JP2020173671A - 情報収集装置、情報収集システム、情報収集方法及び情報収集プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】小売店等の実際の店舗において、顧客の属性情報に紐付いた購買情報を取得することが可能な情報収集装置、システム、方法及びプログラムを提供する。【解決手段】情報収集システム1の情報収集装置100は、その機能として、商品等に対する決済情報をコード化してコード情報を生成するコード情報生成部131と、決済情報を承認して決済するための承認情報を含むアクセス情報を受け付けるアクセス情報受付部132と、ユーザの認証情報により情報収集装置100への認証を行う認証部133と、決済手段により商品等に対する決済を行う決済部134と、ユーザの購買行動の情報を行動情報として取得する行動情報取得部135と、ユーザに対して報酬情報を送信する報酬情報送信部136と、を備える。【選択図】図2
Description
本開示は、ユーザ端末からユーザの属性情報を収集する情報収集装置、情報収集システム、情報収集方法及び情報収集プログラムに関する。
従来、コンビニエンスストア等の小売店において、顧客が商品を購入して支払いをする際に、従業員によりPOS端末を用いて、当該顧客の性別や年齢層等の属性を入力することで顧客の属性情報を取得することが行われている。このような顧客の属性情報は、当該店舗における顧客層を把握することで商品の仕入れ数を決定したり、顧客が購入した商品データと結びつけることで商品の購買層を分析したりするのに利用される。
また、例えば特許文献1には、POS端末に設けられたカメラにより顧客の顔及び衣服を撮像し、店内に設置されたカメラにより顧客の動線を撮像して顧客の行動パターン(店内における顧客の動線や滞在時間)を取得する装置が開示されている。
ところで、POS端末を用いて顧客の属性情報を取得する手法は、POS端末で会計をする際に、従業員が所定のボタンを入力することにより行うものなので、ワンタッチで入力可能な情報、例えば顧客の性別や年齢層といった情報に限られ、趣味嗜好のような情報を入力するのは手間がかかり、困難である。現状のPOS端末による入力でも、多数の顧客が来店する繁忙な時間帯では、顧客情報が入力されない、という問題がある。
特許文献1に記載の装置では、顧客の行動パターン情報を取得することが出来るので、これを分析することで趣味嗜好といった情報を取得することも可能である。しかしながら、顧客を特定する情報(会員番号等)と紐付けが出来ないため、性別や年齢層の情報との関連性が分からない、という問題が残る。また、顧客の個別の属性情報だけではなく、そのときに同行していた者、例えば家族の属性情報も取得出来ると、その同行人との関係性を含めたより詳細な購買情報を取得することが可能であるが、特許文献1に記載の装置ではそのような情報の取得は出来ないものである。
さらに、近年、クーポン等の報酬情報を発行することで顧客に対する割引等のサービスを行う取引形態も増加しているが、その報酬情報の発行(この情報も、顧客の属性情報に含まれる)に対する顧客の行動について検証することは、特許文献1に記載の装置では出来なかった。このような検証をすることにより、報酬情報が顧客獲得やその維持に効果があるのか分析することが可能になる。そのため、単独または複数の顧客の属性情報に紐付いた購買情報を取得することが可能な、装置やシステムの提供が望まれていた。
そこで、本開示では、小売店等の実際の店舗において、顧客の属性情報に紐付いた購買情報を取得し、報酬情報を発行することが可能な情報収集装置、情報収集システム、情報収集方法及び情報収集プログラムについて説明する。
本開示の一態様における情報収集装置は、ユーザ端末から、ユーザの購買行動に係る行動情報を収集する情報収集装置であって、店舗におけるユーザの購買行動に対し、決済情報を所定の方式でコード化した決済コード情報を生成するコード情報生成部と、ユーザ端末により決済コード情報が読み取られ、ユーザの認証情報と、ユーザの属性情報と、ユーザによる決済情報に対する承認情報と、を含むアクセス情報を受け付けるアクセス情報受付部と、アクセス情報に含まれる認証情報を取得し、ユーザに対する認証を行う認証部と、アクセス情報に含まれる決済情報を取得し、ユーザの購買行動に対する決済を店舗に対して行う決済部と、ユーザの行動情報を、属性情報に紐付けて取得する行動情報取得部と、行動情報に基づき、ユーザに対する報酬情報をユーザ端末へ送信する報酬情報送信部と、を備える。
本開示の一態様における情報収集システムは、ユーザ端末と、ユーザ端末からユーザの購買行動に係る行動情報を収集する情報収集装置と、を備える情報収集システムであって、情報処理装置は、店舗におけるユーザの購買行動に対し、決済情報を所定の方式でコード化した決済コード情報を生成するコード情報生成部と、ユーザ端末によりコード情報が読み取られ、ユーザの認証情報と、ユーザの属性情報と、ユーザによる決済情報に対する承認情報と、を含むアクセス情報を受け付けるアクセス情報受付部と、アクセス情報に含まれる認証情報を取得し、ユーザに対する認証を行う認証部と、アクセス情報に含まれる決済情報を取得し、ユーザの購買行動に対する決済を店舗に対して行う決済部と、ユーザの行動情報を、属性情報に紐付けて取得する行動情報取得部と、行動情報に基づき、ユーザに対する報酬情報をユーザ端末へ送信する報酬情報送信部と、を備え、ユーザ端末は、コード情報を読み取るコード情報読取部と、アクセス情報を生成するアクセス情報生成部と、報酬情報を受け付ける報酬情報受付部と、を備える。
