JP2020195128A - 伝送システム、送信装置、受信装置、およびプログラム - Google Patents

伝送システム、送信装置、受信装置、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】オーディオ信号等の伝送システムにおいて、回路増大を抑制して、伝送する信号の劣化を低減する。【解決手段】3ビット以上の第1マルチビットデルタシグマ変調信号を出力する第1デルタシグマ変調部、および第1マルチビットデルタシグマ変調信号の予め定められたビット位置より上位の2ビット以上の第1信号を予め定められたビット位置以下の第2信号の少なくとも一部に基づいて、符号変調して複数の変調信号を出力する第1符号変調部を有する送信装置と、第2信号と複数の変調信号とを伝送する伝送路と、伝送路から受信した第2信号の少なくとも一部に基づいて、伝送路から受信した複数の変調信号を復調する第1復調部を有する受信装置と、を備える伝送システムを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、伝送システム、送信装置、受信装置、およびプログラムに関する。
高精度なアナログ信号の伝送を行うために、デルタシグマ変調によって得られた複数のビットのデジタル信号を伝送するシステムがある(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1 特開2010−273307号公報
オーディオ信号等をマルチビットデルタシグマ変調して得られた信号を伝送するシステムにおいては、ノイズ成分が伝送する信号に依存した特性を有するため、このノイズがシステムのグランドを介してアナログ部やサンプリングクロックなどに重畳すると、再生するアナログ信号の劣化を引き起こしていた。これに対して、特許文献1では、複数の信号を伝送する際に、伝送する信号を擬似ランダム信号で拡散して伝送することで、信号に重畳しているオーディオ成分を低減させている。
しかしながら、システムにおいて受信側での復調のために、アナログ信号を変調した信号だけでなく擬似ランダム信号も同時に送信しなければならないため、余分に出力端子等を設ける必要があり、回路面積が増大してしまう。
上記課題を解決するために、本発明の第1の態様においては、3ビット以上の第1マルチビットデルタシグマ変調信号を出力する第1デルタシグマ変調部、および第1マルチビットデルタシグマ変調信号の予め定められたビット位置より上位の2ビット以上の第1信号を予め定められたビット位置以下の第2信号の少なくとも一部に基づいて、符号変調して複数の変調信号を出力する第1符号変調部を有する送信装置と、第2信号と複数の変調信号とを伝送する伝送路と、伝送路から受信した第2信号の少なくとも一部に基づいて、伝送路から受信した複数の変調信号を復調する第1復調部を有する受信装置と、を備える伝送システムを提供する。
本発明の第2の態様においては、3ビット以上の第1マルチビットデルタシグマ変調信号を出力する第1デルタシグマ変調部と、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の予め定められたビット位置より上位の2ビット以上の第1信号を予め定められたビット位置以下の第2信号の少なくとも一部に基づいて、符号変調して複数の変調信号を出力する第1符号変調部と、を備え、第2信号と、複数の変調信号と、を伝送路に送信する送信装置を提供する。
本発明の第3の態様においては、3ビット以上の第1マルチビットデルタシグマ変調信号を受信する受信装置であって、受信した第1マルチビットデルタシグマ変調信号の予め定められたビット位置以下の第2信号の少なくとも一部に基づいて、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の予め定められたビット位置より上位の2ビット以上の符号変調された複数の変調信号を復調する第1復調部を備える受信装置を提供する。
本発明の第4の態様においては、コンピュータを、第2の態様の送信装置または第3の態様の受信装置として機能させるためのプログラムを提供する。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
本実施形態に係る伝送システム10の第1の構成例を示す。 本実施形態の第1符号変調部110の構成を示す。 本実施形態の駆動部120の構成を示す。 本実施形態の第1復調部130の構成を示す。 第1デルタシグマ変調部100の出力信号Dの波形を示す。 第1マルチビットデルタシグマ変調信号のノイズ成分のスペクトルを示す。 本実施形態の伝送システム10の第2の構成例を示す。 第2の構成例における第1符号変調部700の構成を示す。 第2の構成例における第1復調部710の構成を示す。 本実施形態の伝送システム10の第3の構成例を示す。 本実施形態の多重化部1030の構成を示す。 本実施形態の多重化部1030のタイミングチャートを示す。 本実施形態の分離部1050の構成を示す。 本実施形態の分離部1050のタイミングチャートを示す。 本実施形態の複数の態様が全体的または部分的に具現化されうるコンピュータ2200の例を示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、本実施形態に係る伝送システム10の第1の構成例を示す。伝送システム10は、オーディオ信号等の入力信号を変調して、変調したデジタル信号を伝送し、受信側で受信したデジタル信号を復調して、デジタルアナログ変換し、アナログ信号を出力する。伝送システム10は、送信装置20と、伝送路30と、受信装置40とを備える。
送信装置20は、伝送路30に接続される。送信装置20は、入力信号に対して、マルチビットデルタシグマ変調および符号変調を行い、変調した信号を伝送路30に出力する。ここで、入力信号は、アナログ信号またはデジタル信号であってよい。送信装置20は、第1デルタシグマ変調部100と、第1符号変調部110と、駆動部120とを有する。
第1デルタシグマ変調部100は、第1符号変調部110に接続される。第1デルタシグマ変調部100は、入力端子に入力された入力信号をデルタシグマ変調して、n+1(n>0、例えばn≧2)ビットのデジタル信号である第1マルチビットデルタシグマ変調信号D[n:0]を出力する。また、第1デルタシグマ変調部100は、駆動部120に直接接続されてよく、符号変調に用いない第1マルチビットデルタシグマ変調信号D[m−1:1]を駆動部120に直接送信してもよい。ここで、[n:0]は、最下位ビット0から最上位ビットnまでの信号を示し、[m−1:1]は、上位側のビットm−1から下位側のビット1までの信号を示す。以下、同様である。
