JP2020204383A - 免震装置 - Google Patents
免震装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020204383A JP2020204383A JP2019113153A JP2019113153A JP2020204383A JP 2020204383 A JP2020204383 A JP 2020204383A JP 2019113153 A JP2019113153 A JP 2019113153A JP 2019113153 A JP2019113153 A JP 2019113153A JP 2020204383 A JP2020204383 A JP 2020204383A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- material layer
- additional member
- hard material
- seismic isolation
- axial direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
Description
鉛直方向に交互に積層された硬質材料層及び軟質材料層を有する、積層構造体と、
付加部材と、
を備えた、免震装置であって、
前記積層構造体は、その上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、前記硬質材料層である小径硬質材料層、及び、当該小径硬質材料層に対し軸線方向外側に隣り合うとともに前記小径硬質材料層よりも大径の前記硬質材料層である大径硬質材料層を、有しており、
前記付加部材は、前記大径硬質材料層のうち、前記小径硬質材料層よりも外周側に位置する段差部分に対し、軸線方向内側に配置されており、
前記付加部材は、前記免震装置の水平方向変形時において、前記積層構造体のうち前記付加部材に対し内周側の部分から加わる力によって、前記積層構造体のうち前記付加部材に対し軸線方向外側の部分を軸線方向外側へ押圧できるように構成されており、
前記免震装置に水平方向変形が生じていない状態において、前記付加部材の軸線方向厚さは、前記付加部材の内周側に位置する前記積層構造体の外周面部分の位置において最大である。
本発明の免震装置によれば、めくれ上がりを抑制できる。
前記免震装置に水平方向変形が生じていない状態において、前記付加部材の軸線方向厚さは、内周側へ向かうにつれて徐々に増大していると、好適である。
これにより、めくれ上がりをさらに抑制できる。
前記積層構造体は、その上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、前記小径硬質材料層及び前記大径硬質材料層からなる対を複数有しており、
前記付加部材は、前記複数の対のそれぞれの前記段差部分のうち、少なくとも、径方向長さが最大である前記段差部分に対し、軸線方向内側に配置されていると、好適である。
これにより、めくれ上がりをさらに抑制できる。
前記積層構造体は、その上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、前記小径硬質材料層及び前記大径硬質材料層からなる対を複数有しており、
複数の前記付加部材のそれぞれが、前記複数の対のうち少なくとも2つの対のそれぞれの前記段差部分に対し、軸線方向内側にそれぞれ配置されていると、好適である。
これにより、めくれ上がりをさらに抑制できる。
前記複数の付加部材は、径方向長さが長い前記段差部分に対し軸線方向内側に配置されているものほど、軸線方向断面における面積が大きいと、好適である。
これにより、めくれ上がりをさらに抑制できる。
前記複数の付加部材は、径方向長さが長い前記段差部分に対し軸線方向内側に配置されているものほど、硬さが高いと、好適である。
これにより、めくれ上がりをさらに抑制できる。
前記付加部材は、
非圧縮性材料から構成されている、かつ/又は、
前記軟質材料層を構成する軟質材料の硬さ以上の硬さを有する材料から構成されていると、好適である。
これにより、めくれ上がりをさらに抑制できる。
前記付加部材は、前記軟質材料層を構成する軟質材料の硬さよりも低い硬さを有する材料から構成されていてもよい。
この場合、免震性能を向上できる。
以下に、図面を参照しつつ、この発明に係る免震装置の実施形態を例示説明する。各図において共通する構成要素には同一の符号を付している。
図1に示すように、本実施形態の免震装置1は、上下一対のフランジプレート21、22(以下、それぞれ「上側フランジプレート21」、「下側フランジプレート22」ともいう。)と、積層構造体3と、1つ又は複数の付加部材7と、を備えている。
軟質材料層5は、硬質材料層4よりも硬さの低い(柔らかい)、軟質材料から構成されている。軟質材料層5を構成する軟質材料としては、弾性体が好適であり、ゴムがより好適である。軟質材料層5を構成し得るゴムとしては、天然ゴム又は合成ゴム(高減衰ゴム等)が好適である。図1の例のように、各軟質材料層5の厚さは、互いに同じであると、好適である。
被覆層6は、軟質材料層5と一体に構成されている。
