JP2020123608A - 薄膜サーミスタ及び圧電デバイス - Google Patents

薄膜サーミスタ及び圧電デバイス Download PDF

Info

Publication number
JP2020123608A
JP2020123608A JP2019012917A JP2019012917A JP2020123608A JP 2020123608 A JP2020123608 A JP 2020123608A JP 2019012917 A JP2019012917 A JP 2019012917A JP 2019012917 A JP2019012917 A JP 2019012917A JP 2020123608 A JP2020123608 A JP 2020123608A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
thin film
electrode
film
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019012917A
Other languages
English (en)
Inventor
一生 福井
Kazumasa Fukui
一生 福井
村上 達也
Tatsuya Murakami
達也 村上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daishinku Corp
Original Assignee
Daishinku Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daishinku Corp filed Critical Daishinku Corp
Priority to JP2019012917A priority Critical patent/JP2020123608A/ja
Publication of JP2020123608A publication Critical patent/JP2020123608A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Resistors (AREA)
  • Thermistors And Varistors (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Abstract

【課題】経時的な特性の変動を可及的に抑制した薄膜サーミスタ及びそれを備える圧電デバイスを提供する。【解決手段】薄膜サーミスタ1において、感温抵抗体膜5及び電極膜6が形成されたベース2に、リッド3が接合されて、感温抵抗体膜5及び電極膜6が、ベース2とリッド3との間の内部空間に気密に封止されている。内部空間は、真空にされているか又は不活性ガスが充填されていることが好ましい。パッケージは、基板が収納される収納凹部を有するベースと、該ベースに接合されて、収納凹部を気密に封止して内部空間を形成する蓋体とを備えることがさらに好ましい。【選択図】図2

Description

本発明は、温度センサとして用いられる薄膜サーミスタ、及び、該薄膜サーミスタを備えた圧電振動子等の圧電デバイスに関する。
薄膜サーミスタとして、例えば、特許文献1に記載されているように、絶縁性基板上に、サーミスタ薄膜を形成し、このサーミスタ薄膜上に間隔をあけて一対の電極を形成したものがある。
特公平3−54843号公報
このような薄膜サーミスタでは、サーミスタ薄膜は、大気に露出した状態であるので、時間の経過に伴って、大気中の酸素や水分を吸蔵して抵抗値や感度を示すB定数等の特性が変動するという課題がある。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであって、経時的な特性の変動を可及的に抑制した薄膜サーミスタ及びそれを備える圧電デバイスを提供することを目的とする。
本発明では、上記目的を達成するために、次のように構成している。
すなわち、本発明の薄膜サーミスタは、感温抵抗体膜及び電極膜が形成された絶縁性の基板を備え、少なくとも前記感温抵抗体膜及び前記電極膜が、パッケージの内部空間に気密に封止されている。
本発明によれば、少なくとも感温抵抗体膜及び電極膜が、パッケージの内部空間に気密に封止されているので、感温抵抗体膜及び電極膜が大気中に露出されて、大気中の酸素や水分を吸蔵して抵抗値等の特性が変動するのを抑制することができる。
本発明の薄膜サーミスタでは、前記内部空間は、真空にされ、又は、不活性ガスが充填されているのが好ましい。
上記構成によれば、少なくとも感温抵抗体膜及び電極膜が封止される内部空間は、真空、あるいは、不活性ガスが充填されているので、感温抵抗体膜等が酸素や水分を吸蔵することがない。
本発明の薄膜サーミスタでは、前記パッケージは、前記基板が収納される収納凹部を有するベースと、該ベースに接合されて、前記収納凹部を気密に封止して前記内部空間を形成する蓋体とを備える構成としてもよい。
上記構成によれば、感温抵抗体膜及び電極膜が形成された基板は、ベースの収納凹部に収納され、このベースに蓋体が接合されて、前記収納凹部が気密に封止されるので、感温抵抗体膜及び電極膜が、大気中の酸素や水分を吸蔵して抵抗値等の特性が変動するのを抑制することができる。