第1符号変調部110は、駆動部120に接続される。第1符号変調部110は、第1デルタシグマ変調部100から、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D[n:m](第1信号)および下位ビットの信号D[0](第2信号)を受信する。第1符号変調部110は、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の下位ビットの信号D[0]に基づいて、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D[n:m]を符号変調して、符号変調した第1マルチビットデルタシグマ変調信号DM[n:m]を出力する。第1符号変調部110は、上位ビットの信号D[n:m]のそれぞれと下位ビットの信号D[0]との間の排他的論理和を演算することによって、符号変調してよい。ここで、[n:m]は、ビットm(n≧m>0、例えばn>m≧1)から最上位ビットnまでの信号を示し、[0]は、最下位ビット0の信号を示す。以下、同様である。
駆動部120は、伝送路30に接続される。駆動部120は、伝送路30を駆動し、第1符号変調部110からの符号変調された第1マルチビットデルタシグマ変調信号DMO[n:m]を伝送路30を介して伝送する。駆動部120は、符号変調されていない他のビットの第1マルチビットデルタシグマ変調信号DO[m−1:1]およびDO[0]も伝送路30に出力してよい。駆動部120は、入力された信号をそのまま出力してよい。
伝送路30は、送信装置20と受信装置40との間に接続され、例えば、電気信号を伝送する配線、またはケーブル等である。伝送路30は、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の下位ビットの信号DO[0]および中間ビットの信号DO[m−1:1]と、符号変調された第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号DMO[n:m]とを、送信装置20から受信装置40まで伝送する。伝送路30は、複数のビットの信号にそれぞれ対応する複数の伝送路30であってよく、または、複数のビットの信号を伝送する1つの伝送路30であってもよい。
受信装置40は、伝送路30を介して第1マルチビットデルタシグマ変調信号を受信して、復調し、アナログ信号を出力する。受信装置40は、第1復調部130と、第1デジタルアナログ変換部140とを有する。
第1復調部130は、伝送路30と第1デジタルアナログ変換部140とに接続される。第1復調部130は、伝送路30から第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号DMO[n:m]および下位ビットの信号DO[0]を受信する。第1復調部130は、伝送路30で伝送された第1マルチビットデルタシグマ変調信号の下位ビットの信号DO[0]に基づいて、伝送路30で伝送された第1マルチビットデルタシグマ変調信号の符号変調された上位ビットの信号DMO[n:m]を復調する。第1復調部130は、上位ビットの信号DMO[n:m]のそれぞれと下位ビットの信号DO[0]との間の排他的論理和を演算することによって、復調してよい。第1復調部130は、復調した第1マルチビットデルタシグマ変調信号DI[n:m]を出力する。
第1デジタルアナログ変換部140は、復調された第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号DI[n:m]と、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の下位側のビットの信号DO[m−1:0]とをデジタルアナログ変換し、アナログ信号AOUTを出力する。第1デジタルアナログ変換部140は、伝送路30と直接接続され、伝送路30から、復調に用いない第1マルチビットデルタシグマ変調信号の中間ビットの信号DO[m−1:1]を直接受信してよい。
本実施形態の伝送システム10は、伝送する第1マルチビットデルタシグマ変調信号のうち、下位ビットの信号を用いて上位ビットの信号を符号変調するため、符号変調のための信号を追加する必要が無い。従って、本実施形態の伝送システム10は、追加の出力端子を設けることなく、信号を伝送する際のノイズを低減し、高品質なマルチビットのオーディオ信号伝送が可能である。また、本実施形態の伝送システム10は、第1マルチビットデルタシグマ変調信号のうち、一部である上位ビットの信号のみを符号変調して伝送し、他のビットの信号は符号変調せずに伝送するため、符号変調のための回路面積の増大を抑制できる。
図2は、本実施形態の第1符号変調部110の構成を示す。第1符号変調部110は、符号変調する第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビット(ビットnからビットmまで)の信号(n−m+1個の信号)にそれぞれ対応する複数の(n−m+1個の)排他的論理和部200(m)〜200(n)を有する。なお、図2は、第1符号変調部110において、一部の排他的論理和部200(m+1)〜200(n−1)およびそれらに接続する配線を省略して示す。
複数の排他的論理和部200(m)〜200(n)は、並列に接続され、一方の入力に上位ビットの信号D[n:m]がそれぞれ入力され、他方の入力に最下位ビットの信号D[0]が入力される。複数の排他的論理和部200(m)〜200(n)は、それぞれ、入力された信号の排他的論理和を演算して符号変調し、演算結果を示す信号DM[n:m]を出力する。
図3は、本実施形態の駆動部120の構成を示す。駆動部120は、伝送路30で伝送する信号DM[n:m]および信号D[m−1:0]にそれぞれ対応する複数のバッファ300(0)〜300(n)を有する。複数のバッファ300は、並列に接続され、それぞれ入力に第1マルチビットデルタシグマ変調信号DM[n:m]およびD[m−1:0]が入力され、伝送路30に第1マルチビットデルタシグマ変調信号DMO[n:m]およびDO[m−1:0]を出力する。なお、図3は、駆動部120において、一部のバッファ300およびそれらに接続する配線を省略して示す。
図4は、本実施形態の第1復調部130の構成を示す。第1復調部130は、符号変調された第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビット(ビットnからビットmまで)の信号(n−m+1個の信号)にそれぞれ対応する複数の(n−m+1個の)排他的論理和部400(m)〜400(n)を有する。なお、図4は、第1復調部130において、一部の排他的論理和部400(m+1)〜400(n−1)およびそれらに接続する配線を省略して示す。