本実施形態において、被覆層6は、硬質材料層4及び軟質材料層5の外周側の表面の全体を覆っていており、ひいては、積層構造体3の外周側の表面の全体を構成している。ただし、被覆層6は、硬質材料層4及び軟質材料層5の外周側の表面の一部のみを覆っていてもよく、ひいては、積層構造体3の外周側の表面の一部のみを構成していてもよい。例えば、被覆層6は、図15に示す変形例のように、硬質材料層4及び軟質材料層5の外周側の表面のうち、大径硬質材料層4Lの段差部分4LMの軸線方向内側の面のみを覆っていてもよい。あるいは、被覆層6は、硬質材料層4及び軟質材料層5の外周側の表面のうち、硬質材料層4及び軟質材料層5の外周面のみを覆っていてもよい。また、被覆層6は、設けられていなくてもよく、その場合、積層構造体3の外周側の表面は、硬質材料層4及び軟質材料層5の外周側の表面のみから構成される。
なお、本実施形態において、積層構造体3の外周側の表面は、外周側を向く、積層構造体3の外周面と、軸線方向内側を向く、後述の段差面34(図1)と、からなる。
なお、本明細書において、積層構造体3、硬質材料層4、軟質材料層5、及び被覆層6のそれぞれの「外径」とは、これらが軸直方向断面において非円形の外縁形状を有している場合、軸直方向断面におけるこれらの外接円の直径を指す。
本実施形態において、小径硬質材料層4Sは、積層構造体3の軸線方向中心よりも軸線方向外側に位置している。小径硬質材料層4Sよりも軸線方向内側に位置する硬質材料層4は、それぞれ、小径硬質材料層4Sと同径(すなわち、外径が同じ)である。大径硬質材料層4Lは、積層構造体3を構成する複数の硬質材料層4のうち、最も軸線方向外側に位置する硬質材料層4ではなく、それよりも軸線方向内側に位置する硬質材料層4である。大径硬質材料層4Lよりも軸線方向外側に位置する硬質材料層4は、それぞれ、大径硬質材料層4Lと同径(すなわち、外径が同じ)である。ただし、大径硬質材料層4Lは、積層構造体3を構成する複数の硬質材料層4のうち、最も軸線方向外側に位置する硬質材料層4であってもよい。
本明細書では、大径硬質材料層4Lのうち、小径硬質材料層4Sよりも外周側に位置する部分4LMを、「段差部分(4LM)」と称する。
ただし、大径硬質材料層4Lの段差部分4LMは、被覆層6によって覆われていなくてもよい。その場合、例えば、大径硬質材料層4Lの段差部分4LMは、その軸線方向内側の表面の一部又は全部が、外部に露出しており、この外部に露出した段差部分4LMの表面によって、段差面34が構成されてもよい。
図1及び図2の例において、段差面34は、軸直方向に延在している。ただし、軸線方向断面視において、段差面34は、軸直方向に対して交差する方向に、直線状又は湾曲状に、延在していてもよい。その場合、段差面34は、内周側に向かうにつれて徐々に軸線方向内側に向かうように延在していると、好適である。
図1及び図2の例において、段差面34の外周端から軸線方向外側へ延在する、積層構造体3の外周面部分は、軸線方向に延在している。ただし、軸線方向断面視において、段差面34の外周端から軸線方向外側へ延在する、積層構造体3の外周面部分は、軸線方向に対して交差する方向に、直線状又は湾曲状に、延在していてもよい。その場合、段差面34の外周端から軸線方向外側へ延在する、積層構造体3の外周面部分は、軸線方向外側に向かうにつれて徐々に外周側に向かうように延在していると、好適である。
また、図1及び図2の例において、段差面34の内周端から軸線方向内側へ延在する、積層構造体3の外周面部分33は、軸線方向に延在している。ただし、軸線方向断面視において、段差面34の内周端から軸線方向内側へ延在する、積層構造体3の外周面部分33は、軸線方向に対して交差する方向に、直線状又は湾曲状に、延在していてもよい。その場合、段差面34の内周端から軸線方向内側へ延在する、積層構造体3の外周面部分33は、軸線方向内側に向かうにつれて徐々に内周側に向かうように延在していると、好適である。
免震装置1に水平方向変形が生じていない状態において、付加部材7の軸線方向厚さT(図2)は、付加部材7の内周側に位置する積層構造体の外周面部分33の位置(径方向位置)において最大である。言い換えれば、付加部材7のうち、軸線方向厚さTが最大となる箇所は、付加部材7の内周側に位置する積層構造体の外周面部分33上に位置している。なお、付加部材7の軸線方向厚さTに関し、「付加部材7の内周側に位置する積層構造体の外周面部分33の位置において最大である」とは、当該外周面部分33の位置のみにおいて最大となる場合に限られず、当該外周面部分33の位置に加えて、当該外周面部分33よりも外周側の位置においても最大となる(すなわち、当該外周面部分33の位置における軸線方向厚さTと同じ軸線方向厚さTを有する箇所が、当該外周面部分33よりも外周側の位置にもある)場合をも含む。
付加部材7は、免震装置1の水平方向変形時において、積層構造体3のうち付加部材7に対し内周側の部分31から加わる力によって、積層構造体3のうち付加部材7に対し軸線方向外側の部分32を軸線方向外側へ押圧できるように構成されている。より具体的に説明すると、図3に示すように、本実施形態において、免震装置1の水平方向変形が生じると、周方向の一部において、積層構造体3のうち付加部材7に対し内周側の部分31が、付加部材7に向かって倒れ込み(言い換えれば、接近し)、付加部材7を径方向外側へ向かって押圧する。すると、付加部材7は、積層構造体3のうち付加部材7に対し軸線方向外側の部分32を、軸線方向外側へ押圧する。このように、付加部材7は、積層構造体3のうち付加部材7に対し内周側の部分31から加わる力を、積層構造体3のうち付加部材7に対し軸線方向外側の部分32へ伝えるように作用する。これにより、積層構造体3のうち付加部材7に対し軸線方向外側の部分32は、軸線方向外側(フランジプレート21、22側)へ押し付けられる。