本発明の薄膜サーミスタでは、前記基板を第1基板として備えると共に、前記第1基板とは異なる第2基板を備え、前記第1基板及び前記第2基板の両基板が接合されて、前記パッケージが構成されていると共に、前記両基板間に、前記感温抵抗体膜及び前記電極膜を気密に封止する前記内部空間が形成される構成としてもよい。
上記構成によれば、感温抵抗体膜及び電極膜が形成された第1基板と、第2基板とを接合して、両基板間に形成される内部空間に、感温抵抗体膜及び電極膜を気密に封止するので、感温抵抗体膜及び電極膜が、大気中の酸素や水分を吸蔵して抵抗値等の特性が変動するのを抑制することができる。また、第1基板と第2基板とを接合して両基板間に内部空間を形成するので、ベースの収納凹部に基板を収納して蓋体を接合する場合に比べて、薄型化(低背化)を図ることができる。
本発明の薄膜サーミスタでは、前記両基板は、互いに接合される側の面に、前記両基板の接合状態における平面視で、前記感温抵抗体膜及び前記電極膜を囲むように形成された環状の接合部をそれぞれ有し、前記両基板の前記接合部が互いに接合されて、前記内部空間が形成される構成としてもよい。
上記構成によれば、両基板の環状の接合部同士を接合させることによって、両基板間には、環状の接合部によって囲まれた内部空間が形成されると共に、この内部空間内に、感温抵抗体膜及び電極膜が、気密に封止される。
本発明の薄膜サーミスタでは、前記両基板の少なくとも一方の基板には、前記環状の前記接合部によって囲まれる領域内に凹部が形成される構成としてもよい。
上記構成によれば、少なくとも一方の基板には、環状の接合部によって囲まれる領域、すなわち、感温抵抗体膜及び電極膜が形成されている領域に対応して、凹部が形成されているので、感温抵抗体膜上に電極膜を積層した場合に、その積層した膜の厚みが、環状の接合部の厚みよりも厚くても、その厚み分を凹部によって吸収して、両基板間に形成される内部空間に、感温抵抗体膜及び電極膜を収納することができる。
本発明の薄膜サーミスタでは、前記両基板の一方の基板を、外部接続端子を有するベースとし、他方の基板を、前記ベースに接合される蓋体としてもよい。
上記構成によれば、ベースと蓋体とを接合することによって、ベースと蓋体との間の内部空間に、ベース又は蓋体に形成されている感温抵抗体膜及び電極膜を気密に封止することができる。また、当該薄膜サーミスタを、ベース外面の外部接続端子を介して他の基板等に搭載することができる。
本発明の薄膜サーミスタでは、前記ベースは、その厚み方向に貫通して、前記電極膜と前記外部接続端子とを電気的に接続する貫通電極を有する構成としてもよい。
上記構成によれば、ベース外面の外部接続電極と、ベースと蓋体との間の内部空間に気密に封止された電極膜とを、貫通電極を介することによって、薄膜サーミスタの外部に配線を引き回すことなく、より短い経路で電気的に接続することができる。
本発明の薄膜サーミスタでは、前記ベース又は前記蓋体は、前記貫通電極に電気的に接続された前記電極膜から延出された引出し電極に接合されて、前記貫通電極を封止する封止部を有する構成としてもよい。
上記構成によれば、電極膜から延出された引出し電極の部分に、電極膜と外部接続端子とを電気的に接続する貫通電極を形成しておくことによって、ベースと蓋体とを接合すると、電極膜から延出された引出し電極と封止部とが接合されることになる。これによって、電極膜を外部接続端子に接続する貫通電極を、引出し電極と封止部との接合によって封止する、すなわち、貫通電極を閉塞することが可能となり、ベースと蓋体との間に形成される内部空間の気密性を確保することができる。
本発明の薄膜サーミスタでは、前記貫通電極は、封止材が充填されて封止されてもよい。
上記構成によれば、貫通電極に、樹脂等の封止材を充填してベースと蓋体との間に形成される内部空間の気密性を確保してもよい。
本発明の薄膜サーミスタでは、前記感温抵抗体膜を、窒素および酸素を含有成分として含むクロム膜にて構成してもよい。
上記構成によれば、従来に比べてB定数の向上を図ることが可能となる。
本発明の圧電デバイスは、上記の本発明に係る薄膜サーミスタと圧電振動子とを備えている。
本発明によれば、経時的な特性の変動を可及的に抑制した薄膜サーミスタを備えた圧電振動子を得ることができる。
本発明によれば、少なくとも感温抵抗体膜及び電極膜が、パッケージの内部空間に気密に封止されているので、感温抵抗体膜及び電極膜が、大気中の酸素や水分を吸蔵して抵抗値等の特性が変動するのを抑制することができる。
図1は本発明の一実施形態に係る薄膜サーミスタの斜視図である。 図2は図1のA−A線に沿う拡大した概略断面図である。 図3はベースの接合面を示す概略平面図である。 図4はベースの底面を示す概略平面図である。 図5はリッドの接合面を示す概略平面図である。 図6は本発明の他の実施形態に係る薄膜サーミスタの図2に対応する概略断面図である。 図7は図6のベースの接合面を示す概略平面図である。 図8は図6のリッドの接合面を示す概略平面図である。 図9は本発明の更に他の実施形態に係る薄膜サーミスタの図2に対応する概略断面図である。 図10は図9のリッドの接合面を示す概略平面図である。 図11は本発明の更に他の実施形態に係る薄膜サーミスタの概略断面図である。 図12は図11のリッドを取外した状態の平面図である。 図13は本発明の一実施形態に係る温度センサ内蔵水晶振動子の概略断面図である。 図14は本発明の他の実施形態に係る温度センサ内蔵水晶振動子の概略断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の一実施形態に係る薄膜サーミスタの斜視図であり、図2は、図1のA−A線に沿う拡大した概略断面図である。
