JP2020172277A - 自立性容器および自立性容器の製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
また、高さの低いスタンディングバッグを製造する場合は、両側長さが短いインフレーション成型筒状シートを用意するか、あるいは、インフレーション成形筒状シートの中央部を廃棄して両側部のみを使用することになるため、コストの上昇が不可避となる。
この方法によれば、インフレーションフィルムの押出機で製造される扁平な筒状インフレーションフィルムを、扁平形状の状態から加工することによって自立性容器を形成することができる。つまり、既存のインフレーションフィルム成形装置の巻取りローラで回収した後のインフレーションフィルムを利用して自立性容器を形成することができる。そのため、インフレーションフィルム成形装置を改良することなく、1枚のフィルムから自立性容器を製造することができるので、コストの上昇を抑制することができる。
また、底部フィルムが、本体フィルム(第1フィルムおよび第2フィルム)と別々のフィルムとして形成されるのではなく、1枚のフィルムから本体フィルムおよび底部フィルムが一体的に形成される。したがって、この点においても、少なくとも2枚のフィルムを使用して自立性容器が形成される場合に比べて、低コストで自立性容器を製造することができる。
本発明の一実施形態に係る自立性容器では、前記サイドシール部は、前記バッグ本体の前記口部材側に配置され、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの2層構造からなる第1サイドシール部と、前記第1サイドシール部に連続した第2サイドシール部であって、折り畳まれて2層構造となっている前記底部フィルムと、前記底部フィルムを両側から挟む前記第1フィルムおよび前記第2フィルムとの4層構造からなる第2サイドシール部とを含んでいてもよい。
この構成によれば、自立性容器をスタンド等に吊り下げて使用することができる。
本発明の一実施形態に係る自立性容器は、前記バッグ本体に薬液が収容された医療用自立性容器を含んでいてもよい。
この方法によれば、第1折り目部および第2折り目部のフィルム材料が軟化しているので、第1フィルムの延長部を折り畳む工程を効率よく行うことができる。
この方法によれば、本体フィルムの内部に液体を注入する際に、第2フィルムと底部フィルムとの間を簡単に開けることができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る自立性容器1の模式的な斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る自立性容器1の模式的な正面図である。図3は、本発明の一実施形態に係る自立性容器1の模式的な断面図であって、図2のIII−III断面を示す図である。図4は、本発明の一実施形態に係る自立性容器1の模式的な断面図であって、図2のIV−IV断面を示す図である。図5は、本発明の一実施形態に係る自立性容器1の模式的な底面図である。
バッグ本体2は、プラスチックフィルムを用いて形成されている。使用されるフィルムの材料としては、プラスチックであれば特に制限されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ(4−メチルペンテン)、ポリテトラフルオロエチレン等のポリオレフィン系樹脂、エチレン−テトラシクロドデセン等のポリ環状オレフィン系樹脂等が挙げられ、好ましくは、ポリエチレン、ポリプロピレンが挙げられる。ポリエチレンやポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂は、様々な薬液に対する溶出性が概ね低く、しかも汎用プラスチックである。そのため、薬液への不純物の溶出を抑制することができると共に、バッグ本体2のコストダウンを図ることができる。
また、使用されるフィルムの厚さは、例えば、150μm〜300μmであってもよい。また、収容室4に収容される薬液5としては、例えば、輸液等の医療用薬液であってもよい。
上側シール部6には、第1フィルム8と第2フィルム9との間に口部材3が挟まれることによって、口部材3が固定されている。
底部フィルム10は、図3に示すように、第1フィルム8の下縁13および第2フィルム9の下縁14にそれぞれ第1縁部15および第2縁部16を有するように、バッグ本体2の内方に折り畳まれて設けられている。
また、第1フィルム8の下縁13と底部フィルム10の第1縁部15との間の折り目部は、第1底部シール部20によって互いに接着されている。一方、第2フィルム9の下縁14と底部フィルム10の第2縁部16とは、第2底部シール部21によって互いに接着されている。
サイドシール部7は、第1サイドシール部25と、第1サイドシール部25に連続する第2サイドシール部26とを含む。
口部材3は、筒状の本体27と、本体27の内部に設けられたゴム栓28とを含む。
