JP2020176153A - 整髪剤組成物 - Google Patents
整髪剤組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020176153A JP2020176153A JP2020133762A JP2020133762A JP2020176153A JP 2020176153 A JP2020176153 A JP 2020176153A JP 2020133762 A JP2020133762 A JP 2020133762A JP 2020133762 A JP2020133762 A JP 2020133762A JP 2020176153 A JP2020176153 A JP 2020176153A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- component
- mass
- hair
- hair styling
- less
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cosmetics (AREA)
Abstract
【課題】べたつきが少なく、塗布性、アレンジ力、及び毛髪をタイトにまとめる特性にも優れた整髪剤組成物を提供する。【解決手段】本発明に係る整髪剤組成物は、平均付加モル数が5以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテル(成分A)と、数平均分子量が300以上、5000以下であるアクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体(成分B)と、水(成分C)とを含み、本発明に係る整髪剤組成物では、前記成分Aの含有量が20.0質量%以上、45.0質量%以下であり、前記成分Bの含有量が0.5質量%以上、20.0質量%以下である。【選択図】なし
Description
本発明は、毛髪を整える整髪剤に好適に用いられる整髪剤組成物に関する。
毛髪を整えるために用いられる整髪剤組成物が発揮し得る整髪特性には、様々な整髪特性がある。例えば、整髪特性としては、毛髪同士をまとめる特性(例えば、毛髪をタイトにまとめる特性等)、毛髪の流れを作り髪型を作る特性(例えば、アレンジ力等)、髪を固める特性、髪を立ち上げる特性、髪型を長時間保持する特性、毛髪に艶を付与する特性、並びに、毛髪同士の滑りを良くしてさらさら感を付与する特性等が挙げられる。
整髪剤組成物は、目的とする整髪スタイルや、対象とする髪質などに応じて、上記の整髪特性のうちの一つ又は複数を発揮するように設計されている。また、整髪剤組成物の性状についても、液状、ジェル状及びグリース状などの種々の性状があり、それぞれの性状の整髪剤組成物が、それぞれ異なる使用性、使用感や整髪特性を有する。また、性状が異なる整髪剤組成物では、異なる組成設計が行われている。
整髪剤組成物の中でも、グリース状の整髪剤組成物(所謂、ヘアグリースやヘアポマード)は、流動性を有さないか、又はジェル状の整髪剤組成物と比べて低い流動性を有し、固形状又はペースト状の性状を有する。このため、グリース状の整髪剤組成物は、ジャー容器などに充填して、容器から指で適量をとるなどして使用することができ、取扱い性に優れるという特徴を有する。また、グリース状の整髪剤組成物は、ジェル状の整髪剤組成物と比べて、毛髪の流れを作り髪型を作る特性(アレンジ力)や毛髪に艶を付与する効果に優れるという利点を有する。このようなグリース状の整髪剤組成物としては、液状油及び固形油を用いた油性のグリース状整髪剤組成物や、水と比較的多量のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油とを用いた水性のグリース状整髪剤組成物、多価アルコールを多量に含みかつ増粘剤によって大きく増粘された水性のグリース状整髪剤組成物(例えば、特許文献1参照)、並びに、水と皮膜形成ポリマーとを含みかつ増粘剤によって大きく増粘された水性のグリース状整髪剤組成物(例えば、特許文献2参照)等が挙げられる。
油性のグリース状整髪剤組成物では、油の独特のべたつきがあるという問題がある。また、多量のポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を含む水性のグリース状整髪剤組成物でもべたつきが生じやすい。
また、上述したように、毛髪を整えるために用いられる整髪剤組成物が発揮し得る整髪特性には、様々な整髪特性がある。
上記特許文献1や2に記載の増粘剤によって大きく増粘された水性のグリース状整髪剤組成物では、グリース状整髪剤組成物の本来の特徴であるアレンジ力(毛髪の流れを作り髪型を作る特性)が不十分であるという問題がある。
さらに、従来のグリース状整髪剤組成物では、毛髪をタイト(毛髪が頭部形状に沿って撫で付けられ、毛髪が頭部の形状に沿ってぴったりと張り付いたような状態)にまとめる整髪力を十分に高めることも困難である場合がある。
このように、グリース状整髪剤組成物は、取扱い性や艶を付与する特性などで利点を有するものの、べたつきや、アレンジ力や、毛髪をタイトにまとめる特性の点で課題を有するという現状がある。
そこで、本発明の目的は、べたつきが少なく、塗布性、アレンジ力、及び毛髪をタイトにまとめる特性にも優れた整髪剤組成物を提供することである。
本発明者らは、グリース状の整髪剤組成物において、1)べたつきの抑制、2)塗布しやすさの向上、3)毛髪の流れを作り髪型を作る特性(所謂、アレンジ力)の向上、及び4)毛髪をタイトにまとめる特性の向上の4つの性能に特に着目し、これらの4つの性能の全てを満足することができる構成を見出した。
本発明に係る整髪剤組成物は、下記成分(A)と、下記成分(B)と、下記成分(C)とを含み、前記成分(A)の含有量が20.0質量%以上、45.0質量%以下であり、前記成分(B)の含有量が0.5質量%以上、20.0質量%以下である。
成分(A):平均付加モル数が5以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテル
成分(B):数平均分子量が300以上、5000以下であるアクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体
成分(C):水
本発明に係る整髪剤組成物は、下記成分(D)を含むことが好ましい。
成分(D):平均付加モル数が30以上、80以下であるポリオキシエチレン基を有するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
本発明に係る整髪剤組成物は、下記成分(E)を含むことが好ましい。
成分(E):ジグリセリン
本発明に係る整髪剤組成物は、下記成分(F)を含むことが好ましい。
成分(F):ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル、イソステアリン酸プロピレングリコール、脂肪酸ポリグリセリル、デシルグルコシド、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル、及び脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンからなる群から選ばれる成分
本発明に係る整髪剤組成物の性状は、グリース状であることが好ましい。
成分(B):数平均分子量が300以上、5000以下であるアクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体
成分(C):水
本発明に係る整髪剤組成物は、下記成分(D)を含むことが好ましい。
成分(D):平均付加モル数が30以上、80以下であるポリオキシエチレン基を有するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油
本発明に係る整髪剤組成物は、下記成分(E)を含むことが好ましい。
成分(E):ジグリセリン
本発明に係る整髪剤組成物は、下記成分(F)を含むことが好ましい。
成分(F):ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル、イソステアリン酸プロピレングリコール、脂肪酸ポリグリセリル、デシルグルコシド、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル、及び脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンからなる群から選ばれる成分