本開示の一態様における情報収集方法は、ユーザ端末から、ユーザの購買行動に係る行動情報を収集する情報収集方法であって、コード情報生成部が行う、店舗におけるユーザの購買行動に対し、決済情報を所定の方式でコード化した決済コード情報を生成するコード情報生成ステップと、アクセス情報受付部が行う、ユーザ端末により決済コード情報が読み取られ、ユーザの認証情報と、ユーザの属性情報と、ユーザによる決済情報に対する承認情報と、を含むアクセス情報を受け付けるアクセス情報受付ステップと、認証部が行う、アクセス情報に含まれる認証情報を取得し、ユーザに対する認証を行う認証ステップと、決済部が行う、アクセス情報に含まれる決済情報を取得し、ユーザの購買行動に対する決済を店舗に対して行う決済ステップと、行動情報取得部が行う、ユーザの行動情報を、属性情報に紐付けて取得する行動情報取得ステップと、報酬情報送信部が行う、行動情報に基づき、ユーザに対する報酬情報をユーザ端末へ送信する報酬情報送信ステップと、を備える。
また、本開示の一態様における情報収集プログラムは、ユーザ端末から、ユーザの購買行動に係る行動情報を収集する情報収集プログラムであって、店舗におけるユーザの購買行動に対し、決済情報を所定の方式でコード化した決済コード情報を生成するコード情報生成ステップと、ユーザ端末により決済コード情報が読み取られ、ユーザの認証情報と、ユーザの属性情報と、ユーザによる決済情報に対する承認情報と、を含むアクセス情報を受け付けるアクセス情報受付ステップと、アクセス情報に含まれる認証情報を取得し、ユーザに対する認証を行う認証ステップと、アクセス情報に含まれる決済情報を取得し、ユーザの購買行動に対する決済を店舗に対して行う決済ステップと、ユーザの行動情報を、属性情報に紐付けて取得する行動情報取得ステップと、行動情報に基づき、ユーザに対する報酬情報をユーザ端末へ送信する報酬情報送信ステップと、を電子計算機に実行させる。
本開示によれば、ユーザ端末により決済コード情報が読み取られ、ユーザによる決済情報に対する承認情報と共に、ユーザの認証情報が送信されて取得される。そのため、ユーザの認証情報から、ユーザの属性情報に紐付いた商品等の購買情報を取得することが可能になる。また、報酬情報を発行してユーザ端末に送信するので、ユーザに対して報酬情報を発行し、その報酬情報に対する顧客の行動情報を取得することも可能になる。これにより、より詳細な購買情報を取得し、分析することが可能となる。
以下、本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。
(実施形態1)
<構成>
図1は、本開示の実施形態1に係る情報収集システム1を示す機能ブロック構成図である。この情報収集システム1は、ユーザが当該システムに登録されている1または複数の店舗にて商品を購入(購買行動)する際に、決済を行うための所定のコード情報、例えばQRコード(登録商標)を読み取って電子的に決済を行うシステムである。そして、この決済の際にユーザの属性情報が含まれる認証情報に紐付けて、ユーザの購買行動のような行動情報を取得し、この情報収集に対する報酬情報、例えばポイント情報やクーポン情報をユーザへ送信するシステムである。このポイント情報やクーポン情報は、例えば、登録されている1または複数の店舗にて金券や割引として使用可能なものである。
<構成>
図1は、本開示の実施形態1に係る情報収集システム1を示す機能ブロック構成図である。この情報収集システム1は、ユーザが当該システムに登録されている1または複数の店舗にて商品を購入(購買行動)する際に、決済を行うための所定のコード情報、例えばQRコード(登録商標)を読み取って電子的に決済を行うシステムである。そして、この決済の際にユーザの属性情報が含まれる認証情報に紐付けて、ユーザの購買行動のような行動情報を取得し、この情報収集に対する報酬情報、例えばポイント情報やクーポン情報をユーザへ送信するシステムである。このポイント情報やクーポン情報は、例えば、登録されている1または複数の店舗にて金券や割引として使用可能なものである。
情報収集システム1は、情報収集装置100と、ユーザ端末200と、POS端末(レジ装置)300と、ネットワークNWとを有している。情報収集装置100と、ユーザ端末200と、POS端末300とは、ネットワークNWを介して相互に接続される。ネットワークNWは、通信を行うための通信網であり、限定ではなく例として、インターネット、イントラネット、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、ワイヤレスLAN(Wireless LAN:WLAN)、ワイヤレスWAN(Wireless WAN:WWAN)、仮想プライベートネットワーク(Virtual Private Network:VPN)等を含む通信網により構成されている。
情報収集装置100は、ユーザ端末200が読み取ったコード情報に対する決済の承認情報を、ユーザの認証情報と共に受け付けて決済を行い、行動情報を取得して報酬情報をユーザ端末200へ送信する装置である。この情報収集装置100は、限定ではなく例として、各種Webサービスを提供するコンピュータ(デスクトップ、ラップトップ、タブレット等)や、サーバ装置を含む装置等により構成されている。なお、サーバ装置は単体で動作するサーバ装置に限られず、ネットワークNWを介して通信を行うことで協調動作する分散型サーバシステムや、クラウドサーバでも良い。
ユーザ端末200は、ユーザがコード情報を読み取って認証情報や決済に対する承認情報を送信し、報酬情報を受け付ける端末装置であり、限定ではなく例として、スマートフォンや、携帯端末、コンピュータ(ラップトップ、タブレットなど)、HMD(Head Mounted Display)やスマートグラス等のウェアラブル端末等、カメラ等の撮影機能を備えた端末により構成されている。
このユーザ端末200では、限定ではなく例として、情報収集システム1のサービスの提供を受けるためのアプリがインストールされ、または情報収集装置100にアクセスするためのURL等が設定され、それらをタップまたはダブルクリック等して起動することにより、またはインターネットブラウザに表示されることにより、サービスが開始される。また、情報収集システム1のユーザは情報収集装置100にユーザ登録されており、ユーザ端末200では、情報収集装置100にアクセスする際の認証情報やパスワード等が記憶されている。