この実施形態の薄膜サーミスタ1は、ベース2と、このベース2に接合される蓋体としてのリッド3とを備えている。ベース2にリッド3が接合されて構成される薄膜サーミスタ1のパッケージは、直方体であって、平面視矩形である。この実施形態の薄膜サーミスタ1のパッケージサイズは、平面視で、例えば、1.0mm×0.8mmであり、その高さは、例えば、0.08mmあり、小型化及び低背化を図っている。なお、パッケージサイズは、上記に限定されるものではない。これよりも小さいサイズ、あるいは、大きいサイズであってもよい。
図3は第1基板としてのベース2の一方の主面側である、リッド3が接合される側の面(以下「接合面」という)を示す概略平面図であり、図4はベース2の他方の主面側である底面を示す底面図である。
この実施形態のベース2は、絶縁性基板、例えば、ATカット水晶板からなり、その両主面が、XZ´平面である。
ベース2の接合面上には、ベース2の長辺に沿う方向(図3の左右方向)に長い平面視矩形の感温抵抗体膜5が形成されている。この感温抵抗体膜5は、例えば、スパッタリングによって成膜され、フォトレジストを用いたエッチング処理によって形成される。この実施形態では、感温抵抗体膜5の厚みは、例えば、200nmである。
この感温抵抗体膜5上には、間隔を空けて対向する一対の電極膜6,6が、平面視矩形のベース2の各短辺を二等分するように長辺に沿って延びる中心線(図示せず)に対称に形成されている。各電極膜6,6は、ベース2の短辺に沿う方向(図3の上下方向)が、感温抵抗体膜5の外方までそれぞれ延びている。各電極膜6,6の、ベース2の長辺に沿う方向の中央部からは、近接する各長辺に向かって引出し電極61,61がそれぞれ延出されている。引出し電極61,61を除く各電極膜6,6は、平面視矩形である。各引出し電極61,61は、一定の幅を有し、その延出端部の幅方向の両側が円弧状に形成されると共に、端縁がベース2の長辺に平行な直線状に形成されている。各引出し電極61,61の中央部には、後述の貫通電極9,9がそれぞれ形成されている。
ベース2の接合面上には、ベース2を、リッド3に接合して封止するための接合部としての封止用接合パターン7が、ベース2の全周に亘って、その外周縁に沿うように矩形環状に形成されている。この封止用接合パターン7によって囲まれた領域内に、上記感温抵抗体膜5、電極膜6,6及び引出し電極61,61が形成されている。
ベース2の裏面には、図4に示すように、当該薄膜サーミスタ1を、外部の回路基板等に実装するための一対の外部接続端子8,8が、ベース2の対向する各長辺寄りにそれぞれ形成されている。各外部接続端子8,8は、平面視矩形であり、ベース2の前記各長辺及び両短辺の外周縁に沿うようにそれぞれ形成されている。
ベース2には、接合面と底面との両主面間を貫通する一対の貫通電極9,9が形成されている。各貫通電極9,9は、貫通孔の内壁面に金属膜が被着されて構成されている。各貫通電極9,9は、その一端が、ベース2の接合面の各引出し電極61,61の形成領域に位置し、その他端が、ベース2の底面の各外部接続端子8,8の形成領域に位置している。すなわち、各貫通電極9,9は、ベース2の接合面の各引出し電極61,61と、底面の各外部接続端子8,8とをそれぞれ電気的に接続する。
この実施形態では、ベース2の感温抵抗体膜5は、クロム(Cr)、窒素(N)、及び、酸素(O)を含有している。具体的には、感温抵抗膜5は、窒素、酸素を含有するクロム膜にて構成されている。このように感温抵抗膜5を、窒素、酸素を含有するクロム膜で構成することによって、従来に比べてB定数の向上を図ることが可能となる。すなわち、従来の薄膜サーミスタはチップサーミスタに比べるとB定数が小さく、圧電デバイスにおいて求められる特性を満たさないことも多い。このため、圧電デバイスにおいて薄膜サーミスタを使用することができず、やむを得ずチップサーミスタを用いているのが現状である。
本実施形態によれば、従来では薄膜サーミスタが使用できなかった圧電デバイスに対しても、薄膜サーミスタを適用することが可能となる。
感温抵抗体膜5を構成する材料は、上記に限らず、他の材料であってもよい。
ベース2の電極膜6,6、封止用接合パターン7、及び、外部接続端子8,8は、例えば、TiまたはCr(この実施形態では、Ti)からなる下地層上に、例えば、Au層が積層形成されて構成されている。この下地層及びAu層は、例えば、スパッタリングによって成膜され、フォトレジストを用いたエッチング処理によって所定形状に形成されている。
この実施形態では、下地層の厚みは、例えば、70Åであり、Au層の厚みは、例えば、2000Åである。
図5は、第2基板としてのリッド3の一方の主面側である、ベース2に接合される側の面(以下「接合面」という)を示す概略平面図である。
この実施形態のリッド3は、絶縁性基板、例えば、ATカット水晶板からなり、その両主面が、XZ´平面である。
リッド3の接合面には、ベース2の感温抵抗体膜5及び一対の電極膜6,6が形成された領域よりやや広い領域に対応して、窪んだ矩形の凹部11が形成されている。