本発明に係る整髪剤組成物の性状は、グリース状であることが好ましい。
本発明に係る整髪剤組成物は、特定の成分(A),(B)及び(C)を含み、成分(A)の含有量と成分(B)の含有量とが特定の範囲内であるため、1)べたつきを少なくし、2)塗布性を高め、3)毛髪の流れを作り髪型を作る特性(所謂、アレンジ力)を高め、かつ、4)毛髪をタイトにまとめる特性を高めることができ、これらの4つの性能を全て良好にすることができる。本発明に係る整髪剤組成物を用いることにより、例えば、しっかりと毛髪の流れが形成されており、更に側頭部の毛髪が拡がらないようにタイトにまとめられている髪型に整髪することができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明に係る整髪剤組成物は、平均付加モル数が5以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルと、数平均分子量が300以上、5000以下であるアクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体と、水とを含む。
本明細書においては、上記「平均付加モル数が5以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテル」を「成分(A)」と称する場合がある。
本明細書において、上記「数平均分子量が300以上、5000以下であるアクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体」を「成分(B)」と称する場合がある。
本明細書において、上記「水」を「成分(C)」と称する場合がある。
本発明の整髪剤組成物は、平均付加モル数が30以上、80以下であるポリオキシエチレン基を有するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を更に含んでいてもよい。本明細書においては、上記「平均付加モル数が30以上、80以下であるポリオキシエチレン基を有するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油」を「成分(D)」と称する場合がある。
本発明の整髪剤組成物は、ジグリセリンを更に含んでいてもよい。本明細書においては、上記「ジグリセリン」を「成分(E)」と称する場合がある。
本発明の整髪剤組成物は、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル、イソステアリン酸プロピレングリコール、脂肪酸ポリグリセリル、デシルグルコシド、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル、及び脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンからなる群から選ばれる成分(少なくとも1の成分)を更に含んでいてもよい。本明細書においては、上記「ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル、イソステアリン酸プロピレングリコール、脂肪酸ポリグリセリル、デシルグルコシド、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル、及び脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンからなる群から選ばれる成分」を「成分(F)」と称する場合がある。
上記のように、本発明の整髪剤組成物は、成分(A)と成分(B)と成分(C)とを少なくとも含む。本発明の整髪剤組成物は、成分(D)、成分(E)及び成分(F)からなる群から選ばれる成分(少なくとも1の成分)を更に含んでいてもよい。本発明の整髪剤組成物は、成分(D)を含んでいてもよく、成分(E)を含んでいてもよく、成分(F)を含んでいてもよい。本発明の整髪剤組成物は、成分(D)、成分(E)、及び成分(F)からなる群から選ばれる少なくとも2の成分を含んでいてもよく、成分(D)と成分(E)とを含んでいてもよく、成分(D)と成分(F)とを含んでいてもよく、成分(E)と成分(F)とを含んでいてもよい。本発明の整髪剤組成物は、成分(D)、成分(E)、及び成分(F)を全て含むことが好ましい。本発明の整髪剤組成物は、成分(A)〜(F)以外の他の成分を含んでいてもよい。
上記の成分、例えば、成分(A)、成分(B)、成分(D)、成分(E)、成分(F)や他の成分は、それぞれ、1種のみが用いられてもよく、2種以上が用いられてもよい。
以下、本発明の整髪剤組成物に用いられる各成分の詳細を説明する。
(成分(A))
成分(A)は、平均付加モル数が5以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルである。成分(A)は、主として、グリース状の性状を形成し、毛髪の流れを作り髪型を作る整髪力(アレンジ力)を高める成分である。成分(A)の使用により、べたつきを抑えながら上記の作用を発揮することができる。成分(A)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(A)は、平均付加モル数が5以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルである。成分(A)は、主として、グリース状の性状を形成し、毛髪の流れを作り髪型を作る整髪力(アレンジ力)を高める成分である。成分(A)の使用により、べたつきを抑えながら上記の作用を発揮することができる。成分(A)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(A)は、ポリオキシエチレンセチルエーテル及び/又はポリオキシエチレンステアリルエーテルであり、即ち、ポリオキシエチレンセチルエーテル及びポリオキシエチレンステアリルエーテルのうちのいずれか一方又は双方である。
本発明の整髪剤組成物は、成分(A)として、平均付加モル数が30以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルを含むことが好ましい。本明細書においては、上記「平均付加モル数が30以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテル」を「成分(A1)」と称する場合がある。
成分(A1)は、グリース状の性状をより一層良好に形成し、これによりアレンジ力をより一層高める主成分である。成分(A1)によって、より一層良好なグリース状の性状とすることができるのは、成分(A1)が水とヘキサゴナル液晶を形成し、流動性のない又は極めて低い強固なゲルを形成するためであると推定されるが、理由はこれに限定されない。成分(A1)により、本発明の整髪剤組成物の性状が硬くなり、アレンジ力が高くなる。また、成分(A1)はべたつきが少なく、整髪剤組成物のべたつきを抑える作用も有する。成分(A1)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(A1)のポリオキシエチレン基の平均付加モル数(即ち、オキシエチレンの平均付加モル数)は30以上、50以下である。グリース状の整髪剤組成物の形成性及びアレンジ力を効果的に高める観点から、成分(A1)のポリオキシエチレン基の平均付加モル数は好ましくは40以下である。
本発明の整髪剤組成物は、成分(A)として、好ましくは上記成分(A1)に加えて、平均付加モル数が5以上、25以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテルを含むことが好ましい。本明細書においては、上記「平均付加モル数が5以上、25以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテル」を「成分(A2)」と称する場合がある。