POS端末300は、ユーザが商品を購入する店舗の各店頭に設置されているレジ装置であり、商品管理を行うPOS(Point of Sale)端末等と連動して使用されるコンピュータ装置を備えている。このPOS端末300には、商品を購入するユーザ側に表示部が設けられ、ユーザが商品等を購入しようとする際に、情報収集装置100からの指示によりユーザ端末200で読み取るためのコード情報が表示されるようになっている。この表示部は、液晶パネルやタッチパネル等により構成されている。なお、POS端末に限らず、タブレット端末により構成しても良い。
図2は、図1の情報収集装置100を示す機能ブロック構成図である。情報収集装置100は、通信部110と、記憶部120と、制御部130とを備える。
通信部110は、ネットワークNWを介してユーザ端末200及びPOS端末300と有線または無線で通信を行うための通信インタフェースであり、互いの通信が実行出来るのであればどのような通信プロトコルを用いても良い。この通信部110は、限定ではなく例として、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)等の通信プロトコルにより通信が行われる。
記憶部120は、各種制御処理や制御部130内の各機能を実行するためのプログラムや入力データ等を記憶するものであり、限定ではなく例として、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を含むメモリや、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、フラッシュメモリ等を含むストレージから構成される。また、記憶部120は、ユーザDB121と、商品購入DB122と、行動情報DB123とを記憶する。さらに、記憶部120は、ユーザ端末200及びPOS端末300との間で通信を行った際のデータや、後述する各処理にて生成されたデータを一時的に記憶する。
ユーザDB121には、限定ではなく例として、情報収集システム1にユーザ登録されているユーザを認証するための認証情報(IDやパスワード等)や、当該ユーザの属性情報、具体的にはユーザの氏名、性別、年齢等の情報が格納されている。また、情報収集システム1を利用して得られた報酬情報、具体的には累積されていて未使用のポイントやクーポンの情報が格納されている。
商品購入DB122には、限定ではなく例として、ユーザDB121に登録されているユーザが購入した購買履歴の情報、または購入しようとしている購買情報が、ユーザの情報に紐付いて格納されている。ここで、購買履歴の情報とは、ユーザが購入した店舗により、商品ごと、または決済ごとに格納される情報であり、例えば飲食店のように飲食ごとに(複数人で飲食した場合、その総額)履歴情報が格納される場合もあり、小売店のように商品ごとに履歴情報が格納される場合もある。なお、購買情報だけではなく、ユーザが店舗に来店したことの情報(来店したが商品等を購入しなかった場合も含む)を格納しても良い。例えば、ユーザ端末200がスマートフォンや、携帯端末、ウェアラブル端末等により構成されている場合、ユーザの位置情報を取得することにより、このような情報の取得も可能となる。
行動情報DB123には、ユーザの行動情報、例えば店舗における購買履歴が、ユーザの属性情報に紐付いて格納されている。具体的には、所定の範囲の年齢層(20代、30代等)、性別のユーザが、いつ(時間帯や時期、季節等)、誰と(1人で来たか、同行人がいる場合はその属性情報等)、どの店舗でどのような商品を購入したか、店舗の滞在時間、店舗の混雑状況とそのユーザの行動との関係(店舗に行列が出来ている場合にその行列に並んだか否か)、当該店舗でキャンペーン等のイベントを開催していた場合はそのイベントとの関連性、後述する報酬情報を持っているか否か、といった情報が、個人情報(氏名、連絡先等)に紐付かない形で格納されている。
このような行動情報は、顧客分析や、商品の仕入れ数の決定、商品ごとの売れ行きの分析、新商品の開発等に利用される情報であり、例えば当該商品を販売する店舗や企業等に対して提供される。なお、取得対象のユーザは情報収集システム1にユーザ登録されているユーザであり、例えば、ユーザ登録の際にこのように購買履歴が取得されることが規約等に規定されているため、情報取得及び利用の許諾が取れていることが前提となっている。
制御部130は、記憶部120に記憶されているプログラムを実行することにより、情報収集装置100の全体の動作を制御するものであり、限定ではなく例として、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、GPU(Graphics Processing Unit)、マイクロプロセッサ(Microprocessor)、プロセッサコア(Processor core)、マルチプロセッサ(Multiprocessor)、ASIC(Application-Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)を含む装置等から構成される。
制御部130の機能として、コード情報生成部131と、アクセス情報受付部132と、認証部133と、決済部134と、行動情報取得部135と、報酬情報送信部136とを備えている。このコード情報生成部131、アクセス情報受付部132、認証部133、決済部134、行動情報取得部135、及び報酬情報送信部136は、記憶部120に記憶されているプログラムにより起動されて情報収集装置100にて実行される。
