JP2020525268A5 - クロマトグラフィシステム - Google Patents

Claims (16)

1. 流体チューブ（３０）により流体相互連通可能な複数の構成要素（１２〜１８、８１０、９１０）を備えたクロマトグラフィシステム（１１）であって、前記構成要素は、１つまたは複数のポートを備え、各ポートが、前記流体チューブ（３０）のそれぞれの端部を受けるための差込口（２０、２８０、９２３、９２３'）を介してアクセス可能であり、前記差込口は、開口端部を備え、前記開口端部は近傍に封止リッジ（２２、２８２）を有し、流体チューブ端部は、前記流体チューブの内壁と前記封止リッジ（２２）との間に直接シールを形成していることを特徴とする、クロマトグラフィシステム（１１）。
2. 前記直接シールは、前記差込口の前記封止リッジの周囲のポケットレスシールであることを特徴とする、請求項１に記載のクロマトグラフィシステム。
3. 前記流体チューブは、最大で２０バールの圧力まで加圧され、或いは、加圧可能で、シールまたはポケットレスシールが維持されることを特徴とする、請求項１または２に記載のクロマトグラフィシステム。
4. 前記複数の構成要素（１２〜１８）は、支持部（８０）上に位置的に再配置可能なモジュール式構成要素であり、前記流体チューブ（３０）は、各端部に１つのカプリング（１００、１０５、３００）を備える両端部をそれぞれが有する複数の流体チューブを備え、使用時にはこれらの流体チューブは、それぞれのモジュール式構成要素間におけるほぼ封止された流体流または流体連通をもたらすことを特徴とする、請求項１から３のいずれか一項に記載のクロマトグラフィシステム。
5. 前記流体チューブ（３０）の第１の端部は、チューブ端部の外部の解除可能カプリング（１００、１０５、３００）により前記差込口の周囲で封止可能であり、カプリングは、前記流体チューブの前記端部に沿って前記カプリングのカラー要素（１３０、２３０、２３０'、３３０、４３０）のスライド動作により作動可能な解除可能カプリング動作を有することを特徴とする、請求項１から４のいずれか一項に記載のクロマトグラフィシステム。
6. 前記スライド動作は、それぞれの構成要素にほぼ向かう動作であり、クランピング動作は、前記構成要素から離れる前記動作により解除可能であることを特徴とする、請求項５に記載のクロマトグラフィシステム。
7. 前記スライド動作は、線形運動のみである、または１２０度以下のねじり動作を含む実質的に線形の運動であることを特徴とする、請求項５または６に記載のクロマトグラフィシステム。
8. 前記解除可能カプリングは、
   前記流体チューブ（３０）を受けるように構成された円筒状内部構成要素（１１０、３１０、４１０）であって、内部構成要素は、前記差込口に向かってチューブの外面を付勢するように構成された弾性偏向可能部分（１１８、４１８）を備えた、円筒状内部構成要素（１１０、３１０、４１０）と、
   前記内部構成要素をスライド可能に受けるための内部貫通アパーチャ（１３２）を有するカラー要素（１３０）であって、アパーチャおよび弾性偏向可能部分は、相補的表面形状部を有し、前記相補的表面形状部は、前記カラー要素が前記内部構成要素に取り付けられた第１の位置においては、使用時に弾性偏向をもたらし、第２の異なる位置においては、前記流体チューブの前記外面に対する作用を防止する、カラー要素（１３０）と、
   を備え、
   前記カラー要素は、第１の位置と第２の位置との間でのカラーの手動操作を可能にするサイズの前記アパーチャから離れるように外方に延在する少なくとも１つの突出部をさらに備えていることを特徴とする、請求項５から７のいずれか一項に記載のクロマトグラフィシステム。
9. 前記内部構成要素（１１０）は、少なくとも１つの方向における前記内部構成要素から離れる前記カラー要素のスライドを防止または阻止するように前記カラー要素と協働し得る停止部分（１３８、１１４）をさらに備えていることを特徴とする、請求項８に記載のクロマトグラフィシステム。
10. 前記カラー要素は、偏向がもたらされる前記第１の位置から、前記カラー要素が前記停止部分に当接する前記第２の位置まで前記内部構成要素上をスライド可能であることを特徴とする、請求項９に記載のクロマトグラフィシステム。
11. カラーフランジ（１３４）が、前記カラー要素の一端部に形成され、停止部分は、前記内部構成要素の一端部に形成され、前記カラーフランジ（１３４）および前記停止部分は、手動操作により前記第２の位置の近傍に移動されることが可能で、前記カラー要素は、手動操作により前記カラーフランジ（１３４）が前記停止部分から離間される前記第１の位置へとさらにスライドされ得ることを特徴とする、請求項８または９に記載のクロマトグラフィシステム。
12. 前記停止部分は、外方に延在するコレットフランジ（１１４）であって、前記カプリングの前記手動操作を支援するサイズを有するコレットフランジ（１１４）であることを特徴とする、請求項１１に記載のクロマトグラフィシステム。
13. カラーフランジ（１３４）は、前記カラーの本体（１３６）から直立する連続環状形状部であることを特徴とする、請求項８から１２のいずれか一項に記載のクロマトグラフィシステム。
14. 前記カラーフランジ（１３４）および前記カラーフランジが上に形成される前記カラー要素の外面は、急激な方向転換を伴わない連続的に湾曲したプロファイルを有することを特徴とする、請求項１３に記載のクロマトグラフィシステム。
15. 前記内部構成要素（１１０、３１０、４１０）の前記弾性偏向可能部分（１１８、４１８）は、使用時に前記チューブに向かって内方に偏向可能である複数の周方向に配置されたフィンガを備えていることを特徴とする、請求項８から１４のいずれか一項に記載のクロマトグラフィシステム。
16. 前記カラー要素（３３０）は、モジュール（１）に前記カプリングを解除可能に固定するために相補的ロッキングピン（２７）と協働するバヨネット開口（３４５）をさらに備えていることを特徴とする、請求項８から１５のいずれか一項に記載のクロマトグラフィシステム。