成分(A2)は、主として、整髪剤組成物の高温安定性を高める成分である。また、成分(A2)が成分(A1)と組み合わされていることで、整髪剤組成物の高温安定性がより一層効果的に高くなる。これは、成分(A2)が、成分(A1)と水とのヘキサゴナル液晶の構造を補強し安定化するためであると推定されるが、理由はこれに限定されない。成分(A2)は、1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(A2)のポリオキシエチレン基の平均付加モル数(即ち、オキシエチレンの平均付加モル数)は5以上、25以下である。整髪剤組成物の高温安定性をより一層良好にする観点からは、成分(A2)のポリオキシエチレン基の平均付加モル数は好ましくは10以上、20以下である。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、成分(A)の含有量は、20.0質量%以上であり、好ましくは23.0質量%以上、より好ましくは25.0質量%以上、更に好ましくは26.0質量%以上、特に好ましくは27.0質量%以上、45.0質量%以下であり、好ましくは43.0質量%以下、より好ましくは40.0質量%以下、更に好ましくは38.0質量%以下、特に好ましくは35.0質量%以下である。本発明では、成分(A)の含有量が上記下限以上であるので、整髪剤組成物を適度に硬くし、グリース状の性状とすることができ、アレンジ力を良好にすることができる。さらに、本発明では、成分(A)の含有量が上記上限以下であるので、整髪剤組成物が硬くなり過ぎることを抑制し、整髪剤組成物の毛髪への塗布性を良好にすることができる。成分(A)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(A)の含有量の合計量である。
成分(A)は、成分(A1)を含むことが好ましく、成分(A1)及び成分(A2)の双方を含むことがより好ましい。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、成分(A1)の含有量は、好ましくは20.0質量%以上、より好ましくは23.0質量%以上、好ましくは35.0質量%以下、より好ましくは30.0質量%以下である。成分(A1)の含有量が上記下限以上であると、整髪剤組成物を適度に硬くし、より一層良好なグリース状の性状とすることができ、アレンジ力をより一層高めることができる。成分(A1)の含有量が上記上限以下であると、整髪剤組成物が硬くなり過ぎることを抑制し、整髪剤組成物の毛髪への塗布性をより一層良好にすることができる。成分(A1)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(A1)の含有量の合計量である。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、成分(A2)の含有量は、好ましくは3.0質量%以上、より好ましくは4.0質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは8.0質量%以下である。成分(A2)の含有量が上記下限以上であると、整髪剤組成物の高温安定性を良好にすることができる。成分(A2)の含有量が上記上限以下であると、整髪剤組成物が硬くなり過ぎることを抑制し、整髪剤組成物の毛髪への塗布性をより一層良好にすることができる。成分(A2)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(A2)の含有量の合計量である。
(成分(B))
成分(B)は、数平均分子量が300以上、5000以下であるアクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体である。成分(B)は、アクリル酸ヒドロキシエチルに由来する構成単位とアクリル酸メトキシエチルに由来する構成単位とが必須の構成単位である共重合体である。成分(B)は、例えば、INCI名:HYDROXYETHYL ACRYLATE/METHOXYETHYL ACRYLATE COPOLYMER[(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー]で表示される化合物である。成分(B)を用いることにより、性状の安定性などの特性の低下を防ぎつつ、毛髪をタイトにまとめる特性を効果的に高めることができる。成分(B)を用いても、べたつきが生じ難く、塗布性が低下し難く、かつ、高温安定性が低下し難い。成分(B)は、成分(A)、成分(C)、成分(D)、成分(E)及び成分(F)の添加効果を阻害しにくい。成分(B)は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(B)は、数平均分子量が300以上、5000以下であるアクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体である。成分(B)は、アクリル酸ヒドロキシエチルに由来する構成単位とアクリル酸メトキシエチルに由来する構成単位とが必須の構成単位である共重合体である。成分(B)は、例えば、INCI名:HYDROXYETHYL ACRYLATE/METHOXYETHYL ACRYLATE COPOLYMER[(アクリル酸ヒドロキシエチル/アクリル酸メトキシエチル)コポリマー]で表示される化合物である。成分(B)を用いることにより、性状の安定性などの特性の低下を防ぎつつ、毛髪をタイトにまとめる特性を効果的に高めることができる。成分(B)を用いても、べたつきが生じ難く、塗布性が低下し難く、かつ、高温安定性が低下し難い。成分(B)は、成分(A)、成分(C)、成分(D)、成分(E)及び成分(F)の添加効果を阻害しにくい。成分(B)は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
上記数平均分子量は、例えば、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)により測定することができる。上記数平均分子量は、例えば、ポリエチレングリコール(PEG)・ポリエチレンオキシド(PEO)換算により算出することが好ましい。上記数平均分子量のより詳細な測定条件としては、特に限定されないが、例えば、以下の条件が挙げられる。
GPC装置:Waters社製、Alliance
検出器:RI(東ソー社製、RI−8020)
カラム:東ソー社製、TSKgelαシリーズ
カラム温度:40℃
溶離液:メタノール/10mM LiBr含有
溶離液流量:0.5ml/分
標準試料:標準ポリエチレンオキシド、標準ポリエチレングリコール(いずれもAgilent Technologies社製)
検出器:RI(東ソー社製、RI−8020)
カラム:東ソー社製、TSKgelαシリーズ
カラム温度:40℃
溶離液:メタノール/10mM LiBr含有
溶離液流量:0.5ml/分
標準試料:標準ポリエチレンオキシド、標準ポリエチレングリコール(いずれもAgilent Technologies社製)
成分(B)の市販品としては、互応化学工業社製、商品名「プラスサイズ L−222」等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、成分(B)の含有量は、0.5質量%以上であり、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは2.0質量%以上、20.0質量%以下であり、好ましくは10.0質量%以下である。本発明では、成分(B)の含有量が上記下限以上及び上記上限以下であるので、毛髪をタイトにまとめる特性が効果的に高くなる。成分(B)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(B)の含有量の合計量である。
(成分(C))
成分(C)は、水である。水を用いることにより、水性のグリース状の整髪剤組成物を形成でき、べたつきを低減できる。また、水を用いることにより、グリース状の整髪剤組成物の調製が容易になる。
成分(C)は、水である。水を用いることにより、水性のグリース状の整髪剤組成物を形成でき、べたつきを低減できる。また、水を用いることにより、グリース状の整髪剤組成物の調製が容易になる。
成分(C)の含有量は、他の配合成分の含有量によって、適宜調整することができる。本発明の整髪剤組成物100質量%中、成分(C)の含有量は、グリース状の整髪剤組成物の形成性を効果的に高める観点から、好ましくは20.0質量%以上、より好ましくは30.0質量%以上、更に好ましくは35.0質量%以上、好ましくは75.0質量%以下、より好ましくは70.0質量%以下、更に好ましくは65.0質量%以下である。
(成分(D))
成分(D)は、平均付加モル数が30以上、80以下であるポリオキシエチレン基を有するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油である。成分(D)を用いることにより、毛髪を立ち上げる特性を効果的に高めることができる。成分(D)は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(D)は、平均付加モル数が30以上、80以下であるポリオキシエチレン基を有するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油である。成分(D)を用いることにより、毛髪を立ち上げる特性を効果的に高めることができる。成分(D)は1種のみが用いられてもよく、2種以上が併用されてもよい。