コード情報生成部131は、ユーザが店舗において商品を購入しようとする際に、商品等に対する決済情報をコード化し、QRコードやバーコード等のコード情報(決済コード情報)に変換して生成する。このコード情報は、通信部110を介してPOS端末300に送信され、表示部に表示されるものである。このコード情報には、商品情報、支払金額、店舗である支払先指定情報、例えばクレジットカードによる支払いの場合における加盟店情報等がコード化されており、後述する決済部134による決済で使用される情報である。なお、この商品購入情報は、商品購入DB122に格納される。
図4は、図1のPOS端末300に表示されるQRコードQ1の例を示す模式図である。図4に示すように、POS端末300には液晶パネルやタッチパネル等により構成される表示部W1が設けられ、購入しようとする商品情報T1と共に、QRコードQ1が表示される。商品を購入しようとするユーザは、図4のQRコードQ1を、ユーザ端末200の撮影機能を使用して撮影して読み取り、QRコードQ1の基になっている決済情報を読み取る。
アクセス情報受付部132は、コード情報生成部131で生成されたコード情報がユーザ端末200により読み取られ、指定された決済情報を承認して決済するための承認情報がユーザ端末200から送信されて情報収集装置100にアクセスされるので、そのアクセス情報を、通信部110を介して受け付ける。決済情報とは、例えば電子決済手段への直接入力や、クレジットカードによる決済のためのカード番号やセキュリティコード等の情報であり、後述する決済部134による決済で使用される情報である。なお、このアクセス情報は、QRコード等のコード化された情報にして送信しても良い。情報収集装置100へのアクセスは、例えばコード情報に埋め込まれているURL等へのアクセスにより行われる。
図5は、図1のユーザ端末200に表示される会員情報T2及び決済ボタンB1の例を示す模式図である。図5に示すように、ユーザ端末200にはタッチパネル等により構成される表示部W2が設けられ、ユーザの会員情報T2と、決済に対する応答指示を行うための決済ボタンB1が設けられている。商品を購入しようとするユーザは、図4のQRコードQ1を読み取ることで表示される決済ボタンB1に対して、当該商品を購入して決済を行う場合、決済ボタンB1を押下する。
認証部133は、ユーザ端末200から送信されるアクセス情報にユーザの認証情報が含まれるので、その認証情報で情報収集装置100へアクセス可能であるかの認証を行う。ユーザの認証情報は、具体的にはIDやパスワードであり、ユーザDB121に格納されている情報と一致しているか否かにより判定される。なお、本実施形態における認証部133は、後述する決済部134による決済の前処理としての認証であるが、後述する行動情報取得部135による個人情報を取得することの承認を求めるための認証を行っても良い。これにより、個人情報を取得するための承認を得ることが可能になる。
決済部134は、ユーザ端末200から送信された決済情報により、電子決済手段やクレジットカード、仮想通貨等による電子的な決済手段により決済を行う。例えばクレジットカードによる決済の場合、そのクレジットカード会社の外部サーバにアクセスしてオーソリ要求をすることにより、決済を行う。また、この決済情報は、商品購入DB122に格納される。
行動情報取得部135は、ユーザの商品購入といった購買行動の情報を、行動情報として取得する。このとき、例えば、ユーザの行動情報は、ユーザの個人情報に紐付かないが、属性情報に紐付けて取得される。個人情報の取得にはユーザの心理的抵抗感が強く、法的な制約もあるからであるが、これらの問題がなければ、個人情報に紐付けて取得しても良い。また、この行動情報の取得は、例えばユーザが情報収集システム1に入会する際に同意を得た場合にのみ行われても良い。取得した行動情報は、行動情報DB123に格納される。
報酬情報送信部136は、ユーザに対して報酬情報、例えば金券や割引として使用可能なポイント情報やクーポン情報を、通信部110を介してユーザ端末200へ送信する。この報酬情報は、情報収集システム1の会員であるユーザに対するサービスとして発行されるものや、行動情報取得部135による行動情報の取得に対する謝礼として発行されるもの等がある。これにより、ユーザから行動情報の取得に対する同意を得ることが出来るため、より多くの行動情報を取得することが可能になる。
図3は、図1のユーザ端末200を示す機能ブロック構成図である。ユーザ端末200は、通信部210と、表示操作部220と、撮影部230と、記憶部240と、制御部250とを備える。なお、ユーザ端末200はその他の機能として音声通話を行う機能等を備えても良いが、本実施形態では説明を省略する。
通信部210は、ネットワークNWを介して情報収集装置100及びPOS端末300と有線または無線で通信を行うための通信インタフェースであり、互いの通信が実行出来るのであればどのような通信プロトコルを用いても良い。この通信部210は、限定ではなく例として、TCP/IP等の通信プロトコルにより通信が行われる。
表示操作部220は、ユーザが指示を入力し、制御部250からの入力データに応じてテキスト、画像等を表示するために用いられるインタフェースであり、液晶ディスプレイや操作ボタン、タッチパネル等から構成される。
撮影部230は、ユーザの指示により被写体を撮影する装置であり、本実施形態ではQRコードQ1を撮影して読み取るために使用される。この撮影部230は、限定ではなく例として、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ等の撮像装置と、撮影した画像をデジタル信号からなる画像情報に変換するA/D変換装置とを備えるデジタルカメラ等により構成されている。
記憶部240は、各種制御処理や制御部250内の各機能を実行するためのプログラム、入力データ等を記憶するものであり、限定ではなく例として、RAM、ROM等を含むメモリや、HDD、SSD、フラッシュメモリ等を含むストレージから構成される。また、記憶部240は、当該ユーザの認証情報を記憶し、また、情報収集装置100及びPOS端末300と送受信を行ったデータを一時的に記憶する。