まず、本実施形態の免震装置1は、上述のとおり、積層構造体3が、その上側及び下側のうち少なくともいずれか一方(図1及び図2の例では、両方)の端部側において、硬質材料層4である小径硬質材料層4Sと、当該小径硬質材料層4Sに対し軸線方向外側に隣り合うとともに小径硬質材料層4Sよりも大径の硬質材料層4である大径硬質材料層4Lと、を有している。これにより、仮に、積層構造体3の全ての硬質材料層4が小径硬質材料層4Sと同径である場合に比べて、免震装置1の水平変形時において、硬質材料層4どうしが軸線方向に重複する領域を増大でき、ひいては、積層構造体3がよりしっかりと軸線方向に支えられるので、免震装置1が座屈しにくくなる(言い換えれば、免震装置1の耐座屈性能を向上できる)。また、仮に、積層構造体3の全ての硬質材料層4が大径硬質材料層4Lと同径である場合に比べて、免震装置1の免震性能を向上できる。
ここで、仮に、免震装置1が付加部材7を有していない場合、大径硬質材料層4Lの段差部分4LMの軸線方向内側には、段差部分4LMの反り返し変形を抑えるものが何も無いため、免震装置1の水平方向変形時において、積層構造体3のうち、大径硬質材料層4Lの段差部分4LM、及び、それより軸線方向外側の部分32は、軸線方向内側へ向かって作用する反発力によって、フランジプレート21、22から離れるように軸線方向内側へ反り返る(めくれ上がる)おそれがある。それにより、段差部分4LM、及び、それより軸線方向外側の部分32では、例えば、軟質材料層5が疲労したり損傷したりするおそれ等がある。
一方、本実施形態では、上述のとおり、付加部材7が、大径硬質材料層4Lの段差部分4LMに対し、軸線方向内側に配置されている。そして、付加部材7は、免震装置1の水平方向変形時において、積層構造体3のうち付加部材7に対し内周側の部分31から加わる力によって、積層構造体3のうち付加部材7に対し軸線方向外側の部分32を軸線方向外側へ押圧できるように構成されている。これにより、免震装置1の水平方向変形時において、大径硬質材料層4Lの段差部分4LM、及び、それより軸線方向外側の部分32のめくれ上がりを抑制することができる。よって、段差部分4LM、及び、それより軸線方向外側の部分32において、軟質材料層5が疲労したり損傷したりするおそれ等を低減でき、ひいては、免震装置1の耐久性を向上できる。
また、本実施形態では、上述のとおり、免震装置1に水平方向変形が生じていない状態において、付加部材7の軸線方向厚さT(図2)が、付加部材7の内周側に位置する積層構造体3の外周面部分33の位置において最大である。これにより、付加部材7は、免震装置1が水平方向変形を開始した直後から、積層構造体3のうち付加部材7に対し内周側の部分31から加わる力を、積層構造体3のうち付加部材7に対し軸線方向外側の部分32に、伝えることができる。よって、効果的に、めくれ上がりを抑制できる。
例えば、付加部材7は、非圧縮性材料から構成されていると、好適である。この場合、免震装置1の水平方向変形時において、付加部材7は、積層構造体3のうち付加部材7に対し内周側の部分31から加わる力を、より効果的に、積層構造体3のうち付加部材7に対し軸線方向外側の部分32へ伝えやすくなるので、めくれ上がりをさらに抑制することができる。付加部材7を構成し得る非圧縮性材料としては、例えばゴム等が挙げられる。付加部材7を構成し得るゴムとしては、天然ゴム又は合成ゴム(高減衰ゴム等)が好適である。
かつ/又は、付加部材7は、軟質材料層5を構成する材料(軟質材料)の硬さ以上の硬さを有する材料から構成されていると、好適である。この場合、仮に付加部材7が軟質材料層5を構成する軟質材料の硬さよりも低い硬さを有する材料から構成されている場合に比べて、免震装置1の水平方向変形時において、付加部材7は、積層構造体3のうち付加部材7に対し内周側の部分31から加わる力を、より効果的に、積層構造体3のうち付加部材7に対し軸線方向外側の部分32へ伝えやすくなるので、めくれ上がりをさらに抑制することができる。この場合、付加部材7を構成する材料としては、例えば、弾性体、プラスチック、金属、木等が挙げられるが、弾性体が好適であり、ゴムがより好適である。付加部材7を構成し得るゴムとしては、天然ゴム又は合成ゴム(高減衰ゴム等)が好適である。同様の観点から、付加部材7は、軟質材料層5を構成する軟質材料の硬さよりも高い硬さを有する材料から構成されていると、より好適である。
本明細書において、付加部材7、軟質材料層5、硬質材料層4等の「硬さ」とは、具体的には、それぞれ付加部材7、軟質材料層5、硬質材料層4等を構成する材料からなる縦10mm×横10mm×厚み5mmの直方体のサンプル片の縦方向一端部を固定したときに、前記サンプル片の縦方向他端部に対し厚み方向に前記サンプル片の厚みの1%(0.05mm)の変位を与えるのに要する荷重(外力)によって、評価するものとする。当該荷重(外力)が大きいほど、前記「硬さ」が高い(硬い)ことを意味する。