そして、この実施形態では、バッグ本体2の底部フィルム10が、底部フィルム10と一体である第1フィルム8の折り畳みによって形成されているため、各ヒートシール部における端面状態が一律に同じではない。
自立性容器1を製造するには、まず、図6Aおよび図6Bに示すように、第1フィルム8と、第1フィルム8よりも短い第2フィルム9とを、第1フィルム8の一部が延長部58として第2フィルム9からはみ出るように重ね合わせる。第1フィルム8および第2フィルム9は、互いに対向する第1周縁部44および第2周縁部45を有している。
次に、図8Aおよび図8Bに示すように、第1フィルム8および第2フィルム9の第1周縁部44の一部、ならびに第1フィルム8および第2フィルム9の第2周縁部45の一部が、金型61で加熱される。
次に、図9Aおよび図9Bに示すように、第1フィルム8の第1サイドシール部25よりも延長部58側の所定位置に、第1折り目部59および第2折り目部60が形成される。第1折り目部59は、第1フィルム8における第2フィルム9に対向する領域に形成され、第2折り目部60は、第1フィルム8の延長部58に形成される。
次に、図11Aおよび図11Bに示すように、第2フィルム9の第1周縁部44および第2周縁部45のヒートシールされていない残りの部分、および底部フィルム10の第2部分19が金型69で加熱される。これにより、第2フィルム9および底部フィルム10がヒートシールされ、第1サイドシール部25に連続する第1下側サイドシール部64が形成される。
次に、図12、図13Aおよび図13Bに示すように、第1フィルム8の第1周縁部44および第2周縁部45のヒートシールされていない残りの部分、底部フィルム10の第1部分18、ならびに第1折り目部59が金型71で加熱される。これにより、第1フィルム8および底部フィルム10がヒートシールされ、第2下側サイドシール部66および第1底部シール部20が同時に形成される。なお、第2下側サイドシール部66および第1底部シール部20は、製造効率の関係上、同時に形成したが、別々の金型を用いて別工程で形成することもできる。
次に、図15Aおよび図15Bに示すように、第2フィルム9の下縁14および底部フィルム10の第2縁部16が、金型72で加熱される。これにより、第2フィルム9および底部フィルム10がヒートシールされ、第2底部シール部21が形成される。このとき、第2底部シール部21は、第2延長部62に貫通孔23を有する吊り下げ部24を有するパターンで形成される。その後、第2底部シール部21および吊り下げ部24以外の第2フィルム9および底部フィルム10が、打ち抜きによって取り除かれる。
次に、図16Aおよび図16Bに示すように、第1下側サイドシール部64および第2下側サイドシール部66を重ね合わせて、金型73で加熱される。これにより、第1下側サイドシール部64および第2下側サイドシール部66がヒートシールされ、第2サイドシール部26が形成される。以上の工程を経て、前述の自立性容器1が得られる。
その場合、まず、図17Aおよび図17Bに示すように、扁平な筒状のインフレーションフィルム40に、第1目印41および第2目印42が設けられる。第1目印41および第2目印42は、例えば、熱溶着や超音波溶着など公知の手段によってインフレーションフィルム40に接着された口部材であってもよい。
より具体的には、例えば中間部48に沿って第1領域51および第2領域52を分けるようにインフレーションフィルム40が切断される。これにより、第1目印41を備える第1本体フィルム54と、第2目印42を備える第2本体フィルム55とが得られる。なお、以下では、第1目印41を備える第1本体フィルム54、および第2目印42を備える第2本体フィルム55を纏めて、本体フィルム56として説明する。
この実施形態では、図17Aおよび図17Bの工程において、インフレーションフィルム40の第3周縁部46および第4周縁部47から内側に離した位置に第1目印41および第2目印42を取り付けたため、第1目印41および第2目印42の位置を境界にして、当該位置から切断部(中間部48)までの距離が長い領域と短い領域とに分けられる。したがって、第1目印41および第2目印42の位置を第3折り目部74として本体フィルム56を折り畳むことによって、本体フィルム56の長い領域を第1フィルム8、短い領域を第2フィルム9として簡単に区別することができる。
これにより、第1フィルム8および第2フィルム9がヒートシールされ、上側シール部6および上側シール部6に連続する第1サイドシール部25が同時に形成される。なお、上側シール部6および一対の第1サイドシール部25は、製造効率の関係上、同時に形成したが、別々の金型を用いて別工程で形成することもできる。
以上の方法によれば、インフレーションフィルム40の押出機で製造される扁平な筒状インフレーションフィルム40を、扁平形状の状態から加工することによって自立性容器1を形成することができる。