制御部250は、記憶部240に記憶されているプログラムを実行することにより、ユーザ端末200の全体の動作を制御するものであり、限定ではなく例として、CPU、MPU、GPU、マイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAを含む装置等から構成される。制御部250の機能として、コード情報読取部251と、アクセス情報生成部252と、報酬情報受付部253とを備えている。このコード情報読取部251、アクセス情報生成部252、及び報酬情報受付部253は、記憶部240に記憶されているプログラムにより起動されて実行される。
コード情報読取部251は、コード情報生成部131で生成され、POS端末300に送信されて表示部W1に表示されたQRコードQ1のようなコード情報を、撮影部230にて撮影されて生成された画像データより読み取る。このQRコードは、商品情報や支払金額のような決済情報がコード化されているので、この情報を読み出す。
アクセス情報生成部252は、ユーザが、例えば図5に示す決済ボタンB1を押下して決済に対して承認すると、コード情報読取部251で読み取った決済情報に対する承認情報を生成し、当該ユーザの認証情報と共にアクセス情報として生成され、通信部210を介して情報収集装置100へ送信する。
報酬情報受付部253は、報酬情報送信部136で生成された報酬情報を受け付ける。この報酬情報は、記憶部240に記憶されて対象の店舗で使用するときに表示操作部220に表示されても良く、記憶部240には記憶せずに情報収集装置100にアクセスして読み出すようにしても良い。
<処理の流れ>
図6を参照しながら、情報収集システム1が実行する情報収集方法の一例の処理の流れについて説明する。図6は、図1の情報収集装置100及びユーザ端末200の各動作の関連状態を示すフローチャートである。
図6を参照しながら、情報収集システム1が実行する情報収集方法の一例の処理の流れについて説明する。図6は、図1の情報収集装置100及びユーザ端末200の各動作の関連状態を示すフローチャートである。
ステップS101の処理として、情報収集装置100のコード情報生成部131では、ユーザが店舗において商品を購入しようとする際、商品等に対する決済情報をコード化してQRコードやバーコード等のコード情報が生成される。
ステップS102の処理として、コード情報生成部131では、ステップS101で生成されたコード情報を、通信部110を介してPOS端末300へ送信し、表示部に表示させる。
ステップS103の処理として、ユーザ端末200では、ユーザの操作により、撮影部230でPOS端末300に表示されているQRコードQ1を撮影する。
ステップS104の処理として、ユーザ端末200のコード情報読取部251では、ステップS103で撮影されて生成された画像データよりQRコードQ1が読み取られ、商品情報や支払金額のような決済情報が読み出される。
ステップS105の処理として、ユーザの操作により決済情報に対する承認がされると、アクセス情報生成部252では、ステップS104で読み出された決済情報に対する承認情報が生成され、当該ユーザの認証情報と共に、アクセス情報として生成される。このアクセス情報は、通信部210を介して情報収集装置100へ送信される。
ステップS106の処理として、アクセス情報受付部132では、ステップS105で送信されたアクセス情報が、通信部110を介して受け付けられる。
ステップS107の処理として、認証部133では、ステップS106で受け付けられたアクセス情報に含まれるユーザの認証情報により、情報収集装置100へアクセス可能であるかの認証を行う。具体的には、アクセス情報のIDやパスワードが、ユーザDB121に格納されている情報と一致しているか否かにより判定される。
ステップS108の処理として、決済部134では、ステップS106で受け付けられたアクセス情報に含まれる決済情報により、電子決済手段やクレジットカードによる決済手段により決済が行われる。この決済情報は、商品購入DB122に格納される。
ステップS109の処理として、行動情報取得部135では、ユーザの商品購入のような購買行動の情報が、行動情報として取得される。取得された行動情報は、行動情報DB123に格納される。また、この行動情報は、例えば当該商品を販売する店舗や企業等に対して提供される。
ステップS110の処理として、報酬情報送信部136では、報酬情報、例えば金券や割引として使用可能なポイント情報やクーポン情報が、通信部110を介してユーザ端末200へ送信される。
ステップS111の処理として、報酬情報受付部253では、ステップS110で送信された報酬情報が受け付けられる。この報酬情報は、例えば金券や割引として使用可能なポイント情報やクーポン情報であり、ユーザにより利用される。
<効果>
以上のように、本実施形態に係る情報収集装置、情報収集システム、及び情報収集方法は、コード情報が読み込まれて決済が行われると、購買行動の情報が行動情報として、ユーザの属性情報に紐付けて取得される。これにより、ユーザの属性情報に紐付いた商品等の購買情報を取得することが可能になる。
以上のように、本実施形態に係る情報収集装置、情報収集システム、及び情報収集方法は、コード情報が読み込まれて決済が行われると、購買行動の情報が行動情報として、ユーザの属性情報に紐付けて取得される。これにより、ユーザの属性情報に紐付いた商品等の購買情報を取得することが可能になる。
また、行動情報が決済の際に自動的に取得されるので、ユーザや従業員の手を煩わせる必要がなくなり、より正確な行動情報の取得が可能になる。
さらに、行動情報の取得に対して、ポイント情報やクーポン情報のような報酬情報が送信される。そのため、ユーザに対して報酬情報を発行し、その報酬情報に対する顧客の行動情報を取得することも可能になる。これにより、ユーザから行動情報の取得に対する同意を得ることが出来るため、より多くの行動情報を取得することが可能になるとともに、より詳細な購買情報を取得し、分析することが可能となる。