複数の排他的論理和部400(m)〜400(n)は、並列に接続され、一方の入力に上位ビットの信号DMO[n:m]がそれぞれ入力され、他方の入力に最下位ビットの信号DO[0]が入力される。複数の排他的論理和部400(m)〜400(n)は、それぞれ、入力された信号の排他的論理和を演算して復調し、演算結果を示す上位ビットの信号DI[n:m]を出力する。
図5の(a)は、第1デルタシグマ変調部100の出力信号D[n:0]の波形を示す。図5の(b)は、第1デルタシグマ変調部100の出力信号D[1:0]の拡大波形を示す。図5の(a)および(b)において、縦軸は、出力信号の0、1の値を示し、横軸は時間を示す。
第1デルタシグマ変調部100は、図5の(a)に示すように、n+1ビットのデルタシグマ変調信号Dをそれぞれ出力する。信号Dは、上位ビットであるほど出力信号との相関性が強く、下位ビットであるほど出力信号との相関性が弱くなりランダム性が高くなる。そして、図5の(b)に示すように、最下位ビット0が最もランダム性が高くなる。従って、本実施形態の第1符号変調部110は、より出力信号との相関性が低い下位ビットを上位ビットの符号変調に用いる。
図6の(a)は、符号変調していない場合の上位ビットの信号D[n:n−1]の出力起因のノイズ成分のスペクトルを示す。図6の(b)は、符号変調していない下位ビットの信号D[1:0]の出力起因のノイズ成分のスペクトルを示す。図6の(c)は、本実施形態の第1符号変調部110で符号変調した上位ビットの信号D[n:n−1]の出力起因のノイズ成分のスペクトルを示す。
図6の(a)に示すように、上位ビットは符号の影響を強く受けるためノイズ中の信号周波数成分が強く現れる。下位ビットほど高周波ノイズ成分を多く含んでランダマイズされているため、固有の周波数成分は持たず、図6の(b)に示すように、ノイズが小さい。上位ビットのように、出力する信号に依存した特性を有するノイズが伝送されて、アナログ信号に混入すると、出力信号の劣化を引き起こすことになる。図6の(c)に示すように、本実施形態の第1符号変調部110で符号変調した場合、伝送する際に発生する上位ビットの信号のノイズを低減できる。
図7は、本実施形態の伝送システム10の第2の構成例を示す。第2の構成例の伝送システム10の各構成は、第1の構成例の伝送システム10の各構成と同様であってよい。ただし、第2の構成例の伝送システム10は、複数の下位ビットの信号D[1:0]に基づいて複数段階の符号変調を行う。以下、第1の構成例の伝送システム10と同様の構成については説明を省略する。
第1符号変調部700は、第1デルタシグマ変調部100から、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D[n:m]および下位ビットの信号D[1:0]を受信する。第1符号変調部700は、例えば、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D[n:m]のそれぞれと、異なる2つの下位ビットの信号D[1:0]との間で2段階の排他的論理和を演算して符号変調する。第1符号変調部700は、上位ビットの信号D[n:m]のそれぞれと下位ビットの信号D[0]との間の排他的論理和を演算し、さらに、上位ビットの信号D[n:m]に対応する排他的論理和の演算結果のそれぞれと、下位ビットの信号D[1]との間の排他的論理和を演算する。第2の構成例における第1符号変調部700は、このような2段階の排他的論理和を演算することによって符号変調し、符号変調された第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号DM2[n:m]を出力する。
第1復調部710は、伝送路30から第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号DM2O[n:m]および下位ビットの信号DO[1:0]を受信する。第1復調部710は、下位ビットの信号DO[1:0]を、符号変調とは逆の順序で用いて上位ビットの信号DM2O[n:m]を復調する。第1復調部710は、例えば、上位ビットの信号DM2O[n:m]のそれぞれと下位ビットの信号DO[1]との間の排他的論理和を演算し、さらに、上位ビットの信号DM2O[n:m]に対応する排他的論理和の演算結果のそれぞれと、下位ビットの信号DO[0]との間の排他的論理和を演算する。第2の構成例における第1復調部710は、このような2段階の排他的論理和を演算することによって復調し、復調された第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号DI2[n:m]を出力する。
図8は、第2の構成例における第1符号変調部700の構成を示す。第1符号変調部700は、符号変調する第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D[n:m]にそれぞれ対応する2段階の排他的論理和部800および810を有する。なお、図8は、第1符号変調部700を、一部の排他的論理和部800(n−1)〜800(m+1)、810(n−1)〜810(m+1)およびそれらに接続する配線を省略して示す。省略した排他的論理和部800(n−1)〜800(m+1)、810(n−1)〜810(m+1)は、図8に示した排他的論理和部800および810とそれぞれ同様の構成および機能を有する。
第2の構成例の第1符号変調部700において、同じ上位ビットの信号D[n:m]に対応する排他的論理和部800および810は、直列に接続され、異なる上位ビットの信号D[n:m]に対応する排他的論理和部800または810は、並列に接続される。
1段階目の排他的論理和部800は、一方の入力に第1デルタシグマ変調部100からの上位ビットの信号D[n:m]がそれぞれ入力され、他方の入力に最下位ビットの信号D[0]が入力される。2段階目の排他的論理和部810は、一方の入力に排他的論理和部800の出力DM1[n:m]がそれぞれ入力され、他方の入力に下位ビットの信号D[1]が入力される。排他的論理和部800および810は、それぞれ、2つの入力について排他的論理和の演算を行う。2段階目の排他的論理和部810は、演算結果である符号変調された上位ビットの信号DM2[n:m]を出力する。
図9は、第2の構成例における第1復調部710の構成を示す。第1復調部710は、復調される第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号DM2O[n:m]にそれぞれ対応する2段階の排他的論理和部900および910を有する。なお、図9は、第1復調部710を、一部の排他的論理和部900(n−1)〜900(m+1)、910(n−1)〜910(m+1)およびそれらに接続する配線を省略して示す。省略した排他的論理和部900(n−1)〜900(m+1)、910(n−1)〜910(m+1)は、図9に示した排他的論理和部900および910とそれぞれ同様の構成および機能を有する。