リッド3の接合面には、ベース2に当該リッド3を接合して封止するための接合部としての封止用接合パターン12が、ベース2の封止用接合パターン7に対応するように、リッド3の全周に亘って、その外周縁に沿うように矩形環状に形成されている。この封止用接合パターン12によって囲まれた領域内に、窪んだ上記凹部11が形成されている。
平面視矩形のリッド3の各長辺寄りの中央部には、封止用接合パターン12と凹部11との間に、封止部としての封止用接合パターン13,13がそれぞれ形成されている。各封止用接合パターン13,13は、ベース2の各引出し電極61,61にそれぞれ対応する位置に形成されている。各封止用接合パターン13,13は、リッド3の長辺に沿う方向(図5の左右方向)の長さが短辺に沿う方向(図5の上下方向)の長さよりやや長い長円形となっている。
リッド3の封止用接合パターン12,13は、ベース2の電極膜6,6や封止用接合パターン7と同様に、例えば、TiまたはCr(この実施形態では、Ti)からなる下地層上に、例えば、Au層が積層形成され、同様の厚みを有している。
この実施形態の薄膜サーミスタ1では、ベース2とリッド3とが重ね合わされて、接合用金属膜同士が拡散接合される。具体的には、ベース2の環状の封止用接合パターン7とリッド3の環状の封止用接合パターン12とが拡散接合されると共に、ベース2の貫通電極9,9の周囲の引出し電極61,61とリッド3の封止用接合パターン13,13とが拡散接合される。ベース2の引出し電極61,61とリッド3の封止用接合パターン13,13との拡散接合によって、貫通電極9,9が封止される、すなわち、貫通電極9,9,の貫通孔が閉塞される。
この場合、ベース2の封止用接合パターン7及びリッド3の封止用接合パターン12自身が拡散接合後に生成される接合材となる。また、ベース2の引出し電極61,61及びリッド3の封止用接合パターン13,13自身が拡散接合後に生成される接合材となる。
このベース2とリッド3との接合は、真空雰囲気中、または、窒素ガス等の不活性ガス雰囲気中、この例では、真空雰囲気中で行われる。
これによって、ベース2の矩形環状の封止用接合パターン7とリッド3の矩形環状の封止用接合パターン13で囲まれた内側の領域に、感温抵抗体膜5及び電極膜6,6が収容されて気密に封止された真空の内部空間が構成される。
この拡散接合を、加圧した状態で行うことによって、接合材の接合強度を向上させることが可能である。
ベース2の接合面において、感温抵抗体膜5上に形成された電極膜6,6の部分は、両膜5,6が積層されるので、他の部分に比べて、全体の膜厚が厚くなるが、上記のようにリッド3の接合面には、窪んだ凹部11が形成されているので、電極膜6,6が、リッド3の接合面に接することなく、内部空間に収納される。
このように平板状のベース2とリッド3とを接合してパッケージが構成されるので、薄型化(低背化)を図ることができる。
本実施形態によれば、感温抵抗体膜5及び電極膜6が、ベース2とリッド3との間の内部空間に気密に真空封止されているので、感温抵抗体膜5及び電極膜6が、大気中の酸素や水分を吸蔵して、抵抗値等の特性が変動するのを抑制することができる。
なお、感温抵抗体膜及び電極膜が、大気中に露出している場合と、真空中にある場合との抵抗値の変動を、次のようにして評価した。
すなわち、絶縁性の基板上に感温抵抗体膜及び電極膜を形成したサンプル基板を作製し、加熱処理して、大気中に保管した場合と、真空中に保管した場合との抵抗値の変化を測定した。
具体的には、ガラス基板上に、上記材料からなる感温抵抗体膜及び電極膜を形成した3種類のサンプル基板を作製した。各サンプル基板は、感温抵抗体膜の膜厚を異ならせたものであって、感温抵抗体膜の厚さを、200nm、300nm、400nmとした3種類である。
各サンプル基板を、250℃のオーブンに入れて略1時間が経過した後に、オーブンから取り出し、サンプル基板の温度が、室温まで低下した時点で抵抗値を測定した。
その後、再び、250℃のオーブンに入れて略1時間が経過した後に、オーブンから取り出し、サンプル基板の温度が、室温まで低下した時点で抵抗値を測定するという作業を繰り返した。
いずれのサンプル基板も250℃のオーブンによる加熱の積算時間が、約11時間以上になると、急激な抵抗値の低下は見られず、抵抗値が安定する傾向を示した。
抵抗値が安定する傾向を示した以降において、抵抗値を測定したサンプル基板を、大気中に室温で数時間保管し、あるいは、真空チャンバ内に室温で数時間保管し、再度、抵抗値を測定した。抵抗値を再測定したサンプル基板は、再び、250℃のオーブンに入れて、上記と同様に略1時間の加熱時間が経過した後に抵抗値を測定する作業を繰り返し、適宜の時点で、上記のように、抵抗値を測定したサンプル基板を、大気中に室温で数時間保管し、あるいは、真空チャンバ内に室温で数時間保管し、再度、抵抗値を測定するという測定操作を行った
上記のような測定の結果、大気中でサンプル基板を保管した場合には、保管前に比べて抵抗値が上昇する傾向を示したのに対して、真空チャンバでサンプル基板を保管した場合には、保管前に比べて抵抗値が下降する傾向を示すと共に、抵抗値の変動幅が小さかった。
このように大気中での保管では、感温抵抗体膜が、大気中の酸素や水分を吸蔵するために、真空チャンバでの真空保管に比べて、抵抗値の変動が大きい。