(実施形態2)
図7は、本開示の実施形態2に係る情報収集システム1Aを示す機能ブロック構成図である。この情報収集システム1Aは、ユーザが店舗にて商品を購入する際に、決済を行うための所定のコード情報を読み取って電子的に決済を行うシステムである点において、実施形態1に係る情報収集システム1と同様であるが、本実施形態に備えるPOS端末300は、コード情報を表示部により表示させるものではなく、図7に示すように、コード情報をレシートのような決済用シートに印刷させ、そのコード情報をユーザ端末200で読み取る構成である点において、実施形態1に係る情報収集システム1と異なる。その他の構成については、実施形態1と同様である。
図7は、本開示の実施形態2に係る情報収集システム1Aを示す機能ブロック構成図である。この情報収集システム1Aは、ユーザが店舗にて商品を購入する際に、決済を行うための所定のコード情報を読み取って電子的に決済を行うシステムである点において、実施形態1に係る情報収集システム1と同様であるが、本実施形態に備えるPOS端末300は、コード情報を表示部により表示させるものではなく、図7に示すように、コード情報をレシートのような決済用シートに印刷させ、そのコード情報をユーザ端末200で読み取る構成である点において、実施形態1に係る情報収集システム1と異なる。その他の構成については、実施形態1と同様である。
図8は、図7の決済用シートRに表示されるQRコードQ2の例を示す模式図である。図8に示すように、決済用シートRには、購入しようとする商品情報T3と共に、QRコードQ2が表示される。商品を購入しようとするユーザは、図8のQRコードQ2を、ユーザ端末200の撮影機能を使用して撮影して読み取り、QRコードQ2の基になっている決済情報を読み取る。
<処理の流れ>
図9を参照しながら、情報収集システム1Aが実行する情報収集方法の一例の処理の流れについて、実施形態1と異なる点について説明する。図9は、図7の情報収集装置100及びユーザ端末200の各動作の関連状態を示すフローチャートである。
図9を参照しながら、情報収集システム1Aが実行する情報収集方法の一例の処理の流れについて、実施形態1と異なる点について説明する。図9は、図7の情報収集装置100及びユーザ端末200の各動作の関連状態を示すフローチャートである。
ステップS101の後続処理であるステップS121の処理として、コード情報生成部131では、ステップS101で生成されたコード情報を、通信部110を介してPOS端末300へ送信し、決済用シートRに印刷させる。
ステップS122の処理として、ユーザ端末200では、ユーザの操作により、撮影部230で決済用シートRに印刷されているQRコードQ2を撮影する。その後の処理の流れについては、実施形態1と同様である。
本実施形態によれば、上記実施形態1の効果に加え、決済用シートに印刷されているコード情報を撮影することで、コード情報が読み込まれて決済が行われ、行動情報がユーザの属性情報に紐付けて取得される。これにより、コード情報を表示させるような表示部を備えていないPOS端末を使用している店舗であっても、本発明を適用することが可能になる。
(実施形態3)
図10は、本開示の実施形態3に係る情報収集システム1Bを示す機能ブロック構成図である。この情報収集システム1Bは、ユーザが店舗にて商品を購入する際に、決済を行うための所定のコード情報を読み取って電子的に決済を行うシステムである点において、実施形態1に係る情報収集システム1と同様であるが、本実施形態ではPOS端末300を備えず、テーブルTに表示されているコード情報をユーザ端末200で読み取る構成である点において、実施形態1に係る情報収集システム1と異なる。その他の構成については、実施形態1と同様である。
図10は、本開示の実施形態3に係る情報収集システム1Bを示す機能ブロック構成図である。この情報収集システム1Bは、ユーザが店舗にて商品を購入する際に、決済を行うための所定のコード情報を読み取って電子的に決済を行うシステムである点において、実施形態1に係る情報収集システム1と同様であるが、本実施形態ではPOS端末300を備えず、テーブルTに表示されているコード情報をユーザ端末200で読み取る構成である点において、実施形態1に係る情報収集システム1と異なる。その他の構成については、実施形態1と同様である。
本実施形態では、主に飲食店における実施形態であり、飲食店の顧客であるユーザが着席する席のテーブルにQRコード等のコード情報が表示されており、そのコード情報をユーザ端末200で読み取る構成である。
図11は、図10のテーブルTの例を示す平面図である。図11に示すように、飲食店の顧客であるユーザが着席するテーブルTには、QRコードQ3が表示される。飲食物の提供を受けようとするユーザは、図11のQRコードQ3を、ユーザ端末200の撮影機能を使用して撮影して読み取り、QRコードQ3の基になっている決済情報を読み取る。
例えば、ユーザはテーブルTのある席に着くと、当該飲食店のメニューから飲食物を選択して注文し、選択した飲食物の提供を受ける。このとき、当該飲食店のPOSシステム(図示は省略)では、テーブル単位で顧客が注文した品が記憶されている。ユーザが飲食を終了すると、テーブルTのQRコードQ3を、ユーザ端末200で読み取る。すると、当該飲食店のPOSシステムでは、当該ユーザとユーザの注文した品が紐付けされ、決済が行われる。
その他の例として、ユーザはテーブルTのある席に着くと、当該飲食店のメニューに注文可能な飲食物ごとに異なるQRコードが表示されているので、飲食物を選択して注文する際に、QRコードをユーザ端末200で読み取る。これにより、当該飲食物に選択した飲食物の注文が入り、ユーザは飲食物の提供を受ける。ユーザ端末200でQRコードを読み取るごとに決済が行われるので、ユーザが飲食を終了するとそのまま離席できる。なお、この例の場合、メニューは紙に印刷されているものに限られず、タブレット端末に表示されているメニューでも良い。
