JP2020117193A - 車両用内装部材及び該車両用内装部材を備えた車両用ドア - Google Patents

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Abstract

【課題】組み付け精度の悪化が抑制された車両用内装部材を提供する。【解決手段】車両用内装部材10は、ベース部20と、ベース部を覆うように取り付けられるガーニッシュ部30と、を備え、ベース部は、ベース本体21と、ベース本体に設けられガーニッシュ部の端部31の第1面31aに当接する当接部22と、当接部に対向するようベース本体に設けられ第1面の略反対側にある第2面31bに当接して第1面側にガーニッシュ部の端部を付勢するよう弾性変形可能に設けられた可撓部23と、を有する。ガーニッシュ部の端部は、当接部と可撓部とにより挟持される。ベース本体、当接部及び可撓部は一体成形されている。それにより組み付け精度の悪化が抑制される。【選択図】図4

Description

本発明は、車両用内装部材及び該車両用内装部材を備えた車両用ドアに係り、特に、ガーニッシュ部を有する車両用内装部材及び該車両用内装部材を備えた車両用ドアに関する。
車両用ドアにおいて、例えば特許文献1に開示されているように、外周面に表皮が貼り付けられたクッション材をドア部材に固定するための構造が知られている。特許文献1に開示される車両用ドアでは、クッション材の先端にはU字状の差し込み片が取り付けられており、この差込片がインナーパネルとウェザーストリップとの間に挿入されている。ウェザーストリップにはリップ片が設けられており、このリップ片と差込片とが弾性変形することによって、クッション材が固定されている。
実開昭59−105514号公報
しかしながら、特許文献1に記載の車両用ドアでは、クッション材をインナーパネルとウェザーストリップとの2つの部材で挟んでいるため、製造誤差等によって組み付け精度が悪化するおそれがあった。
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、組み付け精度の悪化が抑制された車両用内装部材及び該車両用内装部材を備えた車両用ドアを提供することを目的とする。
前記課題は、車両の内部に設けられる車両用内装部材であって、ベース部と、該ベース部を覆うように取り付けられるガーニッシュ部と、を備え、前記ベース部は、ベース本体と、該ベース本体に設けられ前記ガーニッシュ部の端部の第1面に当接する当接部と、前記当接部に対向するよう前記ベース本体に設けられ前記第1面の略反対側にある第2面に当接して前記第1面側に前記ガーニッシュ部の前記端部を付勢するよう弾性変形可能に設けられた可撓部と、を有し、前記ガーニッシュ部の前記端部を前記当接部と前記可撓部とにより挟持し、前記ベース本体、前記当接部及び前記可撓部は一体成形されていることにより解決される。
本発明に係る車両用内装部材は、ベース部のベース本体、当接部及び可撓部が一体成形されているため、製造誤差等による組み付け精度の悪化が抑制される。また、弾性変形可能に設けられた可撓部により、ガーニッシュ部の端部を付勢しつつガーニッシュ部の端部を当接部と可撓部とにより挟持している。そのため、例えばガーニッシュ部の端部の厚みが変更された場合でも、ベース部を交換することなく、変更されたガーニッシュ部を取り付けることが可能である。また、可撓部がガーニッシュ部の端部を付勢するため、当接部とガーニッシュ部の端部との間に隙間が発生するのが抑制される。
また、上記の車両用内装部材に関して好適な構成を述べると、前記可撓部は、前記当接部より前記車両の幅方向内側に配置されてよい。
ベース部の可撓部が、当接部より車両の幅方向内側に配置されることにより、当接部の大きさをより小さくして見栄えを向上させることができる。
また、上記の車両用内装部材に関して好適な構成を述べると、前記可撓部は、前記ガーニッシュ部が前記ベース部に取り付けられたとき、前記ガーニッシュ部の前記第2面に向けて突出するよう設けられた凸部を有し、前記凸部が前記ガーニッシュ部材の前記第2面に当接して前記ガーニッシュ部材の前記端部を付勢してもよい。
可撓部に凸部を設けることにより、単純な構造でガーニッシュ部を付勢することが可能になる。
また、上記の車両用内装部材に関して好適な構成を述べると、前記ベース本体の端部において前記当接部を支持し、前記ガーニッシュ部が前記ベース部に取り付けられたとき、前記ガーニッシュ部の前記端部の先端が当接する壁部を有してもよい。