したがって、上述のことを言い換えれば、めくれ上がりを抑制する観点からは、付加部材7を構成する材料からなる縦10mm×横10mm×厚み5mmの直方体の第1サンプル片の縦方向一端部を固定したときに、第1サンプル片の縦方向他端部に対し厚み方向に第1サンプル片の厚みの1%(0.05mm)の変位を与えるのに要する荷重(外力)が、軟質材料層5を構成する材料からなる縦10mm×横10mm×厚み5mmの直方体の第2サンプル片の縦方向一端部を固定したときに、第2サンプル片の縦方向他端部に対し厚み方向に第2サンプル片の厚みの1%(0.05mm)の変位を与えるのに要する荷重(外力)に比べて、同じ又は大きいと好適であり、大きいとより好適である。
なお、上記の場合、付加部材7は、軟質材料層5を構成する軟質材料と同じ材料から構成されていてもよいし、これとは異なる材料から構成されていてもよい。また、付加部材7は、被覆層6を構成する材料と同じ材料から構成されていてもよいし、これとは異なる材料から構成されていてもよい。
ただし、免震性能の観点等からは、付加部材7は、硬質材料層4を構成する硬質材料の硬さ未満の硬さを有する材料から構成されていると、好適である。すなわち、付加部材7を構成する材料からなる縦10mm×横10mm×厚み5mmの直方体の第1サンプル片の縦方向一端部を固定したときに、第1サンプル片の縦方向他端部に対し厚み方向に第1サンプル片の厚みの1%(0.05mm)の変位を与えるのに要する荷重(外力)が、硬質材料層4を構成する材料からなる縦10mm×横10mm×厚み5mmの直方体の第3サンプル片の縦方向一端部を固定したときに、第3サンプル片の縦方向他端部に対し厚み方向に第3サンプル片の厚みの1%(0.05mm)の変位を与えるのに要する荷重(外力)に比べて、小さいと、好適である。
同様に、付加部材7は、上述のとおり、金属から構成されていてもよい。この場合、めくれ上がりをさらに抑制することができる。ただし、免震性能の観点等からは、付加部材7は、金属よりも柔らかい材料(ゴム等)から構成されていると、好適である。
あるいは、付加部材7は、積層構造体3とは別体に構成されていてもよい。この場合、付加部材7は、積層構造体3の外周側の表面(具体的には、段差面34、及び/又は、積層構造体3の外周面部分33)に対し、接着剤により固定されていてもよい。又は、付加部材7は、積層構造体3の外周側の表面には固定されずに、単に積層構造体3の外周側の表面(具体的には、段差面34、及び/又は、積層構造体3の外周面部分33)上に配置されていてもよい。付加部材7は、積層構造体3とは別体に構成される場合、積層構造体3に対し一体に構成されている場合に比べて、免震装置1の製造が簡単となる。
ただし、付加部材7は、図5に示す第1変形例のように、周方向における1箇所で不連続にされていてもよく、すなわち、C字状に構成されていてもよい。この場合、例えば、付加部材7を積層構造体3とは別体に構成した場合に、付加部材7を、積層構造体3の周りに巻きつけるようにして、簡単に積層構造体3の周りに配置することが可能になる。この場合、付加部材7は、付加部材7の周方向端部どうしが接触した状態にされることで、周方向の全部にわたって配置されていると、好適である。この場合、免震装置1の水平方向変形がいかなる径方向に生じても、同等の程度に、めくれ上がりを抑制することができる。ただし、付加部材7は、周方向の一部のみにわたって配置されていてもよい。この場合でも、付加部材7が配置された周方向位置に向かって水平方向変形が生じた時に、めくれ上がりを抑制することができる。
あるいは、付加部材7は、周方向における複数箇所で不連続にされていてもよい。この場合も、例えば、付加部材7を積層構造体3とは別体に構成した場合に、付加部材7を、簡単に積層構造体3の周りに配置することが可能になる。なお、付加部材7が周方向における複数個所で不連続にされている場合とは、すなわち、複数の付加部材7が周方向に沿って配列されている場合を指す。この場合、複数の付加部材7の周方向端部どうしが接触した状態にされることで、これら複数の付加部材7を1つの付加部材7として観たときに、付加部材7は、周方向の全部にわたって配置されていると、好適である。この場合、免震装置1の水平方向変形がいかなる径方向に生じても、同等の程度に、めくれ上がりを抑制することができる。ただし、付加部材7は、複数の付加部材7どうしが互いから周方向に離間されていることにより、これら複数の付加部材7を1つの付加部材7として観たときに、付加部材7は、周方向の一部のみにわたって配置されていてもよい。この場合でも、付加部材7が配置された周方向位置に向かって水平方向変形が生じた時に、めくれ上がりを抑制することができる。
また、本明細書で説明する各例においては、図2、図6、図8、図9の各例のように付加部材7が段差面34に接触している場合において、段差面34が軸直方向に対し交差する方向に延在している場合、付加部材7の軸線方向外側の面は、段差面34に接触し、かつ、段差面34の延在方向に沿って延在していてもよい。
なお、本明細書で説明する各例において、付加部材7は、段差面34に接触していなくてもよい。
ここで、「徐々に増大」とは、図2、図6〜図7の各例のように、一部で一定となることなく常に滑らかに増大する場合に限らず、図8の例のように、一部で一定となる場合(段階的に増大する場合)も含む。
