JP2020178336A5 - - Google Patents

Claims (13)

1. 音波を放射するスピーカーの振動板に対向するように配置されるディフューザーであって、
   前記振動板が振動する方向を規定する中心軸が通過して内径寸法を規定する開口を有し、前記振動板に対向する環状錐面および前記環状錐面の反対側に形成される環状凹面を有する略切頭円錐形状の第１反射部材と、
   前記第１反射部材と近接して配置され、前記中心軸がその頂点を通過する錐面を有する略円錐形状の第２反射部材と、を備え、
   前記振動板と前記第１反射部材の前記環状錐面との間に前記音波が伝搬して外径方向に前記音波を放射する第１音響通路を形成し、前記第１反射部材の前記環状凹面と前記第２反射部材の前記錐面との間に前記第１反射部材の前記開口を通過した前記音波が伝搬して外径方向に前記音波を放射する第２音響通路を形成する、
   ディフューザー。
2. 前記第１反射部材の外径寸法は、前記振動板の外径寸法よりも大きい、
   請求項１に記載のディフューザー。
3. 前記第２反射部材の外径寸法は、前記第１反射部材の前記開口の前記内径寸法よりも大きい、
   請求項１または２に記載のディフューザー。
4. 前記第２反射部材の少なくとも一部は、前記第１反射部材の前記環状凹面が規定する凹状空間に収まるように、前記第１反射部材および前記第２反射部材が配置されている、
   請求項１から３のいずれかに記載のディフューザー。
5. 前記第２反射部材の前記錐面を規定する断面曲線は、前記第１反射部材の前記環状凹面を規定する断面曲線と前記中心軸に沿う方向において規定される離間距離が等距離にならないように設定されている、
   請求項１から４のいずれかに記載のディフューザー。
6. 前記第１反射部材と前記第２反射部材とを前記第２音響通路を形成するように連結する連結部材をさらに備える、
   請求項１から５のいずれかに記載のディフューザー。
7. 前記スピーカーの前記振動板を前記第１反射部材の前記環状錐面に対向させて前記第１音響通路を形成するように配置して取り付けるスピーカー取付部材と、
   前記第１反射部材と前記スピーカー取付部材とを連結する連結部材と、をさらに備える、
   請求項６に記載のディフューザー。
8. 通気性を有する部材で形成され、前記第１音響通路および／または前記第２音響通路に設けられるグリル部材をさらに備える、
   請求項１から７のいずれかに記載のディフューザー。
9. 前記第１反射部材の前記内径寸法および前記第２反射部材の前記外径寸法は、円形により規定され、
   前記第１反射部材の前記外径寸法は、長円形により規定される、
   請求項１から８のいずれかに記載のディフューザー。
10. 請求項１から９のいずれかに記載の前記ディフューザーと、
    前記ディフューザーと対向するように配置される前記振動板と、を少なくとも備える、
    スピーカー。
11. 前記振動板は、前記第１反射部材の前記環状錐面に対応する凹面を形成するコーン形状であり、前記第１反射部材の前記開口に対向する位置に凸状のダストキャップを有する、
    請求項１０に記載のスピーカー。
12. 請求項１から９のいずれかに記載の前記ディフューザーと、
    前記ディフューザーと対向するように配置される前記振動板を少なくとも備えるスピーカーと、
    前記ディフューザーおよび前記スピーカーが取り付けられる筐体と、
    を少なくとも備える、電子楽器。
13. 前記第１反射部材の前記環状錐面、又は、前記筐体の前記スピーカーが取り付けられる取付面の少なくともいずれか一方に、吸音部材がさらに取り付けられている、
    請求項１２に記載の電子楽器。