JP2020128195A - サスペンションアクスル - Google Patents

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俊宏 河津
Toshihiro Kawazu
俊宏 河津
摂 木下
Setsu Kinoshita
摂 木下
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Abstract

【課題】トレーリングアームに対するキャリアブラケットの取り付けの手間を軽減しながら、当該取り付け部位の取り付け強度を可及的に向上可能とするサスペンションアクスルの提供。【解決手段】サスペンションアクスル1は、外形が四角い形状のトーションビーム2、左右のトレーリングアーム3,4と、左右のキャリアブラケット5,6と、左右のアクスルユニット7,8と、を備える。キャリアブラケット5,6は、板状のブラケットボディ51,61と、上側突片53,63と、下側突片(右側のみ記載、64)と、を有する。上側突片53,63の先端側が、トレーリングアーム3,4の長手方向に沿うように湾曲されている。この湾曲部分を湾曲部55,65と言う。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば自動車の後部に用いられるサスペンションアクスルに関する。
例えば特許文献1には、自動車の後部のサスペンション構造が記載されている。このサスペンション構造は、車幅方向に延びるトーションビームと、このトーションビームの左端および右端に連結される左右のトレーリングアームと、各トレーリングアームにそれぞれ取り付けられる左右のアクスルブラケットと、各アクスルブラケットにそれぞれ取り付けられる左右のアクスルユニットと、を備えている。
前記アクスルブラケットには、第1、第2補助部材が設けられており、第1、第2補助部材が前記トレーリングアームに溶接されている。
前記アクスルユニットは、ハブと、ハウジングと、を備えている。前記ハブには、ブレーキディスク、ブレーキキャリパならびに車輪等が取り付けられる。前記ハウジングは、前記ハブの軸部を多数のボールを介して回転自在に支持する。
特開2018−161987号公報
上記特許文献1では、前記第2補助部材の先端を爪形状にし、この第2補助部材を前記トレーリングアームの内側縦壁の上角部に引っ掛けるようにしており、そのために、前記第2補助部材を前記トレーリングアームに溶接するための際に、位置合わせするときの作業に手間がかかることが懸念される。
仮に、前記第2補助部材の先端を爪形状とせずに平坦にすれば、前記位置合わせが簡単に行えるようになるが、その場合には、前記アクスルブラケットに入力される車両左右方向の荷重が前記第2補助部材の先端に集中して溶接剥がれを起こしやすくなることが懸念される。
このような事情に鑑み、本発明は、トレーリングアームに対するキャリアブラケットの取り付けの手間を軽減しながら、当該取り付け部位の取り付け強度を可及的に向上可能とするサスペンションアクスルの提供を目的としている。
本発明に係るサスペンションアクスルは、車両左右方向に延びるトーションビームと、このトーションビームの左端および右端に連結される左右のトレーリングアームと、各トレーリングアームにそれぞれ取り付けられる左右のキャリアブラケットと、各キャリアブラケットにそれぞれ取り付けられる左右のアクスルユニットと、を備え、前記トレーリングアームは、外形が四角い形状とされ、前記キャリアブラケットは、前記アクスルユニットが取り付けられる板状のブラケットボディと、このブラケットボディの一側および他側から車両左右方向の内側へ向けて突出して前記トレーリングアームの上壁部に沿うように当接されて接合される上側突片と、前記ブラケットボディの一側および他側から車両左右方向の内側へ向けて突出して前記トレーリングアームの下壁部に沿うように当接されて接合される下側突片と、を有し、前記上側突片の先端側が、前記トレーリングアームの長手方向に沿うように湾曲されている、ことを特徴としている。
この構成によれば、前記トレーリングアームに前記キャリアブラケットを取り付ける際には、前記トレーリングアームの外側から前記キャリアブラケットを横方向にスライドさせて、当該キャリアブラケットの上側突片と下側突片とブラケットボディとで作る横向き凹状の空間部分を前記トレーリングアームの外側から嵌め合わせることにより、前記上側突片を前記トレーリングアームの上壁部に沿わせるように当接させるとともに、前記下側突片を前記トレーリングアームの下壁部に沿わせるように当接させて、当該各当接部分を溶接等により接合することが可能になる。