ただし、本明細書で説明する各例においては、図9の例のように、免震装置に水平方向変形が生じていない状態において、付加部材7の軸線方向厚さTが、付加部材7の全体にわたって一定(均一)であってもよい。この場合も、効果的に、めくれ上がりを抑制できる。
ただし、図10に示す第6変形例のように、積層構造体3の下側の端部側のみにおいて、小径硬質材料層4S及び大径硬質材料層4Lからなる対4Pと、付加部材7とが、設けられていてもよいし、あるいは、図11に示す第7変形例のように、積層構造体3の上側の端部側のみにおいて、小径硬質材料層4S及び大径硬質材料層4Lからなる対4Pと、付加部材7とが、設けられていてもよい。これらの場合、仮に積層構造体3の上側及び下側の両方の端部側において対4Pと付加部材7とが設けられている場合(図1)に比べて、免震装置1の製造時において、積層構造体3を構成する各硬質材料層4及び各軟質材料層5の積層作業や、付加部材7の配置作業等がしやすくなるので、免震装置1の製造性を向上できる。なお、これらの場合、積層構造体3の上側及び下側のうち、対4Pが設けられていない方の端部側においては、段差部分4LMが存在せず、各硬質材料層4が同径であることから、水平方向変形時においてめくれ上がりのおそれが無い。よって、付加部材7は、積層構造体3の上側及び下側のうち、対4Pが設けられている方の端部側のみに設けられていれば、めくれ上がり抑制の観点において、十分である。
この場合、積層構造体3の上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、付加部材7は、複数の対4Pのそれぞれの段差部分4LMのうち、少なくとも1つの段差部分4LMに対し、軸線方向内側に配置されていると、好適である。これにより、めくれ上がりを抑制できる。
ここで、仮に付加部材7が設けられない場合、段差部分4LMの径方向長さLが長いほど、免震装置1の水平方向変形時において、積層構造体3のうち、当該段差部分4LM、及び、それより軸線方向外側の部分は、軸線方向内側への反り返り(めくれ上がり)が生じやすくなる。このような観点から、積層構造体3が、その上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、小径硬質材料層4S及び大径硬質材料層4Lからなる対4Pを複数有している場合、付加部材7は、図12〜図14の各例のように、当該複数の対4Pのそれぞれの段差部分4LMのうち、少なくとも、径方向長さLが最大である段差部分4LMに対し、軸線方向内側に配置されていると、好適である。これにより、仮に、付加部材7が、当該複数の対4Pのそれぞれの段差部分4LMのうち、径方向長さLが最大である段差部分4LM以外の段差部分4LMのみに対し、軸線方向内側に配置されている場合に比べて、めくれ上がりをさらに抑制できる。
また、積層構造体3が、その上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、小径硬質材料層4S及び大径硬質材料層4Lからなる対4Pを複数有している場合、図12〜図14の各例のように、複数の付加部材7のそれぞれが、複数の対4Pのうち少なくとも2つ(より好適には全て)の対4Pのそれぞれの段差部分4LMに対し、軸線方向内側にそれぞれ配置されていると、好適である。これにより、仮に、付加部材7が、当該複数の対4Pのそれぞれの段差部分4LMのうち、1つの段差部分4LMのみに対し、軸線方向内側に配置されている場合に比べて、めくれ上がりをさらに抑制できる。
なお、図14の例では、積層構造体3の上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、複数(より具体的には3つ)の対4Pの段差部分4LMは、軸線方向外側に位置するものほど、径方向長さLが長く、また、複数(より具体的には3つ)の付加部材7は、径方向長さLが長い段差部分4LMに対し軸線方向内側に配置されているものほど、軸線方向断面における面積が大きく、すなわち、軸線方向外側に位置するものほど、軸線方向断面における面積が大きい。
ただし、本明細書で説明する各例において、複数の付加部材7どうしの軸線方向断面における面積の大小関係は、任意でよい。例えば、図14の例のように、積層構造体3の上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、複数(より具体的には3つ)の対4Pの段差部分4LMが、軸線方向外側に位置するものほど、径方向長さLが長くなる場合において、各付加部材7の軸線方向断面における面積は、互いに同じであってもよい。あるいは、図12及び図13の例のように、積層構造体3の上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、複数(より具体的には3つ)の対4Pの段差部分4LMは、径方向長さLが互いに同じであり、かつ、各付加部材7の軸線方向断面における面積は、互いに同じであってもよい。
なお、図14の例では、積層構造体3の上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、複数(より具体的には3つ)の対4Pの段差部分4LMは、軸線方向外側に位置するものほど、径方向長さLが長く、また、複数(より具体的には3つ)の付加部材7は、径方向長さLが長い段差部分4LMに対し軸線方向内側に配置されているものほど、径方向長さWが長く、すなわち、軸線方向外側に位置するものほど、径方向長さWが長い。
