JP2020143351A - 成膜装置及び原料ガス供給方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】原料を気化させ生成した原料ガスを用いて所定の膜を形成する成膜装置の処理容器に対し、当該処理容器内の圧力によらない、原料ガスの一定供給を行う。
【解決手段】基板に所定の膜を形成する成膜装置であって、減圧可能に構成され、前記基板を収容する処理容器と、液体原料または固体原料を貯留する原料タンクと、前記液体原料または前記固体原料が前記原料タンク内で気化して生成された原料ガスが前記処理容器に供給されるよう、前記原料タンクと前記処理容器とを接続する供給管と、前記供給管に設けられた、開度可変な圧力調整弁と、前記原料タンク内の圧力を測定する圧力センサと、前記圧力センサでの測定結果に基づいて、前記圧力調整弁を制御する制御部と、を有する。
【選択図】図1

Description

本開示は、成膜装置及び原料ガス供給方法に関する。
特許文献1には、ルテニウム(Ru)膜の成膜装置であって、半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)に対して成膜処理を施す成膜装置本体と、この成膜装置本体に対して原料ガスを供給する原料ガス供給システムとを有する装置が開示されている。上記成膜装置の原料ガス供給システムは、固体原料であるRu(CO)12を貯留する原料タンクと、原料タンクに一端が接続され上記成膜装置本体が有する処理容器に他端が接続された原料通路と、を有する。上記処理容器は、ウェハが載置される載置台が内部に設けられており、当該処理容器内を減圧雰囲気に維持するための真空排気系が接続されている。そして、上記成膜装置では、蒸気圧の低い原料ガスを多く気化させるために、処理容器内の圧力を下げ原料タンク内の圧力を下げるようにしている。
特開2009−84625号公報
本開示にかかる技術は、原料を気化させ生成した原料ガスを用いて所定の膜を形成する成膜装置の処理容器に対し、当該処理容器内の圧力によらない、原料ガスの一定供給を行う。
本開示の一態様は、基板に所定の膜を形成する成膜装置であって、減圧可能に構成され、前記基板を収容する処理容器と、液体原料または固体原料を貯留する原料タンクと、前記原料タンク内の圧力を測定する圧力センサと、前記液体原料または前記固体原料が前記原料タンク内で気化して生成された原料ガスが前記処理容器に供給されるよう、前記原料タンクと前記処理容器とを接続する供給管と、前記供給管に設けられた、開度可変な圧力調整弁と、前記圧力センサでの測定結果に基づいて、前記圧力調整弁を制御する制御部と、を有する。
本開示にかかる技術によれば、原料を気化させ生成した原料ガスを用いて所定の膜を形成する成膜装置の処理容器に対し、当該処理容器内の圧力によらない、原料ガスの一定供給を行うことができる。
第1実施形態にかかる成膜装置の構成の概略を模式的に示す説明図である。 原料タンクの構成の概略を模式的に示す説明図である。 第2実施形態にかかる成膜装置の構成の概略を模式的に示す説明図である。 第3実施形態にかかる成膜装置の構成の概略を模式的に示す説明図である。
半導体デバイスの製造工程では、半導体ウェハ(以下、「ウェハ」という。)に対して、金属膜等の所定の膜を形成する成膜処理等の各種処理が繰り返し行われ、これにより、ウェハ上に所望の半導体デバイスが製造される。
ところで、成膜処理では、固体原料または液体原料を加熱して気化させ、原料ガスとすることがある。
例えば、特許文献1に開示の成膜装置では、ルテニウム(Ru)膜を形成する場合、固体原料であるRu(CO)12を加熱して昇華させ、生成された原料ガスをキャリアガスによって成膜装置の処理容器内に流すようにしている。
なお、上述のようにRu(CO)12を昇華して生成されるRu膜用の原料ガスは蒸気圧が低い。そのため、特許文献1に開示の成膜装置では、処理容器内の圧力を下げることで原料タンク内の圧力を下げ、蒸気圧の低い原料ガスが多く気化するようにしている。
しかし、特許文献1に開示のように、処理容器内の圧力を下げることで原料タンク内の圧力を下げる場合、原料タンク内の圧力は処理容器内の圧力の影響を受ける。したがって、原料タンク内の固体原料の気化量は、処理容器内の圧力によって変化するため、処理容器内の圧力に応じて原料ガスの供給量は変化してしまう。つまり、処理容器内の圧力によらない、原料ガスの一定供給を行うことができない。