<処理の流れ>
図12を参照しながら、情報収集システム1Bが実行する情報収集方法の一例の処理の流れについて、実施形態1と異なる点について説明する。図12は、図10の情報収集装置100及びユーザ端末200の各動作の関連状態を示すフローチャートである。
図12を参照しながら、情報収集システム1Bが実行する情報収集方法の一例の処理の流れについて、実施形態1と異なる点について説明する。図12は、図10の情報収集装置100及びユーザ端末200の各動作の関連状態を示すフローチャートである。
ステップS104の前処理であるステップS131の処理として、ユーザ端末200では、ユーザの操作により、撮影部230でテーブルTに表示されているQRコードQ3、またはメニューに表示されているQRコードを撮影する。その後の処理の流れについては、実施形態1と同様である。
本実施形態によれば、上記実施形態1及び2の効果に加え、飲食店のテーブルに表示されているコード情報を撮影することで、コード情報が読み込まれて決済が行われ、行動情報がユーザの属性情報に紐付けて取得される。これにより、複数メニューを注文可能な飲食店であっても、本発明を適用することが可能になる。
(実施形態4(プログラム))
図13は、コンピュータ(電子計算機)700の構成の例を示す機能ブロック構成図である。コンピュータ700は、CPU701、主記憶装置702、補助記憶装置703、インタフェース704を備える。
図13は、コンピュータ(電子計算機)700の構成の例を示す機能ブロック構成図である。コンピュータ700は、CPU701、主記憶装置702、補助記憶装置703、インタフェース704を備える。
ここで、実施形態1ないし3に係るコード情報生成部131と、アクセス情報受付部132と、認証部133と、決済部134と、行動情報取得部135と、報酬情報送信部136とを構成する各機能を実現するための制御プログラム(情報収集プログラム)の詳細について説明する。これらの機能ブロックは、コンピュータ700に実装される。そして、これらの各構成要素の動作は、プログラムの形式で補助記憶装置703に記憶されている。CPU701は、プログラムを補助記憶装置703から読み出して主記憶装置702に展開し、当該プログラムに従って上記処理を実行する。また、CPU701は、プログラムに従って、上述した記憶部に対応する記憶領域を主記憶装置702に確保する。
当該プログラムは、具体的には、コンピュータ700において、店舗におけるユーザの購買行動に対し、決済情報を所定の方式でコード化した決済コード情報を生成するコード情報生成ステップと、ユーザ端末により決済コード情報が読み取られ、ユーザの認証情報と、ユーザによる決済情報に対する承認情報と、を含むアクセス情報を受け付けるアクセス情報受付ステップと、アクセス情報に含まれる認証情報を取得し、ユーザに対する認証を行う認証ステップと、アクセス情報に含まれる決済情報を取得し、ユーザの購買行動に対する決済を店舗に対して行う決済ステップと、認証情報に基づき、ユーザに対する報酬情報をユーザ端末へ送信する報酬情報送信ステップと、をコンピュータによって実現する制御プログラムである。
なお、補助記憶装置703は、一時的でない有形の媒体の一例である。一時的でない有形の媒体の他の例としては、インタフェース704を介して接続される磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等が挙げられる。また、このプログラムがネットワークを介してコンピュータ700に配信される場合、配信を受けたコンピュータ700が当該プログラムを主記憶装置702に展開し、上記処理を実行してもよい。
また、当該プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、当該プログラムは、前述した機能を補助記憶装置703に既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせで実現するもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換および変更を行なって実施することが出来る。これらの実施形態および変形例ならびに省略、置換および変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれる。
1,1A,1B 情報収集システム、100 情報収集装置、110 通信部、120 記憶部、121 ユーザDB、122 商品購入DB、123 行動情報DB、130 制御部、131 コード情報生成部、132 アクセス情報受付部、133 認証部、134 決済部、135 行動情報取得部、136 報酬情報送信部、200 ユーザ端末、210 通信部、220 表示操作部、230 撮影部、240 記憶部、250 制御部、251 コード情報読取部、252 アクセス情報生成部、253 報酬情報受付部、300 POS端末(レジ装置)、NW ネットワーク
Claims (11)
- ユーザ端末から、前記ユーザの購買行動に係る行動情報を収集する情報収集装置であって、
店舗における前記ユーザの購買行動に対し、決済情報を所定の方式でコード化した決済コード情報を生成するコード情報生成部と、
前記ユーザ端末により前記決済コード情報が読み取られ、前記ユーザの認証情報と、前記ユーザの属性情報と、前記ユーザによる前記決済情報に対する承認情報と、を含むアクセス情報を受け付けるアクセス情報受付部と、
前記アクセス情報に含まれる前記認証情報を取得し、前記ユーザに対する認証を行う認証部と、
前記アクセス情報に含まれる前記決済情報を取得し、前記ユーザの購買行動に対する決済を前記店舗に対して行う決済部と、
前記ユーザの前記行動情報を、前記属性情報に紐付けて取得する行動情報取得部と、
