフローチャートである。
図4のフローチャートの前提として、キースイッチ131がオンされ、燃料電池システム制御部111の制御により燃料電池システム110が稼働状態になり、燃料電池車両100が使用可能状態になっている。
ステップS101において、燃料電池システム制御部111は、燃料電池システム110における発電要求の発生、及び車両部120における車両制御部121から回生に関連する通知の発生を監視している。すなわち、燃料電池システム制御部111は、アクセルオフ操作の検知信号、ブレーキオン操作の検知信号、スイッチバック操作の検知信号、およびフォーク下降操作の検知信号を受信した車両制御部121から通知、及び燃料電池システム110における発電要求信号、の受信を待機している。この後、処理がステップS102へと進む。
ステップS102において、燃料電池システム制御部111は、センサ118の検知結果を上述したテーブルに当てはめて、蓄電装置117の内部抵抗を算出する。この場合、テーブルを使用することで、内部抵抗を求める演算処理などが不要になり、内部抵抗を高速に算出することができる。この後、処理がステップS103へと進む。
ステップS103において、燃料電池システム制御部111は、燃料電池システム110において発電要求が発生しているか、車両制御部121において回生の発生が検知されているか、を確認する。発電または回生の発生が検知されれば、処理がステップS104へと進む。一方、発電と回生の発生が検知されなければ、処理はステップS101へ戻る。
ステップS104において、燃料電池システム制御部111は、蓄電装置117の内部抵抗が閾値以上であるか否かを判定する。内部抵抗の閾値とは、既に説明したように、蓄電装置117に回生電力を充電した場合に異常が生じることがある内部抵抗、0℃の環境における蓄電装置117の内部抵抗、または、20℃または25℃の時に測定された蓄電装置117の内部抵抗の2倍または3倍の内部抵抗などである。
ステップS104において、蓄電装置117の内部抵抗が閾値未満であると判定されれば、処理がステップS105へと進む。
ステップS105において、燃料電池システム制御部111は、電力回生部において回生電力が生成されているか否かを判定する。回生により電力が生成されていれば処理がステップS106へと進む。一方、回生による電力の生成がなければ処理がステップS107へと進む。
ステップS106において、燃料電池システム制御部111は、接続部119の接続状態を制御し、荷役モータ123または走行モータ125により生成される回生電力を蓄電装置117に供給する。これにより、回生電力により蓄電装置117が充電される。この後、処理がステップS113へと進む。
ステップS107において、燃料電池システム制御部111は、通常の走行または荷役のための発電を行うよう燃料電池スタック115を制御すると共に、接続部119の接続状態を制御し、燃料電池スタック115により発電された発電電力を、荷役モータ123または走行モータ125と、蓄電装置117に供給する。これにより、発電電力により、荷役モータ123または走行モータ125が駆動され、蓄電装置117が充電される。この後、処理がステップS113へと進む。
一方、ステップS104において、蓄電装置117の内部抵抗が閾値以上であると判定されれば、処理がステップS108へと進む。
ステップS108において、燃料電池システム制御部111は、電力回生部において回生により電力が生成されているか否かを判定する。回生により電力が生成されていれば処理がステップS109へと進む。一方、回生による電力の生成がなければ処理がステップS110へと進む。
テップS109おいて、燃料電池システム制御部111は、接続部119の接続状態を制御し、荷役モータ123または走行モータ125により生成される回生電力をシートヒータ126に供給する。これにより、回生電力は電力消費部としてのシートヒータ126に消費される。シートヒータ126は、調温装置として燃料電池車両100の運転者の運転環境を調温する。この後、処理がステップS113へと進む。
ステップS110において、燃料電池システム制御部111は、燃料電池スタック115において暖機発電が実行されているか否かを判定する。暖機発電が実行されていれば処理がステップS111へと進む。一方、暖機発電が実行されていなければ処理がステップS112へと進む。