そこで、本開示にかかる技術は、原料を気化させ生成した原料ガスを用いて所定の膜を形成する成膜装置の処理容器に対し、当該処理容器内の圧力によらない、原料ガスの一定供給を可能とする。
以下、本実施形態にかかる成膜装置及び原料ガス供給方法について、図面を参照しながら説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態にかかる成膜装置1の構成の概略を模式的に示す説明図であり、成膜装置1の一部を断面で示している。本例の成膜装置1は、原料として個体原料であるRu(CO)12を用いてウェハW上にRu膜を形成するように構成されている。
図1に示すように、成膜装置1は、減圧可能に構成され、基板としてのウェハWを収容する処理容器10と、処理容器10に原料ガスを供給する原料ガス供給機構50と、を有する。
処理容器10は、例えば、金属材料を用いて、その内部が円筒形状に構成されている。
処理容器10の側壁11には、ウェハWの搬入出口(図示せず)が設けられており、この搬入出口には、当該搬入出口を開閉するゲートバルブ(図示せず)が設けられている。
また、処理容器10の側壁11には、処理容器10の外部に設けられた圧力センサ20が配管21を介して接続されている。圧力センサ20は、例えばキャパシタンスマノメータであり、配管21を介して処理容器10内の圧力を測定する。圧力センサ20での測定結果は、後述の制御部110に出力される。
処理容器10の底壁12には、排気口12aが形成されている。また、底壁12には、後述のベローズ33を収容する収容部22の上部の開口22aと排気口12aとが連通するように、当該収容部22が接続されている。収容部22は、上部と側部に開口22a、22bを有し、開口22aと開口22bが互いに連通している。これら開口22a、22bを介して処理容器10が排気されるように、収容部22の側部には、排気管23の一端部が接続されている。排気管23の他端部は、例えば真空ポンプにより構成される排気装置24に接続されている。また、排気管23の排気装置24より上流側には、処理容器10内の圧力を調整するための圧力調整弁としてのAPCバルブ25が設けられている。APCバルブ25は、自動圧力調整機能及び遮断機能を備えており、後述の制御部110からの制御信号に基づいて当該APCバルブ25の開度は制御される。APCバルブ25によって、処理容器10内の圧力を予め設定された圧力になるよう調整したり、処理容器10と排気装置24との接続を遮断したりすることができる。
処理容器10内には、ウェハWが水平に載置される平面視円形状の載置台30が設けられている。載置台30の内部には、ウェハWを加熱するためのヒータ(図示せず)が設けられている。載置台30の下面側中央部には、処理容器10の底壁12の排気口12aを通じて底壁12を貫通し、さらに、収容部22の底壁22cを貫通するように、上下方向に延在する支持部材31の上端部が接続されている。支持部材31の下端は、昇降機構32に接続されている。後述の制御部110に制御される昇降機構32の駆動によって、載置台30は、上方の第1の位置と下方の第2の位置との間を上下に移動することができる。
上記第1の位置は、ウェハWに処理が行われる処理位置である。処理位置に位置する載置台30と、処理容器10の天壁13から下方に延び出し処理容器10内の内外を仕切る隔壁13aとにより、処理空間Sが形成される。なお、処理位置に位置する載置台30の上面と隔壁13aの下面との間には隙間Kが形成されており、この隙間Kを介して処理空間S内は排気可能である。
上記第2の位置は、処理容器10の前述の搬出入口(図示せず)から処理容器10内に進入するウェハWの搬送機構(図示せず)と、処理容器10内の下方に設けられた受け渡しピン(図示せず)との間で、ウェハWを受け渡している時に載置台30が待機する待機位置である。
また、支持部材31には、フランジ31aが設けられている。そして、このフランジ31aの下面と、収容部22の底壁22cの上面との間には、支持部材31の外周を囲むように、ベローズ33が設けられている。このベローズ33が設けられているため、収容部22の底壁22cにおける支持部材31の貫通部分によって処理容器10の気密性が失われることがない。