水分による影響を評価するために、上記のように250℃のオーブンで繰り返し加熱したサンプル基板を、250℃のオーブンに代えて、温度が85℃で湿度が85%のオーブンに1時間投入し、その後、オーブンから取り出し、取り出したサンプル基板の温度が、室温まで低下した時点で抵抗値を測定した。その結果、250℃のオーブンの場合に比べて、温度が85℃で湿度が85%のオーブンの場合の方が、抵抗値の変動が大きかった。このように感温抵抗体膜が、水分を吸蔵して抵抗値が大きく変動することが分る。
なお、感温抵抗体膜及び電極膜上に保護膜を形成し、感温抵抗体膜及び電極膜が露出しないように構成した薄膜サーミスタも、感温抵抗体膜及び電極膜を真空封止した構成に比べて、抵抗値の変動が大きかった。
以上のように本実施形態によれば、感温抵抗体膜5及び電極膜6が、ベース2とリッド3との間の内部空間に気密に真空封止されているので、感温抵抗体膜5及び電極膜6が大気中の酸素や水分を吸蔵して抵抗値等の特性が変動するのを抑制することができる。
(実施形態2)
図6は、本発明の他の実施形態に係る薄膜サーミスタの図2に対応する概略断面図であり、図7は図6のベース2aの接合面を示す概略平面図であり、図8は図6のリッド3aの接合面を示す概略平面図である。
上記実施形態では、感温抵抗体膜5及び電極膜6,6は、ベース2の接合面に形成され、凹部11は、リッド3の接合面に形成されたが、この実施形態では、上記実施形態とは逆に、感温抵抗体膜5及び電極膜6,6は、図8に示すように、リッド3aの接合面に形成され、凹部11aは、図7に示すように、ベース2aの接合面に形成されている。
すなわち、リッド3aの接合面上には、図8に示すように、平面視矩形の感温抵抗体膜5が形成され、この感温抵抗体膜5上に、一対の電極膜6,6が形成されている。各電極膜6,6からは、引出し電極61a,61aがそれぞれ延出されている。
また、リッド3aの接合面上には、ベース2aに、リッド3aを接合して封止するための接合部としての封止用接合パターン12が、リッド3aの全周に亘って、その外周縁に沿うように矩形環状に形成されている。
ベース2aの接合面には、図7に示すように、リッド3aの感温抵抗体膜5及び一対の電極膜6,6が形成された領域よりもやや広い領域に対応して、窪んだ矩形の凹部11aが形成されている。
ベース2aの接合面上には、ベース2aを、リッド3aに接合して封止するための接合部としての封止用接合パターン7が、ベース2aの全周に亘って、その外周縁に沿うように矩形環状に形成されている。
また、ベース2aの接合面上には、封止用接合パターン7と凹部11aとの間に、封止部としての封止用接合パターン13a,13aがそれぞれ形成されている。この封止用接合パターン13a,13aは、リッド3aの引出し電極61a,61aにそれぞれ対応する位置に形成されている。各封止用接合パターン13a,13aの中央部には、接合面と底面との両主面間を貫通する一対の貫通電極9,9がそれぞれ形成されている。
リッド3aの各引出し電極61a,61aは、ベース2aの接合面の各封止用接合パターン13a,13a及び各貫通電極9,9を介して、ベース2a底面の各外部接続端子8,8に電気的に接続される。
また、リッド3aの各引出し電極61a,61aとベース2aの各封止用接合パターン13a,13aとの接合によって、貫通電極9,9が封止される、すなわち、貫通電極9,9,の貫通孔が閉塞される。
その他の構成は、上記実施形態1と同様である。
(実施形態3)
図9は、本発明の更に他の実施形態に係る薄膜サーミスタの図2に対応する概略断面図である。この実施形態の薄膜サーミスタ1bでは、上記実施形態1と同様に、ベース2bに、感温抵抗体膜5及び一対の電極膜6,6が形成されている。
この実施形態では、ベース2bの貫通電極9には、封止樹脂14を充填して貫通電極9を封止している、すなわち、貫通電極9の貫通孔を閉塞している。このように封止樹脂14によって貫通電極9を閉塞しているので、図10のリッド3bの接合面の平面図に示されるように、リッド3bには、上記実施形態1の図5に示される封止用接合パターン13は形成されておらず、その分、窪んだ凹部11bが、外方へ広く形成されている。
その他の構成は、上記実施形態1と同様である。
(実施形態4)
図11は、本発明の更に他の実施形態に係る薄膜サーミスタの概略断面図であり、図12は、図11のリッドを外した状態の平面図である。
この実施形態の薄膜サーミスタ21は、感温抵抗体膜22及び電極膜23が形成されたサーミスタ基板24と、このサーミスタ基板24を収納する収納凹部25を有するベース26と、シールリング27を介してベース26に接合されて、収納凹部25を気密に封止する蓋体としてのリッド28とを備えている。
サーミスタ基板24は、平面視矩形の絶縁性基板29上の全面に、感温抵抗体膜22が形成され、この感温抵抗体膜22上に、間隔を空けて対向する一対の電極膜23,23が形成されたものである。
絶縁性基板29は、例えば、ATカット水晶板からなり、感温抵抗体膜22及び電極膜23は、上記各実施形態の感温抵抗体膜5及び電極膜6と同様の材料からなる。
ベース26は、平面視矩形であり、アルミナ等のセラミック材料からなり、セラミックグリーンシートを積層して上部が開口した凹状に一体焼成して構成されている。
