JP2020502403A - 超高層建築物 - Google Patents

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Abstract

超高層建築物1は、補強コンクリートの主要支持構造10と、少なくとも4つの角13を有する基部20;20”;20”’とを含む。主要支持構造10は少なくとも2つの壁11で形成され、壁11の各々は前記基部20の対角的に対向する外壁角13の間全体に延在している。前記2つの壁11、11は互いに交差しており、それぞれの壁11の少なくとも中間部分14は前記超高層建築物1の一番上の部分まで延在する。【選択図】図2

Description

本発明は、請求項1の前文によるスカイスクレーパーとも呼ばれる超高層建築物に関する。
本記載において超高層建築物とは、約100メートルから最大500メートルまたはそれ以上の高さの建築物を意味する。こうした建築物は自身の重量を支持でき、風および地震に耐え、かつ居住者を火災から守る必要がある。
製造される超高層建築物のほとんどは、支持構造として、従来の構造の耐力壁を有する代わりに、鋼のフレームワークを有する。
過去に製造された超高層建築物のほとんどは、補強コンクリートの典型的な耐力柱よりも高く建設されることを可能にする支持構造として、鋼のフレームを有した。
さらに高い建築物を建設できるように、60年代半ばには骨組鋼管の新たな構造システムが開発された。
しかし、超高層建築物の鋼構造は、ワールドトレードセンターのツインタワーの崩壊によって示されたとおり、大きな火災が起こったときのリスクファクターであり、前記建築物が高くなるほど、火災の場合の消防の問題および建築物崩壊のリスクが増す。
したがって近年は、補強コンクリートの支持構造によって構築された超高層建築物が、鋼の支持構造に対する選択肢となっている。
補強コンクリートの支持構造で構築された超高層建築物における火災の場合の崩壊のリスクは、鋼の支持構造に比べて低減するが、特に爆発性の火災の場合には、火災がフロア間およびフロア沿いの両方で建築物の主要部分に広がるリスクが常に存在する。これは、補強コンクリートの支持構造が多かれ少なかれ建築物の中心に置かれるという事実によるものである。
したがって、超高層建築物を構築するときの補強コンクリートの支持構造の改善が必要とされている。
したがって本発明の1つの目的は、補強コンクリートの改善された支持構造を提供することであり、この支持構造は超高層建築物を少なくとも4つの互いに独立した主要セルに分割し、各主要セルは前記超高層建築物の基部から頂部に延在する。
本発明のさらなる目的は、超高層建築物の安定性および剛性を改善することで建築物の振動および横揺れを低減させるような補強コンクリートの支持構造を有する超高層建築物を提供することである。
本発明のさらなる目的は、各主要セル内に少なくとも中央に配置されたリフトシャフトを有する補強コンクリートの支持構造を有する超高層建築物を提供することである。
これらの目的およびその他の目的は、請求項1において定義される本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物によって達成される。
本発明の好ましい実施形態および発展は、従属請求項2〜13において定義される。
本発明のさらなる利点、特徴および実施形態は、添付の図面に示される補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の実施形態の以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
補強コンクリートの正方形の形状の主要支持構造を有する先行技術の超高層建築物の上からの概略的断面図である。 本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の上からの概略的断面図である。 本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の上からの概略的断面図である。 本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の上からの概略的断面図である。 本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の上からの概略的断面図である。 本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の上からの概略的断面図である。 本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の上からの概略的断面図である。 本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の上からの概略的断面図である。 本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の上からの概略的断面図である。 本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の上からの概略的断面図である。 本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の上からの概略的断面図である。 本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の上からの概略的断面図である。 図6に示される本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の実施形態の概略的縦断側面図である。 図2に示される本発明による補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物の実施形態の概略的縦断側面図である。