また、処理容器10内における載置台30の上方には、処理空間S内における原料ガスの流れを形成するガス流形成部材として、邪魔板40が、載置台30と平行に設けられている。邪魔板40は、処理空間Sを上下に仕切る部材であり、支持部材(図示せず)に支持されている。この邪魔板40は、以下のような原料ガスの流れを形成する。すなわち、処理容器10の天壁13の中央に設けられたガス供給口13bを介して供給される原料ガスが、邪魔板40の上面に沿って外側に向けて移動した後、邪魔板40の外方の部分から下側に移動し、載置台30上のウェハWの方向へ移動する、原料ガスの流れである。
さらに、処理容器10の天壁13には、原料ガス供給機構50が接続されている。
原料ガス供給機構50は、固体原料を貯留する原料タンク51を有する。
ここで、図2を用いて原料タンク51について説明する。図2は、原料タンク51の構成の概略を模式的に示す説明図であり、原料タンク51については縦断面で示している。
原料タンク51は、金属材料等を用いて円筒形状に構成された筐体51aを有する。
筐体51a内には、固体原料Mを収容する収容室R1が形成されており、収容室R1内には、固体原料Mが載置されるトレーとして、平面視円形状のベーストレー51bと2つの平面視円環状の上部トレー51cとが設けられている。上部トレー51cの数は、1つであっても3以上であってもよい。
積層された2つの上部トレー51cがベーストレー51b上に積層されると、各トレー51b、51cの外壁により、隔壁51dが形成される。隔壁51dは、筐体51aの天壁51eと底壁51fとを接続するように形成され、筐体51a内の空間を内外に仕切る。この隔壁51dと筐体51aの外周壁51gとの間には、キャリアガス供給空間51hが形成される。キャリアガス供給空間51hは、筐体51aの枠体部分内部に形成された管路51jの一端と接続されている。管路51jは、キャリアガスが、天壁51e、外周壁51g及び底壁51f内を通り、キャリアガス供給空間51hに至るように形成されている。また、管路51jの他端は、キャリアガスを供給するキャリアガス供給機構60の供給管61の一端に接続されている。供給管61の他端はキャリアガス供給源62に接続されている。供給管61には、マスフローコントローラ等の流量制御部(図示せず)やキャリアガスの供給を開始または停止する開閉弁63が設けられている。なお、本例において、キャリアガス供給機構60から供給されるキャリアガスは一酸化炭素(CO)ガスである。また、供給管61には、キャリアガスを加熱するためのキャリアガス加熱部(図示せず)が設けられている。これら流量制御部や開閉弁63、キャリアガス加熱部は後述の制御部110によって制御される。さらに、供給管61には、当該供給管61の温度制御のため、温度センサ(図示せず)が設けられている。温度センサによる測定結果は後述の制御部110に出力される。なお、この温度センサには、例えば、白金を用いたセンサが用いられる。
また、ベーストレー51b及び上部トレー51cそれぞれの外壁には開口51kが形成されている。
このような構成により、キャリアガス供給機構60から供給されたキャリアガスが、各トレー51b、51cの外側から、ベーストレー51b及び上部トレー51cに載置された固体原料Mの上方に供給される。その後、キャリアガスは、固体原料Mが昇華して生成された原料ガスと共に、筐体51a内の中央に向かい、天壁51eの中央に形成された開口51mを介して、処理容器10に供給される。
また、筐体51aには、その全体を覆うように、タンク加熱部70が設けられている。タンク加熱部70は、原料タンク51を加熱し、具体的には、筐体51aを加熱するものである。タンク加熱部70による加熱によって、筐体51a内の固体原料の昇華を促進させることができる。このタンク加熱部70は、後述の制御部110によって制御される。
さらに、筐体51aの天壁51eには、筐体51aの外部に設けられた圧力センサ80が配管81を介して接続されている。圧力センサ80は、例えばキャパシタンスマノメータであり、配管81を介して、原料タンク51の圧力として、筐体51a内の圧力を測定する。
さらにまた、筐体51aの外周壁51gには、原料タンク51の温度、具体的には筐体51aの温度を測定する温度センサ90が設けられている。温度センサ90は、例えば、白金を用いたセンサである。温度センサ90は、図の例では1つであるが、複数設けられてもよい。
圧力センサ80や温度センサ90での測定結果は、後述の制御部110に出力される。
図1の説明に戻る。