成分(D)のポリオキシエチレン基の平均付加モル数(即ち、オキシエチレンの平均付加モル数)は30以上、80以下である。整髪力をより一層良好にする観点からは、成分(D)のポリオキシエチレン基の平均付加モル数は好ましくは35以上であり、好ましくは70以下である。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、成分(D)の含有量は、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは2.0質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは8.0質量%以下である。成分(D)の含有量が上記下限以上であると、髪を立ち上がるように整髪する整髪力がより一層高くなる。成分(D)の含有量が上記上限以下であると、整髪剤組成物の高温安定性がより一層高くなる。成分(D)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(D)の含有量の合計量である。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、成分(A)と成分(D)との含有量の合計は、高温安定性をより一層良好にする観点から、好ましくは25.0質量%以上、より好ましくは27.0質量%以上であり、整髪剤組成物が硬くなり過ぎることをより一層抑制し、整髪剤組成物の毛髪への塗布性をより一層良好にする観点から、好ましくは45.0質量%以下、より好ましくは40.0質量%以下である。
(成分(E))
成分(E)は、ジグリセリンである。成分(E)を用いることにより、髪に良好な艶を付与することができる。
成分(E)は、ジグリセリンである。成分(E)を用いることにより、髪に良好な艶を付与することができる。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、成分(E)の含有量は、好ましくは1.0質量%以上、より好ましくは2.0質量%以上、好ましくは20.0質量%以下、より好ましくは15.0質量%以下である。成分(E)の含有量が上記下限以上であると、髪に艶が良好に付与される。成分(E)の含有量が上記上限以下であると、整髪剤組成物の性状安定性(特に、高温安定性)がより一層高くなる。成分(E)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(E)の含有量の合計量である。
(成分(F))
成分(F)は、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル、イソステアリン酸プロピレングリコール、脂肪酸ポリグリセリル、デシルグルコシド、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル、及び脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンからなる群から選ばれる成分(少なくとも1の成分)である。成分(F)を用いることにより、髪に良好な艶を付与することができる。また、成分(E)と成分(F)との併用により、髪により一層良好な艶を付与することができる。
成分(F)は、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル、イソステアリン酸プロピレングリコール、脂肪酸ポリグリセリル、デシルグルコシド、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル、及び脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンからなる群から選ばれる成分(少なくとも1の成分)である。成分(F)を用いることにより、髪に良好な艶を付与することができる。また、成分(E)と成分(F)との併用により、髪により一層良好な艶を付与することができる。
髪により一層良好な艶を付与する観点からは、ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテルのポリオキシエチレン基の平均付加モル数(即ち、オキシエチレンの平均付加モル数)は好ましくは2以上であり、好ましくは20以下、より好ましくは10以下である。
髪により一層良好な艶を付与する観点からは、上記脂肪酸ポリグリセリルにおける脂肪酸は、好ましくは炭素数が12以上22以下の脂肪酸であり、より好ましくは炭素数が12以上18以下の脂肪酸であり、このような脂肪酸としては、例えば、ステアリン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、及びオレイン酸等が挙げられる。
上記脂肪酸ポリグリセリルのグリセリンの平均重合度は、好ましくは2以上、より好ましくは5以上、好ましくは20以下、より好ましくは15以下である。
上記脂肪酸ポリグリセリルとしては、例えば、ステアリン酸ポリグリセリル、イソステアリン酸ポリグリセリル、ラウリン酸ポリグリセリル、ミリスチン酸ポリグリセリル、及びジイソステアリン酸ポリグリセリル等が挙げられ、より具体的には、ステアリン酸ポリグリセリル−10、ラウリン酸ポリグリセリル−10、イソステアリン酸ポリグリセリル−10、及びモノラウリン酸ペンタグリセリル等が挙げられる。
髪により一層良好な艶を付与する観点からは、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリルのグリセリンの平均重合度は、好ましくは2以上、より好ましくは5以上、好ましくは20以下、より好ましくは15以下である。(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリルとしては、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10等が挙げられる。
髪により一層良好な艶を付与する観点からは、上記脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンにおける脂肪酸は、好ましくは炭素数が12以上22以下の脂肪酸であり、より好ましくは炭素数が12以上18以下の脂肪酸であり、このような脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンにおける脂肪酸としては、例えば、ステアリン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、及びオレイン酸等が挙げられる。
上記脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンのポリオキシエチレン基の平均付加モル数(即ち、オキシエチレンの平均付加モル数)は好ましくは5以上、より好ましくは15以上、好ましくは40以下、より好ましくは30以下である。
上記脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンとしては、例えば、モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン、モノオレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン、及びモノラウリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等が挙げられ、より具体的には、オキシエチレンの平均付加モル数20のモノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物100質量%中、成分(F)の含有量は、好ましくは0.1質量%以上、より好ましくは0.2質量%以上、好ましくは7.0質量%以下、より好ましくは5.0質量%以下である。成分(F)の含有量が上記下限以上であると、髪に艶が良好に付与される。成分(F)の含有量が上記上限以下であると、整髪剤組成物の性状安定性(特に、高温安定性)がより一層高くなる。成分(F)の含有量は、本発明の整髪剤組成物中の全ての成分(F)の含有量の合計量である。
(他の成分)