このような接合形態では、前記キャリアブラケットを横方向に直線的にスライドさせるだけの簡単な作業でもって前記トレーリングアームに確実に位置合わせすることが可能になるとともに、当該位置合わせ作業を行うための設備を簡素にすることが可能になる。
また、前記上側突片の先端側の湾曲部分の存在により、前記湾曲部分を設けない場合に比べると、前記トレーリングアームの上壁部に対する前記上側突片全体の当接領域が長くなるので、当該当接領域の接合強度(取り付け強度に相当)が可及的に向上することになる。
しかも、前記湾曲部分の存在により、上述したサスペンションアクスルにおいて前記キャリアブラケットに車両左右方向の荷重が入力されたときに、前記上側突片の先端への応力集中を緩和することが可能になるので、前記接合部分が剥がれにくくなる。
本発明によれば、トレーリングアームに対するキャリアブラケットの取り付けの手間を軽減しながら、当該取り付け部位の取り付け強度を可及的に向上可能とするサスペンションアクスルを提供することができる。
本発明に係るサスペンションアクスルの一実施形態を示す斜視図である。 図1の一部を拡大して示す図である。 トレーリングアームにキャリアブラケットを取り付けるときの様子を示す図である。
以下、本発明を実施するための最良の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。
図1から図3に本発明の一実施形態を示している。図中、1はサスペンションアクスルである。
このサスペンションアクスル1は、トーションビーム2、左右のトレーリングアーム3,4、左右のキャリアブラケット5,6、左右のアクスルユニット(図2は右側のみ記載7)等を備えている。
トーションビーム2は、車幅方向に延びるように車体に組み付けられる。このトーションビーム2の左端および右端には、トレーリングアーム3,4が連結されている。なお、トーションビーム2にトレーリングアーム3,4を連結した組立体を中間ビームと呼んでいる。
トレーリングアーム3,4は、図3に示すように、車両左右方向で二つの部材を接合することにより、外形がほぼ四角い形状の中空構造とされている。
キャリアブラケット5,6は、各トレーリングアーム3,4にそれぞれ取り付けられている。このキャリアブラケット5,6は、ブラケットボディ51,61の左右に側壁部52,62を設けた構成である。
ブラケットボディ51,61は、板状に形成されており、アクスルユニット7が取り付けられる。
側壁部52,62は、ブラケットボディ51,61の左側および右側から車両左右方向の内側へ向けて突出されていて、突出方向の先端側から付け根側へ凹む横向きの凹状部(図2は右側のみ記載62a)が設けられている。
この凹状部62aを設けることによって、側壁部52,62の上側と下側とに突片が作られている。上側突片に符号53,63を付しているが、下側突片は図において右側のみを記載して符号64を付している。
上側突片53,63は、トレーリングアーム3,4の上壁部に沿うように当接され、下側突片64は、トレーリングアーム3,4の下壁部に沿うように当接される。
アクスルユニット7は、各キャリアブラケット5,6にそれぞれ取り付けられている。
このアクスルユニット7は、詳細に図示していないが、例えばブレーキディスク、ブレーキキャリパならびに車輪等が取り付けられるハブベアリングや、図2に示すようなブレーキディスクカバー8を含む。
この実施形態では、トレーリングアーム3,4に対するキャリアブラケット5,6の取り付けの手間を軽減しながら、当該取り付け強度を可及的に向上するように工夫している。
具体的に、上側突片53,63の先端側は、トレーリングアーム3,4の長手方向に沿うように湾曲されている。この湾曲部分を湾曲部55,65と言う。
この湾曲部55,65は、上側突片53,63の先端側を途中部位に対してほぼ直交するように屈曲させることにより形成されており、当該途中部位と前記先端側との交差部位を丸く湾曲させるようにしている。この湾曲部55,65は上側突片53,63と同様にトレーリングアーム3,4の上壁部に当接される。