ただし、本明細書で説明する各例において、複数の付加部材7どうしの径方向長さWの大小関係は、任意でよい。例えば、図14の例のように、積層構造体3の上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、複数(より具体的には3つ)の対4Pの段差部分4LMが、軸線方向外側に位置するものほど、径方向長さLが長くなる場合において、各付加部材7の径方向長さWは、互いに同じであってもよい。あるいは、図12及び図13の例のように、積層構造体3の上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、複数(より具体的には3つ)の対4Pの段差部分4LMは、径方向長さLが互いに同じであり、かつ、各付加部材7の径方向長さWは、互いに同じであってもよい。
ただし、本明細書で説明する各例において、複数の付加部材7どうしの硬さの大小関係は、任意でよい。例えば、図14の例のように、積層構造体3の上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、複数(より具体的には3つ)の対4Pの段差部分4LMが、軸線方向外側に位置するものほど、径方向長さLが長くなる場合において、各付加部材7の硬さは、互いに同じであってもよい。あるいは、図12及び図13の例のように、積層構造体3の上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、複数(より具体的には3つ)の対4Pの段差部分4LMが、径方向長さLが互いに同じである場合において、各付加部材7の硬さは、互いに同じであってもよい。
また、本明細書で説明する各例において、積層構造体3は、その上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、最も軸線方向外側に位置する複数の硬質材料層4が、それぞれ当該硬質材料層4に対し軸線方向内側に隣り合う他の硬質材料層4の外径よりも大きな外径を有している(すなわち、これら複数の硬質材料層4の外径が、軸線方向外側に向かうにつれて、一部で一定となることなく常に滑らかに増大している)と、好適である。この場合、免震装置1の耐座屈性能及び免震性能を、向上できることに加えて、積層構造体3のめくれ上がりをさらに抑制することができる。
なお、積層構造体3は、図1、図10、図11の各例のように、積層構造体3における軸線方向中央部分において、複数の硬質材料層4が同径であってもよいし、あるいは、積層構造体3の中央部分において、複数の硬質材料層4が、それぞれ当該硬質材料層4に対し軸線方向内側に隣り合う他の硬質材料層4の外径よりも大きな外径を有し(すなわち、これら複数の硬質材料層4の外径が、軸線方向外側に向かうにつれて、一部で一定となることなく常に滑らかに増大し)ていてもよい。例えば、積層構造体3は、積層構造体3における軸線方向の全体において、複数の硬質材料層4が、それぞれ当該硬質材料層4に対し軸線方向内側に隣り合う他の硬質材料層4の外径よりも大きな外径を有し(すなわち、これら複数の硬質材料層4の外径が、軸線方向外側に向かうにつれて、一部で一定となることなく常に滑らかに増大し)ていてもよい。
なお、これらの場合、各対4Pの小径硬質材料層4Sは、当該対4Pに対し軸線方向内側に隣り合う他の対4Pの大径硬質材料層4Lとなり得る。同様に、各対4Pの大径硬質材料層4Lは、当該対4Pに対し軸線方向外側に隣り合う他の対4Pの小径硬質材料層4Sとなり得る。
なお、免震装置1が複数の付加部材7を有する場合、当該複数の付加部材7のうちの、一部のみの付加部材7が、この構成を満たしていても良いが、当該複数の付加部材7のうちの全部の付加部材7が、この構成を満たしていると、より好適である。
なお、免震装置1が複数の付加部材7を有する場合、当該複数の付加部材7のうちの、一部のみの付加部材7が、この構成を満たしていても良いが、当該複数の付加部材7のうちの全部の付加部材7が、この構成を満たしていると、より好適である。
なお、免震装置1が複数の付加部材7を有する場合、当該複数の付加部材7のうちの、一部のみの付加部材7が、この構成を満たしていても良いが、当該複数の付加部材7のうちの全部の付加部材7が、この構成を満たしていると、より好適である。
なお、免震装置1が複数の付加部材7を有する場合、当該複数の付加部材7のうちの、一部のみの付加部材7が、この構成を満たしていても良いが、当該複数の付加部材7のうちの全部の付加部材7が、この構成を満たしていると、より好適である。
なお、免震装置1が複数の付加部材7を有する場合、当該複数の付加部材7のうちの、一部のみの付加部材7が、この構成を満たしていても良いが、当該複数の付加部材7のうちの全部の付加部材7が、この構成を満たしていると、より好適である。
ただし、軸線方向断面において、付加部材7は、その軸線方向外側に位置する段差面34の一部のみにわたって配置されていてもよい(すなわち、付加部材7の径方向長さWが、段差面34の径方向長さ未満であってもよい)。
21:上側フランジプレート(フランジプレート)、 22:下側フランジプレート(フランジプレート)、