また、本発明の整髪剤組成物は、上述した成分(A)〜(F)とは異なる成分として、炭素数2〜5の低級アルコール、ジグリセリン以外の多価アルコール、炭素数12〜18の高級アルコール、エステル油、炭化水素油、及び油脂等を含んでいてもよい。
また、本発明の整髪剤組成物は、上述した成分(A)〜(F)とは異なる成分として、炭素数2〜5の低級アルコール、ジグリセリン以外の多価アルコール、炭素数12〜18の高級アルコール、エステル油、炭化水素油、及び油脂等を含んでいてもよい。
上記炭素数2〜5の低級アルコールとしては、エタノール等が挙げられる。
上記多価アルコールとしては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,2−ブタンジオール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール、1,2−オクタンジオール、1,2−デカンジオール、ポリオキシプロピレンメチルグルコシド等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物が、ジグリセリン以外の多価アルコールを含む場合に、本発明の整髪剤組成物100質量%中、ジグリセリン以外の多価アルコールの含有量は、好ましくは0.5質量%以上、より好ましくは1.0質量%以上、好ましくは10.0質量%以下、より好ましくは7.0質量%以下である。本発明の整髪剤組成物は、ジグリセリン以外の多価アルコールを含んでいなくてもよい。
上記炭素数12〜18の高級アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、セトステアリルアルコール及びオレイルアルコール等が挙げられる。
上記エステル油としては、パルミチン酸イソプロピル、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル、ミリスチン酸イソプロピル、モノステアリン酸プロピレングリコール、モノラウリン酸プロピレングリコール、及びイソステアリン酸ポリグリセリル等が挙げられる。
上記炭化水素油としては、流動パラフィン、ワセリン、スクワレン及びスクワラン等が挙げられる。
上記油脂としては、オリーブ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油及びアボカド油等が挙げられる。
さらに、本発明の整髪剤組成物は、本発明の効果を阻害しない範囲で、例えば、ノニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤及び両性界面活性剤等の界面活性剤;カルナバロウ、キャンデリラロウ、ミツロウ、ラノリン等のロウ;アクリル樹脂アルカノールアミン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、酢酸ビニル・ビニルピロリドン共重合体、N−メタクリロイルオキシエチルN,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボキシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合体等の皮膜形成ポリマー;ソルビトール、マルチトール及びトレハロース等の糖アルコール;シリコーン油;金属イオン封鎖剤;酸化防止剤;植物抽出エキス;染料;顔料;pH調整剤;香料;防腐剤;溶剤等を含んでいてもよい。
(整髪剤組成物の他の詳細)
本発明の整髪剤組成物の性状は、特に限定されないが、取扱い性を高める観点から、グリース状であることが好ましい。本発明の整髪剤組成物は、グリース状整髪剤組成物であることが好ましい。上記グリース状整髪剤組成物としては、例えば、ヘアグリース、ウォーターグリース、水性ポマード等と称される組成物などが挙げられる。
本発明の整髪剤組成物の性状は、特に限定されないが、取扱い性を高める観点から、グリース状であることが好ましい。本発明の整髪剤組成物は、グリース状整髪剤組成物であることが好ましい。上記グリース状整髪剤組成物としては、例えば、ヘアグリース、ウォーターグリース、水性ポマード等と称される組成物などが挙げられる。
本発明の整髪剤組成物の製造方法としては、特に限定されないが、公知の整髪剤組成物の製造方法を採用することができる。本発明の整髪剤組成物の製造方法としては、例えば、各成分をパドルミキサー等で撹拌して均一化する方法等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物は、特に限定されないが、例えば、容器に充填された形態で用いることができる。上記容器としては、グリース状整髪剤組成物の場合には特に、ジャー容器が好ましい。
取扱い性をより一層高める観点からは、本発明の整髪剤組成物の25℃での稠度は好ましくは50gf以上、より好ましくは70gf以上であり、好ましくは700gf以下、より好ましくは600gf以下である。上記稠度は、10φ球型アダプターを備える稠度計を用いて、25℃、スピード60mm/分、ストローク20mmの条件で測定することができる。稠度計としては、サン科学社製「RHEO METER」等が挙げられる。
本発明の整髪剤組成物は、異なる2つの整髪特性、即ちアレンジ力と毛髪をタイトにまとめる特性との双方に優れていることに特徴がある。なお、上記毛髪をタイトにまとめる特性とは、毛髪を頭部の形状に沿って撫で付けるように整髪した場合に、毛髪が浮いた状態とならず、毛髪を頭部の形状に沿ってぴったりと張り付いたような状態にできる特性である。
本発明の整髪剤組成物は、成分(D)が更に含まれる場合には、髪を立ち上げる特性にも優れる。このため、例えば、側頭部(サイド)の毛髪をタイトにまとめたり、頭頂部の毛髪や前髪を立ち上げた髪型に整髪したりする際に優れた効果を発揮する。
なお、本発明の整髪剤組成物によって形成する髪型は上記に限定されず、本発明の整髪剤組成物は、例えば、毛髪の一部又は毛髪全体をタイトにまとめた髪型などを形成する場合にも好ましく使用することができる。
以下、本発明について、実施例及び比較例を挙げて具体的に説明する。本発明は、以下の実施例のみに限定されない。
実施例及び比較例では、下記の成分を用いた。
(成分(A1))
セテス−40(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数40、ポリオキシエチレンセチルエーテル)
ステアレス−40(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数40、ポリオキシエチレンステアリルエーテル)
セテス−40(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数40、ポリオキシエチレンセチルエーテル)
ステアレス−40(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数40、ポリオキシエチレンステアリルエーテル)
(成分(A2))
セテス−20(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数20、ポリオキシエチレンセチルエーテル)
セテス−10(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数10、ポリオキシエチレンセチルエーテル)
ステアレス−10(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数10、ポリオキシエチレンステアリルエーテル)
セテス−20(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数20、ポリオキシエチレンセチルエーテル)
セテス−10(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数10、ポリオキシエチレンセチルエーテル)
ステアレス−10(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数10、ポリオキシエチレンステアリルエーテル)
(成分(B))
アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体:商品名「プラスサイズ L−222」、互応化学工業社製
アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体:商品名「プラスサイズ L−222」、互応化学工業社製
(成分(B)に相当しない成分)
ポリビニルピロリドン:商品名「PVP K−90」、ISP社製
アクリル樹脂アルカノールアミド:商品名「プラスサイズ L−6330」、互応化学社製