1段階目の排他的論理和部900は、一方の入力に伝送路30からの上位ビットの信号DM2O[n:m]がそれぞれ入力され、他方の入力に下位ビットの信号DO[1]が入力される。2段階目の排他的論理和部910は、一方の入力に排他的論理和部900の出力DI1[n:m]がそれぞれ入力され、他方の入力に最下位ビットの信号DO[0]が入力される。排他的論理和部900および910は、それぞれ、2つの入力について排他的論理和の演算を行う。2段階目の排他的論理和部910は、演算結果である復調された上位ビットの信号DI2[n:m]を出力する。
第2の構成例の伝送システム10は、2段階の符号変調を2つの下位ビットの信号を用いて行うため、より効果的に符号変調を実施でき、伝送時のノイズをさらに低減できる。
図10は、本実施形態の伝送システム10の第3の構成例を示す。第3の構成例の伝送システム10の各構成は、第1の構成例の伝送システム10の各構成と同様であってよい。ただし、第3の構成例において、送信装置20は、第2デルタシグマ変調部1010、第2符号変調部1020、多重化部1030、および制御部1040を備え、受信装置40は、分離部1050、第2復調部1060、および第2デジタルアナログ変換部1070を備える。第3の構成例の伝送システム10は、複数のチャネルで入力信号を伝送する。以下、第1の構成例の伝送システム10と同様の構成については説明を省略する。
第3の構成例の伝送システム10における第2デルタシグマ変調部1010は、第2符号変調部1020に接続される。第2デルタシグマ変調部1010は、第1の構成例の第1デルタシグマ変調部100と同様の構成および機能を有し、入力端子に入力された入力信号を第1デルタシグマ変調部100とは別にデルタシグマ変調して、第2マルチビットデルタシグマ変調信号D2[n:0]を出力する。ここで、第2デルタシグマ変調部1010に入力される入力信号は、第1デルタシグマ変調部100に入力される入力信号と同じであっても異なってもよい。
第3の構成例における第2符号変調部1020は、多重化部1030に接続される。第2符号変調部1020は、第1マルチビットデルタシグマ変調信号および第2マルチビットデルタシグマ変調信号の一方の下位ビットの信号に基づいて、第2マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D2[n:m](第4信号)を、第1の構成例の第1符号変調部700と同様の方法で、符号変調する。図10に示すように、第2符号変調部1020は、例えば、第2デルタシグマ変調部1010から入力された第2デルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D2[n:m]のそれぞれについて、第1デルタシグマ変調部100から入力された第1デルタシグマ変調信号の最下位ビットの信号D1[0]を用いて排他的論理和の演算することにより符号変調し、符号変調された第2デルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D2M[n:m]を出力する。
制御部1040は、多重化部1030と駆動部120とに接続され、時分割多重化のタイミングを制御する制御信号Eを出力する。
多重化部1030は、符号変調された第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D1M[n:m]と、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の下位ビットの信号D1[m−1:0]と、を時分割多重化して、駆動部120を介して伝送路30に出力する。多重化部1030は、さらに、第2マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D2M[n:m]と、第2マルチビットデルタシグマ変調信号の下位ビットの信号D2[m−1:0]と、を時分割多重化して、駆動部120を介して伝送路30に出力する。本実施形態における多重化部1030は、第1マルチビットデルタシグマ変調信号と第2マルチビットデルタシグマ変調信号とを、1つの伝送路30で送信するように、時分割多重化して1つの信号にしてよい。多重化部1030は、制御部1040からの制御信号Eに応じてマルチビットデルタシグマ変調信号を時分割多重化してよい。本実施形態における多重化部1030は、本願の第1多重化部と第2多重化部とを含むものであってよい。
駆動部120は、時分割多重化された信号を多重化部1030から受け取り、信号DO[n:0]を1つの伝送路30に出力する。駆動部120は、制御信号EOを伝送路30に出力してよい。
伝送路30は、駆動部120と分離部1050との間に接続され、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の下位側のビットの信号D1[m−1:0]と、符号変調された上位ビットの信号D1M[n:m]と、第2マルチビットデルタシグマ変調信号の下位側のビットの信号D2[m−1:0]と、符号変調された上位ビットの信号D2M[n:m]と、が時分割多重化された信号DO[n:0]を伝送する。伝送路30は、制御信号EOも伝送してよい。
分離部1050は、第1復調部130と第2復調部1060とに接続される。分離部1050は、時分割多重化した信号DO[n:0]を、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D1O[n:m]と、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の下位側のビットの信号D1O[m−1:0]と、に分離する。さらに分離部1050は、時分割多重化した信号を、第2マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D2O[n:m]と、第2マルチビットデルタシグマ変調信号の下位ビットの信号D2O[m−1:0]と、に分離する。分離部1050は、時分割多重化した信号DO[n:0]を、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の全てのビットの信号、および第2マルチビットデルタシグマ変調信号の全てのビットの信号にそれぞれ分離して第1復調部130または第2復調部1060に出力してよい。本実施形態における分離部1050は、本願の第1分離部と第2分離部とを含むものである。