このような構成にすることで、ガーニッシュ部を取り付ける位置決め精度がさらに向上する。
また、上記の車両用内装部材に関して好適な構成を述べると、前記当接部の前記車両の幅方向の長さは、前記可撓部の前記車両の幅方向の長さより小さくてよい。
このような構成にすることで、当接部が外出する面積が減少し見栄えを向上させることができる。
また、上記の車両用内装部材に関して好適な構成を述べると、前記可撓部は、前記ベース本体に形成された孔部の内部において、前記可撓部の一部が前記ベース本体に接続された状態で設けられていて、前記可撓部と前記ベース本体との間には所定間隔で隙間が形成されていてもよい。
このような構成にすることで、可撓部とベース本体との干渉が抑制され異音等が発生する事態を抑制できる。
また、上記の車両用内装部材に関して好適な構成を述べると、前記車両の前後方向において、前記孔部の長さは前記可撓部の長さより大きくしてもよい。
このような構成にすることで、可撓部とベース本体との干渉が抑制され異音等の発生する事態を抑制できる。
また、上記の車両用内装部材に関して好適な構成を述べると、前記ベース本体には、前記可撓部の先端と対向する位置に前記孔部と連続する切欠きが形成されてもよい。
このような構成にすることで、可撓部の先端とベース本体との干渉が抑制され異音等の発生する事態を抑制できる。
また、上記の車両用内装部材に関して好適な構成を述べると、前記ガーニッシュ部が前記ベース部に取り付けられたとき、前記ガーニッシュ部の前記第1面と前記当接部の上面とが面一になるよう形成されていてもよい。
このような構成にすることで、見栄えを向上させることができる。
また、車両用ドアは、上記車両用内装部材を備えてよい。それにより、組み付け精度の悪化が抑制された車両用内装部材を備えることができる。また、例えばベース部を変更することなく、車両のグレードに応じたガーニッシュ部を取り付けることができる。
本発明によれば、車両用内装部材のベース部のベース本体、当接部及び可撓部が一体成形されているため、製造誤差等による組み付け精度の悪化が抑制される。また、弾性変形可能に設けられた可撓部により、ガーニッシュ部を付勢してガーニッシュ部の端部を当接部と可撓部とにより挟持している。そのため、ガーニッシュ部の端部の厚みが変更された場合でも、ベース部を交換することなく、変更されたガーニッシュ部を取り付けることが可能であり、また、当接部とガーニッシュ部の端部との間に隙間が発生するのを抑制する。
また、ベース部の可撓部が、当接部より車両の幅方向内側に配置されることにより、当接部の大きさをより小さくして見栄えを向上させることができる。
また、可撓部に凸部を設けることにより、簡単な構成で可撓部を実現することが可能になる。
また、ベース本体の端部においてガーニッシュ部材の端部先端が当接する壁部を有することで位置決め精度がさらに向上する。
また、当接部の車両の幅方向の長さを可撓部の長さより小さくすることで、見栄えを向上させることができる。
また、可撓部が、ベース本体に形成された孔部の内部に設けられ可撓部とベース本体との間に所定間隔で隙間が形成されることにより、可撓部とベース本体との干渉が抑制され異音等の発生する事態を抑制できる。
また、車両の前後方向において、孔部の長さは可撓部の長さより大きいことにより、可撓部とベース本体との干渉が抑制され異音等の発生する事態を抑制できる。
また、ガーニッシュ部の第1面と当接部の上面とが面一になることで、見栄えを向上させることができる。
また、車両用ドアが本発明の車両用内装部材を備えることで、組み付け精度の悪化が抑制された車両用内装部材を備えることができる。また、ベース部を変更することなく、車両のグレードに応じたガーニッシュ部を取り付けることができる。
本実施形態に係る車両用内装部材を備えるドアの側面を示す側面図である。 上部内装部材を示す斜視図である。 図2の部分Aを拡大して示す部分拡大斜視図である。 図1のIV−IV線に沿った断面図であり、ガーニッシュ部材の端部をベース部材の溝部に挿入した状態を示す図である。 図1のIV−IV線に沿った断面図であり、表皮部を有するガーニッシュ部材の端部をベース部材の溝部に挿入した状態を示す図である。 可撓部の別例を示す図である。
以下、本発明の第一実施形態に係る車両用内装部材について、図1〜図6を参照しながら説明する。