ステップS111において、燃料電池システム制御部111は、暖機発電を行うよう燃料電池スタック115を制御すると共に、接続部119の接続状態を制御し、燃料電池スタック115の暖機発電により発電された発電電力を、電力消費部としてのシートヒータ126に供給する。暖機発電により発電された発電電力を供給されたシートヒータ126は、調温装置として、燃料電池車両100の運転者の運転環境を調温する。この後、処理がステップS113へと進む。
ステップS112において、燃料電池システム制御部111は、通常の走行または荷役のための発電を行うよう燃料電池スタック115を制御すると共に、接続部119の接続状態を制御し、燃料電池スタック115により発電された発電電力を、荷役モータ123または走行モータ125に供給する。これにより、発電電力により、荷役モータ123または走行モータ125が駆動される。この後、処理がステップS113へと進む。
ステップS113において、燃料電池システム制御部111はキースイッチ131の状態を確認する。キースイッチ131がオンされたままであれば、処理はステップS101へ戻る。一方、キースイッチ131がオフにされると、燃料電池システム制御部111は、燃料電池システム110の各部の動作を停止する。燃料電池システム制御部111から停止の指示を受けた車両制御部121は、車両部120の各部を停止状態にする。
なお、燃料電池システム制御部111は、燃料電池システム制御部111は、キースイッチ131がオンにされた時点で、各部を初期化するとともに、各部の接続状況と使用可否を確認し、車両部120においてシートヒータ126が使用可能であるかを判定しておく。
電力消費部としてのシートヒータ126が使用可能でない場合、以上のステップS109における回生電力と、S111における暖機発電による発電電力を、車両部120のシートヒータ126以外の電力消費部となりうる他の機器に供給する。車両部120におけるシートヒータ126以外の他の機器としては、運転席103に温風を送る温風ヒータ、運転席103周囲の温度を調整するエアコン、などの発熱部を有する各種の電力消費部としての調温装置が該当する。なお、電力の供給先の機器として、以上の調温装置以外に、燃料電池スタック115の冷却水を加熱する電力消費部を含めてもよい。
また、ステップS109において、走行モータ125の回生制動において回生電力が生成されている場合、車両部120におけるシートヒータ126以外の他の機器として、荷役モータ123が使用可能である。この場合、走行モータ125が生成した回生電力を荷役モータ123に供給し、油圧ポンプ123pによって荷役装置104を一定状態に駆動することで電力を消費してもよい。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係る燃料電池車両100では、蓄電装置117の内部抵抗が閾値以上であれば回生電力と暖機発電時の発電電力を蓄電装置117ではなく、電力消費部としてのシートヒータ126に供給する。これにより、低温時、例えば0℃以下の環境において入出力可能な電力が低下している蓄電装置117に対する発電した電力や回生電力の充電を回避し、シートヒータ126に電力を供給することで、燃料電池システム110の使用される温度環境に応じて、発電した電力や回生電力を有効活用することができる。
また、この発明の実施の形態1に係る燃料電池車両100では、低温環境において入出力可能な電力が低下している蓄電装置117の劣化を予防することができる。なお、低温環境において蓄電装置117の内部抵抗が上昇し、蓄電装置117への充電電流に応じて電圧上昇が発生し、燃料電池システム110に異常が発生するような事態も防止することができる。
また、この発明の実施の形態1に係る燃料電池車両100では、低温時、例えば0℃以下の環境において、発電した電力や回生電力をシートヒータ126に供給して運転席103に熱を供給して調温しているため、オペレータに快適な環境を提供することができる。また、接続部119の接続状態の制御は、蓄電装置117の内部抵抗に基づいて実行しているため、蓄電装置117の温度または蓄電装置117の電圧を検知する場合よりも迅速かつ適切に実行することが可能になる。
[その他の動作]
本発明の実施の形態1における燃料電池システム110の他の動作について、以下に説明する。
以上の説明において、燃料電池システム制御部111は、蓄電装置117の内部抵抗が閾値以上である場合、接続部119の接続状態を制御し、発電した電力や回生電力を、蓄電装置117ではなく、電力消費部としてのシートヒータ126または他の機器に供給していた。