以下の説明および請求項には、補強コンクリートの主要支持構造を有する超高層建築物が記載されている。外壁のファサードは通常非耐力タイプであり、たとえばガラスなどでできていてもよい。
図1は補強コンクリートの主要支持構造を有する先行技術の超高層建築物の例を示しており、この建築物の外形は正方形であり、主要支持構造も正方形である。主要支持構造の外側の壁は、超高層建築物の各外壁から約1/4の距離において形成されている。例として、各外壁の長さは約60〜70メートルである。
図1から推測され得るとおり、大規模な火災が発生した場合、火災は主要支持構造の周りに広がって1つまたはそれ以上のフロアに広がるおそれがあり、すなわち超高層建築物全体を火災が包囲するおそれがある。
図2〜図12から分かるとおり、超高層建築物1の補強コンクリートの主要支持構造10を図示されるやり方で設計することによって、大規模な火災が超高層建築物全体を包囲する、すなわち1つまたはそれ以上のフロアに広がるリスクを最小化することが可能である。
図2および図14は、補強コンクリートの主要支持構造10を有する超高層建築物1の第1の実施形態を示す。前記超高層建築物の基部20は、概略的に正方形の形で示されている。なお、基部20の形状はたとえば四角形、平行四辺形、平行六面体、矩形、または正方形などの任意の好適な形状であり得る。
超高層建築物1は、鉛直方向に高さhを有する。図13および図14を参照。高さhは、約100メートルから最大500メートルまたはそれ以上であってもよい。
少なくとも前記主要支持構造10のコンクリートの補強材は、鋼、ガラス繊維、および炭素繊維、またはそれらの組み合わせからなる群より選択される材料を含んでもよい。
主要支持構造10は、少なくとも2つの壁11で形成される。各々の壁11は、耐火壁であってもよい。各壁11は、前記基部20の対角的に対向する外壁角13の間全体に延在している。
各々の壁11は、補強コンクリートでできている。各々の壁11は平坦な形状を有して、基部20から鉛直に延在してもよい。
推測され得るとおり、2つの壁11は互いに交差する。超高層建築物1の構造およびそれによる主要支持構造10に依存して、前記壁はそれぞれの壁11の中間部分14において互いに交差してもよい。図2〜図14に示されるとおり、前記中間部分14は前記主要支持構造10のそれぞれの壁11の交差部分または中央部分を形成してもよいが、それは必須ではない。各壁11の前記中間部分14は、前記基部20から前記超高層建築物1の一番上の部分または超高層建築物1の頂端部1aまで延在しており、すなわち超高層建築物1の高さまたは高さ全体にわたって延在する。図13および図14を参照。
各壁11は、基部20から超高層建築物1の高さhに沿って鉛直に延在してもよい。超高層建築物1は、ジョイスト17によって互いに分離された複数のフロア15を含み、各フロア15に対して1つのジョイスト17である。図14を参照。壁11は、基部20からすべてのフロア15およびジョイスト17を通って延在する。
上述の主要支持構造10を提供することによって、少なくとも4つの主要密閉空間100が配置され、これらの各々は前記基部20から前記超高層建築物1の頂端部まで延在する。
さらに、各壁11に関連する各外壁角13において、それぞれの壁11の外端部16には、前記端部16からそれぞれの隣接外壁40の一部分に沿って水平方向に延在し、かつ前記隣接外壁40が終わる高さまで延在する外壁支持構造30が配置される。
たとえば図3〜図5にみられるとおり、超高層建築物1の安定性および剛性をさらに改善するために、各壁11に関連する外壁角13において各外壁支持構造30は角支持構造31を形成し、この形成は前記角支持構造31を形成するように各隣接外壁40から直角に前記壁11まで延在する支持壁32を配置することによって行われる。前記角支持構造31は、閉じた角支持構造31を形成してもよい。好ましくは、壁11は前記角支持構造31の各々を通って外壁角13まで延在する。前記角支持構造31は、好ましくはたとえば正方形または矩形などの四角形の形を有し、前記隣接外壁40が終わる高さまで延在する。
図3に示される実施形態において、それぞれの壁11の中間部分14には、少なくとも一対の対向する内部支持構造50が設けられる。各内部支持構造50の端部51は、それぞれの壁11まで延在する。
対向する内部支持構造50は、図4に示されるとおり、それぞれの壁11の中間部分14において中央支持構造52を形成してもよい。中央支持構造52は、2対の対向する内部支持構造50で形成される。中央支持構造52は、好ましくは超高層建築物1の外形と同じ形状を有する。さらに、それぞれの壁11の中間部分14から内部支持構造50のそれぞれ1つまで、内側支持構造53が延在して、それぞれの内部支持構造50と直角を形成してもよい。よって、中央支持構造52は複数の第1の鉛直に延在するシャフト54を形成してもよい。前記第1の鉛直に延在するシャフト54は、超高層建築物のサービス機能のためのシャフトを形成してもよく、この機能はエレベーター、換気機器、電気ケーブル、および配管などからなる群より選択される。