原料ガス供給機構50は、上述の原料タンク51の他、原料タンク51からの原料ガスを処理容器10に供給するために原料タンク51と処理容器10とを接続する供給管52を有する。供給管52の一端は、原料タンク51の筐体51aの天壁51eに接続され、他端は、処理容器10の天壁13に接続されており、この供給管52を介して、天壁51eの開口51mと天壁13のガス供給口13bとが連通している。
供給管52には、当該供給管52内の管路を開放または閉止する開閉弁53が設けられている。この開閉弁53は後述の制御部110によって制御される。
また、供給管52における開閉弁53と原料タンク51との間には、原料タンク51内の圧力、具体的には、原料タンク51の筐体51a内の圧力を調整するための圧力調整弁としてのAPCバルブ54が設けられている。APCバルブ54は、自動圧力調整機能及び遮断機能を備えており、後述の制御部110からの制御信号に基づいて当該APCバルブ54の開度は制御される。APCバルブ54によって、原料タンク51内の圧力(具体的には原料タンク51の筐体51a内の圧力)を予め設定された圧力になるよう調整したり、供給管52内の管路を閉止したりすることができる。
また、供給管52には、供給管加熱部55が設けられている。供給管加熱部55は、開閉弁53及びAPCバルブ54を含む供給管52全体を加熱する。これにより、原料ガスが再固化し、開閉弁53及びAPCバルブ54を含む供給管52に付着するのを防ぐことができる。
なお、原料ガスが再固化し、処理容器10の内壁に付着することを防止するため、処理容器10を加熱する処理容器加熱部100が成膜装置1には設けられている。
供給管加熱部55や処理容器加熱部100は後述の制御部110によって制御される。
また、供給管加熱部55による供給管52の温度制御のため、供給管52に温度センサ(図示せず)が設けられ、処理容器加熱部100による処理容器10の温度制御のため、処理容器10の例えば側壁11に温度センサ(図示せず)が設けられている。これら温度センサによる測定結果は後述の制御部110に出力される。なお、これら温度センサには、例えば、白金を用いたセンサが用いられる。
以上のように構成される成膜装置1には、制御部110が設けられている。制御部110は、例えばCPUやメモリ等を備えたコンピュータにより構成され、プログラム格納部(図示せず)を有している。プログラム格納部には、APCバルブ25、54や開閉弁53等を制御して、成膜装置1における後述のウェハ処理を実現するためのプログラムも格納されている。なお、上記プログラムは、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、当該記憶媒体から制御部110にインストールされたものであってもよい。また、プログラムの一部または全ては専用ハードウェア(回路基板)で実現してもよい。
続いて、成膜装置1を用いて行われるウェハ処理について説明する。
まず、開閉弁53、63及びAPCバルブ54が閉状態とされている状態において、Nガス供給ライン(図示せず)から処理容器10内へ直接Nガスが供給されると共に、圧力センサ20での測定結果に基づいてAPCバルブ25の開度が調整され、処理容器10内が所定の圧力(例えば7〜10Torr)とされる。この状態で、処理容器10のウェハWの搬出入口(図示せず)に設けられたゲートバルブ(図示せず)が開かれ、処理容器10に隣接する真空雰囲気の搬送室(図示せず)から、上記搬出入口を介して、ウェハWを保持した搬送機構(図示せず)が処理容器10内に挿入される。そして、ウェハWが、前述の待機位置に位置する載置台30の上方に搬送される。次いで上昇した支持ピン(図示せず)の上にウェハWが受け渡され、その後、上記搬送機構は処理容器10から抜き出され、上記ゲートバルブが閉じられる。それと共に、上記支持ピンの下降、載置台30の上昇が行われ、載置台30上にウェハWが載置され、該載置台30が前述の処理位置へ移動され、処理空間Sが形成される。
次いで、載置台30に設けられたヒータによってウェハWが所定の温度(例えば120〜250℃)まで加熱される。
ウェハWの温度が上記所定の温度に到達すると、APCバルブ25の開度が調整され、処理容器10内が所定の圧力(例えば5mTorr〜100mTorr)へ減圧される。