第2復調部1060は、第2デジタルアナログ変換部1070に接続される。第2復調部1060は、伝送路30で伝送された第1マルチビットデルタシグマ変調信号および第2マルチビットデルタシグマ変調信号の一方の下位ビットの信号に基づいて、伝送路30で伝送された第2マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D2O[n:m]を復調する。第2復調部1060は、第2マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D2O[n:m]について、符号変調に用いられた信号D1[0](例えば、第1マルチビットデルタシグマ変調信号の最下位ビットの信号D1[0])を用いて排他的論理和の演算を行って復調し、復調された第2デルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D2I[n:m]を出力してよい。第2復調部1060は、第1復調部130と同様の構成および機能を有してよい。
第2デジタルアナログ変換部1070は、復調された第2マルチビットデルタシグマ変調信号D2I[n:m]および第2マルチビットデルタシグマ変調信号D2O[m−1:0]をデジタルアナログ変換し、アナログ信号AOUT2を出力する。
図11は、本実施形態の多重化部1030の構成を示す。多重化部1030は、複数の反転バッファ1110,1120,および1130を有する。
反転バッファ1100は、制御部1040からの制御信号Eが入力され、制御信号Eを反転して出力する。反転バッファ1110は、第1マルチビットデルタシグマ変調信号D1(D1M[n:m]、D1[m−1:0])が入力され、他方の入力における制御信号Eの値に応じて第1マルチビットデルタシグマ変調信号D1を反転して出力する。反転バッファ1110は、反転バッファ1100からの制御信号Eが反転して入力されるため、反転バッファ1110は、多重化部1030(反転バッファ1100)に入力される制御信号E=0の場合に、第1マルチビットデルタシグマ変調信号D1を反転して出力し、制御信号E=1の場合は出力しない。反転バッファ1120は、第2マルチビットデルタシグマ変調信号D2(D2M[n:m]、D2[m−1:0])が入力され、他方の入力における制御信号Eの値に応じて第2マルチビットデルタシグマ変調信号D2を反転して出力する。反転バッファ1120は、反転バッファ1100からの制御信号Eがそのまま入力されるため、反転バッファ1120は、多重化部1030(反転バッファ1100)に入力される制御信号E=1の場合に、第2マルチビットデルタシグマ変調信号D2を反転して出力し、制御信号E=0の場合は出力しない。
反転バッファ1130は、反転バッファ1110および1120の出力信号が入力され、入力された信号を反転して、信号Dを出力する。これにより、多重化部1030は、第1マルチビットデルタシグマ変調信号D1と第2マルチビットデルタシグマ変調信号D2とを制御信号Eに応じて選択的に出力する。
図12は、本実施形態の多重化部1030のタイミングチャートを示す。図12において、CLKは、第1および第2デルタシグマ変調部100および1010に入力されるクロック信号を示し、D1は、ビット0〜nの第1マルチビットデルタシグマ変調信号を示し、D2は、ビット0〜nの第2マルチビットデルタシグマ変調信号を示し、Eは、制御部1040から出力される制御信号を示し、Dは、多重化部1030で時分割多重化された信号を示し、EOは、伝送路30で伝送される制御信号(デジタルクロック信号)を示す。多重化部1030は、クロック信号(CLK)の1周期で受信した信号D1および信号D2を、制御信号Eの1/2周期毎に出力を切り替えて時分割多重化し、信号Dを出力する。クロック信号の1周期分の信号Dは、1周期分の信号D1および1周期分の信号D2を含む。
図13は、本実施形態の分離部1050の構成を示す。分離部1050は、バッファ1300、反転バッファ1310、第1取得部1320、および第2取得部1330を有する。
バッファ1300は、出力が反転バッファ1310の入力と第1取得部1320とに接続され、伝送路30から受け取った制御信号EOをバッファした信号EODを出力する。反転バッファ1310は、出力が第2取得部1330に接続され、入力された制御信号EODを反転した信号EOD_Nを出力する。従って、第1取得部1320に制御信号EOD、第2取得部1330に制御信号EOD_Nが入力される。
第1取得部1320は、伝送路30と第1復調部130および第1デジタルアナログ変換部140とに接続され、一例としてフリップフロップである。第1取得部1320は、分離部1050に入力される制御信号EOの立ち上がりに応じて(例えば制御信号EOD=1になると)、伝送路30からの信号DO[n:0]を取得し、第1マルチビットデルタシグマ変調信号D1O[n:0]を第1復調部130および第1デジタルアナログ変換部140に出力する。
第2取得部1330は、伝送路30と第2復調部1060および第2デジタルアナログ変換部1070とに接続され、一例としてフリップフロップである。第2取得部1330は、分離部1050に入力される制御信号EOの立ち下がりに応じて(例えば入力される制御信号EOD_N=1になると)、伝送路30からの信号DO[n:0]を取得し、第2マルチビットデルタシグマ変調信号D2O[n:0]を第2復調部1060および第2デジタルアナログ変換部1070に出力する。
図14は、本実施形態の分離部1050のタイミングチャートを示す。図14において、EOは、伝送路30で伝送された制御信号を示し、DOは、伝送路30で伝送された時分割多重化された信号を示し、EODは、分離部1050において遅延された制御信号を示し、D1は、分離部1050で分離されたビット0〜nの第1マルチビットデルタシグマ変調信号を示し、D2は、分離部1050で分離されたビット0〜nの第2マルチビットデルタシグマ変調信号を示す。
バッファ1300は、制御信号EOから遅延された制御信号EODを出力する。第1取得部1320は、一方の入力の制御信号EODが1に立ち上がると、他方の入力からの第1マルチビットデルタシグマ変調信号D1を取得して出力する。第1取得部1320は、次の制御信号EODの立ち上がりまで当該出力の値を維持し、次に制御信号EODが立ち上がると、他方の入力からの第1マルチビットデルタシグマ変調信号D1を取得して出力する。
第2取得部1330は、制御信号EODが0に立ち下がると、入力からの第2マルチビットデルタシグマ変調信号D2を取得して出力する。第2取得部1330は、次の制御信号EODの立ち下がりまで当該出力の値を維持し、次に制御信号EODが立ち下がると、入力からの第2マルチビットデルタシグマ変調信号D2を取得して出力する。