なお、図1及び図2に示す矢印のように車両の走行方向が前方側となり、その反対側を後方側とする。「ドアの幅方向」とは、車両の幅方向と同じ方向であり、車両用ドアDの内側から外側の方向を意味する。また、「上下方向」とは車両用ドアDの高さ方向を意味し、図1に示すように車両用ドアDを側面から見たときの上下方向と一致する。
本実施形態では、車両用内装部材として車両用ドアDの内装の一部として取り付けられるアッパーベース10について説明するが、これに限らず、さまざまな内装部材に応用することが可能である。例えば、ガーニッシュが取り付けられたアームレスト、ピラー、フロントのインパネ、シートバック等にも適用可能である。
車両用ドアDは車両に設けられるドアであり、窓2と、窓2の下方に配置されたインナーパネルIPにドア内装材1が取り付けられている。ドア内装材1は、上側に配置されるアッパーベース10と、下側に配置されるロアーベース11と、ロアーベース11から車両の内側に突設されるアームレスト12とを備える。アームレスト12の上面にはパワーウインドウスイッチ等のスイッチ類が装着されている(不図示)。また、アッパーベース10の下方にドアハンドル13が設けられている。
本実施形態の車両用内装部材であるアッパーベース10は、図2に示すように、ベース部20と、ベース部20を覆うように取り付けられるガーニッシュ部30と、を備える。ガーニッシュ部30はアッパーベース10において装飾のために表出する部分であり、グレードに応じて樹脂のみで形成され表面に絞加工されたものや、その表面に表皮がつけられたものがある。ガーニッシュ部30の内面側には複数のボス部32が設けられていて、ネジ等によりベース部20に固着される。
ベース部20は、車両用ドアDのインナーパネルIPに直接取り付けられる部材である。ベース部20は、ベース本体21と、ベース本体21の上方端部に設けられ、ガーニッシュ部30が取り付けられた際にガーニッシュ部30の上方端部31の表面31a(第1面)と当接する当接部22を備える(図4参照)。また、ベース部20は、当接部22に対向するようベース本体21に設けられ表面31aの略反対側にあるガーニッシュ部30の背面31b(第2面)に当接して、表面31a側にガーニッシュ部30の上方端部31を付勢するよう、弾性変形可能に設けられた可撓部23を有する。
ベース部20は、図2に示すように、後述するガーニッシュ部30の内面側に設けられたボス部32を取り付ける取付け部29を複数個備えている。
可撓部23は、図3に示すようにガーニッシュ部30がベース部20に取り付けられたとき、ガーニッシュ部30の背面31bに向けて突出するよう設けられた凸部24を有する。また、可撓部23は等間隔で複数個配置されていて、本実施形態において複数の可撓部23は約80mmのピッチPで配置されている。
図4に示すように、ガーニッシュ部30の上方端部31は、当接部22と可撓部23との間に、幅方向(図4のA方向)に挿入される。当接部22と可撓部23との距離は、ガーニッシュ部30の厚さより小さくなるよう形成されており、挿入されることにより、可撓部23の凸部24がガーニッシュ部30の背面31bに当接して、可撓部23が下方(図4のB方向)に撓む。それにより、ガーニッシュ部30の上方端部31が当接部22側に付勢され、ガーニッシュ部30の上方端部31が当接部22と可撓部23とにより挟持されるようになる。
ガーニッシュ部30の上方端部31は、可撓部23により付勢されることから、当接部22と上方端部31との間に隙間が発生することがない。
また、図2に示すように、アッパーベース10のベース部20はポリプロピレン等の硬質樹脂から形成され、ベース本体21、当接部22及び可撓部23は一体成形されている。そのため、製造誤差等による組み付け精度の悪化が抑制される。
なお、図4及び図5に示すようにベース部20の内部には、後述するウェザーストリップ40を保持するための保持部28が設けられている。
また、図4に示すガーニッシュ部30はポリプロピレン等の硬質樹脂のみから形成されているが、車両のグレードに応じて、表皮層が設けられたガーニッシュ部530が取り付けられる場合がある。図5に示す、ガーニッシュ部530は、芯材532と、塩化ビニル樹脂レザー等からなる表皮層533と、ポリエチレンフォーム等の裏打ち層534とを備える。そのため、図4に示すガーニッシュ部30と比較して厚みが大きくなる。