リッド28は、例えばコバールなどの金属からなり、矩形の平板となっている。このリッド28は、矩形環状のシールリング27によって、ベース26の開口の周縁部にシーム溶接などで接合され、平面視矩形の収納凹部25が気密に封止される。この接合は、真空雰囲気中、または、窒素ガス等の不活性ガス雰囲気中、この例では、真空雰囲気中で行われ、収納凹部25は、真空封止される。
ベース26の収納凹部25の一方の短辺寄りの角部近傍の底面には、サーミスタ基板24の各電極膜23,23が接続されるサーミスタ搭載用パッド30,30が形成されている。サーミスタ基板24は、一方の短辺の2つの角部が、導電性接着剤32,32によって各サーミスタ搭載用パッド30,30にそれぞれ接合されている。これによって、サーミスタ基板24の電極膜23,23が、各サーミスタ搭載用パッド30,30に電気的機械的に接続される。
各サーミスタ搭載用パッド30,30は、ベース26の内部に形成された図示しない導体配線パターンによって、ベース26の外底面に形成された外部接続端子31,31にそれぞれ接続されている。
この実施形態の薄膜サーミスタ21では、感温抵抗体膜22及び電極膜23が形成されたサーミスタ基板24は、ベース26とリッド28との接合によって、気密に真空封止された収納凹部25に収納されているので、感温抵抗体膜5及び電極膜6が大気中の酸素や水分を吸蔵して抵抗値等の特性が変動するのを抑制することができる。
なお、サーミスタ基板24とベース26との接続は、導電性接着剤32,32に限らず、半田やワイヤーボンディングなどで接続してもよい。
(実施形態5)
上記各実施形態では、薄膜サーミスタについて説明したが、この実施形態では、圧電デバイスとして、温度センサ内蔵の水晶振動子(圧電振動子)に適用して説明する。
図13は、本発明の一実施形態に係る温度センサ内蔵の水晶振動子の概略断面図である。
この実施形態の温度センサ内蔵の水晶振動子41は、上下に第1,第2収納凹部42,43を有するベース44と、第1収納凹部42に収納された水晶振動片45と、第2収納凹部43に収納された上記図1の薄膜サーミスタ1と、シールリング49を介してベース44に接合されて、水晶振動片45が収納された第1収納凹部42を気密に封止する蓋体としてのリッド46とを備えている。
この実施形態では、水晶振動片45と薄膜サーミスタ1とが、上下の別空間に収納されるものであって、ベース44の断面形状が略H型のパッケージ構造となっている。
ベース44は、平面視矩形であり、アルミナ等のセラミック材料からなり、セラミックグリーンシートを積層して上下が開口した断面H状に一体焼成して構成されている。
リッド46は、例えばコバールなどの金属からなり、矩形の平板となっている。このリッド46は、矩形環状のシールリング49によって、ベース44の上部開口の周縁部にシーム溶接などで接合され、第1収納凹部42が気密に封止される。この接合は、真空雰囲気中、または、窒素ガス等の不活性ガス雰囲気中、この例では、真空雰囲気中で行われ、第1収納凹部42は、真空封止される。
上側の第1収納凹部42の内底面の一端側には、水晶振動片45の一対の励振電極(図示せず)が接続される一対の水晶搭載用パッド47が並列して形成されている。当該水晶搭載用パッド47に、導電性接着剤48によって水晶振動片45の一端側が、電気的機械的に接続される。
下側の第2収納凹部43の内底面には、薄膜サーミスタ1が搭載される一対のサーミスタ搭載用パッド(図示せず)が、形成されている。この一対のサーミスタ搭載用パッドには、例えば、半田によって薄膜サーミスタ1の底面の外部接続端子8が電気的機械的に接続される。
ベース44の外底面の4隅の各々には、当該温度センサ内蔵の水晶振動子41を外部の回路基板に実装するための実装用端子50が形成されている。これら4つの実装用端子50は、外部の回路基板と半田等によって接合される端子である。
4つの実装用端子50のうち、2つの実装用端子50は、ベース44内部の導体配線パターン及び水晶搭載用パッド47を介して水晶振動片45の一対の各励振電極と電気的に接続されている。残りの2つの実装用端子50は、ベース44内部の導体配線パターン及びサーミスタ搭載用パッドを介して薄膜サーミスタ1の2つの外部接続端子8とそれぞれ電気的に接続されている。すなわち、2つの実装用端子50は、水晶振動片用の実装用端子であり、他の2つの実装用端子50は、薄膜サーミスタ用の実装用端子となっている。
なお、薄膜サーミスタ1は、上記図6または図9の薄膜サーミスタ1a,1bとしてもよい。
(実施形態6)
上記図13の温度センサ内蔵の水晶振動子41では、薄膜サーミスタ1を、水晶振動片45とは別の空間に収納したが、本発明の他の実施形態として、図14に示されるように、ベース60の同一の収納凹部65に収納するようにしてもよい。
この場合、収納凹部65は、真空あるいは窒素等の不活性ガスによって気密に封止されるので、薄膜サーミスタ1に代えて、感温抵抗体膜5及び電極膜6が形成されたベース2のみを収納するように構成してもよく、あるいは、上記図11のサーミスタ基板24を収納するように構成してもよい。なお、収納凹部65に、薄膜サーミスタ1等を収納するようにしてもよい。また、図14では、収納凹部65には、水晶振動片45と、ベース2やサーミスタ基板24等とを水平方向に並列に配置したが、例えば、収納凹部65の底面に、ベース2やサーミスタ基板24等を収納し、ベース2やサーミスタ基板24等の鉛直上方に水晶振動片45を位置させる、すなわち、水晶振動片45の鉛直下方に、ベース2やサーミスタ基板24等を位置させるように上下方向に配置してもよい。