図5に示される実施形態は図3のものに類似しているが、対向する内部支持構造50を有さない。
図6に示される実施形態では、超高層建築物1の特に角の安定性および剛性をさらに改善するために、各角支持構造31に隣接して、壁11沿いにそれぞれの壁11の中間部分14に向かって、少なくともさらなる角支持構造34が配置される。前記さらなる角支持構造34は、好ましくはたとえば正方形または矩形などの四角形の形を有する。好ましくは、壁11は前記さらなる角支持構造34の各々を通って延在する。
こうして形成された角支持構造31および前記さらなる角支持構造34は、超高層建築物1のサービス機能のための鉛直に延在するシャフト33を形成し、この機能はエレベーター、換気機器、電気ケーブル、および配管などからなる群より選択される。
図7は、図4および図6に示される実施形態の組み合わせである超高層建築物1の実施形態を示す。
図8に示される実施形態にみられるとおり、必須ではないが前記基部20が四角形に成形されている場合、前記少なくとも2つの壁11の各々は、互いに同じ形を有する複数の四角形の支持構造70で形成される。それぞれの壁11の中間部分14には、中央四角形支持構造70aが形成される。前記中央四角形支持構造70aの各角71において、前記複数の四角形支持構造70は対角的に対向する角72において互いに接続されてもよく、好ましくは中央四角形支持構造70aおよび各四角形支持構造70aのそれぞれの側部70b、70cは、基部20のそれぞれの側部20aおよびおそらくは外壁40のそれぞれ1つと平行になる。
図9に示される実施形態において、基部20’は基本的な四角形の形状に加えて、対向外壁角13から延在して外壁42によって互いに接続された、対向する内向きに角度の付いた外壁部分41を有する。図3に示されるのと同じやり方で、それぞれの壁11の中間部分14には、少なくとも一対の対向する内部支持構造50が設けられる。各支持構造50の端部51は、それぞれの壁11まで延在する。
基部20’がより矩形に近い形状を有する場合は、支持構造10の2つの壁11の間に形成される鈍角αは最大値約130°を有する。
図10に示される実施形態において、基部20”は八角形の形を有するが、支持構造10は図5に示されるものと同じ形状を有する。
しかし、図示されない実施形態において、基部は8つよりも多いかまたは少ない角を有してもよい。
図9および図10においては、図3〜図5に示されるのと同じやり方で、各壁11に関連する外壁角13において外壁支持構造30は角支持構造31を形成し、この形成は前記角支持構造31を形成するように各隣接外壁40、41から前記壁11まで延在する壁32を配置することによって行われる。前記角支持構造31は、閉じた角支持構造31を形成してもよい。好ましくは、壁11は前記角支持構造31の各々を通って外壁角13まで延在する。前記角支持構造31は、前記隣接外壁40、41が終わる高さまで延在する。
図11および図12に示されるとおり、超高層建築物1の安定性および剛性をさらに改善するため、および大爆発の結果を低減させるために、たとえばアーム11の間に形成された密閉空間100の中に、さらなる鉛直支持構造80および中央に配置された鉛直支持構造90が提供される。前記中央に配置された鉛直支持構造90は、好ましくは各々が建築物の中心に向けられた直線状の側部構造91を有する。
鉛直支持構造80および中央に配置された鉛直支持構造90は、好ましくは廊下110および111が形成されるように互いに対して配置され、かつ鉛直支持構造80が個別に配置される。
図12に示される直線状の側部構造91の1つ(右側)の、超高層建築物の中心に向けられた側部にシャフト54が形成される。
上記の実施形態と同様に、主要支持構造10は2つの交差する壁11で形成され、壁11の各々は前記基部20、20’、20”の対角的に対向する外壁角13の間全体に延在している。
本発明による超高層建築物1のすべての実施形態において、少なくとも4つの主要密閉空間100が形成され、その各々が独自の耐火セルを提供する。こうして形成された耐火セルの間の壁11に防火扉が提供されてもよい。耐火セルの間の壁11に防火扉が提供されるとき、それらの防火扉は好ましくは4〜5フロア15の間隔で配置される。
図13は、たとえば図6に示される本発明による補強コンクリートの主要支持構造10を有する超高層建築物1の実施形態の概略的縦断側面図である。非限定的な例として、角支持構造32、34は異なる高さまで延在し、角支持構造32は一番外側の角支持構造32を形成し、さらなる角支持構造34は中間角支持構造34および一番内側の角支持構造34を形成してもよい。一番外側の角支持構造32は最も低くてもよく、好ましくは約100メートルの高さまで延在してもよい。中間角支持構造34は好ましくは約300メートルの高さまで延在してもよく、一番内側の角支持構造34は好ましくは約500メートルの高さまで延在してもよい。
なお、上述したすべての実施形態における支持構造10の壁11は、好ましくは大規模な火災および/または大爆発に耐えるような強度を有するものとする。

Claims (13)