ポリビニルピロリドン:商品名「PVP K−90」、ISP社製
アクリル樹脂アルカノールアミド:商品名「プラスサイズ L−6330」、互応化学社製
(成分(C))
精製水
精製水
(成分(D))
ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数40)
ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数50)
ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数60)
ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数40)
ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数50)
ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油(ポリオキシエチレン基の平均付加モル数60)
(成分(E))
ジグリセリン
ジグリセリン
(成分(F))
ポリオキシエチレン(5E.O.)オクチルドデシルエーテル
ステアリン酸ポリグリセリル−10
ラウリン酸ポリグリセリル−10
イソステアリン酸PG:イソステアリン酸プロピレングリコール
デシルグルコシド:商品名「マイドール10」、花王社製
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン:商品名「レオドールTW−S 120V」、花王社製
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10:商品名「Neosolu Aqua」、日本精化社製
ポリオキシエチレン(5E.O.)オクチルドデシルエーテル
ステアリン酸ポリグリセリル−10
ラウリン酸ポリグリセリル−10
イソステアリン酸PG:イソステアリン酸プロピレングリコール
デシルグルコシド:商品名「マイドール10」、花王社製
モノステアリン酸ポリオキシエチレンソルビタン:商品名「レオドールTW−S 120V」、花王社製
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10:商品名「Neosolu Aqua」、日本精化社製
(他の成分)
エタノール
エタノール
(実施例1〜18及び比較例1〜5)
下記の表1〜3に示す配合成分を配合(配合単位は質量%)し、整髪剤組成物を調製した。表中の配合量(整髪剤組成物100質量%中の配合量)は、純分の配合量(単位:質量%)で示した。
下記の表1〜3に示す配合成分を配合(配合単位は質量%)し、整髪剤組成物を調製した。表中の配合量(整髪剤組成物100質量%中の配合量)は、純分の配合量(単位:質量%)で示した。
実施例1〜18で得られた整髪剤組成物の性状はいずれも透明かつグリース状であった。
得られた整髪剤組成物について、下記の評価を行った。評価結果は表中に示した。なお、評価は専門評価員3名が行った。
(評価1:塗布のしやすさ、アレンジ力、及び毛髪をタイトにまとめる特性)
得られた各整髪剤組成物約1.5gを掌にとり、掌上でのばした後、ウィッグ(ビューラック社製、商品名「スタッフス カットウィッグ」)に塗布した。塗布は、ウィッグの左右いずれかの半分に対して行った。
得られた各整髪剤組成物約1.5gを掌にとり、掌上でのばした後、ウィッグ(ビューラック社製、商品名「スタッフス カットウィッグ」)に塗布した。塗布は、ウィッグの左右いずれかの半分に対して行った。
その後、櫛を使って整髪を行い、ウィッグの側頭部の毛髪はウィッグの形状に沿って後頭部方向へなでつけるように整髪し、ウィッグの頭頂部の毛髪は毛髪を根元から上方へ立ち上げるように整髪を施した。
上記塗布時の「塗布のしやすさ」を下記の基準で判定した。また、ウィッグの側頭部の整髪状態より「アレンジ力」及び「毛髪をタイトにまとめる特性」を下記の基準で判定した。
<塗布のしやすさの判定基準>
○(良好):整髪剤組成物ののびが良く、塗布しやすい。
△(使用可能):整髪剤組成物がやや硬い又はやや緩いが、実用上許容可能な塗布のしやすさである。
×(不良):整髪剤組成物が硬すぎるか又は緩すぎるため、塗布しにくい。
○(良好):整髪剤組成物ののびが良く、塗布しやすい。
△(使用可能):整髪剤組成物がやや硬い又はやや緩いが、実用上許容可能な塗布のしやすさである。
×(不良):整髪剤組成物が硬すぎるか又は緩すぎるため、塗布しにくい。
<アレンジ力の判定基準>
○(良好):しっかりと毛髪の流れが形成されている。
△(使用可能):毛髪の流れの形成がやや弱いが、実用上許容可能なアレンジ力である。
×(不良):毛髪の流れが保持できない。
○(良好):しっかりと毛髪の流れが形成されている。
△(使用可能):毛髪の流れの形成がやや弱いが、実用上許容可能なアレンジ力である。
×(不良):毛髪の流れが保持できない。
<タイトにまとめる特性>
○(良好):ウィッグの形状に沿って後頭部方向へなでつけるように整髪した毛髪の形状が保持され、毛髪の浮きがない。
△(使用可能):ウィッグの形状に沿って後頭部方向へなでつけるように整髪した毛髪の形状は保持されていたが、毛髪の浮きが少し見られる。
×(不良):ウィッグの形状に沿って後頭部方向へなでつけるように整髪した毛髪の形状が保持されず、毛髪が下方に垂れる・BR>B
○(良好):ウィッグの形状に沿って後頭部方向へなでつけるように整髪した毛髪の形状が保持され、毛髪の浮きがない。
△(使用可能):ウィッグの形状に沿って後頭部方向へなでつけるように整髪した毛髪の形状は保持されていたが、毛髪の浮きが少し見られる。
×(不良):ウィッグの形状に沿って後頭部方向へなでつけるように整髪した毛髪の形状が保持されず、毛髪が下方に垂れる・BR>B
(評価2:べたつきのなさ)
評価1により整髪した直後、整髪されたウィッグの毛髪を手で触り、「べたつきのなさ」を下記の基準で判定した。
評価1により整髪した直後、整髪されたウィッグの毛髪を手で触り、「べたつきのなさ」を下記の基準で判定した。
<べたつきのなさの判定基準>
○(良好):べたつきが少なく、気にならない程度である。
△(使用可能):べたつきが感じられるが、実用上許容範囲である。
×(不良):べたつきが強く感じられ、不快な使用感である。
○(良好):べたつきが少なく、気にならない程度である。
△(使用可能):べたつきが感じられるが、実用上許容範囲である。
×(不良):べたつきが強く感じられ、不快な使用感である。
組成及び結果を下記の表1〜3に示す。
また、実施例の各整髪剤組成物について、上記評価1により整髪した後5時間後に、整髪されたウィッグの毛髪の艶を観察した。その結果、実施例の各整髪剤組成物で整髪したウィッグの毛髪は、いずれも十分な艶を有していた。中でも、実施例1〜10、12〜18の整髪剤組成物で整髪したウィッグの毛髪は、より優れた艶を有していた。
さらに、実施例1〜8、10〜18の整髪剤組成物で整髪したウィッグは、頭頂部の毛髪がしっかりと立ち上がるように整髪されており、実施例1〜8、10〜18の整髪剤組成物は、毛髪を立ち上げる特性にも優れていた。
さらに、実施例及び比較例の各整髪剤組成物を調製してから1日経過した後、整髪剤組成物の性状(組成物の硬さ、透明性、析出の有無)を観察した。その結果、実施例1〜18、及び比較例2〜4の各整髪剤組成物は、透明で流動性のないグリース状の性状であった。一方、比較例1の整髪剤組成物は液状化(流動化)しており、良好なグリース状の性状ではなかった。また、比較例5の整髪剤組成物には白濁が見られた。
さらに、実施例及び比較例の各整髪剤組成物を、50℃の恒温槽中に24時間保管し、保管後の性状(組成物の硬さ、透明性、析出の有無)を観察した。その結果、実施例1〜9、実施例11〜18、及び比較例2の各整髪剤組成物は、透明で流動性のないグリース状の性状であり、優れた高温安定性を有していた。
以下、処方例を示す。
(処方例1(水性ポマード))
セテス−40 26.0質量%
セテス−20 5.0質量%
アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体 2.7質量%
ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 3.0質量%
ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油 3.0質量%
ジグリセリン 6.0質量%
ポリオキシエチレン(5E.O.)オクチルドデシルエーテル 1.0質量%
メチルパラベン 0.4質量%