処理容器10内の減圧が完了すると、処理容器10内の処理空間Sへの原料ガスの供給が開始されるよう、開閉弁53,63が開状態とされると共に、APCバルブ54の開度が調整される。これによって、CVD(Chemical Vapor Deposition)による、処理空間S内のウェハW上へのRu膜の形成が開始される。APCバルブ54の開度は、例えば、開閉弁53,63が開状態とされてから、原料タンク51内の圧力(具体的には原料タンク51の筐体51a内の圧力)が設定圧力(例えば40mTorr〜150mTorr)に到達するまでの間は、段階的に大きくなるよう調整される。そして、上記設定圧力に到達すると、以後、Ru膜形成が完了するまで、APCバルブ54の開度は、圧力センサ80での測定結果に基づいて制御され、原料タンク51内の圧力が上記設定圧力で一定になるよう調整される。原料タンク51内の圧力が上記設定圧力で一定に維持されたら、キャリアガス供給機構60にかかる開閉弁63は閉状態とされる。この開閉弁63は、以後、原料タンク51より下流側で変動(APCバルブ25の開度の上昇等)が発生する度に、調圧のため開状態とされる。
Ru膜形成が完了すると、開閉弁53、63が閉状態にされる等して、上記と逆の手順で、ウェハWが処理容器10から搬出される。
なお、Ru膜の形成処理中、つまり、開閉弁53、63が開状態とされてから閉状態とされるまでの間、キャリアガス加熱部(図示せず)により所定の温度(例えば80℃)に加熱されたキャリアガスが一定流量で供給される。
また、上述のウェハ処理中、原料タンク51、供給管52及び処理容器10の温度は、少なくとも原料ガスが再固化しないように、対応する温度センサでの測定結果に基づいて、加熱部70、55、100によって所定の温度で一定になるように常時加熱される。例えば、供給管52及び処理容器10は80℃で一定になるよう加熱制御され、原料タンク51は、供給管52や処理容器10より若干低い温度から供給管52や処理容器10より高い温度であって、固体原料の分解温度未満の所定の温度(例えば、上記設定圧力時の分解温度未満の70℃〜100℃)で一定になるように加熱制御される。
以上のように、本実施形態では、成膜中において、原料タンク51の筐体51a内の圧力を測定する圧力センサ80に基づいて、原料タンク51と処理容器10とを接続する供給管52に設けられたAPCバルブ54を制御する。したがって、Ru膜の形成処理において、処理容器10内の圧力によらず、原料タンク51内の圧力を一定にすることができる。そのため、処理容器10内の圧力によらない、原料ガスの一定供給を行うことができる。
また、原料タンク51内の圧力に関する制御を、APCバルブ54の開度の調整のみで行っているため、当該制御が容易である。
なお、本実施形態のように処理容器内10内の圧力と原料タンク51内の圧力とを独立して制御しているということは、処理容器内10内の圧力と、原料ガスの供給量とを独立に制御しているということを意味する。本実施形態では、処理容器内10内の圧力と、原料ガスの供給量とを独立に制御しているため、成膜処理に問題が生じた場合に、その問題が、処理容器10内の圧力に関する処理条件と原料ガスの供給量に関する処理条件とのどちらに起因しているかを切り分けることができる。
また、処理容器10内の構成が異なる場合(例えば邪魔板40の形状が変わっても)、処理容器10内のコンダクタンスも異なるようになるので、圧力センサ20での測定結果が同じでも、上記構成が異なる部分より上流側の圧力も異なってくる。したがって、処理容器10内の構成が異なる場合、特許文献1のような構成では、原料タンク内の圧力も異なり、原料ガスの供給量も異なってくる。それに対し、本実施形態では、原料タンク51の圧力を独立して制御しているため、処理容器10内の構成が異なる場合でも、同じ量の原料ガスを供給することができる。
なお、原料タンク51内の設定圧力は、処理容器10に対する圧力センサ20での測定結果に応じて、可変としてもよい。例えば、原料タンク51内の圧力と処理容器10内の圧力との差圧が一定になるように、圧力センサ20での測定結果が高いときは、原料タンク51内の圧力を高くし、圧力センサ20での測定結果が低いときは、原料タンク51内の圧力を低くするようにしてもよい。
さらに、本実施形態では、原料タンク51の筐体51aが高温になるようにしている。具体的には、原料タンク51の温度を、供給管52や処理容器10より高い温度であって、固体原料の分解温度未満の所定の温度(例えば90〜100℃)で一定になるようにしている。したがって、原料ガスの供給量を、原料タンク51の筐体51a内の圧力が処理容器10内の圧力より高くても、上記筐体51a内の圧力が処理容器10内の圧力と略等しいときと同等以上とすることができる。