また、インフレーションフィルム40を軸方向に沿って切断するときの位置を調節することによって、互いに長さが異なる2種類の本体フィルム54,55を得ることができる。たとえば、図18Aの切断線75の位置のように、切断位置を中間部48よりも第4周縁部47側にずらせば、第3周縁部46側で相対的に長い第1本体フィルム54を得ることができ、第4周縁部47側で第1本体フィルム54よりも相対的に短い第2本体フィルム55を得ることができる。その結果、1種類のインフレーションフィルム40から、互いに大きさが異なる2種類の自立性容器1を作製することができる。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は、他の形態で実施することもできる。
例えば、自立性容器1に収容される液体は、薬液5の他、飲料等であってもよい。
2 バッグ本体
3 口部材
4 収容室
5 薬液
6 上側シール部
7 サイドシール部
8 第1フィルム
9 第2フィルム
10 底部フィルム
13 (第1フィルムの)下縁
14 (第2フィルムの)下縁
15 (底部フィルムの)第1縁部
16 (底部フィルムの)第2縁部
17 折り目部
18 (底部フィルムの)第1部分
19 (底部フィルムの)第2部分
20 第1底部シール部
21 第2底部シール部
22 内縁
23 貫通孔
24 吊り下げ部
25 第1サイドシール部
26 第2サイドシール部
27 本体
28 ゴム栓
29 大径部
30 小径部
31 空間
32 (第2底部シール部の)境界部
33 (第1底部シール部の)境界部
34 (第2底部シール部の)端面
35 (第1底部シール部の)端面
36 (サイドシール部の)端面
37 (上側シール部の)端面
38 (上側シール部の)境界部
39 (サイドシール部の)境界部
40 インフレーションフィルム
41 第1目印
42 第2目印
43 (インフレーションフィルムの)開口
44 (インフレーションフィルムの)第1周縁部
45 インフレーションフィルムの)第2周縁部
46 (インフレーションフィルムの)第3周縁部
47 (インフレーションフィルムの)第4周縁部
48 中間部
49 一方側の外表面
50 他方側の外表面
51 第1領域
52 第2領域
53 (インフレーションフィルムの)開口
54 第1本体フィルム
55 第2本体フィルム
56 本体フィルム
57 周縁部
58 (第1フィルムの)延長部
59 第2折り目部
60 第3折り目部
61 金型
62 第2延長部
63 金型
64 第1下側サイドシール部
65 遮熱板
66 第2下側サイドシール部
67 遮熱板
68 開口
69 金型
70 遮熱板
71 金型
72 金型
73 金型
74 第3折り目部
75 切断線
Claims (12)
- 内部の液体を注出するための口部材と、
前記口部材を境界にして一方側および他方側にそれぞれ配置され、上側シール部およびサイドシール部によって互いに接着された第1フィルムおよび第2フィルムと、前記第1フィルムの延長部で構成された底部フィルムとを含み、前記底部フィルムを下側にして水平面に置いたときに自立可能なバッグ本体とを含み、
前記底部フィルムは、前記第1フィルムの下縁および前記第2フィルムの下縁にそれぞれ第1縁部および第2縁部を有するように、前記バッグ本体の内方に折り畳まれて設けられており、
前記第1フィルムの前記下縁と前記底部フィルムの前記第1縁部との間の折り目部分は、第1底部シール部によって互いに接着されており、
前記第2フィルムの前記下縁と前記底部フィルムの前記第2縁部とは、第2底部シール部によって互いに接着されており、
前記第2底部シール部の端面は、前記第2フィルムと前記底部フィルムとがシール部によって互いに接着されており、
前記第1底部シール部の端面は、前記底部フィルムが折り畳まれて形成されている、自立性容器。 - 内部の液体を注出するための口部材と、
前記口部材を境界にして一方側および他方側にそれぞれ配置され、上側シール部およびサイドシール部によって互いに接着された第1フィルムおよび第2フィルムと、前記第1フィルムの延長部で構成された底部フィルムとを含み、前記底部フィルムを下側にして水平面に置いたときに自立可能なバッグ本体とを含み、
前記底部フィルムは、前記第1フィルムの下縁および前記第2フィルムの下縁にそれぞれ第1縁部および第2縁部を有するように、前記バッグ本体の内方に折り畳まれて設けられており、
前記第1フィルムの前記下縁と前記底部フィルムの前記第1縁部との間の折り目部分は、第1底部シール部によって互いに接着されており、
前記第2フィルムの前記下縁と前記底部フィルムの前記第2縁部とは、第2底部シール部によって互いに接着されており、
前記第2底部シール部の端面には、前記第1底部シール部の端面における前記第1フィルムと前記底部フィルムとの境界部に比べて、前記第2フィルムと前記底部フィルムとの境界部が明確に現れている、自立性容器。 - 前記サイドシール部は、