  1. 補強コンクリートの主要支持構造(10)と、少なくとも4つの角(13)を有する基部(20;20’;20”)とを含む超高層建築物(1)であって、前記主要支持構造(10)は少なくとも2つの壁(11)で形成され、各壁(11)は前記基部(20、20’、20”)の対角的に対向する外壁角(13)の間全体に延在しており、前記2つの壁(11、11)は互いに交差しており、それぞれの前記壁(11)の少なくとも中間部分(14)は前記超高層建築物(1)の一番上の部分まで延在することを特徴とする、超高層建築物(1)。
  2. 前記2つの壁(11、11)はそれぞれの前記壁(11)の前記中間部分(14)において互いに交差することを特徴とする、請求項1に記載の超高層建築物(1)。
  3. それぞれの前記壁(11)の前記中間部分(14)は、それぞれの前記壁(11)の中央部分であることを特徴とする、請求項2に記載の超高層建築物(1)。
  4. 各壁(11)に関連する前記外壁角(13)において、それぞれの壁(11)の端部(16)には、前記端部(16)からそれぞれの隣接外壁(40)の一部分に沿って水平方向に延在し、かつ前記隣接外壁(40)が終わる高さまで延在する外壁支持構造(30)が設けられることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の超高層建築物(1)。
  5. それぞれの前記壁(11)の前記中間部分(14)には少なくとも一対の対向する支持構造(50)が配置され、前記対向する支持構造(50)の端部(51)はそれぞれの前記壁(11)まで延在することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の超高層建築物(1)。
  6. 前記基部(20、20’、20”)が四角形の形状を有する場合、それぞれの前記壁(11)の前記中間部分(14)には対応する四角形の形状を有する中央支持構造(52)が配置され、前記中央支持構造(52)の端部(51)は、少なくとも1つの第1の鉛直に延在するシャフト(54)を形成するようにそれぞれの前記壁(11)まで延在することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の超高層建築物(1)。
  7. 各壁(11)に関連する前記外壁角(13)において、前記壁(11)の端部(16)には、角支持構造(31)を形成するように各隣接外壁(40)から前記壁(11)まで直角に延在する角支持構造(32)が設けられ、前記角支持構造(31)は前記隣接外壁(40)が終わる高さまで延在し、前記角支持構造(31)は第2の鉛直に延在するシャフト(33)を形成することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の超高層建築物(1)。
  8. 各角支持構造(31)に隣接して、前記壁(11)沿いにそれぞれの前記壁(11)の前記中間部分(14)に向かって、少なくともさらなる角支持構造(34)が配置され、前記さらなる角支持構造(34)は前記基部(20)と同じ四角形の形状を有し、前記壁(11)は各々の前記さらなる角支持構造(34)を通って延在することを特徴とする、請求項7に記載の超高層建築物(1)。
  9. 前記基部(20)が四角形の形状を有する場合、前記少なくとも2つの壁(11)は互いに同じ形を有する複数の四角形(70)で形成され、それぞれの壁(11)の前記中間部分(14)において中央四角形(70a)が形成され、前記中央四角形(70a)の各角(71)において前記複数の四角形(70)が対角的に対向する角(72)において互いに接続されることによって、前記中央四角形(70)および各四角形(70a)のそれぞれの側部(70b、70c)が前記基部(20)のそれぞれの側部(20a)と平行になることを特徴とする、請求項1に記載の超高層建築物(1)。
  10. 前記壁(11)の間に、さらなる鉛直支持構造(80)が配置されることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の超高層建築物(1)。
  11. 前記少なくとも1つの第1の鉛直に延在するシャフト(54)と、前記第2の鉛直に延在するシャフト(33)とは、前記超高層建築物(1)のサービス機能のためのシャフトを形成し、前記機能はエレベーター、換気機器、電気ケーブル、および配管からなる群より選択されることを特徴とする、請求項6または7のいずれか一項に記載の超高層建築物(1)。
  12. 少なくとも前記主要支持構造(10)の前記コンクリートの補強材は、鋼、ガラス繊維、および炭素繊維、またはそれらの組み合わせからなる群より選択される材料を含むことを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の超高層建築物(1)。
  13. 前記基部(20)は四角形の形状を有し、4つの中央に配置された鉛直支持構造(90)が前記壁(11)の間に延在するように配置され、前記中央に配置された鉛直支持構造(90)は前記建築物の中心に向けられ、前記中央に配置された鉛直支持構造(90)の端部に防火扉が設けられることで、少なくとも4つの主要密閉空間が形成され、前記主要密閉空間の各々が独自の耐火セルを提供することを特徴とする、請求項1〜12のいずれか一項に記載の超高層建築物(1)。
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