その他の構成は、図13の実施形態と同様である。
(その他の実施形態)
絶縁性基板は、水晶基板に限らず、ガラス基板などであってもよい。
電極膜は、矩形に限らず、櫛形としてもよい。
圧電デバイスとしては、温度センサ内蔵の圧電振動子に限らず、例えば、温度センサ内蔵の圧電発振器等であってもよい。
1,1a,1b,21 薄膜サーミスタ
2,2a,2b,26,44,60 ベース
3,3a,3b,28,46 リッド
5 感温抵抗体膜
6 電極膜
7,12,13 封止用接合パターン
8 外部接続端子
9 貫通電極
11,11a,11b 収納凹部
41 温度センサ内蔵水晶振動子

Claims (12)

  1. 感温抵抗体膜及び電極膜が形成された絶縁性の基板を備え、
    少なくとも前記感温抵抗体膜及び前記電極膜が、パッケージの内部空間に気密に封止されている、
    ことを特徴とする薄膜サーミスタ。
  2. 前記内部空間は、真空にされ、又は、不活性ガスが充填されている、
    請求項1に記載の薄膜サーミスタ。
  3. 前記パッケージは、前記基板が収納される収納凹部を有するベースと、該ベースに接合されて、前記収納凹部を気密に封止して前記内部空間を形成する蓋体とを備える、
    請求項1または2に記載の薄膜サーミスタ。
  4. 前記基板を第1基板として備えると共に、前記第1基板とは異なる第2基板を備え、
    前記第1基板及び前記第2基板の両基板が接合されて、前記パッケージが構成されていると共に、前記両基板間に、前記感温抵抗体膜及び前記電極膜を気密に封止する前記内部空間が形成されている、
    請求項1または2に記載の薄膜サーミスタ。
  5. 前記両基板は、互いに接合される側の面に、前記両基板の接合状態における平面視で、前記感温抵抗体膜及び前記電極膜を囲むように形成された環状の接合部をそれぞれ有し、前記両基板の前記接合部が互いに接合されて、前記内部空間が形成されている、
    請求項4に記載の薄膜サーミスタ。
  6. 前記両基板の少なくとも一方の基板には、前記環状の前記接合部によって囲まれる領域内に凹部が形成されている、
    請求項5に記載の薄膜サーミスタ。
  7. 前記両基板の一方の基板が、外部接続端子を有するベースであり、他方の基板が、前記ベースに接合される蓋体である、
    請求項4ないし6のいずれか一項に記載の薄膜サーミスタ。
  8. 前記ベースは、その厚み方向に貫通して、前記電極膜と前記外部接続端子とを電気的に接続する貫通電極を有する、
    請求項7に記載の薄膜サーミスタ。
  9. 前記ベース又は前記蓋体は、前記貫通電極に電気的に接続された前記電極膜から延出された引出し電極に接合されて、前記貫通電極を封止する封止部を有する、
    請求項8に記載の薄膜サーミスタ。
  10. 前記貫通電極は、封止材が充填されて封止されている、
    請求項8に記載の薄膜サーミスタ。
  11. 前記感温抵抗体膜が、窒素および酸素を含有成分として含むクロム膜にて構成される、
    請求項1ないし10のいずれか一項に記載の薄膜サーミスタ。
  12. 前記請求項1ないし11のいずれか一項に記載の前記薄膜サーミスタと、
    圧電振動子とを備える、
    ことを特徴とする圧電デバイス。
JP2019012917A 2019-01-29 2019-01-29 薄膜サーミスタ及び圧電デバイス Pending JP2020123608A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019012917A JP2020123608A (ja) 2019-01-29 2019-01-29 薄膜サーミスタ及び圧電デバイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019012917A JP2020123608A (ja) 2019-01-29 2019-01-29 薄膜サーミスタ及び圧電デバイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020123608A true JP2020123608A (ja) 2020-08-13

Family

ID=71992945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019012917A Pending JP2020123608A (ja) 2019-01-29 2019-01-29 薄膜サーミスタ及び圧電デバイス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020123608A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023085238A1 (ja) * 2021-11-09 2023-05-19 株式会社大真空 サーミスタ付き水晶振動デバイス

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005268633A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Cmk Corp めっきスルーホールの封止方法