本実施形態の第3の構成例の伝送システム10は、複数のチャネルで生成したマルチビットデルタシグマ変調信号を時分割多重化して伝送し、受信側で分離して複数のチャネルのアナログ信号を出力する。この際に、符号変調を伝送対象のマルチビットデルタシグマ変調信号の下位ビットの信号を用いて行うため、疑似ランダム信号のための回路規模の増大を行うことなく、信号伝送により生じるノイズを低減できる。
なお、第1または第2の構成例の伝送システム10においても、多重化部1030を用いて第1マルチビットデルタシグマ変調信号D1を時分割多重化して伝送し、受信側で分離部1050を用いて各ビットの信号に分離してよい。また、第3の構成例において多重化部1030は、異なる2つの多重化部(第1多重化部と第2多重化部)であってよい。この場合、2つの多重化部の一方が第1マルチビットデルタシグマ変調信号を時分割多重化して1つの伝送路30に出力し、他方が第2マルチビットデルタシグマ変調信号を時分割多重化して別の1つの伝送路30に出力してよい。この場合、分離部1050についても、2つの多重化部に対応する異なる2つの分離部(第1分離部と第2分離部)であってよい。ここで、2つの多重化部は、それぞれ、多重化部1030と同様の構成および機能を有し、2つの分離部は、それぞれ、分離部1050と同様の構成および機能を有してよい。
また、符号変調に用いる下位ビットの信号は、マルチビットデルタシグマ変調信号の最下位ビット0および/またはビット1の信号に限定されず、マルチビットデルタシグマ変調信号のうち、符号変調の対象となる上位ビットよりも下位側のビットの信号の1または複数であってよい。例えば、図10に示す本実施形態の伝送システム10の第3の構成例の変形例として、伝送システム10は、第2マルチビットデルタシグマ変調信号の下位側のビットの信号D2[m−1:0](第3信号)の少なくとも一部を用いて、第2マルチビットデルタシグマ変調信号の上位ビットの信号D2[n:m]を符号変調し、当該符号変調された信号を復調してよい。
本発明の様々な実施形態は、フローチャートおよびブロック図を参照して記載されてよく、ここにおいてブロックは、(1)操作が実行されるプロセスの段階または(2)操作を実行する役割を持つ装置のセクションを表わしてよい。特定の段階およびセクションが、専用回路、コンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、および/またはコンピュータ可読媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタルおよび/またはアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)および/またはディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、論理AND、論理OR、論理XOR、論理NAND、論理NOR、および他の論理操作、フリップフロップ、レジスタ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、プログラマブルロジックアレイ(PLA)等のようなメモリ要素等を含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読媒体は、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROMまたはフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD-ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(RTM)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、またはSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、Python、および「C」プログラミング言語または同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1または複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコードまたはオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサまたはプログラマブル回路に対し、ローカルにまたはローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して提供され、フローチャートまたはブロック図で指定された操作を実行するための手段を作成すべく、コンピュータ可読命令を実行してよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
図15は、本発明の複数の態様が全体的または部分的に具現化されてよいコンピュータ2200の例を示す。コンピュータ2200にインストールされたプログラムは、コンピュータ2200に、本発明の実施形態に係る装置に関連付けられる操作または当該装置の1または複数のセクションとして機能させることができ、または当該操作または当該1または複数のセクションを実行させることができ、および/またはコンピュータ2200に、本発明の実施形態に係るプロセスまたは当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ2200に、本明細書に記載のフローチャートおよびブロック図のブロックのうちのいくつかまたはすべてに関連付けられた特定の操作を実行させるべく、CPU2212及び/又はGPU等のグラフィックコントローラ2216によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ2200は、CPU2212、RAM2214、グラフィックコントローラ2216、およびディスプレイデバイス2218を含み、それらはホストコントローラ2210によって相互に接続されている。コンピュータ2200はまた、通信インターフェイス2222、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROMドライブ2226、およびICカードドライブのような入/出力ユニットを含み、それらは入/出力コントローラ2220を介してホストコントローラ2210に接続されている。コンピュータはまた、ROM2230およびキーボード2242のようなレガシの入/出力ユニットを含み、それらは入/出力チップ2240を介して入/出力コントローラ2220に接続されている。