フェノキシエタノール 0.8質量%
N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩 0.8質量%
加水分解大豆タンパク 0.1質量%
クエン酸 0.02質量%
クエン酸3ナトリウム 0.1質量%
エタノール 0.6質量%
香料 1.0質量%
精製水 残部
(処方例2(水性ポマード))
セテス−40 26.0質量%
ステアレス−10 4.0質量%
アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体 5.4質量%
ジグリセリン 3.0質量%
イソステアリン酸プロピレングリコール 2.0質量%
メチルパラベン 0.3質量%
プロピルパラベン 0.1質量%
フェノキシエタノール 0.5質量%
N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩 0.5質量%
ヒアルロン酸ナトリウム 0.001質量%
クエン酸 0.02質量%
クエン酸3ナトリウム 0.1質量%
エタノール 0.8質量%
精製水 残部
(処方例3(水性ポマード))
セテス−40 24.0質量%
ステアレス−20 5.0質量%
アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体 1.8質量%
ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油 3.0質量%
ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 3.0質量%
ジグリセリン 3.0質量%
ステアリン酸ポリグリセリル−10 2.0質量%
メチルパラベン 0.2質量%
プロピルパラベン 0.1質量%
フェノキシエタノール 0.8質量%
N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩 0.5質量%
緑茶抽出液 1.0質量%
クエン酸 0.02質量%
クエン酸3ナトリウム 0.1質量%
エタノール 0.4質量%
精製水 残部
(処方例4(水性ポマード))
セテス−40 27.0質量%
セテス−20 3.0質量%
アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体 4.5質量%
ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 2.0質量%
ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油 2.0質量%
ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 2.0質量%
ジグリセリン 3.0質量%
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10 3.0質量%
メチルパラベン 0.2質量%
フェノキシエタノール 0.8質量%
N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩 0.6質量%
緑茶抽出液 1.0質量%
クエン酸 0.02質量%
クエン酸3ナトリウム 0.1質量%
エデト酸二ナトリウム 0.05質量%
エタノール 0.7質量%
精製水 残部
セテス−40 26.0質量%
セテス−20 5.0質量%
アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体 2.7質量%
ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 3.0質量%
ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油 3.0質量%
ジグリセリン 6.0質量%
ポリオキシエチレン(5E.O.)オクチルドデシルエーテル 1.0質量%
メチルパラベン 0.4質量%
フェノキシエタノール 0.8質量%
N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩 0.8質量%
加水分解大豆タンパク 0.1質量%
クエン酸 0.02質量%
クエン酸3ナトリウム 0.1質量%
エタノール 0.6質量%
香料 1.0質量%
精製水 残部
(処方例2(水性ポマード))
セテス−40 26.0質量%
ステアレス−10 4.0質量%
アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体 5.4質量%
ジグリセリン 3.0質量%
イソステアリン酸プロピレングリコール 2.0質量%
メチルパラベン 0.3質量%
プロピルパラベン 0.1質量%
フェノキシエタノール 0.5質量%
N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩 0.5質量%
ヒアルロン酸ナトリウム 0.001質量%
クエン酸 0.02質量%
クエン酸3ナトリウム 0.1質量%
エタノール 0.8質量%
精製水 残部
(処方例3(水性ポマード))
セテス−40 24.0質量%
ステアレス−20 5.0質量%
アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体 1.8質量%
ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油 3.0質量%
ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 3.0質量%
ジグリセリン 3.0質量%
ステアリン酸ポリグリセリル−10 2.0質量%
メチルパラベン 0.2質量%
プロピルパラベン 0.1質量%
フェノキシエタノール 0.8質量%
N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩 0.5質量%
緑茶抽出液 1.0質量%
クエン酸 0.02質量%
クエン酸3ナトリウム 0.1質量%
エタノール 0.4質量%
精製水 残部
(処方例4(水性ポマード))
セテス−40 27.0質量%
セテス−20 3.0質量%
アクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体 4.5質量%
ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 2.0質量%
ポリオキシエチレン(50E.O.)硬化ヒマシ油 2.0質量%
ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 2.0質量%
ジグリセリン 3.0質量%
(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10 3.0質量%
メチルパラベン 0.2質量%
フェノキシエタノール 0.8質量%
N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸塩 0.6質量%
緑茶抽出液 1.0質量%
クエン酸 0.02質量%
クエン酸3ナトリウム 0.1質量%
エデト酸二ナトリウム 0.05質量%
エタノール 0.7質量%
精製水 残部
Claims (5)
- 下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cとを含み、
前記成分Aの含有量が20.0質量%以上、45.0質量%以下であり、
前記成分Bの含有量が0.5質量%以上、20.0質量%以下である、整髪剤組成物。 成分A:平均付加モル数が5以上、50以下であるポリオキシエチレン基を有し、かつセチル基又はステアリル基を有するポリオキシエチレンアルキルエーテル
成分B:数平均分子量が300以上、5000以下であるアクリル酸ヒドロキシエチル・アクリル酸メトキシエチル共重合体
成分C:水 - 下記成分Dを含む、請求項1に記載の整髪剤組成物。
成分D:平均付加モル数が30以上、80以下であるポリオキシエチレン基を有するポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 - 下記成分Eを含む、請求項1又は2に記載の整髪剤組成物。
成分E:ジグリセリン - 下記成分Fを含む、請求項1〜3のいずれか1項に記載の整髪剤組成物。