前記行動情報に基づき、前記ユーザに対する報酬情報を前記ユーザ端末へ送信する報酬情報送信部と、を備える情報収集装置。 - 前記行動情報取得部は、前記店舗及び他の店舗における前記ユーザの行動情報を取得する、請求項1に記載の情報収集装置。
- 前記行動情報取得部は、前記ユーザの行動情報を前記ユーザの属性情報に紐付けて取得し、前記ユーザの属性情報に紐付けて読み出し可能に記憶する、請求項1または請求項2に記載の情報収集装置。
- 前記報酬情報は、前記店舗及び他の店舗において使用可能なクーポン情報である、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の情報収集装置。
- 前記コード情報生成部は、前記決済コード情報を前記店舗のサーバへ送信し、
前記アクセス情報受付部は、前記ユーザが、前記店舗におけるレジ装置に表示される前記決済コード情報、または前記店舗にて発行されたシートに印刷されている前記決済コード情報、を前記ユーザ端末で読み取って生成された前記アクセス情報を受け付ける、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報収集装置。 - 前記店舗は、所定のテーブルが設けられた席で前記ユーザが飲食物の提供を受ける飲食店であり、
前記アクセス情報受付部は、前記ユーザが、前記店舗における席上に配置された前記決済コード情報を前記ユーザ端末で読み取ることで前記飲食物の注文がなされて前記購買行動をする、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の情報収集装置。 - 前記認証部は、前記ユーザに対する認証を行うと、前記ユーザの会員情報を前記ユーザ端末に送信する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の情報収集装置。
- 前記アクセス情報受付部は、前記ユーザ端末が生成する、前記アクセス情報を所定の方式でコード化したアクセスコード情報を読み取り、前記アクセス情報を受け付ける、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の情報収集装置。
- ユーザ端末と、前記ユーザ端末から前記ユーザの購買行動に係る行動情報を収集する情報収集装置と、を備える情報収集システムであって、
前記情報処理装置は、
店舗における前記ユーザの購買行動に対し、決済情報を所定の方式でコード化した決済コード情報を生成するコード情報生成部と、
前記ユーザ端末により前記コード情報が読み取られ、前記ユーザの認証情報と、前記ユーザの属性情報と、前記ユーザによる前記決済情報に対する承認情報と、を含むアクセス情報を受け付けるアクセス情報受付部と、
前記アクセス情報に含まれる前記認証情報を取得し、前記ユーザに対する認証を行う認証部と、
前記アクセス情報に含まれる前記決済情報を取得し、前記ユーザの購買行動に対する決済を前記店舗に対して行う決済部と、
前記ユーザの前記行動情報を、前記属性情報に紐付けて取得する行動情報取得部と、
前記行動情報に基づき、前記ユーザに対する報酬情報を前記ユーザ端末へ送信する報酬情報送信部と、を備え、
前記ユーザ端末は、
前記コード情報を読み取るコード情報読取部と、
前記アクセス情報を生成するアクセス情報生成部と、
前記報酬情報を受け付ける報酬情報受付部と、を備える情報収集システム。 - ユーザ端末から、前記ユーザの購買行動に係る行動情報を収集する情報収集方法であって、
コード情報生成部が行う、店舗における前記ユーザの購買行動に対し、決済情報を所定の方式でコード化した決済コード情報を生成するコード情報生成ステップと、
アクセス情報受付部が行う、前記ユーザ端末により前記決済コード情報が読み取られ、前記ユーザの認証情報と、前記ユーザの属性情報と、前記ユーザによる前記決済情報に対する承認情報と、を含むアクセス情報を受け付けるアクセス情報受付ステップと、
認証部が行う、前記アクセス情報に含まれる前記認証情報を取得し、前記ユーザに対する認証を行う認証ステップと、
決済部が行う、前記アクセス情報に含まれる前記決済情報を取得し、前記ユーザの購買行動に対する決済を前記店舗に対して行う決済ステップと、
行動情報取得部が行う、前記ユーザの前記行動情報を、前記属性情報に紐付けて取得する行動情報取得ステップと、
報酬情報送信部が行う、前記行動情報に基づき、前記ユーザに対する報酬情報を前記ユーザ端末へ送信する報酬情報送信ステップと、を備える情報収集方法。 - ユーザ端末から、前記ユーザの購買行動に係る行動情報を収集する情報収集プログラムであって、
店舗における前記ユーザの購買行動に対し、決済情報を所定の方式でコード化した決済コード情報を生成するコード情報生成ステップと、
前記ユーザ端末により前記決済コード情報が読み取られ、前記ユーザの認証情報と、前記ユーザの属性情報と、前記ユーザによる前記決済情報に対する承認情報と、を含むアクセス情報を受け付けるアクセス情報受付ステップと、
前記アクセス情報に含まれる前記認証情報を取得し、前記ユーザに対する認証を行う認証ステップと、
前記アクセス情報に含まれる前記決済情報を取得し、前記ユーザの購買行動に対する決済を前記店舗に対して行う決済ステップと、
前記ユーザの前記行動情報を、前記属性情報に紐付けて取得する行動情報取得ステップと、
前記行動情報に基づき、前記ユーザに対する報酬情報を前記ユーザ端末へ送信する報酬情報送信ステップと、を電子計算機に実行させるための、情報収集プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019075889A JP2020173671A (ja) | 2019-04-11 | 2019-04-11 | 情報収集装置、情報収集システム、情報収集方法及び情報収集プログラム |
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-
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