そして、トレーリングアーム3,4にキャリアブラケット5,6を取り付ける際には、図3の二点鎖線で示すように、トレーリングアーム3,4の外側からキャリアブラケット5,6を横方向にスライドさせて、キャリアブラケット5,6の側壁部52,62の横向きの凹状部62a(上側突片53,63と下側突片64とブラケットボディ51,61とで作る横向き凹状の空間部分)をトレーリングアーム3,4の外側から嵌め合わせることにより、上側突片53,63および湾曲部55,65をトレーリングアーム3,4の上壁部に沿わせるように当接させるとともに、下側突片64をトレーリングアーム3,4の下壁部に沿わせるように当接させて、当該各当接部分を溶接等により接合する。
このような接合形態では、キャリアブラケット5,6を横方向に直線的にスライドさせるだけの簡単な作業でもってトレーリングアーム3,4に確実に位置合わせすることが可能になるとともに、当該位置合わせ作業を行うための設備を簡素にすることが可能になる。
また、上側突片53,63の先端側の湾曲部55,65の存在により、湾曲部55,65を設けない場合に比べると、トレーリングアーム3,4の上壁部に対する上側突片53,63全体の当接領域が長くなるので、当該当接領域の接合強度(取り付け強度に相当)が可及的に向上することになる。
しかも、前記湾曲部55,65の存在により、上述したサスペンションアクスル1においてキャリアブラケット5,6に入力される車両左右方向の荷重に対し、上側突片53,63の先端への応力集中を緩和することが可能になるので、前記接合部分が剥がれにくくなる。
以上説明したことから、本発明を適用した実施形態によれば、トレーリングアーム3,4に対するキャリアブラケット5,6の取り付けの手間を軽減しながら、当該取り付け部位の取り付け強度を可及的に向上することが可能になる。
ところで、上記のような位置合わせ作業であれば、車種毎に異なるトレッドに関係なく、前記接合作業時に用いる治具を共通利用できるようになる。
具体的に、車種毎にトレッドが異なる場合、トレッドの大小に応じて個別に専用のキャリアブラケット5,6を用いる必要があるが、その場合、例えば図示していないが、前記各専用のキャリアブラケット5,6の側壁部52,62の突出寸法を前記トレッドに対応付けて大小変更するようにしておけば、当該キャリアブラケット5,6をトレーリングアーム3,4に接合する際の位置合わせ作業の設備を共通利用できるようになるとともに、前記接合作業時に用いる治具を共通利用できるようになる。
なお、本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、特許請求の範囲内および当該範囲と均等の範囲内で適宜に変更することが可能である。
例えば上記実施形態では、湾曲部55,65を外向きに湾曲させた例を挙げているが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、例えば図示していないが、湾曲部55,65を内向きに湾曲させることも可能である。
例えば形態にすることが可能であり、このような形態も本発明に含まれる。
本発明は、自動車の後部に用いられるサスペンションアクスルに好適に利用することが可能である。
1 サスペンションアクスル
2 トーションビーム
3 左側のトレーリングアーム
4 右側のトレーリングアーム
5 左側のキャリアブラケット
51 ブラケットボディ
52 側壁部
53 左右の上側突片
55 湾曲部
6 右側のキャリアブラケット
61 ブラケットボディ
62 側壁部
62a 凹状部
63 左右の上側突片
64 左右の下側突片
65 湾曲部
7 右側のアクスルユニット
8 ブレーキディスクカバー

Claims (1)

  1. 車両左右方向に延びるトーションビームと、このトーションビームの左端および右端に連結される左右のトレーリングアームと、各トレーリングアームにそれぞれ取り付けられる左右のキャリアブラケットと、各キャリアブラケットにそれぞれ取り付けられる左右のアクスルユニットと、を備え、
    前記トレーリングアームは、外形が四角い形状とされ、
    前記キャリアブラケットは、前記アクスルユニットが取り付けられる板状のブラケットボディと、このブラケットボディの一側および他側から車両左右方向の内側へ向けて突出して前記トレーリングアームの上壁部に沿うように当接されて接合される上側突片と、前記ブラケットボディの一側および他側から車両左右方向の内側へ向けて突出して前記トレーリングアームの下壁部に沿うように当接されて接合される下側突片と、を有し、
    前記上側突片の先端側が、前記トレーリングアームの長手方向に沿うように湾曲されている、ことを特徴とするサスペンションアクスル。
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