CPU2212は、ROM2230およびRAM2214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ2216は、RAM2214内に提供されるフレームバッファ等またはそれ自体の中にCPU2212によって生成されたイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス2218上に表示されるようにする。
通信インターフェイス2222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。ハードディスクドライブ2224は、コンピュータ2200内のCPU2212によって使用されるプログラムおよびデータを格納する。DVD−ROMドライブ2226は、プログラムまたはデータをDVD−ROM2201から読み取り、ハードディスクドライブ2224にRAM2214を介してプログラムまたはデータを提供する。ICカードドライブは、プログラムおよびデータをICカードから読み取り、および/またはプログラムおよびデータをICカードに書き込む。
ROM2230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ2200によって実行されるブートプログラム等、および/またはコンピュータ2200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入/出力チップ2240はまた、様々な入/出力ユニットをパラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入/出力コントローラ2220に接続してよい。
プログラムが、DVD−ROM2201またはICカードのようなコンピュータ可読媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読媒体から読み取られ、コンピュータ可読媒体の例でもあるハードディスクドライブ2224、RAM2214、またはROM2230にインストールされ、CPU2212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ2200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置または方法が、コンピュータ2200の使用に従い情報の操作または処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ2200および外部デバイス間で実行される場合、CPU2212は、RAM2214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インターフェイス2222に対し、通信処理を命令してよい。通信インターフェイス2222は、CPU2212の制御下、RAM2214、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROM2201、またはICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ処理領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、またはネットワークから受信された受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ処理領域等に書き込む。
また、CPU2212は、ハードディスクドライブ2224、DVD−ROMドライブ2226(DVD−ROM2201)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイルまたはデータベースの全部または必要な部分がRAM2214に読み取られるようにし、RAM2214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU2212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックする。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、およびデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU2212は、RAM2214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプの操作、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM2214に対しライトバックする。また、CPU2212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU2212は、第1の属性の属性値が指定される、条件に一致するエントリを当該複数のエントリの中から検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラムまたはソフトウェアモジュールは、コンピュータ2200上またはコンピュータ2200近傍のコンピュータ可読媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク、または例えばクラウドサーバといったようなインターネットに接続されたサーバーシステム内に提供されるハードディスクまたはRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ2200に提供する。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 伝送システム
20 送信装置
30 伝送路
40 受信装置
100 第1デルタシグマ変調部
110 第1符号変調部
120 駆動部
130 第1復調部
140 第1デジタルアナログ変換部
200 排他的論理和部
300 バッファ
400 排他的論理和部
700 第1符号変調部
710 第1復調部
800 排他的論理和部
810 排他的論理和部
900 排他的論理和部
910 排他的論理和部
1010 第2デルタシグマ変調部
1020 第2符号変調部
1030 多重化部
1040 制御部
1050 分離部
1060 第2復調部
1070 第2デジタルアナログ変換部
1100 反転バッファ
1110 反転バッファ
1120 反転バッファ
1130 反転バッファ
1300 バッファ
1310 反転バッファ
1320 第1取得部
1330 第2取得部
2200 コンピュータ
2201 DVD−ROM
2210 ホストコントローラ
2212 CPU
2214 RAM
2216 グラフィックコントローラ
2218 ディスプレイデバイス