なお、原料タンク51の筐体51aの温度は、原料タンク51内の設定圧力に応じて可変としてもよい。例えば、上記設定圧力が高いときは、原料タンク51の筐体51aの温度を高くしてもよい。これにより、個体原料が分解しない範囲で、原料ガスの供給量を増加させることができる。
さらにまた、本実施形態では、原料タンク51の筐体51aの温度を測定する温度センサ90として、白金を用いたものを用いている。したがって、温度センサ90での測定結果に基づいて、原料タンクの筐体51aの温度を高精度に制御することができ、原料ガスの供給量を高精度に制御することができる。
なお、処理容器10や供給管52,61に対する温度センサにも、白金を用いたセンサを用いている。したがって、処理容器10や供給管52、61の温度を高精度に制御することができる。
さらにまた、本実施形態では、ウェハ処理において、開閉弁53を開状態にしてから原料タンク51内の圧力が設定圧力に到達するまでの間、すなわち、Ru膜形成の初期段階において、APCバルブ54の開度を段階的に大きくしている。したがって、Ru膜形成の初期段階において、APCバルブ54を閉止している間に原料タンク51内に蓄積された原料ガスが、処理容器10内に大量に流れ込むのを防ぐことができる。
なお、以上の説明では、ウェハWの搬出入時やウェハWの加熱時に、開閉弁53及びAPCバルブ54の両方を閉状態としているが、APCバルブ54のみを閉状態とするようにしてもよい。
また、本実施形態では、処理容器10内の圧力より高い雰囲気すなわち高圧雰囲気の原料タンク51の筐体51aから、低圧雰囲気の処理容器10へ原料ガスを供給している。したがって、高圧雰囲気の原料タンク51からの原料ガスは、処理容器10内で膨張するため、処理空間SにおいてウェハWと反応する分子の数が多いので、成膜速度を高くすることができる。
なお、APCバルブ54は、処理容器10の直近に配置してもよく、より具体的には、処理容器10の天壁13の上面から当該APCバルブ54の下面までの距離が10mm以下となるように配置してもよい。原料タンク51から供給管52のAPCバルブ54までを原料ガスの収納容器と考えると、APCバルブ54を処理容器10の近くに配設しておくことで、上記収納容器内の原料ガスは処理容器10内に供給されるときに当該処理容器10の直近で初めて低圧化される。したがって、圧力勾配による原料ガスの分解等を処理容器10の天壁13の直近まで防ぐことができる。
(第2実施形態)
図3は、第2実施形態にかかる成膜装置1aの構成の概略を模式的に示す説明図であり、成膜装置1aの一部を断面で示している。
図3の成膜装置1aでは、供給管52における開閉弁53とAPCバルブ54との間に、排気バイパス管120の一端が接続されている。排気バイパス管120の他端は、排気装置24に接続されている。この排気バイパス管120により、処理容器10を介さずに原料タンク51と排気装置24とが通じている。排気バイパス管120には、当該排気バイパス管120の管路を開放または閉止する開閉弁121が設けられている。
なお、原料ガスが再固化し、排気バイパス管120の内壁に付着することを防止するため、排気バイパス管120を加熱する排気バイパス管加熱部(図示せず)が成膜装置1には設けられている。また、排気バイパス管120の温度制御のため、排気バイパス管120には、当該排気バイパス管120の温度を測定する温度センサ(図示せず)が設けられている。この温度センサでの測定結果は、制御部110に出力され、排気バイパス管120は制御部110に制御される。
続いて、成膜装置1aを用いて行われるウェハ処理について説明する。
第1実施形態の成膜装置1を用いたウェハ処理では、ウェハWの搬入出時等において、APCバルブ54は閉状態とされ、キャリアガス供給機構60にかかる開閉弁63は閉状態とされていた。
それに対し、成膜装置1aを用いて行われるウェハ処理では、ウェハWの搬入出時も含め、常時、APCバルブ54は圧力センサ80での測定結果に基づいてその開度が調整され、開閉弁63は開状態とされる。ただし、開閉弁53が閉状態とされている間は、排気バイパス管120に設けられた開閉弁121が開状態とされる。
そして、本ウェハ処理では、処理容器10への原料ガスの供給を開始する際、開閉弁53を閉状態から開状態とすると共に、開閉弁121を開状態から閉状態とする。これにより、開閉弁53を開状態とした直後に、大量の原料ガスが処理容器10内に流れ込むのを防いでいる。