3:積層構造体、 31:積層構造体のうち付加部材に対し内周側の部分、 32:積層構造体のうち付加部材に対し軸線方向外側の部分、 33:付加部材の内周側に位置する積層構造体の外周面部分(段差面の内周端から軸線方向内側へ延在する、積層構造体の外周面部分)、 34:段差面、
4:硬質材料層、 4S:小径硬質材料層(硬質材料層)、 4L:大径硬質材料層(硬質材料層)、 4LM:段差部分、 4P:対、
5:軟質材料層、
6:被覆層、
7:付加部材、 7a:側面、
O:中心軸線
Claims (8)
- 鉛直方向に交互に積層された硬質材料層及び軟質材料層を有する、積層構造体と、
付加部材と、
を備えた、免震装置であって、
前記積層構造体は、その上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、前記硬質材料層である小径硬質材料層、及び、当該小径硬質材料層に対し軸線方向外側に隣り合うとともに前記小径硬質材料層よりも大径の前記硬質材料層である大径硬質材料層を、有しており、
前記付加部材は、前記大径硬質材料層のうち、前記小径硬質材料層よりも外周側に位置する段差部分に対し、軸線方向内側に配置されており、
前記付加部材は、前記免震装置の水平方向変形時において、前記積層構造体のうち前記付加部材に対し内周側の部分から加わる力によって、前記積層構造体のうち前記付加部材に対し軸線方向外側の部分を軸線方向外側へ押圧できるように構成されており、
前記免震装置に水平方向変形が生じていない状態において、前記付加部材の軸線方向厚さは、前記付加部材の内周側に位置する前記積層構造体の外周面部分の位置において最大である、免震装置。 - 前記免震装置に水平方向変形が生じていない状態において、前記付加部材の軸線方向厚さは、内周側へ向かうにつれて徐々に増大している、請求項1に記載の免震装置。
- 前記積層構造体は、その上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、前記小径硬質材料層及び前記大径硬質材料層からなる対を複数有しており、
前記付加部材は、前記複数の対のそれぞれの前記段差部分のうち、少なくとも、径方向長さが最大である前記段差部分に対し、軸線方向内側に配置されている、請求項1又は2に記載の免震装置。 - 前記積層構造体は、その上側及び下側のうち少なくともいずれか一方の端部側において、前記小径硬質材料層及び前記大径硬質材料層からなる対を複数有しており、
複数の前記付加部材のそれぞれが、前記複数の対のうち少なくとも2つの対のそれぞれの前記段差部分に対し、軸線方向内側にそれぞれ配置されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の免震装置。 - 前記複数の付加部材は、径方向長さが長い前記段差部分に対し軸線方向内側に配置されているものほど、軸線方向断面における面積が大きい、請求項4に記載の免震装置。
- 前記複数の付加部材は、径方向長さが長い前記段差部分に対し軸線方向内側に配置されているものほど、硬さが高い、請求項4又は5に記載の免震装置。
- 前記付加部材は、
非圧縮性材料から構成されている、かつ/又は、
前記軟質材料層を構成する軟質材料の硬さ以上の硬さを有する材料から構成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の免震装置。 - 前記付加部材は、前記軟質材料層を構成する軟質材料の硬さよりも低い硬さを有する材料から構成されている、請求項1〜6のいずれか一項に記載の免震装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019113153A JP7182518B2 (ja) | 2019-06-18 | 2019-06-18 | 免震装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019113153A JP7182518B2 (ja) | 2019-06-18 | 2019-06-18 | 免震装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020204383A true JP2020204383A (ja) | 2020-12-24 |
JP7182518B2 JP7182518B2 (ja) | 2022-12-02 |
Family
ID=73838578
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019113153A Active JP7182518B2 (ja) | 2019-06-18 | 2019-06-18 | 免震装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7182518B2 (ja) |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6429539A (en) * | 1987-07-27 | 1989-01-31 | Bridgestone Corp | Earthquakeproof device |
JPH11141180A (ja) * | 1997-11-12 | 1999-05-25 | Fujita Corp | 積層ゴム型免震装置 |