2220 入/出力コントローラ
2222 通信インターフェイス
2224 ハードディスクドライブ
2226 DVD−ROMドライブ
2230 ROM
2240 入/出力チップ
2242 キーボード

Claims (19)

  1. 3ビット以上の第1マルチビットデルタシグマ変調信号を出力する第1デルタシグマ変調部、および前記第1マルチビットデルタシグマ変調信号の予め定められたビット位置より上位の2ビット以上の第1信号を前記予め定められたビット位置以下の第2信号の少なくとも一部に基づいて、符号変調して複数の変調信号を出力する第1符号変調部を有する送信装置と、
    前記第2信号と前記複数の変調信号とを伝送する伝送路と、
    前記伝送路から受信した前記第2信号の少なくとも一部に基づいて、前記伝送路から受信した前記複数の変調信号を復調する第1復調部を有する受信装置と、
    を備える伝送システム。
  2. 前記第2信号は、前記第1マルチビットデルタシグマ変調信号の最下位ビットの信号である
    請求項1に記載の伝送システム。
  3. 前記第2信号は、前記第1信号より前記第1マルチビットデルタシグマ変調信号との相関性が低い
    請求項1または2に記載の伝送システム。
  4. 前記送信装置は、
    前記第2信号と、前記複数の変調信号と、を時分割多重化して前記伝送路に出力する第1多重化部を更に備える
    請求項1から3のいずれか一項に記載の伝送システム。
  5. 前記受信装置は、
    前記時分割多重化した信号を、前記第2信号と、前記複数の変調信号と、に分離する第1分離部を更に備える
    請求項4に記載の伝送システム。
  6. 前記送信装置は、
    3ビット以上の第2マルチビットデルタシグマ変調信号を出力する第2デルタシグマ変調部と、
    前記第2信号および前記第2マルチビットデルタシグマ変調信号の予め定められたビット位置以下の第3信号の少なくとも一部に基づいて、前記第2マルチビットデルタシグマ変調信号の当該予め定められたビット位置より上位の2ビット以上の第4信号を符号変調して複数の第2変調信号を出力する第2符号変調部と、を更に備え、
    前記伝送路は、前記第3信号と、前記複数の第2変調信号と、を伝送し、
    前記受信装置は、
    前記伝送路から受信した前記第2信号および前記第3信号の前記少なくとも一部に基づいて、前記伝送路から受信した前記第4信号を復調する第2復調部を備える
    請求項1から5のいずれか一項に記載の伝送システム。
  7. 前記送信装置は、
    前記第3信号と、前記複数の第2変調信号と、を時分割多重化して前記伝送路に出力する第2多重化部を更に備える
    請求項6に記載の伝送システム。
  8. 前記受信装置は、
    前記時分割多重化した信号を、前記第3信号と、前記複数の第2変調信号と、に分離する第2分離部を更に備える
    請求項7に記載の伝送システム。
  9. 3ビット以上の第1マルチビットデルタシグマ変調信号を出力する第1デルタシグマ変調部と、
    前記第1マルチビットデルタシグマ変調信号の予め定められたビット位置より上位の2ビット以上の第1信号を前記予め定められたビット位置以下の第2信号の少なくとも一部に基づいて、符号変調して複数の変調信号を出力する第1符号変調部と、を備え、
    前記第2信号と、前記複数の変調信号と、を伝送路に送信する
    送信装置。
  10. 前記第2信号は、前記第1マルチビットデルタシグマ変調信号の最下位ビットの信号である
    請求項9に記載の送信装置。
  11. 前記複数の変調信号と、前記第2信号と、を時分割多重化する第1多重化部を更に備える
    請求項9または10に記載の送信装置。
  12. 3ビット以上の第2マルチビットデルタシグマ変調信号を出力する第2デルタシグマ変調部と、
    前記第2信号および前記第2マルチビットデルタシグマ変調信号の予め定められたビット位置以下の第3信号の少なくとも一部に基づいて、前記第2マルチビットデルタシグマ変調信号の当該予め定められたビット位置より上位の2ビット以上の第4信号を符号変調して複数の第2変調信号を出力する第2符号変調部と、を備え、
    前記第3信号と、前記複数の第2変調信号と、を前記伝送路に送信する
    請求項9から11のいずれか一項に記載の送信装置。
  13. 前記第3信号と、前記複数の第2変調信号と、を時分割多重化する第2多重化部を更に備える
    請求項12に記載の送信装置。
  14. 3ビット以上の第1マルチビットデルタシグマ変調信号を受信する受信装置であって、
    前記受信した第1マルチビットデルタシグマ変調信号の予め定められたビット位置以下の第2信号の少なくとも一部に基づいて、
    前記第1マルチビットデルタシグマ変調信号の前記予め定められたビット位置より上位の2ビット以上の符号変調された複数の変調信号を復調する第1復調部を備える
    受信装置。
  15. 前記第2信号は、前記第1マルチビットデルタシグマ変調信号の最下位ビットの信号である
    請求項14に記載の受信装置。
  16. 前記複数の変調信号と、前記第2信号と、を時分割多重化して伝送された信号を、前記複数の変調信号と、前記第2信号と、に分離する第1分離部を更に備える
    請求項14または15に記載の受信装置。
  17. 前記受信装置は、前記第1マルチビットデルタシグマ変調信号とは別にマルチビットデルタシグマ変調された3ビット以上の第2マルチビットデルタシグマ変調信号を受信し、
    前記受信装置は、前記第2信号および前記第2マルチビットデルタシグマ変調信号の予め定められたビット位置以下の第3信号の少なくとも一部に基づいて、前記第2マルチビットデルタシグマ変調信号の当該予め定められたビット位置より上位の2ビット以上の第4信号が符号変調された複数の第2変調信号を復調する第2復調部を備える
    請求項14から16のいずれか一項に記載の受信装置。
  18. 前記複数の第2変調信号と、前記第3信号と、を時分割多重化して伝送された信号を、前記複数の第2変調信号と、前記第3信号と、に分離する第2分離部を更に備える
    請求項17に記載の受信装置。
  19. コンピュータを、請求項9から13のいずれか一項に記載の送信装置または請求項14から18のいずれか一項に記載の受信装置として機能させるためのプログラム。
JP2020033957A 2019-05-23 2020-02-28 伝送システム、送信装置、受信装置、およびプログラム Pending JP2020195128A (ja)

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