前記バッグ本体の前記口部材側に配置され、前記第1フィルムと前記第2フィルムとの2層構造からなる第1サイドシール部と、
前記第1サイドシール部に連続した第2サイドシール部であって、折り畳まれて2層構造となっている前記底部フィルムと、前記底部フィルムを両側から挟む前記第1フィルムおよび前記第2フィルムとの4層構造からなる第2サイドシール部とを含む、請求項1または2に記載の自立性容器。 - 前記第2底部シール部は、選択的に突出して形成され、前記バッグ本体を吊り下げるための貫通孔を有する吊り下げ部を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載の自立性容器。
- 前記バッグ本体に薬液が収容された医療用自立性容器を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の自立性容器。
- 第1フィルムと第2フィルムとを、前記第1フィルムの一部が延長部として前記第2フィルムからはみ出るように重ね合わせる工程と、
前記第1フィルムおよび前記第2フィルムをヒートシールすることによって上側シール部を形成する工程と、
前記上側シール部に連続する前記第1フィルムおよび前記第2フィルムの第1周縁部の一部、ならびに前記上側シール部に連続する前記第1フィルムおよび前記第2フィルムの第2周縁部の一部をヒートシールすることによって、一対の第1サイドシール部を形成する工程と、
前記第1フィルムの前記延長部を、前記上側シール部に沿う第1折り目部および第2折り目部を境界に蛇腹状に折り畳み、前記第2折り目部が内側となるように、前記延長部を底部フィルムとして前記第1フィルムと前記第2フィルムとの間に挟む工程と、
前記第2フィルムの前記第1周縁部および前記第2周縁部のヒートシールされていない残りの部分、および前記第2折り目部を境界として前記第2フィルム側の前記底部フィルムをヒートシールすることによって第1下側サイドシール部を形成する工程と、
前記第1フィルムの前記第1周縁部および前記第2周縁部のヒートシールされていない残りの部分、および前記第2折り目部を境界として前記第1フィルム側の前記底部フィルムをヒートシールすることによって第2下側サイドシール部を形成する工程と、
前記第1折り目部をヒートシールすることによって第1底部シール部を形成する工程と、
前記第2フィルムの下縁と前記底部フィルムの前記第2フィルム側の縁部との間の開口から前記本体フィルムの内部に液体を注入する工程と、
前記第2フィルムの前記下縁および前記底部フィルムの前記縁部をヒートシールすることによって第2底部シール部を形成する工程とを含む、自立性容器の製造方法。 - 前記第1フィルムおよび前記第2フィルムを重ね合わせる工程は、互いに対向する一対の周縁部を有する本体フィルムを、前記一対の周縁部に直交する方向の第3折り目部を折り畳むことによって、前記第3折り目部を境界にして区別された前記第1フィルムおよび前記第2フィルムを重ね合わせる工程を含む、請求項6に記載の自立性容器の製造方法。
- 軸方向一端側および他端側の開口に沿う前記一対の周縁部を有する扁平な筒状のインフレーションフィルムを、前記軸方向に沿って切断することによって前記本体フィルムを形成する工程をさらに含む、請求項7に記載の自立性容器の製造方法。
- 前記第1フィルムの前記延長部を折り畳む工程に先立って、前記第1折り目部および前記第2折り目部に熱を加えることによって、前記第1折り目部および前記第2折り目部のフィルム材料を軟化させる工程をさらに含む、請求項6〜8のいずれか一項に記載の自立性容器の製造方法。
- 前記第1下側サイドシール部を形成する工程は、前記第2フィルムの下縁と前記底部フィルムの前記第2フィルム側の縁部とをずらした状態で前記第1下側サイドシール部を形成する工程を含む、請求項6〜9のいずれか一項に記載の自立性容器の製造方法。
- 前記第1フィルムの前記延長部を折り畳む工程は、前記第2フィルムおよび前記底部フィルムの重ね合わせ部分が第2延長部として、前記第1折り目部で構成される前記第1フィルムの下縁よりもはみ出るように、前記延長部を折り畳む工程を含み、
前記第2底部シール部を形成する工程は、前記自立性容器を吊り下げるための貫通孔を有する吊り下げ部を有するパターンで、前記第2底部シール部を形成する工程を含む、請求項6〜10のいずれか一項に記載の自立性容器の製造方法。 - 前記第1下側サイドシール部および前記第2下側サイドシール部を重ね合わせてヒートシールすることによって、折り畳まれて2層構造となっている前記底部フィルムと、前記底部フィルムを両側から挟む前記第1フィルムおよび前記第2フィルムとの4層構造からなるサイドシール部を形成する工程をさらに含む、請求項6〜11のいずれか一項に記載の自立性容器の製造方法。
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