JP2009005117A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Daishinku Corp 表面実装型圧電振動デバイス
JP2009182873A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Daishinku Corp 圧電振動デバイスの製造方法および圧電振動デバイス
JP2014229762A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 アズビル株式会社 センサ装置の製造方法
JP2015220328A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 三菱マテリアル株式会社 サーミスタ用金属窒化物材料及びその製造方法並びにフィルム型サーミスタセンサ
JP2016129288A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 セイコーエプソン株式会社 電子デバイス、電子機器及び移動体
JP2018207104A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 大日本印刷株式会社 貫通電極基板及びその製造方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005268633A (ja) * 2004-03-19 2005-09-29 Cmk Corp めっきスルーホールの封止方法
JP2009005117A (ja) * 2007-06-22 2009-01-08 Daishinku Corp 表面実装型圧電振動デバイス
JP2009182873A (ja) * 2008-01-31 2009-08-13 Daishinku Corp 圧電振動デバイスの製造方法および圧電振動デバイス
JP2014229762A (ja) * 2013-05-23 2014-12-08 アズビル株式会社 センサ装置の製造方法
JP2015220328A (ja) * 2014-05-16 2015-12-07 三菱マテリアル株式会社 サーミスタ用金属窒化物材料及びその製造方法並びにフィルム型サーミスタセンサ
JP2016129288A (ja) * 2015-01-09 2016-07-14 セイコーエプソン株式会社 電子デバイス、電子機器及び移動体
JP2018207104A (ja) * 2017-05-30 2018-12-27 大日本印刷株式会社 貫通電極基板及びその製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023085238A1 (ja) * 2021-11-09 2023-05-19 株式会社大真空 サーミスタ付き水晶振動デバイス
TWI838947B (zh) * 2021-11-09 2024-04-11 日商大真空股份有限公司 附有熱敏電阻的晶體振動裝置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5756712B2 (ja) 水晶デバイス
TWI649963B (zh) Crystal vibration element
JP6885338B2 (ja) 圧電振動デバイス
JP7505564B2 (ja) 恒温槽型圧電発振器
JP2010035078A (ja) 圧電発振器
JP2020123608A (ja) 薄膜サーミスタ及び圧電デバイス
JP6756325B2 (ja) 圧電振動デバイス
JP2015186226A (ja) 圧電デバイス
JPWO2020137830A1 (ja) 圧電振動デバイス
JP5188932B2 (ja) 圧電発振器
JP2010035077A (ja) 圧電発振器
JP2008252836A (ja) 圧電発振器
JP2021158586A (ja) 圧電発振器
JP2010011267A (ja) 圧電発振器
WO2024111495A1 (ja) 薄板サーミスタおよび薄板サーミスタ搭載型圧電振動デバイス
WO2024111494A1 (ja) 薄板サーミスタおよび薄板サーミスタ搭載型圧電振動デバイス
JP7435132B2 (ja) 圧電発振器
JP2020104229A (ja) Memsデバイス
WO2023136156A1 (ja) 圧電振動デバイス
WO2023145483A1 (ja) 圧電振動子及び圧電振動デバイス
JP6604071B2 (ja) 圧電振動デバイス
JP7435150B2 (ja) 圧電発振器
WO2023085238A1 (ja) サーミスタ付き水晶振動デバイス
JP5210077B2 (ja) 圧電発振器
JP5188933B2 (ja) 圧電発振器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220617

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221221

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230530