本実施形態のアッパーベース10のベース部20では、図5に示すように可撓部23をさらに下方(図5のB方向)に撓ませることにより、当接部22と可撓部23との間の距離が広がり、表皮層533が設けられたガーニッシュ部530を取り付けることが可能となっている。
この場合においても、可撓部23がガーニッシュ部530を付勢することから、ガーニッシュ部530の上方端部531と、当接部22との間に隙間が発生することがない。また、ウェザーストリップ40との合わせ方が同じで見た目では変化することがない。そのため、車両のグレードを後から上げる場合であっても、アッパーベース10のベース部20はそのままでガーニッシュ部30、530を交換するだけでよく、車両用ドアDの内装をすべて交換しなくてよい。
また、図2及び図3に示すように、可撓部23は、当接部22よりも車両の幅方向内側に配置される。また、当接部22の幅方向の長さL1は、可撓部23の幅方向の長さL2より小さい。これにより、ガーニッシュ部30を取り付けたとき、当接部22が表出する面積が小さくなり、ガーニッシュ部30の表面をより広く見せることができ、見栄えが向上する。
また、図2及び図3に示すように、ベース本体21の上方端部に、当接部22を支持する壁部21aが設けられている。図4に示すように、ガーニッシュ部30をベース部20に取り付けたとき、壁部21aにガーニッシュ部30の上方端部31の先端が当接することで、ガーニッシュ部30の位置決め精度が向上される。
また、図2及び図3に示すように、可撓部23は、ベース本体21に形成された孔部25の内部に設けられていて、可撓部23の一部(接続部23a)がベース本体21に接続されている。そして、可撓部23とベース本体21との間には所定間隔Tで隙間26が形成されている。換言すると、車両の前後方向における孔部25の長さW0が、可撓部23の長さW1より大きくなるように孔部25が形成されている。また、ベース本体21の壁部21aの可撓部23の先端と対向する部分において、孔部25と連続する切欠き27が形成されている。そのため、可撓部23が撓むとき、可撓部23とベース本体21との干渉が抑制され、それにより異音の発生が抑制される。
また、図4に示すように、ガーニッシュ部30をベース部20に取り付けたとき、当接部22の上面部22aは、ガーニッシュ部30の表面31aと面一になるよう形成されている。また、図5に示すように、表皮層533が貼り付けられたガーニッシュ部530をベース部20に取り付けた場合においても、当接部22の上面部22aは、ガーニッシュ部530の表面531aと面一になるよう形成されている。面一にすることで段差がなくなり、ガーニッシュ部30、530を取り付けた場合の見栄えを向上させることできる。
図2から図5に示す可撓部23は、全体的にベース本体21よりせり上がった凸部24を備えていたが、図6に示すベース部620の可撓部623のように、凸部624は可撓部623の先端において爪状に形成されてもよい。可撓部623は、ベース本体621に形成された孔部625の内部に設けられる。可撓部623の凸部624は接続部623aによりベース本体621と接続される。ガーニッシュ部30の背面31bに凸部624が引っ掛かることで、ガーニッシュ部30の上方端部31が当接部22から抜けることが抑制される。ガーニッシュ部30の上方端部31は当接部622と可撓部623とにより挟持される。
また、図4及び図5に示すように、車両用ドアDのインナーパネルIPの上側縁部には、窓2のガラス用シールであるウェザーストリップ40が取り付けられている。ウェザーストリップ40は合成樹脂からなる。ウェザーストリップ40は、窓ガラスと弾接するシールリップ部41と、アッパーベース10のベース部20と弾接する頂壁リップ部42と、インナーパネルIPと弾接するリップ部43と、を備える。また、ウェザーストリップ40は、アッパーベース10のベース部20の保持部28に保持される支持片44を備える。
ガーニッシュ部30の内部には、ガーニッシュ部30をベース部20の取付け部29に取り付けるためのボス部32が複数個等間隔で配置されている。ボス部32の中央部には固着部材を配設するための孔が形成されている。図4に示すように、ガーニッシュ部30を取り付ける際、ボス部32の孔33に固着部材としてのタッピングネジ34が取付け部29を通して締め込まれることにより、ガーニッシュ部30がベース部20に固着される。