成分F:ポリオキシエチレンオクチルドデシルエーテル、イソステアリン酸プロピレングリコール、脂肪酸ポリグリセリル、デシルグルコシド、(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル、及び脂肪酸ポリオキシエチレンソルビタンからなる群から選ばれる成分 - 性状がグリース状である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の整髪剤組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020133762A JP2020176153A (ja) | 2020-08-06 | 2020-08-06 | 整髪剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020133762A JP2020176153A (ja) | 2020-08-06 | 2020-08-06 | 整髪剤組成物 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016114620A Division JP6786155B2 (ja) | 2016-03-30 | 2016-06-08 | 整髪剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020176153A true JP2020176153A (ja) | 2020-10-29 |
Family
ID=72916383
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020133762A Pending JP2020176153A (ja) | 2020-08-06 | 2020-08-06 | 整髪剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020176153A (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0925220A (ja) * | 1995-07-12 | 1997-01-28 | Pola Chem Ind Inc | フォーム状整髪料組成物 |
JP2001220332A (ja) * | 2001-03-30 | 2001-08-14 | Sanei Kagaku Kk | 毛髪処理剤配合用組成物及び毛髪処理剤 |
JP2003012476A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Mandom Corp | 半固形状毛髪化粧料 |
JP2006265217A (ja) * | 2005-03-19 | 2006-10-05 | Estate Chemical Kk | 化粧料 |
JP2007217362A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Nakano Seiyaku Kk | 整髪料 |
JP2011251930A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Nakano Seiyaku Kk | スタイリング化粧料 |
CN102793634A (zh) * | 2012-08-22 | 2012-11-28 | 珀莱雅(湖州)化妆品有限公司 | 一种头发定型组合物 |
US20140298598A1 (en) * | 2011-12-20 | 2014-10-09 | Henkel Ag & Co., Kgaa | Coloring agent having direct dyes and non-ionic surfactants |
JP2015101564A (ja) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | 株式会社ミルボン | 整髪剤 |
-
2020
- 2020-08-06 JP JP2020133762A patent/JP2020176153A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0925220A (ja) * | 1995-07-12 | 1997-01-28 | Pola Chem Ind Inc | フォーム状整髪料組成物 |
JP2001220332A (ja) * | 2001-03-30 | 2001-08-14 | Sanei Kagaku Kk | 毛髪処理剤配合用組成物及び毛髪処理剤 |
JP2003012476A (ja) * | 2001-06-28 | 2003-01-15 | Mandom Corp | 半固形状毛髪化粧料 |
JP2006265217A (ja) * | 2005-03-19 | 2006-10-05 | Estate Chemical Kk | 化粧料 |
JP2007217362A (ja) * | 2006-02-17 | 2007-08-30 | Nakano Seiyaku Kk | 整髪料 |
JP2011251930A (ja) * | 2010-06-01 | 2011-12-15 | Nakano Seiyaku Kk | スタイリング化粧料 |
US20140298598A1 (en) * | 2011-12-20 | 2014-10-09 | Henkel Ag & Co., Kgaa | Coloring agent having direct dyes and non-ionic surfactants |
CN102793634A (zh) * | 2012-08-22 | 2012-11-28 | 珀莱雅(湖州)化妆品有限公司 | 一种头发定型组合物 |
JP2015101564A (ja) * | 2013-11-26 | 2015-06-04 | 株式会社ミルボン | 整髪剤 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6530237B2 (ja) | 整髪剤組成物 | |
JP6662547B2 (ja) | 整髪剤組成物 | |
GB2552863A (en) | Agent for temporarily reshaping keratin-containing fibers comprising a polymer mixture | |
WO2017170695A1 (ja) | 整髪剤組成物 | |
JP6814556B2 (ja) | 整髪剤組成物 | |
JP7150316B2 (ja) | 整髪料組成物 | |
JP6786155B2 (ja) | 整髪剤組成物 | |
JP3774176B2 (ja) | 整髪用乳化化粧料 | |
JP2020176153A (ja) | 整髪剤組成物 | |
JP6590729B2 (ja) | 整髪剤組成物 | |
CN108024943B (zh) | 整发剂组合物 | |
JP2002370941A (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP6884490B2 (ja) | 整髪剤組成物 | |
CN110167520B (zh) | 整发剂组合物 | |
JP6931978B2 (ja) | 整髪剤組成物 | |
JP7201209B2 (ja) | 整髪料組成物 | |
JP6877848B2 (ja) | 整髪剤組成物 | |
JP6864660B2 (ja) | 整髪剤組成物 | |
JP7479760B2 (ja) | 乳化型整髪剤組成物 | |
JP6628487B2 (ja) | 整髪剤組成物 | |
JP5980008B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
KR102361538B1 (ko) | 유화 정발제 조성물 | |
JP2023148589A (ja) | 整髪剤組成物 | |
JP6909176B2 (ja) | 毛髪化粧料 | |
JP5467672B2 (ja) | ジェル状整髪剤 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20200806 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200806 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210810 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20220222 |