なお、開閉弁53を閉状態から開状態とするときに、排気バイパス管120に設けられた開閉弁121を開状態のままとしてもよい。
(第3実施形態)
図4は、第3実施形態にかかる成膜装置1bの構成の概略を模式的に示す説明図であり、成膜装置1bの一部を断面で示している。
図4の成膜装置1bは、原料タンク51の筐体51aが、収容室R1の下流側に、原料ガスを蓄積するバッファ室R2を内部に有する。収容室R1とバッファ室R2との間は、開口51pを有する隔壁51nにより仕切られている。
本実施形態によれば、バッファ室R2に原料ガスを蓄積することができるため、原料ガスを処理容器10に安定的に供給することができる。
なお、本実施形態のようにバッファ室R2を設ける場合、圧力センサ80による圧力測定対象は、収容室R1ではなく、バッファ室R2としてもよい。また、キャリアガス供給機構60からのガスの供給先を、収容室R1ではなく、バッファ室R2としてもよい。
以上の説明では、原料タンク51の筐体51aを1つの加熱部で加熱していたが、筐体51aの領域を複数に分割し、領域毎に加熱部を設け、領域毎に温度制御を行うようにしてもよい。供給管52や処理容器10、キャリアガス供給管に対する加熱部についても同様である。なお、上述のように領域毎に加熱する場合、領域毎に1または複数の温度センサが設けられる。
また、上述のように領域毎に加熱する場合、供給管52、61等、各種弁や流量制御部が設けられている部材については、各種弁等が設けられている領域と他の領域とで区分してもよい。各種弁や流量制御部と配管とでは同じ加熱量であっても温度が異なることがあるからである。
各加熱部には、シリコンラバーヒータやジャケット式ヒータ、リボンヒータ等の各種ヒータを用いることができる。
また、原料タンク51の設定温度(具体的には筐体51aの設定温度)と、供給管52などの他の部分の設定温度は独立としてもよいが、原料タンク51の設定温度に応じて、上記他の部分の設定温度を変更するようにしてもよい。
以上の説明では、Ru膜に対する固体原料として、Ru(CO)12を用いていたが他の固体原料であってもよい。
また、固体原料の代わりに液体原料を用いてもよい。なお、固体原料とは、大気圧、室温で固体の原料を意味し、液体原料とは、大気圧、室温で液体の原料を意味する。
以上の説明では、Ru膜を成膜していた。しかし、本開示にかかる技術は、固体原料または液体原料を気化して生成した原料ガスを用いて他の膜を形成する装置にも適用することができる。
また、以上の説明では、キャリアガスとしてCOガスを用いていたが、Arガスなどの希ガスやN等の不活性ガスを用いることができる。ただし、COガスを用いることで、原料ガスの分解を防ぐことができる。
なお、以上の説明では、開閉弁53の上流側にAPCバルブ54が設けられていたが、開閉弁53の下流側にAPCバルブ54を設けてもよい。また、開閉弁53を省略し、開閉弁53の位置、すなわち、供給管52における処理容器10側の位置に、APCバルブ54を設けるようにしてもよい。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。上記の実施形態は、添付の請求の範囲及びその主旨を逸脱することなく、様々な形態で省略、置換、変更されてもよい。
なお、以下のような構成も本開示の技術的範囲に属する。
(1)基板に所定の膜を形成する成膜装置であって、
減圧可能に構成され、前記基板を収容する処理容器と、
液体原料または固体原料を貯留する原料タンクと、
前記液体原料または前記固体原料が前記原料タンク内で気化して生成された原料ガスが前記処理容器に供給されるよう、前記原料タンクと前記処理容器とを接続する供給管と、
前記供給管に設けられた、開度可変な圧力調整弁と、
前記原料タンク内の圧力を測定する圧力センサと、
前記圧力センサでの測定結果に基づいて、前記圧力調整弁を制御する制御部と、を有する、成膜装置。
前記(1)では、原料タンク内の圧力を測定する圧力センサでの測定結果に基づいて、原料タンクと処理容器とを接続する供給管に設けられた圧力調整弁を制御する。したがって、所定の膜の形成処理において、処理容器内の圧力によらず、原料タンク内の圧力を一定にすることができる。そのため、処理容器内の圧力によらない、原料ガスの一定供給を行うことができる。
(2)前記制御部は、成膜時において、前記原料タンク内の圧力が前記処理容器内の圧力より高くなるように前記圧力調整弁を制御する、前記(1)に記載の成膜装置。