上記実施形態では、具体例として自動車に用いられる車両用内装部材について説明したが、特に限定されることなく、電車、バス等の内装部材のほか、飛行機、船等の内装部材としても利用することができる。また、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。特に、ベース部の当接部及び可撓部の形状、配置及び構成について、上記の実施形態にて説明したものは、あくまで一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。また、車両用内装部材は、車両のフロントドアに取り付けられるものを例として説明したが、後部座席に乗降するためのバックドア、荷室の扉に適用されてもよい。
D 車両用ドア
IP インナーパネル
1 ドア内装材
2 窓
10 アッパーベース
11 ロアーベース
12 アームレスト
13 ドアハンドル
20、620 ベース部
21、621 ベース本体
21a 壁部
22、622 当接部
23、623 可撓部
23a、623a 接続部
24、624 凸部
25、625 孔部
26 隙間
27 切欠き
28 保持部
29 取付け部
30、530 ガーニッシュ部
31、531 上方端部(端部)
31a 表面(第1面)
31b 背面(第2面)
32 ボス部
34 タッピングネジ
532 芯材
533 表皮層
534 裏打ち層
40 ウェザーストリップ
41 シールリップ部
42 頂壁リップ部
43 リップ部
44 支持片

Claims (10)

  1. 車両の内部に設けられる車両用内装部材であって、
    ベース部と、
    該ベース部を覆うように取り付けられるガーニッシュ部と、を備え、
    前記ベース部は、ベース本体と、該ベース本体に設けられ前記ガーニッシュ部の端部の第1面に当接する当接部と、前記当接部に対向するよう前記ベース本体に設けられ前記第1面の略反対側にある第2面に当接して前記第1面側に前記ガーニッシュ部の前記端部を付勢するよう弾性変形可能に設けられた可撓部と、を有し、前記ガーニッシュ部の前記端部を前記当接部と前記可撓部とにより挟持し、
    前記ベース本体、前記当接部及び前記可撓部は一体成形されていることを特徴とする車両用内装部材。
  2. 前記可撓部は、前記当接部より前記車両の幅方向内側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用内装部材。
  3. 前記可撓部は、前記ガーニッシュ部が前記ベース部に取り付けられたとき、前記ガーニッシュ部の前記第2面に向けて突出するよう設けられた凸部を有し、前記凸部が前記ガーニッシュ部の前記第2面に当接して前記ガーニッシュ部の前記端部を付勢することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用内装部材。
  4. 前記ベース本体の端部において前記当接部を支持し、前記ガーニッシュ部が前記ベース部に取り付けられたとき、前記ガーニッシュ部の前記端部の先端が当接する壁部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の車両用内装部材。
  5. 前記当接部の前記車両の幅方向の長さは、前記可撓部の前記車両の幅方向の長さより小さいことを特徴とする請求項4に記載の車両用内装部材。
  6. 前記可撓部は、前記ベース本体に形成された孔部の内部において、前記可撓部の一部が前記ベース本体に接続された状態で設けられていて、前記可撓部と前記ベース本体との間には所定間隔で隙間が形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の車両用内装部材。
  7. 前記車両の前後方向において、前記孔部の長さは前記可撓部の長さより大きいことを特徴とする請求項6に記載の車両用内装部材。
  8. 前記ベース本体には、前記可撓部の先端と対向する位置に前記孔部と連続する切欠きが形成されていることを特徴とする請求項6又は7に記載の車両用内装部材。
  9. 前記ガーニッシュ部が前記ベース部に取り付けられたとき、前記ガーニッシュ部の前記第1面と前記当接部の上面とが面一になるよう形成されている、請求項1から8のいずれか一項に記載の車両用内装部材。
  10. 請求項1から9のいずれか一項に記載の車両用内装部材を備えたことを特徴とする、車両用ドア。
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