これに対し、蓄電装置117の内部抵抗が閾値以上である場合、発電した電力や回生電力を、蓄電装置117の能力に応じて、蓄電装置117と、電力消費部に分配してもよい。この場合、接続部119として、接続状態を単純にどちらか一方に切り替えるのではなく、電力を分岐または分配できる機能を備える必要がある。
また、蓄電装置117と、電力消費部に電力を分配する場合の比率は、50:50に限られず、蓄電装置117の内部抵抗に応じて、すなわち蓄電装置が受け入れ可能な電力に応じて、0:100〜50:50〜100:0のように段階的または連続的な比率で分配してもよい。
これにより、低温時、例えば0℃以下の環境において受け入れ可能な電力が低下している蓄電装置117に対する充電を低減し、蓄電装置117と電力消費部に電力を分配することで、発電した電力と回生電力を有効活用することができる。
また、以上の説明では、燃料電池システム制御部111と車両制御部121との2つの制御部を有しているが、燃料電池車両100の全体を統括的に制御する単一の制御部としてもよい。
100 燃料電池車両、110 燃料電池システム、111 燃料電池システム制御部(制御部)、112 水素タンク、113 コンプレッサ、114 水素供給弁、115 燃料電池スタック(燃料電池)、116 DCDC変換部、117 蓄電装置、118 センサ、119 接続部、120 車両部、121 車両制御部、122 インバータ(電力回生部)、123 荷役モータ(電力回生部)、124 インバータ(電力回生部)、125 走行モータ(電力回生部)、126 シートヒータ(電力消費部)、130 操作部、131 キースイッチ、132 アクセルペダル、133 ブレーキペダル、134 リフトレバー、135 チルトレバー、136 ディレクションレバー。

Claims (6)

  1. 発電する燃料電池と、
    前記燃料電池の発電によって生成される発電電力を充電可能な蓄電装置と、
    回生電力を生成する電力回生部と、
    前記発電電力または前記回生電力を消費する電力消費部と、
    前記発電電力と前記回生電力の供給を制御する制御部と、
    を備える燃料電池車両において、
    燃料電池車両には前記蓄電装置の内部抵抗を検知する内部抵抗検知手段を有し、
    前記制御部は、
    前記内部抵抗検知手段が検知した前記蓄電装置の内部抵抗が閾値未満である場合、前記発電電力または前記回生電力を前記蓄電装置に供給するよう制御し、
    前記内部抵抗が前記閾値以上である場合、前記発電電力または前記回生電力を前記電力消費部に供給するよう制御する
    燃料電池車両。
  2. 前記蓄電装置の電圧と、前記蓄電装置を流れる電流を検知するセンサを備え、
    前記内部抵抗検知手段は、前記センサと、前記制御部の内部抵抗検知機能により構成され、
    前記制御部は、所定タイミング毎に、前記センサの検知結果を参照し、前記蓄電装置から流れ出す電流値と、前記蓄電装置から電流が流れ出しているときの前記蓄電装置の電圧降下とから、前記内部抵抗を求める
    請求項1記載の燃料電池車両。
  3. 前記電流値と前記電圧降下とに対応する前記内部抵抗のテーブルを備え、
    前記内部抵抗検知手段は、前記制御部が前記センサの検知結果を前記テーブルに当てはめて前記内部抵抗を求める
    請求項2記載の燃料電池車両。
  4. 前記制御部は、前記回生電力により前記蓄電装置が充電され、前記内部抵抗に応じて前記蓄電装置の前記電圧が上昇する場合に、前記蓄電装置が接続されたいずれかの部位に異常が発生することになる前記電圧に対応する前記内部抵抗により、前記閾値を定める
    請求項2または請求項3に記載の燃料電池車両。
  5. 前記制御部は、アクセルオフ操作の検知信号、ブレーキオン操作の検知信号、スイッチバック操作の検知信号、フォーク下降操作の検知信号、及び暖機運転の発電要求信号のいずれかに基づいて、前記電力消費部への前記発電電力または前記回生電力の供給を制御する
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の燃料電池車両。
  6. 前記電力消費部は燃料電池車両の運転者の運転環境を調温する調温装置であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の燃料電池車両。
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