(3)前記原料タンクの温度を測定する温度センサと、
前記原料タンクを加熱する加熱部と、を有し、
前記制御部はさらに、前記温度センサでの測定結果に基づいて、前記原料タンクの温度が前記供給管の温度より高くなるように、前記加熱部を制御する、前記(1)または(2)に記載の成膜装置。
前記(3)によれば、原料タンクが高温になるようにしているため、原料ガスの供給量を、原料タンク内の圧力が処理容器内の圧力より高くても、原料タンク内の圧力が処理容器内の圧力と略等しいときと同等以上とすることができる。
(4)前記温度センサは、白金を用いたものである、前記(3)に記載の成膜装置。
前記(4)によれば、高精度に原料タンクの温度を制御することができ、原料ガスの供給量を高精度に制御することができる。
(5)前記原料タンクは、前記液体原料または前記固体原料を収容する収容室の下流側に、原料ガスを蓄積するバッファ室を有する、前記(1)〜(4)のいずれか1に記載の成膜装置。
(6)前記原料タンクにキャリアガスを供給するキャリアガス供給機構をさらに有する、前記(1)〜(5)のいずれか1に記載の成膜装置。
(7)前記所定の膜は、ルテニウム膜である、前記(1)〜(6)のいずれか1に記載の成膜装置。
(8)基板に所定の膜を形成する成膜装置の処理容器内に原料ガスを供給する原料ガス供給方法であって、
液体原料または固体原料を貯留する原料タンク内の圧力に基づいて、前記原料タンクと前記処理容器とを接続する供給管に設けられた圧力調整弁の開度を調整する工程と、
前記原料タンク内の前記液体原料または前記固体原料を気化させ前記原料ガスを生成する工程と、
生成された原料ガスを前記供給管を介して前記処理容器に供給する工程と、を有する、原料ガスの供給方法。
1、1a、1b 成膜装置
10 処理容器
51 原料タンク
52 供給管
54 APCバルブ
80 圧力センサ
110 制御部
W ウェハ

Claims (8)

  1. 基板に所定の膜を形成する成膜装置であって、
    減圧可能に構成され、前記基板を収容する処理容器と、
    液体原料または固体原料を貯留する原料タンクと、
    前記液体原料または前記固体原料が前記原料タンク内で気化して生成された原料ガスが前記処理容器に供給されるよう、前記原料タンクと前記処理容器とを接続する供給管と、
    前記供給管に設けられた、開度可変な圧力調整弁と、
    前記原料タンク内の圧力を測定する圧力センサと、
    前記圧力センサでの測定結果に基づいて、前記圧力調整弁を制御する制御部と、を有する、成膜装置。
  2. 前記制御部は、成膜時において、前記原料タンク内の圧力が前記処理容器内の圧力より高くなるように前記圧力調整弁を制御する、請求項1に記載の成膜装置。
  3. 前記原料タンクの温度を測定する温度センサと、
    前記原料タンクを加熱する加熱部と、を有し、
    前記制御部はさらに、前記温度センサでの測定結果に基づいて、前記原料タンクの温度が前記供給管の温度より高くなるように、前記加熱部を制御する、請求項1または2に記載の成膜装置。
  4. 前記温度センサは、白金を用いたものである、請求項3に記載の成膜装置。
  5. 前記原料タンクは、前記液体原料または固体原料を収容する原料室の下流側に、原料ガスを蓄積するバッファ室を有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の成膜装置。
  6. 前記原料タンクにキャリアガスを供給するキャリアガス供給機構をさらに有する、請求項1〜5のいずれか1項に記載の成膜装置。
  7. 前記所定の膜は、ルテニウム膜である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の成膜装置。
  8. 基板に所定の膜を形成する成膜装置の処理容器内に原料ガスを供給する原料ガス供給方法であって、
    液体原料または固体原料を貯留する原料タンク内の圧力に基づいて、前記原料タンクと前記処理容器とを接続する供給管に設けられた圧力調整弁の開度を調整する工程と、
    前記原料タンク内の前記液体原料または前記固体原料を気化させ前記原料ガスを生成する工程と、
    生成された原料ガスを前記供給管を介して前記処理容器に供給する工程と、を有する、原料ガスの供給方法。
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