JP2000081087A (ja) * | 1998-09-03 | 2000-03-21 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 免震装置 |
JP2001140977A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-22 | Nitta Ind Corp | 免震支承体 |
JP2009162376A (ja) * | 2007-06-04 | 2009-07-23 | Atsuyoshi Mantani | 軽量構造物用の免震球支承装置及び球形積層ゴム免震球。 |
JP2010180962A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Bridgestone Corp | 免震装置 |
JP2014047926A (ja) * | 2013-11-07 | 2014-03-17 | Oiles Ind Co Ltd | 免震装置 |
-
2019
- 2019-06-18 JP JP2019113153A patent/JP7182518B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6429539A (en) * | 1987-07-27 | 1989-01-31 | Bridgestone Corp | Earthquakeproof device |
JPH11141180A (ja) * | 1997-11-12 | 1999-05-25 | Fujita Corp | 積層ゴム型免震装置 |
JP2000081087A (ja) * | 1998-09-03 | 2000-03-21 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 免震装置 |
JP2001140977A (ja) * | 1999-11-09 | 2001-05-22 | Nitta Ind Corp | 免震支承体 |
JP2009162376A (ja) * | 2007-06-04 | 2009-07-23 | Atsuyoshi Mantani | 軽量構造物用の免震球支承装置及び球形積層ゴム免震球。 |
JP2010180962A (ja) * | 2009-02-05 | 2010-08-19 | Bridgestone Corp | 免震装置 |
JP2014047926A (ja) * | 2013-11-07 | 2014-03-17 | Oiles Ind Co Ltd | 免震装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7182518B2 (ja) | 2022-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI623693B (zh) | Anti-shock device | |
JP5172672B2 (ja) | 免震装置 | |
JP5692335B2 (ja) | 免震装置 | |
JP2020204383A (ja) | 免震装置 | |
JP2020204384A (ja) | 免震装置 | |
JP7227858B2 (ja) | 免震装置 | |
JP7427578B2 (ja) | 免震装置 | |
JP7390208B2 (ja) | 免震装置 | |
JP7421982B2 (ja) | 免震装置 | |
JP7404138B2 (ja) | 免震装置 | |
JP7394682B2 (ja) | 免震装置 | |
JP5703035B2 (ja) | 免震装置 | |
JP2020204382A (ja) | 免震装置 | |
TWI782428B (zh) | 防震裝置 | |
JP7473380B2 (ja) | 免震装置 | |
JP2009228855A (ja) | 免震用積層ゴム | |
JP4971510B2 (ja) | 免震装置 | |
JP2002188687A (ja) | 免震装置 | |
JP2007297174A (ja) | ボビン | |
JP7390234B2 (ja) | 免震装置 | |
JP7270399B2 (ja) | ギヤダンパ | |
JP7148459B2 (ja) | 免震装置 | |
JPH11287289A (ja) | 鋼棒ダンパー | |
JP3801716B2 (ja) | 衝撃吸収用クッション | |
JP2023181816A (ja) | 免震装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211217 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221024 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221121 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7182518 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |