JP2020203652A - 車種判別装置、停車位置判定装置、ホームドア制御装置及びホームドアシステム - Google Patents

車種判別装置、停車位置判定装置、ホームドア制御装置及びホームドアシステム Download PDF

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Abstract

【課題】鉄道駅のプラットホームに設置されて、プラットホームに隣接する軌道に到着した列車の種別を、人手に頼らずに自動的に判別する車種判別装置を提供する。【解決手段】車種判別装置は、列車9の外形的特徴を検出するCCDカメラ10と、CCDカメラ10によって検出された外形的特徴に基づいて、列車9の車種を判別する車種判別部11と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、車種判別装置と停車位置判定装置とホームドア制御装置とホームドアシステムに関する。
ホームドア装置は、鉄道駅のプラットホームに設置される一種の自動ドア装置である。ホームドア装置は、プラットホームに隣接する軌道に列車が停車している場合に開扉されて、乗客の乗降を可能にするとともに、それ以外の場合には、閉扉されて、乗客の転落を防止する。
線区によっては、一つのプラットホームにおいて、乗降扉の数と位置が異なる複数種の列車への乗降が行われることがある。そのため、到着する列車の車種に応じて、特定の扉を選択して開閉することができるホームドア装置が求められている。そして、かかるホームドア装置に係る発明が、多数、特許出願されている(例えば、特許文献1)。
到着する列車の車種に応じて、特定の扉を選択して開閉するホームドア装置においては、到着する列車の車種を、ホームドア装置を制御する制御装置に知らせる手段を必要とする。そこで、特許文献2においては、列車とホームドア制御装置の間で無線通信を行って、列車から送信されてホームドア制御装置が受信した当該列車の種別を示す情報に基づいて、ホームドアの制御を行うことが開示されている。また、特許文献3においては、プラットホームに、列車の先頭車両の前部位置を検出するセンサと最後尾車両の後部位置を検出するセンサを備えて、当該列車の編成車両数を判別して、その結果に基づいて、開扉する扉を選択するホームドアシステムが開示されている。
特開2002−362354号公報 特開2006−60434号公報 特開2013−129399号公報
特許文献2に記載の発明によれば、列車の種別に応じて、扉を選択して開閉動することができる。しかしながら、該発明においては、高価な無線通信システムを全ての列車に搭載する必要があるので、コストが嵩むという問題がある。
特許文献3に記載の発明によれば、列車に特別な設備を備える必要がないので、特許文献2に記載の発明の場合に比べて、システムを安価に構築できる。しかしながら、特許文献3に記載の発明においては、列車の編成車両数を判別できるものの、列車の種別を判別することはできない。そのため、各車両に配置される乗降扉の数が異なる複数種の列車が混在して運行される場合に、列車の車種に応じて開閉すべき扉を選択して、選択された扉を開閉することができない。このように、特許文献3に記載の発明には、列車の種別によって、各車両に配置される乗降扉の数が異なる場合には対応できないという問題がある。
また、特許文献1〜3に記載のホームドア装置は、列車が正規の位置で停止したことを確認する手段を備えないので、列車が正規の位置で停車したことを、車掌あるいは駅係員が目視で、あるいは別の装置で確認し、その後に、ホームドア装置を動作させて、ホームドアを開放させる必要がある。そのために、車掌あるいは駅係員のワークロードが嵩むという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、鉄道駅のプラットホームに設置されて、プラットホームに隣接する軌道に到着した列車の種別を、人手に頼らずに自動的に判別する車種判別装置を提供するものである。本発明は、列車がプラットホームに隣接する軌道の正規の停車位置に停車したか否かを、人手に頼らずに自動的に判定する停車位置判定装置を提供するものである。そして、本発明は、車種判別と停車位置判定を、人手に頼らずに自動的に行うホームドア制御装置を提供するものである。さらに、本発明は、列車の車種を自動的に判別して、その車種に応じた開閉動作をホームドア装置にさせるホームドアシステムを提供するものである。
上記の目的を達成するために、本発明に係る車種判別装置は、鉄道車両の外形的特徴を検出するセンサと、センサによって検出された外形的特徴に基づいて、鉄道車両の車種を判別する車種判別部と、を備える。
本発明によれば、センサによって検出された鉄道車両の外形的特徴に基づいて、鉄道車両の車種を判別することができるので、鉄道車両および鉄道駅に大掛かりな通信設備を備える必要がない。そのため、本発明によれば、鉄道駅に到着した列車の車種の自動判別を安価に実現することができる。
本発明の実施の形態に係るホームドアシステムの構成を示す平面図 図1に記載のホームドアシステムが備える車種判別装置の構成を示す構成図 図2に記載の車種判別装置による車種判別に利用される識別マークの具体例を示す図であって、(A)は普通列車に表示される識別マークを示す図、(B)は急行列車に表示される識別マークを示す図、(C)は特急列車に表示される識別マークを示す図 図2に記載の車種判別装置で実行される車種判別プログラムによる処理を説明するフローチャート 図1に記載のホームドアシステムで実行される選択開放プログラムによる処理を説明するフローチャート 本発明の第1の変形例に係る車種判別装置の構成を示す構成図 本発明の第1の変形例において鉄道車両に取り付けられる反射材の具体例を示す図であって、(A)は普通列車に取り付けられる反射材を示す図、(B)は急行列車に取り付けられる反射材を示す図、(C)は特急列車に取り付けられる反射材を示す図 本発明の第1の変形例に係る車種判別装置で実行される車種判別プログラムによる処理を示すフローチャート 第1の変形例に係るホームドアシステムで実行される選択開放プログラムによる処理を説明するフローチャート 本発明の第2の変形例に係る車種判別装置の構成を示す構成図 本発明の第2の変形例における検知ポイントの計測結果の例を示す図 本発明の第2の変形例において、事前に計測されて記憶部に記憶される検知ポイントの計測結果の例を示す図であって、(A)は特急列車の検知ポイントを示す図、(B)は普通列車の検知ポイントを示す図 本発明の第2の変形例に係る車種判別装置で実行される車種判別プログラムによる処理を示すフローチャート 第2の変形例に係るホームドアシステムで実行される事前登録プログラムによる処理を説明するフローチャート 第2の変形例に係るホームドアシステムで実行される選択開放プログラムによる処理を説明するフローチャート 本発明の第3の変形例に係る車種判別装置の構成を示す構成図 本発明の第3の変形例に係る車種判別装置で実行される車種判別プログラムによる処理を示すフローチャート 第3の変形例に係るホームドアシステムで実行される選択開放プログラムによる処理を説明するフローチャート 本発明の実施の形態に係る停車位置判定装置の構成を示す図 本発明の実施の形態に係る停車位置判定装置における判定原理を示す図であって、(A)は停車前の列車の状態を示す図、(B)は列車が正規の停車位置で停車した状態を示す図、(C)は列車がオーバーランして、その後、停車位置で停車した状態を示す図、(D)は列車が駅を通過した状態を示す図 本発明の実施の形態に係る停車位置判定装置で実行される処理を示すフローチャート
以下、本発明の実施形態に係る車種判別装置と停車位置判定装置とホームドア制御装置及びホームドアシステムの構成と作用を、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、各図面においては、同一または同等の部分に同一の符号を付している。
図1は、本発明の実施の形態に係るホームドアシステム1の構成を示す平面図である。図1に示すように、ホームドアシステム1は、ホームドア装置2と、ホームドア装置2を制御するホームドア制御装置3と、を備えている。また、ホームドア制御装置3は、制御装置本体4と車種判別装置5と停車位置判定装置6と、を備えている。
ホームドア装置2は、鉄道駅のプラットホーム7に設置される、一種の自動ドア装置である。ホームドア装置2は、プラットホーム7に隣接する軌道8に列車9が到着した場合に開扉されて、乗客の乗降を可能にする。乗客の乗降が終わったら、ホームドア装置2は閉扉されて、プラットホーム7に所在する乗客の転落を防止する。
制御装置本体4は、ホームドア装置2を直接に制御する装置であって、列車9が正規の停車位置に停車したことを、停車位置判定装置6を判定し、車種判別装置5が列車9の車種を判別した場合に、その車種に応じた扉を選択して、開閉する装置である。そのために、制御装置本体4には、列車9の車種毎に、開閉すべき扉を特定する情報が事前に記憶されている。制御装置本体4は、その情報に基づいてホームドア装置2を制御して、車種判別装置5が判別した列車9の車種に対応する扉を開閉させる。
車種判別装置5は、列車9の車種、例えば、列車9が普通列車であるか急行列車であるか、あるいは特急列車であるかを判別する装置である。列車9が備える乗降扉の個数と位置は、列車9の車種によって異なる。そのため、ホームドア装置2において、開閉動作させるべきホームドアは、列車9の車種によって異なる。そこで、ホームドア制御装置3は車種判別装置5を備えて、車種判別装置5によって判別された列車9の車種に応じた制御を行う。ホームドア制御装置3は、当該車種の列車9が備える乗降扉に対面する位置にあるホームドアを開閉する。
停車位置判定装置6は、列車9が、事前に設定された正規の停車位置で停車したか否かを判定する装置である。ホームドア制御装置3は停車位置判定装置6を備えて、列車9が正規の停車位置で停車したことが停車位置判定装置6によって判定された後で、ホームドア装置2を動作させて、ホームドアを開閉する。
図2は、車種判別装置5の構成を示す構成図である。図2に示すように、車種判別装置5は、CCDカメラ10と車種判別部11とを備えている。CCDカメラ10は、車種判別装置5において画像情報を取り込むセンサとして機能する。車種判別部11はCCDカメラ10が取り込んだ画像情報を解析して、列車9の車種を判別するコンピュータである。車種判別部11は、CPU(中央演算部)12と記憶部13と入出力インターフェイス14を備える。記憶部13には後述する車種判別プログラムが記録されている。
図2に示すように、列車9の外表面には、後述する識別マーク15が表示されていて、CCDカメラ10は識別マーク15を撮像する。CCDカメラ10で識別マーク15を撮像して得られた画像情報は、入出力インターフェイス14を介して、CPU12に入力され、CPU12は記憶部13から車種判別プログラムを読み出して実行することによって、後述する処置を行う。CPU12による画像情報の処理結果は、入出力インターフェイス14を介して、ホームドア制御装置3に出力される。
図3(A)〜(C)は列車9の外表面に表示される識別マーク15の具体例を示す図である。本実施形態では、図3(A)〜(C)に示すように、車種毎に形状が異なる識別マーク15を、各列車9に設けている。列車9が普通列車である場合には、図3(A)に示すように、当該列車9の外表面に、英文字Lが識別マーク15として表示される。列車9が急行列車である場合には、図3(B)に示すように、当該列車9の外表面に、英文字Rが識別マーク15として表示される。列車9が特急列車である場合には、図3(C)に示すように、当該列車9の外表面に、英文字Eが識別マーク15として表示される。
図4は、車種判別部11で実行される車種判別プログラムによる処理を説明するフローチャートである。前述したように、車種判別プログラムは記憶部13に記憶されていて、CPU12で実行される。また、車種判別プログラムは、列車9が正規の停車位置で停車したことを、停車位置判定装置6が判定したタイミングで起動される。なお、停車位置判定装置6において、列車9が正規の停車位置で停車したことを判定する方法については、後述する。車種判別プログラムが起動されると、車種判別部11はCCDカメラ10に撮像を命じる(ステップS1)。次に、CCDカメラ10で撮像された画像を解析して、記憶部13に事前に登録された識別マーク15の画像と比較する(ステップS2)。
CCDカメラ10で撮像された画像に英文字Lが含まれていたら(ステップS3:yes)、列車9が普通列車であると判断できるので、その旨を入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS4)、処理を終える。CCDカメラ10で撮像された画像に英文字Lが含まれていなかったら(ステップS3:no)、ステップS5に移動する。
CCDカメラ10で撮像された画像に英文字Rが含まれていたら(ステップS5:yes)、列車9が急行列車であると判断できるので、その旨を入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS6)、処理を終える。CCDカメラ10で撮像された画像に英文字Rが含まれていなかったら(ステップS5:no)、ステップS7に移動する。
CCDカメラ10で撮像された画像に英文字Eが含まれていたら(ステップS7:yes)、列車9が特急列車であると判断できるので、その旨を入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS8)、処理を終える。CCDカメラ10で撮像された画像に英文字Lが含まれていなかったら(ステップS7:no)、「車種不明」である旨を、入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS9)、処理を終える。
次に、図5を参照して、ホームドアシステム1において、列車9の車種に応じて、ホームドア装置2の扉を選択して開放する選択開放処理の手順を説明する。選択開放処理は制御装置本体4が備える図示しないコンピュータが、車種判別装置5を動作させて、前述した車種判別プログラムの処理結果を参照して行う。なお、図5に示す選択開放処理には、車種判別プログラムによる処理が含まれていることに注意されたい。
前述したように、選択開放処理は、列車9が正規の停車位置で停車したことを停車位置判定装置6が検出したタイミングで開始される。すなわち、列車9が正規の停車位置で停車したことを停車位置判定装置6が検出すると、制御装置本体4は、車種判別装置5に車種判別処理の開始を命じる。そして、車種判別装置5は列車9に付された識別マーク15の画像を取得する(ステップS101)。識別マーク15の画像が取得されたら、車種判別装置5はパターンマッチング処理を行って(ステップS102)、その結果を取得する(ステップS103)。有意なマッチング結果が得られたら(ステップS104:yes)、車種判別装置5はその結果を制御装置本体4に渡す。すなわち、ステップS105に進む。有意なマッチング結果が得られなかったら(ステップS104:no)、ステップS101に戻る。
ステップS101〜S104の処理は、前述した車種判別プログラムによる処理に相当するので、ステップS101〜S104の処理の詳細は、車種判別プログラムの説明を参照されたい。また、有意なマッチング結果が得られるとは、車種判別プログラムにおいて、ステップS4,S6,S8のいずれかに進んで、処理を終えたことに相当する。有意なマッチング結果が得られないとは、車種判別プログラムにおいて、ステップS9に進んで、処理を終えたことに相当する。ステップS101に戻るとは、車種判別プログラムによる処理を繰り返すことを意味する。
前述したように、有意なマッチング結果が得られたら(ステップS104:yes)、車種判別装置5はその結果を制御装置本体4に渡す。すなわち、制御装置本体4は列車9の車種情報を取得する(ステップS105)。車種情報を取得したら、制御装置本体4は、当該車種情報に対応する扉を選択して(ステップS106)、当該扉を開放する(ステップS107)。以上で処理を終える。
以上のように、本実施の形態に係る車種判別装置5は、列車9の外表面に表示された識別マーク15に基いて、列車9が、普通列車、急行列車、特急列車のいずれかであるかを判別して、その結果をホームドア制御装置3の制御装置本体4に出力する。前述したように、制御装置本体4に、列車9の車種毎に開閉すべき扉を特定する情報が記憶されているので、車種判別装置5による車種判別結果を受信した制御装置本体4は、車種判別結果に対応する動作をホームドア装置2にさせることができる。つまり、制御装置本体4は、普通列車、急行列車、特急列車のいずれかの乗車扉に対応する位置に配置されたホームドアを選択して開閉させることができる。
なお、識別マーク15の具体的な形状は、図3(A)〜(C)に図示されたものには限定されない。識別マーク15の形状は任意に選択することができるので、乗客が違和感を覚えることがない形状を選択して、乗客に安心感を与えることができる。
(変形例1)
図6は、変形例1に係る車種判別装置5の構成を示す図である。図6に示すように、変形例1に係る車種判別装置5は、上記実施の形態におけるCCDカメラ10に代えて、回帰反射形光電センサ16を備える。
回帰反射形光電センサ16は、列車9の外表面に取り付けられた反射材17に向けて光線18を投射する図示しない投光部と、反射材17で反射して回帰反射形光電センサ16に帰還する光線18を受光する図示しない受光部とを備える。投光部と受光部には偏光フィルタが内蔵されているので、投光部からは特定の方向に振動する光だけが投射され、受光部には特定の方向に振動する光だけが入射する。そのため、受光部には、投光部から投射された光線18だけが入射する。なお、後述するように、列車9の外表面に取り付けられた反射材17の個数は、列車の車種毎に異なる。また、回帰反射形光電センサ16は反射材17に対して、1対1で対応する。つまり、1台の回帰反射形光電センサ16は特定の1個の反射材17を検出する。そのため、変形例1に係る車種判別装置5は、判別対象の列車9が備える反射材17の個数と同数、あるいはそれより多い複数個の回帰反射形光電センサ16を備える。また、変形例1に係る車種判別装置5が備える車種判別部11の基本的な構成と作用は、上記の実施の形態に係るものと共通するので、説明を省略する。
図7(A)〜(C)は列車9の外表面に取り付けられて、変形例1に係る車種判別部11による車種判別に利用される反射材17の具体例を示す図である。列車9が普通列車である場合には、図7(A)に示すように、当該列車9の外表面に、反射材17が1個だけ貼付される。列車9が急行列車である場合には、図7(B)に示すように、当該列車9の外表面に、反射材17が2個、貼付される。列車9が特急列車である場合には、図7(C)に示すように、当該列車9の外表面に、反射材17が3個、貼付される。
図8は、変形例1に係る車種判別部11で実行される車種判別プログラムによる処理を説明するフローチャートである。上記の実施の形態と同様に、変形例1に係る車種判別プログラムも、列車9が正規の停車位置で停車したことを、停車位置判定装置6が判定したタイミングで起動される。車種判別プログラムが起動されると、車種判別部11は回帰反射形光電センサ16を動作させて、車種判別装置5が備える複数個の回帰反射形光電センサ16の内、反射材17で反射した光線18を検出した回帰反射形光電センサ16の個数をカウントする。その結果、列車9に貼付された反射材17の個数が検出される(ステップS11)。
回帰反射形光電センサ16が、反射材17を1個だけ検出したら(ステップS12:yes)、列車9が普通列車であると判断できるので、その旨を、入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS13)、処理を終える。回帰反射形光電センサ16が検出した反射材17の個数が1個でなければ(ステップS12:no)、ステップS14に移動する。
回帰反射形光電センサ16が、反射材17を2個、検出したら(ステップS14:yes)、列車9が急行列車であると判断できるので、その旨を、入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS15)、処理を終える。回帰反射形光電センサ16が検出した反射材17の個数が2個でなければ(ステップS14:no)、ステップS16に移動する。
回帰反射形光電センサ16が、反射材17を3個、検出したら(ステップS16:yes)、列車9が特急列車であると判断できるので、その旨を、入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS17)、処理を終える。回帰反射形光電センサ16が検出した反射材17の個数が3個でなければ(ステップS16:no)、「車種不明」である旨を、入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS18)、処理を終える。
次に、図9を参照して、変形例1に係るホームドアシステム1において、列車9の車種に応じて、ホームドア装置2の扉を選択して開放する選択開放処理の手順を説明する。選択開放処理は制御装置本体4が備える図示しないコンピュータが、車種判別装置5を動作させて、前述した車種判別プログラムの処理結果を参照して行う。なお、図9に示す選択開放処理には、車種判別プログラムによる処理が含まれていることに注意されたい。
前述したように、選択開放処理は、列車9が正規の停車位置で停車したことを
停車位置判定装置6が検出したタイミングで開始される。すなわち、列車9が正規の停車位置で停車したことを停車位置判定装置6が検出すると、制御装置本体4は、車種判別装置5に車種判別処理の開始を命じる。そして、車種判別装置5は回帰反射形光電センサ16を作動させる(ステップS111)。回帰反射形光電センサ16に反応があれば、つまり、回帰反射形光電センサ16が反射光を検出したら(ステップS112:yes)、ステップS113に進んで、反射材17の枚数を計数する。その結果、車種判別装置5において列車9の車種が判別される。回帰反射形光電センサ16が反射光を検出しなければ(ステップS112:no)、ステップS111に戻る。
ステップS111〜S113の処理は、前述した変形例1に係る車種判別プログラムによる処理に相当するので、ステップS111〜S113の処理の詳細は、車種判別プログラムの説明を参照されたい。また、ステップS111に戻るとは、車種判別プログラムによる処理を繰り返すことを意味する。
ステップS113において、車種判別装置5が列車9の車種を判別したら、車種判別装置5はその結果を制御装置本体4に渡す。その結果、制御装置本体4は列車9の車種情報を取得する(ステップS114)。車種情報を取得したら、制御装置本体4は、当該車種情報に対応する扉を選択して(ステップS115)、当該扉を開放する(ステップS116)。以上で処理を終える。
以上のように、変形例1に係る車種判別装置5は、列車9に表示された反射材17の個数に基いて、列車9が、普通列車、急行列車、特急列車のいずれかであるかを判別して、その結果を制御装置本体4に出力する。前述したように、制御装置本体4に、列車9の車種毎に開閉すべき扉を特定する情報が記憶されているので、車種判別装置5による車種判別結果を受信した制御装置本体4は、車種判別結果に対応する動作をホームドア装置2にさせることができる。つまり、制御装置本体4は、普通列車、急行列車、特急列車のいずれかの乗車扉に対応する位置に配置されたホームドアを選択して開閉させることができる。
(変形例2)
図10は、変形例2に係る車種判別装置5の構成を示す図である。変形例2に係る車種判別装置5は、図10に示すように、測距レーザセンサ19を備える。
測距レーザセンサ19は、プラットホーム7に固定されて、レーザビーム20で、列車9の先頭部の表面をスキャンして、測距レーザセンサ19から列車9の先頭部の表面の任意の点Pまでの距離dを測定するとともに、測距レーザセンサ19から見た点Pの方位角θを測定する装置である。
ここで、図10に示すプラットホーム7に固定された直交座標系、つまり、測距レーザセンサ19の測定基準点Oを原点にして、プラットホーム7の長さ方向をX軸とし、プラットホーム7の幅方向をY軸とする直交座標系を想定する。上記直交座標系による点Pの座標は、距離dと方位角θから算出することができる。すなわち、点Pの座標(x,y)は下記の式によって得られる。
x=dcosθ
y=dsinθ
このように、点Pの距離dと方位角θを測定すれば、上記の直交座標系における点Pの座標を算出することができる。
上記のように構成されているので、測距レーザセンサ19を測定基準点O周りに揺動させることによって、測距レーザセンサ19を列車9の先頭部の表面に対してスキャンさせて、その結果を車種判別部11において解析すれば、図11に示すような、列車9の幅方向において、つまり上記直交座標系のY軸方向において、等間隔に配列された複数個の検知ポイントP,P,‥‥P12の座標を求めることができる。なお、本変形例では、上記直交座標系の方向、つまり列車9の長さ方向、あるいは前後方向において、等間隔に配列されたグリッド21を想定する。また、グリッド21で分割される各区画を、セクタS,S,‥‥Sと呼ぶことにする。
車種判別部11は、検知ポイントP,P,‥‥Pの座標を解析して、各セクタS,S,‥‥S内に所在する検知ポイントP,P,‥‥Pの点数をカウントする。図11に示す検知ポイントP,P,‥‥P12について、各セクタS,S,‥‥S内に所在する検知ポイントP,P,‥‥Pの点数をカウントすると、下記の表1に示す結果が得られる。
Figure 2020203652
また、車種判別部11には、車種の異なる列車9について、事前に測距レーザセンサ19による計測と、車種判別部11による解析を行った結果が基準データとして、記憶される。例えば、列車9が、流線形の先頭部を有する特急列車である場合に、測距レーザセンサ19によって図12(A)に示す検知ポイントP,P,‥‥Pが得られる場合に、各セクタS,S,‥‥S内に所在する検知ポイントP,P,‥‥Pの点数をカウントすると、下記の表2に示す結果が得られる。
Figure 2020203652
列車9が、矩形の先頭部を有する普通列車である場合に、測距レーザセンサ19によって図12(B)に示す検知ポイントP,P,‥‥Pが得られる場合に、各セクタS,S,‥‥S内に所在する検知ポイントP,P,‥‥Pの点数をカウントすると、下記の表3に示す結果が得られる。
Figure 2020203652
上記の解析結果、つまり表2と表3に示された基準データは、記憶部13に記憶されて、車種判別に利用される。
図13は、変形例2に係る車種判別部11で実行される車種判別プログラムによる処理を説明するフローチャートである。上記の実施の形態と同様に、変形例2に係る車種判別プログラムも、列車9が正規の停車位置で停車したことを、停車位置判定装置6が判定したタイミングで起動される。車種判別プログラムが起動されると、車種判別部11は、測距レーザセンサ19を測定基準点O周りに揺動させて、列車9の幅方向において等間隔に配列された複数個の検知ポイントP,P,‥‥Pの距離dと方位角θを測定させる(ステップS21)。
測距レーザセンサ19が検知ポイントP,P,‥‥Pの距離dと方位角θを計測したら、車種判別部11は、検知ポイントP,P,‥‥Pの距離dと方位角θに基いて、検知ポイントP,P,‥‥PのXY座標系における座標を算出する(ステップS22)。検知ポイントP,P,‥‥Pの座標を算出したら、車種判別部11はこれらを解析して、各セクタS,S,‥‥S内に所在する検知ポイントP,P,‥‥Pの点数をカウントする(ステップS23)。その結果、例えば、表1に示したデータが得られる。
ステップS24において、車種判別部11はステップS23における解析結果と、事前に特急列車の先頭部を測定及び解析して、車種判別部11に記憶させた解析結果、つまり、表2に示した基準データとを比較する。そして、両者が一致あるいは近似していれば(ステップS24:yes)、列車9が特急列車であると判断できるので、その旨を入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS25)、処理を終える。両者が一致あるいは近似する関係になければ(ステップS24:no)、ステップS26に移動する。
ステップS26において、車種判別部11はステップS23における解析結果と、事前に普通列車の先頭部を測定及び解析して、車種判別部11に記憶させた解析結果、つまり、表3に示したデータとを比較する。そして、両者が一致あるいは近似していれば(ステップS26:yes)、列車9が普通列車であると判断できるので、その旨を、入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS27)、処理を終える。両者が一致あるいは近似する関係になければ(ステップS26:no)、「車種不明」である旨を、入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS28)、処理を終える。
なお、ステップS24及びステップS26における解析結果の比較は、検知ポイントP,P,‥‥Pが所在するセクタS,S,‥‥Sの内、最前端にあるセクタを基準にして、解析結果をシフトして行う。例えば、ステップS24において、表1に示されたデータと表2に示されたデータを比較する場合には、表1においては、セクタS,S,‥‥S10に検知ポイントが所在し、表2においては、セクタS,S,‥‥Sに検知ポイントが所在するので、表1においてセクタS,S,‥‥S10に所在する検知ポイントの点数と、表2においてセクタS,S,‥‥Sに所在する検知ポイントの点数を、それぞれ比較する。つまり、表1においてセクタSに所在する検知ポイントの点数と、表2においてセクタSに所在する検知ポイントの点数とを比較し、その後、表1においてセクタS,S,‥‥S10のそれぞれに所在する検知ポイントの点数を、表2においてセクタS,S,‥‥Sのそれぞれに所在する検知ポイントの点数とを、順次比較する。ステップS26においても、同様の処理を行う。
このように、解析結果を比較する際に、検知ポイントP,P,‥‥Pが所在するセクタS,S,‥‥Sの内、最前端にあるセクタを基準にして、解析結果をシフトすれば列車9の停車位置に誤差があって、検知ポイントが所在するセクタの位置が変動しても、その影響を受けることなしに、安定した車種判別を行うことができる。つまり、車種判別のロバスト性が向上する。
前述したように、変形例2に係るホームドアシステム1においては、事前に、車種の異なる列車9について、測距レーザセンサ19による計測と、車種判別部11による解析を行う。この計測と解析は、車種判別装置5を図14に示す事前登録プログラムに従って動作させることによってなされる。すなわち、正規の停車位置に停車させた列車9の先頭正面に対して測距レーザセンサ19による計測を行う(ステップS121)。その結果を解析して、各セクタに所在する検知ポイントP,P,‥‥Pの点数を計数する(ステップS122)。すなわち、表2,3に示すようなデータを取得し、それを車種判別部11に登録する(ステップS123)。
次に、図15を参照して、変形例1に係るホームドアシステム1において、列車9の車種に応じて、ホームドア装置2の扉を選択して開放する選択開放処理の手順を説明する。選択開放処理は制御装置本体4が備える図示しないコンピュータが、車種判別装置5を動作させて、前述した車種判別プログラムの処理結果を参照して行う。なお、図15に示す選択開放処理には、車種判別プログラムによる処理が含まれていることに注意されたい。
前述したように、選択開放処理は、列車9が正規の停車位置で停車したことを
停車位置判定装置6が検出したタイミングで開始される。すなわち、列車9が正規の停車位置で停車したことを停車位置判定装置6が検出すると、制御装置本体4は、車種判別装置5に車種判別処理の開始を命じる。そして、車種判別装置5は測距レーザセンサ19を動作させて、列車9の先頭正面にある検知ポイントP,P,‥‥Pの位置を求める(ステップS131)。そして、その結果を解析して、各セクタに所在する検知ポイントP,P,‥‥Pの点数を計数する(ステップS132)。そして、その結果を、事前に登録されたデータと比較する。つまりマッチング処理を行う(ステップS133)。計測及び解析されたデータが事前に登録された特定の車種のデータと一致すれば(ステップS134:yes)、ステップS135に進む。計測及び解析されたデータが事前に登録された特定の車種のデータと一致しなければ(ステップS134:no)、ステップS131に戻る。
ステップS131〜S134の処理は、前述した変形例2に係る車種判別プログラムによる処理に相当するので、ステップS131〜S134の処理の詳細は、車種判別プログラムの説明を参照されたい。また、ステップS131に戻るとは、車種判別プログラムによる処理を繰り返すことを意味する。
計測及び解析されたデータが事前に登録された特定の車種のデータと一致すれば(ステップS134:yes)、車種判別装置5において、列車9の車種を判別できるので、車種判別装置5はその結果を制御装置本体4に渡す。その結果、制御装置本体4は列車9の車種情報を取得する(ステップS135)。車種情報を取得したら、制御装置本体4は、当該車種情報に対応する扉を選択して(ステップS136)、当該扉を開放する(ステップS137)。以上で処理を終える。
以上のように、変形例2に係る車種判別装置5は、列車9の先頭部の形状に基いて、列車9が、普通列車であるか、あるいは特急列車であるかを判別して、その結果をホームドア制御装置3に出力する。前述したように、制御装置本体4に、列車9の車種毎に開閉すべき扉を特定する情報が記憶されているので、車種判別装置5による車種判別結果を受信した制御装置本体4は、車種判別結果に対応する動作をホームドア装置2にさせることができる。つまり、ホームドア制御装置3は、普通列車あるいは特急列車のいずれかの乗車扉に対応する位置に配置されたホームドアを選択して開閉させることができる。
なお、第2の実施の形態においては、測距レーザセンサ19あるいは列車9の位置ずれあるいは振動によって、検知ポイントP,P,‥‥Pの座標の測定値に許容範囲を超える誤差が生じている場合に、かかる測定値を解析(ステップS132)の対象から除外するようにしても良い。このように、許容範囲を超える誤差を含む測定値を解析対象から除外することよって、測定値の誤差に起因するエラーの発生が抑制される。
なお、上記の許容範囲は、以下のようなプロセスを経て決定される。すなわち、車種判別部11において、基準データを決定する際に、測距レーザセンサ19による計測を数秒間、継続して行って、つまり、検知ポイントP,P,‥‥Pの座標の計測を、複数回繰り返して行って、検知ポイントP,P,‥‥Pの座標の平均値と標準偏差を算出する。そして、検知ポイントP,P,‥‥Pのそれぞれについて、平均値±標準偏差の範囲を当該検知ポイントの座標の許容範囲として設定する。
(変形例3)
図16は、変形例3に係る車種判別装置5の構成を示す図である。変形例3に係る車種判別装置5は、図16に示すように、RFID(radio frequency identifier)リーダ22を備えることを特徴としている。
RFIDリーダ22は、列車9に取り付けられたRFIDタグ23との間で、近距離の無線通信を行って、RFIDタグ23に書き込まれた情報を読み出す装置である。RFIDタグ23は、列車9に取り付けられたICチップであって、当該列車9の車種を特定する属性情報が書き込まれている。そのため、RFIDリーダ22を使って、列車9に取り付けられたRFIDタグ23から属性情報を読み出せば、読み出された属性情報に基づいて、列車9の車種を判別することができる。
図17は、変形例3に係る車種判別部11で実行される車種判別プログラムによる処理を説明するフローチャートである。上記の実施の形態と同様に、変形例3に係る車種判別プログラムも、列車9が正規の停車位置で停車したことを、停車位置判定装置6が判定したタイミングで起動される。車種判別プログラムが起動されると、車種判別部11はRFIDリーダ22を動作させて、列車9に取り付けられたRFIDタグ23に記録された列車9の属性情報を読み出す(ステップS31)。
次に、車種判別部11はRFIDタグ23から読み出された属性情報に基づいて、列車9の車種を判別して、列車9が普通列車であると判断されたら(ステップS32:yes)、その旨を、入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS33)、処理を終える。列車9が普通列車であると判断されなかったら(ステップS32:no)、ステップS34に移動する。
ステップS34において、列車9が急行列車であると判断されたら(ステップS34:yes)、その旨を、入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS35)、処理を終える。列車9が急行列車であると判断されなかったら(ステップS34:no)、ステップS36に移動する。
ステップS36において、列車9が特急列車であると判断されたら(ステップS36:yes)、その旨を、入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS37)、処理を終える。列車9が特急列車であると判断されなかったら(ステップS36:no)、「車種不明」である旨を、入出力インターフェイス14を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS38)、処理を終える。
次に、図18を参照して、変形例3に係るホームドアシステム1において、列車9の車種に応じて、ホームドア装置2の扉を選択して開放する選択開放処理の手順を説明する。選択開放処理は制御装置本体4が備える図示しないコンピュータが、車種判別装置5を動作させて、前述した車種判別プログラムの処理結果を参照して行う。なお、図18に示す選択開放処理には、車種判別プログラムによる処理が含まれていることに注意されたい。
前述したように、選択開放処理は、列車9が正規の停車位置で停車したことを
停車位置判定装置6が検出したタイミングで開始される。すなわち、列車9が正規の停車位置で停車したことを停車位置判定装置6が検出すると、制御装置本体4は、車種判別装置5に車種判別処理の開始を命じる。そして、車種判別装置5はRFIDリーダ22を動作させる(ステップS141)。その結果、RFIDタグが応答すれば(ステップS142:yes)、ステップS143に進んでRFIDタグ23からタグ情報を読み出す。RFIDタグが応答しなければ(ステップS142:no)、ステップS141に戻る。
ステップS141〜S143の処理は、前述した変形例3に係る車種判別プログラムによる処理に相当するので、ステップS141〜S143の処理の詳細は、車種判別プログラムの説明を参照されたい。また、ステップS141に戻るとは、車種判別プログラムによる処理を繰り返すことを意味する。
RFIDタグ23からタグ情報を読み出せれば、車種判別装置5において、列車9の車種を判別できるので、車種判別装置5はその結果を制御装置本体4に渡す。その結果、制御装置本体4は列車9の車種情報を取得する(ステップS144)。車種情報を取得したら、制御装置本体4は、当該車種情報に対応する扉を選択して(ステップS145)、当該扉を開放する(ステップS146)。以上で処理を終える。
以上のように、変形例3に係る車種判別装置5は、RFIDリーダ22がRFIDタグ23から読み出した列車9の属性情報に基づいて、列車9の車種を判別して、その結果を制御装置本体4に出力する。前述したように、制御装置本体4に、列車9の車種毎に開閉すべき扉を特定する情報が記憶されているので、車種判別装置5による車種判別結果を受信した制御装置本体4は、車種判別結果に対応する動作をホームドア装置2にさせることができる。つまり、制御装置本体4は、普通列車あるいは特急列車のいずれかの乗車扉に対応する位置に配置されたホームドアを選択して開閉させることができる。
(停車位置判定装置)
図19は、本発明の実施の形態に係る停車位置判定装置6の構成を示す構成図である。図19に示すように、停車位置判定装置6は、レーザ距離センサ24と停車位置判定部25とを備える。レーザ距離センサ24は、レーザビーム26を列車9の先頭正面に投射して、列車9の先頭正面までの距離を測定するセンサである。停車位置判定部25は、レーザ距離センサ24で測定された距離に基いて、列車9の停車位置を判定するコンピュータである。停車位置判定部25は、CPU(中央演算部)27と記憶部28と入出力インターフェイス29を備える。記憶部28には後述する停車位置判定プログラムが記録されている。レーザ距離センサ24で測定された距離は、入出力インターフェイス29を介して、CPU27に入力され、CPU27は記憶部28から停車位置判定プログラムを読み出して実行することによって、後述する処置を行う。CPU27による停車位置判定は、入出力インターフェイス29を介して、ホームドア制御装置3に出力される。
図20は、停車位置判定プログラムにおいて使用される、第1〜3の基準位置30〜32を説明する説明図である。列車9は図20(A)において、矢印で示す方向に移動する。つまり、列車9は図20(A)において、軌道8上にあって、図の右側から左側に向かって進行している。第1〜3の基準位置30〜32は、停車位置判定に使用される位置であって、軌道8に対して固定されている。また、第1〜3の基準位置30〜32は、図20(A)において、図の右側から左側に向かって配列されている。
第1の基準位置30と第2の基準位置31は、列車9の正規停車範囲を規定する位置である。つまり、図20(B)に示すように、列車9の先頭正面が第1の基準位置30と第2の基準位置31の間にあって、列車9がそこで停止した場合に、列車9は正規停車範囲で停車したと判定される。なお、以下において、図20(A)に示すように、レーザ距離センサ24と第1の基準位置30の間の距離を第1の基準距離Rと呼び、レーザ距離センサ24と第2の基準位置31の間の距離を第2の基準距離Rと呼ぶことにする。列車9の先頭正面が第1の基準位置30と第2の基準位置31の間にある場合とは、レーザ距離センサ24で測定したレーザ距離センサ24から列車9の先頭正面までの距離Dが、第1の基準距離R以下であって、第2の基準距離R以上である場合をさす。つまり、列車9の先頭正面が第1の基準位置30と第2の基準位置31の間にある場合には、R≧D≧Rの関係が成立する。
第3の基準位置32は、列車9のオーバーランの限界を規定する位置である。図20(A)に示すように、第3の基準位置32は、レーザ距離センサ24から第3の基準距離Rだけ離れた位置にある。図6(C)に示すように、列車9の先頭正面が第2の基準位置31と第3の基準位置32の間にあって、列車9がそこで停止した場合に、列車9はオーバーランして、その後に停車したと判定される。なお、列車9の先頭正面が第2の基準位置31と第3の基準位置32の間にある場合とは、レーザ距離センサ24で測定したレーザ距離センサ24から列車9の先頭正面までの距離Dが、第2の基準距離R未満であって、第3の基準距離R以上である場合をさす。つまり、列車9の先頭正面が第2の基準位置31と第3の基準位置32の間にある場合には、R>D≧Rの関係が成立する。
図6(D)に示すように、列車9の先頭正面が第3の基準位置32を超えた場合には、列車9は駅を通過したと判定される。つまり、レーザ距離センサ24で測定したレーザ距離センサ24から列車9の先頭正面までの距離Dが、第3の基準距離R未満である場合には、列車9は駅を通過したと判定される。R>Dの関係が成立する場合には、列車9は駅を通過したと判定される。
なお、第1〜3の基準位置30〜32の具体的な位置、あるいは第1〜3の基準位置30〜32の相互の間隔は、列車9あるいは駅の運行管理あるいは安全管理上のルールに基づいて、任意に設定される。
図21は、停車位置判定部25で実行される停車位置判定プログラムによる処理を説明するフローチャートである。停車位置判定プログラムは、列車9が駅に入構したタイミングで、図示しない上位のシステムによって起動される。停車位置判定プログラムが起動されると、停車位置判定部25はレーザ距離センサ24の動作確認を行う。レーザ距離センサ24に異常があれば(ステップS41:yes)、その旨を、入出力インターフェイス29を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS42)、処理を終える。
レーザ距離センサ24に異常がなければ(ステップS41:no)、レーザ距離センサ24を動作させて距離計測を行う(ステップS43)。列車9の先頭正面が第1の基準位置30に達していなければ(ステップS44:no)、ステップS43に戻って、距離計測を繰り返す。列車9の先頭正面が第1の基準位置30に達していれば(ステップS44:yes)、タイマーを起動する(ステップS45)。その後、事前に設定された基準時間が経過してタイマーが停止したら、再度、レーザ距離センサ24を動作させて距離計測を行う(ステップS46)。なお、タイマーに設定される基準時間は、列車9の先頭正面が第1の基準位置30に達した後に、レーザ距離センサ24による列車9の先頭正面までの距離の再計測を行うタイミングを決定するパラメータである。
ステップS46で計測された列車9の先頭正面の位置が第3の基準位置32を超えていれば(ステップS47:yes)、列車9は駅を通過したと判断できるので、その旨を、入出力インターフェイス29を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS48)、処理を終える。ステップS46で計測された列車9の先頭正面の位置が第3の基準位置32を超えていなければ(ステップS47:no)、ステップS49に進む。
ステップS46で計測された列車9の先頭正面の位置が第2の基準位置31を超えていれば(ステップS49:yes)、列車9はオーバーラン後に停止したと判断できるので、その旨を、入出力インターフェイス29を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS50)、処理を終える。
ステップS46で計測された列車9の先頭正面の位置が第2の基準位置31を超えていなければ(ステップS49:no)、列車9は正規の停車位置範囲で停車したと判断できるので、その旨を、入出力インターフェイス29を介して、制御装置本体4に出力して(ステップS51)、処理を終える。
なお、ステップS45で起動されるタイマーの設定時間は、列車9あるいは駅の運行管理あるいは安全管理上のルールに基づいて、任意に設定される。例えば、第1の基準位置30に列車9の先頭が到達した時点における、列車9の速度に応じて変更することができる。
以上のように、停車位置判定装置6は、レーザ距離センサ24を備えて、列車9の先頭正面が第1の基準位置30を通過して、さらに事前に設定された時間が経過した時点における列車9の先頭正面の位置を測定して、その結果に基づいて、列車9が正規停車範囲で停車したか否かを判定する。また、停車位置判定装置6によれば、列車9がオーバーラン後に停車したか否か、列車9が駅を通過したか否かを判定することができる。このように、停車位置判定装置6によれば、列車9が正規停車範囲に停車したか否か、オーバーラン後に停車したか否か、駅を通過したか否かを、人手に頼らずに、自動的に判断することができる。
以上説明したように、上記の実施の形態と各変形例に係るホームドアシステム1は、ホームドア制御装置3に車種判別装置5と停車位置判定装置6を備えるので、列車9が正規停車範囲に停車したことを人手に頼らずに、自動的に判断し、その後、列車9の車種を自動的に判別して、その車種に対応する開閉動作をホームドア装置2にさせることができる。そのため、列車9の乗務員あるいは駅職員のワークロードを低減することができる。また、ホームドアシステム1は、列車9に高価な通信機器を備える必要がないので、安価にシステムを構築することができる。
しかしながら、本願発明の技術的範囲は、上記の実施の形態と各変形例によっては限定されない。本願発明は、特許請求の範囲に記載の技術的思想の限りにおいて、自由に、応用、変形、あるいは改良して実施することができる。
上記の実施の形態において、画像センサの具体例としてCCDカメラ10を例示したが、画像センサはCCDカメラ10には限定されない。画像センサは識別マーク15を撮像して画像情報を取得できるセンサであれば、十分であり、その形式あるいは動作原理は限定されない。
上記の実施の形態において、識別マーク15、つまり画像センサで撮像される図形の具体例として、英文字を例示したが、識別マーク15は文字には限定されない。識別マーク15は、画像センサで撮像可能な図形であって、車種識別の焼役に立つものであれば、形式やジャンルは限定されない。識別マーク15は抽象的あるいは幾何学的な図形であっても良い。識別マーク15は具象的な図形であっても良い。
列車9において、識別マーク15あるいは反射材17を取り付ける部位は限定されない。列車9の外表面、つまり列車9の外側にあって、周囲から見える部位であれば、識別マーク15あるいは反射材17は何処に取り付けられても良い。
上記の実施の形態と変形例において、測距センサの具体例として、測距レーザセンサ19とレーザ距離センサ24を例示したが、測距センサはレーザ光を利用するものには限定されない。測距センサの形式と測定原理は限定されない。
上記の実施の形態と変形例において、センサがプラットホーム7に取り付けられる例を示したが、本発明はセンサがプラットホーム7に直接取り付けられるものには限定されない。本発明において、センサはプラットホーム7に対して不動の状態にあれば十分であり、センサをプラットホーム7に対して不動の状態にする手段は限定されない。センサは他の部材を介してプラットホーム7に固定されていても良い。センサは軌道8に固定されていても良い。
1 ホームドアシステム、2 ホームドア装置、3 ホームドア制御装置、4 制御装置本体、5 車種判別装置、6 停車位置判定装置、7 プラットホーム、8 軌道、9 列車、10 CCDカメラ、11 車種判別部、12 CPU(中央演算部)、13 記憶部、14 入出力インターフェイス(I/Oインターフェイス)、15 識別マーク、16 回帰反射形光電センサ、17 反射材、18 光線、19 測距レーザセンサ、20 レーザビーム、21 グリッド、22 RFIDリーダ、23 RFIDタグ、24 レーザ距離センサ、25 停車位置判定部、26 レーザビーム、27 CPU、28 記憶部、29 入出力インターフェイス、30 第1の基準位置、31 第2の基準位置、32 第3の基準位置。

Claims (14)

  1. 鉄道車両の外形的特徴を検出するセンサと、
    前記センサによって検出された前記外形的特徴に基づいて、前記鉄道車両の車種を判別する車種判別部と、を備える、
    車種判別装置。
  2. 前記外形的特徴は、前記鉄道車両の外表面に表示された図形の形状であり、
    前記図形は、前記鉄道車両の車種毎に異なる形状を有し、
    前記センサは前記図形の形状を読み取る画像センサである、
    請求項1に記載の車種判別装置。
  3. 前記外形的特徴は、前記鉄道車両の外表面に貼付された反射材の点数であり、
    前記センサは前記反射材に向けて光線を投射するとともに、前記反射材で反射した前記光線を検出する回帰反射形光電センサである、
    請求項1に記載の車種判別装置。
  4. 前記外形的特徴は、前記鉄道車両の先頭部の形状であり、
    前記センサは、前記鉄道車両の先頭部をスキャンして、前記鉄道車両の先頭部の形状に関する情報を取得する測距センサである、
    請求項1に記載の車種判別装置。
  5. 前記測距センサは、
    前記鉄道車両の幅方向において等間隔に配列された複数個の検知ポイントの前記鉄道車両の長さ方向の座標を求めるとともに、
    前記車種判別部は、
    事前に前記測距センサによって各車種について測定された前記検知ポイントの座標に基いて、車種毎の前記検知ポイントの前記鉄道車両の長さ方向における分布を算出して、その結果を基準データとして記憶し、
    前記測距センサによって測定された判別対象の鉄道車両の前記検知ポイントの座標に基いて、当該鉄道車両の前記検知ポイントの当該鉄道車両の長さ方向における分布を算出して、その結果を前記基準データと比較して、当該鉄道車両の車種を判別する、
    請求項4に記載の車種判別装置。
  6. 前記車種判別部は、前記測距センサによって得られた前記検知ポイントの内、最前端にある前記検知ポイントと、前記基準データに含まれる前記検知ポイントの内、最前端にある前記検知ポイントを基準にして、両者の前記分布を比較する、
    請求項5に記載の車種判別装置。
  7. 前記車種判別部は、前記基準データを決定する際に、前記検知ポイントの計測を複数回繰り返して、前記検知ポイントの座標の平均値と標準偏差を算出するとともに、
    前記検知ポイントのそれぞれについて、前記平均値±前記標準偏差の範囲を当該検知ポイントの座標の許容範囲として設定し、
    前記測距センサによって測定された判別対象の鉄道車両の前記検知ポイントの座標が前記許容範囲内にない場合に、前記検知ポイントを前記基準データとの比較対象から除外する、
    請求項5又は請求項6に記載の車種判別装置。
  8. 鉄道車両に取り付けられたRFIDタグからタグ情報を読み出すRFIDリーダと、
    前記RFIDリーダが前記RFIDタグから読み出した前記タグ情報に基づいて、前記鉄道車両の車種を判別する車種判別部と、を備える、
    車種判別装置。
  9. 鉄道車両の先頭部にレーザ光を照射し、前記鉄道車両の先頭部までの距離を測定する測距センサと、
    前記鉄道車両の先頭部までの距離が第1の基準距離以下になったことを前記測距センサが検出して、その後、基準時間が経過したタイミングで、前記測距センサに前記鉄道車両の先頭部までの距離を再測定させるとともに、前記再測定された距離が、前記第1の基準距離以下であって第2の基準距離以上である場合に、前記鉄道車両が定位置に停車したと判定する停車位置判定部と、を備える、
    停車位置判定装置。
  10. 前記停車位置判定部は、
    前記再測定された距離が、前記第2の基準距離未満であって第3の基準距離以上である場合に、前記鉄道車両がオーバーラン停車したと判定する、
    請求項9に記載の停車位置判定装置。
  11. 前記停車位置判定部は、
    前記再測定された距離が、前記第3の基準距離未満である場合に、前記鉄道車両が通過したと判定する、
    請求項10に記載の停車位置判定装置。
  12. 請求項1から請求項8の何れか一項に記載の車種判別装置を備えて、
    前記車種判別装置による車種判別結果に応じてホームドア装置の開閉制御を行う、
    ホームドア制御装置。
  13. 請求項9から請求項11の何れか一項に記載の停車位置判定装置を備えて、
    前記停車位置判定装置が、前記鉄道車両が正規位置に停車したと判定したタイミングで前記車種判別装置を動作させる、
    請求項12に記載のホームドア制御装置。
  14. 請求項12又は請求項13に記載のホームドア制御装置と、
    前記ホームドア制御装置によって開閉制御されるホームドア装置を備える、
    ホームドアシステム。
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